JPH0864856A - 光電変換装置 - Google Patents
光電変換装置Info
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- JPH0864856A JPH0864856A JP6196647A JP19664794A JPH0864856A JP H0864856 A JPH0864856 A JP H0864856A JP 6196647 A JP6196647 A JP 6196647A JP 19664794 A JP19664794 A JP 19664794A JP H0864856 A JPH0864856 A JP H0864856A
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- photoelectric conversion
- electrode
- electrode layer
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 注入阻止層を設けることなくSN比を高く
し、低コストを図る。 【構成】 第一の電極層2、第一導電型のキャリアおよ
び該第一導電型と異なる第二導電型のキャリアの通過を
阻止する第一の絶縁層70、光電変換半導体層4、前記
第一導電型のキャリアおよび前記第二導電型のキャリア
の通過を阻止する第二の絶縁層71、および第二の電極
層6を積層構成してなる。
し、低コストを図る。 【構成】 第一の電極層2、第一導電型のキャリアおよ
び該第一導電型と異なる第二導電型のキャリアの通過を
阻止する第一の絶縁層70、光電変換半導体層4、前記
第一導電型のキャリアおよび前記第二導電型のキャリア
の通過を阻止する第二の絶縁層71、および第二の電極
層6を積層構成してなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光電変換装置に係わり、
特に大面積プロセスを用いて形成する光電変換装置、た
とえばファクシミリ、デジタルコピーあるいはX線撮像
装置等の等倍読み取りを行う一次元もしくは二次元の光
電変換装置に好適に用いられる光電変換装置に関する。
特に大面積プロセスを用いて形成する光電変換装置、た
とえばファクシミリ、デジタルコピーあるいはX線撮像
装置等の等倍読み取りを行う一次元もしくは二次元の光
電変換装置に好適に用いられる光電変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ、デジタルコピーあ
るいはX線撮像装置等の読み取り系としては縮小光学系
とCCD型センサとを用いた読み取り系が用いられてい
たが、近年、水素化アモルファスシリコン(以下、a−
Siと記す)に代表される光電変換半導体材料の開発に
より、光電変換部及び信号処理部を大面積の基板に形成
し、情報源と等倍の光学系で読み取るいわゆる密着型セ
ンサの開発がめざましい。特にa−Siは光電変換材料
としてだけでなく、電界効果型トランジスタ(以下TF
Tと記す)としても用いることができるので光電変換半
導体層とTFTの半導体層とを同時に形成することがで
きる利点を有している。
るいはX線撮像装置等の読み取り系としては縮小光学系
とCCD型センサとを用いた読み取り系が用いられてい
たが、近年、水素化アモルファスシリコン(以下、a−
Siと記す)に代表される光電変換半導体材料の開発に
より、光電変換部及び信号処理部を大面積の基板に形成
し、情報源と等倍の光学系で読み取るいわゆる密着型セ
ンサの開発がめざましい。特にa−Siは光電変換材料
としてだけでなく、電界効果型トランジスタ(以下TF
Tと記す)としても用いることができるので光電変換半
導体層とTFTの半導体層とを同時に形成することがで
きる利点を有している。
【0003】図8(a)〜(c)は従来の光センサの構
成を示す図であり、図8(a),(b)は二種類の光セ
ンサの層構成を示し、図8(c)は共通した代表的な駆
動方法を示している。図8(a),(b)は共にフォト
・ダイオード型の光センサであり、図8(a)はPIN
型、図8(b)はショットキー型と称されている。図8
(a),(b)中1は絶縁基板、2は下部電極層、3は
p型半導体層(以下p層と記す)、4は真性半導体層
(以下i層と記す)、5はn型半導体層(以下n層と記
す)、6は透明電極層である。図8(b)のショットキ
ー型では下部電極層2の材料を適当に選び、下部電極層
2からi層4に電子が注入されないようショットキーバ
リア層が形成されている。図8(c)において、10は
上記光センサを記号化して表わした光センサを示し、1
1は電源、12は電流アンプ等の検出部を示している。
光センサ10中Cで示された方向は図8(a),(b)
中の透明電極層6側、Aで示された方向が下部電極層2
側であり電源11はA側に対しC側に正の電圧が加わる
ように設定されている。ここで動作を簡単に説明する。
図8(a),(b)に示されるように、矢印で示された
方向から光が入射され、i層4に達すると、光は吸収さ
れ電子とホールとが発生する。i層4には電源11によ
り電界が印加されているため電子はC側、つまりn層5
を通過して透明電極層6に移動し、ホールはA側、つま
り下部電極層2に移動する。よって光センサ10に光電
流が流れたことになる。また、光が入射しない場合i層
4で電子もホールも発生せず、また、透明電極層6内の
ホールはn層5がホールの注入阻止層として働き、下部
電極層2内の電子は図8(a)のPIN型ではp層3
が、図8(b)のショットキー型ではショットキーバリ
ア層が、電子の注入阻止層として働き、電子、ホール共
に移動できず、電流は流れない。したがって光の入射の
有無で電流が変化し、これを図8(c)の検出部12で
検出すれば光センサとして動作する。
成を示す図であり、図8(a),(b)は二種類の光セ
ンサの層構成を示し、図8(c)は共通した代表的な駆
動方法を示している。図8(a),(b)は共にフォト
・ダイオード型の光センサであり、図8(a)はPIN
型、図8(b)はショットキー型と称されている。図8
(a),(b)中1は絶縁基板、2は下部電極層、3は
p型半導体層(以下p層と記す)、4は真性半導体層
(以下i層と記す)、5はn型半導体層(以下n層と記
す)、6は透明電極層である。図8(b)のショットキ
ー型では下部電極層2の材料を適当に選び、下部電極層
2からi層4に電子が注入されないようショットキーバ
リア層が形成されている。図8(c)において、10は
上記光センサを記号化して表わした光センサを示し、1
1は電源、12は電流アンプ等の検出部を示している。
光センサ10中Cで示された方向は図8(a),(b)
中の透明電極層6側、Aで示された方向が下部電極層2
側であり電源11はA側に対しC側に正の電圧が加わる
ように設定されている。ここで動作を簡単に説明する。
図8(a),(b)に示されるように、矢印で示された
方向から光が入射され、i層4に達すると、光は吸収さ
れ電子とホールとが発生する。i層4には電源11によ
り電界が印加されているため電子はC側、つまりn層5
を通過して透明電極層6に移動し、ホールはA側、つま
り下部電極層2に移動する。よって光センサ10に光電
流が流れたことになる。また、光が入射しない場合i層
4で電子もホールも発生せず、また、透明電極層6内の
ホールはn層5がホールの注入阻止層として働き、下部
電極層2内の電子は図8(a)のPIN型ではp層3
が、図8(b)のショットキー型ではショットキーバリ
ア層が、電子の注入阻止層として働き、電子、ホール共
に移動できず、電流は流れない。したがって光の入射の
有無で電流が変化し、これを図8(c)の検出部12で
検出すれば光センサとして動作する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の光センサでSN比が高く、低コストの光電変換装置を
