JPH0858243A - 熱転写記録媒体及び画像形成ネガ型マスク版 - Google Patents
熱転写記録媒体及び画像形成ネガ型マスク版Info
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- JPH0858243A JPH0858243A JP21384494A JP21384494A JPH0858243A JP H0858243 A JPH0858243 A JP H0858243A JP 21384494 A JP21384494 A JP 21384494A JP 21384494 A JP21384494 A JP 21384494A JP H0858243 A JPH0858243 A JP H0858243A
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- thermal transfer
- transfer recording
- recording medium
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- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高画質で、平滑な被転写体への鮮明且つ低コ
ストな熱転写記録を可能とする熱転写記録媒体の提供。 【構成】 平滑な被転写体上に、溶融熱転写記録方法に
より画像形成ネガ型マスク版を作成する方法に用いられ
る熱転写記録媒体であって、基材上に少なくとも熱転写
インク層が設けられており、上記熱転写インク層は、1
00℃における溶融粘度が3000〜50000cst
の高級脂肪酸多価アルコールエステルのイソシアネート
重合物10〜90wt%及びメルトフローレートが5〜2
000dg/minである1種または2種以上のエチレ
ン酢酸ビニル系樹脂10〜90重量%を含有している熱
転写記録媒体。
ストな熱転写記録を可能とする熱転写記録媒体の提供。 【構成】 平滑な被転写体上に、溶融熱転写記録方法に
より画像形成ネガ型マスク版を作成する方法に用いられ
る熱転写記録媒体であって、基材上に少なくとも熱転写
インク層が設けられており、上記熱転写インク層は、1
00℃における溶融粘度が3000〜50000cst
の高級脂肪酸多価アルコールエステルのイソシアネート
重合物10〜90wt%及びメルトフローレートが5〜2
000dg/minである1種または2種以上のエチレ
ン酢酸ビニル系樹脂10〜90重量%を含有している熱
転写記録媒体。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、平滑な被転写体上に溶
融熱転写記録方法により画像形成ネガ型マスク版を作成
する方法に用いられる熱転写記録媒体及び該熱転写記録
媒体を用いて作成された画像形成ネガ型マスク版に関す
るものである。
融熱転写記録方法により画像形成ネガ型マスク版を作成
する方法に用いられる熱転写記録媒体及び該熱転写記録
媒体を用いて作成された画像形成ネガ型マスク版に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】周知の
ように、写真に文字や画像を焼き付けたり、露光により
印刷版を作成する際には、感光剤を塗布した感材に、い
わゆるマスク版を介して均一露光を行い、露光の必要の
ない部分を上記マスク版により遮光する方法が用いられ
ている。
ように、写真に文字や画像を焼き付けたり、露光により
印刷版を作成する際には、感光剤を塗布した感材に、い
わゆるマスク版を介して均一露光を行い、露光の必要の
ない部分を上記マスク版により遮光する方法が用いられ
ている。
【0003】従来、このようなマスク版は、写植法や写
真撮影によりネガ画像を作成していたが、写植や撮影後
の後工程である現像などの操作が煩雑であったり、大型
の装置が必要であるという問題があった。そこで、本発
明者らは、溶融熱転写記録方法を利用して、例えばプラ
スチックフィルムからなる平滑な被転写体上に、ネガ画
像を直接印刷する方法を開発した。この方法によれば、
後処理の必要もなく、熱転写記録方法を採用したワープ
ロやプリンター等の汎用のOA機器を用いることができ
るという利点がある。
真撮影によりネガ画像を作成していたが、写植や撮影後
の後工程である現像などの操作が煩雑であったり、大型
の装置が必要であるという問題があった。そこで、本発
明者らは、溶融熱転写記録方法を利用して、例えばプラ
スチックフィルムからなる平滑な被転写体上に、ネガ画
像を直接印刷する方法を開発した。この方法によれば、
後処理の必要もなく、熱転写記録方法を採用したワープ
ロやプリンター等の汎用のOA機器を用いることができ
るという利点がある。
【0004】この溶融型熱転写記録方法は、シート状の
基材上に少なくとも一層の熱転写インク層が設けられた
熱転写記録媒体を、その熱転写インク層を被転写体に接
して重ね合わせ、基材の裏面側から加熱ヘッドにより上
記熱転写インク層を加熱溶融し、上記被転写体上に転写
像を得る記録方法である。
基材上に少なくとも一層の熱転写インク層が設けられた
熱転写記録媒体を、その熱転写インク層を被転写体に接
して重ね合わせ、基材の裏面側から加熱ヘッドにより上
記熱転写インク層を加熱溶融し、上記被転写体上に転写
像を得る記録方法である。
【0005】しかしながら、上記従来の熱転写記録媒体
を用いて、例えばOHP用フィルムの様なプラスチック
フィルムからなる平滑な被転写体上に熱転写記録を行う
と、「かすれ」や「にじみ」「文字の太り」等が生じた
り、記録方向に対する印字後端部に「乱れ」や「欠け」
等が生じ、満足な記録を行うことができない等の問題が
あった。これらの問題は、インク転写時のインク流れや
糸引きが主たる原因と考えられている。
を用いて、例えばOHP用フィルムの様なプラスチック
フィルムからなる平滑な被転写体上に熱転写記録を行う
と、「かすれ」や「にじみ」「文字の太り」等が生じた
り、記録方向に対する印字後端部に「乱れ」や「欠け」
等が生じ、満足な記録を行うことができない等の問題が
あった。これらの問題は、インク転写時のインク流れや
糸引きが主たる原因と考えられている。
【0006】そこで、上記問題を解決するため、被転写
体であるフィルム表面にインク受理層を設ける試み(特
開昭61−135791号公報、特開平1−45688
号公報)がなされているが、斯る試みは、次のような問
題があり、実用には供し難いものであった。 (1) フィルム自体の透明性が低下してしまい、記録
部と非記録部とのコントラストが低下する。 (2) コストアップを招く。
体であるフィルム表面にインク受理層を設ける試み(特
開昭61−135791号公報、特開平1−45688
号公報)がなされているが、斯る試みは、次のような問
題があり、実用には供し難いものであった。 (1) フィルム自体の透明性が低下してしまい、記録
部と非記録部とのコントラストが低下する。 (2) コストアップを招く。
【0007】従って、本発明の目的は、平滑な被転写体
上に、溶融熱転写記録方法により画像形成ネガ型マスク
版を作成する方法に用いられる熱転写記録媒体を提供す
ることにある。更に、本発明の他の目的は、上記熱転写
記録媒体を用いて作成された画像形成ネガ型マスク版を
提供することにある。
上に、溶融熱転写記録方法により画像形成ネガ型マスク
版を作成する方法に用いられる熱転写記録媒体を提供す
