JPH086661Y2 - ブレーキ倍力装置 - Google Patents
ブレーキ倍力装置Info
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- JPH086661Y2 JPH086661Y2 JP1990121153U JP12115390U JPH086661Y2 JP H086661 Y2 JPH086661 Y2 JP H086661Y2 JP 1990121153 U JP1990121153 U JP 1990121153U JP 12115390 U JP12115390 U JP 12115390U JP H086661 Y2 JPH086661 Y2 JP H086661Y2
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- Japan
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- oil
- piston
- valve
- insert
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はブレーキ倍力装置に関し、特に、バス等の車
両に搭載され、ブレーキ倍力装置内における衝突音を極
力減少させるのに利用して有効なものに関する。
両に搭載され、ブレーキ倍力装置内における衝突音を極
力減少させるのに利用して有効なものに関する。
バス等の車両に搭載されるブレーキ倍力装置として、
空気圧を液圧に変換するパワーシリンダと、オイルシリ
ンダとを備えているものがある。このブレーキ倍力装置
においては、パワーシリンダ内のパワーピストンによっ
てシリンダ内が空気圧室と大気圧とに区画されており、
パワーピストンには大気室側にプッシュロッドが突設さ
れ、プッシュロッドの先端部はオイルピストンに係合さ
れている。
空気圧を液圧に変換するパワーシリンダと、オイルシリ
ンダとを備えているものがある。このブレーキ倍力装置
においては、パワーシリンダ内のパワーピストンによっ
てシリンダ内が空気圧室と大気圧とに区画されており、
パワーピストンには大気室側にプッシュロッドが突設さ
れ、プッシュロッドの先端部はオイルピストンに係合さ
れている。
そして、このブレーキ倍力装置においては、ブレーキ
バルブのペタルが踏まれると、パワーシリンダ内の空気
圧室に圧縮空気が供給されるため、パワーピストンはオ
イルシリンダ側に移動してオイルピストンを押し出すよ
うになっている。そして、オイルピストンの移動によ
り、オイルシリンダ内の圧力室の液油はホイールシリン
ダ内に圧送され、ブレーキ作用が行われるようにように
なっている。
バルブのペタルが踏まれると、パワーシリンダ内の空気
圧室に圧縮空気が供給されるため、パワーピストンはオ
イルシリンダ側に移動してオイルピストンを押し出すよ
うになっている。そして、オイルピストンの移動によ
り、オイルシリンダ内の圧力室の液油はホイールシリン
ダ内に圧送され、ブレーキ作用が行われるようにように
なっている。
このようなブレーキ倍力装置として、第4図に示され
ているようなものがある。第4図はこのブレーキ倍力装
置の要部断面図である。第4図において、ブレーキ作動
時、プッシュロッド4が右側に移動されると、インサー
ト33Aを介してオイルシリンダ11内のオイルピストン8
が押し出される。そして、オイルピストン8が右側に押
し出されると、バルブ17はリフタ9による押圧を解除さ
れ、バルブシール部26は弁座25に圧着されるため、流路
16が閉鎖され、オイルシリンダ11内の圧力室15の液油が
ホイールシリンダ(図示せず)に圧送されることによ
り、ブレーキ作用が行われる。
ているようなものがある。第4図はこのブレーキ倍力装
置の要部断面図である。第4図において、ブレーキ作動
時、プッシュロッド4が右側に移動されると、インサー
ト33Aを介してオイルシリンダ11内のオイルピストン8
が押し出される。そして、オイルピストン8が右側に押
し出されると、バルブ17はリフタ9による押圧を解除さ
れ、バルブシール部26は弁座25に圧着されるため、流路
16が閉鎖され、オイルシリンダ11内の圧力室15の液油が
ホイールシリンダ(図示せず)に圧送されることによ
り、ブレーキ作用が行われる。
