JPH0853914A - 親綱連結金具を備えた屋根棟構造及びそれを用いた屋根の施工方法 - Google Patents
親綱連結金具を備えた屋根棟構造及びそれを用いた屋根の施工方法Info
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- JPH0853914A JPH0853914A JP6212135A JP21213594A JPH0853914A JP H0853914 A JPH0853914 A JP H0853914A JP 6212135 A JP6212135 A JP 6212135A JP 21213594 A JP21213594 A JP 21213594A JP H0853914 A JPH0853914 A JP H0853914A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 屋根の施工終了後には、親綱連結金具が外部
に露出することなく、かつ、部材点数が少なく、コスト
ダウンを図れる親綱連結金具を備えた屋根梁構造、及び
それを用いた屋根の施工方法を提供する。 【構成】 屋根パネル12、埋木42、及び屋根梁40
がスクリューボルト16により固定され、上からIボル
ト30がねじ込み取り付けられている。屋根パネル12
には面取り部13aが設けられており、Iボルト30と
干渉しない幅に面取りされている。屋根棟頂部を除いて
屋根の施工が終了した後、下端部に逃げ部54が設けら
れた結合棟木50を上から挿入し、Iボルト30が隠れ
るよう形成されている。
に露出することなく、かつ、部材点数が少なく、コスト
ダウンを図れる親綱連結金具を備えた屋根梁構造、及び
それを用いた屋根の施工方法を提供する。 【構成】 屋根パネル12、埋木42、及び屋根梁40
がスクリューボルト16により固定され、上からIボル
ト30がねじ込み取り付けられている。屋根パネル12
には面取り部13aが設けられており、Iボルト30と
干渉しない幅に面取りされている。屋根棟頂部を除いて
屋根の施工が終了した後、下端部に逃げ部54が設けら
れた結合棟木50を上から挿入し、Iボルト30が隠れ
るよう形成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屋根上での施工時に作
業者の転落を防止するための親綱安全綱の取り付け構造
及び屋根の施工方法に関する。
業者の転落を防止するための親綱安全綱の取り付け構造
及び屋根の施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】屋根上での施工時の作業者の安全対策
が、実開昭57-51549号公報及び実公平4-198 号公報に開
示されている。
が、実開昭57-51549号公報及び実公平4-198 号公報に開
示されている。
【0003】実開昭57-51549号公報は、図7に示すよう
に、屋根10上で屋根の施工を行う作業者1の安全性を
確保する為の安全綱の支持構造を開示している。
に、屋根10上で屋根の施工を行う作業者1の安全性を
確保する為の安全綱の支持構造を開示している。
【0004】この安全綱は、屋根10の棟頂部に沿って
掛けわたされる親綱22と、作業者1の安全ベルト26
及び親綱22を結ぶ子綱24とから成る。図7に示す従
来例においては、親綱22の両端が親綱連結プレート7
0に支持されている。
掛けわたされる親綱22と、作業者1の安全ベルト26
及び親綱22を結ぶ子綱24とから成る。図7に示す従
来例においては、親綱22の両端が親綱連結プレート7
0に支持されている。
【0005】この親綱連結プレート70は、平板を山型
に屈曲してなる基板72を有する。そして、基板72の
屈曲頂部に親綱22を連結する掛環74が設けられてい
る。
に屈曲してなる基板72を有する。そして、基板72の
屈曲頂部に親綱22を連結する掛環74が設けられてい
る。
【0006】図7の問題点は、作業者1が屋根10上で
の作業を終えると、連結プレート70を取り外さなけれ
ばならない。ところが、作業者1の安全を確保するため
には、連結プレート70を屋根10に強固に固定しなけ
れば、安全が確保できない。
の作業を終えると、連結プレート70を取り外さなけれ
