JPH0854108A - 生ゴミ焼却方法及びその器具 - Google Patents
生ゴミ焼却方法及びその器具Info
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- JPH0854108A JPH0854108A JP26182094A JP26182094A JPH0854108A JP H0854108 A JPH0854108 A JP H0854108A JP 26182094 A JP26182094 A JP 26182094A JP 26182094 A JP26182094 A JP 26182094A JP H0854108 A JPH0854108 A JP H0854108A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/78—Recycling of wood or furniture waste
Landscapes
- Incineration Of Waste (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】日々に発生する焼却可能なゴミによって、日々
発生する生ゴミを焼却処理する生ゴミの処理方法を開示
する。 【構成】焼却器10の燃焼室12内に収容された乾燥ゴ
ミや木片等の自己燃焼可能な被焼却物90上に、偏平形
状の、網皿1若しくは網籠を載置し、水切りした生ゴミ
100を前記網皿若しくは網籠上にひろげ、前記被焼却
物に着火して燃焼させることにより、生ゴミを焼却処理
することにより、生ゴミは、燃焼部に追随して下降し、
効率のよい加熱乾燥処理を受けることができること特徴
とする生ゴミ焼却方法。
発生する生ゴミを焼却処理する生ゴミの処理方法を開示
する。 【構成】焼却器10の燃焼室12内に収容された乾燥ゴ
ミや木片等の自己燃焼可能な被焼却物90上に、偏平形
状の、網皿1若しくは網籠を載置し、水切りした生ゴミ
100を前記網皿若しくは網籠上にひろげ、前記被焼却
物に着火して燃焼させることにより、生ゴミを焼却処理
することにより、生ゴミは、燃焼部に追随して下降し、
効率のよい加熱乾燥処理を受けることができること特徴
とする生ゴミ焼却方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として、毎日発生す
る生ゴミを他の焼却可能なゴミと共に焼却処理できる焼
却器に関するものである。
る生ゴミを他の焼却可能なゴミと共に焼却処理できる焼
却器に関するものである。
【0002】
【従来技術】家庭の台所から毎日発生する生ゴミは、一
般的には、各自治体によって、ゴミ収集車で焼却場に運
ばれて、貴重な化石燃料を燃やして焼却処理されてい
る。このような無駄を排する目的で、底の無い、上蓋付
のプラスチック容器を地面に伏せて、この中に生ゴミを
投入して、土壌細菌によって分解して堆肥化したり、お
が屑などに各種細菌を繁殖させたものを生ゴミに混合し
て容器中で発酵させて堆肥化する方法、電熱によって腐
敗が進行しない限度まで乾燥する生ゴミ乾燥方法など各
種の方法が工夫され実用化されている。
般的には、各自治体によって、ゴミ収集車で焼却場に運
ばれて、貴重な化石燃料を燃やして焼却処理されてい
る。このような無駄を排する目的で、底の無い、上蓋付
のプラスチック容器を地面に伏せて、この中に生ゴミを
投入して、土壌細菌によって分解して堆肥化したり、お
が屑などに各種細菌を繁殖させたものを生ゴミに混合し
て容器中で発酵させて堆肥化する方法、電熱によって腐
敗が進行しない限度まで乾燥する生ゴミ乾燥方法など各
種の方法が工夫され実用化されている。
【0003】これらの方法には、夫々一長一短があり、
例えば、細菌によって処理する方法は、屋外に長期にわ
たって容器の設置スペースを確保する必要があり、ま
た、それによって発生する堆肥を有効利用できる環境を
必要とする。電熱乾燥方式は、電気エネルギーが必要
で、重油等による焼却方法と同様、処理コストが高くな
り、燃料の浪費につながる恐れがある。本発明者は、先
に、実開平63−90729号公報において、生ゴミを
焼却可能な焼却籠を燃焼室中に吊支した構成を有する燃
焼器を開示したが、焼却籠中の生ゴミを焼却処理するに
は、かなり大量の自己燃焼可能な焼却ゴミを必要とし、
各家庭で毎日発生する自己継続燃焼可能なゴミによっ
て、毎日発生する生ゴミを処理することは不可能で、別
に、木片などを準備しなければならない欠点があった。
例えば、細菌によって処理する方法は、屋外に長期にわ
たって容器の設置スペースを確保する必要があり、ま
た、それによって発生する堆肥を有効利用できる環境を
必要とする。電熱乾燥方式は、電気エネルギーが必要
で、重油等による焼却方法と同様、処理コストが高くな
り、燃料の浪費につながる恐れがある。本発明者は、先
に、実開平63−90729号公報において、生ゴミを
焼却可能な焼却籠を燃焼室中に吊支した構成を有する燃
焼器を開示したが、焼却籠中の生ゴミを焼却処理するに
は、かなり大量の自己燃焼可能な焼却ゴミを必要とし、
各家庭で毎日発生する自己継続燃焼可能なゴミによっ
て、毎日発生する生ゴミを処理することは不可能で、別
に、木片などを準備しなければならない欠点があった。
【0004】
【発明の目的】本発明の第一の目的は、各種ゴミ焼却器
において発生する熱によって、生ゴミを乾燥し焼却する
方法及びその器具を開示することにある。本発明の第二
の目的は、日々発生する焼却可能なゴミによって、日々
発生する生ゴミを焼却処理する生ゴミの処理方法と器具
とを開示することにある。
において発生する熱によって、生ゴミを乾燥し焼却する
方法及びその器具を開示することにある。本発明の第二
の目的は、日々発生する焼却可能なゴミによって、日々
発生する生ゴミを焼却処理する生ゴミの処理方法と器具
とを開示することにある。
【0005】
【発明の構成】本発明の第一の要旨は、焼却器の燃焼室
内に収容された乾燥ゴミや木片等の継続的に自己燃焼可
能な被焼却物上に、偏平形状の、網皿若しくは網籠を載
置し、水切りした生ゴミを前記網皿若しくは網籠上にひ
ろげ、前記被焼却物に着火して燃焼させることにより、
生ゴミを焼却処理することを特徴とする生ゴミ焼却方法
にある。
内に収容された乾燥ゴミや木片等の継続的に自己燃焼可
能な被焼却物上に、偏平形状の、網皿若しくは網籠を載
置し、水切りした生ゴミを前記網皿若しくは網籠上にひ
