JPH0862214A - 生体内物質の測定方法 - Google Patents
生体内物質の測定方法Info
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- JPH0862214A JPH0862214A JP19531694A JP19531694A JPH0862214A JP H0862214 A JPH0862214 A JP H0862214A JP 19531694 A JP19531694 A JP 19531694A JP 19531694 A JP19531694 A JP 19531694A JP H0862214 A JPH0862214 A JP H0862214A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】体液検体を前処理なしで測定しても、体液中の
測定妨害物質の影響を受けることなく高感度、高信頼性
の測定結果を短時間で得る。 【構成】試薬として、測定対象物質と結合する物質を担
持した磁性粒子と、非磁性の着色粒子と、測定妨害物質
と結合する磁性粒子とを用い、この試薬と体液とを混合
し、集磁により磁性粒子とこれに結合した物質とを除去
し、残存する非磁性の着色粒子の量を測定する生体内物
質の測定方法。
測定妨害物質の影響を受けることなく高感度、高信頼性
の測定結果を短時間で得る。 【構成】試薬として、測定対象物質と結合する物質を担
持した磁性粒子と、非磁性の着色粒子と、測定妨害物質
と結合する磁性粒子とを用い、この試薬と体液とを混合
し、集磁により磁性粒子とこれに結合した物質とを除去
し、残存する非磁性の着色粒子の量を測定する生体内物
質の測定方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁性を有する粒子と磁性
を有しない粒子とを用いて、免疫反応において生体内物
質を測定する方法において、体液検体を用いての測定が
可能で、体液中の測定妨害物質の影響を受けることなく
極めて短時間に高感度、高信頼性の測定結果が得られる
測定方法に関する。
を有しない粒子とを用いて、免疫反応において生体内物
質を測定する方法において、体液検体を用いての測定が
可能で、体液中の測定妨害物質の影響を受けることなく
極めて短時間に高感度、高信頼性の測定結果が得られる
測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】抗原と抗体とを反応させる工程を有する
免疫分析法において磁性を有する粒子を利用すること
は、USP4177253号特許に開示されている。ま
た、不溶性担体粒子に抗体又は抗原を担持させ、この担
持された抗体又は抗原に、抗原又は抗体或いはその混合
物を液体媒体中で反応させて反応物の変化の度合を測定
することにより、抗原又は抗体を測定する方法におい
て、担体粒子として磁性体粒子と磁性を有しない粒子を
用いて反応を行い、次いで反応混合物に磁場を付与する
ことにより未反応の磁性体粒子等を含む反応混合物から
分離し、残存する磁性を有しない粒子を検知して、液体
媒体中の抗原又は抗体を定性又は定量する測定法は、例
えば、特開平1−193647号公報に開示されてい
る。
免疫分析法において磁性を有する粒子を利用すること
は、USP4177253号特許に開示されている。ま
た、不溶性担体粒子に抗体又は抗原を担持させ、この担
持された抗体又は抗原に、抗原又は抗体或いはその混合
物を液体媒体中で反応させて反応物の変化の度合を測定
することにより、抗原又は抗体を測定する方法におい
て、担体粒子として磁性体粒子と磁性を有しない粒子を
用いて反応を行い、次いで反応混合物に磁場を付与する
ことにより未反応の磁性体粒子等を含む反応混合物から
分離し、残存する磁性を有しない粒子を検知して、液体
媒体中の抗原又は抗体を定性又は定量する測定法は、例
えば、特開平1−193647号公報に開示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来技術における測定方法に用いる検体は測定妨
害物質を除去した生体内物質でなければ測定の精度や信
頼性を期することができなかった。
ような従来技術における測定方法に用いる検体は測定妨
害物質を除去した生体内物質でなければ測定の精度や信
頼性を期することができなかった。
【0004】すなわち、生体内物質の測定に用いる試料
は血清分離などの前処理の過程を経なくても、高感度で
かつ高精度でしかも迅速に測定しなければならないが、
血清分離などの過程を経ないと全血中の例えば赤血球、
白血球、血小板、ヘモグロビン、ビリルビン、リポ蛋白
などが測定妨害物質となり、感度の高い測定は不可能で
あった。測定妨害物質を除くために血清分離などの前処
理の過程を経ることは、迅速な測定を困難とする。従っ
て、本発明は前記した従来技術の測定における問題点を
解決し、感度が高く、信頼性の高い生体内物質の迅速な
定性、または定量測定方法を開発することを目的とす
る。
は血清分離などの前処理の過程を経なくても、高感度で
かつ高精度でしかも迅速に測定しなければならないが、
