JPH0861488A - 自動変速機用油圧制御装置 - Google Patents
自動変速機用油圧制御装置Info
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- JPH0861488A JPH0861488A JP19996194A JP19996194A JPH0861488A JP H0861488 A JPH0861488 A JP H0861488A JP 19996194 A JP19996194 A JP 19996194A JP 19996194 A JP19996194 A JP 19996194A JP H0861488 A JPH0861488 A JP H0861488A
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Landscapes
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 変速制御時の油圧変化による衝撃を低減する
自動変速機用油圧制御装置を提供する。 【構成】 Dレンジの4速で走行中、セレクトレバーを
2レンジにシフトすると、一旦2レンジの4速の油圧連
通モードになってから2レンジの3速に移行する。衝撃
を緩和して滑らかに変速を行うためには、低圧から高圧
への圧力切換えを滑らかに行う必要がある。2レンジの
4速において、多板クラッチC0に制御圧ポート
(PC1)が接続しているため、Dレンジの4速から2レ
ンジの4速への変速は同じ制御圧が多板クラッチC0に
加わり、2レンジの4速から2レンジの3速への変速
は、AT用ECUの指示により制御圧ポート(PC1)内
の制御圧をライン圧に近づけてからライン圧ポート(P
S )に切換えることができる。このため、クラッチC0
を係合するときの油圧を最適に制御し、変速時の衝撃を
緩和することができる。
自動変速機用油圧制御装置を提供する。 【構成】 Dレンジの4速で走行中、セレクトレバーを
2レンジにシフトすると、一旦2レンジの4速の油圧連
通モードになってから2レンジの3速に移行する。衝撃
を緩和して滑らかに変速を行うためには、低圧から高圧
への圧力切換えを滑らかに行う必要がある。2レンジの
4速において、多板クラッチC0に制御圧ポート
(PC1)が接続しているため、Dレンジの4速から2レ
ンジの4速への変速は同じ制御圧が多板クラッチC0に
加わり、2レンジの4速から2レンジの3速への変速
は、AT用ECUの指示により制御圧ポート(PC1)内
の制御圧をライン圧に近づけてからライン圧ポート(P
S )に切換えることができる。このため、クラッチC0
を係合するときの油圧を最適に制御し、変速時の衝撃を
緩和することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機の変速機構
を油圧で変速制御する自動変速機用油圧制御装置に関す
る。
を油圧で変速制御する自動変速機用油圧制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用等に多く利用されている自
動変速機は、回転駆動力を負荷に応じスムーズに伝達す
るため、油圧弁により各摩擦係合装置に加わる油圧を切
換え制御して変速制御を行っている。変速制御は、乗員
によりある程度任意のギア位置を選択するセレクトレバ
ーによる手動操作と、エンジンのスロットル開度や車速
などからエンジン制御コンピュータにより適正なギア比
になるように摩擦係合装置を決定する自動制御とにより
行われる。回転駆動力を負荷に応じスムーズに伝達する
ため、複数の油圧弁、アキュムレータ、電磁弁等を用い
た油圧回路で自動変速機の個々の摩擦係合装置の油圧を
制御することにより変速制御を実現している。
動変速機は、回転駆動力を負荷に応じスムーズに伝達す
るため、油圧弁により各摩擦係合装置に加わる油圧を切
換え制御して変速制御を行っている。変速制御は、乗員
によりある程度任意のギア位置を選択するセレクトレバ
ーによる手動操作と、エンジンのスロットル開度や車速
などからエンジン制御コンピュータにより適正なギア比
になるように摩擦係合装置を決定する自動制御とにより
行われる。回転駆動力を負荷に応じスムーズに伝達する
ため、複数の油圧弁、アキュムレータ、電磁弁等を用い
た油圧回路で自動変速機の個々の摩擦係合装置の油圧を
制御することにより変速制御を実現している。
【0003】しかしながら、摩擦係合装置の係合油圧で
ある高圧のライン圧と摩擦係合装置の解除油圧であるド
レン圧とを切換えて変速制御すると、例えばシフトダウ
ン時、油圧の急激な変化により強いエンジンブレーキが
発生し乗員に衝撃を与える場合がある。このような問題
を解決するため、ライン圧およびドレン圧の中間圧であ
る制御圧を設け、この制御圧を電磁弁等で適切に調節し
て制御圧とライン圧または制御圧とドレン圧との間で自
動制御により滑らかに油圧を切換えることにより、シフ
トダウン時の衝撃を緩和することが考えられる。
ある高圧のライン圧と摩擦係合装置の解除油圧であるド
レン圧とを切換えて変速制御すると、例えばシフトダウ
ン時、油圧の急激な変化により強いエンジンブレーキが
発生し乗員に衝撃を与える場合がある。このような問題
を解決するため、ライン圧およびドレン圧の中間圧であ
る制御圧を設け、この制御圧を電磁弁等で適切に調節し
て制御圧とライン圧または制御圧とドレン圧との間で自
動制御により滑らかに油圧を切換えることにより、シフ
トダウン時の衝撃を緩和することが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
制御圧を設けた自動変速を制御する油圧制御装置では、
セレクトレバーの手動操作によるシフトダウンが行われ
てから自動制御による滑らかな油圧の切換えが行われ
る。このため、手動操作によるシフトダウン直後、自動
制御による制御圧の調節ができないので油圧変化により
衝撃の生じることがある。また、一つの電磁弁から複数
の油圧弁を介して複数の摩擦係合装置に同時に制御圧を
加えるものでは、制御圧の調節精度または応答速度が低
下することにより、変速制御時、油圧変化による衝撃を
生じることがある。
制御圧を設けた自動変速を制御する油圧制御装置では、
セレクトレバーの手動操作によるシフトダウンが行われ
てから自動制御による滑らかな油圧の切換えが行われ
る。このため、手動操作によるシフトダウン直後、自動
制御による制御圧の調節ができないので油圧変化により
衝撃の生じることがある。また、一つの電磁弁から複数
の油圧弁を介して複数の摩擦係合装置に同時に制御圧を
加えるものでは、制御圧の調節精度または応答速度が低
下することにより、変速制御時、油圧変化による衝撃を
生じることがある。
【0005】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、変速制御時の油圧変化による衝撃を低
減する自動変速機用油圧制御装置を提供することを目的
とする。
なされたもので、変速制御時の油圧変化による衝撃を低
減する自動変速機用油圧制御装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の請求項1記載の自動変速機用油圧制御装置
は、自動変速機に設けられる複数の摩擦係合要素に加わ
る油圧を複数の切換弁で切換え制御し、前記複数の摩擦
係合要素の係合または解除を行うことにより複数の変速
段を切換え制御する自動変速機用油圧制御装置であっ
て、自動制御により前記複数の切換弁を切換え制御する
自動切換え手段と、手動操作により前記複数の切換弁を
切換え制御する手動切換え手段とを備え、前記複数の摩
擦係合要素に加わる油圧はライン圧またはドレン圧また
はライン圧とドレン圧との中間圧である制御圧のいずれ
かであり、手動操作によるシフトダウン時、前記複数の
摩擦係合要素に加わる圧力は、シフト前の圧力と同圧ま
たはシフト前の圧力よりも低圧の油圧に切換わることを
特徴とする。
の本発明の請求項1記載の自動変速機用油圧制御装置
は、自動変速機に設けられる複数の摩擦係合要素に加わ
る油圧を複数の切換弁で切換え制御し、前記複数の摩擦
係合要素の係合または解除を行うことにより複数の変速
段を切換え制御する自動変速機用油圧制御装置であっ
て、自動制御により前記複数の切換弁を切換え制御する
自動切換え手段と、手動操作により前記複数の切換弁を
切換え制御する手動切換え手段とを備え、前記複数の摩
擦係合要素に加わる油圧はライン圧またはドレン圧また
はライン圧とドレン圧との中間圧である制御圧のいずれ
かであり、手動操作によるシフトダウン時、前記複数の
摩擦係合要素に加わる圧力は、シフト前の圧力と同圧ま
たはシフト前の圧力よりも低圧の油圧に切換わることを
特徴とする。
【0007】本発明の請求項2記載の自動変速機用油圧
制御装置は、制御圧の高低を調節可能な電磁弁を前記複
数の切換弁の近傍に前記複数の切換弁に接続可能に設け
ることを特徴とする。本発明の自動変速機用油圧制御装
置の前記電磁弁は、請求項3に記載したように、前記複
数の切換弁のうち同時に一つの切換弁だけを介して前記
複数の摩擦係合装置のうちいずれか一つの摩擦係合装置
に制御圧を加えることを特徴とする。
制御装置は、制御圧の高低を調節可能な電磁弁を前記複
数の切換弁の近傍に前記複数の切換弁に接続可能に設け
ることを特徴とする。本発明の自動変速機用油圧制御装
置の前記電磁弁は、請求項3に記載したように、前記複
数の切換弁のうち同時に一つの切換弁だけを介して前記
複数の摩擦係合装置のうちいずれか一つの摩擦係合装置
に制御圧を加えることを特徴とする。
【0008】
【作用および発明の効果】本発明の請求項1記載の自動
