JPH085622A - 超臨界流体クロマトグラフィー用カラム - Google Patents
超臨界流体クロマトグラフィー用カラムInfo
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- JPH085622A JPH085622A JP6135265A JP13526594A JPH085622A JP H085622 A JPH085622 A JP H085622A JP 6135265 A JP6135265 A JP 6135265A JP 13526594 A JP13526594 A JP 13526594A JP H085622 A JPH085622 A JP H085622A
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- silver nitrate
- impregnated
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- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 超臨界流体クロマトグラフィーによって灯油
や軽油を飽和分、オレフィン分および芳香族分に容易に
溶出分離することができる超臨界流体クロマトグラフィ
ー用カラムを提供する。 【構成】 本発明の超臨界流体クロマトグラフィー用カ
ラムの1つは、硝酸銀含浸シリカをカラム用容器に充填
してなる硝酸銀含浸シリカカラムと、平均細孔径が10
オングストローム以上60オングストローム未満の範囲
内である微細孔シリカをカラム用容器に充填してなる微
細孔シリカカラムとを備え、前記硝酸銀含浸シリカカラ
ムと前記微細孔シリカカラムとが直列に連結されている
ことを特徴とするものである。また、他の1つは、平均
細孔径が10オングストローム以上60オングストロー
ム未満の範囲内である微細孔シリカに硝酸銀を含浸させ
てなる硝酸銀含浸微細孔シリカをカラム用容器に充填し
てなることを特徴とするものである。
や軽油を飽和分、オレフィン分および芳香族分に容易に
溶出分離することができる超臨界流体クロマトグラフィ
ー用カラムを提供する。 【構成】 本発明の超臨界流体クロマトグラフィー用カ
ラムの1つは、硝酸銀含浸シリカをカラム用容器に充填
してなる硝酸銀含浸シリカカラムと、平均細孔径が10
オングストローム以上60オングストローム未満の範囲
内である微細孔シリカをカラム用容器に充填してなる微
細孔シリカカラムとを備え、前記硝酸銀含浸シリカカラ
ムと前記微細孔シリカカラムとが直列に連結されている
ことを特徴とするものである。また、他の1つは、平均
細孔径が10オングストローム以上60オングストロー
ム未満の範囲内である微細孔シリカに硝酸銀を含浸させ
てなる硝酸銀含浸微細孔シリカをカラム用容器に充填し
てなることを特徴とするものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は超臨界流体クロマトグラ
フィー用カラムに係り、特に、超臨界流体クロマトグラ
フィーを利用して灯油または軽油のタイプ分析を行うう
えで好適な超臨界流体クロマトグラフィー用カラムに関
する。
フィー用カラムに係り、特に、超臨界流体クロマトグラ
フィーを利用して灯油または軽油のタイプ分析を行うう
えで好適な超臨界流体クロマトグラフィー用カラムに関
する。
【0002】
【従来の技術】灯油や軽油のタイプ分析値は、精製工程
における反応解析や貯蔵安定性を評価するうえでの重要
なパラメータの一つである。また将来的には、ディーゼ
ル燃料としての性能評価や環境問題に関連して、灯油や
軽油に含まれている芳香族分量の定量が必要となる可能
性が高い。灯油や軽油のタイプ分析値を得る方法として
は、超臨界流体クロマトグラフィー(Supercritical Fl
uid Chromatography;以下、SFCと略記する)を用い
たASTM−D5186法がある。この方法では溶離液
として超臨界状態の二酸化炭素を用い、検出器として炭
化水素タイプ間の質量感度差が小さく定量性に優れた水
素炎イオン化検出器(FID)を用いている。また、カ
ラムとしてはシリカカラムが用いられている。このAS
TM−D5186法によれば、灯油や軽油に含まれてい
る非芳香族分と芳香族分とを分離定量することができ
る。
における反応解析や貯蔵安定性を評価するうえでの重要
なパラメータの一つである。また将来的には、ディーゼ
ル燃料としての性能評価や環境問題に関連して、灯油や
軽油に含まれている芳香族分量の定量が必要となる可能
性が高い。灯油や軽油のタイプ分析値を得る方法として
は、超臨界流体クロマトグラフィー(Supercritical Fl
uid Chromatography;以下、SFCと略記する)を用い
たASTM−D5186法がある。この方法では溶離液
として超臨界状態の二酸化炭素を用い、検出器として炭
化水素タイプ間の質量感度差が小さく定量性に優れた水
素炎イオン化検出器(FID)を用いている。また、カ
ラムとしてはシリカカラムが用いられている。このAS
TM−D5186法によれば、灯油や軽油に含まれてい
る非芳香族分と芳香族分とを分離定量することができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
非芳香族分中には飽和分とオレフィン分とが混在してい
る。すなわち、上記のASTM−D5186法では灯油
や軽油に含まれている飽和分とオレフィン分とを分離定
量することができない。これらを分離定量することがで
きれば、より有効な情報が得られる。特にオレフィン分
は、灯油や軽油の安定性を評価するうえでの重要なパラ
メータの一つである。本発明の目的は、SFCによって
灯油や軽油を飽和分、オレフィン分および芳香族分に容
易に溶出分離することができるSFC用カラムを提供す
ることにある。
非芳香族分中には飽和分とオレフィン分とが混在してい
る。すなわち、上記のASTM−D5186法では灯油
や軽油に含まれている飽和分とオレフィン分とを分離定
量することができない。これらを分離定量することがで
きれば、より有効な情報が得られる。特にオレフィン分
は、灯油や軽油の安定性を評価するうえでの重要なパラ
メータの一つである。本発明の目的は、SFCによって
灯油や軽油を飽和分、オレフィン分および芳香族分に容
易に溶出分離することができるSFC用カラムを提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明のSFC用カラムは、硝酸銀含浸シリカをカラム用
容器に充填してなる硝酸銀含浸シリカカラムと、平均細
孔径が10オングストローム以上60オングストローム
未満の範囲内である微細孔シリカをカラム用容器に充填
してなる微細孔シリカカラムとを備え、前記硝酸銀含浸
シリカカラムと前記微細孔シリカカラムとが直列に連結
されていることを特徴とするものである(以下、このS
FC用カラムをSFC用カラムIという)。
発明のSFC用カラムは、硝酸銀含浸シリカをカラム用
容器に充填してなる硝酸銀含浸シリカカラムと、平均細
