JPH086820Y2 - シート状の土木用排水材 - Google Patents
シート状の土木用排水材Info
- Publication number
- JPH086820Y2 JPH086820Y2 JP1988121120U JP12112088U JPH086820Y2 JP H086820 Y2 JPH086820 Y2 JP H086820Y2 JP 1988121120 U JP1988121120 U JP 1988121120U JP 12112088 U JP12112088 U JP 12112088U JP H086820 Y2 JPH086820 Y2 JP H086820Y2
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- JP
- Japan
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- melting point
- sheet
- point component
- drainage material
- water
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- Expired - Lifetime
Links
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- 238000002844 melting Methods 0.000 claims description 26
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Landscapes
- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は土木工事用の排水材,詳しくは造成地やグラ
ンドの排水用として好適なシート状の土木用の排水材に
関するものである。
ンドの排水用として好適なシート状の土木用の排水材に
関するものである。
(従来の技術) 土木分野において,例えば新しい土地を造成するに際
しては,降雨,圧密水,湧水などの土中に含まれる水分
をいかに排除するかは,円弧滑りに代表される地滑りを
防止する上において極めて重要なことである。このよう
な水分の排水材として使用されるシート状の排水材とし
ては不織布が汎用され,殊に100〜500g/m2のニードルパ
ンチングを施した不織布が好んで用いられている。所が
不織布は土圧により圧縮されて通水性が低下するという
難点があり,近年においては,例えば特開昭59−141620
号公報に見られるように,積極的に通水路が形成された
排水材が注目されるに至っている。
しては,降雨,圧密水,湧水などの土中に含まれる水分
をいかに排除するかは,円弧滑りに代表される地滑りを
防止する上において極めて重要なことである。このよう
な水分の排水材として使用されるシート状の排水材とし
ては不織布が汎用され,殊に100〜500g/m2のニードルパ
ンチングを施した不織布が好んで用いられている。所が
不織布は土圧により圧縮されて通水性が低下するという
難点があり,近年においては,例えば特開昭59−141620
号公報に見られるように,積極的に通水路が形成された
排水材が注目されるに至っている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら,上記特開昭59−141620号公報記載の排
水材は,耐久性並びに機能の持続性に優れ理想的なシー
ト状の排水材として高く評価されているが,反面におい
て排水材コストが嵩み造成工事費が著しく高くなること
は避けられない。本考案は,以上のような弱点を解消し
て,機能の持続性に優れかつ安価なシート状の土木用の
排水材を提供することを目的としてなされたものであ
る。
水材は,耐久性並びに機能の持続性に優れ理想的なシー
ト状の排水材として高く評価されているが,反面におい
て排水材コストが嵩み造成工事費が著しく高くなること
は避けられない。本考案は,以上のような弱点を解消し
て,機能の持続性に優れかつ安価なシート状の土木用の
排水材を提供することを目的としてなされたものであ
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案によるシート状排水材は,溶融紡糸から押出さ
れた低融点成分と高融点成分とからなり少なくとも低融
点成分が表面の一部を構成し,直径が0.4〜1.5mmの多数
の熱接着性複合線条の各々が,相互に交差しながら水平
方向及び厚み方向に不規則に屈曲して一方から他方に延
