JPH0867696A - Hpv16タンパク質e1およびe2の血清反応性領域 - Google Patents
Hpv16タンパク質e1およびe2の血清反応性領域Info
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- JPH0867696A JPH0867696A JP4214489A JP21448992A JPH0867696A JP H0867696 A JPH0867696 A JP H0867696A JP 4214489 A JP4214489 A JP 4214489A JP 21448992 A JP21448992 A JP 21448992A JP H0867696 A JPH0867696 A JP H0867696A
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- A61P35/00—Antineoplastic agents
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- C07K—PEPTIDES
- C07K14/00—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
- C07K14/005—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from viruses
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- C07K16/08—Immunoglobulins [IG], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from viruses
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- C07K16/084—Papillomaviridae (F); Polyomaviridae (F), e.g. SV40, BK virus or JC virus
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 ヒトにおけるヒトパピローマウィルス(HP
V)16に依存する腫瘍性疾患の予防、診断および治療
における手段を提供する。 【構成】 HPV16のタンパク質E1およびE2上の
それぞれ式1および式2のアミノ酸配列を有する血清反
応性領域。これらの領域を含むかかるペプチドを含むワ
クチン。これらの血清反応性領域を有するペプチドを含
む診断用組成物。
V)16に依存する腫瘍性疾患の予防、診断および治療
における手段を提供する。 【構成】 HPV16のタンパク質E1およびE2上の
それぞれ式1および式2のアミノ酸配列を有する血清反
応性領域。これらの領域を含むかかるペプチドを含むワ
クチン。これらの血清反応性領域を有するペプチドを含
む診断用組成物。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヒトパピローマウイル
ス(HPV)16のタンパク質E1およびE2上の血清
反応性領域に関する。本発明は、血清反応性領域を含む
これらのペプチドを含むワクチンにも関する。本発明
は、同様に、血清反応性領域を有するペプチドを含む診
断用組成物を包含する。
ス(HPV)16のタンパク質E1およびE2上の血清
反応性領域に関する。本発明は、血清反応性領域を含む
これらのペプチドを含むワクチンにも関する。本発明
は、同様に、血清反応性領域を有するペプチドを含む診
断用組成物を包含する。
【0002】
【従来の技術】HPV16はヒトパピローマウイルスの
一つである[プロシーディング・オブ・ナショナル・ア
カデミー・オブ・サイエンス、ユーエスエイ(Proc. Nat
l. Acad. Sci.,USA, 80, 3813-3815 (1983))]。HPV
16のゲノムの構成は、ウィロロジー(Virology)、145,
181-185 (1985) に記載されている。HPVのゲノム配
列は前侵襲性(preinvasive) および侵襲性の頸部腫瘍の
大半に検出することができる。HPV16は、これらの
腫瘍に顕著なウイルス型として世界中で同定されてい
る。HPV16ゲノムは、頸部腫瘍の50%を上回る割
合において検出可能であり、この場合にはそれは細胞の
DNA中に一体化して存在することが多い。HPV16
または他のパピローマウイルスに感染した後の免疫応答
については、ほとんど知られていない。
一つである[プロシーディング・オブ・ナショナル・ア
カデミー・オブ・サイエンス、ユーエスエイ(Proc. Nat
l. Acad. Sci.,USA, 80, 3813-3815 (1983))]。HPV
16のゲノムの構成は、ウィロロジー(Virology)、145,
181-185 (1985) に記載されている。HPVのゲノム配
列は前侵襲性(preinvasive) および侵襲性の頸部腫瘍の
大半に検出することができる。HPV16は、これらの
腫瘍に顕著なウイルス型として世界中で同定されてい
る。HPV16ゲノムは、頸部腫瘍の50%を上回る割
合において検出可能であり、この場合にはそれは細胞の
DNA中に一体化して存在することが多い。HPV16
または他のパピローマウイルスに感染した後の免疫応答
については、ほとんど知られていない。
【0003】
初期データー:頸部腫瘍に侵されている患者を、ウイル
スタンパク質に対する抗体の存在に関して健常人と比較
した。次いで、これらのウイルスタンパク質を各種の原
核生物ペプチドとそのN末端において融合生成物として
連結した後、ウェスターンブロットにおける抗原として
使用した。本発明の目的は、ヒトにおけるHPV16に
依存する腫瘍性疾患の予防、診断および治療における手
段として用いることができるHPV16のウイルス構造
を更に確認することである。かかる構造の同定は、HP
V16の存在について多量のヒト血清を試験することが
できるELISAの開発に必要欠くべからざるものであ
る。
スタンパク質に対する抗体の存在に関して健常人と比較
した。次いで、これらのウイルスタンパク質を各種の原
核生物ペプチドとそのN末端において融合生成物として
連結した後、ウェスターンブロットにおける抗原として
使用した。本発明の目的は、ヒトにおけるHPV16に
依存する腫瘍性疾患の予防、診断および治療における手
段として用いることができるHPV16のウイルス構造
を更に確認することである。かかる構造の同定は、HP
V16の存在について多量のヒト血清を試験することが
できるELISAの開発に必要欠くべからざるものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】それ故、本発明は、下記
のアミノ酸配列
のアミノ酸配列
【化3】 の一つを有するHPV16のE1タンパク質の血清反応
性領域、および下記のアミノ酸配列
性領域、および下記のアミノ酸配列
【化4】 の一つを有するHPV16のE2タンパク質の血清反応
性領域を包含する。本発明は更に、前記に定義された血
清反応性領域の一つ以上を有するペプチド、前記に定義
されたペプチドの1種類以上を含むワクチン、HPVの
E1および/またはE2タンパク質に対する特異抗体を
同定するための診断用の組成物であって同様に前記に定
義されたペプチドを含むもの、およびHPV16のE1
またはE2タンパク質の血清反応性領域の一つ以上に対
して親和性を有する単クローン性抗体、およびこれらの
単クローン性抗体を含む診断用の組成物をも包含する。
性領域を包含する。本発明は更に、前記に定義された血
清反応性領域の一つ以上を有するペプチド、前記に定義
されたペプチドの1種類以上を含むワクチン、HPVの
E1および/またはE2タンパク質に対する特異抗体を
同定するための診断用の組成物であって同様に前記に定
義されたペプチドを含むもの、およびHPV16のE1
またはE2タンパク質の血清反応性領域の一つ以上に対
して親和性を有する単クローン性抗体、およびこれらの
単クローン性抗体を含む診断用の組成物をも包含する。
【0005】HPVのタンパク質E1およびE2におけ
る血清反応性領域を同定するために、サイエンス(Scien
ce) 、228, 1315-1317 (1985) に記載の実験を再度行っ
た。超音波処理および部分DNAアーゼI処理によって
無作為に生成したサブゲノムHPV16のDNAフラグ
メントをファージベクターヒューズ1(fuse 1)にクロ
ーニングした後、ファージコートタンパク質の部分とし
て発現した。血清反応性ファージ組換体をE1およびE
2に対して調整した血清を用いて同定し、精製して、H
