JPH085513A - 光学系の光学特性測定装置 - Google Patents

光学系の光学特性測定装置

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JPH085513A
JPH085513A JP16287794A JP16287794A JPH085513A JP H085513 A JPH085513 A JP H085513A JP 16287794 A JP16287794 A JP 16287794A JP 16287794 A JP16287794 A JP 16287794A JP H085513 A JPH085513 A JP H085513A
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optical system
slit
lens
light
light receiving
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JP16287794A
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Masao Noda
昌雄 納田
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SAN HIGHTECH KK
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SAN HIGHTECH KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光路分割器を必要とせず、機構が単純である
とともに測定精度の良い光学特性測定装置を提供する。 【構成】 光源部1の合計八つの光源から発した光束
は、マスク2により傾斜角度が異なる二種類の八つのス
リット状の光束となって、被検レンズ4に向かう。各ス
リット状の光束は、集光レンズ3より被検レンズ4に対
して集光して、合計四つの集光位置に集束する。被検レ
ンズ4通過後の各光束もスリット状となり、その傾斜角
度は元の傾斜角度から所定のねじれ角の分だけずれ、投
影レンズ7により、同一平面内に交差することなく配置
された二つの一次元受光センサ8,9上に投影される。
一次元受光センサ8,9の出力信号に基づいて、被検レ
ンズ4の光学特性を演算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、眼鏡レンズその他の光
学系の光学特性、すなわち、光学系の球面屈折力、円柱
屈折力及び主径線方向、並びに必要に応じてプリズム屈
折力及びその基底方向を、測定する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から光学系の光学特性測定装置とし
て種々の装置が提供されており、例えは、特開平5−2
31986号公報に記載された装置及び特開平6−58
841号公報に記載された装置が提供されている。
【0003】特開平5−231986号公報に記載され
た装置では、単一の一次元受光センサが使用されていた
ため、円柱屈折力を有するレンズを通過した後のスリッ
ト状の光束のねじれ量を近似的にしか演算処理すること
ができず、演算に時間を要するとともに、近似解による
演算誤差が生じていた。
【0004】一方、特開平6−58841号公報に記載
された装置では、二つの一次元受光センサを使用し特別
に条件を設定することにより、円柱屈折力を有するレン
ズを通過した後のスリット状の光束のねじれ量を、実用
上ほぼ影響のない程度に減ずることができたが、前記二
つの一次元受光センサの光学的な傾斜角度を互いに90
゜ずらさなければならなかった。このためには、実際上
は、光路分割器を用いて、光路を二つに分割し、その分
割された光路の一方に前記二つの一次元受光センサの一
方を配置するとともに、その分割された光路の他方に前
記二つの一次元受光センサの他方を配置しなければなら
なかった。このように光路分割器を用いなければならな
いので、測光光量が半減して測定精度が悪化するととも
に、機構的に複雑であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記事情に
鑑みてなされたもので、光路分割器を必要とせず、機構
が単純であるとともに測定精度の良い光学特性測定装置
を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明による光学系の光学特性測定装置は、被検光
学系に向けて六つ以上のスリット状の光束を照射する照
射手段と、前記六つ以上のスリット状の光束を前記被検
光学系に対して集束させる集束光学系と、一次元の受光
位置に応じた出力信号を出力する二つの一次元受光セン
サと、該二つの一次元受光センサ上に前記被検光学系を
通過した各光束を投影させる投影光学系と、前記二つの
一次元受光センサの出力信号に基づいて、前記六つ以上
のスリット状の光束に基づく各光束の前記二つの一次元
受光センサ上の投影位置にそれぞれ応じた各投影位置デ
ータを得る投影位置データ抽出手段と、該各投影位置デ
ータに基づいて前記被検光学系の屈折力を得る演算手段
