JPH0860455A - モール糸製造装置 - Google Patents
モール糸製造装置Info
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- JPH0860455A JPH0860455A JP19982394A JP19982394A JPH0860455A JP H0860455 A JPH0860455 A JP H0860455A JP 19982394 A JP19982394 A JP 19982394A JP 19982394 A JP19982394 A JP 19982394A JP H0860455 A JPH0860455 A JP H0860455A
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Landscapes
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 モール糸の製造工程を連続化して生産性を向
上し、また、品質を高める。 【構成】 モール撚糸10を、綛揚げを要せずに、管
糸14から、セッター16内部での加熱(花糸の芯糸へ
の接着)、ワインダー72による巻き取りまで、連続的
な少工程で処理する。ここで、セッター入口22からセ
ッター16内に導入されたモール撚糸が、中間ローラ4
4と第1段差ローラ46との間で急激な湿熱処理を受
け、伸縮性糸により潜在的な収縮現象を発現して縦方向
(糸送り方向)に収縮すると、第1段差ローラ46が上
昇する。この上昇により、送り出しニップローラ20、
入口送り出しローラ24を加速して、セッター16への
モール撚糸の導入速度を、セッター16内におけるモー
ル撚糸の送り速度より早める。モール撚糸を、極めて低
い張力の下で送る。
上し、また、品質を高める。 【構成】 モール撚糸10を、綛揚げを要せずに、管
糸14から、セッター16内部での加熱(花糸の芯糸へ
の接着)、ワインダー72による巻き取りまで、連続的
な少工程で処理する。ここで、セッター入口22からセ
ッター16内に導入されたモール撚糸が、中間ローラ4
4と第1段差ローラ46との間で急激な湿熱処理を受
け、伸縮性糸により潜在的な収縮現象を発現して縦方向
(糸送り方向)に収縮すると、第1段差ローラ46が上
昇する。この上昇により、送り出しニップローラ20、
入口送り出しローラ24を加速して、セッター16への
モール撚糸の導入速度を、セッター16内におけるモー
ル撚糸の送り速度より早める。モール撚糸を、極めて低
い張力の下で送る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、織物、編物に供するモ
ール糸を製造するモール糸製造装置に関する。
ール糸を製造するモール糸製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】モール糸の製造手段として、次のものが
知られている。
知られている。
【0003】すなわち、図7に示すように、原糸からモ
ール撚糸機によってモール撚糸を管糸(ボビン)として
得て、これを綛状に揚げ、そして、回分式真空スチーム
セット缶で、所定の温度、真空度、時間の下、例えば、
温度が90〜95°C、真空度が680mmHg、時間
15〜20分とされて、撚止めと、花糸の芯糸への接着
を行う。
ール撚糸機によってモール撚糸を管糸(ボビン)として
得て、これを綛状に揚げ、そして、回分式真空スチーム
セット缶で、所定の温度、真空度、時間の下、例えば、
温度が90〜95°C、真空度が680mmHg、時間
15〜20分とされて、撚止めと、花糸の芯糸への接着
を行う。
【0004】スチームセット後は、作業者が目視で綛検
査を行って品質を確認し、確認されたモール撚糸を綛く
りワインダーでチーズ状に巻き上げている。
査を行って品質を確認し、確認されたモール撚糸を綛く
りワインダーでチーズ状に巻き上げている。
【0005】なお、伸縮性糸と溶着性糸とを含む芯糸を
撚合わせて花糸を把持し、これを綛状にして熱処理を行
い、この熱処理により、溶着性糸による接着を行い、熱
処理に際して伸縮性糸によりモール撚糸の潜在的な収縮
現象を発現することが、特開平2−300339号公報
や、特開平4−333631号公報に開示されている。
撚合わせて花糸を把持し、これを綛状にして熱処理を行
い、この熱処理により、溶着性糸による接着を行い、熱
処理に際して伸縮性糸によりモール撚糸の潜在的な収縮
現象を発現することが、特開平2−300339号公報
や、特開平4−333631号公報に開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、モール撚糸
工程以降の各工程が回分式の多工程に分かれることは、
作業人工を増し、滞留時間を長くする等の不都合を生
じ、コストアップの要因となり、生産リードタイムが長
くなる要因ともなる。
工程以降の各工程が回分式の多工程に分かれることは、
作業人工を増し、滞留時間を長くする等の不都合を生
