JPH085561B2 - シート体の搬送方法およびその機構 - Google Patents

シート体の搬送方法およびその機構

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JPH085561B2
JPH085561B2 JP63081778A JP8177888A JPH085561B2 JP H085561 B2 JPH085561 B2 JP H085561B2 JP 63081778 A JP63081778 A JP 63081778A JP 8177888 A JP8177888 A JP 8177888A JP H085561 B2 JPH085561 B2 JP H085561B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はシート体の搬送方法およびその機構に関し、
一層詳細には、例えば、画像情報が蓄積記録された蓄積
性蛍光体シート等の被走査体に光ビームを一次元方向に
偏向して照射し主走査を行うと共に前記被走査体を搬送
ベルトにより主走査方向と略直交する副走査方向に搬送
して当該画像の読取を行うために、前記被走査体を少な
くとも2つの真空チャンバにより搬送ベルト側に吸引
し、しかも前記一方のチャンバから他方のチャンバへ移
行するための吸引圧力の切り換えを徐々に行うことによ
り前記チャンバ相互間の圧力変動を可及的に少なくして
被走査体に生起する送りむらを阻止し、これによって当
該被走査体を円滑に搬送して画像の読取むら等の発生を
回避することを可能としたシート体の搬送方法およびそ
の機構に関する。
[発明の背景] 最近、蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)を用いて被写体
の放射線画像を得る放射線画像記録再生システムが注目
されている。ここで、蓄積性蛍光体とは放射線(X線、
α線、β線、γ線、電子線、紫外線等)を照射するとこ
の放射線エネルギの一部を蓄積し、後に可視光等の励起
光を照射すると、蓄積されたエネルギに応じて輝尽発光
する蛍光体をいう。
前記の放射線画像記録再生システムはこの蓄積性蛍光
体を利用したもので、人体等の被写体の放射線画像情報
を一旦蓄積性蛍光体からなる層を有するシート(以下
「蓄積性蛍光体シート」または単に「シート」という)
に蓄積記録し、この蓄積性蛍光体シートをレーザ光等の
励起光で走査して輝尽発光光を生じさせ、前記輝尽発光
光を光電的に読み取って電気信号を得、この電気信号に
基づき被写体の放射線画像の写真感光材料等の記録材料
あるいはCRT等の表示装置に可視像として出力させるも
のである。なお、ここで、前記のように写真感光材料等
の記録材料あるいはCRT等の表示装置に可視像として表
すことを再生と称する。
そこで、このような放射線画像記録再生システムにお
いて、放射線画像が蓄積記録された蓄積性蛍光体シート
からその放射線画像を読み取るために具体的には次のよ
うな方法が採用されている。
すなわち、画像読取装置では、蓄積性蛍光体シート上
をレーザビーム等の光ビームで二次元的に走査し、これ
によって発光する輝尽発光光をフォトマルチプライヤ等
の光検出器で時系列的に検出して画像情報を得る。そし
て、前記光ビームの二次元的走査は、通常、一次元的に
前記蓄積性蛍光体シートに光ビームを偏向して照射し主
走査を行うと共に、前記シートを主走査方向と略直交す
方向に搬送ベルト等で機械的に搬送して副走査を行うこ
とにより達成している。
ところで、前記蓄積性蛍光体シートを、前述したよう
に、搬送ベルトで副走査搬送する場合、当該蓄積性蛍光
体シートを等速度で搬送すると共にその平面性を確保す
る必要がある。すなわち、前記蓄積性蛍光シートが等速
搬送されないと当該シートに蓄積された画像の読取作業
が正確に遂行出来なくなるからである。また、前記蓄積
性蛍光体シートの一部が搬送ベルトから離間して平面性
を喪失すると、蓄積された画像が歪んだ状態で読み取ら
れることになる。結局、実質的にシートに担持された画
像情報を正確に読み取ることが不可能となる。
前記の不都合を克服して蓄積性蛍光体シートを歪みな
く副走査方向に搬送する方法として従来から搬送ベルト
と真空吸引源に連結されたサクションボックスとを併用
する方法が採用されている。この搬送ベルトは複数の孔
部を有するエンドレス状であって当該搬送ベルト内部に
サクションボックスを配設している。すなわち、前記サ
クションボックスの吸引作用下に蓄積性蛍光体シート等
を搬送ベルト側に吸引し、搬送中の蓄積性蛍光体シート
等の平面性を保ち且つ前記搬送ベルトからずれることな
く等速搬送を遂行している。
実際、サクションボックスにはシートの搬送方向に沿
って複数個のサクション用チャンバが配設されているの
が一般的である。シートの搬送に伴って途中からエア洩
れが起きることを防止するためである。従って、シート
の搬送時にはこのチャンバを蓄積性蛍光体シートの変位
に伴って切換吸引し、これによって前記チャンバの中、
少なくとも1つのチャンバによりシートを吸引して搬送
ベルトに密着させている。
然しながら、前記蓄積性蛍光体シートの変位に伴って
チャンバの吸引を切り換えると、この切換作業時に前記
蓄積性蛍光体シートに送りむらが生起する虞がある。す
なわち、例えば、第1のチャンバにより吸引保持され且
つ搬送ベルトを介して搬送される蓄積性蛍光体シートの
先端部が第2のチャンバに到達し、そこで、第2チャン
バを負圧として前記蓄積性蛍光体シートを吸引すると、
前記蓄積性蛍光体シートの搬送負荷が急激に増大し、こ
