JPH0866152A - 漬物装置 - Google Patents

漬物装置

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JPH0866152A
JPH0866152A JP20571594A JP20571594A JPH0866152A JP H0866152 A JPH0866152 A JP H0866152A JP 20571594 A JP20571594 A JP 20571594A JP 20571594 A JP20571594 A JP 20571594A JP H0866152 A JPH0866152 A JP H0866152A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 厄介な加圧装置や大型真空装置などを要せず
とも、多量の食材1をその素材の繊維質を壊さず短時間
で漬けることができる低コストにして量産性に秀れた画
期的な漬物装置を提供すること。 【構成】 漬ける野菜などの食材1を収納する収納体2
の上部開口部に食材1に荷重圧を与える蓋体3を閉塞し
た漬物装置において、収納体2を上下方向に揺動する揺
動機構4を設け、前記蓋体3にガイド体6を介して重石
体5をこの蓋体3に対して上下方向に揺動自在に設け、
この重石体5を弾性体7により支承せしめ、前記揺動機
構4により前記収納体2が上下方向に揺動した際、蓋体
3がこれに伴って揺動すると共に、弾性体7が揺動伸縮
して重石体5が蓋体3に対して上下方向に揺動振動し得
るように弾性体7の弾性度を設定した漬物装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多量の漬物を短時間で
漬けることができる漬物装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】漬物の
需要は高く、多量の漬物を短時間で漬けることができ、
朝仕込んだものが翌朝には多量に出荷できる漬物装置が
望まれている。
【0003】本発明は、このようなニーズに応え、これ
までの厄介な加圧装置や大型真空装置などを要せずと
も、多量の食材をその素材の繊維質を壊さず短時間で漬
けることができる低コストにして量産性に秀れた画期的
な漬物装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0005】漬ける野菜などの食材1を収納する収納体
2の上部開口部に食材1に荷重圧を与える蓋体3を閉塞
した漬物装置において、収納体2を上下方向に揺動する
揺動機構4を設け、前記蓋体3に重石体5をこの蓋体3
に対して上下方向に揺動自在に設けたことを特徴とする
漬物装置に係るものである。
【0006】また、前記蓋体3にガイド体6を介して重
石体5をこの蓋体3に対して上下方向に揺動自在に設
け、この重石体5を弾性体7により支承せしめ、前記揺
動機構4により前記収納体2が上下方向に揺動した際、
蓋体3がこれに伴って揺動すると共に、弾性体7が揺動
伸縮して重石体5が蓋体3に対して上下方向に揺動振動
し得るように弾性体7の弾性度を設定したことを特徴と
する請求項1記載の漬物装置に係るものである。
【0007】また、前記収納体2の上部開口部を閉塞し
て落とし蓋として機能する板状の蓋体3上に筒状のコイ
ルバネ7Aを前記弾性体7として立設状態に配設し、こ
の弾性体7上に前記重石体5を支承状態に配設したこと
を特徴とする請求項2記載の漬物装置に係るものであ
る。
【0008】
【作用】収納体2に野菜などの食材1と塩水などの所定
の溶液を収納し、上部開口部を重石体5付の蓋体3で閉
塞し、この重石体5の荷重圧を食材1に与える。
【0009】従来のようにこの状態で単に所定時間放置
するのではなく、揺動機構4を作動させ、収納体2を上
下方向に揺動させる。収納体2が揺動するとこれに伴っ
て蓋体3が揺動し、強い衝撃となって断続的に重石体5
の荷重圧が食材1に加わるだけでなく、蓋体3に対して
重石体5が上下方向に揺動自在に設けられているため、
更にこの収納体2の揺動に伴い、重石体5が蓋体3に対
して揺動し、荷重圧が一層強い衝撃となって断続的に加
わり、効率良く重石体5の荷重圧を食材1に与えること
ができ、漬け速度が飛躍的に向上することとなる。
【0010】更に、この重石体5を弾性体7により支承
せしめ、前記揺動機構4により前記収納体2が上下方向
に揺動した際、蓋体3がこれに伴って揺動すると共に、
弾性体7が揺動伸縮して重石体5が蓋体3に対して上下
方向に揺動振動し得るように弾性体7の弾性度を設定す
れば、揺動機構4の一回の揺動に基づき、その余韻のよ
うに重石体5が複数回揺動振動し、効率良く振動状態の
荷重圧を継続的に食材1に与えることができ、一層漬け
速度が向上することとなる。
【0011】