変速機用油圧制御装置によると、ライン圧とドレン圧と
の中間圧である制御圧を設け、手動操作によるシフトダ
ウン時、複数の摩擦係合要素に加わる圧力は、手動操作
によるシフトダウン時、前記複数の摩擦係合要素に加わ
る圧力は、シフト前の圧力と同圧またはシフト前の圧力
よりも低圧の油圧に切換えられるため、例えば低圧の制
御圧またはドレン圧から高圧のライン圧へ油圧が切換え
られることを防止している。このため、シフトダウン時
の油圧変化による衝撃の発生を低減することができる。
変速機用油圧制御装置によると、ライン圧とドレン圧と
の中間圧である制御圧を設け、手動操作によるシフトダ
ウン時、複数の摩擦係合要素に加わる圧力は、手動操作
によるシフトダウン時、前記複数の摩擦係合要素に加わ
る圧力は、シフト前の圧力と同圧またはシフト前の圧力
よりも低圧の油圧に切換えられるため、例えば低圧の制
御圧またはドレン圧から高圧のライン圧へ油圧が切換え
られることを防止している。このため、シフトダウン時
の油圧変化による衝撃の発生を低減することができる。
【0009】また本発明の請求項2記載の自動変速機用
油圧制御装置によると、制御圧の高低を調節可能な電磁
弁を複数の切換弁の近傍に複数の切換弁に接続可能に設
けることにより、制御圧の油圧調節の応答性および精度
を向上させることができる。このため、制御圧の油圧調
節の遅れ等により発生する変速制御時の衝撃を緩和する
ことができる。
油圧制御装置によると、制御圧の高低を調節可能な電磁
弁を複数の切換弁の近傍に複数の切換弁に接続可能に設
けることにより、制御圧の油圧調節の応答性および精度
を向上させることができる。このため、制御圧の油圧調
節の遅れ等により発生する変速制御時の衝撃を緩和する
ことができる。
【0010】さらに本発明の請求項3記載の自動変速機
用油圧制御装置によると、複数の切換弁のうち同時に一
つの切換弁だけを介して複数の摩擦係合装置のうちのい
ずれか一つに電磁弁から制御圧を加えることにより、さ
らに制御圧の油圧調節の応答性および精度を向上させる
ことができるので、さらに良好に、油圧切換えにより発
生する衝撃を緩和することができる。
用油圧制御装置によると、複数の切換弁のうち同時に一
つの切換弁だけを介して複数の摩擦係合装置のうちのい
ずれか一つに電磁弁から制御圧を加えることにより、さ
らに制御圧の油圧調節の応答性および精度を向上させる
ことができるので、さらに良好に、油圧切換えにより発
生する衝撃を緩和することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本発明の自動変速機用油圧制御装置を車両用の自
動変速機(以下、「自動変速機」をATという)に適用
したシステム構成を図2に示す。図2において、EVは
電磁弁を表し、MVは集積弁を表す。
する。本発明の自動変速機用油圧制御装置を車両用の自
動変速機(以下、「自動変速機」をATという)に適用
したシステム構成を図2に示す。図2において、EVは
電磁弁を表し、MVは集積弁を表す。
【0012】車両用ATの動作は、周知のように自動ま
たは手動でトランスミッション300内のギヤ接続が切
換えられ、トルクコンバータ200に接続された図示し
ないエンジンからの回転力が車両の後輪または前輪に伝
達される。集積弁60とその周辺装置全体は、トランス
ミッション300下部のAT内部の図示しないオイルパ
ン内部にあり、オイルパン内部の油圧制御装置400の
周囲は油圧回路のドレンになっている。
たは手動でトランスミッション300内のギヤ接続が切
換えられ、トルクコンバータ200に接続された図示し
ないエンジンからの回転力が車両の後輪または前輪に伝
達される。集積弁60とその周辺装置全体は、トランス
ミッション300下部のAT内部の図示しないオイルパ
ン内部にあり、オイルパン内部の油圧制御装置400の
周囲は油圧回路のドレンになっている。
【0013】トランスミッション300内には、エンジ
ンの回転軸に直結して回転駆動される公知の油圧ポンプ
56が設けられており、各油圧装置からオイルパン等に
排出された駆動油を吸入ポート57から吸入し、ライン
圧制御弁64を介し各装置へ圧油を供給している。この
油圧ポンプ56からの圧油は、変動のある高ポンプ油圧
であり、電磁制御式圧力制御弁であるライン圧制御弁6
4により一定の高圧なライン圧に制御し各油圧機器へ供
給される。油圧制御装置400には2つの係合油圧制御
弁61、62が設けられており、トランスミッション3
00内にある後述する各摩擦係合装置の係合時に必要な
所定の制御圧にライン圧制御弁64から供給される圧油
のライン圧を任意に制御して集積弁60に圧油を供給し
ている。係合油圧制御弁61および62は、クラッチ油
圧の応答時間向上のため、図3に示すように、制御圧連
通路47、50近傍に設置することが望ましい。
ンの回転軸に直結して回転駆動される公知の油圧ポンプ
56が設けられており、各油圧装置からオイルパン等に
排出された駆動油を吸入ポート57から吸入し、ライン
圧制御弁64を介し各装置へ圧油を供給している。この
油圧ポンプ56からの圧油は、変動のある高ポンプ油圧
であり、電磁制御式圧力制御弁であるライン圧制御弁6
4により一定の高圧なライン圧に制御し各油圧機器へ供
給される。油圧制御装置400には2つの係合油圧制御
弁61、62が設けられており、トランスミッション3
00内にある後述する各摩擦係合装置の係合時に必要な
所定の制御圧にライン圧制御弁64から供給される圧油
のライン圧を任意に制御して集積弁60に圧油を供給し
ている。係合油圧制御弁61および62は、クラッチ油
圧の応答時間向上のため、図3に示すように、制御圧連
通路47、50近傍に設置することが望ましい。
【0014】集積弁60に供給されたライン圧または制
御圧の圧油は、図1に示す各スプール弁2、3、4、
5、6、7、8(SPと総称する)を介し、図2に示す
連通ポート39、40、41、42、43、44、45
からトランスミッション300内の摩擦係合装置である
多板クラッチ類C0、C1、C2や多板ブレーキ類B
0、B1、B2、B3に供給されている。各摩擦係合装
置は、トランスミッション300内にある図示しないプ
ラネタリギア等の各変速比を構成するギアに連結されて
おり、これら摩擦係合装置を係合または解除することに
より、変速比を切換えて車両の変速制御を行っている。
御圧の圧油は、図1に示す各スプール弁2、3、4、
5、6、7、8(SPと総称する)を介し、図2に示す
連通ポート39、40、41、42、43、44、45
からトランスミッション300内の摩擦係合装置である
多板クラッチ類C0、C1、C2や多板ブレーキ類B
0、B1、B2、B3に供給されている。各摩擦係合装
置は、トランスミッション300内にある図示しないプ
ラネタリギア等の各変速比を構成するギアに連結されて
おり、これら摩擦係合装置を係合または解除することに
より、変速比を切換えて車両の変速制御を行っている。
【0015】トランスミッション300に連結している
連通ポート39、40、41、42、43、44、45
の内、トランスミッション300に設置されている多板
クラッチC0、多板ブレーキB0に連通するポート4
0、44は、これらポートが同時に作動操作されると内
部的な構造からトランスミッション300が駆動不能と
なり、損傷を与えてしまう恐れがあるので、同時に結合
されるのを防ぐため二重結合防止弁63が介在してい
る。その他の連通ポートは周知のトランスミッションに
見られるように、他の多板クラッチ、ブレーキ類は連通
ポートからの油圧で係合または解除されトランスミッシ
ョン300内の変速のために複数のギアの連結状態を切
換え、ATとしての変速制御がなされる。なおブレーキ
類は実質的にクラッチと同類の摩擦要素であり、クラッ
チの片側をトランスミッションのボディに固定した構造
となっているものがブレーキである。
連通ポート39、40、41、42、43、44、45
の内、トランスミッション300に設置されている多板
クラッチC0、多板ブレーキB0に連通するポート4
0、44は、これらポートが同時に作動操作されると内
部的な構造からトランスミッション300が駆動不能と
なり、損傷を与えてしまう恐れがあるので、同時に結合
されるのを防ぐため二重結合防止弁63が介在してい
る。その他の連通ポートは周知のトランスミッションに
見られるように、他の多板クラッチ、ブレーキ類は連通
ポートからの油圧で係合または解除されトランスミッシ
ョン300内の変速のために複数のギアの連結状態を切
換え、ATとしての変速制御がなされる。なおブレーキ
類は実質的にクラッチと同類の摩擦要素であり、クラッ
チの片側をトランスミッションのボディに固定した構造
となっているものがブレーキである。
【0016】連結部11は、操作者が手動で前進、後
退、ニュートラル、パーキング等、車両の駆動状態を操
作するセレクトレバー500と機械的に接続されてい
る。ライン圧制御弁64から供給された圧油は、さらに
トルクコンバータ200のロックアップ(L/U)スリ
ップ制御を行うため、ロックアップ油圧制御弁65を介
しトルクコンバータ200に供給される。
退、ニュートラル、パーキング等、車両の駆動状態を操
作するセレクトレバー500と機械的に接続されてい
る。ライン圧制御弁64から供給された圧油は、さらに
トルクコンバータ200のロックアップ(L/U)スリ
ップ制御を行うため、ロックアップ油圧制御弁65を介
しトルクコンバータ200に供給される。
【0017】図1に示すように、ハウジング28のほぼ
中央に設けられた窪み58内に円柱状のアルミ製のカム
シャフト1が設けられている。カムシャフト1の材質を
アルミにするのは、カムシャフト1を鉄で製造すると鍛
