JPH0868038A - 車体の浮上旋回機構を備えた走行式除塵機 - Google Patents
車体の浮上旋回機構を備えた走行式除塵機Info
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- JPH0868038A JPH0868038A JP22726894A JP22726894A JPH0868038A JP H0868038 A JPH0868038 A JP H0868038A JP 22726894 A JP22726894 A JP 22726894A JP 22726894 A JP22726894 A JP 22726894A JP H0868038 A JPH0868038 A JP H0868038A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 用水路等に設置されるスクリーンバーに捕捉
された塵をレーキにより掬い上げて除去するための走行
式除塵機において、除塵機車体内に回収された塵の排出
を簡単に行うことのできる機構を提案すること。 【構成】 走行式除塵機1は、第1の架台41、第2の
架台42、および除塵機車体43を備え、通常の状態で
は、走行用前輪48および後輪44、45によって支持
されている。台車404を押し出すと、旋回用後輪47
の車軸線47Aを中心として車体43が浮上して、走行
用前輪が浮き上がり第2の架台によって支持された状態
となる。同時に、第2の架台が下方向に旋回して、そこ
に取付けられている旋回用前輪が着地する。旋回用モー
タ422を駆動すれば、第2の架台および車体が、旋回
用後輪の車軸線間の中心を旋回中心420として、車幅
方向に旋回する。車体の浮上高さ、旋回量を変更するこ
とにより、希望する廃棄場所に車体内の塵を排出でき
る。
された塵をレーキにより掬い上げて除去するための走行
式除塵機において、除塵機車体内に回収された塵の排出
を簡単に行うことのできる機構を提案すること。 【構成】 走行式除塵機1は、第1の架台41、第2の
架台42、および除塵機車体43を備え、通常の状態で
は、走行用前輪48および後輪44、45によって支持
されている。台車404を押し出すと、旋回用後輪47
の車軸線47Aを中心として車体43が浮上して、走行
用前輪が浮き上がり第2の架台によって支持された状態
となる。同時に、第2の架台が下方向に旋回して、そこ
に取付けられている旋回用前輪が着地する。旋回用モー
タ422を駆動すれば、第2の架台および車体が、旋回
用後輪の車軸線間の中心を旋回中心420として、車幅
方向に旋回する。車体の浮上高さ、旋回量を変更するこ
とにより、希望する廃棄場所に車体内の塵を排出でき
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水力発電所の発電機用
水の取り入れ口等に配置されたスクリーンバーで捕捉さ
れた塵を掬い上げて除去する除塵機に関するものであ
る。更に詳しくは、走行用車輪を備えた走行式除塵機に
おいて、除塵機車体を浮上旋回させる機能を備え、車体
内に回収した塵を簡単に所定の場所に放出できるように
したものに関する。
水の取り入れ口等に配置されたスクリーンバーで捕捉さ
れた塵を掬い上げて除去する除塵機に関するものであ
る。更に詳しくは、走行用車輪を備えた走行式除塵機に
おいて、除塵機車体を浮上旋回させる機能を備え、車体
内に回収した塵を簡単に所定の場所に放出できるように
したものに関する。
【0002】
【従来の技術】水力発電所等の発電機用水の取り入れ口
等には、流入する水に含まれている塵を捕捉するため
に、スクリーンバーが配置されている。そして、このス
クリーンバーに捕捉された塵を取り除くために除塵機が
使用される。除塵機としては、固定配置されたものの他
に、走行車輪を備えた走行式のものが知られている。
等には、流入する水に含まれている塵を捕捉するため
に、スクリーンバーが配置されている。そして、このス
クリーンバーに捕捉された塵を取り除くために除塵機が
使用される。除塵機としては、固定配置されたものの他
に、走行車輪を備えた走行式のものが知られている。
【0003】この走行式除塵機は、軌条あるいは無軌条
で走行して、任意の位置で停止できる形式、または、定
間隔走行する形式等がある。いずれの形式の走行式除塵
機においても、所定の位置で停止して、スクリーンバー
の表面に沿って、レーキを昇降させて、そこに捕捉され
ている塵を掬い上げて除去するようになっている。レー
キにより掬い上げた塵は、除塵機車体内に配置されてい
るバケット内に回収され、この底面を規定しているベル
トコンベアによって外部に排出できるようになってい
る。
で走行して、任意の位置で停止できる形式、または、定
間隔走行する形式等がある。いずれの形式の走行式除塵
機においても、所定の位置で停止して、スクリーンバー
の表面に沿って、レーキを昇降させて、そこに捕捉され
ている塵を掬い上げて除去するようになっている。レー
キにより掬い上げた塵は、除塵機車体内に配置されてい
るバケット内に回収され、この底面を規定しているベル
トコンベアによって外部に排出できるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
除塵機においては次のような問題点がある。すなわち、
除塵機車体内のバケットの回収された塵は、ベルトコン
ベヤによって外部に排出できるようになっているが、ベ
ルトコンベヤによって塵を外部の目標とする場所に排出
することが困難な場合がある。例えば、排出場所の高さ
がベルトコンベアよりも高い場合、排出場所が、ベルト
コンベアによる塵の排出方向に無い場合には、人手によ
り、あるいは別の動力機械を用いて、塵の排出を行う必
要がでてしまう。
除塵機においては次のような問題点がある。すなわち、
除塵機車体内のバケットの回収された塵は、ベルトコン
ベヤによって外部に排出できるようになっているが、ベ
ルトコンベヤによって塵を外部の目標とする場所に排出
することが困難な場合がある。例えば、排出場所の高さ
がベルトコンベアよりも高い場合、排出場所が、ベルト
コンベアによる塵の排出方向に無い場合には、人手によ
り、あるいは別の動力機械を用いて、塵の排出を行う必
要がでてしまう。
【0005】本発明の課題は、このような問題点を解消
するために、除塵機車体を浮上および旋回させて、希望
する高さ位置で、希望する方向に向けて塵を排出すこと
のできる走行式塵除機を提案することにある。
するために、除塵機車体を浮上および旋回させて、希望
する高さ位置で、希望する方向に向けて塵を排出すこと
のできる走行式塵除機を提案することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明では、走行用前輪および走行用後輪を備
え、用水路等に設置されているスクリーンバーに沿って
レーキを昇降して当該スクリーンに捕捉された塵を掬い
上げて除去する走行式除塵機において、次の構成を採用
することにより除塵機車体を浮上旋回できるようにして
いる。すなわち、走行用後輪によって支持されている第
1の架台と、車体前方側および後方側がそれぞれ旋回用
前輪および旋回用後輪によって支持されていると共に、
