JPH0854255A - 電気的導通機構 - Google Patents
電気的導通機構Info
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- JPH0854255A JPH0854255A JP18952994A JP18952994A JPH0854255A JP H0854255 A JPH0854255 A JP H0854255A JP 18952994 A JP18952994 A JP 18952994A JP 18952994 A JP18952994 A JP 18952994A JP H0854255 A JPH0854255 A JP H0854255A
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- electrically conductive
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電気的導通部材と電気接片との位置決めが容
易で、組み立てが簡単な電気的導通機構を提供する。 【構成】 外固定筒12に対して相対回転するカム環2
0の外周面に外固定筒12とカム環20の相対回転方向
に平行に設けられたコード板80と、上記外固定筒12
に設けられた、上記コード板80に摺接する電気接片群
85、87とを備えた電気的導通機構であって、上記コ
ード板80は、上記相対移動方向と平行に延びる導通部
・非導通部の組み合わせを有する二列の第1、第2電気
的導通部材81、82と第3、第4電気的導通部材8
3、84とが相対移動方向に離反して設けられ、上記第
2電気的導通部材82が検出すべきゾーンの境界を検出
する切り換わり縁部823bを備えた導通ランド部82
3が、第4電気的導通部材84の非導通部に設けられて
いること。
易で、組み立てが簡単な電気的導通機構を提供する。 【構成】 外固定筒12に対して相対回転するカム環2
0の外周面に外固定筒12とカム環20の相対回転方向
に平行に設けられたコード板80と、上記外固定筒12
に設けられた、上記コード板80に摺接する電気接片群
85、87とを備えた電気的導通機構であって、上記コ
ード板80は、上記相対移動方向と平行に延びる導通部
・非導通部の組み合わせを有する二列の第1、第2電気
的導通部材81、82と第3、第4電気的導通部材8
3、84とが相対移動方向に離反して設けられ、上記第
2電気的導通部材82が検出すべきゾーンの境界を検出
する切り換わり縁部823bを備えた導通ランド部82
3が、第4電気的導通部材84の非導通部に設けられて
いること。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気的導通部材と、こ
れに摺接する電気接片等を利用したスイッチ、エンコー
ダ等の電気的導通機構に関する。
れに摺接する電気接片等を利用したスイッチ、エンコー
ダ等の電気的導通機構に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】近年のカメラでは、ズー
ムレンズの焦点距離、あるいは被写体距離を検出する手
段として、表面に電気的導通部材としての導通・非導通
ランドを形成したコード板、及びこのコード板上の上記
導通・非導通ランドに摺接する電気接片(ブラシ)によ
る電気的導通機構が利用されている。
ムレンズの焦点距離、あるいは被写体距離を検出する手
段として、表面に電気的導通部材としての導通・非導通
ランドを形成したコード板、及びこのコード板上の上記
導通・非導通ランドに摺接する電気接片(ブラシ)によ
る電気的導通機構が利用されている。
【0003】図5は、電気的導通機構を適用した一例
で、一眼レフカメラの交換レンズ(ズームレンズ)10
の構成を示す図である。着脱マウント11には外固定筒
12が固定され、この外固定筒12に直進案内筒13が
固定されている。これらはズームレンズ10の固定部材
である。
で、一眼レフカメラの交換レンズ(ズームレンズ)10
の構成を示す図である。着脱マウント11には外固定筒
12が固定され、この外固定筒12に直進案内筒13が
固定されている。これらはズームレンズ10の固定部材
である。
【0004】直進案内筒13には、前群レンズL1用、
後群レンズL2用の光軸方向の直進案内溝14、15が
形成されている。後群レンズL2を保持した後群枠17
には、径方向外方に突出するカムローラ19が設けられ
ており、このカムローラ19が直線案内溝15に嵌まっ
ている。直進案内筒13の外周には、カム環20が回動
自在に嵌まっている。このカム環20には、直進案内溝
15に嵌まっている後群枠17のカムローラ19が同時
に嵌まっている。
後群レンズL2用の光軸方向の直進案内溝14、15が
形成されている。後群レンズL2を保持した後群枠17
には、径方向外方に突出するカムローラ19が設けられ
ており、このカムローラ19が直線案内溝15に嵌まっ
ている。直進案内筒13の外周には、カム環20が回動
自在に嵌まっている。このカム環20には、直進案内溝
15に嵌まっている後群枠17のカムローラ19が同時
に嵌まっている。
【0005】一方カム環20の前部外周には、前群移動
筒24が相対回動自在に嵌まっていて、この前群移動筒
24から半径方向内方に突出させたカムローラ25が、
カム環20のカム溝21およびこれを貫通して直進案内
溝14に嵌まっている。前群移動筒24の外周にはさら
に外部から回動操作可能なフォーカシング環26がねじ
27によって螺合されており、このフォーカシング環2
6に押え環28を介して、上述の前群枠16が固定され
ている。
筒24が相対回動自在に嵌まっていて、この前群移動筒
24から半径方向内方に突出させたカムローラ25が、
カム環20のカム溝21およびこれを貫通して直進案内
溝14に嵌まっている。前群移動筒24の外周にはさら
に外部から回動操作可能なフォーカシング環26がねじ
27によって螺合されており、このフォーカシング環2
6に押え環28を介して、上述の前群枠16が固定され
ている。
【0006】外固定筒12の外周には、外部から回動操
作可能なズームリング30が嵌まっている。このズーム
リング30とカム環20とは、径方向の結合ピン31に
よって結合されていて、カム環20はズームリング30
と常時等しい回動をする。結合ピン31は、外固定筒1
2の周方向長孔32を通っており、周方向長孔32は、
結合ピン31の光軸方向の一定量の移動を許容する光軸
方向幅を有している。よってズームリング30を回動さ
せると、結合ピン31を介してカム環20が一体に回動
し、その結果、カム溝21、22および直進案内溝1
4、15にしたがって、後群枠17(後群レンズL2)
および前群移動筒24(つまりフォーカシング環26、
前群枠16、前群レンズL1)が光軸方向に移動してズ
ーミングがなされる。また、フォーカシング環26を回
動させると、ねじ27にしたがって前群枠16(前群レ
ンズL1)が光軸方向に移動して焦点調節がなされる。
また、フォーカシング環26を回動させると、ねじ27