れによって当該蓄積性蛍光体シートの送り量に変動が生
ずる。また、前記蓄積性蛍光体シートが第2チャンバに
より吸引保持された後に第1チャンバの吸引作用を停止
すると、前記蓄積性蛍光体シートの搬送負荷が急激に減
少し、これによって当該蓄積性蛍光体シートの送り量に
変動が生ずる。このように、蓄積性蛍光体シートの送り
むらが生ずると、当該シートに蓄積記録された画像情報
を正確に読み取ることが困難となり、記録された画像と
同一の画像の再生を期待する医療診断等に供することが
出来なくなる虞がある。
[発明の目的] 本発明は前記の不都合を克服するためになされたもの
であって、画像情報が記録されたシート体等を主走査線
を基準として副走査方向に2分割されたサクション用チ
ャンバの吸引作用下に搬送ベルトを介して搬送して画像
情報を読み取る際、前記第1および第2のチャンバと真
空吸引源との間に連動する第1および第2の切換弁を介
装し、前記第1および第2切換弁の切換作用下に第1の
チャンバから第2のチャンバに移送されるシート体の吸
引力を常時一定に維持することにより画像読取若しくは
画像記録を行い、このために、得られる画像情報を一層
正確なものとすることが可能なシート体の搬送方法およ
びその機構を提供することを目的とする。
[目的を達成するための手段] 前記の目的を達成するために、本発明は、シート状の
被走査体に光ビームを一次元方向に偏向して照射し主走
査を行うと共に、被走査体を主走査方向と略直交する方
向に副走査搬送するにあたり、複数の孔部を有する副走
査用搬送ベルトと、主走査線を基準として副走査方向上
流側に位置する第1のサクション用チャンバおよび副走
査方向下流側に位置する第2のサクション用チャンバ
と、前記第1および第2サクション用チャンバを同一の
吸引源に連通すると共に一体的に連動される第1および
第2の弁本体とを有する搬送機構により前記被走査体を
副走査方向に搬送する方法であって、 前記第1および第2弁本体を一体的に連動制御して前
記第1弁本体を開放し且つ前記第2弁本体を閉塞するこ
とにより、前記第1サクション用チャンバのみの吸引作
用下に被走査体を搬送ベルトに吸引保持して搬送する第
1の工程と、 被走査体の搬送位置に応じて第1および第2弁本体を
連動制御して前記第1弁本体を開放側から閉塞側に駆動
し且つ前記第2弁本体を閉塞側から開放側に駆動するこ
とにより、第1サクション用チャンバの吸引力を減少さ
せると共に第2サクション用チャンバの吸引力を増大さ
せる第2の工程と、 前記被走査体の搬送位置によって前記第1および第2
弁本体を連動制御して前記第1弁本体を閉塞し且つ前記
第2弁本体を開放することにより、第2サクション用チ
ャンバのみの吸引作用下に被走査体を搬送ベルトに吸引
保持して搬送する第3の工程と、 を有することを特徴とする。
また、本発明は、シート状の被走査体に光ビームを一
次元方向に偏向して照射し主走査を行うと共に前記被走
査体を主走査方向と略直交する副走査方向に搬送する機
構であって、 複数の孔部を有し被走査体を副走査方向に搬送する副
走査用搬送ベルトと、 前記被走査体を副走査用搬送ベルト側に吸引保持すべ
く主走査線を基準として副走査方向上流側に位置する第
1のサクション用チャンバおよび副走査方向下流側に位
置する第2のサクション用チャンバと、 前記第1および第2サクション用チャンバによる吸引
作用を被走査体の変位に対応して順次切り換える切換手
段と、 を備え、 前記切換手段は、第1および第2サクション用チャン
バに夫々連通する第1および第2の吸引通路と、 前記第1および第2吸引通路を同一の吸引源に連通制
御し且つ一体的に連動する第1および第2の弁本体と、 前記第1および第2弁本体を一体的に駆動して第1お
よび第2吸引通路の吸引量を変化させる駆動源と、 を具備することを特徴とする。
[実施態様] 次に、本発明に係るシート体の搬送方法およびその機
構についてこれを採用する画像読取再生装置との関係に
おいて好適な実施態様を挙げ、添付の図面を参照しなが
ら以下詳細に説明する。
第1図において、参照符号10は画像読取再生装置を示
し、当該画像読取再生装置10は実質的に垂直方向へと延
在する筐体12を含み、当該筐体12の内部には第1の装填
部16と第2の装填部18とが設けられる。前記第1装填部
16にはカセッテ20あるいは図示しないシート用マガジン
を介して蓄積性蛍光体シートSが装填されると共に、第
2装填部18にはフイルム用マガジン22を介してフイルム
Fが装填可能である。前記第1装填部16には吸着盤24を
含む開蓋機構が設けられ、前記吸着盤24はカセッテ20の
蓋部材25を吸引して開蓋するよう機能する。
さらに、前記第1装填部16の蓄積性蛍光体シートSの
取り出し側には吸着盤26を含む枚葉機構を配設する。前
記吸着盤26により枚葉された蓄積性蛍光体シートSは所
定の軌道に沿って変位した後、第1の搬送手段28に供給
される。前記第1搬送手段28は実質的にローラ対30から
なり、前記ローラ対30は前記蓄積性蛍光体シートSを挟
持すべく吸着盤26に接近する方向に変位可能であり、さ
らに、挟持した蓄積性蛍光体シートSを第2の搬送手段
32に送給すべく前記吸着盤26から離間する方向にも変位
可能である。
前記第2搬送手段32は大径なドラム34と当該ドラム34
に摺接する第1の搬送ベルト36と第2の搬送ベルト38と
を含む。第1搬送ベルト36は、図示するように、3つの
ローラに懸架されてその一部がドラム34に摺接する。
一方、前記第2搬送ベルト38は前記ドラム34と摺接す
る部位から鉛直上方向に指向して延在した後に略直角に
