JPH0861122A - エンジン制御方法及び装置 - Google Patents
エンジン制御方法及び装置Info
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- JPH0861122A JPH0861122A JP6195078A JP19507894A JPH0861122A JP H0861122 A JPH0861122 A JP H0861122A JP 6195078 A JP6195078 A JP 6195078A JP 19507894 A JP19507894 A JP 19507894A JP H0861122 A JPH0861122 A JP H0861122A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/02—Circuit arrangements for generating control signals
- F02D41/14—Introducing closed-loop corrections
- F02D41/1401—Introducing closed-loop corrections characterised by the control or regulation method
- F02D41/1403—Sliding mode control
Landscapes
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Feedback Control In General (AREA)
Abstract
と。 【構成】 x1 をトルク偏差、x1 (1)をその時間微分、
cを係数、Φをゲイン、Kf をディザ信号値とすると
き、S=cx1+x1 (1) なる演算により演算部3でスラ
イディングライン定数Sを求め、S=0となるようにゲ
イン部7でゲインΦをS・x1 の符号に応じてαとβと
に切り換え、また可変切換部11でSの符号に応じてデ
ィザ信号の符号を切り換えると共に|x1|<emin の
場合はKf=0とし、更にフィルタ部13で一次遅れの
フィルタ処理を行って制御対象60に対する操作量uを
得る。
Description
て、スロットルアクチュエータを制御対象に含むと共
に、スライディングモード制御(SM制御)を導入した
エンジン制御方法及び装置に関する。
ち、小文字のsはラプラス演算子であり、大文字のSは
スライディングライン定数である。また、変数を一般化
してAとしたとき、Aの時間tに関する微分(dA/d
t)をA(1) と表わし、Aの時間tに関する2階微分
(d2A/dt2 )をA(2)と表わし、Aの時間tに関す
る微分(∫Adt)と∫Aと表わす。更に、制御指令と
制御量の偏差をx1 としたとき、x1 (1) [=dx1/d
t]をx2 と表わし、x1 (2)[=d2x1/dt2]をx2
(1) と表わすことがある。
いては、エンジンのスロットルバルブの開閉をエンジン
制御装置によりスロットルアクチュエータを制御して操
作し、そのときの吸気圧、トルク、回転数(回転速度)
等を制御する。最近は地球の環境問題から、NOxやS
Oxの規制が厳しくなり、エンジンから排出されるガス
が問題となっている。このため、エンジン性能の高度化
が重要となり、これに伴いエンジンを試験する装置の高
性能化が必要となっている。
試験は、対象エンジンのトルクと回転数を所定のパター
ン通りに変化させてエンジンを運転することにより、行
われる。このエンジンの運転は前述のように、エンジン
制御装置によりスロットルアクチュエータを制御してス
ロットルバルブを開閉操作することにより、行われる。
御する場合は、エンジンに連結した動力計(ダイナモ)
で回転数を目標値に制御しながら、エンジン制御装置で
スロットルアクチュエータを制御してスロットルバルブ
を開閉操作し、トルクを目標値に制御する。逆に、エン
ジン制御装置により回転数を制御する場合は、動力計で
トルクを目標値に制御しながら、エンジン制御装置でス
ロットルアクチュエータを制御してスロットルバルブを
開閉操作し、回転数を目標値に制御する。
してPI(比例積分)制御を適用したエンジン制御装置
が用いられている。図11はこの種のエンジン制御装置
の構成例を示す図であり、図12は制御系のブロック線
図である。
スロットルアクチュエータ70が含まれ、後述する如く
スロットルアクチュエータ70にワイヤ82を介してエ
ンジン80のスロットルバルブ81が連結されている。
エンジン80には動力計(ダイナモ)90が連結され
る。スロットルアクチュエータ70はACサーボモータ
等のモータ71と、このモータ71の回転を減速するギ
ヤ72と、この減速ギヤ72とモータ71間に設けたク
ラッチ73と、減速ギヤ72に連結したプーリ74から
なる。エンジン80のスロットルバルブ81にはワイヤ
82の一端が接続され、このワイヤ82の他端がスロッ
トルアクチュエータ70のプーリ74に巻回される。ワ
イヤ82はアウタ83内に通されて支持される。図中、
84はスロットルバルブ81を初期状態(スロットル開
度0%)に戻すためのばねである。従って、モータ71
の回転によりプーリ74が回転してワイヤ82を巻き付
けたり、巻き戻すことにより、スロットルバルブ81が
開閉する。
ック用に検出するために、エンジン80とダイナモ90
との間にトルク検出器54が設けられる。また、スロッ
トルバルブ81のスロットル開度θをフィードバック用
に知る必要があるために、スロットルアクチュエータ7
0のプーリ74にギヤ55を設けてアクチュエータ位置
を検出し、これを擬似的にスロットル開度θとしてい
る。
ュエータ位置指令の演算部51と、スロットルアクチュ
エータ位置の制御部52と、モータ71に対するドライ
バ部53からなる。演算部51は図12に示すように、
トルク指令Tor * と現行トルクTorとの偏差x1(=T
or *−Tor)から、PI制御によりスロットルアクチュ
エータ位置指令θ* を作成し、制御部52に与える。制
御部52は図12に示すように、スロットルアクチュエ
ータ位置指令θ* と現行のスロットルアクチュエータ位
置θとの偏差(θ* −θ)からP(比例)制御によりア
クチュエータ速度指令ω* を作成し、更に、このアクチ
ュエータ速度指令ω* とセンサーによっ検出されるアク
チュエータ速度ωとの偏差(ω* −ω)から、PI制御
によりモータ制御信号56を作成し、ドライバ53に与
える。ドライバ53はモータ制御信号56に応じてモー
タ71に電流を流して、モータ71を回転させる。
制御装置50では、エンジン80のトルクを制御量とし
た場合、トルク指令Tor * と現行トルクTorとの偏差
(x1=Tor * −Tor)が零となるようなスロットルア
クチュエータ位置指令θ* をPI制御により作成し、更
に、スロットルアクチュエータ位置指令θ* と現行のス
ロットルアクチュエータ位置θとの偏差(θ* −θ)が
零となるようなモータ制御信号56をP制御とPI制御
により作成し、ドライバ53を介してスロットルアクチ
ュエータ70を制御する。
ータ位置制御系、ASRはアクチュエータ速度制御系、
ATRはエンジントルク制御系である。更に、KT はモ
ータトルク定数、1/Js はスロットルアクチュエータ
70の回転部分の総合慣性に基づく定数、1/sはアク
チュエータ速度ωからスロットル開度θへの変換を表わ
す積分要素である。
クチュエータ70、スロットルバルブ81、並びにこれ
らを直結するワイヤ82には、機械的に非線形な要素例
えばヒステリシス要素やガタ要素があり、また機械的摩
擦があり、これらが制御系への外乱となる。更に、エン
