JPH0854367A - サイクリック・ボルタンメトリー用電極の製造方法 - Google Patents

サイクリック・ボルタンメトリー用電極の製造方法

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JPH0854367A
JPH0854367A JP6190501A JP19050194A JPH0854367A JP H0854367 A JPH0854367 A JP H0854367A JP 6190501 A JP6190501 A JP 6190501A JP 19050194 A JP19050194 A JP 19050194A JP H0854367 A JPH0854367 A JP H0854367A
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JP
Japan
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resin
electrode
lead
carbon electrode
mold
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6190501A
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English (en)
Inventor
Yasushi Yamamoto
泰 山本
Yoshihisa Suda
吉久 須田
Takamasa Kawakubo
隆昌 川窪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Pencil Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Pencil Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Pencil Co Ltd filed Critical Mitsubishi Pencil Co Ltd
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Publication of JPH0854367A publication Critical patent/JPH0854367A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 炭素電極とリードとを導電接合したものを型
に入れて、熱硬化性樹脂を流し込み、加熱、硬化させる
ことで一体に電極の埋入成形を行い、該樹脂を絶縁材と
して被覆するボルタンメトリー用電極の製造方法。 【効果】 炭素電極とリードとの接触不良を確実に防止
し、熱硬化性樹脂の流し込み硬化で、従来のPEEK樹
脂よりはるかに低温で硬化できるので作業性がよく、従
来のように固体の穴に炭素固体を打ち込む必要がなく、
極細炭素電極についても製造が可能である。硬化時収縮
が起るので、電極−樹脂間の隙間がなく、電解液の浸入
のおそれがなく、接続を長期に安定にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】炭素電極とリード金属線とを接合
し、絶縁材で被覆した電気化学測定用電極の製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】炭素電極にリード金属線をつけた電気化
学測定用電極すなわちサイクリック・ボルタンメトリー
用電極(以下CV電極と称す)の絶縁被覆材として、P
EEK(ポリエーテルエーテルケトン)樹脂、ガラスチ
ューブ等が用いられている。
【0003】PEEK樹脂は耐溶媒性、耐熱性、化学安
定性に優れてはいるが、熱可塑性樹脂でありながら、高
融点(400℃)であるため、通常の樹脂加工法では一
体成形化が困難である。
【0004】従って、CV電極を製造する場合、例えば
PEEK樹脂製の絶縁性基材に、予め炭素電極用および
リード用二種類の穴を夫々の径よりも若干小さ目に開け
ておき、夫々の穴に電極とリードとを加圧しながら押込
挿入し製品とする、いわゆる打ち込み方法が用いられて
いる。
【0005】ところで、この方法では、炭素電極とリー
ドとの導電性は、点接触によるのみであるため、導通の
信頼性の低下および、接触抵抗が大きくなる等の欠陥が
多かった。
【0006】また従来の打ち込み方法による製品の製造
