JPH086857A - キャッシュメモリ - Google Patents
キャッシュメモリInfo
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- JPH086857A JPH086857A JP6135396A JP13539694A JPH086857A JP H086857 A JPH086857 A JP H086857A JP 6135396 A JP6135396 A JP 6135396A JP 13539694 A JP13539694 A JP 13539694A JP H086857 A JPH086857 A JP H086857A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 タグメモリのチップ上の面積を減少させたキ
ャッシュメモリの提供。 【構成】 キャッシュメモリにおける、データメモリ7
に記憶された各データに対して、マイクロ・プロセッシ
ング・ユニットからのタグアドレス20ビットの全てを夫
々記憶するためのタグメモリ9を、タグアドレス20ビッ
トの上位17ビットを記憶する17ビットメモリ部9aと、下
位3ビットを記憶する3ビットメモリ部9bとに分割し
て、17ビットメモリ部9aをキャッシュメモリの全エント
リに対して共通に、単数設ける。
ャッシュメモリの提供。 【構成】 キャッシュメモリにおける、データメモリ7
に記憶された各データに対して、マイクロ・プロセッシ
ング・ユニットからのタグアドレス20ビットの全てを夫
々記憶するためのタグメモリ9を、タグアドレス20ビッ
トの上位17ビットを記憶する17ビットメモリ部9aと、下
位3ビットを記憶する3ビットメモリ部9bとに分割し
て、17ビットメモリ部9aをキャッシュメモリの全エント
リに対して共通に、単数設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、使用したデータを、そ
のアドレスとともに記憶しておき、同アドレスのデータ
が再び必要になった場合は該当するデータが読出される
キャッシュメモリに関するものである。
のアドレスとともに記憶しておき、同アドレスのデータ
が再び必要になった場合は該当するデータが読出される
キャッシュメモリに関するものである。
【0002】
【従来の技術】情報処理システムは、一般に主記憶装置
より逐次データを読出し制御部へ供給してデータ処理を
実行するが、主記憶装置はアクセス速度が遅く、データ
の処理速度を減速させることになる。そこで、既に使用
したデータを、そのアドレスとともに主記憶装置よりも
高速動作するメモリに記憶しておくことによって、再び
同アドレスのデータが必要になったときには該当するデ
ータを迅速に制御部へ読出すことにより、情報処理シス
テムのデータ処理を高速化することが可能となる。そこ
で、複数のデータと、その夫々のデータのアドレスとを
記憶しておくためにキャッシュメモリが使用されてい
る。
より逐次データを読出し制御部へ供給してデータ処理を
実行するが、主記憶装置はアクセス速度が遅く、データ
の処理速度を減速させることになる。そこで、既に使用
したデータを、そのアドレスとともに主記憶装置よりも
高速動作するメモリに記憶しておくことによって、再び
同アドレスのデータが必要になったときには該当するデ
ータを迅速に制御部へ読出すことにより、情報処理シス
テムのデータ処理を高速化することが可能となる。そこ
で、複数のデータと、その夫々のデータのアドレスとを
記憶しておくためにキャッシュメモリが使用されてい
る。
【0003】図4は一般に使用されている従来のキャッ
シュメモリの要部構成を示すブロック図である。なお、
実際のキャッシュメモリでは、他にも種々の制御回路を
必要とするが、図4では便宜上省略して示している。図
示していないマイクロ・プロセッシング・ユニット(以
下MPU という) における所定データのアドレス1はアド
レス1の中の上位20ビットのタグアドレス1a及びアドレ
ス1の中のタグアドレス1aに続く下位8ビットのエント
リアドレス1bからなる。エントリアドレス1bはエントリ
アドレス1bをキャッシュメモリ中の実際のエントリを指
定する信号に変換するエントリデコーダ2へ入力され
る。
シュメモリの要部構成を示すブロック図である。なお、
実際のキャッシュメモリでは、他にも種々の制御回路を
必要とするが、図4では便宜上省略して示している。図
示していないマイクロ・プロセッシング・ユニット(以
下MPU という) における所定データのアドレス1はアド
レス1の中の上位20ビットのタグアドレス1a及びアドレ
ス1の中のタグアドレス1aに続く下位8ビットのエント
リアドレス1bからなる。エントリアドレス1bはエントリ
アドレス1bをキャッシュメモリ中の実際のエントリを指
定する信号に変換するエントリデコーダ2へ入力され
る。
【0004】20ビットのタグアドレス1aは20ビット×25
6 エントリの記憶容量を有する比較機能付タグメモリ3
へ入力される。エントリアドレスをエントリデコーダ2
でデコードした結果、指定されるエントリ指定信号は1
ビット×256 エントリのバリッドビット4及びデータ書
込み読出し回路6及びタグメモリ3,データメモリ7へ
入力される。比較機能付タグメモリ3において、記憶し
ているタグアドレスと、入力されたタグアドレスとを比
較した比較結果と、バリッドビット4の値とによりヒッ
ト信号生成部5でヒット信号を生成し、ヒット信号生成
部5から出力されるヒット信号HTはヒット信号HTの値に
よりデータの読出しを制御する制御部8へ入力される。
6 エントリの記憶容量を有する比較機能付タグメモリ3
へ入力される。エントリアドレスをエントリデコーダ2
でデコードした結果、指定されるエントリ指定信号は1
ビット×256 エントリのバリッドビット4及びデータ書
込み読出し回路6及びタグメモリ3,データメモリ7へ
入力される。比較機能付タグメモリ3において、記憶し
ているタグアドレスと、入力されたタグアドレスとを比
較した比較結果と、バリッドビット4の値とによりヒッ
ト信号生成部5でヒット信号を生成し、ヒット信号生成
部5から出力されるヒット信号HTはヒット信号HTの値に
よりデータの読出しを制御する制御部8へ入力される。
【0005】データ書込み読出し回路6により 256エン
トリの記憶容量を有するデータメモリ7に対して、デー
タの書込み、読出しをできるようになっている。データ
