JPH086716Y2 - 船用減速逆転機の潤滑油遊転ポンプ - Google Patents
船用減速逆転機の潤滑油遊転ポンプInfo
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- JPH086716Y2 JPH086716Y2 JP7422790U JP7422790U JPH086716Y2 JP H086716 Y2 JPH086716 Y2 JP H086716Y2 JP 7422790 U JP7422790 U JP 7422790U JP 7422790 U JP7422790 U JP 7422790U JP H086716 Y2 JPH086716 Y2 JP H086716Y2
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
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- General Details Of Gearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は減速逆転機ケース内に、クラッチよりもプロ
ペラ軸側であって遊転時にプロペラ軸と共に遊転する出
力大歯車を配置すると共に、該大歯車の下半部分を覆う
バッフルプレートを備えた舶用減速逆転機の遊転ポンプ
に関する。
ペラ軸側であって遊転時にプロペラ軸と共に遊転する出
力大歯車を配置すると共に、該大歯車の下半部分を覆う
バッフルプレートを備えた舶用減速逆転機の遊転ポンプ
に関する。
(従来の技術) 船舶が曵行される場合、惰性によって船舶が航行する
場合、帆によって船舶が航行する場合、あるいは2基の
エンジンと2本のプロペラ軸を備えた船舶が一方のエン
ジン及びプロペラ軸のみで航行する場合等においては、
エンジンを停止し、クラッチを切った状態にしており、
それによりプロペラ軸は遊転している。このような遊転
時には減速逆転機に装備されている機付潤滑油ポンプが
停止しているため、減速逆転機内で上記プロペラ軸と共
に遊転する部分が焼付くおそれがある。
場合、帆によって船舶が航行する場合、あるいは2基の
エンジンと2本のプロペラ軸を備えた船舶が一方のエン
ジン及びプロペラ軸のみで航行する場合等においては、
エンジンを停止し、クラッチを切った状態にしており、
それによりプロペラ軸は遊転している。このような遊転
時には減速逆転機に装備されている機付潤滑油ポンプが
停止しているため、減速逆転機内で上記プロペラ軸と共
に遊転する部分が焼付くおそれがある。
そこで従来より遊転部分に連動する遊転ポンプを減速
逆転機ケースに取り付け、遊転時にはこの遊転ポンプに
よって注油箇所に潤滑油を供給するようにしたものがあ
り、このような技術は例えば特開昭61−70271あるいは
特公平2−20479に開示されている。
逆転機ケースに取り付け、遊転時にはこの遊転ポンプに
よって注油箇所に潤滑油を供給するようにしたものがあ
り、このような技術は例えば特開昭61−70271あるいは
特公平2−20479に開示されている。
特開昭61−70271は遊転ポンプを出力大歯車の軸芯よ
り上側に設け、大歯車の側方に別途外歯車を設け、この
外歯車に遊転ポンプの駆動ギヤを噛み合わせている。
り上側に設け、大歯車の側方に別途外歯車を設け、この
外歯車に遊転ポンプの駆動ギヤを噛み合わせている。
また特公平2−20479は、同じく遊転ポンプを出力大
歯車の軸芯より上側に設け、出力大歯車から前進歯車及
び中間歯車を介して遊転ポンプの駆動歯車を駆動するよ
うにしている。
歯車の軸芯より上側に設け、出力大歯車から前進歯車及
び中間歯車を介して遊転ポンプの駆動歯車を駆動するよ
うにしている。
(考案が解決しようとする課題) 遊転ポンプを大歯車の軸芯より上側に配置している
と、ケース内の油面に対する遊転ポンプのヘッド(揚
程)が大きくなる。従って遊転ポンプ組み付け時には、
予めポンプ内及び吸い込み管内に油を満たしておかなけ
ればならず、取付け作業に手間がかかる。しかもヘッド
(揚程)が大きいことによりポンプ効率も低下する。
と、ケース内の油面に対する遊転ポンプのヘッド(揚
程)が大きくなる。従って遊転ポンプ組み付け時には、