当該旋回用後輪を含む部分がが前記第1の架台の上に乗
り上げている第2の架台と、前方側が走行用前輪によっ
て支持されていると共に、後方側が旋回用後輪によって
支持されている車体とを備えた構成を採用している。ま
た、車体を旋回用後輪の車軸線を中心として上下に旋回
させることにより、当該車体の前方側を、走行用前輪で
支持した状態および第2の架台で支持した浮上状態に切
り換える車体浮上機構と、この車体浮上機構に連動し
て、第2の架台を旋回用後輪の車軸線を中心として、車
体浮上機構による車体の旋回方向とは逆方向に旋回させ
ることにより、当該架台の前方側を、旋回用前輪で支持
した状態および車体で支持した浮上状態に切り換える旋
回用車輪浮上機構とを備えた構成を採用している。さら
には、車体浮上機構によって浮上状態になった車体を、
旋回用後輪の車軸線上の位置を旋回中心として、車幅方
向に旋回させる旋回機構を備えた構成を採用している。
めに、本発明では、走行用前輪および走行用後輪を備
え、用水路等に設置されているスクリーンバーに沿って
レーキを昇降して当該スクリーンに捕捉された塵を掬い
上げて除去する走行式除塵機において、次の構成を採用
することにより除塵機車体を浮上旋回できるようにして
いる。すなわち、走行用後輪によって支持されている第
1の架台と、車体前方側および後方側がそれぞれ旋回用
前輪および旋回用後輪によって支持されていると共に、
当該旋回用後輪を含む部分がが前記第1の架台の上に乗
り上げている第2の架台と、前方側が走行用前輪によっ
て支持されていると共に、後方側が旋回用後輪によって
支持されている車体とを備えた構成を採用している。ま
た、車体を旋回用後輪の車軸線を中心として上下に旋回
させることにより、当該車体の前方側を、走行用前輪で
支持した状態および第2の架台で支持した浮上状態に切
り換える車体浮上機構と、この車体浮上機構に連動し
て、第2の架台を旋回用後輪の車軸線を中心として、車
体浮上機構による車体の旋回方向とは逆方向に旋回させ
ることにより、当該架台の前方側を、旋回用前輪で支持
した状態および車体で支持した浮上状態に切り換える旋
回用車輪浮上機構とを備えた構成を採用している。さら
には、車体浮上機構によって浮上状態になった車体を、
旋回用後輪の車軸線上の位置を旋回中心として、車幅方
向に旋回させる旋回機構を備えた構成を採用している。
【0007】
【作用】通常の走行状態、あるいは塵の掬い上げ状態に
おいては、第1の架台、第2の架台、および除塵機車体
から構成されいている走行式除塵機は、走行用前輪およ
び後輪によって支持されている。すなわち、走行式除塵
機の前方側においては、車体に取り付けた走行用前輪が
着地し、第2の架台が車体に支持されて、旋回用前輪が
浮上した状態にある。後方側では、車体および第2の架
台を支持している第1の架台が、走行用後輪によって支
持されている。よって、走行用前輪および後輪の一方を
駆動することにより、走行式除塵機は走行可能である。
おいては、第1の架台、第2の架台、および除塵機車体
から構成されいている走行式除塵機は、走行用前輪およ
び後輪によって支持されている。すなわち、走行式除塵
機の前方側においては、車体に取り付けた走行用前輪が
着地し、第2の架台が車体に支持されて、旋回用前輪が
浮上した状態にある。後方側では、車体および第2の架
台を支持している第1の架台が、走行用後輪によって支
持されている。よって、走行用前輪および後輪の一方を
駆動することにより、走行式除塵機は走行可能である。
【0008】この状態において、車体浮上機構を用いて
車体の前方側を浮上させると、走行用前輪が浮上して、
車体の前方側が第2の架台によって支持された状態とな
る。この時、この浮上動作に連動して、旋回用車輪浮上
機構によって、第2の架台が下方向に旋回して、そこの
取付けられている旋回用前輪が着地した状態となる。し
たがって、この状態で、旋回機構を駆動すれば、第2の
架台は、その後側の旋回用後輪の車軸線上の位置を旋回
中心として、横方向(車幅方向)に旋回させることがで
きる。ここで、車体浮上機構による車体の浮上高さを変
更することにより、旋回する車体の高さを変えることが
できる。また、旋回機構による旋回量を変更することに
より、車体の旋回位置を変えることができる。希望する
高さ位置で、しかも希望する方向に塵を排出することが
できる。
車体の前方側を浮上させると、走行用前輪が浮上して、
車体の前方側が第2の架台によって支持された状態とな
る。この時、この浮上動作に連動して、旋回用車輪浮上
機構によって、第2の架台が下方向に旋回して、そこの
取付けられている旋回用前輪が着地した状態となる。し
たがって、この状態で、旋回機構を駆動すれば、第2の
架台は、その後側の旋回用後輪の車軸線上の位置を旋回
中心として、横方向(車幅方向)に旋回させることがで
きる。ここで、車体浮上機構による車体の浮上高さを変
更することにより、旋回する車体の高さを変えることが
できる。また、旋回機構による旋回量を変更することに
より、車体の旋回位置を変えることができる。希望する
高さ位置で、しかも希望する方向に塵を排出することが
できる。
【0009】
【実施例】以下に、図面を参照して、本発明の実施例を
説明する。
説明する。
【0010】(全体構成)図1および図2には、本発明
の実施例の全体構成を示してある。本例の走行式除塵機
1は、水力発電所の発電機用水の取り入れ口2に配置さ
れたスクリーンバー3に捕捉された塵を掬い上げて除去
するためのものである。
の実施例の全体構成を示してある。本例の走行式除塵機
1は、水力発電所の発電機用水の取り入れ口2に配置さ
れたスクリーンバー3に捕捉された塵を掬い上げて除去
するためのものである。
【0011】本例の除塵機1は走行式であり、前後にそ
れぞれ走行輪に取付けられた除塵機本体4と、スクリー
ンバー3から塵を掬い上げるためのレーキ(熊手装置)
5と、このレーキ5を支持して昇降等の動作をさせるた
めの支持機構6から基本的に構成されている。車体4に
は、掬い上げた塵を収納するためのバケット4aが配置
されている。この底の部分はコンベヤ4bにより規定さ
れており、ここに回収された塵を、コンベヤ4bによっ
て外部に排出できるようになっている。
れぞれ走行輪に取付けられた除塵機本体4と、スクリー
ンバー3から塵を掬い上げるためのレーキ(熊手装置)
5と、このレーキ5を支持して昇降等の動作をさせるた
めの支持機構6から基本的に構成されている。車体4に
は、掬い上げた塵を収納するためのバケット4aが配置
されている。この底の部分はコンベヤ4bにより規定さ
れており、ここに回収された塵を、コンベヤ4bによっ
て外部に排出できるようになっている。
【0012】(除塵機本体の構成)図3、4を参照し
て、本例における除塵機本体4の構成を説明する。
て、本例における除塵機本体4の構成を説明する。
【0013】まず、図3(A)、(B)に示すように、
除塵機本体4は、第1の架台41と、第2の架台42
と、後端に運転席43Aを備えた箱型の車体43から基
本的に構成されている。第1の架台41は、その裏面に
おいて前後方向に間隔を開けて配置した2組の走行用後
輪44R、44Lおよび45R、45Lによって支持さ