ることにある。更に、本発明の他の目的は、上記熱転写
記録媒体を用いて作成された画像形成ネガ型マスク版を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意研究
した結果、熱転写インク層中に少なくとも特定溶融粘度
を有する高級脂肪酸多価アルコールエステルのイソシア
ネート重合物(イソシアネート付加物)と、特定のメル
トフローレートを有するエチレン酢酸ビニル系樹脂とを
含有させることにより、被転写体が平滑であっても、正
常均一な熱転写記録が可能な熱転写記録媒体が得られる
ことを知見した。
した結果、熱転写インク層中に少なくとも特定溶融粘度
を有する高級脂肪酸多価アルコールエステルのイソシア
ネート重合物(イソシアネート付加物)と、特定のメル
トフローレートを有するエチレン酢酸ビニル系樹脂とを
含有させることにより、被転写体が平滑であっても、正
常均一な熱転写記録が可能な熱転写記録媒体が得られる
ことを知見した。
【0009】本発明は、上記の知見に基づきなされたも
ので、平滑な被転写体上に、溶融熱転写記録方法により
画像形成ネガ型マスク版を作成する方法に用いられる熱
転写記録媒体であって、基材上に少なくとも熱転写イン
ク層が設けられており、上記熱転写インク層は、100
℃における溶融粘度が3000〜50000cstの高
級脂肪酸多価アルコールエステルのイソシアネート重合
物10〜90重量%、及びメルトフローレートが5〜2
000dg/minである1種または2種以上のエチレ
ン酢酸ビニル系樹脂10〜90重量%含有している熱転
写記録媒体を提供することにより、上記目的を達成した
ものである。
ので、平滑な被転写体上に、溶融熱転写記録方法により
画像形成ネガ型マスク版を作成する方法に用いられる熱
転写記録媒体であって、基材上に少なくとも熱転写イン
ク層が設けられており、上記熱転写インク層は、100
℃における溶融粘度が3000〜50000cstの高
級脂肪酸多価アルコールエステルのイソシアネート重合
物10〜90重量%、及びメルトフローレートが5〜2
000dg/minである1種または2種以上のエチレ
ン酢酸ビニル系樹脂10〜90重量%含有している熱転
写記録媒体を提供することにより、上記目的を達成した
ものである。
【0010】また、本発明は、上記熱転写記録媒体にお
いて上記基材と上記熱転写インク層との間に熱可塑性剥
離層を設けた熱転写記録媒体を提供することにより、上
記目的を達成したものである。
いて上記基材と上記熱転写インク層との間に熱可塑性剥
離層を設けた熱転写記録媒体を提供することにより、上
記目的を達成したものである。
【0011】さらに、本発明は、本発明の上記熱転写記
録媒体を用い、その熱転写インク層を平滑な被転写体に
接して重ね合わせ、その基材の裏面側から加熱により熱
転写インク層を加熱溶融し、該被転写体上に転写像を得
る溶融熱転写記録方法により作成された画像形成ネガ型
マスク版を提供するものである。
録媒体を用い、その熱転写インク層を平滑な被転写体に
接して重ね合わせ、その基材の裏面側から加熱により熱
転写インク層を加熱溶融し、該被転写体上に転写像を得
る溶融熱転写記録方法により作成された画像形成ネガ型
マスク版を提供するものである。
【0012】また、本発明に係る熱転写記録媒体は、上
記熱転写インク層の上に接着層を設けることにより、被
転写体への定着性の向上を図ることが可能であり、上記
基材の裏面にバックコート層を設けることにより、耐熱
性の向上を図ることが可能である。
記熱転写インク層の上に接着層を設けることにより、被
転写体への定着性の向上を図ることが可能であり、上記
基材の裏面にバックコート層を設けることにより、耐熱
性の向上を図ることが可能である。
【0013】以下、本発明に係る熱転写記録媒体につい
て詳述する。
て詳述する。
【0014】上記熱転写インク層のバインダー成分であ
る上記高級脂肪酸多価アルコールエステルのイソシアネ
ート重合物としては、100℃における溶融粘度が30
00〜50000cst、好ましくは、4000〜70
00cstのものが使用される。上記100℃における
溶融粘度が3000cst未満であると、ワックス同
様、凝集力が強く、均一な転写像の形成が困難であり、
逆に50000cstを超えると、インクの切れが悪
く、解像度の悪い転写像になるからである。
る上記高級脂肪酸多価アルコールエステルのイソシアネ
ート重合物としては、100℃における溶融粘度が30
00〜50000cst、好ましくは、4000〜70
00cstのものが使用される。上記100℃における
溶融粘度が3000cst未満であると、ワックス同
様、凝集力が強く、均一な転写像の形成が困難であり、
逆に50000cstを超えると、インクの切れが悪
く、解像度の悪い転写像になるからである。
【0015】本発明に用いられる高級脂肪酸多価アルコ
ールエステルのイソシアネート重合物(イソシアネート
付加物)は、高級脂肪酸と多価アルコールとのエステル
化物にイソシアネート化合物を付加反応させて得られ
る。該イソシアネート付加物は、熱溶融性インク層中に
1種又は2種以上存在してもよい。高級脂肪酸として
は、飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸、脂環式脂肪酸、含酸素
脂肪酸、ヒドロキシ脂肪酸等を使用することができ、こ
れらの脂肪酸中の炭素数は、2〜60であり、好ましく
は5〜50であり、特に好ましくは10〜40である。
本発明においては、特に融点が20℃以上で炭素数が1
0〜40の脂肪酸が好適に使用でき、例えばカプリン
酸、ウンデシル酸、ラウリン酸、トリデシル酸、ミリス
チン酸、ペンタデシル酸、パルミチン酸、ヘプタデシル
酸、ステアリン酸、ノナデカン酸、アラキン酸、ベヘン
酸、リグノセリン酸、セロチン酸、ヘプタコサン酸、モ
ンタン酸、メリシン酸、ラクセル酸などの飽和脂肪酸;
アクリル酸、クロトン酸、イソクロトン酸、カプロレイ
ン酸、ウンデシレン酸、オレイン酸、エライジン酸、セ
トレイン酸、エルカ酸、ブラシジン酸、ソルビン酸、リ
ノール酸、リノレン酸、アラキドン酸、イワシ酸、ニシ
ン酸、プロピオール酸、ステアロール酸などの不飽和脂
肪酸;イソバレリアン酸などの枝分かれ脂肪酸、マルバ
リン酸、ステルクリン酸、ヒドノカルビン酸、ショール
ム−グリン酸、ゴルリン酸などの脂環式脂肪酸;サビニ
ン酸、イプロール酸、ヤラピノール酸、ユニペリン酸、
リシノール酸、セレブロン酸などの含酸素脂肪酸、12
−ヒドロキシステアリン酸などのヒドロキシ脂肪酸;を
使用することができる。なかでも羊の皮脂腺より分泌さ
れるラノリンをケン価分解して得られるラノリン脂肪酸
を用いた場合が最も有効である。これらの脂肪酸は単
独、または2種以上併用して用いることができる。
ールエステルのイソシアネート重合物(イソシアネート
付加物)は、高級脂肪酸と多価アルコールとのエステル
化物にイソシアネート化合物を付加反応させて得られ
る。該イソシアネート付加物は、熱溶融性インク層中に
1種又は2種以上存在してもよい。高級脂肪酸として
は、飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸、脂環式脂肪酸、含酸素
脂肪酸、ヒドロキシ脂肪酸等を使用することができ、こ
れらの脂肪酸中の炭素数は、2〜60であり、好ましく
は5〜50であり、特に好ましくは10〜40である。
本発明においては、特に融点が20℃以上で炭素数が1
