JPH086360A - 露光条件設定装置 - Google Patents

露光条件設定装置

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JPH086360A
JPH086360A JP6134449A JP13444994A JPH086360A JP H086360 A JPH086360 A JP H086360A JP 6134449 A JP6134449 A JP 6134449A JP 13444994 A JP13444994 A JP 13444994A JP H086360 A JPH086360 A JP H086360A
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JP
Japan
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exposure
laser
image
potential
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JP6134449A
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English (en)
Inventor
Shigeru Tsukada
茂 塚田
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、電子写真方式を用いた画像形成装置
における、潜像を形成する際の露光条件を設定する露光
条件設定装置に関し、感光体の光感度等が大きく変動す
る場合であっても、露光条件を高精度に設定する。 【構成】所定の条件、例えば感光体の温度、感光体の個
体差等に応じて露光条件を設定用の露光条件を可変に設
定し、そのように可変に設定された露光条件設定用の露
光条件を用いた露光により得られた潜像の電位、もしく
はその潜像を現像することにより得られた可視像の濃度
を測定し、その電位もしくは濃度に基づいて、実際にコ
ピーあるいはプリントを行う際の露光条件を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式を用いた
画像形成装置、例えば電子写真複写機あるいは電子写真
プリンタ等における、潜像を形成する際の露光条件を設
定する露光条件設定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式の画像形成装置では、露光
条件によって画像に対応した感光体電位が変化し、これ
に伴って画像濃度が変化することが知られている。この
露光条件は、画像形成装置を製造した際の初期設定とし
て一度で設定すれば済むというものではなく、画像形成
装置を使用している際にも画像濃度の変化が生じ、した
がって、例えば所定枚数の画像(プリント、コピー)を
形成する毎等、常に露光条件を設定し直す必要がある。
【0003】この露光条件を常に最適な値に設定する手
法として、種々の露光条件設定手法が提案されている
が、その中の1つに、特開平3−89269号公報に提
案された手法がある。この手法は、感光体電位測定手段
を備え、露光条件を変化させて複数の露光条件それぞれ
を用いて露光条件調整用潜像を形成し、それら複数の露
光条件による各潜像の電位を測定し、それらの潜像の電
位に基づいて最適な露光条件を設定するというものであ
る。
【0004】図8は、上記手法の説明図である。ある所
定電位に帯電された感光体を、互いに異なる2通りのレ
ーザ発光強度LD1,LD2のレーザ光を用いて露光し
て、各露光部分の電位VL1,VL2を測定する。そし
て、所望の露光部分電位VLSを得るレーザ発光強度L
DSを、図8に示すように直線補間により求める。
【0005】このようにして、必要に応じて、あるいは
定期的に露光条件(上述の例ではレーザ発光強度)を設
定し直すことにより、常に安定した濃度の画像を得るこ
とができる。図9は、レーザ発光強度に対する感光体表
面電位の低下を示すグラフである。感光体を、例えば8
00Vに帯電させた後、所定強度のレーザ光を用いて露
光を行なうと、その露光部分は、そのレーザ光の強度に
応じて図示のように電位が低下し、この電位の低下によ
り潜像が形成される。ところが、このグラフからわかる