れている。後側の輪45R、45Lの車軸451には、
減速機構452を介して、走行用モータ453から回転
が伝達されるようになっている。第2の架台42は、そ
の車体前方側および後方側がそれぞれ旋回用前輪46
R、46Lおよび旋回用後輪47R、47Lによって支
持されている。この第2の架台42の後側の部分は、第
1の架台41の上面に乗り上げており、この乗り上げた
部分の後端が、旋回用後輪47R、47Lの車軸47A
に対して回転自在に連結されている。
除塵機本体4は、第1の架台41と、第2の架台42
と、後端に運転席43Aを備えた箱型の車体43から基
本的に構成されている。第1の架台41は、その裏面に
おいて前後方向に間隔を開けて配置した2組の走行用後
輪44R、44Lおよび45R、45Lによって支持さ
れている。後側の輪45R、45Lの車軸451には、
減速機構452を介して、走行用モータ453から回転
が伝達されるようになっている。第2の架台42は、そ
の車体前方側および後方側がそれぞれ旋回用前輪46
R、46Lおよび旋回用後輪47R、47Lによって支
持されている。この第2の架台42の後側の部分は、第
1の架台41の上面に乗り上げており、この乗り上げた
部分の後端が、旋回用後輪47R、47Lの車軸47A
に対して回転自在に連結されている。
【0014】一方、車体43は、その裏面において、前
後方向の中程より前側の位置から下方に向けて突出した
状態に支持ブラケット48aが取付けられ、この先端に
は左右一対の走行用前輪48R、48Lが回転自在に取
付けられている。この走行用前輪48R、48Lが位置
する第2の架台42の部分には、これに干渉しないよう
に開口42aが形成されている。この車体43の後方側
においては、その裏面に車軸支持ブラケット47aが両
側に取付けられ、これらに旋回用後輪47R、47Lが
車軸線47Aを中心として回転自在に取付けられてい
る。
後方向の中程より前側の位置から下方に向けて突出した
状態に支持ブラケット48aが取付けられ、この先端に
は左右一対の走行用前輪48R、48Lが回転自在に取
付けられている。この走行用前輪48R、48Lが位置
する第2の架台42の部分には、これに干渉しないよう
に開口42aが形成されている。この車体43の後方側
においては、その裏面に車軸支持ブラケット47aが両
側に取付けられ、これらに旋回用後輪47R、47Lが
車軸線47Aを中心として回転自在に取付けられてい
る。
【0015】次に、車体43と、第2の架台42の間に
は、車体の浮上機構および旋回用前輪の浮上機構が構成
されている。図3に示すように、第2の架台42には、
前後方向に向けて、ほぼ水平に浮上用駆動シリンダ40
1が配置され、その後端が架台42に取付けられてい
る。このシリンダ401の前側の作動ロッド402の先
端には、浮上駆動ローラ403が搭載された台車404
が連結されている。この台車404は、前後に1組づつ
の合計4個の回転自在な車輪405によって支持された
フレーム406を備えており、このフレーム406によ
って、ローラ403が左右に延びる回転軸を中心として
回転自在に支持されている。シリンダ401を駆動して
作動ロッド402を伸縮させることにより、台車404
は、前後に移動可能である。
は、車体の浮上機構および旋回用前輪の浮上機構が構成
されている。図3に示すように、第2の架台42には、
前後方向に向けて、ほぼ水平に浮上用駆動シリンダ40
1が配置され、その後端が架台42に取付けられてい
る。このシリンダ401の前側の作動ロッド402の先
端には、浮上駆動ローラ403が搭載された台車404
が連結されている。この台車404は、前後に1組づつ
の合計4個の回転自在な車輪405によって支持された
フレーム406を備えており、このフレーム406によ
って、ローラ403が左右に延びる回転軸を中心として
回転自在に支持されている。シリンダ401を駆動して
作動ロッド402を伸縮させることにより、台車404
は、前後に移動可能である。
【0016】ここで、台車404の車輪405が転動す
る第2の架台42の表面42bは、平坦な平面とされて
いる。これに対して、台車401のローラ403が転動
する車体43の裏面43bの形状は、下方に突出した台
形状断面となっている。したがって、台車401の移動
により、ローラ403は、裏面43bの平坦な頂面43
cから傾斜面43dに沿って転動する。
る第2の架台42の表面42bは、平坦な平面とされて
いる。これに対して、台車401のローラ403が転動
する車体43の裏面43bの形状は、下方に突出した台
形状断面となっている。したがって、台車401の移動
により、ローラ403は、裏面43bの平坦な頂面43
cから傾斜面43dに沿って転動する。
【0017】一方、車体43の裏面43bに隣接した位
置には、車体に取付けた支持ブラケット407によっ
て、L形のレバー408が、その折れ曲がり部分を中心
として旋回可能に支持されている。このレバー408に
おける下方に延びている腕の下端には、係合用ローラ4
09が回転自在に取付けられている。また、レバー40
8の水平方向に延びている腕の先端は、連結バー410
によって、第2の台車42に連結されている。ここで、
上記の台車401の後端には、このレバーの係合用ロー
ラ409に係合可能な係合板411が取付けられてい
る。
置には、車体に取付けた支持ブラケット407によっ
て、L形のレバー408が、その折れ曲がり部分を中心
として旋回可能に支持されている。このレバー408に
おける下方に延びている腕の下端には、係合用ローラ4
09が回転自在に取付けられている。また、レバー40
8の水平方向に延びている腕の先端は、連結バー410
によって、第2の台車42に連結されている。ここで、
上記の台車401の後端には、このレバーの係合用ロー
ラ409に係合可能な係合板411が取付けられてい
る。
【0018】次に、図4も参照して、車体を横方向に旋
回させる旋回機構を説明する。車体43を横方向に旋回
させるための旋回中心420は、旋回用後輪47R、4
7Lの車幅方向の中心に配置した中心軸受け421によ
って規定されている。この中心軸受け421は、第1の
台車41の上面に固定されている。第1の台車41の上
面41aには、左右の旋回用後輪47R、47Lの移動
範囲に渡って円弧状の転動面が形成されている。
回させる旋回機構を説明する。車体43を横方向に旋回
させるための旋回中心420は、旋回用後輪47R、4
7Lの車幅方向の中心に配置した中心軸受け421によ
って規定されている。この中心軸受け421は、第1の
台車41の上面に固定されている。第1の台車41の上
面41aには、左右の旋回用後輪47R、47Lの移動
範囲に渡って円弧状の転動面が形成されている。
【0019】一方、第2の架台42の前側に取付けられ
ている旋回用前輪46R、46Lは、図3(A)から分
かるように、それらの車軸線の方向が上記の旋回中心4
20に向かうように配置されている。これらの旋回用前
輪のうち右側の前輪46Rは、駆動輪であり、旋回用モ
ータ422の回転が、減速機構を介して伝達されるよう
になっている。
ている旋回用前輪46R、46Lは、図3(A)から分
かるように、それらの車軸線の方向が上記の旋回中心4
20に向かうように配置されている。これらの旋回用前
輪のうち右側の前輪46Rは、駆動輪であり、旋回用モ
ータ422の回転が、減速機構を介して伝達されるよう
になっている。
【0020】(除塵機車体の浮上旋回動作)このように
構成された本例の走行式除塵機1における車体43の浮
上旋回動作を説明する。通常の状態においては、車体4
3は、前側が走行用前輪48R、48Lにより支持さ
れ、後ろ側が、旋回用後輪47R、47Lおよび第1の
台車41を介して、走行用後輪45R、45Lによって
支持されている。また、第2の架台は、地面から浮き上
がって車体43の裏面の側に支持されており、したがっ
て、旋回用前輪46R、46Lは浮上した状態にある。
構成された本例の走行式除塵機1における車体43の浮
上旋回動作を説明する。通常の状態においては、車体4
3は、前側が走行用前輪48R、48Lにより支持さ
れ、後ろ側が、旋回用後輪47R、47Lおよび第1の
台車41を介して、走行用後輪45R、45Lによって
支持されている。また、第2の架台は、地面から浮き上
がって車体43の裏面の側に支持されており、したがっ
て、旋回用前輪46R、46Lは浮上した状態にある。
【0021】車体の浮上旋回時には、この状態におい
て、浮上駆動用シリンダ401を駆動して、車体43と
第2の台車42の間に位置している台車404を前方に
押し出す。台車404が前方に押し出されると、そこに
搭載されている浮上駆動ローラ403は、車体裏面43
bの傾斜面43dから平坦面43cに向けて転動する。
この結果、車体43と第2の架台42が、旋回用後輪の
車軸線47Aを旋回中心として上下に押し広げられて、
第2の架台42の前端に配置されている旋回用前輪46
R,46Lが着地する。これとは逆に、走行用前輪48
が走行路面Gから浮上しする。この結果、車体43は、
台車404を介して第2の架台42上に支持された状態
になる。図3(B)はこの状態を示してある。
て、浮上駆動用シリンダ401を駆動して、車体43と
第2の台車42の間に位置している台車404を前方に
押し出す。台車404が前方に押し出されると、そこに
搭載されている浮上駆動ローラ403は、車体裏面43
bの傾斜面43dから平坦面43cに向けて転動する。
この結果、車体43と第2の架台42が、旋回用後輪の
車軸線47Aを旋回中心として上下に押し広げられて、
第2の架台42の前端に配置されている旋回用前輪46
R,46Lが着地する。これとは逆に、走行用前輪48
が走行路面Gから浮上しする。この結果、車体43は、
台車404を介して第2の架台42上に支持された状態
になる。図3(B)はこの状態を示してある。
【0022】このように車体43を浮上させた後は、旋
回用モータ422を駆動して、旋回用前輪46Rを回転
させる。この結果、図3(A)に示すように、旋回中心
420を中心として、第2の架台およびこれに支持され
ている車体が横方向に旋回する。
回用モータ422を駆動して、旋回用前輪46Rを回転
させる。この結果、図3(A)に示すように、旋回中心
420を中心として、第2の架台およびこれに支持され
ている車体が横方向に旋回する。
【0023】このように浮上旋回させた後に、通常の状
態に戻す場合には、上記とは逆の動作が行われる。すな
わち、第2の架台42および車体43を、旋回中心42
0を中心として旋回させて、元の位置まで戻す。次に、
駆動シリンダ401を駆動して、台車404を後方に引
く。この結果、浮上していた車体43は降下して、その
走行用前輪48が着地する。ここで、台車404には係
合板411が取付けられており、台車が後退すると、こ
の係合板411がレバー408の係合ローラ409に当
たり、レバー408を後方に旋回させる。レバー408
の他端は連結バー410を介して第2の架台42に連結
されている。したがって、レバー408が後方に旋回す
ると、第2の架台42は引き上げられて、旋回用前輪4
6R、46Lが浮上した状態まで浮き上がる。この結
果、除塵機本体は、通常の走行状態に復帰する。
態に戻す場合には、上記とは逆の動作が行われる。すな
わち、第2の架台42および車体43を、旋回中心42
0を中心として旋回させて、元の位置まで戻す。次に、
駆動シリンダ401を駆動して、台車404を後方に引
く。この結果、浮上していた車体43は降下して、その
走行用前輪48が着地する。ここで、台車404には係
合板411が取付けられており、台車が後退すると、こ
の係合板411がレバー408の係合ローラ409に当
たり、レバー408を後方に旋回させる。レバー408
の他端は連結バー410を介して第2の架台42に連結
されている。したがって、レバー408が後方に旋回す
ると、第2の架台42は引き上げられて、旋回用前輪4
6R、46Lが浮上した状態まで浮き上がる。この結
果、除塵機本体は、通常の走行状態に復帰する。
【0024】(レーキの支持機構)次に、図1、2を参
照して、本例の走行式除塵機1における他の部分の構造
を説明する。
照して、本例の走行式除塵機1における他の部分の構造
を説明する。
【0025】本例のレーキ支持機構6は、一対の伸縮自
在な左右アーム11、12と、同じく一対の左右ワイヤ
ーロープ13、14とを備えている。左アーム11は、
その上端部分を形成しているアームガイド111と、こ
のアームガイド111の内部に装着され、この下端から
伸縮自在となっている上端アーム112と、このアーム
に対して下端から伸縮自在に装着されている中間アーム
113と、このアームに対して下端から伸縮自在に装着
されている先端アーム114から構成されており、この
先端アーム114の先端には、自在継ぎ手15を介し
て、レーキ7が連結されている。右アーム12も、同様
に、アームガイド121、上端アーム122、中間アー
ム123、先端アーム124から構成され、その先端に
は、自在継ぎ手16を介して、レーキ5が連結されてい
る。
在な左右アーム11、12と、同じく一対の左右ワイヤ
ーロープ13、14とを備えている。左アーム11は、
その上端部分を形成しているアームガイド111と、こ
のアームガイド111の内部に装着され、この下端から
伸縮自在となっている上端アーム112と、このアーム
に対して下端から伸縮自在に装着されている中間アーム
113と、このアームに対して下端から伸縮自在に装着
されている先端アーム114から構成されており、この
先端アーム114の先端には、自在継ぎ手15を介し
て、レーキ7が連結されている。右アーム12も、同様
に、アームガイド121、上端アーム122、中間アー
ム123、先端アーム124から構成され、その先端に
は、自在継ぎ手16を介して、レーキ5が連結されてい
る。
【0026】左右のアーム11、12は、アーム揺動機
構7を介して、除塵機車体4の側に支持されている。こ
のアーム揺動機構7は、各アームのアームガイド11
1、121を支持しているスイングアーム71、72
と、これらのスイングアームの旋回中心を規定している
支点軸73と、スイングアームの他方の端に連結された
油圧シリンダ75、76とを備えている。支点軸73
は、車体4に形成されている支持壁4cの上端に固定支
持されている。また、シリンダ75、76も、この支持
壁4cの側面に形成した支持ブラケット4dの上に固定