に従って前群枠16(前群レンズL1)が光軸方向に移
動して焦点調節がなされる。
作可能なズームリング30が嵌まっている。このズーム
リング30とカム環20とは、径方向の結合ピン31に
よって結合されていて、カム環20はズームリング30
と常時等しい回動をする。結合ピン31は、外固定筒1
2の周方向長孔32を通っており、周方向長孔32は、
結合ピン31の光軸方向の一定量の移動を許容する光軸
方向幅を有している。よってズームリング30を回動さ
せると、結合ピン31を介してカム環20が一体に回動
し、その結果、カム溝21、22および直進案内溝1
4、15にしたがって、後群枠17(後群レンズL2)
および前群移動筒24(つまりフォーカシング環26、
前群枠16、前群レンズL1)が光軸方向に移動してズ
ーミングがなされる。また、フォーカシング環26を回
動させると、ねじ27にしたがって前群枠16(前群レ
ンズL1)が光軸方向に移動して焦点調節がなされる。
また、フォーカシング環26を回動させると、ねじ27
に従って前群枠16(前群レンズL1)が光軸方向に移
動して焦点調節がなされる。
【0007】以上のズームレンズ10は、カム環20の
光軸方向の位置を調整すると、前群レンズL1と後群レ
ンズL2の全体が光軸方向に移動する。よって、カム環
20の光軸方向の位置を調整することにより、組立時の
バックフォーカス調整を行なうことができる。このバッ
クフォーカス調整手段として、ピント調整駒(光軸方向
移動部材)35が設けられている。このピント調整駒3
5は、外固定筒12上で光軸と平行な方向の直進移動が
できるように支持されていて、その周面には、光軸と平
行な方向に延びる長孔36が形成されている。
光軸方向の位置を調整すると、前群レンズL1と後群レ
ンズL2の全体が光軸方向に移動する。よって、カム環
20の光軸方向の位置を調整することにより、組立時の
バックフォーカス調整を行なうことができる。このバッ
クフォーカス調整手段として、ピント調整駒(光軸方向
移動部材)35が設けられている。このピント調整駒3
5は、外固定筒12上で光軸と平行な方向の直進移動が
できるように支持されていて、その周面には、光軸と平
行な方向に延びる長孔36が形成されている。
【0008】ピント調整駒35は、長孔36を貫通して
先端が外固定筒12に螺入された固定ねじ39により外
固定筒12に対して固定されている。したがって、ピン
ト調整駒35は、固定ねじ39を弛めることにより、長
孔36の有効長の範囲で光軸と平行な方向に位置調整で
きる。そしてこのピント調整駒35の前端部には、外固
定筒12の切欠37を通って、外固定筒12内に臨む内
方フランジ38が形成されている。この内方フランジ3
8には、周方向溝40が形成されていて、この周方向溝
40がカム環20に形成された周方向突起41に相対回
動自在に隙間なく嵌まっている。ピント調整駒35は、
光軸と対称な位置にもう一つ設けられている。
先端が外固定筒12に螺入された固定ねじ39により外
固定筒12に対して固定されている。したがって、ピン
ト調整駒35は、固定ねじ39を弛めることにより、長
孔36の有効長の範囲で光軸と平行な方向に位置調整で
きる。そしてこのピント調整駒35の前端部には、外固
定筒12の切欠37を通って、外固定筒12内に臨む内
方フランジ38が形成されている。この内方フランジ3
8には、周方向溝40が形成されていて、この周方向溝
40がカム環20に形成された周方向突起41に相対回
動自在に隙間なく嵌まっている。ピント調整駒35は、
光軸と対称な位置にもう一つ設けられている。
【0009】カム環20の回動位置、つまりズーミング
により変化する焦点距離を検出する焦点距離検出手段と
して電気的導通機構が使用されている。この電気的導通
機構は、カム環20に設けられた、フレキシブルプリン
ト基板からなるコード板60およびピント調整駒35に
取り付けられた4枚のブラシ651、652、653、
654からなる。
により変化する焦点距離を検出する焦点距離検出手段と
して電気的導通機構が使用されている。この電気的導通
機構は、カム環20に設けられた、フレキシブルプリン
ト基板からなるコード板60およびピント調整駒35に
取り付けられた4枚のブラシ651、652、653、
654からなる。
【0010】カム環20が光軸回りに回動すると、ズー
ミングが行われ、カム環20の回動位置により、前記4
つのブラシがオン/オフ信号を発して、ズーミングによ
り変化する焦点距離情報を4ビットで出力する。焦点距
離検出回路51はこの4ビットの信号から焦点距離を検
出し、カメラボディの制御回路に送り、開放F値の演
算、焦点距離情報の表示などに使用する。
ミングが行われ、カム環20の回動位置により、前記4
つのブラシがオン/オフ信号を発して、ズーミングによ
り変化する焦点距離情報を4ビットで出力する。焦点距
離検出回路51はこの4ビットの信号から焦点距離を検
出し、カメラボディの制御回路に送り、開放F値の演
算、焦点距離情報の表示などに使用する。
【0011】図5は、上記のズームレンズの焦点距離検
出手段に使用される電気的導通機構の要部を示す図であ
る。同図に示すように、焦点距離検出手段は、回転駆動
されて焦点距離を変化させるカム環20と、このカム環
20と対向する外固定筒12(図6参照)側に設けられ
たピント調整駒35とを有する。
出手段に使用される電気的導通機構の要部を示す図であ
る。同図に示すように、焦点距離検出手段は、回転駆動
されて焦点距離を変化させるカム環20と、このカム環
20と対向する外固定筒12(図6参照)側に設けられ
たピント調整駒35とを有する。
【0012】図4に示すコード板60が、カム環20の
外周面に固定されている。この従来例では、焦点距離を
3ビットのデータにより検出するために、コード板60
のフレキシブル絶縁板601上に、カム環20の回動方
向に延びる4本の電気的導通部材61、62、63、6
4が設けられている。
外周面に固定されている。この従来例では、焦点距離を
3ビットのデータにより検出するために、コード板60
のフレキシブル絶縁板601上に、カム環20の回動方
向に延びる4本の電気的導通部材61、62、63、6
4が設けられている。
【0013】電気的導通部材61、62、63は、それ
ぞれ導通ランド部611、621、631を備え、電気
的導通部材64は、リード部643で接続された2つの
導通ランド部641および642を備えている。電気接
片群65の4本の電気接片651、652、653、6
54は、これら各導通ランド部611、621、63
1、641および642に独立して摺接する。なお、一
つの導通ランド部611はカム環20の回転位置にかか
わらず常時電気接片651が接触(電気的に導通)する
ように連続して延びていて、かつ接地されている。他の
導通ランド部611、621、631、641および6
42は、カム環20の回転位置を8つのゾーン1〜8で
検出すべく、ゾーンの長さに合わせた長さで形成されて
いる。
ぞれ導通ランド部611、621、631を備え、電気
的導通部材64は、リード部643で接続された2つの
