JPH0867193A - エアサスペンション装置を備えた車両用シート - Google Patents
エアサスペンション装置を備えた車両用シートInfo
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- JPH0867193A JPH0867193A JP20530894A JP20530894A JPH0867193A JP H0867193 A JPH0867193 A JP H0867193A JP 20530894 A JP20530894 A JP 20530894A JP 20530894 A JP20530894 A JP 20530894A JP H0867193 A JPH0867193 A JP H0867193A
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Abstract
かつシートバックを後方に倒した時にシート高さを維持
できるようにすることが主たる目的である。 【構成】シートクッションに加わる荷重を支持するため
の空気ばね14と給気源15との間に、給排気弁16が
設けられている。給排気弁16は弁切替機構30によっ
て制御され、シートクッションが所定高さ以下になった
時に給気源15から送られる圧縮空気を空気ばね14に
給気し、シートクッションが所定高さ以上になった時に
空気ばね14から空気を排出するようにしている。空気
ばね14と給排気弁16との間に開閉弁51が設けられ
ている。この開閉弁51の弁体操作部65に駆動部材5
2の一端側が接続されている。駆動部材52の他端側
は、シートバックの一部に連結され、シートバックが後
方に所定角度以上倒された状態においてのみ弁体操作部
65を閉弁モードの位置まで移動させるようになってい
る。
Description
トのシートクッションをリンク機構と空気ばねを用いて
支持するエアサスペンション装置を備えた車両用シート
に関する。
て使用される車両用シートのエアサスペンション装置
は、車両の床上に固定されるロアフレームと、ロアフレ
ームの上方に配されたアッパフレームと、これらロアフ
レームとアッパフレームとの間に配されたリンク機構お
よび空気ばねなどを備えて構成され、アッパフレーム上
のシートクッションに負荷される荷重を上記空気ばねの
圧力によって支持するようにしている。
て、例えば特開平5−42849号公報に示されている
ように、着座する人の体重いかんにかかわらず静止状態
ではシートクッションを設定基準高さに維持し、しかも
走行中の振動に対して適当なサスペンションストローク
を確保して最適な緩衝性能を得るように、空気ばねの内
圧を自動制御するようなものが提案されている。
に、車両の床上に固定されるロアフレームaと、ロアフ
レームaの上方に配されたアッパフレームと、ロアフレ
ームaに対しアッパフレームを上下動可能に支持するリ
ンク機構bと、アッパフレームに負荷される荷重を支え
る空気ばねcと、給気源dと、アッパフレームが所定の
高さ以下になった時に上記給気源dから送られる圧縮空
気を空気ばねcに給気しかつアッパフレームが所定の高
さ以上になった時に空気ばねcから空気を排出する給排
気弁eと、アッパフレームの高さに応じて給排気弁eを
作動させる弁切替機構fなどを備えて構成され、弁切替
機構fによって給排気弁eを給気モードあるいは排気モ
ードに切替えることによって空気ばねcの内圧を制御し
てシートクッションを基準高さに維持するようにしてい
る。
hと、このガイド軸hに往復動自在にかつ上下方向に回
動自在に設けられたカムiと、シートクッションの上下
動に連動して上記カムiをガイド軸hに沿って往復動さ
せる連結部材jなどを備えている。また、カムiの下方
に第1の凸部kと第2の凸部nが設けられている。
ンが基準高さから下降すると、連結部材jを介してカム
iが中立位置からガイド軸hに沿って図示左方向に移動
し、ある距離以上移動したところでカムiの下面が第1
の凸部kに乗り上げ、カムiが回動上昇することによ
り、給排気弁eの給気用弁棒pが押されて給排気弁eが
給気モードとなる。給気モードでは、給気源dから送ら
れる圧縮空気が給排気弁eを経て空気ばねcに供給され