ろげ、前記被焼却物に着火して燃焼させることにより、
生ゴミを焼却処理することを特徴とする生ゴミ焼却方法
にある。
【0006】本発明の第二の要旨は、ゴミ焼却器中にお
いて使用する生ゴミ焼却用器具であって、該ゴミ焼却器
の燃焼室に水平に載置可能で、偏平形状をなす、生ゴミ
焼却用網皿若しくは網籠にある。
いて使用する生ゴミ焼却用器具であって、該ゴミ焼却器
の燃焼室に水平に載置可能で、偏平形状をなす、生ゴミ
焼却用網皿若しくは網籠にある。
【0007】上記において、使用する生ゴミ焼却用網皿
や網籠は、生ゴミを、できるだけ薄く広げて収納でき、
しかも、被焼却物の燃焼が進行するにつれて、その姿勢
があまり変化することなく下降して行くことができる形
状であることが望ましく、そのような条件を満たす網皿
の一つとして、中央縦断面形状が弓形をなし、網目の大
きさが、5〜15mmの範囲にある網皿を挙げることが
できる。また、この網皿を一対使用して対向状態で合わ
せて得られる網籠も、同様な機能を備えている。網目が
5mmより小さくなると、焼けた生ゴミが、網目にその
まま残って、網目を塞いでしまう場合があり、焼却の能
率が大幅に悪くなる。また、15mm以上になると、流
し口の水切り籠から、生ゴミを網上にあけた際、網目を
通過してしまう生ゴミが多くなる。
や網籠は、生ゴミを、できるだけ薄く広げて収納でき、
しかも、被焼却物の燃焼が進行するにつれて、その姿勢
があまり変化することなく下降して行くことができる形
状であることが望ましく、そのような条件を満たす網皿
の一つとして、中央縦断面形状が弓形をなし、網目の大
きさが、5〜15mmの範囲にある網皿を挙げることが
できる。また、この網皿を一対使用して対向状態で合わ
せて得られる網籠も、同様な機能を備えている。網目が
5mmより小さくなると、焼けた生ゴミが、網目にその
まま残って、網目を塞いでしまう場合があり、焼却の能
率が大幅に悪くなる。また、15mm以上になると、流
し口の水切り籠から、生ゴミを網上にあけた際、網目を
通過してしまう生ゴミが多くなる。
【0008】上記の第一及び第2要旨に規定する焼却方
法及び焼却器具は、毎日発生する生ゴミを網皿や網籠に
薄く広げて収納し、着火した被焼却物の上に載置する。
燃焼の進行とともに、被焼却物の嵩高は次第に低くなっ
て行くが、それに伴って、生ゴミを載置収納する網皿も
下降する。生ゴミは、主として、被焼却物の燃焼部から
の輻射熱によって加熱されて乾燥及び燃焼して、網目の
大きさより小さくなったものは、網目から燃焼部に落下
することにより、生ゴミの乾燥と燃焼とが継続して行
く。
法及び焼却器具は、毎日発生する生ゴミを網皿や網籠に
薄く広げて収納し、着火した被焼却物の上に載置する。
燃焼の進行とともに、被焼却物の嵩高は次第に低くなっ
て行くが、それに伴って、生ゴミを載置収納する網皿も
下降する。生ゴミは、主として、被焼却物の燃焼部から
の輻射熱によって加熱されて乾燥及び燃焼して、網目の
大きさより小さくなったものは、網目から燃焼部に落下
することにより、生ゴミの乾燥と燃焼とが継続して行
く。
【0009】本発明の第三の要旨は、焼却器の燃焼室中
に収納可能な網籠であって、一対の同一形状の偏平な網
皿から成り、該一対の網皿が対向状態に当接することに
より、偏平な生ゴミ収納部を形成するもの、或いは、一
対の対向する金網によって挟まれた偏平部によって生ゴ
ミ収納部が形成されている、生ゴミ焼却用網籠にある。
に収納可能な網籠であって、一対の同一形状の偏平な網
皿から成り、該一対の網皿が対向状態に当接することに
より、偏平な生ゴミ収納部を形成するもの、或いは、一
対の対向する金網によって挟まれた偏平部によって生ゴ
ミ収納部が形成されている、生ゴミ焼却用網籠にある。
【0010】これらの網籠は、被焼却物の中に一部若し
くは全部を埋設する状態にして着火することにより、お
き火状態となった燃焼部中で乾燥され、燃焼される。以
下に実施例を掲げて、本発明を詳細に説明する。又、一
対の網皿から成る網籠の場合、一側の網皿の網目を飯粒
など容易には通過しない程度の大きさとし、他側のそれ
を、より大きく設定しておくことにより、生ゴミの大き
さにより、反転して使用することにより、生ゴミの燃焼
部への落下供給がより完全に出来る。尚、本願における
網皿や網籠の網目の形状は、円形、方形、多角形等任意
であり、これらが同一網籠や網皿に混在して設けられて
いてもよい。又、網目の大きさも、均一である必要はな
い。
くは全部を埋設する状態にして着火することにより、お
き火状態となった燃焼部中で乾燥され、燃焼される。以
下に実施例を掲げて、本発明を詳細に説明する。又、一
対の網皿から成る網籠の場合、一側の網皿の網目を飯粒
など容易には通過しない程度の大きさとし、他側のそれ
を、より大きく設定しておくことにより、生ゴミの大き
さにより、反転して使用することにより、生ゴミの燃焼
部への落下供給がより完全に出来る。尚、本願における
網皿や網籠の網目の形状は、円形、方形、多角形等任意
であり、これらが同一網籠や網皿に混在して設けられて
いてもよい。又、網目の大きさも、均一である必要はな
い。
【0011】本発明の第四の要旨は、ゴミ焼却器と、該
ゴミ焼却器の燃焼室に収容可能な生ゴミ焼却用網皿若し
くは網籠と、前記燃焼室の中央部付近に直立するように
立設した案内支柱とを備え、該案内支柱が、前記網皿若
しくは網籠を、その中心部付近において挿通することに
より、上下動自在に支持案内するように構成されている
ことを特徴とするゴミ焼却器にある。
ゴミ焼却器の燃焼室に収容可能な生ゴミ焼却用網皿若し
くは網籠と、前記燃焼室の中央部付近に直立するように
立設した案内支柱とを備え、該案内支柱が、前記網皿若
しくは網籠を、その中心部付近において挿通することに
より、上下動自在に支持案内するように構成されている
ことを特徴とするゴミ焼却器にある。
【0012】上記第四要旨によって規定される焼却器
は、第一〜第三要旨に規定される網皿若しくは網籠は、
被焼却物の上に載置された状態であるため、燃焼状態に
よっては、姿勢が傾いてしまう虞れがある点を考慮した
もので、焼却器のロストル若しくは底板に立脚し燃焼室
中央部付近に直立する案内支柱に、網皿若しくは網籠の
中心部付近が遊嵌することにより、上下動自在に案内さ
れ支持されるように構成したものである。
は、第一〜第三要旨に規定される網皿若しくは網籠は、
被焼却物の上に載置された状態であるため、燃焼状態に
