JPH086465B2 - モルタル壁のクラック補修方法 - Google Patents

モルタル壁のクラック補修方法

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JPH086465B2
JPH086465B2 JP23800189A JP23800189A JPH086465B2 JP H086465 B2 JPH086465 B2 JP H086465B2 JP 23800189 A JP23800189 A JP 23800189A JP 23800189 A JP23800189 A JP 23800189A JP H086465 B2 JPH086465 B2 JP H086465B2
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JP
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sealing material
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cracks
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stucco
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賢一 塚田
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Misawa Homes Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、建築物におけるモルタル壁に発生したク
ラックの補修方法であり、補修の痕跡を残すことなく簡
易的に補修する方法に関する。
〔従来の技術〕
建物の外壁として多く用いられているモルタル壁は、
本来極めて耐久性の高い外壁であるが、その使用される
条件によっては、例えば、過酷な気象条件や異常な振動
など外的要因でクラックを生じることがある。これを放
置すると、さらにクラックの拡大を招き、漏水・内部腐
食により建物の老巧化を進行させるため、何らかの補修
を行う必要がある。
従来、このようなモルタル壁の補修にあっては、簡易
な方法として、シーリング材をクラックに沿ってモルタ
ル壁表面より注入・接着させて、クラックの封じを計る
ものであった。さらに、外観上シーリング材による補修
の痕跡を目立たないようにするため、注入・接着したシ
ーリング材の表面に着色料を塗布することもあった。
また、多数のクラックが発生した場合や、外観上補修
の痕跡を全く残さないためには、クラックの発生した壁
面全体のモルタル地下からの吹替による補修を施してい
た。
〔発明が解決しようとする課題〕 従来の補修方法にあっては、クラックに沿ってシーリ
ング材を注入・接着させる、通常に行われている補修の
場合は、極めて簡便な施工ではあるが、第4図に示す如
く、発生したクラックの内部にシーリング材を充分に充
填させることが困難であり、満足する補修効果が得にく
いものであった。即ち、シーリング材がクラックの開口
部周辺にのみ接着しているため、外部振動や壁の歪に起
因するクラックの拡大に追従できない結果、補修箇所に
間隙が生じるという問題点があった。さらに、補修部分
が接着されたシーリング材により、スタッコパターン等
の形状に隆起した状態となるうえに、例えばシーリング
材の表面から着色料を塗布してもシーリング材への着色
料の付着が悪いため、その補修の痕跡が明らかに判別で
き、外観上も好ましくないという問題点も有していた。
また、クラックの発生した壁面全体に対し、モルタル
下地からの吹替を施す補修の場合は、その補修効果およ
び外観上の仕上がりも好ましいものではあるが、極めて
高価な施工となるという問題点があった。
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたもの
であり、シーリング材を用いた通常の補修と同様に、簡
便な施工で低廉に実施でき、しかもクラックの封じ・再
発防止効果が高く、さらには壁面全体の吹替補修と同じ
ように、外観上ほとんど補修の痕跡を残すことのないモ
ルタル壁のクラック補修方法を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明のモルタル壁に発
生したクラックの補修方法では、クラックに治従して弾
性系シーリング材を注入し、さらに、クラックの内部お
よび開口周縁部に摺着させた後、前記弾性系シーリング
材の乾燥前にスタッコ粉を付着させて該シーリング材を
被覆し、次いで着色料を塗布することを特徴とするモル
タル壁のクラック補修する。
〔作 用〕
以上のように構成された補修方法においては、クラッ
クに治従して注入した弾性系シーリング材をさらにクラ
ックの内部および開口周縁部に対し摺着させるので、該
シーリング材は強固にかつ、確実に接着される。そし
て、該シーリングはスタックパターンに対し、隆起した
状態とならずほぼ平滑にクラックの開口部を埋めて、封
じる。また、該シーリング材を摺着させた後、シーリン
グ材の乾燥前にスタッコ粉を付着させるので、シーリン
グ材の接着力により、スタック粉が容易に補修される。
次いで、付着させたスタッコ粉の表面から着色料を塗布
すると、着色料はスタッコ粉に固着するので補修箇所を
隠蔽し、周囲の壁面同様の状態を呈する。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について説明する。
第1図〜第3図は、この補修方法による補修状態を示
す断面図であり、モルタル壁に発生したクラックAに対
し、シーリング材1、スタッコ粉2、および、着色料3
が使用されている。本発明においては、クラックAは開
口幅が約0.3mm以上のものが対象とされるが、開口幅が
それより小さなものは、後述する方法で対処できる。
