JPH0863806A - 光記録媒体用基板の製造方法 - Google Patents
光記録媒体用基板の製造方法Info
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- JPH0863806A JPH0863806A JP21678294A JP21678294A JPH0863806A JP H0863806 A JPH0863806 A JP H0863806A JP 21678294 A JP21678294 A JP 21678294A JP 21678294 A JP21678294 A JP 21678294A JP H0863806 A JPH0863806 A JP H0863806A
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- Japan
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- roll
- molding
- kgf
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- Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 低複屈折かつ高転写率の光記録媒体用基板を
安定して製造する方法を提供する。 【構成】 押し出された溶融状態の熱可塑性樹脂シート
を第1鏡面ロールと表面に凹凸パタ−ンを設けたスタン
パーロールの間に連続的に押し出して熱可塑性樹脂シー
トに凹凸パタ−ンを転写する工程を経て光記録媒体用基
板を製造する方法において、第1鏡面ロールをスタンパ
ーロールに押しつけている力をF(Kgf)、成形され
る熱可塑性樹脂シートの幅をW(cm)とすると、F/
W=PL (Kgf/cm)で表される成形時の熱可塑性
樹脂シートにかかる線圧PL を連続的に計算し、該線圧
PL の計算値を設定値の範囲内に維持する様に成形条件
を制御する光記録媒体用基板の製造方法。
安定して製造する方法を提供する。 【構成】 押し出された溶融状態の熱可塑性樹脂シート
を第1鏡面ロールと表面に凹凸パタ−ンを設けたスタン
パーロールの間に連続的に押し出して熱可塑性樹脂シー
トに凹凸パタ−ンを転写する工程を経て光記録媒体用基
板を製造する方法において、第1鏡面ロールをスタンパ
ーロールに押しつけている力をF(Kgf)、成形され
る熱可塑性樹脂シートの幅をW(cm)とすると、F/
W=PL (Kgf/cm)で表される成形時の熱可塑性
樹脂シートにかかる線圧PL を連続的に計算し、該線圧
PL の計算値を設定値の範囲内に維持する様に成形条件
を制御する光記録媒体用基板の製造方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂シート表面にプリ
フォーマットパターンを連続的に転写して光ディスク、
光カード等の高密度情報記録媒体用基板シートを製造す
る光記録媒体用基板の製造方法に関するものである。
フォーマットパターンを連続的に転写して光ディスク、
光カード等の高密度情報記録媒体用基板シートを製造す
る光記録媒体用基板の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスク、光カード等の高密度
情報記録媒体用基板の製造方法としては、例えばインジ
ェクション成形、コンプレッション成形或いは押出成形
等の方法が知られている。しかし、前記インジェクショ
ン成形或いはコンプレッション成形では、基板の平面
度、平滑度、反りおよび基板への気泡の混入防止等のた
めに、溶融樹脂の温度および圧力、金型の精度等に厳し
い条件が要求され、また成形機が大ががりなものとな
り、製造コストが高くなる。また、前記インジェクショ
ン成形では、光カードの基板のような厚さが0.4mm
以下と薄く、且つ低複屈折の基板の製造が困難である。
更に、前記コンプレッション成形及びインジェクション
成形においては、枚葉処理であるため、生産性が悪い。
情報記録媒体用基板の製造方法としては、例えばインジ
ェクション成形、コンプレッション成形或いは押出成形
等の方法が知られている。しかし、前記インジェクショ
ン成形或いはコンプレッション成形では、基板の平面
度、平滑度、反りおよび基板への気泡の混入防止等のた
めに、溶融樹脂の温度および圧力、金型の精度等に厳し
い条件が要求され、また成形機が大ががりなものとな
り、製造コストが高くなる。また、前記インジェクショ
ン成形では、光カードの基板のような厚さが0.4mm
以下と薄く、且つ低複屈折の基板の製造が困難である。
更に、前記コンプレッション成形及びインジェクション
成形においては、枚葉処理であるため、生産性が悪い。
【0003】一方、押し出し成形はスタンパーを備えた
ロールスタンパーを、押出機から押出された溶融樹脂シ
ートの表面に圧接する事によってトラッキンググループ
やプリピット等のプリフォーマットに対応するパターン
を連続的に該樹脂シート表面に転写しつつ情報記録媒体
用基板を製造できる為、基板の量産性に優れており、情
報記録媒体用基板の製造方法として近年研究が進められ
ている。
ロールスタンパーを、押出機から押出された溶融樹脂シ
ートの表面に圧接する事によってトラッキンググループ