ブレーキ作用が解除される場合、プッシュロッド4は
スプリング10(第1図参照)の付勢力により左側に移動
され、これに伴ってオイルピストン8も左側に移動され
る。そして、バルブ17はリフタ9によって再び押圧され
るため、流路16が開放されてホイールシリンダ(図示せ
ず)に圧送された圧油はオイルシリンダ11内に戻る。
スプリング10(第1図参照)の付勢力により左側に移動
され、これに伴ってオイルピストン8も左側に移動され
る。そして、バルブ17はリフタ9によって再び押圧され
るため、流路16が開放されてホイールシリンダ(図示せ
ず)に圧送された圧油はオイルシリンダ11内に戻る。
前記のように、この種のブレーキ倍力装置において
は、ブレーキ作動時に、プッシュロッド4の先端部がオ
イルピストン8のスリット18(第1図参照)に直接接触
することにより、オイルピストン8が摩耗・破損しない
ように、インサート33Aが設けられており、また、ブッ
シュロッド4とインサート33Aとオイルピストン8とが
ピン20により連結されている。
は、ブレーキ作動時に、プッシュロッド4の先端部がオ
イルピストン8のスリット18(第1図参照)に直接接触
することにより、オイルピストン8が摩耗・破損しない
ように、インサート33Aが設けられており、また、ブッ
シュロッド4とインサート33Aとオイルピストン8とが
ピン20により連結されている。
しかしながら、プッシュロッド4とオイルピストン8
との間にインサート33Aが介設される場合、加工上また
は組立上等の理由から通常、第4図中、プッシュロッド
4の先端面とインサート33Aとの間にαで示されている
間隙が生じる。このため、ブレーキ作動の度に、プッシ
ュロッド4の先端球面部Rがインサート33Aに衝突して
衝突音が発生する。特に、バス等の大型の車両の場合、
ブレーキ倍力装置付近の床部に前記衝突音が共鳴して大
きくなるという問題がある。
との間にインサート33Aが介設される場合、加工上また
は組立上等の理由から通常、第4図中、プッシュロッド
4の先端面とインサート33Aとの間にαで示されている
間隙が生じる。このため、ブレーキ作動の度に、プッシ
ュロッド4の先端球面部Rがインサート33Aに衝突して
衝突音が発生する。特に、バス等の大型の車両の場合、
ブレーキ倍力装置付近の床部に前記衝突音が共鳴して大
きくなるという問題がある。
本考案の目的は、ブレーキ作動時の衝突音の発生を防
止し、運転者および乗車等に対して不快感を与えるのを
防止することができるブレーキ倍力装置を提供すること
にある。
止し、運転者および乗車等に対して不快感を与えるのを
防止することができるブレーキ倍力装置を提供すること
にある。
本考案に係るブレーキ倍力装置は、パワーシリンダ
(3)とオイルシリンダ(11)とが、そのパワーピスト
ン(5)とオイルピストン(8)とが同一軸線上に並ぶ
ように連設され、前記パワーピストン(5)にプッシュ
ロッド(4)が前記軸線上に固定されているとともに、
このプッシュロッド(4)は前記オイルピストン(8)
に前記軸線方向に所定の範囲内での相対移動が可能に連
結されており、前記オイルシリンダ(11)内は前記オイ
ルピストン(8)によって前記プッシュロッド(4)に
隣接する液油補給室(14)と、反対側の出力側圧力室
(15)とに区画され、前記オイルピストン(8)には液
油補給室(14)と出力側圧力室(15)とに連通する流路
(16)が形成されており、この流路(16)には前記オイ
ルピストン(8)の進退に伴ってこの流路(16)を開閉
するバルブ(17)が設けられているとともに、このバル
ブ(17)には前記プッシュロッド(4)のオイルピスト
ン(8)との相対移動に伴ってバルブ(17)を開閉作動
させるリフタ(9)が係合されており、さらに、オイル
ピストン(8)には前記プッシュロッド(4)の端面に
対向する凹所(31)が開設されているとともに、この凹
所(31)内にはインサート(33)が凹所(31)の底面と
前記プッシュロッド(4)との間で前記軸線方向に移動
自在に配設されているブレーキ倍力装置において、 前記インサート(33)の前記凹所(31)の底面に臨む
面には円板形状の突出部(34)が外周に凹部を環状に残
して同心円に突設されているとともに、突出部(34)の
外周には弾性リング(22)が配設されており、この弾性
リング(22)と前記凹所(31)の底面との間には円形プ