じ、コストアップの要因となり、生産リードタイムが長
くなる要因ともなる。
【0007】真空スチームセット工程では、モール撚糸
を綛状にして缶内の棹に掛けてそれを長時間熱処理する
ために、棹に当たる部分や、糸同志が強く絡んだ部分で
は花糸が倒れる(花糸の毛倒れが生ずる)。
を綛状にして缶内の棹に掛けてそれを長時間熱処理する
ために、棹に当たる部分や、糸同志が強く絡んだ部分で
は花糸が倒れる(花糸の毛倒れが生ずる)。
【0008】熱処理前の綛揚げ工程では特に、花糸が脱
落し易い。本発明は、上記事実に鑑み、モール糸の製造
工程を連続化して生産性を向上し、また、品質を高め得
るモール糸製造装置を提供することを目的とする。
落し易い。本発明は、上記事実に鑑み、モール糸の製造
工程を連続化して生産性を向上し、また、品質を高め得
るモール糸製造装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明に係るモール糸製造装置は、伸縮性
糸と溶着性糸とを含む芯糸を撚合わせて花芯を把持して
なるモール撚糸を供給するモール撚糸供給部と、前記モ
ール撚糸の芯糸と花糸とを接着すべく溶着性糸を溶融す
るために熱処理を行う加熱部と、前記モール撚糸を巻き
取る巻取手段と、前記モール撚糸を、モール撚糸供給部
から加熱部へ導入し、加熱部において熱処理下で送り、
加熱部から巻き取り手段へ導出する搬送手段と、前記加
熱部で発現するモール撚糸の潜在的な収縮現象に対応し
て加熱部におけるモール撚糸の張力を調整する撚糸張力
調整手段と、を備えた構成を特徴とする。
め、請求項1の発明に係るモール糸製造装置は、伸縮性
糸と溶着性糸とを含む芯糸を撚合わせて花芯を把持して
なるモール撚糸を供給するモール撚糸供給部と、前記モ
ール撚糸の芯糸と花糸とを接着すべく溶着性糸を溶融す
るために熱処理を行う加熱部と、前記モール撚糸を巻き
取る巻取手段と、前記モール撚糸を、モール撚糸供給部
から加熱部へ導入し、加熱部において熱処理下で送り、
加熱部から巻き取り手段へ導出する搬送手段と、前記加
熱部で発現するモール撚糸の潜在的な収縮現象に対応し
て加熱部におけるモール撚糸の張力を調整する撚糸張力
調整手段と、を備えた構成を特徴とする。
【0010】請求項2の発明に係るモール糸製造装置
は、請求項1の構成において、前記撚糸張力調整手段
は、モール撚糸の加熱部への導入速度を、モール撚糸の
加熱部での送り速度より早めてなることを特徴とする。
は、請求項1の構成において、前記撚糸張力調整手段
は、モール撚糸の加熱部への導入速度を、モール撚糸の
加熱部での送り速度より早めてなることを特徴とする。
【0011】請求項3の発明に係るモール糸製造装置
は、請求項2の構成において、前記撚糸張力調整手段
は、更に、モール撚糸の加熱部からの導出速度を、モー
ル撚糸の加熱部での送り速度より早めてなることを特徴
とする。
は、請求項2の構成において、前記撚糸張力調整手段
は、更に、モール撚糸の加熱部からの導出速度を、モー
ル撚糸の加熱部での送り速度より早めてなることを特徴
とする。
【0012】
【作用】上記構成によれば、モール撚糸は、モール撚糸
供給部から加熱部へ導入される。加熱部では、モール撚
糸は送られながら熱処理を受け、溶着性糸が溶融されて
芯糸と花糸とが接着される。熱処理後、モール撚糸は、
加熱部から導出されて巻き取り部で巻き取られる。
供給部から加熱部へ導入される。加熱部では、モール撚
糸は送られながら熱処理を受け、溶着性糸が溶融されて
芯糸と花糸とが接着される。熱処理後、モール撚糸は、
加熱部から導出されて巻き取り部で巻き取られる。
【0013】加熱部では、伸縮性糸によりモール撚糸の
潜在的な収縮現象が発現される。発現されるモール撚糸
の潜在的な収縮現象に対応して、加熱部におけるモール
撚糸の張力が調整される。
潜在的な収縮現象が発現される。発現されるモール撚糸
の潜在的な収縮現象に対応して、加熱部におけるモール
撚糸の張力が調整される。
【0014】これにより、モール撚糸は、モール撚糸供
給から、加熱、巻き取りまで、連続的に処理され、従っ
て、作業人工が低減され、滞留時間が減少し、生産性の
向上が果たされる。
給から、加熱、巻き取りまで、連続的に処理され、従っ
て、作業人工が低減され、滞留時間が減少し、生産性の
向上が果たされる。
【0015】また、モール撚糸の綛揚げを要しないの
で、綛揚げに起因する花糸の脱落や、花糸の毛倒れもな
く、品質の向上が果たされる。
で、綛揚げに起因する花糸の脱落や、花糸の毛倒れもな
く、品質の向上が果たされる。
【0016】更に、モール撚糸の潜在的な収縮現象に対
応して加熱部におけるモール撚糸の張力を調整すること
によれば、モール撚糸の潜在的な収縮現象を十分に発現
することができ、あるいは、それに加えて加熱部でのモ
ール撚糸の整然とした送りが可能となる。
応して加熱部におけるモール撚糸の張力を調整すること
によれば、モール撚糸の潜在的な収縮現象を十分に発現
することができ、あるいは、それに加えて加熱部でのモ
ール撚糸の整然とした送りが可能となる。