るため、空気ばねcの内圧が高くなることによって、シ
ートクッションが上昇し、基準高さに戻る。
上昇すると、カムiが中立位置から図示右方向に移動
し、ある距離以上移動したところでカムiの下面が第2
の凸部nに乗り上げ、カムiが回動上昇することによ
り、給排気弁eの排気用弁棒rが押されて給排気弁eが
排気モードとなる。排気モードでは、空気ばねcの内部
の空気が給排気弁eを経て排出されるため、空気ばねc
の内圧が低くなることにより、シートクッションが降下
し、基準高さに戻る。
アサスペンション装置は、着座者の体重にかかわらずシ
ートクッションを基準高さに保つことができかつ適当な
サスペンションストロークを確保できる優秀な装置であ
るが、以下に述べるような改善すべき余地があった。
は、高出力・高馬力化のためにターボチャージャやイン
タクーラ等を備える傾向にあることから、エンジンルー
ムが大型化する傾向にある。そしてエンジンルームの大
型化により、図6に示すようにエンジンルーム上に設置
されるベッドが従来よりも高くなってきている。そのた
め、トラック等の乗員がシートバックを倒して、必要な
休息や仮眠をとろうとした時には、次のような問題が発
生することがあった。
ートバックを倒すために着座者が腰を浮かせると、シー
トクッションへの着座荷重が減少する。しかもシートバ
ックを倒してゆくと着座者とシートバックの重心が後方
に移動するため、シートクッションへの着座荷重が更に
減少する。こうして着座荷重が減少すると、空気ばねの
反力によってシートクッションが上昇する。そしてシー
トクッションの上昇により、前述の給排気弁eが排気モ
ードとなり、シートクッションおよびシートバックが下
降し始める。これにより、シートバックがベッドの縁部
に当接し、ベッドを押し潰してしまう。
しても、シートクッションが中立位置(基準高さ)にな
るまでは給排気弁eが排気モードのままであるので、最
終的にベッドのウレタン部を塑性変形させてしまう。ま
た、以上の一連の動作によりシート自体が前下がりの状
態となって、着座者が安楽な姿勢をとりにくくなる。ま
た、ベッドが変形したりシート全体が歪むことも問題で
ある。
の弁切替機構fにおける第2の凸部nを突没可能な構成
とし、この第2の凸部nをワイヤケーブル等を介してリ
クライニング機構の動きに連動させるものが考えられ
た。すなわち、シートバックが後方に所定角度以上倒さ
れた時に、ケーブルを引くことによって凸部nを引っ込
めることにより、シートバックを倒した時には給排気弁
eが排気モードにならないようにするといった構成であ
る。
をリクライニング機構から弁切替機構fにわたって配索
しなければならないため、ケーブルが邪魔にならないよ
うにするにはケーブルの配索に格別な配慮が必要であ
る。また、シートバックの後傾角度が所定値に達した時
にケーブルを正確な量だけ引かせる必要があるため、ケ
ーブルの長さや張り具合の設定が難しい。
バックを後方に倒した時にシートが降下する方向にエア
サスペンション装置が作動することを防止できるように
して前述の問題を回避し、かつ、作動の信頼性が高く、
調整等も容易に行えるエアサスペンション装置を備えた
車両用シートを提供することにある。
に開発された本発明の車両用シートは、車両の床側に設
けられるロアフレームと、上記ロアフレームの上方に配
されてシートクッションを支持するアッパフレームと、
上記シートクッションの後部に設けられかつ前後方向に
傾斜角度を変化させることの可能なシートバックと、上
記ロアフレームに対し上記アッパフレームを上下動可能
に支持するリンク機構と、上記アッパフレームに上方か
ら負荷される荷重を支える空気ばねと、上記空気ばねに
圧縮空気を供給する給気源と、上記給気源と上記空気ば
ねとの間に設けられていて上記アッパフレームが所定の
高さ以下になった時に上記給気源から送られる圧縮空気
を上記空気ばねに給気する給気モードとなりかつ上記ア
ッパフレームが所定の高さ以上になった時に空気ばねか
ら空気を排出する排気モードとなる給排気弁と、上記ア
ッパフレームの高さに応じて上記給排気弁を上記給気モ
ードまたは排気モードに作動させる弁切替機構と、上記
空気ばねと上記給排気弁との間に設けられかつ上記空気
