JPH11352016A - 光学系の光学特性測定装置 - Google Patents
光学系の光学特性測定装置Info
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- JPH11352016A JPH11352016A JP17402998A JP17402998A JPH11352016A JP H11352016 A JPH11352016 A JP H11352016A JP 17402998 A JP17402998 A JP 17402998A JP 17402998 A JP17402998 A JP 17402998A JP H11352016 A JPH11352016 A JP H11352016A
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- 230000004907 flux Effects 0.000 claims abstract description 11
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- Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 単一の一次元受光センサを用いたにもかかわ
らず、測定精度のよい光学特性測定装置を提供する。 【解決手段】 光源部1の合計三つの光源から発した光
束は、マスク2により複数のスリット状の光束となっ
て、被検レンズに向かう。各スリット状の光束は、集光
レンズ3より被検レンズ4に対して集光して、合計三つ
の集光位置に集束する。被検レンズ4通過後の各光束も
スリット状となり、その傾斜角度は元の傾斜角度から所
定のねじれ角の分だけずれ、投影レンズ7により、一つ
の一次元受光センサ7上に投影される。一次元受光セン
サ7の出力信号に基づいて、被検レンズ4の光学特性を
演算する。
らず、測定精度のよい光学特性測定装置を提供する。 【解決手段】 光源部1の合計三つの光源から発した光
束は、マスク2により複数のスリット状の光束となっ
て、被検レンズに向かう。各スリット状の光束は、集光
レンズ3より被検レンズ4に対して集光して、合計三つ
の集光位置に集束する。被検レンズ4通過後の各光束も
スリット状となり、その傾斜角度は元の傾斜角度から所
定のねじれ角の分だけずれ、投影レンズ7により、一つ
の一次元受光センサ7上に投影される。一次元受光セン
サ7の出力信号に基づいて、被検レンズ4の光学特性を
演算する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、眼鏡レンズその他
の光学系の光学特性、すなわち、光学系の球面屈折力、
円柱屈折力及び主径線方向、並びにプリズム屈折力及び
その基底方向を、測定する光学系の光学特性測定装置に
関する。
の光学系の光学特性、すなわち、光学系の球面屈折力、
円柱屈折力及び主径線方向、並びにプリズム屈折力及び
その基底方向を、測定する光学系の光学特性測定装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から光学系の光学特性測定装置とし
て種々の装置が提供されており、例えば、特開平8−1
10284号公報に記載された装置が提供されている。
て種々の装置が提供されており、例えば、特開平8−1
10284号公報に記載された装置が提供されている。
【0003】この従来の光学系の光学特性測定装置は、
被検光学系に向けて三つ以上の光源を有する照射手段
と、前記照射手段による光束を透過率の異なる境界を有
する光束にする遮光手段と、前記透過率の異なる境界を
有する光束を前記被検光学系に対して集束させる集束光
学系と、一次元の受光位置に応じた出力信号を出力する
一つの一次元受光センサと、該一つの一次元受光センサ
上に前記被検光学系を通過した各光束を投影させる投影
光学系と、前記一つの一次元受光センサの出力信号に基
づいて、前記透過率の異なる境界を有する光束に基づく
各光束の前記一つの一次元受光センサ上の投影位置にそ
れぞれ応じた各投影位置データを得るとともに、該各投
影位置データに基づいて前記被検光学系の屈折力を得る
演算手段とを備えてなり、前記遮光手段による前記透過
率の異なる境界を有する光束の中心線または境界線は少
なくとも二対以上の平行線と少なくとも二本以上の線と
で構成され、少なくとも二対以上の平行線のうち少なく
とも一対の平行線は一次元受光センサの受光軸に対して
ほぼ垂直とし、少なくとも二本以上の線のうち少なくと
も二本は互いにほぼ垂直にしたものからなる。
被検光学系に向けて三つ以上の光源を有する照射手段
と、前記照射手段による光束を透過率の異なる境界を有
する光束にする遮光手段と、前記透過率の異なる境界を
有する光束を前記被検光学系に対して集束させる集束光
学系と、一次元の受光位置に応じた出力信号を出力する
一つの一次元受光センサと、該一つの一次元受光センサ
上に前記被検光学系を通過した各光束を投影させる投影
光学系と、前記一つの一次元受光センサの出力信号に基
づいて、前記透過率の異なる境界を有する光束に基づく
各光束の前記一つの一次元受光センサ上の投影位置にそ
れぞれ応じた各投影位置データを得るとともに、該各投
影位置データに基づいて前記被検光学系の屈折力を得る
演算手段とを備えてなり、前記遮光手段による前記透過
率の異なる境界を有する光束の中心線または境界線は少
なくとも二対以上の平行線と少なくとも二本以上の線と
で構成され、少なくとも二対以上の平行線のうち少なく
とも一対の平行線は一次元受光センサの受光軸に対して
ほぼ垂直とし、少なくとも二本以上の線のうち少なくと
も二本は互いにほぼ垂直にしたものからなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の光学系の光学特性測定装置は、理論的には正確に
被検光学系の光学特性を得ることができるものの、直交
するスリット光束を使用するため、この直交部が、連続
性を欠くことになり、これが一次元受光センサでの測定
誤差を招き、この部分で十分な測定精度が得られないと
いう課題があった。
従来の光学系の光学特性測定装置は、理論的には正確に
被検光学系の光学特性を得ることができるものの、直交
するスリット光束を使用するため、この直交部が、連続
性を欠くことになり、これが一次元受光センサでの測定
誤差を招き、この部分で十分な測定精度が得られないと
いう課題があった。
【0005】本発明は、前記課題を解決するもので、単
一の一次元受光センサを用いたにも拘らず、測定精度の
よい光学測定が行える光学系の光学特性測定装置を提供
することを目的とする。
一の一次元受光センサを用いたにも拘らず、測定精度の
よい光学測定が行える光学系の光学特性測定装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のため、本
発明にかかる光学系の光学特性測定装置は、被検光学系
に向けて三つ以上の光源を有する照射手段と、前記照射
手段による光束を透過率の異なる境界を有する光束にす
る遮光手段と、前記透過率の異なる境界を有する光束を
前記被検光学系に対して収束させる集束光学系と、一次
元の受光位置に応じた出力信号を出力する一つの一次元
受光センサと、該一つの一次元受光センサ上に前記被検
光学系を通過した各光束を投影させる投影光学系と、前
記一つの一次元受光センサの出力信号に基づいて、前記
透過率の異なる境界を有する光束に基づく各光束の前記
一つの一次元受光センサ上の投影位置にそれぞれ応じた
各投影位置データを得るとともに、該各投影位置データ
に基づいて前記被検光学系の屈折力を得る演算手段とを
備え、前記遮光手段による前記透過率の異なる境界を有
する光束の中心線または境界線(勿論、それらの延長線
も含む)は少なくとも二対以上の平行線で構成され、前
記二対以上の平行線のうち少なくとも一対の平行線は前
記一次元センサの受光軸に対してほぼ垂直であり、前記
二対以上の平行線のうち、他方の平行線は前記平行線と
は異なる傾斜角を有するものとしたものである。
発明にかかる光学系の光学特性測定装置は、被検光学系
に向けて三つ以上の光源を有する照射手段と、前記照射
手段による光束を透過率の異なる境界を有する光束にす
る遮光手段と、前記透過率の異なる境界を有する光束を
前記被検光学系に対して収束させる集束光学系と、一次
元の受光位置に応じた出力信号を出力する一つの一次元
受光センサと、該一つの一次元受光センサ上に前記被検
光学系を通過した各光束を投影させる投影光学系と、前
記一つの一次元受光センサの出力信号に基づいて、前記
透過率の異なる境界を有する光束に基づく各光束の前記
一つの一次元受光センサ上の投影位置にそれぞれ応じた
各投影位置データを得るとともに、該各投影位置データ