支持されている。さらに、スイングアーム71、72の
上側の中程の位置と、アームガイドの上端部分とは、そ
れぞれ、連結ロッド77、78によって連結されてい
る。
構7を介して、除塵機車体4の側に支持されている。こ
のアーム揺動機構7は、各アームのアームガイド11
1、121を支持しているスイングアーム71、72
と、これらのスイングアームの旋回中心を規定している
支点軸73と、スイングアームの他方の端に連結された
油圧シリンダ75、76とを備えている。支点軸73
は、車体4に形成されている支持壁4cの上端に固定支
持されている。また、シリンダ75、76も、この支持
壁4cの側面に形成した支持ブラケット4dの上に固定
支持されている。さらに、スイングアーム71、72の
上側の中程の位置と、アームガイドの上端部分とは、そ
れぞれ、連結ロッド77、78によって連結されてい
る。
【0027】一方、左右のワイヤロープ13、14は、
その下端が、それぞれレーキ5に連結され、左右のアー
ム11、12の内側の位置を、これらと略平行に配置さ
れている。各アームガイド111、112の下端部分の
内側の位置には、それぞれ、ロープガイドローラ81、
82が配置されており、これらのローラは、それぞれ、
ローラガイドアーム83、84の先端に回転自在の状態
で支持されている。各ワイヤロープ13、14は、これ
らのロープガイドローラ81、82に巻き掛けられて、
車体4の側に案内され、車体の支持壁41に設置したロ
ープ巻取り機構8を構成しているワイヤードラム85、
86に巻かれて、ここに連結された状態にある。
その下端が、それぞれレーキ5に連結され、左右のアー
ム11、12の内側の位置を、これらと略平行に配置さ
れている。各アームガイド111、112の下端部分の
内側の位置には、それぞれ、ロープガイドローラ81、
82が配置されており、これらのローラは、それぞれ、
ローラガイドアーム83、84の先端に回転自在の状態
で支持されている。各ワイヤロープ13、14は、これ
らのロープガイドローラ81、82に巻き掛けられて、
車体4の側に案内され、車体の支持壁41に設置したロ
ープ巻取り機構8を構成しているワイヤードラム85、
86に巻かれて、ここに連結された状態にある。
【0028】ロープ巻取り機構8は、ワイヤードラム8
5、86と、これらの回転駆動源である駆動モータ87
と、ここからの回転を減速してワイヤードラムに伝達す
るための減速機構88から構成されている。
5、86と、これらの回転駆動源である駆動モータ87
と、ここからの回転を減速してワイヤードラムに伝達す
るための減速機構88から構成されている。
【0029】ここで、各ローラガイドアーム83、84
は、車体4の支持壁41の上端に支持されている支点軸
73を中心として旋回可能となっている。これらのロー
ラガイドアーム83、84の後端側は、後述するよう
に、バランス機構9(図6参照)によって支持されてい
る。
は、車体4の支持壁41の上端に支持されている支点軸
73を中心として旋回可能となっている。これらのロー
ラガイドアーム83、84の後端側は、後述するよう
に、バランス機構9(図6参照)によって支持されてい
る。
【0030】また、本例においては、レーキ5は、これ
を開口姿勢および閉口姿勢に変更するためのワイヤーロ
ープ20に連結されている。このワイヤーロープ20
は、図に示すように、左右のワイヤーロープ13、14
の中心に位置しており、その下端がレーキ5の中心に連
結されている。また、このワイヤーロープ20は、上端
側において、ロープガイドローラ21に巻き掛けられ
て、車体4の側に案内され、上記の左右の巻取りドラム
85、86の中間位置に同軸状に配置された巻取りドラ
ム22に巻き取られ、ここに連結されている。この巻取
りドラム22は、左右のドラム85、86と一体となっ
て回転する。
を開口姿勢および閉口姿勢に変更するためのワイヤーロ
ープ20に連結されている。このワイヤーロープ20
は、図に示すように、左右のワイヤーロープ13、14
の中心に位置しており、その下端がレーキ5の中心に連
結されている。また、このワイヤーロープ20は、上端
側において、ロープガイドローラ21に巻き掛けられ
て、車体4の側に案内され、上記の左右の巻取りドラム
85、86の中間位置に同軸状に配置された巻取りドラ
ム22に巻き取られ、ここに連結されている。この巻取
りドラム22は、左右のドラム85、86と一体となっ
て回転する。
【0031】ロープガイドローラ21は、支持アーム2
3の先端に回転自在の状態で支持されており、この支持
アーム23は、左右のロープガイドアーム83、84の
旋回中心を規定している支点軸73を中心に旋回可能の
状態となっている。しかるに、この支持アーム23の後
端は、駆動シリンダ24に連結されており、この駆動シ
リンダ24によって、支点軸73を中心として旋回可能
である。支持アーム23が旋回すると、それに伴って、
先端側に支持されているロープガイドローラ21が上下
に揺動して、ここに巻き掛けれらているロープ20を上
下に移動させることになる。このロープ20の上下動に
よって、レーキ5の姿勢が、開口姿勢から閉口姿勢、あ
るいはその逆に切り換わる。
3の先端に回転自在の状態で支持されており、この支持
アーム23は、左右のロープガイドアーム83、84の
旋回中心を規定している支点軸73を中心に旋回可能の
状態となっている。しかるに、この支持アーム23の後
端は、駆動シリンダ24に連結されており、この駆動シ
リンダ24によって、支点軸73を中心として旋回可能
である。支持アーム23が旋回すると、それに伴って、
先端側に支持されているロープガイドローラ21が上下
に揺動して、ここに巻き掛けれらているロープ20を上
下に移動させることになる。このロープ20の上下動に
よって、レーキ5の姿勢が、開口姿勢から閉口姿勢、あ
るいはその逆に切り換わる。
【0032】次に、図5を参照して、本例の除塵機1に
おけるレーキ5の部分の構造を説明する。レーキ5は、
各アーム11、12の下端に連結されたL型の支持アー
ム51、52によって、支持されている。これらの支持
アーム51、52の先端には、支点軸53を中心とし
て、レーキを構成している湾曲した側面形状の本体枠5
4が回転自在に支持されている。この本体枠54の先端
側の部分には、支点軸55を中心として、レーキの鋤刃
56が回転自在に支持されている。ここで、本体枠54
は、図5(A)に示す状態から、支点軸53を中心とし
て矢印Aの方向には、それ以上回転しないように、回り
止め機構(図示せず)が配置されている。同様に、鋤刃
56も、支点軸55を中心として矢印Aの方向にはそれ
以上回転しないように回り止め機構(図示せず)が配置
されている。
おけるレーキ5の部分の構造を説明する。レーキ5は、
各アーム11、12の下端に連結されたL型の支持アー
ム51、52によって、支持されている。これらの支持
アーム51、52の先端には、支点軸53を中心とし
て、レーキを構成している湾曲した側面形状の本体枠5
4が回転自在に支持されている。この本体枠54の先端
側の部分には、支点軸55を中心として、レーキの鋤刃
56が回転自在に支持されている。ここで、本体枠54
は、図5(A)に示す状態から、支点軸53を中心とし
て矢印Aの方向には、それ以上回転しないように、回り
止め機構(図示せず)が配置されている。同様に、鋤刃
56も、支点軸55を中心として矢印Aの方向にはそれ
以上回転しないように回り止め機構(図示せず)が配置
されている。
【0033】ここで、左右のロープ13、14および中
央のロープ20は、支持アーム51、52の間に支持さ
れているロープガイドローラ57の下側に巻き掛けら
れ、これによってレーキ先端側に案内されている。そし
て、レーキの鋤刃56の支点軸55の上方位置を迂回し
て、その下端部分58に連結されてている。
央のロープ20は、支持アーム51、52の間に支持さ
れているロープガイドローラ57の下側に巻き掛けら
れ、これによってレーキ先端側に案内されている。そし
て、レーキの鋤刃56の支点軸55の上方位置を迂回し
て、その下端部分58に連結されてている。
【0034】この構成のレーキ5は、3本のロープ1
3、14、20によって吊り下げられているので、これ
らの張力によって、レーキを構成している本体枠54お
よび鋤刃56は、図5(A)に示す状態に保持される。
この状態では、鋤刃56が、スクリーンバー3に対し
て、斜め上方に傾斜し、本体枠54はスクリーンバー3
に対してほぼ直角な姿勢となっている。この状態のレー
キ5をスクリーンバー3に沿って上昇させれば、スクリ
ーン3の表面から塵を掬い上げることができる。したが
って、この状態がレーキ5の「閉口姿勢」である。
3、14、20によって吊り下げられているので、これ
らの張力によって、レーキを構成している本体枠54お
よび鋤刃56は、図5(A)に示す状態に保持される。
この状態では、鋤刃56が、スクリーンバー3に対し
て、斜め上方に傾斜し、本体枠54はスクリーンバー3
に対してほぼ直角な姿勢となっている。この状態のレー
キ5をスクリーンバー3に沿って上昇させれば、スクリ
ーン3の表面から塵を掬い上げることができる。したが
って、この状態がレーキ5の「閉口姿勢」である。
【0035】ここで、図5(B)に示すように、中央の
ロープ20の下端部分は、左右のロープ13、14と同
様にレーキ5に対して連結されていると共に、レーキ5
の姿勢を変更可能なリンク機構30にも連結されてい
る。このリンク機構30は連結金具31を備え、この上
端がロープ20に連結されている。連結金具31の下端
は回転自在に第1のリンク32に連結され、第1のリン
ク32の下端は、回転自在に、第2のリンク33に連結
されている。この第2のリンク33の他方の端は二股に
分岐しており、分岐した一方の端は回転自在に、レーキ
の本体枠54に連結され、他方の端は、第4のリンク3
4の先端に回転自在に連結されている。この第4のリン
ク34の他端は、レーキの鋤刃56におけるロープ連結
位置58に対して回転自在に連結されている。
ロープ20の下端部分は、左右のロープ13、14と同
様にレーキ5に対して連結されていると共に、レーキ5
の姿勢を変更可能なリンク機構30にも連結されてい
る。このリンク機構30は連結金具31を備え、この上
端がロープ20に連結されている。連結金具31の下端
は回転自在に第1のリンク32に連結され、第1のリン
ク32の下端は、回転自在に、第2のリンク33に連結
されている。この第2のリンク33の他方の端は二股に
分岐しており、分岐した一方の端は回転自在に、レーキ
の本体枠54に連結され、他方の端は、第4のリンク3
4の先端に回転自在に連結されている。この第4のリン
ク34の他端は、レーキの鋤刃56におけるロープ連結
位置58に対して回転自在に連結されている。
【0036】このように構成した本例においては、左右
のロープ13、14をそのままに保持して、中央のロー
プ20のみを引き上げると、リンク機構30の働きによ
り、まず、鋤刃56が、その支点軸55を中心として矢
印B方向に強制的に回転させれらる。鋤刃56のB方向
への回転量は、不図示の回り止め機構によって規制さ
れ、図5(C)で示すように、レーキの本体枠54と平
行な状態で止まる。この状態から、更にロープ20が引
き上げられると、リンク機構30の働きにより、本体枠
54および鋤刃56は、一体となって、本体枠先端の支
点軸53を中心として矢印B方向に旋回する。この結
果、図5(C)において想像線で示すように、スクリー
ン3に対して略平行に立った姿勢となる。この姿勢のレ
ーキ5を引き上げても、スクリーン上の塵を掬い上げる
ことができない。また、図5(A)に示す開口状態のレ
ーキ5の上に溜まっている掬い上げた塵は、図5(C)
に示す姿勢にすることにより放出される。したがって、
この姿勢がレーキの「開口姿勢」である。
のロープ13、14をそのままに保持して、中央のロー
プ20のみを引き上げると、リンク機構30の働きによ
り、まず、鋤刃56が、その支点軸55を中心として矢
印B方向に強制的に回転させれらる。鋤刃56のB方向
への回転量は、不図示の回り止め機構によって規制さ
れ、図5(C)で示すように、レーキの本体枠54と平
行な状態で止まる。この状態から、更にロープ20が引
き上げられると、リンク機構30の働きにより、本体枠
54および鋤刃56は、一体となって、本体枠先端の支
点軸53を中心として矢印B方向に旋回する。この結
果、図5(C)において想像線で示すように、スクリー
ン3に対して略平行に立った姿勢となる。この姿勢のレ
ーキ5を引き上げても、スクリーン上の塵を掬い上げる
ことができない。また、図5(A)に示す開口状態のレ
ーキ5の上に溜まっている掬い上げた塵は、図5(C)
に示す姿勢にすることにより放出される。したがって、
この姿勢がレーキの「開口姿勢」である。
【0037】次に、図6を参照して、バランス機構9の
構造を説明する。バランス機構は左右に形成されている
が、同一構成であるので、アーム12の側のバランス機
構を説明する。本例のバランス機構9は、車体4の支持
壁4Cの側面に取り付けたブラケット91によって回転
自在に支持されているガイドローラ92と、これの下側
を通して巻き掛けられた連結部材93とを備えている。
連結部材93の一方の端は、連結金具94によって、ス
イングアーム72の下面に連結されている。連結部材9
3の他方の端は、連結金具95によって、支持アーム8
4の下面に連結されている。これらの連結位置は、支点
軸73よりも後方側とされている。
構造を説明する。バランス機構は左右に形成されている
が、同一構成であるので、アーム12の側のバランス機
構を説明する。本例のバランス機構9は、車体4の支持
壁4Cの側面に取り付けたブラケット91によって回転
自在に支持されているガイドローラ92と、これの下側
を通して巻き掛けられた連結部材93とを備えている。
連結部材93の一方の端は、連結金具94によって、ス
イングアーム72の下面に連結されている。連結部材9
3の他方の端は、連結金具95によって、支持アーム8
4の下面に連結されている。これらの連結位置は、支点
軸73よりも後方側とされている。
【0038】各アーム72、84は、その先端側に下方
に向かう力が常時作用している。したがって、支点軸7
3を中心として矢印Cの方向に旋回する旋回力が作用し
ている。本例では、バランス機構9によって、支点軸7
3よりも後方側の位置において、一方のアームの旋回力
