JPH1025868A - 屋根パネルの施工方法及び屋根パネルの吊り構造 - Google Patents
屋根パネルの施工方法及び屋根パネルの吊り構造Info
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- JPH1025868A JPH1025868A JP8183470A JP18347096A JPH1025868A JP H1025868 A JPH1025868 A JP H1025868A JP 8183470 A JP8183470 A JP 8183470A JP 18347096 A JP18347096 A JP 18347096A JP H1025868 A JPH1025868 A JP H1025868A
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Landscapes
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 工場生産したユニット部材を使用して建築さ
れるプレハブ式建物の屋根に実施される屋根パネルの施
工方法を提供する。 【解決手段】 瓦等の屋根葺き材が突き出されている水
下側のパネル枠に、前記瓦等の屋根葺き材の突き出し寸
法よりも更に外方へ突き出た位置に吊り点を有する前部
吊り具を着脱自在に複数取付け、水上側のパネル枠にも
後部吊り具を複数取付け、後部吊り具を取り付けた水上
側のパネル枠又は該パネル枠が載る屋根架構部材に掛け
止め片を設け、前記の各吊り具を利用して水平に吊った
屋根パネルは、まず後部吊り具で吊った水上側のパネル
枠を前記掛け止め片にて仮支持させ、次いで前部吊り具
で吊った水下側のパネル枠を下ろして屋根架構へあずけ
て支持させ、その後に前部、後部の吊り具を屋根パネル
から取り外す。
れるプレハブ式建物の屋根に実施される屋根パネルの施
工方法を提供する。 【解決手段】 瓦等の屋根葺き材が突き出されている水
下側のパネル枠に、前記瓦等の屋根葺き材の突き出し寸
法よりも更に外方へ突き出た位置に吊り点を有する前部
吊り具を着脱自在に複数取付け、水上側のパネル枠にも
後部吊り具を複数取付け、後部吊り具を取り付けた水上
側のパネル枠又は該パネル枠が載る屋根架構部材に掛け
止め片を設け、前記の各吊り具を利用して水平に吊った
屋根パネルは、まず後部吊り具で吊った水上側のパネル
枠を前記掛け止め片にて仮支持させ、次いで前部吊り具
で吊った水下側のパネル枠を下ろして屋根架構へあずけ
て支持させ、その後に前部、後部の吊り具を屋根パネル
から取り外す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主に工場生産し
たユニット部材を使用して建築されるプレハブ式建物の
屋根に実施される屋根パネルの施工方法、更に言えば、
小屋組と母屋とから成る屋根架構の上に、垂木を兼ねた
パネル枠と野地板及び瓦等の屋根葺き材を一体的構造に
ユニット化した屋根パネルを水平吊りして軽便、迅速に
設置するための施工方法及び前記方法の実施に採用され
る屋根パネルの吊り構造技術の分野に属する。
たユニット部材を使用して建築されるプレハブ式建物の
屋根に実施される屋根パネルの施工方法、更に言えば、
小屋組と母屋とから成る屋根架構の上に、垂木を兼ねた
パネル枠と野地板及び瓦等の屋根葺き材を一体的構造に
ユニット化した屋根パネルを水平吊りして軽便、迅速に
設置するための施工方法及び前記方法の実施に採用され
る屋根パネルの吊り構造技術の分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記した様な屋根パネルの施工方
法及び吊り構造の技術としては、可能な限り建設現場で
屋根職人の必要性をなくし、出来るだけ合理化、省力化
して軽便、迅速に安全に施工を進めることが望まれ、そ
のような技術の開発努力が積み重ねられている。とりわ
け隣接の屋根パネルとの間に発生する雨仕舞い処理の合
理的解決も急務とされている。
法及び吊り構造の技術としては、可能な限り建設現場で
屋根職人の必要性をなくし、出来るだけ合理化、省力化
して軽便、迅速に安全に施工を進めることが望まれ、そ
のような技術の開発努力が積み重ねられている。とりわ
け隣接の屋根パネルとの間に発生する雨仕舞い処理の合
理的解決も急務とされている。
【0003】例えば特開平5−214771号公報(以
下、引用出願1と言う。)には、屋根勾配を斜辺とする
三角形状の屋根ユニットの斜辺を形成する斜め梁の側面
に吊りボルトを横向きに取付け、該吊りボルトにクレー
ンのワイヤーを結束してプレハブ建物の屋根へ吊り込み
設置する施工技術(同公報の図1を参照)が記載されて
いる。しかし、斜め梁の側面へ横向きに取り付けた吊り
ボルトは、当該屋根ユニットを屋根へ下ろしたとき、隣
接の先行する屋根ユニットと干渉を起こして設置施工の
邪魔になる。この点、同公報の図6には吊りボルトを屋
根面に取付けているが、この場合には屋根葺き材にも孔
をあける問題が提起される。
下、引用出願1と言う。)には、屋根勾配を斜辺とする
三角形状の屋根ユニットの斜辺を形成する斜め梁の側面
に吊りボルトを横向きに取付け、該吊りボルトにクレー
ンのワイヤーを結束してプレハブ建物の屋根へ吊り込み
設置する施工技術(同公報の図1を参照)が記載されて
いる。しかし、斜め梁の側面へ横向きに取り付けた吊り
ボルトは、当該屋根ユニットを屋根へ下ろしたとき、隣
接の先行する屋根ユニットと干渉を起こして設置施工の
邪魔になる。この点、同公報の図6には吊りボルトを屋
根面に取付けているが、この場合には屋根葺き材にも孔
をあける問題が提起される。
【0004】次に、特開平5−222773号公報(以
下、引用出願2という。)には、屋根パネルの屋根面を
貫通させ内側の構造材へ吊りボルトをねじ込んで取付
け、該吊りボルトを利用して屋根パネルを建物の屋根へ
吊り込み設置する技術が記載されている。従って、この
場合にも吊りボルトが屋根葺き材を貫通するという問題
が提起され、雨仕舞い、防水処理に格別の注意が必要と
なろう。
下、引用出願2という。)には、屋根パネルの屋根面を
貫通させ内側の構造材へ吊りボルトをねじ込んで取付
け、該吊りボルトを利用して屋根パネルを建物の屋根へ
吊り込み設置する技術が記載されている。従って、この
場合にも吊りボルトが屋根葺き材を貫通するという問題
が提起され、雨仕舞い、防水処理に格別の注意が必要と
なろう。
【0005】次に、特開平5−340017号公報(以
下、引用出願3と言う。)には、屋根流れ方向(勾配方
向)の両側縁の上面に溝形鋼状の力骨を固着し、この力
骨の上面に設けた吊り孔に吊り具を着脱自在に取り付け
て屋根パネルの吊り込みを行う技術が記載されている。
したがって、隣接パネルと干渉を起こす問題は無いが、
隣接パネル同士の平行に相対峙する二つの力骨はこれを
内包するジョイントカバーで覆う作業のために、建設現
場で屋根職人が屋根に登って作業しなければならない。
下、引用出願3と言う。)には、屋根流れ方向(勾配方
向)の両側縁の上面に溝形鋼状の力骨を固着し、この力
骨の上面に設けた吊り孔に吊り具を着脱自在に取り付け
て屋根パネルの吊り込みを行う技術が記載されている。
したがって、隣接パネルと干渉を起こす問題は無いが、