に基づいて前記被検光学系の屈折力を得る演算手段とを
備え、前記遮光手段による前記透過率の異なる境界を有
する光束の中心線または境界線(勿論、それらの延長線
も含む)は少なくとも二対以上の平行線で構成され、前
記二対以上の平行線のうち少なくとも一対の平行線は前
記一次元センサの受光軸に対してほぼ垂直であり、前記
二対以上の平行線のうち、他方の平行線は前記平行線と
は異なる傾斜角を有するものとしたものである。
【0007】また、前記照射手段は前記三つ以上の光源
を順次照射し、前記演算手段が、前記三つ以上の光源の
うちのいずれの光束が照射されているかを判別する判別
信号を得て、この判別信号及び前記一つの一次元受光セ
ンサの出力信号に基づいて前記各投影位置データを得る
ようにしたものである。
を順次照射し、前記演算手段が、前記三つ以上の光源の
うちのいずれの光束が照射されているかを判別する判別
信号を得て、この判別信号及び前記一つの一次元受光セ
ンサの出力信号に基づいて前記各投影位置データを得る
ようにしたものである。
【0008】さらに、前記演算手段は、前記各投影位置
データに基づいて前記被検光学系のプリズム屈折力を得
る演算を行うようにしたものである。
データに基づいて前記被検光学系のプリズム屈折力を得
る演算を行うようにしたものである。
【0009】そして、前記各集束位置を四箇所とし、該
各集束位置が仮想的な同心円上にあって90°ずつの角
度をなすように配置してある。
各集束位置が仮想的な同心円上にあって90°ずつの角
度をなすように配置してある。
【0010】従って、円柱屈折力を有する被検光学系を
通過した後のスリット状の光束は、被検光学系の屈折
力、円柱軸方向、中心厚に応じてねじれ(その傾斜角が
変化し)、ねじれ量(スリット状の光束の傾斜角の変化
量)を生じ、このねじれ量を直交するスリットで解決し
たものが特開平6−273020号公報に記載されてい
る。
通過した後のスリット状の光束は、被検光学系の屈折
力、円柱軸方向、中心厚に応じてねじれ(その傾斜角が
変化し)、ねじれ量(スリット状の光束の傾斜角の変化
量)を生じ、このねじれ量を直交するスリットで解決し
たものが特開平6−273020号公報に記載されてい
る。
【0011】これに対して、本発明では直交するスリッ
ト光束を使用しないにもかかわらず被検レンズの光学特
性を知ることができる。これは少なくとも二対以上の異
なる傾斜角を有する平行線を用い、実用上良好な近似式
を用いたためである。
ト光束を使用しないにもかかわらず被検レンズの光学特
性を知ることができる。これは少なくとも二対以上の異
なる傾斜角を有する平行線を用い、実用上良好な近似式
を用いたためである。
【0012】従って、本発明によれば、被検光学系が円
柱屈折力を有していて、スリット状の光束が被検光学系
を通過した後にいかにねじれようとも、正確に被検光学
系の光学特性を得られるように機能する。
柱屈折力を有していて、スリット状の光束が被検光学系
を通過した後にいかにねじれようとも、正確に被検光学
系の光学特性を得られるように機能する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態につ
いて説明する。図1は本発明の光学特性測定装置の光学
系を示す構成図である。図1において、Oは測定光軸
で、説明の便宜上、該測定光軸Oに対して垂直な図1の
紙面内の方向をY軸(その矢印の向きは測定光軸Oを原
点とした正の向きを示すものとする)とし、測定光軸O
に対して垂直でかつ紙面に垂直な方向をX軸(図1の紙
面奥の向き(他の図面においては矢印の向き)が測定光
軸Oを原点とした正の向きを示す)とする。測定光軸O
上においてXY平面内に光源部1が配置されている。図
1におけるA矢視方向から見た光源部1を図2に示して
ある。光源部1は四つのLED等の光源1a,1c1b
及び1dを有しており、これらが測定光軸Oを中心とす
る仮想的な同心円U上にあって90°ずつの角度をなす
ように配置されている。なお、光源1a及び1bはY軸
上に配置され、光源1c及び1dはX軸上に配置されて
いる。また、光源1a,1b,1c及び1dはほぼ点光
源とみなせる。なお、光源1a,1b,1c及び1dは
それぞれ独立して点灯及び消灯できるようになってい
る。同心円U1の直径は2φで、設計で決まる値であ
る。
いて説明する。図1は本発明の光学特性測定装置の光学
系を示す構成図である。図1において、Oは測定光軸
で、説明の便宜上、該測定光軸Oに対して垂直な図1の
紙面内の方向をY軸(その矢印の向きは測定光軸Oを原
点とした正の向きを示すものとする)とし、測定光軸O
に対して垂直でかつ紙面に垂直な方向をX軸(図1の紙
面奥の向き(他の図面においては矢印の向き)が測定光
軸Oを原点とした正の向きを示す)とする。測定光軸O
上においてXY平面内に光源部1が配置されている。図
1におけるA矢視方向から見た光源部1を図2に示して
ある。光源部1は四つのLED等の光源1a,1c1b
及び1dを有しており、これらが測定光軸Oを中心とす
る仮想的な同心円U上にあって90°ずつの角度をなす
ように配置されている。なお、光源1a及び1bはY軸
上に配置され、光源1c及び1dはX軸上に配置されて
いる。また、光源1a,1b,1c及び1dはほぼ点光
源とみなせる。なお、光源1a,1b,1c及び1dは
それぞれ独立して点灯及び消灯できるようになってい
る。同心円U1の直径は2φで、設計で決まる値であ
る。
【0014】測定光軸O上において光源部1から所定距
離だけ離して、スリット状の開口2a,2b,2c及び
2dを有するマスト2が配置されている。図1における
B矢視方向から見たマスク2を図3に示してある。スリ
ット状の開口2aはその中心線がY軸に対して垂直にな
るように配置され、スリット状の開口2bはその中心線
がY軸に対して垂直になるように配置され、スリット状
の開口2aの中心線及びスリット状の開口2bの中心線
がY軸にそれぞれ±H01’の位置で交差している。な
お、説明の便宜上、スリット状の開口もその中心線も同
一符号を付している。スリット状の開口2c,2dはそ
の中心線が、一次元センサの受光軸であるY軸に対して
tanω=1/2の傾斜角になるように配置され、スリ
ット状の開口2c,2dの中心線はY軸とそれぞれ±H
02’で交差している。なお、開口2c,2dの傾斜角
は必ずしもtanω=1/2である必要性はなく、スリ
ット状の開口2a,2bと異なる傾斜角、例えば、ω=
10°〜35°であればよい。
離だけ離して、スリット状の開口2a,2b,2c及び
2dを有するマスト2が配置されている。図1における
B矢視方向から見たマスク2を図3に示してある。スリ
ット状の開口2aはその中心線がY軸に対して垂直にな
るように配置され、スリット状の開口2bはその中心線
がY軸に対して垂直になるように配置され、スリット状
の開口2aの中心線及びスリット状の開口2bの中心線
がY軸にそれぞれ±H01’の位置で交差している。な
お、説明の便宜上、スリット状の開口もその中心線も同
一符号を付している。スリット状の開口2c,2dはそ
の中心線が、一次元センサの受光軸であるY軸に対して
tanω=1/2の傾斜角になるように配置され、スリ
ット状の開口2c,2dの中心線はY軸とそれぞれ±H
02’で交差している。なお、開口2c,2dの傾斜角
は必ずしもtanω=1/2である必要性はなく、スリ
ット状の開口2a,2bと異なる傾斜角、例えば、ω=
10°〜35°であればよい。
【0015】また、図1において、4は被検光学系とし
て被検レンズ、5は該被検レンズ4を保持するレンズホ
ルダーであり、レンズホルダー5に被検レンズ4を保持
させたときに、被検レンズ4の後面がレンズホルダー5
のホルダー面と一致するようになっている。
て被検レンズ、5は該被検レンズ4を保持するレンズホ
ルダーであり、レンズホルダー5に被検レンズ4を保持
させたときに、被検レンズ4の後面がレンズホルダー5
のホルダー面と一致するようになっている。
【0016】図1において、3は測定光軸O上において
マスク2と被検レンズ4との間に配置された集光レンズ
である。被検レンズ4をレンズホルダー5に設置しない
場合に、集光レンズ3によって光源1a,1b,1c及
び1dとレンズホルダー5のホルダー面とが共役となっ
ている。従って、図1に示す例では、集光レンズ3が、
前記スリット状の光束を前記被検レンズ4に対して集束
させる集束光学系を構成している。なお、集光レンズ3
の前側焦点面がマスク2と一致している。図1に示す実
施の形態では、前記スリット状の光束の集光レンズ3に
よる被検レンズ4に対する集束位置は合計四箇所となっ
ている。
マスク2と被検レンズ4との間に配置された集光レンズ
である。被検レンズ4をレンズホルダー5に設置しない
場合に、集光レンズ3によって光源1a,1b,1c及
