JPH0870472A - テレビジョン信号処理装置 - Google Patents

テレビジョン信号処理装置

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JPH0870472A
JPH0870472A JP20519194A JP20519194A JPH0870472A JP H0870472 A JPH0870472 A JP H0870472A JP 20519194 A JP20519194 A JP 20519194A JP 20519194 A JP20519194 A JP 20519194A JP H0870472 A JPH0870472 A JP H0870472A
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JP
Japan
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signal
circuit
output
edge
television
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JP20519194A
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English (en)
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Hisaki Matsugami
寿樹 松上
Toru Miyazaki
通 宮崎
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】プリコーミングの有無にかかわらず、C信号の
垂直エッジ部分によりC信号と共役な帯域に多重されて
いる付加信号が妨害を受けずに再生可能なテレビジョン
信号処理装置を提供する。 【構成】映像信号に対して時間・周波数平面上で色信号
と共役な帯域に付加信号が多重されたテレビジョン信号
を受信し、これを再生するテレビジョン信号処理装置に
おいて、前記テレビジョン信号から付加信号を再生する
付加信号再生手段102〜108と、前記テレビジョン
信号の画像のエッジを検出するエッジ検出手段112〜
116と、前記エッジ検出手段の出力に従って前記付加
信号再生手段を制御する制御手段117とを具備するこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、時間・周波数平面上
で、色信号と共役な帯域に付加信号を多重したテレビジ
ョン信号を受信し、これを再生するテレビジョン信号処
理装置に係り、特に上記付加信号を再生する付加信号再
生機能を有するものに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、日本で本放送されているNTSC
方式カラー放送では、画面の横縦比(アスペクト比)が
4:3である。一方、HDTVの研究において、画面は
より横長のアスペクト比16:9が好ましいことが知ら
れている。横長(アスペクト比:16:9)の番組素材
を現行NTSC方式受像機でも受信できるように放送す
るには、4:3画面の中央に横長画面を表示して上下は
無画部とする手法が知られている。この手法はレターボ
ックス形式と呼ばれ、NTSC方式受信機で再生しても
番組素材がカットされない特徴がある。
【0003】1995年からは第2世代EDTVの本放
送開始が予定されている。第2世代EDTVは現行受像
機と両立性を保ち、16対9のワイド画像を放送する新
しい放送サービスである。
【0004】ここで、第2世代EDTVでは、BTAニ
ュース(No42,1994年3月4日)に示されてい
るように、水平高域付加信号(以下、HH信号と記す)
が図10に示すように時間・周波数平面上で色信号(以
下、C信号と記す)と共役な帯域に多重されている。そ
こで、第2世代EDTVのテレビジョン信号を受信処理
するテレビジョン信号処理装置には、図11に示すよう
な付加信号再生回路が設けらる。
【0005】図11において、入力端子101から入力
された第2世代EDTVのテレビジョン信号は、525
H(1フレーム)遅延回路102により1フレーム遅延
される。1フレーム遅延回路102の出力は加算器10
3と減算器104に入力される。
【0006】加算器103では入力テレビジョン信号と
その1フレーム遅延信号との加算が行われ、静画輝度信
号(Y信号)が抽出される。減算器104では入力テレ
ビジョン信号とその1フレーム遅延信号との減算が行わ
れ、静画C信号が抽出される。静画C信号は262H