血清分離などの過程を経ないと全血中の例えば赤血球、
白血球、血小板、ヘモグロビン、ビリルビン、リポ蛋白
などが測定妨害物質となり、感度の高い測定は不可能で
あった。測定妨害物質を除くために血清分離などの前処
理の過程を経ることは、迅速な測定を困難とする。従っ
て、本発明は前記した従来技術の測定における問題点を
解決し、感度が高く、信頼性の高い生体内物質の迅速な
定性、または定量測定方法を開発することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記(1)〜
(4)の工程を順次経る事を特徴とする生体内物質の測
定方法を提供する。 (1)下記(a)〜(c)の粒子と体液とを混合する工
程 (a)体液中の測定妨害物質と免疫反応により結合する
物質を担持させた磁性を有する粒子 (b)体液中の測定対象物質と免疫反応により結合する
物質を担持させた磁性を有する粒子 (c)体液中の測定対象物質と免疫反応により結合する
物質を担持させた磁性を有しない着色粒子 (2)該混合物に磁場を付与する工程 (3)磁性を有する粒子と免疫反応により結合した複合
体及び未反応の磁性を有する粒子を集磁により除去する
工程 (4)集磁されない着色粒子の量を、波長350nm以
上でその吸光度を測定し、体液中の測定妨害物質の影響
を受けることなく体液中の測定対象物質を定性または定
量する工程。
(4)の工程を順次経る事を特徴とする生体内物質の測
定方法を提供する。 (1)下記(a)〜(c)の粒子と体液とを混合する工
程 (a)体液中の測定妨害物質と免疫反応により結合する
物質を担持させた磁性を有する粒子 (b)体液中の測定対象物質と免疫反応により結合する
物質を担持させた磁性を有する粒子 (c)体液中の測定対象物質と免疫反応により結合する
物質を担持させた磁性を有しない着色粒子 (2)該混合物に磁場を付与する工程 (3)磁性を有する粒子と免疫反応により結合した複合
体及び未反応の磁性を有する粒子を集磁により除去する
工程 (4)集磁されない着色粒子の量を、波長350nm以
上でその吸光度を測定し、体液中の測定妨害物質の影響
を受けることなく体液中の測定対象物質を定性または定
量する工程。
【0006】ここで、前記磁性を有する粒子が表面に酸
化鉄系のフェライト被覆層を有するポリスチレン又は
(メタ)アクリル酸エステル類の一種以上のポリマーで
あり直径0.1〜5さらには0.2〜3μmであるのが
好ましい。
化鉄系のフェライト被覆層を有するポリスチレン又は
(メタ)アクリル酸エステル類の一種以上のポリマーで
あり直径0.1〜5さらには0.2〜3μmであるのが
好ましい。
【0007】また、前記体液が全血であり、前記測定妨
害物質が赤血球であり、前記着色粒子がポリマーの直径
0.1〜5μmの白、黒、赤、青、黄の1種以上および
これらの混合色から選ばれる1種以上の着色粒子であ
り、吸光度の測定波長が350〜1000nmであるの
が好ましい。
害物質が赤血球であり、前記着色粒子がポリマーの直径
0.1〜5μmの白、黒、赤、青、黄の1種以上および
これらの混合色から選ばれる1種以上の着色粒子であ
り、吸光度の測定波長が350〜1000nmであるの
が好ましい。
【0008】本発明の測定方法の測定対象は、ヒトや動
物等の生体内物質であり、これを有する、血液、尿等の
体液を測定する。ところが体液中には、赤血球、ヘモグ
ロビン、ビリルビンなどの生体内物質、あるいはフェノ
バルビタール、フェニトイン、ジゴキシン、イミプラミ
ン、テオフィリン、ペニシリンなどの薬物が存在する場
合があり、これらが測定検体中に存在すると測定感度、
測定精度に悪影響を及ぼし測定妨害物質となる。
物等の生体内物質であり、これを有する、血液、尿等の
体液を測定する。ところが体液中には、赤血球、ヘモグ
ロビン、ビリルビンなどの生体内物質、あるいはフェノ
バルビタール、フェニトイン、ジゴキシン、イミプラミ
ン、テオフィリン、ペニシリンなどの薬物が存在する場
合があり、これらが測定検体中に存在すると測定感度、
測定精度に悪影響を及ぼし測定妨害物質となる。
【0009】本発明における測定対象物質とは被測定対
象である体液中に含まれる生体内物質としての特定の抗
原又は抗体であり、以下のもの等を例示することができ
る。
象である体液中に含まれる生体内物質としての特定の抗
原又は抗体であり、以下のもの等を例示することができ
る。
【0010】抗原類;IgG、IgA、IgM、Ig
E、アルブミン、HCG、AFP、カルジオライビン抗
原、血液型物質、コンカナバリンA、DNT、プロスタ
グランジン、CRP、HBs、ヒト成長ホルモン、ステ
ロイドホルモン、CEA、IgD、Lp(a)、Apo
−AI、Apo−AII 、Apo−CII、Apo−CII
I 、Apo−B、Apo−E、ヘモグロビン等。 抗体類;抗アルブミン抗体、抗AFP抗体、等のアルブ
ミン系抗体;抗HCG抗体、抗IgG抗体、抗IgA抗
体、抗IgM抗体、抗IgE抗体、抗IgD抗体、抗C
RP抗体、等のグロブリン系抗体;抗ヒト成長ホルモン
抗体、抗ステロイドホルモン抗体、等のホルモン系抗
体;抗DNT抗体、抗プロスタグランジン抗体、抗ヒト