び1dとレンズホルダー5のホルダー面とが共役となっ
ている。従って、図1に示す例では、集光レンズ3が、
前記スリット状の光束を前記被検レンズ4に対して集束
させる集束光学系を構成している。なお、集光レンズ3
の前側焦点面がマスク2と一致している。図1に示す実
施の形態では、前記スリット状の光束の集光レンズ3に
よる被検レンズ4に対する集束位置は合計四箇所となっ
ている。
【0017】また、図1において、7は一次元の受光位
置に応じた出力信号を出力する一次元受光センサで、例
えば、一次元CCDを用いることができる。図1におけ
るC方向から見た一次元受光センサ7を図5に示してあ
る。一つの一次元受光センサ7の線状の受光面の受光中
心は、Y軸に一致している。なお、説明の便宜上、一つ
の一次元受光センサ7の受光面を含むXY平面を受光X
Y平面という。この受光XY平面の原点と図1中の測定
光軸O上の位置O7とは一致している。
置に応じた出力信号を出力する一次元受光センサで、例
えば、一次元CCDを用いることができる。図1におけ
るC方向から見た一次元受光センサ7を図5に示してあ
る。一つの一次元受光センサ7の線状の受光面の受光中
心は、Y軸に一致している。なお、説明の便宜上、一つ
の一次元受光センサ7の受光面を含むXY平面を受光X
Y平面という。この受光XY平面の原点と図1中の測定
光軸O上の位置O7とは一致している。
【0018】更に、図1において、6は測定光軸O上に
おいて前記被検レンズ4と前記一次元受光センサ7との
間に配置された投影レンズである。投影レンズ6の前側
焦点面がレンズホルダー5のホルダー面、投影レンズ6
の後側焦点面が一次元受光センサ7の受光面と一致して
いる。従って、図1に示す実施例では、投影レンズ6
が、一次元受光センサ7の受光面上に前記被検レンズ4
を通過した前記各光束を投影させる投影光学系を構成し
ている。
おいて前記被検レンズ4と前記一次元受光センサ7との
間に配置された投影レンズである。投影レンズ6の前側
焦点面がレンズホルダー5のホルダー面、投影レンズ6
の後側焦点面が一次元受光センサ7の受光面と一致して
いる。従って、図1に示す実施例では、投影レンズ6
が、一次元受光センサ7の受光面上に前記被検レンズ4
を通過した前記各光束を投影させる投影光学系を構成し
ている。
【0019】そして、図4に示すように、前記光源1
a,1b,1c及び1dはこれらを点灯及び消灯させる
光源駆動回路12に接続されている。該光源駆動回路1
2は、マイクロコンピュータ等からなる演算手段として
の演算制御回路11から点灯制御信号を受けるように、
これに接続されている。演算制御回路11は、センサ駆
動回路13にデータ取り込み開始信号を供給するよう
に、これに接続されている。センサ駆動回路13は、一
次元受光センサ7をそれぞれ駆動するように、これらに
接続されている。一次元受光センサ7は、それらの出力
信号をA/D変換または二値化等する信号処理回路14
にそれぞれ接続されている。信号処理回路14は、その
出力信号が演算制御回路11に入力されるように、これ
に接続されている。そして、測定を開始すると、まず、
演算制御回路11が点灯制御信号を光源駆動回路12に
送って光源1aのみを点灯させる。その後、演算制御回
路11がデータ取り込み開始信号をセンサ駆動回路13
に送って一次元受光センサ7をそれぞれ駆動し、一次元
受光センサ7から受光位置に応じた出力信号をそれぞれ
得て、これらの出力信号を信号処理回路14で処理した
後に、測定データとして演算制御回路11の内部メモリ
に取り込む。すなわち、光源1aから発してスリット状
の開口2a,2b,2c及び2dを通過したスリット状
の光束に基づく各光束の一次元受光センサ7上の投影位
置に応じた投影位置データが演算制御回路11の内部メ
モリに取り込まれる。同一の一次元受光センサ7の出力
信号に基づいて得られる投影位置データ間の区別は、当
該一次元受光センサ7の出力信号に基づいて当該一次元
受光センサ7における受光幅を判別することによって、
行われる。この取り込みが終了すると、演算制御回路1
1は再び点灯制御信号を光源駆動回路12に送って今度
は光源1bのみを点灯して、前述と同様にして測定デー
タとして投影位置データを取り込む。以下、同様に、順
次光源1c及び1dを点灯していき、その都度演算制御
回路11の内部メモリに測定データとして投影位置デー
タを取り込む。そして、演算制御回路11はこのように
して取り込まれた投影位置データに基づいて後述の演算
を行って、被検レンズ4の光学特性である、球面屈折力
S,円柱屈折力C,円柱軸方向(一つの主径線方向)
θ,プリズム屈折力P及びその基底方向γを得る。得ら
れた光学特性は表示装置15により表示される。
a,1b,1c及び1dはこれらを点灯及び消灯させる
光源駆動回路12に接続されている。該光源駆動回路1
2は、マイクロコンピュータ等からなる演算手段として
の演算制御回路11から点灯制御信号を受けるように、
これに接続されている。演算制御回路11は、センサ駆
動回路13にデータ取り込み開始信号を供給するよう
に、これに接続されている。センサ駆動回路13は、一
次元受光センサ7をそれぞれ駆動するように、これらに
接続されている。一次元受光センサ7は、それらの出力
信号をA/D変換または二値化等する信号処理回路14
にそれぞれ接続されている。信号処理回路14は、その
出力信号が演算制御回路11に入力されるように、これ
に接続されている。そして、測定を開始すると、まず、
演算制御回路11が点灯制御信号を光源駆動回路12に
送って光源1aのみを点灯させる。その後、演算制御回
路11がデータ取り込み開始信号をセンサ駆動回路13
に送って一次元受光センサ7をそれぞれ駆動し、一次元
受光センサ7から受光位置に応じた出力信号をそれぞれ
得て、これらの出力信号を信号処理回路14で処理した
後に、測定データとして演算制御回路11の内部メモリ
に取り込む。すなわち、光源1aから発してスリット状
の開口2a,2b,2c及び2dを通過したスリット状
の光束に基づく各光束の一次元受光センサ7上の投影位
置に応じた投影位置データが演算制御回路11の内部メ
モリに取り込まれる。同一の一次元受光センサ7の出力
信号に基づいて得られる投影位置データ間の区別は、当
該一次元受光センサ7の出力信号に基づいて当該一次元
受光センサ7における受光幅を判別することによって、
行われる。この取り込みが終了すると、演算制御回路1
1は再び点灯制御信号を光源駆動回路12に送って今度
は光源1bのみを点灯して、前述と同様にして測定デー
タとして投影位置データを取り込む。以下、同様に、順
次光源1c及び1dを点灯していき、その都度演算制御
回路11の内部メモリに測定データとして投影位置デー
タを取り込む。そして、演算制御回路11はこのように
して取り込まれた投影位置データに基づいて後述の演算
を行って、被検レンズ4の光学特性である、球面屈折力
S,円柱屈折力C,円柱軸方向(一つの主径線方向)
θ,プリズム屈折力P及びその基底方向γを得る。得ら
れた光学特性は表示装置15により表示される。
【0020】以上の説明から明かなように、本実施の形
態では、演算制御回路11は、一次元受光センサ7の出
力信号に基づいて前記スリット状の光束に基づく各光束
の一次元受光センサ7上の各投影位置データにそれぞれ
応じた投影位置データを得る投影位置データ抽出手段と
しての機能を担っている。特に、本実施の形態では、前
記点灯制御信号または前記データ取り込み開始信号が、
前記光束のうちのいずれの光源に基づく光束が照射され
ているかの判別信号に相当しており、その判別信号を出
力する判別手段としての機能を演算制御回路11が担っ
ている。また、演算制御回路11は同時に照射されたス
リット状の光束の幅を判別する機能を担っている。更
に、演算制御回路11は、前記判別信号及び一次元受光
センサ7の出力信号に基づいて被検レンズ4の光学特性
を得る演算手段としての機能も担っている。
態では、演算制御回路11は、一次元受光センサ7の出
力信号に基づいて前記スリット状の光束に基づく各光束
の一次元受光センサ7上の各投影位置データにそれぞれ
応じた投影位置データを得る投影位置データ抽出手段と
しての機能を担っている。特に、本実施の形態では、前
記点灯制御信号または前記データ取り込み開始信号が、
前記光束のうちのいずれの光源に基づく光束が照射され
ているかの判別信号に相当しており、その判別信号を出
力する判別手段としての機能を演算制御回路11が担っ
ている。また、演算制御回路11は同時に照射されたス
リット状の光束の幅を判別する機能を担っている。更
に、演算制御回路11は、前記判別信号及び一次元受光
センサ7の出力信号に基づいて被検レンズ4の光学特性
を得る演算手段としての機能も担っている。
