JPH0854012A - ボルト・ナット締結機構 - Google Patents
ボルト・ナット締結機構Info
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- JPH0854012A JPH0854012A JP18966794A JP18966794A JPH0854012A JP H0854012 A JPH0854012 A JP H0854012A JP 18966794 A JP18966794 A JP 18966794A JP 18966794 A JP18966794 A JP 18966794A JP H0854012 A JPH0854012 A JP H0854012A
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- fastening
- stopper
- fastening bolt
- bolt
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Abstract
(57)【要約】
【目的】保持体からの締結ボルトの取り外しを簡易に行
うことができる締結ボルト・ナット機構の提供。 【構成】重合わせた締結部位(50)に開設された各貫
通孔(51)と、この一方の貫通孔の反重合わせ面側に
立設固定され、該貫通孔と整合した管洞(52h)を有
する筒状の保持体(52)と、他方の貫通孔の反重合わ
せ面側に配置されたナット(53)と、雄ネジ部(56
a)及びシャンク部(56b)が保持体の管洞内に挿通
自在に保持された締結ボルト(56)と、締結ボルトの
頭部と締結部位との間を拡張させる方向に配置された付
勢手段(58)と、保持体の管洞内に配置され、締結ボ
ルトと係合して一定以上の移動を阻止するストッパ体
と、から構成されるボルト・ナット締結機構において、
前記ストッパ体(9)が2以上の分割体から構成されて
いると共に、該ストッパ体(9)の固定を別体の止め輪
(10)で行うことを特徴とする。
うことができる締結ボルト・ナット機構の提供。 【構成】重合わせた締結部位(50)に開設された各貫
通孔(51)と、この一方の貫通孔の反重合わせ面側に
立設固定され、該貫通孔と整合した管洞(52h)を有
する筒状の保持体(52)と、他方の貫通孔の反重合わ
せ面側に配置されたナット(53)と、雄ネジ部(56
a)及びシャンク部(56b)が保持体の管洞内に挿通
自在に保持された締結ボルト(56)と、締結ボルトの
頭部と締結部位との間を拡張させる方向に配置された付
勢手段(58)と、保持体の管洞内に配置され、締結ボ
ルトと係合して一定以上の移動を阻止するストッパ体
と、から構成されるボルト・ナット締結機構において、
前記ストッパ体(9)が2以上の分割体から構成されて
いると共に、該ストッパ体(9)の固定を別体の止め輪
(10)で行うことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、型枠等の重合わせた
締結フランジを貫通するボルトとナットによって、締結
するボルト・ナット締結機構に関する。
締結フランジを貫通するボルトとナットによって、締結
するボルト・ナット締結機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、型枠等の締結においては、そ
れに一体的に形成されたフランジ状の締結部位を、ボル
ト・ナットを用いて締結することが一般的に行われてい
る。かかる締結装置において、作業性の向上を目的とし
て、ボルトとナットとの分離後においても、締結部位に
ボルト・ナットを保持して置くようにした機構が各種提
案されている。
れに一体的に形成されたフランジ状の締結部位を、ボル
ト・ナットを用いて締結することが一般的に行われてい
る。かかる締結装置において、作業性の向上を目的とし
て、ボルトとナットとの分離後においても、締結部位に
ボルト・ナットを保持して置くようにした機構が各種提
案されている。
【0003】例えば、実用新案公告平成5ー8089号
『締結装置』がある。かかる考案は、図3に縦断面図と