レート(21)が介設されているとともに、この円形プレ
ート(21)には弾性リング(22)の中空部内と前記補給
室(14)とを連通する連通孔(32)が開設されており、
また、前記インサート(33)と前記プッシュロッド
(4)の先端面とが当接されていることを特徴とする。
(3)とオイルシリンダ(11)とが、そのパワーピスト
ン(5)とオイルピストン(8)とが同一軸線上に並ぶ
ように連設され、前記パワーピストン(5)にプッシュ
ロッド(4)が前記軸線上に固定されているとともに、
このプッシュロッド(4)は前記オイルピストン(8)
に前記軸線方向に所定の範囲内での相対移動が可能に連
結されており、前記オイルシリンダ(11)内は前記オイ
ルピストン(8)によって前記プッシュロッド(4)に
隣接する液油補給室(14)と、反対側の出力側圧力室
(15)とに区画され、前記オイルピストン(8)には液
油補給室(14)と出力側圧力室(15)とに連通する流路
(16)が形成されており、この流路(16)には前記オイ
ルピストン(8)の進退に伴ってこの流路(16)を開閉
するバルブ(17)が設けられているとともに、このバル
ブ(17)には前記プッシュロッド(4)のオイルピスト
ン(8)との相対移動に伴ってバルブ(17)を開閉作動
させるリフタ(9)が係合されており、さらに、オイル
ピストン(8)には前記プッシュロッド(4)の端面に
対向する凹所(31)が開設されているとともに、この凹
所(31)内にはインサート(33)が凹所(31)の底面と
前記プッシュロッド(4)との間で前記軸線方向に移動
自在に配設されているブレーキ倍力装置において、 前記インサート(33)の前記凹所(31)の底面に臨む
面には円板形状の突出部(34)が外周に凹部を環状に残
して同心円に突設されているとともに、突出部(34)の
外周には弾性リング(22)が配設されており、この弾性
リング(22)と前記凹所(31)の底面との間には円形プ
レート(21)が介設されているとともに、この円形プレ
ート(21)には弾性リング(22)の中空部内と前記補給
室(14)とを連通する連通孔(32)が開設されており、
また、前記インサート(33)と前記プッシュロッド
(4)の先端面とが当接されていることを特徴とする。
〔作用〕 ブレーキ作動時、パワーシリンダ(3)内のパワーピ
ストン(5)は、オイルシリンダ(11)内のオイルピス
トン側に移動し、これに伴いプッシュロッド(4)もオ
イルピストン側に移動する。プッシュロッド(4)の移
動によりこれに当接するインサート(33)も移動されて
弾性リング(22)は圧縮され、インサート(33)の突出
部(34)の平坦な先端面はオイルピストン側に平面同士
で当接される。その後、プッシュロッド(4)はオイル
ピストン側にさらに移動し、オイルピストン(8)が移
動されて出力側圧力室(15)の油圧が高くなり、ブレー
キ作用が行われる。
ストン(5)は、オイルシリンダ(11)内のオイルピス
トン側に移動し、これに伴いプッシュロッド(4)もオ
イルピストン側に移動する。プッシュロッド(4)の移
動によりこれに当接するインサート(33)も移動されて
弾性リング(22)は圧縮され、インサート(33)の突出
部(34)の平坦な先端面はオイルピストン側に平面同士
で当接される。その後、プッシュロッド(4)はオイル
ピストン側にさらに移動し、オイルピストン(8)が移
動されて出力側圧力室(15)の油圧が高くなり、ブレー
キ作用が行われる。
ブレーキ解除時、パワーシリンダ(3)内のパワーピ
ストン(5)は元の方向に移動し、これに伴いプッシュ
ロッド(4)も元の方向に移動する。プッシュロッド
(4)の移動によりこれに当接するインサート(33)も
移動されて弾性リング(22)は弾性によって復元し、イ
ンサート(33)の突出部(34)の平坦な先端面は円形プ
レート(21)から離れる。また、リフタ(9)によって
バルブ(17)が開かれるため、パワーピストン(5)お
よびオイルピストン(8)は元の状態に復帰する。
ストン(5)は元の方向に移動し、これに伴いプッシュ
ロッド(4)も元の方向に移動する。プッシュロッド
(4)の移動によりこれに当接するインサート(33)も
移動されて弾性リング(22)は弾性によって復元し、イ
ンサート(33)の突出部(34)の平坦な先端面は円形プ
