JPH0858340A - サスペンション制御装置 - Google Patents
サスペンション制御装置Info
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- JPH0858340A JPH0858340A JP22592094A JP22592094A JPH0858340A JP H0858340 A JPH0858340 A JP H0858340A JP 22592094 A JP22592094 A JP 22592094A JP 22592094 A JP22592094 A JP 22592094A JP H0858340 A JPH0858340 A JP H0858340A
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- 238000013016 damping Methods 0.000 claims abstract description 43
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 claims abstract description 22
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 16
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 3
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- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 5
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Landscapes
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】バネ上速度とバネ上−バネ下相対速度との位相
ズレを補正すること。 【構成】演算処理装置8は積分処理部10、微分処理部
11、位相補償部12、減衰力設定部13から構成。積
分処理部10は、バネ上加速度検出器からのバネ上加速
度DDXを積分し、バネ上絶対速度DXを算出。微分処
理部11は、相対変位検出器からのバネ上−バネ下相対
変位Yを微分してバネ上−バネ下相対速度DYを算出。
位相補償部12はフィルタ手段14及びフィルタ手段1
5を備え、バネ上絶対速度DXに対してはローパスフィ
ルタにより位相進みの補償を行い、バネ上−バネ下相対
速度DYに対してはハイパスフィルタにより位相遅れの
補償を行う。減衰力設定部13では位相補償されたデー
タに基づいて減衰力可変ショックアブソーバ1の減衰力
の設定を行い、指令値Vを出力する。
ズレを補正すること。 【構成】演算処理装置8は積分処理部10、微分処理部
11、位相補償部12、減衰力設定部13から構成。積
分処理部10は、バネ上加速度検出器からのバネ上加速
度DDXを積分し、バネ上絶対速度DXを算出。微分処
理部11は、相対変位検出器からのバネ上−バネ下相対
変位Yを微分してバネ上−バネ下相対速度DYを算出。
位相補償部12はフィルタ手段14及びフィルタ手段1
5を備え、バネ上絶対速度DXに対してはローパスフィ
ルタにより位相進みの補償を行い、バネ上−バネ下相対
速度DYに対してはハイパスフィルタにより位相遅れの
補償を行う。減衰力設定部13では位相補償されたデー
タに基づいて減衰力可変ショックアブソーバ1の減衰力
の設定を行い、指令値Vを出力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両に用いられるサス
ペンション制御装置に関する。特に、ショックアブソー
バの減衰力の切り替えが可能なサスペンション制御装置
に関する。
ペンション制御装置に関する。特に、ショックアブソー
バの減衰力の切り替えが可能なサスペンション制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両に用いられるサスペンション
制御装置において、バネ上絶対速度とバネ上−バネ下相