ばならない。ところが、作業者1の安全を確保するため
には、連結プレート70を屋根10に強固に固定しなけ
れば、安全が確保できない。
【0007】このように、強固に固定された連結プレー
ト70を取り外す作業は非常に煩雑であるばかりでな
く、屋根10を損傷させる恐れもある。
ト70を取り外す作業は非常に煩雑であるばかりでな
く、屋根10を損傷させる恐れもある。
【0008】この点、実公平4-198 号公報に開示された
考案では、上述した問題が解決されて、その構造が図8
に示す通りである。
考案では、上述した問題が解決されて、その構造が図8
に示す通りである。
【0009】図8に示す親綱連結金具80は、親綱22
を連結するリング82aが一体化されたねじ杆82を有
する。このねじ杆82を着脱自在に支持するために、屋
根の棟部の骨組に溶接等で固定されるナット支持板84
が設けられいる。ねじ杆82は、このナット支持板84
に固定されたナット84aに対して、着脱自在である。
また、ねじ杆82のリング82aが、屋根仕上材88よ
り上方に突出した位置に配置できるように、ねじ杆82
を挿通可能なガイド筒86が設けられている。
を連結するリング82aが一体化されたねじ杆82を有
する。このねじ杆82を着脱自在に支持するために、屋
根の棟部の骨組に溶接等で固定されるナット支持板84
が設けられいる。ねじ杆82は、このナット支持板84
に固定されたナット84aに対して、着脱自在である。
また、ねじ杆82のリング82aが、屋根仕上材88よ
り上方に突出した位置に配置できるように、ねじ杆82
を挿通可能なガイド筒86が設けられている。
【0010】図8の従来例によれば、屋根の施工が終了
した後には、ねじ杆82をナット支持板84から容易に
離脱させることができる。また、屋根の補修等には、こ
のねじ杆82を再度装着すれば、その補修作業の際の安
全性を確保することができる。
した後には、ねじ杆82をナット支持板84から容易に
離脱させることができる。また、屋根の補修等には、こ
のねじ杆82を再度装着すれば、その補修作業の際の安
全性を確保することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図8の従来例の問題点
としては、まず第一に挙げられるのは、部材点数が多く
構造が複雑であることであり、即ち、ねじ杆82、ガイ
ド筒86、ナット支持板84という部材点数を有する。
としては、まず第一に挙げられるのは、部材点数が多く
構造が複雑であることであり、即ち、ねじ杆82、ガイ
ド筒86、ナット支持板84という部材点数を有する。
【0012】この親綱連結金具80は、本来作業時にの
み必要で、その作業が終了した際には、一切使用しない
ものであるから、部材点数を少なくしてコストダウンを
する要請が強い。
み必要で、その作業が終了した際には、一切使用しない
ものであるから、部材点数を少なくしてコストダウンを
する要請が強い。
【0013】第2の問題点としては、施工終了後、ガイ
ド筒86からねじ杆82を離脱させ、ガイド筒86の上
端にキャップを装着するように構成されているが、屋根
仕上材88からガイド筒86が突出するため、雨漏れ対
策がかなり難しい。特に、この親綱連結金具80のある
部分だけ、特殊な雨漏れ対策を施さなければならないの
で、作業が煩雑となる。
ド筒86からねじ杆82を離脱させ、ガイド筒86の上
端にキャップを装着するように構成されているが、屋根
仕上材88からガイド筒86が突出するため、雨漏れ対
策がかなり難しい。特に、この親綱連結金具80のある
部分だけ、特殊な雨漏れ対策を施さなければならないの
で、作業が煩雑となる。
【0014】本発明の目的とするところは、屋根の施工
終了後には、親綱連結金具が外部に露出することのな
く、かつ、部材点数が少なくコストダウンを図れ、さら
に特殊な雨漏れ対策の必要のない親綱連結金具を備えた
屋根棟構造、及びこれを用いた屋根の施工方法を提供す
ることにある。
終了後には、親綱連結金具が外部に露出することのな
く、かつ、部材点数が少なくコストダウンを図れ、さら
に特殊な雨漏れ対策の必要のない親綱連結金具を備えた
屋根棟構造、及びこれを用いた屋根の施工方法を提供す
ることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段及び作用】請求項1の発明
に係る屋根棟構造は、屋根梁上面に、2枚の屋根面部の
上端部が固定され、この2枚の屋根面部の上端部間に形
成される溝部に臨んで親綱連結金具が配置され、かつ、
前記親綱連結金具を覆う結合棟木が前記溝部に埋込み固
定されていることを特徴とする。
に係る屋根棟構造は、屋根梁上面に、2枚の屋根面部の
上端部が固定され、この2枚の屋根面部の上端部間に形
成される溝部に臨んで親綱連結金具が配置され、かつ、
前記親綱連結金具を覆う結合棟木が前記溝部に埋込み固
定されていることを特徴とする。
【0016】請求項1の発明によれば、親綱の連結に用
いられる部材点数は親綱連結金具のみとなる。そして、
結合棟木が取り付けられる以前に、親綱を親綱連結金具
に引っ掛けて、安全対策を施しながら屋根の施工を行う
ことができる。さらに、結合棟木を取り付けた後は、親
綱連結金具は露出せずに結合棟木により完全に覆うこと
ができ、表面的には従来と同様となるので、特殊な雨漏
れ対策を施す必要はない。
いられる部材点数は親綱連結金具のみとなる。そして、
結合棟木が取り付けられる以前に、親綱を親綱連結金具
に引っ掛けて、安全対策を施しながら屋根の施工を行う
ことができる。さらに、結合棟木を取り付けた後は、親
綱連結金具は露出せずに結合棟木により完全に覆うこと
ができ、表面的には従来と同様となるので、特殊な雨漏
れ対策を施す必要はない。
【0017】請求項2の発明は、請求項1において、前
記結合棟木は、前記親綱連結金具との干渉を避けるため
の逃げ部を有することを特徴とする。
記結合棟木は、前記親綱連結金具との干渉を避けるため
の逃げ部を有することを特徴とする。
【0018】したがって、従来の結合棟木に逃げ部を形
成するのみで、本発明の屋根棟構造に対処することがで
きる。
成するのみで、本発明の屋根棟構造に対処することがで
きる。
【0019】請求項3の発明は、作業者用安全綱を支持
するための親綱を、屋根棟頂部に掛け渡して屋根の施工
を行う方法において、屋根梁を建築物に取り付ける前
に、前記屋根梁に親綱連結金具を予め取り付けておくこ
とを特徴とする。
するための親綱を、屋根棟頂部に掛け渡して屋根の施工
を行う方法において、屋根梁を建築物に取り付ける前
に、前記屋根梁に親綱連結金具を予め取り付けておくこ
とを特徴とする。
【0020】請求項3の発明によれば、親綱連結金具を
屋根の上で取り付けること無く、屋根梁が建築物に取り
付けられた以降は直ぐに親綱を掛け渡して安全対策を施
すことができる。
屋根の上で取り付けること無く、屋根梁が建築物に取り
付けられた以降は直ぐに親綱を掛け渡して安全対策を施
すことができる。
【0021】請求項4の発明は、請求項1又は2に記載
の屋根棟構造を用いた屋根の施工方法であって、前記結
合棟木が取り付けられる前に前記親綱連結金具に親綱を
連結させて、前記屋根面部上にて屋根施工を行う工程
と、屋根棟頂部付近を除いて前記屋根施工が終了した後
に、前記親綱を前記親綱連結金具より外して、前記結合
棟木を前記屋根面部間の前記溝部に埋込み固定する工程
と、その後、屋根棟頂部付近の屋根施工を行う工程と、
を含むことを特徴とする。
の屋根棟構造を用いた屋根の施工方法であって、前記結
合棟木が取り付けられる前に前記親綱連結金具に親綱を
連結させて、前記屋根面部上にて屋根施工を行う工程
と、屋根棟頂部付近を除いて前記屋根施工が終了した後
に、前記親綱を前記親綱連結金具より外して、前記結合
棟木を前記屋根面部間の前記溝部に埋込み固定する工程
と、その後、屋根棟頂部付近の屋根施工を行う工程と、
を含むことを特徴とする。
【0022】請求項4によれば、屋根施工上、特に危険
な軒先付近での作業を含む、屋根棟頂部付近以外での施
工作業は、親綱を用いて安全対策を施しながら行うこと
ができる。屋根棟頂部付近での施工作業前に、親綱が取
り外され、結合棟木を埋込み固定して親綱連結金具が覆
われる。したがって、屋根棟頂部付近での特殊な雨漏れ
対策も施す必要はない。
な軒先付近での作業を含む、屋根棟頂部付近以外での施
工作業は、親綱を用いて安全対策を施しながら行うこと
ができる。屋根棟頂部付近での施工作業前に、親綱が取