ばね内の空気を上記給排気弁側に排出可能な開弁モード
と上記空気ばね内の空気を排出不能に遮断する閉弁モー
ドとに作動可能な弁体操作部を有する開閉弁と、上記シ
ートバック側の部材と上記開閉弁の弁体操作部とに連結
されかつ上記シートバックが後方に所定角度以上倒され
た状態においてのみ上記弁体操作部を上記閉弁モードに
移動させる駆動部材とを具備している。
所定の高さ以下になると、給排気弁が給気モードになる
ことにより、給気源から送られる圧縮空気が空気ばねに
供給されて空気ばねの内圧が高くなり、シートクッショ
ンが基準高さまで上昇する。逆に着座荷重が軽い時など
にシートクッションが所定の高さ以上になると、給排気
弁が排気モードに切替わることにより、空気ばねから空
気が排出されて空気ばねの内圧が下がり、シートクッシ
ョンが下降する。
すと、シートクッションに加わる上方からの荷重が通常
の着座時よりも減少するため、空気ばねの内圧によって
シートが上昇する。このようにシートバックが後方に所
定角度以上倒されると、駆動部材を介して開閉弁の弁体
操作部が閉弁モードの方向に駆動され、開閉弁が閉じ
る。このため、シートの上昇に伴って給排気弁が弁切替
機構によって排気モードになっていても、空気ばねから
空気が排出されることが阻止される。
まシートクッションが下がってしまうことが回避されシ
ートの高さが保持される。シートバックを通常の使用状
態の角度まで起こすと、シートバックの動きが駆動部材
を介して開閉弁の弁体操作部に伝わり、この開閉弁が開
弁モードに切替わるため、空気ばねから空気を排出でき
る状態となり、通常の高さ調整機能が発揮されるように
なる。
を参照して説明する。図2および図4に示された車両用
シート1は、図示下側に位置するエアサスペンション装
置2と、このエアサスペンション装置2の上に搭載され
たチルト機構部3とを有し、チルト機構部3の上部フレ
ーム3aにシートクッション4が設けられている。チル
ト機構部3は、水平面に対する上部フレーム3aの傾き
を調整可能であり、かつ、シートスライド機構5によっ
て前後方向の位置を調節できるようにもなっている。
6が設けられている。図3に示すようにシートバックフ
レーム6aの下部にヒンジブラケット7a,7bが設け
られている。このシートバック6は、一方のヒンジブラ
ケット7b側に設けられた図示しない周知のリクライニ
ング機構によって、シートクッション4に対して前後方
向に回動可能でかつ所望角度に傾きを調整できるように
なっている。
に固定されるロアフレーム11と、ロアフレーム11の
上方に配されたアッパフレーム12と、ロアフレーム1
1に対しアッパフレーム12を上下動可能に支持するリ
ンク機構13と、アッパフレーム12に負荷される上方
からの荷重を支える空気ばね14(図1に示す)と、エ
アコンプレッサ等の給気源15から供給されるエアを空
気ばね14に給気あるいは排気する給排気弁16などを
備えている。空気ばね14はロアフレーム11とアッパ
フレーム12との間に設けられている。
は、それぞれ左右一対ずつのリンクバー13a,13b
を枢支ピン13cでX状に枢着するとともに、これらリ
ンクバー13a,13bの各上下端にそれぞれ左右に亘
る連結シャフト13e(図1に一部を示す)を設けてい
る。そして前方に配された上下の連結シャフト13eの
両端はロアフレーム11とアッパフレーム12の左右枠
部材11aの前端寄りに回動可能に連結し、後方に配さ
れた連結シャフト13eの両端は、ロアフレーム11と
アッパフレーム12の左右枠部材11aの後端寄りに転
動コロ13fを介し前後動可能に支持されている。
ケーシングの内部に常閉式の給気弁と排気弁を設けたも
のであり、給気弁用の弁棒17と、排気弁用の弁棒18
が所定間隔を存して同一側面に並列的に突出されてい
る。そして給気弁用の弁棒17が押込された時に、給気
弁が開弁することによって給気モードとなり、排気弁用
の弁棒18が押込された時に排気弁が開弁することによ
って排気モードになるようにしている。弁棒17,18
の押込み力を解除すると、内蔵された弁ばね(図示せ
ず)の付勢力によって、上記給気弁と排気弁がそれぞれ
閉弁状態に復帰する構成である。
上下動に伴い互いに相対的に変位する2つの部材の一方
に取付けられている。例えば図1に示すように、ロアフ
レーム11の後部に取付ベース20を介して水平状態で
横向きに固定されている。この給排気弁16の一方の接
続口16aには給気源15と連通するエア配管22が接
続されている。給排気弁16の他方の接続口16bに
は、後述する開閉弁51を介して空気ばね14と連通す
るエア配管23が接続されている。
って給気あるいは排気の動作が行われる。この弁切替機
構30は、給排気弁16を制御して空気ばね14の内圧
を増減することで、図4に示すようにシートクッション
の基準高さYを設定するとともに、その設定基準高さY
から上方不感帯域Bと下方不感帯域Cをそれぞれ設定す
るものである。
すように、取付ベース20の軸受片20c,20dによ
って支持された水平方向に延びる丸棒状のガイド軸31
と、このガイド軸31に往復動自在にかつ上下方向に回
動自在に設けられたカム32と、シートクッションの上
下動に連動してカム32をガイド軸31に沿って往復動
させる連結部材33と、カム32を回動上昇させる第1
の凸部34および第2の凸部35とを備えている。
方向に貫通する丸孔32aを有し、この丸孔32aをガ
イド軸31に挿入することによって、給排気弁16と対
向する状態でガイド軸31に沿って前後方向に往復移動
自在でかつ上下方向に回動できるようになっている。
棒17,18の相互間距離と略等しい幅を有するヘッド
部32bを一体に有している。このヘッド部32bは、
カム32が水平状態のままガイド軸31に沿って前後動
しても、給排気弁16の弁棒17,18に接触しないよ
うになっている。しかもこのヘッド部32bは、カム3
2がガイド軸31を中心に上方に回動した時、給排気弁
16の弁棒17,18のいずれか一方を押込むことがで
きる形状に作られている。そしてこのヘッド部32bが
弁棒17,18を一旦押込むと、弁棒17,18の内蔵
ばねによる付勢力でヘッド部32bが突っ張られてカム
32の下方への回動復帰が阻止されることにより、弁棒
17,18の押込み状態が維持されるようになってい
る。
コ字形部材33aを有した1本の連結棒33bと、この
連結棒33bの前端に直交する状態に締結された連結レ
バー33cとを備えている。この連結レバー33cの先
端がカム32の基端部に形成したスリット32i内に差
し込まれてカム32と一緒にガイド軸31に対し前後方
向に移動できるようになっている。連結棒33bの後端
のコ字形部材33aはリンク機構13の連結シャフト1
3eに係合されている。
給排気弁16とガイド軸31との間にそれぞれ略半球形
状の小山のように突き出されたものである。第1の凸部
34は、カム32がガイド軸31に沿って中立位置から
後方に所定の距離以上移動した時にカム32を回動上昇
させる。第2の凸部35は、カム32がガイド軸31に
沿って中立位置から前方に所定の距離以上移動した時
に、カム32を回動上昇させるような位置に設定されて
いる。
ト50が設けられている。この開閉弁ユニット50は、
角度制御可能式の開閉弁51と、駆動部材52を備えて
いる。開閉弁51の第1ポート55に前述のエア配管2
3が接続されている。このエア配管23の他端側は、給
排気弁16の接続口16bに接続されている。開閉弁5
1の第2ポート56に接続されるエア配管23aの他端
側は、空気ばね14の給排気口に接続されている。各エ
ア配管23,23aは、それぞれ蛇腹状の保護チューブ
58,59によって覆われている。
5と第2ポート56との連通および遮断をなすための弁
体が内蔵されている。この弁体は、軸64を中心に回動
する弁体操作部65によって、開弁モードと閉弁モード
とにわたって駆動される。開弁モードでは、空気ばね1
4の内部の空気を給排気弁16に排出可能な状態とな
る。閉弁モードでは、空気ばね14の空気を排出不能に
遮断するようになっている。
体操作部65が中立位置N(水平面に対する角度α0 )
から10°程度のばらつき許容範囲α1 を越えてフルリ
クライニング方向に後傾角度範囲α2 に至った時にの
み、上記閉弁モードになるように弁体と弁体操作部65
との関係がセッティングされている。この開閉弁51は