対速度との符号の比較に基づいて、車体の振動の低減に
必要な減衰力の作用方向を判定するとともに、その時の
バネ上−バネ下相対速度の符号に基づいてショックアブ
ソーバの行程(伸び及び縮み)方向を判定し、これら判
定結果に応じてショックアブソーバの減衰力を可変し、
車両の乗り心地の向上を図るスカイフック制御に基づく
制御装置がある(特開平3−343615号)。
制御装置において、バネ上絶対速度とバネ上−バネ下相
対速度との符号の比較に基づいて、車体の振動の低減に
必要な減衰力の作用方向を判定するとともに、その時の
バネ上−バネ下相対速度の符号に基づいてショックアブ
ソーバの行程(伸び及び縮み)方向を判定し、これら判
定結果に応じてショックアブソーバの減衰力を可変し、
車両の乗り心地の向上を図るスカイフック制御に基づく
制御装置がある(特開平3−343615号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このス
カイフック制御は、現在の車体の移動方向と現在のショ
ックアブソーバで発生している減衰力の方向とを検知
し、この二つの方向を用いて、車体の振動を低減するた
めに必要な減衰力の大きさとその切り替えタイミングと
を決定する制御であるため、バネ上絶対速度データ及び
バネ上−バネ下相対速度データの位相特性が重要であ
り、バネ上絶対速度データ及びバネ上−バネ下相対速度
データの実現象からのズレやバネ上絶対速度データとバ
ネ上−バネ下相対速度データとの相対的位相ズレは、制
振性能及び絶縁性能の悪化を招くことになる。
カイフック制御は、現在の車体の移動方向と現在のショ
ックアブソーバで発生している減衰力の方向とを検知
し、この二つの方向を用いて、車体の振動を低減するた
めに必要な減衰力の大きさとその切り替えタイミングと
を決定する制御であるため、バネ上絶対速度データ及び
バネ上−バネ下相対速度データの位相特性が重要であ
り、バネ上絶対速度データ及びバネ上−バネ下相対速度
データの実現象からのズレやバネ上絶対速度データとバ
ネ上−バネ下相対速度データとの相対的位相ズレは、制
振性能及び絶縁性能の悪化を招くことになる。
【0004】バネ上絶対速度データ及びバネ上−バネ下
相対速度データを直接検出可能な手段が存在すれば問題
はないが、実際にはバネ上加速度検出手段による検出デ
ータの積分演算やバネ上−バネ下相対変位検出手段によ
る検出データの微分演算等によってバネ上絶対速度及び
バネ上−バネ下相対速度を求めているため、各演算の持
つ性質上、微分演算は位相遅れを生ずる傾向があり、逆
に積分演算は位相遅れを生じにくく、ローパスフィルタ
ーを用いた擬似積分では位相進みを生ずる傾向がある。
よって、バネ上絶対速度データ及びバネ上−バネ下相対
速度データの実現象からのズレやバネ上絶対速度データ
とバネ上−バネ下相対速度データとの相対的位相ズレが
生じ、サスペンション制御装置の制振性能及び絶縁性能
の悪化を招くという問題がある。
相対速度データを直接検出可能な手段が存在すれば問題
はないが、実際にはバネ上加速度検出手段による検出デ
ータの積分演算やバネ上−バネ下相対変位検出手段によ
る検出データの微分演算等によってバネ上絶対速度及び
バネ上−バネ下相対速度を求めているため、各演算の持
つ性質上、微分演算は位相遅れを生ずる傾向があり、逆
に積分演算は位相遅れを生じにくく、ローパスフィルタ
ーを用いた擬似積分では位相進みを生ずる傾向がある。
よって、バネ上絶対速度データ及びバネ上−バネ下相対
速度データの実現象からのズレやバネ上絶対速度データ
とバネ上−バネ下相対速度データとの相対的位相ズレが
生じ、サスペンション制御装置の制振性能及び絶縁性能
の悪化を招くという問題がある。
【0005】従って本発明の目的は、微分演算及び積分
演算により求められたバネ上絶対速度データ及びバネ上
−バネ下相対速度データの位相ズレを補正することによ
ってサスペンション制御装置の制振性能及び絶縁性能の
向上を提供することである。
演算により求められたバネ上絶対速度データ及びバネ上
−バネ下相対速度データの位相ズレを補正することによ
ってサスペンション制御装置の制振性能及び絶縁性能の
