JPH0863726A - 磁気ヘッド装置 - Google Patents

磁気ヘッド装置

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JPH0863726A
JPH0863726A JP20323794A JP20323794A JPH0863726A JP H0863726 A JPH0863726 A JP H0863726A JP 20323794 A JP20323794 A JP 20323794A JP 20323794 A JP20323794 A JP 20323794A JP H0863726 A JPH0863726 A JP H0863726A
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JP
Japan
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magnetic head
magnetic
head
base
head device
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JP20323794A
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Seiichi Ogata
誠一 小形
Takashi Sugano
丘 菅野
Hisami Takahashi
久美 高橋
Atsushi Sato
敦 佐藤
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 一対の磁気コア半体4A、4Bが組み合わさ
れ、これらの磁気コア半体4A、4Bに巻回されるコイ
ルとからなる磁気ヘッド4と、セラミクス材料によって
形成され一側端部に形成された磁気ヘッド接合部3Aに
磁気ヘッド4が接合固定されるとともに磁気ヘッド4の
磁気ギャップG1の軸線と一致する位置に取付け穴5が
穿設されて、磁気ヘッド接合部3Aと取付け穴5とを連
結して覆う範囲に電導性材料によって形成されたアース
部6が設けられたヘッドベース3とを備えて構成され
る。 【効果】 磁気ヘッド4は、帯電した電荷がアース部6
を導通することにより、取付け穴5にねじ込まれた図示
しない取付けネジにアースされた状態になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばビデオテープレ
コーダー(VTR)或いはデジタルオーディオテープレ
コーダー(R−DAT)等において、音声信号や映像信
号を磁気テープ等の磁気記録媒体の記録トラック上に磁
気信号として記録し、或いは再生するために用いられる
磁気ヘッド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気記録テープ等の磁気記録媒体
を用いるVTR或いはR−DAT等の磁気記録及び/又
は再生装置は、磁気記録テープに記録された情報信号の
読み取りを行い、或いは磁気記録テープに記録を行う磁
気ヘッド装置を備えている。この磁気ヘッド装置は、コ
イルと磁気ギャップとによって発生させた磁束により、
磁気記録媒体の信号記録面からの情報信号の読み取り再
生及び磁気記録テープの信号記録面への情報信号の書き
込み記録を行う。
【0003】従来の磁気ヘッド装置20について図3及
び図4を参照して説明する。この磁気ヘッド装置20
は、磁気ヘッド15と、この磁気ヘッド15が一側端部
に形成された磁気ヘッド接合部16Aに接合固定される
ヘッドベース16とから構成されている。
【0004】磁気ヘッド15は、閉磁路を構成する一対
の磁気コア半体15A、15Bと、組み合わされた磁気
コア半体15A、15Bに形成された微小間隙である磁
気ギャップG2と、磁気コア半体15A、15Bの突き
合わせ面に形成された略矩形状の巻き線穴18とから構
成されている。
【0005】また、磁気ヘッド15は、一対の磁気コア
半体15A、15Bの両側縁部に巻き線ガイド溝19
A、19Bがそれぞれ凹設されている。そして、磁気ヘ
