JPH0853457A - 5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロール誘導体、それらの製造およびそれらの治療薬としての利用 - Google Patents
5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロール誘導体、それらの製造およびそれらの治療薬としての利用Info
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- JPH0853457A JPH0853457A JP7110539A JP11053995A JPH0853457A JP H0853457 A JPH0853457 A JP H0853457A JP 7110539 A JP7110539 A JP 7110539A JP 11053995 A JP11053995 A JP 11053995A JP H0853457 A JPH0853457 A JP H0853457A
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- Pyrrole Compounds (AREA)
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 下記式(I):
〔式中、R1はシアノ基、C1〜4アルキル基、C
1〜4アルキルチオ基、ピリジル基などを示す〕で示さ
れる5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピ
ロール誘導体、さらにはそれらの製薬的に許容し得る酸
との付加塩。 【効果】 上記の化合物は、α2−拮抗物質およびα1
−作用物質としての薬理学的活性を示す。
1〜4アルキルチオ基、ピリジル基などを示す〕で示さ
れる5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピ
ロール誘導体、さらにはそれらの製薬的に許容し得る酸
との付加塩。 【効果】 上記の化合物は、α2−拮抗物質およびα1
−作用物質としての薬理学的活性を示す。
Description
【0001】本発明は、5,6−ジヒドロ−4H−チエ
ノ[3,4−c]ピロール誘導体、それらの製造およびそ
れらの治療薬としての利用に関する。
ノ[3,4−c]ピロール誘導体、それらの製造およびそ
れらの治療薬としての利用に関する。
【0002】本発明の化合物は、一般式(I):
【化3】 [式中、R1は、シアノ基、C1-4アルコキシ基、C1-4
アルキルチオ基、C1-4アルキルスルホニル基、ピリジ
ル基、3,4−ジメトキシフェニル基または1つあるい
は2つのアルキル基で置換されていることあるシクロプ
ロピル基のいずれかを示すか、またはCOR基(式中、
RはC1-4アルキル基、フェニル基またはピペリジル基
である)を示すか、あるいは1つまたはそれ以上のハロ
ゲン原子および/または直鎖状あるいは分枝鎖状のC
1-4アルキル基、直鎖状あるいは分枝鎖状のC1-4アルコ
キシ基もしくはCO2R'基(式中、R'は直鎖状または
分枝鎖状のC1-4アルキル基である)で置換されている
ベンジル基を示すか、もしくはナフチルメチル基を示
す]で示される。
アルキルチオ基、C1-4アルキルスルホニル基、ピリジ
ル基、3,4−ジメトキシフェニル基または1つあるい
は2つのアルキル基で置換されていることあるシクロプ
ロピル基のいずれかを示すか、またはCOR基(式中、
RはC1-4アルキル基、フェニル基またはピペリジル基
である)を示すか、あるいは1つまたはそれ以上のハロ
ゲン原子および/または直鎖状あるいは分枝鎖状のC
1-4アルキル基、直鎖状あるいは分枝鎖状のC1-4アルコ
キシ基もしくはCO2R'基(式中、R'は直鎖状または
分枝鎖状のC1-4アルキル基である)で置換されている
ベンジル基を示すか、もしくはナフチルメチル基を示
す]で示される。
【0003】本発明の化合物は、製薬的に許容し得る酸
と塩を形成するが、これも本発明の一部を成す。
と塩を形成するが、これも本発明の一部を成す。
【0004】式(I)で示される化合物は、反応式1で
示される製法により製造されるが、この製法は、式(II
I):
示される製法により製造されるが、この製法は、式(II
I):
【化4】 [式中、R1は式(I)で定義した通りである]で示さ
れる化合物を約0℃の温度下にトリフルオロ酢酸で処理
すると、式(II):
れる化合物を約0℃の温度下にトリフルオロ酢酸で処理
すると、式(II):
【化5】 で示される化合物が得られるので、N,N−ジイソプロ
ピルエチルアミンの存在下、ジメチルホルムアミドのよ
うな溶媒中で、これを2−クロロメチル−4,5−ジヒ
ドロ−1H−イミダゾールと反応させることから成る。
ピルエチルアミンの存在下、ジメチルホルムアミドのよ
うな溶媒中で、これを2−クロロメチル−4,5−ジヒ
ドロ−1H−イミダゾールと反応させることから成る。
【0005】式(III)で示される化合物自体は、置換
基R1の種類により異なる製法により、式(IV):
基R1の種類により異なる製法により、式(IV):
【化6】 で示される1,1−ジメチルエチル 5,6−ジヒドロ−
4H−チエノ[3,4−c]ピロール−5−カルボキシレ
ートから製造する。これらの製法を反応式2および3で
示す。
4H−チエノ[3,4−c]ピロール−5−カルボキシレ
ートから製造する。これらの製法を反応式2および3で
示す。
【0006】反応式2で示される製法は、式(III)で
示され、式中、R1がC1-4アルコキシ基(化合物 VI)、
ピリジル基または3,4−ジメトキシフェニル基(化合物
VII)である化合物の製造に関する。
示され、式中、R1がC1-4アルコキシ基(化合物 VI)、
ピリジル基または3,4−ジメトキシフェニル基(化合物
VII)である化合物の製造に関する。
【0007】これらの製法により、テトラヒドロフラン
のような溶媒中、式(IV)で示される化合物を約−70
℃の温度下に強塩基(例えば、式:R3Li[式中、R3は
アルキル基、特にn−ブチル基を示す]で示される化合
物)で処理した後、室温下にホウ酸トリアルキルまたは
トリアリール(例えば、ホウ酸トリメチル)で処理し、
最後は約−40℃の温度下に塩酸で処理すると、式
(V)で示される1,1−ジメチルエチル 1−ボロノ−
5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロール−
5−カルボキシレートが得られるが、これを約45℃の
温度下に過酸化水素で処理した後、室温下に式:(R
5O)2SO2[式中、R5は直鎖状または分枝鎖状のC1-4
アルキル基を示す]で示される硫酸ジアルキルで処理し
て、式(VI)[式中、R5は先に定義した通りである]
で示される化合物を得るか、またはパラジウム(0)およ
び水酸化ブチルトリメチルアンモニウムのような塩基の
存在下、メタノールのような溶媒中で、還流温度下に
式:ArX[式中、Arはピリジル基または3,4−ジメ
トキシフェニル基を示し、Xはハロゲン原子を示す]で
示されるハロゲン化物で処理して、式(VII)[式中、
Arは先に定義した通りである]で示される化合物を得
る。
のような溶媒中、式(IV)で示される化合物を約−70
℃の温度下に強塩基(例えば、式:R3Li[式中、R3は
アルキル基、特にn−ブチル基を示す]で示される化合
物)で処理した後、室温下にホウ酸トリアルキルまたは
トリアリール(例えば、ホウ酸トリメチル)で処理し、
最後は約−40℃の温度下に塩酸で処理すると、式
(V)で示される1,1−ジメチルエチル 1−ボロノ−
5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロール−
5−カルボキシレートが得られるが、これを約45℃の
温度下に過酸化水素で処理した後、室温下に式:(R
5O)2SO2[式中、R5は直鎖状または分枝鎖状のC1-4
アルキル基を示す]で示される硫酸ジアルキルで処理し
て、式(VI)[式中、R5は先に定義した通りである]
で示される化合物を得るか、またはパラジウム(0)およ
び水酸化ブチルトリメチルアンモニウムのような塩基の
存在下、メタノールのような溶媒中で、還流温度下に
式:ArX[式中、Arはピリジル基または3,4−ジメ
トキシフェニル基を示し、Xはハロゲン原子を示す]で
示されるハロゲン化物で処理して、式(VII)[式中、
Arは先に定義した通りである]で示される化合物を得
る。
【0008】反応式3で示される製法は、式(III)で
示され、式中、R1がシアノ基(化合物 IX)、C1-4アル
キルチオ基(化合物 X)、C1-4アルキルスルホニル基
(化合物XI)、RCO基[式中、RはC1-4アルキル基ま
たはフェニル基(化合物 XIII)である]、または置換あ
るいは非置換シクロプロピル基(化合物 XV)である化合
物の製造に関する。