向上を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め本発明の構成は、車輪と車体との間に設置され、減衰
力が可変な減衰力可変ショックアブソーバと、その減衰
力可変ショックアブソーバの減衰力を変化させるアクチ
ュエータと、バネ上の振動を検出するバネ上振動検出手
段と、そのバネ上振動検出手段の検出結果に基づき、バ
ネ上絶対速度を演算するバネ上絶対速度演算手段と、バ
ネ上−バネ下間の相対振動を検出するバネ上−バネ下相
対振動検出手段と、そのバネ上−バネ下相対振動検出手
段の検出結果に基づき、バネ上−バネ下相対速度を演算
するバネ上−バネ下相対速度演算手段と、バネ上絶対速
度とバネ上−バネ下相対速度のうち少なくとも一方のデ
ータに対してフィルタ処理を施し、バネ上絶対速度とバ
ネ上−バネ下相対速度の位相差を小さくする位相補償手
段と、バネ上絶対速度とバネ上−バネ下相対速度との符
号が異なる場合には低減衰力を、符号が一致する場合に
は高減衰力を設定する減衰力設定手段とを備えたことを
特徴とする。
め本発明の構成は、車輪と車体との間に設置され、減衰
力が可変な減衰力可変ショックアブソーバと、その減衰
力可変ショックアブソーバの減衰力を変化させるアクチ
ュエータと、バネ上の振動を検出するバネ上振動検出手
段と、そのバネ上振動検出手段の検出結果に基づき、バ
ネ上絶対速度を演算するバネ上絶対速度演算手段と、バ
ネ上−バネ下間の相対振動を検出するバネ上−バネ下相
対振動検出手段と、そのバネ上−バネ下相対振動検出手
段の検出結果に基づき、バネ上−バネ下相対速度を演算
するバネ上−バネ下相対速度演算手段と、バネ上絶対速
度とバネ上−バネ下相対速度のうち少なくとも一方のデ
ータに対してフィルタ処理を施し、バネ上絶対速度とバ
ネ上−バネ下相対速度の位相差を小さくする位相補償手
段と、バネ上絶対速度とバネ上−バネ下相対速度との符
号が異なる場合には低減衰力を、符号が一致する場合に
は高減衰力を設定する減衰力設定手段とを備えたことを
特徴とする。
【0007】また、第二の発明の構成は、バネ上絶対速
度演算手段またはバネ上−バネ下相対速度演算手段が微
分演算である場合には、位相補償手段としてハイパスフ
ィルターを用い、バネ上絶対速度演算手段またはバネ上
−バネ下相対速度演算手段が積分演算もしくは積分演算
相当のローパスフィルターである場合には、位相補償手
段としてローパスフィルターを用いることを特徴とす
る。
度演算手段またはバネ上−バネ下相対速度演算手段が微
分演算である場合には、位相補償手段としてハイパスフ
ィルターを用い、バネ上絶対速度演算手段またはバネ上
−バネ下相対速度演算手段が積分演算もしくは積分演算
相当のローパスフィルターである場合には、位相補償手
段としてローパスフィルターを用いることを特徴とす
る。
【0008】第三の発明の構成は、バネ上振動検出手段
としてバネ上加速度検出手段を有し、そのバネ上加速度
検出手段の積分処理もしくはバネ上加速度検出手段の積
分演算相当のローパスフィルターによるバネ上絶対速度
演算手段と、位相補償手段としてローパスフィルターと
を用いることを特徴とする。
としてバネ上加速度検出手段を有し、そのバネ上加速度
検出手段の積分処理もしくはバネ上加速度検出手段の積
分演算相当のローパスフィルターによるバネ上絶対速度
演算手段と、位相補償手段としてローパスフィルターと
を用いることを特徴とする。
【0009】第四の発明の構成は、バネ上−バネ下相対
振動検出手段としてバネ上−バネ下相対変位検出手段を
有し、そのバネ上−バネ下相対変位検出手段の検出結果
に対し微分処理を行うバネ上−バネ下相対速度演算手段
と、位相補償手段としてハイパスフィルターとを用いる
ことを特徴とする。
振動検出手段としてバネ上−バネ下相対変位検出手段を
有し、そのバネ上−バネ下相対変位検出手段の検出結果
に対し微分処理を行うバネ上−バネ下相対速度演算手段
と、位相補償手段としてハイパスフィルターとを用いる
ことを特徴とする。
【0010】第五の発明の構成は、位相補償手段はバネ
上絶対速度演算手段またはバネ上−バネ下相対速度演算
手段のどちらか一方の位相補償を行い、バネ上絶対速度
演算手段とバネ上−バネ下相対速度演算手段との相対位
相差を小さくすることを特徴とする。