導通ランド部641および642を備えている。電気接
片群65の4本の電気接片651、652、653、6
54は、これら各導通ランド部611、621、63
1、641および642に独立して摺接する。なお、一
つの導通ランド部611はカム環20の回転位置にかか
わらず常時電気接片651が接触(電気的に導通)する
ように連続して延びていて、かつ接地されている。他の
導通ランド部611、621、631、641および6
42は、カム環20の回転位置を8つのゾーン1〜8で
検出すべく、ゾーンの長さに合わせた長さで形成されて
いる。
【0014】以上の構成により、電気接片652、65
3、654が導通ランド部621、631、641、6
42に接触すると、電気的導通部材62、63、64が
電気的導通部材61と導通(オン)状態になって電位が
接地レベルになり、非接触のときは電気的導通部材6
2、63、64は電気的導通部材61と非導通(オフ)
状態になる。したがって、図4において、ゾーン1では
電気的導通部62がオンし、ゾーン2では電気的導通部
62、64がオンし、ゾーン3では電気的導通部62、
63、64がオンし、ゾーン4では電気的導通部62、
63がオンし、ゾーン5では電気的導通部63がオン
し、ゾーン6では電気的導通部63、64がオンし、ゾ
ーン7では電気的導通部64がオンし、ゾーン8では電
気的導通部62、63、64がすべてオフする。
3、654が導通ランド部621、631、641、6
42に接触すると、電気的導通部材62、63、64が
電気的導通部材61と導通(オン)状態になって電位が
接地レベルになり、非接触のときは電気的導通部材6
2、63、64は電気的導通部材61と非導通(オフ)
状態になる。したがって、図4において、ゾーン1では
電気的導通部62がオンし、ゾーン2では電気的導通部
62、64がオンし、ゾーン3では電気的導通部62、
63、64がオンし、ゾーン4では電気的導通部62、
63がオンし、ゾーン5では電気的導通部63がオン
し、ゾーン6では電気的導通部63、64がオンし、ゾ
ーン7では電気的導通部64がオンし、ゾーン8では電
気的導通部62、63、64がすべてオフする。
【0015】ここでカム環20を回動すると、図4にお
いて、カム環20と支持部材69との間に矢印方向の相
対的な移動を生じて、電気接片652、653、654
が、上記導通ランド部621、631、641、642
に接離してオン/オフ状態を形成し、3ビットの信号を
出力する。これらの各電気的導通部材62、63、64
の電位を焦点距離検出回路51(図5または図6)に入
力すれば、焦点距離検出回路51は、各電気的導通部材
62、63、64の電位状態の組み合わせによりカム環
20の回転位置、つまり焦点距離を、各導通ランド部6
21、631、641、642上ではゾーンで、切り換
わり縁部621a、631a、631b、641a、6
41b、642a、642bにおいては特定値で検出で
きる。
いて、カム環20と支持部材69との間に矢印方向の相
対的な移動を生じて、電気接片652、653、654
が、上記導通ランド部621、631、641、642
に接離してオン/オフ状態を形成し、3ビットの信号を
出力する。これらの各電気的導通部材62、63、64
の電位を焦点距離検出回路51(図5または図6)に入
力すれば、焦点距離検出回路51は、各電気的導通部材
62、63、64の電位状態の組み合わせによりカム環
20の回転位置、つまり焦点距離を、各導通ランド部6
21、631、641、642上ではゾーンで、切り換
わり縁部621a、631a、631b、641a、6
41b、642a、642bにおいては特定値で検出で
きる。
【0016】上記従来例において検出精度を高めるため
には、3本の電気的導通部62、63、64の4個の導
通ランド部621、631、641、642の相対移動
方向端の位置、それらの間隔を正確に形成し、3本の電
気接片652、653、654が導通ランド部621、
631、641、642に接触する位置を正確に形成し
なけらばならない。そしてこれらを実装する際には、コ
ード板60および電気接片群65の傾き、3本の電気接
片652、653、654が導通ランド部621、63
1、641、642と接離する位置を正確に調整しなけ
ればならない。そのため、ビット数、つまり電気的導通
部および電気接片の本数が多くなればなるほど、上記形
成、調整の精度を高めなければならず、しかも調整個所
が多くなる、という問題があった。
には、3本の電気的導通部62、63、64の4個の導
通ランド部621、631、641、642の相対移動
方向端の位置、それらの間隔を正確に形成し、3本の電
気接片652、653、654が導通ランド部621、
631、641、642に接触する位置を正確に形成し
なけらばならない。そしてこれらを実装する際には、コ
ード板60および電気接片群65の傾き、3本の電気接
片652、653、654が導通ランド部621、63
1、641、642と接離する位置を正確に調整しなけ
ればならない。そのため、ビット数、つまり電気的導通
部および電気接片の本数が多くなればなるほど、上記形
成、調整の精度を高めなければならず、しかも調整個所
が多くなる、という問題があった。
【0017】さらに上記従来例は、複数の電気的導通部
材61、62、63、64および複数の電気接片65を
相対移動方向と直交する方向に並列して設ける構成なの
で、コード板60および電気接片65の直交方向の幅が
広くなる。そのため、直交方向のスペースが制限されて
いるときには電気的導通部の本数、つまりビット数が制
限されてしまう、という問題があった。
材61、62、63、64および複数の電気接片65を
相対移動方向と直交する方向に並列して設ける構成なの
で、コード板60および電気接片65の直交方向の幅が
広くなる。そのため、直交方向のスペースが制限されて
いるときには電気的導通部の本数、つまりビット数が制
限されてしまう、という問題があった。
【0018】この問題を解決するものとして、本出願人
は、実開平6−28631号で、図2に示す電気的導通
機構を提案した。これは、電気的導通部材71、72、
73、74を、相対移動方向に離反した電気的導通部材
71、72の群と、電気的導通部材73、74の2群に
分け、電気接片も同様に電気接片751、752の群と
電気接片771、772の2群に分けたことに特徴を有
する。第1電気的導通部材71は、カム環20の回転位
置にかかわらず電気接片751と接触する導通ランド部
711を備えている。第2電気的導通部材72は、ゾー
ン1、2、3および4において電気接片752と接触す
る導通ランド部721を備えている。第3電気的導通部
材73はゾーン3〜6において電気接片771と電気的
に接触する導通ランド部731を備えている。第4電気
的導通部材74は、電気接片772と、ゾーン2、3に
おいて電気的に接触する導通ランド部741およびゾー
ン6、7において電気的に接触する導通ランド742を
備えている。
は、実開平6−28631号で、図2に示す電気的導通
機構を提案した。これは、電気的導通部材71、72、