書込み読出し回路6にはデータメモリ7へ書込むべきデ
ータDTW が入力され、データメモリ7から読出したデー
タDTR は制御部8を介して読出されるようになってい
る。
トリの記憶容量を有するデータメモリ7に対して、デー
タの書込み、読出しをできるようになっている。データ
書込み読出し回路6にはデータメモリ7へ書込むべきデ
ータDTW が入力され、データメモリ7から読出したデー
タDTR は制御部8を介して読出されるようになってい
る。
【0006】次にこのキャッシュメモリの動作を説明す
る。キャッシュメモリへのデータの書込み時には、8ビ
ットのエントリアドレス1bをエントリデコーダ2により
デコードした結果、指定されるエントリに対して、デー
タメモリ7にはデータ書込み読出し回路6を介してデー
タDTW が書込まれ、タグメモリ3にはタグアドレス1aが
書込まれる。またデータ読出し時にはエントリアドレス
1bをエントリデコーダ2によりデコードした結果、指定
されるエントリに対して、バリッドビット4によるデー
タの有効, 無効の判定及びタグアドレス1aとタグメモリ
3内のデータ、つまり既に使用したデータのタグアドレ
スとの比較を行ない、その比較結果が有効であって、且
つタグアドレス1aが一致すれば、ヒット信号生成部5で
生成されるヒット信号HTがアクティブとなって制御部8
へ与えられて、データ書込み読出し回路6により読出さ
れたデータDTR が制御部8を介して外部へ読出される。
る。キャッシュメモリへのデータの書込み時には、8ビ
ットのエントリアドレス1bをエントリデコーダ2により
デコードした結果、指定されるエントリに対して、デー
タメモリ7にはデータ書込み読出し回路6を介してデー
タDTW が書込まれ、タグメモリ3にはタグアドレス1aが
書込まれる。またデータ読出し時にはエントリアドレス
1bをエントリデコーダ2によりデコードした結果、指定
されるエントリに対して、バリッドビット4によるデー
タの有効, 無効の判定及びタグアドレス1aとタグメモリ
3内のデータ、つまり既に使用したデータのタグアドレ
スとの比較を行ない、その比較結果が有効であって、且
つタグアドレス1aが一致すれば、ヒット信号生成部5で
生成されるヒット信号HTがアクティブとなって制御部8
へ与えられて、データ書込み読出し回路6により読出さ
れたデータDTR が制御部8を介して外部へ読出される。
【0007】このように従来のキャッシュメモリは、過
去に使用されたデータを記憶しておくためのデータメモ
リ7に対応して、それと同エントリ数のタグアドレス1a
の20ビットを全て記憶するためのタグメモリ3を備えて
いる。
去に使用されたデータを記憶しておくためのデータメモ
リ7に対応して、それと同エントリ数のタグアドレス1a
の20ビットを全て記憶するためのタグメモリ3を備えて
いる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、前述した
如くデータメモリ7に記憶された各エントリのデータに
対して、MPU からのタグアドレスの全てを夫々記憶すべ
きタグメモリを備えることは、そのタグメモリの記憶容
量が大幅に大きいものとなり、集積した場合にはチップ
上に比較的大きい面積を占有して、キャッシュメモリの
歩留りを低下させる原因になるという問題がある。本発
明は斯かる問題に鑑み、タグメモリのチップ上の面積を
減少させ、歩留りを向上させ得るキャッシュメモリを提
供することを目的とする。
如くデータメモリ7に記憶された各エントリのデータに
対して、MPU からのタグアドレスの全てを夫々記憶すべ
きタグメモリを備えることは、そのタグメモリの記憶容
量が大幅に大きいものとなり、集積した場合にはチップ
上に比較的大きい面積を占有して、キャッシュメモリの
歩留りを低下させる原因になるという問題がある。本発
明は斯かる問題に鑑み、タグメモリのチップ上の面積を
減少させ、歩留りを向上させ得るキャッシュメモリを提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1発明に係るキャッシ
ュメモリは、タグメモリをタグアドレスnビットの上位
aビットを記憶するaビットメモリ部と、下位bビット
を記憶するbビットメモリ部 (a+b=n、a, b, n
は整数) とに分割し、aビットメモリ部をデータメモリ
の全エントリに対して共通に単数で設ける構成にする。
ュメモリは、タグメモリをタグアドレスnビットの上位
aビットを記憶するaビットメモリ部と、下位bビット
を記憶するbビットメモリ部 (a+b=n、a, b, n
は整数) とに分割し、aビットメモリ部をデータメモリ
の全エントリに対して共通に単数で設ける構成にする。
【0010】第2発明に係るキャッシュメモリは、タグ
アドレスのnビットを記憶するための1エントリ分の記
憶容量を有するタグメモリ部と、全エントリ分のデータ
の有効, 無効を判定するバリッドビット部とを備えるタ
グメモリ・ユニットを複数備える構成にする。
アドレスのnビットを記憶するための1エントリ分の記
憶容量を有するタグメモリ部と、全エントリ分のデータ
の有効, 無効を判定するバリッドビット部とを備えるタ
グメモリ・ユニットを複数備える構成にする。
【0011】
【作用】第1発明では、タグアドレスnビットの上位a
ビットを、各エントリに共通するaビットメモリ部に記
憶する。上位aビットに続く下位bビットをエントリに
対応するbビットメモリ部に記憶する。aビットメモリ
部及びエントリアドレスで指定されるエントリのbビッ
トメモリ部に記憶している内容と、タグアドレスとが一
致するとエントリアドレスで指定されるエントリのデー
タメモリから読出したデータが外部へ読出される。これ
により、タグメモリのチップ上の面積が減少し、キャッ
シュメモリの歩留りが向上する。
ビットを、各エントリに共通するaビットメモリ部に記
憶する。上位aビットに続く下位bビットをエントリに
対応するbビットメモリ部に記憶する。aビットメモリ
部及びエントリアドレスで指定されるエントリのbビッ
トメモリ部に記憶している内容と、タグアドレスとが一
致するとエントリアドレスで指定されるエントリのデー
タメモリから読出したデータが外部へ読出される。これ
により、タグメモリのチップ上の面積が減少し、キャッ
シュメモリの歩留りが向上する。
【0012】第2発明では、タグアドレスnビットを、
タグメモリ・ユニット内の1エントリ分の記憶容量を有
するタグメモリ部に記憶する。バリッドビットにより各