生産するのは困難であった。以下その理由について説明
する。
の光センサでSN比が高く、低コストの光電変換装置を
生産するのは困難であった。以下その理由について説明
する。
【0005】第一の理由は、図8(a)のPIN型、図
8(b)のショットキー型は共に2カ所に注入阻止層が
必要なところにある。図8(a)のPIN型において注
入阻止層であるn層5は電子を透明電極層6に導くと同
時にホールがi層4に注入するのを阻止する特性が必要
である。どちらかの特性を逸すれば光電流が低下した
り、光が入射しない時の電流(以下暗電流と記す)が発
生、増加することになりSN比の低下の原因になる。こ
の暗電流はそれ自身がノイズと考えられると同時にショ
ットノイズと呼ばれるゆらぎ、いわゆる量子ノイズを含
んでおりたとえ検出部12で暗電流を差し引く処理をし
ても、暗電流に伴う量子ノイズを小さくすることはでき
ない。通常この特性を向上させるためi層4やn層5の
成膜の条件や、作成後のアニールの条件の最適化を図る
必要がある。しかし、もう一つの注入阻止層であるp層
3についても電子、ホールが逆ではあるが同等の特性が
必要であり、同様に各条件の最適化が必要である。通
常、前者n層の最適化と後者p層の最適化の条件は同一
でなく、両者の条件を同時に満足させるのは困難であ
る。つまり、同一光センサ内に二カ所の注入阻止層が必
要なことは高SN比の光センサの形成を困難にする。こ
れは図8(b)のショットキー型においても同様であ
る。また図8(b)のショットキー型においては片方の
注入阻止層にショットキーバリア層を用いているが、こ
れは下部電極層2とi層4の仕事関数の差を利用するも
ので、下部電極層2の材料が限定されたり、界面の局在
準位の影響が特性に大きく影響し、条件を満足させるの
はさらに困難である。また、さらにショットキーバリア
層の特性を向上させるために、下部電極層2とi層4と
の間に100オングストローム前後の薄いシリコンや金
属の酸化膜、窒化膜を形成することも報告されている
が、これはトンネル効果を利用し、ホールを下部電極層
2に導き、電子のi層4への注入を阻止する効果を向上
させるもので、やはり仕事関数の差を利用しているため
下部電極層2の材料の限定は必要であるし、電子の注入
の阻止とトンネル効果によるホールの移動という逆の性
質を利用するため酸化膜や窒化膜は100オングストロ
ーム前後と非常に薄いところに限定され、かつ、厚さや
膜質の制御は難しく生産性を低下させられる。
8(b)のショットキー型は共に2カ所に注入阻止層が
必要なところにある。図8(a)のPIN型において注
入阻止層であるn層5は電子を透明電極層6に導くと同
時にホールがi層4に注入するのを阻止する特性が必要
である。どちらかの特性を逸すれば光電流が低下した
り、光が入射しない時の電流(以下暗電流と記す)が発
生、増加することになりSN比の低下の原因になる。こ
の暗電流はそれ自身がノイズと考えられると同時にショ
ットノイズと呼ばれるゆらぎ、いわゆる量子ノイズを含
んでおりたとえ検出部12で暗電流を差し引く処理をし
ても、暗電流に伴う量子ノイズを小さくすることはでき
ない。通常この特性を向上させるためi層4やn層5の
成膜の条件や、作成後のアニールの条件の最適化を図る
必要がある。しかし、もう一つの注入阻止層であるp層
3についても電子、ホールが逆ではあるが同等の特性が
必要であり、同様に各条件の最適化が必要である。通
常、前者n層の最適化と後者p層の最適化の条件は同一
でなく、両者の条件を同時に満足させるのは困難であ
る。つまり、同一光センサ内に二カ所の注入阻止層が必
要なことは高SN比の光センサの形成を困難にする。こ
れは図8(b)のショットキー型においても同様であ
る。また図8(b)のショットキー型においては片方の
注入阻止層にショットキーバリア層を用いているが、こ
れは下部電極層2とi層4の仕事関数の差を利用するも
ので、下部電極層2の材料が限定されたり、界面の局在
準位の影響が特性に大きく影響し、条件を満足させるの
はさらに困難である。また、さらにショットキーバリア
層の特性を向上させるために、下部電極層2とi層4と
の間に100オングストローム前後の薄いシリコンや金
属の酸化膜、窒化膜を形成することも報告されている
が、これはトンネル効果を利用し、ホールを下部電極層
2に導き、電子のi層4への注入を阻止する効果を向上
させるもので、やはり仕事関数の差を利用しているため
下部電極層2の材料の限定は必要であるし、電子の注入
の阻止とトンネル効果によるホールの移動という逆の性
質を利用するため酸化膜や窒化膜は100オングストロ
ーム前後と非常に薄いところに限定され、かつ、厚さや
膜質の制御は難しく生産性を低下させられる。
【0006】また、注入阻止層が2カ所必要なことは生
産性を低下させコストもアップする。これは注入阻止層
が特性上重要なため2カ所中1カ所でもゴミ等で欠陥が
生じた場合、光センサとしての特性が得られないからで
ある。
産性を低下させコストもアップする。これは注入阻止層
が特性上重要なため2カ所中1カ所でもゴミ等で欠陥が
生じた場合、光センサとしての特性が得られないからで
ある。
【0007】第二の理由を図9を用いて説明する。図9
は薄膜の半導体層で形成した電界効果型トランジスタ
(TFT)の層構成を示している。TFTは光電変換装
置を形成するうえで制御部の一部として利用することが
ある。図中図8と同一なものは同番号で示してある。図
9において、7はゲート絶縁膜であり、60は上部電極
層である。形成法を順を追って説明する。絶縁基板1上
にゲート電極(G)として働く下部電極層2、ゲート絶
縁膜7、i層4、n層5、ソース、ドレイン電極(S、
D)として働く上部電極層60を順次成膜し、上部電極
層60をエッチングしてソース、ドレイン電極を形成
し、その後n層5をエッチングしてチャネル部を構成し
ている。
は薄膜の半導体層で形成した電界効果型トランジスタ
(TFT)の層構成を示している。TFTは光電変換装
置を形成するうえで制御部の一部として利用することが
ある。図中図8と同一なものは同番号で示してある。図
9において、7はゲート絶縁膜であり、60は上部電極
層である。形成法を順を追って説明する。絶縁基板1上
にゲート電極(G)として働く下部電極層2、ゲート絶
縁膜7、i層4、n層5、ソース、ドレイン電極(S、
D)として働く上部電極層60を順次成膜し、上部電極
層60をエッチングしてソース、ドレイン電極を形成
し、その後n層5をエッチングしてチャネル部を構成し
ている。
【0008】このTFTは、ゲート電極として働く下部
電極層2の電位を制御することにより、上部電極層60
からなるソース、ドレイン電極間をON,OFFさせる
スイッチの動作を可能としているが、このTFTの特性
は、ゲート絶縁膜7とi層4との界面の状態に大きく影
響される。例えば、前述の界面に不純物が多く存在する
と、TFTをONまたはOFFさせるしきい値電圧が設
計値と大きくずれたり、TFTがONの時における抵抗
値が高くなったり、また、TFTがOFFの時の抵抗値
が低くなったりし、TFTの動作特性が良好に得られな
い。
電極層2の電位を制御することにより、上部電極層60
からなるソース、ドレイン電極間をON,OFFさせる
スイッチの動作を可能としているが、このTFTの特性
は、ゲート絶縁膜7とi層4との界面の状態に大きく影
響される。例えば、前述の界面に不純物が多く存在する
と、TFTをONまたはOFFさせるしきい値電圧が設
計値と大きくずれたり、TFTがONの時における抵抗
値が高くなったり、また、TFTがOFFの時の抵抗値
が低くなったりし、TFTの動作特性が良好に得られな
い。
【0009】また、初期に所望のTFT特性が得られて
もTFTがON,OFFの動作を繰り返す間に前述のし
きい値電圧が大きく変化し、動作不良を引き起こすとい
う問題も生じる。
もTFTがON,OFFの動作を繰り返す間に前述のし
