JPH0862714A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH0862714A
JPH0862714A JP20212294A JP20212294A JPH0862714A JP H0862714 A JPH0862714 A JP H0862714A JP 20212294 A JP20212294 A JP 20212294A JP 20212294 A JP20212294 A JP 20212294A JP H0862714 A JPH0862714 A JP H0862714A
Authority
JP
Japan
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film
camera
rewinding
winding
images
Prior art date
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Application number
JP20212294A
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English (en)
Inventor
Hidetoshi Masuda
英歳 増田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPH0862714A publication Critical patent/JPH0862714A/ja
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カメラの通常の電動式フィルム給送装置であ
る構成手段を用いて、カメラ内に装填されたフィルムの
撮影可能枚数を検出する。 【構成】 カメラ本体にフィルムを装填すると、所定の
パーフォレーション数n1をカウントするまでフィルム
の巻き上げを行い、その後、タイマーをスタートさせ、
所定のパーフォレーション数n2をカウントすると該タ
イマーを停止させ、そのタイマー時間に基づいてフィル
ムの撮影可能枚数を算出する。すなわち、フィルムパト
ローネ内に巻かれたフィルムの巻径はフィルムの長さで
異なるので、撮影可能枚数に応じてフィルムの巻き戻し
速度が異なり、これにより撮影可能枚数を求めることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、装填されたフィルムの
撮影可能枚数を検出するカメラに関するものである。
【従来の技術】従来より、所謂ドットデート写し込みを
行なうカメラにおいては、フィルムを巻き上げながら複
数の発光ダイオード(LED)の点灯消灯を制御して日
付やメッセージの写し込みを行なうため、巻き上げ動
作、即ち写し込み動作が保証できるかどうかを、撮影可
能枚数の検出によって確認する必要がある。また、フィ
ルム装填後しばらく経つと、何枚撮影できるフィルムで
あったか撮影者が忘れてしまうため、必要に応じて撮影
可能枚数を検出して表示する必要もある。このような必
要性から、カメラに装填されたフィルムの撮影可能枚数
を検出する手段が種々提案されてきている。35mmフ
ィルムパトローネとフィルムの一部に付けられた電子読
み取りコードである所謂DXコードに対応したフィルム
では、パトローネ外表面の特定領域に撮影可能枚数情報
がコード化されて印刷されているので、カメラのパトロ
ーネ内部にこれを検出するコンタクトスイッチ(以下D
X接片SWと略称す)を設けたものが知られている。一
方、特公昭62−37377号公報に開示されているよ
うに、フィルムが装填されると予めフィルム終端まで一
度に巻き上げ、この巻き上げたフィルムカウンタ情報か
ら撮影可能駒数を知る所謂プリワインド式カメラも提案
されている。また、特開平5−289162号公報に開
示されているように、フィルム巻き取り軸の回転量を検
出する手段を設けて、フィルムを撮影開始位置まで送る
際の回転量に応じて撮影可能枚数を算出する方式も提案
されている。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術においては、所謂DX接片SWを備えたカメラで
は、DXコードに対応していないフィルムが装填された
場合には正確な検出ができないし、また、検出スイッチ
を設けるためのスペースを要する点やコストの面で問題
がある。また、上述したプリワインド式カメラでは、D
Xコードの有無に関わらず正確に撮影可能枚数の検出が
できるものの、フィルム装填後一旦フィルム終端まで巻