び,これら多数の熱接着性複合線条がそれぞれの交差点
において接着されてなる見掛けの厚さが10mm未満の網状
体の両面に,目付けが20〜200g/m2の薄い通水性不織布
を熱圧着することにより前記低融点成分を溶融させて網
状体と通水性不織布が貼合されてなり,網状体の空隙に
よって排水路が形成されてなるものである。
れた低融点成分と高融点成分とからなり少なくとも低融
点成分が表面の一部を構成し,直径が0.4〜1.5mmの多数
の熱接着性複合線条の各々が,相互に交差しながら水平
方向及び厚み方向に不規則に屈曲して一方から他方に延
び,これら多数の熱接着性複合線条がそれぞれの交差点
において接着されてなる見掛けの厚さが10mm未満の網状
体の両面に,目付けが20〜200g/m2の薄い通水性不織布
を熱圧着することにより前記低融点成分を溶融させて網
状体と通水性不織布が貼合されてなり,網状体の空隙に
よって排水路が形成されてなるものである。
網状体を形成する合成樹脂としては,ポリアミド,ポ
リプロピレン,ポリエチレン等の熱可塑性合成樹脂の複
合溶融物が適用出来るが,製造コストを考慮した場合に
は比較的融点の低いポリプロピレン,ポリエチレンが好
都合である。また網状体の空隙率は85〜95%が望ましく
見掛けの厚さは10mm未満,好ましくは3〜7mm程度が可
撓性並びに耐圧性の点において有利となり,見掛けの厚
さが10mmを超えると土圧により圧縮変形がしやすいばか
りでなく剛性が大きくなってロール状の巻取りが困難と
なる。網状体に貼合せる通水性の不織布としては,目付
けが20〜200g/m2のスパンボンド不織布,とりわけ目付
けが30〜150g/m2程度の薄いスパンボンド不織布が好適
である。そして上記網状体と通水性不織布とは,網状体
を構成する線条物の低融点成分と高融点成分とからなる
熱接着性複合線条の低融点成分の溶融によって貼合さ
れ,水平方向及び厚み方向に不規則に屈曲した多数の複
合線条によって通水路が形成されている。
リプロピレン,ポリエチレン等の熱可塑性合成樹脂の複
合溶融物が適用出来るが,製造コストを考慮した場合に
は比較的融点の低いポリプロピレン,ポリエチレンが好
都合である。また網状体の空隙率は85〜95%が望ましく
見掛けの厚さは10mm未満,好ましくは3〜7mm程度が可
撓性並びに耐圧性の点において有利となり,見掛けの厚
さが10mmを超えると土圧により圧縮変形がしやすいばか
りでなく剛性が大きくなってロール状の巻取りが困難と
なる。網状体に貼合せる通水性の不織布としては,目付
けが20〜200g/m2のスパンボンド不織布,とりわけ目付
けが30〜150g/m2程度の薄いスパンボンド不織布が好適
である。そして上記網状体と通水性不織布とは,網状体
を構成する線条物の低融点成分と高融点成分とからなる
熱接着性複合線条の低融点成分の溶融によって貼合さ
れ,水平方向及び厚み方向に不規則に屈曲した多数の複
合線条によって通水路が形成されている。
(作用) 本考案によるシート状排水材は,上記のように熱接着
性複合線条からなる網状体の両面に通水性の不織布を熱
接着により貼合された3層構造からなるものであり,土
壌中に埋設使用すると,土壌中の水分は不織布を通って
網状体の層内に流入し,複合線材によって形成された空
隙を通って一方から他方に流動して,土壌中の水分を効
果的に排出し,網状体の耐圧力が通水路を長期に亘り確
保して排水機能を持続する。
性複合線条からなる網状体の両面に通水性の不織布を熱
接着により貼合された3層構造からなるものであり,土
壌中に埋設使用すると,土壌中の水分は不織布を通って
網状体の層内に流入し,複合線材によって形成された空
隙を通って一方から他方に流動して,土壌中の水分を効
果的に排出し,網状体の耐圧力が通水路を長期に亘り確
保して排水機能を持続する。
(実施例) 以下本考案の実施例を示した図面にもとづいて説明す
る。
る。
溶融紡糸機から押出された直径1.0mmの多数の熱接着
複合線条(1)は,低融点成分がポリエチレン(融点13
4℃)であり高融点成分がポリプロピレン(融点167℃)
であって,前者を鞘成分とし後者を芯成分とする芯鞘型
の熱接着性複合線条(1)がそれぞれの交差点において
相互に接着されてなる見掛けの厚さが約3mmで目付けが
約300g/m2空隙率が約92%の嵩高なシート状網状体
(2)の両面に,短繊維繊度が1.0デニールで目付けが3
0g/m2のポリエステルスパンボンド製の薄い通水性不織
布(3)(3)を重ね合わせ,熱圧着することにより前
記低融点成分のポリエチレンが溶融され上記した網状体
(2)の上面および下面の複合線条(1)の屈曲頂部に
