JPH086035B2 - シリコーンゲル組成物並びにこれを含有する化粧料 - Google Patents

シリコーンゲル組成物並びにこれを含有する化粧料

Info

Publication number
JPH086035B2
JPH086035B2 JP63015442A JP1544288A JPH086035B2 JP H086035 B2 JPH086035 B2 JP H086035B2 JP 63015442 A JP63015442 A JP 63015442A JP 1544288 A JP1544288 A JP 1544288A JP H086035 B2 JPH086035 B2 JP H086035B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silicone
gel composition
viscosity
weight
benzene
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63015442A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01190757A (ja
Inventor
徹 清水
幸一 宿崎
美紀 山添
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kose Corp
Original Assignee
Kose Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kose Corp filed Critical Kose Corp
Priority to JP63015442A priority Critical patent/JPH086035B2/ja
Publication of JPH01190757A publication Critical patent/JPH01190757A/ja
Publication of JPH086035B2 publication Critical patent/JPH086035B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q19/00Preparations for care of the skin
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/02Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by special physical form
    • A61K8/04Dispersions; Emulsions
    • A61K8/042Gels
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/72Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
    • A61K8/84Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds obtained by reactions otherwise than those involving only carbon-carbon unsaturated bonds
    • A61K8/89Polysiloxanes
    • A61K8/891Polysiloxanes saturated, e.g. dimethicone, phenyl trimethicone, C24-C28 methicone or stearyl dimethicone
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K2800/00Properties of cosmetic compositions or active ingredients thereof or formulation aids used therein and process related aspects
    • A61K2800/40Chemical, physico-chemical or functional or structural properties of particular ingredients
    • A61K2800/59Mixtures
    • A61K2800/594Mixtures of polymers

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Dermatology (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、特定のシリコーン重合物と低粘度シリコー