73、74を、相対移動方向に離反した電気的導通部材
71、72の群と、電気的導通部材73、74の2群に
分け、電気接片も同様に電気接片751、752の群と
電気接片771、772の2群に分けたことに特徴を有
する。第1電気的導通部材71は、カム環20の回転位
置にかかわらず電気接片751と接触する導通ランド部
711を備えている。第2電気的導通部材72は、ゾー
ン1、2、3および4において電気接片752と接触す
る導通ランド部721を備えている。第3電気的導通部
材73はゾーン3〜6において電気接片771と電気的
に接触する導通ランド部731を備えている。第4電気
的導通部材74は、電気接片772と、ゾーン2、3に
おいて電気的に接触する導通ランド部741およびゾー
ン6、7において電気的に接触する導通ランド742を
備えている。
【0019】電気接片751、752、771、772
はすべて電気的に導通していて、電気接片751が常時
接触している第1電気的導通部材71は接地されてい
る。したがって、他の電気接片752、771、772
が導通ランド部721、731、741、742に接触
すると第2〜第4電気的導通部材72〜74が接地(オ
ン)状態になり、導通ランド部721、731、74
1、742に非接触のときには第2〜第4電気的導通部
材72〜74がフローティング(オフ)状態になる。こ
の第2〜第4電気的導通部材72〜74のオン/オフに
より、3ビットの信号が得られる。このように電気的導
通部材71〜74を二列二群構成とすることにより、コ
ード板70の幅を狭くすることが可能になり、同じスペ
ースを使用するのであれば、ビット数を増加することが
できる。
はすべて電気的に導通していて、電気接片751が常時
接触している第1電気的導通部材71は接地されてい
る。したがって、他の電気接片752、771、772
が導通ランド部721、731、741、742に接触
すると第2〜第4電気的導通部材72〜74が接地(オ
ン)状態になり、導通ランド部721、731、74
1、742に非接触のときには第2〜第4電気的導通部
材72〜74がフローティング(オフ)状態になる。こ
の第2〜第4電気的導通部材72〜74のオン/オフに
より、3ビットの信号が得られる。このように電気的導
通部材71〜74を二列二群構成とすることにより、コ
ード板70の幅を狭くすることが可能になり、同じスペ
ースを使用するのであれば、ビット数を増加することが
できる。
【0020】しかし、上記構成では、電気接片751、
752と電気接片771、772の相対位置を正確に設
定しなければならない。すなわち、図2に示すように、
電気接片752から第4、第5ゾーンの境界となる導通
ランド部721の切り替え縁部721aまでの長さd1
が、電気接片772から第4、第5ゾーンの境界位置ま
での長さd2 と等しくなるように調整しなければならな
い。つまり、電気接片群が複数分離して存在する場合に
は、例えば、先ず一つの電気接片群を正確に位置決めし
て固定し、その後、この接片群と電気的導通部材の位置
関係を基準として他の電気接片群の位置を調整しなけれ
ばならない。
752と電気接片771、772の相対位置を正確に設
定しなければならない。すなわち、図2に示すように、
電気接片752から第4、第5ゾーンの境界となる導通
ランド部721の切り替え縁部721aまでの長さd1
が、電気接片772から第4、第5ゾーンの境界位置ま
での長さd2 と等しくなるように調整しなければならな
い。つまり、電気接片群が複数分離して存在する場合に
は、例えば、先ず一つの電気接片群を正確に位置決めし
て固定し、その後、この接片群と電気的導通部材の位置
関係を基準として他の電気接片群の位置を調整しなけれ
ばならない。
【0021】
【発明の目的】本発明は、上記問題の解決を図ったもの
で、電気的導通機構において、電気的導通部材と電気接
片の位置決めが容易で、組み立てが簡単な構成を提供す
ることを目的としている。
で、電気的導通機構において、電気的導通部材と電気接
片の位置決めが容易で、組み立てが簡単な構成を提供す
ることを目的としている。
【0022】
【発明の概要】本発明の電気的導通機構は、相対移動す
る二つの部材の一方の部材に装着される電気的導通部材
および他方の部材に装着されて上記電気的導通部材に摺
接する電気接片を有する電気的導通機構であって、上記
相対移動方向に延びる導通部・非導通部の組み合わせを
有する電気的導通部材が複数並列に配置された基板と、
上記相対移動位置に応じて上記基板上の導通部・非導通
部に接触して導通・非導通状態を上記各列の電気的導通
部材毎に形成する複数の電気接片と、を有し、少なくと
も上記一つの電気的導通部材の導通部を、上記他の電気
的導通部材の非導通部に設けたこと、に特徴を有する。
請求項2に記載の本発明は、特定方向に延びる導通部・
非導通部の組み合わせからなる、並列に配置された複数
の電気的導通部材、上記電気的導通部材群との間で特定
方向に相対移動し、その移動位置に応じて上記各導通部
・非導通部に接触して電気的導通部材毎に導通・非導通
状態を形成する複数の電気接片とを有する電気的導通機
構であって、上記複数の電気的導通部材および対応する
電気接片を、上記相対移動方向に離反した二群以上に分
割し、上記一の群の電気的導通部材の導通部を、他の群
の電気的導通部材の非導通部に移設したこと、に特徴を
有する。
る二つの部材の一方の部材に装着される電気的導通部材
および他方の部材に装着されて上記電気的導通部材に摺
接する電気接片を有する電気的導通機構であって、上記
相対移動方向に延びる導通部・非導通部の組み合わせを
有する電気的導通部材が複数並列に配置された基板と、
上記相対移動位置に応じて上記基板上の導通部・非導通
部に接触して導通・非導通状態を上記各列の電気的導通
部材毎に形成する複数の電気接片と、を有し、少なくと
も上記一つの電気的導通部材の導通部を、上記他の電気
的導通部材の非導通部に設けたこと、に特徴を有する。
請求項2に記載の本発明は、特定方向に延びる導通部・
非導通部の組み合わせからなる、並列に配置された複数
の電気的導通部材、上記電気的導通部材群との間で特定
方向に相対移動し、その移動位置に応じて上記各導通部
・非導通部に接触して電気的導通部材毎に導通・非導通
状態を形成する複数の電気接片とを有する電気的導通機
構であって、上記複数の電気的導通部材および対応する
電気接片を、上記相対移動方向に離反した二群以上に分
割し、上記一の群の電気的導通部材の導通部を、他の群
の電気的導通部材の非導通部に移設したこと、に特徴を
有する。
【0023】
【発明の実施例】以下本発明を、図示実施例に基づいて
説明する。図1は、本発明の電気的導通機構の第一の実
施例を示す図である。この第一の実施例は、電気的導通
部材を移動方向に離反して設けた実施例である。
説明する。図1は、本発明の電気的導通機構の第一の実
施例を示す図である。この第一の実施例は、電気的導通
部材を移動方向に離反して設けた実施例である。
【0024】コード板80は、絶縁基板801上に、相
対移動方向に離反して形成された電気的導通部材81、