り外され、結合棟木を埋込み固定して親綱連結金具が覆
われる。したがって、屋根棟頂部付近での特殊な雨漏れ
対策も施す必要はない。
【0023】請求項5の発明は、請求項3又は4におい
て、前記屋根梁に予め固定された前記親綱連結金具を吊
具として兼用して、前記屋根梁をクレーンにて現場に搬
入する工程をさらに有することを特徴とする。
て、前記屋根梁に予め固定された前記親綱連結金具を吊
具として兼用して、前記屋根梁をクレーンにて現場に搬
入する工程をさらに有することを特徴とする。
【0024】従来この種の吊具は後に離脱する必要があ
ったが、この吊具を親綱連結金具として再度利用でき、
しかも最終的には結合棟木により覆われるので、離脱す
る必要もない。
ったが、この吊具を親綱連結金具として再度利用でき、
しかも最終的には結合棟木により覆われるので、離脱す
る必要もない。
【0025】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例につい
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
【0026】実施例1 図1は、本発明の親綱連結金具の実施例1に係る屋根上
での施工作業を示す斜視図である。
での施工作業を示す斜視図である。
【0027】屋根10は複数枚の屋根パネル12、埋木
42、及び屋根梁40により構成されている。
42、及び屋根梁40により構成されている。
【0028】屋根梁40の上面には埋木42が接合さ
れ、この埋木42上の例えば棟頂部両側端部に親綱連結
金具であるIボルト30が固定されている。
れ、この埋木42上の例えば棟頂部両側端部に親綱連結
金具であるIボルト30が固定されている。
【0029】埋木42の両傾斜面にそれぞれ屋根パネル
12が長手方向Aに平行に連結され、屋根パネル12の
上面12aから屋根梁40へ向けて、スクリューボルト
16を打ち込み屋根パネル12を固定している。棟頂部
の両側端部にそれぞれ固定したIボルト30間に、親綱
22が架け渡されている。子綱24の一端部を親綱22
に移動可能に取り付られ、作業者1の腰部等に付けた安
全ベルト26に、その他端部が取り付けられている。
12が長手方向Aに平行に連結され、屋根パネル12の
上面12aから屋根梁40へ向けて、スクリューボルト
16を打ち込み屋根パネル12を固定している。棟頂部
の両側端部にそれぞれ固定したIボルト30間に、親綱
22が架け渡されている。子綱24の一端部を親綱22
に移動可能に取り付られ、作業者1の腰部等に付けた安
全ベルト26に、その他端部が取り付けられている。
【0030】次に、図2を参照して、Iボルト30の固
定に関する構造を説明する。
定に関する構造を説明する。
【0031】図2は、図1に示すIボルト30を含む屋
根梁頂部付近の断面図である。
根梁頂部付近の断面図である。
【0032】屋根パネル12は、横枠芯材13、縦枠芯
材14、面材15、及び面取り部13aにより構成され
る。
材14、面材15、及び面取り部13aにより構成され
る。
【0033】屋根梁40は、四角柱状の構造を有する。
【0034】埋木42は、上部二辺が鈍角の傾斜面で、
相平行な二辺の平面と、下部水平面を持つ五角柱状の構
造を有する。この二辺の傾斜面が接する所が棟頂部であ
る。
相平行な二辺の平面と、下部水平面を持つ五角柱状の構
造を有する。この二辺の傾斜面が接する所が棟頂部であ
る。
【0035】両縦枠芯材14の下面端部14bは、埋木
42の上部両傾斜面に接合され、埋木42の下部水平面
には屋根梁40が接合され、面材15の上面端部15a
より横枠芯材13を貫通して、スクリューボルト16を
打ち込まれることで、屋根パネル12と埋木42等の各
部材が結合固定される。この屋根梁40及び埋木42に
より、屋根パネル12は支持される。
42の上部両傾斜面に接合され、埋木42の下部水平面
には屋根梁40が接合され、面材15の上面端部15a
より横枠芯材13を貫通して、スクリューボルト16を
打ち込まれることで、屋根パネル12と埋木42等の各
部材が結合固定される。この屋根梁40及び埋木42に
より、屋根パネル12は支持される。
【0036】Iボルト30は、リング部30a及びボル