ように、レーザ光の強度と電位の低下の仕方は、レーザ
光強度の弱い領域ではほぼ比例するが、強いレーザ光を
照射しても電位はあまり低下しなくなり、図示のように
全体として下に凸のカーブとなる。
【0006】したがって、図8に示すように、測定した
2点の電位VL1,VL2に基づいて直線補間により所
望の露光部分電位VLSを得るレーザ発光強度LDSを
求める手法では、レーザ発光強度LD1,LD2の差を
大きくとすると、図8に示すグラフの湾曲の影響が大き
くなり、所望の露光部分電位VLSを得るレーザ発光強
度LDSの設定精度が低下してしまうことになる。一
方、レーザ発光強度LD1,LD2の差を小さくし過ぎ
ると、所望の露光部分電位VLSを得るためのレーザ発
光強度LDSが、レーザ発光強度LD1とレーザ発光強
度LD2とに挟まれた領域から外れてしまい、やはり設
定精度が低下してしまうということになる。したがっ
て、露光条件設定時のレーザ発光強度LD1,LD2
は、予想される、装置や感光体による変動を考慮し、所
望の露光部分電位VLSを得るレーザ発光強度LDSが
露光条件設定時の2つのレーザ発光強度LD1,LD2
に挟まれた領域の内側に入るという条件の下で、レーザ
発光強度LD1,LD2の間隔をできるだけ狭めること
が好ましい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが露光条件に対
する潜像の電位が大きく変動する要因がいくつか存在
し、それらの要因による変動を考慮すると、所望の露光
部分電位VLSを得るレーザ発光強度LDSを2つのレ
ーザ発光強度LD1,LD2に挟まれた領域内に設定す
るためには、それらのレーザ発光強度LD1,LD2の
間隔を大きく広げる必要があり、図9に示すようにレー
ザ発光強度と露光部分電位とが比例しないために直線補
間による誤差が大きくなり、レーザ発光強度LDSの設
定精度を向上させることができないという問題がある。
【0008】以下に、露光条件に対する潜像の電位が大
きく変動する要因の例について説明する。図10は、感
光体の温度変動による感光体の光感度の変動を示したグ
ラフである。露光条件に対する潜像の電位が大きく変動
する要因の1つに、感光体の光感度の、温度による変動
がある。この温度変動による感光体の光感度の変動は、
近年盛んに用いられている有機感光体を用いた場合、特
に顕著である。図10に示すように、感光体を例えば8
00Vに帯電した後、露光により目標電位(ここでは2
00Vとする)まで低下させるに必要なレーザ発光光量
は、常温では1.05mWであるのに対して、高温では
0.8mW、低温では1.4mWに変動する。
【0009】この場合、温度が変動しても、所望の露光
部分電位VLSを得るレーザ発光強度LDSが必ず間に
入るようにレーザ発光強度LD1,LD2を設定しよう
とすると、それらのレーザ発光強度LD1,LD2の間
隔が大きく広がってしまうことになる。図11は、感光
体の製造ロットによる光感度の変動を示したグラフであ
る。
【0010】感光体を800Vに帯電した後露光により
目標電位(ここでは200V)まで低下させるには、レ
ーザ発光強度は、ロット1では、1.38mW、ロット
2では、1.05mW、ロット3では0.79mW必要
とされる。この感光体は、製造時に一度据え付ければ済
むというものではなく、時々交換する必要がある。この
場合も、上述した温度変動の場合と同様、所望の露光部
分電位VLSを得るレーザ発光強度LDSが必ず間に入
るようにレーザ発光強度LD1,LD2を設定しようと
すると、それらのレーザ発光強度LD1,LD2の間隔
が大きく広がってしまい、レーザ発光強度LDSの設定
精度を向上させることができないという問題を生じるこ
とになる。
【0011】本発明は、上記問題を解決し、感光体や画
像形成装置自体に起因して露光条件に対する潜像の電位
が大きく変動する場合であっても、露光条件(例えば上
述のレーザ発光強度LDS等)を高精度に設定すること
のできる露光条件設定装置を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の露光条件設定装置は、帯電された感光体に画像に対
応した露光を行なうことにより該感光体上に潜像を形成
し該潜像をトナーで現像して用紙に転写する画像形成装
置における、潜像を形成する際の露光条件を設定する露