82の群と、電気的導通部材83、84の群とを備えて
いる。一方、これら電気的導通部材81、82、83、
84に対応する電気接片851、852、871、87
2は、ピント調整駒35a、35bに固定され、図示し
ないリードにより導通している。なお、コード板80
は、フレキシブルプリント基板により形成されていて、
図5に示したレンズ鏡筒のカム環20の外周に巻き付け
られ、固定され、ピント調整駒35a、35bは、外固
定筒12に対して固定される。
対移動方向に離反して形成された電気的導通部材81、
82の群と、電気的導通部材83、84の群とを備えて
いる。一方、これら電気的導通部材81、82、83、
84に対応する電気接片851、852、871、87
2は、ピント調整駒35a、35bに固定され、図示し
ないリードにより導通している。なお、コード板80
は、フレキシブルプリント基板により形成されていて、
図5に示したレンズ鏡筒のカム環20の外周に巻き付け
られ、固定され、ピント調整駒35a、35bは、外固
定筒12に対して固定される。
【0025】第1電気的導通部材81は、連続した導通
ランド部811を有し、第2電気的導通部材82は電気
的に導通した二つの導通ランド部821、823を有
し、第3電気的導通部材83は導通ランド部831を有
し、第4電気的導通部材84は電気的に導通した二つの
導通ランド部841、842を有する。このうち、第1
電気的導通部材82は接地されていて、その導通ランド
部811には電気接片851が常時接触している。そし
て残りの3つの電気的導通部材82、83、84の導通
ランド部821、823、831、841、842が電
気接片852、871、872と接離して3ビットのオ
ン/オフ情報を焦点距離検出回路51に送る。焦点距離
検出回路51は、これらのオン/オフ情報に基づいてカ
ム環20の回動位置、つまりズームレンズ10の焦点距
離を検出される。この作用は、従来例と同じである。
ランド部811を有し、第2電気的導通部材82は電気
的に導通した二つの導通ランド部821、823を有
し、第3電気的導通部材83は導通ランド部831を有
し、第4電気的導通部材84は電気的に導通した二つの
導通ランド部841、842を有する。このうち、第1
電気的導通部材82は接地されていて、その導通ランド
部811には電気接片851が常時接触している。そし
て残りの3つの電気的導通部材82、83、84の導通
ランド部821、823、831、841、842が電
気接片852、871、872と接離して3ビットのオ
ン/オフ情報を焦点距離検出回路51に送る。焦点距離
検出回路51は、これらのオン/オフ情報に基づいてカ
ム環20の回動位置、つまりズームレンズ10の焦点距
離を検出される。この作用は、従来例と同じである。
【0026】第1の実施例では、第2電気的導通部材8
2が、ゾーン1〜4でオンし、第3電気的導通部材83
がゾーン3〜6でオンし、第4電気的導通部材84がゾ
ーン2、3およびゾーン6、7でオンする構成である。
2が、ゾーン1〜4でオンし、第3電気的導通部材83
がゾーン3〜6でオンし、第4電気的導通部材84がゾ
ーン2、3およびゾーン6、7でオンする構成である。
【0027】ゾーン1〜8と電気的導通部材82、8
3、84のオン/オフ情報を、3ビットのバイナリコー
ド化した対照表を以下に示す。
3、84のオン/オフ情報を、3ビットのバイナリコー
ド化した対照表を以下に示す。
【表1】 なお、表中、符号“/”はオーバーラップしていることを示し、符号“−”は 非導通部を示している。
【0028】図示実施例の電気的導通機構の特徴は、第
2電気的導通部材82が検出すべきゾーン4、5の境界
位置を、第4電気的導通部材84の導通ランド部84
1、842の間に設けた導通ランド部823で検出する
ことにある。つまり、図1に示したように、第2電気的
導通部材82の導通ランド部823を、想像線で示す位
置から、第3電気的導通部材83の導通ランド部83
1、832の間に移設したことに特徴を有する。この導
通ランド部823は、切り換わり縁部823bがゾーン
4、5の境界と一致し、かつ切り換わり縁部823a
は、導通ランド部823と干渉しないように、切り換わ
り縁部823bと離間している。一方、導通ランド部8
21の切り換わり縁部821aは、ゾーンの境界を検出
する機能は有さないので、ゾーン4、5の境界からゾー
ン4内にオフセットされている。このオフセット量は、
導通ランド部823とオーバーラップするように、導通
ランド部823の長さよりも短く設定されている。もち
ろん導通ランド部823には、電気接片872が摺接す
る。
2電気的導通部材82が検出すべきゾーン4、5の境界
位置を、第4電気的導通部材84の導通ランド部84
1、842の間に設けた導通ランド部823で検出する
ことにある。つまり、図1に示したように、第2電気的
導通部材82の導通ランド部823を、想像線で示す位
置から、第3電気的導通部材83の導通ランド部83
1、832の間に移設したことに特徴を有する。この導
通ランド部823は、切り換わり縁部823bがゾーン
4、5の境界と一致し、かつ切り換わり縁部823a
は、導通ランド部823と干渉しないように、切り換わ
り縁部823bと離間している。一方、導通ランド部8
21の切り換わり縁部821aは、ゾーンの境界を検出
する機能は有さないので、ゾーン4、5の境界からゾー
ン4内にオフセットされている。このオフセット量は、
導通ランド部823とオーバーラップするように、導通
ランド部823の長さよりも短く設定されている。もち
ろん導通ランド部823には、電気接片872が摺接す
る。
【0029】次に、本実施例の検出動作の特徴について
説明する。図1に示した状態では、第2、第4電気的導
通部材82、84がオフ、第3電気的導通部材83がオ
ンしてコード“010”を形成し、ゾーン5内にあるこ
とを検出している。この状態からカム環20がゾーン1
方向に移動すると、先ず、電気接片872が導通ランド
部823の切り換わり縁部823bと接触し、第2電気
的導通部材82がオンしてコードが“110”に変化す
る。焦点検出回路51は、この変化によりカム環20が
ゾーン4、5の境界位置にあることを検出する。
説明する。図1に示した状態では、第2、第4電気的導
通部材82、84がオフ、第3電気的導通部材83がオ
ンしてコード“010”を形成し、ゾーン5内にあるこ
とを検出している。この状態からカム環20がゾーン1
方向に移動すると、先ず、電気接片872が導通ランド
部823の切り換わり縁部823bと接触し、第2電気
的導通部材82がオンしてコードが“110”に変化す
る。焦点検出回路51は、この変化によりカム環20が
ゾーン4、5の境界位置にあることを検出する。
【0030】この境界位置からカム環20がゾーン1方
向に回動すると、電気接片852が導通ランド部821
の切り換わり縁部821aに接触するが、まだ電気接片
872が導通ランド部823に接触しているので、コー
ドは“110”のまま変化せず、ゾーン4内にあること
を検出している。
向に回動すると、電気接片852が導通ランド部821