ト部30bから成り、ボルト部30bが屋根梁40及び
埋木42にねじ固定される。埋木42の棟頂部に固定さ
れたIボルト30と屋根パネル12との干渉を防止する
ために、縦枠芯材14の下端部には、面取り部14aが
設けられている。
ト部30bから成り、ボルト部30bが屋根梁40及び
埋木42にねじ固定される。埋木42の棟頂部に固定さ
れたIボルト30と屋根パネル12との干渉を防止する
ために、縦枠芯材14の下端部には、面取り部14aが
設けられている。
【0037】図3は、クレーン46で埋木42及び屋根
梁40を吊り上げた状態を示す斜視図である。屋根梁4
0、埋木42、及びIボルト30は、予め工場段階で連
結固定されている。現場での施工時に、図3に示すよう
に、各Iボルト30とクレーン46とはワイヤー44に
より連結され、この埋木42をクレーン46により吊り
上げ移動し、所定位置で埋木42を配置することが可能
になっている。従って、Iボルト30を親綱連結金具と
しても、吊り具としても、兼用して利用することができ
る。
梁40を吊り上げた状態を示す斜視図である。屋根梁4
0、埋木42、及びIボルト30は、予め工場段階で連
結固定されている。現場での施工時に、図3に示すよう
に、各Iボルト30とクレーン46とはワイヤー44に
より連結され、この埋木42をクレーン46により吊り
上げ移動し、所定位置で埋木42を配置することが可能
になっている。従って、Iボルト30を親綱連結金具と
しても、吊り具としても、兼用して利用することができ
る。
【0038】図3に示すようにクレーン46にて、Iボ
ルト30を利用して屋根梁40及び埋木42を吊り上げ
て所定位置に設定した後に、図2に示すように、屋根パ
ネル12との接合が行われる。さらにその後に、図1に
示すようにIボルト30のリング部30aに親綱22を
引っ掛けて安全対策を施しながら、屋根上での施工が行
われる。
ルト30を利用して屋根梁40及び埋木42を吊り上げ
て所定位置に設定した後に、図2に示すように、屋根パ
ネル12との接合が行われる。さらにその後に、図1に
示すようにIボルト30のリング部30aに親綱22を
引っ掛けて安全対策を施しながら、屋根上での施工が行
われる。
【0039】上述の屋根上での施工が屋根頂部領域を除
いて終了後、結合棟木50でもってIボルト30の上方
の屋根パネル12間の隙間を埋める。この時、結合棟木
50は一対の結合棟木材52からなる。この結合棟木材
の詳細な説明を図4に従って説明する。
いて終了後、結合棟木50でもってIボルト30の上方
の屋根パネル12間の隙間を埋める。この時、結合棟木
50は一対の結合棟木材52からなる。この結合棟木材
の詳細な説明を図4に従って説明する。
【0040】図4は、一対の結合棟木材52の構造を示
す斜視図である。 結合棟木材52は、接合方向側面5
2a、前面52b、上面52c、下面52d、側面52
e、及び逃げ部54により構成されている。
す斜視図である。 結合棟木材52は、接合方向側面5
2a、前面52b、上面52c、下面52d、側面52
e、及び逃げ部54により構成されている。
【0041】接合方向側面52aは、一対の棟木材52
が合致するように形成されている。
が合致するように形成されている。
【0042】上面52cは、結合棟木材52を屋根パネ
ル12間の溝に埋め込んだ際に、屋根パネル12の面材
15のほぼ面一となり、かつ、屋根パネル12の傾斜角
と同一角度にて傾斜するよう形成されている。(図5参
照)この時、接合方向側面52aと側面52eとのなす
角Bは、上面52cと水平面Dとのなす角Cに等しい。
ル12間の溝に埋め込んだ際に、屋根パネル12の面材
15のほぼ面一となり、かつ、屋根パネル12の傾斜角
と同一角度にて傾斜するよう形成されている。(図5参
照)この時、接合方向側面52aと側面52eとのなす
角Bは、上面52cと水平面Dとのなす角Cに等しい。
【0043】逃げ部54は、下面54a及び側面54b
からなる。この逃げ部54は、結合棟木50を屋根10
に取り付ける際に、Iボルト30の上部リング部30a
が結合棟木50に接触しないように形成されている。
からなる。この逃げ部54は、結合棟木50を屋根10
に取り付ける際に、Iボルト30の上部リング部30a