PV16部分を配列決定することによって血清反応性領
域を特性決定した。HPV16E1MS2ポリメラーゼ
融合タンパク質に対する、およびHPV16E2のアミ
ノ−およびカルボキシル−末端部分(別個、同様にMS
2融合タンパク質)に対する多クローン性ウサギ血清を
調製した。
る血清反応性領域を同定するために、サイエンス(Scien
ce) 、228, 1315-1317 (1985) に記載の実験を再度行っ
た。超音波処理および部分DNAアーゼI処理によって
無作為に生成したサブゲノムHPV16のDNAフラグ
メントをファージベクターヒューズ1(fuse 1)にクロ
ーニングした後、ファージコートタンパク質の部分とし
て発現した。血清反応性ファージ組換体をE1およびE
2に対して調整した血清を用いて同定し、精製して、H
PV16部分を配列決定することによって血清反応性領
域を特性決定した。HPV16E1MS2ポリメラーゼ
融合タンパク質に対する、およびHPV16E2のアミ
ノ−およびカルボキシル−末端部分(別個、同様にMS
2融合タンパク質)に対する多クローン性ウサギ血清を
調製した。
【0006】線状ファージは、3種類の群f1、fdお
よびM13を包含する。ファージの結合および取り込み
は細菌のF繊毛を介して起こり、すなわちF+株のみが
感染することができるということはこれら総てに共通し
ている。fd野生型ファージであって用いられるベクタ
ー系がこれに由来するものは、大きさが約900×6nm
であり、特に主要なコートタンパク質の約2700のサ
ブユニットから成る粒子を形成する。更に、それぞれの
場合に、微量のコートタンパク質pIII、pVI、p
VIIおよびpIXの5分子が、ビリオンの両端に配置
される。fd野生型の場合には、一本鎖の環状ファージ
ゲノムは、大きさが6408bpであり、10種類の異
なるタンパク質の全体に対する情報を持っている。
よびM13を包含する。ファージの結合および取り込み
は細菌のF繊毛を介して起こり、すなわちF+株のみが
感染することができるということはこれら総てに共通し
ている。fd野生型ファージであって用いられるベクタ
ー系がこれに由来するものは、大きさが約900×6nm
であり、特に主要なコートタンパク質の約2700のサ
ブユニットから成る粒子を形成する。更に、それぞれの
場合に、微量のコートタンパク質pIII、pVI、p
VIIおよびpIXの5分子が、ビリオンの両端に配置
される。fd野生型の場合には、一本鎖の環状ファージ
ゲノムは、大きさが6408bpであり、10種類の異
なるタンパク質の全体に対する情報を持っている。
【0007】fd誘導体ヒューズ1、ヒューズ2(パー
ムレイ(Parmley) およびスミス(Smith) 、ジーン(Gen
e)、7, 305-318 (1988) )およびヒューズmmにおい
て、テトラサイクリン耐性遺伝子を、Tn10トランス
ポゾンの一部の挿入によってファージゲノムに組み込
み、それはこの方法によって約9.2kbpに拡大され
たものである。これは、複製DNAの二本鎖ファージゲ
ノムは、細菌中で選択可能なプラスミドのように挙動
し、したがって調製してクローニングに用いることがで
きることを意味する。野生型からのもう一つの修飾は、
発現可能なDNAフラグメントをクローニングするため
の挿入制限部位と共に微量のコートタンパク質pIII
に対する遺伝子におけるリーディングフレーム変異の存
在である。pIIIに対する遺伝子は2つのほとんど完
全に独立なドメイン(クリスマン(Crissmann) およびス
ミス(Smith) 、1984)、すなわちファージの細菌の細胞
レセプター(F繊毛)への結合を媒介するN−末端ドメ
インおよびファージの形態形成にとって重要なC−末端
タンパク質ドメインから成っている。タンパク質のシグ
ナル配列の直ぐ後に配置されているリーディングフレー
ム変異によって、遺伝子が不活性化され、したがって感
染粒子の形成が防止される。これは、プラスミドとして
のこれらのファージ突然変異体の複製に重要であるが、
形態形成において不活性化されたfdゲノムは宿主細菌
を損なわないからである(スミス(Smith) 著:ベクタ
ー、分子クローニングベクターおよびそれらの使用の概
説、バターワース・パブリッシャーズ(Butterworth Pub
lishers)、ストーンハム、マサチューセッツ、61〜8
5頁、1987年)。
ムレイ(Parmley) およびスミス(Smith) 、ジーン(Gen
e)、7, 305-318 (1988) )およびヒューズmmにおい
て、テトラサイクリン耐性遺伝子を、Tn10トランス
ポゾンの一部の挿入によってファージゲノムに組み込
み、それはこの方法によって約9.2kbpに拡大され
たものである。これは、複製DNAの二本鎖ファージゲ
ノムは、細菌中で選択可能なプラスミドのように挙動
し、したがって調製してクローニングに用いることがで
きることを意味する。野生型からのもう一つの修飾は、
発現可能なDNAフラグメントをクローニングするため
の挿入制限部位と共に微量のコートタンパク質pIII
に対する遺伝子におけるリーディングフレーム変異の存
在である。pIIIに対する遺伝子は2つのほとんど完
全に独立なドメイン(クリスマン(Crissmann) およびス
ミス(Smith) 、1984)、すなわちファージの細菌の細胞
レセプター(F繊毛)への結合を媒介するN−末端ドメ
インおよびファージの形態形成にとって重要なC−末端
タンパク質ドメインから成っている。タンパク質のシグ
ナル配列の直ぐ後に配置されているリーディングフレー
ム変異によって、遺伝子が不活性化され、したがって感
染粒子の形成が防止される。これは、プラスミドとして
のこれらのファージ突然変異体の複製に重要であるが、
形態形成において不活性化されたfdゲノムは宿主細菌
を損なわないからである(スミス(Smith) 著:ベクタ
ー、分子クローニングベクターおよびそれらの使用の概
説、バターワース・パブリッシャーズ(Butterworth Pub
lishers)、ストーンハム、マサチューセッツ、61〜8
5頁、1987年)。
【0008】好適なDNAフラグメントの挿入および遺
伝子IIIの修復により、感染性ファージ粒子であって
それらのコート上に追加のアミノ酸配列を有するものが
形成される。これらの配列は、天然の状態のファージで
は各種のリガンド、例えば抗体に接近することができ
る。
伝子IIIの修復により、感染性ファージ粒子であって
それらのコート上に追加のアミノ酸配列を有するものが
形成される。これらの配列は、天然の状態のファージで
は各種のリガンド、例えば抗体に接近することができ
る。
【0009】本発明に用いられるfd発現系は、本質的
には、遺伝子III中へのDNA外来配列をクローニン
グし、血清反応性組換体に対する単クローン性または多
クローン性血清の助けによりこの遺伝子IIIを検討す
ることによってファージバンクを設定することに基づい
ている。増幅は、通常はこれらの発現バンクの調製時に
起こる。個々のクローンのこの複製の程度は、次に、挿
入されたDNA配列の性状および大きさによって変わ
る。このことは、異なるクローンは頻度が異なり、10
の数十乗まで異なることがある。それ故、fd発現バン
クの下記の2つの特徴を前記した特性から誘導すること
ができる。免疫スクリーニングによって単離された同一
のファージクローンの反復クローニングを生じるバンク
の増幅。活性状態のファージを結合し且つ再度溶出する
ことができることによる、アフィニティクロマトグラフ
ィ(カラム)による血清反応性ファージの豊富化の可能
性。
には、遺伝子III中へのDNA外来配列をクローニン
グし、血清反応性組換体に対する単クローン性または多
クローン性血清の助けによりこの遺伝子IIIを検討す
ることによってファージバンクを設定することに基づい
ている。増幅は、通常はこれらの発現バンクの調製時に
起こる。個々のクローンのこの複製の程度は、次に、挿
入されたDNA配列の性状および大きさによって変わ
る。このことは、異なるクローンは頻度が異なり、10
の数十乗まで異なることがある。それ故、fd発現バン
クの下記の2つの特徴を前記した特性から誘導すること
ができる。免疫スクリーニングによって単離された同一
のファージクローンの反復クローニングを生じるバンク
の増幅。活性状態のファージを結合し且つ再度溶出する
ことができることによる、アフィニティクロマトグラフ
ィ(カラム)による血清反応性ファージの豊富化の可能
性。
【0010】別々に設定したバンクを用いることによ
り、同一の組換体の反復単離がさけられ、同様に且つ平
行して調製されるDNAフラグメントのクローニングの
確率或いはそこから誘導されるファージ組換体の確率が
極めて低くなった。
り、同一の組換体の反復単離がさけられ、同様に且つ平
行して調製されるDNAフラグメントのクローニングの
確率或いはそこから誘導されるファージ組換体の確率が
極めて低くなった。
【0011】本発明では、ヒューズ1におけるHPV1
6DNAに対して総数が11個の異なる発現バンクを設
定した。主要なテトラサイクリン耐性で且つインサート
を有する組換体の数は、この場合にはバンク当たり20
00〜90000であった。剪断された形態での約4k
bのベクター部分と8kbのHPV部分とから成る完全
なプラスミドを常にクローニングに用いたので、HPV
を含有するfd組換体は約30%減少した。次いで、ク
ローニングしたフラグメントを、前記のように遺伝子I
IIコートタンパク質の融合タンパク質として発現させ
た。この場合の遺伝子IIIのクローニング部位は、タ
ンパク質輸送(protein export)のための翻訳シグナル配
列の直ぐ後ろである。遺伝子の機能を回復するには、イ
ンサートが画定された大きさ(3n+2;n=0、1、
2、3、・・・)を有する必要がある。画定されたタン
パク質配列を遺伝子IIIの融合タンパク質として発現
するには、更に3′および5′結合が正確なリーディン
グフレームにあり、対応するインサートが正確な配向で
存在している必要がある。それ故、これは、全体的にみ
て、ほぼ18番目(3×3×2)のHPV DNAを含
む組換体に適合する。その小さな部分は、インサート中
に存在する翻訳停止コドンによってまたは折り畳みのた
めに機能しないタンパク質によって不活性化する。前記
のパラメーターのために、ファージバンクにおけるfd
融合タンパク質としてHPVゲノムの任意の必要な部分
を大きな確率で発現する必要がある組換体の最少限の数
を計算することは困難である。パピローマウイルスで
は、約10kbのゲノム(部分的にオープンリーディン
グフレームと重複することによる)がタンパク質をコー
ドする。2000のテトラサイクリン耐性インサートを
有する組換体のうち、約100(1/18)のクローン
が好適なやり方でHPV配列を発現する。平均HPVフ
ラグメントの大きさが50〜150bpでは、発現され
たHPV配列は約5000〜15000bpに達する。
実際に、約2000の組換体を有するfdバンクは、十
分に典型的であることが判っている。
6DNAに対して総数が11個の異なる発現バンクを設
定した。主要なテトラサイクリン耐性で且つインサート
を有する組換体の数は、この場合にはバンク当たり20
00〜90000であった。剪断された形態での約4k
bのベクター部分と8kbのHPV部分とから成る完全
なプラスミドを常にクローニングに用いたので、HPV
を含有するfd組換体は約30%減少した。次いで、ク
ローニングしたフラグメントを、前記のように遺伝子I
IIコートタンパク質の融合タンパク質として発現させ
た。この場合の遺伝子IIIのクローニング部位は、タ
ンパク質輸送(protein export)のための翻訳シグナル配
列の直ぐ後ろである。遺伝子の機能を回復するには、イ
ンサートが画定された大きさ(3n+2;n=0、1、
2、3、・・・)を有する必要がある。画定されたタン
パク質配列を遺伝子IIIの融合タンパク質として発現
するには、更に3′および5′結合が正確なリーディン
グフレームにあり、対応するインサートが正確な配向で
存在している必要がある。それ故、これは、全体的にみ
て、ほぼ18番目(3×3×2)のHPV DNAを含
む組換体に適合する。その小さな部分は、インサート中
に存在する翻訳停止コドンによってまたは折り畳みのた
めに機能しないタンパク質によって不活性化する。前記
のパラメーターのために、ファージバンクにおけるfd
融合タンパク質としてHPVゲノムの任意の必要な部分
を大きな確率で発現する必要がある組換体の最少限の数
を計算することは困難である。パピローマウイルスで
は、約10kbのゲノム(部分的にオープンリーディン
グフレームと重複することによる)がタンパク質をコー
ドする。2000のテトラサイクリン耐性インサートを
有する組換体のうち、約100(1/18)のクローン
が好適なやり方でHPV配列を発現する。平均HPVフ
ラグメントの大きさが50〜150bpでは、発現され
たHPV配列は約5000〜15000bpに達する。
実際に、約2000の組換体を有するfdバンクは、十
分に典型的であることが判っている。
【0012】免疫スクリーニングの特異性を確保するた
めに、血清反応性領域の数種類の異なる組換体または少
なくとも数種類の同一であるが独立に単離されたファー
ジ組換体を常に単離した。
めに、血清反応性領域の数種類の異なる組換体または少
なくとも数種類の同一であるが独立に単離されたファー
ジ組換体を常に単離した。
【0013】図2〜5におけるアミノ酸位置指標は、以
後E1およびE2タンパク質に関するものであり、オー
プンリーディングフレームの位置に関するものではな
い。第一のメチオニンを位置1に示した。
後E1およびE2タンパク質に関するものであり、オー
プンリーディングフレームの位置に関するものではな
い。第一のメチオニンを位置1に示した。
【0014】
【実施例】例1 HPV16E1に対する多クローン性抗血清の調製 HPV16fd発現バンクから血清反応性のファージ組
換体を単離するために、最初にHPV16E1 MS2
融合タンパク質に対する多クローン性ウサギ血清を調製
した。このために、HPV16のPstIAフラグメン
ト(bp875〜3693)を発現ベクターpEX12
マー(mer )のPstI開裂部位にクローニングし(シ
ードルフ(Seedorf) ら、エンボ・ジャーナル(EMBO J.)
、6, 139-144, 1987)、これによってHPV16E1
ORFのアミノ酸5〜649を発現した(図1)。こ
のベクターは、MS2ポリメラーゼ部分の後ろのpUC
8ポリリンカーの挿入によって修飾されたプラスミドp
PLC24(レマウト(Remaut)ら、ジーン(Gene)、15,
81-93, 1981 )の誘導体である。融合タンパク質は、温
度誘導可能ラムダpLプロモーターによってpEX12
マーに転写される。MS2タンパク質のN−末端融合部
分は、100個のアミノ酸に達する。元のHPV16単
離物(シードルフ(Seedorf) ら、ウイロロジー(Virolog
y)、145, 181-185, 1985)はE1オープンリーディング
フレーム(ヌクレオチド位置1138)の領域にリーデ
ィングフレーム突然変異を有するので、完全なE1OR
Fを有する頸部腫瘍からのHPV16単離物を用いた。
選択された制限開裂のために、HPV16E1オープン
リーディングフレーム (bp865〜2811)は、3
種類のN−末端アミノ酸とは別に完全に発現する。クロ
ーニングおよびプラスミド分析は、最初は、ラムダプロ
モーターのリプレッサーが構成的に発現する大腸菌W6
株を用いて行った。これによって、融合タンパク質の発
現が防止され、形質転換の後の逆選択が防止された。制
限分析によりクローニングを検討し、放射能標識したH
PV16DNA(PstIAフラグメント)でのサザン
ブロットハイブリッド形成を行った後、構成体のプラス
ミドDNAを用いて大腸菌N6045で形質転換を行っ
た。この株は、ラムダプロモーターのその温度感受性リ
プレッサーのために、MS2融合タンパク質を発現する
ことができる。ウェスターンブロットにおいて、融合タ
ンパク質のMS2部分に対する単クローン性抗体を用い
て、誘発および非誘発細菌からの抽出物を比較すること
により、融合タンパク質の大きさおよび発現速度を検討
することができた。MS2E1融合タンパク質のバンド
は約90kDの予想した大きさに相当するので配列決定
によるクローニング結合の検討は行わなかった。HPV
16PstIAフラグメントの2つの他のリーディング
フレームでは、より大きなタンパク質の発現は翻訳停止
コドンが存在するため不可能である。また、ベクター−
インサート結合の両方のPstI開裂部位は保持され
た。E1オープンリーディングフレームの正確な発現は
HPV16fd発現バンクの免疫スクリーニングの結果
によって確かめられ、このことは下記において説明され
る。次に、MS2−E1融合タンパク質を、分別抽出お
よびSDSポリアクリルアミドゲルからの電気溶出によ
って、誘導大腸菌培養物から精製した後、2匹のウサギ
を免疫するのに用いた。
換体を単離するために、最初にHPV16E1 MS2
融合タンパク質に対する多クローン性ウサギ血清を調製
した。このために、HPV16のPstIAフラグメン
ト(bp875〜3693)を発現ベクターpEX12
マー(mer )のPstI開裂部位にクローニングし(シ
ードルフ(Seedorf) ら、エンボ・ジャーナル(EMBO J.)
