JPH086255Y2 - 墨出し用下げ振り装置 - Google Patents
墨出し用下げ振り装置Info
- Publication number
- JPH086255Y2 JPH086255Y2 JP1992069663U JP6966392U JPH086255Y2 JP H086255 Y2 JPH086255 Y2 JP H086255Y2 JP 1992069663 U JP1992069663 U JP 1992069663U JP 6966392 U JP6966392 U JP 6966392U JP H086255 Y2 JPH086255 Y2 JP H086255Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foundation
- moat
- plumb bob
- swinging
- slide rod
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、例えば構築する建造
物における通り芯位置を、構築面に掘削した基礎堀内の
底面上に再度設定するに際し、簡単に計測指示できるよ
うにした墨出し用下げ振り装置に関する。
物における通り芯位置を、構築面に掘削した基礎堀内の
底面上に再度設定するに際し、簡単に計測指示できるよ
うにした墨出し用下げ振り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、構築面上に所定の各種の建造物を
構築設置するには、夫々の区画された布基礎における中
心線位置を設定する通り芯位置を割り出し測量し、構築
面の両端に位置させて打ち込んだ測量杭相互間で芯糸等
を張設することで、構築面上にその通り芯位置を表示し
ておく。そして、この張設表示された芯糸に対応させて
基礎堀を掘削し、これの底面上に所定の基礎を構築する
よう、基礎型枠を組み立てるものである。
構築設置するには、夫々の区画された布基礎における中
心線位置を設定する通り芯位置を割り出し測量し、構築
面の両端に位置させて打ち込んだ測量杭相互間で芯糸等
を張設することで、構築面上にその通り芯位置を表示し
ておく。そして、この張設表示された芯糸に対応させて
基礎堀を掘削し、これの底面上に所定の基礎を構築する
よう、基礎型枠を組み立てるものである。
【0003】この基礎型枠の組立に際しては、基礎堀の
底面上に通り芯を割り出し設定し、その通り芯を中心線
位置として、これから所定の間隔を隔てた位置で左右の
型枠を構枠固定するものである。
底面上に通り芯を割り出し設定し、その通り芯を中心線
位置として、これから所定の間隔を隔てた位置で左右の
型枠を構枠固定するものである。
【0004】このとき、構築面上で計測設定された芯糸
による通り芯位置の表示は、構築面上では確認できて
も、構築面に掘削形成した基礎堀内にあっては、この基
礎堀が構築面から下方に掘り下げられているために、芯
糸の鉛直線上の直下であるとしても、作業者自身の目視
によっては錯視等のために正確な位置を簡単に確認する
のは困難である。そのため、従来は、基礎堀の開口に跨
がるように配置した棧木から、下端に重錘が連結されて
いる下げ振り糸から成る下げ振り具を垂下させ、一方の
測量杭位置上にセットしたトランシット等を覗きなが
ら、棧木における下げ振り位置を移動調整することで、
重錘下方位置を通り芯位置として再測量し、設定してい
たものである。
による通り芯位置の表示は、構築面上では確認できて
も、構築面に掘削形成した基礎堀内にあっては、この基
礎堀が構築面から下方に掘り下げられているために、芯
糸の鉛直線上の直下であるとしても、作業者自身の目視
によっては錯視等のために正確な位置を簡単に確認する
のは困難である。そのため、従来は、基礎堀の開口に跨
がるように配置した棧木から、下端に重錘が連結されて
いる下げ振り糸から成る下げ振り具を垂下させ、一方の
測量杭位置上にセットしたトランシット等を覗きなが
ら、棧木における下げ振り位置を移動調整することで、
重錘下方位置を通り芯位置として再測量し、設定してい
たものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところが、トランシッ
ト等によって棧木における下げ振り位置を正確に移動調
整できても、棧木から垂下させた下げ振り具は、下げ振
り糸の下端に重錘を連結したにすぎないから、棧木の移
動に伴なう振動、地面に伝達される各種作業用車両の振