【0017】例えば、請求項2にあるように、モール撚
糸の導入速度を、モール撚糸の加熱部での送り速度より
早める構成によれば、モール撚糸の潜在的な収縮現象の
発現によって生じてその発現の抵抗となるモール糸の張
力上昇を抑制して、モール撚糸の潜在的な収縮を十分に
発現することができる。従って、モール糸の風合いを良
好として品質を高めることができる。
糸の導入速度を、モール撚糸の加熱部での送り速度より
早める構成によれば、モール撚糸の潜在的な収縮現象の
発現によって生じてその発現の抵抗となるモール糸の張
力上昇を抑制して、モール撚糸の潜在的な収縮を十分に
発現することができる。従って、モール糸の風合いを良
好として品質を高めることができる。
【0018】また、請求項2の構成に加え、請求項3に
あるように、モール撚糸の導出速度を、モール撚糸の加
熱部での送り速度より早めるようにすれば、モール撚糸
の収縮後の過度の緩みを防止して、加熱部でのモール撚
糸の整然とした送りが可能となる。
あるように、モール撚糸の導出速度を、モール撚糸の加
熱部での送り速度より早めるようにすれば、モール撚糸
の収縮後の過度の緩みを防止して、加熱部でのモール撚
糸の整然とした送りが可能となる。
【0019】
【実施例】以下、本発明に係る一実施例のモール糸製造
装置を図1に基づき説明する。
装置を図1に基づき説明する。
【0020】本実施例のモール糸製造装置はクリール1
2を備え、クリール12には、複数本のモール撚糸の管
糸(ボビン)14が配置される。図1には、2本の管糸
14が示されている。
2を備え、クリール12には、複数本のモール撚糸の管
糸(ボビン)14が配置される。図1には、2本の管糸
14が示されている。
【0021】例えば、モール撚糸は、表1に示す仕様が
可能であり、それによって得られるモール糸は、表2に
示す仕様が可能である。
可能であり、それによって得られるモール糸は、表2に
示す仕様が可能である。
【0022】
【表1】 モール撚糸 花糸 ポリエステルフィラメント 150D−48F×3本 芯糸(伸縮性糸) ポリエステルスパン糸 20/1×2本 溶着糸(溶着性糸) ナイロン溶融糸 100D×2本 撚糸番手 1/2.8 撚数 Z方向 、520T/M
【0023】
【表2】モール糸 糸番手(仕上がり番手) 1/2.5 花長 2.5〜2.7mm また、モール糸製造装置は連続式スチームセッター(以
下単にセッターと称する)16を備える。クリール12
とセッター16との間には、スラフィング防止ガイドロ
ーラ18と送り出しニップローラ20とが取付台26に
設けられる。モール撚糸は、管糸14から、スラフィン
グ防止ガイドローラ18、送り出しニップローラ20を
経て、セッター入口22にある入口送り出しローラ24
に到り、セッター16の内部に導入される。モール撚糸
10の送り方向を、図1に矢印Aで示す。載置台26に
は、糸切れ感知装置28が設けられ、糸切れ感知装置2
8は、送り出しニップローラ20と入口送り出しローラ
24との間でモール撚糸の糸切れを感知する。
下単にセッターと称する)16を備える。クリール12
とセッター16との間には、スラフィング防止ガイドロ
ーラ18と送り出しニップローラ20とが取付台26に
設けられる。モール撚糸は、管糸14から、スラフィン
グ防止ガイドローラ18、送り出しニップローラ20を
経て、セッター入口22にある入口送り出しローラ24
に到り、セッター16の内部に導入される。モール撚糸
10の送り方向を、図1に矢印Aで示す。載置台26に
は、糸切れ感知装置28が設けられ、糸切れ感知装置2
8は、送り出しニップローラ20と入口送り出しローラ
24との間でモール撚糸の糸切れを感知する。
【0024】セッター16の底には、セッター16内と
連通する湿熱供給部30が形成され、湿熱供給部30に
は、スチーム加熱ヒータ32とスチーム給湿管34とが
設けられ、また、セッター天井外面には、セッター16
内と連通するブロアー36が配置されている。湿熱供給
部30とブロアー36とはセッター16外を通るダクト
36で接続されてセッター16内の空気は底から天井へ
向けて流れるように循環され、セッター内部17は、加
熱、加湿される加熱部とされる。スチーム加熱ヒータ3
2、スチーム給湿管34にそれぞれ対応するバルブ3
8、40の開度調整等を行えば、例えば、温度が90°
〜120°C、湿度が90〜98パーセントの範囲で適
宜調節することが可能となる。
連通する湿熱供給部30が形成され、湿熱供給部30に
は、スチーム加熱ヒータ32とスチーム給湿管34とが
設けられ、また、セッター天井外面には、セッター16
内と連通するブロアー36が配置されている。湿熱供給
部30とブロアー36とはセッター16外を通るダクト
36で接続されてセッター16内の空気は底から天井へ
向けて流れるように循環され、セッター内部17は、加
熱、加湿される加熱部とされる。スチーム加熱ヒータ3
2、スチーム給湿管34にそれぞれ対応するバルブ3
8、40の開度調整等を行えば、例えば、温度が90°
