JPH0861162A - 自動車用蒸発燃料制御装置 - Google Patents
自動車用蒸発燃料制御装置Info
- Publication number
- JPH0861162A JPH0861162A JP20181594A JP20181594A JPH0861162A JP H0861162 A JPH0861162 A JP H0861162A JP 20181594 A JP20181594 A JP 20181594A JP 20181594 A JP20181594 A JP 20181594A JP H0861162 A JPH0861162 A JP H0861162A
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- valve
- pressure
- canister
- atmospheric
- atmosphere
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- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Supplying Secondary Fuel Or The Like To Fuel, Air Or Fuel-Air Mixtures (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 キャニスタ内が高圧になったときに開くチェ
ックバルブをキャニスタに設けたものにおいて、給油時
にキャニスタ内及び燃料タンク内を低圧にして給油時間
の短縮を図る。 【構成】 キャニスタ内が所定圧に上昇した場合に開口
するチェックバルブ28を備えたものにおいて、大気弁
15を設ける。該大気弁15を、キャニスタ5の内圧と
給油管2の内圧との差圧により開閉制御する。
ックバルブをキャニスタに設けたものにおいて、給油時
にキャニスタ内及び燃料タンク内を低圧にして給油時間
の短縮を図る。 【構成】 キャニスタ内が所定圧に上昇した場合に開口
するチェックバルブ28を備えたものにおいて、大気弁
15を設ける。該大気弁15を、キャニスタ5の内圧と
給油管2の内圧との差圧により開閉制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用蒸発燃料制御装
置に関するもので、より詳しくは、燃料タンクからその
蒸発燃料を吸着補集するキャニスタを具備したものにお
いて、燃料タンク内への給油時間を短縮する装置に関す
る。
置に関するもので、より詳しくは、燃料タンクからその
蒸発燃料を吸着補集するキャニスタを具備したものにお
いて、燃料タンク内への給油時間を短縮する装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車に搭載された燃料タンク内
の燃料が蒸発した場合に、その蒸発燃料の大気への放出
を防止するため、その蒸発燃料を一時的に吸着補集し、
エンジン運転時にエンジンへ供給するキャニスタを具備
したものがある。
の燃料が蒸発した場合に、その蒸発燃料の大気への放出
を防止するため、その蒸発燃料を一時的に吸着補集し、
エンジン運転時にエンジンへ供給するキャニスタを具備
したものがある。
【0003】このようなキャニスタを具備した蒸発燃料
制御装置として従来図5に示すものが知られており、こ
の装置について説明する。エンジンの停止状態におい
て、燃料タンク101内の燃料が蒸発して燃料タンク1
01内における気相部102内が昇圧すると、その圧力
は蒸発燃料導入路103を通じてキャニスタ104内に
作用するとともに大気ポート113にも作用する。
制御装置として従来図5に示すものが知られており、こ
の装置について説明する。エンジンの停止状態におい
て、燃料タンク101内の燃料が蒸発して燃料タンク1
01内における気相部102内が昇圧すると、その圧力
は蒸発燃料導入路103を通じてキャニスタ104内に
作用するとともに大気ポート113にも作用する。
【0004】また、このエンジンの停止状態とアイドリ
ング状態においては、ECU105により電磁弁106
が閉状態に保持されているため、そのキャニスタ104
内の圧力はパージ通路107から導管108を通じて大
気弁109のダイアフラム室119に作用する。そのた
め、大気ポート113部とダイアフラム室119がほぼ
同圧となり、ダイアフラムスプリング111の付勢力に
よってダイアフラム110に設けた弁体112は大気ポ
ート113を閉塞する。
ング状態においては、ECU105により電磁弁106
が閉状態に保持されているため、そのキャニスタ104
内の圧力はパージ通路107から導管108を通じて大
気弁109のダイアフラム室119に作用する。そのた
め、大気ポート113部とダイアフラム室119がほぼ
同圧となり、ダイアフラムスプリング111の付勢力に
よってダイアフラム110に設けた弁体112は大気ポ
ート113を閉塞する。
【0005】そして、キャニスタ104内が、チェック
バルブ114の閉荷重(約150mmH2 O)以上に昇
圧すると、チェックバルブ114を押し開き、キャニス
タ104内の空気がチェックバルブ114、大気導入路
115を通じてエアクリーナ116に流出する。この流
れによって、燃料タンク101内の蒸発燃料はキャニス
タ104内の活性炭等からなる吸着剤117に吸着補集
され、空気のみがチェックバルブ114からエアクリー
ナ116へ排出される。
バルブ114の閉荷重(約150mmH2 O)以上に昇
圧すると、チェックバルブ114を押し開き、キャニス
タ104内の空気がチェックバルブ114、大気導入路
115を通じてエアクリーナ116に流出する。この流
れによって、燃料タンク101内の蒸発燃料はキャニス
タ104内の活性炭等からなる吸着剤117に吸着補集
され、空気のみがチェックバルブ114からエアクリー
ナ116へ排出される。
【0006】車両走行状態でのエンジン運転時において
は、ECU105により電磁弁106が開状態に保持さ