おいて不織布(3)(3)と熱接着されて貼合せてシー
ト状排水材(4)としたものである。
複合線条(1)は,低融点成分がポリエチレン(融点13
4℃)であり高融点成分がポリプロピレン(融点167℃)
であって,前者を鞘成分とし後者を芯成分とする芯鞘型
の熱接着性複合線条(1)がそれぞれの交差点において
相互に接着されてなる見掛けの厚さが約3mmで目付けが
約300g/m2空隙率が約92%の嵩高なシート状網状体
(2)の両面に,短繊維繊度が1.0デニールで目付けが3
0g/m2のポリエステルスパンボンド製の薄い通水性不織
布(3)(3)を重ね合わせ,熱圧着することにより前
記低融点成分のポリエチレンが溶融され上記した網状体
(2)の上面および下面の複合線条(1)の屈曲頂部に
おいて不織布(3)(3)と熱接着されて貼合せてシー
ト状排水材(4)としたものである。
本考案による3層構造のシート状排水材(4)は次の
ようにして能率よく製造することができる。即ち第3
図,第4図,第5図に略示しているように,例えば孔径
が1.0mmの多数の紡糸孔(11)が等間隔で幅方向に3列
に亘って設けられた紡糸口金(10)を用いて,低融点成
分がポリエチレン(融点134℃)であり高融点成分がポ
リプロピレン(融点167℃)であって,前者を鞘成分と
し後者を芯成分とする芯鞘型の熱接着性複合線条(1)
を格子状の溝孔(13)を表面に備える搬送体(12)上に
紡糸し,該搬送体(12)を上記の紡糸した複合線条
(1)の落下速度よりも遅い速度で矢印方向に移動させ
て熱接着性複合線条(1)からなる網状体(2)を形成
し,該網状体(2)を更に熱風加工機(14)へと導き,
該熱風加工機(14)の入口に設けたローラーの直前で網
状体(2)をサンドイッチするごとく該網状体(2)の
表裏面に不織布(3)(3)を供給して熱風加工機(1
4)に搬入し,網状体(2)の熱接着性複合線条(1)
の中の低融点と高融点成分との融点間の温度で加熱しな
がら,熱風加工機(14)の出口へと導き,該熱風加工機
(14)の出口に設けられたプレスローラで加圧し,表裏
の不織布(3)(3)を上記網状体(2)との接触部に
おいて,スポット的に熱接着させることにより連続的に
製造することができ,ロール状に巻き取られた長尺製品
とすることができる。
ようにして能率よく製造することができる。即ち第3
図,第4図,第5図に略示しているように,例えば孔径
が1.0mmの多数の紡糸孔(11)が等間隔で幅方向に3列
に亘って設けられた紡糸口金(10)を用いて,低融点成
分がポリエチレン(融点134℃)であり高融点成分がポ
リプロピレン(融点167℃)であって,前者を鞘成分と
し後者を芯成分とする芯鞘型の熱接着性複合線条(1)
を格子状の溝孔(13)を表面に備える搬送体(12)上に
紡糸し,該搬送体(12)を上記の紡糸した複合線条
(1)の落下速度よりも遅い速度で矢印方向に移動させ
て熱接着性複合線条(1)からなる網状体(2)を形成
し,該網状体(2)を更に熱風加工機(14)へと導き,
該熱風加工機(14)の入口に設けたローラーの直前で網
状体(2)をサンドイッチするごとく該網状体(2)の
表裏面に不織布(3)(3)を供給して熱風加工機(1
4)に搬入し,網状体(2)の熱接着性複合線条(1)
の中の低融点と高融点成分との融点間の温度で加熱しな
がら,熱風加工機(14)の出口へと導き,該熱風加工機
(14)の出口に設けられたプレスローラで加圧し,表裏
の不織布(3)(3)を上記網状体(2)との接触部に
おいて,スポット的に熱接着させることにより連続的に
製造することができ,ロール状に巻き取られた長尺製品
とすることができる。
(考案の効果) このように本考案によるシート状の土木用排水材は,
溶融紡糸機から押出された直径が0.4〜1.5mmの多数の熱
接着性複合線条の各々が不規則に屈曲して相互に交差し
ながら長手方向にのびかつそれぞれの交差点において接
着されてなる空隙率の大きい網状体の両面に,目付けが
20〜200g/m2の通水性の薄い不織布が貼合されてなるも
のであり,表裏の不織布間にはシート状の網状体による
空隙が形成されているから,従来のペーパードレーンあ
るいはシートドレーンと同様に土壌中に埋設して使用す
ると,土圧にも拘らず充分な空隙を確保し,表裏の不織
布を通って網状体内に流入した水分は複合線条によって
形成された空隙通路に沿って排水材の長手方向に流動
し,土壌中の水分を所望の方向に導いて円滑に排水する
ことができ,また長期に亘り排水機能が持続される。そ
の上前記したように能率よく容易に製造できるから高機
能性のシート状の土木用排水材を安価に提供することが