隣接パネル同士の平行に相対峙する二つの力骨はこれを
内包するジョイントカバーで覆う作業のために、建設現
場で屋根職人が屋根に登って作業しなければならない。
【0006】特開平6−50001号公報(以下、引用
出願4と云う。)には、屋根パネルの施工を隣接パネル
と干渉を起こさないように上面側から行う手段として、
屋根パネルの両側縁の屋根材及びパネル枠に凹部をえぐ
るように形成して、該凹部内に吊り用の掛け止めピンを
設け、この掛け止めピンをワイヤーで吊る方法が記載さ
れている。従って、屋根パネルの施工を上面側から行う
目的は達成されているが、前記凹部が屋根面に数カ所の
開口を発生するので、その後処理についての対策が肝要
で、やはり、建設現場に屋根職人が必要になる。
出願4と云う。)には、屋根パネルの施工を隣接パネル
と干渉を起こさないように上面側から行う手段として、
屋根パネルの両側縁の屋根材及びパネル枠に凹部をえぐ
るように形成して、該凹部内に吊り用の掛け止めピンを
設け、この掛け止めピンをワイヤーで吊る方法が記載さ
れている。従って、屋根パネルの施工を上面側から行う
目的は達成されているが、前記凹部が屋根面に数カ所の
開口を発生するので、その後処理についての対策が肝要
で、やはり、建設現場に屋根職人が必要になる。
【0007】
【本発明が解決しようとする課題】屋根パネルの雨仕舞
いを合理的に行う手段として、例えば屋根勾配の水下側
にはパネル枠よりも瓦等の屋根葺き材を少し長く突き出
させ、この突き出し部分を下位の屋根パネルの水上側の
上面に重ねることにより雨仕舞いを合理的に行うことが
提案されている。また、屋根パネルを吊って施工する場
合には、パネル枠から突き出された瓦等の屋根葺き材を
ワイヤー等で破損させないような吊り構造方式を開発す
ることが肝要である。
いを合理的に行う手段として、例えば屋根勾配の水下側
にはパネル枠よりも瓦等の屋根葺き材を少し長く突き出
させ、この突き出し部分を下位の屋根パネルの水上側の
上面に重ねることにより雨仕舞いを合理的に行うことが
提案されている。また、屋根パネルを吊って施工する場
合には、パネル枠から突き出された瓦等の屋根葺き材を
ワイヤー等で破損させないような吊り構造方式を開発す
ることが肝要である。
【0008】その上で、屋根架構の上下方向(勾配方
向)に複数の屋根パネルが設置される場合には、パネル
枠に取り付けた吊り具が隣接パネルと干渉を起こす以前
に撤去する等の合理的処理が必要である。上記の観点に
よれば、上記引用出願1は、斜め梁の側面に取り付けた
吊りボルトを、隣接のパネルと干渉を起こす以前に同吊
りボルトを撤去可能とするような対策は一切開示されて
いない。
向)に複数の屋根パネルが設置される場合には、パネル
枠に取り付けた吊り具が隣接パネルと干渉を起こす以前
に撤去する等の合理的処理が必要である。上記の観点に
よれば、上記引用出願1は、斜め梁の側面に取り付けた
吊りボルトを、隣接のパネルと干渉を起こす以前に同吊
りボルトを撤去可能とするような対策は一切開示されて
いない。
【0009】引用出願2の場合には、屋根面に吊りボル
トを取り付ける際吊りボルトが屋根葺き材を貫通するか
ら、後処理作業の発生が懸念される。引用出願3の場合
は、力骨を必須要件とし、この力骨に吊り具を取付け可
能とするための加工を施すほか、力骨によって発生する
雨仕舞い処理のために建設現場でジョイントカバーで覆
うため、屋根職人が必要である。
トを取り付ける際吊りボルトが屋根葺き材を貫通するか
ら、後処理作業の発生が懸念される。引用出願3の場合
は、力骨を必須要件とし、この力骨に吊り具を取付け可
能とするための加工を施すほか、力骨によって発生する
雨仕舞い処理のために建設現場でジョイントカバーで覆
うため、屋根職人が必要である。
【0010】引用出願4は、屋根材及びパネル枠をえぐ
る凹部を設け、この凹部が屋根面に開口を形成するか
ら、その部分には屋根葺き材を予め工場等で施工するこ
とはできず、省力化を図れない。そこで本発明の目的
は、工場における屋根パネルの完成度を高めて、現場作
業の省力化と、品質、精度の維持を図り、また、雨仕舞
い処理を合理的に行う手段として、屋根パネルに施すべ
き加工度を極少とし、他方、クレーンの方に屋根パネル
に対して着脱が自在で転用が可能な吊り具を用意し、該
吊り具の使用によって瓦等の屋根葺き材の突き出し部分
をワイヤー等で破損させないように工夫した吊り構造方
式による屋根パネル施工方法を提供することである。
る凹部を設け、この凹部が屋根面に開口を形成するか
ら、その部分には屋根葺き材を予め工場等で施工するこ
とはできず、省力化を図れない。そこで本発明の目的
は、工場における屋根パネルの完成度を高めて、現場作
業の省力化と、品質、精度の維持を図り、また、雨仕舞
い処理を合理的に行う手段として、屋根パネルに施すべ
き加工度を極少とし、他方、クレーンの方に屋根パネル
に対して着脱が自在で転用が可能な吊り具を用意し、該
吊り具の使用によって瓦等の屋根葺き材の突き出し部分
をワイヤー等で破損させないように工夫した吊り構造方
式による屋根パネル施工方法を提供することである。
【0011】本発明の次の目的は、前記のように屋根パ
ネルを吊る吊り具が隣接パネルと干渉を起こす以前の段
階で安全に干渉を回避することができ、屋根パネルの設
置施工と雨仕舞い処理を軽便に合理的に行えるように改
良した、屋根パネルの施工方法と吊り構造を提供するこ
とである。本発明の究極の目的は、可能な限り建設現場
における屋根職人の必要性をなくし、現場作業を出来る
だけ省力化して、迅速、軽便に安全に施工することがで
き、特に、隣接の屋根パネルとの間に発生する雨仕舞い
処理等を格別必要としない屋根パネル施工方法及び吊り
構造を提供することである。
ネルを吊る吊り具が隣接パネルと干渉を起こす以前の段
階で安全に干渉を回避することができ、屋根パネルの設
置施工と雨仕舞い処理を軽便に合理的に行えるように改
良した、屋根パネルの施工方法と吊り構造を提供するこ
とである。本発明の究極の目的は、可能な限り建設現場
における屋根職人の必要性をなくし、現場作業を出来る
だけ省力化して、迅速、軽便に安全に施工することがで
き、特に、隣接の屋根パネルとの間に発生する雨仕舞い
処理等を格別必要としない屋根パネル施工方法及び吊り
構造を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段として、請求項1の発明に係る屋根パネルの施
工方法は、少なくとも水下側に瓦等の屋根葺き材が雨仕
舞い寸法だけパネル枠から突き出されている構成の屋根
パネルを吊って屋根架構の上に設置する施工方法におい
て瓦等の屋根葺き材が突き出されている水下側のパネル
枠に、前記瓦等の屋根葺き材の突き出し寸法よりも更に
外方へ突き出た位置に吊り点を有する前部吊り具を着脱
自在に複数取付け、水上側のパネル枠にも後部吊り具を
複数取付けること、及び後部吊り具を取り付けた水上側
のパネル枠又は該パネル枠が載る屋根架構部材に掛け止
め片を設け、前記の各吊り具を利用して水平に吊った屋
根パネルは、まず後部吊り具で吊った水上側のパネル枠
を前記掛け止め片にて仮支持させること、次いで前部吊
り具で吊った水下側のパネル枠を下ろして屋根架構へあ
ずけて支持させること、その後に前部、後部の吊り具を
屋根パネルから取り外すことをそれぞれ特徴とする。