エントリのデータの有効, 無効を判定する。タグメモリ
部に記憶している内容とタグアドレスとが一致し、エン
トリのデータを有効と判定すると、エントリアドレスで
指定されるエントリのデータメモリから読出したデータ
が外部へ読出される。タグメモリ・ユニットの数を、デ
ータメモリのエントリ数より十分に少なくする。これに
より、タグメモリのチップ上の面積が減少し、キャッシ
ュメモリの歩留りが向上する。
タグメモリ・ユニット内の1エントリ分の記憶容量を有
するタグメモリ部に記憶する。バリッドビットにより各
エントリのデータの有効, 無効を判定する。タグメモリ
部に記憶している内容とタグアドレスとが一致し、エン
トリのデータを有効と判定すると、エントリアドレスで
指定されるエントリのデータメモリから読出したデータ
が外部へ読出される。タグメモリ・ユニットの数を、デ
ータメモリのエントリ数より十分に少なくする。これに
より、タグメモリのチップ上の面積が減少し、キャッシ
ュメモリの歩留りが向上する。
【0013】
【実施例】以下本発明をその実施例を示す図面により詳
述する。図1は本発明に係るキャッシュメモリの要部の
構成を示すブロック図である。図示していないMPU にお
ける所定データのアドレス1は、アドレス1の中の上位
20ビットのタグアドレス1a及びアドレス1の中のタグア
ドレス1aに続く8ビットのエントリアドレス1bとからな
る。エントリアドレス1bはエントリアドレス1bをキャッ
シュメモリ中の実際のエントリを指定する信号に変換す
るエントリデコーダ2へ入力される。20ビットのタグア
ドレスは比較機能付タグメモリ9へ入力される。タグメ
モリ9はタグアドレス1aの20ビットのうちの例えば上位
17ビットが入力される17ビットメモリ部9aと、上位17ビ
ットに続く下位3ビットが入力される3ビットメモリ部
9bとからなっている。17ビットメモリ部9aは、後述する
データメモリ7の 256エントリの全エントリに対して共
通化して単数で設けられている。
述する。図1は本発明に係るキャッシュメモリの要部の
構成を示すブロック図である。図示していないMPU にお
ける所定データのアドレス1は、アドレス1の中の上位
20ビットのタグアドレス1a及びアドレス1の中のタグア
ドレス1aに続く8ビットのエントリアドレス1bとからな
る。エントリアドレス1bはエントリアドレス1bをキャッ
シュメモリ中の実際のエントリを指定する信号に変換す
るエントリデコーダ2へ入力される。20ビットのタグア
ドレスは比較機能付タグメモリ9へ入力される。タグメ
モリ9はタグアドレス1aの20ビットのうちの例えば上位
17ビットが入力される17ビットメモリ部9aと、上位17ビ
ットに続く下位3ビットが入力される3ビットメモリ部
9bとからなっている。17ビットメモリ部9aは、後述する
データメモリ7の 256エントリの全エントリに対して共
通化して単数で設けられている。
【0014】3ビットメモリ部9bはデータメモリ7の 2
56エントリの各エントリに対応して設けられている。タ
グメモリ9にはデータメモリ7の全エントリのデータの
有効, 無効を判定するバリッドビット4が設けられてお
り、またタグメモリ9によってタグアドレス1aと、タグ
メモリの内容とを比較した比較結果と、バリッドビット
4の判定結果とによりヒット信号HTを生成するヒット信
号生成部5が設けられている。ヒット信号生成部5から
出力されるヒット信号HTは、ヒット信号HTに応じてデー
タの出力を制御する制御部8へ入力される。
56エントリの各エントリに対応して設けられている。タ
グメモリ9にはデータメモリ7の全エントリのデータの
有効, 無効を判定するバリッドビット4が設けられてお
り、またタグメモリ9によってタグアドレス1aと、タグ
メモリの内容とを比較した比較結果と、バリッドビット
4の判定結果とによりヒット信号HTを生成するヒット信
号生成部5が設けられている。ヒット信号生成部5から
出力されるヒット信号HTは、ヒット信号HTに応じてデー
タの出力を制御する制御部8へ入力される。
【0015】データ書込み読出し回路6には、データメ
モリ7のエントリアドレスで指定されるエントリに対し
て書込むデータDTW が入力され、データメモリ7のエン
トリアドレスで指定されるエントリに対して、データ書
込み読出し回路6により読出されたデータDTR は制御部
8を介して外部へ読出されるようになっている。なお、
実際のキャッシュメモリでは、これら以外に種々の制御
回路を有するが、ここでは便宜上省略している。
モリ7のエントリアドレスで指定されるエントリに対し
て書込むデータDTW が入力され、データメモリ7のエン
トリアドレスで指定されるエントリに対して、データ書
込み読出し回路6により読出されたデータDTR は制御部
8を介して外部へ読出されるようになっている。なお、
実際のキャッシュメモリでは、これら以外に種々の制御
回路を有するが、ここでは便宜上省略している。
【0016】次にこのように構成したキャッシュメモリ
の動作を説明する。いま、キャッシュメモリへのデータ
書込み時に、有効なデータがデータメモリ7に記憶され
ていない場合には、8ビットのエントリアドレス1bをエ
ントリデコーダ2でデコードした結果、指定されるエン
トリに対して、データメモリ7にはデータ書込み読出し
回路6を介してデータDTW が、またタグメモリ9の3ビ
ットメモリ部9bにはタグアドレス1aの下位3ビットが夫
々書込まれる。更にデータメモリ7の全エントリに共通
する17ビットメモリ9aには、タグアドレス1aの上位17ビ
ットが書込まれる。
の動作を説明する。いま、キャッシュメモリへのデータ
書込み時に、有効なデータがデータメモリ7に記憶され
ていない場合には、8ビットのエントリアドレス1bをエ
ントリデコーダ2でデコードした結果、指定されるエン
トリに対して、データメモリ7にはデータ書込み読出し
回路6を介してデータDTW が、またタグメモリ9の3ビ
ットメモリ部9bにはタグアドレス1aの下位3ビットが夫
々書込まれる。更にデータメモリ7の全エントリに共通
する17ビットメモリ9aには、タグアドレス1aの上位17ビ
ットが書込まれる。
【0017】しかし、キャッシュメモリへのデータ書込
み時に、有効なデータがデータメモリ7に既に記憶され
ている場合には、タグアドレス1aの上位17ビットと、17
ビットメモリ部9aの内容との比較を行って、その比較結
果が一致している場合には、8ビットのエントリアドレ
ス1bをエントリデコーダ2でデコードした結果、指定さ