凝固ファクター抗体、抗HBs抗体。
E、アルブミン、HCG、AFP、カルジオライビン抗
原、血液型物質、コンカナバリンA、DNT、プロスタ
グランジン、CRP、HBs、ヒト成長ホルモン、ステ
ロイドホルモン、CEA、IgD、Lp(a)、Apo
−AI、Apo−AII 、Apo−CII、Apo−CII
I 、Apo−B、Apo−E、ヘモグロビン等。 抗体類;抗アルブミン抗体、抗AFP抗体、等のアルブ
ミン系抗体;抗HCG抗体、抗IgG抗体、抗IgA抗
体、抗IgM抗体、抗IgE抗体、抗IgD抗体、抗C
RP抗体、等のグロブリン系抗体;抗ヒト成長ホルモン
抗体、抗ステロイドホルモン抗体、等のホルモン系抗
体;抗DNT抗体、抗プロスタグランジン抗体、抗ヒト
凝固ファクター抗体、抗HBs抗体。
【0011】本発明の測定法では以下の(a)〜(c)
の粒子を用いる。 (a)体液中の測定妨害物質と免疫反応により結合する
物質を担持させた磁性を有する粒子 (b)体液中の測定対象物質と免疫反応により結合する
物質を担持させた磁性を有する粒子 (c)体液中の測定対象物質と免疫反応により結合する
物質を担持させた磁性を有しない着色粒子
の粒子を用いる。 (a)体液中の測定妨害物質と免疫反応により結合する
物質を担持させた磁性を有する粒子 (b)体液中の測定対象物質と免疫反応により結合する
物質を担持させた磁性を有する粒子 (c)体液中の測定対象物質と免疫反応により結合する
物質を担持させた磁性を有しない着色粒子
【0012】本発明で使用する磁性を有しない粒子は、
有機高分子物質、無機物質が使用可能である。有機高分
子物質としては、ゼラチン粒子やポリスチレン、スチレ
ン−ブタジエン共重合体等のスチレン系重合体粒子の如
き乳化重合により得られる有機高分子物質のラテックス
があり、ポリスチレンラテックス、ポリビニルトルエン
ラテックスが有用である。また、ポリスチレンまたは
(メタ)アクリル酸エステル類の一種以上のポリマーを
用いることができる。
有機高分子物質、無機物質が使用可能である。有機高分
子物質としては、ゼラチン粒子やポリスチレン、スチレ
ン−ブタジエン共重合体等のスチレン系重合体粒子の如
き乳化重合により得られる有機高分子物質のラテックス
があり、ポリスチレンラテックス、ポリビニルトルエン
ラテックスが有用である。また、ポリスチレンまたは
(メタ)アクリル酸エステル類の一種以上のポリマーを
用いることができる。
【0013】(メタ)アクリル酸エステル類としては、
例えば(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチル、(メ
タ)アクリル酸2−ヒドロキシプロピル、(メタ)アク
リル酸1−メチル−2−ヒドロキシエチル、モノメタク
リル酸グリセロール、2−アクリルアミド−2−メチル
プロパンスルホン酸、メタクリル酸2−スルホエチル、
メタクリル酸アシッドホスホキシエチル、メタクリル酸
3−クロロ−2−アシッドホスホキシプロピル、メタク
リル酸アシッドホスホキシプロピル、(メタ)アクリル
酸エチル、(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)ア
クリル酸i−ブチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘ
キシル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸シクロヘ
キシル、(メタ)アクリル酸アミド、N−メチロールア
クリルアミド、N−ブトキシメチルアクリルアミド、
(メタ)アクリル酸グリシジル、(メタ)アクリル酸メ
チルグリシジル等を使用することができる。
例えば(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチル、(メ
タ)アクリル酸2−ヒドロキシプロピル、(メタ)アク
リル酸1−メチル−2−ヒドロキシエチル、モノメタク
リル酸グリセロール、2−アクリルアミド−2−メチル
プロパンスルホン酸、メタクリル酸2−スルホエチル、
メタクリル酸アシッドホスホキシエチル、メタクリル酸
3−クロロ−2−アシッドホスホキシプロピル、メタク
リル酸アシッドホスホキシプロピル、(メタ)アクリル
酸エチル、(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)ア
クリル酸i−ブチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘ
キシル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸シクロヘ
キシル、(メタ)アクリル酸アミド、N−メチロールア
クリルアミド、N−ブトキシメチルアクリルアミド、
(メタ)アクリル酸グリシジル、(メタ)アクリル酸メ
チルグリシジル等を使用することができる。
【0014】粒径は特に限定されないが、0.01〜1
00μmさらに0.1〜30μmが好ましい。この理由
は水溶液中で短時間に沈降しない浮遊性の良い粒子が免
疫反応に好ましいためである。磁性を有しない粒子は、