ン油とからなるシリコーンゲル組成物並びにこれを含有
する化粧料に関するもので、更に詳しくはソフトで安定
性に優れた、特に化粧品用素材として有用なシリコーン
ゲル組成物並びにこれを含有せしめることにより、なめ
らかでさっぱりした感触を有する使用感、使用性、そし
て経時安定性に優れた安全性の高い化粧料の提供を目的
とするものである。
[従来の技術] 従来、シリコーン油は、その優れた特性から様々な製
品に応用されており、特に化粧料関係においても有用な
油剤成分として汎用されている。このことはシリコーン
油がべたつきが少なくなめらかで伸びがよく、さっぱり
した感触を持ち、また潤滑性、撥水性に富むとともに無
味・無臭で皮膚安全性が高い等の好適な特徴ないし条件
を具備しているためである。従ってシリコーン油を配
合、活用することで良好な使用感を有し、皮膚・毛髪を
トリートメントし保護する基礎化粧料や頭髪化粧料、あ
るいは化粧持続性の良好なメーキャップ化粧料の製品化
検討がなされてきた。
通常、係る化粧品用シリコーン油としては分子量、粘
度の相違する鎖状のジメチルポリシロキサンを代表に、
環状のオクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチ
ルシクロペンタシロキサン、またメチルフェニルポリシ
ロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサンが挙げ
られ、その他各種の重合・共重合体物、変性物が市販さ
れている。
これら各種シリコーン油は化粧目的、期待すべき効果
を考慮して使いわけや併用が行なわれている。例えば低
粘度ジメチルポリシロキサンはべたつきが少なくさっぱ
りした感触が求められる製品に、また一層高粘度のもの
は水を効果的にはじく撥水性を有する製品に適用され、
さらに鎖状、環状の揮発性シリコーン油は塗布後揮散し
てしまう性質があるので清涼感を必要とする製品等に用
いられることが多い。そしてまたジメチルハイドロジェ
ンポリシロキサンは化粧用粉体の疎水化処理に利用する
ことでメーキャップ化粧料の化粧もちの向上が図られて
きた。
一般にこうしたシリコーン油の特性を有効に活用した
技術が知られるとともに化粧料への用途開発研究の努力
も行なわれてきた。
[発明が解決しようとする課題] 前記した如く、シリコーン油は化粧品用油剤として重
要であるものの、一層機能性を高めた期待する製品を得
る上で以下に述べるように不都合がしばしば見受けら
れ、指摘されるところであった。
シリコーン油は、概して他の化粧品用油剤との相溶性
が悪く、均一溶解し安定したシリコーン油をベースとす
る製品の調製が困難であった。シリコーン油を配合する
場合、乳化しエマルジョンにして、またワックスその他
の化粧品油剤と混合して行なっても安定に維持し難く、
時にシリコーン油の特性を効果的に発揮させるべく多量
に含有せしめると経時的に分離現象を招くことがあっ
た。このことは特にさっぱりした感触を付与することや
メーキャップ化粧料の化粧もちを高めるめに低粘度もし
くは揮発性シリコーン油を多用した時に顕著に認められ
ることであった。そして高粘度シリコーン油を使用する
場合には撥水性は向上するがべたつき感等も同時に感じ
られる結果になる。このようなシリコーン油の含有量を
増加させ、充分に効果を期待し、しかも安定した製品を
得る上で苦心を強いられた。
また従来のシリコーン油では流動特性として降伏値を
持たないため、化粧料の主骨格として使用する場合、例
えば顔料などの比重差のある物質を経時的に安定分散さ
せることが難しい。
係る点から分子量の大きい高粘度のものを使用したと
しても、比重差の大きいものを保持できず、沈降等が見
られるとともに上述した如く、べたつき感が生じ、感触
上好ましくない。一方、ワックス類と併用した場合に
は、相溶性も悪くワックスの析出が起こり易くなるとと
もにワックス自身の性質が現われ、化粧料ベースとして
シリコーン油の特長であるなめらかでさっぱりした感触
を損うこととなり、シリコーン油の特性を充分に活かし
た安定性の良い製品を得ることが困難であった。すなわ
ちシリコーン油は従来液体油剤としての利用が一般的で
あり、構造維持性のある製品が強く要望されているにも
かかわらず、これに応えた充分満足した製品が調製し難
い面を有していた。
[課題を解決するための手段] 本発明者等は、前記した事情に鑑み、鋭意研究した結
果、ベンゼンに不溶であるが、同重量以上のベンゼンを
含みうる三次元架橋の構造を有するシリコーン重合物と
低粘度シリコーン油を混和することにより、ソフトで安
定性の優れたシリコーンゲル組成物が得られることを見
い出し、さらには前記シリコーンゲル組成物を含有せし