れ、エンジン吸気管118内の負圧がパージ通路107
を通じてキャニスタ104内に、また導管108を通じ
てダイアフラム室119に夫々作用する。このとき、弁
体112の受圧面よりもダイアフラム110の受圧面が
広いため、ダイアフラム110が開作動して大気ポート
113が開口される。そのため、大気が大気ポート11
3からキャニスタ104内に流入してパージ通路107
からエンジン吸気管118へ流出する流れが発生し、キ
ャニスタ104の吸着剤117に吸着されていた蒸発燃
料が流通空気で離脱され、エンジン吸気管118へパー
ジされる。
は、ECU105により電磁弁106が開状態に保持さ
れ、エンジン吸気管118内の負圧がパージ通路107
を通じてキャニスタ104内に、また導管108を通じ
てダイアフラム室119に夫々作用する。このとき、弁
体112の受圧面よりもダイアフラム110の受圧面が
広いため、ダイアフラム110が開作動して大気ポート
113が開口される。そのため、大気が大気ポート11
3からキャニスタ104内に流入してパージ通路107
からエンジン吸気管118へ流出する流れが発生し、キ
ャニスタ104の吸着剤117に吸着されていた蒸発燃
料が流通空気で離脱され、エンジン吸気管118へパー
ジされる。
【0007】燃料タンク101内への給油時には、キャ
ップ120を外し、給油管121内へ給油ガン123を
挿入して給油する。このとき、エンジン停止状態または
アイドリング状態で給油すると、上記のように大気弁1
09は開かず、また、キャニスタ104、すなわち、燃
料タンク101内が所定圧力(約150mmH2 O)以
上に達するまではチェックバルブ114は開かない。
ップ120を外し、給油管121内へ給油ガン123を
挿入して給油する。このとき、エンジン停止状態または
アイドリング状態で給油すると、上記のように大気弁1
09は開かず、また、キャニスタ104、すなわち、燃
料タンク101内が所定圧力(約150mmH2 O)以
上に達するまではチェックバルブ114は開かない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置におい
て、給油中に燃料タンク内で発生する蒸発燃料及び燃料
タンク101内に溜っていた蒸発燃料が、給油された新
燃料による押し出し作用によって、キャップ120が外
された給油管121から大気へ放出されないように、給
油管121の内端部122を縮径して給油ガン123と
の隙間を僅少にしたものにおいては、給油速度が遅くな
り、給油時間が長くなる問題がある。 すなわち、エン
ジン停止状態またはアイドリング状態で給油すると、こ
のエンジン停止状態またはアイドリング状態では上記の
ように大気弁109が閉塞し、また、チェックバルブ1
14が所定の高圧力までは開かないため、上記のように
給油管の内端部122と給油ガン123との隙間が僅少
の場合には、給油により発生する蒸発燃料と、燃料タン
ク内に溜っていた蒸発燃料と、油面の上昇によって燃料
タンク101内がチェックバルブ114の高い開き圧力
まで昇圧する。このように燃料タンク101内の圧力が
高くなると、その圧力によって、給油ガン123から燃
料の流出が抑制され、給油速度が遅くなり、給油時間が
長くなる。
て、給油中に燃料タンク内で発生する蒸発燃料及び燃料
タンク101内に溜っていた蒸発燃料が、給油された新
燃料による押し出し作用によって、キャップ120が外
された給油管121から大気へ放出されないように、給
油管121の内端部122を縮径して給油ガン123と
の隙間を僅少にしたものにおいては、給油速度が遅くな
り、給油時間が長くなる問題がある。 すなわち、エン
ジン停止状態またはアイドリング状態で給油すると、こ
のエンジン停止状態またはアイドリング状態では上記の
ように大気弁109が閉塞し、また、チェックバルブ1
14が所定の高圧力までは開かないため、上記のように
給油管の内端部122と給油ガン123との隙間が僅少
の場合には、給油により発生する蒸発燃料と、燃料タン
ク内に溜っていた蒸発燃料と、油面の上昇によって燃料
タンク101内がチェックバルブ114の高い開き圧力
まで昇圧する。このように燃料タンク101内の圧力が
高くなると、その圧力によって、給油ガン123から燃
料の流出が抑制され、給油速度が遅くなり、給油時間が
長くなる。
【0009】そこで、本発明は、上記のように高い圧力
で開口するチェックバルブを備えるとともに給油管と給
油ガンとの隙間を僅少にして蒸発燃料が給油管から大気
へ放出することを抑制するようにしたものにおいて、給
油時間を短縮できる自動車用蒸発燃料制御装置を提供す
ることを主目的とし、また、その装置の簡素化、耐久性
の向上等を図ることをも目的とするものである。
で開口するチェックバルブを備えるとともに給油管と給
油ガンとの隙間を僅少にして蒸発燃料が給油管から大気
へ放出することを抑制するようにしたものにおいて、給
油時間を短縮できる自動車用蒸発燃料制御装置を提供す
ることを主目的とし、また、その装置の簡素化、耐久性
の向上等を図ることをも目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するもので、請求項1記載の第1の発明は、キャニス
タ内が所定圧に上昇した場合に大気へ開口するチェック
バルブを備えたものにおいて、上記チェックバルブ(2
8)とは別に大気弁(15)をキャニスタ(5)に設
け、該大気弁(15)を、キャニスタ(5)の内圧と燃
料タンク(1)における給油管(2)の内圧を作動源と
して開閉制御するとともに前者の圧力が後者の圧力より
も高い場合に大気に開口させることを特徴とするもので
ある。
決するもので、請求項1記載の第1の発明は、キャニス
タ内が所定圧に上昇した場合に大気へ開口するチェック
バルブを備えたものにおいて、上記チェックバルブ(2
8)とは別に大気弁(15)をキャニスタ(5)に設
け、該大気弁(15)を、キャニスタ(5)の内圧と燃
料タンク(1)における給油管(2)の内圧を作動源と