やプリピット等のプリフォーマットに対応するパターン
を連続的に該樹脂シート表面に転写しつつ情報記録媒体
用基板を製造できる為、基板の量産性に優れており、情
報記録媒体用基板の製造方法として近年研究が進められ
ている。
【0004】この方法では、熱可塑性を有する樹脂、例
えばポリカーボネート樹脂、アモルファスポリオレフィ
ン樹脂、アクリル樹脂、ポリサルホン樹脂、ポリエーテ
ルエーテルケント樹脂等を溶融し、Tダイから押し出
し、鏡面を有する第1鏡面ロールとプリフォーマット信
号等の凹凸を有するスタンパーロール(第2ロール)と
の間に樹脂を通し、シート状にすると同時にプリフォー
マット等の凹凸パターンを転写している。
えばポリカーボネート樹脂、アモルファスポリオレフィ
ン樹脂、アクリル樹脂、ポリサルホン樹脂、ポリエーテ
ルエーテルケント樹脂等を溶融し、Tダイから押し出
し、鏡面を有する第1鏡面ロールとプリフォーマット信
号等の凹凸を有するスタンパーロール(第2ロール)と
の間に樹脂を通し、シート状にすると同時にプリフォー
マット等の凹凸パターンを転写している。
【0005】この時、成形歪みが残ると複屈折が発生
し、光記録媒体用基板として適さない。また凹凸パター
ンの転写が不十分でも光記録媒体を作成した時の信号が
不十分となり使用不能となる。
し、光記録媒体用基板として適さない。また凹凸パター
ンの転写が不十分でも光記録媒体を作成した時の信号が
不十分となり使用不能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、上記の
押出成形法について詳細に検討した結果、低複屈折性と
高転写性を両立させるためには、第1鏡面ロールとスタ
ンパーロールに樹脂がはさみ込まれる点での樹脂にかか
る線圧PL が重要であることを見出した。
押出成形法について詳細に検討した結果、低複屈折性と
高転写性を両立させるためには、第1鏡面ロールとスタ
ンパーロールに樹脂がはさみ込まれる点での樹脂にかか
る線圧PL が重要であることを見出した。
【0007】本発明は、上記問題点を解決し、第1鏡面
ロールとスタンパーロールに樹脂がはさみ込まれる点で
の樹脂にかかる線圧PL を、成形時に特定の設定値の範
囲内に維持する様に成形条件を制御することにより、低
複屈折かつ高転写率の光記録媒体用基板を安定して製造
する方法を提供することを目的するものである。
ロールとスタンパーロールに樹脂がはさみ込まれる点で
の樹脂にかかる線圧PL を、成形時に特定の設定値の範
囲内に維持する様に成形条件を制御することにより、低
複屈折かつ高転写率の光記録媒体用基板を安定して製造
する方法を提供することを目的するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、押し出
された溶融状態の熱可塑性樹脂シートを第1鏡面ロール
と表面に凹凸パタ−ンを設けたスタンパーロールの間に
連続的に押し出して熱可塑性樹脂シートに凹凸パタ−ン
を転写する工程を経て光記録媒体用基板を製造する方法
において、第1鏡面ロールをスタンパーロールに押しつ
けている力をF(Kgf)、成形される熱可塑性樹脂シ
ートの幅をW(cm)とすると、F/W=PL (Kgf
/cm)で表される成形時の熱可塑性樹脂シートにかか
る線圧PL を連続的に計算し、該線圧PL の計算値を設
定値の範囲内に維持する様に成形条件を制御することを
特徴とする光記録媒体用基板の製造方法である。
された溶融状態の熱可塑性樹脂シートを第1鏡面ロール
と表面に凹凸パタ−ンを設けたスタンパーロールの間に
連続的に押し出して熱可塑性樹脂シートに凹凸パタ−ン
を転写する工程を経て光記録媒体用基板を製造する方法
において、第1鏡面ロールをスタンパーロールに押しつ
けている力をF(Kgf)、成形される熱可塑性樹脂シ
ートの幅をW(cm)とすると、F/W=PL (Kgf
/cm)で表される成形時の熱可塑性樹脂シートにかか
る線圧PL を連続的に計算し、該線圧PL の計算値を設
定値の範囲内に維持する様に成形条件を制御することを
特徴とする光記録媒体用基板の製造方法である。
【0009】以下、本発明を詳細に説明する。本発明
は、光記録媒体用基板を連続して成形する押し出し成形
法(ローラグルービング法)において、押し出された溶
融状態の熱可塑性樹脂シートを第1鏡面ロールと表面に
凹凸パタ−ンを設けたスタンパーロールの間に連続的に
押し出して挟圧し熱可塑性樹脂シートに凹凸パタ−ンを
転写するが、第1鏡面ロールを外部から押しつけている
力F0 (Kgf)を測定する手段を有し、かつ第1鏡面
ロールとスタンパーロール(第2ロール)間のギャップ
を規定する部材にかかる力FG (Kgf)を測定する手
段を有し、該力F0 、FG から樹脂シートにかかる力F
(Kgf)を計算し、該樹脂シートにかかる力Fを成形
シート幅W(cm)で割って線圧PL (Kgf/cm)
を求め、該線圧PL を用いて成形条件を制御することを
特徴とする光記録媒体用基板の製造方法である。
は、光記録媒体用基板を連続して成形する押し出し成形
法(ローラグルービング法)において、押し出された溶
融状態の熱可塑性樹脂シートを第1鏡面ロールと表面に
凹凸パタ−ンを設けたスタンパーロールの間に連続的に
押し出して挟圧し熱可塑性樹脂シートに凹凸パタ−ンを