、6, 139-144, 1987)、これによってHPV16E1
ORFのアミノ酸5〜649を発現した(図1)。こ
のベクターは、MS2ポリメラーゼ部分の後ろのpUC
8ポリリンカーの挿入によって修飾されたプラスミドp
PLC24(レマウト(Remaut)ら、ジーン(Gene)、15,
81-93, 1981 )の誘導体である。融合タンパク質は、温
度誘導可能ラムダpLプロモーターによってpEX12
マーに転写される。MS2タンパク質のN−末端融合部
分は、100個のアミノ酸に達する。元のHPV16単
離物(シードルフ(Seedorf) ら、ウイロロジー(Virolog
y)、145, 181-185, 1985)はE1オープンリーディング
フレーム(ヌクレオチド位置1138)の領域にリーデ
ィングフレーム突然変異を有するので、完全なE1OR
Fを有する頸部腫瘍からのHPV16単離物を用いた。
選択された制限開裂のために、HPV16E1オープン
リーディングフレーム (bp865〜2811)は、3
種類のN−末端アミノ酸とは別に完全に発現する。クロ
ーニングおよびプラスミド分析は、最初は、ラムダプロ
モーターのリプレッサーが構成的に発現する大腸菌W6
株を用いて行った。これによって、融合タンパク質の発
現が防止され、形質転換の後の逆選択が防止された。制
限分析によりクローニングを検討し、放射能標識したH
PV16DNA(PstIAフラグメント)でのサザン
ブロットハイブリッド形成を行った後、構成体のプラス
ミドDNAを用いて大腸菌N6045で形質転換を行っ
た。この株は、ラムダプロモーターのその温度感受性リ
プレッサーのために、MS2融合タンパク質を発現する
ことができる。ウェスターンブロットにおいて、融合タ
ンパク質のMS2部分に対する単クローン性抗体を用い
て、誘発および非誘発細菌からの抽出物を比較すること
により、融合タンパク質の大きさおよび発現速度を検討
することができた。MS2E1融合タンパク質のバンド
は約90kDの予想した大きさに相当するので配列決定
によるクローニング結合の検討は行わなかった。HPV
16PstIAフラグメントの2つの他のリーディング
フレームでは、より大きなタンパク質の発現は翻訳停止
コドンが存在するため不可能である。また、ベクター−
インサート結合の両方のPstI開裂部位は保持され
た。E1オープンリーディングフレームの正確な発現は
HPV16fd発現バンクの免疫スクリーニングの結果
によって確かめられ、このことは下記において説明され
る。次に、MS2−E1融合タンパク質を、分別抽出お
よびSDSポリアクリルアミドゲルからの電気溶出によ
って、誘導大腸菌培養物から精製した後、2匹のウサギ
を免疫するのに用いた。
【0015】例2 HPV16E1タンパク質上の血清反応性領域の同定 HPV16E1に対して調製した多クローン性のウサギ
血清を両方とも用いて、反応性組換体に対する5種類の
異なるHPV16fd発現バンクを検討した。この方法
で、非重複ファージクローンによって表わされる少なく
とも2種類の異なる抗体結合部位の総数を同定すること
が可能であった。全部で、19の独立なファージクロー
ンであって7種類の異なる種類のHPV16インサート
を含むものを単離した(図2)。6種類は、HPV16
E1特異的ペプチドEDLVDFIVNDをコードする
共通の重複領域を有する。E1タンパク質上の第二の同
定されたエピトープは、E1ペプチドGSPLSDIS
をコードする組換えファージ( クローン1059)によ
って表わされる。元のHPV16単離物は、E1オープ
ンリーディングフレーム(ヌクレオチド位置1138)
にリーディングフレーム変異を有する。このHPV16
単離物のDNAを用いて、fd発現バンクを調製した。
単離した血清反応性fd組換体の2つは、この領域を含
み、それ故リーディングフレーム変異も有する。クロー
ン1145では、これによってリーディングフレームが
変化し、これによって3個のHPV16−E2非特異的
アミノ酸(・・・ValValHis)がC−末端付着
物となる。クローン1059は誤ったフレームで始ま
り。用いたHPV16単離物のリーディングフレーム変
異によって正しいHPV16E1リーディングフレーム
に転換される。クローンはペプチドSTGSKTKVF
GSPLKSDISをコードするがその内のC−末端ア
ミノ酸・・・GSPLSDISのみが実際のHPV16
E1タンパク質に由来し、エピトープを形成しなければ
ならない。リーディングフレーム変異を含む両クローン
は、ファージベクターの遺伝子IIIのリーディングフ
レームを回復するための正確なインサートの大きさ(3
n+2塩基対)を有する。
血清を両方とも用いて、反応性組換体に対する5種類の
異なるHPV16fd発現バンクを検討した。この方法
で、非重複ファージクローンによって表わされる少なく
とも2種類の異なる抗体結合部位の総数を同定すること
が可能であった。全部で、19の独立なファージクロー
ンであって7種類の異なる種類のHPV16インサート
を含むものを単離した(図2)。6種類は、HPV16
E1特異的ペプチドEDLVDFIVNDをコードする
共通の重複領域を有する。E1タンパク質上の第二の同
定されたエピトープは、E1ペプチドGSPLSDIS
をコードする組換えファージ( クローン1059)によ
って表わされる。元のHPV16単離物は、E1オープ
ンリーディングフレーム(ヌクレオチド位置1138)
にリーディングフレーム変異を有する。このHPV16
単離物のDNAを用いて、fd発現バンクを調製した。
単離した血清反応性fd組換体の2つは、この領域を含
み、それ故リーディングフレーム変異も有する。クロー
ン1145では、これによってリーディングフレームが
変化し、これによって3個のHPV16−E2非特異的
アミノ酸(・・・ValValHis)がC−末端付着
物となる。クローン1059は誤ったフレームで始ま
り。用いたHPV16単離物のリーディングフレーム変
異によって正しいHPV16E1リーディングフレーム
に転換される。クローンはペプチドSTGSKTKVF
GSPLKSDISをコードするがその内のC−末端ア
ミノ酸・・・GSPLSDISのみが実際のHPV16
E1タンパク質に由来し、エピトープを形成しなければ
ならない。リーディングフレーム変異を含む両クローン
は、ファージベクターの遺伝子IIIのリーディングフ
レームを回復するための正確なインサートの大きさ(3
n+2塩基対)を有する。
【0016】例3 HPV16E2に対する多クローン性抗血清の調製 HPV16E1オープンリーディングフレームの場合と
同様に、いずれの抗血清もHPV16E2タンパク質に
利用することができなかった。このため、HPV16E
2オープンリーディングフレーム(ヌクレオチド位置2
756〜3850;AA1〜365)は、E1タンパク
質について既述のようにベクターpEX12マーで発現
した。最初に、HPV16DNAフラグメントを、位置
2761におけるHinfI開裂部位を介してpEX1
2マーのベクターにクローニングした。この場合に、出
発材料は、予めサブクローニングしたHPV16フラグ
メント(bp2367〜4467)であった。このフラ
グメントを再度、付加的に挿入した非−HPV16特異
性制限部位XbaI(5′末端)およびBamHI
(3′末端)を介してベクターから切断して、調製し
た。次いで、大きさが2.1kb(XbaI/BamH
I)のこのDNAフラグメントを、HinfIで部分的
に切断した。これによって、中でも3′−末端のBam
HI開裂部位とbp2761におけるHinfI部位の
間の大きさが1700bpのフラグメントが生じる。こ
のフラグメントの内部HinfI開裂部位(bp353
9)は開裂せず、HPV16E2ORFは3つのアミノ
末端アミノ酸とは完全に離れて存在している。調製の
後、Hinf/Bamフラグメントを、BamHIで開
裂したpEX12マー発現ベクターにクローニングし
た。これによって、適合したBamHI部位を介して、
ベクターおよびインサートの線形生成物が生じた。これ
らの生成物の遊離末端には、クレノウポリメラーゼが充
填されており、次に連結によって閉じられた。これによ
り、充填された開裂部位BamHI(ベクター)とHi
nfI(E2インサート)で2つの制限部位を失ってM
S2−E2結合を生じた。EcoRI/BamHIの二
重制限開裂を用いて、HPV16E2フラグメントを正
確な配向で有する組換体を同定することが可能であっ
た。大腸菌発現株6045に形質転換した後、MS2ポ
リメラーゼに対する単クローン性抗体を用いて、如何な
るMS2融合タンパク質の生産を見出すこともできなか
った。MS2−E2結合においてリーディングフレーム
の置換を除外するため、総数が16種類の異なるMS2
−E2組換体のプラスミドDNAをサザンブロットにお
いて正確なBamHI/HinfI結合由来のオリゴヌ
クレオチドとハイブリッド形成した。明白なハイブリッ
ド形成シグナルが15のクローンで同定可能であったの
で、クローニングは正確なリーディングフレームで起こ
っていると考えられ、完全なE2 ORFの発現はpE
Xベクターでは不可能である。或いは、HPV16E2
タンパク質を、次にpEX12マーのベクターの半分ず
つで発現させた。
同様に、いずれの抗血清もHPV16E2タンパク質に
利用することができなかった。このため、HPV16E
2オープンリーディングフレーム(ヌクレオチド位置2
756〜3850;AA1〜365)は、E1タンパク
質について既述のようにベクターpEX12マーで発現
した。最初に、HPV16DNAフラグメントを、位置
2761におけるHinfI開裂部位を介してpEX1
2マーのベクターにクローニングした。この場合に、出
発材料は、予めサブクローニングしたHPV16フラグ
メント(bp2367〜4467)であった。このフラ
グメントを再度、付加的に挿入した非−HPV16特異
性制限部位XbaI(5′末端)およびBamHI
(3′末端)を介してベクターから切断して、調製し
た。次いで、大きさが2.1kb(XbaI/BamH
I)のこのDNAフラグメントを、HinfIで部分的
に切断した。これによって、中でも3′−末端のBam
HI開裂部位とbp2761におけるHinfI部位の
間の大きさが1700bpのフラグメントが生じる。こ
のフラグメントの内部HinfI開裂部位(bp353
9)は開裂せず、HPV16E2ORFは3つのアミノ
末端アミノ酸とは完全に離れて存在している。調製の
後、Hinf/Bamフラグメントを、BamHIで開
裂したpEX12マー発現ベクターにクローニングし
た。これによって、適合したBamHI部位を介して、
ベクターおよびインサートの線形生成物が生じた。これ
らの生成物の遊離末端には、クレノウポリメラーゼが充
填されており、次に連結によって閉じられた。これによ
り、充填された開裂部位BamHI(ベクター)とHi
nfI(E2インサート)で2つの制限部位を失ってM
S2−E2結合を生じた。EcoRI/BamHIの二
重制限開裂を用いて、HPV16E2フラグメントを正
確な配向で有する組換体を同定することが可能であっ
た。大腸菌発現株6045に形質転換した後、MS2ポ
リメラーゼに対する単クローン性抗体を用いて、如何な
るMS2融合タンパク質の生産を見出すこともできなか
った。MS2−E2結合においてリーディングフレーム
の置換を除外するため、総数が16種類の異なるMS2
−E2組換体のプラスミドDNAをサザンブロットにお
いて正確なBamHI/HinfI結合由来のオリゴヌ
クレオチドとハイブリッド形成した。明白なハイブリッ
ド形成シグナルが15のクローンで同定可能であったの
で、クローニングは正確なリーディングフレームで起こ
っていると考えられ、完全なE2 ORFの発現はpE
Xベクターでは不可能である。或いは、HPV16E2
タンパク質を、次にpEX12マーのベクターの半分ず
つで発現させた。
【0017】例4 HPV16E2のアミノ−末端領域の発現 ヌクレオチド位置2761と3209との間のE2オー
プンリーディングフレームのアミノ−末端領域をpEX
12マーのベクターにクローニングして、発現させた。
E2オープンリーディングフレームはヌクレオチド位置
2756で開始するので、MS2−E2融合タンパク質
はE2タンパク質(図4)の最初の2個のアミノ酸(M
et−Glu)を欠いている。前記のクローニングから
得られるpEX12マーおよびHPV16E2から成る
プラスミドDNAのカルボニル末端を、HincII
(HPV16、bp3209)/BamHIフラグメン
トを欠失し、再連結(HincIIおよびBamHIか
らのブラント/フラッシュ(flush ))により切りつめ
た。これによって、ヌクレオチド位置2761(Hin
fI)と3209(HincII)との間のHPV16
E2のN−末端部分が発現する。大きさが約30kDの
融合タンパク質は、誘導細菌において、ウェスターンブ
ロット中で抗−MS2分子抗体で検出可能であった。融
合タンパク質を、誘導細菌溶解物の分別抽出およびクマ
シーブルーで染色したSDSポリアクリルアミドゲルか
らのタンパク質バンドの電気溶出によって精製し、ウサ
ギを免疫するのに用いた。
プンリーディングフレームのアミノ−末端領域をpEX
12マーのベクターにクローニングして、発現させた。
E2オープンリーディングフレームはヌクレオチド位置
2756で開始するので、MS2−E2融合タンパク質
はE2タンパク質(図4)の最初の2個のアミノ酸(M
et−Glu)を欠いている。前記のクローニングから
得られるpEX12マーおよびHPV16E2から成る
プラスミドDNAのカルボニル末端を、HincII
(HPV16、bp3209)/BamHIフラグメン
トを欠失し、再連結(HincIIおよびBamHIか
らのブラント/フラッシュ(flush ))により切りつめ
た。これによって、ヌクレオチド位置2761(Hin
fI)と3209(HincII)との間のHPV16
E2のN−末端部分が発現する。大きさが約30kDの
融合タンパク質は、誘導細菌において、ウェスターンブ
ロット中で抗−MS2分子抗体で検出可能であった。融
合タンパク質を、誘導細菌溶解物の分別抽出およびクマ
シーブルーで染色したSDSポリアクリルアミドゲルか
らのタンパク質バンドの電気溶出によって精製し、ウサ
ギを免疫するのに用いた。
【0018】例5 HPV16E2のカルボキシ−末端領域の発現 ヌクレオチド位置3209と3850との間のHPV1
6E2オープンリーディングフレームのC−末端領域
を、pEX12マーのベクター(図3)で発現した。こ
の領域を、HPV16E2オープンリーディングフレー
ムの前記の発現アミノ−末端部分に直接結合させた。こ
のために、前記し且つ完全なHPV16E2リーディン
グフレームを含むXba/Bamフラグメントを用い
た。制限開裂の後に、HPV16E2のカルボキシル−
末端の半分を含むHincII/BamHIフラグメン
ト(ヌクレオチド位置3209〜4467)を単離し
た。このフラグメントを、pEX12マー発現ベクター
のBamHI開裂部位(5′BamHI/HincII
−−BamHI/BamHI3′)に挿入した。抗−M
S2単クローン性抗体の助けによって、誘導細菌の抽出
物中で約30kDの融合タンパク質を同定することが可
能であり、これを分別抽出およびSDSポリアクリルア
ミドゲルからの電気溶出によって精製し、ウサギを免疫
するのに用いた。
6E2オープンリーディングフレームのC−末端領域
を、pEX12マーのベクター(図3)で発現した。こ
の領域を、HPV16E2オープンリーディングフレー
ムの前記の発現アミノ−末端部分に直接結合させた。こ
のために、前記し且つ完全なHPV16E2リーディン
グフレームを含むXba/Bamフラグメントを用い
た。制限開裂の後に、HPV16E2のカルボキシル−
末端の半分を含むHincII/BamHIフラグメン
ト(ヌクレオチド位置3209〜4467)を単離し
た。このフラグメントを、pEX12マー発現ベクター
のBamHI開裂部位(5′BamHI/HincII
−−BamHI/BamHI3′)に挿入した。抗−M
S2単クローン性抗体の助けによって、誘導細菌の抽出
物中で約30kDの融合タンパク質を同定することが可
能であり、これを分別抽出およびSDSポリアクリルア
ミドゲルからの電気溶出によって精製し、ウサギを免疫
するのに用いた。
【0019】例6 HPV16E2タンパク質上の血清反応性領域の同定 fdHPV16発現バンクの免疫スクリーニングに利用
可能なものは、全部で4種類の異なる抗−HPV16E
2抗血清であり、それぞれの場合に、アミノ−末端部分
に対する2種類の血清(bp2761〜3209;AA
3〜152)およびE2(bp3209〜3850;A
A153〜365)オープンリーディングフレームのカ
ルボキシル−末端部分に対する2種類であった。これら
の血清を用いて、血清反応性組換体の5種類の異なる発
現バンクを検討した。これによって全部で32個のクロ
ーンが単離され、そのうちの26個がE2タンパク質の
アミノ−末端配列を含んでいた。これらの26個のクロ
ーンは、総数が11の異なる種類であって、4種類の異
なる重複しない領域を表わすものを形成する。(図5) 総てのエピトープは、ヌクレオチド位置2792(As
pLysIle・・・)および3055(・・・Ser
LeuGlu)の間に配置されているE2オープンリー
ディングフレームのアミノ末端の88個のアミノ酸を含
む制限領域に配置されている。少なくとも2つの独立し
た非重複エピトープ(TSVFSSNEVSSPEII
およびTEETQTTIQRPRISEPDTGN、図
5)をカルボキシル−末端領域に配置することが可能で
あった。これらは、6個の独立な単離物を有する総数が
4種類の組換体によって表わされる。これらのクローン
によってカバーされるE2オープンリーディングフレー
ムの領域は、ヌクレオチド位置3343(ThrSer
Val・・・)と3502(・・・ThrGlyAs
n)との間に配置され、52個のアミノ酸を含んでい
る。5種類の組換体(12個の単離物)は、ヌクレオチ
ド位置2926にまで拡がっている。総てのクローン
は、この場合に点変異(A→Gトランジション)を有す
るが、これは対応するアミノ酸(グルタミン)には変化
を来さない。
可能なものは、全部で4種類の異なる抗−HPV16E
2抗血清であり、それぞれの場合に、アミノ−末端部分
に対する2種類の血清(bp2761〜3209;AA
3〜152)およびE2(bp3209〜3850;A
A153〜365)オープンリーディングフレームのカ
ルボキシル−末端部分に対する2種類であった。これら
の血清を用いて、血清反応性組換体の5種類の異なる発
現バンクを検討した。これによって全部で32個のクロ
ーンが単離され、そのうちの26個がE2タンパク質の
アミノ−末端配列を含んでいた。これらの26個のクロ
ーンは、総数が11の異なる種類であって、4種類の異
なる重複しない領域を表わすものを形成する。(図5) 総てのエピトープは、ヌクレオチド位置2792(As
pLysIle・・・)および3055(・・・Ser
LeuGlu)の間に配置されているE2オープンリー
ディングフレームのアミノ末端の88個のアミノ酸を含
む制限領域に配置されている。少なくとも2つの独立し
た非重複エピトープ(TSVFSSNEVSSPEII
およびTEETQTTIQRPRISEPDTGN、図
5)をカルボキシル−末端領域に配置することが可能で
あった。これらは、6個の独立な単離物を有する総数が
4種類の組換体によって表わされる。これらのクローン
によってカバーされるE2オープンリーディングフレー
ムの領域は、ヌクレオチド位置3343(ThrSer
Val・・・)と3502(・・・ThrGlyAs
n)との間に配置され、52個のアミノ酸を含んでい
る。5種類の組換体(12個の単離物)は、ヌクレオチ
ド位置2926にまで拡がっている。総てのクローン
は、この場合に点変異(A→Gトランジション)を有す
るが、これは対応するアミノ酸(グルタミン)には変化
を来さない。
【0020】例7 fdファージ発現バンクの免疫スクリーニング 1. プロテイン質A−セファロースカラムでのファー
ジのアフィニティ濃縮 用いたfdファージ発現系で調製されたファージバンク
は、クローニング時に必然的に増幅した。元のクローン
のこの複製の程度も、個々の組換体の性状、例えばイン
サートの様々な大きさまたはコートタンパク質の構造、
感染された細菌および多くの他のものにおける生理学的
工程の抑制によって著しく影響され、それ故、総てのフ
ァージが均一に増幅されるとは予想されなかった。大き
なライブラリーから不十分に表示されたファージ組換体
を単離するために、血清反応性のファージ組換体を濃縮
した。このためにそれぞれの場合に発現される外来配列
が天然のファージ粒子のコート上のfd遺伝子III融
合タンパク質の部分として現れる環境を用いた。多量の
ファージ(109〜1012個の粒子)を、この目的にプ
ロテインA抗体カラムに結合させて、再度溶出した。こ
のために、最初にプロテインA−セファロースをPBS
で30分間膨潤させ、PBSで洗浄した。次いで、プロ
テインA−セファロースをエッペンドルフ反応管中で好
適な多クローン性血清(ウサギまたはヒト)約1〜2ml
または対応するプロテインA結合性単クローン性抗体と
共にロータリーシェーカーで4℃で1〜2日間インキュ
ベーションした。次いで、プロテインA−セファロース
をPBS10mlに交互に再懸濁したセファロースによっ
て10回洗浄し、遠心分離(2分、6000rpm)に
よって再度ペレット化した。形成したプロテインA−セ
ファロース−IgG複合体を、次に前記と同様に適量の
ファージと共にインキュベーションした。次いで、セフ
ァロースを前記のようにPBSで数回洗浄し、ガラスビ
ーズで閉じたパスツールピペットに充填し、その中を流
れる数リットル(2〜15リットル)で洗浄した。カラ
ム材料を取り出し、同容量の溶出緩衝液(1mg/ml BS
A、0.1MHCl、グリシン、pH2.2)中で15
分間インキュベーションした。軽く遠心分離した後、遊
離のファージと抗体を含む上澄液をトリス塩基(0.5
M)の容積の1/5で中和した。組換体遺伝子を認識す
る抗体は、ファージを細菌細胞に結合するのを阻害する
ことができ、したがって感染のサイクルを阻害すること
ができる。このために、ファージを、中和の直後に溶出
物の100〜200μlずつの分量を、指数的に成長す
る大腸菌K91に加え、完全培地プレート上で培養し
た。この作業中に、これらのファージ培養物のリプリカ
フィルターが、恐らくは溶出物中に異物が混入したため
に免疫ブロットに不適であることが明らかになった。こ
のために、プレートを完全培地で再度洗浄することによ
って、生成するプラークを洗浄した後、この方法で得ら
れたファージ懸濁液からプレーティングし、これによっ
て再度増幅を行い、免疫ブロットを最少寒天プレートで
行った。
ジのアフィニティ濃縮 用いたfdファージ発現系で調製されたファージバンク
は、クローニング時に必然的に増幅した。元のクローン
のこの複製の程度も、個々の組換体の性状、例えばイン
サートの様々な大きさまたはコートタンパク質の構造、
感染された細菌および多くの他のものにおける生理学的
工程の抑制によって著しく影響され、それ故、総てのフ
ァージが均一に増幅されるとは予想されなかった。大き
なライブラリーから不十分に表示されたファージ組換体
を単離するために、血清反応性のファージ組換体を濃縮
した。このためにそれぞれの場合に発現される外来配列
が天然のファージ粒子のコート上のfd遺伝子III融
合タンパク質の部分として現れる環境を用いた。多量の
ファージ(109〜1012個の粒子)を、この目的にプ
ロテインA抗体カラムに結合させて、再度溶出した。こ
のために、最初にプロテインA−セファロースをPBS
で30分間膨潤させ、PBSで洗浄した。次いで、プロ
テインA−セファロースをエッペンドルフ反応管中で好
適な多クローン性血清(ウサギまたはヒト)約1〜2ml
または対応するプロテインA結合性単クローン性抗体と
共にロータリーシェーカーで4℃で1〜2日間インキュ
ベーションした。次いで、プロテインA−セファロース
をPBS10mlに交互に再懸濁したセファロースによっ
て10回洗浄し、遠心分離(2分、6000rpm)に
よって再度ペレット化した。形成したプロテインA−セ
ファロース−IgG複合体を、次に前記と同様に適量の
ファージと共にインキュベーションした。次いで、セフ
ァロースを前記のようにPBSで数回洗浄し、ガラスビ
ーズで閉じたパスツールピペットに充填し、その中を流
れる数リットル(2〜15リットル)で洗浄した。カラ
ム材料を取り出し、同容量の溶出緩衝液(1mg/ml BS
A、0.1MHCl、グリシン、pH2.2)中で15
分間インキュベーションした。軽く遠心分離した後、遊
離のファージと抗体を含む上澄液をトリス塩基(0.5
M)の容積の1/5で中和した。組換体遺伝子を認識す
る抗体は、ファージを細菌細胞に結合するのを阻害する
ことができ、したがって感染のサイクルを阻害すること
ができる。このために、ファージを、中和の直後に溶出
物の100〜200μlずつの分量を、指数的に成長す
る大腸菌K91に加え、完全培地プレート上で培養し
た。この作業中に、これらのファージ培養物のリプリカ
フィルターが、恐らくは溶出物中に異物が混入したため
に免疫ブロットに不適であることが明らかになった。こ
のために、プレートを完全培地で再度洗浄することによ
って、生成するプラークを洗浄した後、この方法で得ら
れたファージ懸濁液からプレーティングし、これによっ
て再度増幅を行い、免疫ブロットを最少寒天プレートで
行った。
【0021】2. ファージの培養および免疫ブロット
のためのニトロセルロースレプリカフィルターの調製 総てのfdファージ誘導体を、大腸菌K91(リオンズ
(Lyons) とジンダー(Zinder)、ウィロロジー(Virolog
y)、49, 45-60, 1972 )によって形成されたローン(law
n)上でプレーティングした。この株は、線状ファージの
取り込みに重要な多数のF繊毛(ほとんどのF+株にお
ける細胞当たり約0.5と比較して、細胞当たり5)に
よって識別される。これは、組換体ヒューズファージ
が、Tn10トランスポゾン(テトラサイクリン耐性)
の一部を取り込むため、野生型と比較して著しく拡大さ
れたゲノムを有するので、この研究に用いられるfd発
現系に特に重要であり、そのため特に小さなプラークを
形成する。このファージを培養するため、K91を一晩
培養したものを完全培地(2×YT)で1:100に希
釈して、37℃で3〜4時間インキュベーションした。
濃度がE600 =0.8〜1.2に達した後、細菌200
μlを適量のファージと共に、予備加温した細菌プレー
ト上でアガロース3.5ml(0.6%アガロース、10
mMMgSO4、50℃)と共に培養した。最少寒天培地
を、免疫スクリーニング用のニトロセルロースレプリカ
に用いられるいずれのプレーティングにも常に用いた。
ファージタイターの決定またはDNAハイブリッド形成
のための培養は、完全培地プレート上で行った。免疫ブ
ロットに完全培地プレートを用いると、フィルターが、
用いられる血清と極めて高い非特異的反応性を、常に有
するようになる。プレートを37℃で一晩インキュベー
ションした。約16時間後に、ニトロセルロースフィル
ターを10〜15分間配置し、針を用いた非対称な刺穴
で印をつけ、平らな末端のピンセットを用いて再度取り
出した。このフィルターを標識した後、新たに調製した
最少寒天プレートに反転させ、更に37℃で5〜6時間
インキュベーションした。これにより、再インキュベー
ションを行うことにより細菌とファージがフィルターに
結合してプレートから拡散する栄養物によって更に成長
することができるので、フィルター上のファージ粒子
(タンパク質)の量が増加した。次いで、フィルターを
取り出して、10%ミルク(PBS中の脱脂粉乳)中で
30〜60分間飽和した。次いで、フィルターを、適当
な血清を5%ミルク中で適当に希釈したものと共に4℃
で一晩インキュベーションした。
のためのニトロセルロースレプリカフィルターの調製 総てのfdファージ誘導体を、大腸菌K91(リオンズ
(Lyons) とジンダー(Zinder)、ウィロロジー(Virolog
y)、49, 45-60, 1972 )によって形成されたローン(law
n)上でプレーティングした。この株は、線状ファージの
取り込みに重要な多数のF繊毛(ほとんどのF+株にお
ける細胞当たり約0.5と比較して、細胞当たり5)に
よって識別される。これは、組換体ヒューズファージ
が、Tn10トランスポゾン(テトラサイクリン耐性)
の一部を取り込むため、野生型と比較して著しく拡大さ
れたゲノムを有するので、この研究に用いられるfd発
現系に特に重要であり、そのため特に小さなプラークを
形成する。このファージを培養するため、K91を一晩
培養したものを完全培地(2×YT)で1:100に希
釈して、37℃で3〜4時間インキュベーションした。
濃度がE600 =0.8〜1.2に達した後、細菌200
μlを適量のファージと共に、予備加温した細菌プレー
ト上でアガロース3.5ml(0.6%アガロース、10
mMMgSO4、50℃)と共に培養した。最少寒天培地
を、免疫スクリーニング用のニトロセルロースレプリカ
に用いられるいずれのプレーティングにも常に用いた。
ファージタイターの決定またはDNAハイブリッド形成
のための培養は、完全培地プレート上で行った。免疫ブ
ロットに完全培地プレートを用いると、フィルターが、
用いられる血清と極めて高い非特異的反応性を、常に有
するようになる。プレートを37℃で一晩インキュベー
ションした。約16時間後に、ニトロセルロースフィル
ターを10〜15分間配置し、針を用いた非対称な刺穴
で印をつけ、平らな末端のピンセットを用いて再度取り
出した。このフィルターを標識した後、新たに調製した
最少寒天プレートに反転させ、更に37℃で5〜6時間
インキュベーションした。これにより、再インキュベー
ションを行うことにより細菌とファージがフィルターに
結合してプレートから拡散する栄養物によって更に成長
することができるので、フィルター上のファージ粒子
(タンパク質)の量が増加した。次いで、フィルターを
取り出して、10%ミルク(PBS中の脱脂粉乳)中で
30〜60分間飽和した。次いで、フィルターを、適当
な血清を5%ミルク中で適当に希釈したものと共に4℃
で一晩インキュベーションした。
【0022】3. レプリカフィルターの免疫染色およ
び反応性組換体のクローニング レプリカフィルターを取り出し、10%ミルク(PBS
中)で60分間ブロッキングし、抗血清と共に一晩イン
キュベーションした後、ニトロセルロースフィルターを
PBS、0.05%ツイーン(Tween) 20(洗浄緩衝液
を5回交換)で30分間洗浄した。次に、フィルターを
5%ミルク中で中で適当な第二抗体(ペルオキシダーゼ
結合ヤギ抗−ヒト、抗−ウサギまたは抗−マウス)を
1:1000に希釈したもので室温で2時間インキュベ
ーションした。この後に再度洗浄し(前記を参照)、下
記の染色混合物中でインキュベーションを行った。 ジアミノベンジジン 40mg 30%H2O2 30μl PBS50ml中1%NiSO4 1.5ml 色が十分に展開した後、フィルターを溶液から取り出
し、水中に30分間入れた後、3MMペーパー上で乾燥
した。フィルター上の刺穴およびシグナルを、次に細菌
皿のシートまたは蓋にコピーした。これにより、位置ま
たはファージの希釈が十分大きいとき(約2以上)には
プラークをシグナルに割り当てることが可能となった。
無菌の楊子を位置またはプラークに突き刺し、楊子を完
全培地500μl中に10〜15分間置いた。それ故、
このファージ懸濁液は通常は約106〜107感染性粒
子を含み、これはプラーク中のファージの約0.1〜1
%を含んでいる。次いで、ファージ懸濁液を65℃で1
5〜20分間インキュベーションして、持ち越された細
菌を殺した後、4℃で保存した。
び反応性組換体のクローニング レプリカフィルターを取り出し、10%ミルク(PBS
中)で60分間ブロッキングし、抗血清と共に一晩イン
キュベーションした後、ニトロセルロースフィルターを
PBS、0.05%ツイーン(Tween) 20(洗浄緩衝液
を5回交換)で30分間洗浄した。次に、フィルターを
5%ミルク中で中で適当な第二抗体(ペルオキシダーゼ
結合ヤギ抗−ヒト、抗−ウサギまたは抗−マウス)を
1:1000に希釈したもので室温で2時間インキュベ
ーションした。この後に再度洗浄し(前記を参照)、下
記の染色混合物中でインキュベーションを行った。 ジアミノベンジジン 40mg 30%H2O2 30μl PBS50ml中1%NiSO4 1.5ml 色が十分に展開した後、フィルターを溶液から取り出
し、水中に30分間入れた後、3MMペーパー上で乾燥
した。フィルター上の刺穴およびシグナルを、次に細菌
皿のシートまたは蓋にコピーした。これにより、位置ま
たはファージの希釈が十分大きいとき(約2以上)には
プラークをシグナルに割り当てることが可能となった。
無菌の楊子を位置またはプラークに突き刺し、楊子を完
全培地500μl中に10〜15分間置いた。それ故、
このファージ懸濁液は通常は約106〜107感染性粒
子を含み、これはプラーク中のファージの約0.1〜1
%を含んでいる。次いで、ファージ懸濁液を65℃で1
5〜20分間インキュベーションして、持ち越された細
菌を殺した後、4℃で保存した。
【0023】
配列番号:I NGWFYVEAVVEKKTGDAISDDENENDSDTGEDLVDFIVNDNDYLT ヒトパピローマウイルス16E1タンパク質 ペプチド 配列番号:II NENDSDTGEDLVDFIVND ヒトパピローマウイルス16E1タンパク質 ペプチド 配列番号:III MADPAGTNGEEGTGCNGWFYVEAVVEKKTGDAISDDENENDSDTGEDLVDFIVNDNDYLT ヒトパピローマウイルス16E1タンパク質 ペプチド 配列番号:IV EDLVDFIVNDNDYLT ヒトパピローマウイルス16E1タンパク質 ペプチド 配列番号:V EDLVDFIVNDNDYLTQAETETAHALFTAQEAKQH ヒトパピローマウイルス16E1タンパク質 ペプチド 配列番号:VI NENDSDTGEDLVDFIVNDNDYLTQAETETAHALFTAQEAKQHRDAVQVLKRKYL ヒトパピローマウイルス16E1タンパク質 ペプチド 配列番号:VII GSPLSDIS ヒトパピローマウイルス16E1タンパク質 ペプチド
【0024】配列番号:I DKILTHYENDS ヒトパピローマウイルス16E2タンパク質 ペプチド 配列番号:II DKILTHYENDSTDLRDHI ヒトパピローマウイルス16E2タンパク質 ペプチド 配列番号:III DLRDHIDYWKH ヒトパピローマウイルス16E2タンパク質 ペプチド 配列番号:IV AIYYKAREMGFKHINHQVVPTLA ヒトパピローマウイルス16E2タンパク質 ペプチド 配列番号:V AIYYKAREMGFKHINHQVVPTLAVSKNKAL ヒトパピローマウイルス16E2タンパク質 ペプチド 配列番号:VI YYKAREMGFKHINHQVVPTLAVSKN ヒトパピローマウイルス16E2タンパク質 ペプチド 配列番号:VII INHQVVPTLAVSKNKALQAI ヒトパピローマウイルス16E2タンパク質 ペプチド 配列番号:VIII INHQVVPTLAVSKNKAL ヒトパピローマウイルス16E2タンパク質 ペプチド 配列番号:IX TLAVSKNKALQAIELQLTLETIYNSQYSNEKWTLQDV ヒトパピローマウイルス16E2タンパク質 ペプチド 配列番号:X QLTLETIYNSQYSNEKWTLQDVSLE ヒトパピローマウイルス16E2タンパク質 ペプチド 配列番号:XI TLETIYNSQYSNEK ヒトパピローマウイルス16E2タンパク質 ペプチド 配列番号:XII TSVFSSNEVSSPEII ヒトパピローマウイルス16E2タンパク質 ペプチド 配列番号:XIII VFSSNEVSSPEIIRQHLANHPAATHTKAVALGTEET ヒトパピローマウイルス16E2タンパク質 ペプチド 配列番号:XIV EIIRQHLANHPAATHTKAVALGTEETQTTIQRPRSEP ヒトパピローマウイルス16E2タンパク質 ペプチド 配列番号:XV TEETQTTIQRPRSEPDTGN ヒトパピローマウイルス16E2タンパク質 ペプチド
【図1】E1オープンリーディングフレームの発現ベク
ターpEX12mer へのクローニングを示す説明図。
ターpEX12mer へのクローニングを示す説明図。
【図2】HPV16E1タンパク質上の血清反応性領域
を示す説明図。小文字は、fdバンクをクローニングす
るのに用いたHPV16単離物のリーディングフレーム
が変化するため、HPV16E1タンパク質に由来しな
いクローン1145および1059のアミノ酸を表わ
す。クローン1090、1079、1084、102
9、1099および1145上の他の抗体結合部位を除
外することができないが、これらのクローンは、おそら
くこれらのクローンの共通のエピトープを表わす10個
