JPH0856948A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JPH0856948A
JPH0856948A JP6200949A JP20094994A JPH0856948A JP H0856948 A JPH0856948 A JP H0856948A JP 6200949 A JP6200949 A JP 6200949A JP 20094994 A JP20094994 A JP 20094994A JP H0856948 A JPH0856948 A JP H0856948A
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JP
Japan
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scanning
ultrasonic
image
marker
mechanical
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JP6200949A
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English (en)
Inventor
Koichi Kobayashi
康一 小林
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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    • A61B8/44—Constructional features of the ultrasonic, sonic or infrasonic diagnostic device
    • A61B8/4483—Constructional features of the ultrasonic, sonic or infrasonic diagnostic device characterised by features of the ultrasound transducer
    • A61B8/4488—Constructional features of the ultrasonic, sonic or infrasonic diagnostic device characterised by features of the ultrasound transducer the transducer being a phased array
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Abstract

(57)【要約】 【目的】走査範囲及び診断応用範囲を増加させるととも
に、診断効率を大幅に上昇させることのできる超音波診
断装置を提供する。 【構成】単一の超音波プローブ1の先端部1aに超音波
プローブ1の長軸方向に沿って配設された配列型振動子
群3と、この配列型振動子群3を形成する各振動子をそ
れぞれ所要のタイミングで駆動させることにより超音波
信号を走査する送受信回路17と、超音波プローブ1の
本体部1bに設けられた超音波振動子7と、この超音波
振動子7を所要のタイミングで駆動する送受信回路13
aと、超音波振動子7の駆動により放射された超音波信
号を機械的な回転を与えることによりラジアル状に放射
するフレキシブルシャフト8、第2のモータ9、及びロ
ータリートランスRとを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、体腔内に超音波探触子
(超音波プローブともいう)を挿入して体腔内の超音波
画像診断を行なう超音波診断装置に係り、特に、メカニ
カル走査機能及び電子走査機能をともに備えた超音波診
断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】被検体の体腔内に細径の超音波プローブ
を挿入して体腔内の超音波画像診断を行なう超音波診断
装置がある。このような診断装置は、超音波プローブを
介して超音波信号を走査して体腔内の超音波画像を得て
いる。この超音波プローブは、その超音波信号(ビー
ム)の走査方式により2つに大別される。すなわち、機
械式(メカニカル)の走査を行なうメカニカル走査式超
音波プローブ,電子式のリニア、セクタ、コンベックス
走査を行なう電子走査式超音波プローブである。特にメ
カニカル走査式超音波プローブとしては、ラジアル走査
を行なうラジアル走査式超音波超音波プローブが主流で
ある。
【0003】ここでラジアル走査式超音波プローブ及び
電子走査型の1つとして電子リニア走査式超音波プロー
ブをそれぞれ図19及び図20に示す。
【0004】図19のラジアル走査式超音波プローブに
よれば、プローブ71内に備えられた振動子をプローブ
71の長軸を中心に回転(図19中矢印s1 参照)させ
ながら駆動させることにより、超音波ビームを放射状
(ラジアル状;図19中矢印s2 参照)に走査すること
ができるようになっている。したがって、ラジアル走査
式の診断装置では、プローブ71の長軸と直交する面3
60度の超音波画像が得られる。
【0005】一方、図20の電子リニア走査式超音波プ
ローブによれば、プローブ71の長軸に沿って配列され
た超音波振動子群72を順次駆動させることにより、当
該長軸と直交する方向(図20中矢印s3 参照)に超音
波ビームを走査することができるようになっている。し
たがって、電子リニア走査式の診断装置によれば、プロ
ーブ71の長軸、つまりプローブ71の挿入方向に沿っ
た超音波画像が得られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したラジアル走査
式超音波プローブでは、体腔内を360度全周見渡せる
ため診断部位を描出しやすい(このことを特にオリエン
テーションに優れているともいう)反面、振動子を回転
駆動させていることから同一部位へ繰り返し超音波ビー
ムを送信することが難しかった。このため、カラードプ
ラ等への対応が難しく、診断応用が限られるという欠点
があった。
【0007】また、電子走査式超音波プローブでは、カ
ラードプラへの対応が容易な反面、振動子の形状や超音
波ビームの高フォーカス性等の制約から超音波振動子、
すなわち超音波断層面をプローブの長軸線上に置かざる
を得なかった。このため、オリエンテーションに不満が
残り(図21に示すように、体腔内に挿入したプローブ
は、進退方向s4 には比較的容易に動かせるが、回転さ
せることは困難である)、診断効率を低下させていた。
【0008】このように、どちらの走査式超音波プロー
ブを用いた場合でも一長一短があり、必要に応じて使い
分けることが必要であるが、体腔内へのプローブの挿入
は被検体への負担が大きいため、そう頻繁に使いわける
ことはできなかった。
【0009】本発明はこうした事情に鑑みてなされたも
ので、単一の超音波プローブを介してメカニカル走査及
び電子走査を共に行なうことが可能な構成としたため、
走査範囲及び診断応用範囲を増加させるとともに、診断
効率を大幅に上昇させることのできる超音波診断装置を
提供することをその目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するた
め、請求項1記載の超音波診断装置では、単一の超音波
プローブを体腔内に挿入し、前記超音波プローブを介し
て超音波信号を走査して得られた画像信号に基づいて前
記体腔内の超音波画像を表示するようにした超音波診断
装置において、前記超音波信号を電子的制御に基づいて
走査する電子走査手段と、前記超音波信号を機械的制御
に基づいて走査する機械走査手段とを備えている。
【0011】特に、請求項2に記載した超音波診断装置
では、前記電子走査手段は、前記超音波プローブの体腔
内挿入側先端部に当該超音波プローブの長軸方向に沿っ
て配設された複数個の振動子からなる超音波振動子群
と、前記複数個の振動子をそれぞれ所要のタイミングで
駆動させることにより超音波信号を走査する第1の駆動
回路とを有するとともに、前記機械走査手段は、前記超
音波プローブの体腔内挿入部分の所要位置に設けられた
超音波振動子と、この超音波振動子を所要のタイミング
で駆動する第2の駆動回路と、前記超音波振動子の駆動
により放射された超音波信号を機械的な回転を与えるこ
とによりラジアル状に走査する機械走査機構とを有して
いる。
【0012】また、特に、請求項3に記載した超音波診
断装置では、前記先端部を前記超音波プローブの長軸を
中心に回動させる先端部回動手段を備えている。
【0013】特に、請求項4に記載した超音波診断装置
では、前記超音波振動子及び前記機械走査機構を前記先
端部の所要位置に設けている。
【0014】さらに、請求項5に記載した超音波診断装
置では、前記機械走査に基づいて得られた超音波画像及
び前記電子走査に基づいて得られた超音波画像を同一の
モニタに表示する表示手段を備えている。
【0015】また、特に、請求項6に記載した超音波診
断装置では、前記モニタに表示された機械走査に基づく
超音波画像上に電子走査位置を示すマーカーを表示させ
るマーカー表示手段を備えている。
【0016】さらに、請求項7に記載した超音波診断装
置では、前記モニタに表示された電子走査に基づく超音
波画像上に機械走査位置を示すマーカーを表示させるマ
ーカー表示手段を備えている。
【0017】さらにまた、請求項8に記載した超音波診
断装置では、前記電子走査位置を示すマーカーの位置を
手動により移動可能な入力手段を備え、前記先端部回動
手段は、前記入力手段によるマーカー位置の移動に応じ
て、その移動位置に前記電子走査位置が移動するように
前記先端部を回動させるように構成している。
【0018】また、上記目的を達成するために、請求項
9に記載した超音波診断装置では、前記電子走査手段
は、前記超音波プローブの体腔内挿入側先端部に当該超
音波プローブの長軸方向に沿って配設された複数個の振
動子からなる超音波振動子群と、前記複数個の振動子を
それぞれ所要のタイミングで駆動させることにより超音
波信号を走査する駆動回路とを有し、前記機械走査手段
は、前記複数個の振動子の駆動により走査された超音波
信号を、機械的な回転を与えることによりラジアル状に
走査する手段であるともに、前記電子走査及び前記機械
走査により得られた画像信号に基づいて前記体腔内の3
次元画像データを生成する3次元画像データ生成手段
と、この3次元画像データを表示する3次元画像表示手
段とを備えている。
【0019】さらに、上記目的を達成するため、請求項
10に記載した超音波診断装置では、電子走査手段は、
前記超音波プローブの体腔内挿入側先端部に当該超音波
プローブの長軸方向に沿って配設された複数個の振動子