着色剤を加えて着色粒子とする。好ましくは、350〜
1000nmの波長で吸光度が測定できる着色剤を用い
る。
00μmさらに0.1〜30μmが好ましい。この理由
は水溶液中で短時間に沈降しない浮遊性の良い粒子が免
疫反応に好ましいためである。磁性を有しない粒子は、
着色剤を加えて着色粒子とする。好ましくは、350〜
1000nmの波長で吸光度が測定できる着色剤を用い
る。
【0015】本発明で使用する磁性を有する粒子は、上
述の有機高分子物質、無機物質粒子に鉄、磁性酸化鉄を
含有させ、あるいは有機高分子物質、無機物質の粒子を
核としてフェライト被覆を行いフェライト被覆粒子を形
成する。
述の有機高分子物質、無機物質粒子に鉄、磁性酸化鉄を
含有させ、あるいは有機高分子物質、無機物質の粒子を
核としてフェライト被覆を行いフェライト被覆粒子を形
成する。
【0016】本発明は上述のようにして得られる磁性粒
子を更に高分子処理して用いてもよい。高分子処理に用
いる高分子化合物としては、例えば、シラン、ナイロン
又はポリスチレン等を使用することができる。
子を更に高分子処理して用いてもよい。高分子処理に用
いる高分子化合物としては、例えば、シラン、ナイロン
又はポリスチレン等を使用することができる。
【0017】これらの粒子には、それぞれ体液中の測定
対象物質、または測定妨害物質と免疫学的に結合する物
質を担持させる。免疫学的に結合する物質とは測定対象
物質、測定妨害物質が特定の抗原等である場合にはこれ
に対する抗体等であり、測定対象物質、測定妨害物質が
特定の抗体等である場合にはこれに対する抗原等であ
る。
対象物質、または測定妨害物質と免疫学的に結合する物
質を担持させる。免疫学的に結合する物質とは測定対象
物質、測定妨害物質が特定の抗原等である場合にはこれ
に対する抗体等であり、測定対象物質、測定妨害物質が
特定の抗体等である場合にはこれに対する抗原等であ
る。
【0018】上述の粒子に免疫学的に結合する物質を担
持させる方法は、磁性を有するまたは有していない粒子
共に共通であって、抗体または抗原等を物理的に吸着さ
せるかあるいは化学的に担持させる。物理吸着法は、適
当な緩衝液中で前記粒子と抗原あるいは抗体とを反応さ
せることにより行うものである。この反応に使用する緩
衝溶液としては、リン酸緩衝液、トリス−塩酸緩衝液、
炭酸緩衝液などである。反応は、両者を室温にて混合す
ることにより容易に進行し、目的物を得ることができ
る。また、化学結合法は、所謂ペプチド結合法における
カルボジイミド法やグルタルアルデヒド法等を採用する
ことができる。
持させる方法は、磁性を有するまたは有していない粒子
共に共通であって、抗体または抗原等を物理的に吸着さ
せるかあるいは化学的に担持させる。物理吸着法は、適
当な緩衝液中で前記粒子と抗原あるいは抗体とを反応さ
せることにより行うものである。この反応に使用する緩
衝溶液としては、リン酸緩衝液、トリス−塩酸緩衝液、
炭酸緩衝液などである。反応は、両者を室温にて混合す
ることにより容易に進行し、目的物を得ることができ
る。また、化学結合法は、所謂ペプチド結合法における
カルボジイミド法やグルタルアルデヒド法等を採用する
ことができる。
【0019】担持させる抗体としてはポリクローナル抗
体またはモノクローナル抗体が使用され、その形態は、
γ−グロブリン、IgG、IgM、F(ab’)2、F
ab’等いずれであってもよい。また担持させるものと
して抗原を用いる場合には、細胞片、ハプテン、抗原タ
ンパク、免疫複合体、天然または合成高分子抗原等が用
いられる。一般に担持させる抗原または抗体の量は着色
粒子の種類等によって大きな差があるけれども、概略の
範囲でいえば、0.001mg/ml 〜20mg/ml 、好まし
くは0.005mg/ml 〜5mg/ml の範囲から選ばれる。
免疫反応により結合する物質を担持した粒子は緩衝液等
の水溶媒中に0.01〜10重量%となるように分散さ
れ、懸濁液であるラテックス粒子として使用する。
体またはモノクローナル抗体が使用され、その形態は、
γ−グロブリン、IgG、IgM、F(ab’)2、F
ab’等いずれであってもよい。また担持させるものと
して抗原を用いる場合には、細胞片、ハプテン、抗原タ
ンパク、免疫複合体、天然または合成高分子抗原等が用
いられる。一般に担持させる抗原または抗体の量は着色
粒子の種類等によって大きな差があるけれども、概略の
範囲でいえば、0.001mg/ml 〜20mg/ml 、好まし
くは0.005mg/ml 〜5mg/ml の範囲から選ばれる。
免疫反応により結合する物質を担持した粒子は緩衝液等
の水溶媒中に0.01〜10重量%となるように分散さ
れ、懸濁液であるラテックス粒子として使用する。
【0020】本発明の測定方法は、その第(1)工程と
して上述の(a)〜(c)の粒子と体液とを混合する。
測定対象物と免疫学的に結合する物質を担持させた磁性
を有しない着色粒子(c)を1容量とした場合、測定対
象物質に対する免疫学的に結合する物質を担持させた磁
性を有する粒子(b)は、1/4〜4容量倍の範囲で用
いる。また、測定妨害物質に対する免疫学的に結合する