き上げてしまうため時間が長くかかり、フィルムを装填
して直ちに撮影したい場合には甚だ不便であった。ま
た、上述の巻き取り軸の回転量検出手段を設けたカメラ
では、DXコードの有無に関わらず正確に撮影可能枚数
の検出ができるものの、フィルムの給送量検出手段とは
別個に、巻き取り軸回転量検出手段を設ける必要があ
り、設置スペースやコストの面で問題があった。本発明
の目的は、簡単な構成でフィルムの撮影可能枚数を検出
でき、カメラの大型化を招くことのないカメラを提供す
ることにある。
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の目的を
実現する構成は、請求項1に記載のように、フィルム給
送手段により巻き上げ巻き戻しされるフィルムの給送量
を検出するフィルム給送量検出手段と、前記フィルム給
送手段により巻き上げ動作を行った後巻き戻し動作を行
わせ、この巻き戻し動作の制御に要する時間に対応した
情報よりフィルムの撮影可能枚数を算出する制御手段と
から構成したことを特徴とする。この構成によれば、フ
ィルムパトローネに巻回されているフィルムの巻径が撮
影可能枚数により異なるので、フィルムの巻き戻し動作
に要する速度が撮影可能枚数に応じて異なり、この給送
速度に関する要素を検出することによりフィルム撮影可
能枚数を算出することができ、機械的な構成を新たに付
加等する必要がない。また、請求項1におけるフィルム
給送量検出手段としては、請求項2に記載のように、小
型フォトリフレクタ等の光電変換手段で構成でき、大嵩
な設置スペースを採る必要がなく、構成が簡単で消費エ
ネルギーも少なくて済む。そして、上記したフィルム給
送量検出手段は、請求項3に記載のように、フィルムの
パーフォレーションを検出する信号を出力する機構であ
り、この構成では、従来のフィルムを使用してもフィル
ムの撮影可能枚数を検出できる。一方、前記制御手段に
おける制御に要する時間に対応した情報とは、巻き戻し
に要する時間に対応した情報である。この構成によれ
ば、フィルム終端まで巻き上げたりすることなく、短時
間でフィルムの撮影可能枚数が検出される。また、前記
制御手段における制御に要する時間に対応した情報と
は、巻き上げに要する時間と巻き戻しに要する時間との
比に対応した情報である。この構成では、温度や電源電
圧の変化に伴うフィルム給送速度の絶対値のバラつきに
よる誤判定を防止できる。
【実施例】
第1の実施例 図1ないし図4は本発明の第1の実施例を示す。図1は
本実施例の動作を示すフローチャート、図2は本実施例
のブロック図、図3はフィルム給送系の概略図、図4は
パーフォレーションとこれを検知するセンサーの出力信
号の関係を示す図である。図2において、11はカメラ
全体の制御を行う制御手段であるCPU、12はフィル
ムの巻き上げ、巻き戻し動作を行うフィルム給送手段、
13はフィルム給送量検出手段、14はフィルム枚数等
を表示する表示手段、15はフィルムパトローネがカメ
ラのパトローネ室に装填されたか否かを判断するフィル
ムパトローネ在否検出手段である。カメラ本体にフィル
ムパトローネが装填されると、フィルムパトローネ在否
検出手段15からの検出信号がCPU11に出力され、
CPU11は撮影可能枚数検出動作を開始する。この撮
影可能枚数検出動作は、先ず、フィルムを第1の長さ分
巻き上げた後、該第1の長さよりも短い第2の長さ分だ
け巻き戻しさせ、この第2の長さ分の巻き戻しに要した
時間に基づいて装填されたフィルムの撮影可能枚数を算
出する。すなわち、図3の(a)、(b)に示すよう
に、フィルムパトローネ4に巻回されているフィルムの
径rはフィルムが長いほど大きいので(R1<R2)、
フィルム巻回径の大きい、すなわち撮影可能枚数の多い
フィルムほど巻き戻し速度が大きくなる。したがって、
撮影可能枚数に対応したフィルム巻回径と給送速度との
関係を予め記憶しておくことにより、フィルム給送量検
出手段13において第2の長さ分のフィルム巻き戻しに
要した時間と該記憶した情報より撮影可能枚数を算出す
ることが可能となる。図3において、1はフィルム巻取
軸、2はフィルム給送量検出手段としての公知の光セン
サーであるフォトリフレクタ、3はフィルム、4はフィ
ルムパトローネであり、パトローネ4内に巻回装填され
ているフィルム3をフィルム給送手段(不図示)により
巻取り方向に駆動されるフィルム巻取軸1により巻取
る。その際、フォトリフレクタ2によりフィルム3のパ
ーフォレーション5を検出する。本実施例のフォトリフ
レクタ2はフィルム面の反射光を受光する方式であるこ
とから、パーフォレーション5からは反射光が受光され