からなる超音波振動子群と、前記複数個の振動子をそれ
ぞれ所要のタイミングで駆動させることにより超音波信
号を走査する第1の駆動回路とを有し、前記機械走査手
段は、前記配列型振動子群中の一部の互いに隣接した振
動子を駆動させる第2の駆動回路と、前記一部の振動子
の駆動により放射された超音波信号を、機械的な回転を
与えることによりラジアル状に走査する機械走査機構と
を有する一方、前記電子走査手段により電子走査を行な
うか、あるいは前記機械走査手段により機械走査を行な
うかを選択する走査モード選択手段を備えている。
【0020】特に、請求項11に記載した超音波診断装
置では、前記機械走査に基づいて得られた超音波画像及
び前記電子走査に基づいて得られた超音波画像を同一の
モニタに表示する表示手段を備えている。
【0021】また特に、請求項12に記載した超音波診
断装置では、前記走査モード選択手段により電子走査モ
ードが選択されている状態において、前記機械走査に基
づいて予め表示されていた超音波画像上に現在の電子走
査位置を示すマーカーを表示させるマーカー表示手段を
備えている。
【0022】さらに、請求項13に記載した診断装置で
は、前記走査モード選択手段により機械走査モードが選
択されている状態において、前記電子走査に基づいて予
め表示されていた超音波画像上に現在の機械走査位置を
示すマーカーを表示させるマーカー表示手段を備えてい
る。
【0023】
【作用】本発明によれば、電子走査手段により、体腔内
に挿入された超音波プローブを介して超音波信号が電子
的制御に基づいて走査(例えばリニア走査、セクタ走査
等)されるとともに、機械走査手段により、同一の超音
波プローブを介して超音波信号が機械的制御に基づいて
走査(例えばラジアル走査)される。すなわち、この診
断装置は、単一の超音波プローブを介してメカニカル走
査及び電子走査を共に行なうことができる。
【0024】特に、請求項2に記載したように、第1の
駆動回路により、超音波プローブの体腔内挿入側先端部
に当該超音波プローブの長軸方向に沿って配設された超
音波振動子群を形成する複数個の振動子がそれぞれ所要
のタイミングで駆動されて超音波信号が超音波プローブ
の長軸方向に沿って例えば電子リニア走査されるとも
に、第2の駆動回路により、超音波プローブの体腔内挿
入部分の所要位置に設けられた超音波振動子が所要のタ
イミングで駆動されて超音波信号が放射され、さらに、
機械走査機構により例えば超音波振動子が超音波プロー
ブの長軸を中心に回転することにより、超音波信号がそ
の長軸を中心にラジアル状に走査される。すなわち、本
構成では、機械ラジアル走査機能により診断部位を容易
に発見することができ、さらに電子リニア走査機能によ
り必要に応じてカラードプラ等の診断も行なうことがで
きる。
【0025】特に、請求項3に記載したように、超音波
振動子群が配設された先端部が、先端部回動手段により
超音波プローブの長軸を中心に回動することにより、電
子リニア走査方向(走査面)が超音波プローブの長軸を
中心に回転する。つまり、電子リニア走査面を所望の位
置へ回転させることができるため、電子走査に基づく診
断範囲を著しく向上させている。
【0026】また、特に、請求項4に記載した構成で
は、ラジアル走査用の超音波振動子及び機械走査機構は
前記先端部の所要位置に設けられているため、機械走査
機構に基づく例えば超音波振動子の回転により得られた
ラジアル走査画像は、前記先端部の回動によるリニア走
査面の回転と同期して移動する。この結果、リニア走査
面とラジアル走査面の相対位置関係が先端部の回転によ
らず常に一定となっている。
【0027】さらに、請求項5に記載したように、表示
手段により、機械ラジアル走査に基づいて得られた超音
波画像(ラジアル走査画像)及び電子リニア走査に基づ
いて得られた超音波画像(リニア走査画像)は同一のモ
ニタに表示される(例えばモニタの向かって左側にはラ
ジアル走査画像、向かって右側にはリニア走査画像が表
示される)。したがって、ラジアル走査画像とリニア走
査画像との比較・対照が行ないやすく診断効率を向上さ
せている。
【0028】特に、請求項6に記載した構成では、マー
カー表示手段により、ラジアル走査画像上にリニア走査
面の位置(リニア走査位置)を示すマーカーが表示さ
れ、また、請求項7に記載した構成によれば、リニア走
査画像上にラジアル走査面の位置(ラジアル走査位置)
を示すマーカーが表示されているため、上述したラジア
ル走査画像とリニア走査画像との比較・対照がより行な
いやすくなっている。
【0029】さらに、請求項8に記載した構成では、例
えばオペレータがラジアル走査画像を見ながら入力手段
を操作して当該ラジアル走査画像上のリニア走査位置を
示すマーカーを所望の位置へ移動させると、このマーカ
ーの移動に応じて、先端部回動手段の動作により、その
マーカーの移動位置に実際のリニア走査位置が移動する
ように超音波プローブの先端部が回転する。したがっ
て、オペレータは、ラジアル走査画像を見ながら診断し
たい位置にリニア走査位置を回転移動させることができ
る。
【0030】一方、請求項9に記載したように、駆動回
路により、超音波プローブの体腔内挿入側先端部に当該
超音波プローブの長軸方向に沿って配設された超音波振
動子群を形成する複数個の振動子がそれぞれ所要のタイ
ミングで駆動されて超音波信号が超音波プローブの長軸
方向に沿って例えば電子リニア走査される。この状態で
機械走査手段により例えば超音波プローブの先端部が当
該プローブの長軸を中心に回転することにより、超音波
信号はリニア走査されながら超音波プローブの長軸を中
心にラジアル状に走査される、つまり、超音波プローブ
の長軸を中心に円筒状(すなわち3次元的)に走査され
るようになっている。
【0031】そして、3次元画像生成手段により、電子
リニア走査及び機械ラジアル走査により得られた画像信
号に基づいて、例えばボクセルデータ等の3次元画像デ
ータが生成される。そして、3次元画像表示手段によ
り、生成された3次元画像データから表面表示像等の3
次元画像が表示される。したがって、本構成によれば、
体腔内の様子を立体的且つ直観的に把握することができ
る。
【0032】一方、請求項10に記載した構成によれ
ば、走査モード選択手段により電子走査モードが選択さ
れた場合、駆動回路により、超音波プローブの体腔内挿
入側先端部に当該超音波プローブの長軸方向に沿って配
設された超音波振動子群を形成する複数個の振動子がそ
れぞれ所要のタイミングで駆動されて超音波信号が超音
波プローブの長軸方向に沿って例えば電子リニア走査さ
れる。また、走査モード選択手段により機械走査モード
が選択された場合には、第2の駆動回路により上記配列
型振動子群中の一部の互いに隣接した振動子がそれぞれ
駆動された状態で機械走査機構により例えば超音波プロ
ーブの先端部が当該プローブの長軸を中心に回転するこ
とにより、超音波信号は超音波プローブの長軸を中心に
ラジアル状に走査される。
【0033】また、表示手段により、機械走査に基づい
て得られた超音波画像及び前記電子走査に基づいて得ら
れた超音波画像は、同一のモニタに表示される(例えば
モニタの向かって左側にはラジアル走査画像、向かって
右側にはリニア走査画像が表示される)。したがって、
ラジアル走査画像とリニア走査画像との比較・対照が行
ないやすく診断効率を向上させている。
【0034】特に、走査モード選択手段により電子走査
モードが選択されている状態において、マーカー表示手
段により、予め表示されていたラジアル走査画像上に現
在のリニア走査面の位置を示すマーカーが表示される。
また、走査モード選択手段により機械走査モードが選択
されている状態においては、予め表示されていたリニア
走査画像上に現在のラジアル走査面の位置を示すマーカ
ーが表示される。
【0035】
【実施例】以下、本発明に係る超音波診断装置の実施例
を添付図面を参照して説明する。
【0036】(第1実施例)第1実施例における超音波
診断装置を図1乃至図8に基づいて説明する。
【0037】本実施例の超音波診断装置の概略構成を図
1に示す。この超音波診断装置は、体腔内挿入用の細径
の超音波探触子(以下、「超音波プローブ」という)1
と、この超音波プローブ1における超音波信号の走査や
超音波プローブ1により受信されたエコー信号を処理す
る診断装置本体2とを備えている。
【0038】超音波プローブ1は、図2に示すように略
円筒状であり、体腔内挿入側の先端部1aと手元側の本
体部1bとから構成されている。この先端部1aには、
配列型超音波振動子群3が設けられている。この配列型
振動子群3を形成する各振動子3…3は、その超音波信
号放射面が超音波プローブ1の側面に接した状態で、当
該超音波プローブ1の軸方向に沿って配設されている。
また、各振動子3…3は、診断装置本体2の後述する送
受信回路に接続されている。
【0039】さらに、先端部1aは、その装置側の面の
中央部分が超音波プローブ1の中心軸上に位置するフレ
キシブルシャフト(以下、単に「シャフト」という)4
を介して本体部1bに設置された第1のモータ5に直結
されている。つまり、先端部1aは、モータ5からの回
転動力によりシャフト4を回転軸として所要量回動可能
になっている。
【0040】この配列型振動子群3を形成する各振動子
3…3を配列方向に沿って所要のタイミングで駆動させ
ることにより、図2に示すように、超音波プローブ1の
長軸方向に沿ったある方向の面(面の大きさは配列型振
動子群3の幅(超音波プローブ1の長軸方向に沿った長
さ)に基づいて定まる)内において超音波信号を直線状
に走査(リニア走査)することができるようになってい
る。すなわち、配列型振動子群3の一端部における任意
の複数個の振動子3、3を同時に駆動させて1本の走査
線を生成し、駆動する振動子3、3を他端部に向けて順
次移動させていくことにより、走査線をリニア状に移動
させてリニア走査を行なうようになっている。なお、こ
の超音波プローブ1の長軸方向に沿った、配列型振動子
群3の幅に対応した面を超音波信号走査面(リニア走査
面)sa とする。
【0041】さらに、リニア走査を行ないながら先端部
1aを回動させることにより、図3に示すように、超音
波信号走査方向、すなわちリニア走査面sa を任意の位
置に回転させることができるようになっている。
【0042】本体部1bには、上述した第1のモータ5
と、この第1のモータ5の回転角度を検出するロータリ
ーエンコーダ等の検出器6と、メカニカルラジアル走査
を行なうメカニカル走査型振動子7とが設けられてい
る。このメカニカル走査型振動子7は、当該超音波プロ
ーブ1の側面側に超音波放射面がくるように配設されて
いる。また、このメカニカル走査型振動子7の装置側の
面の中央部には、当該超音波プローブ1の中心軸上に位
置するフレキシブルシャフト(以下、「シャフト」とい