0〜40の脂肪酸が好適に使用でき、例えばカプリン
酸、ウンデシル酸、ラウリン酸、トリデシル酸、ミリス
チン酸、ペンタデシル酸、パルミチン酸、ヘプタデシル
酸、ステアリン酸、ノナデカン酸、アラキン酸、ベヘン
酸、リグノセリン酸、セロチン酸、ヘプタコサン酸、モ
ンタン酸、メリシン酸、ラクセル酸などの飽和脂肪酸;
アクリル酸、クロトン酸、イソクロトン酸、カプロレイ
ン酸、ウンデシレン酸、オレイン酸、エライジン酸、セ
トレイン酸、エルカ酸、ブラシジン酸、ソルビン酸、リ
ノール酸、リノレン酸、アラキドン酸、イワシ酸、ニシ
ン酸、プロピオール酸、ステアロール酸などの不飽和脂
肪酸;イソバレリアン酸などの枝分かれ脂肪酸、マルバ
リン酸、ステルクリン酸、ヒドノカルビン酸、ショール
ム−グリン酸、ゴルリン酸などの脂環式脂肪酸;サビニ
ン酸、イプロール酸、ヤラピノール酸、ユニペリン酸、
リシノール酸、セレブロン酸などの含酸素脂肪酸、12
−ヒドロキシステアリン酸などのヒドロキシ脂肪酸;を
使用することができる。なかでも羊の皮脂腺より分泌さ
れるラノリンをケン価分解して得られるラノリン脂肪酸
を用いた場合が最も有効である。これらの脂肪酸は単
独、または2種以上併用して用いることができる。
【0016】また、本発明で用いられる高級脂肪酸多価
アルコールエステルを得るための多価アルコールとして
は、飽和脂肪族ポリオール、不飽和脂肪族ポリオール、
脂環式ポリオール、含酸素脂肪族ポリオール等を使用す
ることができ、これらのポリオール中の炭素数は、1〜
50であり、好ましくは1〜20であり、特に好ましく
は1〜10である。本発明においては、例えばエチレン
グリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリ
コール、テトラエチレングリコール、ポリエチレングリ
コール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、ポリプロピレングリコール、トリメチレングリコー
ル、ブタンジオール、ペンタンジオール、ヘキシレンジ
オール、オクチレンジオール、グリセリン、トリメチロ
ールプロパン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリス
リトール、1,3−ブチレングリコール、グリセリンモ
ノアリル、〔4−(ヒドロキシエトキシ)フェノール〕
プロパン、ソルビトール、ソルビット、ネオペンチルグ
リコール、トリスヒドロキシエチルイソシアヌレート、
ビスフェノール、水添ビスフェノール、ビスフェノール
グリコールエーテル、各種エポキシ基含有化合物(例え
ば、トリグリシジルイソシアヌレート)等が用いられ
る。これら多価アルコールも単独で用いても、2種以上
併用しても良い。
アルコールエステルを得るための多価アルコールとして
は、飽和脂肪族ポリオール、不飽和脂肪族ポリオール、
脂環式ポリオール、含酸素脂肪族ポリオール等を使用す
ることができ、これらのポリオール中の炭素数は、1〜
50であり、好ましくは1〜20であり、特に好ましく
は1〜10である。本発明においては、例えばエチレン
グリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリ
コール、テトラエチレングリコール、ポリエチレングリ
コール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、ポリプロピレングリコール、トリメチレングリコー
ル、ブタンジオール、ペンタンジオール、ヘキシレンジ
オール、オクチレンジオール、グリセリン、トリメチロ
ールプロパン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリス
リトール、1,3−ブチレングリコール、グリセリンモ
ノアリル、〔4−(ヒドロキシエトキシ)フェノール〕
プロパン、ソルビトール、ソルビット、ネオペンチルグ
リコール、トリスヒドロキシエチルイソシアヌレート、
ビスフェノール、水添ビスフェノール、ビスフェノール
グリコールエーテル、各種エポキシ基含有化合物(例え
ば、トリグリシジルイソシアヌレート)等が用いられ
る。これら多価アルコールも単独で用いても、2種以上
併用しても良い。
【0017】本発明において、高級脂肪酸多価アルコー
ルエステルに付加させるイソシアネート化合物として
は、モノイソシアネート、ジイソシアネート、トリイソ
シアネート等を使用することができ、本発明において
は、例えばメチルイソシアネート、エチルイソシアネー
ト、n−プロピルイソシアネート、n−ブチルイソシア
ネート、オクタデシルイソシアネート、ポリメチレンポ
リフェニルイソシアネート等のモノイソシアネート;
2,4−トリレンジイソシアネート、4,4’−ジフェ
ニルメタンジイソシアネート、ジアニシジンジイソシア
ネート、メタキシリレンジイソシアネート、1,5−ナ
フタレンジイソシアネート、トランスビニレンジイソシ
アネート、N,N’(4,4’−ジメチル−3,3’−
ジフェニルジイソシアネート)ウレジオン、2,6−ジ
イソシアネートメチルカプロエート等のジイソシアネー
ト;トリフェニルメタントリイソシアネート、トリス
(4−フェニルイソシアネートチオホスフェート)4,
4’,4”−トリメチル−3,3’,3”−トリイソシ
アネート−2,4,6−トリフェニルシアヌレート等の
トリイソシアネート;の各イソシアネートを用いること
ができる。特にジイソシアネート、トリイソシアネート
が好適であり、更に芳香族系が好ましい。これらのイソ
シアネート化合物についても、単独であるいは二種以上
併用しても良い。
ルエステルに付加させるイソシアネート化合物として
は、モノイソシアネート、ジイソシアネート、トリイソ
シアネート等を使用することができ、本発明において
は、例えばメチルイソシアネート、エチルイソシアネー
ト、n−プロピルイソシアネート、n−ブチルイソシア
ネート、オクタデシルイソシアネート、ポリメチレンポ
リフェニルイソシアネート等のモノイソシアネート;
2,4−トリレンジイソシアネート、4,4’−ジフェ
ニルメタンジイソシアネート、ジアニシジンジイソシア
ネート、メタキシリレンジイソシアネート、1,5−ナ
フタレンジイソシアネート、トランスビニレンジイソシ
アネート、N,N’(4,4’−ジメチル−3,3’−
ジフェニルジイソシアネート)ウレジオン、2,6−ジ
イソシアネートメチルカプロエート等のジイソシアネー
ト;トリフェニルメタントリイソシアネート、トリス
(4−フェニルイソシアネートチオホスフェート)4,
4’,4”−トリメチル−3,3’,3”−トリイソシ
アネート−2,4,6−トリフェニルシアヌレート等の
トリイソシアネート;の各イソシアネートを用いること
ができる。特にジイソシアネート、トリイソシアネート
が好適であり、更に芳香族系が好ましい。これらのイソ
シアネート化合物についても、単独であるいは二種以上
併用しても良い。
【0018】前記高級脂肪酸と多価アルコールとのエス
テル化反応は従来公知のいかなる方法によっても実施す
ることができる。エステル化度は特に限定されない。ま
た、前記の方法に従って調製された高級脂肪酸多価アル
コールエステルと、前記イソシアネート化合物との付加
反応は、従来公知の方法に従い、実施することができ
る。イソシアネート化合物の付加モル数は特に限定され
ないが、高級脂肪酸多価アルコールエステル1モル当た