めることにより、安定性がよくなめらかでさっぱりした
感触を有する使用感、使用性に優れた化粧料が得られる
ことを見い出し、これら知見をもって本発明を完成させ
たのである。
すなわち本発明は、ベンゼンに不溶であるが、自重と
同重量以上のベンゼンを含みうる、R2SiO単位とRSiO1.5
単位の比率が1〜30:1である三次元架橋構造を有するシ
リコーン重合物と、50cs以下の低粘度シリコーン油とか
らなり、かつ、シリコーン重合物と低粘度シリコーン油
との重量比率が5:95〜30:70であることを特徴とするシ
リコーンゲル組成物、並びに、前記シリコーンゲル組成
物を含有する化粧料に関するものである。
以下本発明の構成について説明する。
本発明のシリコーンゲル組成物は、ベンゼンに不溶で
あるが、自重と同重量以上のベンゼンを含みうる三次元
架橋構造を有するシリコーン重合物と低粘度シリコーン
油とからなるもので、シリコーン重合構造物に低粘度シ
リコーン油が混和されている。
係るベンゼンに不溶で、自重と同重量以上のベンゼン
を含みうる三次元架橋構造を有するシリコーン重合物
は、オルガノポリシロキサンを架橋結合させて得られる
重合物であり、一部に三次元架橋構造を有し、R2SiO単
位及びRSiO1.5単位よりなり、R3SiO0.5単位及び/又はS
iO2単位を含んでいても良い。
前記した各構成単位のRは水素原子、メチル基、エチ
ル基、プロピル基等のアルキル基、フェニル基、トリル
基等などのアリール基、およびビニル基等の脂肪族不飽
和基などが例示され、同種又は異なった種類であっても
良い。
オルガノポリシロキサンが、ベンゼンに不溶である
が、自重と同重量以上のベンゼンを含みうる三次元架橋
構造を有するシリコーン重合構造を取るためには、RSiO
1.5単位及びSiO2単位と、R2SiO単位及びR3SiO0.5単位と
の比が適当な範囲にあることが必要で、RSiO1.5単位及
びSiO2単位の比率が小さくなるとオルガノポリシロキサ
ンは十分な三次元架橋構造とならず、ベンゼンに可溶と
なり、たとえ見掛上架橋構造をとっても本発明には使用
できない。
また、R2SiO単位及びR3SiO0.5単位に比して、RSiO1.5
単位及びSiO2単位が多すぎるとオルガノポリシロキサン
は強固な架橋構造をとり、ベンゼンは不溶ではあるが、
重合物の自重量未満しかベンゼンを含まず、これは、低
粘度シリコーン油と混和すると分離、排出を生じてしま
い本発明には使用できなくなる。
本発明に使用されるベンゼンに不溶な、自重と同重量
以上のベンゼンを含みうるシリコーン重合物におけるR2
SiO単位とRSiO1.5単位の比率は、シリコーン重合物全体
の分子量による影響も大きく厳密には規定し難いが、1
〜30:1の割合であるものが本発明の実施に望ましい結果
を与えた。RSiO1.5単位がこの比よりも多くなると硬い
シリコーン重合物となり、自重と同重量未満のベンゼン
しか含み得ず、このものは後述する低粘度シリコーン油
での混和の際シリコーン重合物が充分に膨潤せず、シリ
コーン油の分離、排出がおこり、安定維持ができなくな
るようになる。逆にR2SiO単位が上記範囲を超えると構
造粘性が乏しくなり、本発明の特長を示さなくなってし
まう。このため、ソフトで安定性の良好なシリコーンゲ
ル組成物を得る本発明の目的にとって、前記した構造単
位の割合にあることが必要である。
本発明のベンゼンに不溶であるが、自重と同重量以上
のベンゼンを含みうる三次元架橋構造を有するシリコー
ン重合物は、種々の方法で合成することができる。
1分子中に少なくとも2個のケイ素原子に結合した水
素原子を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン
に触媒量のアルカリ金属水酸化物のアルコール性水溶液
を加え加熱して脱水素反応及び縮合反応を行なうことも
一方法である。
一方の分子に少なくとも2個のケイ素原子に結合した
水素原子を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサ
ンに他方の分子に少なくとも2個のケイ素原子に結合し
た水酸基を有するオルガノポリシロキサンを触媒量のア
ルカリ金属水酸化物や白金化合物等の存在化に加熱し、
脱水素縮合反応を行なうことも一方法である。
1分子中に少なくとも2個のケイ素原子に直結した水
酸基を有するオルガノポリシロキサンを触媒量のアルカ
リ金属水酸化物や有機錫化合物の存在下に加熱し脱水縮
合反応を行なうことも一方法である。
1分子中に少なくとも2個のケイ素原子に直結した水
酸基を有するオルガノポリシロキサンと、他方の分子に
少なくとも2個のケイ素原子に結合したアルコキシ基を
有するオルガノポリシロキサンを触媒量のアルカリ金属