う)8が接続されている。このシャフト8は、例えば一
対のリング状のロータリートランスRの開口部を通って
診断装置本体2に設置された第2のモータ9に直結され
ている。つまり、メカニカル走査型振動子7は、第2の
モータ9からの回転動力によりシャフト8を回転軸とし
て回動可能になっている。
【0043】すなわち、このメカニカル走査型振動子7
を回転させながら同メカニカル走査型振動子7を適宜な
タイミングで駆動させることにより、図2及び図3に示
すように、超音波プローブ1の長軸を中心に超音波信号
をラジアル状に走査可能になっている。
【0044】また、診断装置本体2は、第1のモータ5
及び第2のモータ9の回転速度や回転角度等を制御する
モータ制御部10と、検出器6からの出力に基づいてリ
ニア走査面sa の位置を検出する位置検出回路11とを
備えている。この位置検出回路11の出力はマーカー発
生回路12に接続されている。
【0045】さらに、診断装置本体2には、超音波プロ
ーブ1の本体部1b手元側の所要位置に操作部13aが
設けられている。この操作部13aは回動可能な図示し
ない操作ハンドルを有し、オペレータがその操作ハンド
ルを回転操作した場合、その操作角度(情報)がモータ
制御部10に送られるようになっている。
【0046】モータ制御部10は、操作部13から角度
情報が送られると、第1のモータ5を駆動させて、先端
部1aを送られた角度情報に対応して回転させるように
なっている。また、モータ制御部10は、メカニカル走
査時には第2のモータ9を予め定められた速度で回転駆
動させて、メカニカル走査型振動子7をその速度で回転
させるようになっている。
【0047】位置検出回路11は検出器6から送られる
回転角度検出信号に応じて、超音波プローブ1の長軸を
中心とした2次元の座標空間(ラジアル走査範囲に対
応)におけるリニア走査面sa の位置(回転位置)を検
出するようになっている。
【0048】マーカー発生回路12は、マイクロコンピ
ュータ、そのマイクロコンピュータにおける処理の手順
やデータが予め記憶されたメモリ等を搭載し、位置検出
回路11からリニア走査面sa の位置検出信号が送られ
ると、メモリに記憶された手順に従って図4に示す処理
を行なう。すなわち、マーカー発生回路12は、送られ
たリニア走査面sa の位置検出信号をメモリに読み込み
(ステップ101)、続いて、後述するマーカー加算回
路のフレームメモリ上での位置検出信号に対応するアド
レス(リニア走査面sa の位置のアドレス)を算出する
(ステップ102)。そして、その算出されたアドレス
に例えばライン状のマーカーを表すデータを書き込み
(ステップ103)、処理を終了する。
【0049】また、診断装置本体2は、ロータリートラ
ンスRを介してメカニカル走査型振動子7に接続された
送受信回路13aを備えている。この送受信回路13a
は、当該メカニカル走査型振動子7を駆動させて超音波
信号の走査を行なうとともに、その走査の結果体腔内の
臓器等から反射されたエコー信号を受信処理するように
なっている。この送受信回路13aの出力側には、A/
D変換器14、ディジタルスキャンコンバータ(DS
C)15、マーカー加算回路16が備えられている。
【0050】A/D変換器14は、送受信回路13aに
より受信処理されたエコー信号(画像信号)をディジタ
ル型の画像データに変換する機能を有している。DSC
15は、フレームメモリ、このフレームメモリに対する
データの書き込み・読み出しを制御する書き込み・読み
出し制御回路等を備え、送られたディジタル型の画像デ
ータを所定のタイミングでフレームメモリに書き込むと
ともに、そのフレーム画像データを所定のタイミングで
読み出すことにより、超音波による走査で得られた画像
データをTV走査型の画像データに変換するようになっ
ている。
【0051】マーカー加算回路16はフレームメモリを
有し、このフレームメモリにDSC15から所定のタイ
ミングで読み出された画像データが順次記憶されるとと
もに、マーカー発生回路16から送られたマーカーデー
タが対応するフレームメモリの記憶領域に書き込まれる
ようになっている。つまり、マーカー加算回路16のフ
レームメモリ上では、ラジアル走査により得られた画像
データとマーカーデータとが加算されている。この加算
された画像データは、所定のタイミングで後述する画像
加算回路のフレームメモリに読み出される。
【0052】一方、診断装置本体2は、配列型振動子群
3を形成する各振動子3…3に個別に接続された送受信
回路17を備えている。この送受信回路17は、各振動
子3…3をそれぞれ所要のタイミングで駆動させて超音
波信号をリニア走査するとともに、その走査の結果体腔
内の臓器等から反射されたエコー信号を受信処理するよ
うになっている。この送受信回路17の出力側には、A
/D変換器18、ディジタルスキャンコンバータ(DS
C)19、画像加算回路20、及びTVモニタ21が備
えられている。
【0053】A/D変換器18は、送受信回路17によ
り受信処理されたエコー信号(画像信号)をディジタル
型の画像データに変換する機能を有している。DSC1
9は、フレームメモリ、このフレームメモリに対するデ
ータの書き込み・読み出しを制御する書き込み・読み出
し制御回路等を備え、送られたディジタル型の画像デー
タを所定のタイミングでフレームメモリに書き込むとと
もに、そのフレーム画像データを所定のタイミングで読
み出すことにより、超音波走査により得られた画像デー
タをTV走査型の画像データに変換するようになってい
る。
【0054】画像加算回路20はTVモニタ21の表示
領域に対応した記憶領域を有するフレームメモリ、この
フレームメモリに対するデータの書き込み・読み出しを
制御する書き込み・読み出し制御回路、及びD/A変換
器等を備え、マーカー加算回路16から所定のタイミン
グで読み出されたラジアル走査に基づく画像データ及び
マーカーデータとDSC19から所定のタイミングで読
み出されたリニア走査に基づく画像データとを、それぞ
れフレームメモリの所定の記憶領域に書き込むようにな
っている。本実施例では、このフレームメモリの向かっ
て左半分の記憶領域には、ラジアル走査に基づく画像デ
ータが、また向かって右半分の記憶領域には、リニア走
査に基づく画像データがそれぞれ記憶されるようになっ
ている。
【0055】また、画像加算回路20は、フレームメモ
リに記憶された画像データをTV同期タイミングで読み
出し、D/A変換器を介して画像信号に変換した後TV
モニタ21に送るようになっている。この結果、TVモ
ニタ21には、向かって左半分にはラジアル走査に基づ
く画像が、向かって右半分にはリニア走査に基づく画像
が表示されるようになっている。
【0056】一方、モータ制御部10及びマーカー発生
回路12には、オペレータにより必要なデータ等を入力
可能な入力回路が接続されている。特に、この入力回路
22は例えばトラックボール、ジョイスティック等を備
え、TVモニタ21のラジアル走査に基づく表示画面上
における位置データを任意に入力可能になっている。
【0057】マーカー発生回路12は、入力回路22か
ら位置データが送られた場合、メモリに記憶された手順
に従って図5に示す処理を行なう。すなわち、マーカー
発生回路12は、送られた位置データをメモリに読み込
み(ステップ201)、続いて、マーカー加算回路16
のフレームメモリ上でのこの位置データに対応するアド
レスを算出する(ステップ202)。そして、その算出
されたアドレスに例えばライン状のマーカーを表すデー
タを書き込み(ステップ203)、処理を終了する。
【0058】モータ制御部10は、入力回路22から位
置データが送られた場合、図6に示す処理を行なう。す
なわち、モータ制御部10は、送られた位置データを読
み込み(ステップ301)、次いで、送られた位置デー
タに基づき、実際のラジアル走査範囲での指定位置デー
タを算出する(ステップ302)。そして、この指定位
置とリニア走査面sa 位置とが一致するように第1のモ
ータ5を駆動制御して先端部1aを回転させ(ステップ
303)、処理を終了する。
【0059】なお、本実施例における配列型振動子群
3、送受信回路17が電子走査手段を形成し、超音波振
動子7、フレキシブルシャフト8、第2のモータ9、モ
ータ制御回部10、送受信回路13a、ロータリートラ
ンスRが機械走査手段を形成する。
【0060】特に、送受信回路17が請求項2記載の第
1の駆動回路を形成し、送受信回路13aが請求項2記
載の第2の駆動回路を形成する。また、フレキシブルシ
ャフト8、第2のモータ9、ロータリートランスRが請
求項2記載の機械走査機構を形成する。さらに、フレキ
シブルシャフト4、第1のモータ5、検出器6、モータ
制御部10、操作部13が請求項3記載の先端部回動手
段を形成し、A/D変換器14、DSC15、マーカー
加算回路16、A/D変換器18、DSC19、画像加
算回路20、及びTVモニタ21が請求項4記載の表示
手段を形成する。
【0061】また、検出器6、位置検出回路11、マー
カー発生回路12、マーカー加算回路16がマーカー表
示手段を形成し、入力回路12が請求項7記載の入力手
段を形成する。
【0062】次に本構成全体の作用について説明する。
【0063】本構成によれば、超音波プローブ1を体腔
内に挿入した状態でメカニカル走査及び電子リニア走査
を共にリアルタイムで行なうことができる。すなわち、
モータ制御部10の制御に基づく速度で第2のモータ9
を介してメカニカル走査型振動子7を回転させた状態で
当該振動子7を駆動させることにより、体腔内において
超音波信号をラジアル状に走査することができる。
【0064】また、この状態において例えば配列型振動
子群3の一端部における任意の複数個の振動子3、3を
他端部に向けて順次移動させながら駆動することによ
り、体腔内における超音波プローブ1の長軸に沿ったあ
る方向(初期方向df )の面(リニア走査面sa )にお
いて超音波信号をリニア状に走査(リニア走査)するこ
とができる(図2参照)。
【0065】一方、メカニカルラジアル走査により得ら
れたエコー信号は、送受信回路13a、A/D変換器1
4、DSC15を介してTV走査型の画像信号に変換さ
れてマーカー加算回路16のフレームメモリに送られて
いる。
【0066】このとき、位置検出回路11では、リニア
走査面sa の位置が初期方向df から検出(検出器6か
ら送られる角度検出信号=零、つまり初期方向df のま
まである)され、この位置検出信号はマーカー発生回路
12に送られている。マーカー発生回路12ではステッ
プ101〜ステップ103の処理を行なっているため、
リニア走査面sa の位置を示すマーカーデータがマーカ
ー加算回路16のフレームメモリに、ラジアル走査に基
づく画像データと加算された状態で書き込まれている。
【0067】一方、リニア走査により得られたエコー信