して開閉制御するとともに前者の圧力が後者の圧力より
も高い場合に大気に開口させることを特徴とするもので
ある。
【0011】請求項2記載の第2の発明は、キャニスタ
と燃料タンクの気相部とを蒸発燃料導入路で連通し、キ
ャニスタにその内圧が所定以上になると大気に開口する
チェックバルブを設け、キャニスタの大気ポートには上
記チェックバルブとは別に大気弁を設けるとともに該大
気弁とパージ通路とを連通する大気弁通路を設け、該大
気弁通路に3方切換弁を介在して導圧通路を分岐し、該
導圧通路の他端を燃料タンクにおける給油管に連通し、
上記3方切換弁(23)を上記給油管(2)のキャップ
(3)の開閉に関連して切換制御し、しかも、上記パー
ジ通路(11)には、上記大気弁通路(24,26)の
連通部より下流に位置してエンジンの停止時とアイドリ
ング時に遮断するパージ制御弁(12)を設けたことを
特徴とするものである。
と燃料タンクの気相部とを蒸発燃料導入路で連通し、キ
ャニスタにその内圧が所定以上になると大気に開口する
チェックバルブを設け、キャニスタの大気ポートには上
記チェックバルブとは別に大気弁を設けるとともに該大
気弁とパージ通路とを連通する大気弁通路を設け、該大
気弁通路に3方切換弁を介在して導圧通路を分岐し、該
導圧通路の他端を燃料タンクにおける給油管に連通し、
上記3方切換弁(23)を上記給油管(2)のキャップ
(3)の開閉に関連して切換制御し、しかも、上記パー
ジ通路(11)には、上記大気弁通路(24,26)の
連通部より下流に位置してエンジンの停止時とアイドリ
ング時に遮断するパージ制御弁(12)を設けたことを
特徴とするものである。
【0012】請求項3記載の第3の発明は、上記第1ま
たは第2の発明における大気弁(15)が、ダイアフラ
ム(16)によりダイアフラム室(18)と大気室(1
7)とに区画されたダイアフラム弁であり、そのダイア
フラム(16)の大気側の面にキャニスタの大気ポート
(14)に接離する弁体(19)を備え、ダイアフラム
室(18)内に上記弁体(19)を大気ポート(14)
側へ付勢するダイアフラムスプリング(20)を備え、
ダイアフラム室(18)内に燃料タンクにおける給油管
(2)内の圧力が作用するようにしたことを特徴とする
ものである。
たは第2の発明における大気弁(15)が、ダイアフラ
ム(16)によりダイアフラム室(18)と大気室(1
7)とに区画されたダイアフラム弁であり、そのダイア
フラム(16)の大気側の面にキャニスタの大気ポート
(14)に接離する弁体(19)を備え、ダイアフラム
室(18)内に上記弁体(19)を大気ポート(14)
側へ付勢するダイアフラムスプリング(20)を備え、
ダイアフラム室(18)内に燃料タンクにおける給油管
(2)内の圧力が作用するようにしたことを特徴とする
ものである。
【0013】
【作用】請求項1記載の第1の発明においては、燃料タ
ンク(1)における給油管(2)のキャップ(3)を取
外して給油すると、燃料タンク(1)内は蒸発燃料によ
り昇圧し、また、給油管(2)内はほぼ大気圧になる。
そして、燃料タンク(1)内の昇圧した圧力はキャニス
タ(5)内に作用し、給油管(2)内のほぼ大気に近い
圧力は大気弁(15)に作用し、この両圧力の差圧が所
定値以上になると大気弁(15)が大気に開口し、燃料
タンク(1)内の圧力がキャニスタ(5)を通じて大気
へ放出され、燃料タンク(1)内のそれ以上の昇圧は起
こらない。
ンク(1)における給油管(2)のキャップ(3)を取
外して給油すると、燃料タンク(1)内は蒸発燃料によ
り昇圧し、また、給油管(2)内はほぼ大気圧になる。
そして、燃料タンク(1)内の昇圧した圧力はキャニス
タ(5)内に作用し、給油管(2)内のほぼ大気に近い
圧力は大気弁(15)に作用し、この両圧力の差圧が所
定値以上になると大気弁(15)が大気に開口し、燃料
タンク(1)内の圧力がキャニスタ(5)を通じて大気
へ放出され、燃料タンク(1)内のそれ以上の昇圧は起
こらない。
【0014】したがって、上記大気弁(15)を開口す
る差圧を、チェックバルブ(28)の開き圧力よりも極
めて小さくするこにとより、キャニスタ(5)の内圧を
チェックバルブ(28)の開き圧力よりも極めて低い正
圧に維持できる。
る差圧を、チェックバルブ(28)の開き圧力よりも極
めて小さくするこにとより、キャニスタ(5)の内圧を
チェックバルブ(28)の開き圧力よりも極めて低い正
圧に維持できる。
【0015】このように、キャニスタ(5)内を極めて
低い正圧に維持することにより、燃料タンク(1)内も
同等の低い正圧に維持でき、給油ガン(G)からの燃料
流出の抑制力を小さくし、給油速度を速め、給油時間が
短縮される。
低い正圧に維持することにより、燃料タンク(1)内も
同等の低い正圧に維持でき、給油ガン(G)からの燃料
流出の抑制力を小さくし、給油速度を速め、給油時間が
短縮される。
【0016】給油以外のときには給油管(2)がキャッ
プ(3)で閉塞されており、大気弁(15)内とキャニ
スタ(5)内がほぼ同圧になり、大気弁(15)は閉作
動状態に維持され、キャニスタ(5)内が所定圧に高く
なるとチェックバルブ(28)が開いて蒸発燃料の吸着
作用が行われる。
プ(3)で閉塞されており、大気弁(15)内とキャニ
スタ(5)内がほぼ同圧になり、大気弁(15)は閉作
動状態に維持され、キャニスタ(5)内が所定圧に高く
なるとチェックバルブ(28)が開いて蒸発燃料の吸着
作用が行われる。
【0017】請求項2記載の発明においては、車両走行
状態でのエンジン運転時では、パージ制御弁(12)を
開作動し、またキャップ(3)による給油管(2)の閉
塞により3方切換弁(23)を、大気弁(15)がパー
ジ通路(11)と連通し導圧通路(25)を遮断するよ
うに作動させ、パージ通路(11)の負圧を大気弁(1
5)とキャニスタ(5)内に作用させて大気弁(15)
を開き、大気弁(15)から大気を吸入してパージ作用
を行わせる。
状態でのエンジン運転時では、パージ制御弁(12)を
開作動し、またキャップ(3)による給油管(2)の閉