屈曲して筐体12の上壁内面に沿って水平方向へと延在し
ている。当該屈曲部位には大径なローラ40が配設されて
前記の屈曲状態を実質的に確保する。前記第2搬送ベル
ト38とドラム34との摺接部位には第1の切換ガイド部材
42が配設されると共に、当該第2搬送ベルト38の垂直部
位には第3の搬送ベルト44が摺接し、水平部位の下方に
は第4の搬送ベルト46が配設される。
前記第4搬送ベルト46の先端部近傍には消去部48が設
けられ、前記消去部48はナトリウムランプ、タングステ
ンランプあるいはクセノンランプ等の消去用光源50と蓄
積性蛍光体シートSを案内するガイド板52と当該ガイド
板52の下方に配設されるローラ対54とを含む。なお、前
記ローラ対54の下方にはトレー56が配設され、当該トレ
ー56は第1装填部16にシート用マガジンを装填した際に
当該シート用マガジンに積層して収納される複数枚の蓄
積性蛍光体シートSに対する画像情報の読取作業並びに
消去部48における画像情報の消去作業を終了した後、当
該蓄積性蛍光体シートSを収納するためのものである。
一方、前記第2搬送手段32の下方には第3の搬送手段
58を構成するガイド板60が設けられ、このガイド板60の
下端部近傍にローラ対62を配設する。また、前記第3搬
送手段58の近傍に補助消去部64を設けておく。
前記ローラ対62の下方に第4の搬送手段66が設けられ
る。すなわち、前記第4搬送手段66は鉛直下方向に指向
して延在する比較的長尺な第5の搬送ベルト68と、当該
第5搬送ベルト68の上部側に摺接する短尺な第6の搬送
ベルト70と、前記第5搬送ベルト68の下部側に摺接する
第7の搬送ベルト72とを含む。前記第5搬送ベルト68の
中間部位には比較的大径なローラ74が摺接すると共に、
当該ローラ74の近傍には第2の切換ガイド部材76が配設
される。この場合、前記第2切換ガイド部材76を駆動し
て、図中、破線で示す部位に揺動変位させることにより
その先端部はローラ対78に臨ませることが可能である。
実際、当該第4搬送手段66より搬送される蓄積性蛍光体
シートSをローラ対78を介してスタッカ80に導入するこ
とが出来る。
前記スタッカ80は図示しないモータ等の駆動作用下に
矢印A方向に移動可能に構成され、前記ローラ対78によ
り送給される蓄積性蛍光体シートSを複数並列に配設さ
れたシート受容部82の中、所望のシート受容部82に収納
可能である。また、当該スタッカ80に収納される蓄積性
蛍光体シートSは前記ローラ対78、第2切換ガイド部材
76を介して第4搬送手段66に送給されることになる。
第4搬送手段66を構成する第5搬送ベルト68、第7搬
送ベルト72の先端部から若干離間して一組の可動ガイド
板84a、84bが配設される。この場合、前記可動ガイド板
84a、84bはピン部材からなる支点86を中心として一体的
に揺動可能である。前記可動ガイド板84a、84bの下方先
端部はローラ対88に対峙し、さらに、当該ローラ対88の
下方には湾曲する一組のガイド板90a、90bが設けられ
る。前記ガイド板90a、90bは蓄積性蛍光体シートS、フ
イルムFをシート体搬送機構92に案内するためのもので
ある。
そこで、前記シート体搬送機構92は、第2図に示すよ
うに、所定間隔離間して配設されるローラ94a、94bと当
該ローラ94a、94bに張架されるエンドレス状の副走査用
搬送ベルト96とを含む。前記ローラ94aにはモータ98が
減速機100を介して連結される。なお、前記副走査用搬
送ベルト96には複数の孔部102が穿設されている。
次いで、前記副走査用搬送ベルト96の内部にサクショ
ンボックス104を配設する。第3図からも容易に諒解さ
れるように、前記サクションボックス104は主走査線を
基準として副走査方向上流側に位置するチャンバ106a、
106bと副走査方向下流側に位置するチャンバ108a、108b
とを有する。すなわち、前記チャンバ106a、106bとチャ
ンバ108a、108bは隔壁110により分割されており、この
場合、前記チャンバ106aと106bは隔壁112aにより分割さ
れ、チャンバ108aと108bは隔壁112bにより分割されてい
る。前記サクションボックス104の上面部には前記チャ
ンバ106a、106bと外部とを連通するためにシート体の搬
送方向に沿って延在する複数の長孔状の開口部144が画
成され、同様にチャンバ108a、108bと外部とを連通する
ために複数の開口部116が画成されている。
前記チャンバ106a、106b、チャンバ108a、108bには夫
々通路120a、120b、122a、122bの一端側が連通し、一
方、当該通路120a、120b、122a、122bの他端側は、第2
図中、実線で示すチューブ124a、124b、126a、126bを介
して切換手段128に接続される。
第4図および第5図に示すように、切換手段128は第
1の切換ボックス130aと第2の切換ボックス130bとを含
む。前記第1切換ボックス130aには室132a、134aおよび
136aが画成される。室132aは通路138aを介して室134aと
連通状態にあり、一方、室132aと室136aとは通路140aを
介して連通状態にある。第1切換ボックス130aの室134a
を画成する側壁部には孔部を穿設してこれに管継手142a
が嵌合し、室136aを画成する側壁部には孔部を穿設して
これに管継手144aを嵌合する。なお、室132aを画成する
第1切換ボックス130aの側壁部に孔部を形成し且つこの
孔部には管継手146を嵌合しておく。
