JPH0857825A - インサートおよびインサートと型枠との取付構造 - Google Patents
インサートおよびインサートと型枠との取付構造Info
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- JPH0857825A JPH0857825A JP22095994A JP22095994A JPH0857825A JP H0857825 A JPH0857825 A JP H0857825A JP 22095994 A JP22095994 A JP 22095994A JP 22095994 A JP22095994 A JP 22095994A JP H0857825 A JPH0857825 A JP H0857825A
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- insert
- screw hole
- seal cap
- screw
- hole
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ねじ孔を覆うキャップの底を破ってボルトをね
じ込むようにしたインサートにおいて、突き破られたキ
ャップの破片がねじ孔に入り込まないようにしたインサ
ートを得ることにある。 【構成】インサートのねじ孔に嵌着されるシールキャッ
プを、ねじ孔に嵌合される筒状部と、その一端を閉じる
底板部、および筒状部の開口側に設けたフランジ部とで
構成すると共に、前記筒状部と底部との間に円形の脆弱
部を形成し、その脆弱部の外径を雌ねじの山径よりも小
径に設定される。具体的には前記円形の脆弱部の外径を
雌ねじの下孔径よりも小径に設定してある。
じ込むようにしたインサートにおいて、突き破られたキ
ャップの破片がねじ孔に入り込まないようにしたインサ
ートを得ることにある。 【構成】インサートのねじ孔に嵌着されるシールキャッ
プを、ねじ孔に嵌合される筒状部と、その一端を閉じる
底板部、および筒状部の開口側に設けたフランジ部とで
構成すると共に、前記筒状部と底部との間に円形の脆弱
部を形成し、その脆弱部の外径を雌ねじの山径よりも小
径に設定される。具体的には前記円形の脆弱部の外径を
雌ねじの下孔径よりも小径に設定してある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は道路の側溝をなすU字
溝や建築用のパネルなどの、コンクリート製の部材に埋
設されるインサートに関するものである。
溝や建築用のパネルなどの、コンクリート製の部材に埋
設されるインサートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、その種のコンクリート製の部材
にアイボルトその他のボルト(以下、アイボルトなどと
いう)を螺着するためのねじ孔を設ける場合、コンクリ
ートに直接に雌ねじを立てることが困難なことから、ね
じ孔を設けたインサートをコンクリート部材に埋め込ん
で、インサートに設けたねじ孔をコンクリート部材の壁
面に開口させることが行われる。
にアイボルトその他のボルト(以下、アイボルトなどと
いう)を螺着するためのねじ孔を設ける場合、コンクリ
ートに直接に雌ねじを立てることが困難なことから、ね
じ孔を設けたインサートをコンクリート部材に埋め込ん
で、インサートに設けたねじ孔をコンクリート部材の壁
面に開口させることが行われる。
【0003】すなわち、従来のインサートは図15で示
すように、インサートAをねじ孔Bが設けられた筒状と
し、その外面にはコンクリート製の部材Zから抜脱しな
いように抜け止め用の凹凸Cが形成してある。これをコ
ンクリートの中へインサートするには、まず、型枠Dの
内面に突出させたボルト形の係止ピンEによって所定の
位置に所定の姿勢で支持する。その後、インサートAの
周囲に生のコンクリートを充填するが、そのとき、前記
ねじ孔Bにセメントや砂を含む水が入らないようにねじ
孔Bを覆ってキャップFが軽く圧入されている。
すように、インサートAをねじ孔Bが設けられた筒状と
し、その外面にはコンクリート製の部材Zから抜脱しな
いように抜け止め用の凹凸Cが形成してある。これをコ
ンクリートの中へインサートするには、まず、型枠Dの