めの手段として、請求項1の発明に係る屋根パネルの施
工方法は、少なくとも水下側に瓦等の屋根葺き材が雨仕
舞い寸法だけパネル枠から突き出されている構成の屋根
パネルを吊って屋根架構の上に設置する施工方法におい
て瓦等の屋根葺き材が突き出されている水下側のパネル
枠に、前記瓦等の屋根葺き材の突き出し寸法よりも更に
外方へ突き出た位置に吊り点を有する前部吊り具を着脱
自在に複数取付け、水上側のパネル枠にも後部吊り具を
複数取付けること、及び後部吊り具を取り付けた水上側
のパネル枠又は該パネル枠が載る屋根架構部材に掛け止
め片を設け、前記の各吊り具を利用して水平に吊った屋
根パネルは、まず後部吊り具で吊った水上側のパネル枠
を前記掛け止め片にて仮支持させること、次いで前部吊
り具で吊った水下側のパネル枠を下ろして屋根架構へあ
ずけて支持させること、その後に前部、後部の吊り具を
屋根パネルから取り外すことをそれぞれ特徴とする。
【0013】請求項2記載の発明に係る屋根パネルの施
工方法は、少なくとも水下側に瓦等の屋根葺き材が雨仕
舞い用寸法だけパネル枠から突き出されている構成の屋
根パネルを吊って屋根架構の上下方向に複数設置する施
工方法において、瓦等の屋根葺き材が突き出されている
水下側のパネル枠に、前記瓦等の屋根葺き材の突き出し
寸法よりも更に外方へ突き出た位置に吊り点を有する前
部吊り具を着脱自在に複数取付け、水上側のパネル枠に
も後部吊り具を着脱自在に複数取付けること、及び後部
吊り具を取り付けたパネル枠又は該パネル枠が載る屋根
架構部材に掛け止め片を設け、前記の各吊り具を利用し
て水平に吊った屋根パネルは、まず後部吊り具で吊った
側のパネル枠を前記掛け止め片にて仮支持させること、
次いで前部吊り具で吊った側のパネル枠を下ろし、反力
側を屋根架構へあずけて支持させた昇降自在支持具の支
点側に仮支持させること、しかる後に前部吊り具を屋根
パネルから取り外し、その後前記昇降自在支持具を下降
操作して屋根パネルの水下側のパネル枠を屋根架構に支
持させることをそれぞれ特徴とする。
工方法は、少なくとも水下側に瓦等の屋根葺き材が雨仕
舞い用寸法だけパネル枠から突き出されている構成の屋
根パネルを吊って屋根架構の上下方向に複数設置する施
工方法において、瓦等の屋根葺き材が突き出されている
水下側のパネル枠に、前記瓦等の屋根葺き材の突き出し
寸法よりも更に外方へ突き出た位置に吊り点を有する前
部吊り具を着脱自在に複数取付け、水上側のパネル枠に
も後部吊り具を着脱自在に複数取付けること、及び後部
吊り具を取り付けたパネル枠又は該パネル枠が載る屋根
架構部材に掛け止め片を設け、前記の各吊り具を利用し
て水平に吊った屋根パネルは、まず後部吊り具で吊った
側のパネル枠を前記掛け止め片にて仮支持させること、
次いで前部吊り具で吊った側のパネル枠を下ろし、反力
側を屋根架構へあずけて支持させた昇降自在支持具の支
点側に仮支持させること、しかる後に前部吊り具を屋根
パネルから取り外し、その後前記昇降自在支持具を下降
操作して屋根パネルの水下側のパネル枠を屋根架構に支
持させることをそれぞれ特徴とする。
【0014】請求項3の発明に係る屋根パネルの吊り構
造は、瓦等の屋根葺き材がパネル枠から突き出されてい
る水下側のパネル枠に、該パネル枠と直交する向きに接
合されたパネル枠の溝と連通する挿入口が設けられ、他
方、吊り具は前記瓦等の屋根葺き材の突き出し寸法より
も更に外方へ突き出た位置に吊り点を有する長さの鋼板
で構成され、且つ鋼板の所定位置に位置決め部が設けら
れた構成であり、前記吊り具は鋼板の自由端側をパネル
枠の前記挿入口から溝内へ差し入れてその位置決め部を
ストッパへ掛け止めた状態で吊り点を吊られることを特
徴とする。
造は、瓦等の屋根葺き材がパネル枠から突き出されてい
る水下側のパネル枠に、該パネル枠と直交する向きに接
合されたパネル枠の溝と連通する挿入口が設けられ、他
方、吊り具は前記瓦等の屋根葺き材の突き出し寸法より
も更に外方へ突き出た位置に吊り点を有する長さの鋼板
で構成され、且つ鋼板の所定位置に位置決め部が設けら
れた構成であり、前記吊り具は鋼板の自由端側をパネル
枠の前記挿入口から溝内へ差し入れてその位置決め部を
ストッパへ掛け止めた状態で吊り点を吊られることを特
徴とする。
【0015】請求項4の発明に係る屋根パネルの吊り構
造は、瓦等の屋根葺き材がパネル枠から突き出されてい
る水下側のパネル枠に、該パネル枠と直交する向きに接
合されたパネル枠の溝と連通する挿入口が設けられ、他
方、吊り具は前記瓦等の屋根葺き材の突き出し寸法より
も更に外方へ突き出た位置に吊り点を有する長さの2枚
の鋼板の一端部を重ね合わせて回動可能にピン連結する
と共にバネ作用によって限られた角度まで2枚の鋼板が
相互に開閉する構成とされ、前記ピン連結位置が吊り点
に形成され、且つ鋼板の所定位置に位置決め部が設けら
れた構成であり、前記吊り具は鋼板の自由端側をパネル
枠の前記挿入口から溝内へ差し入れてその位置決め部を
ストッパへ掛け止めた状態で吊り点を吊られることを特
徴とする。
造は、瓦等の屋根葺き材がパネル枠から突き出されてい
る水下側のパネル枠に、該パネル枠と直交する向きに接
合されたパネル枠の溝と連通する挿入口が設けられ、他
方、吊り具は前記瓦等の屋根葺き材の突き出し寸法より
も更に外方へ突き出た位置に吊り点を有する長さの2枚
の鋼板の一端部を重ね合わせて回動可能にピン連結する
と共にバネ作用によって限られた角度まで2枚の鋼板が
相互に開閉する構成とされ、前記ピン連結位置が吊り点
に形成され、且つ鋼板の所定位置に位置決め部が設けら
れた構成であり、前記吊り具は鋼板の自由端側をパネル
枠の前記挿入口から溝内へ差し入れてその位置決め部を
ストッパへ掛け止めた状態で吊り点を吊られることを特
徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態及び実施例】本願発明に係る屋根パ
ネルの施工方法及び吊り構造は、図2に示したように、
少なくともパネルの水下側(図2の左端側)の辺に瓦等
の屋根葺き材1その他の屋根葺き材の一部分が雨仕舞い
に適した寸法Wだけパネル枠2から突き出されている構
成の屋根パネルAを、図1のようにクレーン等のワイヤ
ーフック12で吊って屋根架構の上に設置施工する条件
下で好適に実施される。この場合の屋根架構は、図1に
例示したように、主に小屋組み(合掌梁)10と母屋1
1とで構成されている。他方、屋根パネルAには、瓦等
の屋根葺き材1と野地板21のほか、垂木を兼ねたパネ
ル枠3がユニット化された構成であり、工場で生産され
る。図1では各吊りワイヤー13が垂直な吊り姿勢とな
るように屋根パネルAと略同大、同形状の枠構造をなす
吊り枠Cが使用されている。
ネルの施工方法及び吊り構造は、図2に示したように、
少なくともパネルの水下側(図2の左端側)の辺に瓦等
の屋根葺き材1その他の屋根葺き材の一部分が雨仕舞い
に適した寸法Wだけパネル枠2から突き出されている構
成の屋根パネルAを、図1のようにクレーン等のワイヤ
ーフック12で吊って屋根架構の上に設置施工する条件
下で好適に実施される。この場合の屋根架構は、図1に
例示したように、主に小屋組み(合掌梁)10と母屋1
1とで構成されている。他方、屋根パネルAには、瓦等