ジン特性も変化し、多様性がある。
ジン制御装置50では、制御が不安定状態あるいはリミ
ットサイクル状態になることがある。即ち、制御対象6
0の特性は図13のように表わすことができるから、ワ
イヤ82のヒステリシス要素が大きい場合は、図14に
示すような制御応答例となり、ハンチング現象が生じて
不安定である。図15にワイヤ82のヒステリシス要素
が小さい場合の制御応答例を示す。
技術の問題点に鑑み、スライディングモード制御を導入
して、ヒステリシス要素やガタ要素、更にはエンジン特
性の多様性に対して安定な制御応答を得ることができる
エンジン制御方法及び装置を提供することを目的とす
る。
第1の発明に係るエンジン制御装置は、スロットルアク
チュエータを制御対象に含むエンジン制御方法におい
て:前記制御対象の制御に対するゲインを、該制御対象
のスライディングライン定数が零に向うように可変制御
すること;前記制御対象に対する操作量に、一次遅れの
フィルタ処理を施すこと;を含むことを特徴とする。ま
た第2の発明に係るエンジン制御方法は、スロットルア
クチュエータを制御対象に含むエンジン制御方法におい
て:前記制御対象の制御に対するゲインを、該制御対象
のスライディングライン定数が零に向うように可変制御
すること;前記制御対象に対する操作量に、外乱による
定常偏差を抑圧するようにディザ信号を付加すること;
前記ディザ信号の付加を、制御偏差が許容誤差範囲内の
ときは中止すること;を含むことを特徴とする。更に、
第3の発明に係るエンジン制御方法は、スロットルアク
チュエータを制御対象に含むエンジン制御方法におい
て:前記制御対象の制御に対するゲインを、該制御対象
のスライディングライン定数が零に向うように可変制御
すること;前記スライディングライン定数が制御偏差に
比例した成分、該制御偏差の時間微分に比例した成分及
び該制御偏差の時間積分に比例した成分からなること;
を含むことを特徴とする。また更に、第4の発明に係る
エンジン制御方法は、第3の発明に加えて、前記制御対
象に対する操作量に、外乱による定常偏差を抑圧するよ
うにディザ信号を付加すること;前記ディザ信号の付加
を、制御偏差が許容誤差範囲内のときは中止すること;
前記制御対象に対する操作量に、一次遅れのフィルタ処
理を施すこと;を含むことを特徴とする。
エンジン制御装置はスロットルアクチュエータを制御対
象に含むエンジン制御装置において、スロットルアクチ
ュエータの伝達関数を1/(1+sT1)、エンジンの
伝達関数を1/(1+sT2)、cを0<c<(T1+T
2)/(T1T2 )、x1 を制御指令L* と制御量Lとの
偏差、x1 (1) を偏差x1 の時間微分、Φを偏差x1 に
対するゲイン、αをα>c(T1+T2)−T1T2c2−
1、βをβ<c(T1+T2)−T1T2c2 −1、Kf を
ディザ信号値とするとき:制御指令L* と現行の制御量
Lとの偏差x1 を求める手段と;偏差x1 と予め定めた
係数cとから、S=c・x1+x1 (1) なる演算によりス
ライディングライン定数Sを求める手段と;偏差x1 と
スライディングライン定数Sとの積x1・Sを求める手
段と;積x1・Sの正負を判定し、ゲインΦをx1・S>
0のときは予め定めた値αに、x1・S<0のときは予
め定めた値βに切り換える手段と;ゲインΦをトルク偏
差x1 に乗じ、Φ・x1 を操作量の1つとする手段と;
スライディングライン定数Sの正負を判定し、ディザ信
号値をS>0のときはKf に、S<0のときは−Kf に
切り換え、Kf・sign(S)を操作量の1つとする手段
と;制御指令L* と前記操作量Φ・x1 及びKf・sign
(S)とを加算して基本操作量uB を求める手段と;基
本操作量uB に一次遅れのフィルタ処理を施して制御対
象に対する最終操作量uとする手段と;前記偏差x1 と
予め定めた許容誤差emin とを比較し、−emin<x1<
eminのときは、ディザ信号値Kf を零にする手段と;
を具備することを特徴とする。
ットルアクチュエータを制御対象に含むエンジン制御装
置において、スロットルアクチュエータの伝達関数を1
/(1+sT1)、エンジンの伝達関数を1/(1+s
T2)、2ξωn を2ξωn<(T1+T2)/(T
1T2)、x1 を制御指令L* と制御量Lとの偏差、x1
(1)を偏差x1 の時間微分、∫x1 を偏差x1 の時間積
分、Φ1 を偏差x1 に対するゲイン、Φ2 を積分∫x1
に対するゲイン、α1 をα1>[(T1+T2)−2ξωn
T1T2]2ξωn−1+T1T2ωn 2 、β1 をβ1<
[(T1+T2)−2ξωnT1T2]2ξωn−1+T1T2
ωn 2 、α2 をα2>(T1+T2)ωn 2−2ξωn 3T
1T2、β2 をβ2<(T1+T2 )ωn 2−2ξωn 3 T1T
2 、Kf をディザ信号値とするとき:制御指令L* と制
御量Lとの偏差x1 を求める手段と;偏差x1 と予め定
めた係数2ξωn 及びωn 2 とから、S=x1 (1) +2ξ
ωnx1+ωn 2∫x1 なる演算によりスライディングライ
ン定数Sを求める手段と;偏差x1 とスライディングラ
イン定数Sとの積S・x1 を求める手段と;積S・x1
の正負を判定し、ゲインΦ1 をS・x1>0のときは予
め定めた値α1 に、S・x1<0のときは予め定めた値
β1 に切り換える手段と;ゲインΦ1 を偏差x1 に乗
じ、Φ・x1 を操作量の1つとする手段と;偏差の積分
∫x1とスライディングライン定数Sとの積S・∫x1を
求める手段と;この積S・∫x1の正負を判定し、ゲイ
ンΦ2 をS・∫x1>0のときは予め定めた値α2 に、
S・∫x1<0のときは予め定めた値β2 に切り換える
手段と;ゲインΦ2 を偏差の積分∫x1 に乗じて、Φ2
・∫x1 を操作量の1つとする手段と;スライディング
ライン定数Sの正負を判定し、ディザ信号値をS>0の
ときはKf に、S<0のときは−Kf に切り換え、Kf
・sign(S)を操作量の1つとする手段と;制御指令L
* と前記操作量Φ1・x1 ,Φ2・∫x1 及びKf・sign
(S)とを加算して制御対象に対する操作量とする手段
と;を具備することを特徴とする。
指令L* と操作量Φ1・x1 ,Φ2・∫x1 及びKf・sig
n(S)が加算されてなる前記操作量に一次遅れのフィ
ルタ処理を施して最終操作量とする手段と;前記偏差x
1 と予め定めた許容誤差emin とを比較し、−emin<
x1<eminのときは、ディザ信号値Kf を零にする手段
と;を具備することを特徴とする。
するから、ガタ要素やヒステリシス要素を含む制御対象
に対し、オーバーシュート量も少なく、安定に制御する
ことが可能である。特に、制御対象に対する操作量に一
次遅れのフィルタ処理を施すことにより、チャタリング
を抑制することができる。また、操作量に加えるディザ
信号を制御偏差に応じて零にすることにより、チャタリ
ングを抑制することができる。これらのチャタリング抑
制に伴い、制御対象に含まれる機械系の経時変化や故障
が及ぼす制御への悪影響を緩和することができる。更
に、スライディングライン定数に制御偏差に比例した成
分と、その時間微分に比例した成分と、時間積分に比例
した成分とを含ませることにより、ディザ信号を小さく
しても定常偏差が生じない。
ングモード制御の原理>図2を参照して、スライディン
グライン定数SとしてS=c・x1+x1 (1) を用いるス
ライディングモード制御の原理を簡単に説明する。一般
に、制御指令L* と制御量Lとの間には偏差x1 が存在
し、x1=L*−Lなる関係がある。この時、偏差x1 を
時間tに関して微分した微分偏差x1 (1)[=dx1/d
t]と、元の偏差x1 との関係は図2に示すように位相