り、0.1〜5モル程度が好ましい。なお、本発明に係
る高級脂肪酸多価アルコールエステルのイソシアネート
付加物は市販品を用いることもでき、例えば吉川製油
(株)製ラノックスFR−1410N等が使用可能であ
る。
テル化反応は従来公知のいかなる方法によっても実施す
ることができる。エステル化度は特に限定されない。ま
た、前記の方法に従って調製された高級脂肪酸多価アル
コールエステルと、前記イソシアネート化合物との付加
反応は、従来公知の方法に従い、実施することができ
る。イソシアネート化合物の付加モル数は特に限定され
ないが、高級脂肪酸多価アルコールエステル1モル当た
り、0.1〜5モル程度が好ましい。なお、本発明に係
る高級脂肪酸多価アルコールエステルのイソシアネート
付加物は市販品を用いることもでき、例えば吉川製油
(株)製ラノックスFR−1410N等が使用可能であ
る。
【0019】上記高級脂肪酸多価アルコールエステルの
イソシアネート重合物の配合量は、バインダー成分中1
0〜90重量%、好ましくは20〜80重量%である。
イソシアネート重合物の配合量は、バインダー成分中1
0〜90重量%、好ましくは20〜80重量%である。
【0020】また、上記熱転写インク層の別のバインダ
ー成分である上記エチレン酢酸ビニル系樹脂としては、
メルトフローレートが5〜2000dg/min、好ま
しくは5〜1000dg/minのものを1種または2
種以上合わせたのものが使用される。上記メルトフロー
レートが5dg/min未満であると転写像が耐磨耗性
に欠け、2000dg/minを超えるとインクの流れ
などを起こし、正常均一な熱転写記録ができないからで
ある。
ー成分である上記エチレン酢酸ビニル系樹脂としては、
メルトフローレートが5〜2000dg/min、好ま
しくは5〜1000dg/minのものを1種または2
種以上合わせたのものが使用される。上記メルトフロー
レートが5dg/min未満であると転写像が耐磨耗性
に欠け、2000dg/minを超えるとインクの流れ
などを起こし、正常均一な熱転写記録ができないからで
ある。
【0021】上記エチレン酢酸ビニル系樹脂の配合量
は、バインダー成分中10〜90重量%、好ましくは2
5〜70重量%、特に好ましくは40〜65重量%であ
る。上記配合量が10重量%未満の場合には、地汚れ等
の問題が生じ、逆に90重量%を超えると転写像が耐磨
耗性に欠けるほか、感度が低下し、高速印字の際の解像
度の低下を来すためである。
は、バインダー成分中10〜90重量%、好ましくは2
5〜70重量%、特に好ましくは40〜65重量%であ
る。上記配合量が10重量%未満の場合には、地汚れ等
の問題が生じ、逆に90重量%を超えると転写像が耐磨
耗性に欠けるほか、感度が低下し、高速印字の際の解像
度の低下を来すためである。
【0022】上記熱転写インク層に含有されるバインダ
ー成分としては、上記高級脂肪酸多価アルコールエステ
ルのイソシアネート付加物及び上記エチレン酢酸ビニル
系樹脂の他に、必要に応じて他のバインダー材を添加し
てもよい。添加できる他のバインダー材としては、スチ
レン、ビニルトルエン、α−メチルスチレン、クロルス
チレン、ビニル安息香酸、ビニルベンゼンスルホン酸ソ
ーダ、アミノスチレン等のスチレン、その誘導体及び置
換体の単独重合体及び共重合体が挙げられる。更に、メ
チルメタクリレート、エチルメタクリレート、ブチルメ
タクリレート及びヒドロキシメタクリレート等のメタク
リル酸エステル及びメタクリル酸;メチルアクリレート
及び2−エチルヘキシルアクリレート等のアクリル酸エ
ステル及びアクリル酸;ブタジエン及びイソプレン等の
ジエン類;アクリロニトリル、ビニルエーテル類、マレ
イン酸及びマレイン酸エステル類、無水マレイン酸、ケ
イ皮酸並びに塩化ビニル等のビニル系単量体;の単独あ
るいは他の単量体との共重合体も使用することができ
る。勿論、前記ビニル系ポリマーの場合はジビニルベン
ゼン等の多官能単量体を用いて架橋ポリマーとして使用
してもよい。更にまた、ポリカーボネート、ポリエステ
ル、シリコーン系樹脂、フッ素系樹脂、フェノール樹
脂、テンペン樹脂、石油樹脂、水添石油樹脂、アルキド
樹脂、ケトン樹脂及びセルロース誘導体等を用いてもよ
い。これらのポリマーもしくはオリゴマーを共重合体の
形で使用する場合、その共重合体はランダム共重合体の
他、要求用途に合わせて、交互共重合体、ブロック共重
合体及び相互貫入型共重合体等の共重合様式を適宜選択
して用いることができる。また、二種以上のポリマーや
オリゴマーを混合して用いる場合には、溶融混合、溶液
混合及びエマルジョン混合等の機械的混合の他、ポリマ
ーやオリゴマー成分の重合時に共存重合や多段重合法等
で混合してもよい。この場合、添加できる他のバインダ
ー材の割合は、上記高級脂肪酸多価アルコールエステル
のイソシアネート重合物および上記エチレン酢酸ビニル
系樹脂からなる組成物100重量部に対し、10〜90
重量部、より好ましくは20〜80重量部である。
ー成分としては、上記高級脂肪酸多価アルコールエステ
ルのイソシアネート付加物及び上記エチレン酢酸ビニル
系樹脂の他に、必要に応じて他のバインダー材を添加し
てもよい。添加できる他のバインダー材としては、スチ
レン、ビニルトルエン、α−メチルスチレン、クロルス
チレン、ビニル安息香酸、ビニルベンゼンスルホン酸ソ
ーダ、アミノスチレン等のスチレン、その誘導体及び置
換体の単独重合体及び共重合体が挙げられる。更に、メ
チルメタクリレート、エチルメタクリレート、ブチルメ
タクリレート及びヒドロキシメタクリレート等のメタク
リル酸エステル及びメタクリル酸;メチルアクリレート
及び2−エチルヘキシルアクリレート等のアクリル酸エ
ステル及びアクリル酸;ブタジエン及びイソプレン等の
ジエン類;アクリロニトリル、ビニルエーテル類、マレ
イン酸及びマレイン酸エステル類、無水マレイン酸、ケ
イ皮酸並びに塩化ビニル等のビニル系単量体;の単独あ
るいは他の単量体との共重合体も使用することができ
る。勿論、前記ビニル系ポリマーの場合はジビニルベン
ゼン等の多官能単量体を用いて架橋ポリマーとして使用
してもよい。更にまた、ポリカーボネート、ポリエステ
ル、シリコーン系樹脂、フッ素系樹脂、フェノール樹
脂、テンペン樹脂、石油樹脂、水添石油樹脂、アルキド
樹脂、ケトン樹脂及びセルロース誘導体等を用いてもよ
い。これらのポリマーもしくはオリゴマーを共重合体の
形で使用する場合、その共重合体はランダム共重合体の
他、要求用途に合わせて、交互共重合体、ブロック共重
合体及び相互貫入型共重合体等の共重合様式を適宜選択
して用いることができる。また、二種以上のポリマーや
オリゴマーを混合して用いる場合には、溶融混合、溶液
混合及びエマルジョン混合等の機械的混合の他、ポリマ
ーやオリゴマー成分の重合時に共存重合や多段重合法等
で混合してもよい。この場合、添加できる他のバインダ
ー材の割合は、上記高級脂肪酸多価アルコールエステル
のイソシアネート重合物および上記エチレン酢酸ビニル
系樹脂からなる組成物100重量部に対し、10〜90
重量部、より好ましくは20〜80重量部である。
【0023】また、本発明に係る熱転写記録媒体におけ
る上記熱転写インク層には、着色成分を適宜添加するこ
とができる。上記着色成分としては、一般の有機・無機
顔料、染料等を使用することができるが、特に、カーボ
ンブラックが好ましい。具体的には、カーボンブラッ
ク、オイルブラック、黒鉛等の黒色系染顔料;C.I.