とを備えた構成としたものである。そして、前記六つ以
上のスリット状の光束の傾斜角度を二種類以上の所定の
角度にし、前記二つの一次元受光センサを同一平面内に
交差することなく配置し、前記六つ以上のスリット状の
光束の前記集束光学系による前記被検光学系に対する各
集束位置を三箇所以上としておく。
【0007】前記照射手段は前記六つ以上のスリット状
の光束を順次照射し、前記投影位置データ抽出手段は、
前記六つ以上の光束のうちのいずれの光束が照射されて
いるかを判別する判別信号を得る判別手段を含むととも
に、前記判別信号及び前記二つの一次元受光センサの出
力信号に基づいて前記各投影位置データを得てもよい。
【0008】前記各投影位置データに基づいて前記被検
光学系のプリズム屈折力を得る演算手段を更に備えてい
てもよい。
【0009】前記各集束位置を4箇所とし、該各集束位
置が仮想的な同心円上にあって90゜ずつの角度をなす
ように定めておいてもよい。
【0010】前記被検光学系の後面付近に配置されて前
記六つ以上のスリット状の光束に基づく光束を制限する
絞り手段を更に備えていてもよい。
【0011】
【作用】前記特開平5−231986号公報及び特開平
6−58841号公報からもわかるように、円柱屈折力
を有する被検光学系を通過した後のスリット状の光束
は、被検光学系の屈折力、円柱軸方向、中心厚に応じて
ねじれ(その傾斜角が変化し)、ねじれ量(スリット状
の光束の傾斜角の変化量)を生ずる。
【0012】このねじれ量を特殊な光束絞りと近似的な
演算処理によって対処したものが、前記特開平5−23
1986号公報に記載された装置であった。また、前記
ねじれ量を対称とし打ち消し合う特殊な条件を設定する
ことにより前記ねじれ量を極力少なくしたものが、特開
平6−58841号公報に記載された装置であった。
【0013】これに対し、本発明では、円柱屈折力を有
する被検光学系を通過した後のスリット状の光束のねじ
れ量自体には、全く関知しない。それにもかかわらず、
被検光学系の光学特性を得ることができるのは、以下の
知見によるものである。
【0014】すなわち、本発明では、二種類以上の所定
の傾斜角度を有するスリット状の光束の交差点は、被検
光学系を通過した後は、被検光学系の光学特性を示すと
いう性質に基づいている。このことは、スポット的な光
束が被検光学系を通過した後は被検光学系の光学特性を
示すという、一般的に知られている事実と光学的に等価
である。
【0015】したがって、被検光学系を通過した後の二
種類以上の所定の傾斜角度を有するスリット状の光束の
交差点(光束が実際に交差していない場合にはその延長
線の交差点)の二次元の位置を知ることによって、被検
光学系の光学特性を知ることができる。
【0016】そして、本発明では、この交差点の二次元
の位置を知るために、前記二つの一次元受光センサを同
一平面内に交差することなく配置している。このような
配置によって、スリット状の光束の前記二つの一次元受
光センサ上の投影位置から、直線等を示す式に基づい
て、被検光学系を通過した後の二種類以上の所定の傾斜
角度を有するスリット状の光束の交差点の二次元の位置
を知ることができる。このように直線を示す式に基づい
て前記交差点の位置を知ることができるので、前記ねじ
れ量にかかわらずに前記交差点の位置を正確に知ること
ができる。
【0017】したがって、本発明によれば、被検光学系
が円柱屈折力を有していて、スリット状の光束の光束が
被検光学系を通過した後にいかにねじれようとも、この
ねじれ量に何ら影響を受けることなく正確に被検光学系
の光学特性を得ることができる。
【0018】そして、本発明では、前記二つの一次元受
光センサが同一平面内に交差することなく配置されてい
るので、光路分割器が不要となる。したがって、測光光
量を有効に活用することができ、測光光量が半減して測
定精度が悪化するというような事態が防止され、また、
機構の単純化を図ることができる。
【0019】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を
説明する。
【0020】図1は本発明の一実施例に係る光学特性測
定装置の光学系を示す構成図である。
【0021】図1において、Oは測定光軸で、説明の便
宜上、該測定光軸Oに対して垂直な図1の紙面内の方向
をY軸(その矢印の向きは測定光軸Oを原点とした正の
向きを示すものとする)とし、測定光軸Oに対して垂直
でかつ紙面に垂直な方向をX軸(図1の紙面奥の向き
(他の図面においては矢印の向き)が測定光軸Oを原点
とした正の向きを示す)とする。測定光軸O上において
XY平面内に光源部1が配置されている。図1における
A矢視方向から見た光源部1を図2に示してある。光源
部1は四つのLED等の光源1a、1c、1b及び1d
を有しており、これらが測定光軸Oを中心とする仮想的
な同心円U1上にあって90゜ずつの角度をなすように
配置されている。なお、光源1a及び1bはY軸上に配
置され、光源1c及び1dはX軸上に配置されている。
また、光源1a、1b、1c及び1dは比較的大きな所
定の大きさを有している。なお、光源1a,1b,1c
及び1dはそれぞれ独立して点灯及び消灯できるように