(1フィールド)遅延回路105で1フィールド遅延さ
れ、さらに1H(1水平ライン)遅延回路106で1水
平ライン遅延される。
【0007】減算器104、262H遅延回路105、
1H遅延回路105の各出力はHH抽出フィルタA1に
入力される。このフィルタA1は減算器107及び加算
器108で構成される。
【0008】減算器107では、262H遅延回路10
5からの静画C信号と1H遅延回路106からの263
H遅延の静画C信号との減算が行われ、さらに加算器1
08では、減算器107の出力と減算器104との出力
の加算が行われ、これによってHH信号が抽出される。
【0009】HH抽出フィルタA1で抽出されたHH信
号(加算器108の出力信号)はHH復調回路109に
より復調された後、加算器110に入力され、ここで加
算器103で抽出された静画Y信号と加算されて出力端
子111より出力される。
【0010】すなわち、図10からわかるように、C信
号とHH信号は共にライン毎に極性が反転し、さらにフ
ィールド毎に極性が反転する。しかし、さらに細かく見
ると、図12に示すように、C信号は263Hで極性が
反転し、HH信号は262Hで極性が反転する。
【0011】したがって、静画信号においては262H
間の信号の差分、もしくは263H間の信号の和分から
付加信号を抽出できる。このことから、図11の回路構
成においては、フィルタA1により1/4(2×0H−
262H+263H)のフィールド間処理を行うことで
HH信号を抽出している。
【0012】このように、HH信号はC信号と共役な帯
域に多重しており、静止画においては論理的にはフィー
ルド間のフィルタでC信号と分離できる。しかしなが
ら、C信号に垂直エッジがある場合、図13に示すよう
に、C信号の帯域が垂直低域に伸び、HH抽出フィルタ
A1がC信号をHH信号として抽出してしまい、妨害が
現れる。
【0013】これを防ぐため、従来では、送信側でプリ
コーミングを行い、予めC信号の垂直帯域を制限するこ
とが考えられている。しかし現時点になって、HH信号
が多重されていてもプリコーミングを行わないという場
合も考えられている(参考文献:EDTV−II識別制御
信号の検討ITE Technical Report
Vol.17 No65)。
【0014】したがって、プリコーミングが行われずに
HH信号が多重されている場合があるが、この場合には
前述のようにC信号の垂直エッジ部分がHH信号として
再生され、妨害となってしまうことになる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来の付加信号再生機能を有するテレビジョン信号処理装
置では、送信側でプリコーミングが行われずに付加信号
がC信号と共役な帯域に多重されていると、C信号の垂
直エッジ部分がHH信号として再生されてしまい、妨害
となってしまう。
【0016】この発明は上記の課題を解決するためにな
されたもので、プリコーミングの有無にかかわらず、C
信号の垂直エッジ部分によりC信号と共役な帯域に多重
されている付加信号が妨害を受けずに再生可能なテレビ
ジョン信号処理装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明は、映像信号に対して時間・周波数平面上で
色信号と共役な帯域に付加信号が多重されたテレビジョ
ン信号を受信し、これを再生するテレビジョン信号処理
装置において、前記テレビジョン信号から前記付加信号
を再生する付加信号再生手段と、前記テレビジョン信号
の画像のエッジを検出するエッジ検出手段と、前記エッ
ジ検出手段の出力に従って前記付加信号再生手段の出力
を制御する制御手段とを具備することを特徴とする。
【0018】
【作用】上記構成によるテレビジョン信号処理装置で
は、エッジ検出手段により、画像のエッジを検出し、エ
ッジ検出時に付加信号再生手段で再生される付加信号の
出力を制御することで、C信号の垂直エッジ部の妨害を
防ぐようにしている。
【0019】
【実施例】以下、図1乃至図9を参照してこの発明の実
施例を詳細に説明する。図1はこの発明に係るテレビジ
ョン信号処理装置の第1の実施例の構成を示すものであ
る。尚、図1において、図11と同一部分には同一符号
を付して示し、ここではその説明を省略する。
【0020】図1において、前記262H遅延回路10
5及び1H遅延回路106の出力はC信号垂直エッジ検
出回路A2に入力される。この回路A2は、加算器11
2、ABS(絶対値演算)回路113、CMP(比較)
回路114、デコード回路115で構成される。
【0021】加算器112では262H遅延回路105
