JPH085602B2 - エレベータ用巻上機のブレーキ解放手巻装置 - Google Patents

エレベータ用巻上機のブレーキ解放手巻装置

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JPH085602B2
JPH085602B2 JP15296989A JP15296989A JPH085602B2 JP H085602 B2 JPH085602 B2 JP H085602B2 JP 15296989 A JP15296989 A JP 15296989A JP 15296989 A JP15296989 A JP 15296989A JP H085602 B2 JPH085602 B2 JP H085602B2
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brake
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浩二 岡田
美樹 杉山
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、昇降路内に巻上機を設けたエレベータの
かごが停電や故障などで階床間で停止した場合に、保守
作業員が巻上機のブレーキを解放し、手巻ハンドルで巻
上機の軸を回転させてかごを昇降させるためのエレベー
タ用巻上機のブレーキ解放手巻装置に関するものであ
る。
[従来の技術] 従来、第4図,第5図に示すように昇降路1内の下部
に巻上機2を設置し、巻上機2のドラム3に巻き掛けた
主索4を昇降路1内の上部に設けた返し車5に支持さ
せ、主索4の先端部にかご6を吊持させ、巻上機2の駆
動によってドラム3を正逆回転させることによりかご6
を昇降路1で昇降させるエレベータが特開昭60-218280
号などとして知られている。
なお、第4図,第5図において、7は巻上機2のブレ
ーキ、8は巻上機2の電動機、9は昇降路1の底部に設
けたバッファ、6aはかご下枠である。
また、第6図,第7図は、実願昭63-41650号(昭和63
年3月20日出願)としてこの発明の出願人が先に提案し
たエレベータ用巻上機のブレーキ解放手巻装置であり、
次のように構成されている。
ブレーキ7は、巻上機2の軸10とともに回転するディ
スクパッド11の下方にこのパッド11にスプリング12によ
って圧接されるブレーキアマチュア13が配設されてい
る。ディスクパッド11の上方にはアングル状の解放板14
が設けられ、解放板14は、水平部14aの先端側部分が連
結ボルト15によってブレーキアマチュア13に固定され、
水平部14aの連結ボルト15より解放板14の垂直部14b側部
分が支点ボルト16によってブレーキ7の固定部材17上に
支持されている。18は回転力伝達機構であり、この伝達
機構18は、傘形歯車からなる出力部材19が巻上機2の軸
10の上端部に嵌合固定され、出力部材19に傘形歯車から
なる入力部材20が噛み合され、入力部材20のボス20aが
解放板14の垂直部14bに固定した軸受21に回転および軸
方向移動可能に支持され、軸受21とボス20aに固定した
ばね受22との間にコイルばね23が介在され、このばね23
によって入力部材20は出力部材19との噛み合いが解除さ
れるように付勢されている。24は最下階の乗場壁、25は
乗場壁24に設けられた点検口、26は乗場壁24に設けられ
た点検口扉であり、点検口25は入力部材20のボス部20a
と対向する位置に配設され、点検口扉26は乗場側から点
検口25を開閉できるように構成されている。また、入力
部材20のボス部20aに手巻ハンドル27のハンドル軸28の
先端部が係脱可能に係合される係合孔(図示省略)が形
成され、ハンドル軸28は点検口25を貫通して基端部が乗
場側に延びる長さに形成され、ハンドル軸28の基端部に
は手巻ハンドル27の操作部29が嵌合固定されている。
次に、このブレーキ解放手巻装置の動作について説明
する。停電や故障などで階床間にかごが停止した場合、
保守作業員が乗場で点検口扉26を開き、昇降路1外から
点検口25を貫通させて手巻ハンドル27のハンドル軸28を
昇降路1内に挿入し、ハンドル軸28の先端部を入力部材
20のボス部20aに係合させ、第7図の矢印(A)方向に
コイルバネ23のばね力に抗して押すことで、入力部材20
を出力部材19に噛み合せ、手巻ハンドル27を第7図の矢
印(B)方向に押し上げると、支点ボルト16を支点とし
て解放板14が回動し、連結ボルト15でブレーキアマチュ
ア13がスプリング12に抗して押し下げられ、ブレーキア
マチュア13がディスクパッド11から離間することによ
り、ブレーキ7が解放状態となる。この状態で手巻ハン
ドル27をこれの操作部29を持って回転させると、ハンド
ル軸28,入力部材20,出力部材19を介して回転力が巻上機
2の軸10に伝達され、ドラム3が所要方向に回転してか
ごが昇降する。
したがって、このブレーキ解放手巻装置では、保守作
業員が昇降路1内に入ることなく、乗場からの操作でか
ごを昇降させることができ、保守およびかご内の乗客の
救助作業が容易に、また、安全に行える。