できる。
溶融紡糸機から押出された直径が0.4〜1.5mmの多数の熱
接着性複合線条の各々が不規則に屈曲して相互に交差し
ながら長手方向にのびかつそれぞれの交差点において接
着されてなる空隙率の大きい網状体の両面に,目付けが
20〜200g/m2の通水性の薄い不織布が貼合されてなるも
のであり,表裏の不織布間にはシート状の網状体による
空隙が形成されているから,従来のペーパードレーンあ
るいはシートドレーンと同様に土壌中に埋設して使用す
ると,土圧にも拘らず充分な空隙を確保し,表裏の不織
布を通って網状体内に流入した水分は複合線条によって
形成された空隙通路に沿って排水材の長手方向に流動
し,土壌中の水分を所望の方向に導いて円滑に排水する
ことができ,また長期に亘り排水機能が持続される。そ
の上前記したように能率よく容易に製造できるから高機
能性のシート状の土木用排水材を安価に提供することが
できる。
図面は本考案の実施例を示しているものであり,第1図
は排水材の部分断面斜視図,第2図は長手方向の断面側
面図,第3図は本考案の排水材の製造工程を略示した側
面図,第4図は第3図の搬送体の表面構造を例示した部
分斜視図,そして第5図は紡糸ノズルの紡糸孔を示した
一部省略底面図である。 (1)は複合線条,(2)は網状体,(3)は不織布,
(4)は排水材。
は排水材の部分断面斜視図,第2図は長手方向の断面側
面図,第3図は本考案の排水材の製造工程を略示した側
面図,第4図は第3図の搬送体の表面構造を例示した部
分斜視図,そして第5図は紡糸ノズルの紡糸孔を示した
一部省略底面図である。 (1)は複合線条,(2)は網状体,(3)は不織布,
(4)は排水材。
Claims (1)
- 【請求項1】低融点成分と高融点成分とからなり、少な
くとも低融点成分が表面の一部を構成してなる直径が0.
4〜1.5mmの多数の熱接着性複合線条の各々が、相互に交
差しながら水平方向及び厚み方向に不規則に屈曲して一
方から他方に延び、それら多数の熱接着性複合線条がそ
れぞれ交差点において接着されて形成された見掛けの厚
さが10mm未満のシート状網状体の表裏面に、目付けが20
〜200g/m2の薄い通水性不織布が加熱圧着され、この加
熱圧着時に溶融された前記低融点成分の接着力により網
状体と通水性不織布とが貼り合わされていることを特徴
とするシート状の土木用排水材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988121120U JPH086820Y2 (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | シート状の土木用排水材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988121120U JPH086820Y2 (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | シート状の土木用排水材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0242931U JPH0242931U (ja) | 1990-03-26 |
| JPH086820Y2 true JPH086820Y2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=31367840
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988121120U Expired - Lifetime JPH086820Y2 (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | シート状の土木用排水材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH086820Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0211455Y2 (ja) * | 1980-05-20 | 1990-03-23 |
-
1988
- 1988-09-14 JP JP1988121120U patent/JPH086820Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0242931U (ja) | 1990-03-26 |
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