して示すように、互いに当接されて配置されたフランジ
状の締結部位50a、50bに、整合させた貫通孔51
a、51bがそれぞれ開設されており、この一方の貫通
孔51aの反重合わせ面側50uには、管洞52hが前
記貫通孔51と同心状に連続する筒状の保持体52が、
立設固定されている。
『締結装置』がある。かかる考案は、図3に縦断面図と
して示すように、互いに当接されて配置されたフランジ
状の締結部位50a、50bに、整合させた貫通孔51
a、51bがそれぞれ開設されており、この一方の貫通
孔51aの反重合わせ面側50uには、管洞52hが前
記貫通孔51と同心状に連続する筒状の保持体52が、
立設固定されている。
【0004】また、他方の貫通孔51bの反重合わせ面
側50dには、ナット53が取付けられている。この取
付けは、ナット53を直接溶着させてもよいが、ナット
53の破損による部品交換を考慮して、ナット53の外
形と整合した内形をもった六角円筒状のホルダ54を溶
着固定し、このホルダ54内にナット53を嵌合させ、
回転を抑止した状態で保持するようにしている。そし
て、止め輪55をホルダ54のナット53の下部に取付
けることにより,ナット53の脱落を阻止している。
側50dには、ナット53が取付けられている。この取
付けは、ナット53を直接溶着させてもよいが、ナット
53の破損による部品交換を考慮して、ナット53の外
形と整合した内形をもった六角円筒状のホルダ54を溶
着固定し、このホルダ54内にナット53を嵌合させ、
回転を抑止した状態で保持するようにしている。そし
て、止め輪55をホルダ54のナット53の下部に取付
けることにより,ナット53の脱落を阻止している。
【0005】次に、前記保持体52の管洞52h内に
は、締結ボルト56が保持されている。締結ボルト56
は、ナットランナーのソケット(図示省略。)が嵌合す
る頭部56hと、前記ナット53に螺合する雄ネジ部5
6aと、及び頭部56hと雄ネジ部56aをつなぐシャ
ンク部56bとからなる。該雄ネジ部56aとシャンク
部56bとが管洞52h内を移動自在になるようにされ
ている。
は、締結ボルト56が保持されている。締結ボルト56
は、ナットランナーのソケット(図示省略。)が嵌合す
る頭部56hと、前記ナット53に螺合する雄ネジ部5
6aと、及び頭部56hと雄ネジ部56aをつなぐシャ
ンク部56bとからなる。該雄ネジ部56aとシャンク
部56bとが管洞52h内を移動自在になるようにされ
ている。
【0006】また、シャンク部56bには、リング状の
受け座57が慴動自在にして環装されている。さらに、
保持体52の外側には、付勢手段としてコイル状のスプ
リング58が環装されており、受け座57と保持体52
の段部52aとの間に拡張する方向の付勢力か付加され
ている。これにより、スプリング58は、受け座57を
介して締結ボルト56を、締結部位50aから離隔させ
る方向に、又は保持体52の管洞52hから引き出す方
向に、作用している。
受け座57が慴動自在にして環装されている。さらに、
保持体52の外側には、付勢手段としてコイル状のスプ
リング58が環装されており、受け座57と保持体52
の段部52aとの間に拡張する方向の付勢力か付加され
ている。これにより、スプリング58は、受け座57を
介して締結ボルト56を、締結部位50aから離隔させ
る方向に、又は保持体52の管洞52hから引き出す方
向に、作用している。
【0007】次に、前記保持体52の管洞52hの内周
壁には、ストッパリング59が、嵌合取付けられてい
る。このストッパリング59に、雄ネジ部56aとシャ
ンク部56bとの境界に形成された環状凸部56cとが
係合することにより、締結ボルト56の移動が阻止され
ている。
壁には、ストッパリング59が、嵌合取付けられてい
る。このストッパリング59に、雄ネジ部56aとシャ
ンク部56bとの境界に形成された環状凸部56cとが
係合することにより、締結ボルト56の移動が阻止され
ている。
【0008】このように構成された上記従来例締結装置
の締結作業は、ナットランナ等の回転駆動手段(図示省
略)を六角柱状のボルト頭部56hに嵌合させる共に、
スプリング58を撓ませながらボルト56の雄ネジ部5