〜120°C、湿度が90〜98パーセントの範囲で適
宜調節することが可能となる。
【0025】なお、モール撚糸の送り速度を変更(例え
ば、5〜40m/分の範囲で変更)することにより、モ
ール撚糸のセッター16内での滞留時間を適宜調節する
ことができる。例えば、糸速を25m/分として、滞留
時間を約40秒とすることが可能である。
ば、5〜40m/分の範囲で変更)することにより、モ
ール撚糸のセッター16内での滞留時間を適宜調節する
ことができる。例えば、糸速を25m/分として、滞留
時間を約40秒とすることが可能である。
【0026】また、セッター16は、内部に、セッター
入口22からセッター出口42に渡って、複数のローラ
(計12個のローラ)を備え、それらローラにはモール
撚糸が上下に繰り返して折り返されるように掛け渡され
る。セッター入口22からセッター出口42に向けてモ
ール撚糸が掛け渡される順に各ローラを第1ローラ、第
2ローラ、・・・第12ローラと称すれば、第1ローラ
44、第3ローラ48、第5ローラ52、第7ローラ5
6、第9ローラ60、第11ローラ64が高位置にあ
り、第2ローラ46、第4ローラ50、第6ローラ5
4、第8ローラ58、第10ローラ62、第12ローラ
66が低位置にある。
入口22からセッター出口42に渡って、複数のローラ
(計12個のローラ)を備え、それらローラにはモール
撚糸が上下に繰り返して折り返されるように掛け渡され
る。セッター入口22からセッター出口42に向けてモ
ール撚糸が掛け渡される順に各ローラを第1ローラ、第
2ローラ、・・・第12ローラと称すれば、第1ローラ
44、第3ローラ48、第5ローラ52、第7ローラ5
6、第9ローラ60、第11ローラ64が高位置にあ
り、第2ローラ46、第4ローラ50、第6ローラ5
4、第8ローラ58、第10ローラ62、第12ローラ
66が低位置にある。
【0027】第2ローラ(第1段差ローラ)46は、第
6ローラ54、第8ローラ58、第10ローラ62より
低位置とされ、上点と下点との間で昇降自在とされる。
セッター入口22からセッター16内に導入されたモー
ル撚糸は、第1ローラ44(中間ローラ)と第2ローラ
46との間で急激な湿熱処理を受ける。これによって、
モール撚糸は伸縮性糸により潜在的な収縮現象を発現し
て、縦方向(糸送り方向)に収縮する。この収縮力によ
って第2ローラ46が上昇すると、送り出しニップロー
ラ20、入口送り出しローラ24を加速して、モール撚
糸の導入量を増加するようにする。すなわち、セッター
16へのモール撚糸の導入速度を、セッター16内にお
けるモール撚糸の送り速度より早める。これは、張力調
整手段を構成する。これにより、モール撚糸に作用する
張力の上昇が抑制され、モール撚糸の湿熱処理に際し、
モール撚糸を、極めて低い張力(例えば、1g/本以
下)の下で送ることができる。その結果、モール撚糸は
潜在的な収縮現象を十分に発現し、モール糸の風合(花
糸の密度)が損なわれない良好な品質が得られる。
6ローラ54、第8ローラ58、第10ローラ62より
低位置とされ、上点と下点との間で昇降自在とされる。
セッター入口22からセッター16内に導入されたモー
ル撚糸は、第1ローラ44(中間ローラ)と第2ローラ
46との間で急激な湿熱処理を受ける。これによって、
モール撚糸は伸縮性糸により潜在的な収縮現象を発現し
て、縦方向(糸送り方向)に収縮する。この収縮力によ
って第2ローラ46が上昇すると、送り出しニップロー
ラ20、入口送り出しローラ24を加速して、モール撚
糸の導入量を増加するようにする。すなわち、セッター
16へのモール撚糸の導入速度を、セッター16内にお
けるモール撚糸の送り速度より早める。これは、張力調
整手段を構成する。これにより、モール撚糸に作用する
張力の上昇が抑制され、モール撚糸の湿熱処理に際し、
モール撚糸を、極めて低い張力(例えば、1g/本以
下)の下で送ることができる。その結果、モール撚糸は
潜在的な収縮現象を十分に発現し、モール糸の風合(花
糸の密度)が損なわれない良好な品質が得られる。
【0028】モール撚糸の持つ潜在的な収縮現象を十分
に発現するには、極めて低い張力の下でモール撚糸の湿
熱処理を行うことが必要であるが、一方、モール撚糸が
収縮後に緩んだ状態でセッター16内を通過することは
好ましくない。モール撚糸が収縮後に緩んだ状態では、
モール撚糸が複数本ある場合、隣同志のモール撚糸が、
各ローラ間を併行する際に干渉し合い、あるいは、スナ
ール状となって交絡し、乱が生ずる。そこで、次に説明
する張力調整手段が用いられる。
に発現するには、極めて低い張力の下でモール撚糸の湿
熱処理を行うことが必要であるが、一方、モール撚糸が
収縮後に緩んだ状態でセッター16内を通過することは
好ましくない。モール撚糸が収縮後に緩んだ状態では、
モール撚糸が複数本ある場合、隣同志のモール撚糸が、
各ローラ間を併行する際に干渉し合い、あるいは、スナ
ール状となって交絡し、乱が生ずる。そこで、次に説明
する張力調整手段が用いられる。
【0029】すなわち、第4ローラ(第2段差ローラ)