の切り換わり縁部821aに接触するが、まだ電気接片
872が導通ランド部823に接触しているので、コー
ドは“110”のまま変化せず、ゾーン4内にあること
を検出している。
【0031】カム環20がゾーン4内においてゾーン1
方向に回動すると、電気接片872が導通ランド部82
3から外れるが、電気接片852が導通ランド部821
に接触しているので、コードは“110”のまま変化せ
ず、ゾーン4内にあることを検出している。
方向に回動すると、電気接片872が導通ランド部82
3から外れるが、電気接片852が導通ランド部821
に接触しているので、コードは“110”のまま変化せ
ず、ゾーン4内にあることを検出している。
【0032】さらにカム環20がゾーン4内をゾーン1
方向に回動すると、電気接片872が導通ランド部84
1の切り換わり縁部841bに接触し、第4電気的導通
部材84がオンして、コードが“110”から“11
1”に変化する。焦点検出回路51は、この変化により
カム環20がゾーン3、4の境界位置にあることを検出
する。
方向に回動すると、電気接片872が導通ランド部84
1の切り換わり縁部841bに接触し、第4電気的導通
部材84がオンして、コードが“110”から“11
1”に変化する。焦点検出回路51は、この変化により
カム環20がゾーン3、4の境界位置にあることを検出
する。
【0033】同様にカム環20が同方向に回転すると、
上記と同様の作用により各ゾーンおよびゾーンの切り替
えを検出する。一方、カム環20が逆方向に回動したと
きも、ゾーン4、5の境界を電気接片954と導通ラン
ド部923の切り換わり縁部923bにより検出する。
上記と同様の作用により各ゾーンおよびゾーンの切り替
えを検出する。一方、カム環20が逆方向に回動したと
きも、ゾーン4、5の境界を電気接片954と導通ラン
ド部923の切り換わり縁部923bにより検出する。
【0034】以上の通り第2電気的導通部材82は、ゾ
ーン4、5の境界を検出する必要が無くなり、電気接片
と電気的導通部材との位置決めは、一方の電気接片群8
7と電気的導通部材83、84とについて行なえばよく
なり、もう一方の電気接片群85の方は、若干位置がず
れていても問題にならなくなった。
ーン4、5の境界を検出する必要が無くなり、電気接片
と電気的導通部材との位置決めは、一方の電気接片群8
7と電気的導通部材83、84とについて行なえばよく
なり、もう一方の電気接片群85の方は、若干位置がず
れていても問題にならなくなった。
【0035】図3は、図4に示した従来例に本発明を適
用した実施例であって、相対移動方向と平行に延びる4
本の電気的導通部材91、92、93、94をすべて並
列した構成である。コード板90は、絶縁薄板901上
に並列形成された、電気的導通部材91、92、93、
94を備えている。一方、これら電気的導通部材91、
92、93、94に対応する電気接片951、952、
953、954は、ピント調整駒35に固定されてい
る。なお、電気的コード板90は、図3に示したレンズ
鏡筒のカム環20の外周に巻き付けられ、固定され、ピ
ント調整駒35は、外固定筒12に対して固定されてい
る。
用した実施例であって、相対移動方向と平行に延びる4
本の電気的導通部材91、92、93、94をすべて並
列した構成である。コード板90は、絶縁薄板901上
に並列形成された、電気的導通部材91、92、93、
94を備えている。一方、これら電気的導通部材91、
92、93、94に対応する電気接片951、952、
953、954は、ピント調整駒35に固定されてい
る。なお、電気的コード板90は、図3に示したレンズ
鏡筒のカム環20の外周に巻き付けられ、固定され、ピ
ント調整駒35は、外固定筒12に対して固定されてい
る。
【0036】第1電気的導通部材91は連続した導通ラ
ンド部911を有し、第2電気的導通部材92は電気的
に導通した二つの導通ランド部921、923を有し、
第3電気的導通部材93は一つ導通ランド部931を有
し、第4電気的導通部材94は電気的に導通した二つの
導通ランド部941、942を有する。このうち、第1
電気的導通部材92は接地され、その導通ランド部91
1には電気接片951が常時接触している。そして残り
の3つの電気的導通部材92、93、および94の導通
ランド部921、923、931、941、942が、
電気接片952、953、954と接離して3ビットの
オン/オフ情報を形成し、この情報によりカム環20の
回動位置、つまりズームレンズ10の焦点距離が焦点距
離検出回路51により検出される。この作用は、第1の
実施例と同じである。第2のの実施例は、第1の実施例
と同様に、第2電気的導通部材92は、ゾーン1〜4で
オンし、第3電気的導通部材はゾーン3〜6でオンし、
第4電気的導通部材94はゾーン2、3およびゾーン
6、7でオンする構成である。
ンド部911を有し、第2電気的導通部材92は電気的
に導通した二つの導通ランド部921、923を有し、
第3電気的導通部材93は一つ導通ランド部931を有
し、第4電気的導通部材94は電気的に導通した二つの
導通ランド部941、942を有する。このうち、第1
電気的導通部材92は接地され、その導通ランド部91
1には電気接片951が常時接触している。そして残り
の3つの電気的導通部材92、93、および94の導通
ランド部921、923、931、941、942が、
電気接片952、953、954と接離して3ビットの
オン/オフ情報を形成し、この情報によりカム環20の
回動位置、つまりズームレンズ10の焦点距離が焦点距
離検出回路51により検出される。この作用は、第1の
実施例と同じである。第2のの実施例は、第1の実施例
と同様に、第2電気的導通部材92は、ゾーン1〜4で
オンし、第3電気的導通部材はゾーン3〜6でオンし、
第4電気的導通部材94はゾーン2、3およびゾーン
6、7でオンする構成である。
【0037】第2の実施例の特徴は、第2電気的導通部
材92が検出すべきゾーン4、5の境界位置を、第4電
気的導通部材94の導通ランド部941、942の間に
設けた導通ランド部923で検出することにある。つま
り、図3に示したように、第2電気的導通部材92の導
通ランド部923を、ハッチングで示す位置から、第4
電気的導通部材94の導通ランド部941と942との
間に移設したことに特徴を有する。この導通ランド部9
23は、切り換わり縁部923bがゾーン4、5の境界
と一致し、かつ切り換わり縁部923aは、導通ランド
部941と干渉しないように、切り換わり縁部941b
と離間している。一方、導通ランド部921の切り換わ
り縁部921aは、ゾーン4、5の境界からゾーン4内
にオフセットされている。このオフセット量は、導通ラ
ンド部923の長さよりも短く、つまり、オーバラップ
するように設定されている。もちろん導通ランド部92
3には、電気接片954が摺接する。
材92が検出すべきゾーン4、5の境界位置を、第4電
気的導通部材94の導通ランド部941、942の間に
設けた導通ランド部923で検出することにある。つま