6aを貫通孔51に貫通させ、ナット53に螺合させる
ことにより行われる。
の締結作業は、ナットランナ等の回転駆動手段(図示省
略)を六角柱状のボルト頭部56hに嵌合させる共に、
スプリング58を撓ませながらボルト56の雄ネジ部5
6aを貫通孔51に貫通させ、ナット53に螺合させる
ことにより行われる。
【0009】逆に、締結を解除する場合は、ボルト56
を逆方向(反時計方向)に回転させればよい。ナット5
3との螺合が解除されたボルト56は、スプリング58
の拡張力により保持体52から引き出す方向に移動させ
られ、ストッパリング59に当接する。そして、この拡
張力とストッパリング59の係止力とのつりあいによ
り、締結ボルト56は保持体52内に締結部位50に対
して略直角に保持されることになる。
を逆方向(反時計方向)に回転させればよい。ナット5
3との螺合が解除されたボルト56は、スプリング58
の拡張力により保持体52から引き出す方向に移動させ
られ、ストッパリング59に当接する。そして、この拡
張力とストッパリング59の係止力とのつりあいによ
り、締結ボルト56は保持体52内に締結部位50に対
して略直角に保持されることになる。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の締結機構には、ボルト56の着脱交換が非常に困難
であった。すなわち、先ず、ストッパリング59は、管
洞52hへのボルト56の挿入前に、管洞52hの内壁
に形成された環状凹部60に、弾発嵌合するようにして
取付けられる。次に、ボルト56を開口縁52eから管
洞52h内に回転させながら挿入させる。このとき、ス
トッパリング59は、雄ネジ部56のネジ溝と螺合しな
がら相対的に移動して行き、環状凹部56cのところで
一旦停止する。ここで、さらに回転圧入させると、スト
ッパリング59は、その環状凸部56cを乗り越え、シ
ャンク部56bへ移動する。ストッパリング59の内径
はボルト胴部56bの直径より僅かに大きく設定されて
いるため、ストッパリング59はシャンク部56bに対
して相対的に環装移動が可能となっている。なお、かか
るストッパリング59は、単に環状凹部56cに嵌合す
るだけでは不十分であり、締結ボルト56の移動を、ス
プリング58の付勢力に対向させる必要があるため、か
なり強靱な材料でかつ強固に嵌合するように構成されて
いる。
成の締結機構には、ボルト56の着脱交換が非常に困難
であった。すなわち、先ず、ストッパリング59は、管
洞52hへのボルト56の挿入前に、管洞52hの内壁
に形成された環状凹部60に、弾発嵌合するようにして
取付けられる。次に、ボルト56を開口縁52eから管
洞52h内に回転させながら挿入させる。このとき、ス
トッパリング59は、雄ネジ部56のネジ溝と螺合しな
がら相対的に移動して行き、環状凹部56cのところで
一旦停止する。ここで、さらに回転圧入させると、スト
ッパリング59は、その環状凸部56cを乗り越え、シ
ャンク部56bへ移動する。ストッパリング59の内径
はボルト胴部56bの直径より僅かに大きく設定されて
いるため、ストッパリング59はシャンク部56bに対
して相対的に環装移動が可能となっている。なお、かか
るストッパリング59は、単に環状凹部56cに嵌合す
るだけでは不十分であり、締結ボルト56の移動を、ス
プリング58の付勢力に対向させる必要があるため、か
なり強靱な材料でかつ強固に嵌合するように構成されて
いる。
【0011】次に、締結ボルト56の破損時の交換を行
う場合、締結ボルト56の保持体52からの取り外し
は、保持体52の管洞52hの開口縁52eと締結ボル
ト56との間隙61から、何らかの細い棒状の工具等を
挿入して、管洞52h内の環状凸部56cからストッパ
リング59をこじるようにして取り外することによって
行われる。この間隙61への工具の挿入は、スプリング
58の間を通すようにして行い、かつかかる状況で強固
に嵌合させたストッパリング59を取り外すことは、極
めて煩わしくかつ困難な作業であった。さらには、この
間隙61に、塵やコンクリ−ト残滓等の異物が詰まった
りしていて、一層に困難なものとなっていた。