によって、他方のアームの旋回力を抑制する方向に力を
作用させている。したがって、相互の旋回力により、相
互のアームに作用する力の平衡状態が形成される。よっ
て、力学的に安定した構成を実現できる。
に向かう力が常時作用している。したがって、支点軸7
3を中心として矢印Cの方向に旋回する旋回力が作用し
ている。本例では、バランス機構9によって、支点軸7
3よりも後方側の位置において、一方のアームの旋回力
によって、他方のアームの旋回力を抑制する方向に力を
作用させている。したがって、相互の旋回力により、相
互のアームに作用する力の平衡状態が形成される。よっ
て、力学的に安定した構成を実現できる。
【0039】(塵の掬い上げ、および排出動作)このよ
うに構成した本例の走行式除塵機1の塵の掬い上げ動
作、および掬い上げて車体内のバケットに回収した塵を
外部へ排出する動作を説明する。
うに構成した本例の走行式除塵機1の塵の掬い上げ動
作、および掬い上げて車体内のバケットに回収した塵を
外部へ排出する動作を説明する。
【0040】除塵機1は、初期状態において、3本のロ
ープ13、14、20を巻き取ることにより、アーム1
1、12の先端のレーキ5を引き上げた状態としてあ
る。この状態で、除塵機1をスクリーンバー3の所定の
位置まで移動して停止させ、しかる後に、ロープ13、
14、20を繰り出す。これにより、アーム11、12
が伸びて、その先端のレーキ5がスクリーンバー3に沿
って降下する。ここで、スクリーンバー3と、レーキ5
の間隔を調整したい場合には、スイングアーム71、7
2を所定の角度だけ旋回すればよい。この動作に応じ
て、アーム11、12が揺動して、その先端に連結され
ているレーキ5が、スクリーンバー3に対して接近、あ
るいは離れる方向に移動する。この状態を、図2におい
て想像線で示してある。したがって、本例では、レーキ
5を任意の位置で昇降させることができ、また、任意の
開口幅で、塵を掬うことができる。
ープ13、14、20を巻き取ることにより、アーム1
1、12の先端のレーキ5を引き上げた状態としてあ
る。この状態で、除塵機1をスクリーンバー3の所定の
位置まで移動して停止させ、しかる後に、ロープ13、
14、20を繰り出す。これにより、アーム11、12
が伸びて、その先端のレーキ5がスクリーンバー3に沿
って降下する。ここで、スクリーンバー3と、レーキ5
の間隔を調整したい場合には、スイングアーム71、7
2を所定の角度だけ旋回すればよい。この動作に応じ
て、アーム11、12が揺動して、その先端に連結され
ているレーキ5が、スクリーンバー3に対して接近、あ
るいは離れる方向に移動する。この状態を、図2におい
て想像線で示してある。したがって、本例では、レーキ
5を任意の位置で昇降させることができ、また、任意の
開口幅で、塵を掬うことができる。
【0041】また、中央のロープ20を支持アーム23
によって引き上げると、図5において説明したように、
レーキ5を、開口姿勢から閉口姿勢に切り換えることが
できる。ロープ20の引上げ量を調整することにより、
これらの姿勢の間の姿勢にもすることができる。したが
って、図2において想像線Dで示すように、塵を掬い上
げたレーキ5を上端まで移動した後、閉口姿勢に切り換
えることにより、レーキ5に捕捉されている塵を、簡単
に、バケット45内に放出することができる。また、レ
ーキ5の昇降が円滑に出来ない場合等においても、開口
姿勢から閉口姿勢に切り換えることにより、レーキの昇
降を速やかに行うことができる。
によって引き上げると、図5において説明したように、
レーキ5を、開口姿勢から閉口姿勢に切り換えることが
できる。ロープ20の引上げ量を調整することにより、
これらの姿勢の間の姿勢にもすることができる。したが
って、図2において想像線Dで示すように、塵を掬い上
げたレーキ5を上端まで移動した後、閉口姿勢に切り換
えることにより、レーキ5に捕捉されている塵を、簡単
に、バケット45内に放出することができる。また、レ
ーキ5の昇降が円滑に出来ない場合等においても、開口
姿勢から閉口姿勢に切り換えることにより、レーキの昇
降を速やかに行うことができる。
【0042】レーキによって掬い上げられた塵は、バケ
ット4a内に回収される。バケットの底面はコンベヤ4
bによって規定されており、コンベアを駆動することに
より、外部に排出できる。本例では、上記のように、車
体43を浮上させて、横方向に旋回することができる。
したがって、塵の排出位置に応じた高さに車体43を浮
上させ、この状態で排出位置にコンベヤが向かう状態ま
で横方向に旋回させれば、バケット内の塵を、希望する
場所に排出できる。
ット4a内に回収される。バケットの底面はコンベヤ4
bによって規定されており、コンベアを駆動することに
より、外部に排出できる。本例では、上記のように、車
体43を浮上させて、横方向に旋回することができる。
したがって、塵の排出位置に応じた高さに車体43を浮
上させ、この状態で排出位置にコンベヤが向かう状態ま
で横方向に旋回させれば、バケット内の塵を、希望する
場所に排出できる。
【0043】また、本例においては、車体43と第2の
架台42の間に配置した台車404を前後に移動するこ
とのにより、これらの浮上動作を行うようにしている。
すなわち、本例では、車体の浮上機構と架台42の前側
の旋回用前輪の浮上機構とを、台車404およびその駆
動シリンダ401を中心に構成される簡単な機構によっ
て実現できると利点がある。
架台42の間に配置した台車404を前後に移動するこ
とのにより、これらの浮上動作を行うようにしている。
すなわち、本例では、車体の浮上機構と架台42の前側
の旋回用前輪の浮上機構とを、台車404およびその駆
動シリンダ401を中心に構成される簡単な機構によっ
て実現できると利点がある。
【0044】さらには、本例では、車体43を浮上させ
るための旋回中心である旋回用後輪の車軸線47A上
に、横方向の旋回中心420を位置させてある。このよ
うに上下、左右の旋回中心を規定してあるので、走行式
除塵機が傾斜地などにおいて傾斜した姿勢となっていて
も、また、車体の浮上にもかかわらず旋回動作を支障無
く円滑に行うことができる。
るための旋回中心である旋回用後輪の車軸線47A上
に、横方向の旋回中心420を位置させてある。このよ
うに上下、左右の旋回中心を規定してあるので、走行式
除塵機が傾斜地などにおいて傾斜した姿勢となっていて
も、また、車体の浮上にもかかわらず旋回動作を支障無
く円滑に行うことができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の走行式除
塵機は、塵回収部であるバケットを備えた車体を浮上さ
せて、車幅方向に旋回できる構成を備えている。したが
って、車体内に回収した塵を、希望する方向に位置して
いる排出場所に排出することができる。また、排出場所
の高さ、方向が異なる場合でも、車体の浮上位置、車幅
方向の旋回量を変更することにより、希望する排出場所
に対して車体の塵排出口を向けることができる。さらに
は、本発明では、車体を浮上させるための旋回用後輪の
車軸線上の位置に、車体を車幅方向に旋回させるための
旋回中心を位置させている。したがって、走行式除塵機