【実施例】上部が開口した箱状の収納体2を台板部8上
に着脱自在に固定し、この収納体2の上部開口部に収納
体2内の食材1に荷重圧を与える重石体5付の蓋体3を
取り外し自在に閉塞している。
【0012】この台板部8を上下方向に移動自在にして
揺動機構4上に設け、この揺動機構4の作動により台板
部8が上下方向に往復揺動するように構成している。
【0013】蓋体3は落とし蓋として機能し得る板状に
形成し、周縁には収納体2の内壁面に摺動当接し得る立
ち上がり片9を形成し、また通気孔10を散在形成してい
る。この蓋体3上面に金属製の長方厚板状の重石体5を
三体並設するが、蓋体3上面にガイド体6としてガイド
杆6Aを立設し、このガイド杆6Aに重石体5に形成し
たガイド孔6Bを被嵌貫通し、重石体5を蓋体3に対し
てガイド杆6Aに沿って上下方向に揺動移動自在に構成
している。
【0014】また、このガイド杆6Aに弾性体7として
コイルバネ7Aを被嵌して弾性体7を蓋体3上に立設状
態に配設し、この弾性体7に重石体5が支承されるよう
に構成している。
【0015】従って、収納体2が揺動するとこれに伴っ
て蓋体3が揺動し、強い衝撃となって断続的に重石体5
の荷重圧が食材1に加わるだけでなく、蓋体3に対して
重石体5が上下方向に揺動自在に設けられているため、
更にこの収納体2の揺動に伴い、重石体5が蓋体3に対
して揺動し、荷重圧が一層強い衝撃となって断続的に加
わり、効率良く重石体5の荷重圧を食材1に与えること
ができ、漬け速度が飛躍的に向上することとなる。
【0016】更に、本実施例では所定の弾性度の弾性体
7で重石体5が支承されているから、揺動機構4の一回
の揺動に基づき、その余韻のように重石体5が複数回揺
動振動し、効率良く振動状態の荷重圧を継続的に食材1
に与えることができ、一層漬け速度が向上することとな
る。
【0017】また、この重石体5付蓋体3を吊り上げ支
承するチェーン11を付設している。次に本実施例の揺動
機構4について説明する。
【0018】本実施例の揺動機構4は、単に台板部8上
に載置した収納体2を上下方向に揺動するのではなく、
台板部8と共に収納体2を持ち上げそのまま自重により
自由落下下降させる自由落下揺動方式としたもので、こ
れにより強い揺動衝撃を重石体5により食材1に与える
ため、前記重石体5の揺動圧と相俟って効率良く効果的
な高重圧を食材1に与え一層漬け込み速度を向上させ
る。
【0019】これにより、単に約300kgの多量の食材
1を収納体2内に収納し、塩水をセットするだけで僅か
二時間で食味を損なわないおいしい浅漬ができることが
確認された。
【0020】この自由落下揺動方式(自由落下加圧方
式)の揺動機構4は次のように構成している。
【0021】機台12の四隅にガイド枠杆13を立設し、こ
の各ガイド枠杆13にガイドローラ14(ガイド部14)を付
設している。
【0022】一方、このガイドローラ14に摺動当接する
ガイド垂杆15を台板部8の四隅に垂設し、このガイド枠
杆13のガイドローラ14(ガイド部14)に沿って上下方向
にガイドローラ14を介して台板部8が上下移動し、台板
部8が上下方向に移動し得るように構成する(摺動方式
ガイド機構22を構成している)。
【0023】また、この機台12の中央に回転駆動軸20を
横設し、この回転駆動軸20に偏心カムローラ16を設け
る。
【0024】この偏心カムローラ16上に支承当接する支
承ローラ17を軸受部23を介して台板部8中央に垂設し、
また、この支承ローラ17の回転軸より側方へ向けて枠状
のアーム杆18を斜設垂設し、このアーム杆18を機台12の
側方に架設した支点軸19に枢着している。
【0025】従って、台板部8は前記ガイド枠杆13に設
けたガイドローラ14にガイド垂杆15が沿うようにガイド
されながら、アーム杆18がその基端の枢着部を支点とし
て上下に回動起伏移動することで上下に昇降移動するよ
うに構成し、偏心カムローラ16に支承当接する支承ロー
ラ17が、回転する偏心カムローラ16の偏心形状により上
下揺動することで上下に揺動するように構成している。
【0026】この偏心カムローラ16の形状は、単なる偏
心形状ではなく、当接した円形の支承ローラ17がその偏
心度の増大により徐々にゆっくりと上昇して行き、ある
時点で(所定偏心度に達すると)急激に自重により自由
落下下降し得るように一部分が切欠された切欠偏心形状
に形成している。
【0027】また、急激に台板部8が自由落下下降した
際、この着地衝撃を吸収緩和するため、これを支承する
支承緩衝弾性体21を機台12上に立設し、この支承緩衝弾
性体21によりアーム杆18が支承されるようにし、自由落
下の着地の際の大きな衝撃が偏心カムローラ16,機台12
に加わることを防止している。
【0028】この支承緩衝弾性体21は、バネ取付杆21A
にコイルバネ21Bを被嵌し、このコイルバネ21B上に受