上絶対速度演算手段またはバネ上−バネ下相対速度演算
手段のどちらか一方の位相補償を行い、バネ上絶対速度
演算手段とバネ上−バネ下相対速度演算手段との相対位
相差を小さくすることを特徴とする。
【0011】第六の発明の構成は、位相補償手段はバネ
上絶対速度演算手段とバネ上−バネ下相対速度演算手段
の両方の位相補償を行い、バネ上絶対速度演算手段とバ
ネ上−バネ下相対速度演算手段との相対位相差を小さく
するとともに、車両の実際の挙動に対する位相ズレをも
補償することを特徴とする。
上絶対速度演算手段とバネ上−バネ下相対速度演算手段
の両方の位相補償を行い、バネ上絶対速度演算手段とバ
ネ上−バネ下相対速度演算手段との相対位相差を小さく
するとともに、車両の実際の挙動に対する位相ズレをも
補償することを特徴とする。
【0012】
【作用】上記構成により、演算手段の内容が微分演算で
ある場合には、微分演算後にハイパスフィルターを用い
て位相遅れに対する位相補償を行い、演算手段の内容が
積分演算もしくは積分演算相当のローパスフィルターの
場合には、積分演算後にローパスフィルターを用いて位
相進みに対する位相補償を行う。この位相補償されたデ
ータに基づき、バネ上速度とバネ上−バネ下相対速度と
が異符号の場合には低減衰力を、バネ上速度とバネ上−
バネ下相対速度とが同符号の場合には高減衰力を与え
る。
ある場合には、微分演算後にハイパスフィルターを用い
て位相遅れに対する位相補償を行い、演算手段の内容が
積分演算もしくは積分演算相当のローパスフィルターの
場合には、積分演算後にローパスフィルターを用いて位
相進みに対する位相補償を行う。この位相補償されたデ
ータに基づき、バネ上速度とバネ上−バネ下相対速度と
が異符号の場合には低減衰力を、バネ上速度とバネ上−
バネ下相対速度とが同符号の場合には高減衰力を与え
る。
【0013】
【発明の効果】上記作用により、バネ上絶対速度データ
及びバネ上−バネ下相対速度データの実現象からのズレ
やバネ上絶対速度データとバネ上−バネ下相対速度デー
タとの相対的位相ズレが解消し、サスペンション制御装
置の制振性能及び絶縁性能の向上をもたらす。
及びバネ上−バネ下相対速度データの実現象からのズレ
やバネ上絶対速度データとバネ上−バネ下相対速度デー
タとの相対的位相ズレが解消し、サスペンション制御装
置の制振性能及び絶縁性能の向上をもたらす。
【0014】
【実施例】以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説
明する。図1は、車両のサスペンション制御装置の概略
構成図である。車両の四つの車輪には、減衰力可変ショ
ックアブソーバ1がそれぞれ設けられている。この各減
衰力可変ショックアブソーバ1はアクチュエータ2によ
って減衰力が調整される。各車輪位置におけるバネ上部
材にはバネ上加速度検出器3がそれぞれ配置され、バネ
上加速度検出器3はバネ上加速度DDXを検出する。ま
た、各車輪位置におけるバネ上部材とバネ下部材との間
には相対変位検出器4がそれぞれ配置され、相対変位検
出器4はバネ上部材とバネ下部材との相対変位、すなわ
ち、バネ上−バネ下相対変位Yを検出する。尚、図1に
おいて、減衰力可変ショックアブソーバ1、アクチュエ
ータ2、バネ上加速度検出器3、相対変位検出器4はそ
れぞれ四つのうちの一つを図示した。
明する。図1は、車両のサスペンション制御装置の概略
構成図である。車両の四つの車輪には、減衰力可変ショ
ックアブソーバ1がそれぞれ設けられている。この各減
衰力可変ショックアブソーバ1はアクチュエータ2によ
って減衰力が調整される。各車輪位置におけるバネ上部
材にはバネ上加速度検出器3がそれぞれ配置され、バネ
上加速度検出器3はバネ上加速度DDXを検出する。ま
た、各車輪位置におけるバネ上部材とバネ下部材との間
には相対変位検出器4がそれぞれ配置され、相対変位検
出器4はバネ上部材とバネ下部材との相対変位、すなわ
ち、バネ上−バネ下相対変位Yを検出する。尚、図1に
おいて、減衰力可変ショックアブソーバ1、アクチュエ
ータ2、バネ上加速度検出器3、相対変位検出器4はそ
れぞれ四つのうちの一つを図示した。
【0015】バネ上加速度検出器3と相対変位検出器4
とは制御装置5に接続されている。この制御装置5に