きい値電圧が大きく変化し、動作不良を引き起こすとい
う問題も生じる。
【0010】通常、良好なTFTの動作特性を得る、す
なわちゲート絶縁膜7とi層4との界面を良好に形成す
るには、このTFTのゲート絶縁膜7とi層4を同一真
空内で連続して形成するのが好ましい。
なわちゲート絶縁膜7とi層4との界面を良好に形成す
るには、このTFTのゲート絶縁膜7とi層4を同一真
空内で連続して形成するのが好ましい。
【0011】しかしながら、従来の光センサをこのTF
Tと同一基板上に形成する場合この層構成が問題となり
コストアップや特性の低下を招く。この理由は図8で示
した従来の光センサの下部電極層からi層間の構成が、
図8(a)のPIN型が電極層/p層/i層、図8
(b)のショットキー型が電極層/i層という構成であ
るのに対しTFTは電極層/絶縁膜/i層という構成で
両者が異なり、従来の光センサのi層を共用化し、TF
Tを形成するには、TFTのゲート絶縁膜7とi層4を
同一真空内で連続して形成することは不可能であり、光
センサの特性とTFTの動作特性の両方を良好に得るこ
とができない。これは、光センサとTFTの各素子を形
成するためのプロセスを各素子ごとに順次進める必要が
あり、プロセスの複雑化による歩留りの低下、コストア
ップを招く。
Tと同一基板上に形成する場合この層構成が問題となり
コストアップや特性の低下を招く。この理由は図8で示
した従来の光センサの下部電極層からi層間の構成が、
図8(a)のPIN型が電極層/p層/i層、図8
(b)のショットキー型が電極層/i層という構成であ
るのに対しTFTは電極層/絶縁膜/i層という構成で
両者が異なり、従来の光センサのi層を共用化し、TF
Tを形成するには、TFTのゲート絶縁膜7とi層4を
同一真空内で連続して形成することは不可能であり、光
センサの特性とTFTの動作特性の両方を良好に得るこ
とができない。これは、光センサとTFTの各素子を形
成するためのプロセスを各素子ごとに順次進める必要が
あり、プロセスの複雑化による歩留りの低下、コストア
ップを招く。
【0012】また、前述した図8(b)のショットキー
型の特性を改善するため下部電極層2とi層4の間に酸
化膜や窒化膜を形成したものは膜構成の順は同一である
が先に述べたように酸化膜や窒化膜は100オングスト
ローム前後である必要がありゲート絶縁膜と共用し、光
センサとTFTの両方の特性を良好に得るのは困難であ
る。図10にゲート絶縁膜とTFTの歩留まりについ
て、我々が実験した結果を示す。ゲート絶縁膜厚が10
00オングストローム以下で歩留まりは急激に低下し、
800オングストロームで歩留まりは約30%、500
オングストロームで歩留まりは0%、250オングスト
ロームではTFTの動作すら確認できなかった。これは
トンネル効果を利用した光センサの酸化膜や窒化膜と電
子、ホールを絶縁しなければならないTFTのゲート絶
縁膜を共用化は困難であることは明らかでありこれをデ
ータが示している。
型の特性を改善するため下部電極層2とi層4の間に酸
化膜や窒化膜を形成したものは膜構成の順は同一である
が先に述べたように酸化膜や窒化膜は100オングスト
ローム前後である必要がありゲート絶縁膜と共用し、光
センサとTFTの両方の特性を良好に得るのは困難であ
る。図10にゲート絶縁膜とTFTの歩留まりについ
て、我々が実験した結果を示す。ゲート絶縁膜厚が10
00オングストローム以下で歩留まりは急激に低下し、
800オングストロームで歩留まりは約30%、500
オングストロームで歩留まりは0%、250オングスト
ロームではTFTの動作すら確認できなかった。これは
トンネル効果を利用した光センサの酸化膜や窒化膜と電
子、ホールを絶縁しなければならないTFTのゲート絶
縁膜を共用化は困難であることは明らかでありこれをデ
ータが示している。
【0013】このように光電変換装置を構成するうえで
重要な素子であるTFTとプロセス的にまたは特性的に
マッチングが良くないことはシステム全体を構成するう
えで問題になり、低コストで高性能多機能な装置を作る
うえで重大な問題になっていた。
重要な素子であるTFTとプロセス的にまたは特性的に
マッチングが良くないことはシステム全体を構成するう
えで問題になり、低コストで高性能多機能な装置を作る
うえで重大な問題になっていた。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の光電変換装置
は、第一の電極層、第一導電型のキャリアおよび該第一
導電型と異なる第二導電型のキャリアの通過を阻止する
第一の絶縁層、光電変換半導体層、前記第一導電型のキ
ャリアおよび前記第二導電型のキャリアの通過を阻止す
る第二の絶縁層、および第二の電極層を積層構成してな
る光電変換装置である。
は、第一の電極層、第一導電型のキャリアおよび該第一
導電型と異なる第二導電型のキャリアの通過を阻止する
第一の絶縁層、光電変換半導体層、前記第一導電型のキ
ャリアおよび前記第二導電型のキャリアの通過を阻止す
る第二の絶縁層、および第二の電極層を積層構成してな
る光電変換装置である。
【0015】
【作用】本発明は、光電変換装置内に注入阻止層を設け
ることなく光の入射量を検出することができ、SN比が
高く低コストの光電変換装置を提供するものである。
ることなく光の入射量を検出することができ、SN比が
高く低コストの光電変換装置を提供するものである。
【0016】また、光電変換装置とTFT等のスイッチ
素子とを同一基板上に、簡易なプロセスで同時に形成す
ることも可能で、設計の自由度の向上、プロセスの簡易
化により低コストで多機能をもった応用製品に展開が可
能である。
素子とを同一基板上に、簡易なプロセスで同時に形成す
ることも可能で、設計の自由度の向上、プロセスの簡易
化により低コストで多機能をもった応用製品に展開が可
能である。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。 〔実施例1〕図1(a)および(b)は、それぞれ、本
発明の第一の実施例に係る光電変換装置の光電変換部の
層構成図、および全体回路図である。これら図において
図8と同様の各部については対応箇所に同一符号を付し
てある。図1(a)において、1はガラス等の絶縁基
板、2はAlやCr等で形成される下部電極層である。
70および71は電子、ホール共に通過を阻止する窒化
シリコン等のそれぞれ下部および上部絶縁層であり、そ
の厚さはトンネル効果により電子、ホールが移動できな
いほどの厚さである500オングストローム以上に設定
される。4はa−Siのi層等の光電変換半導体層、6
はITO等で形成される透明電極層である。図1(b)
において100は図1(a)で示した光電変換部を記号
化したものでUが上部電極層である透明電極層6側、B
が下部電極層2側の電極を示している。120は検出
部、110は電源部であり、電源部110はU電極に正
の電位を与える正電源111、B電極と同じ電位である
GND電位を与えるための結線112、両者を切り換え
るスイッチ113で構成される。スイッチ113はリフ
レッシュモードではrefresh側、光電変換モード
ではread側に接続されるよう制御されている。以
下、図1,図2により本実施例の動作を説明する。
に説明する。 〔実施例1〕図1(a)および(b)は、それぞれ、本
発明の第一の実施例に係る光電変換装置の光電変換部の
層構成図、および全体回路図である。これら図において
図8と同様の各部については対応箇所に同一符号を付し
てある。図1(a)において、1はガラス等の絶縁基
板、2はAlやCr等で形成される下部電極層である。
70および71は電子、ホール共に通過を阻止する窒化
シリコン等のそれぞれ下部および上部絶縁層であり、そ
の厚さはトンネル効果により電子、ホールが移動できな
いほどの厚さである500オングストローム以上に設定
される。4はa−Siのi層等の光電変換半導体層、6