平面で表わすことができる。
x1 (1))=(0,0)を満たす点が定常偏差もなく、安
定な状態である。そこで、点(x1 ,x1 (1))をc・x
1+x1 (1)=0なるラインに沿って漸近的に安定状態
(0,0)に向かわせる制御が考えられ、従来のPI制
御に比べて、制御対象にガタやヒステリシスが含まれる
場合は、制御が安定化する。但し、c>0とする。つま
り、スライディングライン定数SをS=c・x1+x1
(1) として検出し、S=c・x1+x1 (1) =0に向かう
ように制御すれば良い。これが、スライディングモード
制御であり、スライディングライン定数Sに応じて偏差
x1 に対するゲインΦを切り換える。また、外乱による
定常偏差を抑圧するために操作量にディザ信号を加え、
その値Kf をスライディングライン定数Sに応じて正負
に切り換える。
ングライン定数Sが零よりも大きい領域にあるときは、
スライディングライン定数Sが零よりも小さい領域に向
うような制御、即ち、スライディングライン定数Sを時
間tに関して微分した微分スライディングライン定数S
(1)[=dS/dt]がS(1)<0となるようにゲインΦ
及びディザ信号値Kf の切換制御を行えば、スライディ
ングライン定数Sが安定状態となる。
グライン定数Sが零よりも小さい領域にあるときは、ス
ライディングライン定数Sが零よりも大きい領域に向う
ような制御、即ち、微分スライディングライン定数S
(1)[=dS/dt]がS(1)>0となるようにゲインΦ
及びディザ信号値Kf の切換制御を行えば、スライディ
ングライン定数Sが安定状態となる。
上記2つの条件を満たすように次式(1)で表わされる
制御を行う。
うに、エンジン制御装置1の制御対象60であるスロッ
トルアクチュエータ70とエンジン80の特性をそれぞ
れ一次遅れ系1/(1+sT1)と1/(1+sT2)で
モデル化すると、制御対象60の誤差システムは次式
(2)で表わされる。その理由は下記の通りである。な
お、小文字のsはラプラス演算子、T1 とT2 は時定
数、uは制御対象60への制御入力(操作量)、x2=
x1 (1)、x2 (1)=dx1 (1)/dt=d2x1/dt2 であ
る。
量Lまでの伝達関数L/uは、次式(3)で表わされ
る。
=Lとすれば、次式(4)で表わされるので、制御量L
を時間tに関して2階微分したL(2) は、ラプラス変換
の定理を利用すると、制御量Lを時間に関して微分した
L(1) と、制御入力uとにより、次式(7)で表わされ
る。
x1 を、x1=L*−Lで表わすと、x1 の時間tに関す
る微分x1 (1) は次式(8)で表わされる。更に、x1
(1) を状態変数x2 として、この状態変数x2 を時間t
に関して微分したx2 (1)は式(7)より、次式(9)で
表わされる。従って、これら式(8)(9)より、前式
(2)が誤差システムを表わすことが判る。
される誤差システムに置き換えたものを、図4に示す。
>次に、スライディングモード制御を表わす前式(1)
について考える。微分スライディングライン定数S(1)
を算出する際に、x2=x1 (1)=S−c・x1を利用し、
且つ制御入力uとして仮にu=Φ・x1+Kf・sign
(S)を代入すると、誤差システムの式(2)を利用し
て、次式(10)が得られる。
る。
式(11)より、下記条件〜を満足させれば良いこ
とになる。 c<(T1+T2)/(T1T2)であること。 x1・S>0の場合は、Φ=α>c(T1+T2)−
T1T2c2 −1であること。 x1・S<0の場合は、Φ=β<c(T1+T2)−
T1T2c2 −1であること。 Kf>|L*|max 、即ちディザ信号値Kf が制御指
令L* の絶対値における最大値よりも大きいこと。 S>0の場合にはKf・sign(S)=+Kf とし、
S<0の場合にはKf・sign(S)=−Kf とするこ
と。
合の課題と対策>Φ・x1+Kf・sign(S)だけを制御
対象60への制御入力uとすると、スライディングモー
ド制御の状態x1・Sの符号によりゲインΦがαとβに
切り換わるため、チャタリングが発生する。また、外乱
抑圧のためのディザ信号値Kf がスライディングライン
定数Sの符号により正負(+Kf と−Kf )に切り換わ
るため、チャタリングが増大する。Kf>|L*|max で
あるので、この傾向が強い。
ャタリングの発生を抑制する。 (i)操作量(制御入力)に制御指令L* をフィードフ
ォワード的に足し込み、uB =Φ・x1+Kf・sign
(S)+L* を基本操作量とする。これにより、前式
(11)の右辺第3項が−S・Kf・sign(S)のみと
なり、Kf はKf>0なる小さな値で良いことになり、
チャタリングが緩和する。 (ii)また、基本操作量uB に一次遅れのフィルタ処理
を施して、最終的な操作量uとする。これにより、ゲイ
ンΦの切り換え及びディザ信号値Kf の符号変化に対し
て操作量uが変化し難くなり、チャタリングが更に緩和
する。 (iii)更に、制御偏差x1(=L*−L)の絶対値が所定
の許容誤差emin 未満の場合は、ディザ信号値Kf をK
f>0からKf=0に変える。これにより、図2に示した
位相平面における安定状態(0,0)の近傍でのチャタ
リングが一層緩和する。
するスライディングモード制御の原理>先に説明したス
ライディングライン定数SをS=c・x1+x1 (1) とし
た制御ではKf =0のときにT1T2/(1+Φ)なる定
常偏差が生じる。つまり、外乱fd に対する制御偏差x
1(=L*−L)は、e=x1 とすると、前記誤差システ
ムの式(2)から、下記導出過程により、次式(14)
で表わされる。但し、u=Φ・e+Kf・sign(S)+
L*、小文字のsはラプラス演算子、e(1) =se、e
(2)=s2eである。
外乱fdに対する誤差は、ステップ状外乱fdm/sを考
慮してラプラスの最終値の定理から、次式(15)によ
りT1T2/(1+Φ)となる。但し、外乱の大きさは規
準化して、fdm=1とする。
ためには±Kf(Kf>0)なるディザ信号が必要である
が、これが前述の如くチャタリング増大の要因であっ
た。
(1)に加え、制御偏差x1 を時間tに関して積分した積
分偏差∫x1(=∫x1dt)を導入すると、図5に示す
ような三次元の位相空間でこれらの関係を表わすことが
できる。
慮してS=x1 (1)+2ξωnx1+ω n 2∫x1をスライデ
ィングライン定数Sとして検出し、このラインがS=x
1 (1)+2ξωnx1+ωn 2∫x1 =0に向かうように制御
偏差x1 に対するゲインΦ1とその積分偏差∫x1 に対
するゲインΦ2 とを切り換える。これによりディザ信号
値Kf がKf =0であっても、外乱fd に対する定常偏
差が発生しなくなる。以下にその理由及び、係数2ξω
n の条件、ゲインΦ1 とΦ2 の切換条件を説明する。
のスライディングモード制御の式(1)中のS・S(1)
は、S=x1 (1)+2ξωnx1+ωn 2∫x1 であることか
ら、x1 (2)=x2 (1)、x1 (1)=x2 であることと前式
(9)を考慮すると、次式(16)が得られる。
n 2∫x1(=x1 (1) )を用いて整理し、且つu=Φ1・
x1+Φ2・∫x1+Kf・sign(S)+L*を考慮する
と、次式(17)が得られる。なお、L* は式(16)
中の[1/(T1T2)]L*の項をフィードフォワード的
に補償するために操作量uを足し込むこととしている。
ためには、下記条件〜を満足すれば良いことにな
る。 S2 の項より、2ξωn<(T1+T2)/(T
1T2)であること。これが成立する限り、ωn 2 は任意
である。 S・x1 の項よりS・x1>0の場合はΦ1=α1>
[(T1+T2)−2ξωnT1T2]2ξωn−1+T1T2
