JPH086010Y2 - 粉末作製装置 - Google Patents

粉末作製装置

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JPH086010Y2
JPH086010Y2 JP1992036467U JP3646792U JPH086010Y2 JP H086010 Y2 JPH086010 Y2 JP H086010Y2 JP 1992036467 U JP1992036467 U JP 1992036467U JP 3646792 U JP3646792 U JP 3646792U JP H086010 Y2 JPH086010 Y2 JP H086010Y2
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JP
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gas
valve
injection chamber
valve body
injection
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JP1992036467U
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JPH0622340U (ja
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健児 高木
捷範 菊池
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Nissin Giken Co Ltd
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Nissin Giken Co Ltd
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  • Manufacture Of Metal Powder And Suspensions Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はガスアトマイズ法により
金属粉末を作製する粉末作製装置に係り、特に噴射室内
に噴射されたガスを安全に開放することのできる粉末作
製装置に関する。
【0002】
【従来の技術】金属粉末を作製する装置としては、従来
からガスアトマイズ法を用いた粉末作製装置が知られて
いる。この装置は溶解るつぼ内に金属試料を収納し、誘
導加熱により溶解して溶解るつぼの底部に設けられた溶
湯ノズルから下部の噴射室内に噴射する。このとき溶湯
ノズル下端に設けられたガスジェットノズルから不活性
ガスを高速で噴射して、溶湯ノズルから噴射される溶解
金属をガスアトマイズ法により金属粉末とするものであ
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記のように構成され
た粉末作製装置において、噴射室内には大量のガスが噴
射されるため、このガスを直ちに外部に排出しないと、
噴射室内の内圧が上昇して所定の流速のガス噴射ができ
なくなる。このため従来は噴射室に排気管を設けていた
が、ガス噴射が停止したときに噴射室内に空気が入り、
金属粉末が酸化するおそれがあった。
【0004】この問題を解決するために排気管の先端に
弁体を設け、噴射室内の圧力が高いときは弁体を押し開
いて排気し、ガス噴射が停止したときには弁体の自重で
排気管を閉じていた。しかしこの構造によると噴射室内
の圧力によって弁体を押し開く構造であるため、噴射ガ
スの噴射開始と同時に弁体を全開とすることは困難であ
った。この結果噴射室内の圧力の低下速度が低下し、次
のガス噴射が円滑に行なわれないという問題があった。
一方、弁体をシリンダー等により強制的に開閉する構造
とした場合は、噴射ガスと連動して弁体を全開すること
が可能となるが、噴射ガスが噴射しているのにシリンダ
ー等が動作しない場合には、噴射室内の圧力が大きく上
昇するので、装置を破損するおそれがあるのみならず周
囲の作業者にとっても危険な状態になるという問題があ
った
【0005】本考案は上記の点に鑑みてなされたもの
で、噴射室内に噴射されたガスを排出する排気管の開閉
を、ガスの噴射と連動して急速にかつ確実に行え、しか
も、安全性にも問題の有さない粉末作製装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、溶解るつぼ内の金属試料を誘導加熱によ
り溶解し、前記溶解るつぼの底部に設けられた溶湯ノズ
ルを介して下部の噴射室に導入するとともに、前記溶湯
ノズルの下端外周にガスを噴射させて金属粉末を作製す
る粉末作製装置において、前記噴射室に基端側が連通し
て前記噴射室の外部に設けられ前記噴射室内に噴射され
た前記ガスを外部に放出する開口部を有する管体と、
軸を中心として回動自在とされ自重により前記開口部を
閉じる弁体と、この弁体に対して力を及ぼさない第1の
位置からこの弁体を押圧し前記開口部が開く位置まで前
記弁体を回転させる第2の位置まで移動自在とされた弁
体押圧部を有し前記ガスの噴射と連動して作動して前記
弁体押圧部を前記第2の位置に位置付ける流体シリンダ
とを具備する構成となっている。
【0007】
【作用】上記の構造によると、ガスの噴射が開始される
と同時に流体シリンダが作動して弁体押圧部は第2の位
置まで移動するので、弁体押圧部により回転させられる