示され、式中、R1がシアノ基(化合物 IX)、C1-4アル
キルチオ基(化合物 X)、C1-4アルキルスルホニル基
(化合物XI)、RCO基[式中、RはC1-4アルキル基ま
たはフェニル基(化合物 XIII)である]、または置換あ
るいは非置換シクロプロピル基(化合物 XV)である化合
物の製造に関する。
【0009】これらの製法により、テトラヒドロフラン
のような溶媒中、式(IV)で示される化合物を約−70
℃の温度下に強塩基(例えば、式:R3Li[式中、R3は
アルキル基、特にn−ブチル基を示す]で示される化合
物)で処理した後、得られた化合物を室温下にジメチル
ホルムアミドと反応させて、式(VIII)で示される化合
物を得、これを室温下にヒドロキシルアミンで処理した
後、カルボニルジイミダゾールで処理して、式(IX)で
示される化合物を得るか、または室温下に式:R6S
2[式中、R6はC1-4アルキル基を示す]で示される化
合物と反応させて、式(X)で示される化合物を得た
後、例えば、ペルオキシ一硫酸カリウムを用いて、これ
を室温下に酸化して、式(XI)で示される化合物を得る
か、あるいはテトラヒドロフランのような溶媒中、室温
下に式:R7(R8)C=O[式中、R7は水素原子、アル
キル基またはアリール基を示し、R8は水素原子または
アルキル基を示す]で示される化合物と反応させると、
式(XII)[式中、R7およびR8は先に定義した通りで
ある]で示される化合物が得られるが、R8が水素原子
である場合は、酢酸の存在下、この化合物を室温下に二
クロム酸ピリジニウムで処理して、式(XIII)で示され
る化合物を得、またR8がアルキル基である場合は、塩
化カルシウムの存在下、酢酸で処理して、式(XIV)
[式中、R7は先に定義した通りであり、R9は水素原子
またはアルキル基を示す]で示される化合物を得た後、
この化合物をジヨードメタンで処理して、式(XV)[式
中、R7およびR9は先に定義した通りである]で示され
る化合物を得る。
のような溶媒中、式(IV)で示される化合物を約−70
℃の温度下に強塩基(例えば、式:R3Li[式中、R3は
アルキル基、特にn−ブチル基を示す]で示される化合
物)で処理した後、得られた化合物を室温下にジメチル
ホルムアミドと反応させて、式(VIII)で示される化合
物を得、これを室温下にヒドロキシルアミンで処理した
後、カルボニルジイミダゾールで処理して、式(IX)で
示される化合物を得るか、または室温下に式:R6S
2[式中、R6はC1-4アルキル基を示す]で示される化
合物と反応させて、式(X)で示される化合物を得た
後、例えば、ペルオキシ一硫酸カリウムを用いて、これ
を室温下に酸化して、式(XI)で示される化合物を得る
か、あるいはテトラヒドロフランのような溶媒中、室温
下に式:R7(R8)C=O[式中、R7は水素原子、アル
キル基またはアリール基を示し、R8は水素原子または
アルキル基を示す]で示される化合物と反応させると、
式(XII)[式中、R7およびR8は先に定義した通りで
ある]で示される化合物が得られるが、R8が水素原子
である場合は、酢酸の存在下、この化合物を室温下に二
クロム酸ピリジニウムで処理して、式(XIII)で示され
る化合物を得、またR8がアルキル基である場合は、塩
化カルシウムの存在下、酢酸で処理して、式(XIV)
[式中、R7は先に定義した通りであり、R9は水素原子
またはアルキル基を示す]で示される化合物を得た後、
この化合物をジヨードメタンで処理して、式(XV)[式
中、R7およびR9は先に定義した通りである]で示され
る化合物を得る。
【0010】式(III)で示され、式中、R1が置換ベン
ジル基を示す化合物は、非置換ベンジル基を有する式
(III)で示される化合物の製造に関して、欧州特許出
願第93 402785.5号に記載されている製法と同
様な製法により製造する。この製法は、テトラヒドロフ
ランのような溶媒中、式(IV)で示される化合物を約−
70℃の温度下に式:R3Li[式中、R3は先に定義し
た通りである]で示される化合物で処理した後、適当な
ハロゲン化置換ベンジルで処理することから成る。
ジル基を示す化合物は、非置換ベンジル基を有する式
(III)で示される化合物の製造に関して、欧州特許出
願第93 402785.5号に記載されている製法と同
様な製法により製造する。この製法は、テトラヒドロフ
ランのような溶媒中、式(IV)で示される化合物を約−
70℃の温度下に式:R3Li[式中、R3は先に定義し
た通りである]で示される化合物で処理した後、適当な
ハロゲン化置換ベンジルで処理することから成る。
【0011】式(III)で示され、式中、R1がナフチル
メチル基を示す化合物は、ハロゲン化置換ベンジルをハ
ロゲン化ナフチルメチルで代替することで、同様な製法
により製造する。
メチル基を示す化合物は、ハロゲン化置換ベンジルをハ
ロゲン化ナフチルメチルで代替することで、同様な製法
により製造する。
【0012】式(III)で示され、式中、R1がピペリジ
ルカルボニル基を示す化合物は、カルバモイル基を有す
る式(III)で示される化合物の製造に関して、フラン
ス国特許出願第93 07538号に記載されている製
法と同様な製法により製造する。この製法は、縮合剤の
存在下、式(III)で示され、式中、R1がカルボキシル
基を示す化合物をピペリジンで処理することから成る。
ルカルボニル基を示す化合物は、カルバモイル基を有す
る式(III)で示される化合物の製造に関して、フラン
ス国特許出願第93 07538号に記載されている製
法と同様な製法により製造する。この製法は、縮合剤の
存在下、式(III)で示され、式中、R1がカルボキシル
基を示す化合物をピペリジンで処理することから成る。
【0013】式(IV)で示される化合物の製造は、欧州
特許出願第93 402785.5号に記載されている。
特許出願第93 402785.5号に記載されている。
【0014】本発明を以下の実施例により説明する。
【0015】実施例2〜11は、反応式2および3で示
される製法による、式(III)で示される化合物の製
造、および対応する、式(II)で示される化合物の製造
に関する。
される製法による、式(III)で示される化合物の製
造、および対応する、式(II)で示される化合物の製造
に関する。
【0016】化合物の構造を分析により確認する。
【0017】実施例 1:1−メトキシ−5−[(4,5−
ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イル)メチル]−
5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロール二
塩酸塩
ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イル)メチル]−
5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロール二
塩酸塩
【0018】〈1.1〉 1,1−ジメチルエチル 1−ボ
ロノ−5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロ
ール−5−カルボキシレート N,N−ジイソプロピルアミン2.29ml(16.23mmo
l)の乾燥テトラヒドロフラン(66ml)溶液に、1.6M
ブチルリチウムのヘキサン溶液10.6ml(17.03mmo
l)を0℃で加える。その混合物を45分間撹拌した後、
−70℃まで冷却して、1,1−ジメチルエチル 5,6
−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロール−5−
カルボキシレート3g(13.31mmol)の乾燥テトラヒ
ドロフラン(26ml)溶液を加える。その混合物を−70
℃で1時間維持した後、得られた溶液を同じ温度でホウ
酸トリメチル5mlのテトラヒドロフラン(10ml)溶液に
注ぎ入れる。次いで、その反応混合物を室温で一晩撹拌
した後、−40℃まで冷却して、1N 塩酸80mlおよ
び酢酸エチル250mlを加える。相が分離したら、有機
相を分取し、飽和塩化ナトリウム溶液60mlで2回洗浄
し、次いで、硫酸ナトリウムで乾燥して溶媒を留去す
る。残留物を酢酸エチルから再結晶すると、生成物が
2.4g得られる。 融点:160〜162℃
ロノ−5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロ
ール−5−カルボキシレート N,N−ジイソプロピルアミン2.29ml(16.23mmo
l)の乾燥テトラヒドロフラン(66ml)溶液に、1.6M
ブチルリチウムのヘキサン溶液10.6ml(17.03mmo
l)を0℃で加える。その混合物を45分間撹拌した後、
−70℃まで冷却して、1,1−ジメチルエチル 5,6
−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロール−5−