う場合、締結ボルト56の保持体52からの取り外し
は、保持体52の管洞52hの開口縁52eと締結ボル
ト56との間隙61から、何らかの細い棒状の工具等を
挿入して、管洞52h内の環状凸部56cからストッパ
リング59をこじるようにして取り外することによって
行われる。この間隙61への工具の挿入は、スプリング
58の間を通すようにして行い、かつかかる状況で強固
に嵌合させたストッパリング59を取り外すことは、極
めて煩わしくかつ困難な作業であった。さらには、この
間隙61に、塵やコンクリ−ト残滓等の異物が詰まった
りしていて、一層に困難なものとなっていた。
【0012】かかる締結・解除を繰り返すボルト56
は、ピッチ欠けなど他の構成部品よりも破損、又は消耗
の頻度が高く、その部品交換の頻度は高いものである。
したがって、その交換作業の簡便性は実際の現場作業に
おいて重要な問題であり、その点の改良が強く望まれて
いた。
は、ピッチ欠けなど他の構成部品よりも破損、又は消耗
の頻度が高く、その部品交換の頻度は高いものである。
したがって、その交換作業の簡便性は実際の現場作業に
おいて重要な問題であり、その点の改良が強く望まれて
いた。
【0013】そこで本願考案は、これら問題点に着目し
てなされたもので、その目的とするところは、保持体か
らの締結ボルトの取り外しを簡易に行うことができるボ
ルト・ナット締結機構の提供にある。
てなされたもので、その目的とするところは、保持体か
らの締結ボルトの取り外しを簡易に行うことができるボ
ルト・ナット締結機構の提供にある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本願発明にかかるボルト・ナット締結機構は、以下のよ
うに構成さている。すなわち、重合わせた締結部位(5
0)に整合して開設された各貫通孔(51a、51b)
と、この一方の貫通孔(51a)の反重合わせ面側(5
0u)に立設固定され、該貫通孔(51a)と同心整合
した管洞(52h)を有する筒状の保持体(52)と、
他方の貫通孔(51b)の反重合わせ面側(50d)に
配置されたナット(53)と、雄ネジ部(56a)及び
シャンク部(56b)が前記保持体(52)の管洞(5
2h)内に挿通自在に保持され、雄ネジ部(56a)が
前記ナット(53)と螺合し得るように配置された締結
ボルト(56)と、前記保持体(52)の外側に環装さ
れ、該締結ボルト(56)の頭部(56h)と前記締結
部位(50a)との間を拡張させる方向の付勢力をもっ
て配置された付勢手段(58)と、前記保持体(52)
の管洞(52h)内に配置され、前記締結ボルト(5
6)と係合して一定以上の移動を阻止するストッパ体
と、から構成されるボルト・ナット締結機構において、
前記ストッパ体(9)が2以上の分割体(9a、9b)
から構成されていると共に、該ストッパ体(9)の固定
を別体の止め輪(10)で行うことを特徴とする。
本願発明にかかるボルト・ナット締結機構は、以下のよ
うに構成さている。すなわち、重合わせた締結部位(5
0)に整合して開設された各貫通孔(51a、51b)
と、この一方の貫通孔(51a)の反重合わせ面側(5
0u)に立設固定され、該貫通孔(51a)と同心整合
した管洞(52h)を有する筒状の保持体(52)と、
他方の貫通孔(51b)の反重合わせ面側(50d)に
配置されたナット(53)と、雄ネジ部(56a)及び
シャンク部(56b)が前記保持体(52)の管洞(5
2h)内に挿通自在に保持され、雄ネジ部(56a)が
前記ナット(53)と螺合し得るように配置された締結
ボルト(56)と、前記保持体(52)の外側に環装さ
れ、該締結ボルト(56)の頭部(56h)と前記締結
部位(50a)との間を拡張させる方向の付勢力をもっ
て配置された付勢手段(58)と、前記保持体(52)
の管洞(52h)内に配置され、前記締結ボルト(5
6)と係合して一定以上の移動を阻止するストッパ体
と、から構成されるボルト・ナット締結機構において、
前記ストッパ体(9)が2以上の分割体(9a、9b)
から構成されていると共に、該ストッパ体(9)の固定
を別体の止め輪(10)で行うことを特徴とする。