方法は、炭素電極に破損、亀裂などの機械的ダメージを
与えたり、炭素電極と絶縁材との間に隙間が生じること
がある。絶縁材は炭素電極とリード線との間の接続を保
ちながら、電解液をその接合部やリード部分に浸入させ
ないことがその目的であるから、絶縁材として機能しな
い危険性があった。
【0007】一方、炭素電極についても、打ち込みに耐
える絶対強度が必要であるため、炭素電極の径が太いも
のに限定される。そのため、繊細な微小電極の作成は困
難であった。
【0008】ガラスチューブは良好な絶縁体であり、チ
ューブ内に微小炭素電極を差し込み、エポキシ樹脂で隙
間を埋めることにより、微小なCV電極を作成すること
が可能である。しかしながらガラスチューブを絶縁被覆
材として用いるため、多少の衝撃により、電極を破壊し
てしまうおそれがある。
【0009】これら従来技術による炭素電極は接触によ
る通電のため、樹脂とリードの熱膨張係数の差による膨
張収縮応力で剥離を生じ、接触不良となり、最悪の場合
には、測定不可能となる危険性がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、炭素
電極とリードとの接続、炭素電極の破損、亀裂などの機
械的ダメージ防止、絶縁性の確保などの点での信頼性が
高く、製造がより簡便で、より高性能なCV用電極を製
造する方法を提供し、極細のCV用電極もできるCV用
電極の製造方法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記の課
題の解決について鋭意研究を行った結果、炭素電極とリ
ードとを予め導電接続させた上で、熱硬化性樹脂を流し
込み、硬化させることで解決し得ることを見い出した。
【0012】すなわち本発明は炭素電極とリードとを導
電接合したものを型に入れて、熱硬化性樹脂を流し込
み、加熱、硬化させることで一体に電極の埋入成形を行
い、該樹脂を絶縁材として被覆することを特徴とするサ
イクリック・ボルタンメトリー用電極の製造方法であ
る。
【0013】以下、更に詳細に説明する。炭素電極の端
面にリード線を密着させ、導電性樹脂により接着させて
おく。導電性樹脂としては、固有抵抗が低く、かつ硬化
時に接着強度が高いものが好ましい。リードとして使用
する金属は固有抵抗が低く、加工性のよいもの、例えば
銅、銅合金が好ましく、無酸化銅、銅−亜鉛合金等が好
ましい。
【0014】次に、この炭素電極とリードを接着したも
のを型に装着し、型の中に熱硬化性樹脂を流し込む。本
発明で用いられる熱硬化性の樹脂としては、フェノール
樹脂、フラン樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、不飽和ポ
リエステル、ビニルエステル樹脂、ジアリルフタレート
樹脂、熱硬化性ポリイミド、熱硬化性アクリル樹脂など
が挙げられ、常温で液状で、非吸水性、絶縁性、化学安
定性に優れたものが本発明では必要とされる。上記樹脂
のなかで、フラン樹脂は硬化前は液状で、硬化剤と混合
し、加熱することにより、硬化し、その硬化体は耐溶媒
性、耐熱性等に優れた特性を発現するもので好適とされ
る。次にこれを空気中で加熱し、完全硬化させる。冷却
後、型より取り出して、本発明のCV用電極が得られ
る。
【0015】
【作用】本発明で用いられる絶縁樹脂である熱硬化性樹
脂は硬化前は液体であるが、硬化剤と混合し、加熱する
ことにより硬化し、その硬化体はPEEK樹脂と同様に
耐溶媒性、耐熱性等に優れた特性を発現する。
【0016】本発明で用いられる樹脂は液体のため、用
いる型により、様々な形に加工することが可能である。
そして打ち込み方法のように加圧して炭素電極を押し込
み挿入することが無いため、機械的に強度の弱い、例え
ば直径が0.5mm以下の微小炭素電極についてもCV電
極として製造が可能である。
【0017】樹脂が硬化したときには若干の収縮が起こ
る。この特性を利用し、炭素電極の周りを絶縁被覆する
ことで、樹脂が炭素電極を締め付け、その結果、電極と
樹脂の間の隙間のない製品を作ることが可能である。ま
た、炭素電極とリードとを予め導電性樹脂により接着す
ることで、打ち込み方法で見られた接触不良を防止する
ことが可能である。
【0018】
【実施例】以下に本発明の一実施例について説明するが
本発明は、この実施例によって何等限定されるものでは
ない。 (実施例1)初めに図1のように炭素電極;A(直径3
mmφ)をシリコンチューブ;Bに装着し、Aの一方の端