の屋根葺き材1と野地板21のほか、垂木を兼ねたパネ
ル枠3がユニット化された構成であり、工場で生産され
る。図1では各吊りワイヤー13が垂直な吊り姿勢とな
るように屋根パネルAと略同大、同形状の枠構造をなす
吊り枠Cが使用されている。
【0017】本発明に係る施工方法の実施の形態は、
屋根パネルAの大きさが屋根架構の勾配方向の全長に及
ぶ長さを有し、勾配方向の全長を1枚のパネルで形成す
る場合と、屋根パネルAの大きさが屋根架構の勾配方
向の全長を数分割した長さとされ、よって勾配方向に複
数の屋根パネルが設置される場合とに大別される。前記
の実施形態(請求項1の発明)については、格別図示
することまでは省略したが、例えば図2に示したように
瓦等の屋根葺き材1が突き出されている水下側のパネル
枠2に、前記瓦等の屋根葺き材の突き出し寸法Wよりも
更に外方へ突き出た位置に吊り点Bを有する長さの前部
吊り具4を、通例は図1のように少なくとも両側2箇所
に着脱自在に取付ける。また、水上側(図2の右端側)
のパネル枠2´にも野地板21及び瓦等の屋根葺き材1
を傷つけない形状、構造の後部吊り具5をやはり図1の
ように通例は少なくとも両側2箇所に取付ける。更に、
後部吊り具5を取り付けた水上側のパネル枠2´(又は
該パネル枠2´が載る屋根架構の母屋11でも可)に、
引っ掛かり作用を奏するアングル形状等の掛け止め片6
を溶接等の手段で予め固定して設けておく(図2及び図
13を参照)。
屋根パネルAの大きさが屋根架構の勾配方向の全長に及
ぶ長さを有し、勾配方向の全長を1枚のパネルで形成す
る場合と、屋根パネルAの大きさが屋根架構の勾配方
向の全長を数分割した長さとされ、よって勾配方向に複
数の屋根パネルが設置される場合とに大別される。前記
の実施形態(請求項1の発明)については、格別図示
することまでは省略したが、例えば図2に示したように
瓦等の屋根葺き材1が突き出されている水下側のパネル
枠2に、前記瓦等の屋根葺き材の突き出し寸法Wよりも
更に外方へ突き出た位置に吊り点Bを有する長さの前部
吊り具4を、通例は図1のように少なくとも両側2箇所
に着脱自在に取付ける。また、水上側(図2の右端側)
のパネル枠2´にも野地板21及び瓦等の屋根葺き材1
を傷つけない形状、構造の後部吊り具5をやはり図1の
ように通例は少なくとも両側2箇所に取付ける。更に、
後部吊り具5を取り付けた水上側のパネル枠2´(又は
該パネル枠2´が載る屋根架構の母屋11でも可)に、
引っ掛かり作用を奏するアングル形状等の掛け止め片6
を溶接等の手段で予め固定して設けておく(図2及び図
13を参照)。
【0018】しかる後に、前記の各吊り具4、5を利用
してクレーン等で吊られた屋根パネルAを屋根架構へ設
置するに際しては、まず後部吊り具5で吊られた水上側
のパネル枠2´を該当する母屋11の上に載せて前記掛
け止め片6を母屋11へ引っ掛けるようにして仮支持さ
せる(図4参照)。次いで前部吊り具4で吊られた水下
側のパネル枠2を下ろし、屋根架構の該当する母屋11
へあずけて支持させる(図4参照)。そして、当該屋根
パネルAの取付け位置を最終調整し、各パネル枠2、2
´を母屋11とそれぞれボルト止め或いは連結金具等で
結合し、その後に前部、後部の各吊り具4、5を屋根パ
ネルAから取り外す。
してクレーン等で吊られた屋根パネルAを屋根架構へ設
置するに際しては、まず後部吊り具5で吊られた水上側
のパネル枠2´を該当する母屋11の上に載せて前記掛
け止め片6を母屋11へ引っ掛けるようにして仮支持さ
せる(図4参照)。次いで前部吊り具4で吊られた水下
側のパネル枠2を下ろし、屋根架構の該当する母屋11
へあずけて支持させる(図4参照)。そして、当該屋根
パネルAの取付け位置を最終調整し、各パネル枠2、2
´を母屋11とそれぞれボルト止め或いは連結金具等で
結合し、その後に前部、後部の各吊り具4、5を屋根パ
ネルAから取り外す。
【0019】次に、上記の実施形態(請求項2の発
明)の場合も、屋根パネルAの水下側のパネル枠2に、
瓦等の屋根葺き材1の突き出し寸法Wよりも更に外方へ
突き出た位置に吊り点Bを有する前部吊り具4を着脱自
在に取付ける。水上側のパネル枠2´にも後部吊り具5
を着脱自在に取付ける。更に後部吊り具5を取り付けた
パネル枠2´(又は該パネル枠が載る屋根架構部材)に
掛け止め片6を予め設けた上で、前記の各吊り具4、5
をクレーン等で吊る段階までは上記の実施形態と共通
する。当該の実施形態の特徴は以下の工程に見られ
る。
明)の場合も、屋根パネルAの水下側のパネル枠2に、
瓦等の屋根葺き材1の突き出し寸法Wよりも更に外方へ
突き出た位置に吊り点Bを有する前部吊り具4を着脱自
在に取付ける。水上側のパネル枠2´にも後部吊り具5
を着脱自在に取付ける。更に後部吊り具5を取り付けた
パネル枠2´(又は該パネル枠が載る屋根架構部材)に
掛け止め片6を予め設けた上で、前記の各吊り具4、5
をクレーン等で吊る段階までは上記の実施形態と共通
する。当該の実施形態の特徴は以下の工程に見られ
る。
【0020】図1及び図3のようにクレーン等で吊られ
た屋根パネルAを屋根架構へ下ろして設置するに際して
は、まず後部吊り具5で吊られた水上側のパネル枠2´
を屋根架構の該当する母屋11の上に下ろし、前記掛け
止め片6を母屋11へ引っ掛けるようにして仮支持させ
る(図4)。次に、前部吊り具4で吊った水下側のパネ
ル枠2を下ろしてゆき、その前に予め反力側7aを屋根
架構側へあずけて支持させた昇降自在支持具7の支点側
7bへあずけて仮支持させる。前記の仮支持状態が安定
であることを確かめた後に、前部吊り具4(及び後部吊
り具5)を屋根パネルAから取り外す。図4のように先
行して屋根架構上に設置された水下側の屋根パネルA´
と前部吊り具4とが干渉を起こす事態を未然に解消する
ことが目的である。
た屋根パネルAを屋根架構へ下ろして設置するに際して
は、まず後部吊り具5で吊られた水上側のパネル枠2´
を屋根架構の該当する母屋11の上に下ろし、前記掛け
止め片6を母屋11へ引っ掛けるようにして仮支持させ
る(図4)。次に、前部吊り具4で吊った水下側のパネ
ル枠2を下ろしてゆき、その前に予め反力側7aを屋根
架構側へあずけて支持させた昇降自在支持具7の支点側
7bへあずけて仮支持させる。前記の仮支持状態が安定
であることを確かめた後に、前部吊り具4(及び後部吊
り具5)を屋根パネルAから取り外す。図4のように先
行して屋根架構上に設置された水下側の屋根パネルA´
と前部吊り具4とが干渉を起こす事態を未然に解消する
ことが目的である。
【0021】次に、前記昇降自在支持具7を下降操作し
て、当該屋根パネルAを前記掛け止め片6の位置で回動
させつつ水下側を下げてゆき、同側のパネル枠2を屋根
架構の該当する母屋11上に支持させる(図5)。更に
当該屋根パネルAの取付け位置を最終調整して、ボルト
止め又は連結金具等による手段で各パネル枠2、2´を
屋根架構と結合する処理を行って一サイクルの作業が終
了する。
て、当該屋根パネルAを前記掛け止め片6の位置で回動
させつつ水下側を下げてゆき、同側のパネル枠2を屋根
架構の該当する母屋11上に支持させる(図5)。更に
当該屋根パネルAの取付け位置を最終調整して、ボルト
止め又は連結金具等による手段で各パネル枠2、2´を
屋根架構と結合する処理を行って一サイクルの作業が終
