JPH0853997A - タイドアーチセグメント - Google Patents

タイドアーチセグメント

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JPH0853997A
JPH0853997A JP6211832A JP21183294A JPH0853997A JP H0853997 A JPH0853997 A JP H0853997A JP 6211832 A JP6211832 A JP 6211832A JP 21183294 A JP21183294 A JP 21183294A JP H0853997 A JPH0853997 A JP H0853997A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 セグメント本体におけるタイバー接合部の構
造を単純,小型で、しかも強固にでき、さらにセグメン
ト本体を薄型化し得るタイドアーチセグメントを提供す
ること。 【構成】 鉄骨13と鉄筋14とコンクリート15とに
より鉄骨鉄筋コンクリート構造のセグメント本体12を
形成し、このセグメント本体12の鉄骨13におけるタ
イバー接合部16に当たる位置に、セグメント本体12
の長さ方向の断面がほぼ三角形で、またセグメント本体
12の幅方向の断面が箱型に形成された接続金物17を
一体に取り付けるとともに、この接続金物17の外周に
コンクリート15を打設し、前記接続金物17にタイバ
ー10をボルト・ナットにより結合可能に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タイドアーチセグメン
トに係り、特にセグメント本体におけるタイバー接合部
を単純,薄型で、しかも強固な構造にするためのタイド
アーチセグメントに関する。
【0002】
【従来の技術】図22は従来の鉄筋コンクリート構造の
タイドアーチセグメントを示す一部縦断面図である。
【0003】この図22に示す従来のタイドアーチセグ
メント1のセグメント本体2は、縦,横に配筋された鉄
筋3と、コンクリート4とによる鉄筋コンクリート構造
に形成されている。
【0004】前記セグメント本体2のタイバー接合部5
は、コンクリート4にアンカ金物6と、アンカ鉄筋7
と、補強鉄筋8とを埋め込んで形成されている。そし
て、前記タイバー接合部5のアンカ金物6の端部のフラ
ンジ部分に、タイバー10をボルト9により結合するよ
うにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
タイドアーチセグメント1では、タイバー接合部5のア
ンカ鉄筋7がタイバー10に働く大きな引張力を受け持
つため、鉄筋径に応じた定着長を取る必要がある。ま
た、アンカ鉄筋7の本数も、複数本必要である。このた
め、タイバー接合部5はセグメント本体2からかなり突
出した大きな構造とならざるを得なかった。
【0006】前述のごとく、セグメント本体2における
タイバー接合部5が大きな構造になるため、製作費が大
きくなる問題があり、トンネル坑内におけるタイバー接
合部5の占有するスペースが大きいという問題があり、
セグメントの組み立て時に障害になることもあるという
問題があり、図22からも分かるように、アンカ鉄筋7
の周囲に多数の補強鉄筋8が必要となり、この点でも製
作費が嵩む問題があり、さらにはセグメント本体2の厚
さも増大する問題があった。
【0007】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、セグメント本体におけ
るタイバー接合部の構造を単純,小型で、しかも強固に
でき、さらにセグメント本体を薄型化し得るタイドアー
チセグメントを提供することにある。
【0008】また、本発明の他の目的はセグメント本体
の鉄骨のタイバー接合部に、接続金物を簡単にかつより
一層強力に固定し得るタイドアーチセグメントを提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では鉄骨と鉄筋とコンクリートとにより鉄骨
鉄筋コンクリート構造のセグメント本体を形成し、この
セグメント本体の鉄骨におけるタイバー接合部に当たる
位置に、セグメント本体の長さ方向の断面がほぼ三角形
で、またセグメント本体の幅方向の断面が箱型に形成さ