物質を担持した磁性を有する粒子(a)は、1/10〜
10容量倍の範囲で用いるのが好ましい。
して上述の(a)〜(c)の粒子と体液とを混合する。
測定対象物と免疫学的に結合する物質を担持させた磁性
を有しない着色粒子(c)を1容量とした場合、測定対
象物質に対する免疫学的に結合する物質を担持させた磁
性を有する粒子(b)は、1/4〜4容量倍の範囲で用
いる。また、測定妨害物質に対する免疫学的に結合する
物質を担持した磁性を有する粒子(a)は、1/10〜
10容量倍の範囲で用いるのが好ましい。
【0021】粒子(a)〜(c)と体液との混合順序
は、特に限定されないが、磁性を有する粒子(a)、
(b)と磁性を有しない粒子(c)とを混合した後この
混合物を体液と混合してもよく、磁性を有しない粒子
(c)と体液とを混合させた後、磁性を有する粒子
(a)、(b)と混合してもよい。特に磁性を有する粒
子(a)、(b)と磁性を有しない粒子(c)とを混合
した後この混合物を体液と混合する方法が好ましい。検
体は必要により緩衝液等で希釈してもよい。
は、特に限定されないが、磁性を有する粒子(a)、
(b)と磁性を有しない粒子(c)とを混合した後この
混合物を体液と混合してもよく、磁性を有しない粒子
(c)と体液とを混合させた後、磁性を有する粒子
(a)、(b)と混合してもよい。特に磁性を有する粒
子(a)、(b)と磁性を有しない粒子(c)とを混合
した後この混合物を体液と混合する方法が好ましい。検
体は必要により緩衝液等で希釈してもよい。
【0022】混合は通常室温で行うが、免疫反応を向上
させるため30〜40℃に加熱したり、試薬の安定性を
維持するため4〜20℃に冷却して行ってもよい。
させるため30〜40℃に加熱したり、試薬の安定性を
維持するため4〜20℃に冷却して行ってもよい。
【0023】本発明の測定方法の第(2)工程は、第
(1)工程で得られる混合物に磁場を付与する工程であ
る。磁場の強さは特に限定されないが、混合物が全量2
00μlの場合1,000〜10,000ガウスであ
る。市販の集磁装置、例えば日本ペイント社製、GATHER
IN等を用いてもよい。
(1)工程で得られる混合物に磁場を付与する工程であ
る。磁場の強さは特に限定されないが、混合物が全量2
00μlの場合1,000〜10,000ガウスであ
る。市販の集磁装置、例えば日本ペイント社製、GATHER
IN等を用いてもよい。
【0024】次に第(3)工程として、磁性を有する粒
子(a)、(b)の未反応の単体とこれらに免疫反応に
より結合した粒子(c)や物質との複合体を集磁により
除去する。第(3)工程は、特に限定されないが10秒
〜5分間行うのが好ましい。
子(a)、(b)の未反応の単体とこれらに免疫反応に
より結合した粒子(c)や物質との複合体を集磁により
除去する。第(3)工程は、特に限定されないが10秒
〜5分間行うのが好ましい。
【0025】第(4)工程は、集磁されなかった着色粒
子(c)の量を波長350nm以上で、好ましくは波長
500〜700nmの波長でその吸光度を測定する。好
ましくは着色粒子の色素が吸収を示す範囲の波長で測定
する。この集磁されなかった残存する着色粒子(c)の
量は、検体中の測定対象物量に負に依存する。
子(c)の量を波長350nm以上で、好ましくは波長
500〜700nmの波長でその吸光度を測定する。好
ましくは着色粒子の色素が吸収を示す範囲の波長で測定
する。この集磁されなかった残存する着色粒子(c)の
量は、検体中の測定対象物量に負に依存する。
【0026】一般的には目的とする測定対象物の既知の
濃度の異なるレベルの検体について吸光度を測定して検
量線を作成しておき、この検量線を用いて未知濃度の検
体の吸光度から未知濃度の測定対象物の濃度を定量す
る。
濃度の異なるレベルの検体について吸光度を測定して検
量線を作成しておき、この検量線を用いて未知濃度の検
体の吸光度から未知濃度の測定対象物の濃度を定量す
る。
【0027】本発明方法を用いて全血中のCRP(C反
応性タンパク質)量を測定する例を図面を用いて説明す
る。なおCRPは組織破壊を伴うような炎症性疾患等の
時に増量する血清中のβグロブリンである。
応性タンパク質)量を測定する例を図面を用いて説明す
る。なおCRPは組織破壊を伴うような炎症性疾患等の
時に増量する血清中のβグロブリンである。
【0028】図1に示すように体液として全血を測定す
る場合、全血中には測定対象物質としてのCRPとこの
場合測定妨害物質として働く赤血球、ヘモグロビン等が
存在する。測定に用いる試薬は、体液中の測定妨害物質
と免疫学的に結合する物質を担持させた磁性を有する粒
子(a)として、抗ヒト赤血球ウサギ由来抗体担持磁性
粒子(a)と、体液中の測定対象物質と免疫学的に結合
する物質を担持させた磁性を有する粒子(b)として、
抗ヒトCRPヤギ由来抗体担持磁性粒子(b)と、体液
中の測定対象物質と免疫学的に結合する物質を担持させ
た磁性を有しない着色粒子(c)として、抗ヒトCRP
ヤギ由来抗体担持着色粒子(c)とを混合して用いる。
る場合、全血中には測定対象物質としてのCRPとこの
場合測定妨害物質として働く赤血球、ヘモグロビン等が