が結合棟木50に接触しないように形成されている。
【0044】尚、この逃げ部54は、必ずしも図4に示
すように、結合棟木50の長手方向に沿って連続して設
けるものに限らず、Iボルト30と対向する部分にのみ
形成すれば足りる。
すように、結合棟木50の長手方向に沿って連続して設
けるものに限らず、Iボルト30と対向する部分にのみ
形成すれば足りる。
【0045】次に、結合棟木50を屋根に取り付ける前
後の施工を図4及び図5に従って行う。
後の施工を図4及び図5に従って行う。
【0046】図5は、屋根の施工後の状態を示す断面図
である 屋根の施工においては、屋根パネル12を固定した後の
作業として、図5に示すように、まず防水シート100
を屋根パネルの面材15c上にタッカー止めをする。そ
の後、屋根葺材102を固定する。さらに、屋根の棟頂
部の場所に棟笠木104を固定し、最後に棟包106を
固定する。この時、防水シート100と屋根葺材102
は、屋根の棟頂部付近の領域を除いて、安全綱を使って
作業を完了しておく。
である 屋根の施工においては、屋根パネル12を固定した後の
作業として、図5に示すように、まず防水シート100
を屋根パネルの面材15c上にタッカー止めをする。そ
の後、屋根葺材102を固定する。さらに、屋根の棟頂
部の場所に棟笠木104を固定し、最後に棟包106を
固定する。この時、防水シート100と屋根葺材102
は、屋根の棟頂部付近の領域を除いて、安全綱を使って
作業を完了しておく。
【0047】作業が終わった後に、安全綱20を取り外
して、その後結合棟木50の一方の結合棟木材52の接
合方向側面52aと、他方の結合棟木材52の接合方向
側面52aとを接合し、両屋根パネル12の間の溝に、
下面52dを下に向けて挿入し固定する。
して、その後結合棟木50の一方の結合棟木材52の接
合方向側面52aと、他方の結合棟木材52の接合方向
側面52aとを接合し、両屋根パネル12の間の溝に、
下面52dを下に向けて挿入し固定する。
【0048】最後に、屋根の棟頂部付近の防水シート1
00、屋根葺材102、棟笠木104、及び棟包106
の固定を行う。
00、屋根葺材102、棟笠木104、及び棟包106
の固定を行う。
【0049】この作業は、棟頂部付近の作業であるの
で、作業者1の安全は比較的確保されている。
で、作業者1の安全は比較的確保されている。
【0050】上記の本実施例の効果として、作業者1の
安全を確保するための親綱22の支持のための親綱連結
金具が、Iボルト30だけで構成できる。このように、
部材点数が少ないので、コストダウンが図れる。
安全を確保するための親綱22の支持のための親綱連結
金具が、Iボルト30だけで構成できる。このように、
部材点数が少ないので、コストダウンが図れる。
【0051】さらに、Iボルト30は、結合棟木50に
よって完全に外部に露出しないようになっているので、
防水対策は従来の工法をそのまま利用でき、図8のよう
に特殊な防水対策を施す必要がない。
よって完全に外部に露出しないようになっているので、
防水対策は従来の工法をそのまま利用でき、図8のよう
に特殊な防水対策を施す必要がない。
【0052】さらに、図3に示すように、Iボルト30
を梁40に予め工場段階等で固定しておけば、このIボ
ルト30を梁40及び埋木42の吊り具としても利用で
きる。
を梁40に予め工場段階等で固定しておけば、このIボ
ルト30を梁40及び埋木42の吊り具としても利用で
きる。
【0053】実施例2 次に、屋根梁を木製から鋼製にした場合の実施例を図6
を用いて説明する。
を用いて説明する。
【0054】尚、前記実施例1と実質的に同様の構成及
び作用を有する部材には、同一の符号を符し、その詳細
な説明を省略する。
び作用を有する部材には、同一の符号を符し、その詳細
な説明を省略する。
【0055】図6は、実施例2に係る屋根構造を示す側
面図である。
面図である。
【0056】鋼製の屋根梁60は、その上面に木製の埋
木66を接着固定している。この剛製の屋根梁60は、
ほぼU字状の連結金具64によって屋根パネル12との
連結が行われる。
木66を接着固定している。この剛製の屋根梁60は、
ほぼU字状の連結金具64によって屋根パネル12との
連結が行われる。