光条件設定装置において、 (1)露光条件調整用の露光条件を、所定の条件に応じ
て可変自在に設定する調整用露光条件設定手段 (2)調整用露光条件設定手段で設定された露光条件調
整用の露光条件を用いた露光により得られた露光条件調
整用潜像の電位もしくはその露光条件調整用潜像を現像
することにより得られた露光条件調整用可視像の濃度を
測定しその電位もしくは濃度に基づいて上記画像に対応
した露光を行なう際の露光条件を設定する露光条件設定
手段 を備えたことを特徴とする。
【0013】ここで、上記本発明の露光条件設定装置
は、その1つの態様として、上記露光条件設定装置が上
記感光体の温度もしくはその感光体周囲の温度を測定す
る温度測定手段を備え、上記(1)の調整用露光条件設
定手段が、温度測定手段で測定された温度を上記所定の
条件として、その温度に応じて露光条件調整用の露光条
件を設定するものであってもよい。
【0014】また、上記本発明の露光条件設定装置は、
別の態様として、その露光条件設定装置が、外部からの
指示に基づいて露光条件を設定する第1のモードと、露
光条件を設定するタイミングを自らが判断して露光条件
を設定する第2のモードとを有し、上記(1)の調整用
露光条件設定手段が、上記第1のモードで設定された露
光条件を上記所定の条件として、その露光条件に応じ
て、上記第2のモードにおける露光条件調整用の露光条
件を設定するものであってもよい。
【0015】
【作用】本発明の露光条件設定装置は、露光条件調整用
の露光条件(例えば上述のレーザ発光強度LD1,LD
2(図8参照))を、所定の条件、例えば感光体の温
度、感光体の光感度の個体差(ロット間差)等に応じて
可変に設定するものであるため、実際のプリント、コピ
ーの際の露光条件を高精度に設定することができ、この
露光条件設定装置を用いた画像形成装置では、濃度変動
の少ない画像を得ることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は、本発明の露光条件設定装置の一例を内蔵したカラ
ー複写機の全体構成図、図2はそのブロック図である。
ここでは、先ず、図1、図2双方を参照しながらカラー
複写機の概要について説明する。
【0017】このカラー複写機1は、大きく分けて、原
稿を読み取って画像データを得るスキャナ部100、読
み取った画像データを処理する画像処理部200、処理
された画像データに基づいてレーザ光ビームを感光体に
照射するROS光学部300、および画像を形成する画
像形成部400から構成されている。スキャナ部100
では、ランプ101から発せられた光が原稿台102に
載置された原稿103に照射され、原稿103に記録さ
れた画像の情報を担持する光が原稿103から反射し、
その反射光がミラー104により反射されレンズ系10
5を経由してCCD106により受光され、原稿103
での反射率を表わす信号が生成される。この受光により
得られた信号は、増幅器107で適切に増幅された後A
/D変換器108によりディジタルの画像データに変換
される。この画像データは、シェーディング補正手段1
09およびギャップ補正手段110により、それぞれ、
原稿103の照射ムラ等に起因するシェーディングの補
正およびCCD106の3原色(赤、緑、青)受光用の
受光素子の配置位置の相違に起因する各色毎の画像デー
タの相違を補正するギャップ補正が行なわれ、さらに濃
度変換手段111により反射率データから濃度データに
変換されて画像処理部200に送られる。
【0018】画像処理部200では、その画像処理手段
201において、カラー複写機としての基本的な画像処
理、例えばCCDの色信号(赤、緑、青)から現像トナ
ーの色信号(イエロー、マゼンタ、シアン)への色信号
変換、墨色(黒色)の現像トナーの信号を得る墨再生
(UCR)、空間周波数特性を調整するMTF処理等が
行なわれ、これにより、イエロー、マゼンタ、シアン、
黒の4色の画像データが生成される。この4色の画像デ
ータは、ガンマ補正手段202に入力されてガンマ(階
調)補正され、D/A変換器203に入力されてアナロ
グの画像信号に変換される。このアナログの画像信号は
セレクタ204に入力される。またこの画像処理部20
0には所定レベルのアナログ信号(パッチデータ)を発
生するパッチ発生器207が備えられており、パッチ発
生器207から出力されたパッチデータもセレクタ20