さらに、第1切換ボックス130aには通路138a、140aに
夫々直交するように大径な孔部148a、150aが穿設され
る。夫々の孔部148a、150aには、実質的に円柱状の弁本
体152a、154aが回転自在に嵌合する。弁本体152a、154a
はその下端部にギヤ156a、157aを有すると共に、通路13
8a、140aと同径の孔部158a、159aをその軸線と直交する
ように画成している。
この場合、弁本体152aのギヤ156aと弁本体154aのギヤ
157aとは噛合状態にあり、さらに、前記弁本体152aのギ
ヤ156aには小径なギヤ160が噛合する。前記小径なギヤ1
60と同軸的に大径なギヤ162が配設され、このギヤ162は
モータ164の回転駆動軸と直結されたギヤ166と噛合す
る。図から容易に諒解されるように、弁本体152aの孔部
158aは、恰も、弁本体154aの孔部159aと直交する位置に
ある。
第2切換ボックス130bには室134b、136bが画成され、
この室134bは通路138bを介して室134aと連通状態にあ
り、一方、室136bは通路140bを介して室136aと連通状態
にある。室134bを画成する第2切換ボックス130bの側壁
部には孔部を穿設し、この孔部に管継手142bが嵌合し、
室136bを画成する側壁部には、同様に孔部を穿設してこ
の孔部に管継手144bを嵌合する。
さらに、第2切換ボックス130bには通路138b、140bに
夫々直交するように、大径な孔部148b、150bが穿設され
る。夫々の孔部148b、150bには、前記と同様に、円柱状
の弁本体152b、154bが回転自在に嵌合する。弁本体152
b、154bはその下端部にギヤ156b、157bを有すると共
に、通路138b、140bと同径の孔部158b、159bをその軸線
と直交するように画成している。弁本体152bと弁本体15
4bとは互いに噛合状態にあり、また、弁本体152bはモー
タ168の回転駆動軸に軸着されたギヤ170と噛合してい
る。
管継手142a、144aにはチューブ124a、126aが嵌合し、
一方、管継手142b、144bにはチューブ124b、126bが嵌合
する。管継手146にはチューブを連結してこのチューブ
を真空ポンプ172に連結しておく。
そこで、このように構成されるシート体搬送機構92の
副走査用搬送ベルト96はガイド板90a、90b側から送給さ
れた蓄積性蛍光体シートS等を一旦ガイド板174側に搬
送した後に前記とは逆の方向に副走査搬送する。その
際、ガイド板174の近傍には前記蓄積性蛍光体シートS
等の撓曲に起因する浮き上がりを防止するローラ176が
配設される。
当該シート体搬送機構92の上方には蓄積性蛍光体シー
トSに記録された画像情報を読み取ると共に、前記読み
取られた画像情報をフイルムFに露光する画像読取記録
機構200が配設される。前記画像読取記録機構200はレー
ザ光源202を含み、このレーザ光源202のレーザ光導出側
にはレーザ光204を反射するミラー206が設けられてお
り、このミラー206によって反射されたレーザ光204は光
変調器208を通過してミラー210に至る。この場合、前記
光変調器208はフイルムFに対する画像記録時にのみ駆
動されるものであり、蓄積性蛍光体シートSの画像を読
み取る際には駆動されない。さらに、前記ミラー210に
よって反射されたレーザ光204を蓄積性蛍光体シートS
上に走査させるためのガルバノメータミラー212と集光
用反射ミラー214が設けられる。
レーザ光204の蓄積性蛍光体シートS上の走査位置に
は主走査線に沿って光ガイド216が配設され、前記光ガ
イド216の上部にフォトマルチプライヤ218が装着され
る。前記フォトマルチプライヤ218には画像情報処理回
路220が接続される。従って、前記フォトマルチプライ
ヤ218によって得られた電気信号は画像情報処理回路220
に送られ画像処理が行われた後、図示しない記憶手段等
に記憶される。この場合、前記画像読取記録機構200の
作用下に画像を読み取られた蓄積性蛍光体シートSは第
4搬送手段66、第3搬送手段58、第2搬送手段32等を介
して前述した消去部48に送給される。
一方、前記第2装填部18は、前述したように、フイル
ムFを収装する着脱自在なマガジン22を含む。当該マガ
ジン22のフイルム取出用開口部近傍には吸着盤222を含
む枚葉機構が配設される。前記吸着盤222はマガジン22
内に積層されるフイルムFを枚葉してローラ対224に供
給するよう構成される。前記ローラ対224に臨み且つこ
のローラ対224から若干離間して一組のガイド板226a、2
26bが設けられる。ガイド板226a、226bの一端部は可動
ガイド板84a、84bに臨み、前記ローラ対224に供給され
たフイルムFは当該ローラ対224の駆動作用下に前述し
た可動ガイド板84a、84bの間に搬送されることになる。
さらに、前記フイルムFは前記蓄積性蛍光体シートSと
略同様に副走査方向(矢印C2方向)に搬送されると共
に、画像読取記録機構200を介して前記蓄積性蛍光体シ
ートSから読み取った画像情報に基づき光変調器208を
駆動してレーザ光204を変調し、再生のための画像が露
光される。前記画像が露光されたフイルムFはローラ対
88側に搬送されて後、可動ガイド板84a、84bの揺動作用
下に第4搬送手段66と略平行に配設されるフイルム用搬
送手段228に案内されるよう構成されている。
前記フイルム用搬送手段228は所定間隔離間して配設
されるローラ対230、232、234、236を含み、前記ローラ
対230と232との間には一組のガイド板238a、238bが配設
