JPH086345B2 - ブルドーザのブレード制御装置 - Google Patents

ブルドーザのブレード制御装置

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JPH086345B2
JPH086345B2 JP2279289A JP2279289A JPH086345B2 JP H086345 B2 JPH086345 B2 JP H086345B2 JP 2279289 A JP2279289 A JP 2279289A JP 2279289 A JP2279289 A JP 2279289A JP H086345 B2 JPH086345 B2 JP H086345B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は掘削性能、運土性能、及び整地性能等の向上
を図ることを目的としたブルドーザのブレード制御装置
に関する。
(従来の技術) 従来からブルドーザのブレード制御では第7図に示す
如くブレード枢着点35を支点として、左右のシリンダ32
L,32Rを同時に延ばしたり、縮めて、ブレード35を前後
に傾斜させるピッチング操作と、一方のシリンダを延ば
し、他方のシリンダを縮めてブレードを傾斜させるチル
ト操作により作業を行っている。この種技術は第6図
(A)に示す如くブレード31の後方に2本のシリンダ32
L,32Rを左右に配置し、該2本のシリンダ32L,32Rと油圧
ポンプ33の間には、別々に操作弁34L,34Rを設け、独自
に操作する方式では、油圧ポンプ33に対して左右のシリ
ンダ32L,32Rはパラレル回路となる。また第6図(B)
に示す如く前記2本のシリンダ32L,32Rと油圧ポンプ33
の間には、油圧ポンプ33から左右のシリンダ32L,32Rへ
供給するための作動油量と方向を制御するための操作弁
34及びブレードをピッチさせるかチルトさせるかを切り
換える切り換え弁35が設けられている方式では、油圧ポ
ンプ33に対し左右のシリンダ32L,32Rはピッチング時も
チルチング時も共にシリーズ回路となっていた。また前
記左右シリンダ32Rと32Lの有効断面積は同じものを使用
していた。
(発明が解決しようとする課題) 前記従来の技術において、第6図(A)に示す油圧ポ
ンプ33に対して左右のシリンダ32L,32Rがパラレル回路
となる方式では左右のシリンダを別々に操作する必要が
ありオペレータの操作が煩雑になると共に、パラレル回
路であるためにブレードのピッチ速度が遅くなり作業性
に問題があった。また第6図(B)に示す油圧ポンプ33
に対して左右のシリンダ32L,32Rがシリーズ回路となる
方式では切り換え弁35にピッチポジションa,シングルチ
ルトポジションb,ダブルチルトポジションcがあり、左
右のシリンダ32L,32Rを操作するa及びcポジションは
共にシリーズ回路となっているためチルト速度が早すぎ
るといる欠点があった。更に左右シリンダ32Rと32Lの
内、一方のシリンダのヘッド側有効断面積と他方のシリ
ンダのボトム側有効断面積が異なるため、左右のシリン
ダ2L,2Rのストロークに差が生じ、ピッチ時においてブ
レードが自然にチルトしてしまうという問題があった。
(課題を解決するための手段) 本発明は前記従来の技術における課題を解決するため
になされたもので、第(1)の請求項はブルドーザに仰
俯可能に枢着されたブレードを制御するシリンダを、前
記ブレードとブルドーザの間に左右各一つ設けたブルド
ーザのブレード制御装置において、一方のシリンダのヘ
ッド側有効断面積と他方のシリンダのボトム側有効断面
積を等しくすると共に、左右のシリンダを同時に作動す
る時はシリーズ回路を構成するよう左右のシリンダの油
圧源、操作弁、切り換え弁及び左右のシリンダを接続し
て、シリーズ回路の欠点であるピッチ時における自然チ
ルトを防止したことを特徴とするブルドーザのブレード
制御装置により、第(2)の請求項は前記第(1)の請