塞により3方切換弁(23)を、大気弁(15)がパー
ジ通路(11)と連通し導圧通路(25)を遮断するよ
うに作動させ、パージ通路(11)の負圧を大気弁(1
5)とキャニスタ(5)内に作用させて大気弁(15)
を開き、大気弁(15)から大気を吸入してパージ作用
を行わせる。
【0018】エンジンの停止状態またはアイドリング状
態での給油時では、パージ制御弁(12)を閉作動し、
またキャップ(3)の取外しにより3方切換弁(23)
を、大気弁(15)が導圧通路(25)と連通しパージ
通路を遮断するように作動させる。また、このキャップ
(3)の取り外しにより、給油管(2)内がほぼ大気圧
になり、その圧力が導圧通路(25)を通じて大気弁
(15)に作用する。この状態で給油ガン(G)により
給油すると、燃料タンク(1)内の圧力が上昇し、キャ
ニスタ(5)内の圧力も上昇して大気弁(15)内の圧
力との差圧により大気弁(15)が開く。これにより、
上記請求項1で説明したと同様に給油速度が速められ給
油時間が短縮される。
態での給油時では、パージ制御弁(12)を閉作動し、
またキャップ(3)の取外しにより3方切換弁(23)
を、大気弁(15)が導圧通路(25)と連通しパージ
通路を遮断するように作動させる。また、このキャップ
(3)の取り外しにより、給油管(2)内がほぼ大気圧
になり、その圧力が導圧通路(25)を通じて大気弁
(15)に作用する。この状態で給油ガン(G)により
給油すると、燃料タンク(1)内の圧力が上昇し、キャ
ニスタ(5)内の圧力も上昇して大気弁(15)内の圧
力との差圧により大気弁(15)が開く。これにより、
上記請求項1で説明したと同様に給油速度が速められ給
油時間が短縮される。
【0019】給油以外のエンジンの停止状態またはアイ
ドリング状態ではパージ制御弁(12)を閉作動し、ま
たキャップ(3)による給油管(2)の閉塞により上記
のように大気弁(15)とキャニスタ(5)が連通され
る。これにより、キャニスタ(5)内と大気弁(15)
とが同圧になり、大気弁(15)の閉塞状態が維持さ
れ、キャニスタ(5)内が所定圧に高くなるとチェック
バルブ(28)が開いて蒸発燃料の吸着作用が行われ
る。
ドリング状態ではパージ制御弁(12)を閉作動し、ま
たキャップ(3)による給油管(2)の閉塞により上記
のように大気弁(15)とキャニスタ(5)が連通され
る。これにより、キャニスタ(5)内と大気弁(15)
とが同圧になり、大気弁(15)の閉塞状態が維持さ
れ、キャニスタ(5)内が所定圧に高くなるとチェック
バルブ(28)が開いて蒸発燃料の吸着作用が行われ
る。
【0020】請求項3記載の第3の発明においては、給
油管(2)がキャップ(3)で閉塞された非給油状態で
は、大気弁(15)内とキャニスタ(5)内がほぼ同圧
となるため、ダイアフラムスプリング(20)の付勢力
がそのまま大気弁(15)の閉じ力として作用し、大気
弁(15)のシール性が確実になる。すなわち、正圧に
打ち勝つスプリング力によりシールする方式では、その
正圧とスプリング力とが微差のときにはエンジン振動に
よってシール性が損なわれる問題があるが、本発明のよ
うにダイアフラム弁の両側にほぼ同圧を作用させること
によりそのような問題がなくなる。
油管(2)がキャップ(3)で閉塞された非給油状態で
は、大気弁(15)内とキャニスタ(5)内がほぼ同圧
となるため、ダイアフラムスプリング(20)の付勢力
がそのまま大気弁(15)の閉じ力として作用し、大気
弁(15)のシール性が確実になる。すなわち、正圧に
打ち勝つスプリング力によりシールする方式では、その
正圧とスプリング力とが微差のときにはエンジン振動に
よってシール性が損なわれる問題があるが、本発明のよ
うにダイアフラム弁の両側にほぼ同圧を作用させること
によりそのような問題がなくなる。
【0021】
【実施例】次に図1乃至図4に示す本発明の実施例につ
いて説明する。1は自動車に搭載された燃料タンク、2
は該燃料タンク1に設けた給油管で、その外端にキャッ
プ3が着脱可能に備えられている。また該給油管2の内
端部4は縮径されており、給油ガンGを挿入した場合
に、該給油ガンGと内端部4との隙間を小さくして燃料
タンク1内の蒸発燃料が給油管2から大気へ放出される
のを抑制している。
いて説明する。1は自動車に搭載された燃料タンク、2
は該燃料タンク1に設けた給油管で、その外端にキャッ
プ3が着脱可能に備えられている。また該給油管2の内
端部4は縮径されており、給油ガンGを挿入した場合
に、該給油ガンGと内端部4との隙間を小さくして燃料
タンク1内の蒸発燃料が給油管2から大気へ放出される
のを抑制している。
【0022】5はキャニスタで、その体内に活性炭等か
らなる吸着剤6が充てんされている。7はキャニスタ5
に設けた吸入ポートで、該吸入ポート7と上記燃料タン
ク1の気相部1aとが蒸発燃料導入路8により連通され
ている。
らなる吸着剤6が充てんされている。7はキャニスタ5
に設けた吸入ポートで、該吸入ポート7と上記燃料タン
ク1の気相部1aとが蒸発燃料導入路8により連通され
ている。
【0023】9はキャニスタ5に設けたパージポート
で、該パージポート9とエンジン吸気管10とがパージ
通路11により連通されている。12は該パージ通路1
1に設けた電磁弁からなるパージ制御弁である。該パー
ジ制御弁12は、エンジンの回転を検出する回転センサ
13aとアイドルスイッチ13b(例えばエンジンが8
00rpm以下のアイドル回転を検出するスイッチ)か
らの信号をECU13に入力し、このECU13によ
り、車両走行状態でのエンジン運転時にはパージ通路1
1を開き、エンジンの停止時とアイドリング時にはパー
ジ通路11を閉じるように制御される。
で、該パージポート9とエンジン吸気管10とがパージ
通路11により連通されている。12は該パージ通路1
1に設けた電磁弁からなるパージ制御弁である。該パー
ジ制御弁12は、エンジンの回転を検出する回転センサ
13aとアイドルスイッチ13b(例えばエンジンが8