される。さらに、前記ローラ対232と234との間に一組の
ガイド板240a、240bを配設し、ローラ対234と236との間
に湾曲形状を呈する一組のガイド板242a、242bを設けて
いる。前記ローラ対236は当該画像読取再生装置10を構
成する筐体12の側面部に設けられる開口部244の近傍に
配設されており、前記フイルム用搬送手段228を介して
搬送されるフイルムFは当該開口部244を介して筐体12
に着脱自在に装着されるレシーブマガジン246に送給さ
れる。
本発明に係るシート体の搬送方法を実施するシート体
の搬送機構並びにこれを組み込む画像読取再生装置は基
本的には以上のように構成されるものであり、次にその
作用並びに効果について説明する。
先ず、画像読取再生装置10の第1装填部16に蓄積性蛍
光体シートSを収装したカセッテ20あるいは図示しない
シート用マガジンを装填する。この場合、本実施態様に
おいては、カセッテ20を第1装填部16に装填するものと
する。そこで、実際の動作では前記カセッテ20の蓋部材
25を開蓋機構を構成する吸着盤24により吸引保持して開
蓋する。
次に、前記開蓋したカセッテ20内に収納される蓄積性
蛍光体シートSを枚葉機構を構成する吸着盤26により枚
葉すると共に、第1搬送手段28を構成するローラ対30を
前記吸着盤26側に変位させる。その際、前記ローラ対30
を矢印方向に回転駆動しておく。これによって、前記蓄
積性蛍光体シートSはローラ対30に挟持され、当該ロー
ラ対30を第2搬送手段32を構成する第1搬送ベルト36側
に変位させることにより前記蓄積性蛍光体シートSは第
2搬送手段32に送給されることになる。前記第2搬送手
段32において前記蓄積性蛍光体シートSはドラム34と第
1搬送ベルト36とにより挟持された後に前記ドラム34と
第2搬送ベルト38に挟持されて第3搬送手段58に送給さ
れる。さらに、前記蓄積性蛍光体シートSは第3搬送手
段58を構成するローラ対62から第4搬送手段66の第5搬
送ベルト68と第6搬送ベルト70との間に送給される。そ
の際、第2切換ガイド部材76を、第1図中、破線で示す
方向に揺動変位させて前記蓄積性蛍光体シートSをロー
ラ対78を介してスタッカ80のシート受容部82に収納す
る。
次いで、前記スタッカ80を矢印A方向に上昇若しくは
下降変位させて当該スタッカ80に予め収納され且つ他の
画像が記録された蓄積性蛍光体シートSを選択し、これ
をローラ対96を介して第4搬送手段66に送給して当該第
4搬送手段66により下方に移送する。この場合、可動ガ
イド板84a、84bを図示しない駆動源の駆動作用下に支点
86を中心として矢印B1方向に揺動した状態としておく。
従って、前記蓄積性蛍光体シートSは可動ガイド板84
a、84bにより画成される間隙内に供給される。
前記可動ガイド板84a、84b間に送給された蓄積性蛍光
体シートSはローラ対88に挟持され、当該ローラ対88の
駆動作用下にガイド板90a、90bを介してシート体搬送機
構92に移送される。前記シート体搬送機構92において前
記蓄積性蛍光体シートSは副走査用搬送ベルト96の作用
下に矢印C1方向に搬送され、一旦ガイド板174上に送給
される。すなわち、当該シート体搬送機構92を構成する
モータ98を駆動してその駆動力を減速機100を介してロ
ーラ94aに伝達する。この結果、前記ローラ94aが矢印と
反対の方向に回転し、当該ローラ94aとローラ94bとに張
架される副走査搬送ベルト96が回転して前記蓄積性蛍光
体シートSが矢印C1方向に搬送されることになる。前記
蓄積性蛍光体シートSの後端側が画像読取記録機構200
の走査部位を通過すると、前記モータ98を逆回転させる
ことによりローラ94aを矢印方向に回転させて副走査用
搬送ベルト96を前記と逆の方向に回転駆動し、前記蓄積
性蛍光体シートSを副走査方向(矢印C2方向)に変位さ
せる。
その際、真空ポンプ172を駆動すると共に、切換手段1
28のモータ164を駆動して弁本体152aの孔部158aと通路1
38aとを一致させる。一方、これによって通路140aは弁
本体154aを介して閉塞状態となる(第4図並びに第6図
a参照)。すなわち、モータ164の駆動作用下に当該モ
ータ164の図示しない回転駆動軸に係着されるギヤ166を
所定方向に回転させる。この回転力をギヤ162、160を介
してギヤ156a、157aに伝達して前記弁本体152a、154aを
所定方向に回転させる。なお、第2切換ボックス130bを
構成する弁本体152b、154bはモータ168の駆動作用下に
ギヤ170並びにギヤ156a、157aを介して回転させて孔部1
58b、159bを通路138b、140bと連通した状態にしてお
く。この結果、前記真空ポンプ186の駆動作用下に室134
a、134bを介してチャンバ106a、106b内の空気が吸引さ
れることになる。従って、前記蓄積性蛍光体シートSは
前記チャンバ106a、106bにより副走査用搬送ベルト96側
に吸引保持され矢印C2方向に搬送されるに至る。
次いで、前記モータ164を再度駆動して、前記と同様
にギヤ166、162、160および156aを介して弁本体152aを
所定方向に回転すると共に、前記ギヤ156aに噛合するギ
ヤ157aを介して弁本体154aを所定方向に回転させる。前
記弁本体152a、154aが回転すると、孔部158aと通路138a
の位相がずれると共に、孔部159aと通路140aとの一部が
連通することになる(第6図b参照)。このため、チャ
ンバ106a、106bから吸引される空気の流量が若干少なく