内面に突出させたボルト形の係止ピンEによって所定の
位置に所定の姿勢で支持する。その後、インサートAの
周囲に生のコンクリートを充填するが、そのとき、前記
ねじ孔Bにセメントや砂を含む水が入らないようにねじ
孔Bを覆ってキャップFが軽く圧入されている。
【0004】キャップFには図6で示すように、ねじ孔
Bと同軸に略円形をなす脆弱部Gが設けてあり、コンク
リート部材の使用に際して、その脆弱部Gによって囲ま
れた分離蓋Hを、インサートにねじ込まれるべきアイボ
ルトなどJの先端で突いてねじ孔B側へ押し出してねじ
孔Bを露出させ、そのまゝアイボルトなどJをねじ込む
使用法が採られている。
Bと同軸に略円形をなす脆弱部Gが設けてあり、コンク
リート部材の使用に際して、その脆弱部Gによって囲ま
れた分離蓋Hを、インサートにねじ込まれるべきアイボ
ルトなどJの先端で突いてねじ孔B側へ押し出してねじ
孔Bを露出させ、そのまゝアイボルトなどJをねじ込む
使用法が採られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、キャッ
プFにアイボルトなどJの頭部を押し込んで分離蓋Hを
外すと、次いで、アイボルトなどJをねじ孔Bへ押し込
んだとき、この分離蓋Hがねじ孔Bの内部へ押し込まれ
てしまい、しかも、それがねじ孔BとアイボルトなどJ
との間のねじ部にかみ込まれてボルトの回転を止めたり
重くしたりすることがあった。
プFにアイボルトなどJの頭部を押し込んで分離蓋Hを
外すと、次いで、アイボルトなどJをねじ孔Bへ押し込
んだとき、この分離蓋Hがねじ孔Bの内部へ押し込まれ
てしまい、しかも、それがねじ孔BとアイボルトなどJ
との間のねじ部にかみ込まれてボルトの回転を止めたり
重くしたりすることがあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明のシールキャッ
プは上記した課題を解消するため、インサートのねじ孔
に嵌着されるシールキャップを、ねじ孔に嵌合される筒
状部と、その一端を閉じる底板部、および筒状部の開口
側に設けたフランジ部とで構成すると共に、前記筒状部
と底部との間に円形の脆弱部を形成し、その脆弱部の外
径を雌ねじの山径よりも小径に設定される。具体的には
前記円形の脆弱部の外径を雌ねじの下孔径よりも小径に
設定してある。
プは上記した課題を解消するため、インサートのねじ孔
に嵌着されるシールキャップを、ねじ孔に嵌合される筒
状部と、その一端を閉じる底板部、および筒状部の開口
側に設けたフランジ部とで構成すると共に、前記筒状部
と底部との間に円形の脆弱部を形成し、その脆弱部の外
径を雌ねじの山径よりも小径に設定される。具体的には
前記円形の脆弱部の外径を雌ねじの下孔径よりも小径に
設定してある。
【0007】また、一層具体的には、前記シールキャッ
プの円形の脆弱部は円形に形成された薄肉部によって構
成される。さらに、前記シールキャップの円形の脆弱部
には、そこから複数のスリットを放射方向外方に向けて
形成してあり、そして、インサートのねじ孔を覆ってシ
ールキャップを取り付け、そのシールキャップを前記ね
じ孔に挿入される筒状部と、その一端の開口を覆って取
り付けられた底部、および前記筒状部の他端から外方へ
伸びるフランジとで構成するとともに、型枠の内面にイ
ンサートを支持するための軸状の支持部材を取り付け、
その支持を前記筒状部に挿入し支持するものにおいて、
前記筒状部の内周面に前記支持部材よりやゝ小径の環状
突部を形成してある。
プの円形の脆弱部は円形に形成された薄肉部によって構
成される。さらに、前記シールキャップの円形の脆弱部
には、そこから複数のスリットを放射方向外方に向けて
形成してあり、そして、インサートのねじ孔を覆ってシ
ールキャップを取り付け、そのシールキャップを前記ね
じ孔に挿入される筒状部と、その一端の開口を覆って取
り付けられた底部、および前記筒状部の他端から外方へ
伸びるフランジとで構成するとともに、型枠の内面にイ
ンサートを支持するための軸状の支持部材を取り付け、
その支持を前記筒状部に挿入し支持するものにおいて、
前記筒状部の内周面に前記支持部材よりやゝ小径の環状
突部を形成してある。
【0008】
【作用】シールキャップはインサートのねじ孔に挿入さ
れ、ねじ孔の内外を水密に密封する。ねじ孔にアイボル