れるエントリに対して、データメモリ7にはデータ書込
み読出し回路6を介してデータDTW が、3ビットメモリ
部9bにはタグアドレス1aの下位3ビットが、夫々書込ま
れる。
み時に、有効なデータがデータメモリ7に既に記憶され
ている場合には、タグアドレス1aの上位17ビットと、17
ビットメモリ部9aの内容との比較を行って、その比較結
果が一致している場合には、8ビットのエントリアドレ
ス1bをエントリデコーダ2でデコードした結果、指定さ
れるエントリに対して、データメモリ7にはデータ書込
み読出し回路6を介してデータDTW が、3ビットメモリ
部9bにはタグアドレス1aの下位3ビットが、夫々書込ま
れる。
【0018】しかし乍ら、タグアドレス1aの上位17ビッ
トと、17ビットメモリ部9aの内容との比較結果が不一致
であった場合には、データメモリ7に対してデータの書
込みを一切行わず、データはキャッシングされない。
トと、17ビットメモリ部9aの内容との比較結果が不一致
であった場合には、データメモリ7に対してデータの書
込みを一切行わず、データはキャッシングされない。
【0019】また、キャッシュメモリからのデータの読
出し時には、エントリアドレス1bをエントリデコーダ2
でデコードした結果、指定されるエントリに対して、バ
リッドビット4によるデータの有効, 無効の判定及びタ
グアドレス1aの下位3ビットと、3ビットメモリ部9bの
内容との比較を行ない、更にタグアドレス1aの上位17ビ
ットと、17ビットメモリ部9aの内容との比較を行ない、
データの判定結果が有効であり、かつ両比較結果が一致
すればヒット信号生成部5からヒット信号HTが出力され
て、データ書込み読出し回路6を介して読出されたデー
タDTR が制御部8を介して外部へ読出される。
出し時には、エントリアドレス1bをエントリデコーダ2
でデコードした結果、指定されるエントリに対して、バ
リッドビット4によるデータの有効, 無効の判定及びタ
グアドレス1aの下位3ビットと、3ビットメモリ部9bの
内容との比較を行ない、更にタグアドレス1aの上位17ビ
ットと、17ビットメモリ部9aの内容との比較を行ない、
データの判定結果が有効であり、かつ両比較結果が一致
すればヒット信号生成部5からヒット信号HTが出力され
て、データ書込み読出し回路6を介して読出されたデー
タDTR が制御部8を介して外部へ読出される。
【0020】このように図1に示したキャッシュメモリ
は、タグメモリ9を17ビットメモリ部9aと、3ビットメ
モリ部9bとに分割した構成にするとともに、17ビットメ
モリ部9aを、データメモリ7の全エントリに対して共通
に単数で設けたので、タグメモリ9のチップ上の面積を
減少させ得、その結果、キャッシュメモリの歩留りを向
上させることができる。
は、タグメモリ9を17ビットメモリ部9aと、3ビットメ
モリ部9bとに分割した構成にするとともに、17ビットメ
モリ部9aを、データメモリ7の全エントリに対して共通
に単数で設けたので、タグメモリ9のチップ上の面積を
減少させ得、その結果、キャッシュメモリの歩留りを向
上させることができる。
【0021】このようにしてキャッシュメモリは、タグ
メモリ9の17ビットメモリ部9aには、最初にキャッシン
グされたデータのタグアドレス1aの上位17ビットが記憶
され、以後、データのタグアドレス1aの上位17ビットが
一致するデータだけがキャッシング可能になる。そのた
めデータメモリ7内の全てのデータが無効となるような
状態が生じない限りは、タグメモリ9の17ビットメモリ
部9aの内容は、最初にキャッシングしたデータのタグア
ドレスの上位17ビットで固定されることにより、以後こ
の17ビットが一致した場合のみ、データをキャッシング
することになる。
メモリ9の17ビットメモリ部9aには、最初にキャッシン
グされたデータのタグアドレス1aの上位17ビットが記憶
され、以後、データのタグアドレス1aの上位17ビットが
一致するデータだけがキャッシング可能になる。そのた
めデータメモリ7内の全てのデータが無効となるような
状態が生じない限りは、タグメモリ9の17ビットメモリ
部9aの内容は、最初にキャッシングしたデータのタグア
ドレスの上位17ビットで固定されることにより、以後こ
の17ビットが一致した場合のみ、データをキャッシング
することになる。
【0022】また、キャッシュメモリは、その原理が通
常のプログラムでは、ある時点でアクセスされたデータ
は、近い将来再びアクセスされる可能性が高いという時
間的局所性と、アクセスされたデータの近傍のデータが
アクセスされる可能性が高いという空間的局所性を有す
ることを利用している。この空間的局所性によれば、通
常のプログラム実行では、次にアクセスされるデータの
アドレスは比較的近いアドレスであるから、現在アクセ
スされているデータのアドレスと、アドレスの下位数ビ
ットのみが異なるだけで、アドレスの上位が共通である
場合の割合が多い。それ故、タグアドレスの例えば上位
17ビットを固定しても殆ど支障が生じない。
常のプログラムでは、ある時点でアクセスされたデータ
は、近い将来再びアクセスされる可能性が高いという時
間的局所性と、アクセスされたデータの近傍のデータが
アクセスされる可能性が高いという空間的局所性を有す
ることを利用している。この空間的局所性によれば、通
常のプログラム実行では、次にアクセスされるデータの
アドレスは比較的近いアドレスであるから、現在アクセ
スされているデータのアドレスと、アドレスの下位数ビ
ットのみが異なるだけで、アドレスの上位が共通である
場合の割合が多い。それ故、タグアドレスの例えば上位
17ビットを固定しても殆ど支障が生じない。
【0023】しかし、下位アドレスが0…0、1…1の
ように上位アドレスも変化する近傍のデータに関して
は、キャッシングが不可能な場合の割合が多くなり、問
題となる場合があり得る。このような問題は、図2に示
すキャッシュメモリの構成にすることにより解消でき
る。
ように上位アドレスも変化する近傍のデータに関して
は、キャッシングが不可能な場合の割合が多くなり、問
題となる場合があり得る。このような問題は、図2に示
すキャッシュメモリの構成にすることにより解消でき
る。
【0024】図2は本発明に係るキャッシュメモリの他
の実施例の構成を示すブロック図である。アドレス1の
上位20ビットのタグアドレス1aは比較機能付タグメモリ
10へ入力される。このタグメモリ10は20ビットのタグア