なって当該チャンバ106a、106bによる吸引力が若干低下
する。一方、チャンバ108a、108b内の空気が夫々チュー
ブ126a、126bを介して第1切換ボックス130aの室136aと
第2切換ボックス130bの室136bに導入され、さらに夫々
通路140a、140b等を介して吸引される。すなわち、実質
的にチャンバ106a、106bが真空ポンプ172に接続されて
いた前段と同じ吸引力でシートSが吸引されることにな
る。従って、前記蓄積性蛍光体シートSはチャンバ106
a、106bおよびチャンバ108a、108bにより吸引圧力の変
動を惹起することなく吸引保持され副走査方向に搬送さ
れる。
そこで、さらに前記モータ164を駆動して弁本体152
a、154aの孔部158a、159aの位相を変化させると、チャ
ンバ106a、106bによる吸引力が経時的に低下し、一方、
チャンバ108a、108bの吸引力が増大する。結果的に、弁
本体152aにより通路138aを閉塞すると共に弁本体154aの
孔部159aと通路140aとが一致した状態となってチャンバ
108a、108bのみで蓄積性蛍光体シートSを吸引保持する
ことになる(第6図c参照)。この時も、前段の工程と
同一の吸引力がシートSに及ぶ。従って、前記副走査搬
送用ベルト96により搬送される蓄積性蛍光体シートSの
変位に対応してその吸引作用をチャンバ106a、106bから
チャンバ108a、108bに円滑に切り換えたとしても、吸引
力は一定に維持される。なお、前記蓄積性蛍光体シート
Sの幅員が狭小な場合にはモータ168の作用下にギヤ170
を所定方向に回転させ当該ギヤ170に噛合するギヤ156b
およびこのギヤ156bに噛合するギヤ157bを介して弁本体
152b、154bを回転することにより、当該弁本体152b、15
4bで通路138b、140bを遮断すればよい。すなわち、この
ように、弁本体152b、154bにより通路138b、140bを遮断
することによってチャンバ106b、チャンバ108b内の空気
の吸引を阻止してこれらの吸引作業を停止しておくこと
が出来る。
そこで、以上のように、蓄積性蛍光体シートSを矢印
C2方向に搬送すると共に、画像読取記録機構200を駆動
してレーザ光源202から導出されるレーザ光204をミラー
206、210で反射させてガルバノメータミラー212に到達
せしめ、このガルバノメータミラー212の揺動作用下に
レーザ光204を前記蓄積性蛍光体シートS上で主走査方
向にスキャンさせる。その際、光変調器208は駆動され
ることはない。画像記録のために用いられるものである
からである。これによって蓄積性蛍光体シートSから放
出される輝尽発光光を直接あるいは反射ミラー214を介
して光ガイド216に入射させ、フォトマルチプライヤ218
によって電気信号に変換して画像情報処理回路220に送
給する。このように、蓄積性蛍光体シートSはレーザ光
204により二次元的に走査されることになる。
こうして画像読取走査が終了した蓄積性蛍光体シート
Sはガイド板90a、90b並びにローラ対88を介して可動ガ
イド板84a、84b間に送給される。この場合、前記と同様
に、前記可動ガイド板84a、84bを矢印B1方向に揺動変位
した状態としておき、当該可動ガイド板84a、84bにより
前記蓄積性蛍光体シートSを第4搬送手段66を構成する
第5搬送ベルト68と第7搬送ベルト72との間に案内し、
この第4搬送手段66により上方に移送する。
さらに、前記蓄積性蛍光体シートSは第3搬送手段5
8、第2搬送手段32を介して上方へと搬送された後に略
直角に屈曲して搬送され、消去部48に到達する。前記消
去部48では消去用光源50が点灯されており、その消去光
は蓄積性蛍光体シートSに残存する画像情報を消去す
る。
前記消去部48において画像情報を消去された蓄積性蛍
光体シートSは第2搬送手段32により再度下方へと搬送
され、第3搬送手段58へと移送される。この場合、第4
搬送手段66を構成する第2切換ガイド部材76を、図中、
破線で示す方向に揺動した状態にしておき、前記蓄積性
蛍光体シートSを第2切換ガイド部材76、ローラ対78を
介してスタッカ80のシート受容部82内に収納する。
なお、前述したように、蓄積性蛍光体シートSを取り
出されたカセッテ20には予めスタッカ80の所定のシート
受容部82に収納されている画像情報消去済の蓄積性蛍光
体シートSが搬入される。すなわち、前記スタッカ80を
矢印A方向に変位させて前記画像が消去された蓄積性蛍
光体シートSをローラ対78に対峙させる。そして、この
蓄積性蛍光体シートSを図の右側から送り出せば、ロー
ラ対78はこれを挟持し、第4搬送手段66に送給する。前
記第4搬送手段66に送給された前記蓄積性蛍光体シート
Sは上方へと移送されて第3搬送手段58に到達する。
そこで、前記第3搬送手段58の近傍に設けられる補助
消去部64より前記蓄積性蛍光体シートSに残存する画像
を完全に消去して後、これを第2搬送手段32に搬送す
る。この時、前記第2搬送手段32を構成する第1切換ガ
イド部材42を、図中、破線で示す部位に揺動変位させて
おく。従って、前記蓄積性蛍光体シートSは前記第1切
換ガイド部材42に案内されて第1搬送ベルト36を介して
第1搬送手段28を構成するローラ対30に挟持される。次
いで、前記ローラ対30をカセッテ20側に変位させると共
に矢印と反対の方向に回転させて前記蓄積性蛍光体シー
トSをカセッテ20内に収装する。
一方、蓄積性蛍光体シートSがシート体搬送機構92か
らローラ対88を介して第4搬送手段66に送給された際