れた接続金物を一体に取り付けるとともに、この接続金
物の外周にコンクリートを打設し、前記接続金物にタイ
バーをボルト・ナットにより結合可能に構成している。
【0010】また、前記目的を達成するため、本発明で
は前記鉄骨のタイバー接合部に当たる位置に、セグメン
ト本体の長さ方向の断面がほぼ三角形で、かつセグメン
ト本体の幅方向から見て底板上に、前板と、補強用の少
なくとも1枚のウエブと、後板とを垂直に設けた接続金
物を一体に取り付け、この接続金物の側壁または底壁に
タイバーをボルト・ナットにより結合可能に構成してい
る。
【0011】さらに、前記目的を達成するため、本発明
では前記接続金物を鉄骨のタイバー接合部に沿う形状に
形成された接続プレートに固定し、前記鉄骨のタイバー
接合部に接続プレートを介して接続金物を取り付けてい
る。
【0012】そして、前記目的をより良く達成するた
め、本発明では前記セグメント本体の鉄骨にI型鋼また
はH型鋼を用い、このI型鋼またはH型鋼製の鉄骨を、
形成すべきセグメント本体の幅方向に所定の間隔をおい
て複数本配置し、前記複数本の鉄骨の周りに鉄筋を巻装
し縛束している。
【0013】
【作用】本発明では、鉄骨と鉄筋とコンクリートとによ
り、鉄骨鉄筋コンクリート構造のセグメント本体を形成
している。前記セグメント本体の鉄骨におけるタイバー
接合部に当たる位置に、接続金物を一体に取り付けてい
る。そして、この接続金物をセグメント本体の長さ方向
の断面をほぼ三角形に形成し、またセグメント本体の幅
方向の断面を箱型に形成している。このように、セグメ
ント本体の構成部材である鉄骨に接続金物を一体に取り
付けているので、タイバー接合部の構造を単純化でき、
しかも強固に形成することができ、したがって製作費を
大幅に削減することができる。また、前記接続金物をセ
グメント本体の長さ方向の断面がほぼ三角形で、セグメ
ント本体の幅方向の断面が箱型をなす形状に形成してい
るので、構造上強度が大きいため、この接続金物を用い
ることによって、タイバー接合部の構造の単純化,小型
化を図ることができる。また、セグメント本体を前述の
ごとく、鉄骨鉄筋コンクリート構造としているので、セ
グメント本体自体の薄型化を図ることができる。
【0014】また、本発明ではセグメント本体の鉄骨の
タイバー接合部に当たる位置に、セグメント本体の長さ
方向の断面がほぼ三角形で、かつセグメント本体の幅方
向から見て底板上に、補強用の少なくとも1枚のウエブ
と、後板とを垂直に設けた接続金物を一体に取り付けて
いる。この接続金物も、その構造上強度が大きく、した
がってタイバー接合部の構造の単純化,小型化を図るこ
とができ、ひいてはセグメント本体の薄型化を図ること
ができる。
【0015】また、本発明では前記接続金物を接続プレ
ートに固定している。そして、この接続プレートを介し
てセグメント本体の鉄骨のタイバー接合部に取り付けて
いる。これにより、前記鉄骨に接続金物を簡単にかつよ
り一層強力に取り付けることができる。
【0016】さらに、本発明では前記セグメント本体の
鉄骨としてI型鋼またはH型鋼を用いている。そして、
前記I型鋼またはH型鋼製の鉄骨を、形成すべきセグメ
ント本体の幅方向に所定の間隔をおいて複数本配置し、
かかる複数本の鉄骨の周りに鉄筋を巻装し縛束してい
る。その結果、より一層セグメント本体の強力化,薄型
化を図ることができ、またこの鉄骨によって、タイバー
接合部の主構成部材である接続金物をより一層強力に支
持することができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0018】図1〜図5は本発明の第1実施例を示すも
ので、図1は一部の正面図、図2は図1のA−A矢視
図、図3は要部の拡大縦断正面図、図4は図3のB−B
線断面図、図5はセグメント本体の構成部材である鉄骨
と鉄筋の配置を示す斜視図である。
【0019】これらの図に示す第1実施例のダイドアー
チセグメント11では、セグメント本体12における所
定位置にタイバー接合部16が設けられている。また、
セグメント本体12における他のセグメント本体との接
続側端部には、ボルト装着作業用窓31が設けられてい
る。
【0020】前記セグメント本体12は、図3および図
4に示すように、鉄骨13と、2種類の鉄筋14,1