予めポンプ内及び吸い込み管内に油を満たしておかなけ
ればならず、取付け作業に手間がかかる。しかもヘッド
(揚程)が大きいことによりポンプ効率も低下する。
また油面よりも高い位置に遊転ポンプが備えられてい
ることにより、ケース内の潤滑油を直接遊転ポンプの潤
滑に利用できず、遊転ポンプ内の駆動部分あるいはポン
プ駆動軸用の軸受部分への特別の配管が必要になる。
ることにより、ケース内の潤滑油を直接遊転ポンプの潤
滑に利用できず、遊転ポンプ内の駆動部分あるいはポン
プ駆動軸用の軸受部分への特別の配管が必要になる。
(課題を解決するための技術的手段) 上記課題を解決するために本考案は、減速逆転機ケー
ス内に、クラッチよりもプロペラ軸側であって遊転時に
プロペラ軸と共に遊転する出力大歯車を備え、該大歯車
の下半部分をバッフルプレートにより覆っている舶用減
速逆転機において、機付潤滑油ポンプとは別の潤滑油遊
転ポンプを、大歯車の軸芯より下方で、かつ遊転ポンプ
の少くとも一部が減速逆転機ケースの油面内に入りうる
高さで上記ケースに固定し、大歯車のリムの内側に内歯
車を設け、遊転ポンプのポンプ駆動軸に固着されたポン
プ駆動歯車を、バッフルプレート内に突出させてバッフ
ルプレート内で大歯車の内歯車に噛み合わせている。
ス内に、クラッチよりもプロペラ軸側であって遊転時に
プロペラ軸と共に遊転する出力大歯車を備え、該大歯車
の下半部分をバッフルプレートにより覆っている舶用減
速逆転機において、機付潤滑油ポンプとは別の潤滑油遊
転ポンプを、大歯車の軸芯より下方で、かつ遊転ポンプ
の少くとも一部が減速逆転機ケースの油面内に入りうる
高さで上記ケースに固定し、大歯車のリムの内側に内歯
車を設け、遊転ポンプのポンプ駆動軸に固着されたポン
プ駆動歯車を、バッフルプレート内に突出させてバッフ
ルプレート内で大歯車の内歯車に噛み合わせている。
(作用) エンジンによりプロペラ軸が回転している時には、機
付潤滑油ポンプが作動しており、これにより減速逆転機
内の各注油箇所に潤滑油が供給される。
付潤滑油ポンプが作動しており、これにより減速逆転機
内の各注油箇所に潤滑油が供給される。
曳行等によりプロペラ軸が遊転している時には、エン
ジン停止により機付潤滑油ポンプは停止しているが、遊
転ポンプは出力大歯車の内歯車により作動しており、そ
れにより逆転機内の各遊転箇所に潤滑油を供給する。
ジン停止により機付潤滑油ポンプは停止しているが、遊
転ポンプは出力大歯車の内歯車により作動しており、そ
れにより逆転機内の各遊転箇所に潤滑油を供給する。
(実施例) 第3図は本考案による減速逆転機を備えた2機2軸式
船舶の一例を示しており、船体1内には左右1対のエン
ジン2、3が搭載され、各エンジン2、3の出力側フラ
イホイールには弾性継手6、7を介して減速逆転機8、
9がそれぞれ連動連結し、減速逆転機8、9の出力軸1
0、11にはそれぞれプロペラ軸12、13が連動連結してい
る。減速逆転機8、9にはそれぞれ機付潤滑油ポンプ
4、5が備えられている。右エンジンは船体後方から見
て右回転するエンジンであり、左エンジンは船体後方か
ら見て右回転するエンジンである。また右プロペラ軸13
が右回転し、左プロペラ軸12が左回転することにより船
体1は前進する。上記各減速逆転機8、9にはそれぞれ
機付潤滑油ポンプ4、5とは別に可逆式の潤滑油遊転ポ
ンプ14、15が取り付けられている。
船舶の一例を示しており、船体1内には左右1対のエン
ジン2、3が搭載され、各エンジン2、3の出力側フラ
イホイールには弾性継手6、7を介して減速逆転機8、
9がそれぞれ連動連結し、減速逆転機8、9の出力軸1
0、11にはそれぞれプロペラ軸12、13が連動連結してい
る。減速逆転機8、9にはそれぞれ機付潤滑油ポンプ
4、5が備えられている。右エンジンは船体後方から見
て右回転するエンジンであり、左エンジンは船体後方か
ら見て右回転するエンジンである。また右プロペラ軸13
が右回転し、左プロペラ軸12が左回転することにより船
体1は前進する。上記各減速逆転機8、9にはそれぞれ
機付潤滑油ポンプ4、5とは別に可逆式の潤滑油遊転ポ
ンプ14、15が取り付けられている。
両減速逆転機8、9は互いに左右が逆向きになってい
ること以外は同様な構造をしているので、右減速逆転機
9の構造について第4図及び第5図により説明する。第