4に入力される。セレクタ204は、通常のコピー時に
はD/A変換器203から入力された画像信号を通過さ
せるように切換えられており後述する演算装置401か
らパッチ作成の指示が出力された時にはパッチ発生器2
07から出力されたパッチデータを通過するように切換
えられる。パッチ発生器207を用いたパッチの作成に
ついては後述する。
【0019】通常のコピー時には、D/A変換器203
から出力された画像信号はセレクタ204を経由して比
較器205に入力される。比較器205には三角波発生
器206から出力された三角波も入力され、比較器20
5ではそれらの両者が比較される。図3は、比較器20
5の作用の説明図である。
【0020】図3の縦の破線に挟まれた各領域は、各ピ
クセル(画素)に対応している。したがってD/A変換
器203、セレクタ204を経由して比較器205に入
力された画像信号10は、図示のように、各ピクセル毎
にそれぞれ一定の値をとる信号である。一方、三角波発
生器206からは、図示のような、2ピクセルを一周期
とする三角波信号11が出力され比較器205に入力さ
れる。比較器205では、入力された画像信号10と三
角波信号11との大小が比較され、比較器205から
は、画像信号10のレベルが三角波信号11のレベルよ
りも低い場合は「1」、逆の場合は「0」の二値信号が
出力される。この二値信号は、ROS光学部300を構
成するレーザ駆動回路301に入力され、後述するレー
ザ303からのレーザ光の発光(レーザオン)、および
レーザ光の発光の停止(レーザオフ)を指示する信号と
して用いられる。
【0021】ROS光学部300には、画像形成部40
0に備えられた演算装置417により制御されレーザ光
量を可変するレーザ光量可変装置302が備えられてお
り、レーザ駆動回路301では、レーザ光量可変装置3
02からの指令に基づいてレーザオン時のレーザ光量を
制御するとともに、比較器205から出力された二値信
号に応じてレーザ303をオン/オフ制御する。
【0022】レーザ303から発せられたレーザ光は、
ポリゴンミラー304により繰り返し反射偏向され、f
θレンズ305によりスポット径が調整され、ミラー3
06で反射されて画像形成部400に備え付けられた感
光体401上を繰り返し走査する。画像形成部400に
は、感光体401の周囲に、帯電装置402、ロータリ
現像装置403、転写装置404、クリーナ装置40
5、除電ランプ406、感光体上の電位を測定する電位
計407、そして感光体の温度を測定する温度計408
が備えられている。
【0023】また画像形成部400には、上記のほか、
ロータリ現像装置403を構成する黒、イエロー、マゼ
ンタ、シアンの各色の現像機403a,403b,40
3c,403dにトナーを供給するトナーディスペンス
装置409、定着装置410、用紙トレイ411、用紙
搬送装置412、さらに画像形成を制御する演算装置4
17、演算装置417により制御され帯電装置402の
帯電量を変化させる帯電量可変装置412が備えられて
いる。
【0024】上記の構造を備えた画像形成部400で
は、周知のゼログラフィープロセスに従って画像形成が
行われる。すなわち、感光体401は、矢印A方向に回
転しながら帯電装置402により一様にマイナス帯電さ
れ、この感光体401に、ROS光学部300から照射
されたレーザ光によりまず第1色目の潜像が形成され
る。この潜像は、ロータリ現像装置403の第1色の現
像機403aで、マイナス帯電された黒色のトナーで現
像され、その現像像は、用紙トレイ411から用紙搬送
装置412によって搬送され転写ドラム413に巻き付
けられた図示しない用紙に、転写コロトロン414によ
り転写される。
【0025】感光体401上に転写されずに残った画像
はクリーナ装置405により除去され、感光体401が
除電ランプ406により除電され、再び帯電装置402
により一様にマイナス帯電され、続いて第2色目のイエ
ローの像形成が行われる。このようにして、第3色目マ
ゼンタ、第4色目シアンまで4色の現像像が転写ドラム
413上の用紙に順次転写されると、用紙は剥離コロト
ロン415により転写ドラム413から剥離され定着装
置410で定着され、これによりカラーコピーが形成さ
れる。また転写ドラム413の周囲には除電コロトロン
416が備えられており、各色の転写後または用紙剥離