よっては、姿勢が傾いてしまう虞れがある点を考慮した
もので、焼却器のロストル若しくは底板に立脚し燃焼室
中央部付近に直立する案内支柱に、網皿若しくは網籠の
中心部付近が遊嵌することにより、上下動自在に案内さ
れ支持されるように構成したものである。
【0013】本発明の第五の要旨は、ゴミ焼却器の燃焼
室内の中央部付近に立設可能な案内支柱と生ゴミ焼却用
網皿若しくは網籠との組み合わせから成り、前記網皿若
しくは網籠に設けられた嵌合孔に前記案内支柱を遊挿す
ることにより、該案内支柱が前記網皿若しくは網籠を上
下動上下動自在に支持でき、該網皿若しくは網籠の下面
には、燃焼室内に収容された自己燃焼可能な被焼却物の
上面との間に所定空間を確保するためのスペーサーが設
けられていることを特徴とする生ゴミ焼却用器具にあ
る。
室内の中央部付近に立設可能な案内支柱と生ゴミ焼却用
網皿若しくは網籠との組み合わせから成り、前記網皿若
しくは網籠に設けられた嵌合孔に前記案内支柱を遊挿す
ることにより、該案内支柱が前記網皿若しくは網籠を上
下動上下動自在に支持でき、該網皿若しくは網籠の下面
には、燃焼室内に収容された自己燃焼可能な被焼却物の
上面との間に所定空間を確保するためのスペーサーが設
けられていることを特徴とする生ゴミ焼却用器具にあ
る。
【0014】第五要旨にかかる生ゴミ焼却用器具は、網
皿若しくは網籠(網皿等)の下面に、もう一つ別の目の
粗い籠を下向きに開口する状態で連結したもの、網皿等
の下面から複数の脚体を下方に突設したもの、或いは、
この脚体に水平なリングを固定したもの、更には、複数
の脚体の下端に目の粗い網目板を固定したもの等から成
るスペーサーを設けることにより、網皿等の下面と被焼
却物の上面との間に、適宜な燃焼空間を常に確保するこ
とによって、網皿等の下面と被焼却物の上面とが近接し
ている場合に比べて、網皿等の下の被焼却物の焼却が均
等に進行し、生ゴミの乾燥及び焼却がより速やかになる
効果を発揮させることができるものである。
皿若しくは網籠(網皿等)の下面に、もう一つ別の目の
粗い籠を下向きに開口する状態で連結したもの、網皿等
の下面から複数の脚体を下方に突設したもの、或いは、
この脚体に水平なリングを固定したもの、更には、複数
の脚体の下端に目の粗い網目板を固定したもの等から成
るスペーサーを設けることにより、網皿等の下面と被焼
却物の上面との間に、適宜な燃焼空間を常に確保するこ
とによって、網皿等の下面と被焼却物の上面とが近接し
ている場合に比べて、網皿等の下の被焼却物の焼却が均
等に進行し、生ゴミの乾燥及び焼却がより速やかになる
効果を発揮させることができるものである。
【0015】
【実施例1】図1は、本発明にかかる焼却器を用いて、
生ゴミを処理する一例を示すものである。焼却器10
は、金属板から成る有底の円筒の底部付近に、空気取入
口13aが開口する空気導入室13が設けられており、
該室13の上部に設けられたロストル14の上方が燃焼
室12となっている。ロストル14は、リング状枠体1
4aに横桟14b、14b、…を架設し、リング状枠体
の対称位置から一対の脚体14c、14cを垂設し、更
に、一方の脚体と枠体14aとの結合部付近から、燃焼
室12外に突出するように延設された揺動ハンドル14
dとから成る。
生ゴミを処理する一例を示すものである。焼却器10
は、金属板から成る有底の円筒の底部付近に、空気取入
口13aが開口する空気導入室13が設けられており、
該室13の上部に設けられたロストル14の上方が燃焼
室12となっている。ロストル14は、リング状枠体1
4aに横桟14b、14b、…を架設し、リング状枠体
の対称位置から一対の脚体14c、14cを垂設し、更
に、一方の脚体と枠体14aとの結合部付近から、燃焼
室12外に突出するように延設された揺動ハンドル14
dとから成る。
【0016】燃焼室の外周面には、多数の透孔がパンチ
ングプレスによって設けられている多孔板で構成された
把手15、15が固設されている。把手は、矩形の多孔
板を弓形に曲げて、その両端付近を燃焼室外壁に溶接す
ると共に、中央部付近を湾曲させた形をしている。燃焼
室12の上端開口の端縁部12aには、蓋体16が、そ
の周縁部16aにおいて当接して載置されている。蓋体
16には、蓋体周縁部の形状と同心状の円形開口部が設
けられて、燃焼気流の出口開口16bとなっており、こ
の出口開口16bを囲んで、蓋体上に燃焼気流の拡散筒
17が立設されている。
ングプレスによって設けられている多孔板で構成された
把手15、15が固設されている。把手は、矩形の多孔
板を弓形に曲げて、その両端付近を燃焼室外壁に溶接す
ると共に、中央部付近を湾曲させた形をしている。燃焼
室12の上端開口の端縁部12aには、蓋体16が、そ
の周縁部16aにおいて当接して載置されている。蓋体
16には、蓋体周縁部の形状と同心状の円形開口部が設
けられて、燃焼気流の出口開口16bとなっており、こ
の出口開口16bを囲んで、蓋体上に燃焼気流の拡散筒
17が立設されている。
【0017】燃焼気流拡散筒17は、多孔板から成り、
頂面は、この円筒形多孔板の上端に固着する円形の天板
17aにより閉塞されている。天板17aには、燃焼室
外壁に設けられた把手15と同様の多孔板から成る把手
が、一体的に設けられている。この拡散筒17の外側
に、該拡散筒17と若干の間隔をおいて、拡散筒17を
構成する多孔板より開口率の低い多孔板から成る遮蔽筒
18が、拡散筒17を囲む状態で、蓋体16上に立設さ
れている。遮蔽筒18は、燃焼室2を構成する円筒より
一回り小さい円筒となるように、その寸法を定めてあ
る。遮蔽筒18と拡散筒17との間の空間の上部は、開
放されている。
頂面は、この円筒形多孔板の上端に固着する円形の天板
17aにより閉塞されている。天板17aには、燃焼室
外壁に設けられた把手15と同様の多孔板から成る把手
が、一体的に設けられている。この拡散筒17の外側
に、該拡散筒17と若干の間隔をおいて、拡散筒17を
構成する多孔板より開口率の低い多孔板から成る遮蔽筒
18が、拡散筒17を囲む状態で、蓋体16上に立設さ
れている。遮蔽筒18は、燃焼室2を構成する円筒より
一回り小さい円筒となるように、その寸法を定めてあ
る。遮蔽筒18と拡散筒17との間の空間の上部は、開
放されている。
【0018】このような構成から成る焼却器10の燃焼
室12内に、出口開口16bを通して収納自在な網皿1
が、焼却器10とは、別体に準備されている。網皿1