造による製造となり製造コストが高くなるとともに重く
なり過ぎるからである。カムシャフト1は、軸受9、2
9に対し回動可能かつ軸方向に往復動可能に支持されて
いる。軸受9、29は、本発明では、滑り軸受、玉軸
受、コロ軸受や転がり軸受等のいずれの軸受を用いても
よい。軸受9はハウジング28の一端に圧入固定され、
カムシャフト1の一端の軸受部を案内する。軸受29
は、カムシャフト1の他端部を案内しており、サイドハ
ウジング30に圧入固定されている。円柱状のカムシャ
フト1の主要部分の外周面には各スプール弁SPを駆動
するカムとして凹凸が形成されている。カムシャフト1
の軸受9近傍の円周面にカム面と反対側のスプール弁
6、7、8側に、所定の円弧幅で所定の軸方向長さのギ
ア歯53が形成されている。このため、カムシャフト1
の回動駆動に用いるギアスペースを節約できカムシャフ
ト1の全長を短縮できる。またギア歯53は、カムシャ
フト1が軸方向に移動した場合においても、後述する中
間ギア52との噛合が外れないよう軸方向にギア溝が延
設されている。
中央に設けられた窪み58内に円柱状のアルミ製のカム
シャフト1が設けられている。カムシャフト1の材質を
アルミにするのは、カムシャフト1を鉄で製造すると鍛
造による製造となり製造コストが高くなるとともに重く
なり過ぎるからである。カムシャフト1は、軸受9、2
9に対し回動可能かつ軸方向に往復動可能に支持されて
いる。軸受9、29は、本発明では、滑り軸受、玉軸
受、コロ軸受や転がり軸受等のいずれの軸受を用いても
よい。軸受9はハウジング28の一端に圧入固定され、
カムシャフト1の一端の軸受部を案内する。軸受29
は、カムシャフト1の他端部を案内しており、サイドハ
ウジング30に圧入固定されている。円柱状のカムシャ
フト1の主要部分の外周面には各スプール弁SPを駆動
するカムとして凹凸が形成されている。カムシャフト1
の軸受9近傍の円周面にカム面と反対側のスプール弁
6、7、8側に、所定の円弧幅で所定の軸方向長さのギ
ア歯53が形成されている。このため、カムシャフト1
の回動駆動に用いるギアスペースを節約できカムシャフ
ト1の全長を短縮できる。またギア歯53は、カムシャ
フト1が軸方向に移動した場合においても、後述する中
間ギア52との噛合が外れないよう軸方向にギア溝が延
設されている。
【0018】ギア歯53に対向する位置に、カムシャフ
ト1の軸方向と平行な回転軸を有するステップモータ1
2が固定されている。ステップモータ12のハウジング
12aには図示しない渦巻状のリターンスプリングの一
端が固定され、他端はステップモータ12の回転軸に固
定されている。ステップモータ12の回転軸にギア13
が同心円状に固定され、このギア13とギア歯53との
間に、ギア歯53の形成されたカムシャフト1の外径よ
りも大きな外径の中間ギア52が固定部材32によりハ
ウジング28に回動可能に取り付けられている。ギア歯
53が形成されている位置におけるカムシャフト1の外
径は、ギア13の外径よりも大きい。ステップモータ1
2の駆動力は、ギア13、中間ギア52からギア歯53
に伝達し、カムシャフト1を回動駆動する。
ト1の軸方向と平行な回転軸を有するステップモータ1
2が固定されている。ステップモータ12のハウジング
12aには図示しない渦巻状のリターンスプリングの一
端が固定され、他端はステップモータ12の回転軸に固
定されている。ステップモータ12の回転軸にギア13
が同心円状に固定され、このギア13とギア歯53との
間に、ギア歯53の形成されたカムシャフト1の外径よ
りも大きな外径の中間ギア52が固定部材32によりハ
ウジング28に回動可能に取り付けられている。ギア歯
53が形成されている位置におけるカムシャフト1の外
径は、ギア13の外径よりも大きい。ステップモータ1
2の駆動力は、ギア13、中間ギア52からギア歯53
に伝達し、カムシャフト1を回動駆動する。
【0019】本実施例においては、ステップモータ12
の回転軸をカムシャフト1と平行に設置することによ
り、ギア13とギア歯53との間に中間ギア52をただ
一つ介在させるだけでステップモータ12の駆動力をカ
ムシャフト1に伝達可能であるとともに、コンパクトな
構成で大きな減速比が得られるので集積弁60を小型化
できる。さらにステップモータ12から中間ギア52に
伝達するトルクよりも中間ギア52からギア歯53に伝
達するトルクの方が大きくなるため、ステップモータ1
2のトルクを増幅してカムシャフト1に伝達できる。こ
のため、ステップモータ12の駆動力を小さくできるの
で、ステップモータ12を小型化可能である。
の回転軸をカムシャフト1と平行に設置することによ
り、ギア13とギア歯53との間に中間ギア52をただ
一つ介在させるだけでステップモータ12の駆動力をカ
ムシャフト1に伝達可能であるとともに、コンパクトな
構成で大きな減速比が得られるので集積弁60を小型化
できる。さらにステップモータ12から中間ギア52に
伝達するトルクよりも中間ギア52からギア歯53に伝
達するトルクの方が大きくなるため、ステップモータ1
2のトルクを増幅してカムシャフト1に伝達できる。こ
のため、ステップモータ12の駆動力を小さくできるの
で、ステップモータ12を小型化可能である。
【0020】カムシャフト1の軸受29側の端部には、
外部のセレクトレバー500と図示しないリンクを介し
機械的に連結されている連結部11が設けられており、
操作者がセレクトレバー500を操作することにより、
連結部11はセレクトレバー500に連動しカムシャフ
ト1を軸方向に駆動する。図1に示すように、油路を切
換えるスプール弁SPは、カムシャフト1の軸に垂直な
方向にカムシャフト1の両側に並んで配置されている。
スプール弁SPは、それぞれ集積弁60のハウジング2
8に設けられた円筒孔28a、28b、28c、28
d、28e、28f、28gに軸方向に摺動可能に挿入
されている。スプール弁2は連通ポート39を介してブ
レーキB1と接続し、スプール弁3は連通ポート40を
介してクラッチC0と接続し、スプール弁4は連通ポー
ト41を介してクラッチC2と接続し、スプール弁5は
連通ポート42を介してクラッチC1と接続し、スプー
ル弁6は連通ポート43を介してブレーキB3と接続
し、スプール弁7は連通ポート44を介してブレーキB
0と接続し、スプール弁8は連通ポート45を介してブ
レーキB2と接続している。
外部のセレクトレバー500と図示しないリンクを介し
機械的に連結されている連結部11が設けられており、
操作者がセレクトレバー500を操作することにより、
連結部11はセレクトレバー500に連動しカムシャフ
ト1を軸方向に駆動する。図1に示すように、油路を切
換えるスプール弁SPは、カムシャフト1の軸に垂直な
方向にカムシャフト1の両側に並んで配置されている。
スプール弁SPは、それぞれ集積弁60のハウジング2
8に設けられた円筒孔28a、28b、28c、28
d、28e、28f、28gに軸方向に摺動可能に挿入
されている。スプール弁2は連通ポート39を介してブ
レーキB1と接続し、スプール弁3は連通ポート40を
介してクラッチC0と接続し、スプール弁4は連通ポー
ト41を介してクラッチC2と接続し、スプール弁5は
連通ポート42を介してクラッチC1と接続し、スプー
ル弁6は連通ポート43を介してブレーキB3と接続
し、スプール弁7は連通ポート44を介してブレーキB
0と接続し、スプール弁8は連通ポート45を介してブ
レーキB2と接続している。
【0021】次に、スプール弁5を例にしスプール弁S
Pの詳細な構造を説明する。他のスプール弁はスプール
弁5と実質的に同一の構成である。図4に示すようにス
プール弁5は内部に空洞を有する円筒形をしており、そ
の円筒の外側面中央部周囲に環状の油路溝5aが形成さ
れ、スプール弁5の内部に設けられた内円筒部5cと油
路溝5aとに連通する油路孔5bが外側壁を貫通して形
成されている。そして、図1に示すように、スプール弁
2、3、4、5の油路孔は各円筒孔28a、28b、2
8c、28dに連通する油圧連通路46、47、48に
連通可能であり、スプール弁6、7、8の油路孔は各円
筒孔28e、28f、28gに連通する油圧連通路4
9、50、51に連通可能である。また、内円筒部はポ
ートケース31、32に設けられた連通ポート39、4
0、41、42、43、44、45にそれぞれ連通して
いる。
Pの詳細な構造を説明する。他のスプール弁はスプール
弁5と実質的に同一の構成である。図4に示すようにス
プール弁5は内部に空洞を有する円筒形をしており、そ
の円筒の外側面中央部周囲に環状の油路溝5aが形成さ
れ、スプール弁5の内部に設けられた内円筒部5cと油
路溝5aとに連通する油路孔5bが外側壁を貫通して形
成されている。そして、図1に示すように、スプール弁
2、3、4、5の油路孔は各円筒孔28a、28b、2
8c、28dに連通する油圧連通路46、47、48に
連通可能であり、スプール弁6、7、8の油路孔は各円
筒孔28e、28f、28gに連通する油圧連通路4
9、50、51に連通可能である。また、内円筒部はポ
ートケース31、32に設けられた連通ポート39、4
0、41、42、43、44、45にそれぞれ連通して
いる。
【0022】そしてカムシャフト1と各スプール弁SP
の未開口側底部の端面(図4に示すスプール弁5では5
dで表されている)との間に、カムシャフト1の軸の垂
直方向に摺動可能にピン14、15、16、17、1
8、19、20がハウジング28に嵌挿され、カムシャ
フト1のカムの動きを各スプール弁SPに伝えている。
カムシャフト1の動きに従って、スプール弁SPが各円
筒孔28a、28b、28c、28d、29e、28