ωn 2 であること。 S・x1<0の場合は、Φ1=β1<[(T1+T2)
−2ξωnT1T2]2ξωn−1+T1T2ωn 2 であるこ
と。 S・∫x1の項より、S・∫x1>0の場合はΦ2=
α2>(T1+T2)ωn 2−2ξωn 3T1T2 であること。 S・∫x1<0の場合は、Φ2=β2<[(T1+
T2)ωn 2 −2ξωn 3T1T2 であること。 Sの項より、S>0の場合はKf・sigh(S)>0
即ち+Kf、S<0の場合はKf・sign(S)<0即ち−
Kf、であること。但し、許容誤差をemin としたと
き、|x1|<emin であれば、Kf=0としても良い。
場合の制御対象60の誤差システムは、前出の式(2)
に外乱fd の項を加えれば良いから、次式(18)で表
わされる。
(S)+L* であること及びラプラスの定理を利用し、
式(18)の誤差システムより、外乱fdに対する制御
偏差x1 はe=x1 とすると、下記導出過程を経て、次
式(22)で表わされる。
乱fd に対する誤差eは次式(23)で与えられる。従
って、ステップ外乱fdm/sに対する誤差eはラプラス
の最終定理により次式(24)から零となり、外乱によ
る定常偏差は発生しない。但し、外乱の大きさは規準化
して、fdm=1とする。
御装置について図面を参照して詳細に説明する。
1実施例として、S=c・x1+x1 (1) をスライディン
グ定数Sとするエンジン制御装置の構成を説明する。図
1において、エンジン制御装置1はトルク偏差の演算部
2と、スライディングライン定数の演算部3と、ゲイン
部7と、ディザ信号値の可変切換部11と、加算部12
と、フィルタ部13からなる。更に、演算部3は係数乗
算部4と、微分演算部5と、加算部6からなる。また、
ゲイン部7はゲイン切換判定用データの演算部8と、ゲ
イン切換部9と、乗算部10からなる。これら各部2〜
13はコンピュータとそのソフトウェアにより実現する
ことができる。
たものであり、スロットルアクチュエータ70とエンジ
ン80を含む。スロットルアクチュエータ70は一次遅
れ系で模擬し、1/(1+sT1)を伝達関数に持つ。
エンジン80も一次遅れ系で模擬し、1/(1+s
T2)を持つものとしている。但し、sはラプラス演算
子、T1 とT2 は時定数である。
*と現行トルクTorとの偏差x1(=Tor *−Tor)を求
め、スライディングライン定数の演算部3,ゲイン部
7,ディザ信号値の切換部11及び加算部12にそれぞ
れ与える。なお、トルク指令Tor * はエンジン試験装置
に用いられているコンピュータなど外部から与えられ
る。現行トルクTorは図11に示したトルク検出器54
などから与えられる。
Tor)から、S=c・x1+x1 (1) なる演算によりスラ
イディングライン定数Sを求め、ゲイン部7及びディザ
信号値の可変切換部9に与える。ここで、x2=
x1 (1) 、即ちx2 はx1 を時間tに関して微分してな
る微分トルク偏差(x2=x1 (1)=dx1/dt)であ
る。cは係数であり、制御対象60の時定数T1 ,T2
により、0<c<(T1 +T2)/(T1+T2)の範囲
で設定される。
4と、微分演算部5と、加算部6が次のように動作す
る。乗算部4はトルク偏差x1 に係数cを乗じてc・x
1 を求め、微分演算部5はs/(1+sT3 )なる伝達
関数によりトルク偏差x1 からその微分トルク偏差x1
(1)を求め、これらを加算部6が加算してスライディン
グライン定数S(=c・x1+x1 (1))を求める。な
お、sはラプラス演算子、T3 は時定数である。
とトルク偏差x1 との積S・x1 を求め、この値をゲイ
ン切換判定用データとし、S・x1>0の場合はゲイン
ΦをΦ=α>c(T1+T2)−T1T2c2−1としてト
ルク偏差x1 に乗じ、S・x1 <0の場合はゲインΦを
Φ=β<c(T1+T2)+T1T2c2 −1としてトルク
偏差x1 に乗じて、Φ・x1 を操作量の1つとして加算
部12に与える。
8と、ゲイン切換部9と、乗算部10が次のように動作
する。演算部8は、スライディングライン定数Sにより
トルク偏差x1 (=Tor * −Tor)を乗じる演算を行
い、得られた積x1・Sをゲイン切換判定データとして
ゲイン切換部9に与える。ゲイン切換部9はゲイン切換
判定用データx1・Sの符号を判定し、x1・S>0の場
合Φ=α>c(T1+T2)−T1T2c2−1に、x1・S
<0の場合Φ=β<c(T1+T2)−T1T2c2−1に
ゲインΦの値を切り換えて乗算部10に与える。x1・
S=0のときはαとβいずれをとっても良いが、前回の
値を持続すると良い。なお、デジタル制御のためサンプ
リング時間がヒステリシスの要素を持つ。乗算部10は
ゲインΦ(=α又はβ)をトルク偏差x1(=Tor *−T
or)に乗じてΦ・x1 を、操作量の1つとして加算部1
2に与える。
はスライディングライン定数S(=c・x1+x1 (1))
の符号に応じてディザ信号の値を+Kfまたは−Kf(K
f>0)に切り換え、Kf・sign(S)を操作量の1つと
して加算部12に与える。但し、トルク偏差x1 の絶対
値|x1|が予め設定した許容範囲emin 未満であるか
否かをx1とeminとの比較により判定し、|x1|<e
min 即ち−emin <x1<emin の場合には、Kf=0と
変化させる。即ち、ディザ信号を加算部12に対し実質
的に出力しないようにする。ここで、Kf・sign(S)
の意味は、いうまでもなくS>0の場合は+Kf 、S<
0の場合は−Kf である。S=0のときは+Kf、−Kf
のいずれをとってもかまわないが、前回の符号を持続す
ると良い。なお、デジタル制御のためサンプリング時間
がヒステリシスの要素を持つ。
(S)とを加算して第1の基本操作量(=Φ・x1+Kf
・sign(S))とし、更にトルク指令Tor * をフィード
フォワード的に加算し、Φ・x1+Kf・sign(S)+T
or * を第2の基本操作量uB として、フィルタ部13に
与える。
/(1+sT4 )なる伝達関数により一次遅れのフィル
タ処理を施し、その結果uを最終的な操作量として適宜
ドライバを通して制御対象60のスロットルアクチュエ
ータ70に与え、そのモータを駆動する。なお、sはラ
プラス演算子、T4 は時定数である。
御装置1では、基本的には、スライディングライン定数
Sをトルク偏差x1とその時間微分x1 (1) 及び係数cと
から、S=c・x1+x1 (1) なる演算で検出し、Sとx
1 の積S・x1 の符号に応じてトルク偏差x1 に対する
ゲインΦをαとβの間で切り換え、また、Sの符号に応
じてディザ信号をKf・sign(S)即ちKf と−Kf と
の間で切り換える。その際、加算部12によりトルク偏
差x1 をフィードフォワード的に操作量uに足し込むこ
とにより、ディザ信号値Kf を小さくすることができ
る。従ってディザ信号の符号切り換えに基因するチャタ
リングが減少する。また、フィルタ部13により操作量
uに一次遅れのフィルタ処理を施すことにより、ゲイン
切り換え及びディザ信号の符号切り換えに対して制御対
象60への制御入力の急激な変動を抑える。従い、これ
らに基因するチャタリングが減少する。更に、ディザ信
号値の可変切換部11により|x1|<emin の場合は
ディザ信号値をKf>0からKf=0に変える。従って、
許容誤差emin 内即ち図2の位相平面の安定状態(0,
0)近傍では、ディザ信号に基因するチャタリングが皆
無となり、制御応答が安定化する。
御を導入したエンジン制御装置1のトルクTorのステッ
プ応答結果を図6及び図7に示す。また、比較のために
従来のPI制御を用いたエンジン制御装置50のトルク