ないことになり、波形整形されたフォトリフレクタ2の
出力信号(以下PI信号と称す)は図4中に模式的に示
しているようにパーフォレーション5に対応したロジッ
ク信号として得られロウレベル信号となる。なお、本実
施例では、フィルムの巻き上げおよび巻き戻しを行うフ
ィルム給送手段は1つのモータにより両動作を行うよう
にしているが、個々にモータを設ける方式であっても良
い。すなわち、本実施例では、撮影可能枚数検出動作に
おける巻き戻しは、フィルムのパーフォレーションを所
定数カウントすることにより行われる。上記した撮影可
能枚数検出動作を図1に示すフローチャートに基づいて
説明する。フィルムパトローネがカメラに装填されたこ
とをフィルムパトローネ検出手段15が検出すると(ス
テップ101)、ステップ102に進み、フィルムの巻
き上げ巻き戻し可能な給送手段としての給送駆動モータ
(図示せず)に巻き上げ方向の通電を開始する。この通
電に連動して、図3に示すフィルム巻取軸1が反時計方
向に回転を開始する。このフィルム巻取軸1の回転に伴
いフィルム3が巻き取られ、フィルム3の移動に伴っ
て、フォトリフレクタ2から上述したPI信号が得られ
る。ステップ103では、このPI信号の変化数のカウ
ントを開始し、ステップ103でカウントしたパーフォ
レーション数が所定数n1を越えると(ステップ10
4)、公知のタイマ回路を作動させ(ステップ10
5)、給送駆動モータ(図示せず)に巻き戻し方向の通
電を開始する(ステップ106)。これに伴い、図3の
パトローネ4内の回転軸6が時計方向に回転し始め、一
旦フィルム巻取軸1に巻き上げられたフィルム3は、再
びパトローネ4内に移動する。続いて、巻き戻し動作に
伴いパーフォレーションのカウントを開始し(ステップ
107)、巻き戻し動作によるパーフォレーションのカ
ウント数が所定数n2を越えると(ステップ108)、
タイマ回路を停止させ(ステップ109)、ステップ1
10に進む。ここでこのタイマ回路には、所定数n2パ
ルス分を巻き戻すのに要した時間Tに対応した値がラッ
チされている。ここで、第1の長さ分の巻き上げに対応
しているパーフォレーションの数n1と、第2の長さ分
の巻き戻しに対応しているパーフォレーションの数n2
とは、n1>n2の関係に設定され、フィルム3がパト
ローネ4内に完全に巻き取られないようにしている。ス
テップ110では、再度、給送駆動モータ(図示せず)
に巻き上げ方向の通電を開始する。この通電に連動し
て、図3に示すフィルム巻取軸1が反時計方向に回転を
開始し、このフィルム巻取軸1の回転に伴いフィルム3
が巻き取られる。ステップ111と112でPI信号の
カウント処理を行ない、所定数n3をカウントした時点
で、ステップ113に進み、ブレーキ通電処理を行なっ
て終了する。ここで、ブレーキ通電とは、数ms〜数十
ms程度の短時間の巻き戻し方向の通電やショート通電
で良い。これで、フィルム3は合計(n1+n3)−n
2分巻き上げられ、この時点が撮影開始位置になってい
る。最後にステップ114に進んで、ステップ109に
おいて停止したタイマ回路のタイマー値から、装填され
たフィルム3の撮影可能枚数を記憶されている上記した
関係より算出する。ここで、ステップ109において停
止したタイマ回路のカウント値は、所定のn2パルス分
巻き戻すのに要した時間に対応した値がラッチされてい
るが、この値は装填されたフィルム3の撮影可能枚数に
応じた所定の値となる。すなわち、撮影可能枚数が多い
フィルム3では、図3の(b)に示すように、パトロー
ネ4の回転軸6にロール状に巻回されたフィルム3の量
が多いため、図3の(a)の撮影可能枚数が少ないフィ
ルムのパトローネ4の軸の半径R1 に対して、パトロー
ネ4軸の半径R2 が大きくなっている。従って、上述し
たステップ105〜109までの巻き戻し方向のフィル
ム給送速度が大きくなる。ここで、図5の(a),
(b)は給送駆動モータ(図示せず)の通電制御信号と
PI信号との関係を上述したシーケンスに対応させて定
性的に示したものであり、同図の(a)と(b)は夫々
撮影可能枚数が少ない場合と多い場合に対応しており、
巻き戻し時における所定のパーフォレーション数n2を
カウントするのに要する時間が異なる。したがって、こ
の巻き戻し方向のフィルム給送速度と撮影可能枚数の対
応表をデータとして記憶しておけば、従来例に示したよ
うな特殊な撮影可能枚数検出用のスイッチやフィルム巻
取軸1の回転量の検出手段を設けることなく、撮影可能
枚数を検出することが可能である。 第2の実施例 図6は本発明の第2の実施例を示す。上記した第1の実