なっている。
【0022】測定光軸O上において光源部1から所定距
離だけ離して、スリット開口2a,2bを有するマスク
2が配置されている。図1におけるB矢視方向から見た
マスク2を図3に示してある。スリット開口2aはその
中心線がY軸に対して図3中反時計方向にα゜傾斜する
ように配置され、スリット開口2bはその中心線が図3
中時計方向にβ゜傾斜するように配置され、スリット開
口2aの中心線及びスリット開口2bの中心線が測定光
軸Oで互いに交差している。スリット開口2aの幅はス
リット開口2bの幅より大きくされており、それによっ
て後述の一次元受光センサ8,9の出力信号に基づいて
該一次元受光センサ8,9上にそれぞれ同時に投影され
た二対の光束がスリット開口2a,2bのいずれを通過
したものかを判別することができるようになっている。
【0023】また、図1において、4は被検光学系とし
ての被検レンズ、5は該被検レンズ4を保持するレンズ
ホルダーであり、レンズホルダー5に被検レンズ4を保
持させたときに、被検レンズ4の後面がレンズホルダー
5のホルダー面と一致するようになっている。
【0024】以上の説明から明かなように、図1に示す
実施例では、前記光源1a、1b、1c及び1d、マス
ク2、後述の図6に示す光源駆動回路12、並びに、後
述の図6に示す演算制御回路11の、点灯制御信号を光
源駆動回路12に供給する機能が、被検レンズ4に向け
て八つのスリット状の光束を照射する照射手段を構成し
ている。図1に示す実施例の場合には、前記八つのスリ
ット状の光束は、各光源1a、1b、1c及び1dから
それぞれ発してマスク2のスリット開口2a及び2bを
それぞれ通過した合計八つの光束に対応している。そし
て、図1に示す実施例では、スリット開口2aによって
光源1a,1b,1c及び1dから発してスリット開口
2aを通過した四つのスリット状の光束の傾斜角度がα
゜となり、スリット開口2bによって光源1a,1b,
1c及び1dから発してスリット開口2bを通過した四
つのスリット状の光束の傾斜角度がβ゜となり、前記八
つのスリット状の光束の傾斜角度が互いに90゜ずれた
二種類の角度となっている。
【0025】図1において、3は測定光軸O上において
マスク2と被検レンズ4との間に配置された集光レンズ
である。被検レンズ4をレンズホルダー5に設置しない
場合に、集光レンズ3によって光源1a、1b、1c及
び1dとレンズホルダー5のホルダー面とが共役となっ
ている。したがって、図1に示す実施例では、集光レン
ズ3が、前記八つのスリット状の光束を前記被検レンズ
4に対して集束させる集束光学系を構成している。な
お、集光レンズ3の前側焦点面がマスク2と一致してい
る。図1に示す実施例では、前記八つのスリット状の光
束の集光レンズ3による被検レンズ4に対する集束位置
は合計4箇所となっている。
【0026】さらに、レンズホルダー5のホルダー面、
すなわち、被検レンズ4の後面付近には、絞り6が配置
されている。図1におけるC矢視方向から見た絞り6を
図4に示してある。絞り6は、光源1a,1b,1c及
び1dにそれぞれ対応する位置に四つの開口6a、6
b、6c及び6dを有している。すなわち、開口6a、
6c、6b及び6dは、測定光軸Oを中心とする仮想的
な同心円U2上にあり、かつ、それぞれY軸、X軸、Y
軸、X軸上にあって90゜ずつの角度をなすように配置
されている。同心円U2の直径2m(その半径はm)は
前記同心円U1の直径等により一義的に定まる値で設計
上の定数である。そして、開口6a,6b,6c及び6
dは小さく、これらによって光源1a,1b,1c及び
1dから発した各光束の一部のみが通過するようになっ
ている。したがって、絞り6は、光源1a,1b,1c
及び1dから発してマスク2のスリット開口2a及び2
bを通過した合計八つのスリット状の光束に基づく各光
束を制限する。この図1に示す実施例のように被検レン
ズ4の後面付近に各光束を制限する絞りを設けることが
望ましいが、本発明では、そのような絞りを設けなくて
もよく、例えば、前記光源1a,1b,1c及び1dの
直前にピンホールを有するマスクを置くとともに前記絞
り6を取り除いてもよい。
【0027】また、図1において、8,9は一次元の受
光位置に応じた出力信号を出力する一次元受光センサ
で、例えば、一次元CCDを用いることができる。図1
におけるD方向から見た一次元受光センサ8,9を図5
に示してある。二つの一次元受光センサ8,9は、同一
平面(本実施例では、図5の紙面)内に交差することな
く配置されている。本実施例では、二つの一次元受光セ
ンサ8,9は、それぞれX軸に平行に配置されている。
この二つの一次元受光センサ8,9の線状の受光面の受
光中心線8a,8bは、測定光軸Oから等距離aの位置
に配置されている。なお、この二つの一次元受光センサ
8,9は、X軸に平行に配置しなくてもよいし、また、
測定光軸Oから等距離に配置しなくてもよい。さらに、
一次元受光センサ8,9は、互いに平行に配置しなくて
もよい。なお、説明の便宜上、二つの一次元受光センサ
8,9の受光面を含むXY平面を受光XY平面という。
この受光XY平面の原点と図1中の測定光軸O上の位置
