JPH0871729A - 錘体の製造方法 - Google Patents

錘体の製造方法

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JPH0871729A
JPH0871729A JP22903194A JP22903194A JPH0871729A JP H0871729 A JPH0871729 A JP H0871729A JP 22903194 A JP22903194 A JP 22903194A JP 22903194 A JP22903194 A JP 22903194A JP H0871729 A JPH0871729 A JP H0871729A
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JP
Japan
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case
synthetic resin
cooling water
casting
cooling
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JP22903194A
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English (en)
Inventor
Norio Furuya
憲男 古屋
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Patent Island Co Ltd
Tajima Tool Corp
Original Assignee
Patent Island Co Ltd
Tajima Tool Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 合成樹脂製ケース10内に高比重の金属を包
蔵した錘体を、低コストで容易に製造可能とする。 【構成】 予め合成樹脂製ケース10の上端の鋳込み口
11を除く部分を冷却水CW中に浸漬することによって
冷却し、この冷却状態で前記ケース10内に溶融鉛16
を鋳込み、その後引き続き前記冷却水CW中で前記ケー
ス10及びその内部の金属の冷却を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築物の施工において
水平面に対する垂直出しを行なうために用いられる下げ
振りの錘体あるいは釣具用錘、身体鍛錬用重量具、文鎮
などに用いられ合成樹脂で被覆した構造の錘体の製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】下げ振りは、下垂される吊糸の下端に錘
体を繋着したもので、例えば建築物の柱や壁面の施工の
際の垂直出しの作業を行なうために用いられる。前記錘
体としては、合成樹脂製のケース内に砂等を充填して、
前記ケースの上端に螺着した螺子部材等を介して前記吊
糸を繋着するものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】下げ振りの錘体は、建
築現場での取り扱いの観点から、できるだけ小型である
ことが望ましいが、重鎮としての機能を十分に発揮する
には所要の重量を備えていなければならない。しかし、
合成樹脂製のケース内に砂等を充填した従来の錘体は比
重が小さいため、大型化する傾向があるという問題が指
摘されている。そこで、錘体を小型化するにはケース内
に比重の大きい鉛等の金属を包蔵することが有効である
が、予め所定形状に鋳造又は機械加工した金属を金型内
に挿入し、この金型により成形される合成樹脂ケース内
に埋設するといった製造方法では、工数が多くなってし
まうので、低コストで量産化を図ることが困難であり、
また予め成形した合成樹脂製ケース内に溶融金属を鋳込
むことによって製造する場合は、ケースが熱によって塑
性変形あるいは融解してしまうため、製造が困難である
といった問題が指摘される。
【0004】本発明は、上記のような事情のもとになさ
れたもので、その技術的課題とするところは、合成樹脂
製ケース内に高比重の金属を包蔵した錘体を、低コスト
で容易に製造可能とすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した技術的課題は、
本発明によって有効に解決することができる。すなわち
本発明に係る錘体の製造方法は、上端に鋳込み口を有す
る合成樹脂製のケースを予め低温雰囲気中で所定の温度
に冷却し、この低温状態を保持しつつ前記ケース内に溶
融金属を鋳込み、その後前記低温雰囲気中で前記ケース
及びその内部の金属の冷却を所定時間継続して行うもの
である。本発明の好ましい実施例においては、前記低温
雰囲気は水槽に注入する冷却水で創出し、前記ケースの
冷却は、上端の鋳込み口を除く部分をこの冷却水中に浸
漬することにより行われる。
【0006】
【作用】本発明の製造方法によると、合成樹脂製ケース
が予め例えば冷却水等による低温雰囲気中で所定の低温
状態に冷却されており、その低温雰囲気中で前記ケース
内への溶融金属の鋳込みが行われるので、鋳込み時の熱
によるケースの可塑化融解が防止され、かつ鋳込まれた
金属の凝固・冷却も短時間で行われる。
【0007】
【実施例】図1は、本発明に係る錘体の製造方法の好適
な一実施例として、この実施例に使用される装置の一部
を示すものである。なお、この実施例は、下げ振り用錘
体を製造する方法に関するものであるが、本発明は、釣
具用の錘や、文鎮など、種々の錘体の製造に適用される
ことを、あらかじめ述べておく。図において参照符号1
0は下げ振り用錘体の外郭となる合成樹脂製ケース、2
0はこのケース10を図示されていない水槽に張られた
冷却水CW中に搬送する搬送装置、30は鋳込み機の一
部を示している。
【0008】ケース10は、図2にその断面を示すよう
に、上端に円筒状の鋳込み口11が形成された中空の合
成樹脂製上ケース部材12の下端12aと、下方へ向け
て漸次小径に形成されて下端中央に先鋭なステンレス製
指示針14が貫通状態に定着されたテーパ状の合成樹脂
製下ケース部材13の上端13aとを嵌着し、その嵌着
部外周に磁性体製のスリーブ15を装着した構造を有す
る。
【0009】搬送装置20は、一部が冷却水CW中に没
入されたチェンコンベア21と、このチェンコンベア2
1に長手方向所定間隔で固定されたブラケット22と、
このブラケット22の上部に固定され磁気チャック部材
23とを備えている。図3に示すように、磁気チャック
部材23は、永久磁石23a及びその両磁極に配置され
た磁性体製の一対の磁気フレーム23bからなり、ケー
ス10の磁性体製スリーブ15を前記磁気フレーム23
b間に磁力によって安定的に拘束することができる。す
なわちケース10は、磁気チャック部材23及びブラケ
ット22を介してチェンコンベア21上に支持され、水
槽内の冷却水CW中へ搬送されるようになっている。チ
ェンコンベア21は水平面Hに対して30°の傾斜角で
水中へ没入して水中の送りギヤ24と噛み合っており、
ブラケット22及び磁気チャック部材23はこのチェン
コンベア21に対して60°の角度で立設されている。
このため、ケース10は水面(水平面H)に対してほぼ
垂直姿勢を保ちながら、チェンコンベア21による搬送
に伴って、徐々に水中へ没入されるようになっている。
また、水槽内の冷却水Wは常時供給される一方でオーバ
ーフローされ、一定の低温状態に保持されるようになっ
ている。
【0010】鋳込み機30は、耐火物からなり下端中央
に注湯孔31aが開設されたホッパ状の注湯器31と、
この注湯器31内へ向けて上下に進退移動され下端部3
2aにおいて前記注湯孔31aを開閉する棒状弁32と
を備え、鉛の地金を溶融させる図示されていない炉と、
前記チェンコンベア21で搬送されるケース10がその
上端の鋳込み口11を除くほぼ全体が冷却水CW中へ没
入された状態となる鋳込み位置(図1におけるケース1
0の位置)の真上との間を、往復移動されるようになっ
ている。すなわちこの鋳込み機30は、図示されていな
い炉内から注湯器31に汲み取った定量の溶融鉛16
を、前記鋳込み位置に達したケース10の真上の位置
で、前記注湯孔31aから棒状弁32を上方へ引き抜く
ことによって、鋳込み口11からケース10内に鋳込む
ように動作が制御されている。
【0011】上述の装置を用いたこの実施例による製造
方法において、まず磁気チャック部材23によって拘束
されブラケット22を介してチェンコンベア21上に支
持されたケース10は、矢印Aで示すチェンコンベア2
1の移動動作によって、冷却水CWが充填された水槽の
外部(図1に示された部分よりも左上の位置)から前記
水槽内へゆっくり搬送される。このチェンコンベア21
による搬送経路は、水平面Hに対して30°の傾斜角を
なしているため、ケース10は、その下端側からゆっく
りと水中へ没入されて行く。チェンコンベア21の移動
速度は、ケース10が図示の鋳込み位置に達するまでの
間に冷却水CWによって十分に冷却されるように設定さ
れている。
【0012】次に、ケース10が図1に示された鋳込み
位置に達した時点で、その真上の位置に待機された注湯
器31の下端注湯孔31aが、棒状弁32の上昇動作に
よって開口され、これによって、注湯器31内の溶融鉛
16が上端の鋳込み口11を通じてケース10内へ鋳込
まれる。このときの溶融鉛16の温度は、ケース10の
合成樹脂製上ケース部材12及び下ケース部材13の可
塑化(融解)温度よりも遥かに高温の400℃程度であ
るが、ケース10は、前記鋳込み位置へ搬送されるまで
の間に冷却水CWによって十分に冷却されており、しか
もケース10に伝達された内部の溶融鉛16の熱が冷却
水CWとの熱交換によって顕著に放熱されるので、鋳込
み熱によるケース10の融解が有効に防止される。ま
た、冷却水CWはその水圧によってケース10の表面を
等方加圧するため、ケース10の可塑化による変形も有
効に防止される。
【0013】鋳込み後は、チェンコンベア21によって
鋳込み口11を含むケース10全体が完全に冷却水CW
中に没入して行くことによって、継続して冷却が行わ
れ、チェンコンベア21の送りギヤ24位置で反転され
た後、前記チェンコンベア21の移動に伴って冷却水C
W中を矢印B方向へ徐々に浮上され、やがて水面上に達
する。このため、冷却水CWから完全に引き上げられる