の出力と1H遅延回路106の出力との加算が行われ、
C信号の垂直エッジ成分が抽出される。この抽出信号は
ABS回路113で絶対値をとられ、CMP回路114
で基準値refと比較される。この比較結果はデコード
回路115に送られる。
【0022】このデコード回路115は、入力テレビジ
ョン信号の無画部に重畳されるプリコーミング識別信号
の有無を判定する識別信号判定回路116からの判定信
号を入力し、プリコーミング“無”でかつC信号垂直エ
ッジがある場合とそれ以外の場合とで異なる制御信号を
生成する。この制御信号はセレクタ回路117に入力さ
れる。
【0023】このセレクタ回路117はHH抽出フィル
タA1の出力信号と“0”をデコード回路115からの
制御信号に基づいて選択的に出力するもので、この選択
出力はHH復調回路109を介して加算器110に入力
され、加算器103の出力と加算して出力端子111か
ら出力される。
【0024】すなわち、上記構成によるテレビジョン信
号処理装置において、C信号垂直エッジ検出回路A2で
は、262H遅延回路105と1H遅延回路106から
それぞれ出力される静画C信号を加算器112で加算し
て、C信号の垂直エッジ成分を抽出する。このC垂直エ
ッジ成分について、ABS(絶対値演算)回路113で
絶対値をとり、CMP(比較)回路114で基準値re
fと比較する。このC垂直エッジ成分が基準値refよ
り大きい場合、C信号には垂直エッジがあるとみなす。
【0025】一方、識別信号判定回路116では、入力
テレビジョン信号からプリコーミングの有無を検出して
いる。そこで、C信号垂直エッジ検出回路A2のデコー
ド回路115では、この識別信号判定回路116の出力
とC信号垂直エッジ検出回路113の出力から、プリコ
ーミング“無”でかつC信号垂直エッジがあるか否かを
判別する。そして、セレクタ回路117に対し、プリコ
ーミング“無”でかつC信号垂直エッジがある場合には
“0”を選択出力させ、それ以外ではHH抽出フィルタ
A1の出力を選択出力させる。
【0026】このように、上記構成による第1の実施例
のテレビジョン信号処理装置は、C信号垂直エッジ検出
回路A2により静画C信号からC信号の垂直エッジを検
出し、その検出時にはHH出力に代わって“0”を選択
出力させ、それ以外ではHH出力を選択出力するように
しているので、C信号の垂直エッジ部分での妨害を低減
できる。
【0027】図2はこの発明に係る第2の実施例の構成
を示すものである。尚、図2においても、図11と同一
部分には同一符号を付して示し、ここではその説明を省
略する。
【0028】この実施例では、第1の実施例のC信号垂
直エッジ検出回路A2に代わって、Y信号垂直エッジ検
出回路A3が設けられる。この回路A3は、1H遅延回
路118、減算器119、LPF(ローパスフィルタ)
回路120、ABS回路121、CMP回路122、デ
コード回路123で構成される。
【0029】1H遅延回路118では加算器103で抽
出された静画Y信号が1H遅延される。この1H遅延信
号は減算器119に入力される。この減算器119では
1H遅延回路118から出力される1H前の静画Y信号
と加算器103から出力される現静画Y信号との減算が
行われる。この減算結果はLPF回路120に入力され
て水平低減成分が取り出され、これによってY垂直エッ
ジ成分を得る。
【0030】このY垂直エッジ成分はABS回路121
で絶対値がとられ、CMP回路122で基準値refと
比較される。この比較結果はデコード回路123に送ら
れる。
【0031】このデコード回路123は、識別信号判定
回路116からの判定信号を入力し、プリコーミング
“無”でかつY信号垂直エッジがある場合とそれ以外の
場合とで異なる制御信号を生成する。この制御信号はセ
レクタ回路117に入力される。
【0032】このセレクタ回路117はHH抽出フィル
タA1の出力信号と“0”をデコード回路123からの
制御信号に基づいて選択的に出力するもので、この選択
出力はHH復調回路109を介して加算器110に入力
され、加算器103の出力と加算して出力端子111か
ら出力される。
【0033】すなわち、上記構成によるテレビジョン信
号処理装置において、Y信号垂直エッジ検出回路A3で
は、加算器103からの静画Y信号を1H遅延回路11
8で1H遅延し、この1H遅延信号と加算器103から
の静画Y信号を減算器119で減算し、LPF回路12
0に通して水平低減成分を取り出し、これによってY垂
直エッジ成分を得る。
【0034】ここで、Y垂直エッジ成分についてABS
回路121で絶対値をとり、CMP回路122で基準値
refと比較する。Y垂直エッジ成分が基準値refよ