O8とは一致している。
【0028】さらに、図1において、7は測定光軸O上
において前記被検レンズ4と前記一次元受光センサ8,
9との間に配置された投影レンズである。投影レンズ7
の前側焦点面がレンズホルダー5のホルダー面、すなわ
ち、絞り6と一致し、投影レンズ7の後側焦点面が一次
元受光センサ8,9の受光面と一致している。したがっ
て、図1に示す実施例では、投影レンズ7が、一次元受
光センサ8,9の受光面上に前記被検レンズ4及び絞り
6を通過した前記各光束を投影させる投影光学系を構成
している。
【0029】そして、図6に示すように、前記光源1
a、1b、1c及び1dはこれらを点灯及び消灯させる
光源駆動回路12に接続されている。該光源駆動回路1
2は、マイクロコンピュータ等からなる演算制御回路1
1から点灯制御信号を受けるように、これに接続されて
いる。演算制御回路11は、センサ駆動回路13にデー
タ取り込み開始信号を供給するように、これに接続され
ている。センサ駆動回路13は、一次元受光センサ8,
9をそれぞれ駆動するように、これらに接続されてい
る。一次元受光センサ8,9は、それらの出力信号をA
/D変換又は二値化等する信号処理回路14にそれぞれ
接続されている。信号処理回路14は、その出力信号が
演算制御回路11に入力されるように、これに接続され
ている。そして、測定が開始すると、まず、演算制御回
路11が点灯制御信号を光源駆動回路12に送って光源
1aのみを点灯させる。その後、演算制御回路11がデ
ータ取り込み開始信号をセンサ駆動回路13に送って一
次元受光センサ8,9をそれぞれ駆動し、一次元受光セ
ンサ8,9から受光位置に応じた出力信号をそれぞれ得
て、これらの出力信号を信号処理回路14で処理した後
に測定データとして演算制御回路11の内部メモリに取
り込む。すなわち、光源1aから発してスリット開口2
a及び2bを通過した二つのスリット状の光束に基づく
各光束の一次元受光センサ8,9上の投影位置に応じた
合計四つの投影位置データが演算制御回路11の内部メ
モリに取り込まれる。同一の一次元受光センサの出力信
号に基づいて得られる二つの投影位置データ間の区別
は、当該一次元受光センサの出力信号に基づいて当該一
次元受光センサの受光幅を判別することによって、行わ
れる。この取り込みが終了すると、演算制御回路11は
再び点灯制御信号を光源駆動回路12に送って今度は光
源1bのみを点灯して、前述と同様にして測定データと
して投影位置データを取り込む。以下、同様に、順次光
源1c及び1dを点灯していき、その都度演算制御回路
11の内部メモリに測定データとして投影位置データを
取り込む。そして、演算制御回路11はこのようにして
取り込まれた16個の投影位置データ(実際には後述の
如く12個の投影位置データで十分である)に基づいて
後述の演算を行って被検レンズ4の光学特性である、球
面屈折力S、円柱屈折力C、円柱軸方向(一つの主径線
方向)θ、プリズム屈折力P及びその基底方向φを得
る。得られた光学特性は表示装置15により表示され
る。
【0030】以上の説明から明らかなように、本実施例
では、演算制御回路11は、一次元受光センサ8,9の
出力信号に基づいて前記八つのスリット状の光束に基づ
く各光束の一次元受光センサ8,9上の各投影位置デー
タにそれぞれ応じた投影位置データを得る投影位置デー
タ抽出手段としての機能を担っている。特に、本実施例
では、前記点灯制御信号又は前記データ取り込み開始信
号が前記八つの光束のうちのいずれの光源に基づく光束
が照射されているかの判別信号に相当しており、その判
別信号を出力する判別手段としての機能を演算制御回路
11が担っている。また、演算制御回路11は同時に照
射された二つのスリット状の光束の幅を判別する機能を
担っている。さらに、演算制御回路11は、前記判別信
号及び一次元受光センサ8,9の出力信号に基づいて被
検レンズ4の光学特性を得る演算手段としての機能も担
っている。
【0031】次に、演算制御回路11の演算により、被
検レンズ4の光学特性である、球面屈折力S、円柱屈折
力C、円柱軸方向θ、プリズム屈折力P及びその基底方
向φを求めることができる理由を説明する。
【0032】前記図1に示す実施例によれば、被検レン
ズ4が中心厚d、球面屈折力S、円柱屈折力C及びプリ
ズム屈折力Pを有しているとすると、例えば、光源1a
を発してマスク2のスリット開口2a及び2bを通過し
た各スリット状の光束による前記受光XY平面上の投影
光束81及び82、並びに、光源1bを発してマスク2
のスリット開口2a及び2bを通過した各スリット状の
光束による前記受光XY平面上の投影光束83及び84
は、図7に示すようになる。また、光源1cを発してマ
スク2のスリット開口2a及び2bを通過した各スリッ
ト状の光束による前記受光XY平面上の投影光束85及
び86、並びに、光源1dを発してマスク2のスリット
開口2a及び2bを通過した各スリット状の光束による
前記受光XY平面上の投影光束87及び88は、図8に
示すようになる。なお、図7及び図8では、各投影光束
81乃至88はその中心線しか示していない。そして、
図7におけるA1点は光源1aを発して測定光軸O上の
マスク2の位置であるO2点を通過し更に絞り6の開口
