JPH0864154A - 偏向コイル用ボビンとこれを用いた偏向ヨークおよび偏向ヨークの組立方法 - Google Patents
偏向コイル用ボビンとこれを用いた偏向ヨークおよび偏向ヨークの組立方法Info
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- JPH0864154A JPH0864154A JP20114394A JP20114394A JPH0864154A JP H0864154 A JPH0864154 A JP H0864154A JP 20114394 A JP20114394 A JP 20114394A JP 20114394 A JP20114394 A JP 20114394A JP H0864154 A JPH0864154 A JP H0864154A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 一体スリットサドル型巻線方式の利点を活か
しながら、一方向組立によっても偏向感度を良好に保つ
ことのできる水平偏向コイルボビンを得ること。 【構成】 水平偏向コイルボビンを、ネック側折り返し
部4を含むネック側ボビン10と、その余の部分のスク
リーン側ボビン9とに分割した。
しながら、一方向組立によっても偏向感度を良好に保つ
ことのできる水平偏向コイルボビンを得ること。 【構成】 水平偏向コイルボビンを、ネック側折り返し
部4を含むネック側ボビン10と、その余の部分のスク
リーン側ボビン9とに分割した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コイル導線の案内溝
を設けたサドル型のコイルボビンに導線を直接巻線する
スリットサドル巻線方式の偏向ヨークの水平偏向コイル
用ボビン(以下「コイルボビン」という)の構造とこの
コイルボビンを用いた偏向ヨークおよびこの偏向ヨーク
の組立方法に関する。
を設けたサドル型のコイルボビンに導線を直接巻線する
スリットサドル巻線方式の偏向ヨークの水平偏向コイル
用ボビン(以下「コイルボビン」という)の構造とこの
コイルボビンを用いた偏向ヨークおよびこの偏向ヨーク
の組立方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、CRTディスプレイ装置の大型化
と広偏向化が進むとともに、これらディスプレイ装置に
用いられる偏向ヨークにはより高品位な特性が要求され
るようになった。このような偏向ヨークに求められる大
きな条件の一つに、製造時のコイルの巻線分布を当初の
設計値通りの巻線分布で再現できるようにすることが挙
げられる。これを目的とした偏向コイルの巻線方法とし
て、スリットサドル巻線方式がある。
と広偏向化が進むとともに、これらディスプレイ装置に
用いられる偏向ヨークにはより高品位な特性が要求され
るようになった。このような偏向ヨークに求められる大
きな条件の一つに、製造時のコイルの巻線分布を当初の
設計値通りの巻線分布で再現できるようにすることが挙
げられる。これを目的とした偏向コイルの巻線方法とし
て、スリットサドル巻線方式がある。
【0003】図8は、この種の従来のコイルボビンを示
す図で、図8(a)は軸線を通る水平面で上下に二分さ
れたコイルボビン1をネック側から見た背面図、図8
(b)はスクリーン側から見た正面図、図8(c)は側
面図、図8(d)はネック側折り返し部の拡大断面図で
ある。図に示すように、サドル形状のコイルボビン1の
内面にボビン軸方向に延設した複数の導線案内溝2を設
けるとともに、コイルボビン1のスクリーン側折り返し
部3とネック側折り返し部4のそれぞれに導線を折り返
し案内する複数の巻線フック5,6を設け、各導線案内
溝2内を通って巻線フック5,6に導線を掛け渡してサ
ドル型に巻線して垂直偏向コイル7を形成している。
す図で、図8(a)は軸線を通る水平面で上下に二分さ
れたコイルボビン1をネック側から見た背面図、図8