施例では、撮影可能枚数検出動作時の巻き戻し動作にお
ける所定のパーフォレーション数n2をカウントするの
に要する時間、すなわち巻き戻し速度に基づいて撮影可
能枚数の検出を行うようにしているが、本実施例では、
巻き上げ動作時における所定のパーフォレーション数n
1をカウントするのに要する時間T1(巻き上げ速度)
と、巻き戻し動作における所定のパーフォレーション数
n2をカウントするのに要する時間T2(巻き戻し速
度)との比により撮影可能枚数を得るようにしている。
すなわち、この比を算出することで、温度や電源電圧の
変化によるフィルム給送速度の絶対値のバラつきによる
誤判定を防止することが可能である。図6において、カ
メラ本体へのフィルムパトローネの装填が確認される
と、(ステップ501)、タイマーをスタートさせ(ス
テップ502)、巻き上げ通電を行ってフィルムの巻き
上げを開始し(ステップ503)、所定数n1のパーフ
ォレーションをカウントすると(ステップ504、50
5)、該タイマーを停止してタイマー値T1を記憶し
(ステップ506)、ステップ507に進む。ステップ
507では再びタイマーをスタートさせ、今度は巻き戻
し通電を開始し(ステップ508)フィルムを巻き戻し
させ、所定数n2のパーフォレーションをカウントする
と(ステップ509、510)、該タイマーを停止して
タイマー値T2を記憶し(ステップ511)、ステップ
512に進む。ステップ512からステップ515の動
作は、図1のステップ110からステップ113と同様
のフィルムを第一番目のフレームまで給送させる。そし
て、ステップ516において、記憶したタイマー値T1
とT2との比より撮影可能枚数を算出することになる。
この場合でも、該時間比に対応して設定された撮影可能
枚数に応じて、撮影可能枚数が算出され、例えばカメラ
本体に設けられた液晶等から構成される表示器(不図
示)に撮影可能枚数が表示される。なお、上記した各実
施例においては、前記フィルムの給送量の検出媒体とし
てフィルム3のパーフォレーション5を利用している
が、これに限定されることはなく、要は巻き上げおよび
巻き戻しの給送速度を検出できるようにしたものであれ
ば良い。
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、フィル
ムパトローネ等内に巻回されるフィルムの巻径が撮影可
能枚数により異なるので、フィルムの巻き戻しに要する
速度が撮影可能枚数に応じて異なり、この給送速度に関
する要素を検出することによりフィルム撮影可能枚数を
算出することができ、機械的な構成を新たに付加等する
必要がない。請求項1に記載の発明によれば、大嵩な設
置スペースを採る必要がなく、構成が簡単で消費エネル
ギーも少なくて済む。請求項3に記載の発明によれば、
従来のフィルムを使用してもフィルムの撮影可能枚数を
検出できる。請求項4に記載の発明によれば、フィルム
終端まで巻き上げたりすることなく、短時間でフィルム
の撮影可能枚数が検出される。請求項5に記載の発明に
よれば、温度や電源電圧の変化に伴うフィルム給送速度
の絶対値のバラつきによる誤判定を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示したフローチャート
図である。
【図2】本発明の第1の実施例を示すカメラのブロック
図。
【図3】本発明の基本的原理を説明するフィルム給送系
の概略図で、(a)はフィルム量が少ない場合、(b)
はフィルム量が多い場合を示す。
【図4】図3に示すフォトカップラーの出力とフィルム
のパーフォレーションとの関係を示す概略図。
【図5】図3に対応したフィルム給送手段の電通制御信
号とPI信号との波形関係を示す波形図で、(a)は撮
影可能枚数が少ない場合、(b)は撮影可能枚数が多い
場合を示す。
【図6】本発明の第2の実施例を示したフローチャート
図である。
【符号の説明】
1…フィルム巻取軸 2…フォトリ
フレクタ 3…フィルム 4…パトロー
ネ 5…パーフォレーション 6…回転軸 11…CPU 12…フィルム
給送手段 13…フィルム給送量検出手段 14…表示手段 15…フィルムパトローネ在否検出手段
【手続補正書】
【提出日】平成6年9月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 カメラ
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、装填されたフィルムの
撮影可能枚数を検出するカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、所謂ドットデート写し込みを