【0021】次に、演算制御回路11の演算により、被
検レンズ4の光学特性である、球面屈折力S,円柱屈折
力C,円柱軸方向θ,プリズム屈折力P及びその基底方
向γを求めることができる理由を説明する。
検レンズ4の光学特性である、球面屈折力S,円柱屈折
力C,円柱軸方向θ,プリズム屈折力P及びその基底方
向γを求めることができる理由を説明する。
【0022】すなわち、前記特開平8−110284号
公報に記載の知見と同様、二種類以上の所定の傾斜角度
を有するスリット状の光束の交差点は、被検光学系を通
過した後は、被検光学系の光学特性を示すという性質に
基づいている。このことは、スポット的な光束が被検光
学系を通過した後は被検光学系の光学特性を示すとい
う、一般的に知られている事実と光学的に等価である。
公報に記載の知見と同様、二種類以上の所定の傾斜角度
を有するスリット状の光束の交差点は、被検光学系を通
過した後は、被検光学系の光学特性を示すという性質に
基づいている。このことは、スポット的な光束が被検光
学系を通過した後は被検光学系の光学特性を示すとい
う、一般的に知られている事実と光学的に等価である。
【0023】従って、被検光学系を通過した後の二種類
以上の所定の傾斜角度を有するスリット状の光束の交差
点(光束が実際に交差していない場合にはその延長線の
交差点)の二次元の位置を知ることによって、被検光学
系の光学特性を知ることができる。
以上の所定の傾斜角度を有するスリット状の光束の交差
点(光束が実際に交差していない場合にはその延長線の
交差点)の二次元の位置を知ることによって、被検光学
系の光学特性を知ることができる。
【0024】そして、中心厚d、ある方向の屈折力Dを
有する被検レンズにおいて投影光束が被検レンズを通過
した後、絞りのない場合、一般的に知られているよう
に、次式が成立する。
有する被検レンズにおいて投影光束が被検レンズを通過
した後、絞りのない場合、一般的に知られているよう
に、次式が成立する。
【0025】 H =fφD 但しd≒0 …(1) H’=H/(1+dD) …(2) 但し、Dは被検レンズ4の屈折力であり、Hは受光XY
平面での被検レンズの屈折力に対する像の高さである。
実際にはd≠0なので、受光XT平面での像の高さは
H’となる。fは投影レンズの焦点距離、φは図2にお
ける半径、dは被検レンズの中心厚さである。
平面での被検レンズの屈折力に対する像の高さである。
実際にはd≠0なので、受光XT平面での像の高さは
H’となる。fは投影レンズの焦点距離、φは図2にお
ける半径、dは被検レンズの中心厚さである。
【0026】さて、被検レンズ4が、中心厚d,球面屈
折力S,円柱屈折力C,円柱軸方向θであれば、マスク
2を通過し、被検レンズ4を通過し受光平面XYに投影
された光束は、図6に示すように、マスク2のXY軸は
X’,Y’となり、スリット状の開口の中心線2c,2
dは、2c’,2d’のようにねじれを生じる。このこ
とは、特開平5−23186号公報及び特開平6−58
841号公報に詳しく述べてある。
折力S,円柱屈折力C,円柱軸方向θであれば、マスク
2を通過し、被検レンズ4を通過し受光平面XYに投影
された光束は、図6に示すように、マスク2のXY軸は
X’,Y’となり、スリット状の開口の中心線2c,2
dは、2c’,2d’のようにねじれを生じる。このこ
とは、特開平5−23186号公報及び特開平6−58
841号公報に詳しく述べてある。
【0027】さて、ここで、α1,α2,β1とβ2と
ほとんど等しく、α1≒−α2,β1≒−β2と近似し
ても実際上問題ない。そこで、次の式(3)及び式
(4)のように、近似する。
ほとんど等しく、α1≒−α2,β1≒−β2と近似し
ても実際上問題ない。そこで、次の式(3)及び式
(4)のように、近似する。
【0028】 m≒tanα1=−tanα2=(1+dΔX)/(1+dΔY)…(3) n≒tanβ1=−tanβ2=dΔ/(1+dΔY) …(4) ただし、後述するように、ΔXは被検レンズ4のX軸を
含む子午面(メリジオナル面)に沿った屈折力、ΔYは
被検レンズ4のY軸を含む子午面に沿った屈曲力、Δは
被検レンズ4の球欠面(サジタル面)に沿った屈折力で
ある。
含む子午面(メリジオナル面)に沿った屈折力、ΔYは
被検レンズ4のY軸を含む子午面に沿った屈曲力、Δは
被検レンズ4の球欠面(サジタル面)に沿った屈折力で
ある。
【0029】前記図1に示す実施の形態によれば、被検
レンズ4が中心厚,球面屈折力S,円柱屈折力C及びプ
リズム屈折力Pを有しているとすると、例えば、光源1
aを発してマスク2のスリット状の開口2a,2b,2
c,2dを通過した各スリット状の光束による前記受光
XY平面上の投影光束71,72,73,74並びに、
光源1bを発してマスク2のスリット状の開口2a,2
b,2c,2dを通過した各スリット状の光束による前
記受光XY平面上の投影光束75,76,77,78
は、図7に示すようになる。また、光源1cを発してマ
スク2のスリット状の開口2a,2b,2c,2dを通
過した各スリット状の光束による前記受光XY平面上の
投影光束81,82,83,84並びに、光源1dを発
してマスク2のスリット状の開口2a,2b,2c,2
dを通過した各スリット状の光束による前記受光XY平
面上の投影光束85,86,87,88は、図8に示す
ようになる。なお、図7及び図8では、各投影光束71
乃至88はその中心線しか示していない。そして、図7
におけるA1点は光源1aを発して測定光軸O上のマス
ク2の位置であるO2点を通過した光線(以下、光源1
aによる基準光線という)の受光XY平面上の投影位置
を示し、図7におけるA2点は光源1bを発してO2点
を通過した光線(以下、光源1bによる基準光線とい
う)の受光XY平面上の投影位置を示し、図8における
A3点は光源1cを発してO2点を通過した光線(以
下、光源1cによる基準光線という)の受光XY平面上
の投影位置を示し、図8におけるA4点は光源1dを発
してO2点を通過した光線(以下、光源1dによる基準
光線という)の受光XY平面上の投影位置を示してい
る。
レンズ4が中心厚,球面屈折力S,円柱屈折力C及びプ
リズム屈折力Pを有しているとすると、例えば、光源1
aを発してマスク2のスリット状の開口2a,2b,2
c,2dを通過した各スリット状の光束による前記受光
XY平面上の投影光束71,72,73,74並びに、
光源1bを発してマスク2のスリット状の開口2a,2
b,2c,2dを通過した各スリット状の光束による前
記受光XY平面上の投影光束75,76,77,78
は、図7に示すようになる。また、光源1cを発してマ
スク2のスリット状の開口2a,2b,2c,2dを通
過した各スリット状の光束による前記受光XY平面上の
投影光束81,82,83,84並びに、光源1dを発
してマスク2のスリット状の開口2a,2b,2c,2
dを通過した各スリット状の光束による前記受光XY平
面上の投影光束85,86,87,88は、図8に示す
ようになる。なお、図7及び図8では、各投影光束71
乃至88はその中心線しか示していない。そして、図7
におけるA1点は光源1aを発して測定光軸O上のマス
ク2の位置であるO2点を通過した光線(以下、光源1
aによる基準光線という)の受光XY平面上の投影位置
を示し、図7におけるA2点は光源1bを発してO2点
を通過した光線(以下、光源1bによる基準光線とい
う)の受光XY平面上の投影位置を示し、図8における
A3点は光源1cを発してO2点を通過した光線(以
下、光源1cによる基準光線という)の受光XY平面上
の投影位置を示し、図8におけるA4点は光源1dを発
してO2点を通過した光線(以下、光源1dによる基準
光線という)の受光XY平面上の投影位置を示してい
る。
【0030】なお、各投影光束と前記光源部1との位置
関係を明らかにするため、図7には光源部1の光源1a
及び1bも前記受光XY平面上にあるかの如く重ね合わ
せて示してあり、図8には光源部1の光源1c及び1d
も前記受光XY平面上にあるかの如く重ね合わせて示し
てある。なお、前述から明らかなように、図7及び図8
において、Y軸は、一つの一次元受光センサ7の線状の
受光面の受光中心線を示している。
関係を明らかにするため、図7には光源部1の光源1a
及び1bも前記受光XY平面上にあるかの如く重ね合わ
せて示してあり、図8には光源部1の光源1c及び1d
も前記受光XY平面上にあるかの如く重ね合わせて示し
てある。なお、前述から明らかなように、図7及び図8
において、Y軸は、一つの一次元受光センサ7の線状の
受光面の受光中心線を示している。
【0031】図7及び図8に示すように、被検レンズ4
の光学特性に応じて、前記各点A1,A2,A3及びA
4は受光XY平面の原点O7に対してそれぞれずれてい
る。まず、前記各点A1,A2,A3,及びA4の位置