り、図3に示したように、第2電気的導通部材92の導
通ランド部923を、ハッチングで示す位置から、第4
電気的導通部材94の導通ランド部941と942との
間に移設したことに特徴を有する。この導通ランド部9
23は、切り換わり縁部923bがゾーン4、5の境界
と一致し、かつ切り換わり縁部923aは、導通ランド
部941と干渉しないように、切り換わり縁部941b
と離間している。一方、導通ランド部921の切り換わ
り縁部921aは、ゾーン4、5の境界からゾーン4内
にオフセットされている。このオフセット量は、導通ラ
ンド部923の長さよりも短く、つまり、オーバラップ
するように設定されている。もちろん導通ランド部92
3には、電気接片954が摺接する。
【0038】次に、本実施例の検出動作の特徴について
説明する。図3に示した状態では、第2、第3電気的導
通部材92、93がオフ、第4電気的導通部材94がオ
ンしてコード“010”を形成し、ゾーン5内にあるこ
とを検出している。この状態からカム環20がゾーン1
方向に移動すると、先ず、ブラシ954が導通ランド部
923の切り換わり縁部923bと接触し、第2電気的
導通部材92がオンしてコードが“110”に変化す
る。焦点検出回路51は、この変化によりカム環20が
ゾーン4、5の境界位置にあることを検出する。
説明する。図3に示した状態では、第2、第3電気的導
通部材92、93がオフ、第4電気的導通部材94がオ
ンしてコード“010”を形成し、ゾーン5内にあるこ
とを検出している。この状態からカム環20がゾーン1
方向に移動すると、先ず、ブラシ954が導通ランド部
923の切り換わり縁部923bと接触し、第2電気的
導通部材92がオンしてコードが“110”に変化す
る。焦点検出回路51は、この変化によりカム環20が
ゾーン4、5の境界位置にあることを検出する。
【0039】この境界位置からカム環20がゾーン1方
向に回動すると、電気接片952が導通ランド部941
の切り換わり縁部921aに接触するが、電気接片95
4が導通ランド部923に接触しているので、コードは
“110”のまま変化せず、ゾーン4内にあることを検
出している。
向に回動すると、電気接片952が導通ランド部941
の切り換わり縁部921aに接触するが、電気接片95
4が導通ランド部923に接触しているので、コードは
“110”のまま変化せず、ゾーン4内にあることを検
出している。
【0040】カム環20がゾーン4内においてゾーン1
方向に回動すると、電気接片954が導通ランド部92
3から外れるが、電気接片952が導通ランド部921
に接触しているので、コードは“110”のまま変化せ
ず、ゾーン4内にあることを検出している。
方向に回動すると、電気接片954が導通ランド部92
3から外れるが、電気接片952が導通ランド部921
に接触しているので、コードは“110”のまま変化せ
ず、ゾーン4内にあることを検出している。
【0041】さらにカム環20がゾーン4内をゾーン1
方向に回動すると、電気接片954が導通ランド部94
1の切り換わり縁部941bに接触し、第4電気的導通
部材94がオンして、コードが“110”から“11
1”に変化する。焦点検出回路51は、この変化により
カム環20がゾーン3、4の境界にあることを検出す
る。
方向に回動すると、電気接片954が導通ランド部94
1の切り換わり縁部941bに接触し、第4電気的導通
部材94がオンして、コードが“110”から“11
1”に変化する。焦点検出回路51は、この変化により
カム環20がゾーン3、4の境界にあることを検出す
る。
【0042】同様にカム環20が同方向に回転すると、
上記と同様の作用により各ゾーンおよびゾーンの切り替
えを検出する。カム環20が逆方向に回動したときも、
ゾーン4、5の境界は、電気接片954と導通ランド部
923の切り換わり縁部923bにより検出される。
上記と同様の作用により各ゾーンおよびゾーンの切り替
えを検出する。カム環20が逆方向に回動したときも、
ゾーン4、5の境界は、電気接片954と導通ランド部
923の切り換わり縁部923bにより検出される。
【0043】以上の通り本第2の実施例では、実質的に
2列に並んだ電気的導通部材952、953、954お
よび2枚の電気接片953、954によって3ビットの
データを検出するので、精度が要求される電気導通部材
が2列で済み、しかも位置決め調整すべき電気接片の数
が2枚で済むので、製造および組み立てが容易になる。
2列に並んだ電気的導通部材952、953、954お
よび2枚の電気接片953、954によって3ビットの
データを検出するので、精度が要求される電気導通部材
が2列で済み、しかも位置決め調整すべき電気接片の数
が2枚で済むので、製造および組み立てが容易になる。
【0044】以上図示実施例では、上述したゾーン1か
ら8における3桁の2進数は、大小の順に並んでいない
が、これは、表示の一例として表したにすぎない。実際
には、電気的導通部材のパターン形成により信号のパタ
ーンも任意に決められるもので、桁数も3桁に限定され
ず、また2進数に変換する必要もなく、勿論、大小の順
に並べなければ後の処理ができないという性質のもので
もない。
ら8における3桁の2進数は、大小の順に並んでいない
が、これは、表示の一例として表したにすぎない。実際
には、電気的導通部材のパターン形成により信号のパタ
ーンも任意に決められるもので、桁数も3桁に限定され
ず、また2進数に変換する必要もなく、勿論、大小の順
に並べなければ後の処理ができないという性質のもので
もない。
【0045】また、本実施例はカメラのズームレンズの
焦点距離検出に利用した一例であって、本発明の用途は
これに限定されない。
焦点距離検出に利用した一例であって、本発明の用途は
これに限定されない。
【0046】
【発明の効果】以上に説明したように本発明は、相対移
動方向に延びる導通部・非導通部の組み合わせを有する
電気的導通部材が複数並列に配置された基板と、上記相
対移動位置に応じて上記基板上の上記導通部・非導通部
に接離して導通・非導通状態を上記各列の電気的導通部
材毎に形成する複数の電気接片と、を有し、少なくとも
上記一つの電気的導通部材の導通部を、上記他の電気的
導通部材の非導通部に設けたので、正確に形成すべき電
気的導通部材の列数が減少し、正確に位置決めすべき電
気接片部材の数が減少する。
動方向に延びる導通部・非導通部の組み合わせを有する
電気的導通部材が複数並列に配置された基板と、上記相
対移動位置に応じて上記基板上の上記導通部・非導通部
に接離して導通・非導通状態を上記各列の電気的導通部
材毎に形成する複数の電気接片と、を有し、少なくとも
上記一つの電気的導通部材の導通部を、上記他の電気的
導通部材の非導通部に設けたので、正確に形成すべき電
気的導通部材の列数が減少し、正確に位置決めすべき電
気接片部材の数が減少する。
【0047】請求項2に記載の本発明は、並列に配置さ
れた、特定方向に延びる導通部・非導通部の組み合わせ
からなる電気的導通部材群、上記電気的導通部材との間
で特定方向に相対移動し、その移動位置に応じて上記各
導通部・非導通部に接触して電気的導通部材毎に導通・
非導通状態を形成する電気接片群とを有する電気的導通
機構であって、上記電気的導通部材群および対応する電
気接片群を相対移動方向に離反して二群以上に分割し、
上記一の電気的導通部材群の導通部を、他の電気的導通
部材群の非導通部に移設したので、位置調整すべき電気
接片群が減少し、電気接片群と電気的導通部材群との位
置の調整が簡単で容易になった。
れた、特定方向に延びる導通部・非導通部の組み合わせ
からなる電気的導通部材群、上記電気的導通部材との間
で特定方向に相対移動し、その移動位置に応じて上記各
導通部・非導通部に接触して電気的導通部材毎に導通・
非導通状態を形成する電気接片群とを有する電気的導通
機構であって、上記電気的導通部材群および対応する電
気接片群を相対移動方向に離反して二群以上に分割し、
上記一の電気的導通部材群の導通部を、他の電気的導通
部材群の非導通部に移設したので、位置調整すべき電気
接片群が減少し、電気接片群と電気的導通部材群との位
置の調整が簡単で容易になった。
【図1】本発明の電気的導通機構における第1の実施例
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
【図2】本発明の作用を説明するために、従来の電気的
導通機構を示す図である。
導通機構を示す図である。
【図3】本発明の電気的導通機構における第2の実施例
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
【図4】本発明の作用を説明するために、従来の電気的
導通機構を示す図である。
導通機構を示す図である。
【図5】電気的導通機構を有する一眼レフカメラのズー
ムレンズ鏡筒の要部を光軸で縦断して上半分を示した断
面図である。
ムレンズ鏡筒の要部を光軸で縦断して上半分を示した断
面図である。
【図6】従来の電気的導通機構の要部構成を示す図であ
る。
る。
80 コード板 81 第1の電気的導通部材 82 第2の電気的導通部材 821 導通ランド部 823 導通ランド部 823a 切り換わり縁部 823b 切り換わり縁部 82 第3電気的導通部材 83 第4電気的導通部材 85 電気接片群 851 電気接片 852 電気接片 87 電気接片群 871 電気接片 872 電気接片 90 コード板 91 第1電気的導通部材 92 第2電気的導通部材 921 導電ランド部 923 導電ランド部 923b 切り換わり縁部 93 第3電気的導通部材 94 第4電気的導通部材 951 電気接片 952 電気接片 953 電気接片 954 電気接片
Claims (5)
- 【請求項1】 相対移動する二つの部材の一方の部材に
装着される電気的導通部材および他方の部材に装着され
て上記電気的導通部材に摺接する電気接片を有する電気
的導通機構であって、 上記相対移動方向に延びる導通部・非導通部の組み合わ
せを有する電気的導通部材が複数並列に配置された基板
と、 上記相対移動位置に応じて上記基板上の導通部・非導通
部に接触して導通・非導通状態を上記各列の電気的導通
部材毎に形成する複数の電気接片と、を有し、 少なくとも上記一つの電気的導通部材の導通部を、上記
他の電気的導通部材の非導通部に設けたこと、を特徴と
する電気的導通機構。 - 【請求項2】 特定方向に延びる導通部・非導通部の組
み合わせからなる、並列に配置された複数の電気的導通
部材、上記電気的導通部材群との間で特定方向に相対移
動し、その移動位置に応じて上記各導通部・非導通部に
接触して電気的導通部材毎に導通・非導通状態を形成す
る複数の電気接片とを有する電気的導通機構であって、 上記複数の電気的導通部材および対応する電気接片を、
上記相対移動方向に離反した二群以上に分割し、 上記一の群の電気的導通部材の導通部を、他の群の電気
的導通部材の非導通部に移設したこと、を特徴とする電
気的導通機構。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の電気的導通機
構はさらに、上記相対位置を、上記導通部・非導通部の
長さのゾーンとして検出し、さらに上記導通部と非導通
部の切り換わり縁部で上記各ゾーンの境界位置を検出す
る位置検出手段を備えていること、を特徴とする電気的
導通機構。 - 【請求項4】 請求項3において、上記一つの電気的導
通部材の切り替え縁部を含む導通部の総てが、他の電気
的導通部材の非導通部に移設されていること、を特徴と
する電気的導通機構。 - 【請求項5】 請求項3において、上記一つの電気的導
通部材の、切り換わり縁部を含む導通部の一部と等価
で、上記一つのゾーン長よりも短い導通部が上記他の電
気的導通部材の非導通部に移設され、上記一つの電気的
導通部材の上記導通部は、上記切り換わり縁部を含み、
上記移設した導通部よりも短い一部分が切除されている
こと、を特徴とする電気的導通機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18952994A JPH0854255A (ja) | 1994-08-11 | 1994-08-11 | 電気的導通機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18952994A JPH0854255A (ja) | 1994-08-11 | 1994-08-11 | 電気的導通機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0854255A true JPH0854255A (ja) | 1996-02-27 |
Family
ID=16242823
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18952994A Pending JPH0854255A (ja) | 1994-08-11 | 1994-08-11 | 電気的導通機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0854255A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016114818A (ja) * | 2014-12-16 | 2016-06-23 | コニカミノルタ株式会社 | レンズ鏡胴 |
-
1994
- 1994-08-11 JP JP18952994A patent/JPH0854255A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016114818A (ja) * | 2014-12-16 | 2016-06-23 | コニカミノルタ株式会社 | レンズ鏡胴 |
| US10401588B2 (en) | 2014-12-16 | 2019-09-03 | Konica Minolta, Inc. | Lens barrel |
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