面に導電性樹脂;Cを塗布する。これをガラス管;Dに
入れ、底部をシールテープで密閉する。次いで図2の様
に真鍮性リード;Eを挿入し、Aと接着する。導電性樹
脂が固化したのち、日立化成製ヒタフランVF303と
4%に希釈したA−3硬化剤を混合し、真空下で脱泡し
たものを型に注入する。注入後、シリコン・チューブ;
Fをリードにつけ、これを乾燥器にて100℃まで加熱
し、同温度で5時間保持する。冷却後、ガラス管から外
し、余分なバリ等を切断することで、全体の直径が6mm
φ、長さが90mmのCV用電極を得た。
【0019】(実施例2)図3のように炭素電極;G
(直径0.5mmφ)をステンレス製チューブ製リード;
Hに装着し、隙間を導電性樹脂Cで接着する。硬化後図
4のようにリードにシリコンチューブ;Iを差し込み、
ガラス管;Jに挿入する。これに日立化成製ヒタフラン
VF303と4%に希釈したA−3硬化剤を混合し、真
空下で脱泡したものを型に注入する。これを乾燥器にて
100℃まで加熱し、同温度で5時間保持する。冷却
後、ガラス管から外し、余分なバリ等を切断すること
で、全体の直径が3mmφ、長さが50mmのCV用電極を
得た。
【0020】(実施例3)図1のように炭素電極;A
(直径0.5mmφ)をシリコンチューブ;Bに装着しA
の一方の端面に導電性樹脂;Cを塗布する。これをガラ
ス管;Dに入れ、底部をシールテープで密閉する。次い
で図2の様に真鍮性リード;Eを挿入し、Aと接着す
る。導電性樹脂が固化したのち、三菱瓦斯化学製ビスマ
レイミド・トリアジン(BT)樹脂BT3109を30
℃の雰囲気で真空脱泡したものを型に注入する。注入
後、シリコン・チューブ;Fをリードにつけ、これを乾
燥器にて150℃まで加熱し、同温度で5時間保持す
る。冷却後、ガラス管から外し、余分なバリ等を切断す
ることで、全体の直径が6mmφ、長さが90mmのCV用
電極を得た。
【0021】
【発明の効果】炭素電極とリードを予め密接に接続して
おいて固めるため、接触不良を防止することができる。
導電性樹脂を用いるとなお確実に接続できる。熱硬化性
樹脂で周囲を取り囲み、電解液等の浸入を完全に防止す
るので接続を長期にわたり安定にする。PEEK樹脂を
用いた時のように高温に加熱する必要がないので作業性
がよい。硬化時、収縮が起こるので、電極−樹脂間の隙
間のない製品とし得る。従来の打ち込み方法のように加
圧打ち込みする必要がないので、直径0.5mmφ以下の
極細炭素電極についてもCV用電極として製造が可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のCV用電極の炭素電極に導電性樹脂を
塗布した段階の垂直断面図である。
【図2】本発明のCV用電極の接続部の垂直断面図であ
る。
【図3】極細炭素電極をステンレスリードチューブに差
し込み、導電性樹脂で接着した立面図である。
【図4】図3のリードにシリコンチューブを差し込み、
ガラス管Jに挿入して、熱硬化性樹脂を流し込む直前
の、リード付極細炭素電極をガラス管中に立てた垂直断
面図である。
【符号の説明】
A 炭素電極 B シリコンチューブ C 導電性樹脂 D ガラス管 E リード F シリコンチューブ G 炭素電極 H リード I シリコンチューブ J ガラス管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭素電極とリードとを導電接合したもの
    を型に入れて、熱硬化性樹脂を流し込み、加熱、硬化さ
    せることで一体に電極の埋入成形を行い、該樹脂を絶縁
    材として被覆することを特徴とするサイクリック・ボル
    タンメトリー用電極の製造方法。
JP6190501A 1994-08-12 1994-08-12 サイクリック・ボルタンメトリー用電極の製造方法 Withdrawn JPH0854367A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003522330A (ja) * 2000-02-07 2003-07-22 ステリス インコーポレイテッド 耐久性炭素電極
JP2008026284A (ja) * 2006-07-25 2008-02-07 Nippon Steel Corp メッキ鋼板の端面耐食性評価用試料、端面耐食性評価装置及び端面耐食性評価方法

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