動、風力その他によって、回転旋回、揺振等して一定位
置に停止するのに時間が掛かるものであった。そればか
りでなく、棧木の移動は面倒であり、その面倒な作業を
省略する等して、不正確な通り芯位置を設定すると、そ
の後に構枠される基礎、建築物等に歪みが生じる不都合
があるものであった。
ト等によって棧木における下げ振り位置を正確に移動調
整できても、棧木から垂下させた下げ振り具は、下げ振
り糸の下端に重錘を連結したにすぎないから、棧木の移
動に伴なう振動、地面に伝達される各種作業用車両の振
動、風力その他によって、回転旋回、揺振等して一定位
置に停止するのに時間が掛かるものであった。そればか
りでなく、棧木の移動は面倒であり、その面倒な作業を
省略する等して、不正確な通り芯位置を設定すると、そ
の後に構枠される基礎、建築物等に歪みが生じる不都合
があるものであった。
【0006】そこで、この考案は、叙上のような従来存
した諸事情に鑑み案出されたもので、構築面に掘削形成
した基礎堀内の底面上に、通り芯位置を確実、簡単に計
測設定できるようにし、しかも、短時間に墨出し作業を
行なうことができ、作業能率の向上を図ることができる
墨出し用下げ振り装置を提供することを目的とするもの
である。
した諸事情に鑑み案出されたもので、構築面に掘削形成
した基礎堀内の底面上に、通り芯位置を確実、簡単に計
測設定できるようにし、しかも、短時間に墨出し作業を
行なうことができ、作業能率の向上を図ることができる
墨出し用下げ振り装置を提供することを目的とするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、この考案にあっては、構築面に掘削形成した基礎
堀Hに配置される脚台1と、伸縮自在ないしは折曲自在
となっていて脚台1上に旋回自在に装着したアーム体1
1に、基礎堀H上方に突出する被測定端部18を上部に
有する剛性材製の下げ振り材15を揺動自在な垂下状態
で連繋して成る下げ振り機構10とを備えており、下げ
振り材15は、アーム体11先端に揺動自在に連繋させ
る軸構造の連結アーム16を有する支持枠17と、上部
に被測定端部18を、下端に下げ振り体19を夫々有し
て支持枠17内に上下方向でスライド自在に挿入したス
ライドロッド21と、スライドロッド21を支持枠17
内で係止する係止手段22とから成ることを特徴とす
る。
ため、この考案にあっては、構築面に掘削形成した基礎
堀Hに配置される脚台1と、伸縮自在ないしは折曲自在
となっていて脚台1上に旋回自在に装着したアーム体1
1に、基礎堀H上方に突出する被測定端部18を上部に
有する剛性材製の下げ振り材15を揺動自在な垂下状態
で連繋して成る下げ振り機構10とを備えており、下げ
振り材15は、アーム体11先端に揺動自在に連繋させ
る軸構造の連結アーム16を有する支持枠17と、上部
に被測定端部18を、下端に下げ振り体19を夫々有し
て支持枠17内に上下方向でスライド自在に挿入したス
ライドロッド21と、スライドロッド21を支持枠17
内で係止する係止手段22とから成ることを特徴とす
る。
【0008】
【作用】この考案に係る墨出し用下げ振り装置にあっ
て、脚台1は、基礎堀H内の任意の位置で立脚支持さ
せ、通り芯位置に沿って配置、移動させ、下げ振り機構
10は、計測時における下げ振り材15上部の被測定端
部18位置を予め測定設定されている通り芯位置に対応
させ、下げ振り材15自体の位置を遠方からでも確認さ
せる。
て、脚台1は、基礎堀H内の任意の位置で立脚支持さ
せ、通り芯位置に沿って配置、移動させ、下げ振り機構
10は、計測時における下げ振り材15上部の被測定端
部18位置を予め測定設定されている通り芯位置に対応
させ、下げ振り材15自体の位置を遠方からでも確認さ
せる。
【0009】下げ振り機構10におけるアーム体11
は、剛性材製の下げ振り材15を方向を定めずに不要に
揺らすことなく、常時鉛直線方向に沿った垂下状態にさ
せ、被測定端部18によって位置決めされた後は、下げ
振り材15下部における下げ振り体19の下方位置を通
り芯位置として迅速に明示させる。
は、剛性材製の下げ振り材15を方向を定めずに不要に
揺らすことなく、常時鉛直線方向に沿った垂下状態にさ
せ、被測定端部18によって位置決めされた後は、下げ
振り材15下部における下げ振り体19の下方位置を通
り芯位置として迅速に明示させる。
【0010】下げ振り材15は、支持枠17に対してス