は、ステンレススチール製の金網で構成されており、平
面視形状は、燃焼室12の平面形状に合わせて、円形に
作られており、その周縁部から中央部に向かって、なだ
らかに湾曲しつつ傾斜した、断面形状が略弓形の皿状を
為す。網目は、台所において、水切りされた飯粒を、網
皿上にあけて堆積させたとき、多くが下方に落下してし
まうといった事がない程度の、飯粒よりやや大きめの口
径を有している。
室12内に、出口開口16bを通して収納自在な網皿1
が、焼却器10とは、別体に準備されている。網皿1
は、ステンレススチール製の金網で構成されており、平
面視形状は、燃焼室12の平面形状に合わせて、円形に
作られており、その周縁部から中央部に向かって、なだ
らかに湾曲しつつ傾斜した、断面形状が略弓形の皿状を
為す。網目は、台所において、水切りされた飯粒を、網
皿上にあけて堆積させたとき、多くが下方に落下してし
まうといった事がない程度の、飯粒よりやや大きめの口
径を有している。
【0019】
【作用】このような構成から成る本願焼却器10は、蓋
体16を取り外して、燃焼室12内に、紙くず、食品等
の包装材、小枝、木片等、日常家庭や事業所で発生す
る、継続燃焼可能な各種のゴミを被焼却物90として入
れる。一方、前記網皿上に、台所等の水切り籠中で、水
切りされた生ゴミ100をあけて、ほぼ均一の厚さにな
るように、広げたものを、前記被焼却物90の上に、網
皿1が水平になるように置く。このような状態で、被焼
却物90の上部に着火する。これは、まず被焼却物に着
火してから、網皿をその上においてもよい。燃焼室に
は、空気取入口13aからの空気が、被焼却物の透き間
を通して供給されると共に、拡散筒17からも供給さ
れ、空気供給量に応じて、燃焼部が下方に進行しつつ、
焼却が継続する。拡散筒からの供給空気は、拡散筒の下
部周面から供給され、該筒17の上部周面からは、排気
流が出て行く。遮蔽筒18は、拡散筒17の回りに、安
定した上昇気流を作り、燃焼気流の安定排出を助けると
共に、拡散筒17の下部から燃焼室12内へ安定して空
気を供給する。
体16を取り外して、燃焼室12内に、紙くず、食品等
の包装材、小枝、木片等、日常家庭や事業所で発生す
る、継続燃焼可能な各種のゴミを被焼却物90として入
れる。一方、前記網皿上に、台所等の水切り籠中で、水
切りされた生ゴミ100をあけて、ほぼ均一の厚さにな
るように、広げたものを、前記被焼却物90の上に、網
皿1が水平になるように置く。このような状態で、被焼
却物90の上部に着火する。これは、まず被焼却物に着
火してから、網皿をその上においてもよい。燃焼室に
は、空気取入口13aからの空気が、被焼却物の透き間
を通して供給されると共に、拡散筒17からも供給さ
れ、空気供給量に応じて、燃焼部が下方に進行しつつ、
焼却が継続する。拡散筒からの供給空気は、拡散筒の下
部周面から供給され、該筒17の上部周面からは、排気
流が出て行く。遮蔽筒18は、拡散筒17の回りに、安
定した上昇気流を作り、燃焼気流の安定排出を助けると
共に、拡散筒17の下部から燃焼室12内へ安定して空
気を供給する。
【0020】生ゴミ100は、主として燃焼部からの輻
射熱によって、乾燥され、一部はそのまま焦げた状態か
ら灰になり、他は、乾燥して体積が縮小し、網目から燃
焼部に落下して、焼却される。網皿は、その重量によっ
て、燃焼部の下方への移動に追随して、下がって行き、
常に、燃焼部に密接した状態で、加熱される。また、網
皿上の生ゴミは、乾燥して体積の縮小とともに、大部分
が、網目から落下し、燃焼部に面する部分は、燃焼の進
行に伴って、次々と新しい面が燃焼部にさらされること
になり、極めて、効率の高い乾燥及び燃焼が継続する。
射熱によって、乾燥され、一部はそのまま焦げた状態か
ら灰になり、他は、乾燥して体積が縮小し、網目から燃
焼部に落下して、焼却される。網皿は、その重量によっ
て、燃焼部の下方への移動に追随して、下がって行き、
常に、燃焼部に密接した状態で、加熱される。また、網
皿上の生ゴミは、乾燥して体積の縮小とともに、大部分
が、網目から落下し、燃焼部に面する部分は、燃焼の進
行に伴って、次々と新しい面が燃焼部にさらされること
になり、極めて、効率の高い乾燥及び燃焼が継続する。
【0021】この事は、従来、炎によって、加熱された
場合に、上下からほぼ均一な加熱をうけて、表面が硬化
して固まりになってしまい、生ゴミの周囲に断熱層若し
くは水蒸気が通過出来ない層が形成され、それ以上の乾
燥或いは焼却の速度が大幅に遅くなるといった現象が生
じたのと大きく相違する点である。燃焼が進行して、炎
をあげての燃焼がほぼ終了すると、燃焼部は、熾火状態
となる。この状態で、これに密接する生ゴミへの輻射熱
は、生ゴミを乾燥、焼却するのに十分な働きをする。か
くして、標準的な家庭で発生する乾燥ゴミによって、台
所に発生する生ゴミを、ほぼ、乾燥し、或いは、焼却す
ることができる。
場合に、上下からほぼ均一な加熱をうけて、表面が硬化
して固まりになってしまい、生ゴミの周囲に断熱層若し
くは水蒸気が通過出来ない層が形成され、それ以上の乾
燥或いは焼却の速度が大幅に遅くなるといった現象が生
じたのと大きく相違する点である。燃焼が進行して、炎
をあげての燃焼がほぼ終了すると、燃焼部は、熾火状態
となる。この状態で、これに密接する生ゴミへの輻射熱
は、生ゴミを乾燥、焼却するのに十分な働きをする。か
くして、標準的な家庭で発生する乾燥ゴミによって、台
所に発生する生ゴミを、ほぼ、乾燥し、或いは、焼却す
ることができる。
【0022】
【実施例2】図2は、本発明の第2実施例を示すもので
ある。焼却器20は、燃焼室37の上部開口に火の粉防
止用網筒39を備え、この燃焼室37と空気導入室34
とを仕切るロストル36が、把手36aを左右に傾ける
と、一定の角度だけ、揺動するように設けられている。
狭い場所でも、火の粉が飛ばずに安心して、ごみの焼却
ができ、これを使用しないときには、網筒39の脚部3
9aを、燃焼室37の内壁面に突設した突縁32から外
して、該突縁に設けた切欠部を通して、網筒39を燃焼
室内に収納し、蓋体38により、燃焼室の上部開口33
を閉塞して、完全な消火と火の始末の安全性とを確保す
ると共に、収納場所をとらず、移動も容易にしたもので
ある。31は引き出し自在な灰皿である。
ある。焼却器20は、燃焼室37の上部開口に火の粉防
止用網筒39を備え、この燃焼室37と空気導入室34
とを仕切るロストル36が、把手36aを左右に傾ける