レート(21)から離れる。また、リフタ(9)によって
バルブ(17)が開かれるため、パワーピストン(5)お
よびオイルピストン(8)は元の状態に復帰する。
以上のブレーキ作動時およびブレーキ解除時における
弾性リング(22)の圧縮変形および復元膨張変形に際し
て、弾性リング(22)の中空部の体積は増減するが、弾
性リング(22)の中空部内には円形プレート(21)に開
設された連通孔(32)を通じて油が自由に出入りするた
め、弾性リング(22)がその径を押し拡げられたり押し
縮められたりすることはない。したがって、弾性リング
(22)がインサート(33)から外れたり、突出部(34)
と円形プレート(21)との間に噛み込んだりすることは
ない。
弾性リング(22)の圧縮変形および復元膨張変形に際し
て、弾性リング(22)の中空部の体積は増減するが、弾
性リング(22)の中空部内には円形プレート(21)に開
設された連通孔(32)を通じて油が自由に出入りするた
め、弾性リング(22)がその径を押し拡げられたり押し
縮められたりすることはない。したがって、弾性リング
(22)がインサート(33)から外れたり、突出部(34)
と円形プレート(21)との間に噛み込んだりすることは
ない。
第1図は本考案の一実施例であるブレーキ倍力装置を
示す縦断面図、第2図は第1図の要部拡大断面図、第3
図は第2図のIII−III線に沿う断面図である。
示す縦断面図、第2図は第1図の要部拡大断面図、第3
図は第2図のIII−III線に沿う断面図である。
このブレーキ倍力装置は、空気圧を液圧に変換するパ
ワーシリンダ部1と、液圧を図示していないホイールシ
リンダに伝達するためのオイルシリンダ部2とを備えて
いる。パワーシリンダ部1は円筒形のパワーシリンダ3
と、このパワーシリンダ3内の中心部に配置されたプッ
シュロッド4の一端部に固定されたパワーピストン5と
からなっている。このパワーピストン5によってパワー
シリンダ1内は空気圧室6と大気室7とに区画されてい
る。大気室7側を構成する領域内のプッシュロッド4の
先端部は、前記オイルシリンダ部2内に配置されたオイ
ルピストン8にピン20を介して連携されている。プッシ
ュロッド4にはスプリング10が外装され、このスプリン
グ10によってプッシュロッド4は空気圧室6側に付勢さ
れている。
ワーシリンダ部1と、液圧を図示していないホイールシ
リンダに伝達するためのオイルシリンダ部2とを備えて
いる。パワーシリンダ部1は円筒形のパワーシリンダ3
と、このパワーシリンダ3内の中心部に配置されたプッ
シュロッド4の一端部に固定されたパワーピストン5と
からなっている。このパワーピストン5によってパワー
シリンダ1内は空気圧室6と大気室7とに区画されてい
る。大気室7側を構成する領域内のプッシュロッド4の
先端部は、前記オイルシリンダ部2内に配置されたオイ
ルピストン8にピン20を介して連携されている。プッシ
ュロッド4にはスプリング10が外装され、このスプリン
グ10によってプッシュロッド4は空気圧室6側に付勢さ
れている。
オイルシリンダ部2を構成するオイルシリンダ11のパ
ワーシリンダ3側端部には、軸受部12が形成されてお
り、この軸受部12およびその軸心方向外側に配置された
シール部材13を介してプッシュロッド4は進退自在に配
設されている。オイルシリンダ11内の中心部にはオイル
ピストン8が摺動自在に配設されており、このオイルピ
ストン8によってオイルシリンダ11内は液油補給室14と
出力側圧力室15とに区画されている。
ワーシリンダ3側端部には、軸受部12が形成されてお
り、この軸受部12およびその軸心方向外側に配置された
シール部材13を介してプッシュロッド4は進退自在に配
設されている。オイルシリンダ11内の中心部にはオイル
ピストン8が摺動自在に配設されており、このオイルピ
ストン8によってオイルシリンダ11内は液油補給室14と
出力側圧力室15とに区画されている。
オイルピストン8には弁室29が、出力側圧力室15の側
の端部に開口されているとともに、この弁室29に連通す
る流路16が弁室29からプッシュロッド4側に向けて途中
まで軸方向に形成されており、この流路16にバルブ17の
弁棒30が挿入されている。また、オイルピストン8には
プッシュロッド側端面に開口し流路16まで延びる軸方向