f、28g内をスムーズにスライドするように、ピン1
4、15、16、17、18、19、20が当たるスプ
ール弁SPの各未開口側に圧力抜きの小穴(図4のスプ
ール弁5では5eで表されている)が設けられている。
これはスプール弁SPの内部の油をスプール弁未開口側
底部の下方へも供給することにより、スプール弁SPの
内部の油圧による圧力と、スプール弁未開口側底部の面
に働く油圧をバランスさせることにより、スプール弁S
Pを駆動するための力が軽減されるよう作用させるため
のものである。またスプール弁SPは全て、スプリング
21、22、23、24、25、26、27によってピ
ン14、15、16、17、18、19、20とともに
カムシャフト1側に押し付けられている。スプリング2
1、22、23、24、25、26、27はハウジング
28に固定されたポートケース31、32によって外部
に飛び出さないように円筒孔28a、28b、28c、
28d、29e、28f、28gに封止されている。
の未開口側底部の端面(図4に示すスプール弁5では5
dで表されている)との間に、カムシャフト1の軸の垂
直方向に摺動可能にピン14、15、16、17、1
8、19、20がハウジング28に嵌挿され、カムシャ
フト1のカムの動きを各スプール弁SPに伝えている。
カムシャフト1の動きに従って、スプール弁SPが各円
筒孔28a、28b、28c、28d、29e、28
f、28g内をスムーズにスライドするように、ピン1
4、15、16、17、18、19、20が当たるスプ
ール弁SPの各未開口側に圧力抜きの小穴(図4のスプ
ール弁5では5eで表されている)が設けられている。
これはスプール弁SPの内部の油をスプール弁未開口側
底部の下方へも供給することにより、スプール弁SPの
内部の油圧による圧力と、スプール弁未開口側底部の面
に働く油圧をバランスさせることにより、スプール弁S
Pを駆動するための力が軽減されるよう作用させるため
のものである。またスプール弁SPは全て、スプリング
21、22、23、24、25、26、27によってピ
ン14、15、16、17、18、19、20とともに
カムシャフト1側に押し付けられている。スプリング2
1、22、23、24、25、26、27はハウジング
28に固定されたポートケース31、32によって外部
に飛び出さないように円筒孔28a、28b、28c、
28d、29e、28f、28gに封止されている。
【0023】図2に示すように、ライン圧制御弁64
は、集積弁60にライン圧の圧油を直接供給するように
ハウジング28に形成されたライン圧ポート35、37
に接続されている。そして、図1に示すように、ハウジ
ング28内に設けられた油圧連通路の一つであるライン
圧連通路46、51にライン圧ポート35、37からラ
イン圧の圧油が供給される。ライン圧連通路46は、ス
プール弁2、3、4、5が挿入される円筒孔28a、2
8b、28c、28dにそれぞれライン圧の圧油を供給
するように設けられており、ライン圧連通路51は、ス
プール弁6、7、8が挿入される円筒孔28e、28
f、28gにそれぞれライン圧の圧油を供給するように
設けられている。
は、集積弁60にライン圧の圧油を直接供給するように
ハウジング28に形成されたライン圧ポート35、37
に接続されている。そして、図1に示すように、ハウジ
ング28内に設けられた油圧連通路の一つであるライン
圧連通路46、51にライン圧ポート35、37からラ
イン圧の圧油が供給される。ライン圧連通路46は、ス
プール弁2、3、4、5が挿入される円筒孔28a、2
8b、28c、28dにそれぞれライン圧の圧油を供給
するように設けられており、ライン圧連通路51は、ス
プール弁6、7、8が挿入される円筒孔28e、28
f、28gにそれぞれライン圧の圧油を供給するように
設けられている。
【0024】ここで、図7に示す後述する油圧連通モー
ドの説明図によると、ブレーキB0、B1およびB3に
つながるポートには、全変速段、全レンジを通じてライ
ン圧が加わることがないので、ライン圧を加える連通路
は設けなくても良い。図2に示すように、係合油圧制御
弁61および62は、それぞれハウジング28に形成さ
れた制御圧ポート36、38に接続され、図1に示すよ
うに、ハウジング28内に設けられた油圧連通路の一つ
である制御圧連通路47、50に制御圧ポート36、3
8から制御圧の圧油が供給される。制御圧ポート36、
38はハウジング28内で互いに連通していないので、
係合油圧制御弁61から制御圧ポート36に供給された
制御圧の圧油は、制御圧連通路47からスプール弁2、
3、4、5が挿入される円筒孔28a、28b、28
c、28dにだけそれぞれ供給される。また、係合油圧
制御弁62から制御圧ポート38に供給された制御圧の
圧油は、制御圧連通路50からスプール弁6、7、8が
挿入される円筒孔28e、28f、28gにだけそれぞ
れ供給される。よって、係合油圧制御弁61から供給さ
れる制御圧の圧油は、多板ブレーキB1および多板クラ
ッチC0、C1、C2にだけ供給され、係合油圧制御弁
62から供給される制御圧の圧油は、多板ブレーキB
0、B2、B3にだけ供給される。
ドの説明図によると、ブレーキB0、B1およびB3に
つながるポートには、全変速段、全レンジを通じてライ
ン圧が加わることがないので、ライン圧を加える連通路
は設けなくても良い。図2に示すように、係合油圧制御
弁61および62は、それぞれハウジング28に形成さ
れた制御圧ポート36、38に接続され、図1に示すよ
うに、ハウジング28内に設けられた油圧連通路の一つ
である制御圧連通路47、50に制御圧ポート36、3
8から制御圧の圧油が供給される。制御圧ポート36、
38はハウジング28内で互いに連通していないので、
係合油圧制御弁61から制御圧ポート36に供給された
制御圧の圧油は、制御圧連通路47からスプール弁2、
3、4、5が挿入される円筒孔28a、28b、28
c、28dにだけそれぞれ供給される。また、係合油圧
制御弁62から制御圧ポート38に供給された制御圧の
圧油は、制御圧連通路50からスプール弁6、7、8が
挿入される円筒孔28e、28f、28gにだけそれぞ
れ供給される。よって、係合油圧制御弁61から供給さ
れる制御圧の圧油は、多板ブレーキB1および多板クラ
ッチC0、C1、C2にだけ供給され、係合油圧制御弁
62から供給される制御圧の圧油は、多板ブレーキB
0、B2、B3にだけ供給される。
【0025】ドレン圧連通路48、49は、それぞれ制
御圧連通路47、50よりカムシャフト1側に制御圧連
通路47、50に平行してハウジング28内に設けられ
ている。ドレン圧連通路48、49はハウジング28外
部のドレンに通じている。ドレン圧連通路48は、スプ
ール弁2、3、4、5が挿入される円筒孔28a、28
b、28c、28dから圧油をドレンに排出するように
設けられており、ドレン圧連通路49は、スプール弁
6、7、8が挿入される円筒孔28e、28f、28g
から圧油をドレンに排出するように設けられている。
御圧連通路47、50よりカムシャフト1側に制御圧連
通路47、50に平行してハウジング28内に設けられ
ている。ドレン圧連通路48、49はハウジング28外
部のドレンに通じている。ドレン圧連通路48は、スプ
ール弁2、3、4、5が挿入される円筒孔28a、28
b、28c、28dから圧油をドレンに排出するように
設けられており、ドレン圧連通路49は、スプール弁
6、7、8が挿入される円筒孔28e、28f、28g
から圧油をドレンに排出するように設けられている。
【0026】ドレン圧連通路48、49、制御圧連通路
47、50、ライン圧連通路46、51は、それぞれこ
の順番でカムシャフト1から遠ざかるように配置されて
いる。このように配置する理由を図4に基づいて説明す
る。なおこの油圧連通路の配置の効果は、本実施例で示
した集積弁の構成でなくとも、つまり単に自動制御だ
け、もしくは手動操作だけの構成のものであっても同様
なスプール弁の構成であれば同様な効果を有する。
47、50、ライン圧連通路46、51は、それぞれこ
の順番でカムシャフト1から遠ざかるように配置されて
いる。このように配置する理由を図4に基づいて説明す
る。なおこの油圧連通路の配置の効果は、本実施例で示
した集積弁の構成でなくとも、つまり単に自動制御だ
け、もしくは手動操作だけの構成のものであっても同様
なスプール弁の構成であれば同様な効果を有する。
【0027】カムシャフト1が軸方向に移動しピン17
を押し上げようとするとき、ピン17はd点を支点とす
る回転モーメントを受ける。従って、ピン17の突出し
長さが長いほどピン17に対するこじり力が大きく働く
ことになる。また、ピン17を押し上げる力が大きいほ
どピン17に対するこじり力は大きくなり、スプール弁
5内の内円筒部5cの油圧が大きいほどこの油圧により
スプール弁5が受ける力に抗してピン17を押し上げよ
うとする力は大きくなる。そこで、ピン17の突出し長
さが長い位置の場合、ピン17にかかる圧力が小さくな
るような油圧連通モードを選択できれば、全体としてピ
ン17を押し上げる力は少なくてすみ、ピン17をこじ
る力も大きくならずにすむ。つまり、高圧となるライン
圧を供給するライン圧連通路46をカムシャフト1から
遠ざけ、最も低い圧力であるドレン圧ポート48をカム
シャフト1に近付け、ドレン圧からライン圧までの圧力
範囲内にある制御圧を供給する制御圧連通路47をライ
ン圧連通路46とドレン圧ポート48の中間にすること
で、カムシャフト1の駆動力を低減でき、ピンの変形を
防ぐことができる。またカムシャフト1の駆動源である
ステップモータ12の駆動力も小さくて済み、装置の大