カルボキシレート3g(13.31mmol)の乾燥テトラヒ
ドロフラン(26ml)溶液を加える。その混合物を−70
℃で1時間維持した後、得られた溶液を同じ温度でホウ
酸トリメチル5mlのテトラヒドロフラン(10ml)溶液に
注ぎ入れる。次いで、その反応混合物を室温で一晩撹拌
した後、−40℃まで冷却して、1N 塩酸80mlおよ
び酢酸エチル250mlを加える。相が分離したら、有機
相を分取し、飽和塩化ナトリウム溶液60mlで2回洗浄
し、次いで、硫酸ナトリウムで乾燥して溶媒を留去す
る。残留物を酢酸エチルから再結晶すると、生成物が
2.4g得られる。 融点:160〜162℃
【0019】〈1.2〉 1,1−ジメチルエチル 1−メ
トキシ−5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピ
ロール−5−カルボキシレート 1,1−ジメチルエチル 1−ボロノ−5,6−ジヒドロ
−4H−チエノ[3,4−c]ピロール−5−カルボキシ
レート4g(14.9mmol)のジエチルエーテル(600m
l)懸濁液に、30% 過酸化水素80mlを加える。その
混合物を45℃で20分間加熱し、次いで、相が分離し
たら、有機相を分取し、5% 炭酸ナトリウム溶液10
0mlで2回洗浄した後、飽和塩化ナトリウム溶液200
mlで洗浄して、トルエン600ml、水硫化テトラブチル
アンモニウム49.94g(147mmol)、硫酸ジメチル
67.8ml(710mmol)および2N 水酸化ナトリウム溶
液400ml(800mmol)を0℃で加える。その混合物を
室温で1.5時間維持し、次いで、相が分離したら、有
機相を分取し、7% 炭酸水素ナトリウム溶液400ml
で2回洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥して、溶媒を留去
する。溶媒として酢酸エチルとヘキサンの1/9混合物
を用い、シリカゲルカラムで残留物をクロマトグラフィ
ーにより分離する。生成物が0.95g得られる。 融点:62.8〜64.7℃
トキシ−5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピ
ロール−5−カルボキシレート 1,1−ジメチルエチル 1−ボロノ−5,6−ジヒドロ
−4H−チエノ[3,4−c]ピロール−5−カルボキシ
レート4g(14.9mmol)のジエチルエーテル(600m
l)懸濁液に、30% 過酸化水素80mlを加える。その
混合物を45℃で20分間加熱し、次いで、相が分離し
たら、有機相を分取し、5% 炭酸ナトリウム溶液10
0mlで2回洗浄した後、飽和塩化ナトリウム溶液200
mlで洗浄して、トルエン600ml、水硫化テトラブチル
アンモニウム49.94g(147mmol)、硫酸ジメチル
67.8ml(710mmol)および2N 水酸化ナトリウム溶
液400ml(800mmol)を0℃で加える。その混合物を
室温で1.5時間維持し、次いで、相が分離したら、有
機相を分取し、7% 炭酸水素ナトリウム溶液400ml
で2回洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥して、溶媒を留去
する。溶媒として酢酸エチルとヘキサンの1/9混合物
を用い、シリカゲルカラムで残留物をクロマトグラフィ
ーにより分離する。生成物が0.95g得られる。 融点:62.8〜64.7℃
【0020】〈1.3〉 1−メトキシ−5−[(4,5−
ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イル)メチル]−
5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロール二
塩酸塩 1,1−ジメチルエチル 1−メトキシ−5,6−ジヒド
ロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロール−5−カルボキ
シレート0.95g(3.72mmol)およびトリフルオロ酢
酸8.5mlの混合物を0℃で10分間撹拌した後、溶媒
を留去して、残留物をジメチルホルムアミド21mlに溶
解する。N,N−ジイソプロピルエチルアミン1.27ml
(7.5mmol)を加えた後、2−クロロメチル−4,5−ジ
ヒドロ−1H−イミダゾール塩酸塩0.577g(3.7
2mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン0.
53ml(3.1mmol)のジメチルホルムアミド(21ml)溶
液を加える。その混合物を室温で一晩放置した後、溶媒
を留去して、水35mlおよび7% 炭酸水素ナトリウム
溶液35mlを加える。その混合物をジクロロメタン60
mlで6回抽出し、有機相を硫酸ナトリウムで乾燥して、
溶媒を留去する。溶媒としてメタノールとジクロロメタ
ンの1/9混合物を用い、シリカゲルカラムで残留物を
クロマトグラフィーにより分離する。油状生成物が0.
49g得られ、塩化水素酸のイソプロパノール飽和溶液
を添加することにより、これを塩酸塩に転換する。生成
物が0.31g得られる。 融点:243〜245℃(分解)
ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イル)メチル]−
5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロール二
塩酸塩 1,1−ジメチルエチル 1−メトキシ−5,6−ジヒド
ロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロール−5−カルボキ
シレート0.95g(3.72mmol)およびトリフルオロ酢
酸8.5mlの混合物を0℃で10分間撹拌した後、溶媒
を留去して、残留物をジメチルホルムアミド21mlに溶
解する。N,N−ジイソプロピルエチルアミン1.27ml
(7.5mmol)を加えた後、2−クロロメチル−4,5−ジ
ヒドロ−1H−イミダゾール塩酸塩0.577g(3.7
2mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン0.
53ml(3.1mmol)のジメチルホルムアミド(21ml)溶
液を加える。その混合物を室温で一晩放置した後、溶媒
を留去して、水35mlおよび7% 炭酸水素ナトリウム
溶液35mlを加える。その混合物をジクロロメタン60
mlで6回抽出し、有機相を硫酸ナトリウムで乾燥して、
溶媒を留去する。溶媒としてメタノールとジクロロメタ
ンの1/9混合物を用い、シリカゲルカラムで残留物を
クロマトグラフィーにより分離する。油状生成物が0.
49g得られ、塩化水素酸のイソプロパノール飽和溶液
を添加することにより、これを塩酸塩に転換する。生成
物が0.31g得られる。 融点:243〜245℃(分解)
【0021】実施例 2:1−(3,4−ジメトキシフェ
ニル)−5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピ
ロールトリフルオロアセテート
ニル)−5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピ
ロールトリフルオロアセテート
【0022】〈2.1〉 1,1−ジメチルエチル 1−
(3,4−ジメトキシフェニル)−5,6−ジヒドロ−4H
−チエノ[3,4−c]ピロール−5−カルボキシレート 1,1−ジメチルエチル 1−ボロノ−5,6−ジヒドロ
−4H−チエノ[3,4−c]ピロール−5−カルボキシ
レート3g(11.14mmol)、1−ボロノ−3,4−ジメ
トキシベンゼン1.53ml(12.03mmol)、テトラキス
(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)0.9g(0.
78mmol)、40% 水酸化ブチルトリメチルアンモニウ
ムのメタノール溶液10ml(22.8mmol)およびメタノ
ール60mlを250mlの丸底フラスコに入れる。その混
合物を還流下に6時間加熱して、溶媒を留去する。次い
で、残留物をジクロロメタン150mlに入れ、飽和炭酸
水素ナトリウム溶液100mlで2回洗浄し、硫酸ナトリ
ウムで乾燥して、溶媒を留去する。溶媒として酢酸エチ
ルとヘキサンの1/5混合物を用い、シリカゲルカラム
で残留物をクロマトグラフィーにより分離する。生成物
が1.32g得られる。 融点:130〜132℃
(3,4−ジメトキシフェニル)−5,6−ジヒドロ−4H
−チエノ[3,4−c]ピロール−5−カルボキシレート 1,1−ジメチルエチル 1−ボロノ−5,6−ジヒドロ
−4H−チエノ[3,4−c]ピロール−5−カルボキシ
レート3g(11.14mmol)、1−ボロノ−3,4−ジメ
トキシベンゼン1.53ml(12.03mmol)、テトラキス
(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)0.9g(0.