4図において、減速逆転機ケースは下部ケース16、上部
ケース17及びケース蓋18からなっており、下部ケース16
内は油溜りであって油面Lの高さまで油が溜められると
ともに、出力大歯車35の下半部分を覆う上開き半円箱状
のバッフルプレート20が着脱に固定されている。バッフ
ルプレート20には油孔が一箇所あるいは複数箇所開けら
れており、バッフルプレート20内においてケース内の油
面Lと同じ油面を保てるようにしてある。
ること以外は同様な構造をしているので、右減速逆転機
9の構造について第4図及び第5図により説明する。第
4図において、減速逆転機ケースは下部ケース16、上部
ケース17及びケース蓋18からなっており、下部ケース16
内は油溜りであって油面Lの高さまで油が溜められると
ともに、出力大歯車35の下半部分を覆う上開き半円箱状
のバッフルプレート20が着脱に固定されている。バッフ
ルプレート20には油孔が一箇所あるいは複数箇所開けら
れており、バッフルプレート20内においてケース内の油
面Lと同じ油面を保てるようにしてある。
前側の入力軸21は後側の出力軸11と同軸芯に備えられ
ると共に入力歯車23を一体に備えている。入力軸21の左
右両側上方には1対の前進軸24が、入力軸21の略真上に
は後進軸26がそれぞれ配置され、上部ケース17に回転自
在に支承されている。前進軸24には前進歯車27が、後進
軸26には後進歯車29がそれぞれ固着され、両前進歯車27
は入力歯車23に常時噛み合い、後進歯車29は上記前進歯
車27に噛み合っている。なお後進歯車29は入力歯車23に
は噛み合っていない。
ると共に入力歯車23を一体に備えている。入力軸21の左
右両側上方には1対の前進軸24が、入力軸21の略真上に
は後進軸26がそれぞれ配置され、上部ケース17に回転自
在に支承されている。前進軸24には前進歯車27が、後進
軸26には後進歯車29がそれぞれ固着され、両前進歯車27
は入力歯車23に常時噛み合い、後進歯車29は上記前進歯
車27に噛み合っている。なお後進歯車29は入力歯車23に
は噛み合っていない。
第5図において、前進軸24の後側部分にはブレーンブ
ッシュ30を介して前進ピニオン31が回転自在に嵌合し、
前進ピニオン31は前進クラッチ37により断続自在に前進
軸24に接続される。後進軸26の後側部分にはブレーンブ
ッシュ32を介して後進ピニオン33が回転自在に嵌合し、
後進ピニオン33は後進クラッチ39を介して断続自在に後
進軸26に接続される。
ッシュ30を介して前進ピニオン31が回転自在に嵌合し、
前進ピニオン31は前進クラッチ37により断続自在に前進
軸24に接続される。後進軸26の後側部分にはブレーンブ
ッシュ32を介して後進ピニオン33が回転自在に嵌合し、
後進ピニオン33は後進クラッチ39を介して断続自在に後
進軸26に接続される。
前進ピニオン31及び後進ピニオン33は出力大歯車35に
常時噛み合い、出力大歯車35は出力軸11に固着されると
共に、前述のようにその下半部分がバッフルプレート20
内に収納され、下端部が潤滑油内に浸っている。
常時噛み合い、出力大歯車35は出力軸11に固着されると
共に、前述のようにその下半部分がバッフルプレート20
内に収納され、下端部が潤滑油内に浸っている。
第1図は潤滑油遊転ポンプ15の拡大縦断面図(第4図
のI−I断面図)であり、遊転ポンプ15の前面にはポン
プ軸芯O2と同軸芯の筒状の軸受ケース47が一体的に結合
されており、軸受ケース47内には前後1対の軸受48、49
が固定され、両軸受48、49の内周にポンプ駆動軸43が支
持されている。ポンプ駆動軸43の後端部はオルダム継手
51を介して遊転ポンプ内のポンプ軸に連動連結し、ポン
プ駆動軸43の前端部にはポンプ駆動歯車44が固着されて
いる。
のI−I断面図)であり、遊転ポンプ15の前面にはポン
プ軸芯O2と同軸芯の筒状の軸受ケース47が一体的に結合
されており、軸受ケース47内には前後1対の軸受48、49
が固定され、両軸受48、49の内周にポンプ駆動軸43が支
持されている。ポンプ駆動軸43の後端部はオルダム継手
51を介して遊転ポンプ内のポンプ軸に連動連結し、ポン
プ駆動軸43の前端部にはポンプ駆動歯車44が固着されて
いる。
遊転ポンプ15は出力大歯車35の軸芯O1よりも下方に位