水酸化物や有機金属錫化合物の存在下に加熱して脱アル
コール反応を行なうことも一方法で、いずれの方法にて
も本発明のベンゼンに不溶であるが、自重と同重量以上
のベンゼンを含み得る三次元架橋構造を有するシリコー
ン重合物を容易に得ることができる。
一方、本発明に用いられる低粘度シリコーン油は、粘
度50cs以下のものが好適に使用し得る。これは高粘度に
なるにつれ、それを多量に用いた結果として感触的にあ
ぶらっぽさが生じ、使用感上好ましくない方法となるか
らである。そして低粘度シリコーン油としては低重合度
鎖状のジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシ
ロキサン、環状のオクタメチルシクロテトラシロキサ
ン、デカメチルシクロペンタシロキサン等が例示され、
必要に応じてこれらの1種または2種以上を適宜選択し
て用いられる。
本発明のシリコーンゲル組成物は、前記の如くして得
たシリコーン重合物と低粘度シリコーン油とを充分混練
等し、膨潤させることで容易に調製することができる。
この場合、シリコーン重合物と低粘度シリコーン油との
混合割合は重量比で5対95〜30対70、好ましくは10対90
〜25対75である。シリコーン重合物の量が少なくなると
低粘度シリコーン油が過剰となって、流動粘性を帯び良
好なゲル構造を維持できなくなり、逆に多くなると軟ら
かいゲル組成物が得難くなるからである。
前述の本発明によって得られたシリコーンゲル組成物
は、安定性がよく、ソフトでさっぱりとした感触を有す
る使用感、使用性に優れたものである。このシリコーン
ゲル組成物を従来シリコーン油と同様に化粧品用原料と
して利用することでその特性が発揮された極めて有用な
化粧料が得られる。
本発明での化粧料としては、クリーム・乳液等の顔、
手足用の基礎化粧料、整髪料・シャンプー・リンス等の
頭髪化粧料、ファンデーション・白粉・頬紅・アイシャ
ドウ・口紅・美爪料等のメーキャップ化粧料であり、こ
れは本発明のシリコーンゲル組成物が適用しうるもので
あれば何れを問うものでない。そしてシリコーンゲル組
成物の配合はエマルションにして、また他の油剤原料と
同様に混合して添加することで行なわれる。この際、配
合量は5〜100重量%の範囲であり、そのまま用いても
よく使用目的に応じて決定すればよい。
なお、本発明に於ける化粧料は当然のことながら前記
シリコーンゲル組成物と従来化粧料基材となる成分とか
ら構成される。化粧料基材成分をより具体的に例示すれ
ば、油脂類・ロウ類・炭化水素類・脂肪酸・高級アルコ
ール・エステル類・金属石ケン・シリコーン油等の油剤
原料、白色顔料・着色顔料・体質顔料等の粉体原料、界
面活性剤、多価アルコール類、高分子化合物、水、その
他防腐剤、アルカリ剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、タ
ール色素、美肌用成分等であり、これらは製品種や化粧
目的に応じて適宜選択される。
[実施例] 以下、本発明について実施例を挙げてさらに説明す
る。なお、これらは本発明を何ら限定するものでない。
実施例[1] トリメチルシリル末端封鎖ジメチルメチルハイドロジ
ェンポリシロキサン《分子量2300、CH3HSiO対(CH3)2SiO
=1対4(モル比)》に1%水酸化カリウム溶液(エタ
ノール対水=2対1)を適量加え、加熱、還流して重合
反応を行ない、反応生成物を得た。次いでこの反応生成
物を水洗浄してアルカリ剤を除去後、自然乾燥させるこ
とによりベンゼンに不溶であり、ベンゼンを自重の180
%含み得るシリコーン重合物を製造した。
このシリコーン重合物2重量部とジメチルポリシロキ
サン(粘度5cs)8重量部とを分散混合後、三本ロール
により充分混練し、膨潤させてシリコーンゲル組成物を
調製した。
実施例[2] トリメチルシリル末端封鎖ジメチルメチルハイドロジ
ェンポリシロキサン《分子量4800、CH3HSiO対(CH3)2SiO
=3対9.6(モル比)》を用いた以外は実施例[1]と
同様に操作して、シリコーン重合物を製造した。
得られたシリコーン重合物は、ベンゼンに不溶であ
り、ベンゼンを自重の130%含み得るものであった。
このシリコーン重合物2重量部とジメチルポリシロキ
サン(粘度5cs)8重量部とを分散混合後、三本ロール
により充分に混練し、膨潤させてシリコーンゲル組成物
を調製した。
比較例[1] トリメチルシリル末端封鎖ジメチルメチルハイドロジ
ェンポリシロキサン《分子量2200、CH3HSiO対(CH3)2SiO
=3対2.6(モル比)》を用いた以外は実施例[1]と
同様に操作して、シリコーン重合物を製造した。
得られたシリコーン重合物は自重の60%のベンゼンし
か含み得ない比較的硬く、脆いシリコーン重合物であっ
た。このシリコーン重合物を用いて実施例[1]と同様