78mmol)、40% 水酸化ブチルトリメチルアンモニウ
ムのメタノール溶液10ml(22.8mmol)およびメタノ
ール60mlを250mlの丸底フラスコに入れる。その混
合物を還流下に6時間加熱して、溶媒を留去する。次い
で、残留物をジクロロメタン150mlに入れ、飽和炭酸
水素ナトリウム溶液100mlで2回洗浄し、硫酸ナトリ
ウムで乾燥して、溶媒を留去する。溶媒として酢酸エチ
ルとヘキサンの1/5混合物を用い、シリカゲルカラム
で残留物をクロマトグラフィーにより分離する。生成物
が1.32g得られる。 融点:130〜132℃
【0023】〈2.2〉 1−(3,4−ジメトキシフェニ
ル)−5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロ
ール−トリフルオロアセテート 1,1−ジメチルエチル 1−(3,4−ジメトキシフェニ
ル)−5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロ
ール−5−カルボキシレート1.32g(3.65mmol)の
トリフルオロ酢酸(12ml)溶液を0℃で10分間撹拌す
る。溶媒を蒸発させると、油状生成物が1.37g得ら
れる。
ル)−5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロ
ール−トリフルオロアセテート 1,1−ジメチルエチル 1−(3,4−ジメトキシフェニ
ル)−5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロ
ール−5−カルボキシレート1.32g(3.65mmol)の
トリフルオロ酢酸(12ml)溶液を0℃で10分間撹拌す
る。溶媒を蒸発させると、油状生成物が1.37g得ら
れる。
【0024】実施例 3:1−ピリジン−2−イル−5,
6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロールトリ
フルオロアセテート 本化合物は、2−ブロモピリジンを出発原料として、実
施例2の製法と同様な製法により得られる。
6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロールトリ
フルオロアセテート 本化合物は、2−ブロモピリジンを出発原料として、実
施例2の製法と同様な製法により得られる。
【0025】実施例 4:1−シアノ−5,6−ジヒドロ
−4H−チエノ[3,4−c]ピロールトリフルオロアセ
テート
−4H−チエノ[3,4−c]ピロールトリフルオロアセ
テート
【0026】〈4.1〉 1,1−ジメチルエチル 1−ホ
ルミル−5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピ
ロール−5−カルボキシレート ジイソプロピルアミン3.2ml(22.7mmol)の乾燥テト
ラヒドロフラン(84ml)溶液に、1.6M ブチルリチウ
ムのヘキサン溶液15.55ml(24.88mmol)を0℃で
加える。30分後、その混合物を−70℃まで冷却し
て、−70℃まで冷却しておいた1,1−ジメチルエチ
ル 5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロー
ル−5−カルボキシレート5g(22.2mmol)のテトラ
ヒドロフラン(34ml)溶液を加える。次いで、その混合
物を0℃で30分間撹拌した後、ジメチルホルムアミド
10mlを−70℃で加える。その混合物を室温で30分
間撹拌した後、飽和塩化ナトリウム溶液34mlを加え
る。相が分離したら、有機相を分取して、水性相を酢酸
エチル50mlで2回抽出し、次いで、有機相を合わせて
飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、溶媒を留去する。溶
媒として酢酸エチルとヘキサンの1/10混合物を用
い、シリカゲルカラムで残留物をクロマトグラフィーに
より分離する。生成物が4.6g得られる。 融点:84.3〜86.6℃
ルミル−5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピ
ロール−5−カルボキシレート ジイソプロピルアミン3.2ml(22.7mmol)の乾燥テト
ラヒドロフラン(84ml)溶液に、1.6M ブチルリチウ
ムのヘキサン溶液15.55ml(24.88mmol)を0℃で
加える。30分後、その混合物を−70℃まで冷却し
て、−70℃まで冷却しておいた1,1−ジメチルエチ
ル 5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロー
ル−5−カルボキシレート5g(22.2mmol)のテトラ
ヒドロフラン(34ml)溶液を加える。次いで、その混合
物を0℃で30分間撹拌した後、ジメチルホルムアミド
10mlを−70℃で加える。その混合物を室温で30分
間撹拌した後、飽和塩化ナトリウム溶液34mlを加え
る。相が分離したら、有機相を分取して、水性相を酢酸
エチル50mlで2回抽出し、次いで、有機相を合わせて
飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、溶媒を留去する。溶
媒として酢酸エチルとヘキサンの1/10混合物を用
い、シリカゲルカラムで残留物をクロマトグラフィーに
より分離する。生成物が4.6g得られる。 融点:84.3〜86.6℃
【0027】〈4.2〉 1,1−ジメチルエチル 1−
[(ヒドロキシイミノ)メチル]−5,6−ジヒドロ−4H
−チエノ[3,4−c]ピロール−5−カルボキシレート 1,1−ジメチルエチル 1−ホルミル−5,6−ジヒド
ロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロール−5−カルボキ
シレート3.59g(14.17mmol)、酢酸ナトリウム三
水和物11.56g(85mmol)、塩酸ヒドロキシルアミ
ン4.91g(70.85mmol)およびメタノール180ml
を500mlの丸底フラスコに入れる。その混合物を室温
で3時間撹拌した後、溶媒を留去し、飽和塩化ナトリウ
ム溶液200mlおよびジクロロメタン200mlを加え
る。相が分離したら、有機相を分取して、水性相をジク
ロロメタン150mlで2回抽出する。有機相を合わせて
硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を留去する。生成物が
1.76g得られる。融点:193.8〜194.9℃
[(ヒドロキシイミノ)メチル]−5,6−ジヒドロ−4H
−チエノ[3,4−c]ピロール−5−カルボキシレート 1,1−ジメチルエチル 1−ホルミル−5,6−ジヒド
ロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロール−5−カルボキ
シレート3.59g(14.17mmol)、酢酸ナトリウム三
水和物11.56g(85mmol)、塩酸ヒドロキシルアミ
ン4.91g(70.85mmol)およびメタノール180ml
を500mlの丸底フラスコに入れる。その混合物を室温
で3時間撹拌した後、溶媒を留去し、飽和塩化ナトリウ
ム溶液200mlおよびジクロロメタン200mlを加え
る。相が分離したら、有機相を分取して、水性相をジク
ロロメタン150mlで2回抽出する。有機相を合わせて
硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を留去する。生成物が
1.76g得られる。融点:193.8〜194.9℃
【0028】〈4.3〉 1,1−ジメチルエチル 1−シ
アノ−5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロ
ール−5−カルボキシレート 1,1−ジメチルエチル 1−[(ヒドロキシイミノ)メチ
ル]−5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロ
ール−5−カルボキシレート1.73g(6.44mmol)の
クロロホルム(41ml)懸濁液に、カルボニルジイミダゾ
ール3.12g(19.34mmol)を0℃で添加する。その
混合物を室温で24時間撹拌した後、0℃まで冷却して
おいた1N 塩酸200mlおよびジクロロメタン200m
lの混合物に注ぎ入れる。相が分離したら、有機相を分
取し、硫酸ナトリウムで乾燥し、次いで、溶媒を留去す
る。生成物が1.58g得られる。 融点:106.2〜107.3℃
アノ−5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロ
ール−5−カルボキシレート 1,1−ジメチルエチル 1−[(ヒドロキシイミノ)メチ
ル]−5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロ
ール−5−カルボキシレート1.73g(6.44mmol)の
クロロホルム(41ml)懸濁液に、カルボニルジイミダゾ
ール3.12g(19.34mmol)を0℃で添加する。その
混合物を室温で24時間撹拌した後、0℃まで冷却して
おいた1N 塩酸200mlおよびジクロロメタン200m
lの混合物に注ぎ入れる。相が分離したら、有機相を分
取し、硫酸ナトリウムで乾燥し、次いで、溶媒を留去す
る。生成物が1.58g得られる。 融点:106.2〜107.3℃
【0029】〈4.4〉 1−シアノ−5,6−ジヒドロ
−4H−チエノ[3,4−c]ピロールトリフルオロアセ
テート 1,1−ジメチルエチル 1−シアノ−5,6−ジヒドロ
−4H−チエノ[3,4−c]ピロール−5−カルボキシ
レート1.3g(5.19mmol)のトリフルオロ酢酸(11m
l)溶液を0℃で10分間撹拌した後、溶媒を留去する。
生成物が1.37g得られる。 融点:87.5〜89.7℃
−4H−チエノ[3,4−c]ピロールトリフルオロアセ
テート 1,1−ジメチルエチル 1−シアノ−5,6−ジヒドロ
−4H−チエノ[3,4−c]ピロール−5−カルボキシ
レート1.3g(5.19mmol)のトリフルオロ酢酸(11m
l)溶液を0℃で10分間撹拌した後、溶媒を留去する。
生成物が1.37g得られる。 融点:87.5〜89.7℃
【0030】実施例 5:1−(1−メチルシクロプロピ
ル)−5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロ
ールトリフルオロアセテート
ル)−5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロ
ールトリフルオロアセテート
【0031】〈5.1〉 1,1−ジメチルエチル 1−
(1−メチルシクロプロピル)−5,6−ジヒドロ−4H
−チエノ[3,4−c]ピロール−5−カルボキシレート −23℃まで冷却しておいた1,1−ジメチルエチル 1
−(1−プロペン−2−イル)−5,6−ジヒドロ−4H
−チエノ[3,4−c]ピロール−5−カルボキシレート
1.45g(5.46mmol)のn−ヘキサン(80ml)懸濁液
に、1M ジエチル亜鉛のヘキサン溶液7.05ml(7.0
5mmol)を加えた後、ジヨードメタン21.96g(82m
mol)を添加する。その混合物を−23℃で6時間撹拌し
た後、4℃で19時間撹拌し、次いで、ジエチルエーテ
ル200mlおよび飽和塩化アンモニウム溶液50mlを加
える。相が分離したら、有機相を分取し、硫酸ナトリウ
ムで乾燥して、溶媒を留去する。溶媒として酢酸エチル
とヘキサンの1/15混合物を用い、シリカゲルカラム
で残留物をクロマトグラフィーにより分離する。油状生
成物が0.46g得られる。
(1−メチルシクロプロピル)−5,6−ジヒドロ−4H
−チエノ[3,4−c]ピロール−5−カルボキシレート −23℃まで冷却しておいた1,1−ジメチルエチル 1
−(1−プロペン−2−イル)−5,6−ジヒドロ−4H
−チエノ[3,4−c]ピロール−5−カルボキシレート
1.45g(5.46mmol)のn−ヘキサン(80ml)懸濁液
に、1M ジエチル亜鉛のヘキサン溶液7.05ml(7.0
5mmol)を加えた後、ジヨードメタン21.96g(82m
mol)を添加する。その混合物を−23℃で6時間撹拌し
た後、4℃で19時間撹拌し、次いで、ジエチルエーテ
ル200mlおよび飽和塩化アンモニウム溶液50mlを加
える。相が分離したら、有機相を分取し、硫酸ナトリウ
ムで乾燥して、溶媒を留去する。溶媒として酢酸エチル
とヘキサンの1/15混合物を用い、シリカゲルカラム
で残留物をクロマトグラフィーにより分離する。油状生
成物が0.46g得られる。
【0032】〈5.2〉 1−(1−メチルシクロプロピ
ル)−5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロ
ールトリフルオロアセテート 1,1−ジメチルエチル 1−(1−メチルシクロプロピ
ル)−5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロ
ール−5−カルボキシレート0.905g(3.24mmol)
のトリフルオロ酢酸(6ml)溶液を0℃で10分間撹拌し
た後、溶媒を留去する。油状生成物が0.95g得られ
る。
ル)−5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロ
ールトリフルオロアセテート 1,1−ジメチルエチル 1−(1−メチルシクロプロピ
ル)−5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロ
ール−5−カルボキシレート0.905g(3.24mmol)
のトリフルオロ酢酸(6ml)溶液を0℃で10分間撹拌し
た後、溶媒を留去する。油状生成物が0.95g得られ
る。
【0033】実施例 6:1−メチルチオ−5,6−ジヒ
ドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロールトリフルオロ
アセテート
ドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロールトリフルオロ
アセテート
【0034】〈6.1〉 1,1−ジメチルエチル 1−メ
チルチオ−5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]
ピロール−5−カルボキシレート N,N−ジイソプロピルアミン6.5ml(46.3mmol)の
乾燥テトラヒドロフラン(130ml)溶液に、1.6M ブ
チルリチウムのヘキサン溶液30ml(48mmol)を0℃で
加える。30分後、その混合物を−70℃まで冷却し
て、1,1−ジメチルエチル 5,6−ジヒドロ−4H−
チエノ[3,4−c]ピロール−5−カルボキシレート8.
7g(38.59mmol)の乾燥テトラヒドロフラン(30m
l)溶液を加える。−70℃で1時間放置した後、二硫化
ジメチル4.86ml(54mmol)を加え、室温で1時間撹
拌する。次いで、その反応混合物を飽和塩化アンモニウ
ム溶液100mlに注ぎ入れた後、ジクロロメタン100
mlで2回抽出する。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥して
溶媒を留去する。ヘキサンから再結晶すると、生成物が
10g得られる。 融点:51〜53℃
チルチオ−5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]
ピロール−5−カルボキシレート N,N−ジイソプロピルアミン6.5ml(46.3mmol)の
乾燥テトラヒドロフラン(130ml)溶液に、1.6M ブ
チルリチウムのヘキサン溶液30ml(48mmol)を0℃で
加える。30分後、その混合物を−70℃まで冷却し
て、1,1−ジメチルエチル 5,6−ジヒドロ−4H−
チエノ[3,4−c]ピロール−5−カルボキシレート8.