は、駆動回路6が接続され、駆動回路6を介しアクチュ
エータ2が駆動され、減衰力可変ショックアブソーバ1
の減衰力が調整される。制御装置5は、インターフェイ
ス回路7と演算処理装置8と記憶装置9を有するマイク
ロコンピュータで構成されている。インターフェイス回
路7には、バネ上加速度検出器3と相対変位検出器4か
らのデータが供給され、そのデータを演算処理装置8に
出力する。また、演算処理装置8から指令値Vが供給さ
れ、駆動回路6に指令値Vを出力する。
とは制御装置5に接続されている。この制御装置5に
は、駆動回路6が接続され、駆動回路6を介しアクチュ
エータ2が駆動され、減衰力可変ショックアブソーバ1
の減衰力が調整される。制御装置5は、インターフェイ
ス回路7と演算処理装置8と記憶装置9を有するマイク
ロコンピュータで構成されている。インターフェイス回
路7には、バネ上加速度検出器3と相対変位検出器4か
らのデータが供給され、そのデータを演算処理装置8に
出力する。また、演算処理装置8から指令値Vが供給さ
れ、駆動回路6に指令値Vを出力する。
【0016】図2に、演算処理装置8の機能ブロック図
を示す。演算処理装置8は、積分処理部10、微分処理
部11、位相補償部12、減衰力設定部13から成って
いる。積分処理部10は、バネ上加速度検出器3からの
バネ上加速度DDXを積分してバネ上絶対速度DXに変
換する。微分処理部11は、相対変位検出器4からのバ
ネ上−バネ下相対変位Yを微分してバネ上−バネ下相対
速度DYに変換する。ここで、バネ上絶対速度DXにつ
いては、上方向をプラス(+)とするとともに下方向を
マイナス(−)とし、バネ上−バネ下相対速度DYにつ
いては、伸長方向をプラス(+)とするとともに収縮方
向をマイナス(−)とする。
を示す。演算処理装置8は、積分処理部10、微分処理
部11、位相補償部12、減衰力設定部13から成って
いる。積分処理部10は、バネ上加速度検出器3からの
バネ上加速度DDXを積分してバネ上絶対速度DXに変
換する。微分処理部11は、相対変位検出器4からのバ
ネ上−バネ下相対変位Yを微分してバネ上−バネ下相対
速度DYに変換する。ここで、バネ上絶対速度DXにつ
いては、上方向をプラス(+)とするとともに下方向を
マイナス(−)とし、バネ上−バネ下相対速度DYにつ
いては、伸長方向をプラス(+)とするとともに収縮方
向をマイナス(−)とする。
【0017】位相補償部12は、フィルタ手段14及び
フィルタ手段15を備え、本実施例ではバネ上絶対速度
演算手段に対しては積分処理部10を用いているためロ
ーパスフィルタ(LPF)14によって位相進みの補償
を行い、バネ上−バネ下相対速度演算手段に対しては微
分処理部11を用いているためハイパスフィルタ(HP
F)によって位相遅れの補償を行う。減衰力設定部13
ではそれぞれ位相補償されたバネ上絶対速度DXc とバ
ネ上−バネ下相対速度DYc とに基づいて減衰力可変シ
ョックアブソーバ1の減衰力の設定を行い、駆動回路6
への指令値Vを出力する。記憶装置9は演算処理装置8
の演算処理に必要な処理プログラムを記憶しているとと
もに、演算処理装置8の演算結果を逐次記憶領域に記憶
する。
フィルタ手段15を備え、本実施例ではバネ上絶対速度
演算手段に対しては積分処理部10を用いているためロ
ーパスフィルタ(LPF)14によって位相進みの補償
を行い、バネ上−バネ下相対速度演算手段に対しては微
分処理部11を用いているためハイパスフィルタ(HP
F)によって位相遅れの補償を行う。減衰力設定部13
ではそれぞれ位相補償されたバネ上絶対速度DXc とバ
ネ上−バネ下相対速度DYc とに基づいて減衰力可変シ
ョックアブソーバ1の減衰力の設定を行い、駆動回路6
への指令値Vを出力する。記憶装置9は演算処理装置8
の演算処理に必要な処理プログラムを記憶しているとと
もに、演算処理装置8の演算結果を逐次記憶領域に記憶
する。
【0018】次に、本実施例における演算処理装置8に
おいて実行される演算処理内容について図3に示すフロ
ーチャートに従って説明する。まず、ステップ101に
おいてCPUの初期化を行い、ステップ102において
バネ上加速度データDDXを読み込み、ステップ103
においてバネ上−バネ下相対変位データYを読み込む。
ステップ104では、バネ上加速度データDDXを積分
処理することによりバネ上絶対速度データDXを算出
し、ステップ105ではバネ上−バネ下相対変位データ
Yを微分処理することによりバネ上−バネ下相対速度デ
ータDYを算出する。
おいて実行される演算処理内容について図3に示すフロ
ーチャートに従って説明する。まず、ステップ101に
おいてCPUの初期化を行い、ステップ102において
バネ上加速度データDDXを読み込み、ステップ103
においてバネ上−バネ下相対変位データYを読み込む。
ステップ104では、バネ上加速度データDDXを積分
処理することによりバネ上絶対速度データDXを算出
し、ステップ105ではバネ上−バネ下相対変位データ
Yを微分処理することによりバネ上−バネ下相対速度デ
ータDYを算出する。
【0019】ステップ106で、バネ上絶対速度データ
DXに対しローパスフィルタ(LPF)を用いた位相補
償を行い、バネ上絶対速度補償値DXc を得る。ステッ
プ107で、バネ上−バネ下相対速度データDYに対し
ハイパスフィルタ(HPF)を用いた位相補償を行い、
バネ上−バネ下相対速度補償値DYc を得る。この様に
して位相補償を行った後、ステップ108においてバネ
上絶対速度補償値DXc とバネ上−バネ下相対速度補償
値DYc との除算(DXc /DYc )を行い、図4に示
すマップに基づいて駆動回路6への指令値Vを設定す
る。ステップ109では、ステップ108で設定された
指令値Vを出力する。
DXに対しローパスフィルタ(LPF)を用いた位相補
償を行い、バネ上絶対速度補償値DXc を得る。ステッ
プ107で、バネ上−バネ下相対速度データDYに対し
ハイパスフィルタ(HPF)を用いた位相補償を行い、
バネ上−バネ下相対速度補償値DYc を得る。この様に
して位相補償を行った後、ステップ108においてバネ
上絶対速度補償値DXc とバネ上−バネ下相対速度補償
値DYc との除算(DXc /DYc )を行い、図4に示
すマップに基づいて駆動回路6への指令値Vを設定す
る。ステップ109では、ステップ108で設定された
指令値Vを出力する。
【0020】上記の演算処理を行うことにより、車体の
実際の挙動に対応したタイミングでの減衰力可変ショッ
クアブソーバ1の制御打が可能となり、位相ズレによる
制振性能及び絶縁性能の悪化が抑制され、サスペンショ
ン制御装置の制御性能の向上を図ることができる。
実際の挙動に対応したタイミングでの減衰力可変ショッ
クアブソーバ1の制御打が可能となり、位相ズレによる
制振性能及び絶縁性能の悪化が抑制され、サスペンショ
ン制御装置の制御性能の向上を図ることができる。
【0021】本実施例では、車体挙動を検出する検出器
として、バネ上加速度検出器3と相対変位検出器4とを
用いた例について示したが、バネ上絶対速度DX及びバ
ネ上−バネ下相対速度DYを検出できる検出手段であれ
ば、検出手段を限定するものではない。また、本実施例
においては、バネ上絶対速度DXとバネ上−バネ下相対
速度DYとの双方に対し、位相補償手段としてフィルタ
手段14及びフィルタ手段15とを設定したが、どちら
か一方のみの設定でもよい。尚、ステップ106のロー
パスフィルタ、ステップ107のハイパスフィルタはデ
ジタルフィルタで構成されている。また、ステップ10
4はバネ上絶対速度演算手段、ステップ105はバネ上
−バネ下相対速度演算手段、ステップ106とステップ
107は位相補償手段、ステップ108は減衰力設定手
段である。
として、バネ上加速度検出器3と相対変位検出器4とを
用いた例について示したが、バネ上絶対速度DX及びバ
ネ上−バネ下相対速度DYを検出できる検出手段であれ
ば、検出手段を限定するものではない。また、本実施例
においては、バネ上絶対速度DXとバネ上−バネ下相対
速度DYとの双方に対し、位相補償手段としてフィルタ
手段14及びフィルタ手段15とを設定したが、どちら
か一方のみの設定でもよい。尚、ステップ106のロー
パスフィルタ、ステップ107のハイパスフィルタはデ
ジタルフィルタで構成されている。また、ステップ10
4はバネ上絶対速度演算手段、ステップ105はバネ上
−バネ下相対速度演算手段、ステップ106とステップ
107は位相補償手段、ステップ108は減衰力設定手
段である。
【図1】サスペンション制御装置の概略構成図。
【図2】演算処理装置の機能ブロック図。
【図3】演算処理装置における処理手順を示すフローチ
ャート。
ャート。
【図4】指令値の設定のためのマップ。
1 減衰力可変ショックアブソーバ 2 アクチュエータ 3 バネ上加速度検出器 4 相対変位検出器 5 制御装置 6 駆動回路 7 インタフェーイス回路 8 演算処理回路 9 記憶装置 10 積分処理部 11 微分処理部 12 位相補償部 13 減衰力設定部 14 ローパスフィルタ 15 ハイパスフィルタ V 指令値 Y バネ上−バネ下相対変位 DY バネ上−バネ下相対速度 DDX バネ上加速度 DX バネ上絶対速度 DXc バネ上絶対速度補償値 DYc バネ上−バネ下相対速度補償値
Claims (6)
- 【請求項1】車輪と車体との間に設置され、減衰力が可
変な減衰力可変ショックアブソーバと、 前記減衰力可変ショックアブソーバの減衰力を変化させ
るアクチュエータと、 バネ上の振動を検出するバネ上振動検出手段と、 前記バネ上振動検出手段の検出結果に基づき、バネ上絶
対速度を演算するバネ上絶対速度演算手段と、 バネ上−バネ下間の相対振動を検出するバネ上−バネ下
相対振動検出手段と、 前記バネ上−バネ下相対振動検出手段の検出結果に基づ
き、バネ上−バネ下相対速度を演算するバネ上−バネ下
相対速度演算手段と、 前記バネ上絶対速度と前記バネ上−バネ下相対速度のう
ち少なくとも一方のデータに対してフィルタ処理を施
し、前記バネ上絶対速度と前記バネ上−バネ下相対速度
の位相差を小さくする位相補償手段と、 前記バネ上絶対速度と前記バネ上−バネ下相対速度との
符号が異なる場合には低減衰力を、符号が一致する場合
には高減衰力を設定する減衰力設定手段とを備えたこと
を特徴とするサスペンション制御装置。 - 【請求項2】前記バネ上絶対速度演算手段または前記バ
ネ上−バネ下相対速度演算手段が微分演算である場合に
は、前記位相補償手段としてハイパスフィルターを用
い、 前記バネ上絶対速度演算手段または前記バネ上−バネ下
相対速度演算手段が積分演算もしくは積分演算相当のロ
ーパスフィルターである場合には、前記位相補償手段と
してローパスフィルターを用いることを特徴とする請求
項1に記載のサスペンション制御装置。 - 【請求項3】前記バネ上振動検出手段としてバネ上加速
度検出手段を有し、 前記バネ上加速度検出手段の積分処理もしくは前記バネ
上加速度検出手段の積分演算相当のローパスフィルター
によるバネ上絶対速度演算手段と、 前記位相補償手段としてローパスフィルターとを用いる
ことを特徴とする請求項1に記載のサスペンション制御
装置。 - 【請求項4】前記バネ上−バネ下相対振動検出手段とし
てバネ上−バネ下相対変位検出手段を有し、 前記バネ上−バネ下相対変位検出手段の検出結果に対し
微分処理を行うバネ上−バネ下相対速度演算手段と、 前記位相補償手段としてハイパスフィルターとを用いる
ことを特徴とする請求項1に記載のサスペンション制御
装置。 - 【請求項5】前記位相補償手段は、前記バネ上絶対速度
演算手段または前記バネ上−バネ下相対速度演算手段の
どちらか一方の位相補償を行い、 前記バネ上絶対速度演算手段と前記バネ上−バネ下相対
速度演算手段との相対位相差を小さくすることを特徴と
する請求項1に記載のサスペンション制御装置。 - 【請求項6】前記位相補償手段は、前記バネ上絶対速度
演算手段と前記バネ上−バネ下相対速度演算手段の両方
の位相補償を行い、 前記バネ上絶対速度演算手段と前記バネ上−バネ下相対
速度演算手段との相対位相差を小さくするとともに、車
両の実際の挙動に対する位相ズレをも補償することを特