【0057】この鋼製の屋根梁60の上面には、ねじ穴
62が形成されている。このねじ穴62は、ナットによ
って構成されてもよい。
62が形成されている。このねじ穴62は、ナットによ
って構成されてもよい。
【0058】このねじ穴62にIボルト30がねじ止め
固定されることで、実施例1と同様の効果が期待でき
る。
固定されることで、実施例1と同様の効果が期待でき
る。
【0059】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、発明の要旨の範囲内で様々の変更が可能であ
る。
ではなく、発明の要旨の範囲内で様々の変更が可能であ
る。
【0060】例えば、Iボルト30の取り付け位置は、
屋根梁40の両端に限らず、屋根梁40の長手方向にて
数ヶ所に取り付けてもよい。また、親綱連結金具は必ず
しもIボルト30に限らず、少なくとも親綱を連結する
箇所と、屋根梁に固定される箇所とを含んでいればよ
い。また、屋根は必ずしもパネル工法に用いられる屋根
パネルに限らず、他の種々の屋根面部を用いることがで
きる。
屋根梁40の両端に限らず、屋根梁40の長手方向にて
数ヶ所に取り付けてもよい。また、親綱連結金具は必ず
しもIボルト30に限らず、少なくとも親綱を連結する
箇所と、屋根梁に固定される箇所とを含んでいればよ
い。また、屋根は必ずしもパネル工法に用いられる屋根
パネルに限らず、他の種々の屋根面部を用いることがで
きる。
【0061】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、親綱の連結に
用いられる部材点数は親綱連結金具のみとなる。さら
に、結合棟木を取り付けた後は、親綱連結金具は露出せ
ずに結合棟木により完全に覆うことができ、表面的には
従来と同様となるので、特殊な雨漏れ対策を施す必要も
ない。
用いられる部材点数は親綱連結金具のみとなる。さら
に、結合棟木を取り付けた後は、親綱連結金具は露出せ
ずに結合棟木により完全に覆うことができ、表面的には
従来と同様となるので、特殊な雨漏れ対策を施す必要も
ない。
【0062】請求項2の発明によれば、従来の結合棟木
に逃げ部を形成するのみで、本発明の屋根棟構造に対処
することができる。
に逃げ部を形成するのみで、本発明の屋根棟構造に対処
することができる。
【0063】請求項3の発明によれば、親綱連結金具を
建築物への取り付け前の状態にて予め屋根梁に固定して
おくことで、屋根梁設置後に直ちに親綱を掛け渡して安
全対策を施すことができる。
建築物への取り付け前の状態にて予め屋根梁に固定して
おくことで、屋根梁設置後に直ちに親綱を掛け渡して安
全対策を施すことができる。
【0064】請求項4によれば、屋根施工上、特に危険
な軒先付近での作業を含む、屋根棟頂部付近以外での施
工作業は、親綱を用いて安全対策を施しながら行うこと
ができる。屋根棟頂部付近での施工作業前には結合棟木
により親綱連結金具が覆われ、屋根棟頂部付近での特殊
な雨漏れ対策も施す必要はない。
な軒先付近での作業を含む、屋根棟頂部付近以外での施
工作業は、親綱を用いて安全対策を施しながら行うこと
ができる。屋根棟頂部付近での施工作業前には結合棟木
により親綱連結金具が覆われ、屋根棟頂部付近での特殊
な雨漏れ対策も施す必要はない。
【0065】請求項5の発明によれば、親綱連結金具を
屋根梁の吊具として兼用することができ、しかも最終的
には結合棟木により覆われるので、吊具を離脱する必要
がない。
屋根梁の吊具として兼用することができ、しかも最終的
には結合棟木により覆われるので、吊具を離脱する必要
がない。
【図1】本発明の親綱取付金具を用いた屋根上での施工
作業を示す斜視図である。
作業を示す斜視図である。
【図2】図1の取付金具を含む屋根頂部付近の断面図で
ある。
ある。
【図3】図1の取付金具を吊具として利用して屋根梁を
吊り上げた状態を示す斜視図である。
吊り上げた状態を示す斜視図である。
【図4】一対の結合棟木材の構造を示す斜視図である。
【図5】屋根の施工後の状態を示す断面図である。
【図6】本発明の親綱取付金具を鋼製の屋根梁に利用し
た他の実施例を示す断面図である。
た他の実施例を示す断面図である。
【図7】従来の技術の取付金具に係る屋根上での施工作