トなどをねじ込む際には、前記シールキャップの底部を
そのボルトの先端で押し、そこに形成された分離蓋を押
し外す。分離蓋は脆弱部において筒状部から分離し、シ
ールキャップの底部に円形の通し孔を開けるので前記ア
イボルトなどの更なる進入が許容される。シールキャッ
プから分離した底部の大きさはねじ孔の径、あるいはそ
の下孔の径より小さいので、アイボルトなどがねじ込ま
れるとき何ら抵抗を生じることなく、その先端に押され
てねじ孔の奥まで押し込まれる。
れ、ねじ孔の内外を水密に密封する。ねじ孔にアイボル
トなどをねじ込む際には、前記シールキャップの底部を
そのボルトの先端で押し、そこに形成された分離蓋を押
し外す。分離蓋は脆弱部において筒状部から分離し、シ
ールキャップの底部に円形の通し孔を開けるので前記ア
イボルトなどの更なる進入が許容される。シールキャッ
プから分離した底部の大きさはねじ孔の径、あるいはそ
の下孔の径より小さいので、アイボルトなどがねじ込ま
れるとき何ら抵抗を生じることなく、その先端に押され
てねじ孔の奥まで押し込まれる。
【0009】
【実施例】以下、図示した実施例によってこの発明を説
明する。まず、図14によって、U字溝を製造する場合
に使用する型枠60を説明する。図中、60aは型枠6
0の基礎をなす基板であり、その上側に逆U字形の固定
型板61が動かないように固定されている。62は可動
型板であり、下側に位置する基端において、回動ピン6
0bによって基板60aに回動可能に連結されている。
そして、可動型板62、62を閉じたとき、それらと固
定型板61との間に前記U字溝の雌型をなす逆U字形の
キャビティ60cが形成される。
明する。まず、図14によって、U字溝を製造する場合
に使用する型枠60を説明する。図中、60aは型枠6
0の基礎をなす基板であり、その上側に逆U字形の固定
型板61が動かないように固定されている。62は可動
型板であり、下側に位置する基端において、回動ピン6
0bによって基板60aに回動可能に連結されている。
そして、可動型板62、62を閉じたとき、それらと固
定型板61との間に前記U字溝の雌型をなす逆U字形の
キャビティ60cが形成される。
【0010】図1、図2および図14中、10はこの発
明に係るインサートである。インサート10は一般構造
用炭素鋼からなる異形棒鋼を短く切断し、その一端にね
じ孔20を穿設した主体30と、前記ねじ孔20の入口
に嵌着される合成樹脂製のシールキャップ40、および
主体の後端に嵌着される略円錐形の合成樹脂製のスペー
サ50とによって構成されている。
明に係るインサートである。インサート10は一般構造
用炭素鋼からなる異形棒鋼を短く切断し、その一端にね
じ孔20を穿設した主体30と、前記ねじ孔20の入口
に嵌着される合成樹脂製のシールキャップ40、および
主体の後端に嵌着される略円錐形の合成樹脂製のスペー
サ50とによって構成されている。
【0011】主体30の素材は市販の棒状鋼材が使用さ
れるので、外周面には当初より抜止め用の突条31が外
面に形成されている。突条31は対称位置に配された2
本の軸方向と、それらの間を連結する周方向とによって
縦横に形成されている。
れるので、外周面には当初より抜止め用の突条31が外
面に形成されている。突条31は対称位置に配された2
本の軸方向と、それらの間を連結する周方向とによって
縦横に形成されている。
【0012】この実施例において、ねじ孔20は入口付
近に形成された比較的大径のガイド孔21と、そのガイ
ド孔21の底部に形成された雌ねじ22とによって、2
段の段付き孔として構成されている。23は雌ねじ22
を形成するタップの下孔である。なお、前記シールキャ
ップ40はガイド孔21に圧入されている。
近に形成された比較的大径のガイド孔21と、そのガイ
ド孔21の底部に形成された雌ねじ22とによって、2
段の段付き孔として構成されている。23は雌ねじ22
を形成するタップの下孔である。なお、前記シールキャ
ップ40はガイド孔21に圧入されている。
【0013】シールキャップ40は図3、図4で示すよ
うに、合成樹脂を射出成形して略鍔付きカップ状にした
ものである。すなわち、シールキャップ40はガイド孔
21に嵌合される筒状部41と、その一端を閉じる底板
部42、および前記筒状部41の開口側に設けたフラン