型化を防ぐことになる。さらに、手動の際のセレクトレ
バー500の操作力にも影響するので、より少ない力で
駆動できる。他のスプール弁2、3、4、6、7、8に
ついても同様の連通路配置である。
を押し上げようとするとき、ピン17はd点を支点とす
る回転モーメントを受ける。従って、ピン17の突出し
長さが長いほどピン17に対するこじり力が大きく働く
ことになる。また、ピン17を押し上げる力が大きいほ
どピン17に対するこじり力は大きくなり、スプール弁
5内の内円筒部5cの油圧が大きいほどこの油圧により
スプール弁5が受ける力に抗してピン17を押し上げよ
うとする力は大きくなる。そこで、ピン17の突出し長
さが長い位置の場合、ピン17にかかる圧力が小さくな
るような油圧連通モードを選択できれば、全体としてピ
ン17を押し上げる力は少なくてすみ、ピン17をこじ
る力も大きくならずにすむ。つまり、高圧となるライン
圧を供給するライン圧連通路46をカムシャフト1から
遠ざけ、最も低い圧力であるドレン圧ポート48をカム
シャフト1に近付け、ドレン圧からライン圧までの圧力
範囲内にある制御圧を供給する制御圧連通路47をライ
ン圧連通路46とドレン圧ポート48の中間にすること
で、カムシャフト1の駆動力を低減でき、ピンの変形を
防ぐことができる。またカムシャフト1の駆動源である
ステップモータ12の駆動力も小さくて済み、装置の大
型化を防ぐことになる。さらに、手動の際のセレクトレ
バー500の操作力にも影響するので、より少ない力で
駆動できる。他のスプール弁2、3、4、6、7、8に
ついても同様の連通路配置である。
【0028】また、制御圧連通路47、50をライン圧
連通路46、51とドレン圧連通路48、49の間に配
置すると、ライン圧からドレン圧またはドレン圧からラ
イン圧への圧力切換えの際、中間圧としての制御圧を必
ず通過するので圧力切換え時のショックを減少すること
ができる。各スプール弁SPがカムシャフト1の駆動に
より円筒孔28a、28b、28c、28d、28e、
28f、28gを移動する際、各円筒孔28a、28
b、28c、28d、28e、28f、28gに開口す
るライン圧連通路46、51の位置と対向する位置に各
スプール弁SPの油路溝および油路孔が位置決めされる
と、ライン圧連通路46、51に供給されるライン圧の
圧油が各スプール弁SPの油路溝および油路孔を経由し
てスプール弁SPの内円筒部に供給され、さらに連通ポ
ート39、40、41、42、43、44、45を経由
して各摩擦係合装置にライン圧の圧油が供給される。
連通路46、51とドレン圧連通路48、49の間に配
置すると、ライン圧からドレン圧またはドレン圧からラ
イン圧への圧力切換えの際、中間圧としての制御圧を必
ず通過するので圧力切換え時のショックを減少すること
ができる。各スプール弁SPがカムシャフト1の駆動に
より円筒孔28a、28b、28c、28d、28e、
28f、28gを移動する際、各円筒孔28a、28
b、28c、28d、28e、28f、28gに開口す
るライン圧連通路46、51の位置と対向する位置に各
スプール弁SPの油路溝および油路孔が位置決めされる
と、ライン圧連通路46、51に供給されるライン圧の
圧油が各スプール弁SPの油路溝および油路孔を経由し
てスプール弁SPの内円筒部に供給され、さらに連通ポ
ート39、40、41、42、43、44、45を経由
して各摩擦係合装置にライン圧の圧油が供給される。
【0029】また、ライン圧の圧油と同様に、制御圧連
通路47、50から圧力調整された制御圧の圧油が各ス
プール弁SPに供給され、さらにスプール弁SPを介し
各摩擦係合装置へ制御圧の圧油が供給される構成になっ
ている。スプール弁SPの油路溝がドレン圧連通路4
8、49と連通する位置に位置決めされると、このスプ
ール弁SPに連通する摩擦係合装置内の圧油がドレン圧
連通路48、49からハウジング28外部のドレンに排
出される。
通路47、50から圧力調整された制御圧の圧油が各ス
プール弁SPに供給され、さらにスプール弁SPを介し
各摩擦係合装置へ制御圧の圧油が供給される構成になっ
ている。スプール弁SPの油路溝がドレン圧連通路4
8、49と連通する位置に位置決めされると、このスプ
ール弁SPに連通する摩擦係合装置内の圧油がドレン圧
連通路48、49からハウジング28外部のドレンに排
出される。
【0030】カムシャフト1の回転角は、図6に示すA
T用ECU70からの指示によって制御され、ステップ
モータ12がカムシャフト1を回動させて、カムシャフ
ト1の円周面に設けられたカムによりピン14、15、
16、17、18、19、20を介してスプール弁SP
の位置を制御し、それによりスプール弁SPに設けられ
た油路溝が各油圧連通路と通じ所定の油圧が各連通ポー
ト39、40、41、42、43、44、45に伝えら
れる。
T用ECU70からの指示によって制御され、ステップ
モータ12がカムシャフト1を回動させて、カムシャフ
ト1の円周面に設けられたカムによりピン14、15、
16、17、18、19、20を介してスプール弁SP
の位置を制御し、それによりスプール弁SPに設けられ
た油路溝が各油圧連通路と通じ所定の油圧が各連通ポー
ト39、40、41、42、43、44、45に伝えら
れる。
【0031】AT用ECU70は、図6に示すように加
速に際し変速段を下段にシフトするためのキックダウン
信号やセレクトレバー500がどのポジションにあるの
かを示すセレクトレバー信号等と、エンジンの駆動を制
御するエンジン(E/G)用ECU72からの信号によ
って、E/G用ECU72とデータを交換しながらステ
ップモータ12を駆動するモータ位置信号を出力し、同
時に各油圧制御信号を前述の係合油圧制御弁61、6
2、ライン圧制御弁64、ロックアップ油圧制御弁65
に出力する。この時E/G用ECU72とAT用ECU
70とが交換するデータとしては、図6に示すようにラ
ジエータの水温、スロットル開度、クランクシャフトの
クランク角、車速、タービン回転数等がある。
速に際し変速段を下段にシフトするためのキックダウン
信号やセレクトレバー500がどのポジションにあるの
かを示すセレクトレバー信号等と、エンジンの駆動を制
御するエンジン(E/G)用ECU72からの信号によ
って、E/G用ECU72とデータを交換しながらステ
ップモータ12を駆動するモータ位置信号を出力し、同
時に各油圧制御信号を前述の係合油圧制御弁61、6
2、ライン圧制御弁64、ロックアップ油圧制御弁65
に出力する。この時E/G用ECU72とAT用ECU
70とが交換するデータとしては、図6に示すようにラ
ジエータの水温、スロットル開度、クランクシャフトの
クランク角、車速、タービン回転数等がある。
【0032】カムシャフト1は、ある作動モードにおけ
るピン14、15、16、17、18、19、20との
当接位置から周方向および軸方向にそれぞれ所定幅で同
一径部分を設けてあるため、カムシャフト1が回転方向
またはスライド方向に駆動され小さな範囲で移動して
も、スプール弁SPが位置変化しない。このため、カム
シャフト1の位置決めに若干のずれを許容している。さ
らに、カムシャフト1が回転方向またはスライド方向に
全ストロークしたときにも、ピン14、15、16、1
7、18、19、20の側面と隣接スプールに対応した
カムシャフト表面のカム凹凸との間にはピン径程度の余
裕が設けてあり、万一の際にも、ピン14、15、1
6、17、18、19、20に大きな力が加わらないよ
うに考慮されている。また、ピン14、15、16、1
7、18、19、20先端の曲率半径よりもカム凹凸の
隅部が大きな曲率半径に加工されており、ピンとカムと
が一点で接するのでカム凹凸に対するピンの追従がスム
ーズに行える。
るピン14、15、16、17、18、19、20との
当接位置から周方向および軸方向にそれぞれ所定幅で同
一径部分を設けてあるため、カムシャフト1が回転方向
またはスライド方向に駆動され小さな範囲で移動して
も、スプール弁SPが位置変化しない。このため、カム
シャフト1の位置決めに若干のずれを許容している。さ
らに、カムシャフト1が回転方向またはスライド方向に
全ストロークしたときにも、ピン14、15、16、1
7、18、19、20の側面と隣接スプールに対応した
カムシャフト表面のカム凹凸との間にはピン径程度の余
裕が設けてあり、万一の際にも、ピン14、15、1
6、17、18、19、20に大きな力が加わらないよ
うに考慮されている。また、ピン14、15、16、1
7、18、19、20先端の曲率半径よりもカム凹凸の
隅部が大きな曲率半径に加工されており、ピンとカムと
が一点で接するのでカム凹凸に対するピンの追従がスム
ーズに行える。
【0033】セレクトレバー500のシフト位置は、通
常P(パーキング)、R(リバース)、N(ニュートラ
ル)、D(ドライブ)、2(セカンド)、L(ロー)の
6位置であるが、パーキングおよびニュートラルの位置
については変速操作は実施されないので、自動変速処理
が実施されたとしても、トランスミッション300はト
ルクを伝達しないように設定されている。図7は、セレ
クトレバー500の各レンジおよび各変速レンジにおい
て各スプール弁SPがライン圧ポート35、37、ドレ
ン圧連通路48、49、制御圧ポート36、38のいず
れに接続されるかを示した図である。また制御圧ポート
36と制御圧ポート38はそれぞれ二つの係合油圧制御
弁61、62に接続しているので違う記号としたが、と
りうる圧力値の範囲(即ちライン圧を最高圧としてそれ
以下の範囲)としては同じである。カムシャフト1のカ
ム形状は、図7に示される油圧連通モードで決まるスプ
ール弁位置となるよう設計される。なおこのようにして