7g(38.59mmol)の乾燥テトラヒドロフラン(30m
l)溶液を加える。−70℃で1時間放置した後、二硫化
ジメチル4.86ml(54mmol)を加え、室温で1時間撹
拌する。次いで、その反応混合物を飽和塩化アンモニウ
ム溶液100mlに注ぎ入れた後、ジクロロメタン100
mlで2回抽出する。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥して
溶媒を留去する。ヘキサンから再結晶すると、生成物が
10g得られる。 融点:51〜53℃
【0035】〈6.2〉 1−メチルチオ−5,6−ジヒ
ドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロールトリフルオロ
アセテート 1,1−ジメチルエチル 1−メチルチオ−5,6−ジヒ
ドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロール−5−カルボ
キシレート4.88g(17.9mmol)のトリフルオロ酢酸
(10ml)溶液を約0℃の温度下に1時間撹拌した後、溶
媒を留去する。溶媒としてメタノールとジクロロメタン
の1/9混合物を用い、シリカゲルカラムで残留物をク
ロマトグラフィーにより分離する。得られた生成物をト
リフルオロ酢酸1mlに溶解した後、溶媒を留去する。油
状生成物が5g得られる。
ドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロールトリフルオロ
アセテート 1,1−ジメチルエチル 1−メチルチオ−5,6−ジヒ
ドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロール−5−カルボ
キシレート4.88g(17.9mmol)のトリフルオロ酢酸
(10ml)溶液を約0℃の温度下に1時間撹拌した後、溶
媒を留去する。溶媒としてメタノールとジクロロメタン
の1/9混合物を用い、シリカゲルカラムで残留物をク
ロマトグラフィーにより分離する。得られた生成物をト
リフルオロ酢酸1mlに溶解した後、溶媒を留去する。油
状生成物が5g得られる。
【0036】実施例 7:1−メチルスルホニル−5,6
−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロールトリフ
ルオロアセテート
−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロールトリフ
ルオロアセテート
【0037】〈7.1〉 1,1−ジメチルエチル 1−メ
チルスルホニル−5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,
4−c]ピロール−5−カルボキシレート 1,1−ジメチルエチル 1−メチルチオ−5,6−ジヒ
ドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロール−5−カルボ
キシレート2.1g(7.8mmol)のエタノール(50ml)溶
液に、ペルオキシ一硫酸カリウム9.5g(15.5mmol)
の水(50ml)溶液を約−20℃の温度下に加える。その
混合物を室温で3時間撹拌した後、濾過して、エタノー
ルを除去する。水性相を酢酸エチル50mlで4回抽出し
た後、有機相を硫酸ナトリウムで乾燥して溶媒を留去す
る。溶媒として酢酸エチルとヘキサンの3/7混合物を
用い、シリカゲルカラムで残留物をクロマトグラフィー
により分離する。生成物が1.1g得られる。 融点:122〜125℃
チルスルホニル−5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,
4−c]ピロール−5−カルボキシレート 1,1−ジメチルエチル 1−メチルチオ−5,6−ジヒ
ドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロール−5−カルボ
キシレート2.1g(7.8mmol)のエタノール(50ml)溶
液に、ペルオキシ一硫酸カリウム9.5g(15.5mmol)
の水(50ml)溶液を約−20℃の温度下に加える。その
混合物を室温で3時間撹拌した後、濾過して、エタノー
ルを除去する。水性相を酢酸エチル50mlで4回抽出し
た後、有機相を硫酸ナトリウムで乾燥して溶媒を留去す
る。溶媒として酢酸エチルとヘキサンの3/7混合物を
用い、シリカゲルカラムで残留物をクロマトグラフィー
により分離する。生成物が1.1g得られる。 融点:122〜125℃
【0038】〈7.2〉 1−メチルスルホニル−5,6
−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロールトリフ
ルオロアセテート 1,1−ジメチルエチル 1−メチルスルホニル−5,6
−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロール−5−
カルボキシレート1g(3.3mmol)のトリフルオロ酢酸
(8ml)溶液を約0℃の温度下に1時間撹拌した後、溶媒
を留去する。ジエチルエーテル10mlを加えて、形成さ
れた沈澱を濾過して取り除く。生成物が1g得られる。 融点:172〜176℃
−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロールトリフ
ルオロアセテート 1,1−ジメチルエチル 1−メチルスルホニル−5,6
−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロール−5−
カルボキシレート1g(3.3mmol)のトリフルオロ酢酸
(8ml)溶液を約0℃の温度下に1時間撹拌した後、溶媒
を留去する。ジエチルエーテル10mlを加えて、形成さ
れた沈澱を濾過して取り除く。生成物が1g得られる。 融点:172〜176℃
【0039】実施例 8:1−(ピペリジン−1−イルカ
ルボニル)−5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−
c]ピロールトリフルオロアセテート
ルボニル)−5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−
c]ピロールトリフルオロアセテート
【0040】〈8.1〉 1,1−ジメチルエチル 1−
(ピペリジン−1−イルカルボニル)−5,6−ジヒドロ
−4H−チエノ[3,4−c]ピロール−5−カルボキシ
レート 1,1−ジメチルエチル 1−カルボキシ−5,6−ジヒ
ドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロール−5−カルボ
キシレート1.95g(7.2mmol)の乾燥テトラヒドロフ
ラン(50ml)溶液に、カルボニルジイミダゾール1.2
9g(7.9mmol)のテトラヒドロフラン(12ml)溶液を
加える。室温で1時間放置した後、ピペリジン5mlを加
えて、その混合物を室温で30分間撹拌する。溶媒を留
去し、水40mlを加え、その混合物を酢酸エチル50ml
で2回抽出する。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥して溶
媒を留去する。油状生成物が1.89g得られる。
(ピペリジン−1−イルカルボニル)−5,6−ジヒドロ
−4H−チエノ[3,4−c]ピロール−5−カルボキシ
レート 1,1−ジメチルエチル 1−カルボキシ−5,6−ジヒ
ドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロール−5−カルボ
キシレート1.95g(7.2mmol)の乾燥テトラヒドロフ
ラン(50ml)溶液に、カルボニルジイミダゾール1.2
9g(7.9mmol)のテトラヒドロフラン(12ml)溶液を
加える。室温で1時間放置した後、ピペリジン5mlを加
えて、その混合物を室温で30分間撹拌する。溶媒を留
去し、水40mlを加え、その混合物を酢酸エチル50ml
で2回抽出する。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥して溶
媒を留去する。油状生成物が1.89g得られる。
【0041】〈8.2〉 1−(ピペリジン−1−イルカ
ルボニル)−5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−
c]ピロールトリフルオロアセテート 1,1−ジメチルエチル 1−(ピペリジン−1−イルカ
ルボニル)−5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−
c]ピロール−5−カルボキシレート1.86g(5.5mm
ol)のトリフルオロ酢酸(10ml)溶液を約0℃の温度下
に30分間撹拌した後、溶媒を留去する。油状生成物が
1.96g得られる。
ルボニル)−5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−
c]ピロールトリフルオロアセテート 1,1−ジメチルエチル 1−(ピペリジン−1−イルカ
ルボニル)−5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−
c]ピロール−5−カルボキシレート1.86g(5.5mm
ol)のトリフルオロ酢酸(10ml)溶液を約0℃の温度下
に30分間撹拌した後、溶媒を留去する。油状生成物が
1.96g得られる。
【0042】実施例 9:1−アセチル−5,6−ジヒド
ロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロールトリフルオロア
セテート
ロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロールトリフルオロア
セテート
【0043】〈9.1〉 1,1−ジメチルエチル 1−
(1−ヒドロキシ−1−エチル)−5,6−ジヒドロ−4
H−チエノ[3,4−c]ピロール−5−カルボキシレー
ト N,N−ジイソプロピルアミン0.72g(7.2mmol)の
乾燥テトラヒドロフラン(10ml)溶液に、1.6M ブチ
ルリチウムのヘキサン溶液4.5ml(7.2mmol)を0℃で
加える。30分後、その混合物を−40℃まで冷却し
て、1,1−ジメチルエチル 5,6−ジヒドロ−4H−
チエノ[3,4−c]ピロール−5−カルボキシレート1.
35g(6mmol)のテトラヒドロフラン(10ml)溶液を加
える。−40℃で1時間放置した後、その混合物を−7
0℃まで冷却して、アセトアルデヒド1ml(18mmol)を
加えた後、室温で2時間撹拌する。次いで、その反応混
合物を飽和塩化アンモニウム溶液30mlに注ぎ入れた
後、酢酸エチル50mlで2回抽出する。有機相を硫酸ナ
トリウムで乾燥した後、溶媒を留去する。溶媒として酢
酸エチルとヘキサンの1/4混合物を用い、シリカゲル
カラムで残留物をクロマトグラフィーにより分離する。
油状生成物が1.19g得られる。
(1−ヒドロキシ−1−エチル)−5,6−ジヒドロ−4
H−チエノ[3,4−c]ピロール−5−カルボキシレー
ト N,N−ジイソプロピルアミン0.72g(7.2mmol)の
乾燥テトラヒドロフラン(10ml)溶液に、1.6M ブチ
ルリチウムのヘキサン溶液4.5ml(7.2mmol)を0℃で
加える。30分後、その混合物を−40℃まで冷却し
て、1,1−ジメチルエチル 5,6−ジヒドロ−4H−
チエノ[3,4−c]ピロール−5−カルボキシレート1.
