JPH086753A - ウィンドウ管理方法及び管理装置 - Google Patents

ウィンドウ管理方法及び管理装置

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JPH086753A
JPH086753A JP6156556A JP15655694A JPH086753A JP H086753 A JPH086753 A JP H086753A JP 6156556 A JP6156556 A JP 6156556A JP 15655694 A JP15655694 A JP 15655694A JP H086753 A JPH086753 A JP H086753A
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window
windows
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display
data
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JP6156556A
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Inventor
Toshiko Ito
寿子 伊藤
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のウィンドウが重なり合って表示された
場合に、例えば動画ウィンドウ等を表示するための演算
処理を高速に行う。 【構成】 ある特定のウィンドウwin5に関する重な
り状態データを得ようとする場合、まず、このウィンド
ウwin5の上に重なるウィンドウwin9,win4
を検出する。そして、これらの親子兄弟関係を調べる。
兄弟であれば両方を重なり状態データに含めるが、親子
であれば子のウィンドウは除外する。このようなルール
で重なり状態データを整理すれば、ウィンドウwin5
の表示に必要な全てのウィンドウに関する情報が過不足
なく収集され、その表示制御のための演算を高速で行う
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスプレイ上に複数
のウィンドウを表示する際にウィンドウ相互の重なり合
いが生じた場合、各ウィンドウの表示データを演算処理
するためのウィンドウ管理方法及び管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータやワークステー
ション等においては、複数のアプリケーションによって
生成される複数のウィンドウをディスプレイ上に同時に
表示して処理することが広く行われている。このような
複数のウィンドウの表示には相互の重なり合いを考慮し
た一定のデータ管理が必要となる。ディスプレイへ表示
する画面を生成する表示制御部では、これらのウィンド
ウのうち最も上に重なっているものから順番にバックグ
ランドを表示するルートウィンドウまでウィンドウ相互
の関係を把握し、ウィンドウの表示開始、移動、拡大、
縮小等のイベントが発生した場合に、ディスプレイに表
示する画像の演算処理を実行する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来のウィンドウ管理方法や管理装置には次のような
解決すべき課題があった。多数のウィンドウがディスプ
レイ上に表示され、各ウィンドウの重なり合いが複雑に
なると、ルートウィンドウに近いウィンドウほど、他の
ウィンドウとの重なり合いを示す重なり状態データが複
雑になる。従って、そういった画像の演算処理は複雑に
なり、長時間を必要とする。
【0004】しかしながら、このようなウィンドウの中
に動画が含まれているような場合、演算処理時間は動画
の表示サイクルに比べて十分に短いものでなければ動画
の表示がぎこちなくなる。また、複雑な図形の表示等も
重なり状態データの演算処理に時間がかかると、ディス
プレイ上で速やかに拡大したり、縮小したり、移動した
りする処理が困難になる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。この方法は、ディスプレ
イ上に複数のウィンドウを相互にその一部又は全部を重
ね合わせて表示する場合において、ウィンドウ中の特定
のウィンドウについて、他のウィンドウとの重なり状態
を検出して、その表示制御のためのデータを演算処理す
る。
【0006】このとき、全てのウィンドウの相互関係
を、ルートウィンドウを最上位の祖先とした親子兄弟関