はITO等で形成される透明電極層である。図1(b)
において100は図1(a)で示した光電変換部を記号
化したものでUが上部電極層である透明電極層6側、B
が下部電極層2側の電極を示している。120は検出
部、110は電源部であり、電源部110はU電極に正
の電位を与える正電源111、B電極と同じ電位である
GND電位を与えるための結線112、両者を切り換え
るスイッチ113で構成される。スイッチ113はリフ
レッシュモードではrefresh側、光電変換モード
ではread側に接続されるよう制御されている。以
下、図1,図2により本実施例の動作を説明する。
【0018】図2(a),(b)はそれぞれ本実施例の
リフレッシュモードおよび光電変換モードの動作を示す
光電変換部のエネルギバンド図で、図1(a)の下部電
極層2から上部電極層6までの各層の厚さ方向の状態を
表している。リフレッシュモードの図2(a)において
U電極はB電極と同電位であるGND電位が与えられて
いるため、i層4と下部絶縁層70との界面にある黒丸
で示されたホールは拡散によりi層4全体に分散する。
同時にi層4と上部絶縁層71との界面にある白丸で示
された電子も同様にi層4全体に分散される。この状態
でホールと電子はi層4において再結合し、十分に長い
時間この状態が続けばi層4内のホールと電子は、消滅
してi層4内には熱によって励起される微少な電子とホ
ールのみとなる。この状態で光電変換モードの図2
(b)になるとU電極はB電極に対して正の電位が与え
られるためi層4中の微少な電子とホールは瞬時にそれ
ぞれU電極側とB電極側に導かれ、i層4と上部絶縁層
71との界面、i層4と下部絶縁層70との界面に達す
る。しかし、U電極とB電極のそれぞれに存在する電子
とホールは、それぞれ上部絶縁層71と下部絶縁層70
を通過することができないため、i層4に導かれること
はない。この状態でi層4内に光が入射すると、光は吸
収され電子・ホール対が発生する。この電子は電界によ
りi層内を移動し、上部絶縁層71との界面に導かれ、
同様にホールはi層4内を移動しi層4と下部絶縁層7
0の界面に達する。しかし、下部絶縁層70内には移動
できないため、i層4と下部絶縁層70との界面に留ま
ることになる。また、同様に電子は上部絶縁層71内に
は移動できないためi層4と下部絶縁層71との界面に
留まるため、素子内の電気的中性を保つため電流がB電
極から検出部120に流れる。この電流は光により発生
した電子・ホール対に対応するため、入射した光に比例
する。ある期間光電変換モードの図2(b)を保った
後、再びリフレッシュモードの図2(a)の状態になる
と、i層4に留まっていた電子とホールは前述のように
i層内に分散し、同時にこの電子とホールに対応した電
流が検出部120に流れる。このホールの量は光電変換
モード期間に入射した光の総量に対応し、検出部120
に流れる電流は光の総量に対応する。つまり、本実施例
においての光電変換部100はリアルタイムに入射する
光の量を出力すると同時に、ある期間に入射した光の総
量も出力することもできる。このことは本実施例の大き
な特徴といえる。検出部120は目的に応じてどちらか
一方、もしくは両方を検出すればよい。
リフレッシュモードおよび光電変換モードの動作を示す
光電変換部のエネルギバンド図で、図1(a)の下部電
極層2から上部電極層6までの各層の厚さ方向の状態を
表している。リフレッシュモードの図2(a)において
U電極はB電極と同電位であるGND電位が与えられて
いるため、i層4と下部絶縁層70との界面にある黒丸
で示されたホールは拡散によりi層4全体に分散する。
同時にi層4と上部絶縁層71との界面にある白丸で示
された電子も同様にi層4全体に分散される。この状態
でホールと電子はi層4において再結合し、十分に長い
時間この状態が続けばi層4内のホールと電子は、消滅
してi層4内には熱によって励起される微少な電子とホ
ールのみとなる。この状態で光電変換モードの図2
(b)になるとU電極はB電極に対して正の電位が与え
られるためi層4中の微少な電子とホールは瞬時にそれ
ぞれU電極側とB電極側に導かれ、i層4と上部絶縁層
71との界面、i層4と下部絶縁層70との界面に達す
る。しかし、U電極とB電極のそれぞれに存在する電子
とホールは、それぞれ上部絶縁層71と下部絶縁層70
を通過することができないため、i層4に導かれること
はない。この状態でi層4内に光が入射すると、光は吸
収され電子・ホール対が発生する。この電子は電界によ
りi層内を移動し、上部絶縁層71との界面に導かれ、
同様にホールはi層4内を移動しi層4と下部絶縁層7
0の界面に達する。しかし、下部絶縁層70内には移動
できないため、i層4と下部絶縁層70との界面に留ま
ることになる。また、同様に電子は上部絶縁層71内に
は移動できないためi層4と下部絶縁層71との界面に
留まるため、素子内の電気的中性を保つため電流がB電
極から検出部120に流れる。この電流は光により発生
した電子・ホール対に対応するため、入射した光に比例
する。ある期間光電変換モードの図2(b)を保った
後、再びリフレッシュモードの図2(a)の状態になる
と、i層4に留まっていた電子とホールは前述のように
i層内に分散し、同時にこの電子とホールに対応した電
流が検出部120に流れる。このホールの量は光電変換
モード期間に入射した光の総量に対応し、検出部120
に流れる電流は光の総量に対応する。つまり、本実施例
においての光電変換部100はリアルタイムに入射する
光の量を出力すると同時に、ある期間に入射した光の総
量も出力することもできる。このことは本実施例の大き
な特徴といえる。検出部120は目的に応じてどちらか
一方、もしくは両方を検出すればよい。
【0019】ここで図1,図2および図3を用いて本実
施例の検出部120の動作について説明する。図3は図
1の光電変換装置における動作のタイミングチャートで
ある。図中VUBは光電変換部100のB電極に対するU
電極の電位であり、Pは光の入射の状態を示し、ONで
光が入射の状態、OFFで光の入射がない、つまりダー
ク状態を示している。Isは検出部120に流れ込む電
流を示し、横軸方向は時間の経過を示す。始めにスイッ
チ113がrefresh方向に接続されるとリフレッ
シュモードに入りVUBはGND電位である0Vとなり図
2(a)のようにi層4内に電子とホールが拡散すると
同時に再結合されるため、電荷の動きにともない検出部
120には図3Eで示される負の突入電流Eが流れる。
その後リフレッシュモードは終了しスイッチ113がr
ead方向に接続されると光電変換部内の等価容量を充
電する正の突入電流E′が流れ光電変換モードにはい
る。この時光が入射されているとAで示される光電流A
が流れる。もし同様な動作でダーク状態であればA′で
示されるように電流は流れない。よって光電流Aを直
接、もしくは一定の期間光電流Aを積分すれば光の入射
を検出できる。また、Aの状態からスイッチ113がr
efresh方向に接続されると突入電流Bが流れる。
これは直前の光電変換モード期間における光の入射の総
量に反映された量になり、この突入電流Bを積分もしく
は積分相当の値を得れば光の入射を検出できる。直前の
光電変換モードで光が入射していなければ突入電流は
B′のように小さくなり、その差を検出すれば光の入射
を検出できる。また前述の突入電流EやE′はおよそ突
入電流B′と等しいため、突入電流Bからこれを差し引
いてもよい。
施例の検出部120の動作について説明する。図3は図
1の光電変換装置における動作のタイミングチャートで
ある。図中VUBは光電変換部100のB電極に対するU
電極の電位であり、Pは光の入射の状態を示し、ONで
光が入射の状態、OFFで光の入射がない、つまりダー
ク状態を示している。Isは検出部120に流れ込む電
流を示し、横軸方向は時間の経過を示す。始めにスイッ