了する。
【0022】従って、クレーンの作業要員及び昇降自在
支持具7の操作要員以外に、所謂屋根職人は必要ない
し、屋根上へ登る危険な作業も少ない。前記の昇降自在
支持具7は所謂ジャッキ機構の装置であればよく、手動
で又は電動、油圧等で屋根パネルの昇降操作ができるも
のであれば、その形式、構造を特に問わない。屋根パネ
ルAの大きさに応じて1台又は複数台の昇降自在支持具
7が使用される。
支持具7の操作要員以外に、所謂屋根職人は必要ない
し、屋根上へ登る危険な作業も少ない。前記の昇降自在
支持具7は所謂ジャッキ機構の装置であればよく、手動
で又は電動、油圧等で屋根パネルの昇降操作ができるも
のであれば、その形式、構造を特に問わない。屋根パネ
ルAの大きさに応じて1台又は複数台の昇降自在支持具
7が使用される。
【0023】次に、上述した屋根パネルの施工方法を安
全、確実に遂行するために工夫された吊り構造及び吊り
具を説明する。請求項3及び4の発明に係る屋根パネル
の吊り構造は、上述したように瓦等の屋根葺き材1の一
部分がパネル枠から突き出されているパネル枠に、前記
瓦等の屋根葺き材の突き出し寸法Wよりも更に長く外方
へ突き出た位置に吊り点Bを有する吊り具4を着脱自在
に複数取付け、該吊り具4を利用して屋根パネルAを傷
つけないように、且つ安全に吊ること、そして、該吊り
具が施工上邪魔な存在になったときは軽便に撤去可能と
することを基本思想としている。
全、確実に遂行するために工夫された吊り構造及び吊り
具を説明する。請求項3及び4の発明に係る屋根パネル
の吊り構造は、上述したように瓦等の屋根葺き材1の一
部分がパネル枠から突き出されているパネル枠に、前記
瓦等の屋根葺き材の突き出し寸法Wよりも更に長く外方
へ突き出た位置に吊り点Bを有する吊り具4を着脱自在
に複数取付け、該吊り具4を利用して屋根パネルAを傷
つけないように、且つ安全に吊ること、そして、該吊り
具が施工上邪魔な存在になったときは軽便に撤去可能と
することを基本思想としている。
【0024】更に具体的に図6〜図8に示した実施例を
説明する。屋根パネルAにおいて、既述したように瓦等
の屋根葺き材1の一部分がパネル枠から突き出されてい
る水下側のパネル枠2に、該パネル枠2と直交する向き
の垂木代用として接合されたパネル枠3の溝3aと連通
する挿入口8を設ける(図6参照)。他方、前部吊り具
4は、前記瓦等の屋根葺き材1の突き出し寸法Wよりも
更に長く外方へ突き出た位置に吊り点Bを有する長さの
2枚の鋼板4a,4bの一端部を重ね合わせ回動可能に
ピン4cで連結した構成とされている。そして、前記ピ
ン4cの外周に巻き付けたねじりコイルバネ9の一端9
aを一方の鋼板4aの端縁へ止着し、他端9bを他方の
鋼板4bの端縁へ止着して、前記ねじりコイルバネ9に
よって限られた角度まで2枚の鋼板4a、4bが相互に
常に開こうとする作用力を発生しているが、通常の人の
手のひらの力で一枚板状の重なり状態に閉じることも可
能な構成とされている。この前部吊り具4の端縁の途中
位置に、凹状に切り欠いた構造の位置決め部4dが設け
られている。なお、前記ピン4cには管状ピンが使用さ
れ、もってこのピン4cの中空部がワイヤー等を通す吊
り点Bとして形成されている(図11を参照)。
説明する。屋根パネルAにおいて、既述したように瓦等
の屋根葺き材1の一部分がパネル枠から突き出されてい
る水下側のパネル枠2に、該パネル枠2と直交する向き
の垂木代用として接合されたパネル枠3の溝3aと連通
する挿入口8を設ける(図6参照)。他方、前部吊り具
4は、前記瓦等の屋根葺き材1の突き出し寸法Wよりも
更に長く外方へ突き出た位置に吊り点Bを有する長さの
2枚の鋼板4a,4bの一端部を重ね合わせ回動可能に
ピン4cで連結した構成とされている。そして、前記ピ
ン4cの外周に巻き付けたねじりコイルバネ9の一端9
aを一方の鋼板4aの端縁へ止着し、他端9bを他方の
鋼板4bの端縁へ止着して、前記ねじりコイルバネ9に
よって限られた角度まで2枚の鋼板4a、4bが相互に
常に開こうとする作用力を発生しているが、通常の人の
手のひらの力で一枚板状の重なり状態に閉じることも可
能な構成とされている。この前部吊り具4の端縁の途中
位置に、凹状に切り欠いた構造の位置決め部4dが設け
られている。なお、前記ピン4cには管状ピンが使用さ
れ、もってこのピン4cの中空部がワイヤー等を通す吊
り点Bとして形成されている(図11を参照)。
【0025】上記の前部吊り具4を図6に示したように
一枚板状に重ねた状態に閉じ、且つ鋼板を立てた姿勢で
前記挿入口8へ差し込むと、該前部吊り具4は図7、図
8のようにパネル枠3の溝3a内に進入して行き、同パ
ネル枠3の溝に沿って取り付けたガイド部材31により
前記の立てた姿勢が保たれる。前部吊り具4の差し込み
が進むと、前記ガイド部材の上位のフランジ内面に溶接
等で固定したストッパ30に吊り具4の位置決め部4d
が食い込み得る位置関係に至る。この状態で吊り具4の
吊り点Bがワイヤー13で吊られると、前部吊り具4は
パネル枠3の溝3a内の長手方向に若干傾いた姿勢でそ
の前後の2点P,Qを支持され(図7)、重い屋根パネ
ルAを水平に吊るのに必要十分な支持力を発揮する。そ
して、仮に振動や衝撃力の作用によって吊り具4が溝3
aから抜け出る方向の力が働く場合でも、前記位置決め
部4dがストッパ30に引っ掛かって止まり、不用意な
抜け外れ事故は確実に防止される。勿論、吊り作業の終
了後には、作業員が手で2枚の鋼板4a、4bを閉じる
ようにして位置決め部4dをストッパ30から外すと、
この前部吊り具4は屋根パネルから簡単に抜き外せるか
ら、作業性が良く、上記した屋根パネル施工方法の実施
に好適である。
一枚板状に重ねた状態に閉じ、且つ鋼板を立てた姿勢で
前記挿入口8へ差し込むと、該前部吊り具4は図7、図
8のようにパネル枠3の溝3a内に進入して行き、同パ
ネル枠3の溝に沿って取り付けたガイド部材31により
前記の立てた姿勢が保たれる。前部吊り具4の差し込み
が進むと、前記ガイド部材の上位のフランジ内面に溶接
等で固定したストッパ30に吊り具4の位置決め部4d
が食い込み得る位置関係に至る。この状態で吊り具4の
吊り点Bがワイヤー13で吊られると、前部吊り具4は
パネル枠3の溝3a内の長手方向に若干傾いた姿勢でそ
の前後の2点P,Qを支持され(図7)、重い屋根パネ
ルAを水平に吊るのに必要十分な支持力を発揮する。そ
して、仮に振動や衝撃力の作用によって吊り具4が溝3
aから抜け出る方向の力が働く場合でも、前記位置決め
部4dがストッパ30に引っ掛かって止まり、不用意な
抜け外れ事故は確実に防止される。勿論、吊り作業の終
了後には、作業員が手で2枚の鋼板4a、4bを閉じる
ようにして位置決め部4dをストッパ30から外すと、
この前部吊り具4は屋根パネルから簡単に抜き外せるか
ら、作業性が良く、上記した屋根パネル施工方法の実施
に好適である。
【0026】次に、前部吊り具の異なる構成の例を図9
〜図12に基いて説明する。なお、図11、図12の実
施例は、必ずしもバネの作用を必要としていない。図9
の実施例は、一方の鋼板4bの先端縁部に突設した凸部
4eが位置決め部として設けられている。他方、パネル
枠3にストッパとして設けたスリット形状の孔3cに前
記凸部4eが嵌まる構成とされている。