ドレスの上位17ビットが入力される複数の17ビットメモ
リ部10a …10a と、下位3ビットが入力される複数の3
ビットメモリ部10b …10b とに分割されている。
の実施例の構成を示すブロック図である。アドレス1の
上位20ビットのタグアドレス1aは比較機能付タグメモリ
10へ入力される。このタグメモリ10は20ビットのタグア
ドレスの上位17ビットが入力される複数の17ビットメモ
リ部10a …10a と、下位3ビットが入力される複数の3
ビットメモリ部10b …10b とに分割されている。
【0025】17ビットメモリ部10a …10a 夫々は、デー
タメモリ7の全エントリの一部である複数のエントリに
対して共通化されている。3ビットメモリ部10b …10b
夫々は、データメモリ7の各エントリに対して設けられ
ており、図1の17ビットメモリ部9aと同じである。17ビ
ットメモリ部10a …10a 及び3ビットメモリ部10b …10
b は、夫々に該当するタグアドレスの一部を記憶するよ
うになっている。それ以外の構成は図1に示したキャッ
シュメモリの構成と同様となっており、同一構成部分に
は同一符号を付している。
タメモリ7の全エントリの一部である複数のエントリに
対して共通化されている。3ビットメモリ部10b …10b
夫々は、データメモリ7の各エントリに対して設けられ
ており、図1の17ビットメモリ部9aと同じである。17ビ
ットメモリ部10a …10a 及び3ビットメモリ部10b …10
b は、夫々に該当するタグアドレスの一部を記憶するよ
うになっている。それ以外の構成は図1に示したキャッ
シュメモリの構成と同様となっており、同一構成部分に
は同一符号を付している。
【0026】次にこのキャッシュメモリの動作を説明す
る。キャッシュメモリへのデータ書込み時に、8ビット
のエントリアドレス1bをエントリデコーダ2でデコード
した結果、指定されるエントリに対して、対応する17ビ
ットメモリ部10a において、17ビットメモリ部10a が共
通化されているエントリ内に有効なデータが記憶されて
いない場合、又はタグアドレス1aの上位17ビットと、17
ビットメモリ部10a の内容とが一致した場合には、デー
タメモリ7にはデータ書込み読出し回路6を介してデー
タが、3ビットメモリ部10b にはタグアドレス1aの下位
3ビットが、夫々書込まれる。
る。キャッシュメモリへのデータ書込み時に、8ビット
のエントリアドレス1bをエントリデコーダ2でデコード
した結果、指定されるエントリに対して、対応する17ビ
ットメモリ部10a において、17ビットメモリ部10a が共
通化されているエントリ内に有効なデータが記憶されて
いない場合、又はタグアドレス1aの上位17ビットと、17
ビットメモリ部10a の内容とが一致した場合には、デー
タメモリ7にはデータ書込み読出し回路6を介してデー
タが、3ビットメモリ部10b にはタグアドレス1aの下位
3ビットが、夫々書込まれる。
【0027】更に全エントリの一部である複数のエント
リに対して共通化された17ビットメモリ部10a に対して
も、タグアドレス1aの上位17ビットが書込まれる。ただ
し、後者のタグアドレス1aの上位17ビットと、17ビット
メモリ部10a の内容とが一致した場合には、必ずしもタ
グアドレス1aの上位17ビットを、17ビットメモリ部10a
に書込む必要はない。
リに対して共通化された17ビットメモリ部10a に対して
も、タグアドレス1aの上位17ビットが書込まれる。ただ
し、後者のタグアドレス1aの上位17ビットと、17ビット
メモリ部10a の内容とが一致した場合には、必ずしもタ
グアドレス1aの上位17ビットを、17ビットメモリ部10a
に書込む必要はない。
【0028】また、反対にキャッシュメモリへのデータ
書込み時に、8ビットのエントリアドレス1bをエントリ
デコーダ2でデコードした結果、指定されるエントリに
対して、対応する17ビットメモリ部10a において、タグ
アドレス1aの上位17ビットと、17ビットメモリ部10a の
内容とが一致せず、且つ17ビットメモリ部10a が共通化
されているエントリ内に有効なデータが存在している場
合には、データメモリに対しては書込みを一切行わず、
データはキャッシングされない。
書込み時に、8ビットのエントリアドレス1bをエントリ
デコーダ2でデコードした結果、指定されるエントリに
対して、対応する17ビットメモリ部10a において、タグ
アドレス1aの上位17ビットと、17ビットメモリ部10a の
内容とが一致せず、且つ17ビットメモリ部10a が共通化
されているエントリ内に有効なデータが存在している場
合には、データメモリに対しては書込みを一切行わず、
データはキャッシングされない。
【0029】また、キャッシュメモリからのデータ読出
し時には、エントリアドレス1bをエントリデコーダ2で
デコードした結果、指定されるエントリに対して、対応
するバリッドビット4によるデータの有効, 無効の判定
及びタグアドレス1aの下位3ビットと、3ビットメモリ
部10b の内容との比較を行ない、更に、タグアドレス1a
の上位17ビットと、17ビットメモリ部10a の内容との比
較を行ない、その判定結果が有効であり、且つ両比較結
果が一致すれば、ヒット信号生成部5からヒット信号HT
が出力されて、データ書込み読出し回路6を介してデー
タメモリ7から読出されたデータDTR が制御部8を通じ
て外部へ読出される。
し時には、エントリアドレス1bをエントリデコーダ2で
デコードした結果、指定されるエントリに対して、対応
するバリッドビット4によるデータの有効, 無効の判定
及びタグアドレス1aの下位3ビットと、3ビットメモリ
部10b の内容との比較を行ない、更に、タグアドレス1a
の上位17ビットと、17ビットメモリ部10a の内容との比
較を行ない、その判定結果が有効であり、且つ両比較結
果が一致すれば、ヒット信号生成部5からヒット信号HT
が出力されて、データ書込み読出し回路6を介してデー
タメモリ7から読出されたデータDTR が制御部8を通じ
て外部へ読出される。
【0030】このようにして図2に示すキャッシュメモ
リは、比較機能付タグメモリ10を17ビットメモリ部10a
…10a と、3ビットメモリ部10b …10b とに分割した構
成とし、更に17ビットメモリ部10a をデータメモリ7の
全エントリの一部である複数エントリに対して共通とす
ることでタグメモリのチップ上の面積を減少させ得、タ