ッド15は、コイルが巻き線穴18と磁気コア半体15
A、15Bの巻き線ガイド溝19A、19Bとに渡って
それぞれ巻回されている。
【0006】ヘッドベース16は、真鍮を材料として略
矩形状に形成され、一側端部に磁気ヘッド15が接合固
定される磁気ヘッド接合部16Aが一体に突出形成され
ている。また、ヘッドベース16は、磁気ギャップG2
と軸線を一致する位置に取付け穴17が穿設されてい
る。
【0007】そして、磁気ヘッド装置20は、例えばV
TRに用いられるドラム型磁気ヘッド装置等に取付けら
れて磁気記録媒体に情報信号の記録再生を行っている。
一般にドラム型磁気ヘッド装置は、概略、上ドラムと、
下ドラムと、これら上ドラムと下ドラムとの間に回転軸
を介して回転自在に設けられたスレッドとから構成され
ている。スレッドには、複数個の磁気ヘッドが、このス
レッドの外周部に各々の磁気ギャップをそれぞれ向けた
状態で接合固定されている。
【0008】このドラム型磁気ヘッド装置は、スレッド
に接合固定された複数個の磁気ヘッドが回転移動するこ
とにより、各々の磁気ギャップが磁気記録媒体に情報信
号をそれぞれ記録する。このとき、各々の磁気ギャップ
は、磁気記録媒体に記録トラックパターンを形成してい
る。
【0009】そして、従来のドラム型磁気ヘッド装置に
は、スレッドの180度対向する位置にアジマス角の異
なる2個の磁気ヘッドがヘッドベースを介してそれぞれ
接合固定されているものがある。このドラム型磁気ヘッ
ド装置は、磁気ヘッドが磁気記録媒体に対して均一な記
録トラックパターンを形成するために、磁気ヘッドに形
成された磁気ギャップのヘッドベースの主面に直交する
方向の位置(以下、高さ方向の位置と称する。)が調整
されている。
【0010】このドラム型磁気ヘッド装置は、少なくと
もいずれか一方のヘッドベースを、このヘッドベースに
当接する調整ネジをねじ込ませて、調整ネジの先端部が
ヘッドベースの主面に当接させることによって変位させ
ている。この磁気ヘッド装置は、ヘッドベースを変位さ
せることによって、このヘッドベースに接合固定された
磁気ヘッドの磁気ギャップの高さ方向の位置を調整して
いる。
【0011】しかしながら、このドラム型磁気ヘッド装
置は、ヘッドベースを変位させることによって、このヘ
ッドベースの主面に当接する調整ネジの先端部を支点と
して磁気ヘッドも円弧状に変位されるため、磁気ヘッド
の磁気ギャップの位置が幅方向にも変位されてしまう。
このため、このドラム型磁気ヘッド装置は、磁気ヘッド
の磁気ギャップの位置がトラック幅の中央部からずれる
ことになる。
【0012】ドラム型磁気ヘッド装置は、この磁気ギャ
ップの位置のずれが大きくなると、磁気ヘッドと磁気記
録媒体との摺動状態に変化が生じて、磁気ヘッドと磁気
記録媒体とが当接しにくくなることにより再生出力が劣
化する。そして、再生出力の劣化は、情報信号の高記録
密度化に伴いトラック幅が狭くなることによって顕著に
なる。
【0013】また、ドラム型磁気ヘッド装置は、磁気ヘ
ッドがヘッドベースを介して接合固定されたスレッドの
偏心等によって磁気ヘッドの位置に変化が生じて、先行
した磁気ヘッドにより記録された情報信号の一部に、後
続の磁気ヘッドにより新たな情報信号が再記録され、消
去されてしまうという異常なトラックパターンが発生す
ることにより再生出力が劣化してしまう。
【0014】この異常なトラックパターンによる再生出
力に及ぼす影響は、情報信号の高記録密度化に伴ってト
ラック幅が狭くなることによって顕著になる。このよう
な異常なトラックパターンを防止する方法としては、同
一のヘッドベース上に、アジマス角の異なる複数の磁気
ヘッドを並列して設けて、各々の磁気ヘッドの磁気ギャ
ップの高さ方向の位置の差が、磁気記録媒体に記録され
る情報信号のトラックピッチとほぼ等しくなるように段
差を設けて接合固定された磁気ヘッド装置がある。
【0015】この磁気ヘッド装置は、各々の磁気ヘッド
が同時に記録再生を行い、各々の磁気ヘッドの高さ方向
の段差がトラックピッチになるため、各々の磁気ヘッド
の高さ方向の相対的な位置を高精度に位置決めする必要
がある。