と、一定の角度だけ、揺動するように設けられている。
狭い場所でも、火の粉が飛ばずに安心して、ごみの焼却
ができ、これを使用しないときには、網筒39の脚部3
9aを、燃焼室37の内壁面に突設した突縁32から外
して、該突縁に設けた切欠部を通して、網筒39を燃焼
室内に収納し、蓋体38により、燃焼室の上部開口33
を閉塞して、完全な消火と火の始末の安全性とを確保す
ると共に、収納場所をとらず、移動も容易にしたもので
ある。31は引き出し自在な灰皿である。
【0023】このような焼却器30と別体に、該焼却器
の上部開口33から、燃焼室内に出し入れ自在な大きさ
を有する網籠2が、準備されている。この網籠2は、口
径が同一の一対の偏平な網皿2a,2bを、その周縁部
の適所を、金属リングを介して、相互に連結し、周縁部
のもう一か所を適宜な係止具で、係脱自在に、止着し
て、一対の網皿2a,2bによって囲まれた生ゴミ収納
部を形成したものである。上部の網皿2bの網目の大き
さは、例えば、一辺が15mm前後の正方形であり、下
部の網皿2aのそれは、一辺が6mm前後の正方形と言
うように、上部網皿が下部網皿よりも粗くなるように構
成されている。尤も、網籠2は、一対の網皿2a,2b
が、同一形状を為す必要は無く、例えば、一方が、中央
部に向けて次第に窪む皿状を為し、他方が、この皿の上
面を塞ぐ平板状をなしていてもよい。
の上部開口33から、燃焼室内に出し入れ自在な大きさ
を有する網籠2が、準備されている。この網籠2は、口
径が同一の一対の偏平な網皿2a,2bを、その周縁部
の適所を、金属リングを介して、相互に連結し、周縁部
のもう一か所を適宜な係止具で、係脱自在に、止着し
て、一対の網皿2a,2bによって囲まれた生ゴミ収納
部を形成したものである。上部の網皿2bの網目の大き
さは、例えば、一辺が15mm前後の正方形であり、下
部の網皿2aのそれは、一辺が6mm前後の正方形と言
うように、上部網皿が下部網皿よりも粗くなるように構
成されている。尤も、網籠2は、一対の網皿2a,2b
が、同一形状を為す必要は無く、例えば、一方が、中央
部に向けて次第に窪む皿状を為し、他方が、この皿の上
面を塞ぐ平板状をなしていてもよい。
【0024】
【作用】この焼却器30にも、実施例1と同様に、乾燥
ゴミを被焼却物90として収納し、これらの上部から着
火する。一方、網籠2を開き、台所等の生ゴミを網皿2
aが下になるようにして、その上にあけて広げ、上部網
皿2bを重ねて、両者をフックなどの係止具(図示せ
ず)で固定してから、図2に示すように、被焼却物上に
水平に置いて、網筒39を突縁32上に載せて燃焼させ
る。
ゴミを被焼却物90として収納し、これらの上部から着
火する。一方、網籠2を開き、台所等の生ゴミを網皿2
aが下になるようにして、その上にあけて広げ、上部網
皿2bを重ねて、両者をフックなどの係止具(図示せ
ず)で固定してから、図2に示すように、被焼却物上に
水平に置いて、網筒39を突縁32上に載せて燃焼させ
る。
【0025】網籠2内の生ゴミは、実施例1の場合と同
様に、飯粒など比較的細かいものが、下部網皿2aを通
過して、燃焼部に落下して行く。炎を上げての燃焼が終
了すると、燃焼部は、熾火状態となっており、網籠の内
部の生ゴミは、乾燥が進んで、体積を縮小している。こ
の状態に達したときに、網籠2を反転させて、網目の大
きい上部網皿2bが下側にくるように、反転させると、
網皿2aを通過出来なかった生ゴミも、半乾燥状態で、
熾火層に落下し、最終的には燃焼する。かくして、最初
は、比較的粒径の小さな乾燥の早い生ゴミ粒子が供給さ
れ、次いで、乾燥に時間がかかる粗大生ゴミが、半乾燥
の状態で落下供給されることにより、生ゴミの焼却効率
が向上する。
様に、飯粒など比較的細かいものが、下部網皿2aを通
過して、燃焼部に落下して行く。炎を上げての燃焼が終
了すると、燃焼部は、熾火状態となっており、網籠の内
部の生ゴミは、乾燥が進んで、体積を縮小している。こ
の状態に達したときに、網籠2を反転させて、網目の大
きい上部網皿2bが下側にくるように、反転させると、
網皿2aを通過出来なかった生ゴミも、半乾燥状態で、
熾火層に落下し、最終的には燃焼する。かくして、最初
は、比較的粒径の小さな乾燥の早い生ゴミ粒子が供給さ
れ、次いで、乾燥に時間がかかる粗大生ゴミが、半乾燥
の状態で落下供給されることにより、生ゴミの焼却効率
が向上する。
【0026】
【実施例3】図3は、本願発明の第3実施例を示すもの
である。この焼却炉40は、燃焼部に、被焼却物の投入
口を兼ねた空気供給口44と、この空気供給口44と反
対側の天井部若しくは側壁部に設けられた排気口45と
を有する燃焼室41と、該排気口45に接続する煙突4
6と、排気口45と空気供給口44との間の天井面から
垂設された燃焼促進板46とを有している。この燃焼促
進板によって、燃焼室41内は、前記空気供給口44が
開口する一次燃焼室41aと、排気口45が開口する二
次燃焼室41bとに分画されており、燃焼促進板46の
下端縁46aと、燃焼室の床面47との間に設けられた
間隙と、燃焼促進板46に設けられた複数の通孔46
b、46b、…とを通して、一次燃焼室41aと二次燃
焼室41bとが連通している構造を備えている。
である。この焼却炉40は、燃焼部に、被焼却物の投入
口を兼ねた空気供給口44と、この空気供給口44と反
対側の天井部若しくは側壁部に設けられた排気口45と
を有する燃焼室41と、該排気口45に接続する煙突4
6と、排気口45と空気供給口44との間の天井面から
垂設された燃焼促進板46とを有している。この燃焼促
進板によって、燃焼室41内は、前記空気供給口44が
開口する一次燃焼室41aと、排気口45が開口する二
次燃焼室41bとに分画されており、燃焼促進板46の
下端縁46aと、燃焼室の床面47との間に設けられた
間隙と、燃焼促進板46に設けられた複数の通孔46
b、46b、…とを通して、一次燃焼室41aと二次燃
焼室41bとが連通している構造を備えている。
【0027】42は、空気供給口を塞ぐ蓋で、43は、
これを天井部に回動自在に結合するヒンジである。又4
8は、灰掻出口である。このような焼却炉40の開口4
4から、一次燃焼室41a内に、出し入れ自在な方形の
浅い網皿4と、上面が、平面視において略三日月形に開
口する、偏平な網籠5が、共にステンレススチール等の
耐熱性と耐久性とを備えた金属針金で、焼却炉と別体に
設けられてなるものである。