号は、送受信回路17、A/D変換器18、DSC19
を介してTV走査型の画像信号に変換され、所定のタイ
ミングで画像加算回路20のフレームメモリの向かって
右半分の記憶領域に書き込まれている。また、マーカー
加算回路16のフレームメモリに書き込まれたラジアル
走査に基づく画像データ及びマーカーデータ(以下、単
にラジアル走査に基づく画像データとする)も、所定の
タイミングで画像加算回路20のフレームメモリの向か
って左半分の記憶領域に書き込まれている。
【0068】このマーカー加算回路16のフレームメモ
リに書き込まれたラジアル走査に基づく画像データ及び
リニア走査に基づく画像データは、TV同期タイミング
で読み出され、D/A変換器を介して画像信号に変換さ
れた後TVモニタ21に送られる。この結果、TVモニ
タ21には、図7に示すように向かって左半分にはラジ
アル走査に基づく画像(ラジアル走査画像)Ir が表示
されている。また、このラジアル走査画像Ir 上には、
ラジアル走査範囲におけるリニア走査面sa の位置(方
向df )を示すマーカーMa が表示されている。そし
て、TVモニタ21の向かって右半分には、そのマーカ
ーMa が示した部分でのラジアル走査画像と直交する方
向のリニア走査に基づく画像(リニア走査画像)Ia が
表示されている。
【0069】つまり、オペレータは、TVモニタ21に
表示されたラジアル走査画像Ir により、体腔内の様子
を、超音波プローブ1の長軸を中心とした360°全周
に渡ってリアルタイムで視認することができるととも
に、TVモニタ21に表示されたリニア走査画像Ia に
より、超音波プローブ1の長軸に沿ったある方向(初期
方向df )の様子をもリアルタイムで視認することがで
きる。さらに、リニア走査画像Ia の走査位置(方向d
f )をラジアル走査画像Ir に示されたマーカーMa に
おいて把握することができる。
【0070】一方、この状態において、診断の都合上オ
ペレータがリニア走査画像の走査位置を初期方向df と
反対側の方向df2、つまりリニア走査面sa を180°
回転させたいとする(図3参照)。
【0071】このとき、オペレータは、操作部13の操
作ハンドルを180°回転させる。この角度情報はモー
タ制御部10に送られる。モータ制御部10は、この操
作部13からの角度情報(180°)を読み込み、第1
のモータ5を駆動させて図3に示すように先端部1aを
180°回転させる。
【0072】そして検出器6により、第1のモータ5の
回転角度(180°)が検出され、この検出信号は、位
置検出回路11に送られる。位置検出回路11では、送
られた位置検出信号に基づいてリニア走査面sa の位置
が初期方向df から180°回転した方向df2として検
出され、この方向df2を示す位置検出信号がマーカー発
生回路12に送られる。マーカー発生回路12ではステ
ップ101〜ステップ103の処理を行なっているた
め、方向df2に対応するリニア走査面sa を示すマーカ
ーデータがマーカー加算回路16のフレームメモリに、
ラジアル走査に基づく画像データと加算された状態で書
き込まれている。
【0073】また、方向df2でのリニア走査により得ら
れたエコー信号も上述したように画像像加算回路20の
フレームメモリの向かって右半分の記憶領域に書き込ま
れ、ラジアル走査に基づく画像データも画像加算回路2
0のフレームメモリの向かって左半分の記憶領域に書き
込まれている。そして、それぞれの画像データは、D/
A変換器を介してTVモニタ21に送られ表示に供され
る。この結果、TVモニタ21には、図8に示すように
向かって左半分にはラジアル走査画像Ir が、向かって
右半分には方向df2におけるリニア走査画像Ia2が表示
される。
【0074】また、このとき、ラジアル走査画像Ir 上
には、ラジアル走査範囲におけるリニア走査面sl の位
置を示すマーカーMa2が表示されている。
【0075】このように、オペレータは、TVモニタ2
1に表示されたラジアル走査画像Ir を見て、その画像
Ir 上に表示されたマーカーMa2でリニア走査画像Ia2
の位置を把握した状態で操作部13の操作ハンドルを回
転させることにより、その操作に対応する新たな回転位
置のリニア走査画像Ia2を表示させることができる。ま
た、この新たなリニア走査面sa を示すマーカーMa2も
ラジアル走査画像Ir 上に表示されるため、オペレータ
はラジアル走査画像Ir 上のマーカーMa2の位置を確認
しながら操作部13の操作ハンドルを再度回転させるこ
ともできる。したがって、自分が視認してみたい最適の
位置のリニア走査画像Ia2を表示することができる。
【0076】さらに、本構成によれば、オペレータは、
入力回路22を操作することによりリニア走査面sa の
位置を移動(回転)させることもできるようになってい
る。
【0077】すなわち、上述したように、リニア走査面
sa の方向を180°回転させたい場合、オペレータ
は、TVモニタ21のラジアル走査画像Ir を見なが
ら、トラックボール等でリニア走査面sa の移動させた
い位置(初期方向df から180°回転した位置(方
向)df2)を当該ラジアル走査画像Ir 上で指定する。
【0078】このとき、マーカー発生回路12は、ステ
ップ201〜ステップ203の処理を行なっているた
め、指定された方向df2に対応するリニア走査面sa を
示すマーカーデータがマーカー加算回路16のフレーム
メモリに、ラジアル走査に基づく画像データと加算され
た状態で書き込まれている。
【0079】また、モータ制御部10は、ステップ30
1〜ステップ303の処理を行なっているため、指定さ
れた位置(方向)df2に対応して算出されたラジアル走
査範囲での指定位置にリニア走査面sa の位置が一致す
るように第1のモータ5が回転駆動する。この結果、先
端部1aが回転してリニア走査面sa の位置がラジアル
走査画像Ir 上で指定された位置と一致することにな
る。
【0080】つまり、オペレータは、TVモニタ21の
リニア走査画像Ia 及びラジアル走査画像Ir を見なが
ら入力回路22を操作することだけで、自動的にリニア
走査面sa を移動させることができる。
【0081】(第2実施例)第2実施例における超音波
診断装置を図9乃至図11に基づいて説明する。
【0082】本実施例における超音波診断装置の概略構
成を図9に示す。この超音波診断装置は、図1に示す構
成と略同様の構成であり、異なる点は、送受信回路17
における超音波信号の走査方式(配列型振動子群3の各
振動子3…3の駆動方式)と、新たに第2のマーカー発
生回路23が付加された点である。なお、その他の構成
及びその構成要素についての動作については第1実施例
で説明したものと略同様であるため、その説明は省略又
は簡略化する。
【0083】送受信回路17は、各振動子3…3をそれ
ぞれ所要のタイミングで駆動させて超音波信号をセクタ
走査するとともに、その走査の結果体腔内の臓器等から
反射されたエコー信号を受信処理するようになってい
る。
【0084】このセクタ走査による走査面について図1
0に示す。図10によれば、超音波プローブ1の長軸方
向に沿ったある方向df の扇形の面を超音波信号走査面
(セクタ走査面)sc とすることができる。
【0085】また、図10に示すように、超音波信号の
ラジアル走査も行なわれているため、このラジアル走査
面sr とセクタ走査面sc とが交差(直交)している。
つまり、マーカー発生回路12では、ラジアル走査範囲
において交差するセクタ走査面sc の位置を示すマーカ
ーデータが得られていることになる。
【0086】さらに、本構成では、このセクタ走査面s
c とラジアル走査面sr との交差をセクタ走査画像上で
もマーカーにより示すことができるようになっている。
すなわち、診断装置本体2は、このマーカーデータを発
生するための第2のマーカー発生回路23を備えてい
る。
【0087】この第2のマーカー発生回路23は、マイ
クロコンピュータ、そのマイクロコンピュータにおける
処理の手順やセクタ走査面sc とラジアル走査面sr と
が交差する位置を示すデータ(この交差位置は予め固定
している)等が予め記憶されたメモリ等を搭載してい
る。そして、第2のマーカー発生回路23は、メモリに
記憶された位置データに対応するアドレス(ラジアル走
査面sr 上の位置のアドレス)を算出し、A/D変換器
18から送られたディジタル型の画像データがDSC1
9のフレームメモリに書き込まれるのと同じタイミング
で、算出されたアドレスに例えばライン状のマーカーを
表すデータを書き込むようになっている。
【0088】なお、本実施例のマーカー発生回路23、
DSC19、画像加算回路20が請求項6記載のマーカ
ー表示手段を形成している。
【0089】次に、本構成全体の作用について説明す
る。
【0090】本構成によれば、超音波プローブ1を体腔
内に挿入した状態でメカニカル走査及び電子セクタ走査
を共にリアルタイムで行なうことができる。図11にT
Vモニタ21に表示された画像を示す。第1実施例と同
様に向かって左半分には、ラジアル走査画像Iraが表示
され、このラジアル走査画像Ira上には、ラジアル走査
範囲におけるセクタ走査面sc の位置(方向)を示すマ
ーカーMscが表示されている。
【0091】そして、TVモニタ21の向かって右半分
には、そのマーカーMscが示した位置におけるラジアル
走査画像Iraと直交する方向のセクタ走査画像Iscが表
示されている。このセクタ走査画像Isc上には、セクタ
走査範囲におけるラジアル走査面sr の位置を示すマー
カーMsrが表示されている。
【0092】つまり、第1実施例と同様に、ラジアル走
査画像Iraを見ながらTVモニタ21に表示されたセク
タ走査画像Iscにより、超音波プローブ1の長軸に沿っ
たある方向df の様子をもリアルタイムで視認すること
ができる。さらに、セクタ走査画像の走査位置(方向)
df をラジアル走査画像Iraに示されたマーカーMscに
おいて把握することができる。また、第1実施例と同様
に、操作部13あるいは入力回路22を操作することに
より、セクタ走査位置df 、つまりセクタ走査面sc を
自在に回転させることもできる。
【0093】さらにまた、本構成では、セクタ走査画像
Isc上にラジアル走査位置を示すマーカーMsrが表示さ
れている。つまり、本構成では、ラジアル走査画像Ira
及びセクタ走査画像Iscは、それぞれの画像上で示され
たマーカーMsc,Msrの位置で互いに交差(直交)して
いることになる。したがって、オペレータは、ラジアル
走査画像Ira及びセクタ走査画像Iscにより、観察部位
の3次元的な把握を極めて容易に行なうことができる。
【0094】なお、第1及び第2実施例において、先端
部1aを回転させるために第1のモータ5を設けたが、
本発明はこれに限定されるものではなく、先端部1a及