50を第2ローラ46と同様に、そして、第2ローラ4
6と同一高さに、上点と下点との間で昇降自在に設けて
おき、セッター16の起動時には、先ず、伝導ローラ群
を構成する第5ローラ52乃至第10ローラ62のうち
の第5ローラ52、並びに、第11ローラ64、第12
ローラ(第12ローラは第11ローラ64より少し低く
位置し、第11ローラ64と共に引き出しローラを構成
する)66、セッター出口42外にある引き出しニップ
ローラ68を起動し、モール撚糸の収縮により第4ロー
ラ50が上点へ上昇した後に、送り出しニップローラ2
0、入口送り出しローラ24、第1ローラ44を起動し
て、セッター16内部のモール撚糸の緩み過ぎを防止す
る。
50を第2ローラ46と同様に、そして、第2ローラ4
6と同一高さに、上点と下点との間で昇降自在に設けて
おき、セッター16の起動時には、先ず、伝導ローラ群
を構成する第5ローラ52乃至第10ローラ62のうち
の第5ローラ52、並びに、第11ローラ64、第12
ローラ(第12ローラは第11ローラ64より少し低く
位置し、第11ローラ64と共に引き出しローラを構成
する)66、セッター出口42外にある引き出しニップ
ローラ68を起動し、モール撚糸の収縮により第4ロー
ラ50が上点へ上昇した後に、送り出しニップローラ2
0、入口送り出しローラ24、第1ローラ44を起動し
て、セッター16内部のモール撚糸の緩み過ぎを防止す
る。
【0030】また、引き出しローラ64、66、引き出
しニップローラ68と、第5ローラ52乃至第10ロー
ラ62(伝導ローラ群)との間のモール撚糸の送り速度
差を2〜10%の範囲で持たせ、すなわち、引き出しロ
ーラ62、64、引き出しニップローラ68によるモー
ル撚糸の引き出し速度、ないし導出速度を、伝導ローラ
群52、54、56、58、60、62によるモール撚
糸の送り速度より2〜10%の範囲で早めることによ
り、セッター16内部のモール撚糸の緩み過ぎを防止す
べく、モール撚糸の張力調整を行うことができる。
しニップローラ68と、第5ローラ52乃至第10ロー
ラ62(伝導ローラ群)との間のモール撚糸の送り速度
差を2〜10%の範囲で持たせ、すなわち、引き出しロ
ーラ62、64、引き出しニップローラ68によるモー
ル撚糸の引き出し速度、ないし導出速度を、伝導ローラ
群52、54、56、58、60、62によるモール撚
糸の送り速度より2〜10%の範囲で早めることによ
り、セッター16内部のモール撚糸の緩み過ぎを防止す
べく、モール撚糸の張力調整を行うことができる。
【0031】なお、図2には、モール撚糸の張力、速度
の、モール撚糸の搬送位置(図1にa、b、c、d、
e、fで示す)における関係を示す。b位置でのモール
撚糸の送り速度(セッター16への導入速度)を、c位
置でのモール撚糸の送り速度(セッター16内における
送り速度)より速めることにより、c位置で、モール撚
糸に作用する張力が小さくなるのがわかる。また、f位
置でのモール撚糸の送り速度(セッター16からの導出
速度)を、e位置でのモール撚糸の送り速度(セッター
16内における送り速度)より速めることにより、セッ
ター16内におけるモール撚糸に作用する張力が大きく
なるのがわかる。
の、モール撚糸の搬送位置(図1にa、b、c、d、
e、fで示す)における関係を示す。b位置でのモール
撚糸の送り速度(セッター16への導入速度)を、c位
置でのモール撚糸の送り速度(セッター16内における
送り速度)より速めることにより、c位置で、モール撚
糸に作用する張力が小さくなるのがわかる。また、f位
置でのモール撚糸の送り速度(セッター16からの導出
速度)を、e位置でのモール撚糸の送り速度(セッター
16内における送り速度)より速めることにより、セッ
ター16内におけるモール撚糸に作用する張力が大きく
なるのがわかる。
【0032】伝導ローラ群では、張力が調整されて所定
の風合いを得たモール撚糸が、湿熱処理下で、伝導ロー
ラ群を通過することにより、その通過過程で、芯糸に対
する花糸の接着がなされる。また、撚り止めが行われ
る。接着強度は、接着作業速度にも依存し、セッター1
6内のモール撚糸の滞留時間を調整することにより、十
分な強度を得ることができる。
の風合いを得たモール撚糸が、湿熱処理下で、伝導ロー
ラ群を通過することにより、その通過過程で、芯糸に対
する花糸の接着がなされる。また、撚り止めが行われ
る。接着強度は、接着作業速度にも依存し、セッター1
6内のモール撚糸の滞留時間を調整することにより、十
分な強度を得ることができる。
【0033】セッター16外には、アキュームレータ
(緩衝器)70が設けられ、更に、アキュームレータ7
0を介して、巻き取り部としてのワインダー72が取付
台75が設けられる。
(緩衝器)70が設けられ、更に、アキュームレータ7
0を介して、巻き取り部としてのワインダー72が取付
台75が設けられる。
【0034】接着後、モール撚糸は、引き出しローラ6
2、64、引き出しニップローラ68によりセッター1