のアミノ酸(EDLVDFIVND)の共通の領域を有
する。クローン1059は、このクローンのインサート
はクローン1145のインサートと重複しているが、リ
ーディングフレームが変化するため、他のクローンと共
通なアミノ酸配列を持たない。この位置の表示は、HP
V16E1オープンリーディングフレームに関係してい
る。E1に由来しないクローン1145および1059
のアミノ酸はこの場合には考慮されない。
を示す説明図。小文字は、fdバンクをクローニングす
るのに用いたHPV16単離物のリーディングフレーム
が変化するため、HPV16E1タンパク質に由来しな
いクローン1145および1059のアミノ酸を表わ
す。クローン1090、1079、1084、102
9、1099および1145上の他の抗体結合部位を除
外することができないが、これらのクローンは、おそら
くこれらのクローンの共通のエピトープを表わす10個
のアミノ酸(EDLVDFIVND)の共通の領域を有
する。クローン1059は、このクローンのインサート
はクローン1145のインサートと重複しているが、リ
ーディングフレームが変化するため、他のクローンと共
通なアミノ酸配列を持たない。この位置の表示は、HP
V16E1オープンリーディングフレームに関係してい
る。E1に由来しないクローン1145および1059
のアミノ酸はこの場合には考慮されない。
【図3】発現ベクターpEX12mer へのHPV16E
2タンパク質のカルボキシル−末端の半分のクローニン
グを示す説明図。
2タンパク質のカルボキシル−末端の半分のクローニン
グを示す説明図。
【図4】発現ベクターpEX12mer へのHPV16E
2タンパク質のアミノ−末端の半分のクローニングを示
す説明図。
2タンパク質のアミノ−末端の半分のクローニングを示
す説明図。
【図5】HPV16E2タンパク質上の血清反応性領域
を示す説明図。HPV16E2のカルボキシル−末端の
半分上の領域(E2−1066、−1170、−107
4、−1112)は総て長さが88個のアミノ酸の領域
に配置されており(AA13および100の間)、部分
的に重複している。カルボキシル−末端領域も隣接して
いる( AA197および249の間)。これらの2つの
領域はそれぞれの場合に、E2タンパク質上のそれらの
位置にほぼ比例して配列されている。
を示す説明図。HPV16E2のカルボキシル−末端の
半分上の領域(E2−1066、−1170、−107
4、−1112)は総て長さが88個のアミノ酸の領域
に配置されており(AA13および100の間)、部分
的に重複している。カルボキシル−末端領域も隣接して
いる( AA197および249の間)。これらの2つの
領域はそれぞれの場合に、E2タンパク質上のそれらの
位置にほぼ比例して配列されている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01N 33/574 C 33/577 B // A61K 39/395 S
Claims (9)
- 【請求項1】下記のアミノ酸配列を有する、ヒトパピロ
ーマウイルス(HPV)16のE1タンパク質における
血清反応性領域。 【化1】 - 【請求項2】下記のアミノ酸配列を有する、ヒトパピロ
ーマウイルス(HPV)16のE2タンパク質における
血清反応性領域。 【化2】 - 【請求項3】請求項1または2に記載の血清反応性領域
の1つ以上を含むペプチド。 - 【請求項4】請求項3に記載のペプチドの1つ以上を含
むワクチン。 - 【請求項5】請求項3に記載のペプチドを含む、HPV
16E1またはE2タンパク質に対する特異的抗体を同
定するための診断用組成物。 - 【請求項6】請求項1または2の血清反応性領域に親和
性を有する単クローン性抗体。 - 【請求項7】請求項6に記載の単クローン性抗体を含
む、診断用組成物。 - 【請求項8】HPV16特異的E1またはE2タンパク
質を同定するための請求項7に記載の診断用組成物。 - 【請求項9】請求項3に記載のペプチドのワクチン生産
または診断用組成物のための使用。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4123760.9 | 1991-07-18 | ||
| DE4123760A DE4123760C2 (de) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | Seroreaktive Bereiche auf den HPV 16 Proteinen E1 und E2 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003088662A Division JP2003327598A (ja) | 1991-07-18 | 2003-03-27 | Hpv16タンパク質e1およびe2の血清反応性領域 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0867696A true JPH0867696A (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=6436409
Family Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4214489A Pending JPH0867696A (ja) | 1991-07-18 | 1992-07-20 | Hpv16タンパク質e1およびe2の血清反応性領域 |
| JP2003088662A Pending JP2003327598A (ja) | 1991-07-18 | 2003-03-27 | Hpv16タンパク質e1およびe2の血清反応性領域 |
Family Applications After (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003088662A Pending JP2003327598A (ja) | 1991-07-18 | 2003-03-27 | Hpv16タンパク質e1およびe2の血清反応性領域 |
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| Country | Link |
|---|---|
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| EP (2) | EP0523395B1 (ja) |
| JP (2) | JPH0867696A (ja) |
| AT (1) | ATE206434T1 (ja) |
| AU (1) | AU668094B2 (ja) |
| CA (1) | CA2074153C (ja) |
| DE (2) | DE4123760C2 (ja) |
| DK (1) | DK0523395T3 (ja) |
| ES (1) | ES2163394T3 (ja) |
| PT (1) | PT523395E (ja) |
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| GB9916363D0 (en) * | 1999-07-13 | 1999-09-15 | Univ Bristol | Methods of suppressing cell growth |
| GB0017990D0 (en) | 2000-07-21 | 2000-09-13 | Glaxo Group Ltd | Papilloma virus sequences |
| WO2002008435A1 (en) * | 2000-07-21 | 2002-01-31 | Glaxo Group Limited | Codon-optimized papilloma virus sequences |
| AU2002219711B8 (en) * | 2000-12-08 | 2006-03-02 | Academisch Ziekenhuis Leiden | Long peptides of 22-45 amino acid residues that induce and/or enhance antigen specific immune responses |
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| WO2018005559A1 (en) | 2016-06-27 | 2018-01-04 | Juno Therapeutics, Inc. | Method of identifying peptide epitopes, molecules that bind such epitopes and related uses |
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| KR20210020873A (ko) | 2018-04-05 | 2021-02-24 | 주노 쎄러퓨티크스 인코퍼레이티드 | 재조합 수용체를 발현하는 τ 세포, 관련 폴리뉴클레오티드 및 방법 |
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