これを天井部に回動自在に結合するヒンジである。又4
8は、灰掻出口である。このような焼却炉40の開口4
4から、一次燃焼室41a内に、出し入れ自在な方形の
浅い網皿4と、上面が、平面視において略三日月形に開
口する、偏平な網籠5が、共にステンレススチール等の
耐熱性と耐久性とを備えた金属針金で、焼却炉と別体に
設けられてなるものである。
【0028】
【作用】上記実施例に係る焼却炉40は、一次燃焼室4
1a中に、被焼却物90を投入して、焼却物の上部に着
火する。空気は、蓋42を若干持ち上げた状態で保持す
ることにより、空気供給口44から供給される。網皿4
には、生ゴミを平らに広げて燃焼部の上部に載置し、
又、網籠5には、上部開口5aから生ゴミを充填して燃
焼促進板に近い被焼却物中に、開口5aが上になるよう
に置く。蓋42を適宜な角度に保つことにより、空気量
を制限すると、着火後間も無く(通常1〜2分)、煙は収
束し、無煙状態に急速に近ずく。
1a中に、被焼却物90を投入して、焼却物の上部に着
火する。空気は、蓋42を若干持ち上げた状態で保持す
ることにより、空気供給口44から供給される。網皿4
には、生ゴミを平らに広げて燃焼部の上部に載置し、
又、網籠5には、上部開口5aから生ゴミを充填して燃
焼促進板に近い被焼却物中に、開口5aが上になるよう
に置く。蓋42を適宜な角度に保つことにより、空気量
を制限すると、着火後間も無く(通常1〜2分)、煙は収
束し、無煙状態に急速に近ずく。
【0029】燃焼部は、上部から下方に移動して行く。
一次燃焼室41aの燃焼気流は、大半が、燃焼促進板4
6の下端と床面47との間隙を通って、二次燃焼室41
bに入る。この際、燃焼促進板は、赤熱状態になってお
り、この高温の燃焼促進板から、その通孔を通って、 高
温の空気が、二次燃焼室に供給され、該燃焼室41b中
は完全燃焼状態となる。網皿4の生ゴミは、実施例1の
場合と同様のメカニズムで、燃焼部からの輻射熱によっ
て、乾燥され、焼却される。網籠5に収納された生ゴミ
は、燃焼気流と熾火とによって、加熱乾燥され、次い
で、焼却される。焼却速度は、網皿4の方が優れている
が、最終的に熾火中に網籠が埋没するような方法は、乾
燥能力に優れ、網皿の場合に比べて、より大量の生ゴミ
を乾燥状態にすることできる。このような使い方をする
網籠としては、第2実施例の網籠2のように、開口が閉
じているものも同様に使用出来る。
一次燃焼室41aの燃焼気流は、大半が、燃焼促進板4
6の下端と床面47との間隙を通って、二次燃焼室41
bに入る。この際、燃焼促進板は、赤熱状態になってお
り、この高温の燃焼促進板から、その通孔を通って、 高
温の空気が、二次燃焼室に供給され、該燃焼室41b中
は完全燃焼状態となる。網皿4の生ゴミは、実施例1の
場合と同様のメカニズムで、燃焼部からの輻射熱によっ
て、乾燥され、焼却される。網籠5に収納された生ゴミ
は、燃焼気流と熾火とによって、加熱乾燥され、次い
で、焼却される。焼却速度は、網皿4の方が優れている
が、最終的に熾火中に網籠が埋没するような方法は、乾
燥能力に優れ、網皿の場合に比べて、より大量の生ゴミ
を乾燥状態にすることできる。このような使い方をする
網籠としては、第2実施例の網籠2のように、開口が閉
じているものも同様に使用出来る。
【0030】
【実施例4】図4は、本発明の第4実施例を示すもので
ある。焼却器50は、金属板から成る有底の円筒の底部
付近に、灰掻き出し口を兼ねた開閉自在な空気取入口5
1を備えた空気導入室53が設けられており、この空気
導入室の上部に設けたロストル54の上方が、燃焼室5
2となっている。ロストル54は、リング状枠体54a
に、横桟54b、54b、…を跨設したものから成り、
円筒内壁に設けた突起(図示せず)によって、空気導入
室上端に水平に支持されている。
ある。焼却器50は、金属板から成る有底の円筒の底部
付近に、灰掻き出し口を兼ねた開閉自在な空気取入口5
1を備えた空気導入室53が設けられており、この空気
導入室の上部に設けたロストル54の上方が、燃焼室5
2となっている。ロストル54は、リング状枠体54a
に、横桟54b、54b、…を跨設したものから成り、
円筒内壁に設けた突起(図示せず)によって、空気導入
室上端に水平に支持されている。
【0031】燃焼室52の上端開口には、蓋体56が、
その周縁部56aにおいて、当接して、載置されてい
る。蓋体56には、蓋体周縁部と同心状の円形開口部5
6bが設けられており、燃焼気流の出口開口をなし、こ
の円形開口部56bから上方に、多孔板若しくは網板か
ら成る拡散筒57が、該円形開口部を囲んで延設されて
いる。この拡散筒57の頂部は、天板57aによって、
閉塞されている。この拡散筒57の外側に、若干の間隙
をおいて、同様に、網板若しくは多孔板から成る遮蔽筒
58が形成されており、この遮蔽筒58と拡散筒57と
に挟まれた空間の上方は、開放されている。このような
焼却器の構成は、実質的に、第1実施例の場合とほぼ同
じである。
その周縁部56aにおいて、当接して、載置されてい
る。蓋体56には、蓋体周縁部と同心状の円形開口部5
6bが設けられており、燃焼気流の出口開口をなし、こ
の円形開口部56bから上方に、多孔板若しくは網板か
ら成る拡散筒57が、該円形開口部を囲んで延設されて
いる。この拡散筒57の頂部は、天板57aによって、
閉塞されている。この拡散筒57の外側に、若干の間隙
をおいて、同様に、網板若しくは多孔板から成る遮蔽筒
58が形成されており、この遮蔽筒58と拡散筒57と
に挟まれた空間の上方は、開放されている。このような
焼却器の構成は、実質的に、第1実施例の場合とほぼ同
じである。
【0032】前記ロストル54の中央部には、方形の支
柱保持板61が、その裏面を数本(実施例では、4本)
の横桟54bに溶接によって、固着されている。これ
は、支柱保持板61と、横桟54bを挟んで設けた挟圧
板とによって、数本の横桟を挟圧することにより、支柱
保持板をロストルに着脱自在に固定してもよい。この支
柱保持板の中央部には、ネジ孔61aが穿設されてお
り、これに、丸棒から成る案内支柱62が、その下端に
刻設されている雄ネジ部62aによって螺合することに
より、立設されている。63は、螺合部を固定するナッ
トである。
柱保持板61が、その裏面を数本(実施例では、4本)
の横桟54bに溶接によって、固着されている。これ
は、支柱保持板61と、横桟54bを挟んで設けた挟圧