り大きい場合、Y信号には垂直エッジがあるとみなす。
【0035】一方、識別信号判定回路116では、前述
のように入力テレビジョン信号からプリコーミングの有
無を検出している。そこで、Y信号垂直エッジ検出回路
A3のデコード回路123では、この識別信号判定回路
116の出力とY信号垂直エッジ検出回路A3の出力か
ら、プリコーミング“無”でかつC信号垂直エッジがあ
るか否かを判別する。そして、セレクタ回路117に対
し、プリコーミング“無”でかつC信号垂直エッジがあ
る場合には“0”を選択出力させ、それ以外ではHH抽
出フィルタA1の出力を選択出力させる。
【0036】このように、上記構成による第2の実施例
のテレビジョン信号処理装置は、Y信号垂直エッジ検出
回路A3により静画Y信号からY信号の垂直エッジを検
出し、その検出時にはHH出力に代わって“0”を選択
出力させ、それ以外ではHH出力を選択出力するように
している。この場合、Y信号が垂直に変化しているとこ
ろはC信号も垂直に変化している可能性が高い。したが
って、上記のようにY信号の垂直エッジ検出結果により
HH信号を制御することで、C信号の垂直エッジ部分で
の妨害を低減できる。
【0037】図3はこの発明に係る第3の実施例の構成
を示すものである。尚、図3においても、図11と同一
部分には同一符号を付して示し、ここではその説明を省
略する。
【0038】この実施例では、第1の実施例のC信号垂
直エッジ検出回路A2に代わって、HH最小値選択回路
A4が設けられる。この回路A4は、減算器124、加
算器125、ABS回路126,127、CMP回路1
28、セレクタ回路129で構成される。
【0039】減算器124では減算器104の出力と2
62H遅延回路105の出力との減算が行われ、HH信
号が抽出される。その減算結果はABS回路126及び
セレクタ回路129に入力される。また、加算器125
では減算器104の出力と1H遅延回路106の出力と
の加算が行われ、HH信号が抽出される。その加算結果
はABS回路127及びセレクタ回路129に入力され
る。
【0040】ABS回路126,127の絶対値出力は
CMP回路128で比較され、その比較結果はセレクタ
回路129に入力される。セレクタ回路129はCMP
回路128の比較結果に基づいて減算器124と加算器
125の各出力を選択的に出力する。このセレクタ回路
129の出力はHH最小値検出回路A4の出力としてセ
レクタ回路117に入力される。
【0041】このセレクタ回路117はHH抽出フィル
タA1の出力信号とHH最小値選択回路A4の出力信号
を識別信号判定回路116の判定結果に基づいて選択的
に出力するもので、この選択出力はHH復調回路109
を介して加算器110に入力され、加算器103の出力
と加算して出力端子111から出力される。
【0042】すなわち、上記構成によるテレビジョン信
号処理装置において、HH最小値検出回路A4では、減
算器104と262H遅延回路105の出力を減算器1
24で減算処理し、HH信号を抽出する。また、減算器
104と1H遅延回路106の出力を加算器732で加
算処理し、HH信号を抽出する。
【0043】さらに、減算器124と加算器125のH
H出力について、それぞれABS回路126,127で
絶対値をとり、CMP回路128で比較して、セレクタ
回路129で小さい方のHH信号を選択出力する。
【0044】セレクタ回路117は識別信号判定回路1
16によりプリコーミング“有”を検出した場合には、
通常通りHH抽出フィルタA1の出力を選択し、プリコ
ーミング“無”を検出した場合には、HH最小値選択回
路A4の出力を選択する。
【0045】このように、上記構成による第3の実施例
のテレビジョン信号処理装置は、HH最小値選択回路A
4で、262H間の差と263H間の和によりそれぞれ
HH信号を抽出し、2つのHH抽出出力の小さい方をH
H最小値として出力するようにしている。
【0046】ここで、2つのHH抽出出力が異なるケー
スは、C信号に垂直エッジがある場合と、HH信号の垂
直高域成分がある場合の2つが考えられる。HH信号の
垂直高域成分は斜め成分と考えられるが、斜め成分は失
われてもあまり違和感がない。このため、この実施例で
は、C信号の垂直エッジ部の妨害低減を優先し、2つの
HH抽出出力が異なる場合は、HH最小値選択回路A4
で2つのHH抽出出力の小さい方をHH最小値として出
力させ、プリコーミング“無”の場合に選択出力する。
これによって、C信号エッジ部分での妨害を低減するこ
とができる。
【0047】図4はこの発明に係る第4の実施例の構成
を示すものである。尚、図4において、図1乃至図3と
