JPH086341Y2 - ツマミの取り付け機構 - Google Patents

ツマミの取り付け機構

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JPH086341Y2
JPH086341Y2 JP1990125759U JP12575990U JPH086341Y2 JP H086341 Y2 JPH086341 Y2 JP H086341Y2 JP 1990125759 U JP1990125759 U JP 1990125759U JP 12575990 U JP12575990 U JP 12575990U JP H086341 Y2 JPH086341 Y2 JP H086341Y2
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義裕 岩室
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、例えばトランジスタラジオの電源のオン
オフ操作ツマミ等に使用して好適なツマミの取り付け機
構に関する。
[従来の技術] 第7図〜第13図はツマミの取り付け機構の一例を示す
もので、例えばトランジスタラジオの電源のオンオフス
イッチにおける機構である。
まず、最初にその構成について説明する。
同図において、1は箱型のキャビネットで、このキャ
ビネット1のコーナーには略長方形の切欠1aが設けられ
ている。この切欠1aの両側には、一対の断面略四角形の
案内片1b,1bがキャビネット1の裏面の長手方向の切欠1
aに亘って突設されている(第7図および第8図参
照)。
2はシャーシ(図示せず)に固着されているプリント
基板である。このプリント基板2には、第9図に示すよ
うに、略コ字状の一対の導電パターン2a,2bが形成され
ている。
3は導電パターン2a,2b同士を接続させるための接点
部品で、図示せずも一端(図では左側)のみが位置決め
された状態で、プリント基板2上に配されている。
この接点部品3は、プリント基板2に接するベース3a
と、このベース3aに連設された薄肉かつ中空の円錐台型
の圧縮部3bとが一体成形されてなり、弾力を有する材
質、例えばゴム等によって形成されている。そして、こ
の圧縮部3bの側壁は一定の圧力を加えることにより、容
易に変形すると共に、圧力を除くと元の形状に復元す
る。
圧縮部3bの頂部3cは平坦になっており、この頂部3cの
中空側には円形の導電ゴムシート3dが取り付けられてい
る(第12図参照)。なお、この圧縮部3bはキャビネット
1のコーナーに近接する位置に配されている。
4はキャビネット1の切欠1aに嵌合するスライドノブ
である。このスライドノブ4は接点部品3の導電ゴムシ
ート3dをプリント基板2の導電パターン2a,2bに接触さ
せるためのものである。このスライドノブ4は断面略L
型の操作面4aと一対のスライド片4b,4bと略長方形の板
状の押圧片4cとが硬質の合成樹脂、例えばプラスチック
により一体成形されている。
操作面4aの外形は、キャビネット1の切欠1aの形状と
略同一の形状となっている。
スライド片4bは、第7図および第8図に示すように、
フック部4dを有しており、キャビネット1の案内片1bと
係合する。そして、スライド片4bは、操作面4aとの接合
を支点として左右(第8図および第11図では上下)に若
干傾動できるように設定されている。
押圧片4cは、スライドノブ4をキャビネット1の切欠
1aに嵌合した状態で、接点部品3の圧縮部3bをほぼ覆う
大きさとなっている。
次に、スライドノブ4をキャビネット1に取り付ける
手順について説明する。
まず、第7図および第8図に示すように、スライドノ
ブ4をキャビネット1の切欠1aに対向する状態で把持す
る。
そして、スライドノブ4の押圧片4cが接点部品3の圧
縮部3bに圧接しないように挿入し、スライド片4bのフッ
ク部4dと案内片1bの側壁とが当接する状態とする。
次に、スライドノブ4をキャビネット1側に押圧する
と、スライド片4bは案内片1bに圧接した状態で操作面4a
との接合を支点として押圧片4c側へそれぞれ傾動する。
さらに、スライドノブ4を押圧し続けると、スライド
片4bのフック部4dは、第11図に示すように、案内片1bに
係止した状態となり、スライド片4bは元の状態に復元す