に、第2装填部18の近傍に配設される枚葉機構が駆動さ
れ、当該枚葉機構を構成する吸着盤222によりマガジン2
2内に積層して収納されるフイルムFを枚葉する。前記
吸着盤222により枚葉されたフイルムFはローラ対224に
挟持され、当該ローラ対224の駆動作用下にガイド板226
a、226bを介して可動ガイド板84a、84b間に送給され
る。さらに、前記フイルムFは蓄積性蛍光体シートSと
同様にローラ対88により挟持搬送されてガイド板90a、9
0bを介してシート体搬送機構92に送給される。前記シー
ト体搬送機構92に搬送されたフイルムFはモータ98の駆
動用下に副走査用搬送ベルト96を介して矢印C1方向に移
送され、一旦ガイド板174側に搬送される。次いで、前
記副走査用搬送ベルト96を前記とは逆の方向に回転駆動
してフイルムFを矢印C2方向に移送する。その際、前記
フイルムFは前記蓄積性蛍光体シートSと同様に、先
ず、サクションボックス104を構成するチャンバ106a、1
06bに吸引保持されて矢印C2方向に搬送される。さらに
前記フィルムFの変位に伴って、前記チャンバ106a、10
6bの吸引力が小さくなり、一方、チャンバ108a、108bの
吸引力が増大し、前記フイルムFがチャンバ108a、108b
に吸引保持された状態で矢印C2方向に移送されるに至
る。
そこで、前記フイルムFが矢印C2方向に移送される
際、画像読取記録機構200が再度駆動される。すなわ
ち、レーザ光源202から導出されたレーザ光204はミラー
206により反射され、光変調器208に到達する。ここで、
前記光変調器208には画像情報処理回路220により処理さ
れて図示しない記憶手段に記憶された前記蓄積性蛍光体
シートSの画像信号データが送給される。従って、前記
光変調器208に到達したレーザ光204は当該光変調器208
により前記画像信号データに基づいて変調され、この変
調されたレーザ光204はミラー210によって反射されガル
バノメータミラー212に到達する。このように当該ガル
バノメータミラー212に到達したレーザ光204はその揺動
作用下に主走査方向に偏向されて前記フイルムFに照射
される。このようにして前記フイルムFは副走査方向に
搬送されると共に主走査方向においてはレーザ光204が
主走査されるため、前記蓄積性蛍光体シートSから読み
取った画像がフイルムF上に露光されるに至る。なお、
前記フイルムFに画像を露光する作業を行っている際に
はフォトマルチプライヤ218は威勢した状態にしてお
く。
前記画像露光終了後のフイルムFはシート体搬送機構
92からガイド板90a、90b並びにローラ対88を介して可動
ガイド板84a、84b間に移送される。この場合、前記可動
ガイド板84a、84bを図示しないモータの駆動作用下に矢
印B2方向に揺動変位させておく。前記可動ガイド板84
a、84bが矢印B2方向に揺動変位すると、前記フイルムF
はローラ対88の駆動作用下にフイルム用搬送手段228側
に搬送され、これを構成するローラ対230に挟持され
る。前記ローラ対230に挟持されたフイルムFはその駆
動作用下に上方に搬送され、さらに、ローラ対232、234
を介して搬送されて後、ガイド板242a、242bにより湾曲
するように案内されてローラ対236、開口部244を介して
レシーブマガジン246内に送給される。従って、このレ
シーブマガジン246に所定数のフイルムFが収容された
後、前記レシーブマガジン246を遮光状態で筐体12から
取り外し、図示しない現像装置に前記フイルムFを装填
して現像処理を施せばよい。
この場合、本実施態様によれば、蓄積性蛍光体シート
SおよびフイルムF等を副走査方向に搬送する際にシー
ト体搬送機構92を構成する副走査用搬送ベルト96を用い
ると共に、前記蓄積性蛍光体シートSをサクションボッ
クス104のチャンバ106a、106bおよびチャンバ108a、108
bにより前記副走査用搬送ベルト96側に吸引保持してい
る。しかも、前記蓄積性蛍光体シートS等の変位に伴っ
て吸引作業をチャンバ106a、106bからチャンバ108a、10
8bに切り換える際に前記チャンバ106a、106bの吸引力を
徐々に小さくすると共に、チャンバ108a、108bの吸引力
を経時的に増大させ実質的に吸引力が常時一定となるよ
うにしている。すなわち、前記蓄積性蛍光体シートS等
を副走査用搬送ベルト96を介して副走査方向に搬送する
際に、切換手段128のモータ164を駆動してその駆動力を
弁本体152a、154aに伝達し、これらを所定方向に回転さ
せる。この場合、前記弁本体152aと154aとに形成される
孔部158a、159aが夫々所定角度相違した方向に指向する
よう前記弁本体152a、154aが配設されている。従って、
前記弁本体152a、154aの回転作用下に孔部158aと第1切
換ボックス130aに画成される通路138aとの連通部分が少
なくなり、一方、前記孔部159aと第2切換ボックス130b
に形成される通路140aとの連通部分が徐々に拡大してい
く。このため、前記通路138aに室134a、チューブ124aを
介して連通するチャンバ106aの吸引力が徐々に低下し、
通路140aに室136a、チューブ126aを介して連通するチャ
ンバ108aの吸引力が経時的に増大する。従って、前記チ
ャンバ106a、106bからチャンバ108a、108bへの吸引作用
の切り換えを円滑に行うことが出来、結局、前記副走査
用搬送ベルト96上を搬送される蓄積性蛍光体シートS等
がその吸引力を一定に維持され、しかも夫々のチャンバ