びメカニカル走査型振動子7を個別に回転させる機構で
あればいずれの機構を用いてもよい。
【0095】例えば、フレキシブルシャフトに同軸構造
の2重シャフトを使用する。そして、外側のシャフトを
ラジアルスキャン用(超音波振動子7回転用)の動力伝
達に用い、内側のシャフトを電子スキャン面移動用(先
端部1a回動用)の動力伝達に用いる。なお、動力源
は、ラジアルスキャン用及び電子スキャン用のモータを
それぞれ本体部1b内に設けてもよく、また、電子スキ
ャン面移動用には、上述した操作部13の操作ハンドル
等からの回動力に応じてメカニカルに先端部1aを回転
させる機構を用いてもよい。この場合、オペレータは、
TVモニタ21上のマーカーを目安に操作ハンドル等を
操作すればよい。
【0096】また、例えば、図1及び図9の構成におい
て、先端部1aの筐体に第1のモータ5をその動力軸が
装置側を向くように取り付ける。そして、その動力軸に
シャフト4の一端を接続し、当該シャフト4の他端を本
体部1bの先端部1aと対向する面の中心に固設する。
さらに、第1のモータ5の回転角度を検出する検出器6
を同じく先端部5aに設ける。このように構成すれば、
第1のモータ5を回動させると、本体部1bを含む超音
波プローブ1は固定しているため、結果的に先端部1a
が回転することになる。この構成では、第1のモータ5
と検出器6を先端部1aに内臓しているため、超音波プ
ローブ1の長さ(硬性部の長さ)を短くすることができ
る。なお、第1のモータ5と検出器6のケーブルには、
ブラシ等の機構が必要になるが、先端部1aの回転を有
限回転に限定すれば、省略可能である。
【0097】さらに、第1及び第2実施例において、先
端部1aを連続的に回転させたい場合には、先端部1a
と本体部1bとの間にロータリートランスRを設け、こ
のロータリートランスRを介して配列型振動子3と送受
信回路17とを接続すればよい。
【0098】(第3実施例)第3実施例における超音波
診断装置を図12乃至図14に基づいて説明する。
【0099】本実施例における超音波診断装置の概略構
成を図12に示す。この超音波診断装置は、図9に示し
た構成において、超音波振動子7,並びにロータリート
ランスR、フレキシブルシャフト8、及び第2のモータ
9から成るメカニカル走査機構を超音波プローブ1Aの
先端部1a1 内に設けている。つまり、先端部1a1に
は、メカニカルラジアル走査を行なうメカニカル走査型
振動子7と電子セクタ走査をおこなう配列型振動子群3
とが共に配設されている。また、検出器6及び位置検出
回路11は取り除かれている。また、本実施例では、第
1のマーカー発生回路24及び第2のマーカー発生回路
25を備えている。
【0100】本構成では、第1及び第2実施例と同様
に、メカニカル走査型振動子7を回転させながら当該メ
カニカル走査型振動子7を適宜なタイミングで駆動させ
ることにより、図13に示すように、超音波プローブ1
の長軸を中心に超音波信号をラジアル状に走査可能にな
っている。また、セクタ走査による走査面について図1
3に示す。図13によれば、超音波プローブ1Aの長軸
方向に沿ったある方向df の扇形の面を超音波信号走査
面(セクタ走査面)sc とすることができる。
【0101】なお、このラジアル走査面sr とセクタ走
査面sc とは交差(直交)し、この交差位置は、配列型
振動子3の走査方向(初期方向)に基づいて定まってい
る。特に、本構成では、第1のモータ5による回転動力
により先端部1a1 を回転させることにより、超音波信
号走査方向、すなわちセクタ走査面sc を自在に回転さ
せることができるが、このとき、メカニカル走査型振動
子7も同時(同一)に回転している。つまり、ラジアル
走査面sr とセクタ走査面sc との交差位置は、常に一
致している。
【0102】一方、第1のマーカー発生回路24は、マ
イクロコンピュータ、そのマイクロコンピュータにおけ
る処理の手順やセクタ走査面sc とラジアル走査面sr
とが交差する位置を示すデータが予め記憶されたメモリ
等を搭載している。そして、この第1のマーカー発生回
路24は、メモリに記憶された位置データに対応するア
ドレス(セクタ走査面sc 上の位置のアドレス)を算出
し、A/D変換器14から送られたディジタル型の画像
データがDSC15のフレームメモリに書き込まれるの
と同じタイミングで、算出されたアドレスに例えばライ
ン状のマーカーを表すデータを書き込むようになってい
る。
【0103】また、第2のマーカー発生回路25は、第
2実施例と同様の処理を行ない、セクタ走査面sc とラ
ジアル走査面sr とが交差する位置を示すマーカーデー
タをDSC19のフレームメモリ上に書き込むようにな
っている。なお、本実施例におけるその他の構成及びそ
の構成要素についての動作については第1及び第2実施
例で説明したものと略同様であるため、その説明は省略
又は簡略化する。
【0104】次に本構成の全体の作用について説明す
る。
【0105】本構成によれば、超音波プローブ1Aを体
腔内に挿入した状態でモータ制御部10の制御によりメ
カニカル走査型振動子7を回転させながらそのメカニカ
ル走査型振動子7を駆動させることにより、メカニカル
ラジアル走査を行なうことができる。そして、その状態
で、第2のモータ9を介して先端部1a1 を所要の速度
で回転させ、この先端部1a1 が回転した状態で配列型
振動子群3の各振動子3…3を駆動させることにより、
電子セクタ走査を行なうことができる。
【0106】図14にTVモニタ21に表示された画像
を示す。第1及び第2実施例と同様に向かって左半分に
は、ラジアル走査画像Irbが表示され、このラジアル走
査画像Irb上には、ラジアル走査範囲におけるセクタ走
査面sc の位置(方向)を示すマーカーMsc1 が表示さ
れている。
【0107】このマーカーMsc1 の位置は初期位置(例
えば図14では、画面に沿って上側を向いている)固定
されて表示されている。また、このマーカーMsc1 の現
在位置におけるラジアル走査画像と直交した方向のセク
タ走査画像Isc1 が表示されている。そして、ラジアル
走査画像Irbは、先端部1a1 の回転に応じたセクタ走
査面sc の回転に応じて回転する。
【0108】また、このセクタ走査画像Isc1 上には、
セクタ走査範囲におけるラジアル走査面を示すマーカー
Msr1 が表示されている。
【0109】つまり、本実施例によれば、ラジアル走査
画像Irbにより体腔内全体を把握し、そのラジアル走査
画像Irbと直交する方向はセクタ走査画像Isc1 により
リアルタイムで把握することができるようになってい
る。
【0110】そして、ラジアル走査画像Irbを見ながら
操作部13あるいは入力回路22を操作して先端部1a
1 を所要角度回転させる。このとき、ラジアル走査画像
Irbが回転することから、オペレータは、固定されたマ
ーカーMsc1 (つまり、セクタ走査位置(セクタ走査面
sc ))をラジアル走査画像Irbにおける所望の診断位
置に合わせることができる。
【0111】さらに、本構成では、ラジアル走査画像I
rb及びセクタ走査画像Isc1 は、それぞれの画像上で示
されたマーカーMsc1 ,Msr1 の位置で互いに交差(直
交)していることになるため、オペレータは、ラジアル
走査画像Irb及びセクタ走査画像Isc1 により、観察部
位の3次元的な把握を極めて容易に行なうことができ
る。
【0112】以上、述べたように第1乃至第3実施例に
よれば、単一の超音波プローブを介してメカニカルラジ
アル走査及び電子リニア(電子セクタ)走査を共に行な
うようにしたため、メカニカルラジアル走査及び電子走
査のそれぞれの特徴をいかしながら診断を行なうことが
可能になっている。
【0113】つまり、体腔内における診断部位をオリエ
ンテーションの優れているメカニカルラジアル走査画像
を用いて素早く発見し、その部分を電子セクタ(リニ
ア)走査を用いてカラードップラ等の付加価値の高い診
断を行なうことができる。このとき、超音波プローブを
体腔内に対して出し入れする必要がなくなるため、その
ようなメカニカル走査及び電子走査の特徴をいかした診
断が、患者及びオペレータにかかる負担を必要最小限に
して行なうことができる。
【0114】(第4実施例)第4実施例における超音波
診断装置の概略構成を図15に示す。この診断装置は、
体腔内挿入用の細径の超音波プローブ31と、この超音
波プローブ31における超音波信号の走査や超音波プロ
ーブ31により受信されたエコー信号を処理する診断装
置本体32とを備えている。
【0115】超音波プローブ31は、体腔内挿入側の先
端部31aと本体部31bとから構成されている。先端
部31aには、配列型超音波振動子群33が設けられて
いる。この配列型振動子群33の各振動子33…33
は、その超音波信号放射面が超音波プローブ31の側面
に接した状態で、当該超音波プローブ31の軸方向に沿
って配設されている。また、各振動子33…33は、ロ
ータリートランスRを介して診断装置本体32の後述す
る送受信回路に接続されている。さらに、先端部31a
は、その中央部分が超音波プローブ31の中心軸上に位
置するフレキシブルシャフト34を介して探触子回転部
5に備えられたモータに直結されている。つまり、先端
部31aは、モータからの回転動力によりシャフト34
を回転軸として回動可能になっている。
【0116】この配列型振動子群33の各振動子33…
33を配列方向に沿って所要のタイミングで駆動させる
ことにより、超音波プローブ31の長軸方向に沿ったあ
る方向の面(面の大きさは配列型振動子群33の幅(超
音波プローブ31の長軸方向に沿った長さ)に基づいて
定まる)内において超音波信号を直線状に走査(リニア
走査)することができるようになっている。
【0117】さらに、本構成では、リニア走査を行ない
ながら先端部31aを一定の速度で回転させることによ
り、配列型振動子群33…33の幅を高さとし、超音波
プローブ31の長軸を中心軸とする円筒形状に超音波信
号を走査することができるようになっている。
【0118】診断装置本体32は、上述した探触子回転
部35と、探触子回転部35から送られる回転角度情報
に基づいて超音波信号の走査位置を検出する位置検出回
路36とを備えている。位置検出回路36は探触子回転
部35から送られる回転角度検出信号に応じて、超音波
プローブ31の長軸を中心とした2次元の座標空間(ラ
ジアル走査範囲に対応)におけるリニア走査面の位置
(回転位置)を検出するようになっている。
【0119】一方、診断装置本体32は、各振動子33
…33に接続された送受信回路37を備えている。この
送受信回路37は、その振動子33…33をそれぞれ所
要のタイミングで駆動させて超音波信号を走査するとと
もに、その走査の結果体腔内の臓器等から反射されたエ
コー信号を受信処理するようになっている。