ジ部43とで構成されている。44は前記筒状部41の
内周面に全周に亘って形成された環状突部であり、その
頂部を薄く断面が略三角形状をなしている。
うに、合成樹脂を射出成形して略鍔付きカップ状にした
ものである。すなわち、シールキャップ40はガイド孔
21に嵌合される筒状部41と、その一端を閉じる底板
部42、および前記筒状部41の開口側に設けたフラン
ジ部43とで構成されている。44は前記筒状部41の
内周面に全周に亘って形成された環状突部であり、その
頂部を薄く断面が略三角形状をなしている。
【0014】こゝで、前記底板部42にはねじ孔20の
前方に位置してシールキャップ40から分離できる分離
蓋45が設定されている。分離蓋45はその周囲に前記
ねじ孔20よりやゝ大径の脆弱部46が設けられてい
る。脆弱部46は図4で示すように、前記ねじ孔20と
同軸上に設けられた円形の薄肉部46aとして形成さ
れ、あるいは図5、図6で示すように、ねじ孔20と同
軸上に設けられた欠円形のスリット46bとして形成さ
れている。なお、スリット46bはセメントや砂を含む
水が通過できないように、目視では視認できない程度に
非常に狭く作られており、あるいは極めて薄い膜で実質
的に閉じている場合もある。47は前記薄肉部46aか
ら放射方向に伸びるスリットで、前記欠円形のスリット
46bと同様に水やセメントを通さない構造となってい
る。
前方に位置してシールキャップ40から分離できる分離
蓋45が設定されている。分離蓋45はその周囲に前記
ねじ孔20よりやゝ大径の脆弱部46が設けられてい
る。脆弱部46は図4で示すように、前記ねじ孔20と
同軸上に設けられた円形の薄肉部46aとして形成さ
れ、あるいは図5、図6で示すように、ねじ孔20と同
軸上に設けられた欠円形のスリット46bとして形成さ
れている。なお、スリット46bはセメントや砂を含む
水が通過できないように、目視では視認できない程度に
非常に狭く作られており、あるいは極めて薄い膜で実質
的に閉じている場合もある。47は前記薄肉部46aか
ら放射方向に伸びるスリットで、前記欠円形のスリット
46bと同様に水やセメントを通さない構造となってい
る。
【0015】シールキャップ40を施したインサート1
0を埋設したコンクリートの部材Zに、アイボルトなど
Jをねじ込む過程を図7によって説明する。アイボルト
などJをシールキャップ40の中に押し込むと、アイボ
ルトなどJに押されて脆弱部46が切断され、分離蓋4
5はシールキャップ40から円形に分離する。分離蓋4
5が抜けた後の孔はアイボルトなどJの外径よりも当然
に小径であるが、アイボルトなどJをそのまゝ押し込む
と、シールキャップ40の底部はそれに押され、スリッ
ト47の部分で裂けて外方へ拡大するので、アイボルト
などJはそこを通過できるようになる。そして、シール
キャップ40から分離した分離蓋45は、外径が前記脆
弱部46の径と同様に、雌ねじ22の山径、若しくは下
孔23の内径より小さいため、アイボルトなどJの進入
に伴い先端に押され、ねじ山を抵抗なく通過して雌ねじ
22の奥側、あるいは下孔23の部分まで後退する。
0を埋設したコンクリートの部材Zに、アイボルトなど
Jをねじ込む過程を図7によって説明する。アイボルト
などJをシールキャップ40の中に押し込むと、アイボ
ルトなどJに押されて脆弱部46が切断され、分離蓋4
5はシールキャップ40から円形に分離する。分離蓋4
5が抜けた後の孔はアイボルトなどJの外径よりも当然
に小径であるが、アイボルトなどJをそのまゝ押し込む
と、シールキャップ40の底部はそれに押され、スリッ
ト47の部分で裂けて外方へ拡大するので、アイボルト
などJはそこを通過できるようになる。そして、シール
キャップ40から分離した分離蓋45は、外径が前記脆
弱部46の径と同様に、雌ねじ22の山径、若しくは下
孔23の内径より小さいため、アイボルトなどJの進入
に伴い先端に押され、ねじ山を抵抗なく通過して雌ねじ
22の奥側、あるいは下孔23の部分まで後退する。
【0016】次に、インサート10をコンクリート製の
部材Zの中に埋設する型枠60を説明する。図8〜図1
1はインサート10が型枠60の内部にセットされた状
態を示す。型枠60は固定型板61と、これに対して図
示しないヒンジによって開閉可能に連結された可動型板