置し、しかも少くともポンプ軸芯O2部分(概ねヘッド部
分)が油面よりも下位置にくるように配置され、下部ケ
ース16の後面に固定されている。軸受ケース47はOリン
グ55を介して下部ケース16の取付孔57に嵌合すると共に
下部ケース16内に突出し、さらにバッフルプレート後壁
20aの挿入孔58を貫通してバッフルプレート20内に突出
しており、それにより駆動歯車44はバッフルプレート20
内に位置し、かつその一部が油面内に浸っている。また
前記軸受48、49も油面内に浸っている。
置し、しかも少くともポンプ軸芯O2部分(概ねヘッド部
分)が油面よりも下位置にくるように配置され、下部ケ
ース16の後面に固定されている。軸受ケース47はOリン
グ55を介して下部ケース16の取付孔57に嵌合すると共に
下部ケース16内に突出し、さらにバッフルプレート後壁
20aの挿入孔58を貫通してバッフルプレート20内に突出
しており、それにより駆動歯車44はバッフルプレート20
内に位置し、かつその一部が油面内に浸っている。また
前記軸受48、49も油面内に浸っている。
一方出力大歯車35のリム36の内周面には、内歯車(リ
ングギヤ)45が圧入固定されており、この内歯車45に前
記ポンプ駆動歯車44が噛み合っている。
ングギヤ)45が圧入固定されており、この内歯車45に前
記ポンプ駆動歯車44が噛み合っている。
軸受ケース47の前端部外周面には断面形状V形の環状
シール50が固着されており、該シール50の前端縁はバッ
フルプレート後壁20aに当接し、取付孔58部分のシール
機能を果している。
シール50が固着されており、該シール50の前端縁はバッ
フルプレート後壁20aに当接し、取付孔58部分のシール
機能を果している。
下部ケース16の下端部にはストレーナ59を介して遊転
ポンプ用吸込み管54が接続されており、該吸込み管54は
第2図のように遊転ポンプ15の下半部の油入口60に接続
している。遊転ポンプ15の上半部の油吐出口61には逆止
弁56が接続し、該逆止弁56は図示しないがエンジン運転
時に機付潤滑油ポンプからの逆流を防止し、エンジン停
止時には遊転ポンプから第5図のブッシュ30、32等のよ
うな遊転しうる各注油箇所への潤滑油を供給している、 作動を説明する。前進航行する場合、第5図の減速逆
転機15の両前進クラッチ37をONにし、への潤滑油後進ク
ラッチ39をOFFにする。エンジン3からの動力は入力軸2
1から、入力歯車23、両前進歯車27、両前進クラッチ3
7、両前進ピニオン31、出力大歯車35及び出力軸11へと
伝わり、第3図の右側プロペラ軸13が右回転する。また
同様に左側減速逆転機14をクラッチ操作することによ
り、左側プロペラ軸12が左回転する。
ポンプ用吸込み管54が接続されており、該吸込み管54は
第2図のように遊転ポンプ15の下半部の油入口60に接続
している。遊転ポンプ15の上半部の油吐出口61には逆止
弁56が接続し、該逆止弁56は図示しないがエンジン運転
時に機付潤滑油ポンプからの逆流を防止し、エンジン停
止時には遊転ポンプから第5図のブッシュ30、32等のよ
うな遊転しうる各注油箇所への潤滑油を供給している、 作動を説明する。前進航行する場合、第5図の減速逆
転機15の両前進クラッチ37をONにし、への潤滑油後進ク
ラッチ39をOFFにする。エンジン3からの動力は入力軸2
1から、入力歯車23、両前進歯車27、両前進クラッチ3
7、両前進ピニオン31、出力大歯車35及び出力軸11へと
伝わり、第3図の右側プロペラ軸13が右回転する。また
同様に左側減速逆転機14をクラッチ操作することによ
り、左側プロペラ軸12が左回転する。
この時機付潤滑油ポンプ4、5及び遊転ポンプ14、15
は共に回転し、機付潤滑油ポンプ4、5からの潤滑油に
より各注油箇所が潤滑される。
は共に回転し、機付潤滑油ポンプ4、5からの潤滑油に
より各注油箇所が潤滑される。
後進する場合には両前進クラッチ37をOFFにし、後進
クラッチ39をONにする。エンジン3からの動力は入力軸
21から、入力歯車23、後進歯車29、後進クラッチ39、後
進ピニオン33、出力大歯車35及び出力軸11へと伝わり、
プロペラ軸13が左回転する。第3図の左側減速逆転機14
の同様に逆転し、左側プロペラ軸12が右回転する。