4′と、コンクリート15とにより鉄骨鉄筋コンクリー
ト構造に形成されている。前記鉄骨13には、I型鋼ま
たはH型鋼が用いられている。そして、この実施例では
図4および図5に示すように、前記I型鋼またはH型鋼
製の鉄骨13をセグメント本体12の幅方向に等間隔を
おいて3本配置し、3本の鉄骨13の列の外側の隅角部
に対応する位置に鉄筋14′を添え、これら鉄骨13お
よび鉄筋14′の外側に鉄筋14を巻装し、一括して縛
束し、コンクリート15内に埋め込んだ構造としてい
る。
【0021】前記タイバー接合部16は、接続金物17
と、鉄筋22と、コンクリート15とで形成されてい
る。前記接続金物17は、I型鋼やH型鋼と同様の材質
の鋼鉄製で、図3に示すようにセグメント本体12の長
さ方向の断面がほぼ三角形に形成され、また図4に示す
ようにセグメント本体12の幅方向の断面が箱型に形成
されている。また、接続金物17はこの実施例では取り
付けプレート18を介して前記鉄骨13のフランジ底面
に溶接等により取り付けられ、一体化されている。さら
に、前記接続金物17の底板には、適宜間隔をおいて複
数個のボルト通し穴19が設けられており、各ボルト通
し穴19の上方には予め袋ナット20が固定されてい
る。そして、前記接続金物17は底面を開放させた状態
で、鉄筋22と一緒にコンクリート15に埋め込まれて
いる。
【0022】前述のごとく構成したタイバー接合部16
には、図3および図4に示すように、タイバー10の接
合端部側のフランジの上面を当て、このフランジに設け
られたボルト通し穴から接続金物17の底板に設けられ
たボルト通し穴19にボルト21を通し、そのボルト2
1を袋ナット20にねじ込むことにより、簡単に接合す
ることができる。
【0023】また、この第1実施例ではセグメント本体
12をI型鋼またはH型鋼製の3本の鉄骨13と、鉄筋
14,14′と、コンクリート15とによる鉄骨鉄筋コ
ンクリート構造としていること、前記3本の鉄骨13と
鉄筋14′とを、これらの外側に巻装した鉄筋14によ
り縛束していることとにより、構造上強度が大きいの
で、セグメント本体12の厚さを大幅に削減し、薄型化
することができる。
【0024】しかも、この実施例では接続金物17をセ
グメント本体12の長さ方向の断面がほぼ三角形で、ま
たセグメント本体12の幅方向の断面が箱型をなす形状
に形成しているので、この接続金物17も構造上強度が
大きいため、この接続金物17を用いることにより、タ
イバー接合部16を小型でかつ強固にできるし、この接
続金物17をセグメント本体12の構成部材である鉄骨
13に一体に取り付けているので、タイバー接合部16
の構造を単純化でき、しかも強固にでき、これらが相俟
って製作費を大幅に削減することが可能となる。
【0025】なお、前記取り付けプレート18を省略
し、接続金物17を鉄骨13であるI型鋼またはH型鋼
のフランジ底面に直接取り付けても良い。
【0026】次に、図6〜図9はこの第1実施例におけ
る接続金物の色々な形状,構造を示すもので、セグメン
ト本体の幅方向の断面図である。
【0027】その図6に示す接続金物17は、内部の横
方向に取り付けられた補強材23により補強されてい
る。また、図7に示す接続金物17は内部の縦方向に取
り付けられた補強材24により補強されている。また、
図8に示す接続金物17は、内部に取り付けられたY字
型の補強材25により補強されている。さらに、図9に
示す接続金物17は、内部に取り付けられた逆Y字型の
補強材26により補強されている。その他、接続金物1
7の補強材を、T字型や逆T字型等に形成しても良い。
これらの補強材により、接続金物17を補強することに
より、接続金物17自体をより一層小型化でき、ひいて
はタイバー接合部16をより一層小型にまとめることが
可能となる。
【0028】ついで、図10〜図12は本発明の第2実
施例を示すもので、図10はタイバー接合部の骨格部分
の縦断正面図、図11は図10のC−C矢視図、図12
はタイバーの接続状態を示す縦断正面図である。
【0029】これらの図に示す第2実施例では、タイド
アーチセグメント11のセグメント本体12の鉄骨13
におけるタイバー接合部16に当たる位置に、接続金物
36が溶接され、一体に取り付けられている。
【0030】前記接続金物36は、前板36aと、後板