〜図12に基いて説明する。なお、図11、図12の実
施例は、必ずしもバネの作用を必要としていない。図9
の実施例は、一方の鋼板4bの先端縁部に突設した凸部
4eが位置決め部として設けられている。他方、パネル
枠3にストッパとして設けたスリット形状の孔3cに前
記凸部4eが嵌まる構成とされている。
【0027】図10の実施例は、一方の鋼板4bの側縁
部に切り欠き状の凹部4fが位置決め部として設けら
れ、他方、パネル枠3にストッパとして固定した厚板3
eへ前記凹部4fが引っ掛かる構成とされている。図1
1の吊り具も2枚の鋼板4a、4bで構成されている
が、中空の筒型ピン15とナット16を使用した組立式
に構成されている。一方の鋼板4aの側面に位置決め部
として凹部4gを設け、まずはこの1枚の鋼板4aをパ
ネル枠3の溝3a内へ挿入し、前記凹部4fをパネル枠
3の止め板17へ噛み合わせる。しかる後にもう1枚の
鋼板4bを溝3a内へ挿入して溝3aの隙間を埋め、前
記凹部4fが止め板17から抜け外れないないように拘
束させる。しかる後に、2枚の鋼板4a、4bの外端部
を筒型ピン15で連結する。より安全性を高めるために
は、前記筒型ピン15の先端へナット16をねじ込んで
止着する。
部に切り欠き状の凹部4fが位置決め部として設けら
れ、他方、パネル枠3にストッパとして固定した厚板3
eへ前記凹部4fが引っ掛かる構成とされている。図1
1の吊り具も2枚の鋼板4a、4bで構成されている
が、中空の筒型ピン15とナット16を使用した組立式
に構成されている。一方の鋼板4aの側面に位置決め部
として凹部4gを設け、まずはこの1枚の鋼板4aをパ
ネル枠3の溝3a内へ挿入し、前記凹部4fをパネル枠
3の止め板17へ噛み合わせる。しかる後にもう1枚の
鋼板4bを溝3a内へ挿入して溝3aの隙間を埋め、前
記凹部4fが止め板17から抜け外れないないように拘
束させる。しかる後に、2枚の鋼板4a、4bの外端部
を筒型ピン15で連結する。より安全性を高めるために
は、前記筒型ピン15の先端へナット16をねじ込んで
止着する。
【0028】図12の吊り具も2枚の鋼板4a、4bを
使用した組立式に構成されている。しかも、一方の鋼板
4aの側縁部に位置決め部としての凹部4gを設け、ま
ずはこの1枚の鋼板4aをパネル枠3の溝3a内へ挿入
し、前記凹部4fをパネル枠3の止め板17へ噛み合わ
せる。その後にもう1枚の鋼板4bを溝3a内へ挿入す
ることまでは前者と類似的であるが、2枚目の鋼板4b
には前記1枚目の鋼板4aの前記凹部4gとは反対側の
側縁を抱き抱えるように拘束する抱持部18を設けて同
凹部4gの背後側を拘束させる点が異なる。2枚の鋼板
4a、4bの外端部をピン4cで連結することは共通す
る。
使用した組立式に構成されている。しかも、一方の鋼板
4aの側縁部に位置決め部としての凹部4gを設け、ま
ずはこの1枚の鋼板4aをパネル枠3の溝3a内へ挿入
し、前記凹部4fをパネル枠3の止め板17へ噛み合わ
せる。その後にもう1枚の鋼板4bを溝3a内へ挿入す
ることまでは前者と類似的であるが、2枚目の鋼板4b
には前記1枚目の鋼板4aの前記凹部4gとは反対側の
側縁を抱き抱えるように拘束する抱持部18を設けて同
凹部4gの背後側を拘束させる点が異なる。2枚の鋼板
4a、4bの外端部をピン4cで連結することは共通す
る。
【0029】なお、図示することは省略したが、屋根パ
ネルA側にナット部材を設け、このナットにねじ込み着
脱自在に取り付ける吊り具を使用することも可能であ
る。次に、屋根パネルAの水上側のパネル枠2´に着脱
自在に使用する後部吊り具5を図13と図14に基いて
説明する。水上側には瓦1等がパネル枠2´から突き出
ないことを前提として、同パネル枠2′のリップに直接
引掛けて取り付けられる。但し、瓦等の屋根葺き材1及
び野地板21等には決して当たらず傷つけない形状、構
造のフック状の後部吊り具5が軽便に使用される。但
し、この後部吊り具5に用途上要望される機能は、水上
側のパネル枠2´に取り付けられ、屋根パネルAの水平
吊り時に瓦等の屋根葺き材1及び野地板21を傷つけな
い構造、形状であればよく、この機能を満たす限り、前
記構成のものに限らないことを付言する。なお、図14
には後部吊り具5がパネル枠2´のリップに沿って横滑
りする事故の危険性を防ぐため、リップ前面にストッパ
19を固定し、該ストッパ19の外側部位20に後部吊
り具5を掛け止める構成を示している。
ネルA側にナット部材を設け、このナットにねじ込み着
脱自在に取り付ける吊り具を使用することも可能であ
る。次に、屋根パネルAの水上側のパネル枠2´に着脱
自在に使用する後部吊り具5を図13と図14に基いて
説明する。水上側には瓦1等がパネル枠2´から突き出
ないことを前提として、同パネル枠2′のリップに直接
引掛けて取り付けられる。但し、瓦等の屋根葺き材1及
び野地板21等には決して当たらず傷つけない形状、構
造のフック状の後部吊り具5が軽便に使用される。但
し、この後部吊り具5に用途上要望される機能は、水上
側のパネル枠2´に取り付けられ、屋根パネルAの水平
吊り時に瓦等の屋根葺き材1及び野地板21を傷つけな
い構造、形状であればよく、この機能を満たす限り、前
記構成のものに限らないことを付言する。なお、図14
には後部吊り具5がパネル枠2´のリップに沿って横滑
りする事故の危険性を防ぐため、リップ前面にストッパ
19を固定し、該ストッパ19の外側部位20に後部吊
り具5を掛け止める構成を示している。
【0030】次に、図15以下に示した昇降自在支持具
7について説明する。図3と図4の使用例から明らかな
ように、この昇降自在支持具7は、屋根架構と屋根パネ
ルAとの間に設置して使用することが可能な大きさと構
造で、しかも仮支持した屋根パネルAの一側をゆっくり
と安全に下ろしてセッティング出来るジャッキ機構の装
置であれば、手動であるか自動の構成であるかの別なく
適用できることは既に述べた。図15に示した昇降自在
支持具7は、正に手動式のジャッキでであり、屋根の下
方に向かって手動ハンドル7cが配置されている。従っ
て、操作員は屋根下方の室内側から操作できるし、取り
付け、撤去の作業も容易に可能である。既に述べた反力
側7aの腕部材7Aと、支点側7bの腕部材7Bは、各
々の一端部を軸7Dで回動可能に連結され、両部材の中
間部に位置する手動ハンドル7cが回転されると、周知
のネジ機構で二つの腕部材7A、7Bがくの字形状に開
閉動作する構成とされている。前記腕部材の他端に相当
する反力側7a及び支点側7bは共に、母屋11のリッ
プ、及びパネル枠2のリップの内側へ掛け止めて使用す
ることが可能な構成とされている。なお、図中の符号2
2は前記反力側7a及び支点側7bを取り付けた際に母
屋11及びパネル枠2に沿って不用意にずり動く不都合
を防ぐため溶接等の手段で取り付けた位置決め部材であ
る。この昇降自在支持具7は、反力側7aと支点側7b
とを大きく開いた状態で屋根パネルAの支持を行わせ
る。その後必要に応じて手動ハンドル7cを回し両腕部
材を収縮動作させて屋根パネルAのセッティング処置を
行うのである。
7について説明する。図3と図4の使用例から明らかな
ように、この昇降自在支持具7は、屋根架構と屋根パネ
ルAとの間に設置して使用することが可能な大きさと構