にしてシリコーンゲル組成物を調製した。
以上の如くして作成した本発明の実施例[1]及び
[2]のシリコーンゲル組成物は軟らかなゲルであり、
伸びがよくさっぱりした感触を有し、経時安定性にも優
れたものであった。
これに対して比較例[1]にあっては、そこで得られ
たシリコーンゲルが硬く、しかもこのものと低粘度シリ
コーン油との混和性が悪く、廃液現象が起こり、安定性
の良好なゲル組成物を調製することができなかった。
次に、本発明で得たシリコーンゲル組成物を用いた化
粧料の例を示す。
実施例[3] ファンデーション (処方) (重量部) 1.酸化チタン 14.0 2.マイカ 3.0 3.着色顔料 3.0 4.実施例[1]のシリコーンゲル組成物 80.0 (製法) 成分1〜3を混合、粉砕して均一にし、これを成分4
に添加混合し、均質分散した後、容器に充填して製品を
得た。
比較例[2] ファンデーション 実施例[3]の成分4である実施例[1]のシリコー
ンゲル組成物の代りとして、マイクロクリスタリンワッ
クス16部、ジメチルポリシロキサン(粘度5cs)64部に
置換した以外は同様にして製品を得た。
以上の如くして得た実施例[3]と比較例[2]のフ
ァンデーションについて官能評価及び経時安定性評価を
行なった。その結果を表1に示す。
なお、官能評価は女性パネル20名を用い、表1に記載
した評価項目につき非常によいを3点、良いまたはふつ
うであるを2点、悪いを1点として行ない、それぞれの
平均点が2.5点以上を◎、1.5〜2.5点未満を○、1.5点未
満を×として表わした。また経時安定性評価は室温放置
下、1週間後の外観状態を視覚観察することで行ない、
良好を○、不良を×として表わした。
表1の結果から明らかなように本発明のファンデーシ
ョンは比較品に較べて使用感、使用性に優れたものであ
り、また比較品で経時的に油性成分の分離が認められた
のに対して安定性も良好であった。すなわち本発明によ
って構造粘性を付与するためにワックスを用いなくても
品質の高い、極めて有用な製品が得られたのであった。
実施例[4] ハンドクリーム (処方) (重量部) 1.実施例[1]のシリコーンゲル組成物 88.0 2.オクタメチルシクロテトラシロキサン 10.0 3.ワセリン 2.0 (製法) 成分1〜3を混合後、充分混練して均質にした後、容
器に充填して製品を得た。
以上の如くして得た実施例[4]のハンドクリーム
は、べたつきがなくさっぱりした感触を有するとともに
撥水効果が高く極めて有用なものであった。
実施例[5] フェイスクリーム (処方) (重量部) 1.ステアリン酸 2.5 2.セチルアルコール 1.7 3.本発明のシリコーンゲル組成物* 20.0 4.セスキオレイン酸ソルビタン 1.0 5.モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン 2.0 6.トリエタノールアミン 0.7 7.1,3−ブチレングリコール 5.0 8.ポリメタクリル酸 0.5 9.精製水 残量 *実施例[1]に於いて低粘度シリコーン油としてオ
クタメチルシクロテトラシロキサンを用いた以外は同様
にして調製した。
(製法) 成分1〜5を混合し、80℃に加熱溶解し油相成分とす
る。また成分6〜9を混合し、80℃に加熱し水相成分と
する。この油相成分に水相成分を攪拌しながら添加し、
乳化を行い、冷却した後、容器に充填して製品を得た。
以上の如くして得た実施例[5]のフェイスクリーム
は、伸びがよく、感触的にあぶらっぽさを感じず、さっ
ぱりしており、良好な使用感、使用性を有する皮膚の保
護のために有用なものであり、また経時安定性も良好で
あった。
[発明の効果] 以上、詳述した如く、本発明によって得られたシリコ
ーンゲル組成物は、経時安定性が良好で、しかも伸びが
よくべたつきが少なくさっぱりした感触を有し、ソフト
で軟らかな使用性に優れたものである。
また、本発明のシリコーンゲル組成物は、適度な粘性
物とすることができるとともに構造粘性をもち、更には
潤滑性、撥水性に優れ、皮膚安全性が高い等、極めて有
用な性質を具備したものである。
従って、かようなシリコーンゲル組成物を化粧品用素
材として用いたならば従来シリコーン油と同様に各種の
化粧料に適用でき、その特有の性能が発揮された化粧料
が得られる。
このことは、たとえ多量に用いてもべたつきが感じら
れず、伸びがよくてさっぱりした使用感のある、そして
また撥水性があって、皮膚や毛髪に適度な潤いと保護効
果を与えることでき、更にメーキャップ化粧料の化粧も
ちの向上をも図れることになる。
しかも、従来ワックスを主要とする固型ないしペース
ト状油性化粧料において、あぶらっぽさを減少せしめる
ことができ、またこの種の製品系に低粘度シリコーン油
