JPH086731Y2 - 王冠用びん口を有するガラスびん - Google Patents

王冠用びん口を有するガラスびん

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JPH086731Y2
JPH086731Y2 JP1517391U JP1517391U JPH086731Y2 JP H086731 Y2 JPH086731 Y2 JP H086731Y2 JP 1517391 U JP1517391 U JP 1517391U JP 1517391 U JP1517391 U JP 1517391U JP H086731 Y2 JPH086731 Y2 JP H086731Y2
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JP
Japan
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crown
bottle
lip
radius
outer diameter
Prior art date
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Application number
JP1517391U
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JPH04106213U (ja
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康則 森川
章行 高嶋
正人 辻本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Breweries Ltd
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Asahi Breweries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ビールびん、清涼飲
料水用びんなど各種ガラスびんのびん口に打栓した王冠
を王冠抜きを使用して取り外す開栓時に、びん口部が欠
けたり、ヒビが入ったりする口欠けが起きにくいガラス
びんに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来公知の王冠用びんのびん口部
を示す。びん口部1はリップ2、カブラ3、首4からな
っている。リップ2下部と接続するカブラ3上部は外側
凹状に湾曲した絞り部5に形成されている。びん口部1
は図4にその断面の半部を拡大して示すように規格で定
められた仕様により製作されている。すなわち、 びん口部1の内径 a…16.3mm リップ2の最大外径 b…26.3mm 絞り部5の最小外径 c…23.9mm 打栓時の王冠スカート部の折れ曲がり部と、絞り部5の
接触点 6(以下、ロッキングポイントという)の外径 d…25.9mm リップ2の天面7からロッキングポイント6までの長さ e…3.9mm また、リップ2およびカブラ3を形成する、絞り部5を
含む各部(要部のみ)の円弧は次のように製作されてい
る。すなわち、 リップ2の外側上端部の円弧はびん内側方 向を中心とする半径2.4mmよりなる。 ……………r1 前記につづく円弧はびん内側方向を中心と する半径4.0mmよりなる。 …………………………r2 前記につづくリップ2下部の円弧はびん内 側方向を中心とする半径1.8mm以下、通常 1.2mmよりなる。 ……………………………………r3 前記につづくカブラ3上部の円弧はびん外 側方向を中心とする半径2.4mmよりなる。 ………r4 前記につづくカブラ3中腹の円弧はびん内 側方向を中心とする半径44.5mmよりなる。………r5
【0003】前記のような仕様で製作された従来の王冠
用びんのびん口部1には図5に示すように、王冠8が打
栓される。9は王冠8のスカート部、10はライナーであ
る。一方、開栓はJIS規格の王冠抜き12を支点13が王
冠8の天面に、爪部14がカブラ3上部に当たるように位
置させてセットした後、王冠抜き12を支点13を中心とし
て押し上げることにより行われる。これにより王冠8は
スカート部9が爪部14で持ち上げられることによって取
り外される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
な従来の王冠用びんにおいては、開栓時に王冠抜き12の
爪部14の先端の開栓軌跡18が図5に一点鎖線で示すよう
にロッキングポイント6のあるリップ2部を交叉して通
り、該周辺に集中的な負荷がかかる。そのため、びん口
部1が欠けたり、ヒビが入ったりする口欠けが起き、商
品価値を損ねることがあった。また、現行王冠ではロッ
キングポイント外径が大きくなるため、打栓時に打栓機
スロートによる王冠の絞りしろが少なくなる。その結
果、王冠のひだの折れ曲がり部分が無理な力でびん口の
ロッキングポイント部分を押しつけることになり、ロッ
キングポイント付近に応力が集中して微小なヒビ割れが
生じ、開栓時に口欠けを起こすことがあった。図6の
(a)は全面欠け、(b)は部分欠けを示す。そのほか
にも図示省略したが、半面欠け、微小欠け、あるいは天
面欠けなど種々の口欠けモードがある。そこでこの考案
は、前記従来のもののもつ問題点を解決し、開栓時に、
びん口部が欠けたり、ヒビが入ったりする口欠けが起き
にくい王冠用びん口を有するガラスびんを提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、この考案は、前記のような王冠用びんにおいて、ガ
ラスびんの絞り部27が、リップ2の最大外径b真近か
ら同一径で連続する半径rの外向き円弧及び半径r
の内向き円弧により両円弧の接続点付近に打栓時におけ
る王冠スカート部の折れ曲がり部が接触する接触点であ
るロッキングポイント23が位置するように外形が環状
に切欠された切欠部22と、この切欠部の内向き円弧の
最小外径真近から半径rの外向き円弧により外形が環
状に肉厚となった肉厚部25とが一体に設けられて形成
され、この肉厚部に開栓時に当るようにセットされる王
冠抜き12の爪部14の先端の開栓軌跡20がリップ2
の最大外径bより外側に所定距離をおいた王冠の開栓に
支障がなくびん口の口欠けの恐れのない位置を通るよう
になっていることを特徴とする。
【0006】
【作用】前記構成により、図2に示すように開栓時に王
冠抜き12の爪部14の先端の開栓軌跡20がリップ2部を交
叉することなく、その外側を通ることとなって、従来の
もののような該周辺への負荷の集中が避けられる。ま
た、ロッキングポイントの外径を小さくすることによ
り、打栓時の応力集中が低減できる。
【0007】
【実施例】図1はこの考案の一実施例のびん口部の断面
の半部を示す図面である。この実施例においてはそのほ
とんどの構成が図4に示す従来のものと同様となってい
る。そのため従来のびん口部の仕様を一点鎖線で示し、
互いに重複するところは実線で示して両者の仕様対比を
明らかにした。
【0008】22はリップ2の最大外径bの真近から後記
肉厚部25にわたるリップ2下部に形成された切欠部で、
この切欠部22によりロッキングポイント23が従来よりも
内側に位置する。すなわち、この実施例では外径値で0.
6mm小さくなる。25は絞り部5に設けられた肉厚部で、
この実施例では肉厚部25の最大厚さtは0.2mm〜0.8mmと
なっている。そして、この切欠部22と肉厚部25で従来の
絞り部5のような外側凹状の絞り部27が形成される。切
欠部22および肉厚部25が形成されたびん口部の仕様で従
来のものと異なるところは次の通りである。すなわち、 絞り部27の最小外径 f…24.1mm ロッキングポイント23の外径 g…25.3mm 円弧r2からつづくリップ2下部の円弧はびん内 側方向を中心とする半径1.0mmよりなる。 ………r6 前記につづくカブラ3上部の円弧はびん外 側方向を中心とする半径1.0mmよりなる。 ………r7
【0009】この実施例の作用を図2によって従来のも
のと対比して説明する。前記のような仕様とすることに
より、王冠抜き12のセット時に爪部14が当るカブラ3上
部の位置が肉厚部25によって爪部14側に肉厚寸法分だけ
近くなる。したがって、開栓時に王冠抜き12を支点13を
中心として押し上げると、爪部14の先端の開栓軌跡20が
二点鎖線のようにリップ2部を交叉することなく、その
外側を通ることとなって、従来のもののような該周辺へ
の負荷の集中が避けられる。また、もう一つの作用とし
て、ロッキングポイント23の外径を0.6mm小さくするこ
とにより、打栓時のロッキングポイント付近への応力集
中が低減できる。この応力集中の低減により、打栓時、
びん口に微小なヒビが入ることもあるが、これを防ぐこ
とができるので、開栓時の口欠けを減少させることが可
能となる。
【0010】
【考案の効果】この考案は前記のような構成からなり、
開栓時に王冠抜きの爪部の先端の開栓軌跡をリップ部を
交叉することなく、その外側を通るようにすることが可
能となるので、開栓時に、びん口部が欠けたり、ヒビが
入ったりする口欠けが起きにくくすることができ、ガラ
スびんの商品価値を高めることができる。またロッキン
グポイントがびんの内側に位置することとなって打栓時
の応力集中の低減効果がさらに口欠け防止に有効に作用
する、という優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例のびん口部の断面の半部を
拡大して示す概略図である。
【図2】同上の開栓軌跡を従来のものと対比して示す概
略図である。
【図3】従来のビールびんのびん口部を示す概略図であ
る。
【図4】同上のビールびんのびん口部の断面の半部を拡
大して示す概略図である。
【図5】同上の打栓状態の拡大概略図である。
【図6】口欠けの各モードを示す概略図である。
【符号の説明】
1 びん口部 2 リップ 3 カブラ 5 絞り部 7 天面 8 王冠 12 王冠抜き 13 支点 14 爪部 20 開栓軌跡 22 切欠部 23 ロッキングポイント 25 肉厚部 27 絞り部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リップ下部と接続するカブラ上部に外側
    凹状の絞り部を設けた王冠用びん口を有するガラスびん
    において、 前記ガラスびんの絞り部(27)は、リップ(2)の最
    大外径b真近から同一径で連続する半径rの外向き円
    弧及び半径rの内向き円弧により両円弧の接続点付近
    に打栓時における王冠スカート部の折れ曲がり部が接触
    する接触点であるロッキングポイント(23)が位置す
    るように外形が環状に切欠された切欠部(22)と、こ
    の切欠部の内向き円弧の最小外径真近から半径rの外
    向き円弧により外形が環状に肉厚となった肉厚部(2
    5)とが一体に設けられて形成され、この肉厚部に開栓
    時に当るようにセットされる王冠抜き(12)の爪部
    (14)の先端の開栓軌跡(20)がリップ(2)の最
    大外径bより外側に所定距離をおいた王冠の開栓に支障
    がなくびん口の口欠けの恐れのない位置を通るようにな
    っていることを特徴とする王冠用びん口を有するガラス
    びん。
JP1517391U 1991-02-22 1991-02-22 王冠用びん口を有するガラスびん Expired - Lifetime JPH086731Y2 (ja)

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JPH04106213U JPH04106213U (ja) 1992-09-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2008108200A1 (ja) * 2007-03-05 2008-09-12 Suntory Holdings Limited ガラス瓶

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