造で、しかも仮支持した屋根パネルAの一側をゆっくり
と安全に下ろしてセッティング出来るジャッキ機構の装
置であれば、手動であるか自動の構成であるかの別なく
適用できることは既に述べた。図15に示した昇降自在
支持具7は、正に手動式のジャッキでであり、屋根の下
方に向かって手動ハンドル7cが配置されている。従っ
て、操作員は屋根下方の室内側から操作できるし、取り
付け、撤去の作業も容易に可能である。既に述べた反力
側7aの腕部材7Aと、支点側7bの腕部材7Bは、各
々の一端部を軸7Dで回動可能に連結され、両部材の中
間部に位置する手動ハンドル7cが回転されると、周知
のネジ機構で二つの腕部材7A、7Bがくの字形状に開
閉動作する構成とされている。前記腕部材の他端に相当
する反力側7a及び支点側7bは共に、母屋11のリッ
プ、及びパネル枠2のリップの内側へ掛け止めて使用す
ることが可能な構成とされている。なお、図中の符号2
2は前記反力側7a及び支点側7bを取り付けた際に母
屋11及びパネル枠2に沿って不用意にずり動く不都合
を防ぐため溶接等の手段で取り付けた位置決め部材であ
る。この昇降自在支持具7は、反力側7aと支点側7b
とを大きく開いた状態で屋根パネルAの支持を行わせ
る。その後必要に応じて手動ハンドル7cを回し両腕部
材を収縮動作させて屋根パネルAのセッティング処置を
行うのである。
【0031】図16は上記の昇降自在支持具7を使用す
る際に、不用意な脱落事故等を未然に防止する手段とし
て、反力側7a及び支点側7bをそれぞれ母屋11に固
定したブラケット23、及びパネル枠2に固定したブラ
ケット23へ止めボルト24で連結する構成の使用例を
示している。図17には図1に点線で図示して示したよ
うに、屋根の小屋組み10に取付け具33を架け渡して
設置し使用する形式の昇降自在支持具7を示している。
このようにすると、昇降自在支持具7の取付け位置の選
択、及び取付け作業、並びに昇降操作が楽になる。
る際に、不用意な脱落事故等を未然に防止する手段とし
て、反力側7a及び支点側7bをそれぞれ母屋11に固
定したブラケット23、及びパネル枠2に固定したブラ
ケット23へ止めボルト24で連結する構成の使用例を
示している。図17には図1に点線で図示して示したよ
うに、屋根の小屋組み10に取付け具33を架け渡して
設置し使用する形式の昇降自在支持具7を示している。
このようにすると、昇降自在支持具7の取付け位置の選
択、及び取付け作業、並びに昇降操作が楽になる。
【0032】
【本発明が奏する効果】請求項1記載の発明の屋根パネ
ル施工方法及び吊り構造は、瓦等の屋根葺き材がパネル
枠から外方へ突き出ている構成の屋根パネルをクレーン
等で吊って施工する場合に、瓦等の屋根葺き材の突き出
し部分を傷つけたり破損させない方法である。しかも吊
るために屋根パネルに必要とされる加工は、例えば挿入
口を設ける程度で極めて少ない。一方、クレーンのワイ
ヤー等に取り付けて使用する吊り具は繰り返し使用する
ことが可能であるから、極めて経済的で軽便に実施で
き、施工性にも優れる。
ル施工方法及び吊り構造は、瓦等の屋根葺き材がパネル
枠から外方へ突き出ている構成の屋根パネルをクレーン
等で吊って施工する場合に、瓦等の屋根葺き材の突き出
し部分を傷つけたり破損させない方法である。しかも吊
るために屋根パネルに必要とされる加工は、例えば挿入
口を設ける程度で極めて少ない。一方、クレーンのワイ
ヤー等に取り付けて使用する吊り具は繰り返し使用する
ことが可能であるから、極めて経済的で軽便に実施で
き、施工性にも優れる。
【0033】請求項2記載の発明の屋根パネル施工方法
及び吊り構造も、瓦等の屋根葺き材などがパネル枠から
外方へ突き出ている構成の屋根パネルを吊って施工する
場合に、瓦等の屋根葺き材の突き出し部分を傷つけたり
破損させない方法であるが、更に、屋根勾配の方向に複
数の屋根パネルが設置される場合でも、吊り具が隣接の
屋根パネルと干渉を起こす不都合を解消して迅速に合理
的に安全に施工を進めることが出来る。
及び吊り構造も、瓦等の屋根葺き材などがパネル枠から
外方へ突き出ている構成の屋根パネルを吊って施工する
場合に、瓦等の屋根葺き材の突き出し部分を傷つけたり
破損させない方法であるが、更に、屋根勾配の方向に複
数の屋根パネルが設置される場合でも、吊り具が隣接の
屋根パネルと干渉を起こす不都合を解消して迅速に合理
的に安全に施工を進めることが出来る。
【0034】こうして、本発明によれば、屋根パネルを
工場において完成して、現場の作業を省力化し、また、
施工の精度、品質の維持、確保を容易ならしめるのであ
る。
工場において完成して、現場の作業を省力化し、また、
施工の精度、品質の維持、確保を容易ならしめるのであ
る。
【図1】本発明の屋根パネル施工方法の進捗状況を示し
た斜視図である。
た斜視図である。
【図2】屋根パネルが水平吊りされた正面図である。
【図3】屋根パネルを屋根架構へあずける直前を示した
立面図である。
立面図である。
【図4】屋根パネルを屋根架構へあずけた段階を示した
立面図である。
立面図である。
【図5】屋根パネルの取付け完了を示した立面図であ
る。
る。
【図6】前部吊り具の使用状態を示した斜視図である。
【図7】前部吊り具の取付け状態を示した断面図であ
る。
る。
【図8】前部吊り具の取付け状態を示した横断面図であ
る。
る。
【図9】前部吊り具の異なる構成の使用状態を示した斜
視図である。
視図である。
【図10】前部吊り具の異なる構成の使用状態を示した
斜視図である。
斜視図である。
【図11】前部吊り具の異なる構成の使用状態を示した
斜視図である。
斜視図である。
【図12】前部吊り具の異なる構成の使用状態を示した
斜視図である。
斜視図である。
【図13】水上側のパネル枠部分と後部吊り具の使用状
態を示した側面図である。
態を示した側面図である。
【図14】水上側のパネル枠部分と後部吊り具を示した
斜視図である。
斜視図である。
【図15】昇降自在支持具の使用状態を示した斜視図で
ある。
ある。
【図16】昇降自在支持具の使用状態を示した側面図で
ある。
ある。
【図17】昇降自在支持具の異なる実施例を示した側面
図である。
図である。
【符号の説明】 1 瓦等の屋根葺き材 2 パネル枠(水下側) 2´ パネル枠(水上側) A パネル枠 W 突き出し寸法 B 吊り点 4 前部吊り具 21 野地板 5 後部吊り具 10 小屋組み(屋根架構) 11 母屋(屋根架構) 6 掛け止め片 7 昇降自在支持具 7a 反力側 7b 支点側 8 挿入口 4a 鋼板 4b 鋼板 4c ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 用稲 都世志 東京都江東区木場二丁目8番3号 株式会 社ニッケンビルコン内
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも水下側に瓦等の屋根葺き材が
雨仕舞い用寸法だけパネル枠から突き出されている構成
の屋根パネルを吊って屋根架構の上に設置する施工方法
において瓦等の屋根葺き材が突き出されている水下側の
パネル枠に、前記瓦等の屋根葺き材の突き出し寸法より
も更に外方へ突き出た位置に吊り点を有する前部吊り具
を着脱自在に複数取付け、水上側のパネル枠にも後部吊
り具を複数取付けること、及び後部吊り具を取り付けた