弁体操作部65が中立位置Nよりも前方に倒れた時には
開弁モードとなる。
時、駆動部材52の他端52bはシートバックの設計基
準位置(角度θ0 )にある。この基準角度θ0 は、水平
面に対しおおむね60°前後である。そしてシートバッ
クがフルリクライニング方向に倒された時に、10°前
後のばらつき許容角度θ1 を越えてフルリクライニング
方向に角度θ2 の範囲に至った時、駆動部材52を介し
て弁体操作部65が閉弁モードとなる角度範囲α2 まで
変位するようになっている。
転半径R1 よりも弁体操作部65の回転半径R2 を大き
くすることにより、前倒時およびフルリクライニング時
に開閉弁51に負担をかけないようにしている。図中の
符号Cはシートバック6の回動中心である。
フレーム3aに溶接される位置決めブラケット70に、
ナット71によって固定される。この開閉弁51は、回
り止めブラケット72によって回転止めがなされる。
52によって上記開弁モードと閉弁モードにわたって操
作されるようになっている。駆動部材52の一端52a
は、ピン75によって弁体操作部65に接続され、水平
軸回りに回転自在となっている。駆動部材52の他端5
2bは、シートバックフレーム6aのヒンジブラケット
7aに設けられたピン76に接続され、水平軸回りに回
転自在としている。駆動部材52の後部等を覆うための
保護カバー80がねじ81等によってフレーム3aに設
けられている。
えた車両用シート1の作用について説明する。自動車の
走行振動等により、シートクッション4がアッパフレー
ム12とともにリンク機構13を介して上下動すると、
リンク機構13の連結シャフト13eがロアフレーム1
1に対し前後動する。この連結シャフト13eの動きに
連動して弁切替機構30の連結部材33が同じ方向に移
動し、更に連結部材33も連動するため、シートクッシ
ョン4の上下動に見合った距離だけカム32がガイド軸
31に沿って前後方向に往復動する。
4に示す設定基準高さYから上下の不感帯域B,Cの範
囲以内であれば、前記カム32がガイド軸31に沿って
中立位置から前後方向に所定の距離以上に移動しない。
このため、カム32が第1の凸部34または第2の凸部
35に触れないので、カム32は上方に回動しない。つ
まり、カム32が水平状態のままで、先端ヘッド部32
bが給排気弁16の弁棒17,18に接触せずにその下
側に逃げた状態にあり、給排気弁16を閉じたままにし
ている。
高さYから上下動しても、上下の不感帯域B,Cの範囲
内では、給排気弁16が閉じたままで、空気ばね14に
対する給排気が一切行われず、空気ばね14がシートク
ッション4の上下振動の緩衝を行う。
ートクッション4が設定基準高さYから前述の下方の不
感帯域Cを越えて下降すると、これに伴いリンク機構1
3の連結シャフト13eとともに弁切替機構30の連結
部材33を介してカム32がガイド軸31に沿って中立
位置から後方に所定の距離以上に移動する。このためカ
ム32が第1の凸部34に触れて乗り上がるようにして
ガイド軸31を中心に上方に回動し、カム32のヘッド
部32bが上昇して給排気弁16の給気弁用の弁棒17
を押込み、給気弁を開くことにより、給気モードとな
る。これで給気源15からの圧縮空気が空気ばね14に
供給され、この空気ばね14の内圧が増加してアッパフ
レーム12を押上げて、シートクッション4を上昇させ
る。
2が弁棒17を一旦押込んだことにより、弁棒17のば
ねによる付勢力で突っ張られて第1の凸部34の有無に
関係なく、下方への回動復帰が阻止される。これでカム
32は弁棒17を押込んだまま摺接しつつ、シートクッ
ション4の上昇に連動してガイド軸31に沿って前方に
戻る。その間、給排気弁16は給気モードにあるので、
給気源15から圧縮空気が空気ばね14に供給され続け
る。
4により押上げられて設定基準高さYの寸前まで上昇す
ると、カム32が連結部材33を介して連動し、中立位
置付近に復帰動する。そこでヘッド部32bの斜状側面
が給排気弁16の弁棒17,18のいずれかに接合し、
弁棒17,18の付勢力によりカム32が強制的に下方
に回動復帰させられる。このカム32の下方への回動復
帰と同時に弁棒17が内蔵ばねの付勢力により突出して