00rpm以下のアイドル回転を検出するスイッチ)か
らの信号をECU13に入力し、このECU13によ
り、車両走行状態でのエンジン運転時にはパージ通路1
1を開き、エンジンの停止時とアイドリング時にはパー
ジ通路11を閉じるように制御される。
【0024】14はキャニスタ5に設けた大気ポートで
ある。15は上記大気ポート14に設けた大気弁で、ダ
イアフラム16により大気室17とダイアフラム室18
とに区画し、そのダイアフラム16の大気室側の面に上
記大気ポート14を開閉する弁体19を備え、ダイアフ
ラム室18内にダイアフラム16を大気ポート14方向
へ付勢するダイアフラムスプリング20を備えて構成さ
れている。
ある。15は上記大気ポート14に設けた大気弁で、ダ
イアフラム16により大気室17とダイアフラム室18
とに区画し、そのダイアフラム16の大気室側の面に上
記大気ポート14を開閉する弁体19を備え、ダイアフ
ラム室18内にダイアフラム16を大気ポート14方向
へ付勢するダイアフラムスプリング20を備えて構成さ
れている。
【0025】該大気弁15は、大気ポート14内に作用
する正圧がダイアフラム室18内に作用する正圧よりも
高く、かつその差圧が、後述するチェックバルブ28の
開き圧力よりも低い圧力、例えば20mmH2 O以上に
なったときに開作動するように設定されている。
する正圧がダイアフラム室18内に作用する正圧よりも
高く、かつその差圧が、後述するチェックバルブ28の
開き圧力よりも低い圧力、例えば20mmH2 O以上に
なったときに開作動するように設定されている。
【0026】上記大気室17は大気導入路21によりエ
アクリーナ22に連通され、該大気室17に大気が作用
するようになっている。23は電磁弁からなる3方切換
弁で、上記大気弁15におけるダイアフラム室18へ連
通した第1大気弁通路24と、上記燃料タンク1の給油
管2における外端付近に連通した導圧通路25と、上記
パージ制御弁12の上流側のパージ通路11に連通した
第2大気弁通路26との間を切換制御するようになって
いる。27は上記キャップ3を取外したときにオン作動
し、取付けたときにオフ作動するキャップスイッチであ
る。そして、上記3方切換弁23は、上記キャップスイ
ッチ27がオン作動すると図2に示すように第1大気弁
通路24と導圧通路25とが連通して第2大気弁通路2
6が遮断し、キャップスイッチ27がオフ作動すると図
3及び図4に示すように第1大気弁通路24と第2大気
弁通路26とが連通して導圧通路25を遮断するように
なっている。
アクリーナ22に連通され、該大気室17に大気が作用
するようになっている。23は電磁弁からなる3方切換
弁で、上記大気弁15におけるダイアフラム室18へ連
通した第1大気弁通路24と、上記燃料タンク1の給油
管2における外端付近に連通した導圧通路25と、上記
パージ制御弁12の上流側のパージ通路11に連通した
第2大気弁通路26との間を切換制御するようになって
いる。27は上記キャップ3を取外したときにオン作動
し、取付けたときにオフ作動するキャップスイッチであ
る。そして、上記3方切換弁23は、上記キャップスイ
ッチ27がオン作動すると図2に示すように第1大気弁
通路24と導圧通路25とが連通して第2大気弁通路2
6が遮断し、キャップスイッチ27がオフ作動すると図
3及び図4に示すように第1大気弁通路24と第2大気
弁通路26とが連通して導圧通路25を遮断するように
なっている。
【0027】28はチェックバルブで、燃料タンク1内
が所定圧以上に昇圧し、その圧力がキャニスタ5内に作
用した場合に開作動するようになっている。該チェック
バルブ28の開き圧力としての所定圧としては、例え
ば、キャニスタ5内に作用する正圧が大気室17内に作
用する正圧より高く、かつその差圧が約150mmH2
O以上になったときに開作動するように設定されてい
る。
が所定圧以上に昇圧し、その圧力がキャニスタ5内に作
用した場合に開作動するようになっている。該チェック
バルブ28の開き圧力としての所定圧としては、例え
ば、キャニスタ5内に作用する正圧が大気室17内に作
用する正圧より高く、かつその差圧が約150mmH2
O以上になったときに開作動するように設定されてい
る。
【0028】次に本実施例の作用について説明する。エ
ンジン停止状態またはアイドリング状態で、かつ非給油
時においては、図3に示すようにパージ制御弁12は閉
状態になっており、また、キャップスイッチ27がオフ
状態になっているため3方切換弁23は第1大気弁通路
24と第2大気弁通路26とを連通し、導圧通路25を
遮断した状態になっている。また、給油管2はキャップ
3により閉塞されている。
ンジン停止状態またはアイドリング状態で、かつ非給油
時においては、図3に示すようにパージ制御弁12は閉
状態になっており、また、キャップスイッチ27がオフ
状態になっているため3方切換弁23は第1大気弁通路
24と第2大気弁通路26とを連通し、導圧通路25を
遮断した状態になっている。また、給油管2はキャップ
3により閉塞されている。
【0029】このエンジン停止状態またはアイドリング
状態で燃料タンク1内の油面が給油管2の内端より下降
している図1の状態において、燃料タンク1の気相部1
aが蒸発燃料によって昇圧するとその気相部1aの圧力
は蒸発燃料導入路8を通じてキャニスタ5内に作用し、
更に大気ポート14内に作用する。同時に、この圧力は
パージ通路11、第2大気弁通路26、3方切換弁23
及び第1大気弁通路24を通じて大気弁15のダイアフ
ラム室18内に作用する。したがって、大気ポート14
内とダイアフラム室18内がほぼ同圧になり、ダイアフ
ラムスプリング20の付勢荷重により大気弁15の弁体
19は閉状態に維持される。
状態で燃料タンク1内の油面が給油管2の内端より下降
している図1の状態において、燃料タンク1の気相部1
aが蒸発燃料によって昇圧するとその気相部1aの圧力
は蒸発燃料導入路8を通じてキャニスタ5内に作用し、
更に大気ポート14内に作用する。同時に、この圧力は
パージ通路11、第2大気弁通路26、3方切換弁23
及び第1大気弁通路24を通じて大気弁15のダイアフ
ラム室18内に作用する。したがって、大気ポート14
内とダイアフラム室18内がほぼ同圧になり、ダイアフ
ラムスプリング20の付勢荷重により大気弁15の弁体
19は閉状態に維持される。
【0030】そして、燃料タンク1内の気相部1aが昇
圧してキャニスタ5内が150mmH2 O以上の正圧に
なるとチェックバルブ28が押し開かれ、気相部1a内
の空気が、蒸発燃料導入路8、キャニスタ5、チェック
バルブ28、大気導入路21を通じてエアクリーナ22
内へ流れる。この流れによって、燃料タンク1内の蒸発
燃料はキャニスタ5の吸着剤6に吸着補集される。
圧してキャニスタ5内が150mmH2 O以上の正圧に
なるとチェックバルブ28が押し開かれ、気相部1a内
の空気が、蒸発燃料導入路8、キャニスタ5、チェック
バルブ28、大気導入路21を通じてエアクリーナ22
内へ流れる。この流れによって、燃料タンク1内の蒸発
燃料はキャニスタ5の吸着剤6に吸着補集される。
【0031】次に、エンジンの停止状態またはアイドリ
ング状態で、給油する場合について説明する。エンジン
が停止状態またはアイドリング状態にあるため図2に示
すように、上記図3と同様にパージ制御弁12は閉状態
になっている。また、キャップ3が取外されるため、図
2に示すようにキャップスイッチ27はオン状態とな
り、3方切換弁23が第1大気弁通路24と導圧通路2
5とを連通し第2大気弁通路26を遮断した状態になっ
ている。そして、給油を行なうために給油ガンGを給油
管2内に挿入すると、給油管2の内端部4と給油ガンG
との隙間が小さくなり、燃料タンク1における気相部1
a内の蒸発燃料が給油管2内へ流入するのが抑制される
とともにキャップ3が取り外されていることにより、給
油管2の外端付近内が大気圧にほぼ近い圧力となる。
ング状態で、給油する場合について説明する。エンジン
が停止状態またはアイドリング状態にあるため図2に示
すように、上記図3と同様にパージ制御弁12は閉状態
になっている。また、キャップ3が取外されるため、図
2に示すようにキャップスイッチ27はオン状態とな
り、3方切換弁23が第1大気弁通路24と導圧通路2
5とを連通し第2大気弁通路26を遮断した状態になっ
ている。そして、給油を行なうために給油ガンGを給油
管2内に挿入すると、給油管2の内端部4と給油ガンG
との隙間が小さくなり、燃料タンク1における気相部1
a内の蒸発燃料が給油管2内へ流入するのが抑制される
とともにキャップ3が取り外されていることにより、給
油管2の外端付近内が大気圧にほぼ近い圧力となる。
【0032】このような状態において、給油ガンGによ
り給油を開始すると、その給油により発生する蒸発燃料
と、燃料タンク1内に残留していた蒸発燃料と、油面上
昇によって燃料タンク1内の圧力が上昇し、蒸発燃料導
入路8を通じてキャニスタ5内の圧力も上昇する。
り給油を開始すると、その給油により発生する蒸発燃料
と、燃料タンク1内に残留していた蒸発燃料と、油面上
昇によって燃料タンク1内の圧力が上昇し、蒸発燃料導
入路8を通じてキャニスタ5内の圧力も上昇する。
【0033】これに対し、導圧通路25が連通する給油
管2の外端付近は上記のように大気圧にほぼ近い状態で
あるから、導圧通路25、3方切換弁23、第1大気弁
通路24を通じて大気弁15のダイアフラム室18に作
用する圧力は大気圧にほぼ近い圧力に維持される。
管2の外端付近は上記のように大気圧にほぼ近い状態で
あるから、導圧通路25、3方切換弁23、第1大気弁
通路24を通じて大気弁15のダイアフラム室18に作
用する圧力は大気圧にほぼ近い圧力に維持される。
【0034】そして、給油によりキャニスタ5内の圧力
が上昇してその圧力が、ダイアフラム室18内の正圧と
ダイアフラムスプリング20の付勢荷重の総力より高
く、その差圧が設定圧、すなわち20mmH2 O以上の
圧力になると、弁体19がダイアフラムスプリング20
の付勢荷重に抗して開き、キャニスタ5内の空気が大気
ポート14から流出する。
が上昇してその圧力が、ダイアフラム室18内の正圧と
ダイアフラムスプリング20の付勢荷重の総力より高
く、その差圧が設定圧、すなわち20mmH2 O以上の
圧力になると、弁体19がダイアフラムスプリング20
の付勢荷重に抗して開き、キャニスタ5内の空気が大気
ポート14から流出する。
【0035】したがって、キャニスタ5内はこの設定圧
以上に昇圧しないことになり、燃料タンク1内もこの設
定圧以上には昇圧しない。このように燃料タンク1内の
圧力をチェックバルブ28の開き圧よりも低圧に維持で
きることは、燃料タンク1内の圧力によって給油ガンG
からの燃料流出を抑制する働きを低減できることにな
り、その結果、給油がスムーズに行え給油時間を短縮す
ることができる。
以上に昇圧しないことになり、燃料タンク1内もこの設
定圧以上には昇圧しない。このように燃料タンク1内の
圧力をチェックバルブ28の開き圧よりも低圧に維持で
きることは、燃料タンク1内の圧力によって給油ガンG
からの燃料流出を抑制する働きを低減できることにな
り、その結果、給油がスムーズに行え給油時間を短縮す
ることができる。
【0036】また、この給油時において、燃料タンク1
内の蒸発燃料は空気流によりキャニスタ5の吸着剤6に
吸着補集される。次に車両の走行状態でのエンジン運転
時における作用について説明する。
内の蒸発燃料は空気流によりキャニスタ5の吸着剤6に
吸着補集される。次に車両の走行状態でのエンジン運転
時における作用について説明する。
【0037】この運転時には、キャップ3が取付けられ
ていてキャップスイッチ27がオフ状態にあるため図4
に示すように、3方切換弁23は第1大気弁通路24と
第2大気弁通路26とを連通し導圧通路25を遮断す
る。また、パージ制御弁12は図4に示すように開状態
になる。そのため、エンジン吸気管10に発生する負圧
がパージ制御弁12及びパージ通路11を通じてキャニ
スタ5内に作用すると同時に、パージ通路11から分岐
された第2大気弁通路26、3方切換弁23及び第1大
気弁通路24を通じて大気弁15のダイアフラム室18
内に作用する。
ていてキャップスイッチ27がオフ状態にあるため図4
に示すように、3方切換弁23は第1大気弁通路24と
第2大気弁通路26とを連通し導圧通路25を遮断す
る。また、パージ制御弁12は図4に示すように開状態
になる。そのため、エンジン吸気管10に発生する負圧
がパージ制御弁12及びパージ通路11を通じてキャニ
スタ5内に作用すると同時に、パージ通路11から分岐
された第2大気弁通路26、3方切換弁23及び第1大
気弁通路24を通じて大気弁15のダイアフラム室18
内に作用する。
【0038】このとき、大気ポート14の開口面積より
もダイアフラム室18側のダイアフラム面積が広いた
め、ダイアフラム16をダイアフラム室18側へ吸引す
る力が大気ポート14側の吸引力よりも大きくなり、弁
体19がダイアフラムスプリング20の付勢荷重に抗し
て開き、その後は、大気ポート14からキャニスタ5内
に大気が流入することによって弁体19の開状態が保持
される。
もダイアフラム室18側のダイアフラム面積が広いた
め、ダイアフラム16をダイアフラム室18側へ吸引す
る力が大気ポート14側の吸引力よりも大きくなり、弁
体19がダイアフラムスプリング20の付勢荷重に抗し
て開き、その後は、大気ポート14からキャニスタ5内
に大気が流入することによって弁体19の開状態が保持
される。
【0039】そして、大気ポート14から吸入された空
気が、キャニスタ5内をパージポート9方向へ流れ、パ
ージポート9からパージ通路11、パージ制御弁12を
通じてエンジン吸気管10内へ流出する。この流通空気
により、吸着剤6に吸着されていた蒸発燃料は離脱さ
れ、空気と共にエンジン吸気管10へパージされる。
気が、キャニスタ5内をパージポート9方向へ流れ、パ
ージポート9からパージ通路11、パージ制御弁12を
通じてエンジン吸気管10内へ流出する。この流通空気
により、吸着剤6に吸着されていた蒸発燃料は離脱さ
れ、空気と共にエンジン吸気管10へパージされる。
【0040】尚、上記実施例は、キャニスタ内の蒸発燃
料をパージさせるための大気弁と、給油時にキャニスタ
5内の空気を流出させる大気弁とを1個の大気弁15で
共用させる構成であるが、前記図5に示す従来のパージ
用の大気弁109とは別に給油時にキャニスタ5内の空
気を流入させる第2の大気弁を設けて給油時間の短縮を
図るようにしてもよい。
料をパージさせるための大気弁と、給油時にキャニスタ
5内の空気を流出させる大気弁とを1個の大気弁15で
共用させる構成であるが、前記図5に示す従来のパージ
用の大気弁109とは別に給油時にキャニスタ5内の空
気を流入させる第2の大気弁を設けて給油時間の短縮を
図るようにしてもよい。
【0041】すなわち、図5の構成をそのまゝ用いると
共に、更に、ダイアフラム弁からなる第2の大気弁を設
け、そのダイアフラム室を通路を介して燃料タンクにお
ける給油管のキャップ付近に連通し、ダイアフラムを挾
んでダイアフラム室とは反対側の大気室をキャニスタに
連通し、ダイアフラムには、一端を大気へ開口した大気
ポートを開閉する弁体を備え、給油時に、燃料タンクの
気相部内の圧力をキャニスタを通じて上記ダイアフラム
弁の大気室に作用させ、給油管のキャップ付近の大気圧
をダイアフラム室に作用させて、その差圧により弁体を
開いてキャニスタ内へ大気を導入してキャニスタ内の昇
圧を抑制するようにしてもよい。
共に、更に、ダイアフラム弁からなる第2の大気弁を設
け、そのダイアフラム室を通路を介して燃料タンクにお
ける給油管のキャップ付近に連通し、ダイアフラムを挾
んでダイアフラム室とは反対側の大気室をキャニスタに
連通し、ダイアフラムには、一端を大気へ開口した大気
ポートを開閉する弁体を備え、給油時に、燃料タンクの
気相部内の圧力をキャニスタを通じて上記ダイアフラム
弁の大気室に作用させ、給油管のキャップ付近の大気圧
をダイアフラム室に作用させて、その差圧により弁体を
開いてキャニスタ内へ大気を導入してキャニスタ内の昇
圧を抑制するようにしてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上のようであるから、請求項1記載の
発明によれば、キャニスタに、その内圧が高くなったと
きに開くチェックバルブを設けたものにおいて、給油時
にキャニスタ内及び燃料タンク内を上記チェックバルブ
の開き圧力より低圧にすることができ、これにより給油
速度を速め、給油時間の短縮を図ることができる。
発明によれば、キャニスタに、その内圧が高くなったと
きに開くチェックバルブを設けたものにおいて、給油時
にキャニスタ内及び燃料タンク内を上記チェックバルブ
の開き圧力より低圧にすることができ、これにより給油
速度を速め、給油時間の短縮を図ることができる。
【0043】請求項2記載の発明によれば、給油時間の
短縮を図る大気弁を、パージ用の大気弁と共用でき、夫
々別個に大気弁を備えるものに比べて構造が簡単で安価
になる。
短縮を図る大気弁を、パージ用の大気弁と共用でき、夫
々別個に大気弁を備えるものに比べて構造が簡単で安価
になる。
【0044】請求項3記載の発明によれば、大気弁とし
てダイアフラム弁を用いた場合にその弁体のシール性が
向上し、大気弁の確実な作用を行わせることができる。
てダイアフラム弁を用いた場合にその弁体のシール性が
向上し、大気弁の確実な作用を行わせることができる。
【図1】 本発明の実施例を示す系統図。
【図2】 同じくエンジン停止状態またはアイドリング
状態での給油時における各通路の連通状態を示す図。
状態での給油時における各通路の連通状態を示す図。
【図3】 同じくエンジン停止状態またはアイドリング
状態での非給油時における各通路の連通状態を示す図。
状態での非給油時における各通路の連通状態を示す図。
【図4】 同じく車両走行状態でのエンジン運転時にお
ける各通路の連通状態を示す図。
ける各通路の連通状態を示す図。
【図5】 従来の装置における系統図。
1…燃料タンク 1a…気相部 2…給油管 3…キャ
ップ 5…キャニスタ 8…蒸発燃料導入路 11…パージ通路 14…大気ポ
ート 15…大気弁 16…ダイアフラム 17…大気室 18…ダイアフラ
ム室 20…ダイアフラムスプリング 23…3方切換
弁 24,26…大気弁通路 25…導圧通路 27…
キャップスイッチ
ップ 5…キャニスタ 8…蒸発燃料導入路 11…パージ通路 14…大気ポ
ート 15…大気弁 16…ダイアフラム 17…大気室 18…ダイアフラ
ム室 20…ダイアフラムスプリング 23…3方切換
弁 24,26…大気弁通路 25…導圧通路 27…
キャップスイッチ
Claims (3)
- 【請求項1】 キャニスタ内が所定圧に上昇した場合に
大気へ開口するチェックバルブを備えたものにおいて、
上記チェックバルブとは別に大気弁をキャニスタに設
け、該大気弁を、キャニスタの内圧と燃料タンクにおけ
る給油管の内圧を作動源として開閉制御するとともに前
者の圧力が後者の圧力よりも高い場合に大気に開口させ
ることを特徴とする自動車用蒸発燃料制御装置。 - 【請求項2】 キャニスタと燃料タンクの気相部とを蒸
発燃料導入路で連通し、キャニスタにその内圧が所定以
上になると大気に開口するチェックバルブを設け、キャ
ニスタの大気ポートには上記チェックバルブとは別に大
気弁を設けるとともに該大気弁とパージ通路とを連通す
る大気弁通路を設け、該大気弁通路に3方切換弁を介在
して導圧通路を分岐し、該導圧通路の他端を燃料タンク
における給油管に連通し、上記3方切換弁を上記給油管
のキャップの開閉に関連して切換制御し、しかも、上記
パージ通路には、上記大気弁通路の連通部より下流に位
置してエンジンの停止時とアイドリング時に遮断するパ
ージ制御弁を設けたことを特徴とする自動車用蒸発燃料
制御装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の大気弁が、ダイア
フラムによりダイアフラム室と大気室とに区画されたダ
イアフラム弁であり、そのダイアフラムの大気側の面に
キャニスタの大気ポートに接離する弁体を備え、ダイア
フラム室内に上記弁体を大気ポート側へ付勢するダイア
フラムスプリングを備え、ダイアフラム室内に燃料タン
クにおける給油管内の圧力が作用するようにしたことを
特徴とする自動車用蒸発燃料制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20181594A JPH0861162A (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | 自動車用蒸発燃料制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20181594A JPH0861162A (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | 自動車用蒸発燃料制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0861162A true JPH0861162A (ja) | 1996-03-05 |
Family
ID=16447370
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20181594A Pending JPH0861162A (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | 自動車用蒸発燃料制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0861162A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0955459A3 (en) * | 1998-05-06 | 2000-05-31 | Delphi Technologies, Inc. | Air control valve assembly for fuel evaporative emission storage canister |
| JP2009067144A (ja) * | 2007-09-11 | 2009-04-02 | Kubota Corp | 作業車 |
| CN112267958A (zh) * | 2020-11-14 | 2021-01-26 | 德安福(天津)汽车技术有限公司 | 一种燃料箱隔离阀及其使用方法 |
| CN115853658A (zh) * | 2022-12-28 | 2023-03-28 | 东风富士汤姆森调温器有限公司 | 车载泄漏诊断装置 |
-
1994
- 1994-08-26 JP JP20181594A patent/JPH0861162A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0955459A3 (en) * | 1998-05-06 | 2000-05-31 | Delphi Technologies, Inc. | Air control valve assembly for fuel evaporative emission storage canister |
| JP2009067144A (ja) * | 2007-09-11 | 2009-04-02 | Kubota Corp | 作業車 |
| CN112267958A (zh) * | 2020-11-14 | 2021-01-26 | 德安福(天津)汽车技术有限公司 | 一种燃料箱隔离阀及其使用方法 |
| CN115853658A (zh) * | 2022-12-28 | 2023-03-28 | 东风富士汤姆森调温器有限公司 | 车载泄漏诊断装置 |
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