Torのステップ応答結果を図8に示す。これらの図から
判るように、従来に比べて本発明では良好な制御応答が
得られる。但し、条件は下記の通りである。 (i)図6では、T1 =0.002秒、T2 =1秒、T
4 =0.05秒、Kf=0.2、α=8〜12、β=−
6〜−10とし、emin をトルク指令Tor * の0.78
%とした。 (ii)図7では、T1=0.002秒、T2=1秒、T4
=0.13秒、Kf=0.2、α=8〜12、β=−6
〜−10とし、emin をトルク指令Tor * の0.78%
とした。 (iii)図8では、T2 =1秒、PI制御におけるKP,
KI をそれぞれKP=5、KI=5とした。
御装置1がトルクTorを制御量とし、トルク指令Tor *
を制御指令としているが、制御量を回転数や吸気圧と
し、これに対応して制御指令を回転数指令や吸気圧指令
等に置き換えれば、スロットルアクチュエータ70を制
御してエンジン80の回転数や吸気圧を制御することが
できる。
明の第2実施例として、S=x1 (1)+2ξωnx1+ωn 2
∫x1 をスライディングライン定数とするエンジン制御
装置の構成を説明する。図9において、エンジン制御装
置21はトルク偏差の演算部22と、スライディングラ
イン定数の演算部23と、第1のゲイン部29と、第2
のゲイン部33と、ディザ信号値の切換部37と、加算
部38から構成される。更に、演算部23は微分演算部
24と、係数乗算部25と、積分演算部26と、係数乗
算部27と、加算部28から構成される。また、第1の
ゲイン部29はゲイン切換判定用データの演算部30
と、ゲイン切換部31と、乗算部32から構成され、第
2のゲイン部33はゲイン切換判定用データの演算部3
4と、ゲイン切換部35と、乗算部36から構成され
る。これら各部22〜38はコンピュータとそのソフト
ウェアにより構成することができる。
く、スロットルアクチュエータ70とエンジン80を含
み、スロットルアクチュエータ70の伝達関数を1/
(1+sT1 )、エンジン80の伝達関数を1/(1+
sT2 )としている。
or * とその制御量である現行トルクTorとの偏差x
1(=Tor *−Tor)を求め、スライディングライン定数
の演算部23、第1のゲイン部29及び第2のゲイン部
33に与える。なお、トルク指令Tor * はエンジン試験
装置に用いられているコンピュータなど外部から与えら
れ、現行トルクTorは図11に示したトルク検出器54
などから与えられる。
or)から、二次の振動形としてS=x1 (1)+2ξωnx1
+ωn 2∫x1 なる演算により、スライディングライン定
数Sを求め、第1のゲイン部29、第2のゲイン部33
及びディザ信号値の切換部37に与える。ここで、x1
(1)はトルク偏差x1 を時間tに関して微分してなる微
分トルク偏差(=dx1/dt)であり、x2 とも表示
(x2=x1 (1))する。∫x1 はトルク偏差x1を時間t
に関して積分して積分トルク偏差(=∫x1dt)であ
る。更に、ξとωn は二次振動形の減衰率(ξ)と速度
(ωn)を表わす係数であり、制御対象60の時定数T
1 ,T2 により、2ξωn<(T1+T2)/(T1T2)
を満たす範囲で設定される。
ン定数Sの演算部23は微分演算部24と、係数乗算部
25と、積分演算部26と、係数乗算部27と、加算部
28からなる。微分演算部24はs/(1+sT3 )な
る伝達関数によりトルク偏差x1 からその微分トルク偏
差x1 (1)(=x2 )を求める。係数乗算部25はトルク
偏差x1 に係数2ξωn を乗じて2ξωnx1を求める。
積分演算部26は1/sを伝達関数に持ちトルク偏差x
1 から積分トルク偏差∫x1 を求め、係数乗算部27は
この積分トルク偏差∫x1 に係数ωn 2を乗じてωn 2∫x
1 を求める。加算部28がこれらを加算して、スライデ
ィングライン定数SをS=x1 (1)+2ξωnx1+ωn 2∫
x1 として求める。
ライディングライン定数S(=x1 (1)+2ξωnx1+ωn
2∫x1)との積x1・Sを求め、この値をゲイン切換判
定用データとし、x1・S>0の場合はゲインΦ1 をΦ
1 =α1>[(T1+T2)−2ξωnT1T2]・2ξωn
−1+(T1T2)ωn 2 としてトルク偏差x1 に乗じ、
x1・S<0の場合はゲインΦ1 をΦ1=β1<[(T1+
T2)−2ξωnT1T2]・2ξωn−1+(T1T2)ωn
2 としてトルク偏差x1 に乗じて、Φ1・x1 を操作量
の1つとして加算部38に与える。
はゲイン切換判定用データの演算部30と、ゲイン切換
部31と、乗算部32からなる。即ち、演算部30はト
ルク偏差x1とスライディングライン定数Sとの積x1・
Sを求めてゲイン切換判定用データとしてゲイン切換部
31に与える。ゲイン切換部31は、x1・Sの正負の
符号を判定し、x1・S>0の場合はゲインΦ1 をα1
とし、x1・S<0の場合はゲインΦ1 をβ1 として乗
算部32に与える。乗算部32はトルク偏差x1にゲイ
ンΦ1 を乗じ、Φ1・x1=α1・x1またはΦ1・x1=β
1・x1 を操作量の1つとして加算部38に与える。
ξωnT1T2]・2ξωn−1+(T1T2)ωn 2 の範囲
で予め設定される。またβ1 はβ1<[(T1+T2)−
2ξωnT1T2]・2ξωn−1+(T1T2)ωn 2 の範
囲で予め設定される。x1・S=0の場合はΦ1=α1 ま
たはΦ1=β1 いずれをとってもかまわないが、前回の
値を持続すると良い。なお、デジタル制御のためのサン
プリング時間がヒステリシスの要素を持つ。
1 とスライディングライン定数S(=x1 (1)+2ξωn
x1+ωn 2∫x1)との積S・∫x1 を求め、この値をゲ
イン切換判定用データとし、S・∫x1>0の場合はゲ
インΦ2をΦ2=α2>[(T1+T2)ωn 2−2ξωn 3T1
T2としてトルク偏差∫x1 に乗じ、S・∫x1<0の場
合はゲインΦ2 をΦ2=β2<[(T1+T2)−2ξωn 3
T1T2としてトルク偏差∫x1 に乗じて、Φ2・∫x1
を操作量の1つとして加算部38に与える。
はゲイン切換判定用データの演算部34と、ゲイン切換
部35と、乗算部36からなる。即ち、演算部34は積
分トルク偏差∫x1 とスライディングライン定数Sとの
積S・∫x1 を求めてゲイン切換判定用データとしてゲ
イン切換部35に与える。ゲイン切換部35は、S・∫
x1の正負の符号を判定し、S・∫x1>0の場合はゲイ
ンΦ2 をα2 とし、S・∫x1<0の場合はゲインΦ2を
β2 として乗算部36に与える。乗算部36は積分トル
ク偏差∫x1 にゲインΦ2 を乗じ、Φ2・∫x1=α2・
∫x1またはΦ2・∫x1=β2・∫x1 を操作量の1つと
して加算部38に与える。
2ξωn 3 T1T2の範囲で予め設定される。またβ2 は
β2 <(T1+T2)ωn 2−2ξωn 3T1T2の範囲で予め
設定される。S・∫x1=0の場合はΦ2=α2 またはΦ
2=β2 いずれをとってもかまわないが、前回の値を持
続すると良い。なお、デジタル制御のためのサンプリン
グ時間がヒステリシスの要素を持つ。
ングライン定数S(=x1 (1)+2ξωnx1+ωn 2∫
x1)の符号に応じて、ディザ信号の値を+Kf または
−Kf(K f>0)に切り換え、Kf・ sign(S)を操作
量の1つとして加算部38に与える。但し、S>0のと
きKf・ sign(S)=Kf、S<0のときKf・ sign
(S)=−Kf である。S=0ときは+Kf、−Kfいず
れでもかまわないが、前回の符号を持続すると良い。な
お、デジタル制御のためのサンプリング時間がヒステリ
シスの要素を持つ。
1と、Kf・sign(S)とを加算し、更にトルク指令Tor