業を示す斜視図である。
業を示す斜視図である。
【図8】他の従来技術の取付金具を示す断面図である。
10 屋根 12 屋根パネル 16 スクリューボルト 20 安全綱 26 安全べルト 30 Iボルト 40 屋根梁 42 埋木 50 結合棟木 54 逃げ部 60 鋼製屋根梁 64 梁受け金具 70 親綱連結プレート 80 親綱連結金具 100 防水シート 102 屋根葺材 104 棟笠木 106 棟包
Claims (5)
- 【請求項1】 屋根梁上面に、2枚の屋根面部の上端部
が固定され、この2枚の屋根面部の上端部間に形成され
る溝部に臨んで親綱連結金具が配置され、かつ、前記親
綱連結金具を覆う結合棟木が前記溝部に埋込み固定され
ていることを特徴とする屋根棟構造。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記結合棟木は、前記親綱連結金具との干渉を避けるた
めの逃げ部を有することを特徴とする屋根棟構造。 - 【請求項3】作業者用安全綱を支持するための親綱を、
屋根棟頂部に掛け渡して屋根の施工を行う方法におい
て、 屋根梁を建築物に取り付ける前に、前記屋根梁に親綱連
結金具を予め取り付けておくことを特徴とする屋根の施
工方法。 - 【請求項4】 請求項1又は2に記載の屋根棟構造を用
いた屋根の施工方法であって、 前記結合棟木が取り付けられる前に前記親綱連結金具に
親綱を連結させて、前記屋根面部上にて屋根施工を行う
工程と、 屋根棟頂部付近を除いて前記屋根施工が終了した後に、
前記親綱を前記親綱連結金具より外して、前記結合棟木
を前記屋根面部間の前記溝部に埋込み固定する工程と、 その後、屋根棟頂部付近の屋根施工を行う工程と、を含
むことを特徴とする屋根の施工方法。 - 【請求項5】 請求項3又は4において、 前記屋根梁に固定された前記親綱連結金具を吊具として
兼用して、前記屋根梁をクレーンにて現場に搬入する工
程有することを特徴とする屋根の施工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6212135A JPH0853914A (ja) | 1994-08-12 | 1994-08-12 | 親綱連結金具を備えた屋根棟構造及びそれを用いた屋根の施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6212135A JPH0853914A (ja) | 1994-08-12 | 1994-08-12 | 親綱連結金具を備えた屋根棟構造及びそれを用いた屋根の施工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0853914A true JPH0853914A (ja) | 1996-02-27 |
Family
ID=16617475
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6212135A Withdrawn JPH0853914A (ja) | 1994-08-12 | 1994-08-12 | 親綱連結金具を備えた屋根棟構造及びそれを用いた屋根の施工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0853914A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110827662A (zh) * | 2019-10-24 | 2020-02-21 | 绿城房地产集团有限公司 | 一种入户门头 |
-
1994
- 1994-08-12 JP JP6212135A patent/JPH0853914A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110827662A (zh) * | 2019-10-24 | 2020-02-21 | 绿城房地产集团有限公司 | 一种入户门头 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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