グメモリのチップ上の面積が小さいキャッシュメモリを
実現できる。またタグアドレス1aの上位17ビットが異な
るアドレスを有するデータであってもキャッシングが可
能になる。
リは、比較機能付タグメモリ10を17ビットメモリ部10a
…10a と、3ビットメモリ部10b …10b とに分割した構
成とし、更に17ビットメモリ部10a をデータメモリ7の
全エントリの一部である複数エントリに対して共通とす
ることでタグメモリのチップ上の面積を減少させ得、タ
グメモリのチップ上の面積が小さいキャッシュメモリを
実現できる。またタグアドレス1aの上位17ビットが異な
るアドレスを有するデータであってもキャッシングが可
能になる。
【0031】図3は本発明に係るキャッシュメモリの更
に他の実施例の構成を示すブロック図である。アドレス
1の上位20ビットのタグアドレス1aは、複数の比較機能
付タグメモリ・ユニット12a,12b …12m へ入力される。
タグメモリ・ユニット12a(12b …12m)は、タグアドレス
1aの20ビットを記憶する比較機能付タグメモリ11a(11b
…11m)と、データメモリ7の全エントリ分のデータの有
効, 無効を判定するバリッドビット4a (4b…4m) と、タ
グアドレス1aとタグメモリ11a(11b …11m)の内容との比
較結果と、エントリアドレス1bで指定したエントリのバ
リッドビット4a(4b…4m) の値とによりヒット信号HTを
生成するヒット信号生成部5a (5b…5m)とにより構成さ
れている。ヒット信号生成部5a,5b …5mから出力される
ヒット信号HTは、最終的なヒット信号を制御するヒット
信号制御部13へ入力され、ヒット信号制御部13から出力
されるヒット信号HTは制御部8へ入力される。それ以外
の構成は図1に示したキャッシュメモリの構成と同様と
なっており、同一構成部分には同一符号を付している。
に他の実施例の構成を示すブロック図である。アドレス
1の上位20ビットのタグアドレス1aは、複数の比較機能
付タグメモリ・ユニット12a,12b …12m へ入力される。
タグメモリ・ユニット12a(12b …12m)は、タグアドレス
1aの20ビットを記憶する比較機能付タグメモリ11a(11b
…11m)と、データメモリ7の全エントリ分のデータの有
効, 無効を判定するバリッドビット4a (4b…4m) と、タ
グアドレス1aとタグメモリ11a(11b …11m)の内容との比
較結果と、エントリアドレス1bで指定したエントリのバ
リッドビット4a(4b…4m) の値とによりヒット信号HTを
生成するヒット信号生成部5a (5b…5m)とにより構成さ
れている。ヒット信号生成部5a,5b …5mから出力される
ヒット信号HTは、最終的なヒット信号を制御するヒット
信号制御部13へ入力され、ヒット信号制御部13から出力
されるヒット信号HTは制御部8へ入力される。それ以外
の構成は図1に示したキャッシュメモリの構成と同様と
なっており、同一構成部分には同一符号を付している。
【0032】次にこのキャッシュメモリの動作を説明す
る。キャッシュメモリへのデータ書込み時に、全てのエ
ントリに有効なデータが記憶されていない場合には、所
定のタグメモリ・ユニットのタグメモリに対し、20ビッ
トのタグアドレス1aを書込み、エントリアドレス1bで指
定されるエントリのバリッドビットを有効の状態にセッ
トし、データメモリ7のエントリアドレスで指定される
エントリにデータを書込む。
る。キャッシュメモリへのデータ書込み時に、全てのエ
ントリに有効なデータが記憶されていない場合には、所
定のタグメモリ・ユニットのタグメモリに対し、20ビッ
トのタグアドレス1aを書込み、エントリアドレス1bで指
定されるエントリのバリッドビットを有効の状態にセッ
トし、データメモリ7のエントリアドレスで指定される
エントリにデータを書込む。
【0033】また、データメモリ7内に既にデータが記
憶されており、タグメモリに記憶されている内容と、書
込むデータのタグアドレス1aとが一致した場合には、そ
のタグメモリ・ユニットのバリッドビットを有効の状態
にセットし、データメモリ7のエントリアドレスで指定
されるエントリにデータを書込む。更にデータメモリ7
内に既にデータが記憶されており、タグメモリに記憶さ
れている内容と、書込むデータのタグアドレス1aとが一
致せず、且つ全エントリに対してバリッドビットが有効
ではないタグメモリ・ユニットが存在する場合には、そ
のタグメモリ・ユニットに対して20ビットのタグアドレ
ス1aを、20ビットのタグメモリに書込み、エントリアド
レスで指定されるエントリのバリッドビットを有効の状
態にセットして、データメモリ7のエントリアドレスで
指定されるエントリにデータを書込む。
憶されており、タグメモリに記憶されている内容と、書
込むデータのタグアドレス1aとが一致した場合には、そ
のタグメモリ・ユニットのバリッドビットを有効の状態
にセットし、データメモリ7のエントリアドレスで指定
されるエントリにデータを書込む。更にデータメモリ7
内に既にデータが記憶されており、タグメモリに記憶さ
れている内容と、書込むデータのタグアドレス1aとが一
致せず、且つ全エントリに対してバリッドビットが有効
ではないタグメモリ・ユニットが存在する場合には、そ
のタグメモリ・ユニットに対して20ビットのタグアドレ
ス1aを、20ビットのタグメモリに書込み、エントリアド
レスで指定されるエントリのバリッドビットを有効の状
態にセットして、データメモリ7のエントリアドレスで
指定されるエントリにデータを書込む。
【0034】しかし乍ら、データの書込み時に、前述し
たようにデータメモリ7内の全てのエントリにデータが
記憶されていない場合、またはデータメモリ7内に既に
データが記憶されており、そのタグメモリに記憶されて
いる内容と、書込むデータのタグアドレスとが一致した
場合、あるいはデータメモリ7内に既にデータが記憶さ
れており、そのタグメモリに記憶されている内容と、書
込むデータのタグアドレス1aとが一致せず、かつ全エン
トリに対してバリッドビットが有効ではないタグメモリ
・ユニットが存在する場合のいずれの条件も満たされな
い場合には、データメモリに対するデータの書込みを一
切行わず、データはキャッシングされない。
たようにデータメモリ7内の全てのエントリにデータが
記憶されていない場合、またはデータメモリ7内に既に
データが記憶されており、そのタグメモリに記憶されて
いる内容と、書込むデータのタグアドレスとが一致した