板とによって、数本の横桟を挟圧することにより、支柱
保持板をロストルに着脱自在に固定してもよい。この支
柱保持板の中央部には、ネジ孔61aが穿設されてお
り、これに、丸棒から成る案内支柱62が、その下端に
刻設されている雄ネジ部62aによって螺合することに
より、立設されている。63は、螺合部を固定するナッ
トである。
【0033】この案内支柱62には、スライドリング6
5が上下動自在に嵌合している。スライドリング65
は、その下半部の、段階状に設けた小径部に雄ネジ部6
5aが刻設されており、これに締付ナット66が、螺合
している。生ゴミ焼却用網皿68には、中心部に前記雄
ネジ部65aが貫通する孔が形成されており、更に、こ
の網皿68より、遥かに目の粗い網から成り、網皿より
小径の網皿から成るスペーサー69の中心部にも、同様
の孔を穿設して、網皿68は開口部を上方にむけ、スペ
ーサー69は、開口部を下方に向けた状態で、中心部の
孔を合わせて、これにスライドリング65の雄ネジ部を
挿通し、スライドリングの段部65bと締付ナット66
とによって、両者を締め付けることにより、網皿68と
スペーサー69とがスライドリング65に着脱可能に固
定されて成るものである。65cは、スライドリングに
周設した凹部で、案内支柱への着脱に際して、先端が又
状をなす把持用具を用いるためのものである。
5が上下動自在に嵌合している。スライドリング65
は、その下半部の、段階状に設けた小径部に雄ネジ部6
5aが刻設されており、これに締付ナット66が、螺合
している。生ゴミ焼却用網皿68には、中心部に前記雄
ネジ部65aが貫通する孔が形成されており、更に、こ
の網皿68より、遥かに目の粗い網から成り、網皿より
小径の網皿から成るスペーサー69の中心部にも、同様
の孔を穿設して、網皿68は開口部を上方にむけ、スペ
ーサー69は、開口部を下方に向けた状態で、中心部の
孔を合わせて、これにスライドリング65の雄ネジ部を
挿通し、スライドリングの段部65bと締付ナット66
とによって、両者を締め付けることにより、網皿68と
スペーサー69とがスライドリング65に着脱可能に固
定されて成るものである。65cは、スライドリングに
周設した凹部で、案内支柱への着脱に際して、先端が又
状をなす把持用具を用いるためのものである。
【0034】
【作用】このような焼却器は、スライドリング65を案
内支柱62から取り外しておいて、実施例1の焼却器と
同様に、自己継続燃焼可能なゴミ(被焼却物)を燃焼室
内に収容し、次いで、水きりした生ゴミを網皿上に広げ
てから、スライドリング65を案内支柱62に嵌合す
る。スペーサー69は、被焼却物に当接することによっ
て、網皿のそれ以上の下降は阻止される。かくして、網
皿68の裏面と被焼却物の上面との間に、所定の燃焼空
間が確保される。被焼却物の上部に着火することによ
り、燃焼部は、次第に下降し、それに追随して、スペー
サー69も案内支柱に沿ってスムースに下降する。これ
によって、網皿の下面には、高温の燃焼気流が常に確保
され、網皿直下の被焼却物も他の部分と同様に均一燃焼
する。網皿やスペーサーの交換は、締付ナットを取り外
して容易に行うことができる。
内支柱62から取り外しておいて、実施例1の焼却器と
同様に、自己継続燃焼可能なゴミ(被焼却物)を燃焼室
内に収容し、次いで、水きりした生ゴミを網皿上に広げ
てから、スライドリング65を案内支柱62に嵌合す
る。スペーサー69は、被焼却物に当接することによっ
て、網皿のそれ以上の下降は阻止される。かくして、網
皿68の裏面と被焼却物の上面との間に、所定の燃焼空
間が確保される。被焼却物の上部に着火することによ
り、燃焼部は、次第に下降し、それに追随して、スペー
サー69も案内支柱に沿ってスムースに下降する。これ
によって、網皿の下面には、高温の燃焼気流が常に確保
され、網皿直下の被焼却物も他の部分と同様に均一燃焼
する。網皿やスペーサーの交換は、締付ナットを取り外
して容易に行うことができる。
【0035】上記第4実施例においては、スペーサー
は、網皿より目の粗いくて、網皿より小さな網皿を用い
たが、これは、図5に示すように、網皿78をその中心
部において保持するスライドリング75から斜め下方に
棒状の脚体79a、79a、…を突出させ、その突端
に、リング79bを固着したもの、或いは、く字形に折
れ曲がる脚体のみを複数設けてリング79bを省略した
もの等も使用できる。又、支柱72の立設方法も、該支
柱72の下端から放射状に、L状に屈曲する脚部72
a、72a、…を設けて、これを、ロストル74の間隙
を通して焼却器70の底板70a上に立脚させてもよ
い。尚、スペーサーやスライドリングを省略することも
できる。又、案内支柱を省略し、網皿の下面にスペーサ
ーを設けたものを、単独で使用することも可能である。
は、網皿より目の粗いくて、網皿より小さな網皿を用い
たが、これは、図5に示すように、網皿78をその中心
部において保持するスライドリング75から斜め下方に
棒状の脚体79a、79a、…を突出させ、その突端
に、リング79bを固着したもの、或いは、く字形に折
れ曲がる脚体のみを複数設けてリング79bを省略した
もの等も使用できる。又、支柱72の立設方法も、該支
柱72の下端から放射状に、L状に屈曲する脚部72
a、72a、…を設けて、これを、ロストル74の間隙
を通して焼却器70の底板70a上に立脚させてもよ
い。尚、スペーサーやスライドリングを省略することも
できる。又、案内支柱を省略し、網皿の下面にスペーサ
ーを設けたものを、単独で使用することも可能である。
【0036】
【効果】本願生ゴミ焼却方法及び焼却器具は、以下のよ
うな特徴を備えている。 (1)生ゴミは、焼却器中において、乾燥ゴミの燃焼部
が、移動するに伴って、これに追随して、常に、燃焼部
に近接した位置にあり、強い輻射熱を受けて、乾燥、焼
却の効率が極めて高い。 (2)生ゴミは、網皿若しくは網籠中に収納された状態
で加熱されるので、乾燥して体積が縮小すると、網目か
ら順次燃焼部中に、落下供給され、それより上層の水分
の多い生ゴミを燃焼部に露出させることにより、乾燥、
焼却がスムーズに進行する。 (3)上記2の現象により、加熱によって、生ゴミの外
面に乾燥硬化した断熱層が生成してしまい、熱の伝達を
妨げてしまうといったことが少ない。 (4)家庭や事業所で日々発生する種々雑多な乾燥ゴミ
を焼却器によって燃やすことにより、日々発生する生ゴ
ミの乾燥、焼却を迅速に行うことが出来るので、夏場な