ピグメント・イエロー1、同3、同74、同97、同9
8等のアセト酢酸アリールアミド系モノアゾ黄顔料(フ
ァストイエロー);C.I.ピグメント・イエロー1
2、同13、 同14等のアセト酢酸アリールアミド系
ビスアゾ黄;C.I.ソルベント・イエロー19、同7
7、同79、C.I.ディスパーズ・イエロー164等
の黄染料;C.I.ピグメント・レッド8、同49:
1、同53:1、同57:1、同81:同122、同5
等の赤顔料;C.I.ソルベント・レッド52、同5
8、同8等の赤色系染料;C.I.ピグメント・ブルー
15:3等の銅フタロシアニン及びその誘導体、変性体
等染顔料などが使用でき、また有色もしくは無色の昇華
性染料、従来印刷インク、その他の着色用途で周知の染
顔料が使用出来る。これら染顔料は単独でも二種以上を
混合して用いてもよい。勿論、体質顔料や白色顔料と混
合し、色調を調整してもよい。更にまた、バインダー材
成分に対する分散性を改善するために着色剤表面を界面
活性剤、シランカップリング剤等のカップリング剤、高
分子材料で処理したり、高分子系染料や高分子グラフト
顔料を用いてもよい。
る上記熱転写インク層には、着色成分を適宜添加するこ
とができる。上記着色成分としては、一般の有機・無機
顔料、染料等を使用することができるが、特に、カーボ
ンブラックが好ましい。具体的には、カーボンブラッ
ク、オイルブラック、黒鉛等の黒色系染顔料;C.I.
ピグメント・イエロー1、同3、同74、同97、同9
8等のアセト酢酸アリールアミド系モノアゾ黄顔料(フ
ァストイエロー);C.I.ピグメント・イエロー1
2、同13、 同14等のアセト酢酸アリールアミド系
ビスアゾ黄;C.I.ソルベント・イエロー19、同7
7、同79、C.I.ディスパーズ・イエロー164等
の黄染料;C.I.ピグメント・レッド8、同49:
1、同53:1、同57:1、同81:同122、同5
等の赤顔料;C.I.ソルベント・レッド52、同5
8、同8等の赤色系染料;C.I.ピグメント・ブルー
15:3等の銅フタロシアニン及びその誘導体、変性体
等染顔料などが使用でき、また有色もしくは無色の昇華
性染料、従来印刷インク、その他の着色用途で周知の染
顔料が使用出来る。これら染顔料は単独でも二種以上を
混合して用いてもよい。勿論、体質顔料や白色顔料と混
合し、色調を調整してもよい。更にまた、バインダー材
成分に対する分散性を改善するために着色剤表面を界面
活性剤、シランカップリング剤等のカップリング剤、高
分子材料で処理したり、高分子系染料や高分子グラフト
顔料を用いてもよい。
【0024】上記熱転写インク層を構成する上記バイン
ダー成分と上記着色成分との組成は、好ましくはバイン
ダー成分100重量部に対して、上記着色成分10〜9
0重量部である。
ダー成分と上記着色成分との組成は、好ましくはバイン
ダー成分100重量部に対して、上記着色成分10〜9
0重量部である。
【0025】更に、上記熱転写インク層には、上記バイ
ンダー成分及び上記着色成分の他に、印刷特性調整のた
めに、ワックスや粘着性付与剤等の印刷特性調整剤を適
宜添加することができる。
ンダー成分及び上記着色成分の他に、印刷特性調整のた
めに、ワックスや粘着性付与剤等の印刷特性調整剤を適
宜添加することができる。
【0026】上記印刷特性調整剤としては、ワックスと
して、ライスワックス、カルナバワックス、パラフィン
ワックス、キャンデリラワックス、低分子量ポリエチレ
ンワックス、α−オレフィンオリゴマー、モンタンロ
ウ、マイクロクリスタリンワックス、蜜ロウ、木ロウ等
を使用することができ、また、上記粘着性付与剤とし
て、ロジン、ロジン誘導体、テルペン樹脂、石油樹脂、
クマロン・インデン樹脂、スチレン樹脂、フェノール樹
脂、キシレン樹脂等を使用することができ、この印刷特
性調整剤は、上記バインダー成分と上記着色成分とから
なる組成物100重量部に対し5〜50重量部の範囲で
適宜選択添加される。
して、ライスワックス、カルナバワックス、パラフィン
ワックス、キャンデリラワックス、低分子量ポリエチレ
ンワックス、α−オレフィンオリゴマー、モンタンロ
ウ、マイクロクリスタリンワックス、蜜ロウ、木ロウ等
を使用することができ、また、上記粘着性付与剤とし
て、ロジン、ロジン誘導体、テルペン樹脂、石油樹脂、
クマロン・インデン樹脂、スチレン樹脂、フェノール樹
脂、キシレン樹脂等を使用することができ、この印刷特
性調整剤は、上記バインダー成分と上記着色成分とから
なる組成物100重量部に対し5〜50重量部の範囲で
適宜選択添加される。
【0027】上記熱転写インク層は、上記バインダー成
分及び上記着色成分、更に必要に応じこれに上記印刷特
性調整剤を加えたものをトルエン、メチルエチルケト
ン、イソプロピルアルコール等の溶剤に溶かしてインク
塗料を調製し、これをワイヤーバーコーター、グラビア
コーターなどの塗工手段によって基材上に薄膜塗工して
設けることができる。この場合、上記インク塗料の好ま
しい固型分は5〜50wt%である。また、上記インク
塗料をスプレードライ法により乾燥させたり、乾燥させ
たものを粉砕法等で粉砕して微細な粉体とし、その後こ
れを静電コート法によって基材上に粉体コートしてもよ
い。この場合、粉体コート後更に必要に応じて加熱、加
圧、溶剤処理等を行い、熱転写インク層を基材上に定着
させてもよい。ここで、また、熱転写インク層の好まし
い膜厚は、1.5〜7.0μm、より好ましくは、1.
5〜5.0μmの範囲である。
分及び上記着色成分、更に必要に応じこれに上記印刷特
性調整剤を加えたものをトルエン、メチルエチルケト
ン、イソプロピルアルコール等の溶剤に溶かしてインク
塗料を調製し、これをワイヤーバーコーター、グラビア
コーターなどの塗工手段によって基材上に薄膜塗工して
設けることができる。この場合、上記インク塗料の好ま
しい固型分は5〜50wt%である。また、上記インク
塗料をスプレードライ法により乾燥させたり、乾燥させ
たものを粉砕法等で粉砕して微細な粉体とし、その後こ
れを静電コート法によって基材上に粉体コートしてもよ
い。この場合、粉体コート後更に必要に応じて加熱、加
圧、溶剤処理等を行い、熱転写インク層を基材上に定着
させてもよい。ここで、また、熱転写インク層の好まし
い膜厚は、1.5〜7.0μm、より好ましくは、1.