場合、あるいはデータメモリ7内に既にデータが記憶さ
れており、そのタグメモリに記憶されている内容と、書
込むデータのタグアドレス1aとが一致せず、かつ全エン
トリに対してバリッドビットが有効ではないタグメモリ
・ユニットが存在する場合のいずれの条件も満たされな
い場合には、データメモリに対するデータの書込みを一
切行わず、データはキャッシングされない。
【0035】また、キャッシュメモリからのデータの読
出し時には、エントリアドレス1bをエントリデコーダ2
でデコードした結果、指定されるエントリに対して、各
タグメモリ・ユニット12a,12b …12m のバリッドビット
によるデータの有効, 無効の判定及びタグアドレス1aと
タグメモリの内容との比較を行ない、判定結果が有効で
あり、且つタグアドレスが一致すれば、ヒット信号生成
部からヒット信号HTが出力される。そして、全てのタグ
メモリ・ユニット12a,12b …12m からのヒット信号HTを
用いて、ヒット信号制御部13から最終的なヒット信号HT
が出力されれば、データ書込み読出し回路6を介して読
出された所定のエントリのデータDTR が制御部8を通じ
て外部へ読出される。
出し時には、エントリアドレス1bをエントリデコーダ2
でデコードした結果、指定されるエントリに対して、各
タグメモリ・ユニット12a,12b …12m のバリッドビット
によるデータの有効, 無効の判定及びタグアドレス1aと
タグメモリの内容との比較を行ない、判定結果が有効で
あり、且つタグアドレスが一致すれば、ヒット信号生成
部からヒット信号HTが出力される。そして、全てのタグ
メモリ・ユニット12a,12b …12m からのヒット信号HTを
用いて、ヒット信号制御部13から最終的なヒット信号HT
が出力されれば、データ書込み読出し回路6を介して読
出された所定のエントリのデータDTR が制御部8を通じ
て外部へ読出される。
【0036】このように図3に示したキャッシュメモリ
においては、MPU からのタグアドレスnビットを記憶す
るための一つのタグメモリと、全エントリ分のデータの
有効, 無効を判定するバリッドビットとからなるタグメ
モリ・ユニットを複数備えることによって、データメモ
リのエントリ数より少ないタグメモリを用いて従来のキ
ャッシュメモリと同様の機能を、タグメモリのチップ上
の面積を減少させて実現できる。その結果、キャッシュ
メモリの歩留りを向上させることができる。
においては、MPU からのタグアドレスnビットを記憶す
るための一つのタグメモリと、全エントリ分のデータの
有効, 無効を判定するバリッドビットとからなるタグメ
モリ・ユニットを複数備えることによって、データメモ
リのエントリ数より少ないタグメモリを用いて従来のキ
ャッシュメモリと同様の機能を、タグメモリのチップ上
の面積を減少させて実現できる。その結果、キャッシュ
メモリの歩留りを向上させることができる。
【0037】本実施例では、タグメモリ及びデータメモ
リを夫々単数設けた場合について説明したが、単数に限
定されるものではない。即ち、タグメモリ及びデータメ
モリ等を組合せて1ウエイとし、複数ウエイを有するセ
ットアソシアティブ構成としても同様の効果が得られ
る。また、本実施例では、タグメモリを17ビットメモリ
部と、3ビットメモリ部とに分割しているが、それは単
なる例示であり、それに何ら限定するものではない。
リを夫々単数設けた場合について説明したが、単数に限
定されるものではない。即ち、タグメモリ及びデータメ
モリ等を組合せて1ウエイとし、複数ウエイを有するセ
ットアソシアティブ構成としても同様の効果が得られ
る。また、本実施例では、タグメモリを17ビットメモリ
部と、3ビットメモリ部とに分割しているが、それは単
なる例示であり、それに何ら限定するものではない。
【0038】
【発明の効果】以上詳述したように、第1発明のキャッ
シュメモリは、データメモリに記憶された各データに対
してMPU からのタグアドレスnビットの全てを夫々記憶
するタグメモリを、タグアドレスの上位aビットを記憶
するaビットメモリ部と、下位bビットを記憶する下位
bビットメモリ部とに分割した構成にし、aビットメモ
リ部をデータメモリの全エントリに対して共通化し単数
で設けたので、タグメモリのチップ上の面積を減少させ
たキャッシュメモリを実現できて、その結果、キャッシ
ュメモリの歩留りを向上させることができる。
シュメモリは、データメモリに記憶された各データに対
してMPU からのタグアドレスnビットの全てを夫々記憶
するタグメモリを、タグアドレスの上位aビットを記憶
するaビットメモリ部と、下位bビットを記憶する下位
bビットメモリ部とに分割した構成にし、aビットメモ
リ部をデータメモリの全エントリに対して共通化し単数
で設けたので、タグメモリのチップ上の面積を減少させ
たキャッシュメモリを実現できて、その結果、キャッシ
ュメモリの歩留りを向上させることができる。
【0039】第2発明のキャッシュメモリは、タグアド
レスnビットを記憶するための一つのタグメモリと、デ
ータメモリの全エントリ分のデータの有効, 無効を判定
するバリッドビットとからなるタグメモリ・ユニットを
複数備えたので、タグアドレスnビットが一致すれば、
所定のエントリに対してデータのキャッシングが可能と
なり、データメモリのエントリ数以下の数のタグメモリ
を用いることができてタグメモリのチップ上の面積を減
少させたキャッシュメモリを実現でき、その結果、キャ
ッシュメモリの歩留りを向上させることができる。
レスnビットを記憶するための一つのタグメモリと、デ
ータメモリの全エントリ分のデータの有効, 無効を判定
するバリッドビットとからなるタグメモリ・ユニットを
複数備えたので、タグアドレスnビットが一致すれば、
所定のエントリに対してデータのキャッシングが可能と
なり、データメモリのエントリ数以下の数のタグメモリ
を用いることができてタグメモリのチップ上の面積を減
少させたキャッシュメモリを実現でき、その結果、キャ
ッシュメモリの歩留りを向上させることができる。
【図1】 本発明に係るキャッシュメモリの要部の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】 本発明に係るキャッシュメモリの要部の他の
実施例の構成を示すブロック図である。
実施例の構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明に係るキャッシュメモリの要部の更に