クラッチ39をONにする。エンジン3からの動力は入力軸
21から、入力歯車23、後進歯車29、後進クラッチ39、後
進ピニオン33、出力大歯車35及び出力軸11へと伝わり、
プロペラ軸13が左回転する。第3図の左側減速逆転機14
の同様に逆転し、左側プロペラ軸12が右回転する。
この時機付潤滑油ポンプ4、5は前進時と同様に各部
を潤滑する。
を潤滑する。
1軸だけで航行する場合、例えば第3図の右エンジン
3を停止し、左エンジン2及び左プロペラ軸12だけで航
行する場合には、第5図の右側減速逆転機15の各クラッ
チ37、39はOFFに切り換えられているので、右プロペラ
軸13は遊転し、それにより出力軸11、出力大歯車35、両
前進ピニオン31及び後進ピニオン33が遊転する。
3を停止し、左エンジン2及び左プロペラ軸12だけで航
行する場合には、第5図の右側減速逆転機15の各クラッ
チ37、39はOFFに切り換えられているので、右プロペラ
軸13は遊転し、それにより出力軸11、出力大歯車35、両
前進ピニオン31及び後進ピニオン33が遊転する。
この時右側機付潤滑油ポンプ5(第3図)は停止して
いるが、第4図の出力大歯車35が遊転していることによ
り、内歯車45からポンプ駆動歯車44及びポンプ駆動軸43
を介して第5図の遊転ポンプ15は駆動する。それにより
ブッシュ30、32等の各遊転箇所を潤滑する。
いるが、第4図の出力大歯車35が遊転していることによ
り、内歯車45からポンプ駆動歯車44及びポンプ駆動軸43
を介して第5図の遊転ポンプ15は駆動する。それにより
ブッシュ30、32等の各遊転箇所を潤滑する。
(別の実施例) 図示の実施例は2基のエンジンと2本のプロペラ軸を
備えた2軸式の船舶に応用した例であるが、もちろん1
機1軸式の船舶にも適用できる。
備えた2軸式の船舶に応用した例であるが、もちろん1
機1軸式の船舶にも適用できる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によると、プロペラ軸13が
遊転状態の時も潤滑油遊転ポンプ15によって各注油箇所
に潤滑油を供給でき、焼付きを防止できることはいうま
でもなく、さらに次のような効果を有している。
遊転状態の時も潤滑油遊転ポンプ15によって各注油箇所
に潤滑油を供給でき、焼付きを防止できることはいうま
でもなく、さらに次のような効果を有している。
(1)潤滑油遊転ポンプ15を、出力大歯車35の軸芯O1よ
り下方であって、かつ遊転ポンプ15の少くとも一部がケ
ース内の油面内に入りうるる高さに位置させているの
で、油面と遊転ポンプ15のヘッド差がなくなりまたは極
めて小さくなり、遊転ポンプ組付け時に、予めポンプ内
及び吸い込み管内に油を満たしておく必要はなく、取付
け作業が簡単である。
り下方であって、かつ遊転ポンプ15の少くとも一部がケ
ース内の油面内に入りうるる高さに位置させているの
で、油面と遊転ポンプ15のヘッド差がなくなりまたは極
めて小さくなり、遊転ポンプ組付け時に、予めポンプ内
及び吸い込み管内に油を満たしておく必要はなく、取付
け作業が簡単である。
(2)潤滑油遊転ポンプ15を、少くともその一部が概ね
油面内に入りうる高さに位置させているので、遊転ポン
プ15内の駆動部及びポンプ駆動軸用の軸受48、49等が常
時油溜りの油により潤滑され、遊転ポンプの焼付きが防
止されると共に、軸受48、49への注油用配管が不要にな
る。
油面内に入りうる高さに位置させているので、遊転ポン
プ15内の駆動部及びポンプ駆動軸用の軸受48、49等が常
時油溜りの油により潤滑され、遊転ポンプの焼付きが防
止されると共に、軸受48、49への注油用配管が不要にな
る。
(3)油面と遊転ポンプ15のヘッド差(揚程)がほとん
どなくなることにより、小さなポンプでも効率良く油を
吸い込み、吐出することができる。
どなくなることにより、小さなポンプでも効率良く油を
吸い込み、吐出することができる。
(4)大歯車35のリム36の内側に内歯車45を設け、これ
にポンプ駆動歯車44を噛み合わせているので、大歯車35
の内周のスペースを有効利用でき、コンパクト化が達成
できる。
にポンプ駆動歯車44を噛み合わせているので、大歯車35
の内周のスペースを有効利用でき、コンパクト化が達成
できる。
(5)ポンプ駆動歯車44をバッフルプレート20内で大歯