給排気弁16の給気弁が閉じ、空気ばね14への圧縮空
気の供給が止まってシートクッション4が元の設定基準
高さYに保持される。
Yから前述の不感帯域を越えて上昇すると、カム32が
連結部材33を介してガイド軸31に沿い中立位置から
前方に所定の距離以上に移動する。このためカム32が
第2の凸部35に触れて乗り上がるようにして上方に回
動し、弁棒18を押込んで給排気弁16の排気弁を開く
ことによって排気モードとなる。こうして空気ばね14
内の圧縮空気が排出され、空気ばね14の内圧が減少し
てアッパフレーム12とともにシートクッション4が基
準高さに戻る。
8の内蔵ばねの付勢力により第2の凸部35の有無に関
係なく上方に回動した状態を維持し、カム32が弁棒1
8を押込んだまま、すなわち排気モードのまま連結部材
33に連動してガイド軸31に沿って後方に移動し、そ
の間、空気ばね14内の排気を続ける。
さYの寸前まで下降すると、カム32が中立位置付近に
戻ることによって、ヘッド部32bの斜状側面が弁棒1
7,18のいずれかに接し、弁棒17,18の付勢力に
よりカム32が強制的に下方に回動復帰させられる。こ
のカム32の下方への回動復帰により弁棒18が内蔵ば
ねの付勢力により突出して給排気弁16の排気弁が閉
じ、空気ばね14からの排気が止まってシートクッショ
ン4が元の設定基準高さYに復帰する。
と、シートクッション4に加わる荷重が通常の着座時よ
りも減少するため、空気ばね14の内圧によってシート
クッション4が上昇する。この場合、シートバック6が
後方に所定角度以上倒されることに伴って、駆動部材5
2を介して開閉弁51の弁体操作部65が閉弁モードの
方向に駆動され、開閉弁51が閉じる。
構30によって給排気弁16が排気モードに切替わって
いても、空気ばね14から空気が排出されることが阻止
される。このため、シートクッション4とシートバック
6は上昇した位置に保持される。シートバック6を通常
時の角度まで起こせば、シートバック6に連動する駆動
部材52を介して開閉弁51が開弁モードに切替わり、
空気ばね14から空気を排出できる状態となるため、前
述の自動調高機能が発揮されるようになる。
ることなく、例えば給排気弁16や弁切替機構30およ
び開閉弁51の具体的態様や駆動部材52の形状あるい
は取付位置等の態様は、この発明の要旨を逸脱しない範
囲であれば種々に変更可能である。またこの発明はチル
ト機構部3を備えていない車両用シート装置にも勿論適
用できる。
座者の体重等にかかわらず常に設定基準高さに維持でき
るとともに、休息時等にシートバックを後方に倒した時
には、シートクッションに対する荷重が減ってもシート
が降下することを防止でき、シート高さを維持できるた
め、シートバックが倒れたままシートが下がることによ
る種々の問題を回避できる。例えば、シートバックによ
ってベッドが潰されたりシート全体が前下がりになると
か、シートが歪むなどの問題も回避される。
動作に伴って駆動部材によって直接閉弁モードまで動か
されるから、長尺なワイヤケーブルを配索する必要がな
く、誤動作を生じるおそれもない。また、シートバック
の傾斜角度と関連して開閉弁の弁体操作部の位置調整を
行うことも容易である。
斜視図。
と開閉弁機構の分解斜視図。
部材との関係を示す概念図。
ンション装置 4…シートクッション 6…シートバッ
ク 11…ロアフレーム 12…アッパフ
レーム 13…リンク機構 14…空気ばね 15…給気源 16…給排気弁 30…弁切替機構 50…開閉弁ユ
ニット 51…開閉弁 52…駆動部材 65…弁体操作部
Claims (2)
- 【請求項1】車両の床側に設けられるロアフレームと、 上記ロアフレームの上方に配されてシートクッションを
支持するアッパフレームと、 上記シートクッションの後部に設けられかつ前後方向に
傾斜角度を変化させることの可能なシートバックと、 上記ロアフレームに対し上記アッパフレームを上下動可
能に支持するリンク機構と、 上記アッパフレームに上方から負荷される荷重を支える
空気ばねと、 上記空気ばねに圧縮空気を供給する給気源と、 上記給気源と上記空気ばねとの間に設けられていて上記
アッパフレームが所定の高さ以下になった時に上記給気
源から送られる圧縮空気を上記空気ばねに給気する給気
モードとなりかつ上記アッパフレームが所定の高さ以上
になった時に上記空気ばねから空気を排出する排気モー
ドとなる給排気弁と、 上記アッパフレームの高さに応じて上記給排気弁を上記
給気モードまたは排気モードに作動させる弁切替機構
と、 上記空気ばねと上記給排気弁との間に設けられかつ上記
空気ばね内の空気を上記給排気弁側に排出可能な開弁モ
ードと上記空気ばね内の空気を排出不能に遮断する閉弁
モードとに作動可能な弁体操作部を有する開閉弁と、 上記シートバックの側の部材と上記開閉弁の弁体操作部
とに連結されかつ上記シートバックが後方に所定角度以
上倒された状態においてのみ上記弁体操作部を上記閉弁
モードに移動させる駆動部材と、 を具備したことを特徴とするエアサスペンション装置を
備えた車両用シート。 - 【請求項2】上記開閉弁は揺動可能な弁体操作部を有す
る角度制御可能式バルブであり、上記駆動部材の一端を
上記開閉弁の弁体操作部に連結し、かつ上記駆動部材の
他端を上記シートバック側の部材に水平軸回りに回動可
能に連結したことを特徴とする請求項1記載のエアサス
ペンション装置を備えた車両用シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20530894A JP3568589B2 (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | エアサスペンション装置を備えた車両用シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20530894A JP3568589B2 (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | エアサスペンション装置を備えた車両用シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0867193A true JPH0867193A (ja) | 1996-03-12 |
| JP3568589B2 JP3568589B2 (ja) | 2004-09-22 |
Family
ID=16504807
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20530894A Expired - Fee Related JP3568589B2 (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | エアサスペンション装置を備えた車両用シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3568589B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100410732B1 (ko) * | 2001-05-23 | 2003-12-18 | 현대자동차주식회사 | 자동차용 시트의 에어 서스펜션 구조 |
| KR100682732B1 (ko) * | 2005-11-04 | 2007-02-15 | 장일도 | 가변댐퍼 및 에어스프링 장착용 구조체 |
-
1994
- 1994-08-30 JP JP20530894A patent/JP3568589B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100410732B1 (ko) * | 2001-05-23 | 2003-12-18 | 현대자동차주식회사 | 자동차용 시트의 에어 서스펜션 구조 |
| KR100682732B1 (ko) * | 2005-11-04 | 2007-02-15 | 장일도 | 가변댐퍼 및 에어스프링 장착용 구조체 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3568589B2 (ja) | 2004-09-22 |
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