求項において、切り換え弁をチルト用切り換え弁とピッ
チ用切り換え弁に別けて設けたことを特徴とするブルド
ーザのブレード制御装前記第(1)の請求項において、
チルト用切り換え弁とピット用切り換え分を別々に設け
たことを特徴とするブルドーザのブレード制御装置によ
り、第(3)の請求項は前記第(1)の請求項におい
て、操作弁と切り換え弁の間に少なくとも一つのフロー
ディバイダを介在させて、油圧ポンプからブレードを制
御するシリンダに作動油をパラレルに供給してプワーチ
ルトまたはパワーピッチ作動を可能としたことを特徴と
するブルドーザのブレード制御装置により目的を達成す
るようにした。
(作用) 前記構成による時は油圧ポンプ3に対して左右のシリ
ンダ2L,2Rがシリーズ回路であっても、一方のシリンダ
のヘッド側有効断面積と他方のシリンダのボトム側有効
断面積を等しくしてあるので、左右のシリンダ2L,2Rの
ストロークが同一となるため、ピッチ時においてブレー
ドが自然にチルトされるのを防止することができる。
また、油圧ポンプとブレードを制御する左右のシリン
ダ2L,2R間の油圧回路を任意にシリーズ回路とパラレル
回路に切り換えることができるようにしたので目的に応
じてスピードと力を使い分けた作業ができる。
(実施例) 以下に本発明の実施例を添付図面を参照して詳述す
る。第1図は本発明の第1実施例を示す図で、1は、下
方をブルドーザに直接枢着し上方を1L,1R部でそれぞれ
左右のシリンダ2L,2Rを介してブルドーザに枢着したブ
レードである、3は前記左右のシリンダ2L,2Rに作動油
を供給するための油圧ポンプ、4は油圧ポンプ3から左
右のシリンダ2L,2Rへ供給するための作動油量と方向を
制御するための操作弁、5はブレードをピッチさせるか
チルトさせるかを切り換えるための切り換え弁である。
次に作用について説明する。操作弁4、切り換え弁5を
両方ともaポジションに操作すると、油圧ポンプ3から
吐出された作動油はシリンダ2Lのボトム室に供給され
る。シリンダ2Lのボトム室から排出された作動油は切り
換え弁5を経て操作弁4からタンクにドレンされる。こ
の時はシリンダ2Lは伸長し、シリンダ2Rは収縮するため
ブレードは右にダブルチルトする。操作弁4はaポジシ
ョンのままで切り換え弁5をbポジションに操作する
と、油圧ポンプ3から吐出された作動油は操作弁4から
シリンダ2Lのボトム室に供給される。シリンダ2Lのヘッ
ド室から排出された作動油は切り換え弁5から操作弁4
を経てタンクへドレンされる。この時はシリンダ2Rはブ
ロックされたままでシリンダ2Lが伸長するのでブレード
は右にシングルチルトする。やはり操作弁4をaポジシ
ョンのままで切り換え弁5をcポジションに操作する
と、油圧ポンプ3から吐出された作動油はシリンダ2Lの
ボトム室に供給される。シリンダ2Lヘッド室から排出さ
れた作動油はシリンダ2Rのボトム室に供給される。シリ
ンダ2Rのヘッド室から排出された作動油は切り換え弁5
をから操作弁4を経てからタンクにドレンされる。従っ
てこの時は左右シリンダ2L,2Rが共に伸長するが、シリ
ンダ2Lのヘッド室とシリンダ2Rのボトム室の有効断面積
を等しくしてあるため左右シリンダ2L及び2R共に伸長量
が同一となり、ブレードは自然チルトすることなくピッ
チング作動する。操作弁4および切り換え弁5を共にb
ポジションにすれば左右シリンダ2L及び2Rは共にブロッ
クされる。操作弁4をcポジションに操作した時は前記
aポジションに操作した時と逆の作動を行うため説明を
省略する。第2図は本発明の第2実施例を示す図で、前
記第1図における切り換え弁5をチルト用切り換え弁6
とピッチ用切り換え弁7のように別々に設けた他は第1
図と同じである。次に作用について説明する。操作弁
4、切り換え弁6及び7全てをaポジションに操作する
と、油圧ポンプ3から吐出された作動油は操作弁4から
切り換え弁7を経てシリンダ2Lボトム室に供給される。
シリンダ2Lヘッド室から排出された作動油は切り換え弁