板21Cを設け、この受板21C上にアーム杆18に垂設した
支承垂下部18Aを弾圧支承するように構成し、このコイ
ルバネ21Bの弾性度を収納体2が偏心カムローラ16の切
欠部分により自由落下下降するが、その着地が機台12に
加わらず偏心カムローラ16を傷めないように弾圧支承
し、衝撃を吸収すると共に、再び偏心カムローラ16の回
転により収納体2が再び徐々に上昇されるように構成し
ている。
【0029】従って、このような自由落下揺動方式の採
用により強い揺動衝撃を食材1に与えることができると
共に、弾性体7により支承された重石体5の余韻揺動振
動により断続的にして常時継続的に荷重圧を食材1に与
えることができ、極めて漬け速度の速い漬物装置とな
る。
【0030】しかも、簡単な構成で真空装置や食材加圧
装置なども要しないため、低コストで安価な漬物を極め
て短時間で多量に供給できる漬物装置となる。
【0031】また、この自由落下揺動方式も単なる偏心
カムローラ16の形状設計を行うだけで良く、またその強
い着地衝撃力の機体への緩衝も支承緩衝弾性体21により
確実に吸収でき耐久性にも秀れ、また騒音の問題もなく
実用性に秀れたものである。また、この収納体2を載置
した台板部8の昇降はアーム杆18の回動先端に設けた支
承ローラ17の偏心カムローラ16による昇降によって上下
揺動するように構成したため、支承強度が確保されると
共に、昇降のガイド構造も本実施例のように簡略化で
き、昇降構造に精度の高い昇降ガイド構造が要求されず
極めて本装置の量産性にも秀れた漬物装置となる。
【0032】例えば、四隅にガイド杆を立設し、このガ
イド杆に被嵌貫通するようなガイド孔を有する嵌入方式
(ガイド孔方式)のガイド構造とすると、この昇降がス
ムーズとなるように精度の高い設計が必要となり、単に
偏心カムローラ16により揺動昇降する構造とすることは
非常に困難となる。
【0033】このように、本装置はアーム杆18による支
承方式とし、四隅のガイド構造は、精度の要求されない
摺動方式のガイド機構22で十分となり、量産性の上にお
いて非常に秀れている。
【0034】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、収
納体が揺動するとこれに伴って蓋体が揺動し、強い衝撃
となって断続的に重石体の荷重圧が食材に加わるだけで
なく、蓋体に対して重石体が上下方向に揺動自在に設け
られているため、更にこの収納体の揺動に伴い、重石体
が蓋体に対して揺動し、荷重圧が一層強い衝撃となって
断続的に加わり、効率良く重石体の荷重圧を食材に与え
ることができ、漬け速度が飛躍的に向上する漬物装置と
なる。
【0035】更に、所定の弾性度の弾性体で重石体を支
承すれば、揺動機構の一回の揺動に基づき、その余韻の
ように重石体が複数回揺動振動し、継続的に揺動振動に
よる断続的な荷重圧を効率良く食材に与えることがで
き、一層漬け速度が向上する極めて秀れた漬物装置とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の重石体付蓋体の概略構成斜視図であ
る。
【図2】本実施例の正断面図である。
【図3】本実施例の揺動機構の要部の平面図である。
【図4】本実施例の揺動機構の要部の正面図である。
【図5】本実施例の揺動機構の要部の側面図である。
【符号の説明】
1 食材 2 収納体 3 蓋体 4 揺動機構 5 重石体 6 ガイド体 7 弾性体 7A コイルバネ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 漬ける野菜などの食材を収納する収納体
    の上部開口部に食材に荷重圧を与える蓋体を閉塞した漬
    物装置において、収納体を上下方向に揺動する揺動機構
    を設け、前記蓋体に重石体をこの蓋体に対して上下方向
    に揺動自在に設けたことを特徴とする漬物装置。
  2. 【請求項2】 前記蓋体にガイド体を介して重石体をこ
    の蓋体に対して上下方向に揺動自在に設け、この重石体
    を弾性体により支承せしめ、前記揺動機構により前記収
    納体が上下方向に揺動した際、蓋体がこれに伴って揺動
    すると共に、弾性体が揺動伸縮して重石体が蓋体に対し
    て上下方向に揺動振動し得るように弾性体の弾性度を設
    定したことを特徴とする請求項1記載の漬物装置。
  3. 【請求項3】 前記収納体の上部開口部を閉塞して落と
    し蓋として機能する板状の蓋体上に筒状のコイルバネを
    前記弾性体として立設状態に配設し、この弾性体上に前
    記重石体を支承状態に配設したことを特徴とする請求項
    2記載の漬物装置。
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