他の実施例の構成を示すブロック図である。
他の実施例の構成を示すブロック図である。
【図4】 従来のキャッシュメモリの要部の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
2 エントリデコーダ、4 バリッドビット、4a,4b 〜
4m バリッドビット、5 ヒット信号生成部、7 デ
ータメモリ、9 タグメモリ、9a 17ビットメモリ部、
9b 3ビットメモリ部、10 タグメモリ、10a,10a …
17ビットメモリ部、10b,10b … 3ビットメモリ部、11
a,11b 〜11m 20ビットメモリ部、12a,12b 〜12m タ
グメモリ・ユニット。
4m バリッドビット、5 ヒット信号生成部、7 デ
ータメモリ、9 タグメモリ、9a 17ビットメモリ部、
9b 3ビットメモリ部、10 タグメモリ、10a,10a …
17ビットメモリ部、10b,10b … 3ビットメモリ部、11
a,11b 〜11m 20ビットメモリ部、12a,12b 〜12m タ
グメモリ・ユニット。
Claims (3)
- 【請求項1】 使用したデータを、そのアドレスの一部
であるエントリアドレスによって指定されるエントリに
対して、データメモリに記憶するとともに一部であるn
ビットのタグアドレスをタグメモリに記憶して、後に、
アドレスで指定されるエントリに対して該タグメモリが
記憶しているタグアドレスと同タグアドレスがタグメモ
リへ入力された場合に、データメモリからのデータが読
出されるキャッシュメモリにおいて、 前記タグメモリを、タグアドレスnビットの上位aビッ
トを記憶するaビットメモリ部と、下位bビットを記憶
するbビットメモリ部とに(a+b=n、a,b,cは
整数)分割されており、前記aビットメモリ部を、デー
タメモリの全エントリに対して共通に単数で設けてある
ことを特徴とするキャッシュメモリ。 - 【請求項2】 aビットメモリ部を、データメモリの全
エントリの一部である複数エントリに対して共通に設け
てある請求項1記載のキャッシュメモリ。 - 【請求項3】 使用したデータをデータメモリに記憶す
るとともに、記憶したデータのnビットのタグアドレス
をタグメモリに記憶して、該タグメモリが記憶している
タグアドレスと同タグアドレスがタグメモリへ入力され
た場合に、データメモリからのデータが読出されるキャ
ッシュメモリにおいて、 前記タグアドレスのnビットを記憶するタグメモリと、
データメモリの全エントリ分のデータの有効,無効を判
定するバリッドビットとを有するタグメモリ・ユニット
を複数備えていることを特徴とするキャッシュメモリ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6135396A JPH086857A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | キャッシュメモリ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6135396A JPH086857A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | キャッシュメモリ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH086857A true JPH086857A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15150741
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6135396A Pending JPH086857A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | キャッシュメモリ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH086857A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004310739A (ja) * | 2003-03-26 | 2004-11-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体装置 |
| WO2006038258A1 (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-13 | Renesas Technology Corp. | データプロセッサ |
| JP2016062613A (ja) * | 2014-09-17 | 2016-04-25 | 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. | キャッシュメモリ・システム及びその動作方法 |
| JP2018519570A (ja) * | 2015-05-20 | 2018-07-19 | クアルコム,インコーポレイテッド | キャッシュタグ圧縮のための方法および装置 |
-
1994
- 1994-06-17 JP JP6135396A patent/JPH086857A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004310739A (ja) * | 2003-03-26 | 2004-11-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体装置 |
| WO2006038258A1 (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-13 | Renesas Technology Corp. | データプロセッサ |
| JP2016062613A (ja) * | 2014-09-17 | 2016-04-25 | 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. | キャッシュメモリ・システム及びその動作方法 |
| JP2018519570A (ja) * | 2015-05-20 | 2018-07-19 | クアルコム,インコーポレイテッド | キャッシュタグ圧縮のための方法および装置 |
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