JPH0867095A - 記録装置の記録用紙吸着装置 - Google Patents

記録装置の記録用紙吸着装置

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JPH0867095A
JPH0867095A JP20520494A JP20520494A JPH0867095A JP H0867095 A JPH0867095 A JP H0867095A JP 20520494 A JP20520494 A JP 20520494A JP 20520494 A JP20520494 A JP 20520494A JP H0867095 A JPH0867095 A JP H0867095A
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JP
Japan
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recording
suction
recording paper
air
electrostatic
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JP20520494A
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English (en)
Inventor
Yoshio Nakazawa
良雄 中澤
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Graphtec Corp
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Graphtec Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大きな吸着力が得られ、また空気を通さない
材質の用紙であってもライティング面と用紙との間に閉
じ込められている空気を確実に取り除くことができるよ
うにする。 【構成】 静電吸着装置11と空気吸引装置12とで記
録用紙吸着装置10を構成する。静電吸着装置11は、
複数個の通気孔16を有し、記録用紙15を静電的に吸
着する。空気吸引装置12は、空気室20を形成するケ
ース21と、ケース21の上面開口部を覆う上板22お
よび吸、排気用ファン23を有する。上板22は、前記
通気孔16に連通する複数個の吸、排気孔24を有す
る。吸、排気用ファン23は、記録用紙の吸引開始時に
動作して記録用紙15を吸引し、記録中は停止し、記録
終了後逆方向回転により静電吸着板14と記録用紙15
の間に空気を送り込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙載置型記録装置(記
録テーブル上に記録用紙を載置した状態で記録信号に応
じた記録を行なう装置)に適用して好適な記録装置の記
録用紙吸着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】X−Yレコーダ等の紙載置型記録装置に
用いられ記録用紙を平面状に吸着保持するこの種の吸着
装置にあっては、吸着力が大でライティング面上に記
録用紙を全面にわたって確実に吸着することができるこ
と、吸着力の抜けが早いことが要求される。吸着装置
による記録用紙の吸着方式としては、静電力を利用した
吸着方式と、空気を利用した吸着方式の2方式が最も一
般的である。静電吸着方式は、図7に示すように基板1
上に電極2を、例えば櫛歯状に形成し、この電極2に電
圧を印加し、基板1側にプラスの電荷を帯電させる一
方、基板1上の誘電体(図示せず)を介して載置される
記録用紙にマイナスの電荷を静電誘導により帯電させ、
これにより記録用紙を基板1上に吸着保持するようにし
たものである。空気吸引吸着方式は、ライティング面に
設けた吸引孔内の空気を真空装置によって排気して記録
用紙をライティング面に吸着させるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
静電吸着方式による吸着装置は、吸着力が大きく性能面
で優れているものの、記録用紙とライティング面との間
に空気が閉じ込められた場合、それを取り除くのに手間
がかかるという問題があった。特に、空気を通さないポ
リエステルフィルムのような材質の用紙は空気が入る
と、なかなか取り除くことが難しく、また、空気を取り
除く場合は、手を使うと手の油脂分が用紙についてイン
クペンによる記録の際にインクの乗りが悪くなるため、
布や固形のもので取り除く必要があり、このため熟練を
要する。空気吸引吸着方式は静電吸着方式に比べてライ
ティング面と用紙との間の空気を容易に取り除くことが
できる利点を有する反面、吸着力が小さいという欠点を
有する。
【0004】この他、マグネットシートを用いて用紙を
吸着固定する方式も知られているが、この方式において
も吸着力が小さいと、用紙の端の方では600g程度の
筆圧で鉛筆作図をした場合、用紙が鉛筆の先で動かさ
れ、作図に支障をきたすという問題があった。
【0005】したがって、本発明は上記したような従来
の問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするとこ
ろは、大きな吸着力が得られ、また空気を通さない材質
の用紙であってもライティング面と用紙との間に閉じ込
められた空気を確実に取り除くことができるようにした
記録装置の記録用紙吸着装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載された発明は、複数個の通気孔と電