35g(6mmol)のテトラヒドロフラン(10ml)溶液を加
える。−40℃で1時間放置した後、その混合物を−7
0℃まで冷却して、アセトアルデヒド1ml(18mmol)を
加えた後、室温で2時間撹拌する。次いで、その反応混
合物を飽和塩化アンモニウム溶液30mlに注ぎ入れた
後、酢酸エチル50mlで2回抽出する。有機相を硫酸ナ
トリウムで乾燥した後、溶媒を留去する。溶媒として酢
酸エチルとヘキサンの1/4混合物を用い、シリカゲル
カラムで残留物をクロマトグラフィーにより分離する。
油状生成物が1.19g得られる。
【0044】〈9.2〉 1,1−ジメチルエチル 1−ア
セチル−5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピ
ロール−5−カルボキシレート 1,1−ジメチルエチル 1−(1−ヒドロキシ−1−エ
チル)−5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピ
ロール−5−カルボキシレート5.39g(20mmol)の
ジクロロメタン(100ml)溶液に、酢酸1.14ml(20
mmol)を加えた後、二クロム酸ピリジニウム5.64g
(15mmol)を添加する。その混合物を室温で16時間撹
拌した後、セライト4gを添加して、その混合物を濾過
し、溶媒を留去する。溶媒として酢酸エチルとヘキサン
の35/65混合物を用い、シリカゲルカラムで残留物
をクロマトグラフィーにより分離する。生成物が2.1
6g得られる。 融点:119〜121℃
セチル−5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピ
ロール−5−カルボキシレート 1,1−ジメチルエチル 1−(1−ヒドロキシ−1−エ
チル)−5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピ
ロール−5−カルボキシレート5.39g(20mmol)の
ジクロロメタン(100ml)溶液に、酢酸1.14ml(20
mmol)を加えた後、二クロム酸ピリジニウム5.64g
(15mmol)を添加する。その混合物を室温で16時間撹
拌した後、セライト4gを添加して、その混合物を濾過
し、溶媒を留去する。溶媒として酢酸エチルとヘキサン
の35/65混合物を用い、シリカゲルカラムで残留物
をクロマトグラフィーにより分離する。生成物が2.1
6g得られる。 融点:119〜121℃
【0045】〈9.3〉 1−アセチル−5,6−ジヒド
ロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロールトリフルオロア
セテート 1,1−ジメチルエチル 1−アセチル−5,6−ジヒド
ロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロール−5−カルボキ
シレート1.87g(7mmol)のトリフルオロ酢酸(8ml)
溶液を約0℃の温度下に30分間撹拌する。次いで、溶
媒を留去し、ジエチルエーテル20mlを加えて、その混
合物を濾過する。生成物が1.76g得られる。 融点:136〜138℃
ロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロールトリフルオロア
セテート 1,1−ジメチルエチル 1−アセチル−5,6−ジヒド
ロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロール−5−カルボキ
シレート1.87g(7mmol)のトリフルオロ酢酸(8ml)
溶液を約0℃の温度下に30分間撹拌する。次いで、溶
媒を留去し、ジエチルエーテル20mlを加えて、その混
合物を濾過する。生成物が1.76g得られる。 融点:136〜138℃
【0046】実施例 10:1−ベンゾイル−5,6−ジ
ヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロールトリフルオ
ロアセテート 本化合物は、アセトアルデヒドをベンズアルデヒドで代
替することで、実施例9の製法と同様な製法により得ら
れる。
ヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロールトリフルオ
ロアセテート 本化合物は、アセトアルデヒドをベンズアルデヒドで代
替することで、実施例9の製法と同様な製法により得ら
れる。
【0047】実施例 11:1−プロピルカルボニル−
5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロールト
リフルオロアセテート 本化合物は、アセトアルデヒドをブチルアルデヒドで代
替することで、実施例9の製法と同様な製法により得ら
れる。
5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロールト
リフルオロアセテート 本化合物は、アセトアルデヒドをブチルアルデヒドで代
替することで、実施例9の製法と同様な製法により得ら
れる。
【0048】本発明の化合物をそれらの物理的特性と共
に表1にまとめる。
に表1にまとめる。
【0049】
【表1】
【0050】
【表2】
【0051】本発明の化合物は、α2−拮抗物質として
の薬理学的活性を示し、種々の生物学的試験を行った。
の薬理学的活性を示し、種々の生物学的試験を行った。
【0052】1.ラットの輸精管に対するクロニジン効
果の拮抗作用 この測定は、G.M.DrewによりEuropean Journal of
Pharmacology[42,123−130,(197
7)]に記載されている方法により、プラゾシン30nm
olおよびコカイン1μmolの存在下、0.1Hzの割合で
刺激するラットの輸精管に対して行った。
果の拮抗作用 この測定は、G.M.DrewによりEuropean Journal of
Pharmacology[42,123−130,(197
7)]に記載されている方法により、プラゾシン30nm
olおよびコカイン1μmolの存在下、0.1Hzの割合で
刺激するラットの輸精管に対して行った。
【0053】本発明の化合物のpA2は6.5〜9.4であ
る。
る。
【0054】2.α2−アドレナリン受容体に対する3H
−クロニジン結合の拮抗作用 本試験は、D.A.GreenbergらのLife Sci.[19,
69,(1976)]に記載されている方法により、ラ
ット脳膜標品に対して行う。
−クロニジン結合の拮抗作用 本試験は、D.A.GreenbergらのLife Sci.[19,
69,(1976)]に記載されている方法により、ラ
ット脳膜標品に対して行う。
【0055】トリチウムで標識したクロニジン(0.05
〜7nmol/l)の存在下、30分間インキュベートした
後、その混合物を濾過して、P.B.M.W.M.Timmerma
nsらのEuropean Journal of Pharmacology[70,
7,(1981)]に記載されている方法により、残留
物の放射能を計数する。
〜7nmol/l)の存在下、30分間インキュベートした
後、その混合物を濾過して、P.B.M.W.M.Timmerma
nsらのEuropean Journal of Pharmacology[70,
7,(1981)]に記載されている方法により、残留
物の放射能を計数する。
【0056】本発明の化合物の50%抑制濃度は、0.
02〜3.02μmol/lである。
02〜3.02μmol/lである。
【0057】生物学的試験の結果から、本発明の化合物
は、インビトロにおいてα2型のアドレナリン受容体に
対する拮抗性を示すことが分かる。それらの薬理学的特
性から、本発明の化合物は、糖尿病、肥満症、低血圧
症、手術後の麻酔性イレウスおよび/または喘息の処置
に使用することができる。
は、インビトロにおいてα2型のアドレナリン受容体に
対する拮抗性を示すことが分かる。それらの薬理学的特
性から、本発明の化合物は、糖尿病、肥満症、低血圧
症、手術後の麻酔性イレウスおよび/または喘息の処置
に使用することができる。
【0058】本発明の化合物はまた、α1−作用物質と
しての活性も示す。これは、ウサギから摘出した肺動脈
に対する生理学的試験により実証された。
しての活性も示す。これは、ウサギから摘出した肺動脈
に対する生理学的試験により実証された。
【0059】これらの試験は、以下の条件下に行った:
体重2〜3kgのウサギ(Fauve deBourgogne)を殺して
放血した後、それらの肺動脈を摘出し、解体して幅約
1.2〜2mm、長さ20mmの小細片に切断した。
体重2〜3kgのウサギ(Fauve deBourgogne)を殺して
放血した後、それらの肺動脈を摘出し、解体して幅約
1.2〜2mm、長さ20mmの小細片に切断した。
【0060】これらの血管組織の細片を、酸素95%お
よび二酸化炭素5%の混合物で酸素供給し、温度を37
℃に維持した生理的食塩水(組成,mmol/lで表す:塩
化ナトリウム 137;塩化カリウム 2.7;塩化カル
シウム 1.8;リン酸二水素ナトリウム 0.4;炭酸水
素ナトリウム 11.9;塩化マグネシウム六水和物1.
1;デキストロース 5.9;エチレンジアミン四酢酸二
ナトリウム塩 0.027および;アスコルビン酸 0.0
57)に浸漬した。次いで、それらを4時間4gで牽引
し、実験を開始する直前には2gまで減らした。次い
で、その組織を試験化合物で収縮させ、その結果得られ
る張力をグラス・ポリグラフ(Grass polygraph,7D
モデル)および力変換器(force transducer)を用いて記
録した。累積濃度の化合物(100nmol/l〜3mmol/
l)に関して2つの濃度−効果曲線をプロットした後、
α1−拮抗物質であるアルフゾシン(alfuzosin)を1μmo
l/lの濃度で浴に添加し、これを組織と30分間接触
させておいた。次いで、別の濃度−効果曲線をプロット
して、第二対照曲線と比較した。
よび二酸化炭素5%の混合物で酸素供給し、温度を37
℃に維持した生理的食塩水(組成,mmol/lで表す:塩
化ナトリウム 137;塩化カリウム 2.7;塩化カル
シウム 1.8;リン酸二水素ナトリウム 0.4;炭酸水
素ナトリウム 11.9;塩化マグネシウム六水和物1.
1;デキストロース 5.9;エチレンジアミン四酢酸二
ナトリウム塩 0.027および;アスコルビン酸 0.0
57)に浸漬した。次いで、それらを4時間4gで牽引
し、実験を開始する直前には2gまで減らした。次い
で、その組織を試験化合物で収縮させ、その結果得られ
る張力をグラス・ポリグラフ(Grass polygraph,7D
モデル)および力変換器(force transducer)を用いて記
録した。累積濃度の化合物(100nmol/l〜3mmol/
l)に関して2つの濃度−効果曲線をプロットした後、
α1−拮抗物質であるアルフゾシン(alfuzosin)を1μmo
l/lの濃度で浴に添加し、これを組織と30分間接触
させておいた。次いで、別の濃度−効果曲線をプロット
して、第二対照曲線と比較した。
【0061】α1−作用薬の効果は、最大効果の50%
に匹敵する収縮を誘発する濃度により測定する。
に匹敵する収縮を誘発する濃度により測定する。
【0062】本発明の化合物に関して、この濃度範囲は
1.3〜2.6μmol/lである。
1.3〜2.6μmol/lである。
【0063】これらの結果から、本発明の化合物は、イ
ンビトロにおいてα1型のアドレナリン受容体に対する
作用性を示す。従って、本発明の化合物は、尿失禁の処
置に使用することができる。
ンビトロにおいてα1型のアドレナリン受容体に対する
作用性を示す。従って、本発明の化合物は、尿失禁の処
置に使用することができる。
【0064】本発明の化合物は、幾つかの適当な賦形剤
と組み合わせて、経口または非経口投与に適当な幾つか
の剤形(例えば、錠剤、糖剤、カプセル剤、溶液剤等の
形)にすることができる。
と組み合わせて、経口または非経口投与に適当な幾つか
の剤形(例えば、錠剤、糖剤、カプセル剤、溶液剤等の
形)にすることができる。
【0065】一日の用量は、経口投与の場合、0.1〜
20mg/kgの範囲であり得る。
20mg/kgの範囲であり得る。
【0066】
【化7】
【0067】
【化8】
【0068】
【化9】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/445 AAV (72)発明者 フアン・アントニオ・ディアス・マルティ ン スペイン28033マドリッド、アナストロ23 番 プリメロ−セー (72)発明者 グレゴリオ・デル・ソル・モレノ スペイン28035マドリッド、カンディー ド・マテオス18番 ポルタル1、エスク 1、セクスト−ア (72)発明者 ウルピアノ・マルティン・エスクデロ・ペ レス スペイン28010マドリッド、アルブルケル ケ15番 セクスト−デー (72)発明者 マリア・ドロレス・ヒメネス・バルゲノ スペイン28100マドリッド、アルコベンダ ス、パセオ・デ・ラ・チョペラ102番 ク アルト・ベ (72)発明者 マガリ・ロマナチャ・フェレル スペイン28905マドリッド、ベスビアナ22、 ヘタフェ−セクトル3番
Claims (7)
- 【請求項1】 一般式(I): 【化1】 [式中、R1は、シアノ基、C1-4アルコキシ基、C1-4
アルキルチオ基、C1-4アルキルスルホニル基、ピリジ
ル基、3,4−ジメトキシフェニル基または1つあるい
は2つのアルキル基で置換されていることあるシクロプ
ロピル基のいずれかを示すか、またはCOR基(式中、
RはC1-4アルキル基、フェニル基またはピペリジル基
である)を示すか、あるいは1つまたはそれ以上のハロ
ゲン原子および/または直鎖状あるいは分枝鎖状のC
1-4アルキル基、直鎖状あるいは分枝鎖状のC1-4アルコ
キシ基もしくはCO2R'基(式中、R'は直鎖状または
分枝鎖状のC1-4アルキル基である)で置換されている
ベンジル基を示すか、もしくはナフチルメチル基を示
す]で示される5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4
−c]ピロール誘導体、さらにはそれらの製薬的に許容
し得る酸との付加塩。 - 【請求項2】 1−メトキシ−5−[(4,5−ジヒドロ
−1H−イミダゾール−2−イル)メチル]−5,6−ジ
ヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロール二塩酸塩。 - 【請求項3】 1−メチルチオ−5−[(4,5−ジヒド
ロ−1H−イミダゾール−2−イル)メチル]−5,6−
ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロール二塩酸
塩。 - 【請求項4】 請求項1に記載の式(I)で示される化
合物の製造方法であって、N,N−ジイソプロピルエチ
ルアミンの存在下、式(II): 【化2】 [式中、R1は請求項1で定義した通りである]で示さ
れる化合物を2−クロロメチル−4,5−ジヒドロ−1
H−イミダゾールと反応させることを特徴とする製造方
法。 - 【請求項5】 請求項1に記載の式(I)で示される化
合物から成ることを特徴とする医薬品。 - 【請求項6】 請求項1に記載の式(I)で示される化
合物を幾つかの適当な賦形剤と組み合わせて含有するこ
とを特徴とする医薬組成物。 - 【請求項7】 R1がC1-4アルコキシ基、ピリジル基ま
たは3,4−ジメトキシフェニル基を示す式(I)の化
合物の製造に関する合成中間体としての、1,1−ジメ
チルエチル 1−ボロノ−5,6−ジヒドロ−4H−チエ
ノ[3,4−c]ピロール−5−カルボキシレート。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR9405716A FR2719844B1 (fr) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | Dérivés de 5,6-dihydro-4h-thiéno[3,4-c]pyrrole, leur préparation et leur application en thérapeutique. |
| FR9405716 | 1994-05-10 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0853457A true JPH0853457A (ja) | 1996-02-27 |
Family
ID=9463059
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7110539A Pending JPH0853457A (ja) | 1994-05-10 | 1995-05-09 | 5,6−ジヒドロ−4H−チエノ[3,4−c]ピロール誘導体、それらの製造およびそれらの治療薬としての利用 |
Country Status (17)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0682028A1 (ja) |
| JP (1) | JPH0853457A (ja) |
| KR (1) | KR950032205A (ja) |
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| AU (1) | AU1793395A (ja) |
| CA (1) | CA2148880A1 (ja) |
| CZ (1) | CZ119695A3 (ja) |
| FI (1) | FI952250A7 (ja) |
| FR (1) | FR2719844B1 (ja) |
| HU (1) | HUT72667A (ja) |
| IL (1) | IL113673A0 (ja) |
| NO (1) | NO951812L (ja) |
| NZ (1) | NZ272090A (ja) |
| PL (1) | PL308516A1 (ja) |
| RU (1) | RU95107154A (ja) |
| SK (1) | SK59795A3 (ja) |
| ZA (1) | ZA953749B (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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| FR2733750B1 (fr) * | 1995-05-03 | 1997-06-13 | Synthelabo | Derives de l'acide gamma-oxo-alpha-(phenylmethyl)-5,6- dihydro-4h-thieno(3,4-c)pyrrole-5-butanoique, leur preparation et leur application en therapeutique |
| MXPA00010805A (es) | 1998-05-06 | 2002-05-08 | Univ Duke | Metodo para el tratamiento de sindromes de la vejiga y del tracto urinario inferior. |
Family Cites Families (3)
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