水上側のパネル枠又は該パネル枠が載る屋根架構部材に
掛け止め片を設け、前記の各吊り具を利用して水平に吊
った屋根パネルは、まず後部吊り具で吊った水上側のパ
ネル枠を前記掛け止め片にて仮支持させること、次いで
前部吊り具で吊った水下側のパネル枠を下ろし屋根架構
へあずけて支持させること、その後に前部、後部の吊り
具を屋根パネルから取り外すことをそれぞれ特徴とする
屋根パネルの施工方法。 - 【請求項2】 少なくとも水下側に瓦等の屋根葺き材が
雨仕舞い用寸法だけパネル枠から突き出されている構成
の屋根パネルを吊って屋根架構の上下方向に複数設置す
る施工方法において瓦等の屋根葺き材が突き出されてい
る水下側のパネル枠に、前記瓦等の屋根葺き材の突き出
し寸法よりも更に外方へ突き出た位置に吊り点を有する
前部吊り具を着脱自在に複数取付け、水上側のパネル枠
にも後部吊り具を着脱自在に複数取付けること、及び後
部吊り具を取り付けたパネル枠又は該パネル枠が載る屋
根架構部材に掛け止め片を設け、前記の各吊り具を利用
して水平に吊った屋根パネルは、まず後部吊り具で吊っ
た側のパネル枠を前記掛け止め片にて仮支持させるこ
と、次いで前部吊り具で吊った側のパネル枠を下ろし、
反力側を屋根架構へあずけて支持させた昇降自在支持具
の支点側に仮支持させること、しかる後に前部吊り具を
屋根パネルから取り外し、その後前記昇降自在支持具を
下降操作して屋根パネルの水下側のパネル枠を屋根架構
に支持させることをそれぞれ特徴とする屋根パネルの施
工方法。 - 【請求項3】 瓦等の屋根葺き材がパネル枠から突き出
されている水下側のパネル枠に、該パネル枠と直交する
向きに接合されたパネル枠の溝と連通する挿入口が設け
られ、他方、吊り具は前記瓦等の屋根葺き材の突き出し
寸法よりも更に外方へ突き出た位置に吊り点を有する長
さの鋼板で構成され、且つ鋼板の所定位置に位置決め部
が設けられた構成であり、前記吊り具は鋼板の自由端側
をパネル枠の前記挿入口から溝内へ差し入れてその位置
決め部をストッパへ掛け止めた状態で吊り点を吊られる
ことを特徴とする、屋根パネルの吊り構造。 - 【請求項4】 瓦等の屋根葺き材がパネル枠から突き出
されている水下側のパネル枠に、該パネル枠と直交する
向きに接合されたパネル枠の溝と連通する挿入口が設け
られ、他方、吊り具は前記瓦等の屋根葺き材の突き出し
寸法よりも更に外方へ突き出た位置に吊り点を有する長
さの2枚の鋼板の一端部を重ね合わせて回動可能にピン
連結すると共にバネ作用によって限られた角度まで2枚
の鋼板が相互に開閉する構成とされ、前記ピン連結位置
が吊り点に形成され、且つ鋼板の所定位置に位置決め部
が設けられた構成であり、前記吊り具は鋼板の自由端側
をパネル枠の前記挿入口から溝内へ差し入れてその位置
決め部をストッパへ掛け止めた状態で吊り点を吊られる
ことを特徴とする、屋根パネルの吊り構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8183470A JPH1025868A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 屋根パネルの施工方法及び屋根パネルの吊り構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8183470A JPH1025868A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 屋根パネルの施工方法及び屋根パネルの吊り構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1025868A true JPH1025868A (ja) | 1998-01-27 |
Family
ID=16136365
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8183470A Pending JPH1025868A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 屋根パネルの施工方法及び屋根パネルの吊り構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1025868A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105715057A (zh) * | 2016-02-17 | 2016-06-29 | 浙江远大钢构实业有限公司 | 一种吊彩钢板三角架 |
| CN113508755A (zh) * | 2021-04-17 | 2021-10-19 | 福建建工装配式建筑研究院有限公司 | 快速建造钢结构装配式猪舍及其施工方法 |
| KR20210127318A (ko) * | 2020-04-14 | 2021-10-22 | 주식회사 엘지에너지솔루션 | 전지 모듈 및 이를 포함하는 전지팩 |
| CN113617834A (zh) * | 2021-06-29 | 2021-11-09 | 中国五冶集团有限公司 | 可旋转高空移动超长金属屋面板轧制平台及轧制方法 |
| CN115387611A (zh) * | 2022-09-30 | 2022-11-25 | 中国建筑第五工程局有限公司 | 360°直立夹胶锁缝轻钢屋面施工方法 |
-
1996
- 1996-07-12 JP JP8183470A patent/JPH1025868A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105715057A (zh) * | 2016-02-17 | 2016-06-29 | 浙江远大钢构实业有限公司 | 一种吊彩钢板三角架 |
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| JP2023508216A (ja) * | 2020-04-14 | 2023-03-01 | エルジー エナジー ソリューション リミテッド | 電池モジュールおよびそれを含む電池パック |
| CN113508755A (zh) * | 2021-04-17 | 2021-10-19 | 福建建工装配式建筑研究院有限公司 | 快速建造钢结构装配式猪舍及其施工方法 |
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| CN115387611A (zh) * | 2022-09-30 | 2022-11-25 | 中国建筑第五工程局有限公司 | 360°直立夹胶锁缝轻钢屋面施工方法 |
| CN115387611B (zh) * | 2022-09-30 | 2023-10-20 | 中国建筑第五工程局有限公司 | 360°直立夹胶锁缝轻钢屋面施工方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040427 |
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|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050808 |