孔径が10オングストローム以上60オングストローム
未満の範囲内である微細孔シリカをカラム用容器に充填
してなる微細孔シリカカラムとを備え、前記硝酸銀含浸
シリカカラムと前記微細孔シリカカラムとが直列に連結
されていることを特徴とするものである(以下、このS
FC用カラムをSFC用カラムIという)。
【0005】また、上記の目的を達成する本発明の他の
SFC用カラムは、平均細孔径が10オングストローム
以上60オングストローム未満の範囲内である微細孔シ
リカに硝酸銀を含浸させてなる硝酸銀含浸微細孔シリカ
をカラム用容器に充填してなることを特徴とするもので
ある(以下、このSFC用カラムをSFC用カラムIIと
いう)。
SFC用カラムは、平均細孔径が10オングストローム
以上60オングストローム未満の範囲内である微細孔シ
リカに硝酸銀を含浸させてなる硝酸銀含浸微細孔シリカ
をカラム用容器に充填してなることを特徴とするもので
ある(以下、このSFC用カラムをSFC用カラムIIと
いう)。
【0006】以下、本発明を詳細に説明する。まず、本
発明のSFC用カラムIにつて説明すると、上述したよ
うに、このSFC用カラムIでは、硝酸銀含浸シリカを
カラム用容器に充填してなる硝酸銀含浸シリカカラム
と、平均細孔径が10オングストローム以上60オング
ストローム未満の範囲内である微細孔シリカをカラム用
容器に充填してなる微細孔シリカカラムとが直列に連結
されている。
発明のSFC用カラムIにつて説明すると、上述したよ
うに、このSFC用カラムIでは、硝酸銀含浸シリカを
カラム用容器に充填してなる硝酸銀含浸シリカカラム
と、平均細孔径が10オングストローム以上60オング
ストローム未満の範囲内である微細孔シリカをカラム用
容器に充填してなる微細孔シリカカラムとが直列に連結
されている。
【0007】上記の硝酸銀含浸シリカカラム用に用いる
硝酸銀含浸シリカとは、シリカに硝酸銀を含浸させたも
のである。このような硝酸銀含浸シリカ自体は高速液体
クロマトグラフィー用充填剤等として公知のものである
が、本発明のSFC用カラムIで使用する硝酸銀含浸シ
リカは下記(a)および/または(b) (a)平均細孔径が10オングストローム以上60オン
グストローム未満の範囲内であるシリカ(以下、微細孔
シリカという)に硝酸銀を含浸させてなる硝酸銀含浸シ
リカ(以下、硝酸銀含浸微細孔シリカという)で、硝酸
銀含浸前の前記微細孔シリカが球状(球形を含む)また
は破砕形状を呈するとともに当該微細孔シリカの平均粒
子径(破砕形状のシリカについては平均最長寸法を意味
する。以下、他のシリカにおいても同じ。)が3〜20
0μmの範囲内であるもの、(b)平均細孔径が60〜
300オングストロームの範囲内であるメソ細孔シリカ
に硝酸銀を含浸させてなる硝酸銀含浸メソ細孔シリカ
で、硝酸銀含浸前の前記メソ細孔シリカが球状(球形を
含む)または破砕形状を呈するとともに当該メソ細孔シ
リカの平均粒子径が3〜200μmの範囲内であるも
の、であることが好ましい。
硝酸銀含浸シリカとは、シリカに硝酸銀を含浸させたも
のである。このような硝酸銀含浸シリカ自体は高速液体
クロマトグラフィー用充填剤等として公知のものである
が、本発明のSFC用カラムIで使用する硝酸銀含浸シ
リカは下記(a)および/または(b) (a)平均細孔径が10オングストローム以上60オン
グストローム未満の範囲内であるシリカ(以下、微細孔
シリカという)に硝酸銀を含浸させてなる硝酸銀含浸シ
リカ(以下、硝酸銀含浸微細孔シリカという)で、硝酸
銀含浸前の前記微細孔シリカが球状(球形を含む)また
は破砕形状を呈するとともに当該微細孔シリカの平均粒
子径(破砕形状のシリカについては平均最長寸法を意味
する。以下、他のシリカにおいても同じ。)が3〜20
0μmの範囲内であるもの、(b)平均細孔径が60〜
300オングストロームの範囲内であるメソ細孔シリカ
に硝酸銀を含浸させてなる硝酸銀含浸メソ細孔シリカ
で、硝酸銀含浸前の前記メソ細孔シリカが球状(球形を
含む)または破砕形状を呈するとともに当該メソ細孔シ
リカの平均粒子径が3〜200μmの範囲内であるも
の、であることが好ましい。
【0008】本発明のSFC用カラムIで使用する硝酸
銀含浸シリカカラムは、上記(a)の硝酸銀含浸微細孔
シリカのみを充填剤として用いてもよいし、上記(b)
の硝酸銀含浸メソ細孔シリカのみを充填剤として用いて
もよいし、上記(a)の硝酸銀含浸微細孔シリカと上記
(b)の硝酸銀含浸メソ細孔シリカとの混合物を充填剤
として用いてもよい。
銀含浸シリカカラムは、上記(a)の硝酸銀含浸微細孔
シリカのみを充填剤として用いてもよいし、上記(b)
の硝酸銀含浸メソ細孔シリカのみを充填剤として用いて
もよいし、上記(a)の硝酸銀含浸微細孔シリカと上記
(b)の硝酸銀含浸メソ細孔シリカとの混合物を充填剤
として用いてもよい。
【0009】上記(a)の硝酸銀含浸微細孔シリカのみ
を充填剤として用いる場合、当該硝酸銀含浸微細孔シリ
カの材料として使用する微細孔シリカの平均細孔径は1
0オングストローム以上60オングストローム未満の範
囲内であることが好ましく、20〜40オングストロー
ムの範囲内であることがより好ましい。また、このとき
の微細孔シリカの平均粒子径は3〜200μmの範囲内
であることが好ましく、3〜10μmの範囲内であるこ
とがより好ましい。
を充填剤として用いる場合、当該硝酸銀含浸微細孔シリ
カの材料として使用する微細孔シリカの平均細孔径は1
0オングストローム以上60オングストローム未満の範
囲内であることが好ましく、20〜40オングストロー
ムの範囲内であることがより好ましい。また、このとき
の微細孔シリカの平均粒子径は3〜200μmの範囲内
であることが好ましく、3〜10μmの範囲内であるこ
とがより好ましい。
【0010】上記(b)の硝酸銀含浸メソ細孔シリカの
みを充填剤として用いる場合、当該硝酸銀含浸メソ細孔
シリカの材料として使用するメソ細孔シリカの平均細孔
径は60〜300オングストロームの範囲内であること
が好ましく、60〜150オングストロームの範囲内で
あることがより好ましい。また、このときのメソ細孔シ
リカの平均粒子径は3〜200μmの範囲内であること
が好ましく、3〜10μmの範囲内であることがより好
ましい。なお、本明細書でいう平均細孔径とは平均細孔
直径を意味する。
みを充填剤として用いる場合、当該硝酸銀含浸メソ細孔
シリカの材料として使用するメソ細孔シリカの平均細孔
径は60〜300オングストロームの範囲内であること
が好ましく、60〜150オングストロームの範囲内で
あることがより好ましい。また、このときのメソ細孔シ
リカの平均粒子径は3〜200μmの範囲内であること
が好ましく、3〜10μmの範囲内であることがより好
ましい。なお、本明細書でいう平均細孔径とは平均細孔
直径を意味する。
【0011】本発明のSFC用カラムIを構成する硝酸
銀含浸シリカカラムにおいては、カラム用容器に充填さ
れている硝酸銀含浸シリカ(前記(a)の硝酸銀含浸微
細孔シリカおよび/または前記(b)の硝酸銀含浸メソ
細孔シリカ)の硝酸銀含浸量が、0.1〜5.0wt%の
範囲内であることが好ましい。硝酸銀含浸量が0.1wt
%未満では飽和分とオレフィン分が分離しない可能性が
高い。一方、硝酸銀含浸量が5.0wt%を超えるとオレ
フィン分の保持力が強すぎて溶出しなくなる可能性が高
い。硝酸銀含浸量のより好ましい値は0.1〜1.0wt
%の範囲内である。なお、硝酸銀含浸シリカカラムに充
填されている硝酸銀含浸シリカ(前記(a)の硝酸銀含
浸微細孔シリカおよび/または前記(b)の硝酸銀含浸
メソ細孔シリカ)の硝酸銀含浸量とは、カラム用容器に
充填されている当該硝酸銀含浸シリカの全量を対象に硝
酸銀含浸量を1回の操作で測定したときの値であって、
同一条件で別途作製した硝酸銀含浸シリカカラムからの
推測値を意味する。
銀含浸シリカカラムにおいては、カラム用容器に充填さ
れている硝酸銀含浸シリカ(前記(a)の硝酸銀含浸微
細孔シリカおよび/または前記(b)の硝酸銀含浸メソ
細孔シリカ)の硝酸銀含浸量が、0.1〜5.0wt%の
範囲内であることが好ましい。硝酸銀含浸量が0.1wt
%未満では飽和分とオレフィン分が分離しない可能性が
高い。一方、硝酸銀含浸量が5.0wt%を超えるとオレ
フィン分の保持力が強すぎて溶出しなくなる可能性が高
い。硝酸銀含浸量のより好ましい値は0.1〜1.0wt
%の範囲内である。なお、硝酸銀含浸シリカカラムに充
填されている硝酸銀含浸シリカ(前記(a)の硝酸銀含
浸微細孔シリカおよび/または前記(b)の硝酸銀含浸
メソ細孔シリカ)の硝酸銀含浸量とは、カラム用容器に
充填されている当該硝酸銀含浸シリカの全量を対象に硝
酸銀含浸量を1回の操作で測定したときの値であって、
同一条件で別途作製した硝酸銀含浸シリカカラムからの
推測値を意味する。
【0012】また、カラム用容器に充填されている硝酸
銀含浸シリカ(前記(a)の硝酸銀含浸微細孔シリカお
よび/または前記(b)の硝酸銀含浸メソ細孔シリカ)
においては、硝酸銀が実質的に均一に含浸されているこ
とが望ましい。ここで、硝酸銀が実質的に均一に含浸さ
れているとは、含浸させたい硝酸銀の目標値と含浸され
た硝酸銀の実測値(2回以上測定したときの値)との差
が、目標値の10%以内であることを意味する。
銀含浸シリカ(前記(a)の硝酸銀含浸微細孔シリカお
よび/または前記(b)の硝酸銀含浸メソ細孔シリカ)
においては、硝酸銀が実質的に均一に含浸されているこ
とが望ましい。ここで、硝酸銀が実質的に均一に含浸さ
れているとは、含浸させたい硝酸銀の目標値と含浸され
た硝酸銀の実測値(2回以上測定したときの値)との差
が、目標値の10%以内であることを意味する。
【0013】カラム用容器に充填する以前の段階での硝
酸銀含浸量が所望値で、かつ、硝酸銀が実質的に均一に
含浸されている硝酸銀含浸シリカ(前記(a)の硝酸銀
含浸微細孔シリカおよび/または前記(b)の硝酸銀含
浸メソ細孔シリカ)は、例えば特開平4−319664
号公報に開示されている方法により得ることができる。
前記公報に開示されている方法は、所望量のシリカと当
該シリカの吸着水分量と実質的に同容量の溶媒(水、メ
タノール、エタノール、アセトニトリル、あるいはこれ
らの混合液)に所定量の硝酸銀を溶解させた溶液とを、
これらに超音波振動(周波数10〜100kHz、高周
波出力30〜1000W)を与えつつ接触させて前記溶
液を前記シリカに含浸させた後、前記の溶媒を真空乾燥
等によって留去することにより硝酸銀含浸シリカを得る
ものである。
酸銀含浸量が所望値で、かつ、硝酸銀が実質的に均一に
含浸されている硝酸銀含浸シリカ(前記(a)の硝酸銀
含浸微細孔シリカおよび/または前記(b)の硝酸銀含
浸メソ細孔シリカ)は、例えば特開平4−319664
号公報に開示されている方法により得ることができる。
前記公報に開示されている方法は、所望量のシリカと当
該シリカの吸着水分量と実質的に同容量の溶媒(水、メ
タノール、エタノール、アセトニトリル、あるいはこれ
らの混合液)に所定量の硝酸銀を溶解させた溶液とを、
これらに超音波振動(周波数10〜100kHz、高周
波出力30〜1000W)を与えつつ接触させて前記溶
液を前記シリカに含浸させた後、前記の溶媒を真空乾燥
等によって留去することにより硝酸銀含浸シリカを得る
ものである。
【0014】なお、硝酸銀含浸シリカ(前記(a)の硝
酸銀含浸微細孔シリカおよび/または前記(b)の硝酸
銀含浸メソ細孔シリカ)をカラム用容器に充填する際の
溶媒としてクロロホルム(安定剤としてエタノールを含
有するもの)を使用すると、当該クロロホルムによって
前記硝酸銀含浸シリカから硝酸銀が溶出してしまう結
果、カラム用容器に充填した後での硝酸銀含浸量が目標
値より低下したり、硝酸銀が実質的に均一に含浸されて
いない状態になる。このような問題が生じることを防止
するうえから、上述した硝酸銀含浸シリカ(前記(a)
の硝酸銀含浸微細孔シリカおよび/または前記(b)の
硝酸銀含浸メソ細孔シリカ)をカラム用容器に充填する
にあたっては、四塩化炭素を溶媒として用いることが好
ましい。
酸銀含浸微細孔シリカおよび/または前記(b)の硝酸
銀含浸メソ細孔シリカ)をカラム用容器に充填する際の
溶媒としてクロロホルム(安定剤としてエタノールを含
有するもの)を使用すると、当該クロロホルムによって
前記硝酸銀含浸シリカから硝酸銀が溶出してしまう結
果、カラム用容器に充填した後での硝酸銀含浸量が目標
値より低下したり、硝酸銀が実質的に均一に含浸されて
いない状態になる。このような問題が生じることを防止
するうえから、上述した硝酸銀含浸シリカ(前記(a)
の硝酸銀含浸微細孔シリカおよび/または前記(b)の
硝酸銀含浸メソ細孔シリカ)をカラム用容器に充填する
にあたっては、四塩化炭素を溶媒として用いることが好
ましい。
【0015】本発明のSFC用カラムIで使用する硝酸
銀含浸シリカカラムを得る際のカラム用容器としては、
目的に応じて種々の大きさのものを用いることができる
が、灯油や軽油のタイプ分析を行う場合は内径が1.0
〜20.0mmの範囲内、長さ(内寸)が10.0〜5
0.0cmの範囲のカラム用容器で実用上十分である。
硝酸銀含浸シリカ(前記(a)の硝酸銀含浸微細孔シリ
カおよび/または前記(b)の硝酸銀含浸メソ細孔シリ
カ)をカラム用容器に充填するにあたっては、当該硝酸
銀含浸シリカの充填密度が0.3〜0.8の範囲内とな
るように適宜条件設定することが好ましい。硝酸銀含浸
シリカのより好ましい充填密度は0.4〜0.75の範
囲内である。
銀含浸シリカカラムを得る際のカラム用容器としては、
目的に応じて種々の大きさのものを用いることができる
が、灯油や軽油のタイプ分析を行う場合は内径が1.0
〜20.0mmの範囲内、長さ(内寸)が10.0〜5
0.0cmの範囲のカラム用容器で実用上十分である。
硝酸銀含浸シリカ(前記(a)の硝酸銀含浸微細孔シリ
カおよび/または前記(b)の硝酸銀含浸メソ細孔シリ
カ)をカラム用容器に充填するにあたっては、当該硝酸
銀含浸シリカの充填密度が0.3〜0.8の範囲内とな
るように適宜条件設定することが好ましい。硝酸銀含浸
シリカのより好ましい充填密度は0.4〜0.75の範
囲内である。
【0016】本発明のSFC用カラムIは、上述した硝
酸銀含浸シリカカラムに、平均細孔径が10オングスト
ローム以上60オングストローム未満の範囲内である微
細孔シリカをカラム用容器に充填してなる微細孔シリカ
カラムが直列に連結されているものである。ここで、微
細孔シリカカラムを構成する前記微細孔シリカの平均細
孔径を前述の範囲に限定する理由は、非芳香族分と芳香
族分との分離を良くするためである。微細孔シリカの好
ましい平均細孔径は、前述のように10オングストロー
ム以上60オングストローム未満の範囲内であることが
好ましく、20〜40オングストロームの範囲内である
ことがより好ましい。この微細孔シリカの形状は球状
(球形を含む)または破砕形状であることが好ましく、
その平均粒子径は3〜200μmの範囲内であることが
好ましい。微細孔シリカのより好ましい平均粒子径は3
〜10μmの範囲内である。
酸銀含浸シリカカラムに、平均細孔径が10オングスト
ローム以上60オングストローム未満の範囲内である微
細孔シリカをカラム用容器に充填してなる微細孔シリカ
カラムが直列に連結されているものである。ここで、微
細孔シリカカラムを構成する前記微細孔シリカの平均細
孔径を前述の範囲に限定する理由は、非芳香族分と芳香
族分との分離を良くするためである。微細孔シリカの好
ましい平均細孔径は、前述のように10オングストロー
ム以上60オングストローム未満の範囲内であることが
好ましく、20〜40オングストロームの範囲内である
ことがより好ましい。この微細孔シリカの形状は球状
(球形を含む)または破砕形状であることが好ましく、
その平均粒子径は3〜200μmの範囲内であることが
好ましい。微細孔シリカのより好ましい平均粒子径は3
〜10μmの範囲内である。
【0017】上記の微細孔シリカが充填されるカラム用
容器としては目的に応じて種々の大きさのものを用いる
ことができるが、灯油や軽油のタイプ分析を行う場合
は、内径が1.0〜20.0mmの範囲内、長さ(内
寸)が10.0〜50.0cmの範囲のカラム用容器で
実用上十分である。このカラム用容器の形状と前述した
硝酸銀含浸シリカカラムのカラム用容器の形状とは同じ
であっても異なっていてもよい。上述した微細孔シリカ
カラムを前述した硝酸銀含浸シリカカラムと直列に連結
することで本発明のSFC用カラムIが得られる。この
とき、微細孔シリカカラムと硝酸銀含浸シリカカラムと
は溶離液の流下方向に対してどちらを上流側に配置して
もよい。
容器としては目的に応じて種々の大きさのものを用いる
ことができるが、灯油や軽油のタイプ分析を行う場合
は、内径が1.0〜20.0mmの範囲内、長さ(内
寸)が10.0〜50.0cmの範囲のカラム用容器で
実用上十分である。このカラム用容器の形状と前述した
硝酸銀含浸シリカカラムのカラム用容器の形状とは同じ
であっても異なっていてもよい。上述した微細孔シリカ
カラムを前述した硝酸銀含浸シリカカラムと直列に連結
することで本発明のSFC用カラムIが得られる。この
とき、微細孔シリカカラムと硝酸銀含浸シリカカラムと
は溶離液の流下方向に対してどちらを上流側に配置して
もよい。
【0018】以上説明した本発明のSFC用カラムI
は、溶離液として超臨界状態の二酸化炭素を用いたSF
Cにより灯油や軽油を飽和分、オレフィン分および芳香
族分に溶出分離するためのカラムとして好適である。
は、溶離液として超臨界状態の二酸化炭素を用いたSF
Cにより灯油や軽油を飽和分、オレフィン分および芳香
族分に溶出分離するためのカラムとして好適である。
【0019】次に、本発明のSFC用カラムの他の1つ
であるSFC用カラムIIについて説明する。このSFC
用カラムIIは、前述したように、平均細孔径が10オン
グストローム以上60オングストローム未満の範囲内で
ある微細孔シリカに硝酸銀を含浸させてなる硝酸銀含浸
微細孔シリカをカラム用容器に充填してなることを特徴
とするものである。ここで、前記の微細孔シリカは、球
状(球形を含む)または破砕形状を呈するとともにその
平均粒子径が3〜200μmの範囲内であるものが好ま
しい。このような微細孔シリカに硝酸銀を含浸させてな
る硝酸銀含浸微細孔シリカは、既に説明した本発明のS
FC用カラムIの1構成材料である硝酸銀含浸微細孔シ
リカと実質的に同一のものである。
であるSFC用カラムIIについて説明する。このSFC
用カラムIIは、前述したように、平均細孔径が10オン
グストローム以上60オングストローム未満の範囲内で
ある微細孔シリカに硝酸銀を含浸させてなる硝酸銀含浸
微細孔シリカをカラム用容器に充填してなることを特徴
とするものである。ここで、前記の微細孔シリカは、球
状(球形を含む)または破砕形状を呈するとともにその
平均粒子径が3〜200μmの範囲内であるものが好ま
しい。このような微細孔シリカに硝酸銀を含浸させてな
る硝酸銀含浸微細孔シリカは、既に説明した本発明のS
FC用カラムIの1構成材料である硝酸銀含浸微細孔シ
リカと実質的に同一のものである。
【0020】SFC用カラムIIの材料である微細孔シリ
カの平均細孔径を10オングストローム以上60オング
ストローム未満の範囲内に限定する理由は、既に説明し
た本発明のSFC用カラムIの中で述べた理由と同じで
ある。微細孔シリカのより好ましい平均細孔径は20〜
40オングストロームの範囲内である。また、微細孔シ
リカの平均粒子径は前述のように3〜200μmの範囲
内であることが好ましく、3〜10μmの範囲内である
ことがより好ましい。
カの平均細孔径を10オングストローム以上60オング
ストローム未満の範囲内に限定する理由は、既に説明し
た本発明のSFC用カラムIの中で述べた理由と同じで
ある。微細孔シリカのより好ましい平均細孔径は20〜
40オングストロームの範囲内である。また、微細孔シ
リカの平均粒子径は前述のように3〜200μmの範囲
内であることが好ましく、3〜10μmの範囲内である
ことがより好ましい。
【0021】SFC用カラムIIにおいても、既に説明し
た本発明のSFC用カラムIでの理由と同じ理由から、
カラム用容器に充填されている硝酸銀含浸微細孔シリカ
の硝酸銀含浸量は0.1〜5.0wt%の範囲内であるこ
とが好ましく、また、硝酸銀は実質的に均一に含浸され
ていることが好ましい。より好ましい硝酸銀含浸量は
0.1〜2.0wt%の範囲内がある。
た本発明のSFC用カラムIでの理由と同じ理由から、
カラム用容器に充填されている硝酸銀含浸微細孔シリカ
の硝酸銀含浸量は0.1〜5.0wt%の範囲内であるこ
とが好ましく、また、硝酸銀は実質的に均一に含浸され
ていることが好ましい。より好ましい硝酸銀含浸量は
0.1〜2.0wt%の範囲内がある。
【0022】SFC用カラムIIを得る際のカラム用容器
としては目的に応じて種々の大きさのものを用いること
ができるが、灯油や軽油のタイプ分析を行う場合は内径
が1.0〜20.0mmの範囲内、長さ(内寸)が1
0.0〜50.0cmの範囲のカラム用容器で実用上十
分である。また、SFC用カラムIIにおける硝酸銀含浸
微細孔シリカの充填密度は、既に説明した本発明のSF
C用カラムIでの理由と同じ理由から、0.3〜0.8
の範囲内であることが好ましい。より好ましい充填密度
は0.4〜0.75の範囲内である。SFC用カラムII
は、既に説明した本発明のSFC用カラムIで使用する
硝酸銀含浸シリカカラムの製法に準じて製造することが
できる。
としては目的に応じて種々の大きさのものを用いること
ができるが、灯油や軽油のタイプ分析を行う場合は内径
が1.0〜20.0mmの範囲内、長さ(内寸)が1
0.0〜50.0cmの範囲のカラム用容器で実用上十
分である。また、SFC用カラムIIにおける硝酸銀含浸
微細孔シリカの充填密度は、既に説明した本発明のSF
C用カラムIでの理由と同じ理由から、0.3〜0.8
の範囲内であることが好ましい。より好ましい充填密度
は0.4〜0.75の範囲内である。SFC用カラムII
は、既に説明した本発明のSFC用カラムIで使用する
硝酸銀含浸シリカカラムの製法に準じて製造することが
できる。
【0023】以上説明した本発明のSFC用カラムII
も、溶離液として超臨界状態の二酸化炭素を用いたSF
Cにより灯油や軽油を飽和分、オレフィン分および芳香
族分に溶出分離するためのカラムとして好適である。
も、溶離液として超臨界状態の二酸化炭素を用いたSF
Cにより灯油や軽油を飽和分、オレフィン分および芳香
族分に溶出分離するためのカラムとして好適である。
【0024】本発明のSFC用カラムIまたはSFC用
カラムIIを用いたSFCにより灯油や軽油の成分分析を
行う場合、バックフラッシュを行わなくても目的とする
成分分析が可能であるので、バックフラッシュに必要な
機器(切替えバルブ等)は設けなくてもよい。また、カ
ラム温度は30〜110℃の範囲内で適宜選択され、溶
離液(超臨界状態の二酸化炭素)の流量は50〜400
0μl/分の範囲内で適宜選択され、溶離液の圧力は1
00〜500kg/cm2 の範囲内で適宜選択される。
カラムとして本発明のSFC用カラムを用い、溶離液と
して超臨界状態の二酸化炭素を用いたSFCによれば、
灯油や軽油に含まれている飽和分、オレフィン分および
芳香族分をこの順に容易に溶出分離することができる。
カラムIIを用いたSFCにより灯油や軽油の成分分析を
行う場合、バックフラッシュを行わなくても目的とする
成分分析が可能であるので、バックフラッシュに必要な
機器(切替えバルブ等)は設けなくてもよい。また、カ
ラム温度は30〜110℃の範囲内で適宜選択され、溶
離液(超臨界状態の二酸化炭素)の流量は50〜400
0μl/分の範囲内で適宜選択され、溶離液の圧力は1
00〜500kg/cm2 の範囲内で適宜選択される。
カラムとして本発明のSFC用カラムを用い、溶離液と
して超臨界状態の二酸化炭素を用いたSFCによれば、
灯油や軽油に含まれている飽和分、オレフィン分および
芳香族分をこの順に容易に溶出分離することができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。 実施例1 (1)SFC用カラムIの作製 まず、平均細孔径が120オングストロームである球形
(平均粒子径5μm)のメソ細孔シリカに硝酸銀を含浸
させてなる硝酸銀含浸メソ細孔シリカ1g(硝酸銀含浸
量は0.25wt%)と、内径2.1mm、長さ(内寸)
20cmのカラム用容器をそれぞれ用意した。次に、上
記の硝酸銀含浸メソ細孔シリカ1gに対して四塩化炭素
を10mlの割合で加え、これに超音波振動を付与して
スラリーとした。この後、前記のスラリーをカラムパッ
カーに入れ、溶媒(四塩化炭素)流量7ml/分、充填
開始から20分後までの充填圧力300kg/cm2 、
20分経過後から35分後までの充填圧力320kg/
cm2 の条件で前記のカラム用容器に注入して、硝酸銀
含浸メソ細孔シリカカラムを得た。このようにして得ら
れた硝酸銀含浸メソ細孔シリカカラムでは、カラム用容
器に充填されている硝酸銀含浸メソ細孔シリカの硝酸銀
含浸量は0.25wt%であり、硝酸銀が実質的に均一に
含浸されていることが確認された。なお、硝酸銀含浸量
と、硝酸銀が実質的に均一に含浸されていることとは、
同一条件で別途作製した硝酸銀含浸メソ細孔シリカカラ
ムを用いて測定ないし確認した。
(平均粒子径5μm)のメソ細孔シリカに硝酸銀を含浸
させてなる硝酸銀含浸メソ細孔シリカ1g(硝酸銀含浸
量は0.25wt%)と、内径2.1mm、長さ(内寸)
20cmのカラム用容器をそれぞれ用意した。次に、上
記の硝酸銀含浸メソ細孔シリカ1gに対して四塩化炭素
を10mlの割合で加え、これに超音波振動を付与して
スラリーとした。この後、前記のスラリーをカラムパッ
カーに入れ、溶媒(四塩化炭素)流量7ml/分、充填
開始から20分後までの充填圧力300kg/cm2 、
20分経過後から35分後までの充填圧力320kg/
cm2 の条件で前記のカラム用容器に注入して、硝酸銀
含浸メソ細孔シリカカラムを得た。このようにして得ら
れた硝酸銀含浸メソ細孔シリカカラムでは、カラム用容
器に充填されている硝酸銀含浸メソ細孔シリカの硝酸銀
含浸量は0.25wt%であり、硝酸銀が実質的に均一に
含浸されていることが確認された。なお、硝酸銀含浸量
と、硝酸銀が実質的に均一に含浸されていることとは、
同一条件で別途作製した硝酸銀含浸メソ細孔シリカカラ
ムを用いて測定ないし確認した。
【0026】また、微細孔シリカカラムとして、平均細
孔径が30オングストロームである球形(平均粒子径5
μm)の微細孔シリカを内径2.0mm、長さ(内寸)
25cmのカラム用容器に充填した市販品(野村化学
(株)製のDEVELOSIL30−5)を用意した。
この後、前記の硝酸銀含浸メソ細孔シリカカラムと上記
の微細孔シリカカラムとを直列に連結して、目的とする
SFC用カラムIを得た。このSFC用カラムIは、溶
離液の流下方向に対して硝酸銀含浸シリカカラムが上流
側、微細孔シリカカラムが下流側に位置するようにし
て、下記(2)で使用した。
孔径が30オングストロームである球形(平均粒子径5
μm)の微細孔シリカを内径2.0mm、長さ(内寸)
25cmのカラム用容器に充填した市販品(野村化学
(株)製のDEVELOSIL30−5)を用意した。
この後、前記の硝酸銀含浸メソ細孔シリカカラムと上記
の微細孔シリカカラムとを直列に連結して、目的とする
SFC用カラムIを得た。このSFC用カラムIは、溶
離液の流下方向に対して硝酸銀含浸シリカカラムが上流
側、微細孔シリカカラムが下流側に位置するようにし
て、下記(2)で使用した。
【0027】(2)SFCによる分解軽油の成分分析 カラムとして上記(1)のSFC用カラムIを、溶離液
として超臨界状態の二酸化炭素を、検出器として水素炎
イオン化検出器(FID)をそれぞれ用いたSFCによ
り、カラム温度30℃、溶離液の流量300μl/分、
溶離液の圧力250kg/cm2 の条件で分解軽油の成
分分析を行った。このときのSFCの装置構成の概略を
図1に示す。
として超臨界状態の二酸化炭素を、検出器として水素炎
イオン化検出器(FID)をそれぞれ用いたSFCによ
り、カラム温度30℃、溶離液の流量300μl/分、
溶離液の圧力250kg/cm2 の条件で分解軽油の成
分分析を行った。このときのSFCの装置構成の概略を
図1に示す。
【0028】同図に示した構成のSFCでは、液化二酸
化炭素をガス精製器1で精製した後にポンプ2に導入
し、このポンプ2で圧縮して超臨界状態の二酸化炭素を
得る。ポンプ2で生成した超臨界状態の二酸化炭素は、
逆流防止弁3を介してインジェクター4に導入される。
超臨界状態の二酸化炭素の圧力状態は、ポンプ2と逆流
防止弁3とを結ぶ流路の途中に配設された圧力計5によ
り監視される。インジェクター4に導入された超臨界状
態の二酸化炭素は、ここで、当該インジェクター4に別
途導入された試料6と接触する。このとき、試料6は超
臨界状態の二酸化炭素中に溶解する。試料6が溶解した
超臨界状態の二酸化炭素はインジェクター4からSFC
用カラム7に所定流量および所定圧力の下に注入され、
SFC用カラム7で分離されて、飽和分、オレフィン
分、および芳香族分の順で溶出する。溶出液のうちの一
部はFID8に導入され、ここで成分の定量が行われ
る。なお、SFC用カラム7とFID8とは共にカラム
恒温槽9内に設けられており、SFC用カラム7の温度
は所定温度に維持される。また、FID8はキャピラリ
ーになっており、このFID8に導入された溶出液中の
超臨界状態の二酸化炭素は当該FID8を経由してカラ
ム恒温槽9の外部へ出た後、大気中に解放される。FI
D8に導入されない分の溶出液はカラム恒温槽9を出、
UV検出器10を経て圧力制御器11へ導入される。こ
の圧力制御器11に設けられてるバルブ(図示せず)に
より、SFC系内の圧力が制御されている。
化炭素をガス精製器1で精製した後にポンプ2に導入
し、このポンプ2で圧縮して超臨界状態の二酸化炭素を
得る。ポンプ2で生成した超臨界状態の二酸化炭素は、
逆流防止弁3を介してインジェクター4に導入される。
超臨界状態の二酸化炭素の圧力状態は、ポンプ2と逆流
防止弁3とを結ぶ流路の途中に配設された圧力計5によ
り監視される。インジェクター4に導入された超臨界状
態の二酸化炭素は、ここで、当該インジェクター4に別
途導入された試料6と接触する。このとき、試料6は超
臨界状態の二酸化炭素中に溶解する。試料6が溶解した
超臨界状態の二酸化炭素はインジェクター4からSFC
用カラム7に所定流量および所定圧力の下に注入され、
SFC用カラム7で分離されて、飽和分、オレフィン
分、および芳香族分の順で溶出する。溶出液のうちの一
部はFID8に導入され、ここで成分の定量が行われ
る。なお、SFC用カラム7とFID8とは共にカラム
恒温槽9内に設けられており、SFC用カラム7の温度
は所定温度に維持される。また、FID8はキャピラリ
ーになっており、このFID8に導入された溶出液中の
超臨界状態の二酸化炭素は当該FID8を経由してカラ
ム恒温槽9の外部へ出た後、大気中に解放される。FI
D8に導入されない分の溶出液はカラム恒温槽9を出、
UV検出器10を経て圧力制御器11へ導入される。こ
の圧力制御器11に設けられてるバルブ(図示せず)に
より、SFC系内の圧力が制御されている。
【0029】上記のSFCによる成分分析の結果、分解
軽油中の飽和分は21.3質量%、オレフィン分は3.
4質量%、芳香族分は75.3質量%であり、三者が明
確に分離された。このときのクロマトグラムを図2に示
す。
軽油中の飽和分は21.3質量%、オレフィン分は3.
4質量%、芳香族分は75.3質量%であり、三者が明
確に分離された。このときのクロマトグラムを図2に示
す。
【0030】実施例2 (1)SFC用カラムIの作製 まず、平均細孔径が30オングストロームである球形
(平均粒子径5μm)の微細孔シリカに硝酸銀を含浸さ
せてなる硝酸銀含浸微細孔シリカ1g(硝酸銀の含浸量
は0.19wt%)と、内径2.1mm、長さ(内寸)2
0cmのカラム用容器をそれぞれ用意した。次に、上記
の硝酸銀含浸微細孔シリカ1gに対して四塩化炭素を1
0mlの割合で加え、これに超音波振動を付与してスラ
リーとした。この後、前記のスラリーをカラムパッカー
に入れ、溶媒(四塩化炭素)流量7ml/分、充填開始
から20分後までの充填圧力300kg/cm2 、20
分経過後から35分後までの充填圧力320kg/cm
2 の条件で前記のカラム用容器に注入して、硝酸銀含浸
微細孔シリカカラムを得た。このようにして得られた硝
酸銀含浸微細孔シリカカラムでは、カラム用容器に充填
されている硝酸銀含浸微細孔シリカの硝酸銀含浸量は
0.19wt%であり、硝酸銀が実質的に均一に含浸され
ていることが確認された。なお、硝酸銀含浸量と、硝酸
銀が実質的に均一に含浸されていることとは、同一条件
で別途作製した硝酸銀含浸微細孔シリカカラムを用いて
測定ないし確認した。
(平均粒子径5μm)の微細孔シリカに硝酸銀を含浸さ
せてなる硝酸銀含浸微細孔シリカ1g(硝酸銀の含浸量
は0.19wt%)と、内径2.1mm、長さ(内寸)2
0cmのカラム用容器をそれぞれ用意した。次に、上記
の硝酸銀含浸微細孔シリカ1gに対して四塩化炭素を1
0mlの割合で加え、これに超音波振動を付与してスラ
リーとした。この後、前記のスラリーをカラムパッカー
に入れ、溶媒(四塩化炭素)流量7ml/分、充填開始
から20分後までの充填圧力300kg/cm2 、20
分経過後から35分後までの充填圧力320kg/cm
2 の条件で前記のカラム用容器に注入して、硝酸銀含浸
微細孔シリカカラムを得た。このようにして得られた硝
酸銀含浸微細孔シリカカラムでは、カラム用容器に充填
されている硝酸銀含浸微細孔シリカの硝酸銀含浸量は
0.19wt%であり、硝酸銀が実質的に均一に含浸され
ていることが確認された。なお、硝酸銀含浸量と、硝酸
銀が実質的に均一に含浸されていることとは、同一条件
で別途作製した硝酸銀含浸微細孔シリカカラムを用いて
測定ないし確認した。
【0031】また、微細孔シリカカラムとして、平均細
孔径が30オングストロームである球形(平均粒子径5
μm)の微細孔シリカを内径2.0mm、長さ(内寸)
25cmのカラム用容器に充填した市販品(野村化学
(株)製のDEVELOSIL30−5)を用意した。
この後、前記の硝酸銀含浸微細孔シリカカラムと上記の
微細孔シリカカラムとを直列に連結して、目的とするS
FC用カラムIを得た。このSFC用カラムIは、溶離
液の流下方向に対して硝酸銀含浸微細孔シリカカラムが
上流側、微細孔シリカカラムが下流側に位置するように
して、下記(2)で使用した。
孔径が30オングストロームである球形(平均粒子径5
μm)の微細孔シリカを内径2.0mm、長さ(内寸)
25cmのカラム用容器に充填した市販品(野村化学
(株)製のDEVELOSIL30−5)を用意した。
この後、前記の硝酸銀含浸微細孔シリカカラムと上記の
微細孔シリカカラムとを直列に連結して、目的とするS
FC用カラムIを得た。このSFC用カラムIは、溶離
液の流下方向に対して硝酸銀含浸微細孔シリカカラムが
上流側、微細孔シリカカラムが下流側に位置するように
して、下記(2)で使用した。
【0032】(2)SFCによる軽油の成分分析 カラムとして上記(1)のSFC用カラムIを、溶離液
として超臨界状態の二酸化炭素を、検出器としてFID
をそれぞれ用いたSFCにより、カラム温度40℃、溶
離液の流量300μl/分、溶離液の圧力250kg/
cm2 の条件で分解軽油の成分分析を行った。このと
き、分解軽油は実施例1で用いたものと同質のものを用
い、SFCの装置構成はカラムを除いて実施例1でのS
FCと同一とした。上記の成分分析の結果、分解軽油中
の飽和分は21.1質量%、オレフィン分は3.1質量
%、芳香族分は75.8質量%であり、三者が明確に分
離された。このときのクロマトグラムを図3に示す。
として超臨界状態の二酸化炭素を、検出器としてFID
をそれぞれ用いたSFCにより、カラム温度40℃、溶
離液の流量300μl/分、溶離液の圧力250kg/
cm2 の条件で分解軽油の成分分析を行った。このと
き、分解軽油は実施例1で用いたものと同質のものを用
い、SFCの装置構成はカラムを除いて実施例1でのS
FCと同一とした。上記の成分分析の結果、分解軽油中
の飽和分は21.1質量%、オレフィン分は3.1質量
%、芳香族分は75.8質量%であり、三者が明確に分
離された。このときのクロマトグラムを図3に示す。
【0033】実施例3 (1)SFC用カラムIIの作製 まず、平均細孔径が30オングストロームである球形
(平均粒子径5μm)の微細孔シリカに硝酸銀を含浸さ
せてなる硝酸銀含浸微細孔シリカ2g(硝酸銀の含浸量
は0.10wt%)と、内径2.1mm、長さ(内寸)4
0cmのカラム用容器をそれぞれれ用意した。次に、上
記の硝酸銀含浸微細孔シリカ1gに対して四塩化炭素を
10mlの割合で加え、これに超音波振動を付与してス
ラリーとした後、このスラリーをカラムパッカーに入
れ、溶媒(四塩化炭素)流量7ml/分、充填開始から
20分後までの充填圧力300kg/cm2 、20分経
過後から35分後までの充填圧力320kg/cm2 の
条件で前記のカラム用容器に注入して、目的とするSF
C用カラムIIを得た。このようにして得られたSFC用
カラムIIでは、カラム用容器に充填されている硝酸銀含
浸微細孔シリカの硝酸銀含浸量は0.10wt%であり、
硝酸銀が実質的に均一に含浸されていることが確認され
た。なお、硝酸銀含浸量と、硝酸銀が実質的に均一に含
浸されていることとは、同一条件で別途作製したSFC
用カラムIIを用いて測定ないし確認した。
(平均粒子径5μm)の微細孔シリカに硝酸銀を含浸さ
せてなる硝酸銀含浸微細孔シリカ2g(硝酸銀の含浸量
は0.10wt%)と、内径2.1mm、長さ(内寸)4
0cmのカラム用容器をそれぞれれ用意した。次に、上
記の硝酸銀含浸微細孔シリカ1gに対して四塩化炭素を
10mlの割合で加え、これに超音波振動を付与してス
ラリーとした後、このスラリーをカラムパッカーに入
れ、溶媒(四塩化炭素)流量7ml/分、充填開始から
20分後までの充填圧力300kg/cm2 、20分経
過後から35分後までの充填圧力320kg/cm2 の
条件で前記のカラム用容器に注入して、目的とするSF
C用カラムIIを得た。このようにして得られたSFC用
カラムIIでは、カラム用容器に充填されている硝酸銀含
浸微細孔シリカの硝酸銀含浸量は0.10wt%であり、
硝酸銀が実質的に均一に含浸されていることが確認され
た。なお、硝酸銀含浸量と、硝酸銀が実質的に均一に含
浸されていることとは、同一条件で別途作製したSFC
用カラムIIを用いて測定ないし確認した。
【0034】(2)SFCによる軽油の成分分析 カラムとして上記(1)のSFC用カラムIIを、溶離液
として超臨界状態の二酸化炭素を、検出器としてFID
をそれぞれ用いたSFCにより、カラム温度40℃、溶
離液の流量300μl/分、溶離液の圧力250kg/
cm2 の条件で分解軽油の成分分析を行った。このと
き、分解軽油は実施例1で用いたものと同質のものを用
い、SFCの装置構成はカラムを除いて実施例1でのS
FCと同一とした。上記の成分分析の結果、分解軽油中
のパラフィン炭化水素分は20.9質量%、オレフィン
炭化水素分は3.2質量%、芳香族分は75.9質量%
であり、三者が明確に分離されていた。このときのクロ
マトグラムを図4に示す。
として超臨界状態の二酸化炭素を、検出器としてFID
をそれぞれ用いたSFCにより、カラム温度40℃、溶
離液の流量300μl/分、溶離液の圧力250kg/
cm2 の条件で分解軽油の成分分析を行った。このと
き、分解軽油は実施例1で用いたものと同質のものを用
い、SFCの装置構成はカラムを除いて実施例1でのS
FCと同一とした。上記の成分分析の結果、分解軽油中
のパラフィン炭化水素分は20.9質量%、オレフィン
炭化水素分は3.2質量%、芳香族分は75.9質量%
であり、三者が明確に分離されていた。このときのクロ
マトグラムを図4に示す。
【0035】比較例1 まず、平均細孔径が90オングストロームである球形
(平均粒子径5μm)のメソ細孔シリカを内径1.7m
m、長さ(内寸)25cmのカラム用容器に充填した市
販品のシリカカラム(日本電子モーレ(株)製のSFP
AK−SI05−S25)を用意した。次に、カラムと
して上記のシリカカラムを、溶離液として超臨界状態の
二酸化炭素を、検出器としてFIDをそれぞれ用いたS
FCにより、カラム温度30℃、溶離液の流量300μ
l/分、溶離液の圧力250kg/cm2 の条件で分解
軽油の成分分析を行った。このとき、分解軽油は実施例
1で用いたものと同質のものを用い、SFCの装置構成
はカラムを除いて実施例1でのSFCと同一とした。上
記のSFCでは分解軽油中の飽和分とオレフィン分とを
分離することができず、分解軽油中の非芳香族分が2
4.5質量%、芳香族分が75.5質量%という結果が
得られた。非芳香族分は飽和分とオレフィン分に分離さ
れなかった。このときのクロマトグラムを図5に示す。
(平均粒子径5μm)のメソ細孔シリカを内径1.7m
m、長さ(内寸)25cmのカラム用容器に充填した市
販品のシリカカラム(日本電子モーレ(株)製のSFP
AK−SI05−S25)を用意した。次に、カラムと
して上記のシリカカラムを、溶離液として超臨界状態の
二酸化炭素を、検出器としてFIDをそれぞれ用いたS
FCにより、カラム温度30℃、溶離液の流量300μ
l/分、溶離液の圧力250kg/cm2 の条件で分解
軽油の成分分析を行った。このとき、分解軽油は実施例
1で用いたものと同質のものを用い、SFCの装置構成
はカラムを除いて実施例1でのSFCと同一とした。上
記のSFCでは分解軽油中の飽和分とオレフィン分とを
分離することができず、分解軽油中の非芳香族分が2
4.5質量%、芳香族分が75.5質量%という結果が
得られた。非芳香族分は飽和分とオレフィン分に分離さ
れなかった。このときのクロマトグラムを図5に示す。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の超臨界流
体クロマトグラフィー用カラムを用いれば、灯油や軽油
に含まれているパラフィン炭化水素分、オレフィン炭化
水素分および芳香族分を超臨界流体クロマトグラフィー
によって容易に溶出分離することができる。したがっ
て、本発明によれば灯油や軽油についてのより正確なタ
イプ分析値を得ることが可能になる。
体クロマトグラフィー用カラムを用いれば、灯油や軽油
に含まれているパラフィン炭化水素分、オレフィン炭化
水素分および芳香族分を超臨界流体クロマトグラフィー
によって容易に溶出分離することができる。したがっ
て、本発明によれば灯油や軽油についてのより正確なタ
イプ分析値を得ることが可能になる。
【図1】実施例で利用したSFCの装置構成の概略図で
ある。
ある。
【図2】実施例1で行ったSFCのクロマトグラムであ
る。
る。
【図3】実施例2で行ったSFCのクロマトグラムであ
る。
る。
【図4】実施例3で行ったSFCのクロマトグラムであ
る。
る。
【図5】比較例1で行ったSFCのクロマトグラムであ
る。
る。
4…インジェクター、 6…試料、 7…超臨界クロマ
トグラフィー用カラム、8…水素炎イオン化検出器、
9…カラム恒温槽。
トグラフィー用カラム、8…水素炎イオン化検出器、
9…カラム恒温槽。
Claims (10)
- 【請求項1】 硝酸銀含浸シリカをカラム用容器に充填
してなる硝酸銀含浸シリカカラムと、平均細孔径が10
オングストローム以上60オングストローム未満の範囲
内である微細孔シリカをカラム用容器に充填してなる微
細孔シリカカラムとを備え、前記硝酸銀含浸シリカカラ
ムと前記微細孔シリカカラムとが直列に連結されている
ことを特徴とする超臨界流体クロマトグラフィー用カラ
ム。 - 【請求項2】 硝酸銀含浸シリカが、平均細孔径が10
オングストローム以上60オングストローム未満の範囲
内である微細孔シリカに硝酸銀を含浸させてなる硝酸銀
含浸微細孔シリカであり、かつ、硝酸銀含浸前の前記微
細孔シリカが球状または破砕形状を呈するとともに該微
細孔シリカの平均粒子径が3〜200μmの範囲内であ
る、請求項1に記載の超臨界流体クロマトグラフィー用
カラム。 - 【請求項3】 硝酸銀含浸シリカが、平均細孔径が60
〜300オングストロームの範囲内であるメソ細孔シリ
カに硝酸銀を含浸させてなる硝酸銀含浸メソ細孔シリカ
であり、かつ、硝酸銀含浸前の前記メソ細孔シリカが球
状または破砕形状を呈するとともに該メソ細孔シリカの
平均粒子径が3〜200μmの範囲内である、請求項1
に記載の超臨界流体クロマトグラフィー用カラム。 - 【請求項4】 硝酸銀含浸シリカカラムに充填されてい
る硝酸銀含浸シリカの硝酸銀含浸量が0.1〜5.0wt
%の範囲内である、請求項1〜請求項3のいずれか一項
に記載の超臨界流体クロマトグラフィー用カラム。 - 【請求項5】 微細孔シリカカラムに充填されている微
細孔シリカが球状または破砕形状を呈し、かつ、該微細
孔シリカの平均粒子径が3〜200μmの範囲内であ
る、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の超臨界
流体クロマトグラフィー用カラム。 - 【請求項6】 平均細孔径が10オングストローム以上
60オングストローム未満の範囲内である微細孔シリカ
に硝酸銀を含浸させてなる硝酸銀含浸微細孔シリカをカ
ラム用容器に充填してなることを特徴とする超臨界流体
クロマトグラフィー用カラム。 - 【請求項7】 微細孔シリカが球状または破砕形状を呈
し、かつ、該微細孔シリカの平均粒子径が3〜200μ
mの範囲内である、請求項6に記載の超臨界流体クロマ
トグラフィー用カラム。 - 【請求項8】 カラム用容器に充填されている硝酸銀含
浸微細孔シリカの硝酸銀含浸量が0.1〜5.0wt%の
範囲内である、請求項6または請求項7に記載の超臨界
流体クロマトグラフィー用カラム。 - 【請求項9】 請求項1〜請求項8のいずれか一項に記
載の超臨界流体クロマトグラフィー用カラムを用いた超
臨界流体クロマトグラフィーにより、灯油または軽油に
含まれている芳香族分、飽和分およびオレフィン分を分
離定量することを特徴とする、灯油または軽油のタイプ
分析方法。 - 【請求項10】 溶離液として超臨界状態の二酸化炭素
を用いる、請求項9に記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6135265A JPH085622A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 超臨界流体クロマトグラフィー用カラム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6135265A JPH085622A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 超臨界流体クロマトグラフィー用カラム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH085622A true JPH085622A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15147666
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6135265A Pending JPH085622A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 超臨界流体クロマトグラフィー用カラム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH085622A (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5689058A (en) * | 1979-12-21 | 1981-07-20 | Toyo Soda Mfg Co Ltd | Method for analyzing hydrocarbon compound |
| JPH04319664A (ja) * | 1991-04-18 | 1992-11-10 | Idemitsu Kosan Co Ltd | 硝酸銀含浸シリカゲルの製造方法 |
| JPH05223799A (ja) * | 1990-03-02 | 1993-08-31 | Exxon Res & Eng Co | 組成物中の飽和化合物、オレフィン及び芳香族炭化水素成分の定量分析法 |
-
1994
- 1994-06-17 JP JP6135265A patent/JPH085622A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5689058A (en) * | 1979-12-21 | 1981-07-20 | Toyo Soda Mfg Co Ltd | Method for analyzing hydrocarbon compound |
| JPH05223799A (ja) * | 1990-03-02 | 1993-08-31 | Exxon Res & Eng Co | 組成物中の飽和化合物、オレフィン及び芳香族炭化水素成分の定量分析法 |
| JPH04319664A (ja) * | 1991-04-18 | 1992-11-10 | Idemitsu Kosan Co Ltd | 硝酸銀含浸シリカゲルの製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980203 |