106a、106bにチャンバ108a、108bとの切換時に送りむら
が生ずることがないために当該蓄積性蛍光体シートS等
を円滑に搬送して正確な画像の記録並びに読み取りを行
うことが可能となる。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、所望の画像が蓄積記
録された蓄積性蛍光体シート等の被走査体をエンドレス
状の副走査用搬送ベルトにより主走査方向に略直交する
副走査方向に搬送する際に、前記被走査体を前記副走査
用搬送ベルト側に吸引すべく主走査線を基準として副走
査方向上流側および下流側に配設された2つのチャンバ
の切り換えを円滑に行い吸引力を一定に維持している。
このため、前記チャンバの切り換えの際に被走査体が送
りむらを生ずることなく当該被走査体を円滑に搬送する
ことが可能となる。この結果、当該シート体に対する画
像の読取作業あるいは画像の記録作業等を極めて精度よ
く行うことが可能となる利点が得られる。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明し
たが、本発明はこの実施態様に限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良
並びに設計の偏向が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るシート体の搬送方法を実施するシ
ート体の搬送機構を組み込む画像読取再生装置の概略説
明図、 第2図は本発明に係るシート体の搬送方法を実施するシ
ート体の搬送機構の一部省略斜視説明図、 第3図は第2図に示すシート体の搬送機構を構成するサ
クションボックスの一部省略平面図、 第4図は第2図に示すシート体の搬送機構を構成する切
換手段の一部省略断面説明図、 第5図は第4図に示す切換手段の分解斜視図、 第6図は第4図並びに第5図に示す切換手段における流
体通路の開閉の状態を示す一部省略動作説明図である。 10……画像読取再生装置、20……カセッテ 22……フイルム用マガジン、28、32……搬送手段 48……消去部、58、66……搬送手段 80……スタッカ 92……シート体搬送機構 96……副走査用搬送ベルト 104……サクションボックス 106a、106b、108a、108b……チャンバ 128……切換手段 130a、130b……切換ボックス 152a、152b、154a、154b……弁本体 200……画像読取記録機構 246……レシーブマガジン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート状の被走査体に光ビームを一次元方
    向に偏向して照射し主走査を行うと共に、被走査体を主
    走査方向と略直交する方向に副走査搬送するにあたり、
    複数の孔部を有する副走査用搬送ベルトと、主走査線を
    基準として副走査方向上流側に位置する第1のサクショ
    ン用チャンバおよび副走査方向下流側に位置する第2の
    サクション用チャンバと、前記第1および第2サクショ
    ン用チャンバを同一の吸引源に連通すると共に一体的に
    連動される第1および第2の弁本体とを有する搬送機構
    により前記被走査体を副走査方向に搬送する方法であっ
    て、 前記第1および第2弁本体を一体的に連動制御して前記
    第1弁本体を開放し且つ前記第2弁本体を閉塞すること
    により、前記第1サクション用チャンバのみの吸引作用
    下に被走査体を搬送ベルトに吸引保持して搬送する第1
    の工程と、 被走査体の搬送位置に応じて第1および第2弁本体を連
    動制御して前記第1弁本体を開放側から閉塞側に駆動し
    且つ前記第2弁本体を閉塞側から開放側に駆動すること
    により、第1サクション用チャンバの吸引力を減少させ
    ると共に第2サクション用チャンバの吸引力を増大させ
    る第2の工程と、 前記被走査体の搬送位置によって前記第1および第2弁
    本体を連動制御して前記第1弁本体を閉塞し且つ前記第
    2弁本体を開放することにより、第2サクション用チャ
    ンバのみの吸引作用下に被走査体を搬送ベルトに吸引保
    持して搬送する第3の工程と、 を有することを特徴とするシート体の搬送方法。
  2. 【請求項2】シート状の被走査体に光ビームを一次元方
    向に偏向して照射し主走査を行うと共に前記被走査体を
    主走査方向と略直交する副走査方向に搬送する機構であ
    って、 複数の孔部を有し被走査体を副走査方向に搬送する副走
    査用搬送ベルトと、 前記被走査体を副走査用搬送ベルト側に吸引保持すべく
    主走査線を基準として副走査方向上流側に位置する第1
    のサクション用チャンバおよび副走査方向下流側に位置
    する第2のサクション用チャンバと、 前記第1および第2サクション用チャンバによる吸引作
    用を被走査体の変位に対応して順次切り換える切換手段
    と、 を備え、 前記切換手段は、第1および第2サクション用チャンバ
    に夫々連通する第1および第2の吸引通路と、 前記第1および第2吸引通路を同一の吸引源に連通制御
    し且つ一体的に連動する第1および第2の弁本体と、 前記第1および第2弁本体を一体的に駆動して第1およ
    び第2吸引通路の吸引量を変化させる駆動源と、 を具備することを特徴とするシート体の搬送機構。
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