6aを通過した光線(以下、光源1aによる基準光線と
いう)の受光XY平面上の投影位置を示し、図7におけ
るA2点は光源1bを発してO2点を通過し更に絞り6
の開口6bを通過した光線(以下、光源1bによる基準
光線という)の受光XY平面上の投影位置を示し、図8
におけるA3点は光源1cを発してO2点を通過し更に
絞り6の開口6cを通過した光線(以下、光源1cによ
る基準光線という)の受光XY平面上の投影位置を示
し、図8におけるA4点は光源1dを発してO2点を通
過し更に絞り6の開口6dを通過した光線(以下、光源
1dによる基準光線という)の受光XY平面上の投影位
置を示している。
【0033】なお、各投影光束と前記絞り6の開口との
位置関係を明らかにするため、図7には絞り6の開口6
a及び6bも前記受光XY平面上にあるかの如く重ね合
わせて示してあり、図8には絞り6の開口6c及び6d
も前記受光XY平面上にあるかの如く重ね合わせて示し
てある。なお、前述から明かなように、図7及び図8に
おいて、8a,8bは、二つの一次元受光センサ8,9
の線状の受光面の受光中心線を示している。
【0034】図7及び図8に示すように、被検レンズ4
の光学特性に応じて、前記各点A1,A2,A3及びA
4は絞り6の開口6a,6b,6c及び6dの位置に対
してそれぞれずれている。
【0035】まず、前記各点A1,A2,A3及びA4
の位置が被検レンズ4の光学特性との関係でいかなる情
報を有しているかについて説明する。なお、前記各点A
1,A2,A3及びA4のXY座標をそれぞれ符号も含
めて、(X1,Y1)、(X2,Y2)、(X3,Y
3)、(X4,Y4)とする。このように符号も含める
のは、屈折力の正負、すなわち、被検レンズ4の凹凸を
判別するためである。
【0036】被検レンズ4のX軸を含む子午面(メリジ
オナル面)に沿った屈折力をΔX、被検レンズ4のY軸
を含む子午面に沿った屈折力をΔY、被検レンズ4の球
欠面(サジタル面)に沿った屈折力をΔとすると、Δ
X、ΔY及びΔは、被検レンズ4の球面屈折力S、円柱
屈折力C及び円柱軸方向θを用いて次のように表せる。
【0037】 ΔX=S+C・sin2θ …(1) ΔY=S+C・cos2θ …(2) Δ=C・sinθ・cosθ …(3) そして、今、被検レンズ4が球面屈折力S及び円柱屈折
力Cを有しプリズム屈折力Pは有していないとすると、
本実施例では前述の配置関係を有しているとともに、光
源1a,1b,1b,1dによる各基準光線が絞り6の
位置のXY平面上で通過する位置は絞り6の開口6a,
6b,6c,6dによって規定されるので、前記各点A
1,A2,A3,A4の座標と前記ΔX、ΔY及びΔと
の間に次の関係が成立する。なお、以下の式におけるf
は前記投影レンズ7の焦点距離を示す。また、以下の式
におけるmは、前述したように、前記同心円U2の半径
を示す。
【0038】 |X1|=|X2|=|Y3|=|Y4|=m・f・Δ …(4) |Y1|=|Y2|=m・f・ΔY …(5) |X3|=|X4|=m・f・ΔX …(6) ここで、m及びfは設計上の定数であるので、説明の便
宜上、式を簡単に表現するため、m・f=1とすると、
式(4)〜(6)はそれぞれ次のようになる。もっと
も、本発明ではm・f≠1でもよいことは勿論であ
る。。
【0039】 |X1|=|X2|=|Y3|=|Y4|=Δ …(7) |Y1|=|Y2|=ΔY …(8) |X3|=|X4|=ΔX …(9) 以上の説明においては、被検レンズ4が球面屈折力S及
び円柱屈折力Cを有しプリズム屈折力Pは有していない
とした。しかし、被検レンズ4がプリズム屈折力Pも有
しているとすると、前記各点A1,A2,A3及びA4
の位置は、被検レンズ4がプリズム屈折力Pを有してい
ない場合の位置に対して、プリズム屈折力Pによってベ
クトルP”(そのX成分をX0とし、Y成分をY0とす
る)の分だけ平行移動することとなる。
【0040】したがって、被検レンズ4が球面屈折力S
及び円柱屈折力Cをのみならずプリズム屈折力Pを有し
ている場合には、前記各点A1,A2,A3,A4の座
標(X1,Y1)、(X2,Y2)、(X3,Y3)、
(X4,Y4)は、その符号も考慮に入れると、次のよ
うに表すことができる。
【0041】 (X1,Y1)=(Δ+X0,ΔY+Y0) …(10) (X2,Y2)=(−Δ+X0,−ΔY+Y0) …(11) (X3,Y3)=(ΔX+X0,Δ+Y0) …(12) (X4,Y4)=(−ΔX+X0,−Δ+Y0) …(13) 以上に、前記各点A1,A2,A3及びA4の位置が被
検レンズ4の光学特性との関係でいかなる情報を有して
いるかについて説明した。
【0042】さて、被検レンズ4が円柱屈折力を有する
と、前記各投影光束81乃至88の傾斜角がねじれを生
ずることは、前記特開平5−231986号公報及び特
開平6−58841号公報に詳細に記載されている。
【0043】しかし、本発明では、被検レンズ4を通過
した後の前記光束の交差点である前記各点A1,A2,
A3,A4が被検レンズ4の光学特性を示すものである
ということに注目し、前記ねじれ量とは無関係に前記各
点A1,A2,A3,A4の位置を得ることによって、