36bと、側板36cと、底板36dと、補強用の少な
くとも1枚のウエブ37とを一体に組み合わせて形成さ
れている。そして、接続金物36はセグメント本体12
の長さ方向の断面がほぼ三角形に形成され、かつ側面か
ら見て底板36d上に、前板36aと、ウエブ37と、
後板36bとが垂直に設けられた形状に形成されてい
る。
【0031】前記接続金物36の側板36cには、ウエ
ブ37をはさんでその両側に2個ずつボルト通し穴38
が設けられている。また、前記側板36cの裏側には、
前記ボルト通し穴38に位置を合わせてナット39が溶
接され、固定されている。
【0032】前記鉄骨13と接続金物36とは、接続金
物36の側板36cに設けられたボルト通し穴38群の
周りを除いて打設されたコンクリート15内に埋設され
ている。
【0033】一方、タイバー10の端部には、端板40
が一体に取り付けられている。この端板40には、前記
各ボルト通し穴38に位置を合わせてボルト通し穴41
が設けられている。
【0034】なお、鉄骨13を例えば4本配列して構成
している場合には、前記接続金物36は底板36dの上
面に前板36aと、2枚のウエブ37と、後板36bと
を設けて構成してもよい。
【0035】この第2実施例において、タイバー接合部
16にタイバー10を接合するには、接続金物36の側
板36cに設けられたボルト通し穴38に、タイバー1
0の端板40に設けられたボルト通し穴41を位置合わ
せし、タイバー10の端板40の外側から当該ボルト通
し穴38,41の組にボルト42を差し込み、そのボル
ト42を接続金物36の側板36cの裏側に固定された
ナット39にねじ込んで接合する。
【0036】この第2実施例においても、接続金物36
が底板36d上に、前板36aと、少なくとも1枚のウ
エブ37と、後板36bとを垂直に植設して形成されて
いて、その構造上強度が大きく、したがってタイバー接
合部16の構造の単純化,小型化を図り、しかも強固な
ものとすることができ、ひいてはセグメント本体12の
薄型化を図ることができる。
【0037】また、この第2実施例によれば、タイバー
接合部16にタイバー10を、タイバー接合部16の側
方から簡単にボルト結合することができる。
【0038】さらに、図13〜図16は本発明の第3実
施例を示すもので、図13はタイバー接合部の骨格部分
の縦断正面図、図14は図13のD−D矢視図、図15
は図13のE−E矢視図、図16はタイバーの接続状態
を示す縦断正面図である。
【0039】これらの図に示す第3実施例では、前記第
2実施例の接続金物36の側板36c側に代えて、底板
36d側にボルト通し穴43が設けられており、このボ
ルト通し穴43もウエブ37をはさんでその両側に2個
ずつ設けられている。
【0040】また、前記接続金物36には底板36dの
上面に、各ボルト通し穴43に位置を合わせてナット4
4が溶接され、固定されている。
【0041】そして、前記接続金物36の底板36d側
を除き、タイドアーチセグメント11のセグメント本体
12の鉄骨13と接続金物36の周りにコンクリート1
5が打設されている。
【0042】他方、タイバー10の端部には、接続用フ
ランジ10aが延設されている。この接続用フランジ1
0aには、前記接続金物36の底板36dに設けられた
各ボルト通し穴43に位置を合わせて、ボルト通し穴4
5が設けられている。
【0043】この第3実施例において、タイバー接合部
16にタイバー10を接合するには、接続金物36の底
板36dに設けられたボルト通し穴43に、タイバー1
0の接続用フランジ10aに設けられたボルト通し穴4
5を位置合わせし、前記接続用フランジ10aの下側か
ら当該ボルト通し穴43,45の組にボルト46を差し
込み、そのボルト46を底板36dの上面側に固定され
たナット44にねじ込んで接合する。
【0044】この第3実施例の他の構成,作用について
は、前記第2実施例と同様である。
【0045】さらに、図17〜図19は本発明の第4実
施例を示すもので、図17はタイバー接合部の骨格部分
の縦断正面図、図18は図17のF−F矢視図、図19
はタイバーの接続状態を示す縦断正面図である。
【0046】これらの図に示す第4実施例では、接続金
物36の側板が省略されている。
【0047】また、タイバー10の上部フランジ10b