が被検レンズ4の光学特性との関係でいかなる情報を有
しているかについて説明する。なお、前記各点A1,A
2,A3及びA4のXY座標をそれぞれ符号も含めて
(X1,Y1),(X2,Y2),(X3,Y3),
(X4,Y4)とする。このように符号を含めるのは、
屈折力の正負、すなわち、被検レンズ4の凹凸を判別す
るためである。
の光学特性に応じて、前記各点A1,A2,A3及びA
4は受光XY平面の原点O7に対してそれぞれずれてい
る。まず、前記各点A1,A2,A3,及びA4の位置
が被検レンズ4の光学特性との関係でいかなる情報を有
しているかについて説明する。なお、前記各点A1,A
2,A3及びA4のXY座標をそれぞれ符号も含めて
(X1,Y1),(X2,Y2),(X3,Y3),
(X4,Y4)とする。このように符号を含めるのは、
屈折力の正負、すなわち、被検レンズ4の凹凸を判別す
るためである。
【0032】前述したように、被検レンズ4のX軸を含
む子午面(メリジオナル面)に沿った屈折力をΔX,被
検レンズ4のY軸を含む子午面に沿った屈折力をΔY,
被検レンズ4の球欠面(サジタル面)に沿った屈折力を
Δとすると、ΔX,ΔY及びΔは、被検レンズ4の球面
屈折力S,円柱屈折力C及び円柱軸方向θを用いて次の
ように表せる。
む子午面(メリジオナル面)に沿った屈折力をΔX,被
検レンズ4のY軸を含む子午面に沿った屈折力をΔY,
被検レンズ4の球欠面(サジタル面)に沿った屈折力を
Δとすると、ΔX,ΔY及びΔは、被検レンズ4の球面
屈折力S,円柱屈折力C及び円柱軸方向θを用いて次の
ように表せる。
【0033】 ΔX=S+C・sin2 θ …(5) ΔY=S+C・cos2 θ …(6) Δ=C・sinθ・cosθ …(7) そして、今、被検レンズ4が球面屈折力S及び円柱屈折
力Cを有し、プリズム屈折力Pは有していないとする
と、本実施の形態では前述の配置関係を有しているとと
もに、光源1a,1b,1c,1dによる各基準光線と
前記各点A1,A2,A3,A4の座標と前記ΔX,Δ
Y及びΔとの間に次の関係が成立する。なお、以下の式
におけるfは前記投影レンズ6の焦点距離を示す。ま
た、以下の式におけるφは、前述したように、前記同心
円U1の半径を示す。更に、以下の式では、式(1),
(2)を考慮している。
力Cを有し、プリズム屈折力Pは有していないとする
と、本実施の形態では前述の配置関係を有しているとと
もに、光源1a,1b,1c,1dによる各基準光線と
前記各点A1,A2,A3,A4の座標と前記ΔX,Δ
Y及びΔとの間に次の関係が成立する。なお、以下の式
におけるfは前記投影レンズ6の焦点距離を示す。ま
た、以下の式におけるφは、前述したように、前記同心
円U1の半径を示す。更に、以下の式では、式(1),
(2)を考慮している。
【0034】 |X1|=|X2|=φ・f・Δ/(1+dΔX) …(8) |Y3|=|Y4|=φ・f・Δ/(1+dΔY) …(9) |Y1|=|Y2|=φ・f・ΔY/(1+dΔY) …(10) |X3|=|X4|=φ・f・ΔX/(1+dΔX) …(11) ここで、φ及びfは設計上の定数であるので、説明の便
宜上、式を簡単に表現するため、φ・f=1とすると、
式(8)〜(11)はそれぞれ次のようになる。もっと
も、本発明ではφ・f≠1でもよいことは勿論である。
宜上、式を簡単に表現するため、φ・f=1とすると、
式(8)〜(11)はそれぞれ次のようになる。もっと
も、本発明ではφ・f≠1でもよいことは勿論である。
【0035】 |X1|=|X2|=Δ/(1+dΔX) …(12) |Y3|=|Y4|=Δ/(1+dΔY) …(13) |Y1|=|Y2|=ΔY/(1+dΔY) …(14) |X3|=|X4|=ΔX/(1+dΔX) …(15) 以上の説明においては、被検レンズ4が球面屈折力S及
び円柱屈折力Cを有しプリズム屈折力Pは有していない
とした。しかし、被検レンズ4がプリズム屈折力Pも有
しているとすると、前記各点A1,A2,A3及びA4
の位置は、被検レンズ4がプリズム屈折力Pを有してい
ない場合の位置に対して、プリズム屈折力Pによってベ
クトルP’(そのX成分をX0とし、Y成分をY0とす
る)の分だけ平行移動することとなる。
び円柱屈折力Cを有しプリズム屈折力Pは有していない
とした。しかし、被検レンズ4がプリズム屈折力Pも有
しているとすると、前記各点A1,A2,A3及びA4
の位置は、被検レンズ4がプリズム屈折力Pを有してい
ない場合の位置に対して、プリズム屈折力Pによってベ
クトルP’(そのX成分をX0とし、Y成分をY0とす
る)の分だけ平行移動することとなる。
【0036】従って、被検レンズ4が球面屈折力S及び
円柱屈折力Cのみならず、プリズム屈折力Pを有してい
る場合には、前記各点A1,A2,A3,A4の座標
(X1,Y1),(X2,Y2),(X3,Y3),
(X4,Y4)は、その符号も考慮に入れると、次のよ
うに表わすことができる。
円柱屈折力Cのみならず、プリズム屈折力Pを有してい
る場合には、前記各点A1,A2,A3,A4の座標
(X1,Y1),(X2,Y2),(X3,Y3),
(X4,Y4)は、その符号も考慮に入れると、次のよ
うに表わすことができる。
【0037】 (X1,Y1)=[(Δ+X0)/(1+dΔX),(ΔY+Y0)/(1+ dΔY)] …(16) (X2,Y2)=[(−Δ+X0)/(1+dΔX),(−ΔY+Y0)/( 1+dΔY)] …(17) (X3,Y3)=[(ΔX+X0)/(1+dΔX),(Δ+Y0)/(1+ dΔY)] …(18) (X4,Y4)=[(−ΔX+X0)/(1+dΔX),(−Δ+Y0)/( 1+dΔY)] …(19) 以上に、前記各点A1,A2,A3及びA4の位置が被
検レンズ4の光学特性との関係でいかなる情報を有して
いるかについて説明した。
検レンズ4の光学特性との関係でいかなる情報を有して
いるかについて説明した。
【0038】本発明では、被検レンズ4を通過した後の
前記光束の交差点である前記各点A1,A2,A3,A
4が被検レンズ4の光学特性を示すものであるというこ
とに注目し、被検レンズ4の光学特性を得るものであ
る。この点について、以下、図7及び図8を参照して説
明する。
前記光束の交差点である前記各点A1,A2,A3,A
4が被検レンズ4の光学特性を示すものであるというこ
とに注目し、被検レンズ4の光学特性を得るものであ
る。この点について、以下、図7及び図8を参照して説
明する。
【0039】まず、前記点A1の位置について述べる。
図3におけるマスク2のスリット状の開口2a,2b,
2c及び2dがY軸と交差する点は、図7において、A
11,A12,A13,A14となる。ここで、被検レ
ンズ4の円柱屈折力が強くないか、または中心厚dが小
さい場合について考える。この場合、被検レンズ4を通
過したスリット状の光束はほとんどねじれ量を生じな
い。すなわち、n≒0,m/2=(1+Δm)/2≒1
/2である。
図3におけるマスク2のスリット状の開口2a,2b,
2c及び2dがY軸と交差する点は、図7において、A
11,A12,A13,A14となる。ここで、被検レ
ンズ4の円柱屈折力が強くないか、または中心厚dが小
さい場合について考える。この場合、被検レンズ4を通
過したスリット状の光束はほとんどねじれ量を生じな
い。すなわち、n≒0,m/2=(1+Δm)/2≒1
/2である。
【0040】従って、このときのA11’,A12’,
A13’,A14’の座標は、式(2)よりA11’
[X1’,Y1’+H01/(1+dΔY)]、A1
2’[X1’,Y1’−H01/(1+dΔY)]、A
13’[X1’,Y1’+H02/(1+dΔY)]、
A14’[X1’,Y1’−H02/(1+dΔY)]
となる。但し、H01,H02は被検レンズのないとき
の投影光束71,72間の間隔及び投影光束73,74
間の間隔である。中心線71〜74が、Y軸と交差する
点を、それぞれH11,H12,H13,H14とする
と、 H11=Y1’+H01/(1+dΔY) …(20) H12=Y1’−H01/(1+dΔY) …(21) H13=Y1’+H02/(1+dΔY)−(1/2)X1’ …(22) H14=Y1’−H02/(1+dΔY)−(1/2)X1’ …(23) Y1’=(H11+H12)/2 …(24) X1’=2Y1’−(H13+H14) …(25) 点A2,A3,A4についても同様に、図7,図8より
中心線75〜78がY軸と交差する点をH21,H2
2,H23,H24、中心線81〜84がYと交差する
点をH31,H32,H33,H34、中心線85〜8
8がY軸と交差する点をH41,H42,H43,H4