制御されるATの各クラッチ類、ブレーキ類の動作状態
は図8に示すような構成となる。
常P(パーキング)、R(リバース)、N(ニュートラ
ル)、D(ドライブ)、2(セカンド)、L(ロー)の
6位置であるが、パーキングおよびニュートラルの位置
については変速操作は実施されないので、自動変速処理
が実施されたとしても、トランスミッション300はト
ルクを伝達しないように設定されている。図7は、セレ
クトレバー500の各レンジおよび各変速レンジにおい
て各スプール弁SPがライン圧ポート35、37、ドレ
ン圧連通路48、49、制御圧ポート36、38のいず
れに接続されるかを示した図である。また制御圧ポート
36と制御圧ポート38はそれぞれ二つの係合油圧制御
弁61、62に接続しているので違う記号としたが、と
りうる圧力値の範囲(即ちライン圧を最高圧としてそれ
以下の範囲)としては同じである。カムシャフト1のカ
ム形状は、図7に示される油圧連通モードで決まるスプ
ール弁位置となるよう設計される。なおこのようにして
制御されるATの各クラッチ類、ブレーキ類の動作状態
は図8に示すような構成となる。
【0034】カムシャフト1は連結部11によってセレ
クトレバー500と連結しているので、運転者による手
動操作でセレクトレバー500の位置選択が行われる
と、カムシャフト1はシャフト軸方向に移動し、カムシ
ャフト1の軸方向のカム凹凸でカムシャフト1に接する
ピン14、15、16、17、18、19、20を動か
し各スプール弁SPを制御する。また、AT用ECU7
0の指令によりステップモータ12を回転させ、カムシ
ャフト1の円周方向の凹凸で各スプール弁SPの位置を
制御する。
クトレバー500と連結しているので、運転者による手
動操作でセレクトレバー500の位置選択が行われる
と、カムシャフト1はシャフト軸方向に移動し、カムシ
ャフト1の軸方向のカム凹凸でカムシャフト1に接する
ピン14、15、16、17、18、19、20を動か
し各スプール弁SPを制御する。また、AT用ECU7
0の指令によりステップモータ12を回転させ、カムシ
ャフト1の円周方向の凹凸で各スプール弁SPの位置を
制御する。
【0035】図5(B)は図5(A)の断面位置におけ
るDレンジ位置にあるカムシャフト1の軸方向断面図を
示しており、変速段が4速の位置にある状態である。ス
プール弁5および8にそれぞれ接しているピン17およ
び20は、他端がいずれもカムシャフト1の最大径の位
置に接しているのでスプール弁5および8を最大に押し
上げている。従って、スプール弁5および8はライン圧
ポート35、37(P S )と連通する位置に位置決めさ
れ、スプール弁5および8にそれぞれ接続する多板クラ
ッチC1および多板ブレーキB2にライン圧の圧油が供
給される。
るDレンジ位置にあるカムシャフト1の軸方向断面図を
示しており、変速段が4速の位置にある状態である。ス
プール弁5および8にそれぞれ接しているピン17およ
び20は、他端がいずれもカムシャフト1の最大径の位
置に接しているのでスプール弁5および8を最大に押し
上げている。従って、スプール弁5および8はライン圧
ポート35、37(P S )と連通する位置に位置決めさ
れ、スプール弁5および8にそれぞれ接続する多板クラ
ッチC1および多板ブレーキB2にライン圧の圧油が供
給される。
【0036】この状態から、AT用ECU70の指令に
よるステップモータ12の回転に応じ、3速(3rd)、
2速(2nd)、1速(1st)と、カムシャフト1は45
°間隔で回転し、その回転に応じピン17および20は
カムシャフト1の外周面に沿って移動する。図5(B)
に示した図の場合には、スプール弁5および8は3速と
4速において同一の位置であるが、2速の変速段ではピ
ン20がカムシャフト1の中間径位置に移動し、スプー
ル弁8は制御圧連通路50と接続する位置に摺動され、
ブレーキB2に制御圧が加わる。1速の変速段において
も同様に、図7に示す圧力分配が行われる。
よるステップモータ12の回転に応じ、3速(3rd)、
2速(2nd)、1速(1st)と、カムシャフト1は45
°間隔で回転し、その回転に応じピン17および20は
カムシャフト1の外周面に沿って移動する。図5(B)
に示した図の場合には、スプール弁5および8は3速と
4速において同一の位置であるが、2速の変速段ではピ
ン20がカムシャフト1の中間径位置に移動し、スプー
ル弁8は制御圧連通路50と接続する位置に摺動され、
ブレーキB2に制御圧が加わる。1速の変速段において
も同様に、図7に示す圧力分配が行われる。
【0037】セレクトレバー500を順に、2(前進第
2速)、D(前進自動変速段)、N(ニュートラル)、
R(リバース)、P(パーキング)にシフトした場合、
カムシャフト1は予め定められた距離だけ軸方向に移動
する。すると、回転移動の場合と同様にしてスプール弁
5および8は、図7に示す圧力分配が行われる。他の変
速段および他のレンジおよび他のスプール弁においても
同様の作動を示す。
2速)、D(前進自動変速段)、N(ニュートラル)、
R(リバース)、P(パーキング)にシフトした場合、
カムシャフト1は予め定められた距離だけ軸方向に移動
する。すると、回転移動の場合と同様にしてスプール弁
5および8は、図7に示す圧力分配が行われる。他の変
速段および他のレンジおよび他のスプール弁においても
同様の作動を示す。
【0038】次にDレンジ位置における変速動作を説明
する。他のレンジにおいても基本的な作動は同様であ
る。カムシャフト1は手動のDレンジの位置において、
カムの凹凸によりピンを介しスプール弁SPを図7のD
レンジの欄で示す油圧ポートで決まる油圧連通モードに
する。そしてカムシャフト1に対するAT用ECU70
の指示が、車速の4段階の内の1速モード(図7の
1st)であると、図7、図8に示すように、多板クラッ
チC0は、図1のライン圧ポート35(図7のPS )、
ライン圧連通路46、スプール弁3の油路溝、連通ポー
ト40を介しライン圧を受けて作動状態となる。多板ク
ラッチC1は同様に、制御圧ポート36(図7のPC1)
から制御圧連通路47、スプール弁5の油路溝5a、連
通ポート42を介し制御圧を受け、車速等の状態によっ
て制御圧が係合油圧制御弁61で調節され係合状態が制
御される。また、多板クラッチC2および多板ブレーキ
B0はドレン圧通路48、49(図7のDr )に接続さ
れ、多板ブレーキB1、B2、B3もすべてドレン圧通
路48または49に接続される。
する。他のレンジにおいても基本的な作動は同様であ
る。カムシャフト1は手動のDレンジの位置において、
カムの凹凸によりピンを介しスプール弁SPを図7のD
レンジの欄で示す油圧ポートで決まる油圧連通モードに
する。そしてカムシャフト1に対するAT用ECU70
の指示が、車速の4段階の内の1速モード(図7の
1st)であると、図7、図8に示すように、多板クラッ
チC0は、図1のライン圧ポート35(図7のPS )、
ライン圧連通路46、スプール弁3の油路溝、連通ポー
ト40を介しライン圧を受けて作動状態となる。多板ク
ラッチC1は同様に、制御圧ポート36(図7のPC1)
から制御圧連通路47、スプール弁5の油路溝5a、連
通ポート42を介し制御圧を受け、車速等の状態によっ
て制御圧が係合油圧制御弁61で調節され係合状態が制
御される。また、多板クラッチC2および多板ブレーキ
B0はドレン圧通路48、49(図7のDr )に接続さ
れ、多板ブレーキB1、B2、B3もすべてドレン圧通
路48または49に接続される。
【0039】そして1速モード状態からAT用ECU7
0が2速モード(図7の2nd)の指示状態になったとす
ると、AT用ECU70からの指示によってステップモ
ータ12がカムシャフト1を2速モード位置に回転さ
せ、各スプール弁SPの位置を変化させる。その結果、
図7のDレンジの2ndの欄に示すように、多板クラッチ
C1はライン圧連通路46を通じてライン圧ポート35
(図7のPS )に接続され、多板ブレーキB2は制御圧
連通路50を通じて制御圧ポート38(図7のP c2)に
接続され、他のクラッチ、ブレーキは1速モードと同じ
状態が保持される。これらのモードによって決まる油圧
でトランスミッション300内のクラッチ類、ブレーキ
類が作動し1速モードと異なる変速比である2速モード
の状態となる。このように制御状態が決められてATと
しての機能を果たす。他のレンジ位置でも、またシフト
ダウン操作でも同様な動作で制御される。
0が2速モード(図7の2nd)の指示状態になったとす
ると、AT用ECU70からの指示によってステップモ
ータ12がカムシャフト1を2速モード位置に回転さ
せ、各スプール弁SPの位置を変化させる。その結果、
図7のDレンジの2ndの欄に示すように、多板クラッチ
C1はライン圧連通路46を通じてライン圧ポート35
(図7のPS )に接続され、多板ブレーキB2は制御圧
連通路50を通じて制御圧ポート38(図7のP c2)に
接続され、他のクラッチ、ブレーキは1速モードと同じ
状態が保持される。これらのモードによって決まる油圧
でトランスミッション300内のクラッチ類、ブレーキ
類が作動し1速モードと異なる変速比である2速モード
の状態となる。このように制御状態が決められてATと
しての機能を果たす。他のレンジ位置でも、またシフト
ダウン操作でも同様な動作で制御される。
【0040】手動でセレクトレバー500を切換えレン
ジを変更すると、セレクトレバー500に連動した連結
部11によってカムシャフト1がスライドさせられて各
スプール弁SPの位置を切換え、図7の各レンジで指定
するような油圧連通モードにする。その状態で同時にE