ライドロッド21をスライド自在にして、基礎堀H深さ
等に対応した長さに設定させ、係止手段22による係止
の解除は、スライドロッド21の自重落下で下げ振り体
19が基礎堀H底面上にポイント状に通り芯位置を表示
させる。
ライドロッド21をスライド自在にして、基礎堀H深さ
等に対応した長さに設定させ、係止手段22による係止
の解除は、スライドロッド21の自重落下で下げ振り体
19が基礎堀H底面上にポイント状に通り芯位置を表示
させる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照してこの考案の一実施例を
説明するに、図において示される符号1は、伸縮自在な
3本の脚材2を互いに開閉自在にして台盤3底面に連繋
して成る脚台であり、脚材2を拡開した状態で基礎堀H
内に立脚されるようになっている。なお、この脚台1
は、図示のような三脚構造に限らず、例えば基礎堀Hの
構築面における堀開口に跨がる棒材状に構成することも
でき、後述の下げ振り材15を基礎堀H内で鉛直方向に
支持させるものとすれば足りるものである。
説明するに、図において示される符号1は、伸縮自在な
3本の脚材2を互いに開閉自在にして台盤3底面に連繋
して成る脚台であり、脚材2を拡開した状態で基礎堀H
内に立脚されるようになっている。なお、この脚台1
は、図示のような三脚構造に限らず、例えば基礎堀Hの
構築面における堀開口に跨がる棒材状に構成することも
でき、後述の下げ振り材15を基礎堀H内で鉛直方向に
支持させるものとすれば足りるものである。
【0012】この脚台1上には、下げ振り機構10が搭
載されており、下げ振り機構10自体は、水平方向で伸
縮自在ないしは折曲自在となっていて、台盤3上に旋回
自在に装着したアーム体11と、基礎堀H上方に突出す
る被測定端部(センターポイント)18を上部に、下げ
振り体19を下端に夫々有してアーム体11先端に揺動
自在に垂下状態で連繋してある剛性材製の下げ振り材1
5とを備えている。
載されており、下げ振り機構10自体は、水平方向で伸
縮自在ないしは折曲自在となっていて、台盤3上に旋回
自在に装着したアーム体11と、基礎堀H上方に突出す
る被測定端部(センターポイント)18を上部に、下げ
振り体19を下端に夫々有してアーム体11先端に揺動
自在に垂下状態で連繋してある剛性材製の下げ振り材1
5とを備えている。
【0013】図示にあってのアーム体11は、台盤3の
ほぼ中心位置に軸手段12を介して旋回自在にして装着
された主アーム13と、この主アーム13先端に折曲自
在にして連結した補助アーム14とから形成されてい
る。主アーム13は、これの後端に貫挿したフランジ構
造の軸材を台盤3に貫挿、ネジ止めさせて成る軸手段1
2を介して台盤3上で自由に旋回できるように装着され
ており、主アーム13自体は中実な素材によって形成さ
れている。また、補助アーム14は、例えばパイプ材の
後端を圧潰してして成り、後端の圧潰部分を、主アーム
13の先端に形成した側面から見たコ字状の連繋部分内
に挿入し、軸にて支持することで、左右方向への揺動が
可能な状態で主アーム13に連繋してある(図2、図3
参照)。
ほぼ中心位置に軸手段12を介して旋回自在にして装着
された主アーム13と、この主アーム13先端に折曲自
在にして連結した補助アーム14とから形成されてい
る。主アーム13は、これの後端に貫挿したフランジ構
造の軸材を台盤3に貫挿、ネジ止めさせて成る軸手段1
2を介して台盤3上で自由に旋回できるように装着され
ており、主アーム13自体は中実な素材によって形成さ
れている。また、補助アーム14は、例えばパイプ材の
後端を圧潰してして成り、後端の圧潰部分を、主アーム
13の先端に形成した側面から見たコ字状の連繋部分内
に挿入し、軸にて支持することで、左右方向への揺動が
可能な状態で主アーム13に連繋してある(図2、図3
参照)。
【0014】一方、下げ振り材15は、アーム体11先
端に揺動自在に連繋させる軸構造の連結アーム16を有
する支持枠17と、上部に被測定端部18を、下端に下
げ振り体19を夫々有して、支持枠17内に上下方向で
スライド自在に挿入したスライドロッド21と、スライ
ドロッド21を支持枠17内で係止する係止手段22と
を備えて成る。
端に揺動自在に連繋させる軸構造の連結アーム16を有
する支持枠17と、上部に被測定端部18を、下端に下
げ振り体19を夫々有して、支持枠17内に上下方向で