後に、用紙上及び転写ドラム413上の余分な電荷が除
電される。
【0026】次に、図1,図2に示すカラー複写機に本
発明を適用した実施例について説明する。図4は、図
1,図2に示すカラー複写機の本発明の露光条件設定装
置の一実施例としての機能を示すフローチャートであ
る。本例では、カラー複写機の電源投入直後のコピー開
始前と、その後は毎30分経過後のコピー開始前に、画
像形成部400に備えられた演算装置417(図2参
照)からの指示により、本フローチャートに従た露光条
件の設定が行なわれる。ただし、露光条件設定のタイミ
ングは上記に限定されるものではなく、使用する感光体
の感度変動特性等に合わせて、例えばコピー中に行なっ
てもよい。
【0027】帯電装置402により帯電すべき感光体4
01の目標暗電位VHS、基準の濃度の画像を形成する
ための目標露光電位VLS、およびカブリ防止電位差V
C(目標暗電位VHSと、現像時に現像機に印加する現
像バイアス電位VBとの差)は、画像形成部400の演
算装置417にあらかじめ記憶されている。図4に示す
フローの実行が開始されると、先ずステップ4_1にお
いて、帯電量可変装置412により帯電装置402のグ
リッド電圧をVG1,VG2に調節して感光体401を
帯電させた時の各暗電位VH1,VH2を電位計407
で検出し、次いでステップ4_2において、目標暗電位
VHSを得るグリッド電圧VGSを下記式(1)に基づ
いて計算する。
【0028】 VGS=(VG2−VG1)×(VHS−VH1) /(VH2−VH1)+VG1 …(1) 次に露光条件の設定を行なう。ここでは温度変動による
感光体401の光感度の変動があっても、所望の露光部
分電位VLSを得るレーザ発光強度LDSを高精度に設
定することを目的とし、演算装置417には、あらかじ
め、下記表1のテーブルを記憶させておく。
【0029】
【表1】 ────────────────────────── 感光体温度 LD1(mW) LD2(mW) 10度未満 1.25 1.75 10度以上20度未満 1.00 1.50 20度以上30度未満 0.75 1.25 30度以上 0.50 1.00 ────────────────────────── この表1中、LD1,LD2は、露光条件(レーザ発光
強度LDS)を設定するための、そのレーザ発光強度L
DSを挟む2つのレーザ発光強度を表わしている(図8
参照)。
【0030】ステップ4_3では、温度計408(図
1、図2参照)により感光体401の温度が測定され、
演算装置417内のテーブルが参照され露光条件設定の
ための2つのレーザ発光強度LD1,LD2が求められ
る。次に、ステップ4_4ではステップ4_2で求めた
グリッド電圧VGSで感光体401を帯電し、画像処理
部200のセレクタ204は、演算装置417からの指
示により、パッチ発生器207から出力されたパッチデ
ータを選択して比較器205に送り、比較器205で三
角波発生器206から出力された三角波と比較し、二値
化したデータをROS光学部300のレーザ駆動回路3
01に送る。この例では、パッチ発生器207からは、
レーザ発光光量LD1,LD2のいずれの場合も、同一
レベルのアナログ信号(パッチデータ)が出力されるも
のとする。レーザ光量可変装置302は、ステップ4_
3で求めたレーザ光量LD1,LD2の2通りのレーザ
光量それぞれでレーザ駆動回路301を順次駆動して、
感光体401上に、2通りの各レーザ光量LD1,LD
2による、露光条件調整用潜像としての各パッチを作成
し、各々のパッチ電位VL1,VL2を電位計407で
検出する。
【0031】次に、ステップ4_5において、目標露光
電位VLSを得るレーザ光量LDSを、下記式(2)に
基づいて2点の直線近似で計算する。 LDS=LD2−(LD2−LD1) ×(VLS−VL2)/(VL1−VL2) …(2) ステップ4_6では現像バイアス電位VBを目標暗電位
VHSとカブリ防止電位差VCとの差として計算し、ス
テップ4_7で、グリッド電位VGS、レーザ光量LD
S、現像バイアス電位VBを設定して、この露光条件設
定ルーチンを終了する。
【0032】上記実施例によれば、感光体401の温度
に応じて、露光条件設定時のレーザ発光光量LD1,L
D2を可変するため、2つのレーザ発光光量LD1,L
D2の間隔を狭く保つことができ、感光体401の温度