62を備え、それらの間にキャビティ63が形成され
る。そして、前記インサート10は可動型板62に設け
た支持部材65に係止され、両型板61、62を閉じる
とき、それらの間に挟持される。
部材Zの中に埋設する型枠60を説明する。図8〜図1
1はインサート10が型枠60の内部にセットされた状
態を示す。型枠60は固定型板61と、これに対して図
示しないヒンジによって開閉可能に連結された可動型板
62を備え、それらの間にキャビティ63が形成され
る。そして、前記インサート10は可動型板62に設け
た支持部材65に係止され、両型板61、62を閉じる
とき、それらの間に挟持される。
【0017】前記支持部材65は、図12、図13で示
すように、略円錐台型をなし、ボルト66とナット69
によって締着されている。具体的には、支持部材65は
ポリプロピレンその他の熱硬化性の合成樹脂によって成
形され、その中心孔に日本工業規格の六角孔付きボルト
66がネジ込んである。すなわち、図12には単純な円
錐台形をなす支持部材65が示され、その小径側にボル
ト66の頭部と略同径で、且つ同じ深さの大径孔67が
設けられ、その底部にボルト66の軸径より僅かに小径
の貫通孔68がそれぞれ設けてある。また、図13に
は、図12の支持部材65aに隣接して更に大径の円錐
台65bが付加的に、且つ一体的に形成されたものが示
されており、同様に大径孔67と小径の貫通孔68とが
設けられている。斯くて、ボルト66を大径孔67側か
ら貫通孔68へ圧入することにより、ボルト66の頭部
は大径孔67の中を隙間なく埋没し、ボルト66は支持
部材65と一体化される。
すように、略円錐台型をなし、ボルト66とナット69
によって締着されている。具体的には、支持部材65は
ポリプロピレンその他の熱硬化性の合成樹脂によって成
形され、その中心孔に日本工業規格の六角孔付きボルト
66がネジ込んである。すなわち、図12には単純な円
錐台形をなす支持部材65が示され、その小径側にボル
ト66の頭部と略同径で、且つ同じ深さの大径孔67が
設けられ、その底部にボルト66の軸径より僅かに小径
の貫通孔68がそれぞれ設けてある。また、図13に
は、図12の支持部材65aに隣接して更に大径の円錐
台65bが付加的に、且つ一体的に形成されたものが示
されており、同様に大径孔67と小径の貫通孔68とが
設けられている。斯くて、ボルト66を大径孔67側か
ら貫通孔68へ圧入することにより、ボルト66の頭部
は大径孔67の中を隙間なく埋没し、ボルト66は支持
部材65と一体化される。
【0018】両支持部材65の使い分けを説明する。前
者(図12)はインサート10が使用された後に、ねじ
孔20をコンクリート製の部材Zの表面に残したまゝ置
く場合に使用する。後者(図13)は、インサート10
の用済み後に、そのねじ孔20を塞ぎ見えないようにす
る場合に使用する。ねじ孔20を塞ぐ手段は、通常セメ
ント(モルタル)を用いるので、それをコンクリート製
の部材Zの表面に保持し脱落しないように窪み70(図
11)を作るため、大径の円錐台65bが付加的に設け
られている。
者(図12)はインサート10が使用された後に、ねじ
孔20をコンクリート製の部材Zの表面に残したまゝ置
く場合に使用する。後者(図13)は、インサート10
の用済み後に、そのねじ孔20を塞ぎ見えないようにす
る場合に使用する。ねじ孔20を塞ぐ手段は、通常セメ
ント(モルタル)を用いるので、それをコンクリート製
の部材Zの表面に保持し脱落しないように窪み70(図
11)を作るため、大径の円錐台65bが付加的に設け
られている。
【0019】支持部材65は前記可動型板62に設けた
透孔にボルト66を挿入し、ナットとナット69とによ
り締着する。次いで、支持部材65の外面にシールキャ
ップ40を先にしてインサート10を押し込み、あるい
は打ち込んで、可動型板62を閉じると、インサート1
0の尾端に取付けたスペーサが固定型板61に当接して
若干量弾性変形して、両型板61、62の間に挟持され
る。
透孔にボルト66を挿入し、ナットとナット69とによ
り締着する。次いで、支持部材65の外面にシールキャ
ップ40を先にしてインサート10を押し込み、あるい
は打ち込んで、可動型板62を閉じると、インサート1