ど、とかく腐敗して悪臭発生しやすい生ゴミ、速やかに
処理でき、しかも、特別な燃料を必要とせず、貴重な化
石燃料を節約することが出来る。 (5)案内支柱によって網皿等を案内するようにすれ
ば、被燃焼物の燃焼状態が均一でなくても、網皿等の姿
勢の変化がなくて、滞りなく網皿等が燃焼部に追随して
下降するので、生ゴミの焼却が一層効率的に行える。
うな特徴を備えている。 (1)生ゴミは、焼却器中において、乾燥ゴミの燃焼部
が、移動するに伴って、これに追随して、常に、燃焼部
に近接した位置にあり、強い輻射熱を受けて、乾燥、焼
却の効率が極めて高い。 (2)生ゴミは、網皿若しくは網籠中に収納された状態
で加熱されるので、乾燥して体積が縮小すると、網目か
ら順次燃焼部中に、落下供給され、それより上層の水分
の多い生ゴミを燃焼部に露出させることにより、乾燥、
焼却がスムーズに進行する。 (3)上記2の現象により、加熱によって、生ゴミの外
面に乾燥硬化した断熱層が生成してしまい、熱の伝達を
妨げてしまうといったことが少ない。 (4)家庭や事業所で日々発生する種々雑多な乾燥ゴミ
を焼却器によって燃やすことにより、日々発生する生ゴ
ミの乾燥、焼却を迅速に行うことが出来るので、夏場な
ど、とかく腐敗して悪臭発生しやすい生ゴミ、速やかに
処理でき、しかも、特別な燃料を必要とせず、貴重な化
石燃料を節約することが出来る。 (5)案内支柱によって網皿等を案内するようにすれ
ば、被燃焼物の燃焼状態が均一でなくても、網皿等の姿
勢の変化がなくて、滞りなく網皿等が燃焼部に追随して
下降するので、生ゴミの焼却が一層効率的に行える。
【図1】本発明の第1実施例を示す説明図である。
【図2】本発明の第2実施例を示す説明図である。
【図3】本発明の第3実施例を示す説明図である。
【図4】本発明の第3実施例を示す説明図である。
【図5】第3実施例の要部の詳細構造を示す説明図であ
る
る
【図6】本発明の更に他の実施例を示す説明図である。
1 網皿 2 網籠 4 網皿 5 網籠 10、30 焼却器 40 焼却炉 61 支柱保持板 62 案内支柱 65 スライドリング 69 スペーサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B09B 3/00
Claims (10)
- 【請求項1】焼却器の燃焼室内に収容された乾燥ゴミや
木片等の自己燃焼可能な被焼却物上に、偏平形状の、網
皿若しくは網籠を載置し、水切りした生ゴミを前記網皿
若しくは網籠上にひろげ、前記被焼却物に着火して燃焼
させることにより、生ゴミを焼却処理することを特徴と
する生ゴミ焼却方法。 - 【請求項2】ゴミ焼却器と、該ゴミ焼却器の燃焼室に収
容された自己燃焼可能な被焼却物上に略水平に載置可能
で、偏平形状をなす、生ゴミ焼却用網皿若しくは網籠と
から成るゴミ焼却器。 - 【請求項3】ゴミ焼却器の燃焼室中の被焼却物上に略水
平に載置可能で、偏平で浅底形状の生ゴミ焼却用網皿。 - 【請求項4】焼却器の燃焼室中に収納可能な網籠であっ
て、一対の同一形状の偏平な網皿から成り、該一対の網
皿が対向状態に当接することにより、偏平な生ゴミ収納
部を形成するように構成されている生ゴミ焼却用網籠。 - 【請求項5】一対の網皿の一方の網目の大きさが、5〜
15mmの範囲にあり、他方の網皿の網目の大きさが、
15mmより大きくなるように設定されている請求項4
の生ゴミ焼却用網籠。 - 【請求項6】焼却器の燃焼室中に収納可能な網籠であっ
て、生ゴミ収納部が、一対の対向する金網によって挟ま
れた偏平部によって構成されていることを特徴とする生
ゴミ焼却用網籠。 - 【請求項7】ゴミ焼却器と、該ゴミ焼却器の燃焼室に収
容可能な生ゴミ焼却用網皿若しくは網籠と、前記燃焼室
の中央部付近に直立するように立設した案内支柱とを備
え、該案内支柱が、前記網皿若しくは網籠を、その中心
部付近において挿通することにより、上下動自在に支持
案内するように構成されていることを特徴とするゴミ焼
却器。 - 【請求項8】焼却用網皿の下面若しくは網籠の下面に、
自己燃焼可能な被焼却物との間に燃焼空間を確保するた
めのスペーサーが設けられている請求項7のゴミ焼却
器。 - 【請求項9】ゴミ焼却器の燃焼室内の中央部付近に立設
可能な案内支柱と生ゴミ焼却用網皿若しくは網籠との組
み合わせから成り、前記網皿若しくは網籠に設けられた
嵌合孔に前記案内支柱を遊挿することにより、該案内支
柱が前記網皿若しくは網籠を上下動上下動自在に支持で
きるように構成されている生ゴミ焼却用器具。 - 【請求項10】網皿若しくは網籠の下面に、燃焼室内に
収容された自己燃焼可能な被焼却物の上面との間に所定
空間を確保するためのスペーサーが設けられている請求
項9の生ゴミ焼却用器具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26182094A JPH0854108A (ja) | 1994-06-06 | 1994-09-30 | 生ゴミ焼却方法及びその器具 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6-148458 | 1994-06-06 | ||
| JP14845894 | 1994-06-06 | ||
| JP26182094A JPH0854108A (ja) | 1994-06-06 | 1994-09-30 | 生ゴミ焼却方法及びその器具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0854108A true JPH0854108A (ja) | 1996-02-27 |
Family
ID=26478648
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26182094A Pending JPH0854108A (ja) | 1994-06-06 | 1994-09-30 | 生ゴミ焼却方法及びその器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0854108A (ja) |
-
1994
- 1994-09-30 JP JP26182094A patent/JPH0854108A/ja active Pending
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