行なうカメラにおいては、フィルムを巻き上げながら複
数の発光ダイオード(LED)の点灯消灯を制御して日
付やメッセージの写し込みを行なうため、巻き上げ動
作、即ち写し込み動作が保証できるかどうかを、撮影可
能枚数の検出によって確認する必要がある。また、フィ
ルム装填後しばらく経つと、何枚撮影できるフィルムで
あったか撮影者が忘れてしまうため、必要に応じて撮影
可能枚数を検出して表示する必要もある。
【0003】このような必要性から、カメラに装填され
たフィルムの撮影可能枚数を検出する手段が種々提案さ
れてきている。35mmフィルムパトローネとフィルム
の一部に付けられた電子読み取りコードである所謂DX
コードに対応したフィルムでは、パトローネ外表面の特
定領域に撮影可能枚数情報がコード化されて印刷されて
いるので、カメラのパトローネ内部にこれを検出するコ
ンタクトスイッチ(以下DX接片SWと略称す)を設け
たものが知られている。
【0004】一方、特公昭62−37377号公報に開
示されているように、フィルムが装填されると予めフィ
ルム終端まで一度に巻き上げ、この巻き上げたフィルム
カウンタ情報から撮影可能駒数を知る所謂プリワインド
式カメラも提案されている。また、特開平5−2891
62号公報に開示されているように、フィルム巻き取り
軸の回転量を検出する手段を設けて、フィルムを撮影開
始位置まで送る際の回転量に応じて撮影可能枚数を算出
する方式も提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術においては、所謂DX接片SWを備えたカメラで
は、DXコードに対応していないフィルムが装填された
場合には正確な検出ができないし、また、検出スイッチ
を設けるためのスペースを要する点やコストの面で問題
がある。
【0006】また、上述したプリワインド式カメラで
は、DXコードの有無に関わらず正確に撮影可能枚数の
検出ができるものの、フィルム装填後一旦フィルム終端
まで巻き上げてしまうため時間が長くかかり、フィルム
を装填して直ちに撮影したい場合には甚だ不便であっ
た。
【0007】また、上述の巻き取り軸の回転量検出手段
を設けたカメラでは、DXコードの有無に関わらず正確
に撮影可能枚数の検出ができるものの、フィルムの給送
量検出手段とは別個に、巻き取り軸回転量検出手段を設
ける必要があり、設置スペースやコストの面で問題があ
った。
【0008】本発明の目的は、簡単な構成でフィルムの
撮影可能枚数を検出でき、カメラの大型化を招くことの
ないカメラを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の目的を
実現する構成は、請求項1に記載のように、フィルム給
送手段により巻き上げ巻き戻しされるフィルムの給送量
を検出するフィルム給送量検出手段と、前記フィルム給
送手段により巻き上げ動作を行った後巻き戻し動作を行
わせ、この巻き戻し動作の制御に要する時間に対応した
情報よりフィルムの撮影可能枚数を算出する制御手段と
から構成したことを特徴とする。
【0010】この構成によれば、フィルムパトローネに
巻回されているフィルムの巻径が撮影可能枚数により異
なるので、フィルムの巻き戻し動作に要する速度が撮影
可能枚数に応じて異なり、この給送速度に関する要素を
検出することによりフィルム撮影可能枚数を算出するこ
とができ、機械的な構成を新たに付加等する必要がな
い。
【0011】また、請求項1におけるフィルム給送量検
出手段としては、請求項2に記載のように、小型フォト
リフレクタ等の光電変換手段で構成でき、大嵩な設置ス
ペースを採る必要がなく、構成が簡単で消費エネルギー
も少なくて済む。
【0012】そして、上記したフィルム給送量検出手段
は、請求項3に記載のように、フィルムのパーフォレー
ションを検出する信号を出力する機構であり、この構成
では、従来のフィルムを使用してもフィルムの撮影可能
枚数を検出できる。
【0013】一方、前記制御手段における制御に要する
時間に対応した情報とは、巻き戻しに要する時間に対応
した情報である。
【0014】この構成によれば、フィルム終端まで巻き
上げたりすることなく、短時間でフィルムの撮影可能枚
数が検出される。
【0015】また、前記制御手段における制御に要する
時間に対応した情報とは、巻き上げに要する時間と巻き
戻しに要する時間との比に対応した情報である。
【0016】この構成では、温度や電源電圧の変化に伴
うフィルム給送速度の絶対値のバラつきによる誤判定を
防止できる。