また、ハンドル軸28は使用時以外は入力部材20から抜
き出され、入力部材20はコイルばね23によって第7図の
矢印(C)方向に押されているため、出力部材19との噛
み合いが解除され、巻上機2を駆動した場合に出力部材
19と入力部材20との噛み合いなどによる騒音の発生や、
巻上機2の効率低下がない。
[発明が解決しようとする課題] この発明の出願人が先に提案した巻上機のブレーキ解
放手巻装置は以上のように構成されており、ブレーキを
解放して手巻作業によりかごを昇降させる際に、かご下
枠などが巻上機と乗場との間を通過するため、かご下枠
と手巻ハンドルとが干渉し、この干渉位置では作業不可
能になるという問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解決するためにな
されたもので、ブレーキ解放およびかごの昇降を乗場な
ど昇降路外から行えるものでありながら、かご下枠など
の障害物を避けて手巻ハンドル機構と干渉させずに手巻
作業によってかごを昇降させることができるエレベータ
用巻上機のブレーキ解放手巻装置を得ることを目的とし
ている。
[課題を解決するための手段] この発明に係るエレベータ用巻上機のブレーキ解放手
巻装置は、手巻ハンドルを、解放板を押圧するための第
1のロッドと回転力伝達機構に回転力を付与するための
第2のロッドとからなる一体構成とし、 上記第2のロッドの先端と上記回転力伝達機構との係
合部は係合時にユニバーサルジョイントとなるよう構成
し、 上記係合時に、上記第1のロッドの先端と係合可能な
上記解放板の係合部を上記解放板に複数個設けたもので
ある。
[作用] この発明におけるブレーキ解放手巻装置は、かごが停
電などで階床間に停止した場合に、手巻ハンドル機構に
よって、巻上機近くの乗場壁などの昇降路囲い体を介し
て回転力伝達機構の入力部材を操作することで、解放板
にブレーキ解放動作をさせることができ、またブレーキ
の解放状態で手巻ハンドル機構によって回転力伝達機構
を介して巻上機の軸を手動回転させ、かごを昇降させる
ことができ、したがって、保守作業員は昇降路内に入る
ことなく、昇降路外でブレーキ解放及び巻上機手巻作業
ができる。さらに、手巻作業によってかごを昇降させる
際にかご下枠などが上記手巻ハンドル機構と干渉する場
合には、このハンドル機構を、例えば斜め上向きから斜
め下向きにするなど、操作方向を変位させて入力部材お
よび解放板を操作することにより、かご下枠などに上記
ハンドル機構を干渉させることなく、かごを昇降させる
ことができる。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を第1図ないし第3図につ
いて説明する。
第1図ないし第3図において、第4図ないし第7図と
同一符号は相当部分を示し、30は手巻ハンドル機構であ
る。手巻ハンドル機構30は、レバー31の先端近くおよび
基端部にそれぞれ連結板32が固定され、これらの連結板
32にハンドル軸33が回動可能に軸方向移動を拘束してレ
バー31と平行に嵌挿支持されている。解放板14の垂直部
14bには軸受21の上,下に配置した上,下レバー受34,35
が固定され、上,下レバー受34,35は、点検口25に向っ
て上向き,下向きに傾斜して突出し、ハンドル軸33の先
端部がそれぞれ着脱可能に係合されるように構成されて
いる。また、上記ハンドル軸33は、基端部に操作部36が
固定されているとともに、先端部に1対の係合溝37a付
きの継手部材37が固定され、係合溝37aが入力部材20の
ボス部20aの点検口25側端部に突出させた1対の係合ピ
ン38に着脱可能に係合されて、自在継手を構成するよう
にされている。
なお、この実施例の上述した以外の構成は、第4図な
いし第7図に示す出願人が先に提案したブレーキ解放手
巻装置と同様である。
この実施例では、第1図の実線に示すように、乗場か
ら手巻ハンドル機構30のレバー31およびハンドル軸33を
点検口25に貫通させレバー36の先端部を下レバー受35に
係合させ、ハンドル軸33の継手部材37に形成した係合溝
37aを入力部材20のボス部20aに設けた係合ピン38に係合
させる。この状態で、手巻ハンドル機構30の乗場側端部
を持ち上げることにより、上記レバー31と下レバー受35
との係合により、解放板14を支点ボルト16を支点として
回動させ、ブレーキ7を解放させることができる。さら
に、操作部36を持ってハンドル軸33を回動させることに
より、継手部材37の係合溝37aと係合ピン38とが係合し
ているので、ハンドル軸33と入力部材20のボス部20aと
が傾斜しても、入力部材20をボス部20aの軸回りに回動
させることができ、出力部材19を介し巻上機2の軸10を
回動させてかご6を昇降路1外からの手巻操作で昇降さ
せることができる。そして、かご6のかご下枠6aが点検
口25に近い乗場壁24と巻上機2との間を通過し、手巻ハ
ンドル機構30のレバー31やハンドル軸33とが近接し干渉
しそうな相対位置になった時には、手巻ハンドル機構30
を乗場側に抜き出してレバー31を下レバー受35から外
し、ハンドル軸33を入力部材20から外す。続いて、第1