CU70による制御でステップモータ12によりカムシ
ャフト1が回動駆動されて車速に対応した油圧連通モー
ドになり、自動制御が続行される。
ジを変更すると、セレクトレバー500に連動した連結
部11によってカムシャフト1がスライドさせられて各
スプール弁SPの位置を切換え、図7の各レンジで指定
するような油圧連通モードにする。その状態で同時にE
CU70による制御でステップモータ12によりカムシ
ャフト1が回動駆動されて車速に対応した油圧連通モー
ドになり、自動制御が続行される。
【0041】本実施例の効果を比較例と対比して説明す
る。比較例の油圧連通モードを図10に示す。比較例で
は、Rレンジの全変速段におけるブレーキB3およびク
ラッチC2に制御圧ポート36から圧油が供給されてい
る。つまり1つの係合油圧制御弁61でブレーキB3お
よびクラッチC2を制御している。また、2レンジの2
ndにおけるブレーキB1およびB2に制御圧ポート38
から圧油が供給されている。つまり1つの係合油圧制御
弁62でブレーキB1およびB2を制御している。この
ように、油圧を変化させて係合摩擦装置であるクラッチ
またはブレーキを制御する係合油圧制御弁61、62が
2以上のクラッチまたはブレーキを同時に制御しようと
すると、圧油の供給量が減少し制御の応答性および精度
が低下する。一方本実施例では、比較例におけるスプー
ル弁2とブレーキB3との接続、スプール弁6とブレー
キB1との接続を逆にし、スプール弁2にブレーキB1
を接続し、スプール弁6にブレーキB3を接続してい
る。これにより、係合油圧制御弁61および62は、同
時に2つ以上の多板んクラッチまたは多板ブレーキを制
御することがないので油圧制御の応答性および精度を向
上することができる。
る。比較例の油圧連通モードを図10に示す。比較例で
は、Rレンジの全変速段におけるブレーキB3およびク
ラッチC2に制御圧ポート36から圧油が供給されてい
る。つまり1つの係合油圧制御弁61でブレーキB3お
よびクラッチC2を制御している。また、2レンジの2
ndにおけるブレーキB1およびB2に制御圧ポート38
から圧油が供給されている。つまり1つの係合油圧制御
弁62でブレーキB1およびB2を制御している。この
ように、油圧を変化させて係合摩擦装置であるクラッチ
またはブレーキを制御する係合油圧制御弁61、62が
2以上のクラッチまたはブレーキを同時に制御しようと
すると、圧油の供給量が減少し制御の応答性および精度
が低下する。一方本実施例では、比較例におけるスプー
ル弁2とブレーキB3との接続、スプール弁6とブレー
キB1との接続を逆にし、スプール弁2にブレーキB1
を接続し、スプール弁6にブレーキB3を接続してい
る。これにより、係合油圧制御弁61および62は、同
時に2つ以上の多板んクラッチまたは多板ブレーキを制
御することがないので油圧制御の応答性および精度を向
上することができる。
【0042】本実施例の変形例による油圧連通モードを
図9に示す。セレクトレバーのシフト操作において、例
えば、Dレンジの4速走行状態からセレクトレバーをシ
フトし、2レンジの3速で走行する変速操作を考えてみ
る。Dレンジの4速では、多板クラッチC0、C1、C
2、多板ブレーキB0、B2が係合し、2レンジの3速
では多板クラッチC0、C1、C2、多板ブレーキB2
が係合している。ここで、Dレンジの4速から2レンジ
の3速にするためには、多板クラッチC0に加える油圧
を制御圧からライン圧に上昇させ、多板ブレーキB0に
加える油圧を制御圧からドレン圧に下降させる必要があ
る。変速による衝撃を緩和して滑らかに変速を行うため
には、多板クラッチおよび多板ブレーキが係合すると
き、つまり、多板クラッチおよび多板ブレーキに加わっ
ている油圧が上昇するときの油圧を最適に制御しなけれ
ばならない。つまりDレンジの4速から2レンジの3速
にする場合、多板クラッチC0に加わっている制御圧を
上昇させてライン圧に近づけてから、制御圧ポート(P
C1)からライン圧ポート(P S )に切換えることが望ま
しい。ステップモータによる自動制御では、走行状態に
より変速の必要性が生じた場合、AT用ECUから係合
油圧制御弁への指示により制御圧を調節してから滑らか
にライン圧に油圧を変更できるが、セレクトレバーによ
る変速では、手動操作によりカムシャフトがスライドし
てDレンジの4速位置から2レンジの4速の位置にな
り、次にステップモータの自動制御により2レンジの3
速位置になる。Dレンジの4速位置から2レンジの4速
の位置にカムシャフトがスライドするとき、AT用EC
Uによる制御圧の最適化は行なえないので、制御圧ポー
ト(PC1)内の制御圧は変化しない。前述した実施例で
は、図7に示すように、2レンジの4速において多板ク
ラッチC0にライン圧ポート35が接続するため、制御
圧ポート(PC1)内の制御圧によっては制御圧とライン
圧との圧力差により多板クラッチC0を係合するとき衝
撃を生じる場合がある。一方変形例では、2レンジの4
速において、多板クラッチC0に制御圧ポート36が接
続しているため、Dレンジの4速から2レンジの4速へ
の変速は同じ制御圧が多板クラッチC0に加わり、2レ
ンジの4速から2レンジの3速への変速は、AT用EC
Uの指示により制御圧ポート(PC1)内の制御圧をライ
ン圧に近づけてからライン圧ポート(PS )に切換える
ことができる。このため、クラッチC0を係合するとき
の油圧を最適に制御し、変速時の衝撃を緩和することが
できる。
図9に示す。セレクトレバーのシフト操作において、例
えば、Dレンジの4速走行状態からセレクトレバーをシ
フトし、2レンジの3速で走行する変速操作を考えてみ
る。Dレンジの4速では、多板クラッチC0、C1、C
2、多板ブレーキB0、B2が係合し、2レンジの3速
では多板クラッチC0、C1、C2、多板ブレーキB2
が係合している。ここで、Dレンジの4速から2レンジ
の3速にするためには、多板クラッチC0に加える油圧
を制御圧からライン圧に上昇させ、多板ブレーキB0に
加える油圧を制御圧からドレン圧に下降させる必要があ
る。変速による衝撃を緩和して滑らかに変速を行うため
には、多板クラッチおよび多板ブレーキが係合すると
き、つまり、多板クラッチおよび多板ブレーキに加わっ
ている油圧が上昇するときの油圧を最適に制御しなけれ
ばならない。つまりDレンジの4速から2レンジの3速
にする場合、多板クラッチC0に加わっている制御圧を
上昇させてライン圧に近づけてから、制御圧ポート(P
C1)からライン圧ポート(P S )に切換えることが望ま
しい。ステップモータによる自動制御では、走行状態に
より変速の必要性が生じた場合、AT用ECUから係合
油圧制御弁への指示により制御圧を調節してから滑らか
にライン圧に油圧を変更できるが、セレクトレバーによ
る変速では、手動操作によりカムシャフトがスライドし
てDレンジの4速位置から2レンジの4速の位置にな
り、次にステップモータの自動制御により2レンジの3
速位置になる。Dレンジの4速位置から2レンジの4速
の位置にカムシャフトがスライドするとき、AT用EC
Uによる制御圧の最適化は行なえないので、制御圧ポー
ト(PC1)内の制御圧は変化しない。前述した実施例で
は、図7に示すように、2レンジの4速において多板ク
ラッチC0にライン圧ポート35が接続するため、制御
圧ポート(PC1)内の制御圧によっては制御圧とライン
圧との圧力差により多板クラッチC0を係合するとき衝
撃を生じる場合がある。一方変形例では、2レンジの4
速において、多板クラッチC0に制御圧ポート36が接
続しているため、Dレンジの4速から2レンジの4速へ
の変速は同じ制御圧が多板クラッチC0に加わり、2レ
ンジの4速から2レンジの3速への変速は、AT用EC
Uの指示により制御圧ポート(PC1)内の制御圧をライ
ン圧に近づけてからライン圧ポート(PS )に切換える
ことができる。このため、クラッチC0を係合するとき
の油圧を最適に制御し、変速時の衝撃を緩和することが
できる。
【0043】以上説明した本発明の実施例では、集積弁
60は二方向の動きで制御され、即ち自動制御と手動操
作とを同時に兼ね備えて油圧制御を行う構造となってい
る。このため、自動制御が異常のために制御が不能とな
っても手動操作によりATの制御を維持でき、特に下り
坂や上り坂、山岳路、雪道発進等の場合に不都合が生じ
ることが防げる。またカムシャフトに限らず自動、手動
の機構を備えた油圧制御方式ならば同様な効果を有す
る。このように本実施例では、自動、手動両制御機構を
備えた集積弁によって軽量、コンパクトでなおかつ信頼
性の高いAT装置を提供できる。
60は二方向の動きで制御され、即ち自動制御と手動操
作とを同時に兼ね備えて油圧制御を行う構造となってい
る。このため、自動制御が異常のために制御が不能とな
っても手動操作によりATの制御を維持でき、特に下り
坂や上り坂、山岳路、雪道発進等の場合に不都合が生じ
ることが防げる。またカムシャフトに限らず自動、手動
の機構を備えた油圧制御方式ならば同様な効果を有す
る。このように本実施例では、自動、手動両制御機構を
備えた集積弁によって軽量、コンパクトでなおかつ信頼
性の高いAT装置を提供できる。
【0044】また本実施例では、図1に示すように、カ
ムシャフト1の両側にスプール弁SPを配置したので、
集積弁60はコンパクトな略平板状に構成されている。
配置上、上下方向の制約のある場所に適しており、例え
ばオイルパン内での配置も容易となる。本発明では、平
板状に限らず、例えば、カムシャフト軸を中心として屈
曲させるようにしてもよい。また本発明では、スプール
弁列をカムシャフトの片側に一列に配置させ細長くした
棒形状でももちろん構わない。これらの場合では、他の