極を有し、記録用紙を静電的に吸着する静電吸着装置
と、内部が空気室を形成し上面に前記通気孔に連通する
複数個の吸、排気孔が形成され、かつ吸、排気用ファン
を有して前記静電吸着装置の下面側に配設された空気吸
引装置と、を備えたことを特徴とする。請求項2に記載
の発明は、請求項1に記載の発明において、静電吸着装
置の電極に印加される電圧は、記録用紙の吸着開始時に
徐々に高くなるよう印加されて所定値に達することを特
徴とする。請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の
発明において、空気吸引装置のファンは記録用紙の吸着
開始時にのみ前記空気室を排気して静電吸着装置への印
加電圧が所定値に達すると停止し、記録終了後空気室に
空気を送り込むことを特徴とする。
【0007】
【作用】請求項1に記載の発明において、静電吸着装置
は電極への電圧印加により記録用紙を静電吸着し、ライ
ティング面に密着させる。空気吸引装置は空気室を排気
してライティング面と記録用紙との間に閉じ込められて
いる空気を吸引除去する。請求項2に記載の発明におい
て、静電吸着装置は印加電圧が徐々に大きくされること
で、静電吸着力を徐々に大きくしていき、記録用紙の位
置付けを容易にする。請求項3に記載の発明において、
空気吸引装置のファンは記録用紙の吸着開始時にのみ空
気室を排気して記録用紙を吸引し、静電吸着装置への印
加電圧が所定値に達すると停止する。そして、記録終了
後は空気室に空気を送り込み、記録用紙をライティング
面から浮かせる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。図1は本発明に係る記録装置の記録用
紙吸着装置の一実施例を示す正面図、図2は同装置の分
解斜視図、図3は静電吸着装置の平面図、図4は印加電
圧、ファン駆動および記録動作の関係を示す図である。
これらの図において、本実施例は記録用紙としてカット
シートを使用する記録用紙吸着装置に適用した場合を示
す。全体を符号10で示す吸着装置は、積層配置された
静電吸着装置11と、空気吸引装置12とを備え、記録
機構を構成するX、Y方向に駆動される記録ヘッド13
の下方に配置されている。
【0009】前記静電吸着装置11は、平板状に形成さ
れた静電吸着板14を有し、この静電吸着板14には電
極2が、例えば櫛歯状に形成されると共に多数の小さな
通気孔16を有している。静電吸着板14の材質として
は樹脂等からなり、可撓性を有するシート状のものまた
は剛性を有するものであってもよい。通気孔16は、直
径が0.2mm程度で、両電極2,2間に位置するよう
適宜間隔をおいて形成されている。静電吸着板14の上
面は誘電体で保護されており、記録用紙15のライティ
ング面を形成している。そして、電極2に印加される電
圧は、図4に示すように記録用紙15の吸着開始時に徐
々に高くなるよう印加されて所定値に達し、記録動作中
は所定値に保持され、記録動作後に印加を停止される。
【0010】前記空気吸引装置12は、前記静電吸着装
置11の下面に密接して配設されるもので、上面が開放
し前記静電吸着板14と略同一の大きさに形成され内部
が空気室20を形成するケース21と、ケース21の上
面開口部を覆う上板22と、ケース21の一側面適宜箇
所に配設された吸、排気用ファン23を備えている。上
板22はハニカム材からなり、ケースの内部と前記通気
孔16を連通させる複数個の吸、排気孔24を有し、前
記静電吸着板14の下面に密接されている。吸、排気孔
24の直径は、5mm程度とされる。ファン23は、図
4に示すように吸着開始時にのみ前記空気室20内の空
気を外部に排気して記録用紙15を吸引し、静電吸着装
置11の電極2への印加電圧が所定値に達すると停止
し、記録終了後は回転方向を切り替えられて駆動される
ことにより空気室20に空気を送り込むよう駆動制御さ
れる。
【0011】このような構成からなる記録用紙吸着装置
10において、記録ヘッド13による記録に際して記録
用紙15を静電吸着板14のライティング面上に位置決
めして載置すると、静電吸着板14と記録用紙15との
間に空気が所々に閉じ込められる。そこで、先ずファン
23のスイッチをONにして空気室20内の空気を排気
すると、静電吸着板14と記録用紙15との間の空気を
取り除くことができる。したがって、記録用紙15はラ
イティング面に吸引密着される。この時、手を記録用紙
15の上に軽く載せて位置調整し、その中央から端に向
かって伸ばすように移動させると、静電吸着板14と記
録用紙15との間に閉じ込められている空気をより確実
に除去することができ、良好な密着状態を形成すること
ができる。次いで、静電吸着装置11の電源をONにし
て電極2に電圧を印加してその電圧値を高くしていく
と、記録用紙15は静電力によって静電吸着板14に吸
着固定され、十分な密着力を得る。
【0012】この場合、本実施例では電極2への電圧印
加の時期をファン23の駆動開始時期より若干遅らせた
が、ファン23の電源を入れると同時に微弱な一定電圧
を電極2に印加して、微弱な静電力を記録用紙15に作
用させると、より一層空気の除去が確実で、記録用紙1
5を整列吸着させることができる。電極2に印加される
電圧が所定値に達すると、ファン23の電源を切り、記
録ヘッド13による記録を行い、記録動作終了後電極2
への電圧印加を停止する一方、ファン23を再び駆動さ
せる。この時のファン23の回転方向は上記とは逆で、
空気室20内に空気を送り込む。このため、静電吸着板
14と記録用紙15との間に空気が送り込まれて記録用
紙15をライティング面から浮かせ、記録用紙15の分
離を容易にする。