図の鎖線に示す様に、手巻ハンドル機構30を上下反転さ
せ、レバー31を上レバー受34に係合させ、ハンドル軸33
を入力部材20に係合させることにより、上述した同様な
手巻操作でかご6を昇降させることができる。
なお、この実施例の上述した以外の動作は、第4図な
いし第6図に示すブレーキ解放手巻装置と同様である。
この実施例によるブレーキ解放手巻装置は、上述した
ように自在継手を構成し、ブレーキの解放力を伝達する
レバー31部と、回転力を伝達するハンドル軸33などから
なるハンドル部とを分離したことにより、昇降路外から
の円滑な操作が可能となり、保守作業者,乗客の救出が
安全に、しかも作業性よく、確実に行える。
なお、この発明において、解放板はハンドルの押し下
げによってブレーキを解放するようにしてもよく、また
回転力伝達機構の入力,出力部材は必ずしも傘形歯車に
限られるものではなく、適宜変更できる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、保守作業員
は、手巻ハンドル機構によって昇降路下部の囲い体に設
けた点検口を介して回転力伝達機構の入力部材を操作す
ることで、解放板に巻上機のブレーキを解放動作をさせ
ることができ、またブレーキの解放状態で手巻ハンドル
機構によって、回転力伝達機構を介して巻上機の軸を手
動回転させ、かごを昇降させることができるので、保守
作業員が昇降路内に入ることなく、昇降路外でブレーキ
解放および巻上機手巻作業ができることにより、停電や
故障でかごが階床間で停止した場合に、かご内の乗客の
救出が容易にできるとともに、保守作業員がかごの落下
によって危険になることもなく、さらに、手巻作業によ
ってかごを昇降させる際に、かご下枠などが上記手巻ハ
ンドル機構の操作方向を変位させて上記入力部材および
操作部材を操作することにより、かご下枠などの障害物
に上記ハンドル機構を干渉させることなく、上記障害物
を避けてかごを昇降させることができ、したがって、作
業性がよく確実にかごの昇降ができるという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるエレベータ用巻上機
のブレーキ解放手巻装置を示す一部を縦断した側面図、
第2図は第1図の要部を拡大して示す側面図、第3図は
第1図の昇降路を横断した平面図、第4図は昇降路内に
巻上機を設置したエレベータを示す一部を断面した正面
図、第5図は第4図の下部を示す一部を縦断した側面
図、第6図および第7図は従来例のエレベータ用巻上機
のブレーキ解放手巻装置を示す第1図相当図および第2
図相当図である。 1……昇降路、2……巻上機、3……ドラム、6……か
ご、6a……かご下枠、7……ブレーキ、10……巻上機の
軸、11……ディスクパッド、12……スプリング、13……
ブレーキアマチュア、14……解放板、15,16……ボル
ト、17……固定部材、18……回転力伝達機構、19……出
力部材、20……入力部材、21……軸受、23……コイルば
ね、24……乗場壁(昇降路囲い体)、25……点検口、30
……手巻ハンドル機構、31……レバー、32……連結板、
33……ハンドル軸、34,35……レバー受、36……操作
部、37……継手部材、37a……係合溝、38……係合ピ
ン。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】巻上機のブレーキに設置され押圧されるこ
    とで当該ブレーキを解放する解放板と、ブレーキが解放
    された状態において回転力が付与されることで巻上機の
    回転軸を回転させる回転力伝達機構とがエレベータの昇
    降路内に設けられ、 上記解放板の係合部と上記回転力伝達機構の係合部とに
    その先端が係合する手巻ハンドルを昇降路外から挿入し
    て上記解放板と上記回転力伝達機構とを手動で遠隔操作
    するエレベータ用巻上機のブレーキ開放手巻装置におい
    て、 上記手巻ハンドルを、解放板を押圧するための第1のロ
    ッドと回転力伝達機構に回転力を付与するための第2の
    ロッドとからなる一体構成とし、 上記第2のロッドの先端と上記回転力伝達機構との係合
    部は係合時にユニバーサルジョイントとなるよう構成
    し、 上記係合時に、上記第1のロッドの先端と係合可能な上
    記解放板の係合部を上記解放板に複数個設けたことを特
    徴とするエレベータ用巻上機のブレーキ開放手巻装置。
JP15296989A 1989-06-15 1989-06-15 エレベータ用巻上機のブレーキ解放手巻装置 Expired - Lifetime JPH085602B2 (ja)

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ATE418519T1 (de) * 2000-03-31 2009-01-15 Inventio Ag Hilfseinrichtung zum verschieben einer nutzlastaufnahme eines aufzuges
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