【0015】この2以上の分割体から構成されたストッ
パ体(9)の取付け固定は、保持体(6)の開口縁(6
e)から管洞(6h)内の所定長さ、段部(7a)を介
して拡径された嵌挿凹部(7)が形成され、該嵌挿凹部
(7)にストッパ体(9)を前記段部(7a)まで嵌合
挿入させると共に、該ストッパ体(9)を略リング状の
止め輪(10)で固定するようにしたことを特徴とす
る。
パ体(9)の取付け固定は、保持体(6)の開口縁(6
e)から管洞(6h)内の所定長さ、段部(7a)を介
して拡径された嵌挿凹部(7)が形成され、該嵌挿凹部
(7)にストッパ体(9)を前記段部(7a)まで嵌合
挿入させると共に、該ストッパ体(9)を略リング状の
止め輪(10)で固定するようにしたことを特徴とす
る。
【0016】
【実施例】次に本願発明にかかるボルト・ナット締結機
構の具体的実施例を、図面に基づきその詳細を説明す
る。図1は、本実施例を示す縦断面図であり、図2は、
本実施例の要部を分解して示す分解斜視図である。
構の具体的実施例を、図面に基づきその詳細を説明す
る。図1は、本実施例を示す縦断面図であり、図2は、
本実施例の要部を分解して示す分解斜視図である。
【0017】かかる本実施例の説明において、前記の従
来例と同じ構成の部分については、同一の番号を付して
その構成の説明は省略する。締結ボルト1は、横一文字
状に形成された頭部2と、頭部2から一定の長さその外
周面が平滑にされたロッド状のシャンク部3と、及びこ
のシャンク部3に連続し螺旋ネジ溝が刻まれた雄ネジ部
4とから構成されている。雄ネジ部4の直径はシャンク
部3のそれより僅かに大きく形成され、雄ネジ部4のシ
ャンク部3の境界には環状段部5が形成されている。
来例と同じ構成の部分については、同一の番号を付して
その構成の説明は省略する。締結ボルト1は、横一文字
状に形成された頭部2と、頭部2から一定の長さその外
周面が平滑にされたロッド状のシャンク部3と、及びこ
のシャンク部3に連続し螺旋ネジ溝が刻まれた雄ネジ部
4とから構成されている。雄ネジ部4の直径はシャンク
部3のそれより僅かに大きく形成され、雄ネジ部4のシ
ャンク部3の境界には環状段部5が形成されている。
【0018】また、従来例と同様に配置される保持体6
は、円筒状をなし、その内部を貫く管洞6hが前記貫通
孔51aと同心状に連続するように配置固定されてい
る。保持体6の管洞6hには、その開口縁6eから一定
の長さ拡径された嵌挿凹部7が形成されている。該嵌挿
凹部7は、段部7aを介して管洞6hの内壁と繋がって
いる。また嵌挿凹部7の開口縁6eより僅かに内部側の
位置の内周面には、環状溝8が形成されている。
は、円筒状をなし、その内部を貫く管洞6hが前記貫通
孔51aと同心状に連続するように配置固定されてい
る。保持体6の管洞6hには、その開口縁6eから一定
の長さ拡径された嵌挿凹部7が形成されている。該嵌挿
凹部7は、段部7aを介して管洞6hの内壁と繋がって
いる。また嵌挿凹部7の開口縁6eより僅かに内部側の
位置の内周面には、環状溝8が形成されている。
【0019】次に、本願発明の特徴であるストッパ体9
は、略円筒体状を成し、軸方向(図面上、縦方向)の分
割線9cをもって2分割された半円弧柱状の分割体9
a、9bの組み合わせによって構成されている。該スト
ッパ体9は、その外周径が前記嵌挿凹部7内に嵌合し得
る大きさにされ、かつ内周径が締結ボルト1のシャンク
部3の直径より僅かに大きくなるように形成されてい
る。また、ストッパ体9の長さは、嵌挿凹部7内の段部
7aと環状溝8との間に収まる長さに形成されている。
は、略円筒体状を成し、軸方向(図面上、縦方向)の分
割線9cをもって2分割された半円弧柱状の分割体9
a、9bの組み合わせによって構成されている。該スト
ッパ体9は、その外周径が前記嵌挿凹部7内に嵌合し得
る大きさにされ、かつ内周径が締結ボルト1のシャンク
部3の直径より僅かに大きくなるように形成されてい
る。また、ストッパ体9の長さは、嵌挿凹部7内の段部
7aと環状溝8との間に収まる長さに形成されている。
【0020】環状溝8に嵌合される止め輪10は、その
円周の一部が切り離されたリング状をなし、その切り離