【0013】ここで、記録用紙15としてロール紙を用
い連続的に記録を行なう記録装置にあっては、図5に示
すように記録用紙吸着装置10の前後に供給ローラ30
と巻取りローラ31を配置し、巻取りローラ31を間欠
的に駆動させて1頁分に相当する長さだけ記録用紙15
を繰り出すようにすればよい。図6はこの時の印加電
圧、ファン駆動、紙送り動作および記録動作の関係を示
す図で、電極2への電圧印加時期およびファン23の駆
動時期は上記したカットシートを使用する場合と同様で
ある。
【0014】かくしてこのような構成からなる吸着装置
10にあっては、静電吸着装置11によって記録用紙1
5をライティング面に吸着固定し、空気吸引装置12に
よってライティング面と記録用紙15との間に閉じ込め
られている空気を除去するようにしたので、空気の除去
が確実で、かつ強力な密着力により記録用紙15を全面
にわたってライティング面に確実に密着させることがで
きる。この場合、用紙の材質によって多少空気の除去お
よび吸着効果の度合いが異なるが、特に、ポリエステル
のような通気性のない記録用紙を用いる場合に効果大で
ある。また、静電吸着装置11は記録用紙15の吸着に
際して、電極2に印加される電圧を徐々に上げて行くよ
うにしているので、記録用紙15を適正な位置に位置付
けし易いという利点を有する。さらに、本発明において
は、記録終了後ファン23によって空気をライティング
面と記録用紙15の間に送り込み、記録用紙15を浮か
せるようにしているので、残留電荷による静電力の影響
を低減することができ、記録用紙15の分離が容易であ
る。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る記録装
置の記録用紙吸着装置は、複数個の通気孔と電極を有
し、記録用紙を静電的に吸着する静電吸着装置と、内部
が空気室を形成し上面に前記通気孔に連通する複数個の
吸、排気孔が形成され、かつ吸、排気用ファンを有して
前記静電吸着装置の下面側に配設された空気吸引装置
と、を備えているので、ライティング面と記録用紙との
間に閉じ込められている空気を確実に除去することがで
き、また強力な密着力により記録用紙をライティング面
に密着させることができる。したがって、用紙を全面に
わたって一様厳密な平面状とすることができ、記録品質
を向上させることができる。また、本発明は静電吸着装
置の電極に印加される電圧を記録用紙の吸着開始時に徐
々に高くしていき、所定値に達するようにしているの
で、記録用紙を適正な位置に位置付けし易いという利点
を有する。さらに、本発明は、記録終了動作後に吸、排
気用ファンによって空気室に空気を送り込み、記録用紙
をライティング面から浮かせるようにしているので、残
留電荷による静電力の影響を低減することができ、記録
用紙の分離が容易であるという利点を有する。したがっ
て、装置の取扱いが容易となり、分離に要する時間を短
縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る記録装置の記録用紙吸着装置の
一実施例を示す正面図である。
【図2】 同装置の分解斜視図である。
【図3】 静電吸着装置の平面図である。
【図4】 印加電圧、ファン駆動および記録動作の関係
を示す図である。
【図5】 ロールシートを使用する場合の実施例を示す
正面図である。
【図6】 ロールシートの場合の印加電圧、ファン駆
動、紙送り動作および記録動作の関係を示す図であ
る。。
【図7】 静電吸着方式を利用した静電吸着装置の従来
例を示す平面図である。
【符号の説明】
1…静電吸着板、2…電極、10…記録用紙吸着装置、
11…静電吸着装置、12…空気吸引装置、13…記録
ヘッド、14…静電吸着板、15…記録用紙、16…通
気孔、20…空気室、21…ケース、22…上板、23
…吸、排気用ファン、24…吸、排気孔、30…供給ロ
ーラ、31…巻取りローラ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の通気孔と電極を有し、記録用紙
    を静電的に吸着する静電吸着装置と、内部が空気室を形
    成し上面に前記通気孔に連通する複数個の吸、排気孔が
    形成され、かつ吸、排気用ファンを有して前記静電吸着
    装置の下面側に配設された空気吸引装置と、を備えたこ
    とを特徴とする記録装置の記録用紙吸着装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の記録装置の記録用紙吸着
    装置において、静電吸着装置の電極に印加される電圧
    は、記録用紙の吸着開始時に徐々に高くなるよう印加さ
    れて所定値に達することを特徴とする記録装置の記録用
    紙吸着装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の記録装置の記録用紙吸着
    装置において、空気吸引装置の吸、排気用ファンは記録
    用紙の吸着開始時にのみ前記空気室を排気して静電吸着
    装置への印加電圧が所定値に達すると停止し、記録終了
    後空気室に空気を送り込むことを特徴とする記録装置の
    記録用紙吸着装置。
JP20520494A 1994-08-30 1994-08-30 記録装置の記録用紙吸着装置 Pending JPH0867095A (ja)

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Cited By (4)

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Effective date: 20040330