スライド自在に挿入したスライドロッド21と、スライ
ドロッド21を支持枠17内で係止する係止手段22と
を備えて成る。
【0015】支持枠17は、これの外部に連結アーム1
6を突設してあり、この連結アーム16自体を例えば筒
状の前記補助アーム14先端内に緩く嵌め入れること
で、スライドロッド21の自重によってスライドロッド
21自体が垂下状態になるように、極めて滑らかに一方
向にのみ揺動させるものとして自由に回転、揺振させる
ものとしてある。また、この連結アーム16は、アーム
体11と着脱自在になるようにしておいてもよく、不要
時では解体することで携帯、保管時に便なるものとする
ことができる。
6を突設してあり、この連結アーム16自体を例えば筒
状の前記補助アーム14先端内に緩く嵌め入れること
で、スライドロッド21の自重によってスライドロッド
21自体が垂下状態になるように、極めて滑らかに一方
向にのみ揺動させるものとして自由に回転、揺振させる
ものとしてある。また、この連結アーム16は、アーム
体11と着脱自在になるようにしておいてもよく、不要
時では解体することで携帯、保管時に便なるものとする
ことができる。
【0016】スライドロッド21の上端に形成した被測
定端部18は、例えばピン状に形成されていて、脚台1
の台盤3上方である基礎堀H上に突出されるようにして
あり、通り芯等の計測時にトランシットT等から覗いた
ときに目視確認できるものとしてある。
定端部18は、例えばピン状に形成されていて、脚台1
の台盤3上方である基礎堀H上に突出されるようにして
あり、通り芯等の計測時にトランシットT等から覗いた
ときに目視確認できるものとしてある。
【0017】また、下げ振り体19は、例えば逆円錘形
状に形成された従来からの公知のもので、スライドロッ
ド21下端にネジ止め等によって連結され、下げ振り体
19の自重によってスライドロッド21を鉛直状に保持
し、場合によっては、係止手段22の解除によるスライ
ドロッド21の落下作用によって基礎堀H底面に通り芯
位置をポイント状に突き刺し、位置を明示させるように
することができる。更に、この下げ振り体19に押圧ス
タンプ式のマーキング機構を付設したり、下げ振り体1
9自体をマーキング機構としたりすることもでき、押圧
操作、落下作用等によって基礎堀H底面に通り芯位置の
表示マークを押印させるようにすることも可能である。
状に形成された従来からの公知のもので、スライドロッ
ド21下端にネジ止め等によって連結され、下げ振り体
19の自重によってスライドロッド21を鉛直状に保持
し、場合によっては、係止手段22の解除によるスライ
ドロッド21の落下作用によって基礎堀H底面に通り芯
位置をポイント状に突き刺し、位置を明示させるように
することができる。更に、この下げ振り体19に押圧ス
タンプ式のマーキング機構を付設したり、下げ振り体1
9自体をマーキング機構としたりすることもでき、押圧
操作、落下作用等によって基礎堀H底面に通り芯位置の
表示マークを押印させるようにすることも可能である。
【0018】係止手段22は、例えば先端がスライドロ
ッド21外側面に突き当てられるよう、支持枠17外方
から支持枠17自体に進退自在に捩じ込んだネジ材のも
のとし、これの締め付け、弛緩によってスライドロッド
21自体を固定し、または上下方向に自由にスライドで
きるものとしてある(図4参照)。
ッド21外側面に突き当てられるよう、支持枠17外方
から支持枠17自体に進退自在に捩じ込んだネジ材のも
のとし、これの締め付け、弛緩によってスライドロッド
21自体を固定し、または上下方向に自由にスライドで
きるものとしてある(図4参照)。
【0019】図示にあって、支持枠17、スライドロッ
ド21自体は平面でほぼ矩形状に形成してあるも、これ
を円形その他の形状にすることは勿論可能であり、任意
に選定できるものである。
ド21自体は平面でほぼ矩形状に形成してあるも、これ
を円形その他の形状にすることは勿論可能であり、任意
に選定できるものである。
【0020】なお、図示を省略したが、この下げ振り材
15は、台盤3上方に所定長さで突出している被測定端
部18を上部に有している例えば断面で角C字形のチャ
ンネル形状の下げ振り主体と、この下げ振り主体の内側
面に貼着したゴム材によって若干のスライド抵抗が生じ
るようにして、下げ振り主体内にスライド自在に挿入し
た下げ振り補助体とから成り、下げ振り補助体下端は、
これの下方に通り芯位置を明示するように鋭角に形成し