された両端部には掛孔10h、10hが開設されてい
る。保持体6には、従来例と同様に付勢手段として、そ
の外周にコイル状のスプリング58が環装され、シャン
ク部3に移動可能に環装された受け座57を介して、締
結ボルト1を保持体6から引き出す方向の付勢力が付加
されている。
円周の一部が切り離されたリング状をなし、その切り離
された両端部には掛孔10h、10hが開設されてい
る。保持体6には、従来例と同様に付勢手段として、そ
の外周にコイル状のスプリング58が環装され、シャン
ク部3に移動可能に環装された受け座57を介して、締
結ボルト1を保持体6から引き出す方向の付勢力が付加
されている。
【0021】なお、本実施例で用いられるストッパ体9
は、軸方向に2分割した分割体(いわゆる2つ割りカラ
ー)を用いているが、これに限定するものではなく、作
業性を損なわない限り3分割以上に分割した分割体とし
ても良い。
は、軸方向に2分割した分割体(いわゆる2つ割りカラ
ー)を用いているが、これに限定するものではなく、作
業性を損なわない限り3分割以上に分割した分割体とし
ても良い。
【0022】
【実施例の作用】本実施例を上記のように構成すること
により、締結ボルト1の保持体6への取付けは、以下に
ようにして行われる。先ず、締結ボルト1のシャンク部
3に受け座57、止め輪10の順で環装した後、ストッ
パ体9の各分割体9a、9bで挟持するようにして該シ
ャンク部3に沿わせながら、スプリング58が取付けら
れた保持体6の管洞6h内に挿入して行く。そして、ス
トッパ体9を嵌挿凹部7の段部7aに突き当たるまで嵌
合挿入した後、止め輪10によって固定する。この止め
輪10の装着方法は、対向する掛孔10hどうしを挟ん
で止め輪10を縮径し、この状態で嵌挿凹部7の環状溝
8の位置まで挿入させ、ここで、掛孔10hの挟持を解
除すると、弾発力によって止め輪10が拡径し、環状溝
8に嵌合させるものである。この止め輪10の取付けに
より、ストッパ体9は嵌挿凹部7内に固定される。
により、締結ボルト1の保持体6への取付けは、以下に
ようにして行われる。先ず、締結ボルト1のシャンク部
3に受け座57、止め輪10の順で環装した後、ストッ
パ体9の各分割体9a、9bで挟持するようにして該シ
ャンク部3に沿わせながら、スプリング58が取付けら
れた保持体6の管洞6h内に挿入して行く。そして、ス
トッパ体9を嵌挿凹部7の段部7aに突き当たるまで嵌
合挿入した後、止め輪10によって固定する。この止め
輪10の装着方法は、対向する掛孔10hどうしを挟ん
で止め輪10を縮径し、この状態で嵌挿凹部7の環状溝
8の位置まで挿入させ、ここで、掛孔10hの挟持を解
除すると、弾発力によって止め輪10が拡径し、環状溝
8に嵌合させるものである。この止め輪10の取付けに
より、ストッパ体9は嵌挿凹部7内に固定される。
【0023】これによりスプリング58の弾発力(拡張
力)で移動して来た締結ボルト1は、その環状段部5が
ストッパ体9の下端部に当接して係止させられ、これよ
り先の移動が阻止されることになる。このストッパ体9
の係止とスプリング58の拡張力とがバランスして、締
結ボルト1は保持体6内に立設保持されることになる。
力)で移動して来た締結ボルト1は、その環状段部5が
ストッパ体9の下端部に当接して係止させられ、これよ
り先の移動が阻止されることになる。このストッパ体9
の係止とスプリング58の拡張力とがバランスして、締
結ボルト1は保持体6内に立設保持されることになる。
【0024】次に、締結ボルト1を保持体6から引き出
して完全に分離するときは、スプリング58の間からペ
ンチ等の工具を挿入して、止め輪10の掛孔10hを挟
持して縮径させ、環状溝8から止め輪10を取り外す。
止め輪10が取り外されると、ストッパ体9の係止が解
除され、スプリングの弾発力によって、ストッパ体9と
共に締結ボルト1が引き出されることになる。
して完全に分離するときは、スプリング58の間からペ
ンチ等の工具を挿入して、止め輪10の掛孔10hを挟
持して縮径させ、環状溝8から止め輪10を取り外す。
止め輪10が取り外されると、ストッパ体9の係止が解