6外へ導出されて、アキュームレータ70に導かれ、ア
キュームレータ70では、導かれたモール撚糸が、次工
程で行われる糸継ぎ作業、あるいは、ワインダー72の
コーン替え作業(ドッフィング)に要する時間に必要な
糸量を蓄えるようになっている。アキュームレータ70
は、図1に示すBOX方式のほか、ハンガー方式、ある
いはコンベアー方式等が可能である。
2、64、引き出しニップローラ68によりセッター1
6外へ導出されて、アキュームレータ70に導かれ、ア
キュームレータ70では、導かれたモール撚糸が、次工
程で行われる糸継ぎ作業、あるいは、ワインダー72の
コーン替え作業(ドッフィング)に要する時間に必要な
糸量を蓄えるようになっている。アキュームレータ70
は、図1に示すBOX方式のほか、ハンガー方式、ある
いはコンベアー方式等が可能である。
【0035】アキュームレータ70とワインダー72と
の間には、光学的不良検知センサー74が配置され、検
知センサー74は、連続的に不良箇所を検知する。不良
箇所を取り除いて、良品部分のみをワインダー72でコ
ーンチーズに巻き上げることにより、モール糸の品質を
高めることができる。
の間には、光学的不良検知センサー74が配置され、検
知センサー74は、連続的に不良箇所を検知する。不良
箇所を取り除いて、良品部分のみをワインダー72でコ
ーンチーズに巻き上げることにより、モール糸の品質を
高めることができる。
【0036】従来の熱処理後の綛検査工程では、検査が
作業者の目視によるために、不良箇所の見落としや、評
価、判断のばらつきが予想され、これは、品質管理上問
題であったが、本実施例では、そのようなことはない。
作業者の目視によるために、不良箇所の見落としや、評
価、判断のばらつきが予想され、これは、品質管理上問
題であったが、本実施例では、そのようなことはない。
【0037】ワインダー72のドラム76当たりの巻き
取り能力を更に上げてドラム数を減らしたい場合には、
セッター16による熱処理工程とワインダーによる巻き
取り工程とを分離し、一部回分方式とすることも可能で
ある。
取り能力を更に上げてドラム数を減らしたい場合には、
セッター16による熱処理工程とワインダーによる巻き
取り工程とを分離し、一部回分方式とすることも可能で
ある。
【0038】すなわち、ワインダーの糸速が連続式スチ
ームセッターの処理速度より大きい場合には、モール糸
をある程度蓄えた上で、その糸速の大きいワインダーで
チーズに巻き上げることが可能となる。
ームセッターの処理速度より大きい場合には、モール糸
をある程度蓄えた上で、その糸速の大きいワインダーで
チーズに巻き上げることが可能となる。
【0039】なお、セッター16外には排気ブロワー1
00が設けられ、排気ブロワー100は、排気ダクト1
02を介してセッター天井においてセッター16内と連
通しており、セッター16内の天井部では、セッター1
6内の温湿度が100°C、95%前後に保持されるよ
うな場合に水蒸気の湿り度が上昇して結露が生じ易くな
ることが考えられる。排気ブロアー100によれば、セ
ッター16内の天井部における水蒸気を全部、底へ還流
することなく、その一部をセッター16外に排出し、セ
ッター16内の天井部の結露を防止することができる。
00が設けられ、排気ブロワー100は、排気ダクト1
02を介してセッター天井においてセッター16内と連
通しており、セッター16内の天井部では、セッター1
6内の温湿度が100°C、95%前後に保持されるよ
うな場合に水蒸気の湿り度が上昇して結露が生じ易くな
ることが考えられる。排気ブロアー100によれば、セ
ッター16内の天井部における水蒸気を全部、底へ還流
することなく、その一部をセッター16外に排出し、セ
ッター16内の天井部の結露を防止することができる。
【0040】また、セッター入口22の部位、セッター
出口42の部位は、上記排気ダクト102と接続されて
おり、セッター16内からセッター入口22、セッター
出口42を通ってリークする水蒸気を上記排気ブロワー
100によって、セッター16外へ排出し、水蒸気が冷
却されて結露してモール糸上に落下するような事態を防
止する。
出口42の部位は、上記排気ダクト102と接続されて
おり、セッター16内からセッター入口22、セッター
出口42を通ってリークする水蒸気を上記排気ブロワー
100によって、セッター16外へ排出し、水蒸気が冷
却されて結露してモール糸上に落下するような事態を防
止する。
【0041】上記構成によれば、モール撚糸以降の工程
をなすのに、綛揚げ、真空スチームセット、綛検査、綛
繰りワインダー等の多工程に渡り回分方式を採る従来の
ものと異なり、モール撚糸供給から、加熱、巻き取りま
で、連続的な少工程での処理が可能となり、省人化が達
成され、滞留時間が減少して、モール糸の生産生が向上
される。
をなすのに、綛揚げ、真空スチームセット、綛検査、綛
繰りワインダー等の多工程に渡り回分方式を採る従来の
ものと異なり、モール撚糸供給から、加熱、巻き取りま
で、連続的な少工程での処理が可能となり、省人化が達