スリット18が形成され、このスリット18にはコ字形の板
形状に形成されているリフタ9が嵌挿されている。リフ
タ9は非作動時にそのパワーシリンダ3側の端面が軸受
部12の内壁面に当接し、そのオイルシリンダ8側の端面
がバルブ17の弁棒30を押してバルブシール部26を弁座25
から離脱させ、流路16を開放した状態としている。
の端部に開口されているとともに、この弁室29に連通す
る流路16が弁室29からプッシュロッド4側に向けて途中
まで軸方向に形成されており、この流路16にバルブ17の
弁棒30が挿入されている。また、オイルピストン8には
プッシュロッド側端面に開口し流路16まで延びる軸方向
スリット18が形成され、このスリット18にはコ字形の板
形状に形成されているリフタ9が嵌挿されている。リフ
タ9は非作動時にそのパワーシリンダ3側の端面が軸受
部12の内壁面に当接し、そのオイルシリンダ8側の端面
がバルブ17の弁棒30を押してバルブシール部26を弁座25
から離脱させ、流路16を開放した状態としている。
また、オイルピストン8のスリット18側には、プッシ
ュロッド4側の端面に開口する円形の凹所31が穿設され
ており、この凹所31の底部には中央に連通孔32を備えた
円形プレート21が嵌挿配置されている。さらに、凹所31
内にはインサート33が弾性体としての弾性リング22を介
装されて嵌挿されている。インサート33は底付円筒形状
に形成されており、その底部には同心で外側に突出した
円板形状の突出部34が形成されている。この突出部34の
先端面はプレート21の対向端面に対して平行な平坦面に
形成されており、突出部34の外周には前記弾性リング22
が嵌着されている。そして、円形プレート21により、弾
性リング22がオイルピストン8のスリット18に噛み込ん
だり、縁部によって損傷すること等が防止されるように
なっている。このインサート33内にはプッシュロッド4
の先端部が嵌挿されており、その先端面に対してインサ
ート33の底面が弾性リング22の弾発力により常時当接す
るようになっている。そして、プッシュロッド4、イン
サート33およびオイルピストン8は、それらにスリット
18に対して直交する方向に挿通されたピン20によって一
体に連結されている。この状態において、プッシュロッ
ド4、インサート33およびオイルピストン8に設けられ
るピン孔35は、ピン20が遊嵌する大きさに形成されてお
り、これらピン孔35に遊嵌したピン20は、オイルピスト
ン8の外周に設けられた周溝36に外装されたスプリング
19により抜け止めされている。
ュロッド4側の端面に開口する円形の凹所31が穿設され
ており、この凹所31の底部には中央に連通孔32を備えた
円形プレート21が嵌挿配置されている。さらに、凹所31
内にはインサート33が弾性体としての弾性リング22を介
装されて嵌挿されている。インサート33は底付円筒形状
に形成されており、その底部には同心で外側に突出した
円板形状の突出部34が形成されている。この突出部34の
先端面はプレート21の対向端面に対して平行な平坦面に
形成されており、突出部34の外周には前記弾性リング22
が嵌着されている。そして、円形プレート21により、弾
性リング22がオイルピストン8のスリット18に噛み込ん
だり、縁部によって損傷すること等が防止されるように
なっている。このインサート33内にはプッシュロッド4
の先端部が嵌挿されており、その先端面に対してインサ
ート33の底面が弾性リング22の弾発力により常時当接す
るようになっている。そして、プッシュロッド4、イン
サート33およびオイルピストン8は、それらにスリット
18に対して直交する方向に挿通されたピン20によって一
体に連結されている。この状態において、プッシュロッ
ド4、インサート33およびオイルピストン8に設けられ
るピン孔35は、ピン20が遊嵌する大きさに形成されてお
り、これらピン孔35に遊嵌したピン20は、オイルピスト
ン8の外周に設けられた周溝36に外装されたスプリング
19により抜け止めされている。
他方、オイルピストン8の弁室29の開口縁部にはスト
ッパリング23が固設されており、このストッパリング23
とバルブ17との間にはスプリング24がバルブ17を弁座25
側に付勢するように介設されている。バルブ17はバルブ
シール部26が弁座25に密着されることにより、流路16を