が変化しそれに伴って感光体401の光感度が大きく変
化しても、直線近似等の簡単な計算で、精度良く、露光
条件(レーザ発光光量LDS)を設定することができ
る。
【0033】尚、上記実施例では、レーザ光量可変装置
302によるレーザ発光光量の調整により、露光条件設
定用の露光条件(レーザ発光光量LD1,LD2)を設
定し、所望の露光部分電位VLSを得るためのレーザ発
光光量LDSを求めたが、レーザ発光光量そのものを調
整することに代え、もしくはそれとともに、パッチ発生
器207で生成されるパッチデータ(アナログ信号)の
レベルを調整してもよい。このレベルを調整すると、図
3を参照して説明したようにレーザ光のパルス幅が変化
し、レーザ発光光量そのものを変化させた場合と等価な
効果が得られる。すなわち、図9,図10に示すグラフ
において、レーザ発光強度に代えてパルス幅を横軸にと
った場合も図9,図10と同様のグラフが得られ、同じ
問題が生じ、上記実施例におけるレーザ発光光量に代え
て、パッチ発生器207で生成されるパッチデータ(ア
ナログ信号)のレベルを可変することにより、露光条件
(この場合はパッチデータ)を高精度に設定することが
できる。
【0034】次に、本発明の露光条件設定装置の他の実
施例について説明する。図1,図2に示すカラー複写機
では、通常のコピーを作成するコピーモードのほか、2
つの露光条件設定モードを有する。その2つの露光条件
設定モードのうちの1つは、典型的には感光体401を
定期交換したとき等メンテナンス時に、そのメンテナン
スを行ったサービスマン等からの指示入力に基づいて行
われる第1のモードであり、もう1つは、上述した実施
例と同様に、カラー複写機が自動的に、カラー複写機の
電源投入直後のコピー開始前と、その後は毎30分経過
後のコピー開始前に、画像形成部400に備えられた演
算装置417(図2参照)からの指示により行われる第
2のモードである。
【0035】図5は、上述の第1のモードにおける露光
条件設定ルーチンを示すフローチャート、図6は、図5
に示すルーチンで実行される露光条件設定プロセスの説
明図である。例えばサービスマン等により露光条件設定
の指示が入力されると、図5に示すルーチンの実行が開
始され、先ずステップ5_1において、グリッド電圧V
G1,VG2における暗電位VH1,VH2が検出さ
れ、次いでステップ5_2において、目標暗電位VHS
を得るグリッド電圧VGSが計算される。これらステッ
プ5_1,5_2の処理は、図4を参照して説明した実
施例におけるステップ4_1,4_2の処理と同一であ
り、詳細説明は省略する。
【0036】次に露光条件の設定を行うが、前述のよう
に感光体の個体差により露光条件と感光体電位との関係
が大きく変化するため(図10参照)、感光体を交換し
たときには最適な露光部分電位VLSを得るレーザ発光
強度LDSが大きく変動する可能性がある。そこで本モ
ードでは、図6に示すように5通りのレーザ発光強度L
D1〜LD5を用いることにより、隣接するレーザ発光
強度どうしの差を小さく保ちながら全体のレーザ発光強
度範囲を広くとり、設定精度が低下するのを防止してい
る。尚、レーザ発光強度の水準数が多い(この例では5
通り)と露光条件を設定するのに時間が長くかかること
になるが、本モードは工場出荷時や感光体を交換したメ
ンテナンス時等に実施されるものであるため、露光条件
設定時間の長さはそれほど問題にならない。
【0037】具体的には、ステップ5_3において、ス
テップ5_2で求めたグリッド電圧VGSで感光体40
1を帯電し、演算装置417からの指示により、画像処
理部300のセレクタ204がパッチ発生器207から
のパッチデータを選択して比較器205に送り、比較器
205が三角波と比較し2値化したデータをROS光学
部のレーザ駆動回路301に送り、レーザ光量可変装置
302はレーザ光量LD1〜LD5の5通りのレーザ光
量でレーザ駆動回路301を駆動して、感光体401上
に5通りのレーザ光量それぞれによる5つのパッチを作
成し、各々のパッチ電位VL1〜VL5を電位計407
で検出する。
【0038】次いでステップ5_4において、図6に示
すように、目標露光電位VLSを得るレーザ光量が5通
りのレーザ光量LD1〜LD5のうちどの2つのレーザ
光量の間にあるかを判定し(本例ではレーザ光量LD2
とレーザ光量LD3との間)、ステップ5_5におい