の端部にボルト通し穴45が設けられている。
【0048】それ以外の構成は、前記第3実施例と同じ
であり、作用も第3実施例と同様である。
【0049】続いて、図20および図21は本発明の第
5実施例を示すもので、図20はタイバー接合部の骨格
部分の縦断正面図、図21は図20のG−G矢視図であ
る。
【0050】これらの図に示す第5実施例では、接続プ
レート47に接続金物36が溶接され、固定されてい
る。
【0051】前記接続プレート47は、タイドアーチセ
グメント11のセグメント本体12における鉄骨13の
タイバー接合部16に沿った形状に形成されている。
【0052】そして、前記鉄骨13に接続プレート47
を当接させ、接続プレート47の外周を鉄骨13の表側
で溶接し、さらに鉄骨13の裏側から鉄骨13と接続プ
レート47のかど部分を溶接するようにしている。な
お、図21において、接続プレート47の外周の溶接部
分を符号48で示し、鉄骨13の裏側からのかどの溶接
部分を符号49で示す。
【0053】このように、接続金物36を接続プレート
47に固定し、その接続プレート47を鉄骨13に溶接
することにより、鉄骨13に接続金物36を簡単にかつ
より一層強力に取り付けることができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
記載の発明では、セグメント本体の構成部材である鉄骨
に接続金物を一体に取り付けており、タイバー接合部の
構造を単純化でき、しかも強固に形成することができる
ので、これらが相俟って製作費を大幅に削減し得る効果
があり、また前記接続金物をセグメント本体の長さ方向
の断面がほぼ三角形で、セグメント本体の幅方向の断面
が箱型をなす形状に形成しているので、構造上強度が大
きいため、この接続金物を用いることによって、タイバ
ー接合部の単純化,小型化を図ることができ、したがっ
てタイバー接合部のトンネル坑内での占有スペースを小
さくなし得る効果があり、セグメント組み立て時の障害
となる不具合を軽減し得る効果があり、さらにはセグメ
ント本体を鉄骨鉄筋コンクリート構造としているので、
セグメント本体自体の薄型化を図り得る効果がある。
【0055】また、本発明の請求項2記載の発明では、
セグメント本体の鉄骨のタイバー接合部に当たる位置
に、セグメント本体の長さ方向の断面がほぼ三角形で、
かつセグメント本体の幅方向から見て底板上に、前板
と、補強用の少なくとも1枚のウエブと、後板とを垂直
に設けた接続金物を一体に取り付けており、この接続金
物も、その構造上強度が大きく、したがってタイバー接
合部の構造の単純化,小型化を図ることができ、ひいて
はセグメント本体の薄型化を図り得る効果がある。
【0056】さらに、本発明の請求項3記載の発明で
は、前記接続金物を接続プレートに固定し、この接続プ
レートを介してセグメント本体の鉄骨のタイバー接合部
に取り付けているので、前記鉄骨に接続金物を簡単にか
つより一層強力に取り付け得る効果がある。
【0057】そして、本発明の請求項4記載の発明で
は、前記セグメント本体の鉄骨にI型鋼またはH型鋼を
用い、このI型鋼またはH型鋼製の鉄骨を、形成すべき
セグメント本体の幅方向に所定の間隔をおいて複数本配
置し、前記複数本の鉄骨の周りに鉄筋を巻装し縛束して
いるので、より一層セグメント本体の強力化,薄型化を
図り得る効果があり、またタイバー接合部の主構成部材
である接続金物をより一層強力に支持し得る効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すもので、一部の正面
図である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】同第1実施例における要部の拡大縦断正面図で
ある。
【図4】図3のB−B線断面図である。
【図5】同第1実施例におけるセグメント本体の鉄骨と
鉄筋の配置を示す斜視図である。
【図6】タイバー接合部を構成している補強材入り接続
金物の断面図である。
【図7】他の補強材入り接続金物の断面図である。
【図8】別の補強材入り接続金物の断面図である。
【図9】さらに別の補強材入り接続金物の断面図であ
る。
【図10】本発明の第2実施例を示すもので、タイバー
接合部の骨格部分の縦断正面図である。
【図11】図10のC−C矢視図である。