存在する。測定に用いる試薬は、体液中の測定妨害物質
と免疫学的に結合する物質を担持させた磁性を有する粒
子(a)として、抗ヒト赤血球ウサギ由来抗体担持磁性
粒子(a)と、体液中の測定対象物質と免疫学的に結合
する物質を担持させた磁性を有する粒子(b)として、
抗ヒトCRPヤギ由来抗体担持磁性粒子(b)と、体液
中の測定対象物質と免疫学的に結合する物質を担持させ
た磁性を有しない着色粒子(c)として、抗ヒトCRP
ヤギ由来抗体担持着色粒子(c)とを混合して用いる。
【0029】全血を試薬と混合し、磁場をかけると、図
1に示すように集磁される。この時集磁される粒子は、
(a)粒子および(a)と測定妨害物質との免疫複合
体、(b)粒子とこれに結合しているCRP、(b)粒
子とCRPとに結合している(c)粒子である。集磁さ
れずに残存する粒子は、CRPに結合しなかった抗ヒト
CRPヤギ由来抗体担持着色粒子である。
1に示すように集磁される。この時集磁される粒子は、
(a)粒子および(a)と測定妨害物質との免疫複合
体、(b)粒子とこれに結合しているCRP、(b)粒
子とCRPとに結合している(c)粒子である。集磁さ
れずに残存する粒子は、CRPに結合しなかった抗ヒト
CRPヤギ由来抗体担持着色粒子である。
【0030】波長570nmの吸光度を既知のCRP濃
度の血液について測定した検量線の模式図を図2に示
す。血液中の成分を血清分離などの検体前処理すること
なく、そのまま測定することができ、迅速測定が可能
で、ベットサイドおよび緊急時の測定に有用である。特
にベッドサイド測定の場合、全血をそのまま検体とする
ことができるので有用である。
度の血液について測定した検量線の模式図を図2に示
す。血液中の成分を血清分離などの検体前処理すること
なく、そのまま測定することができ、迅速測定が可能
で、ベットサイドおよび緊急時の測定に有用である。特
にベッドサイド測定の場合、全血をそのまま検体とする
ことができるので有用である。
【0031】本発明法は、磁性粒子を用いる免疫測定法
であるが、この他EIA法、発光法等の測定法としても
応用できる。
であるが、この他EIA法、発光法等の測定法としても
応用できる。
【0032】
【実施例】以下に、実施例により本発明を説明するが本
発明はこれらに限定されるものではない。 (実施例1) [試薬の調製法]抗CRP感作着色粒子(c)の調製法 0.2μmの着色粒子(懸濁重合法で作成したスチレン
ポリマーの着色粒子)を固形分1%となるように1ml
の20mMリン酸緩衝液(pH7.4)中に固形分1%
となるように分散させた。さらに抗ヒトCRPヤギ由来
抗体0.25mgを加え撹拌後、冷蔵庫中にて5日間感
作させた。その後、遠心分離(12000rpm×20
min)により上清を取り除き分離された着色粒子を1
mlの1%牛血清アルブミン含有20mMリン酸緩衝液
(pH7.4)に再分散させこの操作を3回繰り返し
た。
発明はこれらに限定されるものではない。 (実施例1) [試薬の調製法]抗CRP感作着色粒子(c)の調製法 0.2μmの着色粒子(懸濁重合法で作成したスチレン
ポリマーの着色粒子)を固形分1%となるように1ml
の20mMリン酸緩衝液(pH7.4)中に固形分1%
となるように分散させた。さらに抗ヒトCRPヤギ由来
抗体0.25mgを加え撹拌後、冷蔵庫中にて5日間感
作させた。その後、遠心分離(12000rpm×20
min)により上清を取り除き分離された着色粒子を1
mlの1%牛血清アルブミン含有20mMリン酸緩衝液
(pH7.4)に再分散させこの操作を3回繰り返し
た。
【0033】抗CRP感作磁性粒子(b)の調製法 2μmの磁性粒子(懸濁重合法で作成したスチレンポリ
マーでフェライト被覆法により作成した)を固形分1%
となるように1mlの20mMリン酸緩衝液(pH7.
4)中に分散させた。さらに抗ヒトCRPヤギ由来抗体
0.25mgを加え撹拌後、冷蔵庫中にて3日間感作さ
せた。その後、磁気分離装置を用い上清を取り除き、分
離された磁性粒子を1mlの1%牛血清アルブミン含有
20mMリン酸緩衝液(pH7.4)に再分散させこの
操作を3回繰り返した。
マーでフェライト被覆法により作成した)を固形分1%
となるように1mlの20mMリン酸緩衝液(pH7.
4)中に分散させた。さらに抗ヒトCRPヤギ由来抗体
0.25mgを加え撹拌後、冷蔵庫中にて3日間感作さ
せた。その後、磁気分離装置を用い上清を取り除き、分
離された磁性粒子を1mlの1%牛血清アルブミン含有
20mMリン酸緩衝液(pH7.4)に再分散させこの
操作を3回繰り返した。
【0034】抗ヒト赤血球感作磁性粒子(a)の調製法 2μmの磁性粒子(上記と同様のもの)を固形分1%と
なるように1mlの20mMリン酸緩衝液(pH7.
4)中に分散させた。さらに抗ヒト赤血球ウサギ由来抗
体0.25mgを加え撹拌後、冷蔵庫中にて3日間感作
させた。その後、磁気分離装置を用い上清を取り除き、
分離された磁性粒子を1mlの1%牛血清アルブミン含
有20mMリン酸緩衝液(pH7.4)に再分散させこ
の操作を3回繰り返した。
なるように1mlの20mMリン酸緩衝液(pH7.
4)中に分散させた。さらに抗ヒト赤血球ウサギ由来抗
体0.25mgを加え撹拌後、冷蔵庫中にて3日間感作
させた。その後、磁気分離装置を用い上清を取り除き、
分離された磁性粒子を1mlの1%牛血清アルブミン含
有20mMリン酸緩衝液(pH7.4)に再分散させこ
の操作を3回繰り返した。
【0035】[測定波長の選択]着色粒子の吸収波長を
波長スキャンをすることにより検知する。着色粒子の色
素が有する吸収波長を測定波長とした。
波長スキャンをすることにより検知する。着色粒子の色
素が有する吸収波長を測定波長とした。
【0036】[操作方法] 1.抗CRP感作着色粒子(c)と抗CRP感作磁性粒
子(b)と抗ヒト赤血球感作磁性粒子(a)とを1:
2:1の割合で混合しこれを粒子調製試薬とした。 2.各種濃度に希釈したCRP標準品(25.3mg/
dl)を血液に混合し、検体とした。 3.96穴マイクロプレートに、検体1μlおよび粒子
調製試薬200μlを加え、混合し、5min室温で反
応させた。 4.次に集磁装置GATHERIN(日本ペイント社製)をマイ
クロプレートにはめこみCRP抗原を介して結合した磁
性粒子(b)と着色粒子(c)の免疫複合体、赤血球を
介して結合した磁性粒子(a)の免疫複合体、反応しな
かった磁性粒子(a)、(b)を集磁する。 5.残存する着色粒子(c)の濃度をマイクロプレート
リーダーにより波長570nmでその吸光度を測定し、
検量線を作成した。
子(b)と抗ヒト赤血球感作磁性粒子(a)とを1:
2:1の割合で混合しこれを粒子調製試薬とした。 2.各種濃度に希釈したCRP標準品(25.3mg/
dl)を血液に混合し、検体とした。 3.96穴マイクロプレートに、検体1μlおよび粒子
調製試薬200μlを加え、混合し、5min室温で反
応させた。 4.次に集磁装置GATHERIN(日本ペイント社製)をマイ
クロプレートにはめこみCRP抗原を介して結合した磁
性粒子(b)と着色粒子(c)の免疫複合体、赤血球を
介して結合した磁性粒子(a)の免疫複合体、反応しな
かった磁性粒子(a)、(b)を集磁する。 5.残存する着色粒子(c)の濃度をマイクロプレート
リーダーにより波長570nmでその吸光度を測定し、
検量線を作成した。
【0037】(比較例1) [試薬の調製法]抗CRP感作着色粒子(c)の調製法 0.2μmの着色粒子を固形分1%となるように1ml
の20mMリン酸緩衝液(pH7.4)中に固形分1%
となるように分散させた。さらに抗ヒトCRPヤギ由来
抗体0.25mgを加え撹拌後、冷蔵庫中にて3日間感
作させた。その後、遠心分離(12000rpm×20
min)により上清を取り除き分離されたラテックス粒
子を1mlの1%牛血清アルブミン含有20mMリン酸
緩衝液(pH7.4)に再分散させこの操作を3回繰り
返した。
の20mMリン酸緩衝液(pH7.4)中に固形分1%
となるように分散させた。さらに抗ヒトCRPヤギ由来
抗体0.25mgを加え撹拌後、冷蔵庫中にて3日間感
作させた。その後、遠心分離(12000rpm×20
min)により上清を取り除き分離されたラテックス粒
子を1mlの1%牛血清アルブミン含有20mMリン酸
緩衝液(pH7.4)に再分散させこの操作を3回繰り
返した。
【0038】抗CRP感作磁性粒子(b)の調製法 2μmの磁性粒子を固形分1%となるように1mlの2
0mMリン酸緩衝液(pH7.4)中に分散させた。さ
らに抗ヒトCRPヤギ由来抗体0.25mgを加え撹拌
後、冷蔵庫中にて3日間感作させた。その後、磁気分離
装置を用い上清を取り除き、分離された磁性粒子を1m
lの1%牛血清アルブミン含有20mMリン酸緩衝液
(pH7.4)に再分散させこの操作を3回繰り返し
た。
0mMリン酸緩衝液(pH7.4)中に分散させた。さ
らに抗ヒトCRPヤギ由来抗体0.25mgを加え撹拌
後、冷蔵庫中にて3日間感作させた。その後、磁気分離
装置を用い上清を取り除き、分離された磁性粒子を1m
lの1%牛血清アルブミン含有20mMリン酸緩衝液
(pH7.4)に再分散させこの操作を3回繰り返し
た。
【0039】[測定波長の選択]着色粒子の吸収波長を
波長スキャンをすることにより検知する。着色粒子の色
素が有する吸収波長を測定波長とした。
波長スキャンをすることにより検知する。着色粒子の色
素が有する吸収波長を測定波長とした。
【0040】[操作方法] 1.抗CRP感作着色粒子(c)と抗CRP感作磁性粒
子(b)を1:2の割合で混合しこれを粒子調製試薬と
した。 2.各種濃度に希釈したCRP標準品(25.3mg/
dl)を血液に混合し、検体とした。 3.96穴マイクロプレートに、検体1μlおよび粒子
調製試薬200μlを加え混合し5min室温で反応さ
せた。 4.次に集磁装置GATHERIN(日本ペイント社製)をマイ
クロプレートにはめこみCRP抗原を介して結合した磁
性粒子(b)と着色粒子(C)の免疫複合体、反応しな
かった磁性粒子(b)を集磁した。 5.残存する着色粒子(c)の濃度をマイクロプレート
リーダーにより波長570nmでその吸光度を測定し、
検量線を作成した。
子(b)を1:2の割合で混合しこれを粒子調製試薬と
した。 2.各種濃度に希釈したCRP標準品(25.3mg/
dl)を血液に混合し、検体とした。 3.96穴マイクロプレートに、検体1μlおよび粒子
調製試薬200μlを加え混合し5min室温で反応さ
せた。 4.次に集磁装置GATHERIN(日本ペイント社製)をマイ
クロプレートにはめこみCRP抗原を介して結合した磁
性粒子(b)と着色粒子(C)の免疫複合体、反応しな
かった磁性粒子(b)を集磁した。 5.残存する着色粒子(c)の濃度をマイクロプレート
リーダーにより波長570nmでその吸光度を測定し、
検量線を作成した。
【0041】実施例1では粒子調製試薬中に、抗ヒト赤
血球抗体感作磁性粒子(a)が含まれているために検体
として血液をそのまま用いても抗原濃度の上昇に伴い吸
光度が減少し、抗原濃度を精度よく測定できた。比較例
1では、抗原濃度の上昇に伴う吸光度の減少はみられな
かった。
血球抗体感作磁性粒子(a)が含まれているために検体
として血液をそのまま用いても抗原濃度の上昇に伴い吸
光度が減少し、抗原濃度を精度よく測定できた。比較例
1では、抗原濃度の上昇に伴う吸光度の減少はみられな
かった。
【0042】
【発明の効果】本発明の方法によると磁性を有する粒子
と磁性を有しない粒子を用いる免疫測定法において、液
体中の測定妨害物質に免疫学的に結合する物質を担持さ
せた磁性体を含有する粒子を添加することによって、試
料として体液を用いても体液中の測定妨害物質の影響を
受けることなく、迅速にしかも感度よく測定をすること
ができる。
と磁性を有しない粒子を用いる免疫測定法において、液
体中の測定妨害物質に免疫学的に結合する物質を担持さ
せた磁性体を含有する粒子を添加することによって、試
料として体液を用いても体液中の測定妨害物質の影響を
受けることなく、迅速にしかも感度よく測定をすること
ができる。
【図1】 本発明方法を説明する模式図である。
【図2】 本発明に用いる検量線の1例を示す模式図で
ある。
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】下記(1)〜(4)の工程を順次経る事を
特徴とする生体内物質の測定方法。 (1)下記(a)〜(c)の粒子と体液とを混合する工
程 (a)体液中の測定妨害物質と免疫反応により結合する
物質を担持させた磁性を有する粒子 (b)体液中の測定対象物質と免疫反応により結合する
物質を担持させた磁性を有する粒子 (c)体液中の測定対象物質と免疫反応により結合する
物質を担持させた磁性を有しない着色粒子 (2)該混合物に磁場を付与する工程 (3)磁性を有する粒子と免疫反応により結合した複合
体及び未反応の磁性を有する粒子を集磁により除去する
工程 (4)集磁されない着色粒子の量を、波長350nm以
上でその吸光度を測定し、体液中の測定妨害物質の影響
を受けることなく体液中の測定対象物質を定性または定
量する工程。 - 【請求項2】前記磁性を有する粒子が表面に酸化鉄系の
フェライト被覆層を有するポリスチレン又は(メタ)ア
クリル酸エステル類の一種以上のポリマーであり直径
0.2〜3μmである請求項1に記載の生体内物質の測
定方法。 - 【請求項3】前記体液が全血であり、前記測定妨害物質
が赤血球、白血球、血小板、ヘモグロビン、ビリルビ
ン、リポ蛋白である請求項1または2に記載の生体内物
質の測定方法。 - 【請求項4】前記着色粒子がポリマーの直径0.1〜5
μmの白、黒、赤、青、黄の1種以上およびこれらの混
合色から選ばれる1種以上の着色粒子であり、吸光度の
測定波長が350〜1000nmである請求項1〜3の
いずれかに記載の生体内物質の測定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19531694A JPH0862214A (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 生体内物質の測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19531694A JPH0862214A (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 生体内物質の測定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0862214A true JPH0862214A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16339140
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19531694A Withdrawn JPH0862214A (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 生体内物質の測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0862214A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003529079A (ja) * | 2000-03-29 | 2003-09-30 | ノヴェンバー アクティエンゲゼルシャフト ゲゼルシャフト フューア モレクラーレ メディツィーン | 第1の分子を検出および/または定量化するための方法 |
| WO2004021006A1 (en) * | 2002-08-27 | 2004-03-11 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Fluidics-based assay devices |
| JP2013511722A (ja) * | 2009-11-17 | 2013-04-04 | アボット ポイント オブ ケア インコーポレイテッド | 非競合的免疫アッセイにおける白血球の干渉の低減 |
-
1994
- 1994-08-19 JP JP19531694A patent/JPH0862214A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003529079A (ja) * | 2000-03-29 | 2003-09-30 | ノヴェンバー アクティエンゲゼルシャフト ゲゼルシャフト フューア モレクラーレ メディツィーン | 第1の分子を検出および/または定量化するための方法 |
| WO2004021006A1 (en) * | 2002-08-27 | 2004-03-11 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Fluidics-based assay devices |
| JP2013511722A (ja) * | 2009-11-17 | 2013-04-04 | アボット ポイント オブ ケア インコーポレイテッド | 非競合的免疫アッセイにおける白血球の干渉の低減 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011106 |