【0120】この送受信回路37の出力側には、A/D
変換器38、画像処理装置39が備えられている。
【0121】A/D変換器38は、送受信回路37によ
り受信処理されたエコー信号(画像信号)をディジタル
型の画像データに変換して画像処理装置39に出力する
ようになっている。
【0122】画像処理装置39は、大容量の記憶領域を
有する画像メモリ、中央処理装置(CPU)等を備えて
いる。この画像処理装置39は、A/D変換器38から
送られる画像データを位置検出回路36から送られる走
査位置情報に基づいて画像メモリに格納するとともに、
この画像メモリに格納された画像データの前記走査位置
情報に応じた各ピクセル位置に基づいて、当該画像デー
タをボクセルデータに変換して再度画像メモリに記憶す
るようになっている。
【0123】また、画像処理装置39は、作成されたボ
クセルデータを例えば表面表示像を表すデータに変換す
るようになっている。
【0124】画像処理装置39の出力側には、D/A変
換器40、TVモニタ41が接続されている。D/A変
換器40は、画像処理装置39から出力された表面表示
像を表すデータをアナログ画像信号に変換してTVモニ
タ41に出力するようになっている。この結果、TVモ
ニタ41には、患者の体腔内の円筒状の表面表示像が表
示される。
【0125】なお、本実施例における送受信回路37が
請求項9記載の送受信回路を形成し、先端部31a、フ
レキシブルシャフト34、探触子回転部35が請求項9
記載のラジアル状に走査する手段を形成する。また、位
置検出回路36、画像処理装置39が3次元画像データ
生成手段を形成し、D/A変換器40、TVモニタ41
が請求項9記載の3次元画像表示手段を形成する。
【0126】すなわち、本構成によれば、配列型振動子
群33の各振動子33…33を駆動してリニア走査を行
ないながら先端部31aを一定の回転速度で回転させる
ことにより、超音波プローブ31の長軸を中心とする円
筒形状の範囲(3次元領域)を走査することができる。
そして、この走査により得られたエコー信号をボクセル
データに変換し、さらに、例えば表面表示像を表すデー
タに変換してTVモニタ41に表示することができる。
【0127】したがって、患者の体腔内の様子を従来の
断層像ではなく3次元表示像で表示することができるた
め、その体腔内の様子を直観的に把握することができ、
診断効率を向上させることができる。
【0128】なお、本実施例では、3次元表示像として
表面表示像を用いたが本発明はこれに限定されるもので
はなく、例えば、割面表示像や合成表示像等も適用でき
る。また、LED等を使用した3次元ディスプレイを用
いて3次元ボクセルデータに基づく画像を直接3次元的
に表示することもできる。
【0129】(第5実施例)第5実施例における超音波
診断装置の概略構成を図16に示す。この診断装置は、
体腔内挿入用の細径の超音波プローブ51と、この超音
波プローブ1における超音波信号の走査や超音波プロー
ブ51により受信されたエコー信号を処理する診断装置
本体52とを備えている。
【0130】超音波プローブ51は、体腔内挿入側の先
端部51aと本体部51bとから構成されている。先端
部51aには、複数個の配列型超音波振動子53a1 〜
53an からなる配列型振動子群53が設けられてい
る。これらの配列型振動子53a1 〜53an は、その
超音波信号放射面が超音波プローブ51の側面に接した
状態で、当該超音波プローブ51の軸方向に沿って配設
されている。また、この先端部51aは、その中央部分
が超音波プローブ51の中心軸上に位置するフレキシブ
ルシャフト54を介して探触子回転部55に備えられた
モータに直結されている。つまり、先端部51aは、モ
ータからの回転動力によりシャフト54を回転軸として
回動可能になっている。
【0131】配列型振動子53a1 〜53an を配列方
向に沿って所要のタイミングで駆動させることにより、
超音波プローブ51の長軸方向に沿ったある方向の面
(面の大きさは配列型振動子群53の幅(超音波プロー
ブ51の長軸方向に沿った長さ)に基づいて定まる)内
において超音波信号を直線状に走査(リニア走査)する
ことができるようになっている。
【0132】また、先端部51aを回転させた状態で配
列型振動子53a1 〜53an の内任意の位置の隣接す
る複数個を所要のタイミングで駆動させることにより、
超音波プローブ51の長軸を中心に超音波信号をラジア
ル状に走査することができるようになっている。
【0133】診断装置本体52は、上述した探触子回転
部55を備えている。この探触子回転部55の出力側に
は、位置検出回路56及び書き込みアドレス発生部57
が接続されている。また、探触子回転部55には、回転
制御部57aが接続されている。
【0134】一方、診断装置本体52は、各配列型振動
子53a1 〜53an に接続された送受信回路58を備
えている。この送受信回路58は、回転制御部57aか
らの制御信号に応答して各配列型振動子53a1 〜53
an の内所要位置の振動子53aj ,53ak ,53a
l ,…を所要のタイミングで駆動させて超音波信号を走
査するとともに、その走査の結果体腔内の臓器等から反
射されたエコー信号を受信処理するようになっている。
【0135】この送受信回路58の出力側には、A/D
変換器59、ディジタルスキャンコンバータ(DSC)
60、加算回路61、D/A変換器62、及びTVモニ
タ63が備えられている。
【0136】A/D変換器59は、送受信回路58によ
り受信処理されたエコー信号(画像信号)をディジタル
型の画像データに変換する機能を有している。
【0137】DSC60は、リニア走査画像用のフレー
ムメモリ(リニア用FM)64、ラジアル走査画像用の
フレームメモリ(ラジアル用FM)65、マーカー用の
フレームメモリ(マーカー用FM)66と、DSC60
内全体を制御する中央情報処理装置(CPU)67とを
備えている。
【0138】このCPU67は、ラジアルスキャン時に
は、書き込みアドレス発生部57からアドレスデータが
送られると、ラジアル用FM65の送られたアドレスデ
ータに対応する記憶領域に、A/D変換器59から送ら
れたラジアルスキャンの画像データを格納するととも
に、後述するスライス位置選択部から送られたスライス
位置選択信号に基づいて、スライス位置を示すマーカー
データ用のアドレスデータを生成し、マーカー用FM6
6の生成したアドレスデータに対応する記憶領域にマー
カーデータを書き込むようになっている。
【0139】また、リニアスキャン時には、書き込みア
ドレス発生部57からアドレスデータが送られると、マ
ーカー用FM65の上記アドレスに対応する記憶領域に
マーカーデータを書き込むようになっている。
【0140】さらに、CPU67は、リニア用FM6
4、ラジアル用FM65、及びマーカー用FM66に読
み出し制御信号c1 〜c3 を送ることにより、当該リニ
ア用FM64、ラジアル用FM65、及びマーカー用F
M66に記憶された画像データをそれぞれ所定のタイミ
ングで読み出すことができるようになっている。
【0141】また、DSC60は、切換スイッチ部68
を備えている。この切換スイッチ部68には、A/D変
換器59からの信号出力が接続されている。また、切換
スイッチ部68の制御端には、後述する走査モード選択
部の制御出力端に接続されている。
【0142】この切換スイッチ部68は、走査モード選
択部から送られる走査モード信号に基づいて、A/D変
換器59からの出力信号をリニア用FM64あるいはラ
ジアル用FM65のいずれかに供給するようになってい
る。
【0143】また、診断装置本体52は、オペレータの
入力により制御信号を入力可能な入力回路69を備えて
いる。この入力回路69は、超音波信号走査モード(ス
キャンモード;本実施例の場合、[1]ラジアルスキャ
ンモード[2]リニアスキャンモードの2種類ある)を
選択する例えばスイッチ等の走査モード選択部69a、
[1]ラジアルスキャンモードにおける配列型振動子5
3a1 〜53an の駆動位置、[2]リニアスキャンモ
ードにおけるリニア走査面の位置(回転位置)を選択す
る例えばトラックボール等のスライス位置選択部69b
とを有している。この走査モード選択部69aの出力は
分岐して、一方は回転制御部57aに、他方は送受信回
路58に、さらにもう一方はDSC60の切換スイッチ
部68に接続されている。また、スライス位置選択部6
9bの出力は分岐して、一方は送受信回路58に、他方
は回転制御部57aに接続され、さらに、もう一方はC
PU60に接続されている。
【0144】位置検出回路56は、リニアスキャンモー
ド時には、探触子回転部55から送られる回転角度情報
に基づいてラジアル走査範囲における超音波信号走査面
(リニア走査面)の位置を検出し、ラジアルスキャンモ
ード時には、探触子回転部55から得られる現在の先端
部51aの回転角度情報に基づいてラジアル走査範囲に
おける現在の走査位置を検出するようになっている。
【0145】書き込みアドレス発生部57は、リニアス
キャンモード時には、位置検出回路56から送られるリ
ニア走査面の位置検出信号に対応するマーカー用FM6
6上のアドレスを算出し、このアドレスをCPU60に
送り、ラジアルスキャンモード時には、位置検出回路5
6から送られるラジアル走査位置信号に対応するラジア
ル用FM65上のアドレスを算出し、このアドレスをラ
ジアル用FM65に送るようになっている。
【0146】回転制御部57aは、走査モード選択部6
9aから送られるスキャンモード信号に応じて探触子回
転部55を介して先端部51aの回転/停止タイミング
や回転速度等を制御可能になっている。また、スライス
位置選択部69bからのリニア走査面位置選択信号に応
じて、探触子回転部55を介して先端部51aをその選
択位置まで回転可能になっている。
【0147】一方、加算回路61は、TVモニタ62の
表示領域に対応した記憶領域を有するフレームメモリ、
このフレームメモリに対するデータの書き込み・読み出
しを制御する書き込み・読み出し制御回路等を備え、リ
ニア用FM64、ラジアル用FM65、及びマーカー用
FM66からそれぞれ所定のタイミングで読み出された
画像データをフレームメモリの所定の記憶領域に書き込
むようになっている。本実施例では、このフレームメモ
リの向かって左半分の記憶領域にはラジアル用FM65
から読み出された画像データが、また向かって右半分の
記憶領域には、リニア用FM64から読み出された画像
データがそれぞれ記憶されるようになっている。なお、
マーカー用FM66から読み出された画像データは、ラ
ジアル走査モードではリニア用FM64から読み出され
た画像データと重畳して向かって右半分の記憶領域に記
憶され、リニア走査モードではラジアル用FM65から
読み出された画像データと重畳して向かって左半分の記
憶領域に記憶されるように構成されている。
【0148】なお、本実施例における送受信回路58が
請求項10記載の第1の駆動回路及を形成し、送受信回
路58、スライス位置選択部69bが請求項10記載の
第2の駆動回路を形成する。また、フレキシブルシャフ
ト54、探触子回転部55、回転制御部57aが請求項
10記載の機械走査機構を形成し、位置検出回路56、
書き込みアドレス発生部57、A/D変換器59、DS
C60、加算回路61、D/A変換器62、TVモニタ
63が請求項11記載の表示手段を形成する。
【0149】また、加算回路61、マーカー用FM6
6、CPU67、スライス位置選択部69bが請求項1
2記載のマーカー表示手段を形成し、位置検出回路5
6、書き込みアドレス発生部57、加算回路61、マー
カー用FM66、CPU67が請求項12記載のマーカ
ー表示手段を形成する。
【0150】ここで、次の2つのスキャンモードを選択
した場合における全体動作について説明する。
【0151】最初にラジアルスキャンモードにおける全
体動作について図17を参照して説明する。
【0152】オペレータからの操作により走査モード選
択部69aからラジアルスキャンモードが選択される
と、このラジアルスキャンモード信号rs は、回転制御
部57a、送受信回路58、及び切換スイッチ部68に
送られる。
【0153】このモード信号rs に応じた回転制御部5
7a及び探触子回転部55の動作により、先端部51a
は一定の速度で連続回転を始める。また、DSC60内
の切換スイッチ部68は、送られたモード信号rs に応
じて、A/D変換器59からの出力信号がラジアル用F
M65に供給されるよう制御する。
【0154】そして、オペレータは、スライス位置選択
部69bを操作して配列型振動子群53a1 〜53an
のどの振動子を駆動するかを選択する。この走査に基づ
くスライス位置選択信号は送受信回路58及びCPU6
7に送られる。
【0155】一方、送受信回路58は、モード信号rs
及びスライス位置選択部69bから送られるスライス位
置選択信号を受けて、超音波プローブ51の長軸方向に
配列された振動子53a1 〜53an の内、上記スライ
ス位置選択信号に対応する連続して並んだ振動子53a
j ,53ak ,53al (図14参照)を駆動させる。
このとき先端部51aが一定の速度で連続回転している
ため、超音波信号は、超音波プローブ51の長軸を中心
にしてラジアル状に走査(ラジアル走査)されることに
なる。
【0156】このラジアル走査により得られたエコー信
号は、走査位置毎にA/D変換器59及びDSC60の
切り換えスイッチ部68を介して、ラジアル用FM65
の書き込みアドレス発生部57から送られるアドレスに
対応する記憶領域に格納される。
【0157】一方、スライス位置選択部69bからのス
ライス位置選択信号に基づいて、CPU60が動作し
て、駆動振動子53aj ,53ak ,53al の位置を
示すアドレスが算出される。そしてCPU60は、この
駆動振動子53aj ,53ak,53al の位置データ
に対応するマーカー用FM65の記憶領域にマーカーデ
ータを書き込む。
【0158】このように、マーカー用FM65にマーカ
ーデータが書き込まれると、CPU60からの制御によ
り、リニア用FM64(予め記憶されていたもの;フリ
ーズ状態)、ラジアル用FM65、及びマーカー用FM
66に記憶された画像データが所定のタイミングで読み
出され、加算回路61の所定の記憶領域に記憶される。
【0159】すなわち、加算回路61のフレームメモリ
の向かって左半分の記憶領域にはラジアル用FM65か
ら読み出された画像データが記憶される。また、フレー
ムメモリの向かって右半分の記憶領域にはリニア用FM
64及びマーカー用FM66から読み出された画像デー
タが重畳して記憶される。
【0160】加算回路61のフレームメモリに書き込ま
れたラジアル走査に基づく画像データ及びリニア走査に
基づく画像データは、TV同期タイミングで読み出さ
れ、D/A変換器62を介して画像信号に変換された後
TVモニタ63に送られる。この結果、TVモニタ63
には、図17に示すように向かって左半分にはラジアル
走査に基づく画像(ラジアル走査画像)Ircが表示され
ている。そして、TVモニタ63の向かって右半分には
フリーズ状態のリニア画像Iacが表示され、このリニア
画像Iac上には、ラジアル走査面の位置がマーカーとし
て表示されているため、ラジアル画像Irc及びリニア画
像Iac双方の画像の位置関係を簡単に把握することがで
きる。
【0161】なお、オペレータは、スライス位置選択部
69bを再度操作してスライス位置選択信号を送ること
により、超音波プローブ51を長軸方向に沿って移動さ
せることなく、ラジアル走査面を長軸方向に沿って移動
させることができる。
【0162】次にリニアスキャンモードにおける全体動
作について図18を参照にして説明する。
【0163】ラジアルスキャンモードで診断を行なった
後、診断の都合上オペレータの操作により走査モード選
択部69aからリニアスキャンモードls が選択される
と、このモード信号ls は、回転制御部57a、送受信
回路58、及び切換スイッチ部68に送られる。
【0164】このモード信号ls に応じた回転制御部5
7a及び探触子回転部f55の制御により、先端部51
aの回転は停止する。また、DSC60内の切換スイッ
チ部68は、送られたモード信号ls に応じて、A/D
変換器59からの出力信号がリニア用FM64に供給さ
れるよう制御する。
【0165】そして、オペレータは、スライス位置選択
部69bを操作してリニア走査面の回転位置を選択す
る。この操作に基づくリニア走査面位置選択信号によ
り、回転制御部57a及び探触子回転制御部55を介し
て先端部51aが所望位置(角度)まで回転する。
【0166】この状態において、送受信回路58は、モ
ード信号ls を受けて、超音波プローブ51の長軸方向
に配列された振動子53a1 〜53an を通常のリニア
走査となるように駆動する。すなわち、配列型振動子5
3a1 〜53an の一端部における任意の複数個の振動
子53a1 〜53a3 …を同時に駆動させて1本の走査
線を生成し、駆動する振動子53を他端部に向けて順次
移動させていくことにより、走査線をリニア状に移動さ
せていく。
【0167】このリニア走査により得られたエコー信号
は、A/D59及びDSC60の切り換えスイッチ部6
8を介してリニア用FM64に格納される。
【0168】一方、探触子回転部55から送られる回転
角度情報に基づいて位置検出回路56及び書き込みアド
レス発生部57が動作して、リニア走査面の位置を示す
アドレスが算出される。このアドレスデータは、CPU
67に送られる。
【0169】CPU67は、リニア走査面の位置アドレ
スに対応するマーカー用FM66の記憶領域にマーカー
データを書き込む。
【0170】このように、マーカー用FM66にマーカ
ーデータが書き込まれると、CPU67からの制御によ
り、リニア用FM64、ラジアル用FM65(予め記憶
されていたもの;フリーズ状態)、及びマーカー用FM
66に記憶された画像データが所定のタイミングで読み
出され、加算回路61の所定の記憶領域に記憶される。
【0171】すなわち、加算回路61のフレームメモリ
の向かって左半分の記憶領域にはラジアル用FM65及
びマーカー用FM66から読み出された画像データが重
畳して記憶される。また、フレームメモリの向かって右
半分の記憶領域にはリニア用FM64から読み出された
画像データが記憶される。
【0172】加算回路61のフレームメモリに書き込ま
れたラジアル走査に基づく画像データ及びリニア走査に
基づく画像データは、TV同期タイミングで読み出さ
れ、D/A変換器62を介して画像信号に変換された後
TVモニタ63に送られる。この結果、TVモニタ63
には、図18に示すように向かって左半分にはフリーズ
状態のラジアル走査画像Irdが表示されている。そし
て、TVモニタ21の向かって右半分にはリニア走査画
像Iadが表示されている。また、ラジアル画像Ird上に
は、リニア走査面の位置がマーカーとして表示されてい
るため、ラジアル画像Ird及びリニア画像Iad双方の画
像の位置関係を簡単に把握することができる。
【0173】上述したように、本実施例によれば、超音
波プローブ51の先端に電子走査型の配列型振動子53
a1 〜53an を配設し、先端部51aをその超音波プ
ローブ51の長軸を中心に回動可能に構成したため、メ
カニカル走査用の振動子やそのメカニカル振動子を駆動
させる回路等を用いることなく、診断の都合に応じてラ
ジアルスキャン及びリニアスキャンを使い分けることが
できる。
【0174】このとき、一方のスキャンをリアルタイム
で行なっている間は、他方のスキャンに基づく画像はフ
リーズ画像としておき、このフリーズ画像上にリアルタ
イムのスキャン面を表すマーカーを表示することができ
るため、双方の画像の位置関係を容易に把握することが
できる。
【0175】なお、第4、第5実施例において、電子走
査として電子リニア走査を行なっているが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、例えば、電子セクタ走査
や電子コンベックス走査を行なってもよい。
【0176】また、第1乃至第5実施例において、メカ
ニカル走査として先端部51aを連続的に回転させるラ
ジアル走査を用いているが、本発明はこれに限定される
ものではなく、例えば、扇形状に首振動作させるセクタ
走査であってもよい。
【0177】 さらに、第4乃至第5実施例において、超
音波プローブ51の先端部51aを回転させることによ
り、メカニカルラジアル走査を行なったが、本発明はこ
れに限定されるものではない。すなわち、超音波プロー
ブ51の先端部を2重構造とし、内側部にシャフトを接
続して軸中心に回動可能にし、内側部の側面に配列型振
動子群を設ける構成等が考えられる。例えば、図16で
言えば、先端部51a(内側部)を内蔵する形で外側部
が存在し先端部全体で2重構造になり、内蔵された内側
部51aには、シャフト、探触子回転部が接続されてい
る。
【0178】このような構成にした場合、先端部を直接
回転させないため生体表面等へ悪影響を与える心配がな
くなり、超音波プローブ51の生体内での操作性が向上
する。
【0179】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1乃至8記
載の超音波診断装置によれば、例えば超音波プローブの
長軸方向に沿って配設された配列型振動子群を形成する
複数個の振動子を駆動させることにより超音波信号を電
子走査(例えばリニア走査)し、さらに、例えば超音波
振動子を機械的に回転させながら駆動させることにより