る。
これによって、スライドノブ4はキャビネット1に係
止した状態で保持される。
そして、この状態では第10図に示すように、押圧片4c
の上面がキャビネット1の裏面に近接した状態となって
おり、かつ押圧片4cが圧縮部3bの上方を覆うようになっ
ている。
また次に、その作用について説明する。
トランジスタラジオの電源スイッチをオンとする場
合、ユーザーはスライドノブ4の操作面4aを押圧した状
態でスライドノブ4を下方にスライドさせる。
この場合、スライドノブ4はスライブ片4b,4bのフッ
ク部4d,4d付近とキャビネット1の案内片1b,1bとが当接
した状態で案内片1b,1bの長手方向に沿ってスライドす
る。
このスライド操作に伴って、押圧片4cが接点部品3の
圧縮部3bを押圧し、頂部3cが順次圧縮される。
そして、第13図に示すように、導電ゴムシート3dがプ
リント基板2に当接するまでスライドノブ4を下方にス
ライドすると、導電ゴムシート3dは一対の導電パターン
2a,2bに当接した状態となる(第9図参照)。
これにより、一の導電パターン2aと他の導電パターン
2bとが導電ゴムシート3dを介して接続し、スイッチ回路
(図示せず)を閉成する。
これにより、トランジスタラジオの電源スイッチをオ
フからオンにすることができる。
そして、ユーザーがスライドノブ4を上方へスライド
させると、接点部品3の圧縮部3bはゴムの弾力により元
の状態(第10図の状態)に復元する。
なお、トランジスタラジオの電源スイッチをオンから
オフにするには、上述の操作を繰り返すことで行われ
る。
[考案が解決しようとする課題] ところで、上述したように、接点部品3は、そのベー
ス3aの一端のみがプリント基板2に係合されているの
で、第14図に示すように、接点部品3の他端縁(図面で
は右端縁)の圧縮部3bがプリント基板2より浮き上がっ
ている場合がある。
このような場合、スライドノブ4をキャビネット1の
切欠1aに嵌合する際には、スライドノブ4の押圧片4cの
先端が接点部品3の圧縮部3bの側壁を引っ掛けた状態で
押圧する。
かかる状態のまま押圧すると、第15図に示すように、
圧縮部3bが浮き上がって変形したまま装着される。
従って、ユーザーがスライドノブ4をスライド操作し
ても、接点部品3の動作不良により導電ゴムシート3dが
導電パターン2a,2bに当接しないので、電源スイッチを
オンにすることができない。
すなわち、押圧片4cの先端の位置にまで圧縮部3bが浮
き上がっている場合には、接点部品3の取り付け不良の
原因となる。
そこで、この考案では、接点部品の頂部を押圧操作す
るツマミをキャビネットに常に正しく取り付けできるよ
うにすることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上述の課題を解決するため、この考案においては、基
板上に配された伸縮自在な接点部品の頂部を押圧片によ
り押圧操作するためのツマミを、接点部品の伸縮方向に
対して直交する方向からキャビネットに取り付ける機構
において、キャビネットには、接点部品の頂部を基板側
に押さえることにより所定の位置に配置するためのリブ
を設け、ツマミの押圧片にはリブに対応した逃げ部を設
けたものである。
[作用] 上述構成によれば、接点部品3の頂部3cに対応する部
位にリブ5が設けられているので、接点部品3が基板2
より浮き上がっている場合には、リブ5が接点部品3の
頂部3cを基板2側に押える。これによって、常に接点部
品3の頂部3cは一定位置となり、接点部品3を適正な位
置状態とする。
従って、ツマミ4を取り付ける際には、接点部品3を
押圧する部材4cが接点部品3に圧接することなく正しく
取り付けることができる。
これによって、接点部品3の取り付け不良はなくな
り、接点部品3の動作不良がなくなる。
[実施例] 以下、第1図〜第6図を参照しながら、この考案の一
実施例について説明する。
これら第1図〜第6図において、第7図〜第13図と対
応する部品には同一符号を付し、その詳細説明は省略す
る。
キャビネット1には、接点部品3の頂部3cの中央に対
応する部位に板状のリブ5がスライドノブ4の挿入方向
に沿って突設されている。
このリブ5は、正常時の接点部品3の頂部3cと当接す
る高さとなっており、圧縮部3bがプリント基板2より浮