【0017】
【実施例】 第1の実施例 図1ないし図4は本発明の第1の実施例を示す。図1は
本実施例の動作を示すフローチャート、図2は本実施例
のブロック図、図3はフィルム給送系の概略図、図4は
パーフォレーションとこれを検知するセンサーの出力信
号の関係を示す図である。
【0018】図2において、11はカメラ全体の制御を
行う制御手段であるCPU、12はフィルムの巻き上
げ、巻き戻し動作を行うフィルム給送手段、13はフィ
ルム給送量検出手段、14はフィルム枚数等を表示する
表示手段、15はフィルムパトローネがカメラのパトロ
ーネ室に装填されたか否かを判断するフィルムパトロー
ネ在否検出手段である。カメラ本体にフィルムパトロー
ネが装填されると、フィルムパトローネ在否検出手段1
5からの検出信号がCPU11に出力され、CPU11
は撮影可能枚数検出動作を開始する。この撮影可能枚数
検出動作は、先ず、フィルムを第1の長さ分巻き上げた
後、該第1の長さよりも短い第2の長さ分だけ巻き戻し
させ、この第2の長さ分の巻き戻しに要した時間に基づ
いて装填されたフィルムの撮影可能枚数を算出する。
【0019】すなわち、図3の(a)、(b)に示すよ
うに、フィルムパトローネ4に巻回されているフィルム
の径rはフィルムが長いほど大きいので(R1<R
2)、フィルム巻回径の大きい、すなわち撮影可能枚数
の多いフィルムほど巻き戻し速度が大きくなる。
【0020】したがって、撮影可能枚数に対応したフィ
ルム巻回径と給送速度との関係を予め記憶しておくこと
により、フィルム給送量検出手段13において第2の長
さ分のフィルム巻き戻しに要した時間と該記憶した情報
より撮影可能枚数を算出することが可能となる。
【0021】図3において、1はフィルム巻取軸、2は
フィルム給送量検出手段としての公知の光センサーであ
るフォトリフレクタ、3はフィルム、4はフィルムパト
ローネであり、パトローネ4内に巻回装填されているフ
ィルム3をフィルム給送手段(不図示)により巻取り方
向に駆動されるフィルム巻取軸1により巻取る。
【0022】その際、フォトリフレクタ2によりフィル
ム3のパーフォレーション5を検出する。本実施例のフ
ォトリフレクタ2はフィルム面の反射光を受光する方式
であることから、パーフォレーション5からは反射光が
受光されないことになり、波形整形されたフォトリフレ
クタ2の出力信号(以下PI信号と称す)は図4中に模
式的に示しているようにパーフォレーション5に対応し
たロジック信号として得られロウレベル信号となる。な
お、本実施例では、フィルムの巻き上げおよび巻き戻し
を行うフィルム給送手段は1つのモータにより両動作を
行うようにしているが、個々にモータを設ける方式であ
っても良い。
【0023】すなわち、本実施例では、撮影可能枚数検
出動作における巻き戻しは、フィルムのパーフォレーシ
ョンを所定数カウントすることにより行われる。
【0024】上記した撮影可能枚数検出動作を図1に示
すフローチャートに基づいて説明する。
【0025】フィルムパトローネがカメラに装填された
ことをフィルムパトローネ検出手段15が検出すると
(ステップ101)、ステップ102に進み、フィルム
の巻き上げ巻き戻し可能な給送手段としての給送駆動モ
ータ(図示せず)に巻き上げ方向の通電を開始する。こ
の通電に連動して、図3に示すフィルム巻取軸1が反時
計方向に回転を開始する。このフィルム巻取軸1の回転
に伴いフィルム3が巻き取られ、フィルム3の移動に伴
って、フォトリフレクタ2から上述したPI信号が得ら
れる。
【0026】ステップ103では、このPI信号の変化
数のカウントを開始し、ステップ103でカウントした
パーフォレーション数が所定数n1を越えると(ステッ
プ104)、公知のタイマ回路を作動させ(ステップ1
05)、給送駆動モータ(図示せず)に巻き戻し方向の
通電を開始する(ステップ106)。これに伴い、図3
のパトローネ4内の回転軸6が時計方向に回転し始め、
一旦フィルム巻取軸1に巻き上げられたフィルム3は、
再びパトローネ4内に移動する。
【0027】続いて、巻き戻し動作に伴いパーフォレー
ションのカウントを開始し(ステップ107)、巻き戻
し動作によるパーフォレーションのカウント数が所定数
n2を越えると(ステップ108)、タイマ回路を停止
させ(ステップ109)、ステップ110に進む。ここ
でこのタイマ回路には、所定数n2パルス分を巻き戻す
のに要した時間Tに対応した値がラッチされている。
【0028】ここで、第1の長さ分の巻き上げに対応し
ているパーフォレーションの数n1と、第2の長さ分の
巻き戻しに対応しているパーフォレーションの数n2と
は、n1>n2の関係に設定され、フィルム3がパトロ
ーネ4内に完全に巻き取られないようにしている。
【0029】ステップ110では、再度、給送駆動モー
タ(図示せず)に巻き上げ方向の通電を開始する。この
通電に連動して、図3に示すフィルム巻取軸1が反時計
方向に回転を開始し、このフィルム巻取軸1の回転に伴
いフィルム3が巻き取られる。ステップ111と112
でPI信号のカウント処理を行ない、所定数n3をカウ
ントした時点で、ステップ113に進み、ブレーキ通電
処理を行なって終了する。ここで、ブレーキ通電とは、
数ms〜数十ms程度の短時間の巻き戻し方向の通電や
ショート通電で良い。
【0030】これで、フィルム3は合計(n1+n3)
−n2分巻き上げられ、この時点が撮影開始位置になっ
ている。
【0031】最後にステップ114に進んで、ステップ
109において停止したタイマ回路のタイマー値から、
装填されたフィルム3の撮影可能枚数を記憶されている
上記した関係より算出する。ここで、ステップ109に
おいて停止したタイマ回路のカウント値は、所定のn2
パルス分巻き戻すのに要した時間に対応した値がラッチ
されているが、この値は装填されたフィルム3の撮影可
能枚数に応じた所定の値となる。
【0032】すなわち、撮影可能枚数が多いフィルム3
では、図3の(b)に示すように、パトローネ4の回転
軸6にロール状に巻回されたフィルム3の量が多いた
め、図3の(a)の撮影可能枚数が少ないフィルムのパ
トローネ4の軸の半径R1 に対して、パトローネ4軸の
半径R2 が大きくなっている。
【0033】従って、上述したステップ105〜109
までの巻き戻し方向のフィルム給送速度が大きくなる。
【0034】ここで、図5の(a),(b)は給送駆動
モータ(図示せず)の通電制御信号とPI信号との関係
を上述したシーケンスに対応させて定性的に示したもの
であり、同図の(a)と(b)は夫々撮影可能枚数が少
ない場合と多い場合に対応しており、巻き戻し時におけ
る所定のパーフォレーション数n2をカウントするのに
要する時間が異なる。
【0035】したがって、この巻き戻し方向のフィルム
給送速度と撮影可能枚数の対応表をデータとして記憶し
ておけば、従来例に示したような特殊な撮影可能枚数検
出用のスイッチやフィルム巻取軸1の回転量の検出手段
を設けることなく、撮影可能枚数を検出することが可能
である。
【0036】第2の実施例 図6は本発明の第2の実施例を示す。
【0037】上記した第1の実施例では、撮影可能枚数
検出動作時の巻き戻し動作における所定のパーフォレー
ション数n2をカウントするのに要する時間、すなわち
巻き戻し速度に基づいて撮影可能枚数の検出を行うよう
にしているが、本実施例では、巻き上げ動作時における
所定のパーフォレーション数n1をカウントするのに要
する時間T1(巻き上げ速度)と、巻き戻し動作におけ
る所定のパーフォレーション数n2をカウントするのに
要する時間T2(巻き戻し速度)との比により撮影可能
枚数を得るようにしている。
【0038】すなわち、この比を算出することで、温度
や電源電圧の変化によるフィルム給送速度の絶対値のバ
ラつきによる誤判定を防止することが可能である。
【0039】図6において、カメラ本体へのフィルムパ
トローネの装填が確認されると、(ステップ501)、
タイマーをスタートさせ(ステップ502)、巻き上げ
通電を行ってフィルムの巻き上げを開始し(ステップ5
03)、所定数n1のパーフォレーションをカウントす
ると(ステップ504、505)、該タイマーを停止し
てタイマー値T1を記憶し(ステップ506)、ステッ
プ507に進む。
【0040】ステップ507では再びタイマーをスター
トさせ、今度は巻き戻し通電を開始し(ステップ50
8)フィルムを巻き戻しさせ、所定数n2のパーフォレ
ーションをカウントすると(ステップ509、51
0)、該タイマーを停止してタイマー値T2を記憶し
(ステップ511)、ステップ512に進む。
【0041】ステップ512からステップ515の動作
は、図1のステップ110からステップ113と同様の
フィルムを第一番目のフレームまで給送させる。
【0042】そして、ステップ516において、記憶し
たタイマー値T1とT2との比より撮影可能枚数を算出
することになる。この場合でも、該時間比に対応して設
定された撮影可能枚数に応じて、撮影可能枚数が算出さ
れ、例えばカメラ本体に設けられた液晶等から構成され
る表示器(不図示)に撮影可能枚数が表示される。
【0043】なお、上記した各実施例においては、前記
フィルムの給送量の検出媒体としてフィルム3のパーフ
ォレーション5を利用しているが、これに限定されるこ
とはなく、要は巻き上げおよび巻き戻しの給送速度を検
出できるようにしたものであれば良い。
【0044】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、フィル
ムパトローネ等内に巻回されるフィルムの巻径が撮影可
能枚数により異なるので、フィルムの巻き戻しに要する
速度が撮影可能枚数に応じて異なり、この給送速度に関
する要素を検出することによりフィルム撮影可能枚数を
算出することができ、機械的な構成を新たに付加等する
必要がない。
【0045】請求項1に記載の発明によれば、大嵩な設
置スペースを採る必要がなく、構成が簡単で消費エネル
ギーも少なくて済む。
【0046】請求項3に記載の発明によれば、従来のフ
ィルムを使用してもフィルムの撮影可能枚数を検出でき
る。
【0047】請求項4に記載の発明によれば、フィルム
終端まで巻き上げたりすることなく、短時間でフィルム
の撮影可能枚数が検出される。
【0048】請求項5に記載の発明によれば、温度や電
源電圧の変化に伴うフィルム給送速度の絶対値のバラつ
きによる誤判定を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示したフローチャート
図である。
【図2】本発明の第1の実施例を示すカメラのブロック
図。
【図3】本発明の基本的原理を説明するフィルム給送系
の概略図で、(a)はフィルム量が少ない場合、(b)
はフィルム量が多い場合を示す。
【図4】図3に示すフォトカップラーの出力とフィルム
のパーフォレーションとの関係を示す概略図。
【図5】図3に対応したフィルム給送手段の電通制御信
号とPI信号との波形関係を示す波形図で、(a)は撮
影可能枚数が少ない場合、(b)は撮影可能枚数が多い
場合を示す。
【図6】本発明の第2の実施例を示したフローチャート
図である。
【符号の説明】 1…フィルム巻取軸 2…フォトリ
フレクタ 3…フィルム 4…パトロー
ネ 5…パーフォレーション 6…回転軸 11…CPU 12…フィルム
給送手段 13…フィルム給送量検出手段 14…表示手段 15…フィルムパトローネ在否検出手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルム給送手段により巻き上げ巻き戻
    しされるフィルムの給送量を検出するフィルム給送量検
    出手段と、前記フィルム給送手段により巻き上げ動作を
    行った後巻き戻し動作を行わせ、この時の制御に要する
    時間に対応した情報よりフィルムの撮影可能枚数を算出
    する制御手段とから構成したことを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記フィルムの給送
    量検出手段が光電変換手段で構成されたことを特徴とす
    るカメラ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記フィル
    ムの給送量検出手段がフィルムのパーフォレーションを
    検出する信号を出力する機構であることを特徴とするカ
    メラ。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3において、前記制
    御手段における制御に要する時間に対応した情報とは、
    巻き戻しに要する時間に対応した情報であることを特徴
    とするカメラ。
  5. 【請求項5】 請求項1、2または3において、前記制
    御手段における制御に要する時間に対応した情報とは、
    巻き上げに要する時間と巻き戻しに要する時間との比に
    対応した情報であることを特徴とするカメラ。
JP20212294A 1994-08-26 1994-08-26 カメラ Pending JPH0862714A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022092338A (ja) * 2020-12-10 2022-06-22 ローレルバンクマシン株式会社 紙幣処理装置

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JP2022092338A (ja) * 2020-12-10 2022-06-22 ローレルバンクマシン株式会社 紙幣処理装置

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