【図12】同第2実施例におけるタイバーの接続状態を
示す縦断正面図である。
【図13】本発明の第3実施例を示すもので、タイバー
接合部の骨格部分の縦断正面図である。
【図14】図13のD−D矢視図である。
【図15】図13のE−E矢視図である。
【図16】同第3実施例におけるタイバーの接続状態を
示す縦断正面図である。
【図17】本発明の第4実施例を示すもので、タイバー
接合部の骨格部分の縦断正面図である。
【図18】図17のF−F矢視図である。
【図19】同第4実施例におけるタイバーの接続状態を
示す縦断正面図である。
【図20】本発明の第5実施例を示すもので、タイバー
接合部の骨格部分の縦断正面図である。
【図21】図20のG−G矢視図である。
【図22】従来の鉄筋コンクリート構造のタイドアーチ
セグメントを示す一部縦断面図である。
【符号の説明】
11 ダイドアーチセグメント 12 セグメント本体 13 鉄骨 14 鉄筋 15 コンクリート 16 タイバー接合部 17 接続金物 18 取り付けプレート 19 ボルト通し穴 20 袋ナット 21 ボルト 36 接続金物 36a 接続金物の前板 36b 接続金物の後板 36c 接続金物の側板 36d 接続金物の底板 37 補強用のウエブ 38 ボルト通し穴 39 ナット 41 ボルト通し穴 42 ボルト 43 ボルト通し穴 44 ナット 45 ボルト通し穴 46 ボルト 47 接続プレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近藤 紀夫 東京都中央区新川1丁目24番4号 大豊建 設株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄骨と鉄筋とコンクリートとにより鉄骨
    鉄筋コンクリート構造のセグメント本体を形成し、この
    セグメント本体の鉄骨におけるタイバー接合部に当たる
    位置に、セグメント本体の長さ方向の断面がほぼ三角形
    で、またセグメント本体の幅方向の断面が箱型に形成さ
    れた接続金物を一体に取り付けるとともに、この接続金
    物の外周にコンクリートを打設し、前記接続金物にタイ
    バーをボルト・ナットにより結合可能に構成したことを
    特徴とするタイドアーチセグメント。
  2. 【請求項2】 前記鉄骨のタイバー接合部に当たる位置
    に、セグメント本体の長さ方向の断面がほぼ三角形で、
    かつセグメント本体の幅方向から見て底板上に、前板
    と、補強用の少なくとも1枚のウエブと、後板とを垂直
    に設けた接続金物を一体に取り付け、この接続金物の側
    壁または底壁にタイバーをボルト・ナットにより結合可
    能に構成したことを特徴とする請求項1記載のタイドア
    ーチセグメント。
  3. 【請求項3】 前記接続金物を鉄骨のタイバー接合部に
    沿う形状に形成された接続プレートに固定し、前記鉄骨
    のタイバー接合部に接続プレートを介して接続金物を取
    り付けたことを特徴とする請求項1または2記載のタイ
    ドアーチセグメント。
  4. 【請求項4】 前記セグメント本体の鉄骨にI型鋼また
    はH型鋼を用い、このI型鋼またはH型鋼製の鉄骨を、
    形成すべきセグメント本体の幅方向に所定の間隔をおい
    て複数本配置し、前記複数本の鉄骨の周りに鉄筋を巻装
    し縛束したことを特徴とする請求項1,2または3記載
    のタイドアーチセグメント。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103410090A (zh) * 2013-05-16 2013-11-27 湖州交通规划设计院 一种主动加固砼系杆拱桥的吊杆锚固构造及其施工方法
CN108360389A (zh) * 2018-05-02 2018-08-03 长沙理工大学 一种倾斜拱肋定位装置和定位方法

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CN108360389A (zh) * 2018-05-02 2018-08-03 长沙理工大学 一种倾斜拱肋定位装置和定位方法

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