6を経て操作弁4からタンクにドレンされる。この時は
右シリンダ2Rは動かず左シリンダ2Lが伸長してブレード
は右にシングルチルトする。操作弁4はaポジションの
ままで切り換え弁6及び7をそれぞれaポジションとb
ポジションに操作すると、油圧ポンプ3から吐出された
作動油は操作弁4から切り換え弁7を経てシリンダ2Rの
ボトム室に供給される。シリンダ2Rのヘッド室から排出
された作動油は切り換え弁7を経てシリンダ2Lのボトム
室に供給される。シリンダ2Lのヘッド室から排出された
作動油は切り換え弁6から操作弁4を経てタンクにドレ
ンされる。この時は左右シリンダ2L及び2R共に伸長して
ブレードはピツチング作動するが、シリンダ2Rのヘッド
室とシリンダ2Lのボトム室の有効断面積を等しくしてあ
るため左右シリンダ2L及び2R共に伸長量は同一となり、
ブレードは自然チルトすることなくピッチング作動す
る。次に操作弁4はaポジションのままで切り換え弁6
及び7をそれぞれbポジションとaポジションに操作す
ると、油圧ポンプ3から吐出された作動油は操作弁4か
ら切り換え弁7を経てシリンダ2Lのボトム室に供給され
る。シリンダ2Lヘッド室から排出された作動油はシリン
ダ2Rのヘッド室に供給される。シリンダ2Rのボトム室か
ら排出された作動油は切り換え弁7をから操作弁4を経
てからタンクのドレンされる。従ってこの時シリンダ2L
は伸長し、シリンダ2Rは収縮するためブレードは右にダ
ブルチルトを行う。また操作弁4をbポジションに操作
し、切り換え弁6及び7を両方共aポジションに操作す
ると左右シリンダ2L,2Rはブロックされるのでブレード
は固定される。また操作弁4をcポジションに操作した
時には左右シリンダ2L及び2Rは前記aポジションの場合
と逆の作動を行うが説明を省略する。第3図は本発明の
第3実施例を示す図で、前記第1図における切り換え弁
5の代わりに別の切り換え弁8を設けた他は第1図と同
じである。次に作用について説明する。操作弁4、切り
換え弁5を両方ともaポジションに操作すると、油圧ポ
ンプ3から吐出された作動油はシリンダ2Lのヘッド室に
供給される。シリンダ2Lのボトム室から排出された作動
油は切り換え弁8を経て操作弁4からタンクにドレンさ
れる。この時はシリンダ2Lは収縮し、シリンダ2Rは固定
されるためブレードはシリンダ2Lにより左にシングルチ
ルトする。操作弁4はaポジションのままで切り換え弁
8をbボジションに操作すると、油圧ポンプ3から吐出
された作動油は操作弁4からシリンダ2Rのボトム室に供
給される。シリンダ2Rのヘッド室から排出された作動油
は切り換え弁8から操作弁4を経てタンクへドレンされ
る。この時はシリンダ2Lはブロックされたままでシリン
ダ2Rが伸長するのでブレードはシリンダ2Rにより左にシ
ングルチルトする。やはり操作弁4をaポジションのま
まで切り換え弁8をcポジションに操作すると、油圧ポ
ンプ3から吐出された作動油はシリンダ2Rのヘッド室に
供給される。シリンダ2Rボトム室から排出された作動油
はシリンダ2Lのヘッド室に供給される。シリンダ2Lのボ
トム室から排出された作動油は切り換え弁8をから操作
弁4を経てからタンクにドレンされる。従ってこの時は
左右シリンダ2L,2Rが共に収縮するが、シリンダ2Lのヘ
ッド室とシリンダ2Rのボトム室の有効断面積を等しくし
てあるため左右シリンダ2L及び2R共に収縮量が同一とな
り、ブレードは自然チルトすることなくスピードピッチ
ング作動する。操作弁4および切り換え弁8を共にbポ
ジションにすれば左右シリンダ2L及び2Rは共にブロック
され、ブレードは固定される。操作弁4をcポジション
に操作した時は前記aポジションの操作した時と逆の作
動を行うが説明を省略する。第4図は本発明の第4実施
例を示す図で、前記第1図における切り換え弁5の他に
別の切り換え弁11,12及び二つのフローディバイダ10L,1
0Rを設けた他は第1図と同じである。なおフローディバ