装置、特にAT本体のトランスミッションの形状に合わ
せて設置余裕の少ないオイルパン内部などの周辺にコン
パクトに搭載することができる。
ムシャフト1の両側にスプール弁SPを配置したので、
集積弁60はコンパクトな略平板状に構成されている。
配置上、上下方向の制約のある場所に適しており、例え
ばオイルパン内での配置も容易となる。本発明では、平
板状に限らず、例えば、カムシャフト軸を中心として屈
曲させるようにしてもよい。また本発明では、スプール
弁列をカムシャフトの片側に一列に配置させ細長くした
棒形状でももちろん構わない。これらの場合では、他の
装置、特にAT本体のトランスミッションの形状に合わ
せて設置余裕の少ないオイルパン内部などの周辺にコン
パクトに搭載することができる。
【0045】また本実施例では、カムシャフト1に対す
るECU変速とマニュアル変速の割当は回転方向にEC
U変速、スライド方向にマニュアル変速を割り当ててい
る。これは、回転方向にカム面の凹凸変化の頻度が少な
くなるためカムシャフト1を鋳造、成形等の加工が容易
になり製作上極めて有利になるからである。しかしなが
ら、本発明では、カムシャフトの軸方向の直線運動によ
って自動制御を行い、回転運動によって手動操作を行な
うことは可能である。この場合、ステップモータはカム
シャフトを軸方向に駆動し、セレクトレバーはカムシャ
フトを回転方向に駆動する。
るECU変速とマニュアル変速の割当は回転方向にEC
U変速、スライド方向にマニュアル変速を割り当ててい
る。これは、回転方向にカム面の凹凸変化の頻度が少な
くなるためカムシャフト1を鋳造、成形等の加工が容易
になり製作上極めて有利になるからである。しかしなが
ら、本発明では、カムシャフトの軸方向の直線運動によ
って自動制御を行い、回転運動によって手動操作を行な
うことは可能である。この場合、ステップモータはカム
シャフトを軸方向に駆動し、セレクトレバーはカムシャ
フトを回転方向に駆動する。
【0046】また本発明では、カムシャフトは図示した
寸法に限らず、径を大きくして略円筒ドラムカムシャフ
トとしても構わない。またスプール弁の形状も、上述の
機能を持つ油圧弁であれば円筒に限らず、どのような形
状の弁であってもよい。なお一般的にスプール弁の個数
や油圧連通モードは、トランスミッションの構造に依存
して変わり、また多板ブレーキや多板クラッチの数や質
によって設定条件も変化する。
寸法に限らず、径を大きくして略円筒ドラムカムシャフ
トとしても構わない。またスプール弁の形状も、上述の
機能を持つ油圧弁であれば円筒に限らず、どのような形
状の弁であってもよい。なお一般的にスプール弁の個数
や油圧連通モードは、トランスミッションの構造に依存
して変わり、また多板ブレーキや多板クラッチの数や質
によって設定条件も変化する。
【0047】また本実施例では、カムシャフト1により
各スプール弁SPを駆動したが、本発明では、自動、手
動の機構を備えた油圧制御方式ならばどのように油圧弁
であるスプール弁を駆動してもよく、同様な効果を得る
ことができる。また本実施例では、カムとカムシャフト
1とを一体に形成したが、本発明では、外周面をカム形
状としたカムリングをシャフトに嵌め込んで図1に示す
カムシャフト構造としてもよく、その場合、ポート数変
更やポート組み合わせ変更などに対応しやすくなる。例
えば図示しないが、各スプール弁のあるハウジングの円
筒孔の周囲を1ブロックとして、この1ブロックをカム
シャフト軸方向に積み重ねる構成にすることで設計変更
は容易に行える。従って、そのような集積弁の構成は、
油圧弁とそのハウジングを1ブロック単位として、この
1ブロック単位を必要ポート数だけ積層したことが特徴
となる。
各スプール弁SPを駆動したが、本発明では、自動、手
動の機構を備えた油圧制御方式ならばどのように油圧弁
であるスプール弁を駆動してもよく、同様な効果を得る
ことができる。また本実施例では、カムとカムシャフト
1とを一体に形成したが、本発明では、外周面をカム形
状としたカムリングをシャフトに嵌め込んで図1に示す
カムシャフト構造としてもよく、その場合、ポート数変
更やポート組み合わせ変更などに対応しやすくなる。例
えば図示しないが、各スプール弁のあるハウジングの円
筒孔の周囲を1ブロックとして、この1ブロックをカム
シャフト軸方向に積み重ねる構成にすることで設計変更
は容易に行える。従って、そのような集積弁の構成は、
油圧弁とそのハウジングを1ブロック単位として、この
1ブロック単位を必要ポート数だけ積層したことが特徴
となる。
【図1】本発明の一実施例による自動変速機用油圧制御
装置の集積弁を示す断面図である。
装置の集積弁を示す断面図である。
【図2】本実施例の自動変速機装置のシステム構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図3】図1のIII −III 線断面図である。
【図4】スプール弁5の詳細形状を示す断面図である。
【図5】(A)は図1のV−V線断面図である。(B)
は、図5(A)の断面位置におけるカムシャフトの形状
を示す断面図である。
は、図5(A)の断面位置におけるカムシャフトの形状
を示す断面図である。
【図6】本実施例の信号線の入出力状態を示すブロック
図である。
図である。
【図7】本実施例の油圧連通モードを示す説明図であ
る。
る。
【図8】トランスミッションの多板クラッチ、多板ブレ
ーキの動作状態図である。
ーキの動作状態図である。
【図9】変形例の油圧連通モードを示す説明図である。
【図10】比較例の油圧連通モードを示す説明図であ
る。
る。
1 カムシャフト 2、3、4、5、6、7、8 スプール弁(切換弁) 9 軸受 11 連結部 12 ステップモ−タ(自動切換え手段) 13 ギア 14、15、16、17、18、19、20ピン 28 ハウジング 29 軸受 39、40、41、42、43、44、45連通ポート 35、37 ライン圧ポート 36、38 制御圧ポート 46、51 ライン圧連通路 47、50 制御圧連通路 48、49 ドレン圧連通路 52 中間ギア 53 ギア歯 61、62 係合油圧制御弁(電磁弁) 64 ライン圧制御弁 70 AT用ECU 72 E/G用ECU 200 トルクコンバータ 300 トランスミッション 500 セレクトレバー(手動切換え手段)
Claims (3)
- 【請求項1】 自動変速機に設けられる複数の摩擦係合
要素に加わる油圧を複数の切換弁で切換え制御し、前記
複数の摩擦係合要素の係合または解除を行うことにより
複数の変速段を切換え制御する自動変速機用油圧制御装
置であって、 自動制御により前記複数の切換弁を切換え制御する自動
切換え手段と、 手動操作により前記複数の切換弁を切換え制御する手動
切換え手段とを備え、 前記複数の摩擦係合要素に加わる油圧はライン圧または
ドレン圧またはライン圧とドレン圧との中間圧である制
御圧のいずれかであり、 手動操作によるシフトダウン時、前記複数の摩擦係合要
素に加わる圧力は、シフト前の圧力と同圧またはシフト
前の圧力よりも低圧の油圧に切換わることを特徴とする
自動変速機用油圧制御装置。 - 【請求項2】 制御圧の高低を調節可能な電磁弁を前記
複数の切換弁の近傍に前記複数の切換弁に接続可能に設
けることを特徴とする請求項1記載の自動変速機用油圧
制御装置。 - 【請求項3】 前記電磁弁は、前記複数の切換弁のうち
同時に一つの切換弁だけを介して前記複数の摩擦係合装
置のうちのいずれか一つの摩擦係合装置に制御圧を加え
ることを特徴とする請求項2記載の自動変速機用油圧制
御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19996194A JPH0861488A (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | 自動変速機用油圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19996194A JPH0861488A (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | 自動変速機用油圧制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0861488A true JPH0861488A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16416491
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19996194A Pending JPH0861488A (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | 自動変速機用油圧制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0861488A (ja) |
-
1994
- 1994-08-24 JP JP19996194A patent/JPH0861488A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040901 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041006 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050405 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |