JPH0863202A - むだ時間を補償した制御装置 - Google Patents
むだ時間を補償した制御装置Info
- Publication number
- JPH0863202A JPH0863202A JP19445694A JP19445694A JPH0863202A JP H0863202 A JPH0863202 A JP H0863202A JP 19445694 A JP19445694 A JP 19445694A JP 19445694 A JP19445694 A JP 19445694A JP H0863202 A JPH0863202 A JP H0863202A
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
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- Feedback Control In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 応答時間に対する制御設計を簡単にする。
【構成】 コントローラ12を、制御対象13のむだ時
間e-LSを除いた伝達関数A/(1+TPS)の逆数を1
次遅れ分(1+TS)で割った伝達関数の応答設計部1
21と、この応答設計部からの出力にむだ時間補償を加
える、むだ時間e-LSを1次遅れ分(1+TS)で割っ
た伝達関数のむだ時間補償部122とにより構成し、制
御系の入力から出力までの閉ループの伝達関数G
(S)を、G(S)=(1/(1+TS))・e-LSで表せるよ
うにする。この伝達関数G(S)は1次遅れ分(1+T
S)と、むだ時間e-LSだけでできていて分母にe-LSが
入ってこないため、応答時間に対する制御設計が簡単に
なる。
間e-LSを除いた伝達関数A/(1+TPS)の逆数を1
次遅れ分(1+TS)で割った伝達関数の応答設計部1
21と、この応答設計部からの出力にむだ時間補償を加
える、むだ時間e-LSを1次遅れ分(1+TS)で割っ
た伝達関数のむだ時間補償部122とにより構成し、制
御系の入力から出力までの閉ループの伝達関数G
(S)を、G(S)=(1/(1+TS))・e-LSで表せるよ
うにする。この伝達関数G(S)は1次遅れ分(1+T
S)と、むだ時間e-LSだけでできていて分母にe-LSが
入ってこないため、応答時間に対する制御設計が簡単に
なる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、むだ時間を有する制御
対象のフィードバック制御においてむだ時間を補償して
任意の目標の応答を設定できるアルゴリズムを使ったむ
だ時間を補償した制御装置に関する。
対象のフィードバック制御においてむだ時間を補償して
任意の目標の応答を設定できるアルゴリズムを使ったむ
だ時間を補償した制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】むだ時間を有する制御対象に対する制御
方式として2つの方法が挙げられる。
方式として2つの方法が挙げられる。
【0003】(1)図2に示すようにむだ時間入り制御
対象25をPIDコントローラ22で振動しないように
その比例ゲインPを小さく設計してフィードバック制御
する方法。
対象25をPIDコントローラ22で振動しないように
その比例ゲインPを小さく設計してフィードバック制御
する方法。
【0004】(2)図3に示すように、PIDコントロ
ーラ22で制御対象25のむだ時間系を含まない制御を
行い、このコントローラ22にスミスのむだ時間補償モ
デル23を付加してその補償量cにより偏差検出器21
からの動作信号eをe′に補正してむた時間入り制御対
象25の制御を行うスミス法。
ーラ22で制御対象25のむだ時間系を含まない制御を
行い、このコントローラ22にスミスのむだ時間補償モ
デル23を付加してその補償量cにより偏差検出器21
からの動作信号eをe′に補正してむた時間入り制御対
象25の制御を行うスミス法。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記(1)のPID制
御によるフィードバック制御系は、PIDコントローラ
22の伝達関数がG(S)、制御対象13の伝達関数が、
e-LS・(A/(1+TPS))(ただし、e-ls→L(S)
のむだ時間、A,TP→制御対象のパラメータ)の場
合、入力から出力までの伝達関数は、(1)式となる。
御によるフィードバック制御系は、PIDコントローラ
22の伝達関数がG(S)、制御対象13の伝達関数が、
e-LS・(A/(1+TPS))(ただし、e-ls→L(S)
のむだ時間、A,TP→制御対象のパラメータ)の場
合、入力から出力までの伝達関数は、(1)式となる。
【0006】
【数1】
【0007】しかし、(1)式の分母の中にむだ時間e
-LSが入っているために応答時間を決めることができな
い。また、むだ時間系による位相遅れが大きいので、閉
ループ系の安定性から開ループゲインを大きくとれな
い。このため初期の制御特性を得ることが困難であり、
指令値に対する出力の応答設計をコントローラのP(比
例ゲイン),I(積分ゲイン),D(微分ゲイン)で行
うことができない。また、むだ時間が入っていない状態
の応答時間と比べ3倍程度の応答時間にしないと出力値
が振動してしまう。
-LSが入っているために応答時間を決めることができな
い。また、むだ時間系による位相遅れが大きいので、閉
ループ系の安定性から開ループゲインを大きくとれな
い。このため初期の制御特性を得ることが困難であり、
指令値に対する出力の応答設計をコントローラのP(比
例ゲイン),I(積分ゲイン),D(微分ゲイン)で行
うことができない。また、むだ時間が入っていない状態
の応答時間と比べ3倍程度の応答時間にしないと出力値
が振動してしまう。
【0008】また、上記(2)のスミス法は、指令値に
対する出力の応答設計は、コントローラのP,I,Dで
行うことができるが、P,I,Dと設定すべき項が多い
ため手間がかかる。更に、目標の応答時間が表に表され
ていないためP,I,Dから目標応答時間を計算する必
要がある。
対する出力の応答設計は、コントローラのP,I,Dで
行うことができるが、P,I,Dと設定すべき項が多い
ため手間がかかる。更に、目標の応答時間が表に表され
ていないためP,I,Dから目標応答時間を計算する必
要がある。
【0009】本発明は、従来のこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、応答
時間に対する制御設計が簡単になるむだ時間を補償した
制御装置を提供することにある。
てなされたものであり、その目的とするところは、応答
時間に対する制御設計が簡単になるむだ時間を補償した
制御装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明におけるむだ時間を補償した制御装置は、制
御系の入力と出力との偏差を動作信号とするコントロー
ラでむだ時間入り制御対象を制御するものにおいて、コ
ントローラを、制御対象のむだ時間を除いた伝達関数の
逆数を1次遅れ分で割った伝達関数の応答設計部と、こ
の応答設計部からの出力にむだ時間補償を加える、むだ
時間を前記と同じ1次遅れ分で割った伝達関数のむだ時
間補償部とにより構成したものである。
に、本発明におけるむだ時間を補償した制御装置は、制
御系の入力と出力との偏差を動作信号とするコントロー
ラでむだ時間入り制御対象を制御するものにおいて、コ
ントローラを、制御対象のむだ時間を除いた伝達関数の
逆数を1次遅れ分で割った伝達関数の応答設計部と、こ
の応答設計部からの出力にむだ時間補償を加える、むだ
時間を前記と同じ1次遅れ分で割った伝達関数のむだ時
間補償部とにより構成したものである。
【0011】
【作用】制御系の入力から出力までの閉ループの伝達関
数が前記1次遅れ分とむだ時間で表すことができるよう
になる。このため、制御対象のむだ時間を補償できると
共に、応答時間に対する制御設計が簡単になる。
数が前記1次遅れ分とむだ時間で表すことができるよう
になる。このため、制御対象のむだ時間を補償できると
共に、応答時間に対する制御設計が簡単になる。
【0012】
【実施例】本発明の実施例について図1を参照して説明
する。図1はフィールドバック制御において制御対象部
のむだ時間を補償し任意の目標応答時間を設定するアル
ゴリズムのブロック線図を示すもので、11は制御指令
と制御対象13出力からのフィールドバック値との偏差
を検出する偏差検出部、12はこの偏差を動作信号とし
て制御対象13を制御するコントローラで、偏差を増幅
する応答設計部121と、この出力に制御対象部のむだ
時間補償を加えるむだ時間補償部122及びその補償量
を加算する加算器123とから構成されている。
する。図1はフィールドバック制御において制御対象部
のむだ時間を補償し任意の目標応答時間を設定するアル
ゴリズムのブロック線図を示すもので、11は制御指令
と制御対象13出力からのフィールドバック値との偏差
を検出する偏差検出部、12はこの偏差を動作信号とし
て制御対象13を制御するコントローラで、偏差を増幅
する応答設計部121と、この出力に制御対象部のむだ
時間補償を加えるむだ時間補償部122及びその補償量
を加算する加算器123とから構成されている。
【0013】制御対象13の伝達関数が、e-LS・(A
/(1+TPS)(ただし、e-LS→L(S)のむだ時間、
A,TP→制御対象のパラメータ)の場合、コントロー
ラ12の応答設計部121の伝達関数は制御対象13の
1次遅れ分の逆数(1+TPS)/Aを1次遅れ分(1
+TS)で割ったものとし、また、むだ時間補償部の伝
達関数は制御対象のむだ時間e-LSを1次遅れ分(1+
TS)で割ったものとする。しかして、図1の回路の入
力から出力までの閉ループ伝達関数G(S)は(2)式で
表される。
/(1+TPS)(ただし、e-LS→L(S)のむだ時間、
A,TP→制御対象のパラメータ)の場合、コントロー
ラ12の応答設計部121の伝達関数は制御対象13の
1次遅れ分の逆数(1+TPS)/Aを1次遅れ分(1
+TS)で割ったものとし、また、むだ時間補償部の伝
達関数は制御対象のむだ時間e-LSを1次遅れ分(1+
TS)で割ったものとする。しかして、図1の回路の入
力から出力までの閉ループ伝達関数G(S)は(2)式で
表される。
【0014】
【数2】
【0015】即ち、閉ループ伝達関数が、1次遅れ分
(1+TS)とむだ時間e-LSで表され分母にe-LSが入
っていない。従って、入力に対し、目標の応答(63%
応答)となる応答時間T(S)になるように簡単に設計す
ることができる。
(1+TS)とむだ時間e-LSで表され分母にe-LSが入
っていない。従って、入力に対し、目標の応答(63%
応答)となる応答時間T(S)になるように簡単に設計す
ることができる。
【0016】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので、次に記載する効果を奏する。
ので、次に記載する効果を奏する。
【0017】(1)むだ時間を有する制御対象に対し、
むだ時間を補償し、更に簡単に目標の応答を設計するこ
とができる。
むだ時間を補償し、更に簡単に目標の応答を設計するこ
とができる。
【0018】(2)従来のPID制御系に比し、応答時
間を短くすることができ、応答時間に対する制御設計が
可能となった。
間を短くすることができ、応答時間に対する制御設計が
可能となった。
【0019】(3)従来のPID制御系にスミス法を付
加したものに比し、PIDゲインが表面化しないため応
答時間に対する制御設計が簡単になる。
加したものに比し、PIDゲインが表面化しないため応
答時間に対する制御設計が簡単になる。
【図1】本発明の実施例を示すブロック線図。
【図2】従来例を示すブロック線図。
【図3】他の従来例を示すブロック線図。
11,21…偏差検出部 12…コントローラ 121…応答設計部 122…むだ時間補償部 123,24…加算器 13,25…むだ時間入り制御装置 22…PIDコントローラ 23…スミスのむだ時間補償モデル。
Claims (1)
- 【請求項1】 制御系の入力と出力との偏差を動作信号
とするコントローラでむだ時間入り制御対象を制御する
ものにおいて、 コントローラを、 制御対象のむだ時間を除いた伝達関数の逆数を1次遅れ
分で割った伝達関数の応答設計部と、 この応答設計部からの出力にむだ時間補償を加える、む
だ時間を前記と同じ1次遅れ分で割った伝達関数のむだ
時間補償部と、により構成し、制御系の入力から出力ま
での閉ループの伝達関数を前記1次遅れ分とむだ時間で
表すことができるようにしたことを特徴とするむだ時間
を補償した制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19445694A JPH0863202A (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | むだ時間を補償した制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19445694A JPH0863202A (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | むだ時間を補償した制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0863202A true JPH0863202A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16324874
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19445694A Pending JPH0863202A (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | むだ時間を補償した制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0863202A (ja) |
-
1994
- 1994-08-19 JP JP19445694A patent/JPH0863202A/ja active Pending
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