同一部分には同一符号を付して示し、ここではその説明
を省略する。
【0048】この実施例は、第1の実施例におけるC信
号垂直エッジ検出回路A2と、第2の実施例におけるY
信号垂直エッジ検出回路A3と、第3の実施例における
HH最小値選択回路A4とを組み合わせて構成したもの
である。
【0049】C信号垂直エッジ検出回路A2の出力(A
BS回路113の出力)及びY信号垂直エッジ検出回路
A3の出力(ABS回路121の出力)はMAX(最大
値)検出回路130に入力される。このMAX検出回路
130は2入力のうちの最大値を検出出力するもので、
その検出出力はN.L(非線形処理)回路131で非線
形処理を受けて振幅制御回路132に入力される。
【0050】この振幅制御回路132はHH最小値選択
回路A4で選択されたHH最小値を入力し、N.L回路
131からの非線形処理出力に基づいて振幅を制限す
る。この振幅制御回路132から出力されるHH最小値
信号はセレクタ回路117に入力される。
【0051】このセレクタ回路117はHH抽出フィル
タA1の出力信号と振幅制御回路132の出力信号を識
別信号判定回路116の判定結果に基づいて選択的に出
力するもので、この選択出力はHH復調回路109を介
して加算器110に入力され、加算器103の出力と加
算して出力端子111から出力される。
【0052】すなわち、上記構成によるテレビジョン信
号処理装置において、C信号垂直エッジ検出回路A2の
ABS回路113の出力とY信号垂直エッジ検出回路A
3のABS回路121の出力はMAX検出回路130に
入力され、ここで大きい方の値が選択される。MAX検
出回路130の出力についてはN.L回路131で図5
に示すように非線形処理が施される。
【0053】一方、HH最小値選択回路A4からのHH
出力は振幅制御回路132に入力され、N.L回路13
1の出力により図6に示すように振幅制限される。N.
L回路131と振幅制御回路132の特性は任意に設定
できる。
【0054】セレクタ回路117では識別信号判定回路
116によりプリコーミング“有”を検出した場合に
は、通常通りHH抽出フィルタA1の出力を選択し、プ
リコーミング“無”を検出した場合には、振幅制御回路
132から出力されるHH信号を選択出力する。
【0055】このように、上記構成による第4の実施例
のテレビジョン信号処理装置は、垂直エッジ検出回路A
2,A3の各出力によるHH信号の制御を、二値的な制
御ではなく振幅制御回路132により連続的に制御する
ようにしている。これは垂直エッジ成分のレベルによ
り、HH信号出力をより適切なレベルに制御するもので
ある。したがって、垂直エッジ成分のレベルにより、適
切なレベルのHH出力を得ることができる。
【0056】図7はこの発明に係る第5の実施例の構成
を示すものである。尚、図7において、図1乃至図4と
同一部分には同一符号を付して示し、ここではその説明
を省略する。
【0057】この実施例は、第4の実施例において、プ
リコーミングの有無の判定結果及び外部からのコントロ
ール入力に応じて非線形処理の特性を可変できるように
構成したものである。
【0058】MAX回路130から出力される垂直エッ
ジ成分はN.L回路133,134に入力される。これ
らのN.L回路133,134はそれぞれ図8に示すよ
うに互いに任意独立に設定された特性を持っている。各
N.L回路133,134の出力はセレクタ回路135
に入力される。
【0059】一方、識別信号判定回路116のプリコー
ミング有無の判定信号と、外部コントロール入力端子1
36からのN.Lの特性制御用の外部コントロール信号
(リモコン、テレビ本体のスイッチ等により設定する)
はデコード回路137によりデコードされる。上記セレ
クタ回路135はデコード回路137の出力により最適
なN.L特性が選択出力する(この実施例ではプリコー
ミング“無”の場合N.L回路133の出力、“有”の
場合N.L回路134の出力を選択する)。
【0060】このセレクタ回路135の出力は振幅制御
信号として振幅制御回路132に入力される。また、セ
レクタ回路117はデコード回路137の出力を入力
し、プリコーミング“有”でかつ外部コントロールによ
るN.Lの選択が行われない場合には、HH抽出フィル
タA1から出力されるHH信号を選択し、それ以外は振
幅制御回路132から出力されるHH信号を選択して、
HH復調回路109に出力する。
【0061】すなわち、上記構成によるテレビジョン信
号処理装置では、MAX検出回路130から出力される
垂直エッジ成分をN.L回路133,134に入力し、
互いに異なる特性を持たせてセレクタ回路135に入力