係で表し、子ウィンドウは常に親ウィンドウ中に含まれ
て親ウィンドウ上に表示され、同一の親を持つウィンド
ウを互いに兄弟のウィンドウとする。
【0007】そして、予め、特定のウィンドウと各ウィ
ンドウの相互関係を検出し、特定のウィンドウの上に一
部でも重なり合うウィンドウを選択し、かつ、特定のウ
ィンドウの上にいずれかの親ウィンドウが一部でも重な
り合う場合には、その親ウィンドウの子ウィンドウは除
外して、重なり状態データを生成する。管理装置は、上
記のような機能を持つウィンドウ重なり状態検出部と演
算部とを備える。
【0008】
【作用】ある特定のウィンドウに関する重なり状態デー
タを得ようとする場合、まず、このウィンドウの上に重
なるウィンドウを検出する。そして、これらの親子兄弟
関係を調べる。兄弟であれば両方を重なり状態データに
含めるが、親子であれば子のウィンドウは除外する。こ
のようなルールで重なり状態データを整理すれば、ウィ
ンドウの表示に必要な全てのウィンドウに関する情報が
過不足なく収集され、その表示制御のための演算を高速
で行うことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説
明する。図1は、本発明の実施に適する装置実施例を示
すブロック図である。この装置は、ディスプレイ1に複
数のウィンドウを表示するために、表示制御部2、演算
部3、ウィンドウ重なり状態検出部4及びイベント処理
部5を備えている。このイベント処理部5には、アプリ
ケーションプログラム6やマウス7、あるいはキーボー
ド8等から画面制御のためのコマンドや信号が入力す
る。イベント処理部5はこのような信号の中からディス
プレイに表示すべき各ウィンドウの内容変化をとらえ
る。ウィンドウ重なり状態検出部4は、ディスプレイ1
に表示される複数のウィンドウの重なり状態を検出し、
重なり状態データ9を生成する部分である。演算部3は
このような重なり状態データ9を元に、ディスプレイ1
に表示すべき各ウィンドウの表示用データを生成し、表
示制御部2に送る部分である。表示制御部2は入力した
データを元にディスプレイ1に図に示すような画面を表
示する制御を行う部分である。
【0010】この実施例では、例えば図に示すように、
ルートウィンドウwin0の上にwin1,win6,
win5,win4,win9が、それぞれこの順番に
重なり合って表示されている。ここで、例えばウィンド
ウwin5に着目すると、ウィンドウ重なり状態検出部
4は、このwin5を表示する場合にその上に重なり合
う別のウィンドウを検出し、演算部3は、その重なり状
態データを元にウィンドウwin5の表示領域と表示す
べき画像データとを生成する。このような重なり状態デ
ータ9は、例えばこの例では、「ウィンドウwin5の
表示に影響する他のウィンドウはウィンドウwin4の
みである。」といった情報を含むものになる。
【0011】本発明の方法や装置を具体的に説明する前
に、まず本発明におけるウィンドウの取り扱いを説明す
る。図2に、ウィンドウの親子兄弟関係説明図を示す。
例えば、この図に示すように、ルートウィンドウwin
0の上に9枚のウィンドウが表示されているものとす
る。この場合に、ウィンドウwin1,win2,wi
n3は、それぞれwin0の子ウィンドウ、ウィンドウ
win4,win5,win6はウィンドウwin1の
子ウィンドウ、ウィンドウwin7はウィンドウwin
2の子ウィンドウ、ウィンドウwin8はウィンドウw
in3の子ウィンドウであるとする。
【0012】即ち、ルートウィンドウを最上位の祖先と
し、各ウィンドウの相互関係を親子、兄弟、親戚といっ
た関係で表し、このような関係をその後のデータ処理に
使用する。なお、同じ親を持つ複数のウィンドウは、そ
れぞれ兄弟ウィンドウであって、上に重なる方のウィン
ドウを兄ウィンドウ、下のウィンドウは弟ウィンドウと
する。ウィンドウwin9はウィンドウwin4の子ウ
ィンドウであるが、ウィンドウwin4はウィンドウw
in5の兄ウィンドウである。なお、図2(b)には、
このような親子兄弟関係をトリー状に表示した。ところ
で、本発明のようなマルチウィンドウシステムを制御す
る場合には、オペレーションシステムを含む次のような
制御ソフトウェアが設けられることが好ましい。
【0013】図3は、マルチウィンドウ制御ソフトウェ
アブロック図である。このソフトウェアは、アプリケー
ションプログラム6のコマンド等を受け入れ、必要な応
答をするライブラリ関数群11、デバイス非依存部1
2、動画ウィンドウ管理部13、デバイス依存部14及