【0016】したがって、上述したドラム型磁気ヘッド
装置は、磁気ヘッドの磁気ギャップの高さ方向の相対的
な位置を高精度に位置決めするために、各々の磁気ヘッ
ドの高さ寸法を向上するとともに、磁気ヘッドを接合固
定するヘッドベースの平面度を向上する必要がある。
【0017】ところで、一般に真鍮によって形成された
ヘッドベースは、磁気ヘッドを接合固定する磁気ヘッド
接合部の一側端部のコーナ部等にダレや歪みが生じ易い
ため、磁気ヘッド接合部の平面度が小さい。このため、
磁気ヘッド装置は、ヘッドベースの磁気ヘッド接合部に
磁気ヘッドが傾斜した状態で接合固定される等のため
に、ヘッドベースに接合固定された磁気ヘッドの位置精
度が低いという問題点がある。
【0018】磁気ヘッド装置は、磁気ヘッドの磁気ギャ
ップの高さ方向の位置精度が悪い場合に、一組の磁気ヘ
ッドが各々の磁気ギャップを磁気記録媒体に対して正確
に追従させることができず、磁気記録媒体に均一な記録
トラックパターンを形成することができない。
【0019】ヘッドベースの平面度を向上させる対策と
して、磁気ヘッド装置には、磁気ヘッドの磁気ギャップ
の高さ方向の位置精度を向上するために、セラミクス材
料によって形成されたヘッドベースが用いられている。
ヘッドベースは、金属材料によって形成するよりも、セ
ラミクス材料によって形成する方が平滑な平面が得られ
易い。
【0020】したがって、セラミクス材料によって形成
したヘッドベースは、磁気ヘッドを磁気ヘッド接合部に
高精度に接合固定することができる。すなわち、このヘ
ッドベースは、磁気ヘッド接合部の接合面の平面度が向
上するため、接合固定された磁気ヘッドの位置精度が向
上される。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、セラミ
クス材料によって形成されたヘッドベースは、セラミク
ス材料が電気的に絶縁する性質を有するために電導性が
無い。すなわち、このヘッドベースに接合固定された磁
気ヘッドは、電気的にアースされていな状態となる。し
たがって、このヘッドベースを用いた磁気ヘッド装置
は、磁気ヘッドが供給された電力によって帯電してしま
う。そして、この磁気ヘッド装置は、記録再生を行う際
に、磁気ヘッドが帯電することによってノイズが発生す
るために、記録再生時のS/N比が劣化してしまうとい
う問題がある。
【0022】そこで、本発明は、セラミクス材料によっ
て形成されたヘッドベースの電導性を向上することによ
って、磁気ヘッドの帯電を防止することが可能であると
ともに、磁気ヘッド接合部に接合固定される磁気ヘッド
の磁気ギャップの高さ方向の位置精度を向上することが
可能な磁気ヘッド装置を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を達成するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明に係る磁気ヘッド装置は、一対の磁気コア
半体が組み合わされ、これらの磁気コア半体に巻回され
るコイルとからなる磁気ヘッドと、セラミクス材料によ
って形成され一側端部に形成された磁気ヘッド接合部に
磁気ヘッドが接合固定されるとともに取付け部材に取付
けられる取付け穴が穿設されたヘッドベースとを備え
る。また、ヘッドベースには、磁気ヘッド接合部と取付
け部材とを接続するアース部が設けられる。
【0024】さらに、ヘッドベースは、磁気ヘッド接合
部と取付け穴とを連結して覆う範囲に電導性材料によっ
て形成されたアース部が設けられる。
【0025】
【作用】以上のように構成した本発明に係る磁気ヘッド
装置は、セラミクス材料によって形成されたヘッドベー
スに、磁気ヘッド接合部と取付け穴とを連結して覆う範
囲に電導性材料によって形成されたアース部が設けられ
ることによって、磁気ヘッドに供給された電力によりこ
の磁気ヘッドに帯電する電荷が、磁気ヘッド接合部から
ヘッドベースに穿設された取付け穴にねじ込まれた取付
けネジに導通される。すなわち、磁気ヘッドは、ヘッド
ベースの取付け穴にねじ込まれる取付けネジを介して取