たものとすることもできる(図示せず)。
15は、台盤3上方に所定長さで突出している被測定端
部18を上部に有している例えば断面で角C字形のチャ
ンネル形状の下げ振り主体と、この下げ振り主体の内側
面に貼着したゴム材によって若干のスライド抵抗が生じ
るようにして、下げ振り主体内にスライド自在に挿入し
た下げ振り補助体とから成り、下げ振り補助体下端は、
これの下方に通り芯位置を明示するように鋭角に形成し
たものとすることもできる(図示せず)。
【0021】次に、これの使用の一例を説明するに、図
5に示すように、構築面に掘削形成した基礎堀Hの底面
に通り芯線等を再度計測設定するに際し、掘削前に計測
設定した測量杭P位置にトランシットTをセットする。
次いで、基礎堀H内にこの考案下げ振り装置を配置し、
トランシットTによって下げ振り材15上部の被測定端
部18を覗きながら、この被測定端部18が通り芯線位
置に合致されるように、アーム体11の伸縮長さあるい
は折曲角度を調整する。このようにして通り芯位置に被
測定端部18が合致したときの下げ振り材15下部にお
ける下げ振り体19の鉛直線上の下方位置を基礎堀Hの
底面における通り芯位置として設定するのである。通り
芯位置の設定に際、下げ振り材15自体は剛性材製のも
のであるから、その下部にある下げ振り体19は回転旋
回することがなく、迅速に通り芯位置を明示する。この
とき、必要があれば、係止手段22によるスライドロッ
ド21の固定を解除してスライドロッド21を自重落下
させれば、下げ振り体19が基礎堀Hの底面に通り芯位
置をポイント状に突き刺す。
5に示すように、構築面に掘削形成した基礎堀Hの底面
に通り芯線等を再度計測設定するに際し、掘削前に計測
設定した測量杭P位置にトランシットTをセットする。
次いで、基礎堀H内にこの考案下げ振り装置を配置し、
トランシットTによって下げ振り材15上部の被測定端
部18を覗きながら、この被測定端部18が通り芯線位
置に合致されるように、アーム体11の伸縮長さあるい
は折曲角度を調整する。このようにして通り芯位置に被
測定端部18が合致したときの下げ振り材15下部にお
ける下げ振り体19の鉛直線上の下方位置を基礎堀Hの
底面における通り芯位置として設定するのである。通り
芯位置の設定に際、下げ振り材15自体は剛性材製のも
のであるから、その下部にある下げ振り体19は回転旋
回することがなく、迅速に通り芯位置を明示する。この
とき、必要があれば、係止手段22によるスライドロッ
ド21の固定を解除してスライドロッド21を自重落下
させれば、下げ振り体19が基礎堀Hの底面に通り芯位
置をポイント状に突き刺す。
【0022】このとき、脚台1は、基礎堀H内に立脚さ
れる伸縮自在な 3本の脚材2を互いに開閉自在にして台
盤3底面に連繋して成る三脚構造のものとしてあること
で、基礎堀H内の任意の位置で立脚支持させることがで
き、これの開閉によって、通り芯位置に沿った配置、移
動を自由に行なうことができ、基礎堀H内における測定
すべき位置に直ちにセットすることができる。
れる伸縮自在な 3本の脚材2を互いに開閉自在にして台
盤3底面に連繋して成る三脚構造のものとしてあること
で、基礎堀H内の任意の位置で立脚支持させることがで
き、これの開閉によって、通り芯位置に沿った配置、移
動を自由に行なうことができ、基礎堀H内における測定
すべき位置に直ちにセットすることができる。
【0023】また、下げ振り機構10のアーム体11
は、脚台1の台盤3のほぼ中心位置に軸手段12を介し
て旋回自在に装着された主アーム13先端に補助アーム
14を折曲自在に連結してあることで、これの旋回、折
曲調整によって、脚台1自体を移動させることなく、下
げ振り機構10自体の移動、その微調整を可能にし、ト
ランシットT等から覗いて計測される通り芯位置に下げ
振り機構10を位置決めすることができる。
は、脚台1の台盤3のほぼ中心位置に軸手段12を介し
て旋回自在に装着された主アーム13先端に補助アーム
14を折曲自在に連結してあることで、これの旋回、折
曲調整によって、脚台1自体を移動させることなく、下
げ振り機構10自体の移動、その微調整を可能にし、ト
ランシットT等から覗いて計測される通り芯位置に下げ
振り機構10を位置決めすることができる。
【0024】
【考案の効果】この考案は以上のように構成されてお
り、これがため、構築面に掘削形成した基礎堀H内の底
面上に、構築面上で予め設定されていた通り芯の直下の