超音波信号を機械走査(例えばラジアル走査)すること
ができる。つまり、機械走査による走査範囲の拡大(オ
リエンテーションの向上)、及び電子走査によるカラー
ドプラ等の診断応用範囲の向上を、超音波プローブを体
腔内に出し入れするなど余分な努力をすることなく容易
に実現することができる。したがって、従来と比べて診
断効率を大幅に向上させることができる。
【0180】特に、電子走査位置を示すマーカーを機械
走査画面上に、また機械走査位置を示すマーカーを電子
走査画面上に表示することも可能になっているため、電
子走査画像及び機械走査画像間の位置関係を容易に把握
することができ、より迅速且つ適格な診断を行なうこと
ができる。
【0181】さらに、請求項9記載の超音波診断装置に
よれば、超音波プローブ先端部に配設された各振動子を
所要のタイミングで駆動させながら同先端部を回転させ
ることにより3次元走査を行ない、得られた生体内の3
次元画像を表示することができる。したがって、従来と
比べて生体内の様子を直感的に把握することができ、診
断効率を向上させることができる。
【0182】また、請求項10乃至13記載の超音波診
断装置によれば、超音波プローブ先端部に配設された各
振動子の駆動タイミングを制御しながら先端部を必要に
応じて回転させることにより、メカニカル走査用の振動
子や同メカニカル走査用の振動子駆動用の回路を設ける
ことなく、電子走査及びメカニカル走査を行なうことが
できる。したがって、上述した請求項1乃至8記載の発
明の効果に加えて、装置の回路規模の減少及びそれに伴
う装置自体の小形化に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る超音波診断装置の概
略構成を示すブロック図。
【図2】第1実施例において超音波プローブにより走査
される超音波信号の走査面を示す図。
【図3】図2においてリニア走査面が180°回転した
状態を示す図。
【図4】第1実施例におけるマーカー発生回路の処理の
一例を示す概略フローチャート。
【図5】第1実施例におけるマーカー発生回路の処理の
一例を示す概略フローチャート。
【図6】第1実施例におけるモータ制御部の処理の一例
を示す概略フローチャート。
【図7】第1実施例においてTVモニタに表示されたラ
ジアル走査画像及びリニア走査画像の一例を示す図。
【図8】図7に示された状態でリニア走査面を180°
回転した場合のTVモニタに表示されるラジアル走査画
像及びリニア走査画像の一例を示す図。
【図9】第2実施例における超音波診断装置の概略構成
を示すブロック図。
【図10】第2実施例において超音波プローブにより走
査される超音波信号の走査面を示す図。
【図11】第2実施例においてTVモニタに表示された
ラジアル走査画像及びセクタ走査画像の一例を示す図。
【図12】第3実施例における超音波診断装置の概略構
成を示すブロック図。
【図13】第3実施例において超音波プローブにより走
査される超音波信号の走査面を示す図。
【図14】第3実施例においてTVモニタに表示された
ラジアル走査画像及びセクタ走査画像の一例を示す図。
【図15】第4実施例における超音波診断装置の概略構
成を示すブロック図。
【図16】第5実施例における超音波診断装置の概略構
成を示すブロック図。
【図17】ラジアルスキャンモードにおける超音波診断
装置の構成及び動作を説明する図。
【図18】リニアスキャンモードにおける超音波診断装
置の構成及び動作を説明する図。
【図19】従来のメカニカルラジアル走査の一例を示す
図。
【図20】従来の電子リニア走査の一例を示す図。
【図21】従来における電子(セクタ)走査面の移動を
示す図。
【符号の説明】
1 超音波プローブ 1a 先端部 1b 本体部 2 診断装置本体 3 配列型振動子群 4 フレキシブルシャフト 5 第1のモータ 6 検出器 7 超音波振動子 8 フレキシブルシャフト 9 第2のモータ 10 モータ制御部 11 位置検出回路 12 マーカー発生回路 13 操作部 13a 送受信回路 14 A/D変換器 15 DSC 16 マーカー加算回路 17 送受信回路 18 A/D変換器 19 DSC 20 画像加算回路 21 TVモニタ 22 入力回路 23 マーカー発生回路 24 マーカー発生回路 25 マーカー発生回路 31 超音波プローブ 31a 先端部 31b 本体部 32 診断装置本体 33 配列型振動子群 34 フレキシブルシャフト 35 探触子回転部 36 位置検出回路 37 送受信回路 38 A/D変換器 39 画像処理装置 40 D/A変換器 41 TVモニタ 51 超音波プローブ 51a 先端部 51b 本体部 52 診断装置本体 53 配列型振動子群 53a1 〜53an 配列型振動子 54 フレキシブルシャフト 55 探触子回転部 56 位置検出回路 57 書き込みアドレス発生部 58 送受信回路 59 A/D変換器 60 DSC 61 加算回路 62 D/A変換器 63 TVモニタ 64 リニア用FM 65 ラジアル用FM 66 マーカー用FM 67 CPU 68 切り換えスイッチ部 69 入力回路 69a 走査モード選択部 69b スライス位置選択部 R ロータリートランス

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単一の超音波プローブを体腔内に挿入
    し、前記超音波プローブを介して超音波信号を走査して
    得られた画像信号に基づいて前記体腔内の超音波画像を
    表示するようにした超音波診断装置において、前記超音
    波信号を電子的制御に基づいて走査する電子走査手段
    と、前記超音波信号を機械的制御に基づいて走査する機
    械走査手段とを備えたことを特徴とする超音波診断装
    置。
  2. 【請求項2】 前記電子走査手段は、前記超音波プロー
    ブの体腔内挿入側先端部に当該超音波プローブの長軸方
    向に沿って配設された複数個の振動子からなる超音波振
    動子群と、前記複数個の振動子をそれぞれ所要のタイミ
    ングで駆動させることにより超音波信号を走査する第1
    の駆動回路とを有するとともに、前記機械走査手段は、
    前記超音波プローブの体腔内挿入部分の所要位置に設け
    られた超音波振動子と、この超音波振動子を所要のタイ
    ミングで駆動する第2の駆動回路と、前記超音波振動子
    の駆動により放射された超音波信号を機械的な回転を与
    えることによりラジアル状に走査する機械走査機構とを
    有した請求項1記載の超音波診断装置。
  3. 【請求項3】 前記先端部を前記超音波プローブの長軸
    を中心に回動させる先端部回動手段を備えた請求項2記
    載の超音波診断装置。
  4. 【請求項4】 前記超音波振動子及び前記機械走査機構
    を前記先端部の所要位置に設けた請求項3記載の超音波
    診断装置。
  5. 【請求項5】 前記機械走査に基づいて得られた超音波
    画像及び前記電子走査に基づいて得られた超音波画像を
    同一のモニタに表示する表示手段を備えた請求項3又は
    4記載の超音波診断装置。
  6. 【請求項6】 前記モニタに表示された機械走査に基づ
    く超音波画像上に電子走査位置を示すマーカーを表示さ
    せるマーカー表示手段を備えた請求項5記載の超音波診
    断装置。
  7. 【請求項7】 前記モニタに表示された電子走査に基づ
    く超音波画像上に機械走査位置を示すマーカーを表示さ
    せるマーカー表示手段を備えた請求項5又は6記載の超
    音波診断装置。
  8. 【請求項8】 前記電子走査位置を示すマーカーの位置
    を手動により移動可能な入力手段を備え、前記先端部回
    動手段は、前記入力手段によるマーカー位置の移動に応
    じて、その移動位置に前記電子走査位置が移動するよう
    に前記先端部を回動させるようにした請求項6又は7記
    載の超音波診断装置。
  9. 【請求項9】 前記電子走査手段は、前記超音波プロー
    ブの体腔内挿入側先端部に当該超音波プローブの長軸方
    向に沿って配設された複数個の振動子からなる超音波振
    動子群と、前記複数個の振動子をそれぞれ所要のタイミ
    ングで駆動させることにより超音波信号を走査する駆動
    回路とを有し、前記機械走査手段は、前記複数個の振動
    子の駆動により走査された超音波信号を、機械的な回転
    を与えることによりラジアル状に走査する手段であると
    ともに、前記電子走査及び前記機械走査により得られた
    画像信号に基づいて前記体腔内の3次元画像データを生
    成する3次元画像データ生成手段と、この3次元画像デ
    ータを表示する3次元画像表示手段とを備えた請求項1
    記載の超音波診断装置。
  10. 【請求項10】 前記電子走査手段は、前記超音波プロ
    ーブの体腔内挿入側先端部に当該超音波プローブの長軸
    方向に沿って配設された複数個の振動子からなる超音波
    振動子群と、前記複数個の振動子をそれぞれ所要のタイ
    ミングで駆動させることにより超音波信号を走査する第
    1の駆動回路とを有し、前記機械走査手段は、前記配列
    型振動子群中の一部の互いに隣接した振動子をそれぞれ
    駆動させる第2の駆動回路と、前記一部の振動子の駆動
    により放射された超音波信号を、機械的な回転を与える
    ことによりラジアル状に走査する機械走査機構とを有す
    る一方、前記電子走査手段により電子走査を行なうか、
    あるいは前記機械走査手段により機械走査を行なうかを
    選択する走査モード選択手段を備えた請求項1記載の超
    音波診断装置。
  11. 【請求項11】 前記機械走査に基づいて得られた超音
    波画像及び前記電子走査に基づいて得られた超音波画像
    を同一のモニタに表示する表示手段を備えた請求項10
    記載の超音波診断装置。
  12. 【請求項12】 前記走査モード選択手段により電子走
    査モードが選択されている状態において、前記機械走査
    に基づいて予め表示されていた超音波画像上に現在の電
    子走査位置を示すマーカーを表示させるマーカー表示手
    段を備えた請求項11記載の超音波診断装置。
  13. 【請求項13】 前記走査モード選択手段により機械走
    査モードが選択されている状態において、前記電子走査
    に基づいて予め表示されていた超音波画像上に現在の機
    械走査位置を示すマーカーを表示させるマーカー表示手
    段を備えた請求項11又は12記載の超音波診断装置。
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