*をフィードフィワード的に加算し、その結果u=Φ1・
x1+Φ2・∫x1+Kf・sign(S)+Tor * を操作量と
して適宜なドライバを通して制御対象60のスロットル
アクチュエータ70に与え、そのモータを駆動する。
御装置21では、S=x1 (1)+2ξωnx1+ωn 2∫x1
としてスライディングライン定数Sを求め、トルク偏差
x1に対するゲインΦ1 を積S・x1の符号に応じてα1
とβ1 との間で切り換え、また積分トルク偏差∫x1 に
対するゲインΦ2 を積S・∫x1 の符号に応じてα2と
β2との間で切り換えることにより、図5に示した三次
元の位相空間(x1,x 1 (1),∫x1)でS=x1 (1)+2
ξωnx1+ωn 2∫x1=0のラインに沿って漸近的に安
定状態(0,0,0)に向かわせる制御が行われる。そ
の結果、ディザ信号値Kf が仮に零(Kf =0)であっ
ても外乱による定常偏差は発生しない。なお、操作量u
にトルク指令Tor * をフィードフォワード的に足し込む
ことにより、ディザ信号値Kf を小さくできるように
し、チャタリングの増大を抑制している。
御装置21がトルクTorを制御量とし、トルク指令Tor
* を制御指令としているが、制御量を回転数や吸気圧と
し、これに対応して制御指令を回転数指令や吸気圧指令
等に置き換えれば、スロットルアクチュエータ70を制
御してエンジン80の回転数や吸気圧を制御することが
できる。
発明の第3実施例に係るエンジン制御装置を説明する。
図10に示すエンジン制御装置41は、図9の第2実施
例のエンジン装置21を下記2つの点で変形したもので
ある。 加算部38の出力側に図1の第1実施例と同じくフ
ィルタ部13を設け、チャタリングの発生を緩和する。 ディザ信号値の切換部37に代えて、図1の第1実
施例と同じディザ信号値の可変切換部11を設け、許容
誤差emin 未満でのディザ信号値の切り換えによるチャ
タリングの発生をなくす。
1の構成及び動作は、先の第1実施例と第2実施例の説
明で明白であるが、念のため以下に説明する。
トルク偏差の演算部22と、スライディングライン定数
の演算部23と、第1のゲイン部29と、第2のゲイン
部33と、ディザ信号値の可変切換部11と、加算部3
8と、フィルタ部13から構成される。更に、演算部2
3は微分演算部24と、係数変換部25と、積分演算部
26と、係数乗算部27と、加算部28から構成され
る。また、第1のゲイン部29はゲイン切換判定用デー
タの演算部30と、ゲイン切換部31と、乗算部32か
ら構成され、第2のゲイン部33はゲイン切換判定用デ
ータの演算部34と、ゲイン切換部35と、乗算部36
から構成される。これら各部22〜38はコンピュータ
とそのソフトウェアにより構成することができる。
じく、スロットルアクチュエータ70とエンジン80を
含み、スロットルアクチュエータ70の伝達関数を1/
(1+sT1)、エンジン80の伝達関数を1/(1+
sT2)としている。
Tor * とその制御量である現行トルクTorとの偏差x1
(=Tor *−Tor)を求め、スライディングライン定数
の演算部23、第1のゲイン部29及び第2のゲイン部
33に与える。なお、トルク指令Tor * はエンジン試験
装置に用いられているコンピュータなど外部から与えら
れ、現行トルクTorは図11に示したトルク検出器54
などから与えられる。
or)から、二次の振動形としてS=x1 (1)+2ξωnx1
+ωn 2∫x1 なる演算により、スライディングライン定
数Sを求め、第1のゲイン部29、第2のゲイン部33
及びディザ信号値の可変切換部11に与える。ここで、
x1 (1)はトルク偏差x1 を時間tに関して微分してなる
微分トルク偏差(=dx1/dt)であり、x2 とも表
示(x2=x1 (1))する。∫x1 はトルク偏差x1を時間
tに関して積分して積分トルク偏差(=∫x1dt)で
ある。更に、ξとωn は二次振動形の減衰率(ξ)と速
度(ωn)を表わす係数であり、制御対象60の時定数
T1 ,T2 により、2ξωn<(T1+T2)/(T
1T2)を満たす範囲で設定される。
ン定数Sの演算部23は微分演算部24と、係数乗算部
25と、積分演算部26と、係数乗算部27と、加算部
28からなる。微分演算部24はs/(1+sT3 )な
る伝達関数によりトルク偏差x1 からその微分トルク偏
差x1 (1)(=x2 )を求める。係数乗算部25はトルク
偏差x1 に係数2ξωn を乗じて2ξωnx1を求める。
積分演算部26は1/sを伝達関数に持ちトルク偏差x
1 から積分トルク偏差∫x1 を求め、係数乗算部27は
この積分トルク偏差∫x1 に係数ωn 2を乗じてωn 2∫x
1 を求める。加算部28がこれらを加算して、スライデ
ィングライン定数SをS=x1 (1)+2ξωnx1+ωn 2∫
x1 として求める。
ライディングライン定数S(=x1 (1)+2ξωnx1+ωn
2∫x1)との積x1・Sを求め、この値をゲイン切換判
定用データとし、x1・S>0の場合はゲインΦ1 をΦ1
=α1>[(T1+T2)−2ξωnT1T2]2ξωn−1
+(T1+T2)ωn 2 としてトルク偏差x1 に乗じ、x1
・S<0の場合はゲインΦ1 をΦ1=β1<[(T1+
T2)−2ξωnT1T2]・2ξωn−1+(T1+T2)
ωn 2 としてトルク偏差x1 に乗じて、Φ1・x1 を操作
量の1つとして加算部38に与える。
はゲイン切換判定用データの演算部30と、ゲイン切換
部31と、乗算部32からなる。即ち、演算部30はト
ルク偏差x1とスライディングライン定数Sとの積x1・
Sを求めてゲイン切換判定用データとしてゲイン切換部
31に与える。ゲイン切換部31は、x1・Sの正負の符
号を判定し、x1・S>0の場合はゲインΦ1 をα1 と
し、x1・S<0の場合はゲインΦ1 をβ1 として乗算
部32に与える。乗算部32はトルク偏差x1 にゲイン
Φ1 を乗じ、Φ1・x1=α1・x1またはΦ1・x1=β1
・x1を操作量の1つとして加算部38に与える。
ξωnT1T2]・2ξωn−1+(T1T2)ωn 2 の範囲
で予め設定される。またβ1 はβ1<[(T1+T2)−
2ξωnT1T2]・2ξωn−1+(T1T2)ωn 2 の範
囲で予め設定される。x1・S=0の場合はΦ1=α1 ま
たはΦ1=β1 いずれをとってもかまわないが、前回の
値を持続すると良い。なお、デジタル制御のためサンプ
リング時間がヒステリシスの要素を持つ。
1 とスライディングライン定数S(=x1 (1)+2ξωn
x1+ωn 2∫x1)との積S・∫x1 を求め、この値をゲ
イン切換判定用データとし、S・∫x1>0の場合はゲ
インΦ2をΦ2=α2>(T1+T2)ωn 2−2ξωn 3T1T
2としてトルク偏差∫x1 に乗じ、S・∫x1<0の場合
はゲインΦ2 をΦ2=β2<(T1+T2)ωn 2−2ξωn 3
T1T2としてトルク偏差∫x1 に乗じて、Φ2・∫x1
を操作量の1つとして加算部38に与える。
はゲイン切換判定用データの演算部34と、ゲイン切換
部35と、乗算部36からなる。即ち、演算部34は積
分トルク偏差∫x1とスライディングライン定数Sとの
積S・∫x1 を求めてゲイン切換判定用データとしてゲ
イン切換部35に与える。ゲイン切換部35は、S・∫
x1 の正負の符号を判定し、S・∫x1>0の場合はゲ
インΦ2 をα2 とし、S・∫x1<0の場合はゲインΦ2
をβ2 として乗算部36に与える。乗算部36は積分ト
ルク偏差∫x1 にゲインΦ2 を乗じ、Φ2・∫x1=α2
・∫x1 またはΦ2・∫x1=β2・∫x1 を操作量の1
つとして加算部38に与える。
2ξωn 3T1T2 の範囲で予め設定される。またβ2 は