ものとして通り芯位置を確実、簡単に計測設定できるの
であり、しかも、従来と異なり、回転旋回して揺れやす
い下げ振り糸による指示線によらない剛性材製の下げ振
り材15によって通り芯位置を明示させるものとしたか
ら、短時間に墨出し作業を行なうことができ、作業能率
を一段と向上できるものである。
り、これがため、構築面に掘削形成した基礎堀H内の底
面上に、構築面上で予め設定されていた通り芯の直下の
ものとして通り芯位置を確実、簡単に計測設定できるの
であり、しかも、従来と異なり、回転旋回して揺れやす
い下げ振り糸による指示線によらない剛性材製の下げ振
り材15によって通り芯位置を明示させるものとしたか
ら、短時間に墨出し作業を行なうことができ、作業能率
を一段と向上できるものである。
【0025】すなわち、これは、この考案が、基礎堀H
に配置される脚台1と、伸縮ないし折曲自在で、脚台1
上で旋回自在なアーム体11に、被測定端部18を上部
に有する剛性材製の下げ振り材15を揺動自在な垂下状
態で連繋した下げ振り機構10とを備えているからであ
り、これによって、構築面に掘削した基礎堀内の底面上
に通り芯位置を簡単、迅速に再度設定できるものであ
る。
に配置される脚台1と、伸縮ないし折曲自在で、脚台1
上で旋回自在なアーム体11に、被測定端部18を上部
に有する剛性材製の下げ振り材15を揺動自在な垂下状
態で連繋した下げ振り機構10とを備えているからであ
り、これによって、構築面に掘削した基礎堀内の底面上
に通り芯位置を簡単、迅速に再度設定できるものであ
る。
【0026】また、下げ振り機構10における下げ振り
材15は、アーム体11先端に連結アーム16を介して
自重によって垂下されるよう揺動自在に連繋して成る剛
性材製のものであるから、垂下時にあって、方向が定め
られずに回転旋回するような不要な揺れがなく、振り子
状に一方向にのみ振れても、常時鉛直線方向に沿った垂
下状態のものとなっているのである。そのため、上部の
被測定端部18によって位置決めされた後は、下げ振り
材15下端における下げ振り体19の下方位置を通り芯
位置として迅速に明示させることができ、従来のように
下げ振り糸であることで、停止するまでの待つ間の作業
者の焦りもなく、作業を迅速に遂行できるものである。
材15は、アーム体11先端に連結アーム16を介して
自重によって垂下されるよう揺動自在に連繋して成る剛
性材製のものであるから、垂下時にあって、方向が定め
られずに回転旋回するような不要な揺れがなく、振り子
状に一方向にのみ振れても、常時鉛直線方向に沿った垂
下状態のものとなっているのである。そのため、上部の
被測定端部18によって位置決めされた後は、下げ振り
材15下端における下げ振り体19の下方位置を通り芯
位置として迅速に明示させることができ、従来のように
下げ振り糸であることで、停止するまでの待つ間の作業
者の焦りもなく、作業を迅速に遂行できるものである。
【0027】また、この下げ振り材15にあっては、こ
れの上部が、基礎堀H上方に突出する被測定端部18と
なっているから、トランシットT等で覗くとき、下げ振
り材15自体の位置を遠方からでも確認することがで
き、計測作業を容易に行なうことができる。
れの上部が、基礎堀H上方に突出する被測定端部18と
なっているから、トランシットT等で覗くとき、下げ振
り材15自体の位置を遠方からでも確認することがで
き、計測作業を容易に行なうことができる。
【0028】しかも、下げ振り材15は、アーム体11
先端に連結アーム16を介して揺動自在に連繋させた支
持枠17に、上部に被測定端部18、下端に下げ振り体
19を夫々有するスライドロッド21をスライド自在に
挿入してあるから、スライドロッド21を支持枠17内
でスライドさせて、例えば基礎堀H深さに対応させて全
体長さを任意に調整、設定することができる。また、ス
ライドロッド21を支持枠17内で係止手段22によっ
て係止してあるから、この係止手段22によるスライド
ロッド21の固定を解除してスライドロッド21を自重
落下させれば、下げ振り体19が基礎堀Hの底面に突き
刺さるものとなり、通り芯位置をポイント状に明示で
き、特別な目印表示具を用意する必要がなく、便利であ
る。
先端に連結アーム16を介して揺動自在に連繋させた支
持枠17に、上部に被測定端部18、下端に下げ振り体
19を夫々有するスライドロッド21をスライド自在に
挿入してあるから、スライドロッド21を支持枠17内