が傾斜地において傾斜した姿勢となっていても、また、
車体の浮上にもかかわらず車体の旋回動作を支障なく円
滑に行うことができる。
塵機は、塵回収部であるバケットを備えた車体を浮上さ
せて、車幅方向に旋回できる構成を備えている。したが
って、車体内に回収した塵を、希望する方向に位置して
いる排出場所に排出することができる。また、排出場所
の高さ、方向が異なる場合でも、車体の浮上位置、車幅
方向の旋回量を変更することにより、希望する排出場所
に対して車体の塵排出口を向けることができる。さらに
は、本発明では、車体を浮上させるための旋回用後輪の
車軸線上の位置に、車体を車幅方向に旋回させるための
旋回中心を位置させている。したがって、走行式除塵機
が傾斜地において傾斜した姿勢となっていても、また、
車体の浮上にもかかわらず車体の旋回動作を支障なく円
滑に行うことができる。
【図1】本発明の第1の実施例である走行式除塵機の構
成を示す概略正面図である。
成を示す概略正面図である。
【図2】図1の除塵機の概略側面図である。
【図3】図1の除塵機における車体の浮上機構および旋
回機構を説明するための図であり、(A)はその概略平
面図、(B)はその概略側面図である。
回機構を説明するための図であり、(A)はその概略平
面図、(B)はその概略側面図である。
【図4】図1の除塵機における車体の旋回中心を規定す
る部分の構成を示す図であり、(A)はその概略平面
図、(B)はその概略正面図、(C)はその概略側面図
である。
る部分の構成を示す図であり、(A)はその概略平面
図、(B)はその概略正面図、(C)はその概略側面図
である。
【図5】図1の除塵機のレーキの姿勢変更のための機構
を示す図であり、(A)はレーキが開口姿勢にある状態
を示す説明図、(B)はレーキの姿勢を変更するための
リンク機構の部分を示す説明図、(C)はレーキが閉口
姿勢に切り換わる状態を示す説明図である。
を示す図であり、(A)はレーキが開口姿勢にある状態
を示す説明図、(B)はレーキの姿勢を変更するための
リンク機構の部分を示す説明図、(C)はレーキが閉口
姿勢に切り換わる状態を示す説明図である。
【図6】図1の除塵機のバランス機構を示す概略側面図
である。
である。
1・・・除塵機 3・・・スクリーンバー 4・・・車体 4a・・・バケット 4b・・・コンベヤ 5・・・レーキ 6・・・支持機構 7・・・アーム揺動機構 11、12・・・昇降用ロープ 13、14・・・伸縮自在なアーム 20・・・姿勢変更用ロープ 41・・・第1の架台 42・・・第2の架台 43・・・車体 43b・・・平坦面 43c・・・傾斜面 44R、44L、45R、45L・・・走行用後輪 46R、46L・・・旋回用前輪 47A・・・車軸線(上下方向の旋回中心) 47R、47L・・・旋回用後輪 48R、48L・・・走行用前輪 401・・・旋回用駆動シリンダ 404・・・台車 403・・・旋回駆動ローラ 420・・・横方向の旋回中心
Claims (1)
- 【請求項1】 走行用前輪および走行用後輪を備え、用
水路等に設置されているスクリーンバーに沿ってレーキ
を昇降して当該スクリーンに捕捉された塵を掬い上げて
除去する走行式除塵機において、 前記走行用後輪によって支持されている第1の架台と、 車体前方側および後方側がそれぞれ旋回用前輪および旋
回用後輪によって支持されていると共に、当該旋回用後
輪を含む部分が前記第1の架台の上に乗り上げている第
2の架台と、 前方側が前記走行用前輪によって支持されていると共
に、後方側が前記旋回用後輪によって支持されている車
体と、 前記車体を前記旋回用後輪の車軸線を中心として上下に
旋回させることにより、当該車体の前方側を、前記走行
用前輪で支持した状態および前記第2の架台で支持した
浮上状態に切り換える車体浮上機構と、 前記車体浮上機構に連動して、前記第2の架台を前記旋
回用後輪の車軸線を中心として、前記車体浮上機構によ
る車体の旋回方向とは逆方向に旋回させることにより、
当該架台の前方側を、前記旋回用前輪で支持した状態お
よび前記車体で支持した浮上状態に切り換える旋回用車
輪浮上機構と、 前記車体浮上機構によって浮上状態になった車体を、前
記旋回用後輪の車軸線上の位置を旋回中心として、車幅
方向に旋回させる旋回機構と、 を有することを特徴とする走行用除塵機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22726894A JP3509950B2 (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 車体の浮上旋回機構を備えた走行式除塵機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22726894A JP3509950B2 (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 車体の浮上旋回機構を備えた走行式除塵機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0868038A true JPH0868038A (ja) | 1996-03-12 |
| JP3509950B2 JP3509950B2 (ja) | 2004-03-22 |
Family
ID=16858164
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22726894A Expired - Fee Related JP3509950B2 (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 車体の浮上旋回機構を備えた走行式除塵機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3509950B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017061826A (ja) * | 2015-09-25 | 2017-03-30 | クボタ機工株式会社 | レーキ装置、除塵装置、除塵設備および除塵装置の操作方法 |
-
1994
- 1994-08-29 JP JP22726894A patent/JP3509950B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017061826A (ja) * | 2015-09-25 | 2017-03-30 | クボタ機工株式会社 | レーキ装置、除塵装置、除塵設備および除塵装置の操作方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3509950B2 (ja) | 2004-03-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Effective date: 20031224 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 |
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