閉鎖させるようになっている。
ッパリング23が固設されており、このストッパリング23
とバルブ17との間にはスプリング24がバルブ17を弁座25
側に付勢するように介設されている。バルブ17はバルブ
シール部26が弁座25に密着されることにより、流路16を
閉鎖させるようになっている。
なお、27はフルードリザーバ28に接続されている流路
であり、液油補給室14に開設されている。37、38はオイ
ルピストン8の外周に形成されたリング溝に装着された
バックアップリング、および、シールカップである。ま
た、出力側圧力室15は図示していないホイールシリンダ
に連結されている。
であり、液油補給室14に開設されている。37、38はオイ
ルピストン8の外周に形成されたリング溝に装着された
バックアップリング、および、シールカップである。ま
た、出力側圧力室15は図示していないホイールシリンダ
に連結されている。
次に作用を説明する。
ペタル(図示せず)が踏み込まれると、その踏み込み
量に応じて空圧室(図示せず)からの圧縮空気がパワー
シリンダ3の空気圧室6に圧入される。空気圧室6に圧
入された圧縮空気は、パワーピストン5をスプリング10
の付勢力に抗して第1図における右側に圧送する。
量に応じて空圧室(図示せず)からの圧縮空気がパワー
シリンダ3の空気圧室6に圧入される。空気圧室6に圧
入された圧縮空気は、パワーピストン5をスプリング10
の付勢力に抗して第1図における右側に圧送する。
そして、パワーピストン5の移動に伴い、プッシュロ
ッド4は第1図における右側に移動される。このプッシ
ュロッド4の移動により、このプッシュロッド4の先端
面に弾性リング22の弾発力により常時当接されているイ
ンサート33が弾性リング22に抗して右方に移動される。
ッド4は第1図における右側に移動される。このプッシ
ュロッド4の移動により、このプッシュロッド4の先端
面に弾性リング22の弾発力により常時当接されているイ
ンサート33が弾性リング22に抗して右方に移動される。
そして、弾性リング22は圧縮され、インサート33の突
出部34の平坦な先端面はプレート21に当接される。この
際、インサート33とプレート21は平面同志の接触のた
め、異音の発生が防止される。
出部34の平坦な先端面はプレート21に当接される。この
際、インサート33とプレート21は平面同志の接触のた
め、異音の発生が防止される。
インサート33がプレート21に当接した後、プッシュロ
ッド4とともにオイルピストン8は右側へ移動される。
オイルピストン8が右側に押し出されると、やがてリフ
タ9の背面とバルブ17の弁棒30との当接が離間し始め
る。離間し始めると間もなく、スプリング24の付勢力に
よってバルブ17は左側に押し出され、バルブシール部26
が弁座25に圧着して流路16は閉鎖される。
ッド4とともにオイルピストン8は右側へ移動される。
オイルピストン8が右側に押し出されると、やがてリフ
タ9の背面とバルブ17の弁棒30との当接が離間し始め
る。離間し始めると間もなく、スプリング24の付勢力に
よってバルブ17は左側に押し出され、バルブシール部26
が弁座25に圧着して流路16は閉鎖される。
この状態でオイルピストン8が右側に移動し、出力側
圧力室15内の液圧が所定の圧力に達すると、出力側圧力
室15内の液油は、図示していないコネクタを介してホイ
ールシリンダ(図示せず)に圧送され、ブレーキ作用が
行われる。この場合、液油補給室14内の容積が大きくな
るため、その容積の拡大に伴い、フルードリザーバ28、
流路27を介して液油が液油補給室14内に補給される。
圧力室15内の液圧が所定の圧力に達すると、出力側圧力
室15内の液油は、図示していないコネクタを介してホイ
ールシリンダ(図示せず)に圧送され、ブレーキ作用が
行われる。この場合、液油補給室14内の容積が大きくな
るため、その容積の拡大に伴い、フルードリザーバ28、
流路27を介して液油が液油補給室14内に補給される。
ペダルの踏み込みが解除されると、空気圧室6内の圧
縮空気は、所定の排気口から大気中に排出される。これ
に伴い、スプリング10の付勢力によってプッシュロッド
4は空気圧室6側に移動され、パワーピストン8が第1
図中、左側に移動される。このとき、リフタ9の左側端
面部は軸受部12の内壁面に当接して静止するので、リフ