成され、滞留時間が減少して、モール糸の生産生が向上
される。
【0042】また、モール撚糸の綛揚げを要しないの
で、綛揚げに起因する花糸の脱落や、花糸の毛倒れもな
く、モール糸の品質の向上が果たされる。
で、綛揚げに起因する花糸の脱落や、花糸の毛倒れもな
く、モール糸の品質の向上が果たされる。
【0043】更に、モール撚糸の潜在的な収縮現象に対
応して加熱部におけるモール撚糸の張力を調整すること
によれば、モール撚糸の潜在的な収縮現象を十分に発現
することができ、あるいは、それに加えて加熱部でのモ
ール撚糸の整然とした送りが可能となる。
応して加熱部におけるモール撚糸の張力を調整すること
によれば、モール撚糸の潜在的な収縮現象を十分に発現
することができ、あるいは、それに加えて加熱部でのモ
ール撚糸の整然とした送りが可能となる。
【0044】また、セッターで連続的に撚り止めを行
い、花糸を溶着固定できることから、多品種少量生産性
を向上させることができ、高品質、高性能のモール糸を
低原価で製造することが可能となる。
い、花糸を溶着固定できることから、多品種少量生産性
を向上させることができ、高品質、高性能のモール糸を
低原価で製造することが可能となる。
【0045】次に、上記実施例により製造されたモール
糸について、効果を確認すべく、従来例(綛揚げ、真空
スチームセット、綛検査、綛繰りワインダー等の多工程
に渡り回分方式を採る従来のものによって製造されたモ
ール糸)と比較した結果を表3に示す。
糸について、効果を確認すべく、従来例(綛揚げ、真空
スチームセット、綛検査、綛繰りワインダー等の多工程
に渡り回分方式を採る従来のものによって製造されたモ
ール糸)と比較した結果を表3に示す。
【0046】
【表3】 不良率(製品1kg当たり) 本実施例 従来例 太糸、細糸(正常糸±10%) 太糸 9カ所 なし 細糸 6カ所 なし 花抜け L=20mm以上 10カ所 なし 10mm以上 10カ所 なし 5mm前後 15カ所 なし 棹当たり(毛倒れ) 13点 なし これは、本実施例が、モール撚糸供給から、加熱、巻き
取りまで、連続的な少工程での処理で足り、モール撚糸
の綛揚げを不要であり、また、綛揚げに起因する花糸の
脱落や、花糸の毛倒れもなく、モール糸の品質の向上が
果たされることによる。
取りまで、連続的な少工程での処理で足り、モール撚糸
の綛揚げを不要であり、また、綛揚げに起因する花糸の
脱落や、花糸の毛倒れもなく、モール糸の品質の向上が
果たされることによる。
【0047】更に、検知センサー74によって、連続的
な不良箇所の検知が可能であり、綛検査を作業者の目視
によっていた従来のものに比して、不良箇所の除去が万
全となることによる。
な不良箇所の検知が可能であり、綛検査を作業者の目視
によっていた従来のものに比して、不良箇所の除去が万
全となることによる。
【0048】なお、正常糸(芯糸が2本)を図3に示
し、細糸(芯糸が1本)を図4に示し花抜けを図5に示
す。モール撚糸の綛揚げにあたって、棹との棹当たりを
図6に示す。
し、細糸(芯糸が1本)を図4に示し花抜けを図5に示
す。モール撚糸の綛揚げにあたって、棹との棹当たりを
図6に示す。
【0049】また、作業人工については、生産量≒20
00kg/月としたとき(撚糸工程を含む)、従来例で
は、5名(男2名、女2名)を要したが、本実施例で
は、3名(男1名、女2名)で足り、低減率=(5−
3)/5=40%を達成することができた。
00kg/月としたとき(撚糸工程を含む)、従来例で
は、5名(男2名、女2名)を要したが、本実施例で
は、3名(男1名、女2名)で足り、低減率=(5−
3)/5=40%を達成することができた。
【0050】これは、綛繰り揚げ工程と、検査工程とを
省略でき、真空スチームセット工程前後の搬入、搬出を
省略することができたことに大きく起因する。
省略でき、真空スチームセット工程前後の搬入、搬出を
省略することができたことに大きく起因する。
【0051】また、多品種小ロット生産性についてみる
と、従来では、120kg/1バッチ(所要時間≒50
分)であるのに比し、本実施例では、10kg/セッタ
ー1台(所要時間≒50分)が可能である。
と、従来では、120kg/1バッチ(所要時間≒50
分)であるのに比し、本実施例では、10kg/セッタ
ー1台(所要時間≒50分)が可能である。
【0052】従来は、1バッチの加工数量が減少する
と、極端に、加工費が増加するので、加工数量は、単位
が最低120kgであった。
と、極端に、加工費が増加するので、加工数量は、単位
が最低120kgであった。
【0053】これに対して、本実施例では、最低10本
の撚糸揚り管糸が揃えば、加工単位となり、所要時間を
従来工程と同時間と考えると、セッター2台の仕掛け
で、最低20本の管系が揃えば加工単位となり得る。
の撚糸揚り管糸が揃えば、加工単位となり、所要時間を
従来工程と同時間と考えると、セッター2台の仕掛け
で、最低20本の管系が揃えば加工単位となり得る。