イダ10L,10Rの分流比は左右シリンダ2L及び2Rの各ヘッ
ド室とロッド室の有効断面積の比である。次に作用につ
いて説明する。操作弁4,切換弁9,11,12の各ポジション
とブレードの作動の関係は表1の通りである。作動油の
流れについては前記第1〜3実施例と同様のため説明を
省略する。第5図は本発明の第5実施例を示す図で、前
記第1図における切り換え弁5の他に別の切り換え弁1
4,16,及びフローディバイダ15を設けた他は第1図と同
様である。操作弁4,切換弁13,14,16の各ポジションとブ
レードの作動の関係は表2の通りである。
作動油の流れについては前記第1〜3実施例と同様の
ため説明を省略する。なおフローディバイダ15の分流比
は左右シリンダ2L及び2Rの各ヘッド室とボトム室の有効
断面積の比である。
(発明の効果) 以上詳述した如く、本発明による時は次の効果を奏す
る。
(1)油圧ポンプ3に対して左右のシリンダ2L,2Rがシ
リーズ回路であっても、一方のシリンダのヘッド側有効
断面積と他方のシリンダのボトム側有効断面積を等しく
してあるので、左右のシリンダ2L,2Rのストロークが同
一となるため、ピッチ時においてブレードが自然にチル
トするのを防止できるので、刃先に負荷変動を生じて車
体が堕行するのが防止され、掘削性能、運土性能、及び
整地性の向上を図ることができる。
(2)スピードの要求される弱軟土における作業ではス
ピードチルト、スピードピッチにより操作性を向上でき
ると共に、作業量を大幅に増加することができる。
(3)掘削力が要求される岩盤での作業ではパワーピッ
チ、パワーチルトにより作業量を大幅に増加することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す図、第2図は本発明
の第2実施例を示す図、第3図は本発明の第3実施例を
示す図、第4図は本発明の第4実施例を示す図、第5図
は本発明の第5実施例を示す図、第6,7図は従来の技術
を示す図である。 1……ブレード、2L……左シリンダ、2R……右シリン
ダ、3……油圧ポンプ、4……操作弁、5〜9,11,12,1
3,14,16……切り換え弁、10L,10R,15……フローディバ
イダ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブルドーザに仰俯可能に枢着されたブレー
    ドを制御するシリンダを、前記ブレードとブルドーザの
    間に左右各一つ設けたブルドーザのブレード制御装置に
    おいて、一方のシリンダのヘッド側有効断面積と他方の
    シリンダのボトム側有効断面積を等しくすると共に、左
    右のシリダを同時に作動する時はシリーズ回路を構成す
    るよう左右のシリンダの油圧源、操作弁、切り換え弁及
    び左右のシリンダを接続して、シリーズ回路の欠点であ
    るピッチ時における自然チルトを防止したことを特徴と
    するブルドーザのブレード制御装置。
  2. 【請求項2】前記第(1)の請求項において、切り換え
    弁をチルト用切り換え弁とピッチ用切り換え弁に別けて
    設けたことを特徴とするブルドーザのブレード制御装
    置。
  3. 【請求項3】前記第(1)の請求項において、操作弁と
    切り換え弁の間に少なくとも一つのフローディバイダを
    介在させて、油圧ポンプからブレードを制御するシリン
    ダに作動油をパラレルに供給してパワーチルトまたはパ
    ワーピッチ作動を可能としたことを特徴とするブルドー
    ザのブレード制御装置。
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JP3256405B2 (ja) * 1995-03-23 2002-02-12 株式会社小松製作所 ブルドーザの土工板制御装置およびその制御方法

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