被検レンズ4の光学特性を得るものである。この点につ
いて、以下、図7及び図8を参照して説明する。
【0044】まず、前記点A1の位置について述べる。
【0045】図7に示すように、投影光束81は、被検
レンズ4の円柱屈折力によりいかにねじれようとも、二
つの一次元受光センサ8,9の受光中心線8a,8bと
それぞれ点H1(h1,a)及び点K1(k1,−a)
で交差し、同様に、投影光束82は、二つの一次元受光
センサ8,9の受光中心線8a,8bとそれぞれ点H2
(h2,a)及び点K2(k2,−a)で交差する。な
お、(h1,a)は前記点H1のXY座標を示してお
り、他も同様である。そして、点H1(h1,a)及び
点K1(k1,−a)の位置座標の値から投影光束81
の中心線の直線の方程式が求まることは、明かである。
【0046】同様に、図7中の点H2(h2,a)及び
点K2(k2,−a)の位置座標の値から、投影光束8
2の中心線の直線の方程式が求まる。
【0047】投影光束81の中心線の直線の方程式と投
影光束82の中心線の直線の方程式の連立方程式の解
は、即点A1(X1,Y1)の位置座標の値となり、A
1(X1,Y1)の位置を得ることができる。
【0048】勿論、被検レンズ4の円柱屈折力に応じて
投影光束81,82はねじれて前記各点H1,K1,H
2,K2の位置(すなわち、値h1,k1,h2,k
2)自体は変わるが、前述した点A1の位置を求める過
程においては投影光束のねじれの影響が無関係であるこ
とが明らかである。
【0049】同様に、前記各点A2,A3,A4につい
ても、図7及び図8に示すように、投影光束83乃至8
8の中心線と二つの一次元受光センサ8,9の受光中心
線8a,8bとの交差点をそれぞれH3(h3,a)、
H4(h4,a)、H5(h5,a)、H6(h6,
a)、H7(h7,a)、H8(h8,a)、K3(k
3,−a)、K4(k4,−a)、K5(k5,−
a)、K6(k6,−a)、K7(k7,−a)、K8
(k8,−a)とすると、投影光束83乃至88の直線
の方程式が求まり、それぞれの連立方程式の解が各点A
2(X2,Y2)、A3(X3,Y3)、A4(X4,
Y4)の位置座標の値となり、各点A2,A3,A4の
位置を得ることができる。
【0050】以上のようにして、各点A1,A2,A
3,A4の位置を求めると、次のようになる。
【0051】 x1=(1/2)・{(h1+k1)・(h2−k2)−(h2+k2)・( h1−k1)}/{(h2−k2)−(h1−k1)} …(14) Y1=a・{(h1+k1)−(h2+k2)}/{(h2−k2)−(h1 −k2)} …(15) x2=(1/2)・{(h3+k3)・(h4−k4)−(h4+k4)・( h3−k3)}/{(h4−k4)−(h3−k3)} …(16) Y2=a・{(h3+k3)−(h4+k4)}/{(h4−k4)−(h3 −k3)} …(17) x3=(1/2)・{(h5+k5)・(h6−k6)−(h6+k6)・( h5−k5)}/{(h6−k6)−(h5−k5)} …(18) Y3=a・{(h5+k5)−(h6+k6)}/{(h6−k6)−(h5 −k5)} …(19) x4=(1/2)・{(h7+k7)・(h8−k8)−(h8+k8)・( h7−k7)}/{(h8−k8)−(h7−k7)} …(20) Y4=a・{(h7+k7)−(h8+k8)}/{(h8−k8)−(h7 −k5)} …(21) h1乃至h8及びk1乃至k8が前述したように測定デ
ータであり、aは設計上で決まる値であるので、式(1
0),(11),(12),(13)からΔX,ΔY,
Δを求めることができる。そして、ΔX,ΔY,Δが求
まれば、式(1)〜(3)により、被検レンズ4の球面
屈折力S,円柱屈折力C,円柱軸方向θを求めることが
できる。
【0052】また、式(10),(11),(12),
(13)からX0及びY0を求めることができる。そし
て、図1に示す実施例では、前述のように投影レンズ7
の焦点距離をfとすると、被検レンズ4のプリズム屈折
力PのX成分PX及びY成分PYは、次のように表せ
る。
【0053】 PY=Y0/f …(22) PX=X0/f …(23) さらに、次の関係が成立している。
【0054】 P=(PX2+PY21/2 …(24) tanφ=PY/PX …(25) したがって、前述のようにして求めたX0及びY0に基
づいて、式(22)〜(25)より、被検レンズ4のプ
リズム屈折力P及びその基底方向φを求めることができ
る。
【0055】図1に示す実施例では、一次元受光センサ
8,9の出力信号に基づいた測定データである、h1乃
至h8及びk1乃至k8を用いて、演算制御回路11に
て前述したように演算処理することにより、被検レンズ
4の球面屈折力S、円柱屈折力C、円柱軸方向θ、プリ
ズム屈折力P及びその基底方向φを求めることができる
のである。
【0056】スリット開口2a,2bを通過した各スリ
ット状の光束に基づく各投影光束81乃至88の傾斜角
度は被検レンズ4の厚みdや円柱屈折力C等に依存して
複雑に変化するが、本実施例では、前記二つの一次元受
光センサ8、9が同一平面内に交差することなく配置さ
れており、前記点A1,A2,A3,A4に注目してい
るので、各投影光束81乃至88の傾斜角度の変化の影
響を受けることなく、被検レンズ4の光学特性を正確に
得ることができる。
【0057】以上述べたように、前記図1に示す実施例
に係る光学系の光学特性測定装置では、被検レンズ4が
円柱屈折力を有していて、スリット状の光束の光束が被
検レンズ4を通過した後にいかにねじれようとも、この
ねじれ量に何ら影響を受けることなく正確に被検レンズ
の光学特性を得ることができる。
【0058】また、前記二つの一次元受光センサ8、9
が同一平面内に交差することなく配置されているので、
光路分割器が不要となる。したがって、測光光量を有効
に活用することができ、測光光量が半減して測定精度が
悪化するというような事態が防止され、また、機構の単
純化を図ることができる。
【0059】ところで、前記図1に示す実施例では、マ
スク2のスリット開口2aとスリット開口2bとが交差
しているので、その交点付近を通過した光線が一次元受
光センサ8,9上に投影する場合には前述の測定データ
の取り込みができなくなり、実用上好ましくない。しか
し、測定範囲が二つの一次元受光センサ8、9の間隔2
a内になるように間隔2aを設定することができる。ま
た、前記マスク22に代えて、例えば、図9に示すよう
なマスク20を用いることもできる。該マスク20に
は、交差していないスリット開口20a,20bが設け
られている。二つのスリット開口20a,20bの傾斜
角は、同一でなければ任意に定めることができる。ま
た、例えば、二つのスリット開口20a,20bのX軸
上での、原点O2からの平行移動量は、それぞれ任意の
E1,E2であって既知であればよい。本発明では、原
点O2の位置が重要であるが、スリット開口20a,2
0bは、この原点O2から単に平行移動しただけである
ので、その平行移動量E1,E2が既知であれば、仮想
的原点O2を求めることができるのである。したがっ
て、本発明では、スリット開口が交差する必要もない
し、また、スリット開口の幅も同一であってもよい。
【0060】ところで、前記式(10),(11),
(12)からΔX,ΔY,Δ,X0,Y0を求めること
ができ、したがって、被検レンズ4の光学特性を求める
ことができるのは明らかである。そして、これらの式中
には、測定データh7,h8,k7,k8が含まれてい
ない。したがって、これらの式に基づく演算により被検
レンズ4の光学特性を求める場合には、測定データh
7,h8,k7,k8は不要であるので、図1に示す実
施例において前記光源1dを取り除いてもよい。この場
合には、被検レンズ4に対して六つのスリット状の光束
を照射することとなり、該六つのスリット状の光束の集
光レンズ3による被検レンズ4に対する各集束位置が三
箇所となる。
【0061】ところで、図1に示す実施例に関して説明
したような演算を演算制御回路11に行わせるようにす
ると、演算に時間がかかるとか、光学系の配置により前
述の各定数等が変化したりする。そのため、実際の装置
では、装置を作った後、予め光学特性のわかっているレ
ンズを用いて測定を行い、そのときの各光源点灯時の一
次元受光センサ8,9の出力を前記既知の光学特性と対
応させて演算制御回路11に記憶させておくようにする
ことにより、前述の不都合を解消できる。このように一
次元受光センサ8,9の出力と光学特性と対応づけるよ
うにしておけば、何ら複雑な手間を付加することなく、
光学系の配置を比較的自由にできる。
【0062】したがって、例えば、集光レンズ3の前側
焦点面がマスク2と必ずしも一致していなくてもよい。
各光源1a、1b、1c、1dとレンズホルダー5のホ
ルダー面とを共役にしなくてもよい。投影レンズ7の前
側焦点面とレンズホルダー5のホルダー面とを一致させ
なくてもよいし、投影レンズ7の後側焦点面と一次元受
光センサ8,9の受光面とを一致させなくてもよい。各
光源1a、1b、1c、1dの配置も任意に定めること
ができる。一次元受光センサ8,9の配置も限定される
ものではなく、二つの一次元受光センサ8,9が同一平
面内に交差することなく配置されていれば、その角度や
間隔等は任意に定めることができる。
【0063】また、本発明では、六つ以上のスリット状
の光束を照射できればよく、その数は限定されるもので
はない。また、その六つ以上のスリット状の光束の傾斜
角度は、二種類以上の所定の角度であればよく、それら
の傾斜角度は任意に定めることができる。さらに、六つ
以上のスリット状の光束は、原点Oを通る必要もない
し、互いに交差する必要もない。さらに、各スリット状
の光束の集束光学系による被検光学系に対する集束位置
は、三箇所以上であればよく、四箇所以上としてもよい
し、仮想的な同心円上にあるようにしなくてもよい。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、二つの一次元受光セン
サを同一平面内に交差することなく固定したままで被検
光学系の光学特性を正確に得ることができ、しかも、光
路分割器を必要としないので、測光光量を有効に活用す
ることができて測定精度を高めることができるととも
に、機構を単純化することができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る光学特性測定装置の光