弁体は管体の開口部を急速に開き、抵抗なく開弁が行な
われる。従って噴射室内のガス圧が大きく上昇すること
はない。また、ガスの噴射が終ると弁体押圧部は第1の
位置に移動するので、弁体は自重により回転して管体の
開口部を直ちに閉じる。従って空気が噴射室内に侵入す
ることはなく、溶湯の酸化を防止することができる。
方、何等かの原因により、ガスの噴射が開始されても流
体シリンダが作動しない場合は、弁体が管体の開口部を
開かないので噴射室内のガス圧は上昇するが、噴射室内
のガス圧が弁体の自重よりも大きくなると、ガス圧の作
用で弁体が回転し開口部が開くので、噴射室内のガス圧
が大きく上昇することはない
【0008】
【実施例】以下、本考案の粉末作製装置の一実施例を図
面を参照して説明する。
【0009】図1乃至図3に本考案の一実施例の構成を
示す。図2に本実施例による粉末作製装置の概略構成を
示す。架台1上には上部噴射室2が固定されており、上
部噴射室2の下部には下部噴射室3が密着して設けられ
ている。下部噴射室3は台車4に支持されており、下部
噴射室3の下端には製作された粉体を回収する回収ポッ
ト5が着脱可能に取り付けられている。上部噴射室2に
は正面覗き窓6と湯受け機構7と内部照明装置8とが設
けられており、上部には溶解部9が取り付けられてい
る。
【0010】溶解部9と上部噴射室2との間には後述す
るガスジェットノズル10が設けられており、上部噴射
室2には弁体としてのガス解放弁11が接続されてい
る。溶解部9の上部には溶解室12が設けられており、
また溶解室12には金属試料を添加する試料添加棒14
と棚落し棒15とが取り付けられている。なお図2に示
す符号16はサージタンク、符号17は連成計である。
【0011】図3に溶解部9の詳細な構成を示す。溶解
部9の外筒21の外周には誘導加熱用のコイル22が巻
回されており、また外筒21の底板23は水冷銅板26
を介して上部噴射室2上に取り付けられており、溶解る
つぼ24の底部、底板23、及び上部噴射室2の上壁に
はそれぞれ同心上に孔部24a,23a及び2aが形成
されている。そして孔部24a,23aには溶湯ノズル
27が装着されており、孔部2aにはガスジェットノズ
ル10が装着されている。
【0012】溶湯ノズル27の上端面には約90度の逆
円錐状の凹部27aが形成されており、図2に示すシリ
ンダ18によりロッド19を介して昇降駆動されるストッ
パ28により溶湯ノズル27の開閉が行われる。また溶
湯ノズル27の下端はガスジェットノズル10の中心孔
に嵌合しており、ガスジェットノズル10の中心孔の外
周には図示しない多数の噴射孔が同心上に形成されてい
る。そして配管29を介して供給されるArなどの不活
性ガスがジェットノズル10内を通って噴射孔から噴射
されるようになっている。またガスジェットノズル10
の中心孔の下面には中心孔を開閉するゲート弁30が設
けられている。
【0013】図1にガス解放弁11の詳細な構造を示
す。上部噴射室2に連通する管体としての排気管31の
先端にはフランジ32が取り付けられており、フランジ
32にはシリンダ取付板33が固定されている。さらに
シリンダ取付板33にはエアシリンダ34が取り付けら
れており、エアシリンダ34の出力軸35には円板状の
継手36がボルト37で固定されている。
【0014】シリンダ取付板33には支柱38が立設さ
れており、支柱38の先端には支軸であるところのピン
39を介して支持棒40が回動可能に支持されている。
支持棒40の一端は弁体押圧部であるところの継手36
近接させられており、他端にはボルト41により弁フ
ランジ42が固定されている。また弁フランジ42はフ
ランジ32に対向しており、フランジ32の外側の面に
設けられたOリング43に当接することにより、排気管
31の先端側開口部を気密に閉塞できるようになってい
る。
【0015】上記のように構成された粉末作製装置にお
いて、真空排気装置13により真空にされた溶解部9内
には金属試料が収納された溶解るつぼ24が載置されて
おり、溶湯ノズル27はストッパ28により閉塞されて
いる。コイル22に高周波の電圧が印如されると溶解る
つぼ24内の金属試料は誘導加熱されて溶解する。次に
溶解室12に溶湯を出湯させるために加圧し、ゲート弁30
を開くと同時に溶湯ストッパ28をエアシリンダ31を駆動
することにより上昇させ、初湯出湯タイマにより初湯排
出設定を行ない、ガスジェットノズル10から不活性ガス
を供給し、噴射孔から溶湯ノズル27の下端外周に噴射す
る。この結果、溶湯はガスアトマイズ作用により粉末と
なり、噴射室2,3を通って回収ポット5内に回収され
る。
【0016】一方、不活性ガスの噴射が始まるとエアシ
リンダ34が作動して出力軸35は矢印A方向に移動
し、従って、図1に実線で示された位置(第1の位置)
にある継手36も矢印A方向に移動して2点鎖線で示す
位置(第2の位置)に至り、継手36に押されて支持棒
40はピン39を中心として矢印B方向に回動する。こ
の結果弁フランジ42は瞬時に2点鎖線で示す位置に移
動し、排気管31が解放されて排気が行われる。不活性
ガスの噴射が終了するとエアシリンダ34の出力軸35
は矢印Aに対して反対の方向に移動し、従って、継手3
6は第1の位置に位置付けられるので、弁体を構成する
支持棒40及び弁フランジ42は、自重により矢印B方
向とは反対の方向に回転し、実線で示す位置に至って閉
弁する。この結果排気管31内に空気が入ることを防止
して、溶湯の酸化を防止することができる。
【0017】本実施例によれば、不活性ガスの噴射と連