5〜5.0μmの範囲である。
【0028】一方、上記熱可塑性剥離層は、上記熱転写
インク層の転写剥離特性の向上及び解像度の向上が図れ
るものであれば特に制限はないが、例えば、上記基材上
に剥離層用ワックスを薄膜塗工して設けることができ
る。この剥離層用ワックスとしては、例えば、マイクロ
クリスタリンワックス、ライスワックス、カルナバワッ
クス、酸化ポリエチレンワックス等を使用することがで
きる。さらに、これにエチレン酢酸ビニル共重合体、ポ
リエチレン、石油樹脂、エチレンアクリレートル共重合
体等の塗膜強度調整樹脂を加えることにより、塗膜強度
の向上を図ることも可能である。
インク層の転写剥離特性の向上及び解像度の向上が図れ
るものであれば特に制限はないが、例えば、上記基材上
に剥離層用ワックスを薄膜塗工して設けることができ
る。この剥離層用ワックスとしては、例えば、マイクロ
クリスタリンワックス、ライスワックス、カルナバワッ
クス、酸化ポリエチレンワックス等を使用することがで
きる。さらに、これにエチレン酢酸ビニル共重合体、ポ
リエチレン、石油樹脂、エチレンアクリレートル共重合
体等の塗膜強度調整樹脂を加えることにより、塗膜強度
の向上を図ることも可能である。
【0029】上記基材としては、コンデンサ紙、グラシ
ン紙等の紙類、ポリエチレンテルフタレート等のポリエ
ステル、ポリイミド、ポリカーボネート、ポリアミド、
ポリエチレン、ポリプロピレン等を使用することができ
る。また、基材の厚さは1〜20μmが好ましい。
ン紙等の紙類、ポリエチレンテルフタレート等のポリエ
ステル、ポリイミド、ポリカーボネート、ポリアミド、
ポリエチレン、ポリプロピレン等を使用することができ
る。また、基材の厚さは1〜20μmが好ましい。
【0030】なお、上記熱転写インク層の上に接着層を
設けることにより、被転写体への定着性の向上を図るこ
とが可能であり、また、上記基材の裏面に、バックコー
ト層を設けることにより、耐熱性の向上を図ることも可
能である。
設けることにより、被転写体への定着性の向上を図るこ
とが可能であり、また、上記基材の裏面に、バックコー
ト層を設けることにより、耐熱性の向上を図ることも可
能である。
【0031】上記接着層としては、ポリエチレン、エチ
レン酢酸ビニル共重合体、エチレン・アクリレート共重
合体、アイオノマー樹脂、ポリアミド樹脂、ナイロン樹
脂、ポリエステル樹脂、ポリプロピレン樹脂等を使用す
ることができ、また、耐熱性の向上を図る上記バックコ
ート層としては、シリコーン系、フッ素系の化合物、樹
脂層や、架橋ポリマー層等を使用することができる。
レン酢酸ビニル共重合体、エチレン・アクリレート共重
合体、アイオノマー樹脂、ポリアミド樹脂、ナイロン樹
脂、ポリエステル樹脂、ポリプロピレン樹脂等を使用す
ることができ、また、耐熱性の向上を図る上記バックコ
ート層としては、シリコーン系、フッ素系の化合物、樹
脂層や、架橋ポリマー層等を使用することができる。
【0032】本発明の画像形成ネガ型マスク版は、上述
した本発明の上記熱転写記録媒体を用い、その熱転写イ
ンク層を平滑な被転写体に接して重ね合わせ、その基材
の裏面側から加熱により熱転写インク層を加熱溶融し、
該被転写体上に転写像を得る溶融熱転写記録方法により
作成される。
した本発明の上記熱転写記録媒体を用い、その熱転写イ
ンク層を平滑な被転写体に接して重ね合わせ、その基材
の裏面側から加熱により熱転写インク層を加熱溶融し、
該被転写体上に転写像を得る溶融熱転写記録方法により
作成される。
【0033】即ち、本発明に係る熱転写記録媒体によれ
ば、該熱転写記録媒体を用いた透明で平滑な被転写体へ
の熱転写記録による、文字焼き込み写真用文字マスク版
の作成、印刷原版作成用マスク版等の画像形成熱ネガ型
マスク版を作成できる。上記平滑な被転写体としては、
平滑なプラスチックフィルムからなる平滑な被転写体等
を使用することができる。
ば、該熱転写記録媒体を用いた透明で平滑な被転写体へ
の熱転写記録による、文字焼き込み写真用文字マスク版
の作成、印刷原版作成用マスク版等の画像形成熱ネガ型
マスク版を作成できる。上記平滑な被転写体としては、
平滑なプラスチックフィルムからなる平滑な被転写体等
を使用することができる。
【0034】上記平滑なプラスチックフィルムとして
は、市販のOHP用のPETフィルム、ポリ塩化ビニル
フィルム、ポリカーボネートフィルム、セロハン紙、セ
ルロイドフィルム等が挙げられる。その他の被転写体と
しては、熱転写記録が可能であれば特に制限されない
が、樹脂ラミネート紙、金属蒸着フィルムなどが挙げら
れる。
は、市販のOHP用のPETフィルム、ポリ塩化ビニル
フィルム、ポリカーボネートフィルム、セロハン紙、セ
ルロイドフィルム等が挙げられる。その他の被転写体と
しては、熱転写記録が可能であれば特に制限されない
が、樹脂ラミネート紙、金属蒸着フィルムなどが挙げら
れる。
【0035】本発明に係る熱転写記録媒体の応用例とし
ては、上記画像形成ネガ型マスク版の作成の他に、該熱
転写記録媒体を用いた透明な平滑プラスチックフィルム
への熱転写記録による、その高いコントラストを利用し
たOHP原稿の作成、装飾用フィルム材の作成、ラベル
作成などを挙げることができる。また、本発明に係る熱
転写記録媒体は、包装用フィルム、写真、樹脂ラミネー
ト紙、金属蒸着フィルム等への熱転写記録媒体として用
いることも可能であり、この場合にも良好な熱転写記録
を行うことができる。
ては、上記画像形成ネガ型マスク版の作成の他に、該熱
転写記録媒体を用いた透明な平滑プラスチックフィルム
への熱転写記録による、その高いコントラストを利用し
たOHP原稿の作成、装飾用フィルム材の作成、ラベル
作成などを挙げることができる。また、本発明に係る熱
転写記録媒体は、包装用フィルム、写真、樹脂ラミネー
ト紙、金属蒸着フィルム等への熱転写記録媒体として用
いることも可能であり、この場合にも良好な熱転写記録
を行うことができる。
【0036】
【実施例】以下、本発明に係る熱転写記録媒体につい
て、実施例により更に具体的に説明する。なお、本発明
は、本実施例に限定されるものではない。
て、実施例により更に具体的に説明する。なお、本発明
は、本実施例に限定されるものではない。
【0037】実施例1 ライスワックス(剥離層用ワックス)95部(以下、本
実施例において、特に示さない限り、部は重量部を意味
する。)とエチレン酢酸ビニル共重合体(塗膜強度調整
樹脂)5部とをボールミルを用いてトルエン溶剤中に分
散して剥離層用塗料を調製した。そして、この剥離層用
塗料を、ワイヤーバーコーターを用いて、シリコーン系
バックコートを塗布した厚さ3.5μmのPETフィル
ム上に塗布し、厚さ1.0μmの熱可塑性剥離層を設け
た。次に、下記の配合物をトルエン溶剤中に固形分20
wt%にて仕込み、ボールミルにて20時間分散してイ
ンク塗料を調製した。そして、得られたインク塗料を上
記熱可塑性剥離層の上にワイヤーバーコーターを用いて
塗工し、乾燥させて固形分のみとし、厚さ3μmの熱転
写インク層を有する目的の熱転写記録媒体を得た。 カーボンブラック(着色成分) 40部 エチレン酢酸ビニル共重合体EV260(5dg/min) 30部 ラノリン脂肪酸多価アルコールエステルのイソシアネート重合物(5000c st) 30部 トルエン(溶剤) 400部
実施例において、特に示さない限り、部は重量部を意味
する。)とエチレン酢酸ビニル共重合体(塗膜強度調整
樹脂)5部とをボールミルを用いてトルエン溶剤中に分