β2 <(T1+T2)ωn 3−2ξωn 3T1T2の範囲で予め
設定される。S・∫x1=0の場合はΦ2=α2 またはΦ
2=β2 いずれをとってもかまわないが、前回の値を持
続すると良い。なお、デジタル制御のためサンプリング
時間がヒステリシスの要素を持つ。
はスライディングライン定数S(=x1 (1)+2ξωnx1
+ωn 2∫x1)の符号に応じてディザ信号の値を+Kfま
たは−Kf(Kf>0)に切り換え、Kf・sign(S)を制御
出力の1つとして加算部38に与える。但し、トルク偏
差x1の絶対値|x1|が予め設定した許容範囲emin未
満であるかをx1 とemin との比較により判定し、|x
1|<emin 即ち−em in<x1<emin の場合には、Kf
=0と変化させる。即ち、ディザ信号を加算部12に対
し実質的に出力しないようにする。ここで、Kf・sign
(S)の意味は、いうまでもなくS>0の場合は+
Kf 、S<0の場合は−Kf である。S=0のときは+
Kf、−Kfいずれでもかまわないが、前回の符号を持続
すると良い。なお、デジタル制御のためサンプリング時
間がヒステリシスの要素を持つ。
1と、Kf・sign(S)とを加算して第1の基本操作量
(=Φ1・x1+Φ2・∫x1+Kf・sign(S))とし、更
にトルク指令Tor *をフィードフォワード的に加算し、
Φ1・x1+Φ2・∫x1+Kf・sign(S)+Tor * を第
2の基本操作量uB として、フィルタ部13に与える。
1/(1+sT4 )なる伝達関数により一次遅れのフィ
ルタ処理を施し、その結果uを最終的な操作量として適
宜ドライバを通して制御対象60のスロットルアクチュ
エータ70に与え、そのモータを駆動する。なお、sは
ラプラス演算子、T4 は時定数である。
制御装置41では、S=x1 (1)+2ξωnx1+ωn 2∫x
1としてスライディングライン定数Sを求め、トルク偏
差x1 に対するゲインΦ1 を積S・x1 の符号に応じて
α1 とβ1 との間で切り換え、また積分トルク偏差∫x
1 に対するゲインΦ2 を積S・∫x1の符号に応じてα
2 とβ2 との間で切り換えることにより、第2実施例と
同様に、図5に示した三次元の位相空間(x1 ,
x1 (1),∫x1)でS=x1 (1)+2ξωnx1+ωn 2∫x1
=0のラインに沿って漸近的に安定状態(0,0,0)
に向かわせる制御が行われる。その結果、ディザ信号値
Kf が仮に零(Kf =0)であっても外乱による定常偏
差は発生しない。なお、操作量uにトルク指令Tor * を
フィードフォワード的に足し込むことにより、ディザ信
号値Kf を小さくできるようにし、チャタリングの増大
を抑制している。
は、第1実施例と同様に、フィルタ部13により操作量
uに一次遅れのフィルタ処理を施すことにより、ゲイン
切り換え及びディザ信号の符号切り換えに対して制御対
象60への制御入力の急激な変動を抑える。従い、これ
らに基因するチャタリングが減少する。更に、ディザ信
号値の可変切換部11により|x1|<eminの場合はデ
ィザ信号値をKf>0からKf=0に変える。従って、許
容誤差emin 内即ち図5の位相空間の安定状態(0,
0,0)近傍では、ディザ信号に基因するチャタリング
が皆無となり、制御応答が安定化する。
御装置41がトルクTorを制御量とし、トルク指令Tor
* を制御指令としているが、制御量を回転数や吸気圧と
し、これに対応して制御指令を回転数指令や吸気圧指令
等に置き換えれば、スロットルアクチュエータ70を制
御してエンジン80の回転数や吸気圧を制御することが
できる。
本としたエンジン制御方法及び装置であるから、ガタ要
素やヒステリシス要素を含む制御対象に対し、オーバー
シュート量も少なく、安定に制御することが可能であ
る。
のフィルタ処理を施したことにより、チャタリングを抑
制することができる。また、操作量に加えるディザ信号
を制御偏差に応じて零にしたことより、チャタリングを
抑制することができる。これらのチャタリング抑制に伴
い、制御対象に含まれる機械系の経時変化や故障が及ぼ
す制御への悪影響を緩和することができる。
差に比例するした成分と、その時間微分に比例した成分
と、時間積分に比例した成分とを含ませたことにより、
ディザ信号を小さくしても定常偏差が生じない。
構成を示す図。
す図。
構成を示す図。
の構成を示す図。
図。
い場合の制御応答例を示す図。
い場合の制御応答例を示す図。
Claims (7)
- 【請求項1】 スロットルアクチュエータを制御対象に
含むエンジン制御方法において:前記制御対象の制御に
対するゲインを、該制御対象のスライディングライン定
数が零に向うように可変制御すること;前記制御対象に
対する操作量に、一次遅れのフィルタ処理を施すこと;
を含むことを特徴とするエンジン制御方法。 - 【請求項2】 スロットルアクチュエータを制御対象に
含むエンジン制御方法において:前記制御対象の制御に
対するゲインを、該制御対象のスライディングライン定
数が零に向うように可変制御すること;前記制御対象に
対する操作量に、外乱による定常偏差を抑圧するように
ディザ信号を付加すること;前記ディザ信号の付加を、
制御偏差が許容誤差範囲内のときは中止すること;を含
むことを特徴とするエンジン制御方法。 - 【請求項3】 スロットルアクチュエータを制御対象に
含むエンジン制御方法において:前記制御対象の制御に
対するゲインを、該制御対象のスライディングライン定
数が零に向うように可変制御すること;前記スライディ
ングライン定数が制御偏差に比例した成分、該制御偏差
の時間微分に比例した成分及び該制御偏差の時間積分に
比例した成分からなること;を含むことを特徴とするエ
ンジン制御方法。 - 【請求項4】 請求項3記載のエンジン制御方法におい
て:前記制御対象に対する操作量に、外乱による定常偏
差を抑圧するようにディザ信号を付加すること;前記デ
ィザ信号の付加を、制御偏差が許容誤差範囲内のときは
中止すること;前記制御対象に対する操作量に、一次遅
れのフィルタ処理を施すこと;を含むことを特徴とする
エンジン制御方法。 - 【請求項5】 スロットルアクチュエータを制御対象に
含むエンジン制御装置において、スロットルアクチュエ
ータの伝達関数を1/(1+sT1)、エンジンの伝達
関数を1/(1+sT2)、cを0<c<(T1+T2)
/(T1T2 )、x1 を制御指令L* と制御量Lとの偏
差、x1 (1) を偏差x1 の時間微分、Φを偏差x1 に対
するゲイン、αをα>c(T1+T2)−T1T2c2−
1、βをβ<c(T1+T2)−T1T2c2 −1、Kf を
ディザ信号値とするとき:制御指令L* と現行の制御量
Lとの偏差x1 を求める手段と;偏差x1 と予め定めた
係数cとから、S=c・x1+x1 (1) なる演算によりス
ライディングライン定数Sを求める手段と;偏差x1 と
スライディングライン定数Sとの積x1・Sを求める手
段と;積x1・Sの正負を判定し、ゲインΦをx1・S>
0のときは予め定めた値αに、x1・S<0のときは予
め定めた値βに切り換える手段と;ゲインΦをトルク偏
差x1 に乗じ、Φ・x1 を操作量の1つとする手段と;
スライディングライン定数Sの正負を判定し、ディザ信
号値をS>0のときはKfに、S<0のときは−Kf に
切り換え、Kf・sign(S)を操作量の1つとする手段
と;制御指令L*と前記操作量Φ・x1 及びKf・sign
(S)とを加算して基本操作量uB を求める手段と;基
本操作量uB に一次遅れのフィルタ処理を施して制御対
象に対する最終操作量uとする手段と;前記偏差x1 と
予め定めた許容誤差emin とを比較し、−emin<x1<
eminのときは、ディザ信号値Kf を零にする手段と;
を具備することを特徴とするエンジン制御装置。 - 【請求項6】 スロットルアクチュエータを制御対象に
含むエンジン制御装置において、スロットルアクチュエ
ータの伝達関数を1/(1+sT1 )、エンジンの伝達
関数を1/(1+sT2 )、2ξωn を2ξωn<(T1
+T2 )/(T1T2)、x1 を制御指令L* と制御量L
との偏差、x1 (1) を偏差x1 の時間微分、∫x1 を偏
差x1 の時間積分、Φ1 を偏差x1 に対するゲイン、Φ
2 を積分∫x1 に対するゲイン、α1をα1>[(T1+
T2)−2ξωnT1T2]2ξωn−1+T1T2ωn 2 、β
1 をβ1<[(T1+T2)−2ξωnT1T2]2ξωn−
1+T1T2ωn 2 、α2 をα2>(T1+T2)ωn 2−2ξ
ωn 3T1T2、β2 をβ2<(T1+T2 )ωn 2−2ξωn
3 T1T2 、Kf をディザ信号値とするとき:制御指令
L* と制御量Lとの偏差x1 を求める手段と;偏差x1
と予め定めた係数2ξωn 及びωn 2とから、S=x1 (1)
+2ξωnx1+ωn 2∫x1 なる演算によりスライディン
グライン定数Sを求める手段と;偏差x1 とスライディ
ングライン定数Sとの積S・x1を求める手段と;積S
・x1の正負を判定し、ゲインΦ1をS・x1>0のとき
は予め定めた値α1に、S・x1<0のときは予め定めた
値β1 に切り換える手段と;ゲインΦ1 を偏差x1 に乗
じ、Φ・x1 を操作量の1つとする手段と;偏差の積分
∫x1とスライディングライン定数Sとの積S・∫x1を
求める手段と;この積S・∫x1の正負を判定し、ゲイ
ンΦ2 をS・∫x1>0のときは予め定めた値α2 に、
S・∫x1<0のときは予め定めた値β2 に切り換える
手段と;ゲインΦ2 を偏差の積分∫x1 に乗じて、Φ2
・∫x1 を操作量の1つとする手段と;スライディング
ライン定数Sの正負を判定し、ディザ信号値をS>0の
ときはKfに、S<0のときは−Kf に切り換え、Kf・
sign(S)を操作量の1つとする手段と;制御指令L*
と前記操作量Φ1・x1 ,Φ2・∫x1 及びKf・sign
(S)とを加算して制御対象に対する操作量とする手段
と;を具備することを特徴とするエンジン制御装置。 - 【請求項7】 制御指令L*と操作量Φ1・x1 ,Φ2・
∫x1 及びKf・sign(S)が加算されてなる前記操作
量に一次遅れのフィルタ処理を施して最終操作量とする
手段と;前記偏差x1 と予め定めた許容誤差emin とを
比較し、−emin<x1<eminのときは、ディザ信号値
Kf を零にする手段と;を具備することを特徴とする請
求項6記載のエンジン制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19507894A JP3248358B2 (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | エンジン制御方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19507894A JP3248358B2 (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | エンジン制御方法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0861122A true JPH0861122A (ja) | 1996-03-05 |
| JP3248358B2 JP3248358B2 (ja) | 2002-01-21 |
Family
ID=16335190
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19507894A Expired - Lifetime JP3248358B2 (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | エンジン制御方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3248358B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6192311B1 (en) | 1998-10-02 | 2001-02-20 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Apparatus for controlling internal combustion engine |
| US6665607B2 (en) * | 2000-08-05 | 2003-12-16 | Robert Bosch Gmbh | Method and device for controlling an internal combustion engine |
| EP1467265A4 (en) * | 2001-12-28 | 2006-03-22 | Honda Motor Co Ltd | CONTROL SYSTEM |
| JP2010229965A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-14 | Daihatsu Motor Co Ltd | 制御装置 |
Citations (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPH0275001A (ja) * | 1988-09-10 | 1990-03-14 | Yaskawa Electric Mfg Co Ltd | スライディングモード制御方式 |
| JPH02297603A (ja) * | 1989-05-12 | 1990-12-10 | Fanuc Ltd | スライディングモードと外乱推定オブザーバを併用したサーボ制御方式 |
| JPH04224425A (ja) * | 1990-12-25 | 1992-08-13 | Nippondenso Co Ltd | 車両用定速走行制御装置 |
| JPH05134758A (ja) * | 1991-05-17 | 1993-06-01 | Fanuc Ltd | サーボモータの制御方式 |
| JPH0628005A (ja) * | 1992-07-08 | 1994-02-04 | Kobe Steel Ltd | スライディングモード制御系を用いた制御方法 |
| JPH07121209A (ja) * | 1993-10-26 | 1995-05-12 | Kobe Steel Ltd | スライディングモード制御系を用いた制御装置 |
-
1994
- 1994-08-19 JP JP19507894A patent/JP3248358B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (8)
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| JP2010229965A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-14 | Daihatsu Motor Co Ltd | 制御装置 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3248358B2 (ja) | 2002-01-21 |
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