4とすると、 Y2’=(H21+H22)/2 …(26) X2’=2Y2’−(H23+H24) …(27) Y3’=(H31+H32)/2 …(28) X3’=2Y3’−(H33+H34) …(29) Y4’=(H41+H42)/2 …(30) X4’=2Y4’−(H43+H44) …(31) となる。
A13’,A14’の座標は、式(2)よりA11’
[X1’,Y1’+H01/(1+dΔY)]、A1
2’[X1’,Y1’−H01/(1+dΔY)]、A
13’[X1’,Y1’+H02/(1+dΔY)]、
A14’[X1’,Y1’−H02/(1+dΔY)]
となる。但し、H01,H02は被検レンズのないとき
の投影光束71,72間の間隔及び投影光束73,74
間の間隔である。中心線71〜74が、Y軸と交差する
点を、それぞれH11,H12,H13,H14とする
と、 H11=Y1’+H01/(1+dΔY) …(20) H12=Y1’−H01/(1+dΔY) …(21) H13=Y1’+H02/(1+dΔY)−(1/2)X1’ …(22) H14=Y1’−H02/(1+dΔY)−(1/2)X1’ …(23) Y1’=(H11+H12)/2 …(24) X1’=2Y1’−(H13+H14) …(25) 点A2,A3,A4についても同様に、図7,図8より
中心線75〜78がY軸と交差する点をH21,H2
2,H23,H24、中心線81〜84がYと交差する
点をH31,H32,H33,H34、中心線85〜8
8がY軸と交差する点をH41,H42,H43,H4
4とすると、 Y2’=(H21+H22)/2 …(26) X2’=2Y2’−(H23+H24) …(27) Y3’=(H31+H32)/2 …(28) X3’=2Y3’−(H33+H34) …(29) Y4’=(H41+H42)/2 …(30) X4’=2Y4’−(H43+H44) …(31) となる。
【0041】次に被検レンズ4が強い屈折力を含む一般
的な場合について述べる。この場合、被検レンズ4を通
過後、スリット状の光束はねじれを生ずる。しかし、こ
の場合でも、n《1であり、また、m/2=(1+Δ
m)/2でΔm《1である。このときのA11,A1
2,A13,A14の座標は式(2),(4)より、A
11[X1−nH01,Y1+H01/(1+dΔ
Y)],A12[X1+nH01,Y1−H01/(1
+dΔY)],A13[X1−nH02,Y1+H02
/(1+dΔY)],A14[X1+nH02,Y1−
H02/(1+dΔY)]であり、このとき、中心線7
1〜74がY軸と交差する点は前記と同じであるから、 H11=Y1+H01/(1+dΔY)+nX1 …(32) H12=Y1−H01/(1+dΔY)+nX1 …(33) H13=Y1+H02/(1+dΔY)−(m/2)X1−(n/2)H02 …(34) H14=Y1−H02/(1+dΔY)−(m/2)X1+(n/2)H02 …(35) Y1=(H11+H12)/2−nX1 …(36) mX1=2Y1−(H13+H14) …(37) n=(H13−H14)/H02−(H11−H12)/H01…(38) 1+dΔY=2H01/(H11−H12) …(39) さて、特開平8−110284号公報では、スリット光
束を直交することによって、Y1を直接求めることがで
きたが、本発明では、式(36),(37)でわかるよ
うに、直接Y1,X1を求めることはできない。
的な場合について述べる。この場合、被検レンズ4を通
過後、スリット状の光束はねじれを生ずる。しかし、こ
の場合でも、n《1であり、また、m/2=(1+Δ
m)/2でΔm《1である。このときのA11,A1
2,A13,A14の座標は式(2),(4)より、A
11[X1−nH01,Y1+H01/(1+dΔ
Y)],A12[X1+nH01,Y1−H01/(1
+dΔY)],A13[X1−nH02,Y1+H02
/(1+dΔY)],A14[X1+nH02,Y1−
H02/(1+dΔY)]であり、このとき、中心線7
1〜74がY軸と交差する点は前記と同じであるから、 H11=Y1+H01/(1+dΔY)+nX1 …(32) H12=Y1−H01/(1+dΔY)+nX1 …(33) H13=Y1+H02/(1+dΔY)−(m/2)X1−(n/2)H02 …(34) H14=Y1−H02/(1+dΔY)−(m/2)X1+(n/2)H02 …(35) Y1=(H11+H12)/2−nX1 …(36) mX1=2Y1−(H13+H14) …(37) n=(H13−H14)/H02−(H11−H12)/H01…(38) 1+dΔY=2H01/(H11−H12) …(39) さて、特開平8−110284号公報では、スリット光
束を直交することによって、Y1を直接求めることがで
きたが、本発明では、式(36),(37)でわかるよ
うに、直接Y1,X1を求めることはできない。
【0042】ここで、本発明は実用上、良好な近似式を
用いる。すなわち、n《1,Δn《1の条件のもとで
は、 X1=X1’+δx (δ×《1) …(40) としても、実用上、何ら問題ない。従って、式(2
4),(36),(40)より、 Y1=Y1’−n(X1’+δx)≒Y1’−mX1’ …(41) 式(25),(37),(41)より、 nX1=X1’−2nX1’ …(42) となる。
用いる。すなわち、n《1,Δn《1の条件のもとで
は、 X1=X1’+δx (δ×《1) …(40) としても、実用上、何ら問題ない。従って、式(2
4),(36),(40)より、 Y1=Y1’−n(X1’+δx)≒Y1’−mX1’ …(41) 式(25),(37),(41)より、 nX1=X1’−2nX1’ …(42) となる。
【0043】式(41),(42)は円柱屈折力が、強
くなるとして求めた値X1’,Y1’にnX1’の補正
をすればよいということになる。点A2,A3,A4に
ついても全く同様にして Y2=Y2’−nX2’ …(43) mX2=X2’−2nX2’ …(44) Y3=Y3’−nX3’ …(45) mX3=X3’−2nX3’ …(46) Y4=Y4’−nX4’ …(47) mX4=X4’−2nX4’ …(48) となり、式(16),(17)より ΔY=(1+dΔY)(Y1−Y2)/2 …(49) Y0=(1+dΔY)(Y1+Y2)/2 …(50) 式(3),(16),(17)より、 Δ =(1+dΔY)(mX1−mX2)/2 …(51) X0=(1+dΔY)(mX1+mX2)/2 …(52) 式(18),(19)より、 Δ =(1+dΔY)(Y3−Y4)/2 …(53) Y0=(1+dΔY)(Y3+Y4)/2 …(54) 式(3),(18),(19)より、 ΔX=(1+dΔY)(nX3−mX4)/2 …(55) X0=(1+dΔY)(mX3+mX4)/2 …(56) となる。以上の通り、ΔX,ΔY,Δ,X0,Y0が求
まり、被検レンズの光学特性を求めることができる。
くなるとして求めた値X1’,Y1’にnX1’の補正
をすればよいということになる。点A2,A3,A4に
ついても全く同様にして Y2=Y2’−nX2’ …(43) mX2=X2’−2nX2’ …(44) Y3=Y3’−nX3’ …(45) mX3=X3’−2nX3’ …(46) Y4=Y4’−nX4’ …(47) mX4=X4’−2nX4’ …(48) となり、式(16),(17)より ΔY=(1+dΔY)(Y1−Y2)/2 …(49) Y0=(1+dΔY)(Y1+Y2)/2 …(50) 式(3),(16),(17)より、 Δ =(1+dΔY)(mX1−mX2)/2 …(51) X0=(1+dΔY)(mX1+mX2)/2 …(52) 式(18),(19)より、 Δ =(1+dΔY)(Y3−Y4)/2 …(53) Y0=(1+dΔY)(Y3+Y4)/2 …(54) 式(3),(18),(19)より、 ΔX=(1+dΔY)(nX3−mX4)/2 …(55) X0=(1+dΔY)(mX3+mX4)/2 …(56) となる。以上の通り、ΔX,ΔY,Δ,X0,Y0が求
まり、被検レンズの光学特性を求めることができる。
【0044】ここで、たとえば、式(47),(48)
のY4,mX4がなくてもΔX,ΔY,Δ,X0,Y0
は求まる。即ち、光源は3点でもよいうということにな
る。また、式(50),(52),(54),(56)
からX0及びY0を求めることができる。そして、図1
に示す実施の形態では、前述のように投影レンズ6の焦
点距離をfとすると、被検レンズ4のプリズム屈折力P
のX成分PX及びY成分PYは、次のように表わせる。
のY4,mX4がなくてもΔX,ΔY,Δ,X0,Y0
は求まる。即ち、光源は3点でもよいうということにな
る。また、式(50),(52),(54),(56)
からX0及びY0を求めることができる。そして、図1
に示す実施の形態では、前述のように投影レンズ6の焦
点距離をfとすると、被検レンズ4のプリズム屈折力P
のX成分PX及びY成分PYは、次のように表わせる。