チ113がrefresh方向に接続されるとリフレッ
シュモードに入りVUBはGND電位である0Vとなり図
2(a)のようにi層4内に電子とホールが拡散すると
同時に再結合されるため、電荷の動きにともない検出部
120には図3Eで示される負の突入電流Eが流れる。
その後リフレッシュモードは終了しスイッチ113がr
ead方向に接続されると光電変換部内の等価容量を充
電する正の突入電流E′が流れ光電変換モードにはい
る。この時光が入射されているとAで示される光電流A
が流れる。もし同様な動作でダーク状態であればA′で
示されるように電流は流れない。よって光電流Aを直
接、もしくは一定の期間光電流Aを積分すれば光の入射
を検出できる。また、Aの状態からスイッチ113がr
efresh方向に接続されると突入電流Bが流れる。
これは直前の光電変換モード期間における光の入射の総
量に反映された量になり、この突入電流Bを積分もしく
は積分相当の値を得れば光の入射を検出できる。直前の
光電変換モードで光が入射していなければ突入電流は
B′のように小さくなり、その差を検出すれば光の入射
を検出できる。また前述の突入電流EやE′はおよそ突
入電流B′と等しいため、突入電流Bからこれを差し引
いてもよい。
【0020】また、さらに同じ光電変換モード期間であ
っても光の入射の状態が変化すれば、C,C′のように
Isは変化する。これを検出しても光の入射状態を検出
できる。つまり、必ずしも検出機会ごとに毎回リフレッ
シュモードにする必要はないことを示している。
っても光の入射の状態が変化すれば、C,C′のように
Isは変化する。これを検出しても光の入射状態を検出
できる。つまり、必ずしも検出機会ごとに毎回リフレッ
シュモードにする必要はないことを示している。
【0021】しかしながら、何らかの理由により光電変
換モードの期間が長くなったり、入射する光の照度が強
い場合、Dのように光の入射があるにもかかわらず電流
が流れないことがある。これは図2(c)のように、i
層4内に電子およびホールが多数留まり、この電子およ
びホールのためi層4内の電界が小さくなり、発生した
電子がi層4と上部絶縁層71との界面に導かれなくな
りi層4内のホールと再結合してしまうからである。こ
の状態で光の入射の状態が変化すると、電流が不安定に
流れることもあるが、再びリフレッシュモードにすれば
i層4内の電子とホールは消滅し、次の光電変換モード
ではA″のようにAと等しい電流が得られ、これは本実
施例の特徴でもある。
換モードの期間が長くなったり、入射する光の照度が強
い場合、Dのように光の入射があるにもかかわらず電流
が流れないことがある。これは図2(c)のように、i
層4内に電子およびホールが多数留まり、この電子およ
びホールのためi層4内の電界が小さくなり、発生した
電子がi層4と上部絶縁層71との界面に導かれなくな
りi層4内のホールと再結合してしまうからである。こ
の状態で光の入射の状態が変化すると、電流が不安定に
流れることもあるが、再びリフレッシュモードにすれば
i層4内の電子とホールは消滅し、次の光電変換モード
ではA″のようにAと等しい電流が得られ、これは本実
施例の特徴でもある。
【0022】以上の説明において、入射光は一定で説明
したが、入射光の強弱によりA,B,Cの電流は共に連
続で変化し、入射光の有無の検出に限らず、強弱につい
ても定量的に検出できることは言うまでもない。
したが、入射光の強弱によりA,B,Cの電流は共に連
続で変化し、入射光の有無の検出に限らず、強弱につい
ても定量的に検出できることは言うまでもない。
【0023】また、前述の説明において、リフレッシュ
モードでi層4内の電子とホールを消滅させる場合、全
ての電子とホールを消滅させるのが理想であるが、一部
の電子とホールを消滅させるだけでも効果はあり、光電
流であるAもしくはCにおいて全てを消滅させた場合と
値は変わらず、問題はない。また、常に一定量が残るよ
うに消滅させれば、Bの電流によっても光の量を定量的
に検出することができる。つまり、次の光電変換モード
での検出機会において電流値がDの状態、すなわち図2
(c)の状態になっていなければよく、リフレッシュモ
ードでのVUBの電圧、リフレッシュモードの期間を決め
ればよい。また、さらにリフレッシュモードにおいて、
VUBの電圧は0Vに限定されるものでもない。電子とホ
ールが多数i層4に留まっている場合には例えVUBが正
の電圧であってもi層内の電界はホールをU電極側また
電子をB電極側に導く方向に加わり、電子およびホール
はi層4内に分散し、消滅させることができる。また、
VUBを負電圧に適宜設定することにより、電子とホール
のi層4内への分散を促す方向に電界が加わり、電子と
ホールの消滅速度を速くすることもできる。
モードでi層4内の電子とホールを消滅させる場合、全
ての電子とホールを消滅させるのが理想であるが、一部
の電子とホールを消滅させるだけでも効果はあり、光電
流であるAもしくはCにおいて全てを消滅させた場合と
値は変わらず、問題はない。また、常に一定量が残るよ
うに消滅させれば、Bの電流によっても光の量を定量的
に検出することができる。つまり、次の光電変換モード
での検出機会において電流値がDの状態、すなわち図2
(c)の状態になっていなければよく、リフレッシュモ
ードでのVUBの電圧、リフレッシュモードの期間を決め
ればよい。また、さらにリフレッシュモードにおいて、
VUBの電圧は0Vに限定されるものでもない。電子とホ
ールが多数i層4に留まっている場合には例えVUBが正
の電圧であってもi層内の電界はホールをU電極側また
電子をB電極側に導く方向に加わり、電子およびホール
はi層4内に分散し、消滅させることができる。また、
VUBを負電圧に適宜設定することにより、電子とホール
のi層4内への分散を促す方向に電界が加わり、電子と
ホールの消滅速度を速くすることもできる。
【0024】図7(a)及び図7(b)は、リフレッシ
ュモードにおけるVUBの電圧が正の電圧の場合及び負の
電圧の場合、それぞれについての動作を示す光電変換部
のエネルギーバンド図であり、U電極及びB電極にかか
る電位関係を除き図2と同様である。
ュモードにおけるVUBの電圧が正の電圧の場合及び負の
電圧の場合、それぞれについての動作を示す光電変換部
のエネルギーバンド図であり、U電極及びB電極にかか
る電位関係を除き図2と同様である。
【0025】図2(c)で示した様に、光電変換モード
において、i層4内に電子及びホールが多数留まり、i
層4内の電界が小さく光の入射があるにもかかわらず電
流が流れない状態で、図7(a)の様にVUBの電圧を光
電変換モードの時よりも小さくする、即ちVUBの電圧が
正の場合のリフレッシュモードにおいて、例えVUBの電
圧が0Vにならなくとも、それぞれの界面に留まったi
層4内の電子とホールは図7(a)中図示のA部の電子
及びB部のホールを除き、i層4の中央側へ移動する。
更にi層4の中央付近では電子とホールの再結合が行わ
れ、十分に長い時間この状態が続けばi層4内の電子と
ホールはA部の電子及びB部のホールを除き再結合によ
って消滅する。この状態でVUBの電圧を大きく、即ち、
図2(b)のように光電変換モードにすれば、光の入射
に応じた光電流を検出することができることは明らかで
ある。この場合、リフレッシュモード及び光電変換モー
ドにおいて、U電極側の上部絶縁層71とi層4との界
面である図7(a)中図示のA部には電子が常に留ま
り、又同様にB電極側の下部絶縁層70とi層4との界
面である図7(a)中図示のB部にはホールが常に留ま
っている。このことは、リフレッシュモードと光電変換
モードの切り換えにおける遅い過渡応答の原因となる界
面準位の状態変化による悪影響が見られず、光応答の速
い光電変換装置が実現できる効果がある。
において、i層4内に電子及びホールが多数留まり、i
層4内の電界が小さく光の入射があるにもかかわらず電