て、目標露光電位VLSを得るレーザ光量LDSが、下
記式 LDS= LD3−(LD3−LD2)×(VLS−VL3)/(VL2−VL3) ……(3) に基づいて2点の直線近似で計算される。そしてステッ
プ5_6において、現象バイアス電位VBを、目標暗電
位VHSからカブリ防止電位差VCを引き算することに
より求め、ステップ5_7において、グリッド電圧VG
S、レーザ光量LDS、現象バイアス電位VBを設定し
て終了する。
【0039】図7は、第2のモードにおける露光条件設
定ルーチンを示すフローチャートである。このルーチン
は、前述したように、カラー複写機の電源投入直後のコ
ピー開始前と、その後は毎30分経過後のコピー開始前
に、画像形成部400の演算装置417からの指示で実
行されるが、実行のタイミングはこれに限定されるわけ
ではなく、使用する感光体の感度変動特性等にあわせ
て、例えばコピー中に実行しても良い。
【0040】ステップ7_1,7_2は、図5に示す第
1のモードにおけるステップ5_1,5_2と同一の処
理であり、説明は省略する。ステップ7_3では第1の
モード(図5参照)で求めた目標露光電位VLSを得る
レーザ光量LDSに所定のオフセット量を加算および減
算することによりレーザ発光強度LD1’とレーザ発光
強度LD2’を求める。ステップ7_4では、ステップ
7_2で求めたグリッド電圧VGSで感光体401を帯
電し、演算装置417からの指示により、画像処理部2
00のセレクタ201はパッチ発生器201からのパッ
チデータを選択して比較器205に送り、三角波と比較
し2値化したデータをROS光学部300のレーザ駆動
回路301に送り、レーザ光量可変装置302は、ステ
ップ7_3で求めた2通りのレーザ光量LD1’,LD
2’それぞれでレーザ駆動回路301を駆動して、感光
体401上に、2通りのレーザ光量LD1’,LD2’
それぞれによるパッチを作成し、電位計407で各パッ
チ電位VL1’,VL2’を検出する。
【0041】次いで、ステップ7_5において、目標露
光電位VLSを得るレーザ光量LDS’を、下記式 LDS’=LD2’−(LD2’−LD1’) ×(VLS−VL2’)/(VL1’−VL2’) ……(4) に基づいて2点の直線近似で計算し、ステップ7_6に
おいて、現像バイアス電位VBを、目標暗電位VHSか
らカブリ防止電位差VCを引き算することにより求め、
ステップ7_7において、グリッド電圧VGS、レーザ
光量VLS’、現像バイアス電位VBを設定してこのル
ーチンを終了する。
【0042】このように、本実施例では、第1のモード
で求めたレーザ発光光量LDSを基に計算した2水準の
レーザ発光強度LD1’,LD2’を用いることによ
り、感光体401の個体差や画像形成装置自体の個体差
による露光条件と感光体電位との関係の変化を補償する
ことことができ、2水準のみのレーザ発光強度を用いて
も、目標露光電位VLSを得るレーザ発光強度LDS’
を精度良く求めることができ、かつ2水準のためコピー
終了までの時間にも悪影響を与えることは少ない。
【0043】尚、本実施例においても、前述した実施例
と同様に、レーザ発光光量を調整することに代え、もし
くはそれとともに、パッチ発生器207で生成されるパ
ッチデータ(アナログ信号)のレベルを調整してもよ
い。また、上記各実施例はいずれも、電位計407を用
いてパッチの電位を測定し、その電位に基づいて露光条
件の設定を行うものであるが、電位計407に代えて、
もしくは電位計407とともに、現像装置403により
現像されたパッチの現像像の濃度を測定する濃度センサ
を備え、パッチの現像像の濃度を測定し、パッチの電位
に代えて、もしくはパッチの電位とともに、パッチの現
像像の濃度に基づいて露光条件を設定してもよい。
【0044】また、上記各実施例は感光体の温度変動に
よる感光体の光感度の大幅な変動、ないし感光体の個体
差による感光体の光感度の大幅な変動があっても高精度
に露光条件を設定する例であるが、本発明ではこれに限
られず、そのほかの要因で現像条件に対する潜像の電位
が変動する場合には、その変動要因を本発明にいう所定
の条件として本発明を適用することにより、露光条件を
高精度に設定することができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、所定の