【0054】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく種々の変更が可能である。
はなく種々の変更が可能である。
【0055】
【発明の効果】本発明のモール糸製造装置では、モール
糸の製造工程を連続化して生産性が向上され、また、品
質が高められる。
糸の製造工程を連続化して生産性が向上され、また、品
質が高められる。
【図1】本発明の一実施例のモール糸製造装置を示す構
成図である。
成図である。
【図2】本発明の一実施例のモール糸製造装置につい
て、モール撚糸の張力、速度の、モール撚糸の搬送位置
における関係を示す図である。
て、モール撚糸の張力、速度の、モール撚糸の搬送位置
における関係を示す図である。
【図3】正常糸(芯糸が2本)を示す図である。
【図4】細糸(芯糸が1本)を示す図である。
【図5】花抜けを示す図である。
【図6】モール撚糸の綛揚げにあたって、棹との棹当た
りを示す図である。
りを示す図である。
【図7】従来のモール糸の製造工程を示す図である。
10 モール撚糸 14 管糸(モール撚糸供給部) 17 セッターの内部(加熱部) 20 送り出しニップローラ(搬送手段) 24 入口送り出しローラ(搬送手段) 44乃至66 第1ローラ乃至第12ローラ(搬送手
段) 46 第2ローラ(張力調整手段) 64、66 引出しローラ(搬送手段) 68 引出しニップローラ(搬送手段) 72 ワインダー(巻取手段)
段) 46 第2ローラ(張力調整手段) 64、66 引出しローラ(搬送手段) 68 引出しニップローラ(搬送手段) 72 ワインダー(巻取手段)
フロントページの続き (72)発明者 瀬畑 茂 愛知県刈谷市豊田町1丁目1番地 豊田紡 織株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 伸縮性糸と溶着性糸とを含む芯糸を撚合
わせて花芯を把持してなるモール撚糸を供給するモール
撚糸供給部と、 前記モール撚糸の芯糸と花糸とを接着すべく溶着性糸を
溶融するために熱処理を行う加熱部と、 前記モール撚糸を巻き取る巻取手段と、 前記モール撚糸を、モール撚糸供給部から加熱部へ導入
し、加熱部において熱処理下で送り、加熱部から巻き取
り手段へ導出する搬送手段と、 前記加熱部で発現するモール撚糸の潜在的な収縮現象に
対応して加熱部におけるモール撚糸の張力を調整する撚
糸張力調整手段と、 を備えたことを特徴とするモール糸製造装置。 - 【請求項2】 前記撚糸張力調整手段は、モール撚糸の
加熱部への導入速度を、モール撚糸の加熱部での送り速
度より早めてなる請求項1に記載のモール糸製造装置。 - 【請求項3】 前記撚糸張力調整手段は、更に、モール
撚糸の加熱部からの導出速度を、モール撚糸の加熱部で
の送り速度より早めてなる請求項2に記載のモール糸製
造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19982394A JPH0860455A (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | モール糸製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19982394A JPH0860455A (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | モール糸製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0860455A true JPH0860455A (ja) | 1996-03-05 |
Family
ID=16414244
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19982394A Pending JPH0860455A (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | モール糸製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0860455A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006255407A (ja) * | 2005-02-18 | 2006-09-28 | Unitika Tsusho Ltd | 歯間ブラシ等のブラシ及びその製造方法 |
-
1994
- 1994-08-24 JP JP19982394A patent/JPH0860455A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006255407A (ja) * | 2005-02-18 | 2006-09-28 | Unitika Tsusho Ltd | 歯間ブラシ等のブラシ及びその製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040413 |