でスライドさせて、例えば基礎堀H深さに対応させて全
体長さを任意に調整、設定することができる。また、ス
ライドロッド21を支持枠17内で係止手段22によっ
て係止してあるから、この係止手段22によるスライド
ロッド21の固定を解除してスライドロッド21を自重
落下させれば、下げ振り体19が基礎堀Hの底面に突き
刺さるものとなり、通り芯位置をポイント状に明示で
き、特別な目印表示具を用意する必要がなく、便利であ
る。
【図1】側面図である。
【図2】一部を省略した下げ振り機構の一部切欠要部斜
視図である。
視図である。
【図3】平面図である。
【図4】下げ振り体の一部を省略した側断面図である。
【図5】使用状態の概略斜視図である。
H 基礎堀 P 測量杭 T トランシット 1 脚台 2 脚材 3 台盤 10 下げ振り機構 11 アーム体 12 軸手段 13 主アーム 14 補助アーム 15 下げ振り
材 16 連結アーム 17 支持枠 18 被測定端部 19 下げ振り
体 21 スライドロッド 22 係止手段
材 16 連結アーム 17 支持枠 18 被測定端部 19 下げ振り
体 21 スライドロッド 22 係止手段
Claims (1)
- 【請求項1】 構築面に掘削形成した基礎堀に配置され
る脚台と、伸縮自在ないしは折曲自在となっていて脚台
上に旋回自在に装着したアーム体に、基礎堀上方に突出
する被測定端部を上部に有する剛性材製の下げ振り材を
揺動自在な垂下状態で連繋して成る下げ振り機構とを備
えており、下げ振り材は、アーム体先端に揺動自在に連
繋させる軸構造の連結アームを有する支持枠と、上部に
被測定端部を、下端に下げ振り体を夫々有して支持枠内
に上下方向でスライド自在に挿入したスライドロッド
と、スライドロッドを支持枠内で係止する係止手段とか
ら成ることを特徴とする墨出し用下げ振り装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992069663U JPH086255Y2 (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | 墨出し用下げ振り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992069663U JPH086255Y2 (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | 墨出し用下げ振り装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0622917U JPH0622917U (ja) | 1994-03-25 |
| JPH086255Y2 true JPH086255Y2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=13409301
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992069663U Expired - Lifetime JPH086255Y2 (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | 墨出し用下げ振り装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH086255Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52109864U (ja) * | 1976-02-17 | 1977-08-20 | ||
| JPS5941718U (ja) * | 1982-09-10 | 1984-03-17 | 外山 登 | 光線式下げ振り具 |
| JPS63153119U (ja) * | 1987-03-27 | 1988-10-07 |
-
1992
- 1992-08-25 JP JP1992069663U patent/JPH086255Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0622917U (ja) | 1994-03-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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