付け部材等の他の部材にアースされた状態となる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例について図1
及び図2を参照して説明する。実施例磁気ヘッド装置1
は、従来の磁気ヘッド装置20と基本構成が同一であ
り、磁気ヘッド4と、この磁気ヘッド4が一側端部に一
体に突出形成された磁気ヘッド接合部3Aに接合固定さ
れるヘッドベース3とから構成されている。
【0027】磁気ヘッド4は、閉磁路を構成する一対の
磁気コア半体4A、4Bがそれぞれ互いに突き合わされ
て接合されることによって構成される。これら磁気ヘッ
ド4を構成する磁気コア半体4A、4Bの突き合わせ面
には、微小な間隙である磁気ギャップG1が形成されて
いる。また、この磁気ヘッド4には、その一部が磁気ギ
ャップG1のギャップ深さの基準位置を形成する略矩形
状の巻き線穴8が設けられており、また磁気コア半体4
A、4Bの一側端部に巻き線ガイド溝9A、9Bがそれ
ぞれ凹設されている。
【0028】そして、磁気ヘッド4は、図示しないコイ
ルが巻き線穴8と巻き線ガイド溝9A、9Bとに渡って
それぞれ巻回されている。また、この磁気ヘッド4は、
磁気ヘッド接合部3Aに、磁気ギャップG1をヘッドベ
ース3の外周部に向けた状態でそれぞれ接合固定され
る。
【0029】ヘッドベース3は、セラミクス材料、例え
ばアルミナを材料として略矩形状に形成され、一側端部
に磁気ヘッド4が接合固定される磁気ヘッド接合部3A
が一体に突出形成されている。ヘッドベース3は、磁気
ヘッド4の磁気ギャップG1の軸線と一致する位置に取
付け穴5が穿設されている。ヘッドベース3は、この取
付け穴5に図示しない取付けネジがねじ込まれ、図示し
ない回転ドラム等の他の部材に取付けられる。
【0030】このヘッドベース3は、磁気ヘッド4が接
合固定される一方の側面上の磁気ヘッド接合部3Aから
取付け穴5とを連結して覆う範囲に、電導性を有する材
料の薄膜によって形成されたアース部6が設けられてい
る。このアース部6は、電導性が良好な材料、例えば銅
やクロム(Cr)等がメッキ処理やスパッタ処理によっ
て成膜された薄膜によって形成されている。
【0031】また、ヘッドベース3は、磁気ヘッド4の
磁気ギャップG1の位置を調整する図示しない調整ネジ
の先端部が当接することによって、アース部6を形成す
る薄膜が剥離することを防止するために、略中央部に位
置して円状の調整部7が設けられている。
【0032】ところで、上述した実施例磁気ヘッド装置
1に用いられる磁気ヘッド4、5の製造方法について以
下説明する。磁気ヘッド4、5は、第1の工程乃至第1
3の工程を経て製造される。まず、第1の工程は、基板
の少なくとも一方の表面にポリッシング装置等を用いて
鏡面にする鏡面加工工程である。
【0033】本実施例磁気ヘッド装置1に用いられる磁
気ヘッド4、5においては、基板の一方の表面にのみ鏡
面加工を施し、この基板に重ね合わせる基板を別途製作
した。基板としては、結晶化ガラスを用いたが、非磁性
フェライト、チタン酸カリウム、チタン酸バリウム等の
他の非磁性基板、或いは磁性フェライト基板を用いても
よい。
【0034】第2の工程は、基板の一方の面にマスクス
パッタ処理を施して、必要最小限の範囲に磁性メタル膜
を形成する成膜工程である。基板には、磁性メタル膜の
付着力を向上させるために、例えばSiO2 、Ta2O5
等の酸化物膜、Si3N4等の窒化物膜、或いはCr、A
l、Si、Pt等の金属膜及びこれらの合金膜、或いは
これらを組み合わせた積層膜をあらかじめスパッタリン
グ処理等によって形成してもよい。
【0035】本実施例磁気ヘッド装置1に用いられる磁
気ヘッド4、5においては、基板に磁性メタル膜の付着
力を向上させるために、下地膜として厚さ寸法50nm
のSiO2 膜を形成した。また、磁性メタル膜は、セン
ダスト膜を用いたが、例えば他のセンダスト+O、セン
ダスト+N、SMX、SMX+O、SMX+N等の結晶
質磁性膜、或いはFe系微結晶膜、Co系微結晶膜等を
用いてもよい。
【0036】ところで、磁気ヘッドにおいては、高周波
数特性を向上するために、1層当たりの磁性メタル膜の
厚さ寸法を2〜5μmとして、目的とするトラック幅の
1〜3倍程度の厚さ寸法の膜となるように、絶縁膜を介
して数層積層する必要がある。この絶縁膜は、厚さ寸法
0.1〜0.3μmのSiO2 、Ta2O5等の酸化物
膜、或いはSi3O4等の窒化物膜によって形成する。
【0037】本実施例磁気ヘッド装置1に用いられる磁
気ヘッド4、5においては、トラック幅を5μmとする
ために、1層当たりの厚さ寸法3μmの磁性メタル膜
を、厚さ寸法0.2μmのSiO2 膜の絶縁膜を介して
3層重ねて形成した。そして、磁気ヘッド4、5は、磁
性メタル膜上、或いは磁性メタル膜が形成されていない
フェライト基板の表面上の少なくともいずれか一方に、
スパッタリング処理によって厚さ寸法0.1〜0.5μ
mの低融点ガラス膜を形成する。
【0038】磁性メタル膜上及びフェライト基板表面に
は、これらの磁性メタル膜及びフェライトと低融点ガラ
ス膜との反応を防止するために、SiO2 、Ta2O5等
の酸化物膜、Si3N4等の窒化物膜、或いはCr、A
l、Si、Pt等の金属膜及びこれらの合金膜、或いは
これらを組み合わせた積層膜をあらかじめスパッタリン
グ処理等によって形成してもよい。
【0039】本実施例磁気ヘッド装置1に用いられる磁
気ヘッド4、5においては、厚さ寸法0.1μmのCr
膜を磁性メタル膜或いはフェライト表面にスパッタリン
グ処理を施して、厚さ寸法0.2μmのPb系ガラス膜
をスパッタリング処理によって形成した。磁気ヘッド
4、5は、スパッタリング処理によって形成されたガラ
ス膜を用いたが、スピンコーティング処理によって塗布
されたフリットガラスを用いてもよい。
【0040】第3の工程は、上述した第2の工程により
製作された基板に他の基板を重ね合わせて接合する接合
工程である。この第3の工程は、窒素雰囲気中で、磁性
メタル膜が成膜された基板の表面に、他の基板を圧着さ
せながら約500〜700度(℃)に加熱して接合す
る。
【0041】第4の工程は、接合された基板を、目的と
するアジマス角と同角度で切断する切断工程である。第
5の工程は、基板の不必要な箇所を平面研削装置を用い
て除去し、巻き線穴、融着ガラス用溝等を形成する研削
工程である。第6の工程は、基板にトラック幅規制溝を
機械加工によって形成する溝加工工程である。この第6
の工程の後に、以下説明する第7の工程によって、基板
には、融着ガラスとの反応防止膜を形成してもよい。
【0042】第7の工程は、基板にスパッタリング処理
等によって、融着ガラスとの反応防止膜を形成する。反
応防止膜は、厚み寸法0.05μm以上のSiO2 、T
a2O5等の酸化物膜、Si3N4等の窒化物膜、或いはC
r、Al、Si、Pt等の金属膜及びこれらの合金膜、
或いはこれらを組み合わせた積層膜によって形成され
る。
【0043】本実施例磁気ヘッド装置1に用いられる磁
気ヘッド4、5においては、第6の工程によりトラック
幅規制溝を形成した後、第7の工程により基板に厚さ寸
法0.2μmのCr膜をスパッタリング処理によって形
成した。
【0044】第8の工程は、ポリッシング装置等を用い
て、基板のギャップ面に鏡面加工をするギャップ面の加
工工程である。第9の工程は、基板にギャップ膜を成膜
する成膜工程である。
【0045】第10の工程は、基板にギャップ膜を形成
し、融着ガラスを流し込みながらギャップ接合を行うギ
ャップ接合工程である。第11の工程は、基板に円筒研
削を施して摺動面を形成する円筒研削工程である。第1
2の工程は、基板に巻き線ガイド溝、当たり幅等を加工
する加工工程である。第13の工程は、基板を目的とす
る厚さ寸法に切断する切断工程である。
【0046】以上のように構成した磁気ヘッド装置1を
用いて記録再生を行った際のS/N比について以下説明
する。なお、各々の磁気ヘッド装置の磁気ヘッドには、
周波数が10MHzにおけるインダクタンス(L)が約
0.5μHになるようにコイルがそれぞれ巻回されてい
る。
【0047】まず、磁気ヘッド装置を、磁気テープとの
相対速度が10m/sである記録再生装置に用いて、S
/N比を測定した。その結果、アルミナによって形成さ
れたヘッドベースを用いた磁気ヘッド装置は、真鍮によ
って形成されたヘッドベースを用いた磁気ヘッド装置に
比較して、S/N比が1dB低下した。
【0048】そして、セラミクス材料によって形成した
ヘッドベースを用いた磁気ヘッド装置は、各々の磁気ヘ
ッド装置の出力がそれぞれほぼ同一であることから、磁
気ヘッドが帯電することによるノイズの増加のためにS
/N比が低下したことになる。これに対して、上述した
実施例磁気ヘッド装置1は、真鍮によって形成されたヘ
ッドベースを用いた磁気ヘッド装置とほぼ同等のS/N
比を得ることができた。
【0049】上述したように、実施例磁気ヘッド装置1
は、ヘッドベース3の磁気ヘッド接合部3Aと取付け穴
5とを連結して覆う範囲に、電導性を有するCr等によ
って形成された薄膜によってアース部6が設けられたこ
とによって、磁気ヘッド4が図示しない取付けネジとア
ースされた状態になる。したがって、磁気ヘッド装置1
は、セラミクス材料によって形成されたヘッドベース3
に接合固定された磁気ヘッド4の帯電を防止することが
できる。
【0050】また、磁気ヘッド装置1は、セラミクス材
料によって形成されたヘッドベース3を用いることによ
って、磁気ヘッド接合部3Aの平面度が向上されて、磁
気ヘッド3を接合固定する位置の精度を向上させること
ができる。このため、磁気ヘッド装置1は、情報信号の
高記録密度化に対応する磁気ヘッド装置に用いて好適で
ある。
【0051】なお、本発明に係る磁気ヘッド装置は、磁
気ヘッドとして積層型磁気ヘッドを用いたが、積層型磁
気ヘッドに限定されるものではなく、他のMIG型磁気
ヘッド等を用いてもよい。
【0052】
【発明の効果】上述したように本発明に係る磁気ヘッド
装置によれば、ヘッドベースの磁気ヘッド接合部と取付
け穴とを連結して覆う範囲に電導性材料を設けることに
よって、セラミクス材料によって形成されたヘッドベー
スを用いた磁気ヘッド装置に生じる磁気ヘッドの帯電を
抑制して、帯電によって記録再生時に発生するノイズに
よるS/N比の劣化を防止することが可能となる。ま
た、ヘッドベースがセラミクス材料によって形成される
ことによって、磁気ヘッドの磁気ギャップの高さ方向の
位置精度を向上させることが可能であるとともに、情報
信号の記録再生動作を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例磁気ヘッド装置を示す正面
図である。
【図2】同磁気ヘッド装置に用いられるヘッドベースを
示す正面図である。
【図3】従来の磁気ヘッド装置を示す正面図である。
【図4】従来の磁気ヘッド装置に用いられるヘッドベー
スを示す正面図である。
【符号の説明】
1 磁気ヘッド装置 3 ヘッドベース 3A 磁気ヘッド接合部 4 磁気ヘッド 4A、4B 磁気コア半体 5 取付け穴 6 アース部 G1 磁気ギャップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 敦 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の磁気コア半体が組み合わされ、こ
    れらの磁気コア半体に巻回されるコイルとからなる磁気
    ヘッドと、セラミクス材料によって形成され一側端部に
    形成された磁気ヘッド接合部に磁気ヘッドが接合固定さ
    れるとともに取付け部材に取付けられる取付け穴が穿設
    されたヘッドベースとを備え、 ヘッドベースには、磁気ヘッド接合部と取付け部材とを
    接続するアース部が設けられたことを特徴とする磁気ヘ
    ッド装置。
  2. 【請求項2】 ヘッドベースには、磁気ヘッド接合部と
    取付け穴とを連結して覆う範囲に電導性材料によって形
    成されたアース部が設けられたことを特徴とする請求項
    1記載の磁気ヘッド装置。
JP20323794A 1994-08-29 1994-08-29 磁気ヘッド装置 Withdrawn JPH0863726A (ja)

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