びOS依存部15から構成されている。本発明によるウ
ィンドウ管理方法は、アプリケーションプログラム6が
ライブラリ関数群11のうちの特定のライブラリ関数を
用いてウィンドウシステムにアクセスするクライアント
として動作する。これによって、各ウィンドウの表示位
置制御等が行われる。
【0014】上記動画ウィンドウ管理部13は、図1に
示すようなウィンドウ重なり状態検出部4や演算部3等
を構成し、図3に示す動画重畳用ハードウェア16は表
示制御部2やディスプレイ1等を構成する。
【0015】図4には、アプリケーションプログラム6
がライブラリ関数群11に対しクライアント設定を行う
クライアント設定関数説明図を示す。また、図5には、
クライアント設定後、動画を表示する特定のウィンドウ
を処理対象とする場合の映像ウィンドウ設定関数説明図
を示す。図4に示すように、クライアント設定の場合、
WinSysOpenというコマンドが使用される。なお、そのパ
ラメータWinSysは、本発明によるウィンドウシステムを
指定するためのパラメータである。このようにクライア
ントを設定した後、終了時にはWinSysClose というコマ
ンドを使用する。パラメータは同一である。
【0016】更に、図5に示すように、動画ウィンドウ
指定のためにWinSysSetWindow というコマンドを使用す
る。そのパラメータWinSysは、図4に示したパラメータ
と同一である。また、Wid は動画ウィンドウとして設定
したウィンドウのIDを設定する部分である。IDは表
示したい動画IDを指定する部分である。更に、xとy
のパラメータは、Wid で指定したウィンドウの中の動画
を表示する位置を示す。このような動画ウィンドウ表示
のためのソフトウェアは、例えば上記のような構成のも
のを使用すればよい。
【0017】なお、図3に示すデバイス非保存部12
は、上記のようなウィンドウの親子兄弟関係に関する情
報を保存しており、アプリケーションプログラムからラ
イブラリ関数群11を用いて指定された動画表示位置情
報を元に動画ウィンドウ管理部13において、後で説明
するようなウィンドウ管理処理を行う。デバイス依存部
14はその他のハードウェア17に依存した処理を行
い、OS依存部15はOS18に依存した処理を行う。
【0018】次に、本発明の方法を図1を用いて更に具
体的に説明する。なお、以下の実施例では、表示制御の
ためのデータを演算処理する対象を、ディスプレイに表
示されたいくつかの動画によるウィンドウとする。例え
ば、具体的には、図2に示すハッチングを付したウィン
ドウwin5,win7,win8とする。これらのウ
ィンドウは、いずれも動画表示用のウィンドウで、ウィ
ンドウ表示を行う場合にその上に一部でも重なり合うウ
ィンドウの存在を確認し、その重なり合った領域を意識
して表示データを制御しなければならない。このような
演算処理の場合に必要な重なり状態データを本発明の方
法により生成する。
【0019】なお、この動画を表示するためのシステム
は、例えば最大6枚の動画ウィンドウをこれらの相互の
重なり関係及び他のウィンドウとの重なり関係を考慮し
ながら一括処理できるものとする。この場合の動画表示
用ウィンドウwin5,win7,win8を区別する
動画ウィンドウIDは0〜nで表す。従って、上記のシ
ステムの場合には、動画ウィンドウIDは、0,1,
2,3,4,5の値をとる。
【0020】ところで、従来の方法では、このような3
枚の動画表示用ウィンドウwin5,win7,win
8を表示するために、図3に示す動画重畳用ハードウェ
ア16に送り込む重なり状態データには、ディスプレイ
上で最も上に表示されたウィンドウから順に全てのウィ
ンドウに関するデータが含まれていた。即ち、ウィンド
ウwin9,win4,win5,win6,win
1,win7,win2,win8,win3,win
0といった順にウィンドウIDとその表示位置座標が含
まれていた。
【0021】しかしながら、動画重畳用ハードウェア1
6では、これらの情報に基づいて各動画用ウィンドウw
in5,win7,win8に表示すべきデータを生成
するため、演算処理に非常に時間がかかっていた。ま
た、動画重畳用ハードウェア16で一括して処理しきれ
ない数のウィンドウデータが送り込まれることによって
表示上の障害が発生することもある。
【0022】本発明では、このような場合に、重なり状
態データから動画表示のために必ずしも必要のないデー
タを除外する。即ち、本発明は次のように実施される。
まず、本発明においては、図2を用いて説明したよう
に、各ウィンドウの重なり合い状態を検出しこれらを親
子兄弟関係で表す。そして、ディスプレイ上に表示され
る全てのウィンドウの情報から、動画ウィンドウと重な
りや親子関係を持たないウィンドウの情報を排除し、該
当する動画ウィンドウに直接重なるウィンドウの情報だ
けを抽出する。
【0023】なお、本発明においては、このようなウィ
ンドウの親子関係をたどるために、次のようなルールを
採用する。 ルール1:親ウィンドウと子ウィンドウでは、子ウィン
ドウの方を先にたどる。 ルール2:兄弟ウィンドウでは、兄ウィンドウの方を先
にたどる。 ルール3:叔父ウィンドウと甥(兄の子)ウィンドウで
は甥ウィンドウの方を先にたどる。 このルールに基づいてウィンドウをたどると、例えば図
2の例では、win9,win4,win5,win
6,win1,win7,win2,win8,win
3,win0の順となる。
【0024】更に、このようにウィンドウを順番にたど
りながら次のようなチェックを行う。 1.このウィンドウが動画ウィンドウかどうか、このウ
ィンドウが動画ウィンドウのとき、それまでバッファリ
ングしたデータの中にこのウィンドウと重なるウィンド
ウがあるか。 2.それまでバッファリングしたウィンドウの中にこの
ウィンドウを親ウィンドウとするものがあるか。 3.このウィンドウが現在表示中の動画ウィンドウに重
なるか。
【0025】即ち、このようなチェックによって不要な
ウィンドウのデータが除外される。例えば、図2に示す
ウィンドウwin5の上に重なり合うウィンドウは、w
in4,win9である。ここで、ウィンドウwin9
はwin4の子ウィンドウである。従って、ウィンドウ
win9はウィンドウwin4の範囲内に表示され、こ
れよりはみ出して表示されることは有り得ない。ウィン
ドウwin5から見れば、ウィンドウwin4が上に重
なり合うことによって切り取られることだけを考慮すれ
ばよく、その中に含まれるウィンドウwin9はウィン
ドウwin5に独自の影響を与えない。このようなこと
からウィンドウwin9を重なり状態データから排除す
る。その場合に、上記のようなチェックが効果を発揮す
る。
【0026】図6に、動画ウィンドウのID情報説明図
を示す。先に説明したように、上記実施例の場合、動画
ウィンドウを6枚だけ一括処理できる構成とした。その
各動画ウィンドウには動画ウィンドウIDが0〜5まで
付けられる。そのデータは、この図に示すように、例え
ば32ビットのデータ中、下位6ビットで表示する。即
ち、最下位ビットの第32ビットの部分が“1”であれ
ば、動画ウィンドウIDが“0”のウィンドウが有効で
あることを示す。第31ビットはウィンドウIDが
“1”、第30ビットはウィンドウIDが“2”、第2
9ビットはウィンドウIDが“3”、第28ビットはウ
ィンドウIDが“4”、第27ビットはウィンドウID
が“5”の有効性をそれぞれ表示する。例えば、あるウ
ィンドウがID=0,ID=3,ID=4の動画ウィン
ドウと有効に重なっているときは、この図6に示すよう
に、第28ビット、第29ビット及び第32ビットの部
分が“1”となる。
【0027】以下、図2の(a)に示したようなウィン
ドウについて、順に重なり状態データ生成のための処理
手順を説明する。なお、この場合、例えば各ウィンドウ
のデータを一時的に保持するためのバッファメモリを1
組使用し、これらを交互にトグルで使用する。これによ
り直前に解析したウィンドウのデータを参照できるよう
にしておく。また、これ以外に、重なり状態データを整
理し、最終的に完成したものを出力するための動画ウィ
ンドウ管理情報メモリを使用する。
【0028】以下、図7〜図13には、それぞれ順番に
重なり状態データを生成していく場合のバッファリング
データと動画ウィンドウ管理情報の内容説明図を示す。
まず、図2に示したウィンドウwin9についてチェッ
クする。このウィンドウwin9は動画ウィンドウでは
なく、それまでのバッファリングデータもない。従っ
て、先に説明した、このウィンドウが現在表示中の動画
ウィンドウに重なるかという点だけのチェックを行う。
ウィンドウwin9はウィンドウwin5に重なる。こ
のウィンドウwin5のウィンドウIDは“0”であ
る。そこで、図7に示すように、これと重なる動画ウィ
ンドウのビットはIDが“0”の部分を“1”にする。
なお、このウィンドウは非動画ウィンドウのため、一番
左側のIDの欄は“−1”となる。更に、その親ウィン
ドウはウィンドウwin4であり、その旨を図のように
表示する。
【0029】次に、ウィンドウwin4についてのチェ
ックを行う。ウィンドウwin4は動画ウィンドウでは
ない。また、ウィンドウwin9はwin4の子ウィン
ドウである。従って、先に説明したように、このウィン
ドウwin4の下に重なるウィンドウに対してウィンド
ウwin9の情報は必要でない。このため、図7に示し
たバッファリングデータは消去し初期化する。そして、
もう一方のバッファメモリには図8に示すウィンドウw
in4に関するデータを格納する。ウィンドウwin4
はウィンドウwin5に重なる。従って、重なる動画の
ウィンドウのビットはIDが“0”の部分が“1”とな
る。そして、ウィンドウwin4は非動画ウィンドウの
ため、左側のIDは“−1”となる。また、親ウィンド
ウはwin1である。このようにして、ウィンドウwi
n4に関する情報がバッファメモリに格納される。
【0030】次に、ウィンドウwin5についてのチェ
ックを行う。このウィンドウwin5は動画ウィンドウ
である。従って、この段階でそれ以前にバッファメモリ
に格納したデータ中に、このウィンドウと重なるウィン
ドウがあるかどうかをチェックする。これは、バッファ
リングデータ中の重なる動画ウィンドウのビットを参照
すればよい。図8に示すように、ウィンドウwin4は
このウィンドウwin5に重なるため、そのバッファリ
ングデータを右側に示す動画ウィンドウ管理情報として
採用する。
【0031】図9に、このようにして動画ウィンドウ管
理情報を生成した場合の説明図を示している。この図に
示すように、ウィンドウwin5の上に重なるウィンド
ウとしてウィンドウwin4が表示され、そのIDは
“−1”と表示される。ウィンドウwin5のIDは
“0”である。
【0032】また、動画ウィンドウの場合にはバックグ
ラウンドとして表示されるシートウィンドウが必ず対に
なって存在する。従って、図9の動画ウィンドウ管理情
報に示すように、ウィンドウwin5の直前に、シート
ウィンドウという図2では表示されていないウィンドウ
が含められる。このウィンドウは動画でないから、ID
を“−1”とされる。なお、図示していないが、各ウィ
ンドウについてその表示位置座標が含められる。
【0033】次に、バッファメモリの切換えを行う。も
し、図8に示したバッファリングデータがウィンドウw
in5に重ならないウィンドウの情報として残っている
ような場合には、一方のバッファメモリにその内容をコ
ピーし、他方のバッファメモリを初期化し直して次のデ
ータを格納することになる。
【0034】次に、ウィンドウwin6についてのチェ
ックを行う。ウィンドウwin6は動画ウィンドウでは
なく、それまでのバッファリングデータもない。従っ
て、先に説明した、このウィンドウが現在表示中の動画
ウィンドウに重なるかというチェックだけを行う。ウィ
ンドウwin6は、座標的にはウィンドウwin5の動
画ウィンドウに重なる。しかし、下位に位置するウィン
ドウであるため、ウィンドウwin5の表示には影響し
ない。また、このウィンドウより上に重なる動画ウィン
ドウwin5は、既に動画ウィンドウ管理情報として格
納済である。従って、まだ動画ウィンドウ管理情報とし
て格納されていない他の動画ウィンドウに対してこのウ
ィンドウwin6が重なるかどうかだけのチェックを行
えばよい。ウィンドウwin6はこの観点から見て図に
示すようにどの動画ウィンドウにも重ならない。従っ
て、ウィンドウwin6の情報はバッファリングしな
い。
【0035】次に、ウィンドウwin1についてチェッ
クを行う。ウィンドウwin1は動画ウィンドウではな
く、それまでのバッファリングデータもないため、ウィ
ンドウwin6と同様、他の動画ウィンドウとの重なり
だけをチェックする。ウィンドウwin1はウィンドウ
win7とウィンドウwin8に重なる。ウィンドウw
in7のIDは“4”、ウィンドウwin8のIDは
“3”である。そこで、図10に示すように、重なり動
画ウィンドウのビット“3”,“4”に対する部分を
“1”とする。また、ウィンドウwin1のIDは“−
1”であり、親ウィンドウはwin0である。なお、こ
の場合の動画ウィンドウ管理情報は変わらない。
【0036】次に、ウィンドウwin7についてチェッ
クする。ウィンドウwin7は動画ウィンドウである。
従って、それまでのバッファリングデータの他にこのウ
ィンドウと重なるウィンドウがあるかどうかをチェック
する。ウィンドウwin1はこのウィンドウに重なるた
め、それまでのバッファリングデータを動画ウィンドウ
管理情報として採用する。
【0037】図11には、その状態を示す。即ち、図1
1の右側に示す動画ウィンドウ管理情報にはウィンドウ
win7、そのIDが“4”という情報を格納し、図示
しないがウィンドウの座標を入力する。また、ウィンド
ウwin5の場合と全く同様に、直前に重なるシートウ
ィンドウをこの管理情報に含める。そして、その上に重
なるウィンドウwin1について表示座標等を入力す
る。その後のバッファメモリの扱い等は、既に説明した
ものと全く同一である。
【0038】次にウィンドウwin2についてのチェッ
クを行う。ウィンドウwin2は動画ウィンドウでな
く、それまでのバッファリングデータもないため、他の
動画ウィンドウとの重なり合いチェックだけを行う。ウ
ィンドウwin2はwin8に重なる。ウィンドウwi
n8のIDは“3”である。従って、図12に示すよう
に、重なり動画ウィンドウのビットはそのIDが“3”
の部分を“1”にし、ウィンドウwin2のIDは“−
1”とする。また、その親ウィンドウはwin0であ
る。動画ウィンドウ管理情報は変わらない。
【0039】次に、ウィンドウwin8についてチェッ
クを行う。ウィンドウwin8は動画ウィンドウであ
る。従って、これまでのバッファリングデータ中にこの
ウィンドウと重なるウィンドウがあるかどうかをチェッ
クする。ウィンドウwin2はこのウィンドウに重なる
ため、それまでのバッファリングデータを動画ウィンド
ウ管理情報として採用する。即ち、図13に示すよう
に、動画ウィンドウ管理情報の中にウィンドウwin8
を格納し、そのIDは“3”とし、位置座標等を格納す
る。その直前にはこれまでと同様シートウィンドウを表
示し、更にその直前にウィンドウwin2についての情
報を格納する。その他の処理はこれまでと同様である。
【0040】次に、ウィンドウwin3についてチェッ
クを行う。ウィンドウwin3は動画ウィンドウではな
く、それまでのバッファリングデータもない。また、他
の動画ウィンドウとの重なり合いもない。従って、ウィ
ンドウwin3については情報をバッファリングしな
い。次に、ウィンドウwin0についてチェックを行
う。ウィンドウwin0はルートウィンドウであるの
で、バッファリング処理は不要である。こうして、動画
ウィンドウ管理情報の処理を終了する。この動画ウィン
ドウ管理情報が重なり状態データとして図1に示す演算
部3に送られる。その結果、制御部は動画ウィンドウw
in5,win7,win8の上に重なり合う表示処理
に最小限必要なウィンドウを認識し、速やかに表示デー
タ処理等を実行する。
【0041】本発明は以上の実施例に限定されない。上
記の実施例では重なり状態データに各図に示したよう
に、ウィンドウIDと、位置座標と、ウィンドウ名等に
よる動画ウィンドウ管理情報を含めて生成したが、重な
り状態データに含まれる情報は少なくともウィンドウを
特定する情報であればよく、その位置座標等は別途用意
されたテーブルデータ等を参照することによって得るよ
うにしても差し支えない。
【0042】また、これを実現するための装置自体はウ
ィンドウ重なり状態を検出する部分と、その出力を演算
処理する部分があればよく、その他の部分については従
来よく知られた各種の構成に変更しても差し支えない。
また、上記の実施例では動画ウィンドウを処理するため
に重なり状態データを生成する例を説明したが、これは
必ずしも動画ウィンドウに限らない。静止画であっても
多数の画像が重なり合う場合の処理能率を高める点で十
分効果がある。
【0043】
【発明の効果】以上説明した本発明のウィンドウ管理方
法及び管理装置によれば、ディスプレイ上に表示されて
いる全てのウィンドウの情報から、処理対象となる特定
のウィンドウと重なりや親子関係を持たないウィンドウ
の情報を排除し、表示のためのデータ処理に必要最小限
のウィンドウの情報だけを抽出して重なり状態データを
生成するようにしたので、効率よくウィンドウ管理を行
うことが可能となる。また、このような重なり状態デー
タを受け入れる制御部分の負担を軽減し、演算処理速度
を高めることができる。これによって、例えばマルチウ
ィンドウ中での動画等の高速表示が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に適する装置ブロック図である。
【図2】ウィンドウの親子兄弟関係説明図である。
【図3】マルチウィンドウ制御ソフトウェアブロック図
である。
【図4】クライアント設定関数説明図である。
【図5】映像ウィンドウ設定関数説明図である。
【図6】動画ウィンドウのID情報説明図である。
【図7】バッファリングデータと動画ウィンドウ管理情
報説明図(その1)である。
【図8】バッファリングデータと動画ウィンドウ管理情
報説明図(その2)である。
【図9】バッファリングデータと動画ウィンドウ管理情
報説明図(その3)である。
【図10】バッファリングデータと動画ウィンドウ管理
情報説明図(その4)である。
【図11】バッファリングデータと動画ウィンドウ管理
情報説明図(その5)である。
【図12】バッファリングデータと動画ウィンドウ管理
情報説明図(その6)である。
【図13】バッファリングデータと動画ウィンドウ管理
情報説明図(その7)である。
【符号の説明】
1 ディスプレイ 2 表示制御部 3 演算部 4 ウィンドウ重なり状態検出部 9 重なり状態データ win0〜win9 ウィンドウ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスプレイ上に複数のウィンドウを相
    互にその一部又は全部を重ね合わせて表示する場合にお
    いて、 前記ウィンドウ中の特定のウィンドウについて、他のウ
    ィンドウとの重なり状態を検出して、その表示制御のた
    めのデータを演算処理する際に、 前記全てのウィンドウの相互関係を、ルートウィンドウ
    を最上位の祖先とした親子兄弟関係で表し、 子ウィンドウは常に親ウィンドウ中に含まれて親ウィン
    ドウ上に表示され、同一の親を持つウィンドウを互いに
    兄弟のウィンドウとしたとき、 予め、前記特定のウィンドウと各ウィンドウの相互関係
    を検出し、 特定のウィンドウの上に一部でも重なり合うウィンドウ
    を選択し、かつ、 前記特定のウィンドウの上にいずれかの親ウィンドウが
    一部でも重なり合う場合には、その親ウィンドウの子ウ
    ィンドウは除外して、重なり状態データを生成すること
    を特徴とするウィンドウ管理方法。
  2. 【請求項2】 特定のウィンドウは、他のウィンドウと
    は別個に表示制御される1又は2以上の動画表示用のウ
    ィンドウであることを特徴とする請求項1記載のウィン
    ドウ管理方法。
  3. 【請求項3】 ディスプレイ上に表示された複数のウィ
    ンドウ中の特定のウィンドウについて、他のウィンドウ
    との重なり状態を検出する、ウィンドウ重なり状態検出
    部と、 このウィンドウ重なり状態検出部の検出した重なり状態
    データを受け入れて、前記特定のウィンドウの表示制御
    のためのデータを演算処理する演算部とを備え、 前記ウィンドウ重なり状態検出部は、 前記全てのウィンドウの相互関係を、ルートウィンドウ
    を最上位の祖先とした親子兄弟関係で表し、 子ウィンドウは常に親ウィンドウ中に含まれ、同一の親
    を持つウィンドウを互いに兄弟のウィンドウとしたと
    き、 前記特定のウィンドウの上に一部でも重なり合うウィン
    ドウを選択し、かつ、 前記特定のウィンドウの上にいずれかの親ウィンドウが
    一部でも重なり合う場合には、その親ウィンドウの子ウ
    ィンドウは除外して、重なり状態データを生成し、 前記演算部は、 前記重なり状態データを利用して、 前記特定のウィンドウの前記ディスプレイ上に表われた
    部分を表示するデータを得ることを特徴とするウィンド
    ウ管理装置。
  4. 【請求項4】 特定のウィンドウは、他のウィンドウと
    は別個に表示制御される1又は2以上の動画表示用のウ
    ィンドウであることを特徴とする請求項3記載のウィン
    ドウ管理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100480656B1 (ko) * 2000-05-31 2005-04-06 인터내셔널 비지네스 머신즈 코포레이션 상이한 윈도우 환경으로부터의 윈도우 부구성 요소를 단일윈도우 그룹으로서 디스플레이하기 위한 방법 및 시스템
CN1760841B (zh) 2004-10-15 2012-05-23 微软公司 使用户界面元素可见的系统和方法

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KR100480656B1 (ko) * 2000-05-31 2005-04-06 인터내셔널 비지네스 머신즈 코포레이션 상이한 윈도우 환경으로부터의 윈도우 부구성 요소를 단일윈도우 그룹으로서 디스플레이하기 위한 방법 및 시스템
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