流が流れない状態で、図7(a)の様にVUBの電圧を光
電変換モードの時よりも小さくする、即ちVUBの電圧が
正の場合のリフレッシュモードにおいて、例えVUBの電
圧が0Vにならなくとも、それぞれの界面に留まったi
層4内の電子とホールは図7(a)中図示のA部の電子
及びB部のホールを除き、i層4の中央側へ移動する。
更にi層4の中央付近では電子とホールの再結合が行わ
れ、十分に長い時間この状態が続けばi層4内の電子と
ホールはA部の電子及びB部のホールを除き再結合によ
って消滅する。この状態でVUBの電圧を大きく、即ち、
図2(b)のように光電変換モードにすれば、光の入射
に応じた光電流を検出することができることは明らかで
ある。この場合、リフレッシュモード及び光電変換モー
ドにおいて、U電極側の上部絶縁層71とi層4との界
面である図7(a)中図示のA部には電子が常に留ま
り、又同様にB電極側の下部絶縁層70とi層4との界
面である図7(a)中図示のB部にはホールが常に留ま
っている。このことは、リフレッシュモードと光電変換
モードの切り換えにおける遅い過渡応答の原因となる界
面準位の状態変化による悪影響が見られず、光応答の速
い光電変換装置が実現できる効果がある。
【0026】また、図7(b)の様にリフレッシュモー
ドにおいて、VUBの電圧を負の電圧となる様に電圧を印
加すると、図7(b)中図示の太矢印A´の示す方向に
ホールと電子がそれぞれ移動する方向に電界がi層4内
に加わり、電子とホールはより速くi層4全体に分散
し、i層4においてホールと電子を再結合(図7(b)
中のB´)させ消滅させることができる。この場合、i
層4内でのホールと電子の移動は熱拡散のみならず電界
によって積極的に行われている為、速く移動し、ホール
と電子の消滅を速くすることができ、リフレッシュモー
ドの時間を短縮できる効果がある。
ドにおいて、VUBの電圧を負の電圧となる様に電圧を印
加すると、図7(b)中図示の太矢印A´の示す方向に
ホールと電子がそれぞれ移動する方向に電界がi層4内
に加わり、電子とホールはより速くi層4全体に分散
し、i層4においてホールと電子を再結合(図7(b)
中のB´)させ消滅させることができる。この場合、i
層4内でのホールと電子の移動は熱拡散のみならず電界
によって積極的に行われている為、速く移動し、ホール
と電子の消滅を速くすることができ、リフレッシュモー
ドの時間を短縮できる効果がある。
【0027】図4(a),(b),(c),(d)はそ
れぞれ検出部の構成を示したものである。121は電流
Ampで代表される電流計、122は電圧計、123は
抵抗器、124はコンデンサ、125はスイッチ素子、
126はオペアンプである。図4(a)は直接電流を検
出するもので、電流計121の出力は電圧や増幅された
電流である。図4(b)は電流を抵抗器123に流して
電圧を電圧計122で検出している。図4(c)は電荷
をコンデンサ124に蓄積し、その電圧を電圧計122
で検出している。図4(d)はオペアンプ126により
電流の積分値を電圧として検出している。図4(c),
(d)においてスイッチ素子125は毎回の検出に対し
て初期値を与える役割をし、検出の方法によっては高抵
抗の抵抗器に置き換えることも可能である。電流計や電
流計はトランジスタやこれを組み合わせたオペアンプ、
抵抗、コンデンサ等で構成し、高速で動作するものを使
用することができる。検出部はこれら4種に限定するも
のでなく、電流もしくは電荷を直接もしくは積分値を検
出できればよく、電流もしくは電圧値を検出する検出器
と抵抗器、コンデンサ、スイッチ素子を組み合わせ、複
数の光電変換部を同時もしくは順次出力するよう構成す
ることもできる。ラインセンサやエリアセンサを構成す
る場合は電源部の配線やスイッチ素子と組合わせて10
00個以上の光電変換部の電位を制御し、また検出す
る。この場合、スイッチ素子やコンデンサ、抵抗の一部
は光電変換部と同一基板上に構成するとSN比や、コス
ト面で有利である。この場合、本実施例の光電変換部は
代表的なスイッチ素子であるTFTと下部電極層からi
層間の層構成が同一膜構成のため、簡易なプロセスで同
時に形成することが可能であり低コストの高SN比の光
電変換装置が実現できる。 〔実施例2〕図5は本発明の光電変換装置の第二の実施
例を示す全体回路図である。なお、図1(b)と同一部
分には同一符号を付している。光電変換部100の層構
成については図1(a)と同一である。図5において、
114はU電極に正の電位を与える電源VU 、115は
光電変換部のリフレッシュモードにおいてB電極に所定
の電位を与える電源VB 、116は各モードを切り換え
るスイッチ素子である。この時電源115は電源114
と同等もしくは低電圧に設定されている。本実施例では
細かく4つのモードを持ち、それぞれ光電変換部リフ
レッシュモード、B電極初期化モード、蓄積モー
ド、検出モードである。の光電変換部リフレッシュ
モードは第一の実施例のリフレッシュモードと、また
、、のB電極初期化モード、蓄積モード、検出モ
ードは第一の実施例の光電変換モードと光電変換部10
0各層に同じ方向に電界が加わっており、光電変換部1
00の動作は基本的に同じである。以下各モードについ
て順次説明する。光電変換部リフレッシュモードでは
スイッチ素子116は図中のrの位置に接続され、電源
115によってB電極には電位VB が与えられる。U電
極には電源114により正の電位VU が与えられてお
り、つまり、U電極のB電極の電位に対しての電位VUB
は(VU −VB )が与えられたことになる。すると光電
変換部100内の電子とホールは消滅し、リフレッシュ
される。次にスイッチ素子116はgの位置に接続さ
れ、B電極初期化モードに移行し、B電極にGND電
位が与えられる。この時VUBは正の電圧になり、光電変
換部100は突入電流が流れた後光電変換モードにな
る。次にスイッチ素子116はoの位置になり蓄積モー
ドに移行し、B電極は直流的にオープンになる。しか
し、実際には点線で示された光電変換部100の等価的
な容量成分Csや浮遊容量Coにより電位は保たれる。
ここで光電変換部100に光が入射していると対応する
電流がB電極から流れ出し、B電極の電位は上昇する。
つまり、CsやCoに光の入射情報が電荷として蓄積さ
れる。一定の蓄積時間後スイッチ素子116がsの位置
に接続されると検出モードに移行する。この時同時に
Cs,Coに蓄積された電荷は検出部120に流れる
が、この電荷は蓄積モードで光電変換部100から流れ
出た電流の積分値に対応し、つまり光の入射の総量とし
て検出部120により検出される。さらに、スイッチ素
子116は再びrの位置に接続され以下動作が繰り返さ
れる。以下本実施例の特徴は簡単な素子の組み合わせ
で、一定な長期間の蓄積時間に流れた電流の積分値が、
検出モードの短期間に得られるところにあり、このこと
は複数の光電変換部をもつ高SN比の光電変換装置が低
コストで構成できることを示している。本実施例の光電
変換部の動作は基本的に第一の実施例と等しいが、異な
る点は光電変換モード中にB電極の電位が上昇し、VUB
が低下することである。このことは少ない光の入射量で
図2の(c)で示す状態になりやすく、正常動作におけ
る入射光量の制限に成り得るが、これは浮遊容量Coと
並列に積極的に大きな蓄積用コンデンサを挿入すること
で容易に改善できる。また検出部はコンデンサ124、
スイッチ素子125、オペアンプ126で構成され、検
出モード時に流れ込んだ電荷をコンデンサ124に蓄
え、電圧に変換し、バッファーアンプを介して出力して
おり、このため検出モード時にB電極は完全なGND電
位にならないが、基本的な動作に影響を与えるものでな
い。なおコンデンサ124は検出モード以外のモード時
にスイッチ素子125により初期化される。また、切り
換えスイッチ素子116は多極性である必要もなく、た
