JPH0867505A - 無機酸化物粒子 - Google Patents
無機酸化物粒子Info
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- JPH0867505A JPH0867505A JP6225832A JP22583294A JPH0867505A JP H0867505 A JPH0867505 A JP H0867505A JP 6225832 A JP6225832 A JP 6225832A JP 22583294 A JP22583294 A JP 22583294A JP H0867505 A JPH0867505 A JP H0867505A
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Abstract
の酸化物、酸化物の混合物、あるいは、複合酸化物があ
り、例えば、Al2 O3 、SiO2 、TiO2 、SiO
2 −Al2 O3 、TiO2 −Al2 O3 、SiO2 −A
l2 O3 −MgO、SiO2 −Al2 O3 −Ag2 O、
などを挙げることができる。Dpm/Dpcの値が1の場
合、母粒子に凝集する前の子粒子の平均粒子径と、母粒
子が水に分散したときの分散粒子の平均粒子径が等しい
ことを意味しており、分散性が極めて良好であることを
示している。一方、Dpm/Dpcの値が2を越える場合、
母粒子は水、その他の溶媒や樹脂中への分散性が悪く、
所望の効果が得られない。無機酸化物粒子(母粒子)
は、特定範囲の平均粒子径および粒子径分布を有する微
粒子(子粒子)が分散した無機酸化物コロイド溶液を噴
霧乾燥し、所望により焼成して製造する。 【効果】 粒子径が比較的大きいので取扱いが容易であ
り、水、有機溶媒、樹脂などに添加した場合に、該粒子
(母粒子)は、それを構成する微粒子(子粒子)に容易
に再分散する。
Description
粒子)が凝集してなる無機酸化物粒子(母粒子)に関
し、更に詳しくは、当該無機酸化物粒子(母粒子)を構
成する無機酸化物微粒子(子粒子)に再分散が可能な無
機酸化物粒子(母粒子)に関するものである。
させてなる無機酸化物粒子(母粒子)については既に公
知であり、例えば、特開昭56−120511号公報に
は、アルミノシリケートコーティングを有する球形粒子
の集塊よりなる実質的に均一な孔サイズを有する多孔性
粉末、および、その製造方法として、ゲル化させること
なしに均一なサイズの粒子を有するアルミノシリケート
水性ゾルを乾燥させて粉末とすることからなる多孔性粉
末の製法が開示されている。
来の無機酸化物粒子(母粒子)は、それを構成する無機
酸化物微粒子(子粒子)に再分散させることができなか
った。また、従来は、比表面積の増加等を企図して無機
酸化物微粒子(子粒子)を如何にして凝集させるかとい
う点に研究の視点が注がれており、無機酸化物粒子(母
粒子)について、これを構成する無機酸化物微粒子(子
粒子)に再分散させるという認識自体がなかった。
などの各種添加剤等の特定の用途に対しては、無機酸化
物微粒子(子粒子)に再分散が容易な無機酸化物粒子
(母粒子)の適用が極めて有効であろうとの着想に基づ
き、鋭意研究した結果、本発明をなすに到ったものであ
る。即ち、本発明の目的は、無機酸化物粒子(母粒子)
を構成する単一の無機酸化物微粒子(子粒子)に再分散
可能な無機酸化物粒子(母粒子)を提供することにあ
る。
酸化物微粒子(子粒子)が凝集してなる無機酸化物粒子
(母粒子)であって、下記式〔1〕を満足することを特
徴とするものである。 1.0 ≦ Dpm/Dpc ≦ 2.0・・・〔1〕 但し、式〔1〕中、Dpcは無機酸化物微粒子(子粒子)
の平均粒子径(μm)を表し、Dpmは、無機酸化物粒子
(母粒子)を水に分散させたときの分散粒子の平均粒子
径(μm)を表す。
子径は0.1〜1.0μmの範囲にあり、かつ、粒子径
分布が平均粒子径±30%の粒子径の範囲に占める割合
が50%以上であることが望ましい。
(子粒子)の形状は、特に限定されるものではないが、
球形状のものが特に好ましい。また、その平均粒子径は
0.1〜1.0μm、好ましくは、0.3〜0.6μm
の範囲にあることが望ましい。
μm未満の場合には、凝集して無機酸化物粒子(母粒
子)を構成した際に、子粒子同士の結合力が強くなるた
め得られた粒子(母粒子)は、子粒子への再分散性が悪
くなり、一般に、後述する式〔1〕を満足しにくくな
る。また、該微粒子(子粒子)の、平均粒子径が1.0
μmを越える場合には、子粒子同士の結合力が弱いため
に凝集した粒子(母粒子)の形状を保持することが難し
くなる。
及的に均一であることが望ましい。具体的には、粒子径
分布が平均粒子径±30%の粒子径の範囲に占める割合
が50%以上、好ましくは60%以上であることが望ま
しい。粒子径分布が平均粒子径±30%の粒子径の範囲
に占める割合が50%より少ない場合には、平均粒子径
が0.1〜1.0μmの範囲にあっても、粒子径の小さ
い微粒子(子粒子)の存在によって子粒子同士の結合力
が強くなり、単一の子粒子への再分散性が悪くなるので
望ましくない。
子)を構成する無機酸化物としては、単一の酸化物、酸
化物の混合物、あるいは、複合酸化物を挙げることがで
き、例えば、Al2 O3 、SiO2 、TiO2 、ZrO
2 、Fe2 O3 、Sb2 O5、ZnO、MgO、Ca
O、CuO、SiO2 −Al2 O3 、TiO2 −Al2
O3 、SnO2 −Sb2 O3 、TiO2 −ZrO2 、S
iO2 −TiO2 、SiO2 −Al2 O3 −MgO、S
iO2 −Al2 O3 −Ag2 O、SiO2 −TiO2 −
Fe2 O3 、SiO2 −Al2 O3 −CaO、SiO2
−TiO2 −Al2 O3 、SiO2 −Al2 O3 −Zn
O、などを挙げることができる。
述の無機酸化物微粒子(子粒子)が凝集してなるもの
で、該粒子(母粒子)を、水や適当な有機溶媒、または
これらの混合溶媒、もしくは、合成樹脂や塗膜形成剤
(ビヒクル)中に混合すれば、無機酸化物粒子(母粒
子)を構成する単一の微粒子(子粒子)に容易に再分散
する。即ち、無機酸化物粒子(母粒子)は、下記式
〔1〕を満足することを特徴とする。 1.0 ≦ Dpm/Dpc ≦ 2.0・・・〔1〕
(子粒子)の平均粒子径(μm)を表し、Dpmは、無機
酸化物粒子(母粒子)を水に分散させたときの分散粒子
の平均粒子径(μm)を表す。なお、Dpmは、無機酸化
物粒子(母粒子)の試料を0.2重量%ポリリン酸水溶
液に45mg/mlの濃度となるように分散させ、波長
19.5K で15分間十分に超音波処理した後の分散
粒子の平均粒子径を測定した。
する前の子粒子の平均粒子径と、母粒子が水に分散した
ときの分散粒子の平均粒子径が等しいことを意味してお
り、分散性が極めて良好であることを示している。一
方、Dpm/Dpcの値が2を越える場合、単一の子粒子へ
の再分散性が悪いことを示し、該無機酸化物粒子(母粒
子)は水、その他の溶媒や樹脂中への分散性が悪く、前
記した特定の用途に適用しても所望の効果が得られな
い。
記有機溶媒としては、アルコール、グリコール、エステ
ル、ケトン、芳香族系などの溶媒を使用することがで
き、具体的には、メタノール、エタノール、プロパノー
ル、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリ
セリン、アセトン、メチルエチルケトン、メチルセロソ
ルブ、エチルセロソルブ、ジメチルホルムアミド、N−
メチル−2−ピロリドン、などの有機溶媒を例示するこ
とができる。
ユリア樹脂、メラミン樹脂、ポリエステル樹脂、エポキ
シ樹脂、ケイ素樹脂、塩化ビニル樹脂、塩化ビニリデン
樹脂、フッ化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリビニル
アルコール樹脂、フッ素樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリ
プロピレン樹脂、ポリスチレン樹脂、アクリルエステル
樹脂、メタクリル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアセター
ル樹脂、塩化ポリエーテル樹脂、ポリカーボネート樹
脂、等を挙げることができる。
は、ボイル油、油ワニス、ニトロセルロース、ビニル樹
脂、アルキド樹脂、アミノ樹脂、エポキシ樹脂、フェノ
ール樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、アク
リル樹脂、フッ素樹脂、ケイ素樹脂、塩化ゴムなどが例
示される。勿論、これらは1種を単独使用しても、また
は2種以上の化合物を併用してもよい。
セルを一定速度で回転させながら粒子濃度の変化を測定
したり、または、光透過により濁度変化を測定したり、
更には、粒子の沈降に伴う回転セルの重心の移動を検出
する、所謂、遠心式粒度分布測定法により測定すること
ができる。
の大きさ、形状等に関しては特に限定されるものではな
いが、平均粒子径が10〜200μmの範囲にある球形
状のものが取扱い上の点などから特に好ましい。
えば、次のような方法で製造される。即ち、前記した特
定範囲の平均粒子径および粒子径分布を有する微粒子
(子粒子)が分散した無機酸化物コロイド溶液を噴霧乾
燥し、所望により焼成して、無機酸化物粒子(母粒子)
を得る。なお、噴霧乾燥や焼成は通常の方法で行うこと
ができ、例えば、噴霧乾燥は、回転円板方式や加圧ノズ
ル方式などの装置を用いて、100〜数百℃程度の温度
で実施することができる。また、焼成は、空気中で30
0〜800℃の温度で1〜数時間行うことができる。
を有する微粒子が分散してなる無機酸化物コロイド溶液
は、例えば、小粒子径のコロイド粒子が分散するコロイ
ド溶液のコロイド粒子をビルドアップ法で粒子成長させ
て、所望の大きさの粒子径を有するコロイド粒子とする
公知の方法等により調製することができる。
粒子径が比較的大きいので取扱いが容易であり、水、有
機溶媒、樹脂などに添加した場合に、該粒子(母粒子)
は、それを構成する微粒子(子粒子)に容易に再分散す
るので、脱臭剤、フィルムフィラーなどの各種添加剤、
化粧料、顔料、塗料、プラスチック等の充填剤などの用
途に好適である。
に説明する。
製、SI−300P)を固形分濃度5重量%に調整した
ゾル25kgを種(シード)とし、この種(シード)分
散液をアルカリ水溶液でpH12.5に調整し、これを
95℃で30分間撹拌した。この種(シード)を含有す
る溶液に0.5重量%アルミン酸ナトリウム37.5k
gと1.5重量%水ガラス37.5kgをそれぞれ7
8.1g/分で8時間かけて同時に添加した。次いで、
95℃で1時間熟成した後、室温まで冷却した。このゾ
ルを限外濾過膜を用いて100倍の蒸留水で洗浄し、さ
らに15重量%に濃縮してシリカ−アルミナ微粒子が分
散したゾルを得た。
置(Hiac/Royco製、NICOMP−370)
により求めた上記ゾルの粒子径分布図であり、微粒子の
平均粒子径(Dpc)は0.37μm、粒子径が0.26
〜0.48μmの範囲に占める割合は77.4%であっ
た。
乾燥した後、500℃で2時間焼成して平均粒子径65
μmの球状無機酸化物粒子を得た。図3および図4は、
この球状無機酸化物粒子の電子顕微鏡写真である。
2重量%ポリリン酸水溶液30mlに分散させ、波長1
9.5K で15分間の超音波処理した後、上記遠心式
粒度分布測定法により粒子径分布を測定したところ、図
2に示す粒子径分布図が得られた。分散した粒子の平均
粒子径(Dpm)は0.37μmで、粒子径が0.26〜
0.48μmの範囲に占める割合は77.1%であり、
従って、Dpm/Dpcの値は1.0であった。
製、SI−180P)を固形分濃度5重量%に調整した
ゾル25kgを種(シード)とし、この種分散液をアル
カリ水溶液でpH12.5に調整し、これを95℃で3
0分間撹拌した。この種を含有する溶液に0.5重量%
アルミン酸ナトリウム54.5kgと1.5重量%水ガ
ラス54.5kgをそれぞれ113.5g/分で8時間
かけて同時に添加した。次いで、95℃で1時間熟成し
た後、室温まで冷却した。このゾルを限外濾過膜を用い
て100倍の蒸留水で洗浄し、さらに15重量%に濃縮
してシリカ−アルミナ微粒子が分散したゾルを得た。該
ゾルのシリカ−アルミナ微粒子の平均粒子径(Dpc)は
0.23μmで、粒子径が0.16〜0.30μmの範
囲に占める割合は68.2%であった。
乾燥した後、500℃で2時間焼成して平均粒子径68
μmの球状無機酸化物粒子を得た。この球状無機酸化物
粒子1.35gを0.2重量%ポリリン酸水溶液30m
lに分散させ、波長19.5K で15分間の超音波処
理した後、上記遠心式粒度分布測定法により粒子径分布
を測定した。分散した粒子の平均粒子径(Dpm)は0.
41μmで、粒子径が0.29〜0.53μmの範囲に
占める割合は62.4%であり、従って、Dpm/Dpcの
値は1.78であった。
SI−550)を固形分濃度0.1重量%に調整したゾ
ル1kgを種(シード)とし、この種分散液をアルカリ
水溶液でpH12.5に調整し、これを95℃で30分
間撹拌した。この種を含有する溶液に0.5重量%アル
ミン酸ナトリウム200kgと1.5重量%水ガラス2
00kgをそれぞれ139g/分で24時間かけて同時
に添加した。次いで、95℃で1時間熟成した後、室温
まで冷却した。このゾルを限外濾過膜を用いて100倍
の蒸留水で洗浄し、さらに15重量%に濃縮してシリカ
−アルミナ微粒子が分散したゾルを得た。該ゾルのシリ
カ−アルミナ微粒子の平均粒子径(Dpc)は0.09μ
mで、粒子径が0.06〜0.12μmの範囲に占める
割合は48.6%であった。
乾燥した後、500℃で2時間焼成して平均粒子径65
μmの球状無機酸化物粒子を得た。この球状無機酸化物
粒子1.35gを0.2重量%ポリリン酸水溶液30m
lに分散させ、波長19.5K で15分間の超音波処
理した後、上記遠心式粒度分布測定法により粒子径分布
を測定した。分散した粒子の平均粒子径(Dpm)は5.
30μmであり、粒子径が3.71〜6.89μmの範
囲に占める割合は25.4%であった。従って、Dpm/
Dpcの値は58.9となり、該無機酸化物粒子(母粒
子)は、それを構成する微粒子(子粒子)への分散性が
悪いことが分かる。
子)の粒子径分布図である。
を水に分散させて得られた分散粒子の粒子径分布図であ
る。
鏡写真である。
鏡写真である。
Claims (2)
- 【請求項1】 無機酸化物微粒子(子粒子)が凝集して
なる無機酸化物粒子(母粒子)であって、下記式〔1〕
を満足することを特徴とする無機酸化物粒子。(但し、
式中、Dpcは無機酸化物微粒子(子粒子)の平均粒子径
(μm)を表し、Dpmは、無機酸化物粒子(母粒子)を
水に分散させたときの分散粒子の平均粒子径(μm)を
表す。) 1.0 ≦ Dpm/Dpc ≦ 2.0・・・〔1〕 - 【請求項2】 前記無機酸化物微粒子(子粒子)は平均
粒子径が0.1〜1.0μmの範囲にあり、かつ、粒子
径分布が平均粒子径±30%の粒子径の範囲に占める割
合が50%以上であることを特徴とする請求項1記載の
無機酸化物粒子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22583294A JP3791936B2 (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | 無機酸化物粒子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22583294A JP3791936B2 (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | 無機酸化物粒子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0867505A true JPH0867505A (ja) | 1996-03-12 |
| JP3791936B2 JP3791936B2 (ja) | 2006-06-28 |
Family
ID=16835515
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22583294A Expired - Lifetime JP3791936B2 (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | 無機酸化物粒子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3791936B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2022011743A (ja) * | 2020-06-30 | 2022-01-17 | 株式会社日本触媒 | アルミノシリケート含有組成物及びその製造方法 |
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- 1994-08-26 JP JP22583294A patent/JP3791936B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| JP3791936B2 (ja) | 2006-06-28 |
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