タ9の背面部がバルブ17を右側に押し出す状態になる。
これによって、バルブ17はスプリング24の付勢力に抗し
て右側に移動され、バルブシール部26が弁座25から離脱
して流路16が開放され、パワーピストン5およびオイル
ピストン8は元の状態に復帰する。
縮空気は、所定の排気口から大気中に排出される。これ
に伴い、スプリング10の付勢力によってプッシュロッド
4は空気圧室6側に移動され、パワーピストン8が第1
図中、左側に移動される。このとき、リフタ9の左側端
面部は軸受部12の内壁面に当接して静止するので、リフ
タ9の背面部がバルブ17を右側に押し出す状態になる。
これによって、バルブ17はスプリング24の付勢力に抗し
て右側に移動され、バルブシール部26が弁座25から離脱
して流路16が開放され、パワーピストン5およびオイル
ピストン8は元の状態に復帰する。
そして、ホイールシリンダ(図示せず)に圧送されて
いた液油は、出力側圧力室15に戻され、ブレーキ作用が
解除される。
いた液油は、出力側圧力室15に戻され、ブレーキ作用が
解除される。
なお、本考案は前記実施例に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲において、種々変更可能
であることはいうまでもない。
く、その要旨を逸脱しない範囲において、種々変更可能
であることはいうまでもない。
例えば、インサート33は前記実施例で示した底付円筒
部材の底部外側に突出部を形成した形状に構成するに限
らず、円盤の一端面に突出部を形成した形状に構成して
もよい。
部材の底部外側に突出部を形成した形状に構成するに限
らず、円盤の一端面に突出部を形成した形状に構成して
もよい。
以上説明したように、本考案によれば、プッシュロッ
ドの先端部とインサートとの間には隙間がなく、常時、
当接した状態であり、ブレーキを作動させた場合、プッ
シュロッドとインサートとは当接した状態で、インサー
トの平坦な先端面がオイルピストン側に平面同志で当接
するので、ブレーキの作動時に両者の衝突による異音を
生じることがない。
ドの先端部とインサートとの間には隙間がなく、常時、
当接した状態であり、ブレーキを作動させた場合、プッ
シュロッドとインサートとは当接した状態で、インサー
トの平坦な先端面がオイルピストン側に平面同志で当接
するので、ブレーキの作動時に両者の衝突による異音を
生じることがない。
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第2図は第
1図の要部拡大断面図、第3図は第2図のIII−III線に
沿う断面図、である。 第4図は従来のブレーキ倍力装置を示す要部拡大断面図
である。 1……パワーシリンダ部、2……オイルシリンダ部、3
……パワーシリンダ、4……プッシュロッド、5……パ
ワーピストン、6……空気圧室、7……大気室、8……
オイルピストン、9……リフタ、10……スプリング、11
……オイルシリンダ、12……軸受部、13……シール部
材、14……液油補給室、15……出力側圧力室、16……流
路、17……バルブ、18……スリット、19……スプリン
グ、20……ピン、21……プレート、22……弾性リング、
23……ストッパリング、24……スプリング、25……弁
座、26……バルブシール部、27……流路、28……フルー
ドリザーバ、29……弁室、30……弁棒、31……凹所、32
……連通孔、33……インサート、34……突出部、35……
ピン孔、36……周溝、37……バックアップリング、38…
…シールカップ、α……間隙。
1図の要部拡大断面図、第3図は第2図のIII−III線に
沿う断面図、である。 第4図は従来のブレーキ倍力装置を示す要部拡大断面図
である。 1……パワーシリンダ部、2……オイルシリンダ部、3
……パワーシリンダ、4……プッシュロッド、5……パ
ワーピストン、6……空気圧室、7……大気室、8……
オイルピストン、9……リフタ、10……スプリング、11
……オイルシリンダ、12……軸受部、13……シール部
材、14……液油補給室、15……出力側圧力室、16……流
路、17……バルブ、18……スリット、19……スプリン
グ、20……ピン、21……プレート、22……弾性リング、
23……ストッパリング、24……スプリング、25……弁
座、26……バルブシール部、27……流路、28……フルー