散して剥離層用塗料を調製した。そして、この剥離層用
塗料を、ワイヤーバーコーターを用いて、シリコーン系
バックコートを塗布した厚さ3.5μmのPETフィル
ム上に塗布し、厚さ1.0μmの熱可塑性剥離層を設け
た。次に、下記の配合物をトルエン溶剤中に固形分20
wt%にて仕込み、ボールミルにて20時間分散してイ
ンク塗料を調製した。そして、得られたインク塗料を上
記熱可塑性剥離層の上にワイヤーバーコーターを用いて
塗工し、乾燥させて固形分のみとし、厚さ3μmの熱転
写インク層を有する目的の熱転写記録媒体を得た。 カーボンブラック(着色成分) 40部 エチレン酢酸ビニル共重合体EV260(5dg/min) 30部 ラノリン脂肪酸多価アルコールエステルのイソシアネート重合物(5000c st) 30部 トルエン(溶剤) 400部
【0038】実施例2 先ず、下記の配合物をトルエン溶剤中に固形分20wt
%にて仕込み、ボールミルにて20時間分散してインク
塗料を調製した。そして、得られたインク塗料を、実施
例1の上記熱転写インク層に代えて、上記熱可塑性剥離
層上にワイヤーバーコーターを用いて塗工し、乾燥させ
て固形分のみとし、厚さ3μmの熱転写インク層を有す
る目的の熱転写記録媒体を得た。 カーボンブラック(着色成分) 40部 エチレン酢酸ビニル共重合体EV220(150dg/min) 30部 ラノリン脂肪酸多価アルコールエステルのイソシアネート重合物(5000c st) 30部 トルエン(溶剤) 400部
%にて仕込み、ボールミルにて20時間分散してインク
塗料を調製した。そして、得られたインク塗料を、実施
例1の上記熱転写インク層に代えて、上記熱可塑性剥離
層上にワイヤーバーコーターを用いて塗工し、乾燥させ
て固形分のみとし、厚さ3μmの熱転写インク層を有す
る目的の熱転写記録媒体を得た。 カーボンブラック(着色成分) 40部 エチレン酢酸ビニル共重合体EV220(150dg/min) 30部 ラノリン脂肪酸多価アルコールエステルのイソシアネート重合物(5000c st) 30部 トルエン(溶剤) 400部
【0039】実施例3 先ず、下記の配合物をトルエン溶剤中に固形分20wt
%にて仕込み、ボールミルにて20時間分散してインク
塗料を調製した。そして、得られたインク塗料を、実施
例1の上記熱転写インク層に代えて、上記熱可塑性剥離
層上にワイヤーバーコーターを用いて塗工し、乾燥させ
て固形分のみとし、厚さ3μmの熱転写インク層を有す
る目的の熱転写記録媒体を得た。 カーボンブラック(着色成分) 40部 エチレン酢酸ビニル共重合体EV205(800dg/min) 30部 ラノリン脂肪酸多価アルコールエステルのイソシアネート重合物(5000c st) 30部 トルエン(溶剤) 400部
%にて仕込み、ボールミルにて20時間分散してインク
塗料を調製した。そして、得られたインク塗料を、実施
例1の上記熱転写インク層に代えて、上記熱可塑性剥離
層上にワイヤーバーコーターを用いて塗工し、乾燥させ
て固形分のみとし、厚さ3μmの熱転写インク層を有す
る目的の熱転写記録媒体を得た。 カーボンブラック(着色成分) 40部 エチレン酢酸ビニル共重合体EV205(800dg/min) 30部 ラノリン脂肪酸多価アルコールエステルのイソシアネート重合物(5000c st) 30部 トルエン(溶剤) 400部
【0040】実施例4 先ず、下記の配合物をトルエン溶剤中に固形分20wt
%にて仕込み、ボールミルにて20時間分散してインク
塗料を調製した。そして、得られたインク塗料を、実施
例1の上記熱転写インク層に代えて、上記熱可塑性剥離
層上にワイヤーバーコーターを用いて塗工し、乾燥させ
て固形分のみとし、厚さ3μmの熱転写インク層を有す
る目的の熱転写記録媒体を得た。 カーボンブラック(着色成分) 40部 エチレン酢酸ビニル共重合体EV205(800dg/min) 15部 ラノリン脂肪酸多価アルコールエステルのイソシアネート重合物(5000c st) 45部 トルエン(溶剤) 400部
%にて仕込み、ボールミルにて20時間分散してインク
塗料を調製した。そして、得られたインク塗料を、実施
例1の上記熱転写インク層に代えて、上記熱可塑性剥離
層上にワイヤーバーコーターを用いて塗工し、乾燥させ
て固形分のみとし、厚さ3μmの熱転写インク層を有す
る目的の熱転写記録媒体を得た。 カーボンブラック(着色成分) 40部 エチレン酢酸ビニル共重合体EV205(800dg/min) 15部 ラノリン脂肪酸多価アルコールエステルのイソシアネート重合物(5000c st) 45部 トルエン(溶剤) 400部
【0041】比較例1 先ず、下記の配合物をトルエン溶剤中に固形分20wt
%にて仕込み、ボールミルにて20時間分散してインク
塗料を調製した。そして、得られたインク塗料を、実施
例1の上記熱転写インク層に代えて、上記熱可塑性剥離
層上にワイヤーバーコーターを用いて塗工し、乾燥させ
て固形分のみとし、厚さ3μmの熱転写インク層を有す
る目的の熱転写記録媒体を得た。 カーボンブラック(着色成分) 40部 エチレン酢酸ビニル共重合体EP4022W (2500dg/min)30部 ラノリン脂肪酸多価アルコールエステルのイソシアネート重合物(5000c st) 30部 トルエン(溶剤) 400部
%にて仕込み、ボールミルにて20時間分散してインク
塗料を調製した。そして、得られたインク塗料を、実施
例1の上記熱転写インク層に代えて、上記熱可塑性剥離
層上にワイヤーバーコーターを用いて塗工し、乾燥させ
て固形分のみとし、厚さ3μmの熱転写インク層を有す
る目的の熱転写記録媒体を得た。 カーボンブラック(着色成分) 40部 エチレン酢酸ビニル共重合体EP4022W (2500dg/min)30部 ラノリン脂肪酸多価アルコールエステルのイソシアネート重合物(5000c st) 30部 トルエン(溶剤) 400部
【0042】比較例2 先ず、下記の配合物をトルエン溶剤中に固形分20wt
%にて仕込み、ボールミルにて20時間分散してインク
塗料を調製した。そして、得られたインク塗料を、実施
例1の上記熱転写インク層に代えて、上記熱可塑性剥離
層上にワイヤーバーコーターを用いて塗工し、乾燥させ
て固形分のみとし、厚さ3μmの熱転写インク層を有す
る目的の熱転写記録媒体を得た。 カーボンブラック(着色成分) 40部 エチレン酢酸ビニル共重合体EV360(2dg/min) 30部 ラノリン脂肪酸多価アルコールエステルのイソシアネート重合物(5000c st) 30部 トルエン(溶剤) 400部
%にて仕込み、ボールミルにて20時間分散してインク
塗料を調製した。そして、得られたインク塗料を、実施
例1の上記熱転写インク層に代えて、上記熱可塑性剥離
層上にワイヤーバーコーターを用いて塗工し、乾燥させ
て固形分のみとし、厚さ3μmの熱転写インク層を有す
る目的の熱転写記録媒体を得た。 カーボンブラック(着色成分) 40部 エチレン酢酸ビニル共重合体EV360(2dg/min) 30部 ラノリン脂肪酸多価アルコールエステルのイソシアネート重合物(5000c st) 30部 トルエン(溶剤) 400部
【0043】上記各実施例及び比較例により得られた熱
転写記録媒体を、溶融熱転写装置を備えた市販のワード
プロセッサーに装填し、厚さ100μmのPETフィル
ム(平滑なプラスチックフィルム)上にネガ画像を印刷
し、画像形成ネガ型マスク版を作成した。そして、得ら
れたマスク版の転写像を目視で評価するとともに、同熱
転写記録媒体の耐磨耗性を印刷堅牢度試験機により評価