を配合した場合にあった油剤の分離が認められることも
なく、安定性を向上させうるとともに構造粘性のあるシ
リコーンをベースとした製品への応用、展開もできる。
このように、本発明によって、化粧品用素材として利
用度の高いシリコーンゲル組成物及び該シリコーンゲル
組成物を配合することで安定性がよく、使用感、使用性
の優れた、品質の高い化粧料の提供が可能となったので
ある。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベンゼンに不溶であるが、自重と同重量以
    上のベンゼンを含みうる、R2SiO単位とRSiO1.5単位の比
    率が1〜30:1である三次元架橋構造を有するシリコーン
    重合物と、50cs以下の低粘度シリコーン油とからなり、
    かつ、シリコーン重合物と低粘度シリコーン油との重量
    比率が5:95〜30:70であることを特徴とするシリコーン
    ゲル組成物。
  2. 【請求項2】ベンゼンに不溶であるが、自重と同重量以
    上のベンゼンを含みうる、R2SiO単位とRSiO1.5単位の比
    率が1〜30:1である三次元架橋構造を有するシリコーン
    重合物と、50cs以下の低粘度シリコーン油とからなり、
    かつ、シリコーン重合物と低粘度シリコーン油との重量
    比率が5:95〜30:70であるシリコーンゲル組成物を含有
    することを特徴とする化粧料。
JP63015442A 1988-01-26 1988-01-26 シリコーンゲル組成物並びにこれを含有する化粧料 Expired - Fee Related JPH086035B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63015442A JPH086035B2 (ja) 1988-01-26 1988-01-26 シリコーンゲル組成物並びにこれを含有する化粧料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63015442A JPH086035B2 (ja) 1988-01-26 1988-01-26 シリコーンゲル組成物並びにこれを含有する化粧料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01190757A JPH01190757A (ja) 1989-07-31
JPH086035B2 true JPH086035B2 (ja) 1996-01-24

Family

ID=11888923

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63015442A Expired - Fee Related JPH086035B2 (ja) 1988-01-26 1988-01-26 シリコーンゲル組成物並びにこれを含有する化粧料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH086035B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2431022A2 (en) 2010-03-05 2012-03-21 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Composition based on a cross-linked fluorine-containing silicone for a cosmetic composition
WO2014102862A1 (ja) 2012-12-26 2014-07-03 三好化成株式会社 表面処理粉体及びこれを配合した化粧料
US9597268B2 (en) 2012-12-26 2017-03-21 Miyoshi Kasei, Inc. Surface-treated and plate-like powder for cosmetic compositions and solid powdery cosmetic composition blended therewith

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3480945B2 (ja) * 1991-12-27 2003-12-22 株式会社コーセー 固型状油中水型乳化化粧料
US6200964B1 (en) * 1999-05-28 2001-03-13 Neutrogena Corporation Silicone gel containing salicylic acid
JP4229548B2 (ja) 1999-11-16 2009-02-25 東レ・ダウコーニング株式会社 化粧品、および化粧品の製造方法