一般に、モルタル壁は、モルタル下地に対しその仕上
げによって、モルタ刷毛引リシン仕上、モルタル下地シ
リンカキ落とし仕上、各種モルタル刷毛引左官仕上、モ
ルタル刷毛引樹脂吹付タイル仕上などがあるが、本補修
方法は、いずれの場合にも適用できるものであり、図に
おいては、スタッコ仕上の壁面に発生したクラックの補
修例を示す。
まず、発生したクラックAに対して、クラックに治従
して弾性系シーリング材1が注入される。このシーリン
グ材には、ポリサルフアイド系、二液性ポリウレタン
系、ブチルゴム系、アクリル系等の弾性系のものが用い
られる。これらに対し非弾性系のシーリング材は、クラ
ック補修後に外部振動などによる壁の歪に起因するクラ
ックの拡大に追従し得ないので適していない。該シーリ
ング材の注入は、通常使用されるシーリングガンを用い
て行われる。そして、注入されたシーリング材1は、当
初クラックAの開口部に盛上げられた状態となるので、
次にこれを、ブラシなどを用いてクラックの内部に充分
押込むようにして摺着させ、さらに、開口周縁部にも摺
着させる。このとき、周囲のスタッコパターンを埋没さ
せないように、かつ、開口周縁部にはなるべく薄く摺着
させるようブラシで散らすように施されるのが好まし
い。このようにして、クラックはシーリング材により封
じられ、開口部表面はスタッコパターンをみだすことな
く面に対しほぼ平滑に均される。
そして、クラックに摺着させたシーリング材1の露出
した表面部分に対し、シーリング材の乾燥前にスタッコ
粉2が付着される。スタッコ粉2を付着させるには、ハ
ケなどを用いて一様にして、ほぼ平滑に付着させる。こ
のとき用いられるスタッコ粉は、スタッコパターンに使
用されている材料と同質のものでよく、例えば、合成樹
脂系、珪砂質系、セメント系などがあるが、通常セメン
ト系スタッコ粉でよい。
この段階で、シーリング材は完全に被覆された状態と
なっているので、次に、付着されたスタッコ粉2の表面
から着色料3が塗布されて仕上げられる。着色料3は、
補修する壁面に使用されているトップコート13に準ずる
ものでよいが、壁面の変色具合等によって、調色された
うえで使用される。この着色料の塗布にあっては、噴霧
機、霧吹きなどを使用して、または、簡易的にハケ塗に
より施される。
以上述べた補修方法においては、クラックに注入され
たシーリング材は、ブラシ等により、さらにクラックの
内部および開口周縁部にしっかりと摺着されるうえ、該
シーリング材に弾性系シーリング材が用いられているの
で、補修後の歪等に対し追従する。そして、クラックの
開口部において、シーリング材の乾燥前にスタッコ粉が
付着されるので、特に他の接着剤等の結合材を用いなく
とも、容易にスタッコ粉がシーリング材に捕着される。
また、シーリング材の表面に付着されるスタッコ粉は、
壁面に使用されているスタッコパターンの材料に類似す
るものであり、着色料も容易に固着され、仕上り後の外
観も極めて良好なものとなる。
尚、モルタル壁に発生したクラックの開口幅が約0.3m
mより小さな、所謂ヘアークラックの補修においては、
壁面仕上に用いられているトップコートの原液をハケを
用いて摺込むか、もしくは、経年変化により変色を来し
ている場合などは、セメントスタッコ粉をヘアークラッ
ク面を加湿したうえでハケで摺込むことにより、容易に
補修され得るものである。
〔発明の効果〕
本発明の補修方法は、以上説明したように構成される
ので、以下のような効果を奏する。
壁面全体の吹替補修とは異なり、発生したクラック部
分のみの補修であって、従来のシーリング材のみの補修
と比較しても簡便な施工であり、低廉に実施できる。し
かも、弾性系シーリング材をクラックに確実に摺着させ
るので、クラックの封じ・再発防止効果が高い。また、
シーリング材の乾燥前にスタッコ粉を付着させるので、
容易にシーリング材を被覆できる。そして、シーリング
材表面、および、それに付着させるスタッコ粉を均した
状態でスタッコ粉上に着色して仕上げるので、吹替補修
と同様に、補修の痕跡をほとんど残さず外観上極めて好
ましい。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明のクラック補修方法による補修
状態を示す断面図、第3図は弾性系シーリング材とスタ
ッコ粉および着色料により形成される補修部分を示す要
部断面図、第4図は従来の補修状態を示す断面図であ
る。 1……弾性系シーリング材、2……スタッコ粉、 3……着色料、11……モルタル下地、 12……スタッコパターン、 13……トップコート、A……クラック。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クラックに治従して弾性系シーリング材を
    注入し、クラックの内部および開口周縁部に摺着させた
    後、前記弾性系シーリング材の乾燥前にスタッコ粉を付
    着させて該シーリング材を被覆し、次いで着色料を塗布
    することを特徴とするモルタル壁のクラック補修方法。
JP23800189A 1989-09-13 1989-09-13 モルタル壁のクラック補修方法 Expired - Lifetime JPH086465B2 (ja)

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BE1010669A3 (nl) * 1996-10-08 1998-11-03 Baeken Harry Werkwijze voor het opvullen van minstens een leemte in een constructie uit bouwelementen.
JP6930000B1 (ja) * 2020-08-06 2021-09-01 東急建設株式会社 コンクリート補修方法
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