【0045】
【0058】 PY=Y0/f …(57) PX=X0/f …(58) 更に次の関係が成立している。
【0046】
【0059】 P=(PX2 +PY2 )1/2 …(59) tanφ=PY/PX …(60) 従って、前述のようにして求めたX0に基づいて、式
(57)〜(60)より、被検レンズ4のプリズム屈折
力P及びその基底方向γを求めることができる。図1に
示す実施の形態では、一次元受光センサ7の出力信号に
基づいた測定データを用いて、演算制御回路11にて前
述したように演算処理することにより、被検レンズ4の
球面屈折力S,円柱屈折力C,円柱軸方向θ,プリズム
屈折力P及びその基底方向γを求めることができるので
ある。
(57)〜(60)より、被検レンズ4のプリズム屈折
力P及びその基底方向γを求めることができる。図1に
示す実施の形態では、一次元受光センサ7の出力信号に
基づいた測定データを用いて、演算制御回路11にて前
述したように演算処理することにより、被検レンズ4の
球面屈折力S,円柱屈折力C,円柱軸方向θ,プリズム
屈折力P及びその基底方向γを求めることができるので
ある。
【0047】スリット状の開口を通過した各スリット状
の光束に基づく各投影光束の傾斜角度は、被検レンズ4
の厚みdや円柱屈折力C等に依存して複雑に変化する
が、この実施の形態では、前記一つの一次元受光センサ
7により前記点A1,A2,A3,A4に注目して、各
投影光束によって被検レンズ4の光学特性を正確に得る
ことができる。
の光束に基づく各投影光束の傾斜角度は、被検レンズ4
の厚みdや円柱屈折力C等に依存して複雑に変化する
が、この実施の形態では、前記一つの一次元受光センサ
7により前記点A1,A2,A3,A4に注目して、各
投影光束によって被検レンズ4の光学特性を正確に得る
ことができる。
【0048】以上述べたように、前記図1に示す実施の
形態に係る光学系の光学特性測定装置では、被検レンズ
4が円柱屈折力を有していて、スリット状の光束が被検
レンズ4を通過した後にいかにねじれようとも、このね
じれ量に何ら影響を受けることなく正確に被検レンズの
光学特性を得ることができる。
形態に係る光学系の光学特性測定装置では、被検レンズ
4が円柱屈折力を有していて、スリット状の光束が被検
レンズ4を通過した後にいかにねじれようとも、このね
じれ量に何ら影響を受けることなく正確に被検レンズの
光学特性を得ることができる。
【0049】また、前記一つの一次元受光センサ7が配
置され、単に実用上良好な近似式が用いられるだけなの
で、機構の単純化及び測定精度の向上を図ることができ
る。以下、図9〜図12はマスク2の他の形態を示す。
図9においては、マスク90に設けられたスリット状の
開口91,92は、X軸に平行で、他の開口93,94
は互いに平行であるが、x軸に対し図示のように傾いて
いる。
置され、単に実用上良好な近似式が用いられるだけなの
で、機構の単純化及び測定精度の向上を図ることができ
る。以下、図9〜図12はマスク2の他の形態を示す。
図9においては、マスク90に設けられたスリット状の
開口91,92は、X軸に平行で、他の開口93,94
は互いに平行であるが、x軸に対し図示のように傾いて
いる。
【0050】図10はマスク2の更に他の形態を示す。
ここでは、マスク100に設けられたスリット103,
104が一部で屈曲部100Aとなっており、ここでの
測定精度は悪くなるが、このときは、スリット105,
106の値を使用すればよい。また、スリット105,
106は屈曲部100Bを有し、ここでは測定精度が悪
くなるが、このときは開口103,104の値を使用す
ればよい。
ここでは、マスク100に設けられたスリット103,
104が一部で屈曲部100Aとなっており、ここでの
測定精度は悪くなるが、このときは、スリット105,
106の値を使用すればよい。また、スリット105,
106は屈曲部100Bを有し、ここでは測定精度が悪
くなるが、このときは開口103,104の値を使用す
ればよい。
【0051】また、本発明におけるスリット状の平行線
は、必ずしも直線に限定されるものではなく、図11に
示すように、マスク110に互いに平行に彎曲する開口
111,112としたり、クサビ形の開口113,11
4をX軸,Y軸の原点O2に対し点対称配置したりして
もよい。
は、必ずしも直線に限定されるものではなく、図11に
示すように、マスク110に互いに平行に彎曲する開口
111,112としたり、クサビ形の開口113,11
4をX軸,Y軸の原点O2に対し点対称配置したりして
もよい。
【0052】また、以上説明した各マスク2では、各ス
リット状の開口の中心線を測定の基準線としており、こ
の基準線がY軸と交差する位置を測定データとしてい
た。しかし、各スリット状の開口の中心線の代わりにス
リット状の開口の境界線(縁の線)を測定の基準線とし
て、この境界線がY軸と交差する位置を測定データとし
てもよい。このように、開口の境界線に基づいて測定デ
ータを得る場合には、通常の意味のスリット開口のみな
らず境界線を除く開口自体の形状は任意であってよい。
例えば、図12に示すマスク120は、前記図9に示す
マスク90と実質的に同一であり、本発明において用い
ることができる。マスク120では、マスク90のスリ
ット状の開口91,92が連続するように打ち抜いた形
状の開口(これも本発明ではスリット状の開口という)
121と、マスク90のスリット状の開口93,94が
連続するように打ち抜いた形状の開口(これも本発明で
はスリット状の開口という)122とを有している。本
発明における、「スリット状の光束」とは、通常の意味
のスリット開口を通過した光束のみならず、このような
所定形状の境界線を有する任意の形状の開口を通過した
光束も含むものであり、また、明暗を反転させた光束も
含むものである。
リット状の開口の中心線を測定の基準線としており、こ
の基準線がY軸と交差する位置を測定データとしてい
た。しかし、各スリット状の開口の中心線の代わりにス
リット状の開口の境界線(縁の線)を測定の基準線とし
て、この境界線がY軸と交差する位置を測定データとし
てもよい。このように、開口の境界線に基づいて測定デ
ータを得る場合には、通常の意味のスリット開口のみな
らず境界線を除く開口自体の形状は任意であってよい。
例えば、図12に示すマスク120は、前記図9に示す
マスク90と実質的に同一であり、本発明において用い
ることができる。マスク120では、マスク90のスリ
ット状の開口91,92が連続するように打ち抜いた形
状の開口(これも本発明ではスリット状の開口という)
121と、マスク90のスリット状の開口93,94が
連続するように打ち抜いた形状の開口(これも本発明で
はスリット状の開口という)122とを有している。本
発明における、「スリット状の光束」とは、通常の意味
のスリット開口を通過した光束のみならず、このような
所定形状の境界線を有する任意の形状の開口を通過した
光束も含むものであり、また、明暗を反転させた光束も
含むものである。
【0053】ところで、以上説明した各実施の形態に関
して説明したような演算を演算制御回路11に行わせる
ようにすると、演算に時間がかかるとか、光学系の配置
により前述の各定数等が変化したりする。そのため、実
際の装置では、装置を作った後、予め光学特性のわかっ
ているレンズを用いて測定を行い、そのときの各光原点
灯時の一次元受光センサ7の出力を前記既知の光学特性
と対応させて演算制御回路11に記憶させておくように
することにより、前述の不都合を解消できる。このよう
に一次元受光センサ7の出力と光学特性とを対応づける
ようにしておけば、何ら複雑な手間を付加することな
く、光学系の配置を比較的自由にできる。従って、例え
ば、集光レンズ3の前側焦点面がマスク2と必ずしも一
致していなくてもよい。各光源1a,1b,1c,1d
とレンズホルダー5のホルダー面とを共役にしなくても
よい。投影レンズ6の前側焦点面とレンズホルダー5の
ホルダー面とを一致させなくてもよいし、投影レンズ6
の後側焦点面と一次元受光センサ7の受光面とを一致さ
せなくてもよい。各光源1a,1b,1c,1dの配置
も任意に定めることができる。
して説明したような演算を演算制御回路11に行わせる
ようにすると、演算に時間がかかるとか、光学系の配置
により前述の各定数等が変化したりする。そのため、実
際の装置では、装置を作った後、予め光学特性のわかっ
ているレンズを用いて測定を行い、そのときの各光原点
灯時の一次元受光センサ7の出力を前記既知の光学特性
と対応させて演算制御回路11に記憶させておくように
することにより、前述の不都合を解消できる。このよう
に一次元受光センサ7の出力と光学特性とを対応づける
ようにしておけば、何ら複雑な手間を付加することな