ドリザーバ、29……弁室、30……弁棒、31……凹所、32
……連通孔、33……インサート、34……突出部、35……
ピン孔、36……周溝、37……バックアップリング、38…
…シールカップ、α……間隙。
Claims (1)
- 【請求項1】パワーシリンダ(3)とオイルシリンダ
(11)とが、そのパワーピストン(5)とオイルピスト
ン(8)とが同一軸線上に並ぶように連設され、前記パ
ワーピストン(5)にプッシュロッド(4)が前記軸線
上に固定されているとともに、このプッシュロッド
(4)は前記オイルピストン(8)に前記軸線方向に所
定の範囲内での相対移動が可能に連結されており、前記
オイルシリンダ(11)内は前記オイルピストン(8)に
よって前記プッシュロッド(4)に隣接する液油補給室
(14)と、反対側の出力側圧力室(15)とに区画され、
前記オイルピストン(8)には液油補給室(14)と出力
側圧力室(15)とに連通する流路(16)が形成されてお
り、この流路(16)には前記オイルピストン(8)の進
退に伴ってこの流路(16)を開閉するバルブ(17)が設
けられているとともに、このバルブ(17)には前記プッ
シュロッド(4)のオイルピストン(8)との相対移動
に伴ってバルブ(17)を開閉作動させるリフタ(9)が
係合されており、さらに、オイルピストン(8)には前
記プッシュロッド(4)の端面に対向する凹所(31)が
開設されているとともに、この凹所(31)内にはインサ
ート(33)が凹所(31)の底面と前記プッシュロッド
(4)との間で前記軸線方向に移動自在に配設されてい
るブレーキ倍力装置において、 前記インサート(33)の前記凹所(31)の底面に臨む面
には円板形状の突出部(34)が外周に凹部を環状に残し
て同心円に突設されているとともに、突出部(34)の外
周には弾性リング(22)が配設されており、この弾性リ
ング(22)と前記凹所(31)の底面との間には円形プレ
ート(21)が介設されているとともに、この円形プレー
ト(21)には弾性リング(22)の中空部内と前記補給室
(14)とを連通する連通孔(32)が開設されており、ま
た、前記インサート(33)と前記プッシュロッド(4)
の先端面とが当接されていることを特徴とするブレーキ
倍力装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990121153U JPH086661Y2 (ja) | 1990-11-19 | 1990-11-19 | ブレーキ倍力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990121153U JPH086661Y2 (ja) | 1990-11-19 | 1990-11-19 | ブレーキ倍力装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0476578U JPH0476578U (ja) | 1992-07-03 |
| JPH086661Y2 true JPH086661Y2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=31869026
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990121153U Expired - Lifetime JPH086661Y2 (ja) | 1990-11-19 | 1990-11-19 | ブレーキ倍力装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH086661Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62192969U (ja) * | 1986-05-30 | 1987-12-08 |
-
1990
- 1990-11-19 JP JP1990121153U patent/JPH086661Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0476578U (ja) | 1992-07-03 |
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