0の尾端に取付けたスペーサが固定型板61に当接して
若干量弾性変形して、両型板61、62の間に挟持され
る。
【0020】この状態でキャビティ63に生のコンクリ
ート、すなわち、セメントや砂、および水などの混合物
を注入する。型枠60の内部がコンクリートによって満
たされると、インサート10の外面もコンクリートに接
するが、シールキャップ40によってそれらがねじ孔2
0、ことに雌ねじ22の部分へ進入するのが阻止され
る。
ート、すなわち、セメントや砂、および水などの混合物
を注入する。型枠60の内部がコンクリートによって満
たされると、インサート10の外面もコンクリートに接
するが、シールキャップ40によってそれらがねじ孔2
0、ことに雌ねじ22の部分へ進入するのが阻止され
る。
【0021】
【発明の効果】この発明に係るインサートは以上のよう
に、シールキャップ40に形成される分離蓋45は雌ね
じ22の内径より小さく形成されているので、アイボル
トなどJによって押し出された後も、雌ねじ22に引っ
掛かることもなく後退するので、前記アイボルトなどJ
を締め込む上で何ら支障がなく当初の目的が達成される
効果がある。
に、シールキャップ40に形成される分離蓋45は雌ね
じ22の内径より小さく形成されているので、アイボル
トなどJによって押し出された後も、雌ねじ22に引っ
掛かることもなく後退するので、前記アイボルトなどJ
を締め込む上で何ら支障がなく当初の目的が達成される
効果がある。
【図1】この発明の一実施例を示すインサートの正面図
である。
である。
【図2】そのII−II断面図である。
【図3】要部であるシールキャップの底面図である。
【図4】そのIII−III断面図である。
【図5】シールキャップの他の実施例を示す図3相当の
底面図である。
底面図である。
【図6】そのVI−VI断面図である。
【図7】インサートにアイボルトなどJをネジ込む過程
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図8】インサートを型込めした状態を示す一部破断正
面図である。
面図である。
【図9】その型を外した状態を示す正面図である。
【図10】他の実施例を示す図3相当の一部破断正面図
である。
である。
【図11】その型を外した状態を示す図4相当の正面図
である。
である。
【図12】支持部材を拡大して示す一部破断正面図であ
る。
る。
【図13】支持部材の他の例を示す図9相当の一部破断
正面図である。
正面図である。
【図14】型枠の構造を示す横断面図である。
【図15】従来のインサートの型込め状態を示す図2相
当の正面図である。
当の正面図である。
【図16】従来のインサートにボルトを挿入する状態を
示す正面図である。
示す正面図である。
10・・・・インサート 20・・・・ねじ孔 21・・・・ガイド孔 22・・・・雌ねじ 23・・・・下孔 30・・・・主体 31・・・・抜け留め用の突条 40・・・・シールキャップ 41・・・・筒状部 42・・・・底板部 43・・・・フランジ部 44・・・・環状突部 45・・・・分離蓋 46・・・・脆弱部 46a・・・円形の薄肉部 46b・・・欠円形のスリット 50・・・・スペーサ 60・・・・型枠 60a・・・基板 60b・・・回動ピン 61・・・・固定型板 62・・・・可動型板 63・・・・キャビティ 65(65a、65b)・・・・支持部材 66・・・・ボルト 67・・・・大径孔 68・・・・貫通孔 69・・・・ナット 70・・・・窪み Z・・・・コンクリート製の部材
Claims (6)
- 【請求項1】インサートのねじ孔に嵌着されるシールキ
ャップを、ねじ孔に嵌合される筒状部と、その一端を閉
じる底板部、および筒状部の開口側に設けたフランジ部
とで構成すると共に、前記筒状部と底部との間に円形の
脆弱部を形成し、その脆弱部の外径を雌ねじの山径より
も小径に設定してなるインサート。 - 【請求項2】請求項1において、前記円形の脆弱部の外
径を雌ねじの下孔径よりも小径に設定してなるインサー
ト。 - 【請求項3】請求項1、および請求項2のいずれかにお
いて、前記シールキャップの円形の脆弱部は円形に形成
された薄肉部によって構成されているインサート。 - 【請求項4】請求項1、および請求項2のいずれかにお
いて、前記シールキャップの円形の脆弱部は欠円状に形