した。これらの結果を表1に示す。
転写記録媒体を、溶融熱転写装置を備えた市販のワード
プロセッサーに装填し、厚さ100μmのPETフィル
ム(平滑なプラスチックフィルム)上にネガ画像を印刷
し、画像形成ネガ型マスク版を作成した。そして、得ら
れたマスク版の転写像を目視で評価するとともに、同熱
転写記録媒体の耐磨耗性を印刷堅牢度試験機により評価
した。これらの結果を表1に示す。
【0044】
【表1】
【0045】表1に示したように、100℃における溶
融粘度が3000〜50000cstの高級脂肪酸多価
アルコールエステルのイソシアネート重合物10〜90
wt%と、メルトフローレートが5〜2000dg/mi
nであるエチレン酢酸ビニル共重合体(エチレン酢酸ビ
ニル系樹脂)10〜90重量%とを含有する、上記各実
施例に係る熱転写記録媒体により得られたマスク版は、
転写像が鮮明で、耐磨耗性に優れるとともに、非転写部
の汚れが抑えられたものであることが確認された。これ
に対して、メルトフローレートが上記範囲を超えるエチ
レン酢酸ビニル共重合体を使用した場合(比較例1)に
は、鮮明な転写像が得られず、さらに、メルトフローレ
ートが上記範囲に満たないエチレン酢酸ビニル共重合体
を使用した場合(比較例2)には、得られたマスク版の
転写像の耐磨耗性が許容限度を下回るものであることが
確認された。
融粘度が3000〜50000cstの高級脂肪酸多価
アルコールエステルのイソシアネート重合物10〜90
wt%と、メルトフローレートが5〜2000dg/mi
nであるエチレン酢酸ビニル共重合体(エチレン酢酸ビ
ニル系樹脂)10〜90重量%とを含有する、上記各実
施例に係る熱転写記録媒体により得られたマスク版は、
転写像が鮮明で、耐磨耗性に優れるとともに、非転写部
の汚れが抑えられたものであることが確認された。これ
に対して、メルトフローレートが上記範囲を超えるエチ
レン酢酸ビニル共重合体を使用した場合(比較例1)に
は、鮮明な転写像が得られず、さらに、メルトフローレ
ートが上記範囲に満たないエチレン酢酸ビニル共重合体
を使用した場合(比較例2)には、得られたマスク版の
転写像の耐磨耗性が許容限度を下回るものであることが
確認された。
【0046】このように、本実施例に係る熱転写記録媒
体は、耐磨耗性に優れ、且つPETフィルムへの鮮明且
つ低コストな熱転写記録が可能である。
体は、耐磨耗性に優れ、且つPETフィルムへの鮮明且
つ低コストな熱転写記録が可能である。
【0047】
【発明の効果】本発明に係る熱転写記録媒体及び画像形
成ネガ型マスク版によれば、以下の効果を奏することが
できる。請求項1に記載の熱転写記録媒体によれば、高
感度で、しかも特に表面処理を施していない平滑な被転
写体への耐磨耗性に優れた鮮明な熱転写記録を行って、
低コストで画像形成ネガ型マスク版を作成することがで
きる。
成ネガ型マスク版によれば、以下の効果を奏することが
できる。請求項1に記載の熱転写記録媒体によれば、高
感度で、しかも特に表面処理を施していない平滑な被転
写体への耐磨耗性に優れた鮮明な熱転写記録を行って、
低コストで画像形成ネガ型マスク版を作成することがで
きる。
【0048】請求項2に記載の熱転写記録媒体によれ
ば、上記効果に加えて、熱転写インク層の転写剥離特性
の向上及び解像度の向上を図ることができる。
ば、上記効果に加えて、熱転写インク層の転写剥離特性
の向上及び解像度の向上を図ることができる。
【0049】請求項3に記載の熱転写記録媒体によれ
ば、請求項5に記載の画像形成ネガ型マスク版を容易且
つ低コストで得ることができる。
ば、請求項5に記載の画像形成ネガ型マスク版を容易且
つ低コストで得ることができる。
【0050】請求項5に記載の画像形式ネガ型マスク版
によれば、転写像が鮮明で且つ耐磨耗性に優れているの
で、繰り返し使用しても鮮明な焼き付け像を得ることが
できる。
によれば、転写像が鮮明で且つ耐磨耗性に優れているの
で、繰り返し使用しても鮮明な焼き付け像を得ることが
できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03F 1/00 Z 7267−2H B41M 5/26 F (72)発明者 名和 政良 栃木県芳賀郡市貝町大字赤羽2606 花王株 式会社情報科学研究所内
Claims (5)
- 【請求項1】 平滑な被転写体上に、溶融熱転写記録方
法により画像形成ネガ型マスク版を作成する方法に用い
られる熱転写記録媒体であって、 基材上に少なくとも熱転写インク層が設けられており、
上記熱転写インク層は、100℃における溶融粘度が3
000〜50000cstの高級脂肪酸多価アルコール
エステルのイソシアネート重合物10〜90重量%、及
びメルトフローレートが5〜2000dg/minであ
る1種または2種以上のエチレン酢酸ビニル系樹脂10
〜90重量%含有していることを特徴とする熱転写記録
媒体。 - 【請求項2】 上記基材と上記熱転写インク層との間に
熱可塑性剥離層を設けたことを特徴とする請求項1に記
載の熱転写記録媒体。 - 【請求項3】 上記溶融熱転写記録方法は、基材上に熱
転写インク層の設けられた熱転写記録媒体を、その熱転
写インク層を平滑な被転写体に接して重ね合わせ、その
基材の裏面側から加熱により熱転写インク層を加熱溶融
し、該被転写体上に転写像を得る方法であることを特徴
とする請求項1または2に記載の熱転写記録媒体。 - 【請求項4】 上記被転写体がプラスチックフィルムか
らなる被転写体であることを特徴とする請求項1ないし
3のいずれかに記載の熱転写記録媒体。 - 【請求項5】 請求項1または2に記載の熱転写記録媒
体を用い、請求項3に記載の溶融熱転写記録方法により
作成されたことを特徴とする画像形成ネガ型マスク版。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21384494A JPH0858243A (ja) | 1994-06-15 | 1994-09-07 | 熱転写記録媒体及び画像形成ネガ型マスク版 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6-133396 | 1994-06-15 | ||
| JP13339694 | 1994-06-15 | ||
| JP21384494A JPH0858243A (ja) | 1994-06-15 | 1994-09-07 | 熱転写記録媒体及び画像形成ネガ型マスク版 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0858243A true JPH0858243A (ja) | 1996-03-05 |
Family
ID=26467771
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21384494A Pending JPH0858243A (ja) | 1994-06-15 | 1994-09-07 | 熱転写記録媒体及び画像形成ネガ型マスク版 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0858243A (ja) |
-
1994
- 1994-09-07 JP JP21384494A patent/JPH0858243A/ja active Pending
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