する。識別信号判定回路116のプリコーミング有無の
判定信号及び外部コントロール入力端子136からの
N.Lの特性制御用の外部コントロール信号をデコード
回路137によりデコードし、そのデコード出力により
セレクタ回路135を制御して、最適なN.L特性を選
択さする。この選択出力により振幅制御回路132を制
御する。
【0062】またセレクタ回路117は、プリコーミン
グ“有”でかつ外部コントロールによるN.Lの選択が
行われない場合、HH抽出フィルタA1からのHH信号
を出力し、それ以外は振幅制御回路132からの信号を
出力する。
【0063】このように、第5の実施例では、識別信号
判定回路116からのプリコーミングの有無の判定信号
により、非線形処理の特性を変えるようにしている。前
述のように、C信号の垂直エッジ部での妨害を防ぐため
に、送信側でプリコーミングを行うことが考えられてい
る。しかし、現時点ではプリコーミングの特性に規定は
なく、どの程度の処理を行えばプリコーミングを行った
ことになるかは決まっていない。
【0064】したがって識別信号判定回路116からの
出力でプリコーミングが“有”と判定されても、その特
性が十分でない場合やはり妨害が起こることになる。第
5の実施例では図7に示したN.L回路に複数の特性を
持たせ、プリコーミング“有”でありながらHH抽出フ
ィルタA1の出力では妨害がでる場合に、適切なN.L
特性を選択することにより、妨害を防ぐことができる。
これにより、プリコーミングの特性が十分でない場合で
もC信号垂直エッジ部の妨害を低減することができる。
【0065】図9はこの発明に係る第6の実施例の構成
を示すものである。尚、図9において、図1乃至図4及
び図7と同一部分には同一符号を付して示し、ここでは
その説明を省略する。
【0066】前記C信号垂直エッジ検出回路A2にはセ
レクタ回路138が設けられ、このセレクタ回路138
により基準値ref1,ref2を選択的にCMP回路
114に入力するようになされている。セレクタ回路1
38の切り替えはデコード回路137からのデコード信
号によって行われる。
【0067】同様に、前記Y信号垂直エッジ検出回路A
3にはセレクタ回路139が設けられ、このセレクタ回
路139により基準値ref3,ref4を選択的にC
MP回路122に入力するようになされている。セレク
タ回路139の切り替えはデコード回路137からのデ
コード信号によって行われる。
【0068】上記の両垂直エッジ検出回路A2,A3の
各出力はOR回路140で論理和をとられ、その演算出
力は切替制御信号としてセレクタ回路141に入力され
る。このセレクタ回路141はHH最小値選択回路A4
で選択されたHH信号と“0”をOR回路140の出力
に応じて選択的に出力するもので、その出力はセレクタ
回路117に入力される。
【0069】このセレクタ回路117はデコード回路1
37の出力を入力し、プリコーミング“有”でかつ外部
コントロールによる選択が行われない場合には、HH抽
出フィルタA1から出力されるHH信号を選択し、それ
以外はセレクタ回路141から出力されるHH信号を選
択して、HH復調回路109に出力する。
【0070】すなわち、上記構成によるテレビジョン信
号処理装置では、C信号垂直エッジ検出回路A2におい
て、ABS回路113の出力をCMP回路114で基準
値ref1またはref2と比較する。ここで、識別信
号判定回路116のプリコーミングの有無の判定出力と
外部コントロール入力端子136からの基準値切替制御
用の外部コントロール信号(リモコン、テレビ本体のス
イッチ等により設定する)をデコード回路137により
デコードし、その出力によりセレクタ回路138に入力
される基準値ref1,ref2を選択してCMP回路
114に入力する(この実施例ではプリコーミング
“無”の場合ref1、“有”の場合ref2(ref
1<ref2)を選択する)。CMP回路114ではA
BS回路113の出力が基準値より大きい場合はC信号
垂直エッジがあると判定する。
【0071】同様にY信号垂直エッジ検出回路におい
て、ABS回路121の出力をCMP回路122で基準
値ref3またはref4と比較する。ここで、デコー
ド回路137の出力によりセレクタ回路139を制御
し、基準値ref3,ref4を選択してCMP回路1
22に入力する(本実施例ではプリコーミング“無”の
場合ref3、“有”の場合ref4(ref3<re
f4)を選択する)。CMP回路122ではABS回路
121の出力が基準値より大きい場合はY信号垂直エッ
ジがあると判定する。
【0072】続いて、検出されたC信号垂直エッジとY