(b)はスクリーン側から見た正面図、図8(c)は側
面図、図8(d)はネック側折り返し部の拡大断面図で
ある。図に示すように、サドル形状のコイルボビン1の
内面にボビン軸方向に延設した複数の導線案内溝2を設
けるとともに、コイルボビン1のスクリーン側折り返し
部3とネック側折り返し部4のそれぞれに導線を折り返
し案内する複数の巻線フック5,6を設け、各導線案内
溝2内を通って巻線フック5,6に導線を掛け渡してサ
ドル型に巻線して垂直偏向コイル7を形成している。
【0004】しかし、この従来例では、ネック側折り返
し部4の外径が大きいため分割型コアを用いなければな
らないので、組立性が劣るという問題点があった。
し部4の外径が大きいため分割型コアを用いなければな
らないので、組立性が劣るという問題点があった。
【0005】図9は、特開平1−47634号公報に示
されている上記従来例の問題点の改良を図ったコイルボ
ビンを示す図で、図9(a)はネック側折り返し部の構
造を示す斜視図、図9(b)は側面図、図9(c)はネ
ック側折り返し部の拡大断面図である。この従来例は、
ネック側折り返し部4の巻線フックを6a〜6eに示す
ように複数に分割し、ネック側折り返し部分の垂直偏向
コイル7を分割することで図9(c)に示すように図8
(d)に示した従来例に比べて外径dを小さくし、内径
を小さくした非分割型コアをネック側から軸方向に装着
することで、一方向組立を可能にして組立性の向上を図
ったもので、一体スリットサドル型巻線方式と呼ばれて
いる。
されている上記従来例の問題点の改良を図ったコイルボ
ビンを示す図で、図9(a)はネック側折り返し部の構
造を示す斜視図、図9(b)は側面図、図9(c)はネ
ック側折り返し部の拡大断面図である。この従来例は、
ネック側折り返し部4の巻線フックを6a〜6eに示す
ように複数に分割し、ネック側折り返し部分の垂直偏向
コイル7を分割することで図9(c)に示すように図8
(d)に示した従来例に比べて外径dを小さくし、内径
を小さくした非分割型コアをネック側から軸方向に装着
することで、一方向組立を可能にして組立性の向上を図
ったもので、一体スリットサドル型巻線方式と呼ばれて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この一体スリットサド
ル型巻線方式用のコイルボビンは、巻線精度の向上およ
び組立作業の合理化(自動組立に対応しやすい)という
効果が得られるが、図9(c)に示すように折り返し部
4の外径dがラッパ状テーパ部の外径aよりも巻線の厚
みbだけ大きくなるため、コイルボビン1に軸方向から
挿入する非分割型コアの内径を、分割型コアよりもbだ
け大きくする必要がある。コアの内径が大きくなること
は、偏向コイルの磁気抵抗が大きくなり、偏向磁界を発
生する効果が悪くなることを意味しており、偏向ヨーク
の偏向感度が悪化し、偏向回路の消費電力が増大するこ
とになる。これは、広角偏向TV,高速スキャンを行う
HDTV,高解像度ディスプレイモニタにおいては大き
な問題となる。
ル型巻線方式用のコイルボビンは、巻線精度の向上およ
び組立作業の合理化(自動組立に対応しやすい)という
効果が得られるが、図9(c)に示すように折り返し部
4の外径dがラッパ状テーパ部の外径aよりも巻線の厚
みbだけ大きくなるため、コイルボビン1に軸方向から
挿入する非分割型コアの内径を、分割型コアよりもbだ
け大きくする必要がある。コアの内径が大きくなること
は、偏向コイルの磁気抵抗が大きくなり、偏向磁界を発
生する効果が悪くなることを意味しており、偏向ヨーク
の偏向感度が悪化し、偏向回路の消費電力が増大するこ
とになる。これは、広角偏向TV,高速スキャンを行う
HDTV,高解像度ディスプレイモニタにおいては大き
な問題となる。
【0007】この発明は、上記のような問題を解決する
ためになされたもので、非分割型コアの内径をネック側
折り返し部の外径にかかわりなく小さくでき、一体スリ
ットサドル型巻線方式の利点を活かしながら、偏向感度
を良好に保つことができるコイルボビンとこのコイルボ
ビンを用いた偏向ヨークを得ること、およびこの偏向ヨ
ークの組立方法を得ることを目的としている。
ためになされたもので、非分割型コアの内径をネック側
折り返し部の外径にかかわりなく小さくでき、一体スリ
ットサドル型巻線方式の利点を活かしながら、偏向感度
を良好に保つことができるコイルボビンとこのコイルボ
ビンを用いた偏向ヨークを得ること、およびこの偏向ヨ
ークの組立方法を得ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る偏向コイ
ル用ボビンは、内面に複数のコイル素線収納用の案内溝
を有し、スクリーン側およびネック側の各端部に巻線フ
ックが設けられた偏向コイル用ボビンにおいて、スクリ
ーン側ボビンとネック側ボビンの少なくとも2部分に、
その中心軸に交わる面で分割したものである。
ル用ボビンは、内面に複数のコイル素線収納用の案内溝
を有し、スクリーン側およびネック側の各端部に巻線フ
ックが設けられた偏向コイル用ボビンにおいて、スクリ
ーン側ボビンとネック側ボビンの少なくとも2部分に、
その中心軸に交わる面で分割したものである。
【0009】また、内面に複数のコイル素線収納用の案
内溝を有し、スクリーン側折り返し部およびネック側折
り返し部にそれぞれ巻線フックが設けられた偏向コイル
用ボビンにおいて、スクリーン側折り返し部を含むスク
リーン側ボビンと、ネック側折り返し部を含むネック側
ボビンと、それらの間の中間部ボビンとに、その中心軸
に交わる面で分割したものである。
内溝を有し、スクリーン側折り返し部およびネック側折
り返し部にそれぞれ巻線フックが設けられた偏向コイル
用ボビンにおいて、スクリーン側折り返し部を含むスク
リーン側ボビンと、ネック側折り返し部を含むネック側
ボビンと、それらの間の中間部ボビンとに、その中心軸
に交わる面で分割したものである。
【0010】また、分割されたコイルボビンは、一方の
ボビンの端部が他方のボビンの端部内に2mm以上嵌入
して接合するよう構成されている。
ボビンの端部が他方のボビンの端部内に2mm以上嵌入
して接合するよう構成されている。
【0011】また、分割された偏向コイル用ボビンは、
両結合部に形成されたネジによって結合されている。
両結合部に形成されたネジによって結合されている。
【0012】また、分割された偏向コイル用ボビンは、
一方のボビンに設けられた軸線方向に突出する複数の結
合脚を、他方のボビンに設けられた結合孔内に挿入し、
結合脚の突出部分を融着して両ボビンを一体に結合した
ものである。
一方のボビンに設けられた軸線方向に突出する複数の結
合脚を、他方のボビンに設けられた結合孔内に挿入し、
結合脚の突出部分を融着して両ボビンを一体に結合した
ものである。
【0013】また、分割された偏向コイル用ボビンは、
一方のボビンに設けられた軸線方向に突出する複数の結
合脚を、他方のボビンに設けられた結合孔に挿入し両者
の間に硬化樹脂または接着剤を注入して一体に接着した
ものである。
一方のボビンに設けられた軸線方向に突出する複数の結
合脚を、他方のボビンに設けられた結合孔に挿入し両者
の間に硬化樹脂または接着剤を注入して一体に接着した
ものである。
【0014】また、この発明に係る偏向ヨークは、上記
偏向コイル用ボビンのいづれかに偏向コイル用ボビンの
内面のコイル素線収納用の案内溝に偏向コイルをサドル
型に配置して構成したものである。
偏向コイル用ボビンのいづれかに偏向コイル用ボビンの
内面のコイル素線収納用の案内溝に偏向コイルをサドル
型に配置して構成したものである。
【0015】また、この発明に係る偏向ヨークの組立方
法は、非分割型コア前縁と後縁にそれぞれ巻線ガイドを
取り付け、上記コアの内面に沿ってサドル型の垂直偏向
コイルを巻回したものをスクリーン側ボビンのラッパ状
テーパ部の外側に取り付ける工程、上記スクリーン側ボ
ビンにネック側ボビンを取り付けて水平偏向コイル用ボ
ビンを組み立てる工程、この水平偏向コイル用ボビンの
内側にサドル型水平偏向コイルを巻回する工程を含むも
のである。
法は、非分割型コア前縁と後縁にそれぞれ巻線ガイドを
取り付け、上記コアの内面に沿ってサドル型の垂直偏向
コイルを巻回したものをスクリーン側ボビンのラッパ状
テーパ部の外側に取り付ける工程、上記スクリーン側ボ
ビンにネック側ボビンを取り付けて水平偏向コイル用ボ
ビンを組み立てる工程、この水平偏向コイル用ボビンの
内側にサドル型水平偏向コイルを巻回する工程を含むも
のである。
【0016】
【作用】この発明によれば、スクリーン側ボビンのラッ
パ状テーパ部に非分割型コアを挿入したのちネック側ボ
ビンを組み立てるので、非分割型コアの内径をネック側
折り返し部の外径の大きさに係わりなく小さくできる。
パ状テーパ部に非分割型コアを挿入したのちネック側ボ
ビンを組み立てるので、非分割型コアの内径をネック側
折り返し部の外径の大きさに係わりなく小さくできる。
【0017】また、スクリーン側折り返し部ボビンと、
ネック側ボビンと、それらの間の中央部ボビンに分割し
たので、非分割型コアの内径をネック側折り返し部の外
径の大きさに係わりなく小さくできるとともに、各ボビ
ンの成形金型の設計自由度が増大し、また金型を小型単
純化できるので金型制作コストを削減することができ
る。
ネック側ボビンと、それらの間の中央部ボビンに分割し
たので、非分割型コアの内径をネック側折り返し部の外
径の大きさに係わりなく小さくできるとともに、各ボビ
ンの成形金型の設計自由度が増大し、また金型を小型単
純化できるので金型制作コストを削減することができ
る。
【0018】また、分割したコイルボビンの結合構造
を、一方のボビンの端部が他方のボビンの端部内に2m
m以上挿入して結合するように構成したので、分割した
コイルボビンをしっかりと結合できるとともに、水平偏
向コイルと垂直偏向コイルとの絶縁を確保することがで
きる。
を、一方のボビンの端部が他方のボビンの端部内に2m
m以上挿入して結合するように構成したので、分割した
コイルボビンをしっかりと結合できるとともに、水平偏
向コイルと垂直偏向コイルとの絶縁を確保することがで
きる。
【0019】また、分割したコイルボビンの結合構造
を、ねじ結合構成したので、分割したコイルボビンをし
っかりと結合できるとともに、水平偏向コイルと垂直偏
向コイルとの絶縁を確保することができる。
を、ねじ結合構成したので、分割したコイルボビンをし
っかりと結合できるとともに、水平偏向コイルと垂直偏
向コイルとの絶縁を確保することができる。
【0020】また、分割したコイルボビンの結合部構造
を、一方のボビンに設けた結合脚を他方のボビンに設け
た結合孔内に挿入し、結合脚の突出部分を超音波融着ま
たは熱融着で融着するようにしたので、分割したコイル
ボビンをしっかりと結合できるとともに、水平偏向コイ
ルと垂直偏向コイルとの絶縁を確保することができる。
を、一方のボビンに設けた結合脚を他方のボビンに設け
た結合孔内に挿入し、結合脚の突出部分を超音波融着ま
たは熱融着で融着するようにしたので、分割したコイル
ボビンをしっかりと結合できるとともに、水平偏向コイ
ルと垂直偏向コイルとの絶縁を確保することができる。
【0021】また、分割されたコイルボビンの結合構造
を、一方のボビンに設けた結合脚を他方のボビンに設け
た結合孔内に挿入し、両者の間に硬化樹脂または接着剤
を注入して結合するように構成したので、分割したコイ
ルボビンをしっかりと結合できるとともに、水平偏向コ
イルと垂直偏向コイルとの絶縁を確保することができ
る。
を、一方のボビンに設けた結合脚を他方のボビンに設け
た結合孔内に挿入し、両者の間に硬化樹脂または接着剤
を注入して結合するように構成したので、分割したコイ
ルボビンをしっかりと結合できるとともに、水平偏向コ
イルと垂直偏向コイルとの絶縁を確保することができ
る。
【0022】また、非分割型コアの前縁と後縁にそれぞ
れ巻線ガイドを取り付け、このコアの内面に沿ってサド
ル型の垂直偏向コイルを巻線したコアを分割された水平
偏向コイル用ボビンのラッパ状テーパ部に取り付けたの
ちネック側ボビンを取り付け、このコイルボビンの内側
にサドル型水平偏向コイルを巻線するようにしたので、
非分割型コアの内径をネック側折り返し部の外径の大き
さに係わりなく小さくでき、これにより偏向感度を悪化
させることなく一体スリットサドル型巻線方式および非
分割型コアを用いた一方向組立が実現できる。
れ巻線ガイドを取り付け、このコアの内面に沿ってサド
ル型の垂直偏向コイルを巻線したコアを分割された水平
偏向コイル用ボビンのラッパ状テーパ部に取り付けたの
ちネック側ボビンを取り付け、このコイルボビンの内側
にサドル型水平偏向コイルを巻線するようにしたので、
非分割型コアの内径をネック側折り返し部の外径の大き
さに係わりなく小さくでき、これにより偏向感度を悪化
させることなく一体スリットサドル型巻線方式および非
分割型コアを用いた一方向組立が実現できる。
【0023】
実施例1.図1は、この発明の実施例1のコイルボビン
1を示す一部破断側面図である。図において、9はスク
リーン側ボビン、10はネック側ボビン、9a,10a
は結合面である。この実施例1のコイルボビンは、図2
に示すように非分割型コア11の前縁と後縁に巻線ガイ
ド12,13を取り付け、コア11の内面に沿ってサド
ル型の垂直偏向コイル14を巻線したものをスクリーン
側ボビン9のラッパ状テーパ部8に装着し、ネック側ボ
ビン10の接合面10aに接着剤を塗布して上記垂直偏
向コイル14のネック側端部よりも内側でスクリーン側
ボビン9の接合面9aに接着して結合し、このコイルボ
ビン1の内側にサドル型水平偏向コイルを巻線する手順
で偏向ヨークを組み立てる。
1を示す一部破断側面図である。図において、9はスク
リーン側ボビン、10はネック側ボビン、9a,10a
は結合面である。この実施例1のコイルボビンは、図2
に示すように非分割型コア11の前縁と後縁に巻線ガイ
ド12,13を取り付け、コア11の内面に沿ってサド
ル型の垂直偏向コイル14を巻線したものをスクリーン
側ボビン9のラッパ状テーパ部8に装着し、ネック側ボ
ビン10の接合面10aに接着剤を塗布して上記垂直偏
向コイル14のネック側端部よりも内側でスクリーン側
ボビン9の接合面9aに接着して結合し、このコイルボ
ビン1の内側にサドル型水平偏向コイルを巻線する手順
で偏向ヨークを組み立てる。
【0024】この実施例1によれば、非分割型コアの内
径をネック側折り返し部4の外径の大きさに係わりなく
小さくでき、これにより偏向感度を悪化させることなく
一体スリットサドル型巻線方式および非分割型コアを用
いた一方向組立が実現できる。
径をネック側折り返し部4の外径の大きさに係わりなく
小さくでき、これにより偏向感度を悪化させることなく
一体スリットサドル型巻線方式および非分割型コアを用
いた一方向組立が実現できる。
【0025】実施例2.図3は、この発明の実施例2の
コイルボビンを示す側面図である。図において、10は
ネック側ボビン、15はスクリーン側折り返し部ボビ
ン、16は中央部ボビン、10a,15a,16a,1
6bは接合面である。この実施例2のコイルボビン1
は、スクリーン側折り返し部ボビン15と中央部ボビン
16の接合面15a,16aを接着剤で接合したのち、
実施例1と同様の工程で偏向ヨークを組み立てる。
コイルボビンを示す側面図である。図において、10は
ネック側ボビン、15はスクリーン側折り返し部ボビ
ン、16は中央部ボビン、10a,15a,16a,1
6bは接合面である。この実施例2のコイルボビン1
は、スクリーン側折り返し部ボビン15と中央部ボビン
16の接合面15a,16aを接着剤で接合したのち、
実施例1と同様の工程で偏向ヨークを組み立てる。
【0026】この実施例2によれば、実施例1と同様に
非分割型コアの内径を大きくすることなく一方向組立が
可能となるので、実施例1と同様に偏向感度を劣化させ
ることがなく、また、各ボビンの成形金型を三つに分割
できるので、設計自由度が増すとともに、金型を小型単
純化できるので、金型制作コストを削減できる効果が得
られる。
非分割型コアの内径を大きくすることなく一方向組立が
可能となるので、実施例1と同様に偏向感度を劣化させ
ることがなく、また、各ボビンの成形金型を三つに分割
できるので、設計自由度が増すとともに、金型を小型単
純化できるので、金型制作コストを削減できる効果が得
られる。
【0027】実施例3.図4は、この発明の実施例3の
一部破断側面図で、分割したボビンの結合構造の他の実
施例を示す図である。図において、9b,10bは嵌合
接合部で、接合部9b内に接合部10bが2mm以上嵌
入した状態で一体に結合される。
一部破断側面図で、分割したボビンの結合構造の他の実
施例を示す図である。図において、9b,10bは嵌合
接合部で、接合部9b内に接合部10bが2mm以上嵌
入した状態で一体に結合される。
【0028】この実施例3によれば、接合部9b内に接
合部10bが2mm嵌入した状態で結合されるので、分
割したコイルボビンをしっかりと結合できるとともに、
当該コイルボビン1の内側に配設される水平偏向コイル
と外側に配設される垂直偏向コイルの絶縁を十分に確保
することができる。
合部10bが2mm嵌入した状態で結合されるので、分
割したコイルボビンをしっかりと結合できるとともに、
当該コイルボビン1の内側に配設される水平偏向コイル
と外側に配設される垂直偏向コイルの絶縁を十分に確保
することができる。
【0029】実施例4.図5は、この発明の実施例4の
一部破断分解側面図で、分割したボビンの結合構造を、
ネジ接合部9c,10cで構成したものである。この実
施例4によれば、実施例3と同様の効果が得られる。
一部破断分解側面図で、分割したボビンの結合構造を、
ネジ接合部9c,10cで構成したものである。この実
施例4によれば、実施例3と同様の効果が得られる。
【0030】実施例5.図6は、この発明の実施例5を
示す図で、ボビンの結合構造を、スクリーン側ボビン9
のネック側に軸線と平行に突出するように設けた結合脚
18と、ネック側ボビン10に設けた結合孔19で構成
し、結合脚18を結合孔19内に挿入して融着部材20
で突出した結合脚を超音波融着または熱融着によって融
着する構成としたもので、実施例3と同様の効果が得ら
れる。
示す図で、ボビンの結合構造を、スクリーン側ボビン9
のネック側に軸線と平行に突出するように設けた結合脚
18と、ネック側ボビン10に設けた結合孔19で構成
し、結合脚18を結合孔19内に挿入して融着部材20
で突出した結合脚を超音波融着または熱融着によって融
着する構成としたもので、実施例3と同様の効果が得ら
れる。
【0031】実施例6.図7は、この発明の実施例6を
示す図で、結合孔19内に挿入した結合脚18の間に接
着剤注入部材19により硬化性樹脂または接着剤を注入
して接着する構成としたもので、実施例5と同様の効果
がえられる。
示す図で、結合孔19内に挿入した結合脚18の間に接
着剤注入部材19により硬化性樹脂または接着剤を注入
して接着する構成としたもので、実施例5と同様の効果
がえられる。
【0032】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、コイ
ルボビンをネック側折り返し部を含むネック側ボビンと
その余の部分のスクリーン側ボビンとにその中心軸に直
交する面で分割したので、非分割型コアの内径をネック
側折り返し部の外径の大きさに係わりなく小さくでき、
これにより偏向感度を悪化させることなく一体スリット
サドル型巻線方式および非分割型コアを用いた一方向組
立が実現できる。
ルボビンをネック側折り返し部を含むネック側ボビンと
その余の部分のスクリーン側ボビンとにその中心軸に直
交する面で分割したので、非分割型コアの内径をネック
側折り返し部の外径の大きさに係わりなく小さくでき、
これにより偏向感度を悪化させることなく一体スリット
サドル型巻線方式および非分割型コアを用いた一方向組
立が実現できる。
【0033】また、コイルボビンを、スクリーン側折り
返し部ボビンと、ネック側ボビンとそれらの間の中央部
ボビンの三つに分割したので、上記効果ほか、各分割ボ
ビンの成形金型の設計自由度が増すとともに成形金型を
小型単純化でき、金型制作コストを削減することができ
る。
返し部ボビンと、ネック側ボビンとそれらの間の中央部
ボビンの三つに分割したので、上記効果ほか、各分割ボ
ビンの成形金型の設計自由度が増すとともに成形金型を
小型単純化でき、金型制作コストを削減することができ
る。
【0034】また、分割されたコイルボビンの結合構造
を、一方のボビンの端部が他方のボビンの端部内に2m
m以上入り込む嵌入結合、またはネジ接合に形成したの
で、分割したコイルボビンをしっかりと結合できるとと
もに、水平偏向コイルと垂直偏向コイルとの絶縁を確保
することができる。
を、一方のボビンの端部が他方のボビンの端部内に2m
m以上入り込む嵌入結合、またはネジ接合に形成したの
で、分割したコイルボビンをしっかりと結合できるとと
もに、水平偏向コイルと垂直偏向コイルとの絶縁を確保
することができる。
【0035】また、分割されたコイルボビンの結合構造
を、結合孔と結合脚とで構成し、この結合孔内に挿入さ
れた結合脚の突出部分融着して結合するか、または、両
者の間に硬化樹脂または接着剤を注入して接着するよう
にしたので、分割したコイルボビンをしっかりと結合で
きるとともに、水平偏向コイルと垂直偏向コイルとの絶
縁を確保することができる。
を、結合孔と結合脚とで構成し、この結合孔内に挿入さ
れた結合脚の突出部分融着して結合するか、または、両
者の間に硬化樹脂または接着剤を注入して接着するよう
にしたので、分割したコイルボビンをしっかりと結合で
きるとともに、水平偏向コイルと垂直偏向コイルとの絶
縁を確保することができる。
【図1】 この発明の実施例1のコイルボビンを示す側
面図である。
面図である。
【図2】 実施例1のコイルボビンを用いた偏向ヨーク
の組立手順を説明するための図である。
の組立手順を説明するための図である。
【図3】 この発明の実施例2のコイルボビンを示す側
面図である。
面図である。
【図4】 この発明の実施例3のコイルボビンを示す一
部破断側面図である。
部破断側面図である。
【図5】 この発明の実施例4のコイルボビンを示す一
部破断側面図である。
部破断側面図である。
【図6】 この発明の実施例5のコイルボビンを示す図
である。
である。
【図7】 この発明の実施例6のコイルボビンを示す図
である。
である。
【図8】 従来のコイルボビンを示す図である。
【図9】 従来の一方向組立用のコイルボビンを示す図
である。
である。
1 水平偏向コイル用ボビン(コイルボビン) 3 スクリーン側折り返し部 4 ネック側折り返し
部 5,6 巻線フック 8 ラッパ状テーパ部 9
スクリーン側ボビン 9a,9b,15a,16a,16b 接合面 9b,10b 嵌合接合部 9c,10c ネジ接合
部 10 ネック側ボビン 11 非分割型コア 15 スクリーン側折り返し部ボビン 16 中央部
ボビン 18 結合脚 19 結合孔
部 5,6 巻線フック 8 ラッパ状テーパ部 9
スクリーン側ボビン 9a,9b,15a,16a,16b 接合面 9b,10b 嵌合接合部 9c,10c ネジ接合
部 10 ネック側ボビン 11 非分割型コア 15 スクリーン側折り返し部ボビン 16 中央部
ボビン 18 結合脚 19 結合孔
Claims (8)
- 【請求項1】 内面に複数のコイル素線収納用の案内溝
を有し、スクリーン側およびネック側の各端部に巻線フ
ックが設けられた偏向コイル用ボビンにおいて、上記ス
クリーン側ボビンとネック側ボビンの少なくとも2部分
に、その中心軸に交わる面で分割したことを特徴とする
偏向コイル用ボビン。 - 【請求項2】 内面に複数のコイル素線収納用の案内溝
を有し、スクリーン側折り返し部およびネック側折り返
し部にそれぞれ巻線フックが設けられた偏向コイル用ボ
ビンにおいて、上記スクリーン側折り返し部を含むスク
リーン側ボビンと、ネック側折り返し部を含むネック側
ボビンと、それらの間の中間部ボビンとに、その中心軸
に交わる面で分割したことを特徴とする偏向コイル用ボ
ビン。 - 【請求項3】 分割された偏向コイル用ボビンは、一方
のボビンの端部が他方のボビンの端部内に2mm以上嵌
入して接合するよう構成されていることを特徴とする請
求項1または請求項2記載の偏向コイル用ボビン。 - 【請求項4】 分割された偏向コイル用ボビンは、両結
合部に形成されたネジによって結合されていることを特
徴とする請求項1または請求項2記載の偏向コイル用ボ
ビン。 - 【請求項5】 分割された偏向コイル用ボビンは、一方
のボビンに設けられた軸線方向に突出する複数の結合脚
を、他方のボビンに設けられた結合孔内に挿入し、結合
脚の突出部分を融着して両ボビンを一体に結合したこと
を特徴とする請求項1または請求項2記載の偏向コイル
用ボビン。 - 【請求項6】 分割された偏向コイル用ボビンは、一方
のボビンに設けられた軸線方向に突出する複数の結合脚
を、他方のボビンに設けられた結合孔に挿入し両者の間
に硬化樹脂または接着剤を注入して一体に接着したこと
を特徴とする請求項1または請求項2記載の偏向コイル
用ボビン。 - 【請求項7】 請求項1ないし請求項6のいずれか一項
記載の偏向コイル用ボビンの内面のコイル素線収納用の
案内溝に偏向コイルをサドル型に配置して構成したこと
を特徴とする偏向ヨーク。 - 【請求項8】 非分割型コア前縁と後縁にそれぞれ巻線
ガイドを取り付け、上記コアの内面に沿ってサドル型の
垂直偏向コイルを巻回したものをスクリーン側ボビンの
ラッパ状テーパ部の外側に取り付ける工程、上記スクリ
ーン側ボビンにネック側ボビンを取り付けて水平偏向コ
イル用ボビンを組み立てる工程、この水平偏向コイル用
ボビンの内側にサドル型水平偏向コイルを巻回する工程
を含む偏向ヨークの組立方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20114394A JPH0864154A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | 偏向コイル用ボビンとこれを用いた偏向ヨークおよび偏向ヨークの組立方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20114394A JPH0864154A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | 偏向コイル用ボビンとこれを用いた偏向ヨークおよび偏向ヨークの組立方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0864154A true JPH0864154A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16436118
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20114394A Pending JPH0864154A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | 偏向コイル用ボビンとこれを用いた偏向ヨークおよび偏向ヨークの組立方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0864154A (ja) |
-
1994
- 1994-08-25 JP JP20114394A patent/JPH0864154A/ja active Pending
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