き上がっているとき、圧縮部3bをプリント基板2側に押
える機能を有する。つまり、リブ5は、接点部品3のベ
ース3aの他端(図面では右端)をプリント基板2に当接
させ、接点部品3の位置状態を適正にするものである。
一方、スライドノブ4の押圧片4cには、スライドノブ
4をキャビネット1の切欠1aに嵌入する際、リブ5が押
圧片4cと衝突しないように逃げ6が設けられている。す
なわち、この逃げ6は、第2図および第4図に示すよう
に、リブ5よりも幅が広く、かつ嵌入後にリブ5と衝突
しない奥行を有している。
本例においては、リブ5を接点部品3の頂部3cに対応
するように突設したので、リブ5が接点部品3の頂部3c
に当接し、接点部品3の位置状態を常に適正な状態に保
持している(第1図〜第5図参照)。
そして、この状態でスライドノブ4をキャビネット1
の切欠1aに嵌入する場合、押圧片4cの逃げ6がリブ5に
嵌合した状態となるので、スライドノブ4はリブ5に沿
って案内される。
また、その他のスライドノブ4をキャビネット1に取
り付ける手順および作用は、従来と同様である(第1図
〜第6図参照)。
本例によれば、接点部品3の圧縮部3bがプリント基板
2より浮き上がった状態をなくすことができるので、接
点部品3の圧縮部3bがスライドノブ4の押圧片4cの先端
に引っ掛けられた変形状態で装着されることはない。
つまり、スライドノブ4の装着時には、第1図および
第3図に示すように、接点部品3が常に適切な状態に保
持される。従って、本例によれば、接点部品3の取り付
け不良による動作不良がなくなり、接点としての機能を
充分に発揮させることができる。
また、本例によれば、リブ5とスライドノブ4の逃げ
6との嵌合する位置がスライドノブ4の挿入当初より決
められ、かつリブ5がスライドノブ4を挿入方向へと案
内するので、スライドノブ4をキャビネット1に装着す
る際にはスライドノブ4がリブ5に沿って正確かつ容易
に行える。
なお、上述実施例においては、リブ5を板状とした
が、形状はこれに限定されず、またリブ5の長さもこれ
に限定されるものではない。要は、リブ5が正常時の接
点部品3の頂部3cに当接する高さを有し、接点部品3の
位置状態を適正に保持できる形状等であれば、同様に適
用できる。
また、リブ5の形状を変更した場合には、スライドノ
ブ4の押圧片4cの形状も、リブ5の形状に対応した形状
に変更されることは当然である。
さらに、上述実施例においては、トランジスタラジオ
の電源のオンオフスイッチに用いた例であるが、同様の
接点部品を使用する部位に適用できることは勿論であ
る。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案によれば、リブを接点
部品の頂部に対応する部位に設けたので、接点部品が浮
き上がっている場合、接点部品の頂部を基板側に押える
ことにより、常に接点部品を適正な状態に保持すること
ができ、接点部品の取り付け不良による動作不良をなく
し、接点としての機能を充分に発揮させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図はこの考案の一実施例を示す図、第7図
〜第15図は従来例を示す図である。 1……キャビネット 2……プリント基板 3……接点部品 3b……圧縮部 3c……頂部 3d……導電ゴムシート 4……スライドノブ 4c……押圧片 5……リブ 6……逃げ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に配された伸縮自在な接点部品の頂
    部を押圧片により押圧操作するためのツマミを、上記接
    点部品の伸縮方向に対して直交する方向からキャビネッ
    トに取り付ける機構において、 上記キャビネットには、上記接点部品の頂部を上記基板
    側に押さえることにより所定の位置に配置するためのリ
    ブを設け、上記ツマミの押圧片には上記リブに対応した
    逃げ部を設けたことを特徴とするツマミの取り付け機
    構。
JP1990125759U 1990-11-27 1990-11-27 ツマミの取り付け機構 Expired - Fee Related JPH086341Y2 (ja)

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