条件、例えば感光体の温度、感光体の個体差等に応じ
て、露光条件を設定する際の露光条件を可変に設定する
ものであるため、実際のコピー,プリントの際の露光条
件が高精度に設定される。したがって本発明を適用した
画像形成装置では、濃度変動の少ない画像を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の露光条件設定装置の一例を内蔵したカ
ラー複写機の全体構成図である。
【図2】図1に示すカラー複写機のブロック図である。
【図3】図2に示すブロック図中の比較器の作用の説明
図である。
【図4】図1,図2に示すカラー複写機の、本発明の露
光条件設定装置の一実施例としての機能を示すフローチ
ャートである。
【図5】第1のモードにおける露光条件設定ルーチンを
示すフローチャートである。
【図6】図5に示すルーチンで実行される露光条件設定
プロセスの説明図である。
【図7】第2のモードにおける露光条件設定ルーチンを
示すフローチャートである。
【図8】露光条件設定手法の説明図である。
【図9】レーザ発光強度に対する感光体表面電位の低下
を示すグラフである。
【図10】感光体の温度変動による感光体の光感度の変
動を示したグラフである。
【図11】製造ロットによる感光体の光感度の変動を示
したグラフである。
【符号の説明】
1 カラー複写機 100 スキャナ部 200 画像処理部 204 セレクタ 205 比較器 206 三角波発生器 207 パッチ発生器 300 ROS光学部 301 レーザ駆動回路 302 レーザ光量可変装置 303 レーザ 400 画像形成部 401 感光体 402 帯電装置 407 電位計 408 温度計 412 帯電量可変装置 417 演算装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯電された感光体に画像に対応した露光
    を行なうことにより該感光体上に潜像を形成し該潜像を
    トナーで現像して用紙に転写する画像形成装置におけ
    る、潜像を形成する際の露光条件を設定する露光条件設
    定装置において、 露光条件調整用の露光条件を、所定の条件に応じて可変
    自在に設定する調整用露光条件設定手段と、 前記調整用露光条件設定手段で設定された露光条件調整
    用の露光条件を用いた露光により得られた露光条件調整
    用潜像の電位もしくは該露光条件調整用潜像を現像する
    ことにより得られた露光条件調整用可視像の濃度を測定
    し該電位もしくは濃度に基づいて前記画像に対応した露
    光を行なう際の露光条件を設定する露光条件設定手段と
    を備えたことを特徴とする露光条件設定装置。
  2. 【請求項2】 前記感光体の温度もしくは該感光体周囲
    の温度を測定する温度測定手段を備え、 前記調整用露光条件設定手段が、前記温度測定手段で測
    定された温度を前記所定の条件として、該温度に応じて
    露光条件調整用の露光条件を設定するものであることを
    特徴とする請求項1記載の露光条件設定装置。
  3. 【請求項3】 前記露光条件設定装置が、外部からの指
    示に基づいて露光条件を設定する第1のモードと、露光
    条件を設定するタイミングを自らが判断して露光条件を
    設定する第2のモードとを有し、 前記調整用露光条件設定手段が、前記第1のモードで設
    定された露光条件を前記所定の条件として、該露光条件
    に応じて、前記第2のモードにおける露光条件調整用の
    露光条件を設定するものであることを特徴とする請求項
    1記載の露光条件設定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015082066A (ja) * 2013-10-24 2015-04-27 キヤノン株式会社 画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015082066A (ja) * 2013-10-24 2015-04-27 キヤノン株式会社 画像形成装置
CN104570662A (zh) * 2013-10-24 2015-04-29 佳能株式会社 图像形成装置

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