除され、スプリングの弾発力によって、ストッパ体9と
共に締結ボルト1が引き出されることになる。
【0025】
【効果】上記構成により、本願発明は以下に列挙する効
果を奏する。ストッパ体が複数の分割体で構成されてい
る、ストッパ体を締結ボルトの先端部から挿通して環装
する必要がなくなり、締結ボルトを保持体に挿入したま
までも、シャンク部へ容易に環装することができる利点
がある。
果を奏する。ストッパ体が複数の分割体で構成されてい
る、ストッパ体を締結ボルトの先端部から挿通して環装
する必要がなくなり、締結ボルトを保持体に挿入したま
までも、シャンク部へ容易に環装することができる利点
がある。
【0026】また、ストッパ体の固定を、これとは別体
に構成された比較的薄盤の止め輪で行うようにしている
ため、従来例のように締結ボルトの係止を兼ねた強固な
ストッパリングと異なり、管洞への取付け、取り外しを
簡易に行うことができ、非常な作業性の向上が見られ
た。これにより、締結ボルトの交換を簡単に行うことが
できる効果がある。
に構成された比較的薄盤の止め輪で行うようにしている
ため、従来例のように締結ボルトの係止を兼ねた強固な
ストッパリングと異なり、管洞への取付け、取り外しを
簡易に行うことができ、非常な作業性の向上が見られ
た。これにより、締結ボルトの交換を簡単に行うことが
できる効果がある。
【0027】さらに、ストッパ体と止め輪とを別体に構
成しているため、ストッパ体を比較的大型に形成するこ
とができ、これが嵌合する保持体の嵌挿凹部をも大径に
形成することになる。そのため、締結ボルトと開口縁と
の間隙が大きめに形成されるため、止め輪の取り外しが
容易であると共に、ここに付着した塵やコンリート材の
残滓の取り除きを容易に行うことができる。
成しているため、ストッパ体を比較的大型に形成するこ
とができ、これが嵌合する保持体の嵌挿凹部をも大径に
形成することになる。そのため、締結ボルトと開口縁と
の間隙が大きめに形成されるため、止め輪の取り外しが
容易であると共に、ここに付着した塵やコンリート材の
残滓の取り除きを容易に行うことができる。
【図1】本実施例を示す縦断面図である。
【図2】本実施例の要部を分解して示す分解斜視図であ
る。
る。
【図3】従来例を示す縦断面図である。
1・・・締結ボルト 2・・・頭部
3・・・シャンク部 4・・・雄ネジ部 5・・・環状段部
6・・・保持体 6e・・開口縁 6h・・管洞
7・・・嵌挿凹部 7a・・段部 8・・・環状溝
9・・・ストッパ体 9a、9b・・分割体 9c・・分割線
10・・止め輪 10h・掛孔 50・・締結部位 50u、50d・・反重合
わせ面側 51・・貫通孔 52・・保持体
52h・管洞 52e・開口縁 53・・ナット
54・・ホルダ 56・・締結ボルト 56a・雄ネジ部
56b・シャンク部 56c・環状凹部 56h・頭部
57・・受け座 58・・スプリング 59・・ストッパリング
60・・環状凹部
3・・・シャンク部 4・・・雄ネジ部 5・・・環状段部
6・・・保持体 6e・・開口縁 6h・・管洞
7・・・嵌挿凹部 7a・・段部 8・・・環状溝
9・・・ストッパ体 9a、9b・・分割体 9c・・分割線
10・・止め輪 10h・掛孔 50・・締結部位 50u、50d・・反重合
わせ面側 51・・貫通孔 52・・保持体
52h・管洞 52e・開口縁 53・・ナット
54・・ホルダ 56・・締結ボルト 56a・雄ネジ部
56b・シャンク部 56c・環状凹部 56h・頭部
57・・受け座 58・・スプリング 59・・ストッパリング
60・・環状凹部
Claims (2)
- 【請求項1】 重合わせた締結部位(50)に整合して
開設された各貫通孔(51a、51b)と、 この一方の貫通孔(51a)の反重合わせ面側(50
u)に立設固定され、該貫通孔(51a)と同心整合し
た管洞(52h)を有する筒状の保持体(52)と、 他方の貫通孔(51b)の反重合わせ面側(50d)に
配置されたナット(53)と、 雄ネジ部(56a)及びシャンク部(56b)が前記保
持体(52)の管洞(52h)内に挿通自在に保持さ
れ、雄ネジ部(56a)が前記ナット(53)と螺合し
得るように配置された締結ボルト(56)と、 前記保持体(52)の外側に環装され、該締結ボルト
(56)の頭部(56h)と前記締結部位(50a)と
の間を拡張させる方向の付勢力をもって配置された付勢
手段(58)と、 前記保持体(52)の管洞(52h)内に配置され、前
記締結ボルト(56)と係合して一定以上の移動を阻止
するストッパ体と、 から構成されるボルト・ナット締結機構において、 前記ストッパ体(9)が2以上の分割体(9a、9b)
から構成されていると共に、該ストッパ体(9)の固定
を別体の止め輪(10)で行うことを特徴とするボルト
・ナット締結機構 - 【請求項2】 前記2以上の分割体から構成されたスト
ッパ体(9)の取付け固定において、 保持体(6)の開口縁(6e)から管洞(6h)内の所
定長さ、段部(7a)を介して拡径された嵌挿凹部
(7)が形成され、該嵌挿凹部(7)にストッパ体
(9)を前記段部(7a)まで嵌合挿入させると共に、
該ストッパ体(9)を略リング状の止め輪(10)で固
定するようにしたことを特徴とする請求1記載のボルト
・ナット締結機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18966794A JPH0854012A (ja) | 1994-08-11 | 1994-08-11 | ボルト・ナット締結機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18966794A JPH0854012A (ja) | 1994-08-11 | 1994-08-11 | ボルト・ナット締結機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0854012A true JPH0854012A (ja) | 1996-02-27 |
Family
ID=16245166
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18966794A Pending JPH0854012A (ja) | 1994-08-11 | 1994-08-11 | ボルト・ナット締結機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0854012A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102672822A (zh) * | 2012-06-01 | 2012-09-19 | 如皋市中正机械有限公司 | 一种弹簧合模螺栓 |
| EP3759361A1 (en) * | 2018-02-26 | 2021-01-06 | Raytheon Company | Fastener biasing system |
-
1994
- 1994-08-11 JP JP18966794A patent/JPH0854012A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102672822A (zh) * | 2012-06-01 | 2012-09-19 | 如皋市中正机械有限公司 | 一种弹簧合模螺栓 |
| EP3759361A1 (en) * | 2018-02-26 | 2021-01-06 | Raytheon Company | Fastener biasing system |
| JP2021514047A (ja) * | 2018-02-26 | 2021-06-03 | レイセオン カンパニー | 締結具付勢システム |
| AU2018409856B2 (en) * | 2018-02-26 | 2023-12-21 | Raytheon Company | Fastener biasing system |
| EP3759361B1 (en) * | 2018-02-26 | 2025-06-18 | Raytheon Company | Fastener biasing system |
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