く、光学系の配置を比較的自由にできる。従って、例え
ば、集光レンズ3の前側焦点面がマスク2と必ずしも一
致していなくてもよい。各光源1a,1b,1c,1d
とレンズホルダー5のホルダー面とを共役にしなくても
よい。投影レンズ6の前側焦点面とレンズホルダー5の
ホルダー面とを一致させなくてもよいし、投影レンズ6
の後側焦点面と一次元受光センサ7の受光面とを一致さ
せなくてもよい。各光源1a,1b,1c,1dの配置
も任意に定めることができる。
【0054】また、本発明においては、図1における光
源部1及びマスク2と、一次元受光センサ7を交換し、
光束の向きを反転させても何ら問題はない。
源部1及びマスク2と、一次元受光センサ7を交換し、
光束の向きを反転させても何ら問題はない。
【0055】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、単一の
一次元受光センサを用いたにもかかわらず、測定精度の
よい光学特性測定装置を提供することができる。また、
一つの一次元受光センサで被検光学系の光学特性を正確
に得ることができ、しかも、光路分割器を必要としない
ので、測光光量を有効に活用することができて測定精度
を高めることができるとともに、機構を単純化すること
ができる効果が得られる。
一次元受光センサを用いたにもかかわらず、測定精度の
よい光学特性測定装置を提供することができる。また、
一つの一次元受光センサで被検光学系の光学特性を正確
に得ることができ、しかも、光路分割器を必要としない
ので、測光光量を有効に活用することができて測定精度
を高めることができるとともに、機構を単純化すること
ができる効果が得られる。
【図1】本発明の実施の形態に係る光学特性測定装置の
光学系を示す構成図である。
光学系を示す構成図である。
【図2】図1におけるA矢視図である。
【図3】図1におけるB矢視図である。
【図4】前記光学特性測定装置の電気回路図である。
【図5】図1におけるC矢視図である。
【図6】ねじれ量の説明図である。
【図7】図1におけるC矢視方向から見た受光XY平面
上の投影光束を示す図である。
上の投影光束を示す図である。
【図8】図1におけるC矢視方向から見た受光XY平面
上の他の投影光束を示す図である。
上の他の投影光束を示す図である。
【図9】本発明の他の実施の形態に係る光学特性測定装
置に用いられるマスクを示す図である。
置に用いられるマスクを示す図である。
【図10】本発明の更に他の実施の形態に係る光学特性
測定装置に用いられるマスクを示す図である。
測定装置に用いられるマスクを示す図である。
【図11】本発明の更に他の実施の形態に係る光学特性
測定装置に用いられるマスクを示す図である。
測定装置に用いられるマスクを示す図である。
【図12】本発明の更に他の実施の形態に係る光学特性
測定装置に用いられるマスクを示す図である。
測定装置に用いられるマスクを示す図である。
1a〜1d 光源 2,90,100,110,120 マスク 3 集光レンズ 4 被検レンズ 6 投影レンズ 7 一次元受光センサ
Claims (5)
- 【請求項1】 被検光学系に向けて三つ以上の光源を有
する照射手段と、前記照射手段による光束を透過率の異
なる境界を有する光束にする遮光手段と、前記透過率の
異なる境界を有する光束を前記被検光学系に対して集束
させる集束光学系と、一次元の受光位置に応じた出力信
号を出力する一つの一次元受光センサと、該一つの一次
元受光センサ上に前記被検光学系を通過した各光束を投
影させる投影光学系と、前記一つの一次元受光センサの
出力信号に基づいて、前記透過率の異なる境界を有する
光束に基づく各光束の前記一つの一次元受光センサ上の
投影位置にそれぞれ応じた各投影位置データを得るとと
もに、該各投影位置データに基づいて前記被検光学系の
屈折力を得る演算手段とを備えてなり、前記遮光手段に
よる前記透過率の異なる境界を有する光束の中心線また
は境界線は少なくとも二対以上の平行線で構成され、前
記二対以上の平行線のうち、少なくとも一対の平行線は
前記一次元センサの受光軸に対してほぼ垂直であり、他
方の平行線は前記平行線とは異なる傾斜角を有すること
を特徴とする光学系の光学特性測定装置。 - 【請求項2】 前記二対以上の平行線のうち、少なくと
も一方の平行線は、前記一次元受光センサの受光軸に対
してほぼ垂直であり、前記他方の平行線は前記平行線に
対して10°〜35°の傾斜面を有することを特徴とす
る請求項1に記載の光学系の光学特性測定装置。 - 【請求項3】 前記照射手段は前記三つ以上の光源を順
次照射し、前記演算手段が、前記三つ以上の光源のうち
のいずれの光束が照射されているかを判別する判別信号
を得て、この判別信号及び前記一つの一次元受光センサ
の出力信号に基づいて前記各投影位置データを得ること
を特徴とする請求項1に記載の光学系の光学特性測定装
置。 - 【請求項4】 前記演算手段は前記各投影位置データに
基づいて前記被検光学系のプリズム屈折力を得ることを
特徴とする請求項1に記載の光学系の光学特性測定装
置。 - 【請求項5】 前記各集束位置を4箇所とし、該各集束
位置が仮想的な同心円上にあって90°ずつの角度をな
すように配置されていることを特徴とする請求項1に記
載の光学系の光学特性測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17402998A JPH11352016A (ja) | 1998-06-05 | 1998-06-05 | 光学系の光学特性測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17402998A JPH11352016A (ja) | 1998-06-05 | 1998-06-05 | 光学系の光学特性測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11352016A true JPH11352016A (ja) | 1999-12-24 |
Family
ID=15971397
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17402998A Pending JPH11352016A (ja) | 1998-06-05 | 1998-06-05 | 光学系の光学特性測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11352016A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2825466A1 (fr) * | 2001-06-05 | 2002-12-06 | Essilor Int | Dispositif de detection automatique de caracteristiques d'un verre ophtalmique et dispositif de positionnement automatique d'un pion de centrage et d'entrainement comprenant un tel dispositif de detection |
-
1998
- 1998-06-05 JP JP17402998A patent/JPH11352016A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2825466A1 (fr) * | 2001-06-05 | 2002-12-06 | Essilor Int | Dispositif de detection automatique de caracteristiques d'un verre ophtalmique et dispositif de positionnement automatique d'un pion de centrage et d'entrainement comprenant un tel dispositif de detection |
| WO2002099376A1 (fr) * | 2001-06-05 | 2002-12-12 | Essilor International (Compagnie Generale D'optique) | Dispositif de detection automatique de caracteristiques d'un verre ophtalmique avec dispositif de positionnement automatique d'un pion de centrage et d'entrainement |
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