徴とする請求項1に記載のサスペンション制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22592094A JPH0858340A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | サスペンション制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22592094A JPH0858340A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | サスペンション制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0858340A true JPH0858340A (ja) | 1996-03-05 |
Family
ID=16836964
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22592094A Pending JPH0858340A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | サスペンション制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0858340A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0884595A1 (en) * | 1997-06-12 | 1998-12-16 | Trw Inc. | Apparatus and method for providing an inertial velocity signal in an active suspension control system |
| JP2002114017A (ja) * | 2000-07-31 | 2002-04-16 | Tokico Ltd | サスペンション制御装置 |
| KR100905671B1 (ko) * | 2007-09-03 | 2009-06-30 | 부산대학교 산학협력단 | 전차량모델의 운동방정식 및 저주파통과필터와고주파통과필터를 이용한 차량의 반능동 현가장치의제어방법 |
| JP2013189155A (ja) * | 2012-03-15 | 2013-09-26 | Nissan Motor Co Ltd | 車両の制御装置 |
| JP2013189153A (ja) * | 2012-03-15 | 2013-09-26 | Nissan Motor Co Ltd | 車両の制御装置 |
-
1994
- 1994-08-25 JP JP22592094A patent/JPH0858340A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0884595A1 (en) * | 1997-06-12 | 1998-12-16 | Trw Inc. | Apparatus and method for providing an inertial velocity signal in an active suspension control system |
| US6026339A (en) * | 1997-06-12 | 2000-02-15 | Trw Inc. | Apparatus and method for providing an inertial velocity signal in an active suspension control system |
| JP2002114017A (ja) * | 2000-07-31 | 2002-04-16 | Tokico Ltd | サスペンション制御装置 |
| KR100905671B1 (ko) * | 2007-09-03 | 2009-06-30 | 부산대학교 산학협력단 | 전차량모델의 운동방정식 및 저주파통과필터와고주파통과필터를 이용한 차량의 반능동 현가장치의제어방법 |
| JP2013189155A (ja) * | 2012-03-15 | 2013-09-26 | Nissan Motor Co Ltd | 車両の制御装置 |
| JP2013189153A (ja) * | 2012-03-15 | 2013-09-26 | Nissan Motor Co Ltd | 車両の制御装置 |
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