車35に噛み合わせているので、油溜り内での気泡の発生
を防止でき、ケース内からの他のポンプ等の油吸い込み
に影響を与えない。
車35に噛み合わせているので、油溜り内での気泡の発生
を防止でき、ケース内からの他のポンプ等の油吸い込み
に影響を与えない。
第1図は本考案を適用した舶用減速逆転機の縦断面部分
図、第2図は第1図のII矢視図、第3図は船舶の平面略
図、第4図は減速逆転機の縦断面全体略図、第5図は第
4図のV−V断面展開図である。2、3……エンジン、
8、9……減速逆転機、12、13……プロペラ軸、14、15
……潤滑油遊転ポンプ、16、17……下部ケース、上部ケ
ース(減速逆転機ケース)、20……バッフルプレート、
35……出力大歯車、36……リム、37……前進クラッチ、
39……後進クラッチ、43……ポンプ駆動軸、44……ポン
プ駆動歯車、45……内歯車、47……軸受ケース
図、第2図は第1図のII矢視図、第3図は船舶の平面略
図、第4図は減速逆転機の縦断面全体略図、第5図は第
4図のV−V断面展開図である。2、3……エンジン、
8、9……減速逆転機、12、13……プロペラ軸、14、15
……潤滑油遊転ポンプ、16、17……下部ケース、上部ケ
ース(減速逆転機ケース)、20……バッフルプレート、
35……出力大歯車、36……リム、37……前進クラッチ、
39……後進クラッチ、43……ポンプ駆動軸、44……ポン
プ駆動歯車、45……内歯車、47……軸受ケース
Claims (1)
- 【請求項1】減速逆転機ケース内に、クラッチよりもプ
ロペラ軸側であって遊転時にプロペラ軸と共に遊転する
出力大歯車を備え、該大歯車の下半部分をバッフルプレ
ートにより覆っている舶用減速逆転機において、機付潤
滑油ポンプとは別の潤滑油遊転ポンプを、大歯車の軸芯
より下方で、かつ遊転ポンプの少くとも一部が減速逆転
機ケースの油面内に入りうる高さで上記ケースに固定
し、大歯車のリムの内側に内歯車を設け、遊転ポンプの
ポンプ駆動軸に固着されたポンプ駆動歯車を、バッフル
プレート内に突出させてバッフルプレート内で大歯車の
内歯車に噛み合わせたことを特徴とする船用減速逆転機
の潤滑油遊転ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7422790U JPH086716Y2 (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | 船用減速逆転機の潤滑油遊転ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7422790U JPH086716Y2 (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | 船用減速逆転機の潤滑油遊転ポンプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0489498U JPH0489498U (ja) | 1992-08-05 |
| JPH086716Y2 true JPH086716Y2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=31806274
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7422790U Expired - Lifetime JPH086716Y2 (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | 船用減速逆転機の潤滑油遊転ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH086716Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-07-11 JP JP7422790U patent/JPH086716Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0489498U (ja) | 1992-08-05 |
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