学系を示す構成図である。
【図2】図1におけるA矢視図である。
【図3】図1におけるB矢視図である。
【図4】図1におけるC矢視図である。
【図5】図1におけるD矢視図である。
【図6】前記光学特性測定装置の電気回路図である。
【図7】図1におけるD矢視方向から見た受光XY平面
上の投影光束を示す図である。
【図8】図1におけるD矢視方向から見た受光XY平面
上の他の投影光束を示す図である。
【図9】本発明の他の実施例に係る光学特性測定装置に
用いられるマスクを示す図である。
【符号の説明】
1a〜1d 光源 2,20 マスク 3 集光レンズ 4 被検レンズ 6 絞り 7 投影レンズ 8,9 一次元受光センサ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年10月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】以上の説明から明かなように、図1に示す
実施例では、前記光源1a、1b、1c及び1d、マス
ク2、後述の図6に示す光源駆動回路12、並びに、後
述の図6に示す演算制御回路11の、点灯制御信号を光
源駆動回路12に供給する機能が、被検レンズ4に向け
て八つのスリット状の光束を照射する照射手段を構成し
ている。図1に示す実施例の場合には、前記八つのスリ
ット状の光束は、各光源1a、1b、1c及び1dから
それぞれ発してマスク2のスリット開口2a及び2bを
それぞれ通過した合計八つの光束に対応している。そし
て、図1に示す実施例では、スリット開口2aによって
光源1a、1b、1c及び1dから発してスリット開口
2aを通過した四つのスリット状の光束の傾斜角度がα
゜となり、スリット開口2bによって光源1a、1b、
1c及び1dから発してスリット開口2bを通過した四
つのスリット状の光束の傾斜角度がβ゜となり、前記八
つのスリット状の光束の傾斜角度が二種類の角度となっ
ている。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検光学系に向けて六つ以上のスリット
    状の光束を照射する照射手段と、前記六つ以上のスリッ
    ト状の光束を前記被検光学系に対して集束させる集束光
    学系と、一次元の受光位置に応じた出力信号を出力する
    二つの一次元受光センサと、該二つの一次元受光センサ
    上に前記被検光学系を通過した各光束を投影させる投影
    光学系と、前記二つの一次元受光センサの出力信号に基
    づいて、前記六つ以上のスリット状の光束に基づく各光
    束の前記二つの一次元受光センサ上の投影位置にそれぞ
    れ応じた各投影位置データを得る投影位置データ抽出手
    段と、該各投影位置データに基づいて前記被検光学系の
    屈折力を得る演算手段とを備えてなり、前記六つ以上の
    スリット状の光束の傾斜角度を二種類以上の所定の角度
    にし、前記二つの一次元受光センサを同一平面内に交差
    することなく配置し、前記六つ以上のスリット状の光束
    の前記集束光学系による前記被検光学系に対する各集束
    位置を三箇所以上としたことを特徴とする光学系の光学
    特性測定装置。
  2. 【請求項2】 前記照射手段は前記六つ以上のスリット
    状の光束を順次照射し、前記投影位置データ抽出手段
    は、前記六つ以上の光束のうちのいずれの光束が照射さ
    れているかを判別する判別信号を得る判別手段を含むと
    ともに、前記判別信号及び前記二つの一次元受光センサ
    の出力信号に基づいて前記各投影位置データを得ること
    を特徴とする請求項1記載の光学系の光学特性測定装
    置。
  3. 【請求項3】 前記各投影位置データに基づいて前記被
    検光学系のプリズム屈折力を得る演算手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項1記載の光学系の光学特性測定
    装置。
  4. 【請求項4】 前記各集束位置を4箇所とし、該各集束
    位置が仮想的な同心円上にあって90゜ずつの角度をな
    すように定められたことを特徴とする請求項1記載の光
    学系の光学特性測定装置。
  5. 【請求項5】 前記被検光学系の後面付近に配置されて
    前記六つ以上のスリット状の光束に基づく光束を制限す
    る絞り手段を更に備えることを特徴とする光学系の光学
    特性測定装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6262745B1 (en) * 1997-01-15 2001-07-17 Adobe Systems Incorporated Digital halftoning using prioritized textures
CN1306256C (zh) * 2002-10-31 2007-03-21 株式会社三协精机制作所 光学特性测量装置和光学式位移计

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