信号垂直エッジについてOR回路140により論理和を
とり、その結果によりセレクタ回路141を切替制御す
る。すなわち、セレクタ回路141はY,Cどちらか一
方にでもエッジがあれば“0”を出力する。セレクタ回
路117はプリコーミング“有”でかつ外部コントロー
ルによる基準値選択が行われない場合にはHH抽出フィ
ルタA1のHH信号を出力し、それ以外はセレクタ回路
141の出力信号を出力する。
【0073】このように、第6の実施例は、第5の実施
例と同様、プリコーミングの特性が十分でない場合に、
C,Y信号垂直エッジ検出のための基準値を切り替える
ことで、C信号垂直エッジ部の妨害を低減することがで
きる。尚、この発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して
も同様に実施可能であることはいうまでもない。
【0074】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明に係るテレビ
ジョン信号処理装置によれば、色信号と時間・周波数平
面上において共役な帯域に多重された付加信号を再生す
る際、少なくとも静画C信号、静画Y信号のいずれか一
方により垂直エッジを検出し、検出された垂直エッジの
レベルにより、付加信号の振幅を制御するようにしてい
るので、C信号の垂直非相関部でC信号が付加信号の帯
域に漏れ込んだ場合にC信号の及ぼす妨害を低減するこ
とができる。
【0075】また、262H間の差と263H間の和を
求めた場合、2つの出力が異なるケースはC信号に垂直
エッジがある場合と、付加信号の垂直高域成分の2つが
考えられ、特に付加信号の垂直高域成分は斜め成分と考
えられるが、斜め成分は失われてもあまり違和感のない
ことから、C信号の垂直エッジ部の妨害低減を優先し、
2つの出力の小さい方を付加信号とすることで、C信号
の垂直非相関部の妨害を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るテレビジョン信号処理装置の第
1の実施例の構成を示すブロック回路図である。
【図2】この発明に係るテレビジョン信号処理装置の第
2の実施例の構成を示すブロック回路図である。
【図3】この発明に係るテレビジョン信号処理装置の第
3の実施例の構成を示すブロック回路図である。
【図4】この発明に係るテレビジョン信号処理装置の第
4の実施例の構成を示すブロック回路図である。
【図5】同実施例のN.L回路の非線形特性を示す特性
図である。
【図6】同実施例の振幅制御回路の制御特性を示す特性
図である。
【図7】この発明に係るテレビジョン信号処理装置の第
5の実施例の構成を示すブロック回路図である。
【図8】同実施例の2つのN.L回路の非線形特性を示
す特性図である。
【図9】この発明に係るテレビジョン信号処理装置の第
6の実施例の構成を示すブロック回路図である。
【図10】この発明が適用される第2世代EDTVのテ
レビジョン信号における水平高域付加信号と色信号との
関係を示す時間・周波数分布図である。
【図11】従来のテレビジョン信号処理装置に設けられ
る付加信号再生回路の構成を示すブロック回路図であ
る。
【図12】上記水平高域付加信号と色信号のライン間及
びフィールド間での関係を説明するための図である。
【図13】上記水平高域付加信号と色信号との関係をC
信号に垂直エッジがある場合について示す時間・周波数
分布図である。
【符号の説明】
101…入力端子、102…525H遅延回路、103
…加算器、104…減算器、105…262H遅延回
路、A1…HH抽出フィルタ、107…減算器、108
…加算器、109…HH復調回路、110…加算器、1
11…出力端子、A2…C信号垂直エッジ検出回路、1
12…加算器、113…ABS回路、114…CMP回
路、115…デコード回路、116…識別信号判定回
路、117…セレクタ回路、A3…Y信号垂直エッジ検
出回路、118…1H遅延回路、119…減算器、12
0…LPF回路、121…ABS回路、122…CMP
回路、123…デコード回路、A4…HH最小値選択回
路、124…減算器、125…加算器、126,127
…ABS回路、128…CMP回路、129…セレクタ
回路、130…MAX検出回路、131…N.L回路、
132…振幅制御回路、133,134…N.L回路、
135…セレクタ回路、136…外部コントロール入力
端子、137…デコード回路、138,139,141
…セレクタ回路、140…OR回路、141…セレクタ
回路。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号に対して時間・周波数平面上で色