成されたスリットによって構成されているインサート。 - 【請求項5】請求項1、および請求項2のいずれかにお
いて、前記シールキャップの円形の脆弱部には、そこか
ら複数のスリットを放射方向外方に向けて形成してなる
インサート。 - 【請求項6】インサートのねじ孔を覆ってシールキャッ
プを取り付け、そのシールキャップを前記ねじ孔に挿入
される筒状部と、その一端の開口を覆って取り付けられ
た底部、および前記筒状部の他端から外方へ伸びるフラ
ンジとで構成するとともに、型枠の内面にインサートを
支持するための軸状の支持部材を取り付け、その支持を
前記筒状部に挿入し支持するものにおいて、前記筒状部
の内周面に前記支持部材よりやゝ小径の環状突部を形成
してなるインサートと型枠との取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22095994A JPH0857825A (ja) | 1994-08-22 | 1994-08-22 | インサートおよびインサートと型枠との取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22095994A JPH0857825A (ja) | 1994-08-22 | 1994-08-22 | インサートおよびインサートと型枠との取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0857825A true JPH0857825A (ja) | 1996-03-05 |
Family
ID=16759242
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22095994A Pending JPH0857825A (ja) | 1994-08-22 | 1994-08-22 | インサートおよびインサートと型枠との取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0857825A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012240279A (ja) * | 2011-05-18 | 2012-12-10 | Grundage Corp | プレキャストコンクリート基礎梁部材の製造用型枠、プレキャストコンクリート基礎梁部接合用部材の製造用型枠、インサートキット及びプレキャストコンクリート基礎梁部材用位置決め金具 |
| WO2018117233A1 (ja) * | 2016-12-22 | 2018-06-28 | 株式会社ヤマシナ | 保持金具 |
-
1994
- 1994-08-22 JP JP22095994A patent/JPH0857825A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012240279A (ja) * | 2011-05-18 | 2012-12-10 | Grundage Corp | プレキャストコンクリート基礎梁部材の製造用型枠、プレキャストコンクリート基礎梁部接合用部材の製造用型枠、インサートキット及びプレキャストコンクリート基礎梁部材用位置決め金具 |
| WO2018117233A1 (ja) * | 2016-12-22 | 2018-06-28 | 株式会社ヤマシナ | 保持金具 |
| JPWO2018117233A1 (ja) * | 2016-12-22 | 2018-12-20 | 株式会社ヤマシナ | 保持金具 |
| CN110100104A (zh) * | 2016-12-22 | 2019-08-06 | 株式会社山科 | 保持配件 |
| EP3561320A4 (en) * | 2016-12-22 | 2020-07-29 | Yamashina Corporation | RETAINING DEVICE |
| US11236776B2 (en) | 2016-12-22 | 2022-02-01 | Yamashina Corporation | Retainer |
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