動してエアシリンダ34を作動させて、弁フランジ42
による排気管31の開閉を瞬時に行うようにしたので、
不活性ガス噴射時の噴射室2内のガス圧力の上昇を最小
限に抑えることができ、ガス噴射性能を向上し安全性を
確保することができる。また不活性ガスが噴射していな
いときの空気の排気管31内への侵入を防止し、溶湯の
酸化の発生を防止することができる。
【0018】また、継手36支持棒40との接触によっ
て支持棒40を回動させる構成であり、支持棒40は、
継手36が矢印A方向へ移動しない場合であっても、ピ
ン39を中心として矢印B方向へ回動できる。従って、
何らかの原因により、不活性ガスが噴射してもエアシリ
ンダ34が作動しない場合であっても、噴射室2内の圧
力が高くなるとこのガスの圧力により支持棒40及び弁
フランジ42が矢印B方向へ回転し排気管31の開口部
を開くので、噴射室2内の圧力が大きく上昇することは
なく、従って、装置が破損したり、周囲の作業者に危害
が及ぶという事態は生じない。
【0019】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の粉末作製
装置によれば、噴射室内のガスを外部に放出する管体
に、ガス噴射と連動して作動するシリンダにより開閉す
る弁体を設けたので、噴射室内のガスを瞬時に外部に放
出することができ、ガス噴射性能を向上し安全性を確保
することができる。またガス噴射を行なっていないとき
の空気の排気管内への侵入を確実に防止して、溶湯の酸
化の発生を防止することができる。また、シリンダによ
る強制的な開弁を行なえない事態が生じても、噴射室内
のガス圧が高くなると、ガス圧の作用で弁体が回転して
管体の開口部を開くので、噴射室内のガス圧が大きく上
昇することはなく、従って、装置が破損したり、周囲の
作業者に危害が及ぶという事態は生じない
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の粉末作製装置の一実施例のガス解放弁
の構成を示す縦断面図。
【図2】本考案の粉末作製装置の一実施例の概略全体構
成を示す正面図。
【図3】図2の溶解部の構成を示す縦断面図。
【符号の説明】
2…上部噴射室 11…ガス解放弁 24…溶解るつぼ 27…溶湯ノズル 31…排気管(管体) 34…エアシリン
ダ(流体シリンダ) 42…弁フランジ(弁体)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶解るつぼ内の金属試料を誘導加熱によ
    り溶解し、前記溶解るつぼの底部に設けられた溶湯ノズ
    ルを介して下部の噴射室に導入するとともに、前記溶湯
    ノズルの下端外周にガスを噴射させて金属粉末を作製す
    る粉末作製装置において、前記噴射室に基端側が連通し
    て前記噴射室の外部に設けられ前記噴射室内に噴射され
    た前記ガスを外部に放出する開口部を有する管体と、
    軸を中心として回動自在とされ自重により前記開口部を
    閉じる弁体と、この弁体に対して力を及ぼさない第1の
    位置からこの弁体を押圧し前記開口部が開く位置まで前
    記弁体を回転させる第2の位置まで移動自在とされた弁
    体押圧部を有し前記ガスの噴射と連動して作動して前記
    弁体押圧部を前記第2の位置に位置付ける流体シリンダ
    とを具備することを特徴とする粉末作製装置。
JP1992036467U 1992-05-29 1992-05-29 粉末作製装置 Expired - Lifetime JPH086010Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992036467U JPH086010Y2 (ja) 1992-05-29 1992-05-29 粉末作製装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1992036467U JPH086010Y2 (ja) 1992-05-29 1992-05-29 粉末作製装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0622340U JPH0622340U (ja) 1994-03-22
JPH086010Y2 true JPH086010Y2 (ja) 1996-02-21

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ID=12470621

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992036467U Expired - Lifetime JPH086010Y2 (ja) 1992-05-29 1992-05-29 粉末作製装置

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5471071A (en) * 1977-11-16 1979-06-07 Kawasaki Steel Co Apparatus for producing metal powder

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JPH0622340U (ja) 1994-03-22

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Effective date: 19960910