転写するが、第1鏡面ロールを外部から押しつけている
力F0 (Kgf)を測定する手段を有し、かつ第1鏡面
ロールとスタンパーロール(第2ロール)間のギャップ
を規定する部材にかかる力FG (Kgf)を測定する手
段を有し、該力F0 、FG から樹脂シートにかかる力F
(Kgf)を計算し、該樹脂シートにかかる力Fを成形
シート幅W(cm)で割って線圧PL (Kgf/cm)
を求め、該線圧PL を用いて成形条件を制御することを
特徴とする光記録媒体用基板の製造方法である。
【0010】すなわち、線圧PL は、第1鏡面ロールを
スタンパーロールに押しつけている力をF(Kgf)、
成形される熱可塑性樹脂シートの幅をW(cm)とする
と、F/W=PL (Kgf/cm)で表される成形時の
熱可塑性樹脂シートにかかる圧力である。
スタンパーロールに押しつけている力をF(Kgf)、
成形される熱可塑性樹脂シートの幅をW(cm)とする
と、F/W=PL (Kgf/cm)で表される成形時の
熱可塑性樹脂シートにかかる圧力である。
【0011】図1は本発明の光記録媒体用基板の製造方
法に用いる成形装置の一例を示す模式図である。同図1
において、成形時に第1鏡面ロール5は3,4の油圧シ
リンダA,Bに加えられる油圧によって第2ロール(ス
タンパーロール)6へ押しつけられる。この時、第1鏡
面ロール5と第2ロール(スタンパーロール)6の間に
連続的に押し出された熱可塑性樹脂シートにかかる力
は、3,4の油圧シリンダA,Bによって発生する力F
0 =(F0A+F0B)から、1,2のギャップ規定部材
A,Bにかかる力FG =(FGA+FGB)を差し引いた力
Fとなる。これを成形される樹脂シートの幅Wで割った
ものが、成形時の樹脂にかかる線圧PL となる。
法に用いる成形装置の一例を示す模式図である。同図1
において、成形時に第1鏡面ロール5は3,4の油圧シ
リンダA,Bに加えられる油圧によって第2ロール(ス
タンパーロール)6へ押しつけられる。この時、第1鏡
面ロール5と第2ロール(スタンパーロール)6の間に
連続的に押し出された熱可塑性樹脂シートにかかる力
は、3,4の油圧シリンダA,Bによって発生する力F
0 =(F0A+F0B)から、1,2のギャップ規定部材
A,Bにかかる力FG =(FGA+FGB)を差し引いた力
Fとなる。これを成形される樹脂シートの幅Wで割った
ものが、成形時の樹脂にかかる線圧PL となる。
【0012】本発明では各圧力センサーからの出力によ
って成形中の線圧
って成形中の線圧
【0013】
【数1】 PL ={(F0A+F0B)−(FGA+FGB)}÷W を刻々と計算して設定値と比較し、該計算値に基づいて
成形条件を変化させる。
成形条件を変化させる。
【0014】変化させる成形条件は、熱可塑性樹脂の押
し出し量、油圧シリンダーAおよびBにかける圧力(こ
れらの和にシリンダーの径をかけたものが第1鏡面ロー
ルの押圧力となる)や成形速度、第1鏡面ロールとスタ
ンパーロールとのギャップ、ダイ温度、各ロール温度等
が挙げられ、これらを単独で変化させても良いしまたは
2つ以上の組み合わせた複数の条件を変化させても良
い。
し出し量、油圧シリンダーAおよびBにかける圧力(こ
れらの和にシリンダーの径をかけたものが第1鏡面ロー
ルの押圧力となる)や成形速度、第1鏡面ロールとスタ
ンパーロールとのギャップ、ダイ温度、各ロール温度等
が挙げられ、これらを単独で変化させても良いしまたは
2つ以上の組み合わせた複数の条件を変化させても良
い。
【0015】成形される樹脂の幅Wは、光学式や超音波
式等の非接触センサーや接触式変位センサー等により測
定してもよいし、あらかじめスタンパーの有効幅上の樹
脂にのみ圧力がかかるように構成し、一定値に保って成
形しても良い。
式等の非接触センサーや接触式変位センサー等により測
定してもよいし、あらかじめスタンパーの有効幅上の樹
脂にのみ圧力がかかるように構成し、一定値に保って成
形しても良い。
【0016】成形に用いる樹脂としては、ポリカーボネ
ート樹脂、アモルファスポリオレフィン樹脂、アクリル
樹脂、ポリサルホン樹脂、ポリエーテルエーテルケトン
樹脂等が挙げられる。
ート樹脂、アモルファスポリオレフィン樹脂、アクリル
樹脂、ポリサルホン樹脂、ポリエーテルエーテルケトン
樹脂等が挙げられる。
【0017】成形時の線圧は、高い方が転写性は向上す
るが、複屈折が大きくなり、逆に線圧が低いと複屈折は
低くなるが転写ムラが生じやすくなったり、振動等の外
乱に対しての安定性が劣る等の問題がある。そのため設
定する線圧は1≦PL ≦30(Kgf/cm)がよく、
好ましくは2≦PL ≦20(Kgf/cm)が良く、さ
らに好ましくは4≦PL ≦15(Kgf/cm)が良
い。
るが、複屈折が大きくなり、逆に線圧が低いと複屈折は
低くなるが転写ムラが生じやすくなったり、振動等の外
乱に対しての安定性が劣る等の問題がある。そのため設
定する線圧は1≦PL ≦30(Kgf/cm)がよく、
好ましくは2≦PL ≦20(Kgf/cm)が良く、さ
らに好ましくは4≦PL ≦15(Kgf/cm)が良
い。
【0018】また、本発明は図1において圧力センサー
付きギャップ規定部材A,Bを除いた状態で成形しても
良く、その場合には線圧はF GA+FGB=0として計算す
れば良い。
付きギャップ規定部材A,Bを除いた状態で成形しても
良く、その場合には線圧はF GA+FGB=0として計算す
れば良い。
【0019】本発明に用いる成形装置においては、第1
鏡面ロールを押す圧力センサー付き油圧シリンダーA,
Bは独立に押し圧を調整可能としておく方が、成形時の
熱可塑性樹脂シートにかかる圧力の左右のバランスを細
かく制御できるため好ましいが、簡便のために両者の圧
力を同一の調圧弁で調整しても良い。また、油圧シリン
ダーの代わりにエアシリンダーを用いてもよい。
鏡面ロールを押す圧力センサー付き油圧シリンダーA,
Bは独立に押し圧を調整可能としておく方が、成形時の
熱可塑性樹脂シートにかかる圧力の左右のバランスを細
かく制御できるため好ましいが、簡便のために両者の圧
力を同一の調圧弁で調整しても良い。また、油圧シリン
ダーの代わりにエアシリンダーを用いてもよい。
【0020】図3は本発明に用いる成形装置の制御系の
模式図である。同図3に示すように、成形装置に設けら
れている圧力センサー8a〜8dには計算機9が接続さ
れており、この計算機は、主に記録部9a、計算部9
b、設定部9cと、比較部9dと、制御部9eとから構
成されている。
模式図である。同図3に示すように、成形装置に設けら
れている圧力センサー8a〜8dには計算機9が接続さ
れており、この計算機は、主に記録部9a、計算部9
b、設定部9cと、比較部9dと、制御部9eとから構
成されている。
【0021】設定部9cは、光記録媒体用基板の複屈折
率および凹凸パターンの転写率がそれぞれ許容範囲内に
あった予備成形時における、前記圧力センサー8a〜8
dによる圧力の測定値から求めた線圧の平均値の適正範
囲を予め設定するためのものである。上限ランプ11a
と下限ランプ11bとを備えた表示部11およびブザー
10は後述する制御部9eに結線されている。
率および凹凸パターンの転写率がそれぞれ許容範囲内に
あった予備成形時における、前記圧力センサー8a〜8
dによる圧力の測定値から求めた線圧の平均値の適正範
囲を予め設定するためのものである。上限ランプ11a
と下限ランプ11bとを備えた表示部11およびブザー
10は後述する制御部9eに結線されている。
【0022】記録部9aは圧力センサー8a〜8dより
検出値を入力し、記録紙(不図示)に記録するものであ
り、計算部9bは、記録部9aにより記録される検出値
を刻々と入力し、所定時間ごとの平均値を刻々と計算す
るものである。
検出値を入力し、記録紙(不図示)に記録するものであ
り、計算部9bは、記録部9aにより記録される検出値
を刻々と入力し、所定時間ごとの平均値を刻々と計算す
るものである。
【0023】比較部9dは、前記計算部9bから刻々と
平均値を入力し、この入力値と、予め設定部9cに設定
された適正範囲の上限値(最大値)および下限値(最小
値)とを比較する。制御部9eは、比較部9dから比較
結果を入力し、前記入力値が前記上限値より大きい場合
あるいは前記下限値より小さい場合、表示部11の上限
ランプ11aあるいは下限ランプ11bを点灯させると
ともに、ブザー10を作動させるものである。ブザー1
0が作動した場合、線圧を設定された適正範囲に戻すよ
うに操作をする。
平均値を入力し、この入力値と、予め設定部9cに設定
された適正範囲の上限値(最大値)および下限値(最小
値)とを比較する。制御部9eは、比較部9dから比較
結果を入力し、前記入力値が前記上限値より大きい場合
あるいは前記下限値より小さい場合、表示部11の上限
ランプ11aあるいは下限ランプ11bを点灯させると
ともに、ブザー10を作動させるものである。ブザー1
0が作動した場合、線圧を設定された適正範囲に戻すよ
うに操作をする。
【0024】リセットボタン12は、計算部9bによる
平均値の計算の開始を設定するものである。上記の制御
系を用いることにより、線圧PL の計算値を設定値の範
囲内に維持する様に熱可塑性樹脂の押し出し量、油圧シ
リンダーAおよびBにかける圧力、成形速度、第1鏡面
ロールとスタンパーロールとのギャップ、ダイ温度、各
ロールの温度等の成形条件を制御することができる。
平均値の計算の開始を設定するものである。上記の制御
系を用いることにより、線圧PL の計算値を設定値の範
囲内に維持する様に熱可塑性樹脂の押し出し量、油圧シ
リンダーAおよびBにかける圧力、成形速度、第1鏡面
ロールとスタンパーロールとのギャップ、ダイ温度、各
ロールの温度等の成形条件を制御することができる。
【0025】本発明によれば、熱可塑性樹脂シートの複
屈折が40nm以下、熱可塑性樹脂シートへのスタンパ
ーのパターンの転写率が95%以上からなる光記録媒体
用基板を製造することができる。
屈折が40nm以下、熱可塑性樹脂シートへのスタンパ
ーのパターンの転写率が95%以上からなる光記録媒体
用基板を製造することができる。
【0026】
【実施例】以下、実施例をもとにさら詳しく本発明を説
明する。
明する。
【0027】実施例1 図1に示すような装置を用いて光記録媒体用基板を製造
した。第2ロール6には、厚さ100μmのポリイミド
シートを介して、厚さ100μm、幅180mm、長さ
300mmの光カード用パターンを設けたニッケルスタ
ンパーを3枚取り付けてスタンパーロールとして用い
た。3,4の油圧シリンダーA,Bには油圧ユニット
(図示せず)からニードル弁を通して調圧された作動油
が供給されるように配置されている。
した。第2ロール6には、厚さ100μmのポリイミド
シートを介して、厚さ100μm、幅180mm、長さ
300mmの光カード用パターンを設けたニッケルスタ
ンパーを3枚取り付けてスタンパーロールとして用い
た。3,4の油圧シリンダーA,Bには油圧ユニット
(図示せず)からニードル弁を通して調圧された作動油
が供給されるように配置されている。
【0028】油圧シリンダーAの径は6.3cmのもの
を使用したので、発生する力F0Aは油圧をPA とする
と、
を使用したので、発生する力F0Aは油圧をPA とする
と、
【0029】
【数2】F0A=(6.3/2)2 ×π×PA ≒31.1
7PA (Kgf) となる。油圧シリンダーBについても同様にF0B=3
1.17PB (Kgf)である。
7PA (Kgf) となる。油圧シリンダーBについても同様にF0B=3
1.17PB (Kgf)である。
【0030】1,2の圧力センサー付のギャップ規定部
材A,Bには、圧力センサーの代わりに力を直接測定す
るロードセルをギャップ規定部材に埋め込んで使用し
た。スタンパー表面と第1鏡面ロールとの間隔は0.4
mmになるように成形前に調整しておいた。
材A,Bには、圧力センサーの代わりに力を直接測定す
るロードセルをギャップ規定部材に埋め込んで使用し
た。スタンパー表面と第1鏡面ロールとの間隔は0.4
mmになるように成形前に調整しておいた。
【0031】成形時の線圧の監視には図2に示すフロー
チャートにしたがって自動的に判断するようにした。成
形中に線圧PL は種々の要因により変動するが、ある範
囲内であれば低複屈折と高転写率を満足できるので、設
定値は、上限と下限を入力する。本実施例では、予備成
形の結果から、線圧を上限は15Kgf/cm、下限は
5Kgf/cmに設定した。
チャートにしたがって自動的に判断するようにした。成
形中に線圧PL は種々の要因により変動するが、ある範
囲内であれば低複屈折と高転写率を満足できるので、設
定値は、上限と下限を入力する。本実施例では、予備成
形の結果から、線圧を上限は15Kgf/cm、下限は
5Kgf/cmに設定した。
【0032】樹脂には、ポリカーボネート樹脂(帝人化
成(株)製 パンライトL−1225)に離型剤として
PTS(ペンタエリスリトールテトラステアレートを
0.07wt%混合したもの)を用いて、成形速度を3
m/minに設定して光カード用基板を成形開始した。
このときスタンパー表面温度は145℃、ダイ温度は3
00℃とした。
成(株)製 パンライトL−1225)に離型剤として
PTS(ペンタエリスリトールテトラステアレートを
0.07wt%混合したもの)を用いて、成形速度を3
m/minに設定して光カード用基板を成形開始した。
このときスタンパー表面温度は145℃、ダイ温度は3
00℃とした。
【0033】油圧シリンダーの油圧PA =PB =10K
gf/cm2 に初期値を設定した。本実施例では、スタ
ンパーをロール面よりも高くしてあるので、シート幅は
18cmで一定で処理した。ギャップ規定部材にかかる
力FGA,FGBをロードセルの出力から取り込み、PA と
PB の圧力を圧力センサー出力から取り込んで油圧シリ
ンダーから発生する力F0A、F0Bを計算し、線圧PL を
刻々と計算させながら成形を行った。
gf/cm2 に初期値を設定した。本実施例では、スタ
ンパーをロール面よりも高くしてあるので、シート幅は
18cmで一定で処理した。ギャップ規定部材にかかる
力FGA,FGBをロードセルの出力から取り込み、PA と
PB の圧力を圧力センサー出力から取り込んで油圧シリ
ンダーから発生する力F0A、F0Bを計算し、線圧PL を
刻々と計算させながら成形を行った。
【0034】線圧PL の計算式は次式を用いた。
【0035】
【数3】 PL ={(F0A+F0B)−(FGA+FGB)}÷18 本成形初期の線圧は8Kgf/cmであった。このとき
の成形基板の複屈折の平均値は9nm、転写率は98%
以上であった。
の成形基板の複屈折の平均値は9nm、転写率は98%
以上であった。
【0036】この状態で5時間連続で成形を行った。こ
の間の線圧設定値からの変動および制御量を一覧表にし
て表1に示す。
の間の線圧設定値からの変動および制御量を一覧表にし
て表1に示す。
【0037】
【表1】
【0038】即ち、成形開始から60分経過後、線圧が
設定値に対して1Kgf/cm上昇したため(以下、偏
差が+1Kgf/cmと表現する。)、ロール間隙を6
μm広くするように制御した。
設定値に対して1Kgf/cm上昇したため(以下、偏
差が+1Kgf/cmと表現する。)、ロール間隙を6
μm広くするように制御した。
【0039】次いで、成形開始から110分経過後、偏
差が+1Kgf/cmとなったため、再度、間隙を5μ
m広くするように制御した。成形開始から155分経過
後,偏差が−1Kgf/cmとなったため間隙を5μm
狭くするように制御した。
差が+1Kgf/cmとなったため、再度、間隙を5μ
m広くするように制御した。成形開始から155分経過
後,偏差が−1Kgf/cmとなったため間隙を5μm
狭くするように制御した。
【0040】成形開始から200分後、偏差が+1Kg
f/cmとなったため、間隙を7μm広くするように制
御した。成形開始から245分後偏差が−1Kgf/c
mとなったため間隙を6μm狭くする様に制御した。こ
の様にして上記の制御によって偏差を0とすることがで
きた。
f/cmとなったため、間隙を7μm広くするように制
御した。成形開始から245分後偏差が−1Kgf/c
mとなったため間隙を6μm狭くする様に制御した。こ
の様にして上記の制御によって偏差を0とすることがで
きた。
【0041】こうして得た光カード用基板シートについ
て、その厚さプリフォーマットの転写精度及び複屈折を
測定した。その結果、基板シートの厚さは、0.36〜
0.44mmの規格で定められた許容範囲内であって、
又転写精度は98%以上であり、更に複屈折は14nm
以下であり、高品質な光カード用基板を得ることができ
た。
て、その厚さプリフォーマットの転写精度及び複屈折を
測定した。その結果、基板シートの厚さは、0.36〜
0.44mmの規格で定められた許容範囲内であって、
又転写精度は98%以上であり、更に複屈折は14nm
以下であり、高品質な光カード用基板を得ることができ
た。
【0042】なお本実施例に於て、転写精度は、基板シ
ートのプリフォーマットパターンの転写部の15ヶ所の
トラック溝に対して、垂直な方向の断面形状を電子線表
面形態解析装置(商品名:ESA−3000;エリオニ
クス(ERIONIX)(株)社製)で観測し、基板シ
ートのトラック溝転写部のランドの幅をa、スタンパー
のトラック溝形成用の凹部の下底の幅をAとしたときの
a/Aの値で評価した。
ートのプリフォーマットパターンの転写部の15ヶ所の
トラック溝に対して、垂直な方向の断面形状を電子線表
面形態解析装置(商品名:ESA−3000;エリオニ
クス(ERIONIX)(株)社製)で観測し、基板シ
ートのトラック溝転写部のランドの幅をa、スタンパー
のトラック溝形成用の凹部の下底の幅をAとしたときの
a/Aの値で評価した。
【0043】又、複屈折の測定は定盤上に光学系を組ん
だものを用いて、波長830nm、スポット径1mmの
光で測定しシングルパスの値で評価したものである。
だものを用いて、波長830nm、スポット径1mmの
光で測定しシングルパスの値で評価したものである。
【0044】比較例1 実施例1に於て、線圧の設定を31≦PL ≦40(Kg
f/cm)に設定した以外は実施例1と同様にして光カ
ード用基板シートを作成した。その結果、基板シートの
厚さは規格内であって転写精度も98%以上と良好であ
ったが、複屈折が0〜30nmの間でばらついていた。
f/cm)に設定した以外は実施例1と同様にして光カ
ード用基板シートを作成した。その結果、基板シートの
厚さは規格内であって転写精度も98%以上と良好であ
ったが、複屈折が0〜30nmの間でばらついていた。
【0045】比較例2 実施例1に於て制御部による成形条件の制御を行わない
以外は実施例1と同様にして光カード用基板シートを作
成した。その結果、基板シートの厚さは規格内であった
が、除々に転写精度が95%未満の基板シートが得られ
たり、複屈折が場所によって50nm程度のものが得ら
れるようになり光カード用基板シートとして使用できな
いものがあった。
以外は実施例1と同様にして光カード用基板シートを作
成した。その結果、基板シートの厚さは規格内であった
が、除々に転写精度が95%未満の基板シートが得られ
たり、複屈折が場所によって50nm程度のものが得ら
れるようになり光カード用基板シートとして使用できな
いものがあった。
【0046】実施例2 油圧シリンダーの初期の油圧PA ,PB の圧力を15K
gf/cm2 に設定し、成形速度を4m/min、樹脂
に日本ゼオン(株)製、アモルファスポリオレフィン
(商品名:ゼオネックス250)を用い、ダイ温度は3
20℃、ロールスタンパー表面温度を130℃とし、予
備成形を行ったところ線圧が2≦PL ≦25Kgf/c
mの範囲が転写率99%以上、複屈折の値が20nm以
下で好ましい範囲であった。そこで線圧PL の上限を2
4Kgf/cm、下限を3Kgf/cmに設定して光カ
ード用基板シートの成形を5時間行なった。
gf/cm2 に設定し、成形速度を4m/min、樹脂
に日本ゼオン(株)製、アモルファスポリオレフィン
(商品名:ゼオネックス250)を用い、ダイ温度は3
20℃、ロールスタンパー表面温度を130℃とし、予
備成形を行ったところ線圧が2≦PL ≦25Kgf/c
mの範囲が転写率99%以上、複屈折の値が20nm以
下で好ましい範囲であった。そこで線圧PL の上限を2
4Kgf/cm、下限を3Kgf/cmに設定して光カ
ード用基板シートの成形を5時間行なった。
【0047】制御する成形条件としては、押し出し量と
成形速度を採用した。こうして得た光カード用基板シー
トについて実施例1と同様にしてその厚さ、プリフォー
マットの転写精度及び複屈折を測定した。
成形速度を採用した。こうして得た光カード用基板シー
トについて実施例1と同様にしてその厚さ、プリフォー
マットの転写精度及び複屈折を測定した。
【0048】その結果、基板シートの厚さは0.36〜
0.44mmの規格値を満足しており、転写精度は99
%以上であり、複屈折は20nm以下であり、高品質な
光カード用基板を得ることができた。
0.44mmの規格値を満足しており、転写精度は99
%以上であり、複屈折は20nm以下であり、高品質な
光カード用基板を得ることができた。
【0049】比較例3 実施例2に於て、線圧の設定を0.10≦PL ≦0.9
5Kgf/cmに設定した以外は実施例2と同様にして
光カード用基板シートを作成した。その結果、基板シー
トの厚さは規格内であって複屈折も20nm以下と良好
であったが、転写精度が95%未満の部分がところどこ
ろ発生し、ばらつきがあった。
5Kgf/cmに設定した以外は実施例2と同様にして
光カード用基板シートを作成した。その結果、基板シー
トの厚さは規格内であって複屈折も20nm以下と良好
であったが、転写精度が95%未満の部分がところどこ
ろ発生し、ばらつきがあった。
【0050】比較例4 実施例2に於て、制御部による成形条件の制御を行わな
い以外は実施例2と同様にして光カード用基板シートを
作成した。その結果、基板シートの厚さは規格内であっ
たが、除々に転写精度が95%未満の基板シートが得ら
れたり、複屈折が40nm以上のものが得られたりする
ようになり、光カード用基板シートとして使用できない
ものがあった。
い以外は実施例2と同様にして光カード用基板シートを
作成した。その結果、基板シートの厚さは規格内であっ
たが、除々に転写精度が95%未満の基板シートが得ら
れたり、複屈折が40nm以上のものが得られたりする
ようになり、光カード用基板シートとして使用できない
ものがあった。
【0051】実施例3 実施例1に於て、ギャップ規定用部材を取り去り、FGA
=FGB=0(Kgf)として、成形速度を3.5m/m
inに変更して予備成形を行ったところ、線圧が4≦P
L ≦20Kgf/cmの範囲で転写率98%以上、複屈
折の平均値が10nm以下で良好であった。
=FGB=0(Kgf)として、成形速度を3.5m/m
inに変更して予備成形を行ったところ、線圧が4≦P
L ≦20Kgf/cmの範囲で転写率98%以上、複屈
折の平均値が10nm以下で良好であった。
【0052】線圧の上限を19Kgf/cm、下限を4
Kgf/cmに設定して5時間連続して成形を行った。
制御する成形条件としては、押し出し量、成形速度、第
1鏡面ロールの押圧の3つを調整しながら成形を行った
ところ、得られた基板シートの厚さは0.36〜044
mmの規格で定められた許容範囲内であって又、転写精
度は98%以上であり、複屈折は20nm以下であり、
高品質な光カード用基板を得ることができた。
Kgf/cmに設定して5時間連続して成形を行った。
制御する成形条件としては、押し出し量、成形速度、第
1鏡面ロールの押圧の3つを調整しながら成形を行った
ところ、得られた基板シートの厚さは0.36〜044
mmの規格で定められた許容範囲内であって又、転写精
度は98%以上であり、複屈折は20nm以下であり、
高品質な光カード用基板を得ることができた。
【0053】また、翌日同一条件で予備成形なしに成形
を開始したところ、成形が安定するまでに要した時間は
約20分間であり、一旦条件を決めておけば、次の成形
においては予備成形を行う必要はないことがわかった。
を開始したところ、成形が安定するまでに要した時間は
約20分間であり、一旦条件を決めておけば、次の成形
においては予備成形を行う必要はないことがわかった。
【0054】比較例5 実施例3に於て、線圧の設定を0.5≦PL ≦1.9K
gf/cmに設定した以外は実施例3と同様にして光カ
ード用基板シートを作成した。その結果基板シートの厚
さは規格内であって複屈折も平均10nm以下と良好で
あったが、転写精度が98%以下の部分がところどころ
発生していた。
gf/cmに設定した以外は実施例3と同様にして光カ
ード用基板シートを作成した。その結果基板シートの厚
さは規格内であって複屈折も平均10nm以下と良好で
あったが、転写精度が98%以下の部分がところどころ
発生していた。
【0055】比較例6 実施例3に於て、制御部による成形条件の制御を行なわ
ない以外は実施例3と同様にして光カード用基板シート
を作成した。その結果転写精度が95%末端のものや複
屈折が45nm程度のものが得られることがあり、光カ
ード用基板シートとして使用できないものがあった。
ない以外は実施例3と同様にして光カード用基板シート
を作成した。その結果転写精度が95%末端のものや複
屈折が45nm程度のものが得られることがあり、光カ
ード用基板シートとして使用できないものがあった。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光記録媒体用基板を連続して製造するローラーグルービ
ング法において、第1鏡面ロールとスタンパーロールに
樹脂がはさみ込まれる点での樹脂にかかる線圧PL を、
成形時に特定の設定値の範囲内に維持する様に成形条件
を制御することにより、低複屈折かつ高転写率の光記録
媒体用基板を安定して製造することができる効果が得ら
れた。
光記録媒体用基板を連続して製造するローラーグルービ
ング法において、第1鏡面ロールとスタンパーロールに
樹脂がはさみ込まれる点での樹脂にかかる線圧PL を、
成形時に特定の設定値の範囲内に維持する様に成形条件
を制御することにより、低複屈折かつ高転写率の光記録
媒体用基板を安定して製造することができる効果が得ら
れた。
【0057】また、本発明によれば、ギャップを規定す
る部材を用いずに上記制御を行った場合でも、同様に安
定した成形を行うことが可能となり、また従来成形開始
から装置が熱的に安定するまでにかかっていた時間を短
縮することができ、コスト的にも有利な成形ができるよ
うになった。
る部材を用いずに上記制御を行った場合でも、同様に安
定した成形を行うことが可能となり、また従来成形開始
から装置が熱的に安定するまでにかかっていた時間を短
縮することができ、コスト的にも有利な成形ができるよ
うになった。
【図1】本発明の光記録媒体用基板の製造方法に用いる
成形装置の一例を示す模式図である。
成形装置の一例を示す模式図である。
【図2】本発明に用いる成形時のフローチャートの一例
を示す図である。
を示す図である。
【図3】本発明に用いる成形装置の制御系の一例を示す
模式図である。
模式図である。
1 圧力センサー付きギャップ規定部材A 2 圧力センサー付きギャップ規定部材B 3 圧力センサー付き油圧シリンダーA 4 圧力センサー付き油圧シリンダーB 5 第1鏡面ロール 6 第2ロール(スタンパーロール) 7 第3鏡面ロール 8a〜8d 圧力センサー 9a 記録部 9b 計算部 9c 設定部 9d 比較部 9e 制御部 10 ブザー 11a 上限ランプ 11b 下限ランプ 11 表示部 12 リセットボタン
Claims (4)
- 【請求項1】 押し出された溶融状態の熱可塑性樹脂シ
ートを第1鏡面ロールと表面に凹凸パタ−ンを設けたス
タンパーロールの間に連続的に押し出して熱可塑性樹脂
シートに凹凸パタ−ンを転写する工程を経て光記録媒体
用基板を製造する方法において、第1鏡面ロールをスタ
ンパーロールに押しつけている力をF(Kgf)、成形
される熱可塑性樹脂シートの幅をW(cm)とすると、
F/W=PL (Kgf/cm)で表される成形時の熱可
塑性樹脂シートにかかる線圧PL を連続的に計算し、該
線圧PL の計算値を設定値の範囲内に維持する様に成形
条件を制御することを特徴とする光記録媒体用基板の製
造方法。 - 【請求項2】 線圧PL (Kgf/cm)の設定値が1
≦PL ≦30である請求項1記載の光記録媒体用基板の
製造方法。 - 【請求項3】 第1鏡面ロールを外部から押しつけ、該
第1鏡面ロールとスタンパーロールとの間にギャップを
規定するギャップ規定部材が設けられ、該ギャップ規定
部材を介して第1鏡面ロールをスタンパーロールに押し
つけており、第1鏡面ロールを外部から押しつけている
力をF0 (Kgf)、ギャップ規定部材にかかる力をF
G (Kgf)とすると、第1鏡面ロールをスタンパーロ
ールに押しつけている力FはF=F0 −FG (Kgf)
である請求項1記載の光記録媒体用基板の製造方法。 - 【請求項4】 制御する成形条件が、熱可塑性樹脂の押
し出し量、成形速度、第1鏡面ロールの押圧力、第1鏡
面ロールとスタンパーロールとのギャップ、ダイ温度、
各ロール温度のいずれか1つまたは2つ以上の組み合わ
せである請求項1記載の光記録媒体用基板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21678294A JPH0863806A (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 光記録媒体用基板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21678294A JPH0863806A (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 光記録媒体用基板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0863806A true JPH0863806A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16693810
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21678294A Pending JPH0863806A (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 光記録媒体用基板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0863806A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011216810A (ja) * | 2010-04-02 | 2011-10-27 | Toshiba Mach Co Ltd | 転写装置及び転写方法 |
-
1994
- 1994-08-19 JP JP21678294A patent/JPH0863806A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011216810A (ja) * | 2010-04-02 | 2011-10-27 | Toshiba Mach Co Ltd | 転写装置及び転写方法 |
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