とえばTFTのようなスイッチ素子を複数で構成するこ
ともできる。
れぞれ検出部の構成を示したものである。121は電流
Ampで代表される電流計、122は電圧計、123は
抵抗器、124はコンデンサ、125はスイッチ素子、
126はオペアンプである。図4(a)は直接電流を検
出するもので、電流計121の出力は電圧や増幅された
電流である。図4(b)は電流を抵抗器123に流して
電圧を電圧計122で検出している。図4(c)は電荷
をコンデンサ124に蓄積し、その電圧を電圧計122
で検出している。図4(d)はオペアンプ126により
電流の積分値を電圧として検出している。図4(c),
(d)においてスイッチ素子125は毎回の検出に対し
て初期値を与える役割をし、検出の方法によっては高抵
抗の抵抗器に置き換えることも可能である。電流計や電
流計はトランジスタやこれを組み合わせたオペアンプ、
抵抗、コンデンサ等で構成し、高速で動作するものを使
用することができる。検出部はこれら4種に限定するも
のでなく、電流もしくは電荷を直接もしくは積分値を検
出できればよく、電流もしくは電圧値を検出する検出器
と抵抗器、コンデンサ、スイッチ素子を組み合わせ、複
数の光電変換部を同時もしくは順次出力するよう構成す
ることもできる。ラインセンサやエリアセンサを構成す
る場合は電源部の配線やスイッチ素子と組合わせて10
00個以上の光電変換部の電位を制御し、また検出す
る。この場合、スイッチ素子やコンデンサ、抵抗の一部
は光電変換部と同一基板上に構成するとSN比や、コス
ト面で有利である。この場合、本実施例の光電変換部は
代表的なスイッチ素子であるTFTと下部電極層からi
層間の層構成が同一膜構成のため、簡易なプロセスで同
時に形成することが可能であり低コストの高SN比の光
電変換装置が実現できる。 〔実施例2〕図5は本発明の光電変換装置の第二の実施
例を示す全体回路図である。なお、図1(b)と同一部
分には同一符号を付している。光電変換部100の層構
成については図1(a)と同一である。図5において、
114はU電極に正の電位を与える電源VU 、115は
光電変換部のリフレッシュモードにおいてB電極に所定
の電位を与える電源VB 、116は各モードを切り換え
るスイッチ素子である。この時電源115は電源114
と同等もしくは低電圧に設定されている。本実施例では
細かく4つのモードを持ち、それぞれ光電変換部リフ
レッシュモード、B電極初期化モード、蓄積モー
ド、検出モードである。の光電変換部リフレッシュ
モードは第一の実施例のリフレッシュモードと、また
、、のB電極初期化モード、蓄積モード、検出モ
ードは第一の実施例の光電変換モードと光電変換部10
0各層に同じ方向に電界が加わっており、光電変換部1
00の動作は基本的に同じである。以下各モードについ
て順次説明する。光電変換部リフレッシュモードでは
スイッチ素子116は図中のrの位置に接続され、電源
115によってB電極には電位VB が与えられる。U電
極には電源114により正の電位VU が与えられてお
り、つまり、U電極のB電極の電位に対しての電位VUB
は(VU −VB )が与えられたことになる。すると光電
変換部100内の電子とホールは消滅し、リフレッシュ
される。次にスイッチ素子116はgの位置に接続さ
れ、B電極初期化モードに移行し、B電極にGND電
位が与えられる。この時VUBは正の電圧になり、光電変
換部100は突入電流が流れた後光電変換モードにな
る。次にスイッチ素子116はoの位置になり蓄積モー
ドに移行し、B電極は直流的にオープンになる。しか
し、実際には点線で示された光電変換部100の等価的
な容量成分Csや浮遊容量Coにより電位は保たれる。
ここで光電変換部100に光が入射していると対応する
電流がB電極から流れ出し、B電極の電位は上昇する。
つまり、CsやCoに光の入射情報が電荷として蓄積さ
れる。一定の蓄積時間後スイッチ素子116がsの位置
に接続されると検出モードに移行する。この時同時に
Cs,Coに蓄積された電荷は検出部120に流れる
が、この電荷は蓄積モードで光電変換部100から流れ
出た電流の積分値に対応し、つまり光の入射の総量とし
て検出部120により検出される。さらに、スイッチ素
子116は再びrの位置に接続され以下動作が繰り返さ
れる。以下本実施例の特徴は簡単な素子の組み合わせ
で、一定な長期間の蓄積時間に流れた電流の積分値が、
検出モードの短期間に得られるところにあり、このこと
は複数の光電変換部をもつ高SN比の光電変換装置が低
コストで構成できることを示している。本実施例の光電
変換部の動作は基本的に第一の実施例と等しいが、異な
る点は光電変換モード中にB電極の電位が上昇し、VUB
が低下することである。このことは少ない光の入射量で
図2の(c)で示す状態になりやすく、正常動作におけ
る入射光量の制限に成り得るが、これは浮遊容量Coと
並列に積極的に大きな蓄積用コンデンサを挿入すること
で容易に改善できる。また検出部はコンデンサ124、
スイッチ素子125、オペアンプ126で構成され、検
出モード時に流れ込んだ電荷をコンデンサ124に蓄
え、電圧に変換し、バッファーアンプを介して出力して
おり、このため検出モード時にB電極は完全なGND電
位にならないが、基本的な動作に影響を与えるものでな
い。なおコンデンサ124は検出モード以外のモード時
にスイッチ素子125により初期化される。また、切り
換えスイッチ素子116は多極性である必要もなく、た
とえばTFTのようなスイッチ素子を複数で構成するこ
ともできる。
【0028】図6は光電変換部100の別の実施例を示
す層構成図である。なお、先に説明した図1と同一部分
には同一符号を付している。図6において、101は透
明な絶縁基板であり、21は透明な導電層を用いた下部
透明電極層である。61は上部電極層であり、必ずしも
透明である必要はなく、Al等の金属でよい。入射光は
透明絶縁基板101、透明電極層21、絶縁層70を通
過してi層4に入射する。
す層構成図である。なお、先に説明した図1と同一部分
には同一符号を付している。図6において、101は透
明な絶縁基板であり、21は透明な導電層を用いた下部
透明電極層である。61は上部電極層であり、必ずしも
透明である必要はなく、Al等の金属でよい。入射光は
透明絶縁基板101、透明電極層21、絶縁層70を通
過してi層4に入射する。
【0029】以上の説明から明らかなように、光電変換
装置は第一の実施例や第二の実施例で示したものに限定
するものではない。つまり第一の電極層、ホールおよび
電子の移動を阻止する第一の絶縁層、光電変換半導体
層、ホールおよび電子の移動を阻止する第二の絶縁層、
第二の電極層があればよい。さらに光電変換半導体は光
が入射して電子、ホール対を発生する光電変換機能をも
っていればよい。層構成も一層でなく多層で構成してい
てもよく、また連続的に特性が変化していてもよい。ま
たさらに絶縁基板も全て絶縁物である必要はなく、導体
もしくは半導体上に絶縁物が堆積されたものでもよい。
装置は第一の実施例や第二の実施例で示したものに限定
するものではない。つまり第一の電極層、ホールおよび
電子の移動を阻止する第一の絶縁層、光電変換半導体
層、ホールおよび電子の移動を阻止する第二の絶縁層、
第二の電極層があればよい。さらに光電変換半導体は光
が入射して電子、ホール対を発生する光電変換機能をも
っていればよい。層構成も一層でなく多層で構成してい
てもよく、また連続的に特性が変化していてもよい。ま
たさらに絶縁基板も全て絶縁物である必要はなく、導体
もしくは半導体上に絶縁物が堆積されたものでもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光電変換
装置は注入阻止層を設けることなく光の入射量が検出す
ることができ、プロセスの最適化が容易かつ、歩留まり
の向上かつ、製造コストの低減が可能で、SN比の高い
低コストの光電変換装置を提供することができる効果が