US6444745B1 (en) 2000-06-12 2002-09-03 General Electric Company Silicone polymer network compositions
JP4693260B2 (ja) * 2001-03-15 2011-06-01 株式会社コーセー 化粧料
JP2003113042A (ja) * 2001-09-28 2003-04-18 Kose Corp 水中油型メ−キャップ化粧料
JP4616815B2 (ja) * 2006-10-16 2011-01-19 ポーラ化成工業株式会社 皮膚になめらかさを与える皮膚外用剤

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62134034A (ja) * 1985-12-06 1987-06-17 君塚 福松 漁槽冷却装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2431022A2 (en) 2010-03-05 2012-03-21 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Composition based on a cross-linked fluorine-containing silicone for a cosmetic composition
WO2014102862A1 (ja) 2012-12-26 2014-07-03 三好化成株式会社 表面処理粉体及びこれを配合した化粧料
US9597268B2 (en) 2012-12-26 2017-03-21 Miyoshi Kasei, Inc. Surface-treated and plate-like powder for cosmetic compositions and solid powdery cosmetic composition blended therewith
US9597269B2 (en) 2012-12-26 2017-03-21 Miyoshi Kasei, Inc. Surface-treated powders and cosmetic compositions in which such powders are mixed

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01190757A (ja) 1989-07-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2582275B2 (ja) シリコーンゲル組成物並びにこれを含有する化粧料
JP2700816B2 (ja) ゲル組成物並びにこれを含有する化粧料
US5929163A (en) Silicone gel composition
EP0501791B1 (en) Water-dispersable, pasty silicone oil compositions
JP3389271B2 (ja) 化粧料
JP6405034B2 (ja) シリコーンエラストマー組成物
JP2000355521A (ja) 化粧品での使用のための安定したクリーム状ゲル組成物、その製造方法および化粧品
CA2629100A1 (en) Swollen silicone composition and process of producing same
JP2003507551A (ja) 極性溶媒と相容性のポリエーテルシロキサンエラストマー
JP2639685B2 (ja) 化粧料用組成物
JP3480945B2 (ja) 固型状油中水型乳化化粧料
JPH03197413A (ja) 固型粉末メークアップ化粧料
JPH086035B2 (ja) シリコーンゲル組成物並びにこれを含有する化粧料
JP2903247B2 (ja) 油中水型乳化組成物
JPH07100358A (ja) ゲル状化粧料
JPH0640848A (ja) 油中水型化粧料
JP3719540B2 (ja) ゲル状化粧料
JP3208164B2 (ja) 油中水型メークアップ化粧料
JP2559058B2 (ja) 油性メークアップ化粧料
JP2796856B2 (ja) 油性化粧料
JP3513862B2 (ja) 油性固形化粧料
JPH07215817A (ja) ゲル状化粧料
JPH05178733A (ja) 油中水型乳化化粧料
JP2561858B2 (ja) 油性メークアップ化粧料
JPS63152308A (ja) シリコ−ンゲル組成物並びにこれを含有する化粧料

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees