JPH08540Y2 - 回転機器のエア抜き構造 - Google Patents

回転機器のエア抜き構造

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Publication number
JPH08540Y2
JPH08540Y2 JP1988064979U JP6497988U JPH08540Y2 JP H08540 Y2 JPH08540 Y2 JP H08540Y2 JP 1988064979 U JP1988064979 U JP 1988064979U JP 6497988 U JP6497988 U JP 6497988U JP H08540 Y2 JPH08540 Y2 JP H08540Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
bearing
housing
rotary shaft
seal
air bleeding
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988064979U
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English (en)
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JPH01173394U (ja
Inventor
良樹 高井
Original Assignee
株式会社ユニシアジェックス
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ユニシアジェックス filed Critical 株式会社ユニシアジェックス
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はベーンポンプ等の回転機器に施されるエア抜
き構造に関する。
従来の技術 一般に回転機器は、ハウジング内に回転軸を挿通して
これを軸受で支持すると共に、ハウジング内部と軸受と
の間を回転軸に接するシールリングで封止するようにし
てある(実開昭60-155790号公報参照)。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、このような従来例にあつては、組立て
に際して、予め軸受の内輪を回転軸に圧入するなどして
軸受を回転軸に組付けていた。一方、ハウジングにシー
ルリングを組付けておき、シールリングに回転軸を挿通
すると同時に軸受の外輪をハウジングに組付けていた。
そのため、組立時シールリングと軸受との間に密閉空間
が形成されてこの密閉空間の内圧が軸受の挿入につれて
逓増し、この密閉空間の内圧力によつてシールリングあ
るいは軸受に設けたシールの各リツプ部が反転するなど
して、シール性能を損い、ひいてはポンプ等の回転機器
全体の耐久性を損うという問題を有していた。
課題を解決するための手段 そこで、本考案は上記従来技術の問題点を解消すべく
成されたものである。
即ち、回転軸がハウジングの軸穴にベアリングを介し
て回動可能に嵌挿され、この回転軸とハウジングの軸穴
との間を密封するシールリングがベアリングの内側に所
定の軸方向隙間をもって配設された回転機器において、
前記ベアリングと回転軸との間に、軸方向隙間とハウジ
ングの外部空間とを連通するエア抜き溝を設けると共
に、前記ベアリングを固定するナットをシールワッシャ
を介して回転軸の先端部に螺着し、かつシールワッシャ
により前記エア抜き溝を閉塞したことを特徴としてい
る。
作用 本考案は上記特徴的構成を備える結果、予めハウジン
グの軸穴にシールリングを取り付けておき、ベアリング
を嵌着した回転軸をシールリングに挿通し、回転軸をベ
アリングを介して軸穴に取付ける際に、ベアリングとシ
ールリングとの間の軸方向隙間内の空気がハウジングの
外部へ排出されるため、軸方向隙間内の圧力に起因する
シールリツプの反転が防止される。しかも、前述のよう
に回転軸の挿通後に、該回転軸の先端部に予め装着され
たシールワッシャを介してナットを締め付けると、ベア
リングが軸穴の内周面所定位置に固定されると共に、前
記シールワッシャによってエア抜き溝の一端開口を閉塞
して軸方向隙間とハウジングの外部空間との連通を遮断
する。
実施例 以下本考案の実施例を図面に基づき詳述する。
第1図において1はハウジングであり、このハウジン
グ1には軸穴2が貫通形成されている。この軸穴2の一
方の開口端には、シール取付部3が段付形成されると共
に、このシール取付部3の外側にベアリング受容部4が
段付形成されている。そして、シール取付部3には、内
周側にシールリツプ5,6を備えたシールリング7が嵌着
固定されている。一方、この軸穴2に挿通する回転軸8
には、ベアリング取付部9が段付形成されており、ここ
にベアリング10のインナーレース10aが嵌着固定されて
いる。そして、予めシールリング7を嵌着固定したハウ
ジング1の軸穴2に、ベアリング10を固定した回転軸8
が挿通され、回転軸8の外周がシールリング7のシール
リツプ5,6に摺接可能に組付けられると共に、ベアリン
グ10のアウターレース10bがベアリング受容部4に組み
付けられている。これによつて、回転軸8がハウジング
1に回動可能に組付けられる。11は軸方向隙間であり、
この軸方向隙間11はシールリング7のシールリツプ6と
ベアリング10とが互いに干渉するのを防止するため、シ
ールリング7とベアリング10との間に所定量設定されて
いる。12は回転軸8に形成されたエア抜き溝であり、こ
のエア抜き溝12はベアリング取付部9の肩部9a及び軸方
向部9bに連続して形成されている。そして、このエア抜
き溝12により軸方向隙間11とハウジング1の外部空間13
とが連通されている。従つて、回転軸8がハウジング1
に組付けられる際に、軸方向隙間11内の空気がエア抜き
溝12を通過してハウジング1の外部空間13に排出される
ため、軸方向隙間11内の圧力上昇に起因するシールリツ
プ6の反転等の不具合が防止される。
そして、以上のように回転軸8がハウジング1に回動
可能に組付けられた後、回転軸8に従動プーリ14が外嵌
され、この従動プーリ14のボス部15がベアリング10のイ
ンナーレース10aの端面にシールワツシヤ16を介してナ
ツト17で締め付け固定されている。このシールワツシヤ
16及びナツト17は、エア抜き溝12を閉塞する機能も有し
ており、ナツト17を締め付けることによつて軸方向隙間
11とハウジング1の外部空間13との連通を遮断する。こ
の結果、ハウジング1の外部13から軸方向隙間11への水
や塵等の異物の侵入を確実に防止することが可能にな
り、シールリング7の耐久性の向上が図れる。
また、シールワッシャ16は、ワッシャ独自の機能とエ
ア抜き溝12の閉塞部材としての機能を兼用しているた
め、エア抜き溝12を閉塞するための部材を別途用意する
必要がない。したがって、部品点数の増加が抑制され、
製造作業能率の低下とコストの高騰を防止できる。
尚、第2図〜第3図に示すように、エア抜き溝12はベ
アリング10のインナーレース10aに形成してもよく、
又、インナーレース10aと回転軸8の両者に設けてもよ
い。
加えて、上記各実施例はベーンポンプを例に採つて説
明したが、これに限られるものでなく、他の回転機器に
広く適用できることはもちろんである。
考案の効果 以上述べたように本考案は、ベアリングと回転軸との
間に、ベアリングとシールリングとの間に形成される軸
方向隙間とハウジングの外部空間とを連通するエア抜き
溝が形成されているため、回転軸がハウジングの軸穴に
組付けられる際に、ベアリングとシールリングとの間の
軸方向隙間内の圧力上昇に起因するシールリツプの反転
を防止でき、封止性能をより一層向上させることができ
る。しかも、シールワッシャによってエア抜き溝を閉塞
したため、ハウジングの外部空間から軸方向隙間への水
や塵等の異物の侵入を確実に防止することが可能にな
り、シールリングの耐久性を一層向上させることができ
る。
また、シールワッシャが、ワッシャ独自の機能と前述
のようにエア抜き溝の閉塞機能を兼備するため、エア抜
き溝を閉塞するための部材を別途用意する必要がない。
したがって、部品点数の増加が抑制され、製造作業能率
の低下とコストの高騰を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回転機器(ベーンポン
プ)の断面図、第2図は同他の実施例を示す回転機器の
要部断面図、第3図は更に他の実施例を示す回転機器の
要部断面図である。 1……ハウジング、2……軸穴、7……シールリング、
8……回転軸、10……ベアリング、11……軸方向隙間、
12……エア抜き溝、13……外部空間、16……シールワッ
シャ、17……ナット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸がハウジングの軸穴にベアリングを
    介して回動可能に嵌挿され、この回転軸とハウジングの
    軸穴との間を密封するシールリングがベアリングの内側
    に所定の軸方向隙間をもって配設された回転機器におい
    て、 前記ベアリングと回転軸との間に、軸方向隙間とハウジ
    ングの外部空間とを連通するエア抜き溝を設けると共
    に、前記ベアリングを固定するナットをシールワッシャ
    を介して回転軸の先端部に螺着し、かつ前記シールワッ
    シャにより前記エア抜き溝を閉塞したことを特徴とする
    回転機器のエア抜き構造。
JP1988064979U 1988-05-17 1988-05-17 回転機器のエア抜き構造 Expired - Lifetime JPH08540Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988064979U JPH08540Y2 (ja) 1988-05-17 1988-05-17 回転機器のエア抜き構造

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988064979U JPH08540Y2 (ja) 1988-05-17 1988-05-17 回転機器のエア抜き構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01173394U JPH01173394U (ja) 1989-12-08
JPH08540Y2 true JPH08540Y2 (ja) 1996-01-10

Family

ID=31290427

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988064979U Expired - Lifetime JPH08540Y2 (ja) 1988-05-17 1988-05-17 回転機器のエア抜き構造

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JP (1) JPH08540Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62124287U (ja) * 1986-01-31 1987-08-07

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Publication number Publication date
JPH01173394U (ja) 1989-12-08

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