までの過程で、ケース10内の鉛が放熱凝固し、かつ十
分に冷却される。
【0014】上述の工程によって、図4に示すように、
ケース10内に比重の大きい鉛塊16’が包蔵された錘
体1が得られる。この錘体1は、鋳込み口11の部分
を、その内部に存在する鉛塊16’の一部16aと共に
図中一点鎖線cで示す所定の位置で切除することによっ
て、上述の鋳込み時における溶融鉛16の鋳込み量の誤
差を解消し、均一な重量とする。
【0015】図5は、この錘体1を用いた下げ振りを示
すもので、ケース10における合成樹脂製上ケース部材
12の上部に合成樹脂製繋着部材2が固定され、この繋
着部材2に吊糸3の下端部が繋着されている。また、参
照符号4はケース10の下端の先鋭なステンレス製指示
針14に着脱自在に装着されるキャップであって、錘体
1を過って落下させた時の前記指示針14による怪我等
を防止して安全性を高めるものであり、使用時には指示
針14から取り外し、スリット4aを通じて吊糸3に保
持しておくことができるようになっている。また、ケー
ス10に外装された磁性体製スリーブ15は、図6に示
すように、吊糸3を吊支する公知の下げ振り用糸巻5
(詳細には例えば実公昭63−19764号公報、ある
いは実公平4−31552号公報等参照)を鉄骨等に固
定するためにこの下げ振り用糸巻5に設けられた磁石5
aに吸着することによって、上記錘体1を含む下げ振り
を、下げ振り用糸巻5と一体的に取り扱うことができ
る。
【0016】なお、本発明において、鋳込み前及び鋳込
み後のケース10の冷却は、上述のような冷却水CWに
よる水冷手段のほか、冷却槽内で冷却空気を吹き付ける
といった空冷手段でも実施することができる。また、ケ
ース10の構造は、図示の例に限定されるものではな
く、例えば外周に磁性体製スリーブ15を設けないケー
スであっても、冷却槽への搬送装置のチャック部材を変
更することによって対応可能である。
【0017】
【発明の効果】本発明に係る錘体の製造方法によると、
次のような効果が実現される。 (1) 合成樹脂製ケース内への溶融金属の鋳込みの際に、
ケースの可塑化が防止されるので、合成樹脂製ケース内
に金属を包蔵した比重の大きい錘体が得られ、このため
錘体の小型化を図ることができる。 (2) ケース内に鋳込まれた金属の凝固・冷却が短時間で
行われるので、生産性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る錘体の製造方法の一実施例に使用
される装置の一部を示す説明図である。
【図2】上記実施例において溶融鉛を鋳込むケースを示
す断面図である。
【図3】図1におけるIII-III 線で切断した断面図であ
る。
【図4】上記実施例により製造された錘体を示す断面図
である。
【図5】上記錘体を有する下げ振りの断面図である。
【図6】上記下げ振りを下げ振り用糸巻に吸着した状態
を示す説明図である。
【符号の説明】
1 錘体 10 合成樹脂製ケース 11 鋳込み口 12 合成樹脂製上ケース部材 13 合成樹脂製下ケース部材 14 指示針 16 溶融鉛(溶融金属) 16’ 鉛塊

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端に鋳込み口を有する合成樹脂製のケ
    ースを予め低温雰囲気中で所定の温度に冷却する工程
    と、 この低温状態を保持しつつ前記ケース内に溶融金属を鋳
    込む工程と、 その後前記低温雰囲気中で前記ケース及びその内部の金
    属の冷却を所定時間継続して行う工程と、を含むことを
    特徴とする錘体の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、 前記低温雰囲気は水槽に注入した冷却水で創出し、 前記ケースの冷却は上端の鋳込み口を除く部分をこの冷
    却水中に浸漬することにより行うことを特徴とする錘体
    の製造方法。
JP22903194A 1994-08-31 1994-08-31 錘体の製造方法 Pending JPH0871729A (ja)

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JP22903194A JPH0871729A (ja) 1994-08-31 1994-08-31 錘体の製造方法

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03142057A (ja) * 1989-10-30 1991-06-17 Atsugi Unisia Corp 鋳包み鋳造方法
JPH0425713A (ja) * 1990-05-21 1992-01-29 Tajima Seisakusho:Kk 下げ振りの製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH03142057A (ja) * 1989-10-30 1991-06-17 Atsugi Unisia Corp 鋳包み鋳造方法
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970218