ある。
装置は注入阻止層を設けることなく光の入射量が検出す
ることができ、プロセスの最適化が容易かつ、歩留まり
の向上かつ、製造コストの低減が可能で、SN比の高い
低コストの光電変換装置を提供することができる効果が
ある。
【0031】また、第一の電極層または第二の電極層か
ら光電変換半導体層間においてトンネル効果や、ショッ
トキーバリアを利用していないため、電極材料は自由に
選択でき、絶縁層の厚さやその他の制御も自由度が高
く、他の同時に形成しなければならない素子とのマチッ
ングが良く、特に電界効果トランジスタ(TFT)とは
ゲート電極である下部電極層から半導体層間を同一膜構
成とすることができるため簡易なプロセスで同時に形成
可能でありさらに光電変換装置を高SN化、低コスト化
することができる効果がある。
ら光電変換半導体層間においてトンネル効果や、ショッ
トキーバリアを利用していないため、電極材料は自由に
選択でき、絶縁層の厚さやその他の制御も自由度が高
く、他の同時に形成しなければならない素子とのマチッ
ングが良く、特に電界効果トランジスタ(TFT)とは
ゲート電極である下部電極層から半導体層間を同一膜構
成とすることができるため簡易なプロセスで同時に形成
可能でありさらに光電変換装置を高SN化、低コスト化
することができる効果がある。
【0032】また、光電変換部自身に光情報をキャリア
として蓄え、同時にリアルタイムに電流を流す性質を持
つため簡単な構成で複合的な機能をもつ光電変換装置を
提供できる効果もある。
として蓄え、同時にリアルタイムに電流を流す性質を持
つため簡単な構成で複合的な機能をもつ光電変換装置を
提供できる効果もある。
【図1】(a)は本発明に係る第一の実施例における光
電変換装置の層構成図であり、(b)は全体回路図であ
る。
電変換装置の層構成図であり、(b)は全体回路図であ
る。
【図2】(a)〜(c)は光電変換部の各動作モードに
おけるエネルギバンド図である。
おけるエネルギバンド図である。
【図3】検出器に流れる電流のタイムチャートである。
【図4】(a)〜(d)は検出器の構成図である。
【図5】本発明に係わる第二の実施例の全体回路図であ
る。
る。
【図6】光電変換部の他の実施例における層構成図であ
る。
る。
【図7】(a),(b)は、リフレッシュモードにおけ
るVUBの電圧が正の電圧の場合及び負の電圧の場合、そ
れぞれについての動作を示す光電変換部のエネルギーバ
ンド図である。
るVUBの電圧が正の電圧の場合及び負の電圧の場合、そ
れぞれについての動作を示す光電変換部のエネルギーバ
ンド図である。
【図8】(a)〜(c)は従来の光センサの構成図であ
る。
る。
【図9】TFTの層構成図である。
【図10】ゲート絶縁膜の厚さに対するTFTの歩留ま
りを示すグラフである。
りを示すグラフである。
1 絶縁基板 2 下部電極層 4 i層 6 透明電極層 70 下部絶縁層 71 上部絶縁層 100 光電変換部 110 電源部 120 検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水谷 英正 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 第一の電極層、第一導電型のキャリアお
よび該第一導電型と異なる第二導電型のキャリアの通過
を阻止する第一の絶縁層、光電変換半導体層、前記第一
導電型のキャリアおよび前記第二導電型のキャリアの通
過を阻止する第二の絶縁層、および第二の電極層を積層
構成してなる光電変換装置。 - 【請求項2】 リフレッシュ・モードにおいては、前記
光電変換半導体層内の前記第一導電型のキャリアと前記
第二導電型のキャリアとの再結合を促すように、前記第
一の電極層と前記第二の電極層との間に電位差を与え又
は前記第一の電極層と前記第二の電極層とを同電位と
し、光電変換モードにおいては、前記光電変換半導体層
に入射した光により発生した前記第一及び第二導電型の
キャリアをそれぞれ、前記第二の絶縁層と前記光電変換
半導体層との界面、前記第一の絶縁層と前記光電変換半
導体層との界面に導くように、前記第一の電極層と前記
第二の電極層との間に電位差を与える電源部と、 前記光電変換モードにより、前記第一の絶縁層と前記光
電変換半導体層との界面に導かれた前記第二導電型のキ
ャリアもしくは、前記第二の絶縁層と前記光電変換半導
体層との界面に導かれた前記第一導電型のキャリアを検
出する検出部と、 を有する請求項1記載の光電変換装
置。 - 【請求項3】 前記第一および第二の電極層の少なくと
も一つが透明導電層である請求項1または請求項2記載
の光電変換装置。 - 【請求項4】 前記光電変換半導体層の少なくとも一部
が非晶質の水素化アモルファスシリコンである請求項1
〜請求項3のいずれかの請求項に記載の光電変換装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6196647A JPH0864856A (ja) | 1994-08-22 | 1994-08-22 | 光電変換装置 |
| US08/512,698 US5591963A (en) | 1994-08-22 | 1995-08-08 | Photoelectric conversion device with dual insulating layer |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6196647A JPH0864856A (ja) | 1994-08-22 | 1994-08-22 | 光電変換装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0864856A true JPH0864856A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16361260
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6196647A Pending JPH0864856A (ja) | 1994-08-22 | 1994-08-22 | 光電変換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0864856A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011114200A (ja) * | 2009-11-27 | 2011-06-09 | Fujitsu Ltd | 光検知器 |
| JP2016178302A (ja) * | 2015-03-19 | 2016-10-06 | オムニヴィジョン テクノロジーズ インコーポレイテッド | イメージセンサのための感光性キャパシタ画素 |
-
1994
- 1994-08-22 JP JP6196647A patent/JPH0864856A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011114200A (ja) * | 2009-11-27 | 2011-06-09 | Fujitsu Ltd | 光検知器 |
| JP2016178302A (ja) * | 2015-03-19 | 2016-10-06 | オムニヴィジョン テクノロジーズ インコーポレイテッド | イメージセンサのための感光性キャパシタ画素 |
| US9735196B2 (en) | 2015-03-19 | 2017-08-15 | Omnivision Technologies, Inc. | Photosensitive capacitor pixel for image sensor |
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