    信号と共役な帯域に付加信号が多重されたテレビジョン
    信号を受信し、これを再生するテレビジョン信号処理装
    置において、 前記テレビジョン信号から前記付加信号を再生する付加
    信号再生手段と、 前記テレビジョン信号の画像のエッジを検出するエッジ
    検出手段と、 前記エッジ検出手段の出力に従って前記付加信号再生手
    段の出力を制御する制御手段とを具備することを特徴と
    するテレビジョン信号処理装置。
  2. 【請求項2】前記エッジ検出手段は、前記テレビジョン
    信号のフレーム間演算によって色信号を再生し、この色
    信号から画像のエッジを検出することを特徴とする請求
    項1記載のテレビジョン信号処理装置。
  3. 【請求項3】前記エッジ検出手段は、前記テレビジョン
    信号のフレーム間演算によって輝度信号を再生し、この
    輝度信号から画像のエッジを検出することを特徴とする
    請求項1記載のテレビジョン信号処理装置。
  4. 【請求項4】前記エッジ検出手段は、 前記テレビジョン信号のフレーム間演算によって色信号
    を再生し、この色信号から画像のエッジを検出する色信
    号エッジ検出部と、 前記前記テレビジョン信号のフレーム間演算によって輝
    度信号を再生し、この輝度信号から画像のエッジを検出
    する輝度信号エッジ検出部と、 前記色信号エッジ検出部の出力と前記輝度信号エッジ検
    出部の出力とを比較して最大値を求め、エッジ検出結果
    として出力する最大値選択部とを備えることを特徴とす
    る請求項1記載のテレビジョン信号処理装置。
  5. 【請求項5】前記エッジ検出手段は、 前記テレビジョン信号のフレーム間演算によって色信号
    を再生し、この色信号から画像のエッジを検出する色信
    号エッジ検出部と、 前記前記テレビジョン信号のフレーム間演算によって輝
    度信号を再生し、この輝度信号から画像のエッジを検出
    する輝度信号エッジ検出部と、 前記色信号エッジ検出部及び前記輝度信号エッジ検出部
    のいずれか一方でエッジが検出されたとき、エッジ検出
    信号を出力する検出信号出力部とを備えることを特徴と
    する請求項1記載のテレビジョン信号処理装置。
  6. 【請求項6】前記テレビジョン信号にプリコーミングの
    有無を示す識別信号が付加されているとき、 さらに、前記識別信号からプリコーミングの有無を判定
    する識別信号判定手段を備え、 前記エッジ検出手段は、前記識別信号判定手段によるプ
    リコーミングの有無の結果に応じてエッジ検出特性を切
    り替えることを特徴とする請求項1記載のテレビジョン
    信号処理装置。
  7. 【請求項7】前記制御手段は、前記エッジ検出手段によ
    りエッジが検出された場合に、付加信号再生手段の出力
    を“0”に切替制御することを特徴とする請求項1記載
    のテレビジョン信号処理装置。
  8. 【請求項8】前記制御手段は、前記エッジ検出手段の結
    果により、付加信号再生出力の振幅を変化させることを
    特徴とする請求項1記載のテレビジョン信号処理装置。
  9. 【請求項9】さらに、付加信号を互いに異なるタイミン
    グで抽出する複数の付加信号抽出手段と、 前記複数の付加信号抽出手段のそれぞれの出力信号の振
    幅を検出する振幅検出手段と、 前記振幅検出手段の検出結果により前記複数の付加信号
    抽出手段の各出力信号から最適な付加信号を選択出力す
    る選択手段とを具備することを特徴とする請求項1記載
    のテレビジョン信号処理装置。
  10. 【請求項10】前記選択手段は、前記振幅検出手段の検
    出出力のうち、振幅が最小である付加信号を選択出力す
    ることを特徴とする請求項9記載のテレビジョン信号処
    理装置。
  11. 【請求項11】さらに、外部からのコントロール信号に
    応じて前記制御手段を制御する外部コントロール手段を
    備えることを特徴とする請求項1記載のテレビジョン信
    号処理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0884324A (ja) * 1994-09-12 1996-03-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd Edtv2復号回路

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